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欲情の果て【感想スレ】
官能小説を書きながら……📝🔞
沙耶香の女装官能小説2(女王様と作家編)

沙耶香の女装官能小説(女装モデル編)

No.20 17/08/14 19:19
作家
あ+あ-

スカートやショーツ、パンストを整えながら下半身が外気に触れようやくぺニスは本来のショーツにおさまるくらいになった。
しかしである。
「所属モデルに迷惑をかけるなんてなにしてるの!あなたたち」
神無月社長の叱責する声が響きエッチをした私も半ば同罪みたいに縮こまりそうになる。
「矢口さんは編集、二ノ宮さんは取材があるんじゃないの」
「はい」、とふたりして小さな返事が耳に伝わる。神無月社長は続ける。
「矢口さんは企画書を沙耶香に渡して意思をはっきりさせること。一週間以内かしらね」
直接聞こえるように神無月社長は麗奈や私に言う。彼女は踵を返して去っていく。
すかさず早紀が耳打ちした。
下のロビーで待っていてください、と小悪魔のような口許が見え彼女もまた去っていく。
「……ということで私の企画に参加するしないの意思は沙耶香に委ねられたから」
「……うん」
なに考えてるの、とは言いづらい雰囲気があった。そのままふたりして双星出版のあるフロアーに下りるが、私は彼女の意図がわからない。お姉さんの雰囲気ある背中を見送るだけ。
雑誌に同梱される女装レズの撮影に出演するか否か。企画書の入った封筒が少し手に重い。
エレベーターで下りてロビーに降りる。双子の受付嬢の亜美と美亜が合間を見て話しかけた。
「こんにちは沙耶香さん」
ハモるふたりだがいまだに見分けがつかないがなんでもこの建物の受付嬢のなかでは上位に入る美人双子らしい。
「どうかしましたか」
「う〜ん、ちょっと悩むことあって」
姉の亜美らしいのが受付をする間に妹の美亜が子どものように話しかける。
「悩みですか?女性として暮らすのも大変ですか」
今度は姉の亜美だ。交互に話しかけられるから双子なのにひとりの人間と話しをしてる気分だ。
「まあね……」
女装として異性と生活するのはいろいろ悩みもありひとに言える内容言えない内容様々だ。
そこへエレベーターから降りてきた早紀が姿を見せた。
「モテますね沙耶香さん」
「ちがう、愚痴を聞いてもらってただけ」
愚痴にも満たない会話だが早紀は私の手を引く。
「取材じゃないの」
彼女の悪戯めいた声に女性がしたたかというのを思い知らされる。
「あれは口実。社長や矢口さんがうるさいから。デートしてください」
やられたと思ったが外に手を引かれた。

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