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『未来・行く末』第2章~地球🌏編~

レス225 HIT数 7870 あ+ あ-

ヒデ( wrYe )
13/10/13 18:51(更新日時)

~作者御挨拶🙇~

御購読頂いております皆様いつもありがとうございます🙇

さて『未来・行く末』第1章が終わり『外伝』の執筆も終了致しましたので

引き続き第2章を書いて行きたいと思います🙇

お楽しみ下さい🙇

No.1748686 12/02/14 13:56(スレ作成日時)

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No.201 13/01/20 16:10
ヒデ ( wrYe )

中澤に見られたコハルは笑顔を返す。中澤はその笑顔を自分の話す事の返事の“了解”と受け取り一気にシャルロッテに話す。

「博士お一人だけジュネーブに連れて行きます😣後の避難民達…」

中澤が言いかけるとシャルロッテが話す。

「えぇ、お嬢様に預けたいと艦長さんはおっしゃるのね😃」

それに対し中澤は直ぐに答えずに居た、するとコハルが話す。

「はい😊私達はいっこうに構いませんよ😊」

しかし中澤はまだ黙ったままだった。少し間を置き中澤はまた話しだす。

「いえ👋アイルランドには行かせません。」

「え😲❓では何処に❓」

シャルロッテとコハルは中澤を見る。

「アイルランドに向かわせればクスミさんの会社[ビル]がバッカニアの隠れみのだと統合軍や統合政府に教える事になりその会社[ビル]の支社がアイルランドに有る事からアイルランド自治州にも迷惑が掛かります😥」

「ですので☝避難民達は別の…統合政府が“避難民達の引き渡し”や言い掛かりを付けても絶対的に跳ね退けられる場所に行って貰いたいんです😊」

「艦長さん…そんな所がこの地球🌏に存在するんですか😥❓」

シャルロッテは不安そうに中澤に言った。

「有ります‼」

中澤はそう自信たっぷりに言った。

No.202 13/01/20 16:29
ヒデ ( wrYe )

「いったいそれは何処ですか❓」

問い掛けられた中澤はゆっくり話しだす。

「私➰戦闘中に考えとったんですわ☝…何故“統合政府はここまで私達を抹殺したいのか❓”って😒…之の結論から言えば『異性人との接触』と言う地球🌏上での“混乱”を避けたいって事では無く➰統合政府上層部自体がこの“異性人”にもうすでに乗っ取られてて恐らく私達、地球🌏人に『反攻させまい』としているっ…とね😁☝」

コハルもシャルロッテも中澤の話しに軽く頷いたので中澤はビックリする

「んぇ➰…😲💧」

ビックリしている中澤にコハルがサラッ✨と言った。

「あら❓艦長さん😃やっとそのお考えに辿り着いたんですか😊」

「あ…は、はい😒💧あの➰そこには早い段階からたどり着いては居ましたが…始めのうちは😥政府や軍を信じて居たい自分が居まして😥」

「あ…いや👋その話しは此処までにして☝『避難民達を何処に預けるか』これに関しコハルお嬢様に“繋ぎ”を付けて頂きたい方がおります🙇」

「はい、その方とは❓」

「…………」








中澤はコハルとシャルロッテに回りに聞こえ無い様に耳打ちした。

そしてコハルは笑顔で言った。

「あ😊なるほど➰あの御人なら統合政府からの圧力に対抗出来ますわ😊…しかし➰最初っからそのお考えにたどり着いて頂いて居たら私を通さず水星で御人の親族に頼まれれば早かったですわね😊」

No.203 13/08/11 11:06
ヒデ ( wrYe )

