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ブルームーンストーン

No.53 18/06/10 21:11
自由人
あ+あ-

「お先に失礼します!」

早番上がりの私と大ちゃんはスタッフに挨拶をして更衣室に向かった。

「じゃあ、いつものとこで待ってるから。」
大ちゃんがポソッと言う。

いつものとことは私の最寄り駅近くのロータリー横の駐車スペースである。

自転車通勤の私は急いで家に帰り、自転車を置くと駅に向かった。

大ちゃんの車に乗り込み、何とか鍋
を食べに行く。
その何とか鍋はジンギスカンの様な物で、野菜から出る水分で煮焼きしながら頂く料理。
ピリ辛味噌味が絶妙でとても美味しかったのだが、残念ながら数年後には店がなくなり料理名も忘れてしまった。

もう一度食べたいなぁ。
と今でも時々思う二度と食べる事のできない味だ。

食事が済んだ後、夜景でも見に行く?という事になり、有名な夜景のスポットに行ってみたがスポットには車がいっぱいで駐車を断念、ウロウロと走り回り、生い茂った茂みの隙間から辛うじて少し夜景が見えるか見えないかの場所に車を停めた。

流石に他の車は全くいない。

と、思いきや少し離れた場所に1台の車ができるだけ奥に隠れる様に停まっていた。

暗がりのため中はよく見えないが何となく人の気配はする気がする。

「こんな所で車に乗ったまま?何してるんだろう。」

「SEXでしょ。」
大ちゃんは興味無さそうに答える。

げっ?!
げ!げ!げ!

思わず降りかけた車のドアを閉めた。

「.え?降りて夜景見ないの?」

「いやっ!無理!無理!無理!やだよ。無理だよ。降りてウロウロなんかしたら完全に覗きと思われるよ!」

「そう?」
焦る私とは対照的に大ちゃんはのんびりと可笑しそうに笑っていた。

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