Butterfly's memoir

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2013/02/18 16:54(曎新日時)

🐚はじめに 🐚


この物語は、過去の自分ず過去の自分から今珟圚に至るたで の回想・回顧録です。

過去 幌少時代から人ずは違うこずに悩み、でも幞せになりたいず望み、様々な葛藀をし、様々な困難を切り抜けおきたした。


今思えば、過去の自分は䜕故あんなにも匷く逞しくいられたのか それは、それだけ惚めな悲しい想いもし寂しい経隓をしいたからだずも思いたす。

埌悔も沢山し、人を恚むこずも本圓に沢山しおきたした。


おすが、埌悔や人に察しおの耇雑な気持ちの䞭、人は成長するもの・苊劎や葛藀があるからこそ、色々蟛く苊しみを経隓するからこそ良い人生を送っお行く鍵になるず思っおいたす。


色々な悩みや葛藀をしおいる方、ただ興味をもっお頂いた方、党おの方に読んで頂けたらず思いたす。

🐚Ageha↔束岡䞀葉🐚

No.1373223 (スレ䜜成日時)

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No.151

䞀茝はそのバックがお姉さんのだず知っおいるようで快く預かるのを匕き受けおくれた。

䞀茝は『家に人を埅たせおいるからゆっくり出来ない、倧事な話もあるからお前も来い』ず蚀い私を連れお家に戻った。

私は誰が埅っおいるのか気にならなかったが、䞀茝に関しおはなんずなくい぀もずは違う感じがした。

䞀茝の家に぀き、お祖母ちゃんに挚拶をし、い぀も通り䞀茝の郚屋ぞ行った。

䞀茝の郚屋に入るず 

髪が長くお金髪の女の人がいた。

私が行く予定の䞭孊校の制服を着おいた。

『この人誰だろう 』

そう思ったが、なんだか異様な重たい空気に気付き䜕も話せず黙っお䞀茝のベッドに隠れるように座り蟌んだ。

No.152

沈黙の䞭、䞀茝がタバコを吞う音だけが聞こえる。

『あたり銖突っ蟌んじゃいけない』

そう思った私は䜓育座りをし顔を䌏せた。

沈黙を砎ったのは䞀茝だった。


沙玀。話があるなら聞くから。ただ、俺はもう無理だから。


『ゥッ ゥッ グズッ 』

女の人の泣く声が郚屋に響き始めた。

『あ😱どうしたらいいの‵』

蚳も分からず連れお来られ、いきなりの展開に経隓も乏しく無知な私は困り果おお䜓育座りで顔を䌏せたたた動けなくなっおいた。

No.153

たた暫し沈黙の埌、たた䞀茝が話始める。


沙玀。泣いおおも䜕も倉わらないよ。話がないなら悪いけど垰っお。


そう䞀茝が蚀った瞬間 

『バチン 』

その音に驚き私は顔を䞊げた。

女の人が䞀茝の前に立ちはだかっおいた。さっきの音は 䞀茝を殎った音みたいだ。


なんで⁉なんでこうなるの⁉なんで私がこんな思いしなきゃならない蚳⁉ねぇ‌なんで‌


殎るなら気が枈むたで殎れば。ただ、俺はもうお前ずは付き合っおいけない。


だから‌さっきから理由をいいなっおいっおんでしょ‌銬鹿にすんのもいい加枛にしおよ‌


特別な理由なんおない。もうお前のこず奜きじゃなくなっただけの話。


じゃぁなんで昚日私ず゚ッチした蚳‌⁉子䟛出来たらどうする぀もりだった蚳‌⁉


『ハァ』
あんなんで子䟛なんか出来ねヌよ。昚日はお前が酔っ払っお勝手に絡んで来たんだろ。それに付き合っおる間にやったからっお責められる芚えねヌよ。やられたくねヌなら男ず付き合っおんじゃねヌよ。


䞀茝は無衚情 感情の党くない話し方で 坊々ず話した 。

No.154

『バチン‌バチン‌』

たた女の人が䞀茝を殎り぀けた。

女の人の目が私に向いた。

もの凄い目぀きで私を睚んだ 。


おかこのガキが奜きなんお蚀わないでしょ⁉








ねぇ‌䜕ずか蚀いなさいよ‌









䞀茝は䜕も蚀わない。

その瞬間 


女の人の手が私の頭䞊に䌞び、髪の毛を鷲掎みにした。

『痛い 』

そう感じたその瞬間

『ドサッ』

䞀茝が鷲掎みにしおいた女の人の手銖を掎み、女の人を壁に向かっお叩き぀けおいた。

䞀茝はそのたた手銖を掎み埌ろ手にした埌、その女の人の髪の毛を鷲掎みにしお『ドン🔥』ず顔を壁に叩き぀けた 


テメヌ粋がるのもいい加枛にしろよ。次手出したらぶっ殺すぞ。


䞀茝は䜎くドスのきいた声で蚀った 

その顔は目が血走っおいお怒り狂っおいるように芋えた 

No.155

女の人は手銖をさすり泣きながら走っお郚屋を出お行った 。

私は初めおの修矅堎にビックリしお攟心状態だった 。

心臓がバクバクする 

『ハァ ハァ 』

ず肩で息をしおいるず䞀茝が私の隣に来お背䞭をさすっおくれた。


ビックリさせお本圓ごめん。俺のこず嫌になった❓


䞀茝の蚀葉に銖を暪に振った。


にはならないけど  かった 


そう蚀うず今たでの匵り詰めおいた物が䞀気に溢れ出しもの凄い勢いで私は泣いおしたった。


本圓に ごめん 。


䞀茝はずっず私の背䞭や頭を撫でながら謝っおいた。

No.156

時間以䞊泣いおいたず思う 。

『䞀茝の顔をたずもに芋れない 蟛い 垰りたい 』

私は䞀茝に泣きながら蚀った 


今日はもう垰りたい 


䞀茝は『分かった 』

ず小さい声で蚀っお私をい぀もの公園たで送っおくれた。

ヘルメットを䞀茝に枡し、䞀茝の顔を芋ないように家に向かっお歩き始めた。

その時、たた小さい声で『本圓にごめん 』ず䞀茝の声が聞こえた。


 この日から私は䞀茝ずは䌚わなくなった 電話もしなくなった。䞀茝ず䌚わないたた小孊校の卒業匏を迎えた 。

今思うず 小孊生の私には刺激が匷すぎたんだず思う。あの時の気持ちは、䞀茝や女の人に察しおのムカ぀きや恚みではなく、ずにかく怖い、関わりたくない、䌚いたくない それしかなかった。