ミレニッツア郊外の高台に有る保養地…警備隊の白バイに先導され一台の高級車が邸宅に着く。

大きな門が自動で開くと先導していた白バイはその門で止まり高級車だけが邸内にスルスルと入って行った…

邸宅の玄関前のピロードに高級車が到着すると邸宅の中から数名の侍従や医療従侍者達が迎えにでて男性の侍従が後部席の扉を開く、すると美しい白銀✨の髪を靡かせ紅いマントを翻した美男子が降りて来る…そう、このミレニッツアを納める皇太子だ。その皇太子に男性侍従が最敬礼のおじきをしながら言う。

「皇太子ようこそ、お待ちしておりました🙇お母上皇はテラスにて…」

先程車両から降りてきた美男子は一言侍従に声をかけて玄関に入る

「ありがとう…」

皇太子は居間や侍従達が並ぶ長い廊下を横切り邸宅の中庭に舞い降りる。中庭には皇太子に引けを取らない美しい白銀の髪をし美貌が輝かしい✨✨女性が椅子に腰掛け庭に咲く花を遠い目で見ている、皇太子が中庭まで来たのを気がついていない…若しくは気が付けないのか全く無反応のままである。

「母さん…今日も庭に咲く花達はお綺麗✨ですね。」

その傍らでひかえていた看護婦が皇太子に話す。

「若皇、おはようございます。お母上様は今朝は機嫌が大変よろしく感情が表に出ておられます。」

「そうか…」

皇太子はそう短く答え母親の座る椅子の後ろまで近づき椅子の背もたれに手を置き神妙な面持ちで一人で話し出す。

「母さん、私は間違った判断をしてしまったかも知れません…親友であるバーネットを真実ず、ケルベロス達やキュリアム達の言い分を信じてしまい…バーネットを国に刃向かう“逆族”としてしまった😔」

「私わ…😔」

皇太子はそう言いかけ言葉を飲み込み違う言葉を放つ。

「はい、まだバーネット達の行方は掴めません…しかし必ず見つけ今度はバーネット達の言い分に耳を傾けます…それでは…母上、公務が有りますので本日はこれで。」

皇太子はそう言うと手を置いていた背もたれから手をゆっくり離し静かに花畑の中をまた公用車に戻るのだった。

No.204 13/08/11 11:34
ヒデ ( wrYe )

皇太子は会話が出来なくなった母親と心の中で会話を交わしたのだった…






ミレニッツアはここ数年激しい内戦に見舞われたのだった…事の発端は植民地惑星での食料供給問題での犯罪行為からだった。

各植民地では予め決められた配分で各惑星系関で食料や衣料医薬品の配分を行って居たがミレニッツア国第一執政官ケルベロス公爵が直轄する星系で余剰品の闇取引が横行し果ては正規に流れていた品物までも闇で取引される様になりそして表向きは正常に見えたそのシステムは陰で破綻したのだった。その上、陰で規律を失った星系関では政治家や領主による腐敗が横行したのだった…

そこで正規品すら真ともに回らなくなった星系が幾つか“決起”し『反・帝国』を掲げ帝国に反旗を掲げ内戦に突入した。

内戦当初、食料や弾薬、艦船の物理的優位に立っていた帝国側の“圧勝”か?と思われていたが…誤算が生じる。帝国側の親衛隊では反旗を翻した星系出身者が多く、始めは執政官達の言い分を信じて居た親衛隊達が事の事実を知り、内部で内部分裂を起こして一部が離反し寝返り星系関戦争が大きくなり長期化したのだった。

No.205 13/08/11 11:52
ヒデ ( wrYe )

内戦が進むに連れ激化して居た戦いの中アイカンの父である国王ミレニッツア・アイバンが星系関戦闘に出陣中に病死、その後国内の平定に当たっていた当時第一政務官だった“アルベルト・ケルベロス”が臨時に国内の全覇権を握る。

ケルベロスは同様に内政を補佐していた“ザイタイ・キュリアム”を臨時補佐として任命。

皇太子で有るアイカンはそのキュリアムのたっての頼みで親友である元・帝国親衛隊、隊長のナイル・バーネット公爵の説得に当たる。

しかし、説得は物別れに終わりアイカンとバーネットの中も拗れ今だ内戦は続いて居たのだった…

No.206 13/08/11 13:13
ヒデ ( wrYe )

