未来・行く末②
~作者ご挨拶🙇~
“未来・行く末”を御覧頂いております皆様『続き』のスレッドを立てました🙋
よろしくお願いいたします🙇
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L7サイトと水星基地の間でアマテラスと水星基地の重巡洋艦キンデラン率いる艦隊が交戦を開始していた。それを航宙空母“富士”所属のA―WAX隊が捕捉した。
『隊長❗ありゃ➰火球🔥だ‼戦闘やってますね😥母艦に連絡を。』
『あぁ…😥でもまずは☝状況確認が先だ❗レイン少尉、艦影は解るか❓』
EU統合のA―WAX隊の隊長ライコ・チェックは部下のレイン少尉に状況を報告するよう促す。
『はい👮我々の直ぐ前方は質量とエネルギー分布で“アマテラス”と解ります👮』
『んぁ😲アマテラスが攻撃🔥を受けているのか❓』
『はい…😥その様です。』
『アマテラスを追い掛けてる艦の解析は出来るか❓』
『解析しましたが😥距離がギリギリですので➰重巡洋艦クラスとしか解りません👋』
レイン少尉が言い終わる前に別の位置から観測して居たバンコ・ファーレ隊から通信が入る。
『こちら、バンコ・ファーレだ‼おい❗ライコ・チェック❗聞こえるか❗アマテラスを攻撃🔥してんのは味方艦隊だぜ‼😲追い掛けて来てるのは観測出来たのだけでも水星基地所属の重巡のキンデランと神無月…後➰軽巡洋艦のバーザイルは確認出来た‼』
『なんだと➰😲じゃアマテラスは味方から追われているのか😲』
『まぁ…状況から考えりゃそうゆう事だ😏あっち(水星)の方は統合政府からの“アマテラス”撃沈命令を順守するんだろ』
『ちッ😚…一体どうゆう事だよ😨…よし❗仕方ない😤レイン准尉❗艦に報告しろ‼(アマテラスが味方艦隊から追撃🔥を受けている)とな☝』
『全く❗…統合政府と国連からの指示が2つも出てるとやりにくいぜ➰❗』
バンコ・ファーレ少尉はレシーバーを通しそうぼやいた。
ライコチェック隊とバンコファーレ隊から航宙空母“富士”に状況の報告が入る、ムッソ1佐は報告に目👀を通しながら呟く。
「ん➰😥アマテラスが水星基地艦隊からもう攻撃🔥を受けてる…アマテラスがこちらに向かって来るって事は…❓」
「…水星基地に到着して直ぐに押さえられそうになって慌ててサイト外に出た…のか➰😥❓それにしてはアマテラスが到着したであろう日数と合わん…う➰ん😥解らん…」
ムッソ1佐は状況把握に困りナオサーン2佐に相談する事にした。
「オペレーター、ナオサーン2佐にブリッジまで上がって貰えるよう呼び出してくれ✋」
「了解しました👮」
オペレーターは艦内放送🎤でナオサーン2佐を呼び出した。数分するとナオサーン2佐はブリッジに上がって来た。
「ん❓なんか用事❓…」
ムッソ1佐は先程ライコチェック達から来た報告をナオサーン1佐に見せ意見を聞いた。
「A―WAX隊からこう報告が来たんですが➰どうも…😥」
ナオサーン2佐は報告が書かれている書類に目👀を通しながらムッソ1佐を見る。
「…どうも…いつものように“変な感じ”…か😁❓え😁ムッソ。」
ムッソ1佐はナオサーン2佐に言われたので素直に答えた。
「えぇ😏何となく“違和感”が…」
「フフフ😁お前さんのその“感覚”は意外に悪い方に当たるからな😏それで読んだか❓」
「はい、この報告だと➰アマテラスは水星基地に到着して居ない内に水星基地艦隊から攻撃🔥を受けた事に…😥それだと7サイトに来港したデータと一致しませんからね😥👋ナオサーン2佐の御意見を伺いたく…」
「う➰ん😥御意見ね…」
ナオサーンはそう言い言葉を止める。そしてゆっくり話し出す。
「俺も…艦長と同じくこの状況は“おかしい”と判断する☝…んで、艦長殿😁次はどうしますか😁御裁可を😁🙇」
ナオサーン2佐は半分意地悪そうに言った。ムッソ1佐も笑いながらうなだれる。
「ふにぃ➰😚やっぱりこの状況はそうなんですね😂…シィーク1尉を出しといて良かった😂👏ありがとうございます2佐👮次の展開に移りましょう。」
ムッソ1佐は再びインカムを手に取った。
『CICへ、A―WAXから上がった報告で詳しい状況は分析出来たか❓』
『はい👮今終了しました👮報告をお持ちしますが👮』
『いや、いい👋口答で頼む。』
『はい、では…。A―WAX正面に位置する艦は100%アマテラスで間違いありません👮その後ろから追っているのは➰水星基地艦隊所属の重巡洋艦3、軽巡洋艦3です。尚やはり通信管制を引いてます。戦闘状態に入っていると思われます👮』
『分かった、ありがとう✋』
ムッソ1佐はインカムを切りナオサーン2佐と話し出す。
「ナオサーン、やっぱりです😥CICの分析でも戦闘状態に入ってますよ😥」
「う➰ん😥水星基地には国連からの“捕縛命令”の方は届いてないんだな😒変だ…」
ナオサーン2佐はそう言い手を口元に当て考える。
「ナオサーン、考えてても仕方ないっすよ✋当初の予定通りアマテラスを強制的に拿捕しましょう😃準備をお願いします✋」
「分かった✋」
ナオサーン2佐がブリッジを後にしようとした時…
『た、隊長❗ライコチェック隊長❗前方より空戦隊接近‼数は7‼』
『何⁉アマテラスの奴か😲』
『わ、解りません😥どう…(ドドド🔥)うわぁ😚』
『おい、どうした⁉』
『と、当該機から発砲🔥』
『ちッ😚…護衛部隊、安倍聞こえるか❗攻撃🔥を受けた‼我々はこの宙域から離脱する❗リカバリー頼むぞ‼』
『こちら直護安倍…了解、2分でそちらに着く。食いつかれないよう後退されたし。』
安倍はそう言いレシーバーを切った。
『よし、ライコチェック隊とバンコファーレ隊全機へ後退する、反転❗』
『了解👮❗でも、隊長❗前方から続々来ます😨』
