私の歩いて来た道
私の人生を書いてみます。
中傷、批判はご遠慮下さいm(__)m
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私の名前は、大島晶子。
周りからは、『アコ』と呼ばれている。
私には、5つ違いの兄と3つ違いの姉。
そして…父親違いの5つ下に妹がいる。
母は、私が10歳の時に再婚したのだ。
そして…この頃から、私の人生が狂いだした。
丁度、母が再婚して苗字も左藤から大島に変わった頃から、私は…クラスのみんなからイジメの対象にされたのだ。
それでも、大親友の京子ちゃんだけは、いつも一緒にいてくれた。
私は、それだけで満足だった。
しかし、そんな日は長く続かなかった。
それは…突然でした。
朝、いつものように学校へ行き教室に入ると、私は京子ちゃんの元へ行き…
アコ『おはよう』
と声を掛けた。
京子『…』
京子ちゃんは、無言だった。
すると、京子ちゃんの所にイジメのリーダー菜央が近寄ってきた。そして…京子ちゃんに
菜央『京ちゃん、アレ渡しなよ~』
とニヤニヤしながら言った。
すると、京子ちゃんは無言のまま私に、白い封筒を差し出した。
菜央『早く読めばいいじゃん』
と、またニヤニヤしながら言った。
私は、封筒を開けて手紙を広げた。
更に、その手紙の内容に唖然とした。
そこに書かれていたのは…
赤いペンで、
こう書いてあった。
アコへ
友達やめたから。
私の所にこないで!
と…大きく殴り書きしてあった。
私は、納得がいかなかった。
昨日まで、普通だったのに…
アコ『京子ちゃん、これ…どういう事?』
と、訪ねたが京子ちゃんは、無言のまま菜央と一緒に行ってしまった。
それから、私のイジメが酷くなるのは言う間でもなかった。
朝、下駄箱で上履きに履き替えようとしたら、上履きがなかったり、ガビョウが入ってた時もあった。
教室に入れば、私の机の上に花が置かれていたり…
休み時間には、男子がわざと叩いてきたり…
私は、泣きながら家に帰ったのを今でも鮮明に覚えている。
何で私がこんなめに合わなきゃいけないのか…と毎日のように考えながら、イジメに耐えた。
それでも…兄や姉、両親には相談できずにいた。
私なりのプライドだったんだうか…
誰かに相談できたら楽なのに…
ある日…
私は、近くの文房具屋さんでカッターナイフを買った。
とにかく、楽になりたいと思ったから…
私は、すぐに家に帰ると部屋に閉じこもった。
そして…さっき買ったばかりのカッターナイフを取り出し、私は力いっぱい握りしめた。
次第に手が震えてきた。
さすがに怖い。
けど…もうイジメられるのが耐えられなかった。
私は、カッターナイフを手首に当てると…
切った…
血が…
流れ出した。
私は、痛さと血が流れるのを見て気絶した。
しばらくして、私は、目を覚ました。
お母さんが、心配そうに私の顔を覗き込むと…目に涙を浮かべながら
母『アコ…。大丈夫?手首…かすり傷程度から、心配ないって』
私は、たくさん泣いた。
そして…今までのイジメの事を話した。
お母さんは、泣きながら…
母『アコ…気付いてあげれなくてごめんね。ごめんね…』
私の手首をそっと握り、何度もごめんねを連呼した。
それから、担任の先生も駆けつけた。
母は、先生に内容を説明してくれた。
それから、私は教室に行かず保健室登校をするようになった。
あれ以来…イジメがなくなった。
京子ちゃんとも、また仲良くなった。
そして…私は中学生になった。
中学生になっても、京子ちゃんとは一緒のクラスだった。
新しい友達もできた。名前は…カナコとチアキ。
4人でいつも一緒にいた。
恋の話とか…
ファッションの話とか…
芸能人の話とか…
毎日が楽しかった。
しかし、そんな楽しい事は長く続かなかった。