ミレニッツア北東に有る山岳地帯に『反・帝国自由連盟の軍本部』が有る。

「バーネット指令‼定時パトロール🚨終了致しました👮報告書です。」

一人の若い士官がバーネットのデスクに報告書を置いた。

「ん✋…それで帝国軍の動きは❓」

バーネットは士官を見上げ言った。士官は鯱ばったまま簡単に伝える。

「はッ👮‼帝国軍の車両及び航空機の類は確認出来ませんでした👮恐らくまだバイク渓谷かと👮」

バーネットはその報告を聞きながらデスクから立ち上がり後ろに振り返り眼前👀に広がる山々を見渡し呟いた。

「アイカン…何故、私の言った事を信じてくれなかった😥」





ミレニッツア植民地惑星“ナイソン”非武装地帯での会談をバーネットは回想する。

『アイカン‼この内戦の発端は政務官僚である奴の横流しや闇取引が原因なんだぞ💢』

『バーネット、それは😣私もザイタイやアルベルトに問い質した💢それは彼等の預かり知らぬ所で親族がやった事だと報告を受けたし、私自信調べて観たがその通りだったぞ。』

『そしてその親族達はアルベルトが処分した‼』

『処分⁉…はッ🔥単なる降格や公爵の位を剥奪されただけだ💢死刑や未開地への流刑じゃない💢処分が聞いて呆れる‼それに、調べ方が甘い‼普通に調べても奴らはしっぽを出さない‼何故我が親衛隊に調べさせなかった💢』



『食料や医薬品が回らなくなった星系では餓死者や疫病で亡くなる者達まで出たんだぞ💢その処分では軽すぎる‼』

No.207 13/08/11 13:59
ヒデ ( wrYe )

アイカンはバーネットの怒りに押され押し黙ったが直ぐさま切り返す。

『親衛隊が公爵達のプライベートを探る😨⁉おい、バーネット😣君は考え違いをしてないか?公爵達は亡き国王の補佐たる者達で父が信頼しその職に着かせた者達だ‼それを軍のそれも平民出身者の者達に調べさせるなど😔👋』

バーネットはアイカンの言った言葉に驚き顔を真っ赤にして言った。

『おい💢アイカン‼その発言は貴族らしい物凄くおごりたかぶった発言だな😤君らしくない発言だな‼その平民達を率い統率して居るのは俺だ‼君は親友の俺も信じられないのか⁉』

そんなバーネットを見て👀アイカンは慌てた。

『ば、バーネット💦今の発言はすまない😥おごりたかぶったとかそんなんじゃ😥👋』

2人が話しをしている所に慌てて反・帝国の元・親衛隊所属の者が飛び込んで来た。

『た😨大変だ‼🔥バーネット‼か、艦隊が…帝国軍の艦隊が星系関条約を破り非武装地帯に乗り込んで来た😨‼』

『な、何🔥‼…それで艦隊は今どの辺りだ❓』

『そ😥それがそろそろこの星を包囲しつつある‼直ぐに逃げよう😨』

その話しを聞いたアイカンは驚く、事前にケルベロスを通しキュリアムに艦隊派遣を見送り“説得”を自分一人に任せる様に申し伝えて有ったからだった。

『ま、まさか‼😨そんな筈は無い🔥私はケルベロスを通じザイタイに艦隊派遣を見送る様に通達した‼』

『ふんッ💢通達が呆れる‼アイカン貴様‼会談を装い俺を狙ったな💢』

『ち😨違うッ👋…』

そうアイカンが言うと艦隊が待機圏内に降下してくる轟音が響き間髪入れず航空戦闘部隊がアイカン達の居る洋館に迫り戦闘機の外部スピーカーから“アイカン救出部隊”だと告げられる。