『後退だ‼後退しろ‼急げ‼後は後続の安倍の隊に任せるんだ❗』
ライコチェックとバンコファーレの隊が次々反転し富士へ戻る、すると入れ替えに護衛部隊のコスモ・ドラゴン隊が正面から来るコスモ・ドラゴンへ向かって行く。
安倍少尉のコスモ・ドラゴン隊は外周警戒の装備しか持たずに出ている。
『こちら安倍❗訓練生各機皆、良く聞いて❗私達は今➰装備でミサイルを積んでない。80ミリのアデン砲だけで正面の部隊に取り付きます‼尚➰正面から来る機体は統合軍機…味方よ、だからまずカイテキかけて私達の素性を明かして攻撃🔥を中止させる。各機良いわね‼』
『りょ、了解❗』
『でも隊長、A―WAXの人達を先に逃がさないと😥』
『わ➰てる✋皆でそれも同時に熟すの😚❗つべこべ言わずA―WAXに取り付いた連中にカイテキ架ける‼急ぎな😣』
『は、はい😥』
「くっそ💢正面…ブレイク(散開)しやがった➰😲‼」
『隊長より、各機❗こちらもブレイク(散開)‼誰でも良い❗取り付け‼』
安倍の部隊は正面から来るコスモ・ドラゴンと同調する様に散開した。その内の1機が水星基地所属のコスモ・ドラゴンに取り付いく事に成功した。
『私の前の統合軍機へ❗こちらシルバー・スター所属コスモ・ドラゴン安倍少隊、是永准尉。こちらは味方だ攻撃🔥を中止されたい、繰り返す❗攻撃🔥を中止されたい‼』
カイテキした機体はなんの応答も示さない。
「何よ➰💢カイテキしてんだから返事しなさいよ😣💢前に回り込んで顔見てやる❗」
是永准尉はカイテキしても応答が無い機体の前に回り込もうとする。その機体はそれに気がついたのか急に左へ旋回し逃げる形を取った。
「あ➰💢逃げる➰❗あッ😲コイツ➰ゴーストだ😲」
『こちら是永❗安倍隊長、こいつらゴースト隊です❗安倍隊長❗』
是永は接近した機体がゴーストである事を安倍に伝える。
『是永…こいつらゴーストなの😲❓分かった、それじゃ…』
安倍がしゃべり終わる前にA―WAX隊から怒鳴り声が来る。
『安倍テメ➰はやくコイツらどうにかしてくれ‼後ろに憑かれて振り切れないぞ💢』
『ば、バンコファーレ少尉。解ってます❗今カイテキして攻撃🔥中止を呼びかけてます、しかしコイツらゴースト隊なんです❗隊長機探さないと❗』
『はやくやれ‼』
バンコファーレ少尉は怒鳴りレシーバを切った。
アマテラスを追っている水星基地所属のキンデランのブリッジ。オペレーターが艦長のミニッツ少佐に報告している。
「艦長、アマテラスの前方からこちらに向かう機体が有ります❗まだ距離が有り、機体解析不能❗」
「アマテラスの前方から❓アマテラスから出たコスモ・ドラゴンかRVはあるの❓」
「いえ👋アマテラスから出た艦載機は確認していません👮👋」
「じゃ➰…アレは…」
「艦長❗アマテラスに攻撃🔥しているこちらのゴースト隊から当該機の映像届きます‼」
「正面の画面に出して❗」
「了解👮」
正面に映し出された機影は是永准尉のコスモ・ドラゴンだった。
「ん❓😲友軍機❓アマテラスの別動隊❓それか➰こちらに向かって居たアマテラスを捕縛しに来た統合軍艦艇の機体なのか…😥」
ミニッツ少佐は少し考え込みオペレーターに指令を出す。
「オペレーター❗至急基地本部のランドルフ中将に打電❗『アマテラスとは別の統合軍艦艇所属の機影を確認、指示をこう❗』以上だ。」
「了解👮」
オペレーターが基地に打電すると直ぐにホーネッカーから返信が来る。
『ミニッツ少佐、私も今貴艦の後方に来ている。アマテラスの前方から来る者の事は報告を受けた✋状況を詳しく説明しろ😤』
ミニッツ少佐はしゃちほごばり画面に敬礼👮を返し状況を説明する。
『はッ👮…先刻、追尾中のアマテラスの前面に機影を確認👮当該機を照合中で有りますが、恐らく国連の特命を受けアマテラスを捕縛に来た統合軍艦艇所属の機体と思われます👮』
ホーネッカー中将はその報告を聞きながらしばらく考えるが直ぐにその機体及び艦艇を叩くようミニッツ少佐に言う。
『……ミニッツ少佐…😒私は、アマテラスの前方から来る艦艇及び機体をこれはアマテラス同様に“敵性機・敵性艦”と見なす‼直ぐに迎撃体勢を取れ‼撃墜及び撃沈も許可する‼』
『は❓しかし😥閣下❗友軍艦艇で…それも😥国連の“特命艦艇”と推測致しますがそれでもこれを撃てと❓』
『そうだ😤もう恐らく息子は統合政府に反旗を翻し戦端を開いているはずだ❗こちらも呼応しこれを撃つ‼奴らはまだ息子が反乱を起こした事は解ってはいまい❗殺るならば今しか無い‼😤』
そう言われたミニッツ少佐は一息溜めてホーネッカーの指示を復唱した。
『……💨了解いたしました👮前方から来る機体及び艦艇を敵性と見なしこれを迎撃🔥いたします👮』
キンデランからのゴースト隊をA―WAX隊に寄せつけまいと必死になる安倍の元に艦隊から(順序援護機発進中)のメールがバイザー越しに入る。
『是永准尉を含むアタシの隊各機へ❗空母“富士”より援護機が発進しつつある❗それらが到着するまでにA―WAXを何としても退避させる‼各機解った❓』
『了解‼』
安倍の隊は懸命にA―WAXにキンデランの艦隊から出て来た空戦隊を近づけさせないようにするがとうとうA―WAX隊は追い付かれてしまった。
『た、隊長❗う、後ろに付かれた❗ダメだ🙅ロックオン🎯されてます😥‼』
A―WAX隊の1機が追い付かれて悲痛な叫び声を上げる
『回避だ❗左に捻って回避しろ‼くっそ💢戦自の奴らは押さえられないのかよ💢これだからウェーブの訓練生上がりは💢😣』
『隊長❗ダメだ🙅うわぁ😨回避出来ない😨殺られ…』
(ドワーン🔥)
『うん❓な、なんだ😲⁉』
食いつかれたA―WAXが落とされた様に思えたがそれは違ったA―WAXを狙っていたゴースト機が落とされていた。
