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沙耶香の女装官能小説2(女王様と作家編)

No.32 17/12/12 20:19
作家
あ+あ-

そっと淫唇の左右を見るとふと気づく。
処女膜らしい膜が少し奥の襞を守るように見え若い匂いが鼻をついた。そのまま指を挿入すると微かに破れそうな音がし指を止めた。
「沙耶香さん?」
「舞さん……これ処女膜じゃない。ちょっと自分で確認してみてくれない」
「でも処女では……うん。わかりました」
ベッドから離れバッグからコンパクトを持ってきて足を開きながら自らの秘部を映す彼女はまじまじと見つめ呟く。
本当と……。
「だけどセンパイとレズした時にちゃんと処女じゃなくなったはず」
私は考えて答えた。
「その時は指?ローターやバイブだった?」
「バイブかな。これくらいの……」
人差し指と親指で大きさを示されたが長さか大きさかわかりづらい。
「血は出た?」
「……少しシーツを濡らした程度かな」
想像すると大した大きさのバイブではなく処女膜は破られはしたが少しであり完全ではなかったかもしれない。あらためておそるおそる聞いた。
「そのセンパイさんとレズしたのはいつ頃?」
「大学生くらいですが」
「いま社会人だからこの何年間で……戻ったんじゃないかな。専門的なことは曖昧だけど」
そんなことあるんですか?と聞く彼女に私は首を傾げてしまう。彼女は納得したようなしないような表情をした。
「処女なんですか」
「処女じゃなくなったけど……少しもとに戻ったんじゃないかな」
少し触らせてと断り指に触れた感覚はたしかに敏感さを秘めた膜のようだった。
「ん……」
「処女膜と思うけど今日はやめておく?」
「なんでですか」
私は以前に処女の女性アイを相手にした時のことを伝えた。
挿入まで時間をかけ愛しながら性行為をしたが痛がる様子が彼女にあったこと性的快感に変わるまで時間を要したこと。そして必ずしも性的快感に変わるかどうかは保証できないこと。
舞は少し戸惑い指を顔にやり考えているようだったが……。
「ここまでしてもらったら……セックスしたいです」
「だけど痛みがあったら。私のせいで男性やオチ×チ×を嫌うかもしれない」
せめて事前に麗奈にでも相談し助言があればよかったが人知れない行為は誰にも相談できないむずかしさ。
舞は言う。
「私がいやですか?」
「ううん。だけどセックスは……処女喪失は大事な行為や儀式だから」
アイの表情が浮かび消えていく。

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