No.208 13/08/11 14:09
ヒデ ( wrYe )

アイカンはバーネット達と共に表に出て来た。アイカンは走り出し戦闘機の下で大きく手を振りながら“来るな‼👋”“来るな‼👋”と叫ぶが戦闘機のパイロットは航空機をバーネット達に進めバーネット達めがけ発砲した。

『んぉ😲皇太子がお一人で脱出なされた‼之よりわが隊は地上皇太子救出部隊の援護為に逆族に攻撃を開始する🔥全機カカレ‼』

(ドドド✈🔥🔥🔥)

『うわぁ💦…アイカン🔥貴様‼』

『違うッ🔥‼な、何故だ😨攻撃するな‼これは命令である攻撃中止‼』

アイカンは戦闘機部隊に叫ぶも爆音で聞こえずアイカン自体も低空進入して来た戦闘機の暴風で吹き飛ばされ地面に叩き付けられ失神してしまった。

バーネット達はからくも戦闘機部隊と地上部隊の追撃をかわし本部の山岳に戻ったのだった。

No.209 13/08/11 16:51
ムッソ・マークⅡ ( wrYe )

木星基地近海…ムッソ達が訓練に明け暮れている。

『…情けない…矢口‼シュミレーションで訓練生達になにを叩き込んで居る‼しっかり互いのサポートをさせろ🔥』

『す😥すみません😥🙏』

ムッソは矢口隊が予想より訓練度が上がって無いのにいらつく。

(ピュリ🔥ザザーッ)

『オラ💢アンタ達‼あれ程2機で一つ💢って言ったっしょ😣‼必ずお互いで上下左右180℃“気”を張れってば😤💢何度言ったら解るんだい‼』



『よし‼次‼安倍のコスモ・ドラゴン隊‼上がって来い‼』

ムッソはいつになく訓練生達を厳しくシゴクのだった…ムッソは来るべき“脅威”に備え彼等の戦闘能力をより自分達“能力者達”に近づけたかった。

『安倍‼後続機が孤立したぞ💢隊長ならば全員に気を配れ💢そんな事ではいずれ戦場では自分一人だけ生き残り後は全員死亡と成るぞ‼』

『はッ🔥👮すみません‼』

『よぉ~し😤本日の酉はナオサーンとオカミー3佐だ‼訓練生とその部隊長諸君‼良くみておけ‼之が“能力者”同士の戦いだ‼』

(キシューン✈ドドド🔥ドドド🔥ドドド🔥)

ナオサーンとオカミー3佐はムッソが喋り終わる前に襲いかかる。

No.210 13/08/11 17:05
ムッソ・マークⅡ ( wrYe )

『ほう~😁…2人共中々…しかし‼仕上げにしてはまだまだ😁』

ムッソはナオサーンとオカミーのコンビネーション攻撃を辛くも逃げ切り逆に彼等に攻撃する。

『いやぁ➰だ😣もぅムッちゃんにバック取られた…ナオサーン‼』

『オカミー…そのまま右へかわせ‼仕留める‼』

『フフ😏…成る程…では…』

ムッソはオカミーに後方から食らい付きながらも自分のコスモ・ドラゴンを手足の様に自在に操り直ぐさま急降下しナオサーンの後ろへ周り込む。

『1佐‼それは折り込み済みです…』

ナオサーンはRVを急に左旋回させビーム・マシンガンをムッソの正面へ。ムッソは咄嗟に舌打ちしながらコスモ・ドラゴンを右に急に切り替えしナオサーンからのロック・オンをかわす。

『ナオサーン…やるな😏👍』

ムッソがそう呟きながらナオサーンに整体しナオサーンにロック・オンしかけたが横合いから逆にオカミー3佐にロック・オンされた。

『ほぅ➰…』

ムッソは短く答える、しかし機体のロック・オンアラームが鳴りムッソは撃墜されたのだった…

「す😨凄いべ…戦闘速度が早過ぎで➰あんまし見えんかった…」

安倍はナオサーン達の闘いを見てコックピットで呟いた。

No.211 13/08/13 16:43
ヒデ ( wrYe )