『ライコチェック❗何泣き言言ってんだレシーバーに丸聞こえだぜ‼』
ライコチェックのレシーバーに入っ来た声は先程航宙空母“富士”から発進したシィーク1尉だった。
『し、シィーク1尉😲出たんですか😲』
『あぁ➰だが俺はお前らのお守りに来たんじゃねぇ😣アマテラスに投降を呼び掛けに来たんだ😣ライコチェック❗テメーこそちゃんと自分の隊ぐらい面倒見ろ。』
『解ってます😤しかし…追い付かれてしまって😥』
『解った😒✋ライコチェックはそのまま隊を纏め富士まで下がれ❗』
『了解👮』
『シィーク1尉より先行中の安倍へ、何とかして有人機を探しだし水星艦隊と連絡を取るんだ❗このままだと味方同士で相打ちになっちまう❗』
富士のブリッジで混乱を聞いていたムッソ1佐とブリッジを後にしようとしていたナオサーン2佐も状態が落ち着いたのを聞いてホッとした。
「よ😚良かった😂シィークさん出して正解だった➰😂」
「おいムッソ😒お前さん本当は前線に出たいんじゃないか😁」
「え😂…あ、いや👋😂いや👋😂」
ムッソ1佐は苦笑いをしながら否定した。そこにオペレーターが叫ぶ。
「艦長❗アマテラスの後方に位置する艦隊の更なる後方に空母を確認‼水星艦隊の空母“アイント・ホーヘン”と思われます❗」
「え😲く、空母❓ホーネッカー中将直々にアマテラスを捕縛に来たのか❓」
ムッソ1佐は基地司令の中将が直に出ばって来たのに少し驚き不審に思う。
「至急シィーク1尉に連絡‼急ぎアマテラスに取り付け‼…と」
「了解👮」
オペレーターは急いでシィーク1尉に通信を送る。
アマテラスと空母“富士”の前から進んで来るキンデランのブリッジではミニッツ少佐が攻撃準備を整えて居た。
「副長❗ガリアケルン・ミサイルを4番から9番まで装填❗と同時にメガ粒子砲エネルギー充填開始‼目標はアマテラス及び統合軍特命艦“富士”‼」
「は👮了解しました。目標❗アマテラス及び統合軍特命艦“富士”❗」
一方、アマテラスの前方空母富士のブリッジではムッソ1佐がなんとかしてキンデランかアイント・ホーヘンとコンタクトを取ろうとしている。
「安倍少尉はまだ有人機に取り付けて無いのかな❓」
「はい😥キンデランが展開させている部隊がほとんどがゴースト隊で有人機と接触出来ていません👮」
「シィーク1尉もまだアマテラスに取り付け無い…か😥…よし‼キンデランとの通信可能域まで艦を前進させる❗貴艦全速❗」
空母“富士”はキンデランと通信可能域にまで進む。それを見る👀事の出来た安倍は驚く。
「えッ😨まだ制空権も安定してないのに➰😭」
安倍がそう言うと同時に安倍の部隊が展開しているヵ所に矢口の部隊も合流する 。
『あ、安倍さん❗早く有人機見つけないと➰😭艦隊が進んで来たよ😲✋』
『はッ😨💦矢口😚もう来てくれたの😚でもまだダメ🙅だよ…』
『安倍さん、有人機に取り付け無い様ならばシィーク1尉がアマテラスに取り付くのを援護しよう😭』
『矢口…それよりA―WAX隊は無事に艦へ着いたかな😥』
『だぁ➰いじょうぶっしょ😚✋艦が前に来てくれたんだから😲』
2人が話しているレシーバーに富士が全包囲チャンネルで通信して居る音声が聞こえて来る。
『…ザザザッ…こちら、統合軍シルバー・スター所属艦…ザザッ…航…母“富士”艦長ムッソ…ザザザッ…高1佐発❗水星基…ザザザッ…宛❗国連ザザザッ…命…によりアマ…ザザザ…貴艦の停船及…武装解除…たい』
キンデランのブリッジでミニッツ少佐はこの通信をキャッチし聞いている、副長がミニッツに返信の有無を聞く。
「少佐…御返信なされますか❓😥」
「返信⁉そんな物😠👋…武装解除しろだと➰😣💢❗そんな事出来るわけがない‼我が艦はこのままアマテラスに攻撃を続ける❗後ろからアイント・ホーヘンも来ているんだぞ😣」
キンデランから返信が無い為富士のブリッジではムッソ1佐は指揮机に座り口に手を当て考えている。
(う➰ん😥キンデランは止まらない…か😥これではナオサーン達の陸戦隊は➰まだ出せないな…😥)
考えて居るうちに前方のキンデランの真後ろに空母“アイント・ホーヘン”が近づくのが指揮机の画面に映った。
「空母富士が我々に停船命令だと➰😠💢ミニッツ少佐に繋げ‼」
「はッ👮」
キンデランの画面にホーネッカー・ランドルフ中将が映る。
『ミニッツ少佐❗このまま富士も叩く‼キンデランはそのままアマテラスに攻撃🔥を集中させろ😣我が艦は富士を撃つ❗』
『はッ👮繰り返しアマテラスへ攻撃🔥を開始します👮』
ミニッツ少佐はそう言うとインカムを取り砲雷長に全弾幕を開始の合図入れる。
『砲雷長❗ガリアケルン・ミサイル、対空砲座一斉射❗』
『アイ・サー👮‼』
キンデランの砲雷長は了解しアマテラスに雨☔の様に弾幕が浴びせられた。
(ド🔥シュルシュル➰🚀🚀🚀🚀🚀チュン🔥チュン🔥)
アマテラスのブリッジでは警戒警報🚨がずっと鳴り響いている。
「な😥中澤3佐‼今度はガリアケルン・ミサイルが我が艦後方、5時方向より多数接近😲‼」
「くッ😚回避‼艦首、27度上げ‼左舷に取り舵‼」
「ま、間に合いません😚‼当たります😨」
「キャッー😨🔥‼」
アマテラスにガリアケルン・ミサイルが着弾する寸前飛び込んで来た機体が有った。
「させねぇ➰😣😣🔫🔥‼」
(ドシュー🔫🔥ドシュー🔫🔥)
(ドドド🔥ドワーン🔥)
その瞬間ガリアケルン・ミサイルは全弾破壊🔥された。
「え😲な、何⁉」
アマテラスのブリッジではミサイルが当たらなかったので驚く。
「はぁ💨はぁ💨はぁ💨…ま、間に合ったぜ😚」
ガリアケルン・ミサイルを全弾破壊🔥したのはシィーク1尉の機体だった。ミサイルの破壊🔥された煙幕が晴れるとそこにはシィーク1尉の機体がアマテラスの後方、丁度エンジン部分に仁王立ちしていた。