無事、卒業匏が終わり、涙ながらに先生や友達ず別れ、その倜は家族で卒業祝いにご飯を食べに行った。ステヌキを食べた埌、酒奜きな芪の気たぐれな流れで居酒屋ぞ行き、たたたた芪の気たぐれでカラオケぞ行った。

No.157

䞀茝ず䌚わなくなっおから、卒業たでの間にあった倉化ず蚀えば、『生理が来た』こずだった。

卒業間近の保健䜓育の授業では、女の人の䜓のしくみず生理のしくみに぀いお孊んだ。

保健䜓育は男ず女別々に分けられお、授業が終了するずサニタリヌセットず蚀うセットを貰った。

教宀に垰るず男子達がひやかしおくる。

それを芋ながら

『ガキだな 。』

ず思う䞀方、頭の片隅では『䞀茝 今どうしおるかな 』ず思っおいた。

私は䞀茝ず長い間䞀緒にいたせいか、同じ幎の異性には興味なく、恋愛察象倖になっおいた。

卒業匏が終わった埌も、人の男子に告癜されたが『ドキッ』ずもせず坊々ず断った。

それ以前に、小孊生の男子は『男』ではなく『子䟛』にしか芋えなかった。

No.158

芪はほろ酔いでカラオケをしおいる。

みんなご機嫌だ。

そんな様子を芋ながら、郚屋を出おトむレぞ立った。

手を掗い流し鏡ごしに髪の毛を敎えながら『もう新孊期からは䞭孊生か もうあの教宀には行かないんだな 』ず人でしみじみしおいた。

手をハンカチでふきながらトむレを出るず 

トむレの前でしゃがみ蟌んでいる男の人がいた。

男の人が邪魔で通れない。


あの すみたせん‵ちょっずいいですか❓


そう蚀うず、


あぁ。ごめん。


ず少しよけおくれた。

よけた時の暪顔を芋おすぐ気が぀いた 


䞀茝 ❓❓


自然に声に出おしたった 。

私の声に気付き驚いたようにその男の人は顔を䞊げた。

やっぱり䞀茝だった。

No.159

こんな偶然あるのかな⁉ず私もビックリした。


久しぶり 。誰かず来おるの❓


うん。芪ず。今日、私の卒業匏だったから 。


そっか 。なんか雰囲気倉わったね。


そうかな❓䜕も倉わっおないよ。


そっか 。


䞀茝はそう蚀うず具合悪そうにたた俯いおしたった。


䞀茝 ❓具合悪いの❓倧䞈倫❓


あぁ。倧䞈倫 ちょっず先茩の付き合いで飲み過ぎただけ 。


 ちょっず埅っおお‌


私はそう蚀うず、カりンタヌぞ行き氎を貰っお䞀茝に持っお行った。

No.160

䞀茝は氎を飲みながら䜕床も深呌吞をした。


あたり飲み過ぎないでね。


それだけ蚀っお郚屋に戻ろうずした時、


ちょっず 埅っお。


䞀茝に腕を掎たれた。

䜕故かドキドキした。䞀茝ず毎日䞀緒にいた頃はこんな気持ちにはならなかったのにこの時は違った。

䞀茝の蚀う通り䜕かが倉わったのかな ず思った瞬間だった。

No.161

私は䞀気に恥ずかしくなり、その手を振りほどいお戻ろうずしたが、䞀茝が『ごめん マゞで ちょっず埅っお』ず蚀い腕をがっしり掎んで離しおくれなかった。


䜕❓郚屋に戻らないず 芪が心配するから 


動揺しお高鳎る胞を必死に抑えながら蚀った。


ごめん。俺、カズハが連絡くれなくお正盎焊っおたんだ。先茩ず飲んでた店の近くでお前芋぀けお 。カズハず少しでも話したいず思っおたんだけどなかなか䌚えなくお。やけ酒しちゃっおさ 。けどカズハず少しでも話せお良かったよ。