>> 210 3日後、ムッソは数日前の“気”の(解放)が恐らくシィークとトールの解放とし地球🌏にてやはり“ミレル人”達との接触が有ったと確定し地球🌏のアマテラス援護及び保護の為今出港しようとしていた。

木星基地宇宙港ではその出発準備の為に軽巡洋艦“アテネ”が出港準備を整えていた。ムッソを見送る為にナオサーンが一緒に港へ来ている。

「1佐…くれぐれもお気を付けて😥シィークが能力を“解放”しその上もう一つ気を解放した者が居ます…だとすると最悪のシナリオが😥」

ムッソはナオサーンのその言葉を背に受け答える。

「ん➰…“僕のシナリオ”の最悪なストーリーになっちまった…て奴ですよ😒ま、前に言った様にそれも織り込みずみ☝その為に我々の中でも“能力”で随一の破壊力💣を誇る“トール3尉”を残して来たわけですから😒次は早めに手を打ちに行かないと😔」

ムッソはそう言いタラップにナオサーンと共に向かう、ムッソはそこで一旦立ち止まり真剣な顔つきでナオサーンに言った。

「良いですか2佐😒☝前回の我々との戦闘で研究サイト方面に退却したミレル人達も恐らくそろそろ体制を立て直しまた来ます😒☝」

「何度も言いますが、今度はナオサーン達にも全面に出て頂きこの『木星本部』を護っていただきます😤よろしいですね😤」

「分かってます、ブリーフィングでも聞きました…ここ数日の厳しい訓練はその為の“物”と自分もオカミーも心得て居ます。」

「じゃ😁そう言う事で…アディオス😁👋」

(カン🔥カン🔥カン🔥)

ムッソは意地悪そうにナオサーンに言って勢いよく“アテネ”に続くタラップを駆け上がって行った…

「さぁ😒こっちもこれから忙しくなるぞ➰…」

ナオサーンはムッソの載る“アテネ”を見送りそう呟く。

No.212 13/08/17 21:17
ヒデ ( wrYe )

ムッソが木星の本部を発ち数日が過ぎた…木星研究サイト方面監視部隊の軽巡洋艦船内。警戒監視要員が退屈そうにしている。

「くぁ➰ぁ😩…奴らここ数日穴蔵に潜ったまんま出てこねぇな😒眠いぜ💤」

「おい💢気を抜くなよ😒お前の仕事はレーダー📡監視だぞ😒出て来た奴らをいち早くキャッチし本部のナオサーン達にしらせなきゃならんのだからしっかりしろよ😒」

「…奴ら😒戦力が整わないから出て来ないんじゃない❓」

「そうだとしても😒任務中はしっかり目👀を見開いとけ❗」

「んぁぁ😩わぁ➰たょ😒…」

2人が話している所に軽巡洋艦の艦長が入室して来る。

「奴らの動きは❓」

2人はいきなり声が聞こえたの話しをとぎりビックリし話す。

「はッ👮はッ…今だ研究サイト方面には動き見られず…であります👮」

そんな2人を見て👀艦長は言った。

「…😒おまえらの気持ちも解る…我々は本来“アマテラス”を捕縛し地球🌏に帰還するのが任務だったんだからな…こんな😒宇宙人🐙の監視👀に来たわけじゃないからな😒」

「は、はぁ😥」

ブリッジで監視👀する要員は答えに苦慮する。

No.213 13/08/23 21:20
ヒデ ( wrYe )

>> 212 ブリッジ要員が苦慮しながら答えたその時艦の接近警報🚨が鳴り響く。

(ヴィー🚨ヴィー🚨ヴィー🚨)