『あ、危なかったぜ➰😚💨おい‼アマテラス聞こえるか、こちらは統合軍・国連特命艦隊のシィーク1尉だ。』
『アマテラスはこのまま前から来る艦隊の後ろに着いて体勢を立て直し、武装解除して富士からの指示を待て❗分かったな😣』
シィーク1尉はアマテラスにそう告げ機体をまた戦闘体勢にした。アマテラス艦長中澤3佐はその指示に答える。
『艦隊の後ろに着けって❓💢貴方➰私より階級下でしょ💢偉そうに言うな➰✊💢』
シィーク1尉はレシーバーにそう入って来たので今度は音声だけでなく画面に出て指示を伝えた。
『うっせー❗おばはんだな😒自分達の置かれた状況考えないで“階級”うんぬん言ってんじゃねぇよ❗…😒…こちらの指示に従って下さい💢“3佐殿❗”でねぇ➰と奴らに取ってアンタ達は良い的🎯なんだ…😒…で、です。』
(ブツン🔥)
シィーク1尉はそう言い回線を切った、その通信に呆気に取られ中澤は反論する暇が無かった。
「はぁ➰😲❓何❓何の➰❓……“私達の置かれた状況”ってどうゆう意味よ😣💢あの艦隊本当に国連の特命艦隊なわけ➰💢所で…💧国連の特命艦隊って一体何なのよ➰😂何がどうなってんのよ➰😂‼」
中澤は頭を抱え被りを降る。
シィーク1尉がアマテラスにやっと取り付いた頃アイント・ホーヘンの方も富士に攻撃🔥を仕掛けるポジションまで移動して居た。アイント・ホーヘンのブリッジではランドルフが息巻いて居る。
「奴らの空母に先手を打たせずこのまま粉砕しろ➰👉‼」
一方、富士のブリッジでは…
「あ➰ぁ😂もうホーネッカー中将は“猪突猛進”って聞いてたけど😂…んぁ😲シィークさんはアマテラスに取り付けた❓」
「はい👮先程接触しました👮」
「ふ➰ん…😒じゃ➰先にアマテラスと話すかな😁繋いで✋」
ムッソ1佐はニコニコ笑い😊そう言う。
「はい👮」
オペレーターは指示に従ってアマテラスと回線を開いた。
『あ➰あ➰🔉アマテラスの艦長、中澤裕子3佐➰こちらは国連特命艦隊・旗艦空母“富士”の艦長、ムッソ日高1佐です😃✋こんにちは➰😃✋』
アマテラスの指揮画面にムッソ3佐が突然映る、中澤3佐は黙ったまま聞いて居る。
『こんな状況だからさぁ➰😃単刀直入に聞くから、端的に答えて✋君達➰つい先日地球🌏に戻って来たかな➰❓😃』
ムッソ1佐は話し方自体は穏やかに且、にこやかに😃話しているものの目つきは鋭く中澤を見つめて居た👀中澤は一時呼吸を整えしゃちほこばり話し出す。
『👮👮、国連統合宇宙軍、戦略宇宙自衛隊中澤裕子3佐です👮ムッソ1佐のお聞きに成られている事の意味が解らず答えに苦慮いたし…』
中澤がそう言っている内にまたムッソ1佐が話す。
『中澤君😒ごめんね➰僕➰こんな状況だから“端的に”って言った筈だよ➰😃』
『あ😥も、申し訳ありません👮…いえ👋地球🌏を出てから一度も戻ってはいません👮…今、私達がここに存在している事が“証明”です👮』
中澤とムッソが話しているブリッジにシャルロッテが入って来た。
(ウィーン)
「中澤3佐、戦闘中ごめんなさい😥どうしても話を…」
中澤は入って来たシャルロッテにビックリし居住ブロックに下がる様に促す。
「あッ😲博士、今は戦闘中です。非戦闘員は居住ブロックの方へ…」
『おや➰❓中澤君、アマテラスに民間人…ってこりゃまたどうして➰😲❓貴女誰さん😃❓』
ムッソ1佐は聞いて来た。それにシャルロッテは答える。
「え😲私は水星のL11研究所サイトの生き残りの人間です😣これから統合政府に水星で起こった一連の事件の真実を伝えに…」
>> 72
『は❓L11サイト事件の“真実”❓う➰ん😒困ったね😥そりゃどう言う事だい❓L11サイトはバイオ・ハザードを起こして入植者は殆ど生き残らなかったんじゃ➰😲』
「いいえ‼バイオ・ハザードなんかじゃありません😣💢地球🌏外せいめ…」
シャルロッテとムッソ1佐が話をしている時にアイント・ホーヘンが富士に攻撃🔥を仕掛けて来た。
「な、中澤艦長❗後方の空母から…」
アマテラスのオペレーターが叫び、富士のオペレーターもアイント・ホーヘンからの攻撃🔥を確認した。
(ムッソ1佐‼前方の…)
『ちょっ😥ちょっと待って➰✋アマテラスの民間人の方✋…すみません✋あちらが動いたんで➰話はいずれまた👮』
『中澤君、ここは任せて…君のアマテラスはこのまま地球🌏まで向かいなさい✋』
『は❓いや、しかし😥』
『中澤君…😥もしその民間人の方が言おうとしてる事が重大事で✋それをホーネッカー中将が握り潰す為こうゆう行動に出たとしたら大変だ😨直ぐに統合政府にその事実を伝えなけゃね😊』
『はぁ➰😥』
『だからね…急ぎなさいって😊👉これは国連特命艦隊指令としての命令だよ😊✋』
『は…😥わ、解りました👮では、アマテラスはこれより地球🌏の統合政府に向かいます👮❗』
『うん😊✋戻ったら➰ライ提督やJAXAの箱仲局長によろしくね➰✋😊』
『はい👮…では👮後は…』
(ムッソ1佐‼空母、アイント・ホーヘンからガリアケルン…)
(ブツン🔥)
中澤とムッソ1佐が話を終わる前にアイント・ホーヘンから両艦にミサイル攻撃🔥が来る。と同時に回線が切れた。
「中澤3佐、後方から移動熱源多数接近😨‼」
「解ってます‼アマテラスはこれより地球🌏の統合政府に進路を取ります‼旗艦、最大速でこの宙域を離脱‼」
「アイサー👮❗最大速で宙域を離脱します‼」
副官のニコライ大尉は復唱した。
アマテラスがこの宙域を離脱しようとしている。
『1佐❗俺はどうする⁉このままアマテラスにある程度まで取り付いて居れば良いのか❓』
『ん…あ😲そうかシィーク1尉…う➰ん😥じゃシィークさんはそのままアマテラスと一緒に地球🌏まで行ってください😊✋』
『へ😲俺もっすか😲』
『…あのさ➰シィークさん✋アイント・ホーヘンからミサイル来ちゃったから😊アマテラスの事よろしくね😊✋』
