●カメレオンと恋模様●
いっぱい泣いて、いっぱい傷ついて、
たまには雨宿りもいいかもね。
雨上がりに虹が見えるかもしれない。
止まない雨はないからーーー。
※この物語は前田千花子を主人公とした小説です。
初めてということで、誤字脱字や文法の間違い、
読みにくいといった事、不快に思われる表現等があると思いますが
その時はお許し下さい。
マイペースに書きたいと思います。
最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
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●01
私は前田千花子(マエダチカコ)。
高校3年生の夏。
蝉の鳴き声が校舎の壁に反響し うるさく教室に鳴り響く。
体は汗ばみ 腕や手がノートや教科書にベタベタ張り付く。
ちっとも集中できない授業。
左手で頬杖をつき ぼーっとしながら黒板を見つめる。
制服の胸ポケットがブーッと振動した。
>> 3
●04
ユミに携帯でトシから誘われた事を話しユミも一緒にと誘った。
「え~、私 邪魔じゃない?」とユミ。
「見た事も話した事もない人と2人だけで会うなんてヤダよ~。
お願い!トシくんはユミの友達でしょ?」と私。
ユミ:「うん!分かった!いいよ!で、どこに行くの?」
私 :「トシくんがカラオケって言ってた」
ユミ:「了解!でも私歌苦手だからずっと聴いてるね!」
私: 「あ、そっか、ゴメンね。忘れてた。ユミ カラオケあんまり好きじゃなかったよね」
ユミ:「大丈夫だよ!最近、同じ高校の友達とたまに行くから。それにチカの歌聴くの好きだし♪」
私: 「ありがとぉ!で、もぉ1コお願いがあるんだけど・・・」
ユミ:「なになに?」
>> 31
●32
「さっきは突然 電話しちゃってごめんな。」
「ううん。大丈夫だよ。突然どうしたの?何かあった?」
「とくに用があったわけじゃないけど、どうしてるかなーと思ってさ。」
「私のコト 気になっちゃった?(笑)」
「気になっちゃった(笑)」
「専門学校 楽しいよ。友達もたくさんできたし、みんな仲良いし。
授業も自分の好きなことだから、大変だけど辛くはないよ。」
「そっか。楽しいんだ。よかったな。チカ頑張ってたもんな。」
「トシはどう?家の手伝いは大変?」
「こき使われまくりだよー。ちょいしんどい時もあるけどね。」
私とトシは別れてから1度も連絡をとっていなかったので、お互いの近況を報告していた。
>> 35
●36
クニくん自体はとてもいい人で、穏やかで優しい人だった。
中学・高校と野球部で社会人になった今でも草野球をやっているらしく、
肌はこんがり焼けていてとても爽やかで笑顔が素敵だった。
身長は180cmをこえていて、私から見たら巨人だった。
「ゴールデンウィークどこに行く?チカちゃん忙しいかな?」
「えっと、待ってね。今手帳見るから。」
私は手帳をパラパラとめくって予定を確認する。
「あ・・・○日しか空いてない」
「○日だね!じゃあ、その日一緒に遊ぼう?」
「うん。わかった。じゃぁ、昼に駅で待ち合わせでいい?」
「了解です!バイクで迎えに行くね!」
クニくんと遊ぶ日・・・トシと遊園地へ行く日の翌日となった。
>> 73
●74
その言葉から察するに他に女がいることは明らかだった。
彼女?
それとも 私みたいなバカな女が他にもいるの?
惨めさと虚しさで胸は傷む。
それでも トシを責めることはできない。
今のこういう関係になったのは自分の責任でもあるから。
例え体だけでもいいから大好きなトシに求められたかった。
- << 76 ●76 「ピアノだー。クニくんが弾くの?」 ピアノへ駆け寄った。 「そうだよ。我流なんだけどね。就職してから自分で買って、時々弾いてるんだ。」 「へぇー、私もピアノ習ってたよ。全然うまくないけど。 ねぇ、クニくん。何か弾いて?」 「いいよ。でも、期待しないでね(笑)。何の曲がいい?」 ピアノの上に置いてあった楽譜の本を手にとりパラパラと捲る。 「あ。この曲がいい」 私はページを捲るのを止めた。 「どの曲?」 開いたページにあったのは ショパン 別れの曲
>> 74
●74
その言葉から察するに他に女がいることは明らかだった。
彼女?