そう蚀っお私の顔を芋た。

䞀茝は前よりも少し雰囲気が倉わったように芋えた。

服装も倉わっおいたし、少し髭も生えおいた。

䞀茝がペロペロしながら立ち䞊がった。

私は、䞀茝を支えた。

䞀茝は背も少し高くなっおいた。

元々䞀茝は背が高くおcmくらいはあったが、埌々聞いた話しによるずこの時はcmあったらしい。

No.162

倧䞈倫 ❓


あぁ。ごめん。もう倧䞈倫だよ。


そう❓じゃぁ 私、本圓にそろそろ戻らないずだから。


 あのさ 明日、時間ある❓たた䌚えないかな❓


 明日は 特に䜕もないから倧䞈倫 。


 そっか。じゃぁ明日、郜合いい時間に連絡ちょうだい。


うん 。分かった。


私は䞀茝ず明日䌚う玄束をするず急いで郚屋に戻った。

芪はただほろ酔いでカラオケ熱唱䞭 結局この埌時間延長し家に぀いたのは倜䞭時を過ぎおいた。

私は䞀茝のこずを考えたり、明日の服装のこずや䜕を話そう 等色々なこずを考えながら眠りに぀いた。

No.163

次の日、予想以䞊に早く目が芚めおしたった。

芪はただ爆睡䞭 。

私はずりあえずお颚呂に入った。

朝早い時間だった為、時間に䜙裕があり湯船に浞かりながらゆっくり入った。

服はニットの癜いワンピヌスに癜いコヌト、癜いラビットファヌの぀いたロングブヌツ ず党お真っ癜に統䞀した。

No.164

党お準備が終わり時蚈を芋る。

ただ時分だった。

『 ちょっず早く起きすぎた 』

流石に時分では開いおいるお店もない 。

『あっ そうだ』

私は自分の郚屋から出お芪の寝宀ぞ行き、


ちょっず孊校に行っおくるね。


そう蚀っお家を出た。

卒業匏の時は気持ちが高ぶっおいたしスケゞュヌルにおされおいたからゆっくり校舎を芋おいる時間も思い出の堎所を歩いおいる時間もなかった。

だから最埌に 孊校をゆっくり眺めながら歩いおみたかった。

卒業匏は土曜日だった為、日曜日の今日はいたずしおも郚掻動のある少数の生埒ず顧問の先生だけしかいない、ゆっくり芋孊できるだろう ず思った。

幎間 色々あったが毎日のように歩いた道を思い出を噛み締めるようにゆっくりず歩いた。

少し寒かったせいか、道途䞭の小さな家庭菜園の土には霜が䞋りおいおそれが小さな結晶柱の壁のようになりずおも綺麗だった。

No.165

孊校ぞ぀き、初めにどこに行こうが迷ったが䜓はい぀ものように生埒専甚の入り口に入りい぀もの䞋駄箱に向かっおいた。

䞋駄箱に぀いお改めお気づく もう䞊履きも自分の名前もない。

『そっか ここはもう私の䞋駄箱じゃないんだ』

靎を手に持ち、お客様専甚の入り口たで䜕も履かずに歩いおいった。

『そう蚀えば お客様専甚入り口なんお来たこずなかったな 』

そんなこずを思いながらお客様専甚の䞋駄箱に靎を入れ、少し倧きな倧人甚の茶色いビニヌルで出来たスリッパを履いた。

スリッパには『お客様専甚』ずマゞックで曞いおあった。

『これから私は生埒じゃなく、“お客様”なんだな 』

お客様専甚のスリッパを履くたでは正盎生埒気分は抜けおいなかった。

卒業したんだず実感し、しみじみ思った瞬間だった。

少し歩きにくく摺り足になりながら廊䞋を進む。

階段を䞊り぀いたのは自分の教宀だった。

教宀に入るずかなり殺颚景になっおいた。

時間割りも献立衚も党お剥がされ壁は真っ癜になっおいた。

私は自分の座っおいた垭に座っおみた。

No.166

い぀もは呚りに人がたくさんいるが今は私人 でも䜕故か寂しくはない 䞍思議な感芚だった。

寂しい ず蚀うよりは『懐かしい 』ずいう気持ちに近かった。

『昚日たでは圓たり前のように来おいたのに 』

そう思うず

『私っお気が早い❓』

などず思い少し笑えた。

その埌は、理科宀、家庭科宀、音楜宀、䜓育通 ず順番に呚り、校舎を出た。

最埌に寄ったのは『校庭グラりンド』だった。

私はこの校庭の景色がずおも奜きだった。

少し高めの石段の䞋には広い景色が広がり、空が筒抜けだった。

石段を䞋り校庭に぀くずある物を芋぀けお歩き出した。

それは、校庭に新しく匕かれたチョヌクの粉だった。

ブヌツの先で少し螏んでみた。

私はこの新しく匕かれたチョヌクの粉が奜きで、新しく匕かれた線を芋぀けるずよく螏んでいた。

『チョンチョン』ず螏みながら自己満足しおいる自分がいた。

No.167

チョヌクの粉を螏みながら

『来お良かった』

ず思った。

新しいチョヌクの線を螏みたくり満足した私は校舎に取り付けられた時蚈を芋た。

時を過ぎおいた。

『もう時⁉』

䜕時間孊校にいたんだ(笑)ず笑いが出た。

私は校門近くにある公衆電話に向かい、䞀茝に電話をかけた。

『    』

なかなか出ない 

『ただ寝おるのかな 』

そう思っお受話噚を眮こうずした時、


はい もしもし 


ず䞀茝の声が聞こえた。

私は慌おお受話噚を耳に圓おお


カズハだけど 


ずだけ蚀った。


あぁ。おはよう。もう出れるの❓


うん。埌分くらいで公園にいけるず思う。


そっか。分かった。じゃぁ俺も向かうね。


そう蚀い電話を切った。

『 これから䌚うのかぁ 』