ある日…京子ちゃんと、一緒に学校へ行くと…教室の前にヤンキーがウロウロしていた。私と京子ちゃんは、急いで教室に入ろうとした。その時…『あっ、ねぇねぇ~大島晶子って…このクラス?』ヤンキーの一人が話かけてきた。京子ちゃんに、先に教室に入るよう促すと…アコ『私ですけど…』すると、話かけてきたヤンキーがまた口を開いた。『あっ、いきなりごめんね。志保さんに頼まれてさぁ~』アコ『お姉ちゃんに頼まれた?』私は、不思議そうに答えた。『何か…小学校の時…大変だったんだってね?でさぁ~志保さんが俺達に見張りしろって言われて…』お姉ちゃんは…ヤンキーで、結構 有名なのだ。私が中学生に上がると同時にお姉ちゃんは、高校生になった。話かけてきたヤンキーは、お姉ちゃんの後輩とわかった。でも…ヤンキーではない私にとって、ありがた迷惑だった。京子ちゃんや、カナコやチアキが引いているのがわかった。そして…タク先輩と、ヒロ先輩は、毎日のように私のクラスに顔を出すようになった。と…同時に京子ちゃんとカナコとチアキも、少しづつ私を避けるようになってきた。
気がつくと…
私はまた一人になっていた。
ある日…
私は、髪の毛を染めた。
金髪にした。
その頭にして、教室に入ると…周りはコソコソしていた。
もちろん、京子ちゃんも…冷たい目で私を見た。
でも…私には関係なかった。
しばらくすると、タク先輩とヒロ先輩が教室に来た。
私を見ると…
二人は、目を丸くした。
そして…タク先輩が
タク『どうした?金髪じゃん?』
アコ『イメチェンです。変ですか?』
すると、二人は口を揃えて…
『いいじゃん』
とケラケラ笑った。
その日、初めてタバコを吸った。
家に帰ろうとすると、タク先輩が私に近づいてきた。
タク『アコ、これから時間ある?』
アコ『いや…別に…』
タク『じゃぁ~俺に付き合え』
そう言うと、返事をする間もなく腕を引っ張られた。
そして…着いた先は
ヤンキーの溜まり場だった。
私は、タク先輩の背中に隠れた。
すると、一人の人がタク先輩に話かけた。
『今日は、女ヅレかよ~』
タク『そんなんじゃねーよ!志保さんの妹のアコだよ』
その瞬間に、私はみんなの注目を浴びた。
お姉ちゃんは、どんだけの事をしたのか…
どうしたら…お姉ちゃんの様に名前を口にしただけでビビるのか…
気になった。
けど、誰かに聞く事はしなかった。
そして…私は、この場所で出会った人達と仲良くなっていった。
最初に友達になったのが、同じ歳の清美だった。
清美は、綺麗な顔立ちで大人っぽい子で、ヒロ先輩と付き合っていたのだ。
(恋)を知らない私にとって、清美とヒロ先輩がどんな付き合いをしてるのか、興味津々だった。
そんな私に清美が、男を紹介してくれる事になった。
紹介してくれる相手は、清美の同じ中学の1コ上の先輩らしい。
もちろんヤンキー。
私が、タク先輩やヒロ先輩と仲良しのように、清美は史哉サンや直人サンと仲良しらしい。
それで、彼女のいない史哉さんを紹介してくれる事になった。
私は、まだ見ぬ相手に胸が高鳴った。
そして…私達は、待ち合わせ場所の公園に着いた。
相手は、まだ来ていなかった。
アコ『何か…ドキドキしてきた』
私の言葉に、清美は…
清美『らしくない事言うなよ~』
と、ケラケラ笑った。
そんな会話をしていると、二人組の男がこちらに向かって歩いて来た。
清美が、大袈裟なくらいに手を振った。
更に、近づいて来るのを見て私の鼓動が激しく鳴った。
そして…二人が私達の元に着くと…
『わりぃ~遅くなって』
清美『マジ、どんだけ待たせてんだよ!なぁーアコ!』
と、あたしに話を振ってきた。
アコ『まぁ➰そんな怒んなって…』
と…清美をなだめた。
すると清美が話はじめた。
『アコ!このリーゼントが史哉で、金髪が直人だよ』
と、二人を紹介してくれた。
私は…とっさに
アコ『あっ…あたしアコです』
と、緊張気味に返事をした。
立ち話も何だからと、私達は場所を変えてボウリング場に向かった。
その道中で…
清美は、史哉サンを勧めてきた。
もちろん、二人には聞こえないように小さな声で…
清美『アコ、史哉どぉ?』
アコ『えっ!どぉって言われても…ちゃんと話もしてないし…』
『もう少ししたら、二人にしてやっから!』