それとも 私みたいなバカな女が他にもいるの?
惨めさと…
●76
「ピアノだー。クニくんが弾くの?」
ピアノへ駆け寄った。
「そうだよ。我流なんだけどね。就職してから自分で買って、時々弾いてるんだ。」
「へぇー、私もピアノ習ってたよ。全然うまくないけど。
ねぇ、クニくん。何か弾いて?」
「いいよ。でも、期待しないでね(笑)。何の曲がいい?」
ピアノの上に置いてあった楽譜の本を手にとりパラパラと捲る。
「あ。この曲がいい」
私はページを捲るのを止めた。
「どの曲?」
開いたページにあったのは
ショパン 別れの曲
>> 80
● 81
「そうだ!チカちゃん。高校のアルバム見る?」
「うん。見たい!」
私たちはお母さんが用意してくれたパウンドケーキと紅茶を頂きながら、クニくんの卒アルを見ることにした。
「クニくんは野球部だったんだよね。」
「うん。」
真っ黒に日焼けして、ユニフォームを着たクニくんの写真があった。
「友香の写真もあるよ。これ」
クニくんは写真を指した。
そこには、チアリーダーの格好をした友香がいた。
「友香ってチアリーダーだったの!?」
「そうだよ。短いスカートはいてポンポン持って元気に応援してくれてたよ」
「今の友香からは想像できなーい!すごく今大人っぽいのに。」
「高校生だったしね(笑)」
>> 87
●88
「チカー元気ー?」
「うん、ぼちぼちかなー」
と、おしゃべりに花が咲く。
「ところでさ、チカ、もしかして最近トシと会ってたりする?」
突然の質問に驚いた。
トシとのことは誰にも言っていないはず。
「え~?何で?」
「この前、トシとチカに似た人が一緒にいるとこ見ちゃって。
実はさ、最近トシの良い話 聞かないんだよねぇ。」
「そうなの?」
「うんー。チカと別れた後、すぐ年上の女と付き合ってさぁ。
今は今でその女がいるのに他の女と遊びまくってるみたいー。」
「そうなんだ・・・」
- << 90 ●90 小さく胸で膨らませていた淡い期待は はじけて溶けて消えた。 私と付き合った頃のトシはずいぶん前にいなくなっていたみたい。 ミナコもかわいそーに。 私からトシを奪ったけど、今ではその元カノと浮気をされている。 お互いバカな男を好きになっちゃったね。 頭の中がハッキリとした。 その夜、私は決意する。
>> 100
●101
「終わりにするって、俺たちの関係を?」
「そう・・・。突然こんな事言ってホントにごめん。」
クニくんは私から目をそらし正面を向いた。
「他に好きなヤツいるんだよね?」
「え?」
「何となく分かってたんだ。一緒にいても上の空ってこともあったし。
実は、いつフラれるんだろうってビクビクしてた(笑)」
「そんな・・・ごめん・・・。」
「まー最初がかなり強引だったし。
でも、いつか本気で振り向かせてやるって思ってたんだけど、ま、それも無理だったか。」
「ほんとに ごめんなさい。」
「俺の事は気にしなくていいから、そいつにちゃんと幸せにしてもらいなよ?」
私は黙って頷いた。
その人とは もう終わったんだけどーーー。
>> 113
●114
学のことは、適当にあしらって疎遠になろうと思っていた。
理由は2つ。
恋愛をしばらくしたくないということと、学が私のタイプではないから。
学は、髪の毛は短く金色に染めていた。
肌は少し焼けていて、ヒゲが無造作にはえている。
左耳には輪っかのピアス。
身長は170cmくらいで、体は少し筋肉質だった。
煙草をたくさん吸い、声はしゃがれていた。
男っぽいと言えばそうなのだが、私的にはむさ苦しくて軽そうで好みではなかった。
しかし、世の中思い通りにはいかないもんだ。
学はしぶとかった。
とゆーか しつこかった。
※112で誤字がありました。訂正します。
最後の行の一文にある「昨日の合コン」が正しくは「今日の合コン」ですm(_ _)m
>> 117
●118
「これだけ言われてもまだ付き合いたいと思う?」
「・・・・・・うん。
悪いところは直すから、だから付き合ってよ!