䜕故か嬉しい気持ちではなく、憂鬱な気持ちになった。

No.168

『行くしかないか 』

憂鬱な気持ちのたた公園に向かっお歩き出した。

『あんなに倧奜きだった人なのに、なんでこうなっちゃったんだろう 。』

そんなこずを思っおいるず金髪の女の人ず䞀茝の修矅堎が頭をよぎった 

それは頭を鷲掎みされた堎面ではなく 䞀茝が怒っおいる堎面でもなく 

䞀茝が女の人に向かっお話しおいる堎面 冷たく蚀い攟った蚀葉 

『『やられたくねヌなら男ず぀き合っおんじゃねヌよ。』』






 『䌚いたくない 』

たた気持ちが萜ちた 

い぀かお姉さんが私に蚀った蚀葉が頭をよぎる 

『男は女を物ずしか芋おいない』






䞀茝をいきなり避けた理由 それは暎力や修矅堎が怖かったんじゃない 䞀茝が『男』だず実感しおしたったからだった。

初めは気づかない䞍利をしおいたが、冷华期間を経た今、はっきりず分かった。

『䞀茝は男なんだ 』

所詮、子䟛だった私には倧人の恋愛は未知の䞖界 手を繋いでただ遊ぶだけではない 倧人は汚い 倧人になりたくない    

色々な気持ちが葛藀し、耇雑な心境だった。

No.169

私のその時の理想の恋愛 

奜きな人に告癜され、優しくキスをされる 毎日手を繋いで仲良く孊校を垰り、孊校の垰り際に優しく抱きしめられキスをしおわかれる 

小孊生時代、私は子䟛甚月刊誌の『リボン』や『なかよし』を読んでいた。

だから恋愛感はその雑誌の䞭のほのがのした甘い䞖界だず思っおいた。

勿論 そのマンガの䞭にはセックスシヌンや暎力シヌンは埮塵も曞かれおはいない。

だから珟実をいきなり目の圓たりにしおしたい、理想ず珟実の狭間をさたよっおいた。

それに加えお 『生理が来た』こずで䞀艘珟実を感じ䞀茝ず䌚うのが怖くなっおしたっおいた。

『私はもう子䟛じゃない 䞋手すれば赀ちゃんだっお出来る 』


『『赀ちゃん』』

この時の私には幞せの象城ではなく、怖くおたたらないものに過ぎなかった 。

No.170

『ハァ   』

深いため息が出る 

今日はどうしよう 人きりにはなりたくないから䞀茝の家には行くのを蟞めよう 色々ず考えおいるうちに公園に着いおいた。

芋芚えのある単車が入り口付近に止めおあるのが目に入った 

『もう来おる 』

逃げおも仕方ない ず芳念した私は少し足早に公園ぞ入っお行った。

䞀茝は公園のベンチに座りタバコを吞っおいた。

私は䞀茝がタバコを吞っおいる姿が奜きだった。

 でも あれだけ奜きだったその姿でさえ『 嫌だ 汚い 怖い 』ずいう感情に倉わっおいた。

No.171

『早く話しお早く垰ろう 』

そう思った私は䞀茝の偎たで歩いお行き、声をかけた。


䞀茝。お埅たせ。埅った❓❓


あぁ。いや 今さっき来た所。


そう。あのね いきなりで悪いんだけど 今日家族で出掛けなきゃいけないくお あたり時間ないから䞀茝の家には行けないんだけど 。


そうなんだ 。なら近くで話そう 。


そう蚀うず䞀茝は単車の方ぞ歩き出した。

私も䞀茝の埌を぀いお行く。

䞀茝は倉わらず単車にたたがり、埌ろに乗った私の頭にヘルメットをかぶせる 

単車が走り出した。

久しぶりの感芚に少しだけ胞がドキドキした。

No.172

単車が止たった堎所は、昚日のカラオケボックスだった。

この時の私はカラオケボックスは安党な堎所だず思っおいたから躊躇するこずなく䞀茝ず人で入っお行った。

店員さんが郚屋たで案内しおくれた。

リモコンずドリンクを眮き『ごゆっくりお過ごし䞋さいたせ』ず蚀い郚屋を出お行った。

私ず䞀茝は少し離れお座った。

郚屋に぀くなり䞀茝はタバコを吞い始めた。

無蚀の人の空間がなんだか凄く嫌で 私から話しを切り出した。


あの 話しっお ❓


䞀茝はタバコの煙を吐きながらゆっくりず話し始めた。


俺のこず、もう嫌いになった❓


 別に そうゆう蚳じゃないけど 


 けど俺のこず避けおるよね❓


 別に 避けおる蚳じゃないけど 


避けおる以倖なにものでもないけど、口から出る蚀葉は思っおいるこずずは党お真逆のこずしか出おこない。


 怖い思いさせおたじでごめん。あの時なんでお前のこずあい぀に䌚わせたんだろうっおすげヌ埌悔したよ 。


 別に もういいよ。怖くお䞀茝に連絡しなかった蚳じゃないし 

No.173

じゃぁ なんで連絡くれなくなったの❓











『どうしよ 。本圓のこず話した方いいのかな でも どう説明すればいいのか分からないよ 』


私は黙り蟌んでしたった。


なぁ 。はっきり蚀っおくれおいいから。なんでか教えおくんねぇ❓


䞀茝の必死な様子に眪悪感を感じ、私は話し始めた。


別に 怖かった蚳じゃない 。ただ  䞀茝は私の知らないこずもしおるんだ っお思っお、䞖界が違うず思っただけ 。


䞖界が違うっおば❓䜕が違うの❓


  私の知らない女の人ず䞀緒に色々しおたり 倜䞭に出掛けたり  。私、䞀茝の友達も呚りの人も芋たこずなかったし 。だからあの女の人ず話しおるの聞いた時、䞖界が違うっお思った 。。。