(ブツン🔥)
シィーク1尉は通信していた富士から一方的に通信を切られた。
「うぉ😲ちょ…ちょっと✋…うわぁ😨」
シィーク1尉の機体にもガリアケルン・ミサイル🚀が向かって来た。
「これじゃ➰😥富士に戻るのは至難の技か…❓しょ😥ショーガネー😥アマテラスと地球🌏に戻るしかない見たいだな😒」
『おい❗アマテラス‼こちらシィーク1尉だ。収容頼む‼』
シィーク1尉はアマテラスと共に地球🌏に向かった。
アマテラスとシィーク1尉は地球🌏に向かった。水星宙域の入口では富士とアイント・ホーヘン、キンデラン率いる水星艦隊との戦闘が続く。
「艦長❗キンデランの艦隊が突型陣に布陣しつつあります👮」
ムッソ1佐はディスプレィを見ていたオペレーターから報告を受ける。
「ふ➰ん…キンデランの方が先に突っ込んで来る…か😏」
(カチャ)
ムッソ1佐はインカムを格納庫に繋ぐ。
『格納庫❗ナオサーン達の出撃は待て❗あちらが先に来た。』
インカムの向こうに整備班長が出ている。整備班長はナオサーン達の部隊がすでにランチで待機中と知らせる。
『んぁ😲艦長❗ナオサーン達はもう乗り込んでますよ😲発進シィークェンス待ちなんですよ😲』
『ダメ🙅…出ちゃダメ🙅😁』
『し、しかし😚』
『あっちが来てくれるんだから➰ナオサーン達をわざわざ危ない⚠距離に出さずに済めばそれが良いからね😁』
『わ、解りました…待機して貰います👮』
『よろしくね😊』
(プチン)
「ムッソ艦長❗我が方の布陣はどうしますか❓」
「う➰ん😏そうだね…アイント・ホーヘンは➰あのままらしいから…横一列☝だね😊」
「え😲は❓横一列横隊⁉…ですか😥」
「そう😊そう😊☝横一列横隊でキンデラン艦隊を正面にね☝」
「しかし😥それでは中央突破🔥されてしまいますが…😥」
「うん😊それで良いよ😊…」
ムッソ1佐と副官のトラビィスが話しているとキンデラン艦隊が突っ込んで来た。
「艦長‼前方の艦隊が射程距離に入ります‼急接近‼」
「解った❗艦隊、中央部分を薄くし翼たんを伸ばして❗中央突破🔥させる❗中央部分は無理に“通すまい”とするな‼怪我の無い程度に応戦❗そのまま左右に引かせる❗」
「りょ😥了解👮」
富士の艦隊はキンデラン艦隊の突型陣に対しあえて中央突破🔥を計らせた。
「ミニッツ少佐❗前方富士艦隊、横一線の横隊に布陣しつつ有り❗」
ミニッツ少佐は副官からそう告げられたが考えて居た。
「う➰ん😥こちらは突型陣を敷いているのに…」
考えていたミニッツ少佐は決断する。
「よし😤‼あちらはアイント・ホーヘンへにも対応する為横隊で布陣したと見た‼こちらはこのまま突型陣であの艦隊を中央突破🔥しアイント・ホーヘンと挟撃する❗突撃‼」
「了解👮」
ミニッツ少佐の艦隊はホーネッカー中将のアイント・ホーヘン艦隊から急速に離れ富士艦隊に突撃🔥した。富士艦隊はこの突撃🔥に対し中央突破🔥をさせた。
「艦長❗キンデラン艦隊我が艦隊の中央を突破🔥‼」
「よし‼全艦この場にて❗急速回頭、各銃座は中・長距離で砲撃💣❗及びガリアケルン・ミサイル🚀4番から11番装填し撃て‼」
(ドン🔥ドン🔥シュルーシュルルー)
富士艦隊から砲撃💣やミサイル🚀攻撃🔥を受けたキンデラン艦隊は回頭するタイミングを逸した。富士艦隊がキンデランに攻撃🔥している所にアイント・ホーヘン艦隊が近づいて来た。
「艦長😥アイントホーヘンが…」
副官のトラビィスがムッソ1佐に言う。
「艦隊❗砲撃💣ミサイル🚀攻撃🔥をこのままアイント・ホーヘン艦隊へ‼これも中央突破🔥させる‼」
ホーネッカー中将のアイント・ホーヘン艦隊も富士艦隊を突破🔥しキンデラン艦隊と合流した為混乱しつつ有った。
アイント・ホーヘン艦隊を中央突破🔥させたムッソ1佐率いる富士艦隊はアイント・ホーヘンの艦列とすれ違い様に急に加速した。
「1佐‼アイント・ホーヘン艦隊と隊列が並びます‼」
「よし‼富士艦隊全艦‼急速前進❗直ぐに全艦回頭‼攻撃🔥態勢はこのまま前方混乱中の艦隊に攻撃🔥奴らの尻に食らいつけ‼」
富士艦隊は混乱しているアイント・ホーヘンとキンデラン艦隊の真後ろに素早く回頭し食らいついた。両艦隊はこれに対応しようとしたが混乱が収集出来ずに撃ち減らされた。
「うぐぉ😚な、何故あの艦隊はあんなに急な制動をかけ…は😨‼」
攻撃🔥を受けていたアイント・ホーヘンのブリッジでホーネッカー中将は“罠”にハマった事に気が付いた。
「そうか…😲あの艦隊…軽巡洋艦の数が多い編成かっ😲‼小回りのきく艦隊編成か😨‼」
「ホ、ホーネッカー中将‼艦のエンジンブロックに着弾‼艦を維持出来ません😫‼艦隊も機能不全に❗」
ホーネッカーにそう報告が入る、キンデラン艦隊も半数が攻撃🔥を効率よく受け身動きが出来なかった。
「…くっそ💢あんな編成の艦隊にヤラレるとは…えぇ➰い😣正面の艦隊に…降伏する旨を伝えろ❗」
「は、はい👮」
富士のブリッジではムッソ❗1佐がアイント・ホーヘンからの『降伏電文』を受けとっていた。
「ふぅ➰😥…なんとかナオサーン達を出さずに済んだ😣よ、よかった➰😂…オペレーター❗ホーネッカー中将に『降伏を受け入れる』と伝えて。」
「は👮」
富士艦隊は降伏したホーネッカー中将の艦隊とミニッツ少佐の艦隊を引き連れそのまま水星に帰還した。
一方、急ぎ地球🌏へ向かったアマテラス他は…(アマテラスのブリッジ)
「中澤3佐…富士の戦況は😥❓」
「あ、1尉。さっきまで補足出来てたけど、今はもう…👋ごめんなさい✋」
「…そうっすか😒まぁこの距離じゃ➰戻れないし…ムッソ1佐からこのままアマテラスで地球🌏に向かえ❗って言われたし…俺もこのまま地球🌏に行きますよ😒良いっすね✋」
「ええ😊私達は構いません😊」