と…にやけながら私を見た。
ボウリング場に着くと…
周りは、ガラの悪い奴らばっかりいた。
私達も…ボウリングをやる事にした。
すると、史哉サンが私の隣に座った。
史哉『アコちゃん、男いないってマジ?』
と…話かけてきた。近くで見る史哉サンは、中々のイケメンで動く度に香水の匂いがほのかに匂ってきた。
その瞬間…私は、ドキッとした。
アコ『いないよ~史哉サンは?』
史哉『いないよ~!女いたら、紹介してなんて言わないし』
史哉サンに見つめられる度にドキドキが増していた。
そんな私を見て、清美と直人サンはにやけてた。
2ゲーム程ボウリングをすると、私達は帰る事になった。
すると、清美が突然…
『アコ…史くんに家まで送ってもらえば⤴』
と言った。
直人サンも…
『史…送ってやれよ⤴』
と、清美に続いて言った。
私は…
『一人で帰れるから~いいよ』
と、断ったが…今度は史哉サンが…
『送ってやるよ!一緒に帰ろうぜ』
と言い出した。
そして、私と史哉サンは清美と直人さんに手を振りボウリング場を後にした。
いざ…二人きりになってしまうと、緊張が一気に込み上げてきた。
史哉サンは、細くて身長も結構 高かった。
はじめに…口を開いたのは、史哉サンだった。
史哉サン『何か…さっきまでアイツらいたから、気付かなかったけどさ~二人きりだと、何か照れるな!』
アコ『…そぉーだね』
しばらく無言になった。
そして…史哉サンは、急に立ち止まると…私をじっと見つめた。
史哉サンは、やっぱりイケメンだった。
見とれている私をよそに、史哉サンが話だした。
史哉サン『アコちゃん、俺の女になってよ!』
それは、あまりにも突然だった。
アコ『…いきなり…だね…。今日…会ったばかりじゃん?よく、わかんないよ!』
史哉サン『俺の事…めっちゃ惚れさせてやるよ』
と…言うと、私をギュッと抱きしめた。
心臓が爆発するかと思うくらいに…ドキドキした。
けど…嫌じゃなかった。
そして私は…史哉サンと付き合う事にした。
次の日…
学校に行くと、後ろからヒロ先輩が声を掛けてきた。
ヒロ先輩『おーっす!アコ、男できたんだって?』
と、にやけながら➰意地悪な質問をした。
アコ『ってかさぁ~情報、早すぎだよ』
とっさにヒロ先輩を見た。
すると、いつも一緒にいるタク先輩の姿がなかった。
アコ『タク先輩は?』
ヒロ先輩『ここ最近、女ができて💦俺~相手にされないのよ』
アコ『そぉ➰なんだ💦』
いつも、3人で居たせいか少し寂しかった。
史哉サン『よっ!』
アコ『史哉サン、どぉ~したの?』
史哉サン『彼女を待ってたんだろ!』
と…イタズラに笑った。
私達は、一緒に帰った。
そして…これが毎日の日課になっていた。
一緒に居る時間が増えると、色んな事がわかってきた。
この人となら…
ずっと付き合って行けるかも…
そぉ~思った。
あんな事が起きるまでは…
私と史哉サンは、順調にデートを重ねた。
お互いを…アコ…史と呼び合うまでになった。
史哉サンは、私を大事にしてくれていたのに…
ある日…
いつものように、ヒロ先輩が教室に顔を出した。
すると、私を連れて体育館へ歩いた。
アコ『何かあったの?』
ヒロ先輩『お前さぁ~史哉の事…マジで好きなの?』
アコ『えっ!!何でそんな事…聞くの?もしかして…ヒロ先輩…あたしの事、好きになっちゃったとか』
私は、ふざけた。
ヒロ先輩『バーカ!俺は、清美…一筋なの』
アコ『冗談だって💦』
ヒロ先輩『どぉ~なんだよ!史哉の事』
アコ『…正直、まだよくわかんない。大事にされてるし、思われてるって感じるけど💦』
ヒロ先輩『…ったく…そんなんで付き合ってるって言うか⤴?』
何だか、少しイライラした口調だった。
何故、ヒロ先輩がイライラしているのかがわからなかった。
首をかしげて、タバコを吸おうと口にくわえると…
ヒロ先輩は、静かに話しはじめた。
ヒロ先輩『俺…やっぱり…納得いかね~んだよ!』
アコ『…言ってる意味がわかんね~』
ヒロ先輩『タクさぁ~、最近…女ができたって言っただろ?別にタイプでもねぇ~のに💦好きな女がいるのに…』