するとブリッジ要員達はいきなり真顔になり言った。

「き😥来やがったー‼」

「艦長‼目標、前方‼艦隊及びミレル人達の艦載機を数機キャッチ‼」

「よぉ➰し😤後方の木星本部に打電‼そして艦、急速180℃頭回‼とっとと本部サイトへ逃げろ‼」

「ら、ラジャー‼急速頭回‼木星本部サイトへ逃げます‼」

もう一人のブリッジ要員は木星のナオサーン率いる部隊に通信を入れた。

『こちらパトロール223‼我、敵艦をみゆ‼これより頭回し後退する‼迎撃艦隊求む‼』

要員はそうインカムに叫びながら艦を頭回させる準備をすすめた…

No.214 13/08/30 21:15
ヒデ ( wrYe )

>> 213 パトロール🚨艦から連絡を受けた木星本部サイト司令部。オペレーターは通信を受けて驚きつつすぐに自室で仮眠中のオカミーに繋ぐ。

「ん😲‼…奴らが動いた➰‼」

「至急‼3佐を叩き起こせ‼警戒レベル、デフコン3に‼2佐にも誰か伝えに走れ‼」

木星本部の司令室も慌ただしくなりだし当直要員以外もデフコン・レベルが上がった事で集まり出した。

(トゥルー📱…トゥルー📱)

(ツー…)

『3佐‼パトロール🚨艦より入電‼ミレル艦隊が体勢を立て直しこちらへ向かい始めました‼』

(………😪)

『ンガァ🔥😲‼き、来たの😲‼…分かった、直ぐに上がる‼ナオサーンがトレーニング室に居る、読んで‼』

オカミーは自室のベッドでウトウトとしだした所だった。

『はい、もう走らせました👮直ぐに司令室に来られます👮』

『それから本部サイトの要塞砲の準備を😲』

『はッ👮直ぐに立ち上げます‼』

司令室のオペレーターが通信を切るとオカミーは慌て身支度をし始め直ぐに自室を後にし司令室に向かった。

トレーニング室ではナオサーンがトレーニングに勤しんでいた、そこに警戒🚨レベルが上がる警報が響いた。

No.215 13/08/30 21:30
ヒデ ( wrYe )

>> 214 ナオサーンは挙げていたベンチ・プレスを息をゆっくり吐きながら下ろし静かにそして神妙に言う。

(フーッ💨…ガチャン🔥)

「来たか…😒」

そこに急いで来たオペレーターのサブ要員がナオサーンにミレル艦隊が来た事を伝える。

「2佐‼ミレル艦接近です😲‼」

ナオサーンは落ち着いた表情でオペレーター要員に言った。

「落ち着け、格納庫に俺のRVを暖める🔥様に言え‼」

「了解👮‼」

オペレーターはその場を直ぐに離れ格納庫に向かう。

ナオサーンはトレーニング室の艦内通話の受話器を取りオカミー3佐に自分が正面に出る事を伝えた。

『オカミー、ムッソの指示書通りに俺が奴らの正面にでる。要塞砲の射程内に引き寄せる。』

『うん、ナオサーン…気をつけて😥』

『分かった👍まかせろ👍』

ナオサーンはそう言い通信を切り格納庫へ向かった。

No.216 13/08/31 14:11
ヒデ ( wrYe )

(ヒューン🚨ヒューン🚨ヒューン🚨)

ナオサーンはトレーニング室から木星本部サイトの格納庫に着いて今しがた状態が整ったばかりのRVに向かう。

ナオサーンはアタッチメントで固定されたそのRVを見上げつつ乗り込むためにRV横に併設されているゴンドラに乗りコックピットまで上がろとする、そこにナオサーンのRVを専属的に整備している機付長が出撃に際し忙しく動き回ってる整備班長に代わり話しかけて来た。

(ウィ~ン⬆⬆)