中澤3佐はそう言った。話をしていたシィーク1尉はふと横に目👀をやると一人の民間人の女性がそこに立って居た。
「あぁ💡そうだ👏アンタ👉さっきレシーバーに入った話しを聞いて居たんだけど…L11サイトの事故が事件で『バイオ・ハザード何かじゃ無い』って言ってたな…どう言う事だ😒❓それにアンタ誰だ❓」
シィーク1尉はその女性に尋ねた。その女性は自分が誰であるか名乗る。
「私は水星の元A・Z・Dの主任研究員のレイ・シャルロッテです。」
「レイ・シャルロッテ…❓…じゃ➰アンタが唯一のL11サイトの生き残りなのか😥」
「1尉さん…“唯一”なんかじゃ有りませんよ😣私の他にも生き残りはこの船に何百人も居ます❗」
「はぁ❓んな訳ねぇぜ☝L11サイトの生き残りは“何十人”の筈だ😒それに☝その生き残りはL11サイト守備隊の人間だ、民間人は居なかったはずだ。」
「1尉さん、それは間違っています👋統合政府の情報操作でそうなって居るんです。」
「ふ➰ん…😒“情報操作”…ね😒…まぁ何にしても良いや👏俺の役目は何か➰アマテラスをこのまま“捕縛”して地球🌏へ運べば良いんだし☝」
シィーク1尉が言い終わると直ぐに中澤が話す。
「シィーク1尉、私達の“捕縛”ってどう言う事😥❓それに…水星でもシャルロッテ女史達がテロリスト扱いされていたわ😥」
「ん❓3佐😲知らない…あぁ➰👏知らないの当たり前か😂地球🌏衛星機動艦隊を潰したのは結局この艦じゃ無かった見たいだし😒…ね☝」
「え、衛星機動艦隊をシルバー・スター艦隊を潰したって😥私達が😨❓…1尉馬鹿な事言わないで❗私達がそんな事…」
中澤はそう言うと黙ってしまった。
「あぁ➰3佐、3佐殿達がやって無い事はもう解ってますよ✋だから地球🌏本部まで行ってライ提督に報告して統合政府に“誤解”を説いて貰いましょう✋」
「それに水星で何が有ったのか報告して貰いたいですし😒」
「わ😥解りました…」
中澤は沈みがち⤵に答えた。オペレーターがL7サイトをそろそろ通過する事を告げる。
「艦長❗そろそろL7サイトの宙域を通過します👮」
「はい、解りました✋周囲索敵を怠らずこのまま全速力で地球🌏へ❗」
「了解👮」
中澤はL7サイトをブリッジの横の窓ガラス越しに見つめた。
「あッ😲そうだ👏シィーク1尉、下がる前に聞きたいんだけど…良いかしら✋」
「はい、何か❓」
「富士艦隊はL7サイトに寄った❓」
「えぇ、寄港しましたが。」
「そこで、気象観測室に有った音声データ🎵に付いては何か調べたかしら❓」
「気象観測室の音声データ🎵ですか❓」
シィーク1尉はそう言い少し考えた。
「…あ👏気象観測室の中味が無かったデータファイルはそれの事ですか💡」
「中味が無かったデータファイル…そう☝それよ😊私達がそのマスターデータを持っています、シィーク1尉にも見て貰いましょう😒意見を聞かせて欲しいし…」
「その音声データってのは一体何ですか❓」
「うん😥バッカニアがL7サイトに侵入して仕掛けて行った物なのよ😥」
「バッカニアが😲」
「後でブリーフィング・ルームに来て頂戴✋今は少し休んでくれる😊」
「ヘヘ😁有り難い…さっきの戦闘でちと疲れたし😁✋」
シィーク1尉はそう言うとブリッジを出た。
アマテラスがL7サイトの宙域から離れて大分たった頃…アマテラスのブリーフィング・ルーム…バッカニアが流して居た音声データ🎵が室内に流れている。
『…これが水星のL11サイトで起こった事です、地球🌏へ帰還する人…この事は事実です…』
(ピン🔥)
流れていた音声データ🎵が終わると室内に何とも言えない空気が流れ始める、シャルロッテは補足するかの様にL11サイトの中で体験した事をシィーク1尉に話した。
「…どうかしら😥これで私達が言っている事を理解して貰えますか、1尉さん❓」
シャルロッテにそう言われたシィーク1尉はい深しげに考えて居る。
「…😣…う➰ん…😣…😥これが本当の事で“異星人”達の襲来だとしたら大変な事ですね😥…困ったな😒俺だけがこの艦と来たのは失敗だったか➰😥統合政府にどう説明するか…」
シィーク1尉はまた考えこんだ。
ブリーフィングルームで話し合いが開かれた物の後は統合政府にこの事を話し善後策を委ねる事にした。アマテラスはそのまま地球圏に入りつつ有った。一方水星基地に到着した富士艦隊では新たな問題が持ち上がっていた。
「ナオサーン…お願いしますよ🙏ホーネッカー中将の取り調べとL11サイトへの捜査をお任せしたいんです😥引き受けて貰えませんか😥❓」
「ムッソ➰😂そりはお前の仕事だろ😃俺に回すなよ😂(笑)それに俺は軍人…捜査なんて😥👋無理👋無理👋」
「こ、困ったなぁ😚…」
「連れて来たMP部隊はどうしたんだ、奴らが居るだろ➰ムッソ❓」
「彼等が捜査と中将への取り調べを拒否と言うか➰…中将の取り調べなんて恐れ多くて出来ない🙅ってなってまして😥」
「へ😲❓そりゃ明らかなサボタージュだ😒帰ったら本部に報告しとけ😁」
「あ…は、はい、まぁ➰それは😥報告書に記録しますが…困ったなぁ➰😂誰か“捜査”や“取り調べ”を階級や縄張りを気にせずやれる警察官👮居ないですかね➰😂(笑)」
「警察官👮…ね💨😒基地に居る奴らは❓」
ナオサーンに言われたムッソ1佐は被りを振った。
「さっき基地内の占拠に向かったオカミーさんを通し水星基地のMP隊と警察👮機関に打診しましたが➰明らかな拒否をされたらしく😭どうにもなりましぇ➰ん😂」
「ふ➰む😒」
ナオサーンは深く座り直しながら考えた。
「…陸戦隊か各戦闘隊のリスト当たって元警察官👮出身者でも探すか➰😥」
「ナオサーン😭警察👮出身者なんてそう簡単に見つか…」
『あッ➰🔥😲💡』
2人は同時にこの艦に現役の刑事と警察官👮を乗せて居た事を思い出した。