アコ『えーっ!マジで?何で…その女に告らないんだよ。タク先輩に告られて、断らない奴いないっしょ~』
タバコを吹かしながら話す私に、ヒロ先輩は呆れて…
ヒロ先輩『お前に話した俺がバカだったよ💦』
と…言い残して、ヒロ先輩は行ってしまった。
何だか、すっきりしないまま…一日が過ぎた。
私は、すっきりしないまま…溜まり場へと向かっていた。
その途中に、あまり人気のない神社がある。
何故か…あの時
神社の方に足が向いていた。
すると、誰か人がいるのが見えた。
私は、恐る恐る近づいてみた。
良く見ると…そこにいたのは、タク先輩だった。
アコ『タク先輩!』
私に気付き振り向いた。
タク先輩『よぉ~アコ!』
アコ『ここで何してるの?』
タク先輩『別に…何もしてねーよ。たまに、一人でここに来るだけ…誰も来ねーし』
アコ『ふぅーん。それよりさぁ~、タク先輩 …最近、顔出してくれなくなっちゃったからつまんないよ💦あたし…気に入らない事した?』
タク先輩は、急に黙りこんでしまった。
“やっぱり…何か気に障るような事したのかなぁ…”
しばらくすると、タク先輩が以外な事を口にした。
タク先輩『アコ!男が出来たんだろ?』
アコ『…うん。タク先輩こそ…女 出来たんでしょ?』
タク先輩は、私の問いかけを無視すると…
タク先輩『アコ…ソイツとうまくやってんのか?』
アコ『…友達みたいな感じかな』
タク先輩『ソイツとやったのか?』
アコ『やる???何を???』
タク先輩は、少し顔を赤くして…
タク先輩『わかんねーのかよ!だから…エッチだよ』
アコ『はぁ~??やるわけないじゃん💦何で…そんな事、聞くんだよ⤴』
タク先輩が、タバコに火をつけると…
また…しばらく黙り込んだまま、タバコ吸っていた。
タク先輩は、タバコを吸い終わると…また話しはじめた。
タク先輩『俺…お前が好きだ!』
アコ『…えっ?…でも、タク先輩だって女いるじゃん!』
タク先輩『それは…お前が、男できたから…忘れようって思って』
私は…とっさに、こんな質問をした。
アコ『タク先輩は⤴女と…したのかよ?』
タク先輩『やってねぇ~よ!やろうとしたけど…お前の顔が浮かんで出来なかった』
タク先輩は、今まで見た事ないくらいに真剣な顔をしていた。
タク先輩『アコ!』
私は…タク先輩を見た。
タク先輩は、私をじっと見つめ…
タク先輩『俺…初めてかも💦こんなに人を好きになったの…』
アコ『…タク先輩…』
私は、今まで感じた事のない気持ちになった。
タク先輩は、私を見つめていると…
いきなりキスをしてきて。
私は、驚いたけど…タク先輩の唇を受け入れていた。
長くて…
優しいキスだった。
唇が離れると…
私とタク先輩は…照れ笑いをした。
すると…また…私達は、キスをした。
タク先輩は、次第に私の胸を触りだした。
その瞬間…
私は…タク先輩から離れた。
アコ『…この先はダメだって💦』
タク先輩『ごめん!』
アコ『本気で…あたしの事好きなら、ケジメつけてよ!』
そう言うと…私は、神社を後にした。
私は、溜まり場に行く事なく家へ帰った。
家に帰っても…
ドキドキが治まらなかった。
と…同時に真剣な、タク先輩の顔や唇の感触が頭から離れなかった。
史とのキスとは、全然違うキスだった。
そんな事を考えていると…
お姉ちゃんが…
姉『アコ…電話』
と…私を呼んだ。
アコ『誰から?』
姉『男😜』
私は、慌てて電話に出た。
アコ『もしもし…』
史『アコ?史哉だけど…』
電話の相手は…史哉サンだった。
アコ『どうしたの?』
史『何か…急にアコに会いたくなって…今から会えるか?』
私は…さっきの事もあって、戸惑ったが史哉サンに会う事にした。
待ち合わせ場所を、決めると電話を切った。
“今…史に会えば…きっと、自分の気持ちがはっきりする”
そう思った。
私は…急いで待ち合わせ場所のゲーセンに向かった。
私は…ゲーセンに着くと、史哉サンを探した。
当たりを見回していた。
その時…
私の肩を抱き寄せながら史哉サンが…
