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No.382 08/06/11 15:32
ヒマ人0
あ+あ-

≫379

🎐10🎐

夏休みがやってきた…夏休みとはいっても春以降まともに学校は機能していなかったのだからただその休みの延長に過ぎない…

(あと約一ヶ月…遂にカウントダウンが始まるのか…)

とりあえずスーパーで身の回りの品を買い込んで亮介は周囲の雑踏に紛れながら家に向かって帰っていた…

『…ハァ~また葬式か…最近あの公民館葬式していない日が無いって位毎日のようにあぁして誰かを見送ってるよなぁ~』

亮介は申し訳なさそうに横を通り過ぎようとした…

(!…えッ!?…き、清原ぁ?)

公民館の門柱に書かれた名前を見た瞬間亮介の鼓動が早くなった…

(清原って…まさかッッ!)

亮介は恐る恐る中を覗き込んだ…目の前に大きな祭壇が飾られ慌ただしく係員が葬儀屋の若い衆に指示を送っていた…そしてその祭壇の端に清原唯が肩を落としてじっと座っていたのだ…

(き、清原…嘘だろッッ!)

亮介は改めて祭壇にある遺影に視線をやった…遠くから見ているのではっきり確認は出来なかったが間違いなく飾られたその遺影は二つ並べられてあった…

『まだお若いのに…』

亮介の側を通った喪服の老婆がボソリと呟いた時亮介は全てを理解した!

(あれって…清原の両親ッッ!)

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