好きになるのに会う回数は関係ない!」
確かにそれも一理ある。でも、私にはその一理もないの。
「無理だって。本当に直せると思ってるの?
もう20歳でしょ?性格なんて変わらないよ」
「絶対変えるから!」
「てゆーかさ、今の聞いて分かったでしょ?
私学くんのこと全然好きじゃないんだよね。」
「好きにさせてみせるから!」
何なんだコイツはぁーーーー。
ドラマじゃないんだって、そんなクサい台詞痒いだけだってば。
結局、付き合う 付き合わないのやりとりを1時間もしていた。
>> 137
●138
眠たい目をこすり、あくびをしながら、みんなファミレスでまったりしていた。
カフェオレを飲みながらゆっくりボーッとしていると、
カバンの中の携帯がブルブル振動した事に気が付いた。
携帯を見る。
不在着信十数件。
学
学
学
学
学
学
学・・・・
メール十数件。
”もう、店の近くにいるよ。”
”一緒に帰ろう。”
”二次会って何。”
”どこ行くの?”
”もう、迎えに来てるんだけど。”
”電話に出て”
”何で 電話にでないの?”
”男?”
”何時まで遊んでるつもり?”
”今どこ?”
”電話出て”
”彼氏 ほっといて何遊んでんだよ”
”電話に出ろ”
”いい加減電話でろ”
”無視やめろ”
”俺も二次会行くわ”
”何様のつもりだ”
”シカトしてんじゃねえぞ”
かなり引いた。
>> 153
●154
携帯が鳴り止んだ。
ほっと胸を撫で下ろす。
メールは100件以上も送られていた。
このまま 学を無視し続けたら またこんな状態になるのかなぁ。
やだなぁ・・・恐いなぁ・・・。
携帯を手に持った。
すると、ブーッブーッとバイブが鳴った。
心臓がキュッとするぐらい驚いた。
学からの電話だった。
- << 157 ●155 無視すればまたメールを死ぬ程送られるかもしれない・・・。 嫌だったけど電話に出た。 「もしもし・・・」 「やっと、連絡がとれた・・・、よかった・・!」 私は返事をする気力がなかった。 「チカ、ごめんなぁ。俺が悪かった。もう、チカを困らせたりしないから・・・」 悪気なく学はそう言った。 今も充分困ってるよ。何で分からないの? 「頼むから別れるなんて言うなよ・・・」 学のすすり泣きが聞こえた。
>> 159
●158
車を走らせること30分。
湖に着いた。
外は寒いので、車から湖を眺めていた。
車中から続く沈黙を破ったのは学だった。
「チカコぉ、ホントにごめんなぁ・・・」
「・・・もういいよ・・・」
恐い、帰りたい。
「あのままチカと連絡とれなくなったらどうしようって、会えなくなったらどうしようって考えたら頭パニクって」
「そっか・・・」
だからってあんなにメールするなよな。
「メールとか電話とかすげーたくさんしちゃった」
「そだね・・・」
ホントにね。
「俺うざい?」
「・・・・・」
「俺の事、嫌いになった?」
うん、なんて言えるはずないじゃん。
「そんな事ないよ」と少し笑顔を作った。
「俺の事、好き?」
ホントはもう分からなかった。
けど、黙って頷いた。
「よかった・・・。ホント、ごめんな・・・」
学は静かに泣き始めた。
>> 165
●164
今は3月。
今月末には春休みに入る。
春休みが明け、専門2年生になったら就職活動が待っている。
その就職活動に向けて新たな作品作りや、今までの作品をまとめなければならない。
専門生活で1番忙しい時期を迎えようとしていた。
学は大学3年生になる。
切羽詰まった私とは違い、まだまだ時間に余裕があり、
将来のビジョンも曖昧だった。
そんな中、学が本気になったのは音楽だった。
進級試験も無事に終え、2年生になり、就職活動が始まった。
私はデザイナー志望だったので、デザイン会社や広告会社・印刷会社などの説明会に参加していた。
時代は不景気まっただ中で、どこも採用人数がごくわずか。
ちゃんと就職できるのか、本当に不安になる・・・。
>> 179
●178