史『アコ…』
と…私の顔を見つめた。
アコ『急に会いたいなんて、珍しいじゃん?』
すると…史哉サンは、私を外へと連れ出した。
史哉サンは、無言のまま…歩いた。
アコ『どこに行くつもり?』
史『俺んち!』
しばらく歩くと…史哉サンの家に着いた。
史哉サンの部屋は、プレハブ小屋だった。
中に入ると…以外と綺麗にされてた。
私は、部屋に入ると…落ち着かず、タバコを吸おうとした。
すると…史哉サンは、私からタバコを取り上げると、今までにないくらいの激しいキスをしてきた。
そして…私を押し倒した。
私は…
アコ『…やめて…』
と必死に抵抗した。
すると…史哉サンは
史『…何だよ…何でダメなんだよ!もう何ヶ月、我慢してると思ってんだよ💢』
史哉サンは、怒った。
本当に好きなら…
きっと、自然と受け入れただろう…
しかし、私には受け入れる事が出来なかった。
アコ『…無理。史の事は、好きだけど…友達としてしかみれない!』
私がそう言うと…
バシッ…
史哉サンの平手が飛んできた。
私は…
アコ『…お前!あたしを殴ったね!後で覚えておけよ。お前とは…別れる』
そう言うと…私は、家まで走った。
後に…史哉サンは、私のお姉ちゃんの彼氏にボコられました💦
それから、数日後…
私は、溜まり場へと向かった。
タク先輩が、また居そうな気がして…私は神社に寄った。
人気のない神社…
誰もいないだろうと、思っていてもタク先輩が居ますようにと祈る自分もいた。
神社に着いたが、タク先輩の姿はなかった。
周りを見渡し肩を落とした。
私は、ベンチに座り…タバコを吸いはじめた。
“タク先輩に会いたい…”
そう思いながら、ぼーっとしてた。
その時…
私の頬に冷たい物があたった。
アコ『ぎゃぁ~』
後ろを振り向くと…
ジュースを持った、タク先輩がケラケラ笑いながら立っていた。
タク先輩の顔を見て、嬉しさが込み上げてきた…と同時に驚かされた事に、タク先輩を睨んだ。
アコ『…ったく💦驚かすなよ!』
タク先輩『わりぃ~!そんな怒んなって!』
アコ『…どうして、ここに来たの?』
タク先輩『アコが居ると思って…❤』
私は、嬉しかったが…
アコ『はぁ⤴⤴⁉何言ってんの?』
と茶化した。
すると…タク先輩が、私をじっと見つめるとゆっくり話しはじめた。
タク先輩『アコ!俺さぁ~女と別れた』
アコ『えっ!マジかよ…』
タク先輩『…俺、アコの事マジで好きなんだよ』
私は、その言葉に胸がキュッとした…
と…同時に私は、
アコ『…あたしも…タク先輩が…好き…』
タク先輩が驚いた顔をした…
そして…私は話を続けた。
アコ『あたしも…別れたんだぁ~』
更に、タク先輩は驚いていた。
しばらくすると、タク先輩は私をぎゅーっと抱きしめた。
そして…私達は、付き合う事になった。
ある日…私は、清美と遊ぶ事になった。
いつもの溜まり場で待ち合わせた。
溜まり場に先に着いたのは、私だった。
周りの奴らに挨拶をすると…自分の陣地に腰を下ろした。
そして…タバコを吹かしていると…
清美『アコ…いる?』
清美が来た。
アコ『いるよ~!』
清美『ごめん!待った?』
アコ『…待った…2.3分ね!』
私は、意地悪に清美を見た。
そんな他愛ない会話をしながら、溜まり場を後にした。
私達は、特に何処へ行く訳でもなくプラプラ歩いた。
清美『アコ…タクちゃんとエッチしたの?』
アコ『…えっ?…なんだよ急に💦』
清美『どぉ~なんだよ~』
アコ『そんな軽くねぇ~よ!清美は、どぉ~なんだよ』
清美『あたしは➰付き合ってすぐしたよ!』
清美は、呆気なく答えた。
私も…タク先輩も…見た目は、かなりヤンキーだけど…エッチをすぐやる事はなかった。
季節は過ぎて…
3月になり、タク先輩とヒロ先輩は卒業の日を迎えた。
卒業式という事もあり、タク先輩とヒロ先輩の制服は背中に刺繍がしてあった。
そして…卒業式が終わると、私達は溜まり場へと向かった。
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