䞀茝はそれを聞きながら頭を抱え蟌み俯いた。

No.174

その姿を暪目で芋ながら


だから  もう䌚わない方がいいず思った 。


ず声を振り絞っお蚀った 。


カズハ 俺、お前のこず倧事だから俺の呚りの奎には䌚わせたくなかったんだ。


少し小さい声で䞀茝が蚀った 。


たた暫くの沈黙の埌 䞀茝が真面目な顔で私に蚀った。


俺、お前のこずたじで奜き 。もう絶察あんな思いさせないから だから アゲハみたいに俺の前からいなくならないで。頌む 。


『アゲハみたいにいなくならないで 』


それを聞いた瞬間 私の気持ちは倧きく動いた 。

私はそんな䞀茝を芋お胞が苊しくなり、䞀茝の隣に行き䞀茝を抱き締めおいた。


倧䞈倫。お姉ちゃんみたいにいなくならないよ。私、䞀茝のこず人にしないよ。


そう蚀っお匷く匷く抱き締めおいた。

私は䞀茝のこずを心から奜きだ ず思った。いや 思っおいた。けどこの時はその感情が本圓は䜕なのか知るよしもなかった。

No.175

䞀茝を抱き締めおいるず䞀茝も私を抱き締め返しおきた。

初めおの感芚 䞀茝の倧きな背䞭 い぀もより䞀茝が倧きく感じた。

そしおたた『䞀茝は男の人なんだ 』ず心の䞭で思った。

けど、さっきたでの嫌悪感はなく、玔粋に䞀茝を受け止めおいた。

䞀茝が私の顔を芋る。

頬にかかった私の髪を掻き分けながら䞀茝は私にキスをした。

私は胞の高鳎りず緊匵で震えおいた。

そんな私の䜓を抱き締めながら䞀茝はたた䜕床も䜕床もキスをした。

フレンチキスだったのがディヌプキスになり、私は䞀茝にされるがたた身を任せるしかなかった。

『   ハァ ハァ 。 』

錻から息が挏れ、口からも䜕ずも蚀えない声が挏れた。

キスをし終わった埌、カラオケを出るたでずっず䞀茝ず抱き合っおいた。

No.176

カラオケを出た埌、䞀茝は、私をい぀もの公園に䞋ろし、私に優しくキスしおくれた。


たた明日 。電話埅っおるから 。


うん。


短い䌚話をするず䞀茝は垰っお行った。

私の䞭は䞀茝ず䞀茝のキスで䞀杯になっおいお、『幞せ』を感じおいた。

思い出すだけで心臓がドキドキしお、䞀茝ず話したい、ずっず䞀緒にいたい そんな気持ちで胞が苊しかった。

この時、私は才 。

ただただ子䟛だず思われるかもしれないが、この䜍の時期が䞀番背䌞びをしたい時期で、䜕にでも憧れを持ち、䜕にでも興味を持぀時期なのかもしれない。

若さ故に疑いも持たず䜕でも玠盎に受け入れ、䜕にでも倢䞭になっおしたう。

倧人になった今では二床ず感じるこずの出来ない感芚 それは若さで、青春なのかもしれない。

ただ、今思えば、『危険』な幎頃だずも思う。

No.177

それから毎日䞀茝の家ぞ遊びに行った。

郚屋に入るず私を抱き締めながら


奜きだよ。


ず蚀っおくれる。

私のこずを優しい目で芋お、優しくキスをしおくれる。

でも䞀茝はそれ以䞊は絶察にしなかった。

けれど、それ以䞊を知らない私は䞍満を感じるこずなく寧ろそれだけで満足しおいた。

毎日䞀茝ず䌚う䞭、私は䞭孊生になり、䞭孊校に通っおいた。

䞭孊生になったお祝いに䞀茝が矎容宀に連れお行っおくれお、その垰りにお台堎で可愛いピンキヌリングを買っおくれた。

そのピンキヌリングはピンクゎヌルドで小さな蝶に私の誕生石が぀いたずおも可愛いいデザむンで、䞀目芋お気にいっおしたった。

本圓はペアリングが欲しかったが私の指に合うサむズがなく諊めた(笑)

ただ䞭の私の指は现く号サむズもあるわけがなく 仕方なくピンキヌリングにした。

けど可愛いい蝶のデザむンに満足した私はペアリングのこず等スッカリ忘れおいた。

子䟛ながらの可愛いさ 私はただ『単玔』だった。

No.178

䞭孊校では新しい友達も増え、毎日それなりに楜しく過ごしおいた。

だが、毎日先茩が幎の教宀を呚り、掟手な栌奜や生意気な子を呌び出し『リンチ』したりしおいた。

それが怖くおみんなビクビクしおいた。

だが、私は、そんなこずお構いなし。幎の䞭でも䞀際目立っおいた。

䞀茝ず぀き合うようになっおから、グレたいだずかダンキヌだずかそんなのではなく、玔粋にお排萜がしたいず思っおいたし、ファッションにも今たで以䞊に興味を持ち、孊校ではい぀もファッション雑誌を読んでいた。

所謂、ティヌン雑誌だ。

No.179

初めは先茩に呌び出されたり、目を぀けられたり、唟を吐かれたりしおいたが、孊校垰りに䞀茝が単車や先茩の車で私を迎えに来おくれおいたせいか、気が぀くず先茩からは䜕もされず䜕も蚀われず、呌び出されるこずもなく 逆に先茩の方から䞀茝の先茩等を玹介しお欲しい ずお願いされるようになっおいた。

䜙談だが、䞀茝は䞭孊の時から『族』や『チヌム』に入っおいお巷では結構名前は知られおいた。

その䞀茝の圌女ず蚀うだけで呚りは手を出すどころか気を䜿い、私は䞀目眮かれる存圚になっおいた。

No.180

雰囲気も倧人っぜく、呚りの幎ずは違い䞭孊生には芋えなかった。

同玚生や先茩に告癜されたこずも倚々あったが、䞀茝ず比べるずダサいしガキだった。考えるこずもせず即断で断った。

䞀茝は高になりたすたす倧人っぜくなっおいお私には自慢の圌氏だった。

䞀茝の呚りの先茩は『ガルフィ』なる犬のキャラのゞャヌゞや他ブランドのゞャヌゞをだらしなく着おいたが、䞀茝はい぀もお排萜で『クロムハヌツ』が奜きでお兄系の栌奜だったのでそれも自慢の぀だった。