そろそろライブが始まる時間かなぁ、と携帯で時間を確認。
すると、着信があった。
学と、翔太くんと、マリコちゃんから。
あ、そっか。
誰にも何も言わずに出てきちゃったからな。
心配させてるかも。
急いで、学に連絡した。
- << 184 ●179 「今どこ!?」キレ気味に学が言った。 「えっとー・・・・○○ビルのところを歩いてるよ」 「迎えに行くから待ってて!!」 5分くらいして、学が走って迎えにきた。 「あのさー・・・何やってんの?」あからさまに不機嫌な態度。 「何って・・・散策かな」 「何勝手にいなくなってんだよっっ!!」 大きい声で怒鳴られた。すごい形相で。 びっくりして、恐くて、何も言い返せなかった。
主のいくらです。
感想スレ作ってみました!
こちらです↓
http://mikle.jp/threadres/1453975/
感想やアドバイス等、何かご意見がありましたら感想スレの方にお願いします🌷🌷🌷
※誹謗中傷が酷くなったときはソッコー閉鎖します。その時はごめんなさいm(_ _)m
>> 212
●208
自分の部屋に戻り、学からの電話に出て ブチ切れた。
「いーかげんにしてよ!こんな時間に家の電話にかけてくるなんて非常識過ぎる!!」
「ごめん・・・だって、チカとどうしても別れたくなくて・・・」
「こんなことされたら どんどんイヤになるよ!何で分からないの!?」
「ごめん・・・俺も必死で・・・わけわかんなくて・・・」
ホントに、自分のことしか考えないんだな・・・この人は。
「俺別れたくないよ・・・どうしたら許してくれる?」
私に別れる権利はないの?
「・・・少し、離れたい。」
私には一人で考える時間が必要だと思った。
学とこれからどうやって付き合っていくのか。
そもそも付き合っていけるのか。
>> 218
●214
学のことだから、本当にやりかねないと思って急いで携帯にかけた。
でも、出ない。
何回かけても出ない。
焦りながら翔太くんに電話をした。
「どうしたの?チカコちゃん。」
「あのね、実は学ぶに距離をおきたいって言ったら、自殺するような内容のメールがきて、今連絡とれないの💦」
「えっ!?」
「翔太くんとこ、学から連絡きてないかなぁ?」
「うん、俺んとこには何にもきてないけど・・・」
「そっかぁ・・・。どうしようぅ・・・・・」
「とっとりあえず、学の家に1回 電話してみよう? 本当に何かあるようだったら一緒に学の家に行こう?」
「うん・・・ありがとう。そーるす。また、連絡するね。」
>> 220
●216
「ごめん・・・学のウソだった・・・」
「ぇえっ!?」
そりゃ驚くよね。ホント迷惑で恥ずかしい男だよ。
「心配かけてごめんね・・・」
「いやっ・・・まぁ・・・無事で良かったね」
「うん・・・」
「あのさっ、さっきマリと電話で話してたんだけど、チカコちゃん大変そうだから、俺らでよかったら愚痴とか悩みとか聞くからね」
「え・・・」
「無理とかしないでね」
「ありがと・・・」
翔太くんとマリコちゃんの優しさが素直に嬉しかった。
- << 224 ●219 すぐに、掛け直してきた。 そりゃそーだよね。ホントに救急車よばれたら困るもんね! 「何!?今から救急車よぶんだけど!」 「・・・・」 「なんにも言わないなら切るから!!」 「待って!!」 「なんなのよ、もーーーーーー!」 ゥキーーーーーッ!じれったいなぁ!!! 「・・・飲んでない・・・」 「なにっ!?聞こえない!」 「薬・・・飲んでないから・・・」 よーし!やっと白状した! 「ふぅん。 もしかして、心配してほしいとかゆー理由でくだらない嘘ついたの?」 「うん・・・」 女々し過ぎるぅ~~~~。はぁ。
>> 222
●218
「あれー?随分元気そうだね。自殺したんじゃなかったの?」
嫌味を言ってみた。
「・・・・」
さすがに何も言えないだろうなと思ったけど学はポツリと言った。
「・・・今、薬飲んだ」
は!?
