天然旦那とバカな嫁

旦那との出会いは会社でした。

私も旦那も高校を出たらすぐに就職したので
入社式や新卒研修旅行は顔見程度でしたが
異動式（就職した会社はチェーン店だったので店舗異動の為）の日に
お互い同じ店舗になったのがちゃんと初めてお話しました。
お恥かしながらこの時には旦那の事を好きになっていました。恥

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しかし・・旦那は私の事を嫌っていたらしく仕事上の関係だけ続いていたある日。

早めに出勤してしまった私は連日の残業で疲れきっていたため仮眠を取る事にしました。

壁に寄りかかるように座って少しでも休めるようにと目を閉じていました。

すると更衣室に旦那と同僚が入ってきて着替えてはじめました。
（当時私たちが使っていた更衣室はひと部屋の真ん中にカーテンを通し
周りにロッカーを置いた簡単な更衣室でした。）


同僚「おれら１番じゃね？なんか皆勤賞とか狙えそうじゃん！笑」

皆勤賞とか小学生かよ・・しかも１番は私だし。
こんな会話をテレビの音声だと２１位にして話しているのでるので
（同僚は夜になると２８を超えます。）

寝れるはずもなく目を閉じるしかないと思っていた矢先に
急に声が小さく話しはじめました。

　　

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同僚「おまえ（旦那）まなの事きらいでしょ？」

旦那「なんで？」

同僚「おまえに無視されたらまなはしゅーんとしてるから。」

しゅーんって・・。掃除機の終わり方じゃないんだから・・・。

旦那「で？」

さすがドＳ。笑

同僚「まなは単なるMなんだからそんなに厳しくしてると嫌われるぞ！」

そっちかい！しかも考え方同類だったのね。

旦那「何いってんの？しばかれたいの？笑」

しばかれたくない。むしろしばくなら私を！笑

同僚「まなはダイチの事好いてるで！！！！！」

なぜ関西語？ってか言っちゃうんかい！！笑

旦那「・・・・・。」固まりながら座り込む。。

同僚「おい。おいおいおいおいおいおいおい！」

旦那「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」まだ固まる。

同僚「もしかして・・・・・チェリー君？」

旦那「違う！・・・・・・・・・・・・・・でもあいつ嫌いなんだよ・・」

こんなに固まるくらい嫌いなの？

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確かに仕事以外は話をしてくんないこともあったけど
旦那はドSキャラだし、私はドMキャラ。。

こんな関係も心地よかったからいいかなって思ってたのは勘違いだった。

まあとりあえず落ち着こう。


同僚「嫌いって・・・。まなの事いじってたじゃん。」

もうやめてー。これ以上聞きたくないよー・・・

旦那（ダイチ）「・・・・・嫌いじゃないかも。あまりすきじゃないだけだよ。。」

大して差がない気がするんだけど～

同僚「じゃあ今度の水曜日１日開けといてくんない？」

ダイチ「・・・・・・なんで？怒」

なんでキレはじめてんの？

同僚「そんなにキレんなよ～！コーヒー奢るから！」

ダイチ「・・・・・・・コーヒー無理。ロイヤルミルクティー！」

あまーーーーーーーーーーーい！！←古　言いたいだけｗ

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・・お詫び・・・

この時はまだ結婚してないので旦那→ダイチに変更しました。

まだまだ書き出しなのでこれからも読みやすいように改善していきますので

どうかあたたかく見守っていただけると嬉しいです。。。

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結局一睡も出来ず、大きな爆弾に突っ込んじゃった感じ。
しかも装備なしだから瀕死だね。。お疲れさん。

