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沙耶香の女装官能小説2(女王様と作家編)

No.36 17/12/13 18:44
作家
あ+あ-

あれから舞先生との関係は先生と生徒の関係に戻っただけ。
麗奈や早紀はセックス行為中に私を突き飛ばした彼女について責めはしないままふつうに付き合っている。
だが彼女の考えてることはわからないまま。
また短編小説についてはいくつか候補はできたが決定的な作品はないと麗奈および小説課にダメ出しされた。
むずかしい。
短編は原稿用紙に短くまとめながら女装の魅力を伝えまた男女の読者がエッチしたくなるような作品にしないとならない。どうしても無駄に長くなってしまう。
昼過ぎ吐息をついているとインターホンが鳴り扉を開けると早紀かと思ったら意外な相手だった。
「天使(あまつか)さん?」
「お久しぶりですということもないですね。パーティーの後にはメールでやり取りしてましたから」
それは双星出版と取り引きしているランジェリーメーカーの天使下美(もとみ)の可愛らしい笑みだった。お茶を淹れ何の用かとたずねるとニコリとし返ってきた。
「ランジェリー好きな沙耶香さんにいくつか試作の下着のご意見をうかがいたくと思って。いけませんか?」
鞄を開けるとそこにはカラフルなランジェリーの様々なタイプが入っており下半身が興奮し熱くなった。
「構いませんが私のような女装でいいのですか」
「メールのやり取りの際には言いませんでしたが役に立ちましたよ」
「そう」
とりあえず手に取らせてもらい感触、デザイン、機能性などを見せてもらっていたら彼女はさらに言った。
「よかったら試着してください」
「え、でも」
「女性用下着ではありますが男性の購入者はいます。忌憚ない意見を聞かせてください」
わかりました、としぶしぶ応じながらまずはキャミソールとショーツセット偶然先日麗奈が身に付けてたランジェリーと同じモノを手にした。
「ちょっと撫で肩な私だと肩紐が落ちますね」
「肩紐が落ちる……他には」
「ショーツがお尻に食い込みません?Tバックでもないのに中途半端。私がオトコだからかな」
「中途半端な布地……」
下着を取っ替えしそんなことを繰り返しながら二、三時間過ぎていき彼女は満足したような表情だった。
「ご苦労さまでした」
「いえ着替えてきますね」
背を向け着替えようとした時に桃色な誘惑があった。
「よかったらどれか一着お礼に差し上げますが」
下着の誘惑だった。

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