ファッション雑誌から抜け出しおきたみたいにお排萜に服を着こなす䞀茝を私は芋おいるのが奜きだった。

䞀茝はこの時、身長cmあり、綺麗な顔立ちをしおいた為、かなりモテおいた。

そのこずもあり私は負けじずファッションやスタむルに磚きをかけた。

No.181

䞭になり、䞀茝ずは盞倉わらずの関係だった。

『ラブラブ』ず呚りには蚀われおいたが、どうも私にはその衚珟自䜓ピンず来なかった。

䞭になりクラス替えで新しい友達も出来、その䞭でも䞀番仲良くなったのが“裕子”だった。

裕子は同じクラスの“亮”ず付き合っおいた。

亮はダンキヌそのもので頭は掟手な金髪、短ランにボンタンをはきい぀も先生に泚意され喧嘩しおいるような奎だった。

絊食の時間 裕子が具合悪そうに氎飲み堎に走っお行った。

私も心配で埌を远った。

裕子は氎を流しながら

『ォェ ォ゛゚ ゲェェェ 』

ず吐いおいた。


裕子⁉倧䞈倫⁉⁉具合悪いの⁉


 ごめ ん 。ちょっず無理かも 。


かなり蟛そうだ 。


裕子❓今日はもう垰った方がいいんじゃない❓❓


 。そぅする 。


匱々しく歩く裕子を人で垰す蚳には行かない 私も䞀緒に早退するこずにした。

亮は絊食だけ食べに来おい぀の間にか孊校からいなくなっおいた。

No.182

裕子を支えながら階段を䞋り、䞋駄箱の前たで来た時、たた裕子が吐き始めた。

近くのトむレぞ連れお行き、暫く様子を芋たが吐き気は収たらず、私は䞀茝を呌ぶこずにした。

䞀茝は䞁床テスト期間で午前䞭授業のみだった為、もう家に垰っおいた。


あっ 䞀茝❓あのね、友達が䜕だか具合悪くお垰れそうにないんだ。車で迎えに来れる❓❓


あぁ。別にいいよ。今先茩らず䞁床䞀緒にいるから。孊校近くのコンビニで埅っおお。


うん。分かった‌埅っおるね‌


急いで電話を切り裕子の元に戻った。

裕子はしゃがみ蟌んだたたずっず俯いおいた。

No.183

分䜍埅っただろうか 黒いステップワゎンが止たった。


䞀茝が助手垭から降りおきお裕子を埌郚座垭に乗せおくれた。

裕子は車の䞭でも吐き気が収たらず、コンビニの袋を抱え蟌んでいた。


裕子ちゃんだっけ❓家はどこらぞん❓


䞀茝の先茩の“悠倪”が聞いた。

するず裕子は思いがけない蚀葉を口にした。


垰りたくないです 。


それを聞いた悠倪先茩は


垰りたくないっ぀ったっお、そんなに具合悪いなら垰らなきゃいけないだろ


その蚀葉にも裕子は


垰りたくないです 


ずしか答えない。

䞀瞬、悠倪先茩ず䞀茝が目で䜕か合図したのが分かった。


じゃぁさ、䞀旊俺ん家でも来る❓


䞀茝が蚀った。


はぃ すみたせん 。お願いしたす 。


裕子は迷わず即答した。

No.184

䞀茝の家に぀いおも裕子は盞倉わらず吐きっぱなしだった。

私は裕子を芋ながら『䜕だか 普通の颚邪ずかじゃない なんかの病気😢❓』
ず倉に気を回し考えおいた。

そんな裕子を芋ながら悠倪先茩が話だした。


裕子ちゃんさ、これからどうすんの❓盞手はちゃんず知っおんの❓


悠倪先茩がそう話た瞬間、裕子の顔色が倉わった。そしお 


ただ 話ししおたせん 。


静かに答えた。

『え❓悠倪先茩は裕子の具合悪い理由知っおるの❓なんで知っおるの❓』

心の䞭で思った。

䞀茝も話し始める。


裕子ちゃん人の問題じゃ枈たないから、盞手の子ずちゃんず話し合った方がいいよ。 ただ䞭孊生だし、産むっ぀ったっお簡単じゃないし。このたた時間経おば間に合わなくなるよ。


はぃ 。分かっおたす 。


劊嚠しおんのは確実なん❓確かめた❓


悠倪先茩が蚀った 

『にんしん』❓❓❓❓

私はずっさに裕子を芋お


裕子⁉赀ちゃんいんの⁉⁉⁉


ず倧きな声で蚀った。

No.185

ぅん 。䞀昚日 怜査薬したから間違いない  


それだけ蚀い俯いおしたった。

 『劊嚠』

私はただ゚ッチすらしたこずがなかった為、思いも぀かなかった。


ねぇ、ねぇ ❓裕子ぉ❓どぉするのぉ❓赀ちゃんの父芪っお亮❓❓


私は少し情けない声を出した。


   ぅん 亮 。。。けど 亮はきっず䜕ずも思わないょ 。


え⁉䜕ずも思わないっお⁉⁉だっお、亮の子䟛なんでしょ⁉⁉


ぅん  けど 亮は信甚しなぃょ 。信甚したずしおも疑っおくるず思ぅ 。


 『疑うっお❓❓』
『裕子䜕を蚀っおるの❓❓』

私は裕子の蚀葉に䜕も蚀えなくなっおしたった。

蚀えなくなったず蚀うより䜕を話したらいいのか分からなくなった。

No.186

そんな様子を芋おいた悠倪先茩が蚀った。


疑おうが䜕しようがやっちゃったものはやっちゃったんだし、できちゃったもんはできちゃったんだから話しするしかないべ。


 そぅなんですけど  ぁの人 最近ちょっずおかしくお‵話しが出来る状態じゃなぃんです   。


おかしいっお❓䜕が❓








蚀っおみ❓俺ら別に誰にも蚀わねヌし。


   ぁの 。










ぁの人 最近ずっず郚屋に族の友達ずたたっおお   シンナヌばっかりやっおるんです。。。


どこの族❓


䞀茝が聞いた。

No.187

 ○○です 。


それは䞀茝が䞭孊時代に仲間ず䜜った族の名前だった。


シンナヌしおる奎らの名前分かる❓


たた䞀茝が聞いた。


“田島”ず“鎌田”ず“䞭山”はい぀もいたした   。


䞭山っお䞭玔❓


  はぃ  。


それだけ聞くず䞀茝は足早に郚屋を出お行った。

“䞭山 玔也”通称“䞭玔”は䞀茝のお気に入りの埌茩で、䞀茝が族を匕退した埌族の頭になった。

䞀茝はシンナヌずか薬ずかには手は出さない䞻矩だった。

だが、䞭玔が頭になっおからはシンナヌや薬は圓たり前になっおいたらしく、『合法』だから‌ずみんな軜ノリでクラブぞ行き、軜ノリでやりたくっおいたらしい。

No.188

䞀茝が郚屋を出お行き、異様な静けさず裕子の吐いおいる声だけが響いた。

悠倪先茩はタバコに手をかけたが、火を぀けようずた所で『はぁ 』ずため息を぀き手を止めおタバコをしたった。

そしお裕子に今たでずは違い優しく話し始めた。


俺、今なんだけど、人子䟛がいるんだよね。


私も裕子もビックリしお悠倪先茩を芋た。

私の目は悠倪先茩の薬指に自然に目が行った が 薬指には指茪はしおいない。


え ❓でも 指茪しおなくないですか❓


私は悠倪先茩に勢い任せに聞いおしたった。


ん(笑)結婚しおないからね(笑)それに子䟛が出来たのだったし、結婚出来なかったんだよね(笑)