仕事が始まる時間になってタイムカードを通して昨日まとめた書類にも目を通してると

同僚「おはよーーさーーーん！」

音声は２５は確実だった・・・


同僚の隣には今１番顔を合わしたくないダイチが真面目に私を見てた。

私「どうしたんですか？？なんか嫌な事でも合ったんですか？笑」

よし！いつも道り言えた！よし！乗っかって来い！

ダイチ「・・・・・・・・。」

なんでー？ここでしらけたら私泣いちゃうよー。

私「元気がないんでちゅかー？
まなちゃんが元気が出るようにチューしてあげましょうかー？笑」

お願いなんとかいってよ・・・

ダイチ「・・・・おまえ・・俺だからそんな事言うのか？」

私「っ・・・・・・・・・・・・・・。」

ダイチ「俺が好きなら好きってお前の口から聞きたい

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私はダイチの手を引っ張って個室に連れた行った。

ドアを閉め、一呼吸置いてからダイチの顔を見た。

私「なんであんな大勢のところであんなこと言うの？」

ひとりでパニクって恥ずかしいのとさっきの爆弾のせいで
頭の中が真っ白になってしまい。泣き出してしまった。

泣いているとやさしい声が聞こえてきた。

「誰だよー。泣いてんのわー。」

奥の椅子を見ると上司が目を閉じたまま起き上がった。

ダイチ「昨日はここでとまりだったんですか？」

上司「飲みすぎて終電なくなっちまってなー」

ダイチ「あまり飲みすぎには気をつけてくださいね。お子さんも小さいんですから」

上司「そうだな。さっきから泣いてるのは、まなか？おまえは今日休みだろ？」

私「会議があるじゃないですか。」

上司「あーごめん。変更になったんだよ。来週な。」

私「え・・。」

上司「だから今日は公休だ。いいなー公休。早く帰れ帰れ。」

私「はい・・。じゃあ失礼します。」

ダイチ「じゃあ私も仕事がありますので失礼します。」

２人で扉を出てタイムカードをもう一度きるとダイチが１枚の紙を渡してきた。。

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その紙には携帯の番号とアドレス。桜木町の駅前。１６時に来い。と書いてあった。

久々に泣いたのでまだ頭がボーとしててよく意味が分らなかった。。

１度帰宅してそのままベットにダイブして気がついたら１４時３０分。

さっきの紙をもう一度見たらデートなのか遊ぶのか分らずに
とりあえずダイチと会うんだって事を認識して一通り準備して桜木町行きの電車に乗った。


電車の中ではカップルがくっついたり離れたり。

そうだ！私服で来てしまったがダイチはスーツかも・・・。

でもいい。あたしを見てもらいたいし。公休にスーツってのもね。


そんな事を考えてる間に桜木町についた。

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階段を降り改札口を過ぎると人がたくさんいる。

この中にダイチがいると思うと心臓の鼓動がやばくなってきたので
緊張して飲むものと言えば。



そう！人！笑

今日はおまけつけて手のひらいっぱい書いた人を飲んでやった！
そして一呼吸。。


すこし落ち着いたからダイチを探したが・・・いない。

コンビ二とか本屋とかユニクロまで探したがいない。。


さっきの紙を取り出して
番号とアドレス・・・番号に電話してみた・・



トゥルトゥルトゥル・・・・・・・・・はい。


やばい！テンパッて来た。

私「あの～。ダイチさん？渡された紙の任務遂行する為に桜木町まできたんですが！」

ホントに何言っちゃってんだろ・・今日は挙動不審度も高いだろうな・・

ダイチ「えっ！？桜木町！？ホントに行ったの・・笑」

何言ってんの！？来いって書いてあったじゃん。。

私「とかいって！こうゆうパターンだと思って実は近くのコンビ二だよ。」

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苦し紛れで言ってももっと他に選択肢があるだろって思うが
すでに頭の中では真っ白にならないように。この電話で動揺を見せないようするので
いっぱいいっぱいだった。

ダイチ「近くのコンビ二ってお前はどこらに住んでんの？」

私「川崎だけど。」

ダイチ「俺鶴見なんだ。」

好きな人にこんなにもてあそばれるって事はこんなに悲しいなんて
思ってもみなかった。

私「そろそろレジに行くから切るね。」

ダイチ「俺の好き？」

私「・・・・。」

ダイチ「じゃあ俺とデートはありかなしかだったら？」

私「なんなの？」

ダイチ「ありかなしか？」


この人は何を言ってるんだろう。
誘っといてデートありかなしかとか好きか嫌いかなんて・・・


すると後ろから方をポンポンと来た。
まさかナンパ？

人が考えてるっていうのに！男なんかだから嫌いなんだ！

イライラしながら振り向くと。

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ダイチが立っていた。

ダイチの顔を見たときにはたぶんトランセルになっていたと思う。
殻に閉じこもりたいという意味でも。

ダイチ「ごめん。３０分も待たして。」

私「なんでここに？」

ダイチ「俺も色々整理したくて。ホント自分勝手でごめん。」

ダイチはその後の謝ってくれた。

ダイチは私のことを嫌いだって思ってなくて
私がダイチの事が嫌いなんだと思ってたみたいだった。


その理由は今も分らないが。

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少し話をしてダイチがいった。

ダイチ「俺とデートするのはありかなし？」

少し照れてるのがかわいい。

私「あり」

ダイチ「お付き合いを前提に結婚してもらえませんか？」

私「今日結婚するんですか？」

ダイチ「・・違う！！結婚を前提に付き合ってください！です・・」

顔を真っ赤にして耳まで真っ赤にしてるダイチを見て
お付き合いもで結婚もＯＫしました。

なんであんな恥ずかしい漫画みたいな事が出来るのか
天然の旦那様はこれからもなぞばかりです。

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