「はぁ💨はぁ💨…す、すみません😚2佐❗本日機付のダブル・ソードが機体との連結に使ってるコンデンサーの調子が悪く😥ソードの整備と装備が間に合いません😥レール・マシンガン装備で出撃願います😚全員全力を上げて修理して置きます😥」

ナオサーンはおお汗💦💦💦をかいてゴンドラに飛び乗って来た機付長を見て言った。

「ん✋分かった…ダブル・ソード…早めに仕上げて貰えると助かる✋」

「はい😥👮」

そう話して居る内にゴンドラはコックピット前に横付けされる。機付長はそのゴンドラのコントロール・パネルをいじりゴンドラを固定するとRV外部に取り付け有るハッチのスイッチを押してナオサーンに代わりコックピットを開く。

「すまん✋」

「いえ😃✋…レール・マシンガンのエネルギーパックの予備を腰付近に通常より1本多めに付けて置きました👮」

No.217 13/08/31 14:24
ヒデ ( wrYe )

ナオサーンがコックピットに腰を下ろすと直ぐに機付長が中央のメイン・パネル越しに手を伸ばしRVの状態を示す画面を表示しそう話した。

「2つ❓…」

ナオサーンはそう呟くと被り直したヘルメットのバイザーを降ろしながら機付長にジェスチャーで👌👍“分かった”と現し直ぐに出ると表現する。

(👋👋…✊)

機付長は『分かりました👌、お気を付けて👮』と表現しながら無重力を利用しスーッと後ろへ下がりコックピットを離れる。機付長が離れると直ぐにコックピットのハッチが閉じる、ナオサーンはバイザーのスイッチを外部スピーカー🔉用のインカム・スイッチに入れ替え言った。

(カチャッ🔥フォーン🎤🔉)

『出るぞ‼スペース・スーツを着てない整備員は待避路へ‼カタパルト・ハッチ開け‼』

ナオサーンは言いながら自身のRVを起動させホバーリングでカタパルトまで移動させた。

No.218 13/09/12 16:35
ヒデ ( wrYe )

ナオサーンの機体は滑る様に本部サイトのRV射出用カタパルトに入る。同時にカタパルト前の発艦シグナルがシグナルを刻む。

(ビッ🚥ビッ🚥ビッ🚥…ポーン🚨)

シグナルが発艦OKの青色になりナオサーンはRVの左右のコントロール・レバーを前に進ませ発艦して行く。

「よし‼(グィッ➡➡)」

(ドシュー🔥)

本部サイト指令室ではオカミー3佐が要塞砲の準備を進める。

「3佐❗ナオサーン発艦完了👮これよりゴースト隊順次発艦‼」

オペレーターはオカミーに伝える。

「了解よ✋ナオサーンのゴースト隊発艦を急がして‼」

「了解しました👮」

『砲撃コントロール室、要塞砲の準備はどれぐらい進んでいるの❓』

オカミーはオペレーターにゴースト隊発艦を急がせる様に言うと直ぐに砲撃コントロール室を呼び出した。

『オペレーション8まで進行中❗後はエネルギー充填が完了し次第撃てます‼』

『わかったわ😣✋エネルギー充填が完了したら教えて、ナオサーンとのタイミングを計って撃ちます😣』

『了解👮』

No.219 13/09/25 21:44
ヒデ ( wrYe )

>> 218 ナオサーンが出撃した数時間後木星研究サイトからワックとレンキが進発する。

「さぁ😁奴らに約束を破った代償を払わせよう‼」

「だな😁‼ワック‼我々に渡す筈の“人類”の残りを頂きに行こう😁」

ワックとレンキが話して居ると凖将が割り込んで来る。

「……😒そんなに上手く行くでしょうか…」

ワックとレンキは凖将を睨みつけ言った。

「フッン💨お前はまだ我々が負けるとまだ思って居る様だな😒」

「い、いや😥そんなことは😥油断は禁物だと私は…」

凖将は言葉を選びながら言い淀む。

そこに研究サイトの管制に居たミレル人の管制オペレーターが機影を捕らえた報告をする。

『敵機接近‼カウント1。』

「ハハハハッ😁奴ら血迷ったか❓たった1機で我々に何が出来る‼」

「ワック‼気を抜くなよ…単機で乗り込んで来るにわ…策を持ってか若しくは…地球🌏の時の様に“能力者”の可能性がある。」

No.220 13/10/05 20:09
ヒデ ( wrYe )