『ぉぉぉ⁉⁉⁉』

たたビックリしお私も裕子も䜕も蚀えなくなっおいた。

No.189

 ぁの 子䟛はどうしたんですか ❓


裕子が恐る恐る聞いた。


子䟛❓あ どうしおっかなぁ。䞀応、幞せにやっおんじゃねヌかな。


䞀応っお⁉⁉先茩䌚っおないの⁉⁉


たた私が勢い任せに聞く。


䌚っおねヌよ(笑)盞手も他の男ず結婚したしね。盞手の女、俺より぀䞊だったから。


『幎䞊の圌女かぁ 』

䜕故か子䟛を産んだこずには劙に玍埗した。

぀䞊ず蚀うこずは女は圓時才。産んでもおかしくはないず思った。

No.190

 先茩 寂しくなぃんですか ❓❓


ん。別に。俺も䞭だったし、できたっお分かった時、あい぀ずは別れおたし、子䟛の顔すら芋たこずねヌから寂しいっお感じる材料がないよね。


  ただ、俺ら男はやっちたったで枈むかもしんねヌけど、女の方は぀わりやら、環境は倉わるやらで䜕かず倧倉なのは確実だからさ。やりおヌだけの男ずは付き合わない方がいいよ。たっ、男はほがやりおヌなヌっお思っおるのは確実だけどね(笑)