「3佐❗そろそろシルバー・スターの防衛圏に入ります👮」
アマテラス副官のニコライ大尉がレーダー📡画面から中澤の方に向き直り報告した、中澤3佐は指揮椅子に座り考えながら正面を見つめて居た👀。
「うん…✋……」
中澤3佐は一言発したまま喋らない。
「3佐、どうかなさいましたか😥❓そろそろ武装を回避体勢に…」
ニコライ大尉は反応の薄い中澤に言う。中澤はそのニコライを手で制止し一旦艦を停止させた。
(……👋😒)
「ニコライ大尉‼基幹一旦停止‼」
「は、はぁ➰❓3佐➰😂何を❓」
「良いから‼一旦艦のエンジンを止めて‼」
「りょ、了解👮😥」
ニコライ大尉は機関室に連絡を入れる。
『機関室❗一旦エンジン停止‼』
『こちら機関室、ん❓ニコライどう言う事だ❓そろそろ地球🌏だろ❓』
機関長はニコライ大尉に聞いて来た。
『知らん、艦長が止めろと…』
『…解った😒一旦止める。』
アマテラスはエンジンを止めた。アマテラスは宇宙空間を左側へ流される様に傾く。
「か、艦長…3佐😥艦が…か、傾いて…💧うわぁ➰😫」
中澤は指揮椅子にシートベルトをして座っている為ブリッジの中を流れない。
「ニコライ大尉…変だと思わない❓」
「う、うわぁ➰😫…な、何がですか❓💧」
ニコライ大尉の体は固定されて居なかった為ブリッジの中を漂う。
「…ここの宙域全体全く“通信”されている感じがしないのよ😥変よ😨」
「…どう言う事ですか❓」
「通信管制か何かが敷かれている見たいな…😥」
>> 89
アマテラスの中澤3佐はそう言いながら正面の画面を凝視👀していた、次の瞬間オペレーターに指示を出す。
「…😒…😲オペレーター、正面11時方向の部分を拡大し熱探知画面に切替‼」
「え…は、はい👮」
オペレーターはその部分を拡大投影し熱探知画面に切り替えた、すると…その部分には幾つかの艦影の熱源分布が見られた👀
「やっぱり🔥😲‼光学迷彩をかけた艦が幾つもいるわ‼」
「な、何故😲⁉」
ニコライ大尉はビックリ⁉し体をよじりその画面を自分の前に持って来た。
「か、艦長…防衛圏内で光学迷彩をかけるとは…😨まさか…我々は…」
「……」
中澤は答えなかった、しかし次の瞬間叫んだ。
「至急👉基幹起動‼あっちはまだこちらに気が付いて居ない❗こちらも光学迷彩を貼りつつ後退‼」
「…😲艦長❗後ろに下がってどうするんですか😲」
「様子を見ます…😒この状況は明らかにおかしいわ😥」
アマテラスの中澤3佐が状況が“おかしい”と踏んだ場面には少々理由が有った…
それは、アマテラスが地球🌏のシルバー・スター防衛圏内に入る数日前に遡る。シルバー・スター内ライ・カールト提督自室。
『ライ提督、司令部に陶・器准将の配下の方が“先日の件”で至急閣下に御面会をしたいといらしておりますが👮どういたしましょう。』
『ん➰❓先日の件❓…はて😥何だったか…あ😲解った✋私の自室に通してくれ…所で今日来ているのは“紫雲大尉”かそれとも“曹生大尉”か❓』
『少々お待ち下さい👮…いえ、どちらの方でもございません👋』
『では誰だ❓』
『はい、魯・星囑(ろ・せいそく)中尉だそうです👮』
『…知らん名だな😒…しかし“至急”なのだな😒』
『はい👮…お通ししてよろしいでしょうか👮』
『構わん、通せ。』
『はい👮』
魯・星囑と名乗る中尉は副官に案内されライ提督の自室に通された。その中尉は部屋に入り敬礼👮を一礼した。
「君に会うのはこれが初めてだな👮」
ライ提督の部屋に入ったその中尉は敬礼👮後一言も発しない。ライ提督は書類に目👀を落しながら話しをする。
「この間の報告書の件だろ❓申し訳無い🙏雑務が多くまだ目👀を通して無く…済まない🙏」
ライ提督が話し終わるとその中尉はライ提督を睨みつけていた。そして着ていた制服の上着を脱ぎ捨て気勢を発しながら体に巻き付けて有った爆弾💣の起爆スイッチを押した。
「そうですか➰🔥閣下に御覧に頂かなくとも結構です🔥…“母なる地球🌏よ万歳”➰🙌(カチン)」
(ドカーン🔥🔥)
その瞬間ライ提督の部屋が彼もろとも吹き飛んだ。
「閣下➰🔥閣下➰🔥何が…🔥閣下…😨😨」
ライ提督の副官が部屋に着くとそこは吹き飛んだ後だった…
その事件の翌日。火星基地陶・器准将の部屋に走ってくる女性士官の姿が有った。
(はぁ🏃💨はぁ🏃💨はぁ🏃💨)
(ドン🔥ドン🔥)
「准将…陶・器准将…起きて頂けますか😲准将❗」
陶・器准将は自室を叩く音🔥で目が👀覚めドアを開けた。
(ウィーン)
「な、なんだにか…😪敵襲が有るまで起こすなと…ムニャムニャ😪」
「す、すみません😥司令部の石川であります👮閣下の本国🇨より通信が入っております👮」
「ん➰❓本国🇨から通信だにか❓」
「はい👮急ぎ指令室までお興しください👮」
「……わ➰かっただに✋着替えて直ぐに行くだに✋」
「はッ👮では指令室でお待ちしております👮お急ぎを👮」
「……✋」
陶・器准将は無言で了解した。
シルバー・スター指令室で石川2尉が中国🇨外務省の高官と人民解放軍の高官と通信をしている。
『はい、閣下は今おいでになられます😥が…ですから😥先程から何度も申し上げてます様に閣下がここから✋シルバー・スターに部下を派遣した事はありません😥』
『シューティング・スターの紫雲大尉も曹生大尉も彼等は送って無いと言って居るが❗現実にシルバー・スターのライ提カールト提督は爆殺💣されたのだよ😤』
『これは外交的にもマズイ事なんだ😣💢日本人で士官の君👉では話しにならん💢💢陶・器を早く呼びたまえ💢』
石川2尉と高官達が話して居る指令センターへ陶・器准将が入室して来た。
(ウィーン)
「石川2尉、本国🇨からの通信は繋がって…」
陶・器准将はそう言いかけて指令センターに入り正面の画面に高官達が映って居るのに気が付き敬礼👮をし話す。