「さっき、メールしたときはまだだったけど今飲んだから」
!!!!!
この期に及んでまだウソつく気!!!!?
「本当に飲んだの!?」
「うん、本当。俺死ぬから」
「ふ~ん・・・わかった。それじゃ、救急車よんどくわ。あと、学のお母さんにも連絡しとくね」
「えっ!!!」
「何、『えっ!!!』って。だって、薬大量に飲んだんでしょう?今から私が学の家に向かっても30分はかかるし、救急車よんだ方が早いじゃん。じゃね。」
ブチっ。と電話を切った。
さて、学はどうでるか・・・。
>> 221
●216
「ごめん・・・学のウソだった・・・」
「ぇえっ!?」
そりゃ驚くよね。ホント迷惑で恥ずかしい男だよ。
「心配かけてごめんね…
●219
すぐに、掛け直してきた。
そりゃそーだよね。ホントに救急車よばれたら困るもんね!
「何!?今から救急車よぶんだけど!」
「・・・・」
「なんにも言わないなら切るから!!」
「待って!!」
「なんなのよ、もーーーーーー!」
ゥキーーーーーッ!じれったいなぁ!!!
「・・・飲んでない・・・」
「なにっ!?聞こえない!」
「薬・・・飲んでないから・・・」
よーし!やっと白状した!
「ふぅん。 もしかして、心配してほしいとかゆー理由でくだらない嘘ついたの?」
「うん・・・」
女々し過ぎるぅ~~~~。はぁ。
>> 224
●220
「小学生じゃないんだから、そーゆーのが迷惑だって分かるよね!?」
「うん・・・」
「私、翔太くんにも学が自殺したかもって電話しちゃったんだよ!?」
「・・・え・・・翔太に連絡したの?」
「そうだよ!」
「何で翔太に言うんだよ!?」
「嘘つきの学に言われたくない!悪いのは学でしょ!?変な嘘つかなければいいじゃない!!本気で心配して損した!!バカみたい!!」
「・・・本気で心配してたの?」
「当たり前でしょ!だから、嘘だってわかって怒ってるんじゃない!!」
「本気で心配してくれたんだ・・・」
おや? 違うところに食い付いてきてる。
「心配してくれてありがとな」と、学は嬉しそうに言った。
んんんんん~~~~違うぅ~~~そうじゃないってば!!
>> 225
●221
「とにかく、こんなくだらない嘘、二度とつかないでよね!?」
「わかったよ」
「絶対だからね!!!約束だからね!!!」
「もう、こんな嘘つかねーよ。迷惑かけてごめん。」
「ほんとにやめてよね・・・。」
・・・・あーーーー 疲れたー・・・・。
「チカコ、嘘ついたこと許してくれる?」
もう、怒りでいっぱいになっちゃってて、許すとか許さないとか そんな事 頭になかった。
本音で言えば許したくない。こんなうっとーしい奴!
でも、またうだうだやり取りするのは面倒くさいよなーーーー。
考えて考えて悩んで悩んで、出した答え。
「1回殴らせて」
「え?それでいいの?」
「うん、思いっきり殴りたい。それでもう今回の事は終わりにする。」
「いいよ!じゃ、今度思いっきり殴ってくれ!」
・・・変な会話・・・。
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