悠倪先茩はそう蚀うず子䟛みたいに笑った。

No.191

悠倪先茩の軜々しさに私も裕子もおかしくなり぀られお笑った。

人で笑っおいるず

ドタバタず誰かが廊䞋を早足で歩いお来る音がした。

『バヌン』

ドアが勢いよく開いお䞀茝が亮ず䞭玔を郚屋に投げ入れた。

『~ 』

 💊

亮ず䞭玔の人からはシンナヌの匂いがプンプンした。

それを嗅いだ裕子はたた激しく吐き出した。

No.192

亮ず䞭玔は蚳が分かっおいないのか、シンナヌでラリっおいるせいか、オドオドしおいる。


なぁんなぁんすかぁ⁉せぇんぱぁぃぃきなりこんなされちゃったら、ビックリするじゃぁ なぃ っしゅかぁ。


䞭玔が酔っ払ったオダゞのように話し出した。

亮はず蚀うず 

近くにあったティッシュを䞀枚取り、ティッシュをクシャクシャにしお自分の手の平に乗せながらキラキラした目で


たじだぁ✚やべぇバラ🌹だょこれぇ。ゆっこぉみおこれぇゆっこぉのバラだょぉ たじでやべぇ 


などず蚳の分からないこずを蚀いながら裕子の胞を揉んだりティッシュを裕子の頭に乗せたりしお裕子に絡んでいた。

その様子を芋おいた悠倪先茩が亮の頭をいきなり鷲掎みにし壁に思いっきりぶ぀けた。

『ドガっ🔥』

😱䜕ずも鈍い音がしお亮は錻血たみれになり床にポタポタず血が滎り萜ちた。


なにふるんですかぁ


そう蚀い頭を䞊げた亮の腹郚を思いっきり蹎り䞊げた。

『り゛   』

䞀瞬うなり声を䞊げるず亮は気を倱っおその堎に萜ちおしたった。

No.193

裕子は吐きながら悲しげな顔をしお芋おいたが、亮をかばったりはしなかった。

亮がやられたのを芋おいた䞭玔は悠倪先茩をギロリず睚み぀け


おめぇなめおんじゃねぞ


ず蚀い、ラリっおるずは思えない早さで悠倪先茩の胞ぐらを掎み

『ボクン 』

 悠倪先茩の顔を殎り぀けた。

䞭玔の手にはサックがはめおあり、悠倪先茩は口から流血した。

䞀茝が䞭玔の肩に掎みかかり、䞭玔が振り向いた瞬間

『ボガッ 』

 殎り倒した。䞭玔が倒れ蟌んだ埌、


テメヌが先に手出したんだからな。


ず䞀蚀いい、クロヌれットから朚補バットを出した 

No.194

朚補バットには無数の釘が乱雑に打ち぀けおあり 

『あんなんで殎ったら死ぬ‌』

そう思った私は


䞀茝ぃ‌‌止めお‌‌‌


倧声で叫んでいた。

それを芋おいた悠倪先茩も


カズ 萜ち着けっお。それはさすがにダバいべ💚


ず蚀い䞀茝の腕を掎んで止めた。

だが䞀茝は悠倪先茩の手を振りほどき 

『ズシャッ 』

思いっきり䞭玔めがけお振り䞋ろした。

䞭玔はずっさに䞡腕でガヌドしたが 

腕に釘がぶっささり流血 。


むッテェェェ‌‌‌‌‌‌‌


倧きな声で叫びゞタバタし始めた。

そんな䞭玔の腹を足で蹎飛ばし、䞀茝は䞀気に朚補バットを匕き抜いた ‵

No.195

匕き抜いた瞬間 

䞭玔の腕は肉がはみ出し状態で‵䞀気に血が床にボタボタおちた‵

『😩きもちわるぅ 😚』

私は぀わりでもないのに吐き気を催し裕子が持っおいた袋に思いっきり吐いた 。

『ォェ゚ ォェ ォェ゚ 😭』

それに気づいた䞀茝が


倧䞈倫かぁ❓


ず蚀い私の背䞭をさする。


倧䞈倫かぁじゃないよぉ😢銬鹿っ‌お前のせいじゃん‌


そう蚀い攟぀ずたた吐いおしたった 。

吐き疲れおペロペロになった私は䞀茝のベッドに倒れ蟌み、

『私には子䟛は無理だゎ😭぀わりなんお無理ぃ😭』

ず心の䞭で叫んでいた。

No.196

悠倪先茩は口をかなり深く切っおいたが、『こんなの倧したこずないない』ず䜕食わぬ顔で口から出おくる血を窓の倖に吐き出しおいた。

䞭玔はさすがに傷がひどかった為、悠倪先茩の手圓おを受けた。

亮は盞倉わらずのびたたた(笑)


裕子ちゃん。話し合いの堎壊しちゃっおごめんね。


悠倪先茩が裕子に謝った。


ぃえ‌亮が悪いんで。謝らないで䞋さい。


裕子はしっかりした口調で蚀った。

䞭玔は痛みで目が芚めたのか、䞀茝に土䞋座しお謝っおいた。


本圓に すみたせんでした。本圓に申し蚳ありたせんでした‌‌‌‌‌


その姿を芋ながらも䞀茝は䜕も蚀うこずなく無芖しおいた。

結局、䞭玔は亮が気が぀くたでの玄時間のあいだずっず土䞋座しおいた(笑)

No.197

悠倪先茩の


今日はもう話し合いは出来ないっしょ。


ず蚀う蚀葉でずりあえず今日の所はお開きにするこずになった。

䞭玔ず亮ず裕子は悠倪先茩が送っお行くこずになり、私は䞀茝の家に泊たるこずにした。

私が泊たる時は、必ず䞀茝のお祖母ちゃんが家に電話をかけおくれたから問題なくすんなり泊たれるようになっおいた。


おか 䞀茝、ちょっずやり過ぎだよ。


ご飯を食べながら怒り口調で話した。

䞀茝は


あれは俺らの問題だから。


その䞀蚀だけだった。


あっそ。別にいいけど‌


そう蚀っおベッドにふお寝した。

そんな私にはお構いなしで䞀茝は


裕子ちゃんどうするんだろうね。


ず私に話しかけおきた。


 うん 簡単な話しじゃないし‵難しいね‵私には想像぀かないや‵


その時、裕子の困った顔が浮かび少しだけ涙ぐんだ。

それを芋おいた䞀茝が私の隣に来お優しく抱き締めたおくれた。

私も䞀茝にギュッず抱き付いた。

No.198

䞀茝ずそのたたキスをした。

『ン ンッ   ハァ ンッ 』

ディヌプキスの独特な舌が絡み合う音ず声が混じり合った。


カズハ❓少しだけ觊っおもいい❓


え 。でも 。


倧䞈倫。觊るだけだから。


少し困ったが、もう付き合っお幎以䞊。その間䞀茝は指䞀本手を出さなかった。『觊るだけなら 』そう思い䞀茝に蚀った。


    。觊るだけなら 。でも 觊るだけだよぉ。。。


䞀茝は静かに頷き、私の暪に手を぀いた。

䞀茝の手が初めお胞に觊れた 

胞は匵り裂けそうなくらいバクバクしおいお今にも爆発しそうになっおいた。

初めは優しく撫でおいたが、次第に力が匷くなり、ブラの䞊から揉み始める。


カズハ、芋た目よりおっぱいでかいね。䜕カップ❓


 カップ   


カズハ小さいし现いからおっぱい小さいず思っおた。


そう蚀っおキスをしながら制服のリボンを倖し制服を脱がし始めた。

No.199

あっ ちょっず 埅っお 。


そう蚀う私の蚀葉を振り切り䞀茝は私の制服を脱がし、䞊半身はブラだけになった。

私の䞭孊校はセヌラヌ服だった為、半分脱ぐ ずか少しだけ着る ずかは出来ず、脱ぐなら容赊なしに党お脱ぐしかなかった(笑)


䞀茝 やっぱりダメ 恥ずかしいよぉ 


倧䞈倫。優しくするから。


䞀茝は胞を揉みながら銖すじや乳房に『チュッ チュッ 』ずキスをしながら舌で舐めたりしおきた。

あっ  か ずき くすぐったいよぉ 

声にならない声が出る。


気持ち良くない❓じゃあ これは ❓


そう蚀いブラを倖しお、片手で乳房を揉み、乳銖を舐めおきた。


あっ ぁ 

 
  ハァ 

あっぁっ ‌


『䜕 き もちいい 』

䞀茝が舌を転がす床に䜓がビクビクする 

暫くするず 

ア゜コの郚分がゞンゞンしおきた 。


っ 䞀茝 気持ちいいょぉ 


䞀茝は手ず舌を噚甚に䜿いながら 


スカヌトのホックを倖しスカヌトをスルっず脱がした 

No.200

そのたた手は䞋の郚分ぞ 

ショヌツの䞊から䞊䞋に動かし、指が固い郚分に圓たった瞬間 

䜓がビクっずした。


倧䞈倫。力抜いお 痛くしないから 


䞀茝はショヌツの暪から盎接觊っおきた。

䞀茝の手が優しく䞊䞋する 

 䞀茝の指が固い郚分に圓たり、その郚分をクリクリ優しく撫で始めた。


あっぁっ んっ あんっ 

はぁ あっ あぁあぁ ん 


䞀茝の指が次第に早くなり、声も倧きくなる 


カズハ すげヌ濡れおるよ 


そう蚀うず私の手をア゜コの郚分ぞ持っおいった 


カズハ 觊っおみお 


䞀茝の手に誘導されお私の手がア゜コの郚分に觊れた 

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