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雨が降っていた2

No.14 17/09/01 10:37
パンダっ子 ( FWvYnb )
あ+あ-

浴槽にへたり込んでしまった私を置いて、友香は自分だけさっさとシャワーで身体を流して
「私、先に出てるね。」
と出て行ってしまった。

私だけイかされて、その後特に絡みもされず、友香に触れる事も叶わず、初めて訪れた家の浴室に一人残され、私は急に不安を感じた。

まだふわふわする身体を熱いシャワーで流していると、今度は訳のわからない寂しさに襲われた。
(泣くもんか)
涙を流すのは堪えられたが、友香が何を考えているのかさっぱりわからない。その事も酷く寂しい気持ちにさせられるのだった。

愛のないセックスとはこれに近いものなのだろうか。どちらか一方だけが肉欲を満足させる為に、もう一方の気持ちなどお構い無しに性行為を行う。もちろん、私は友香の愛撫にもの凄く感じたし、容易く絶頂に達した。

だけど・・・私だって友香に触れたかった。友香の愛液を啜り、いつものように友香にも絶頂に達してほしかった。

脱衣所では友香が既に着替え終わって私を待っていた。
「友香、先に部屋で待っていて。」
裸を見られるのは多少慣れてしまっても、着替えを見られるのは未だに恥ずかしい。それに、今は友香の顔を見たくないと思った。

「うん、じゃあ先に行ってるね。」
友香が出て行った。いつもと何も変わらない様子。私の考え過ぎなのか。急いで着替えをして部屋に戻る。

「お風呂、どうだった?私はこの家でお風呂が一番のお気に入りなんだ。」
友香が無邪気な笑顔で聞いてきた。
「お風呂は良かったよ。けど友香、さっきのアレは何なの?」
友香はきょとんとした顔で私を見た。

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