旦那調教日記2

父親は警察に迎えに来た。

また殴られた。

帰ってすぐに私を更正院に入れると言った。


もう籍を抜いて更正院を出ても、2度と私に関わらないで下さい。

とお願いした。


それから束縛はなくなった。

私を心配しなくなったのだ。

自由きままに出かけられる様になったある日。

父親は自殺未遂を起こした。

その日は私の18歳の誕生日だった。

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発見したのは私。

ﾊﾟﾆｯｸでどうしていいかわからず、救急車を呼ぶのがやっとだった。

その後助かった父親に泣きながら文句を言った。

それからは徐々に父親との関係も戻り平和な日々が戻ったのだが…


彼はすべてこの事を知っている。

そして私は気にいらないと、何をしでかすかわからないと思ったらしい。

反省したしもう子供じゃない。

さすがに同じ事は繰り返すつもりもない。

元は良い相談相手だった為に、色々知られてる。

言い返し出来ない分、少しやっかいだ。

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また風邪ひいた私。

この身体は1ヶ月で何回風邪ひけば気が済むんだろう…

前回の風邪の時の様に、家事してるｳﾁに楽に…

ならなかった。

ご飯作ってﾀﾞｳﾝ


｢またまた～。そんなしんどい顔してたいしたことないんでしょ～。｣


彼も前回の風邪同様に考えてるみたいだ


｢あっご飯出来てる、食べよ。…ｺﾚそのまま食べていいの?｣


聞くと同時に食べてる彼。
大きな皿に盛ったおかず…
風邪気味だから取り分け用にｽﾌﾟｰﾝ付けたのに…


｢あ、水着だ!!ﾑﾌﾌ…おおっ!ｴﾛいー。｣


彼の中身は小学生とおっさん同居型…

紳士や好青年はいないらしい。

そんな事考えてたら彼が言う


｢ﾏﾏ風邪ひいた時のがおとなしくていいね。｣


いつもならほっぺﾂﾈﾙけど…


｢洗い物は頼んだよ。｣


しんどいし今日は家事押し付ける事にした。

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風邪もよくなり彼が休みの日。


｢海までﾄﾞﾗｲﾌﾞ行くよー。｣


天気もいいし、こんな日は出掛けたい…


｢えぇ!?今初めて聞いたよ。｣


さり気なくﾏｽ夫の真似する彼


｢うん、今決めたよ。着替えてー。｣


｢いいけど…貴方いつも突然過ぎるよ、我がまま通りこして病気かもよ?｣


｢えっ?そうだよ、知らなかったの?
突発性外出病だよ。｣


｢つまんないんだよ。｣


あら不機嫌…


｢ﾏｽ夫くーん、これから海へ行くぞー。｣


私なりに頑張ったﾁｮﾋﾞﾊｹﾞさんの真似に彼は…


｢えぇー!?｣


乗っかてくれた!!