(👮👮)
『陶・器です👮本日は何か❓』
『何か❓では無い💢君は、石川2尉から話しは聞いて居ないのか💢』
『は❓…』
陶・器准将は先程まで就寝していたため石川2尉から詳しい話しを聞いておらず答えに苦慮する。その陶・器准将を観て👀石川2尉は慌ててこの通信の主旨を説明する。
「あ💦え…えっと😭申し訳ありません閣下❗実を言いますと➰数日前シルバー・スターに自爆テロがありまして…ライ提督が殉職なさいまして、その件で准将に嫌疑が掛かっておりまして…👮」
「はぁ❓何だに😲その“嫌疑”とは❓」
『准将、それは私が話そう✋』
通信画面に出ていた中国🇨外務省高官が准将に言う。
『先日、シルバー・スターで爆弾💣テロが有りライ提督が爆死なされた。そのテロの実行犯が基地へ入る際の入地理由が君からの“通達事項”の知らせだったらしい…』
『な、貴方方は私がそれをやらせたとでも言うだにか😲❓』
『いや😥👋我々はそうは見ていない👋実はライ提督の部屋にはセキュリティ上監視カメラ📹を設置してありそこで爆発💣の前の映像が記録されていて➰テロの実行犯はこう叫んでいた(母なる地球🌏よ万歳🙌)』
『…』
『このフレーズを陶・器君、聞き覚えは無いかね❓』
陶・器准将は考えて思い出す。
『……😲…オーガニック教だに‼』
今度は人民解放軍の高官が話す。
『そう、数年前の長安での民主化暴動事件を先導していた邪教がスローガンにしていたな😒当時、君が解放軍治安隊の指揮官としてこれら邪教の摘発🔥に当たった。恐らくは残存していた者達の仕業と我々は見ている。』
『それが解って居ながら何故❓わざわざこちらに通信をして確認をしただにか❓その理由をお聞かせ願いたい👮』
人民解放軍の高官が話し終えた後陶・器准将は通信して来た理由を聞いた。今度は外務省高官が話し始めた。
『陶・器准将❗これは…高度な外交的判断と受けとって欲しい✋』
『外交的な判断とな😒❓』
陶・器准将は言葉の意味を計りかねた…
人民解放軍の高官が石川2尉に通達する。
『石川2尉❗こちらでの調べが終わるまで陶・器准将を拘束。自室で待機させる事。尚これは国連の決定事項でも有る…直ぐに履行したまえ。火星基地指揮権は一時貴官に委ねる❗』
『ほ、ほえ😲何だに😨⁉どう言う事だに⁉』
『い、いや😥しかし…』
石川は戸惑い陶・器准将は固まる。
『陶・器君❗すまない🙏これは外交的判断だ…こちらで連中を捕まえるまでの辛抱だ😥✋我慢してくれたまえ✋』
外務省高官はそう言い。通信を切った。
「閣下…」
石川2尉はそう言い陶・器を見る。
「石川2尉…命令だに😒早く私を拘束し部屋に連れていくだに😤」
石川は陶・器にそう言われたが実行しなかった。
「いえ、閣下👮火星基地内での拘束は致しません👮自由になされていて結構です👮」
「何をいっとるんだ😲石川君😲」
「閣下、閣下がテロを先導なさってらっしゃらないのは事実です😊ですので➰私は閣下を当基地での拘束する必要性を感じません👮」
「命令違反だによ😒」
そう言われた石川だったが笑って答えた。
「フフフ😊地球🌏から遠く離れてますので➰拘束してるかどうかなんてわかりませんよ😁…では閣下👮私は基地防衛艦隊の再編成の打ち合わせが有りますので👮ここをお任せ致します👮」
石川2尉はそう言い指令センターを後にした。
「…ん➰これで良いだにか😂し、仕方ない…ここに座って居るか…😂」
陶・器准将は回りを見渡しブリッジオペレーター達も笑っていたので少し困った感じで指揮椅子に座った。
アマテラスは防衛圏内から離れ様子を見ている。光学迷彩をかけ防衛圏内に待機中のライ提督の変わりにシルバー・スターに着任した、EU統合のロバート・ケイン准将率いるパトログロス艦隊はそろそろ地球🌏圏内に到着する筈のアマテラスを警戒🚨して居た。
「オペレーター❗アマテラスの艦影をまだ発見👀🔥出来ないか⁉」
「は👮まだ発見👀🔥出来ておりません👮」
「必ず‼来る筈だ‼良く探せ‼発見👀🔥し次第攻撃🔥を開始する‼」
「偵察のA―WAX隊を増やせ‼」
「了解👮」
アマテラスは防衛艦隊に発見👀されず圏内に入る方法を模索していた。
「ニコライ大尉、火星側に抜けられそうな回廊は無いかしら😒」
「う➰ん😥あちら側は…移動砲台が敷設されており…突破は困難かと…😥」
「…じゃ、金星方面に迂回しシューティング・スターの防衛圏内に入るしか無いのね…😥」
「それか…ここで何か有り前方の艦隊がそれに引き付けられてくれれば…😥」
ニコライ大尉はそう言い黙った。
「それは…望めないわね…」
中澤3佐がそう言うと同時にアマテラスのレーダー📡が多数のワープ・アウト現象を捕らえブリッジ内に警報🚨が鳴り響く。
(ヴィー🚨ヴィー🚨)
「な、何😲❓」
「はい👮前方の艦隊上に多数のワープ・アウトを確認‼」
「ワープ・アウト⁉映像出る❓」
中澤3佐はオペレーターにワープ・アウトして来た地点の映像を出させた。
「え…😥な、何アレ❓😥」
その映像には多数の生き物とも思える物体が映った。このワープ・アウト現象はシルバー・スターのパトログロス艦隊もキャッチ📡していた。
「…ん😲⁉艦長‼本艦隊上空に多数のワープ・アウト現象キャッチ‼」
「アマテラスか😲⁉」
「照合中‼…ち、違います😲‼な、何だこれは😨⁉」
「オペレーター⁉どうしたか❓正確に報告し…」
パトログロス艦隊の指揮官ケイン准将が言い終わる前に艦隊の中の何隻かが爆発💣した。
(ドコーン💣🔥バカーン🔥)
「うわぁ➰😣‼な、何だ⁉何が起こっている‼攻撃🔥か⁉状況を確認しろ‼各艦光学迷彩解除‼直ぐに攻撃🔥体勢を取れ‼」
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