客観的にみると変な夫婦だけど…

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とりあえず近くの海までのんびりﾄﾞﾗｲﾌﾞへ行く。

順調に走る車


｢ねぇ聞きたいCD選んでー。｣


彼が家から選りすぐって持ってきたCDをわたされた

何故かﾀﾞﾝｽﾏﾆｱが…


｢何この懐かしCDは…うわ、ｺﾚ中学ん時持ってた。｣


軽く10年物の古い曲だらけ…


｢あぁ、最近CD買ってないし久々に。｣


選べないよｺﾚ、窓も開けられないｺﾚ…

よりによってﾀﾞﾝｽﾏﾆｱやEUROとは…

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仕方ないのでﾀﾞﾝｽﾏﾆｱをﾁｮｲｽ

ﾋｰﾛｰとかﾊﾞﾀﾌﾗｲとかｷｬﾌﾟﾃﾝｼﾞｬｯｸとか


｢懐かしいなぁ…でも聞こえたらちょっと恥ずかしいわー。｣


持って来た彼も恥ずかしいらしい。

そんなこんなで海付近まで来た私達。


｢潮の匂いする、お刺身とか食べちゃう?｣


意外とﾉﾘﾉﾘな彼。


｢お昼はね、ﾏｯｸだよ。｣


お昼から刺身なんてお財布的に無理


｢ﾏｯｸ?ここまで来てﾏｯｸー…｣


落ち込む彼


｢ﾌｨﾚｵﾌｨｯｼｭの鮮度ｻｲｺｰだよ。多分…。｣


ﾃｷﾄｰに慰める私


｢いいね、ﾌｨﾚｵﾌｨｯｼｭにしよー。｣


彼は納得してくれたが、やっぱり鮮度とか全然わからなかったらしい。

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ドライブも終えて家に着く

こんな感じで最近は平和な家族だったが…

平和が長く続くにはそれなりの維持が必要みたいだ。


mixiに登録してる私と彼。

最近はｱﾌﾟﾘが充実して彼はﾊﾏり気味

少しならいいけど、家にいる間ほとんどｹﾞｰﾑ三昧…

携帯ばかりと向きあって、家族と向きあう時間が無くなってきた。

それに対して文句を言えば、ｹﾝｶになり家族の時間は余計に遠のいてしまう。

時には我慢も必要

そして私の我慢が出来ない事が起こった。

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彼に女からﾒｯｾｰｼﾞが届いた。

女は彼とは元々友達だったが、何度か会って私は女を好きではなかった

彼に馴れ馴れしく話かけてﾍﾞﾀﾍﾞﾀと身体を触る

私にはよそよそしいその女

彼の名前も呼び捨てする

その時点で好きではないと思い、特に仲良くする事もなかった私。

女は私が妊娠中で顔を出さなかった時に、彼にﾒｱﾄﾞと携帯番号を聞いてきて交換していた。

私は彼に信用出来ないからと男友達のﾒﾓﾘを消された。

そのすぐ後の事だったから、余計に彼と女が仲良くする事に嫌な感じがした。

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何度か彼ともｹﾝｶにもなった。

原因のその女から私にもﾒｯｾｰｼﾞがきた。

ただのﾒｯｾｰｼﾞ

私がmixiに登録してると知ってﾒｯｾｰｼﾞを送ってきた。

私はﾏｲﾐｸ申請を女に出した

仲良くしたい気持ちなんか無いが、ある程度仲良くすれば彼にﾍﾞﾀﾍﾞﾀする事を悪いと思うかもしれない。

その数日後

彼に女からﾒｯｾｰｼﾞがきた。

いきなりﾏｲﾐｸ申請でのﾒｯｾｰｼﾞ

馴れ馴れしく甘えた感じの文と絵文字


『ﾏｲﾐｸになってよ～。』


この言葉がこんなにﾑｶついたのは、今まで生きてきて初めてだ。

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彼はﾒｯｾｰｼﾞを私に見せ、どうするか聞いてきた。

ﾀﾞﾒ、嫌、無理、断る
彼は"友達"なのにと文句を言いだした。

当たり前の文句だけど…

私の"友達"は信用しないのに、都合が良すぎる。

結局はその女の事でまた彼と言い合いになった。

そしてﾏｲﾐｸも断ってもらった

その女の話はしたくないのに、いちいち気にする彼

ここ最近はずっとｲﾗｲﾗする私

お陰でなんだか愚痴になってしまった。

この事は共感する人しない人くだらないと思う人色んな意見あるだろう

私はこれ以上家族の時間を持ってかれたくなかった

そこに好きではない女が加わるのも我慢出来なかった

人間いつ亡くなるかわからないし

少しの時間も貴重な財産。

それでｹﾝｶになってたら本末転倒だけど。



…続きを読んでくれた人の貴重な時間なのに、愚痴っぽくなってしまって申し訳ないです。

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