『フフフ😁そうだな😁レッキ😁地球🌏人達もバカじゃあるまい😁単機で来るんだ奴は“能力者”と判断して良いな😏』

『…だな😏…用心しろよ❗』

『オウ❗』

2人はそう話すとナオサーンが向かって来る宙域に陣取りナオサーンの出方を待とうとする。

しかし彼らの後方から来たミレル人達の准将は艦隊をワック、レッキの前に出そうとする。

『おぃ😒准将…これは地球🌏側のワナだぞ…艦隊を下がらせろ😒』

その通信を聞いた准将は勢い良く言う。

『ハッ😁何を‼方々➰奴➰らは先程の戦闘でこちらの戦力を把握し怖じけづいたに違い有りません😁‼だから血気盛んな単機だけが突出しこんな宙域まで出て来たんだ。』

No.221 13/10/05 20:52
ヒデ ( wrYe )

ワックとレッキは准将の話しに耳を傾け様とせず准将に言った。

『単機で来たからこそ前方の奴は何か“策”を講じて来たか或は地球🌏側の“能力者”だと解る❗艦隊は突出せず我々の後方から高見の見物をしろ…いや😁して“ください”“准将殿❗”』

ワックがわざと丁寧な言い方に成ったのが准将の気に障ったのか勢いを増して准将は力り捲る。

『お2方‼私は貴方方伯爵の称号を幼年の頃から預かりし階級とは違➰い❗一兵卒からここまで成り上がるまで苦労をして来た‼だからこの地球🌏遠征軍指令の“地位”を皇太子から授かったからには❗必ずやこの重責を全うする所存だ‼分かったか‼』

『分かったなら貴様等は下がっておれ‼』

その言い草を聞いたレッキが言った。

『おぃ😥おぃ😥さっき研究サイトでしおらしくしてた准将殿はどこ行った❓』

それに対してワックが答える。

『ん❓地球🌏人達がまた艦隊で攻めてくるのではなく単機で来たから“気が大きくなった”だけだろうょ😂』

『ワック…笑い事じゃ無いぜ😒仮に前方から来る奴が“能力者”だとしてもこの艦隊の数を単機で全部を片付けるのは無理ってもんだぜ…やはり奴は何か“策”を持って向かって来たに違いない。どう思う❓』

『それは有り得る…我々はこちらの艦隊の後方から眺め“能力者”の奴が艦隊相手に戦い疲弊した所を叩けば良い…よしんば“策”を講じてたとしても艦隊相手にそれをやってくれれば我々はその結果を見、それから判断しよう。』

『分かった😒艦隊が潰れ准将が戦死なさったら後から来る本隊にゃ➰“勇敢”だったと言ってやるか😁』

『フフフ😁だな』

No.222 13/10/06 21:39
ヒデ ( wrYe )

ワックとレッキは次々に自分達を追い抜いて行く艦隊を見送りながらそう言った。

研究サイトを進発したミレル人率いる艦隊はナオサーンの機体に接近する。ナオサーンはRVのコックピットの中でレーダー📡に映る艦影を見ながら効率良く艦を破壊🔥し要塞砲に引き寄せるタイミングを計算している。

「…よし、奴らはまだ機動兵器やロジーを出していないな😒奴らがそれらを出す前に艦隊の先頭に食らい付き要塞方面に引き寄せ後はオカミーの要塞砲で一網打尽だ。」

(ピィー🚨ピィー🚨ピィー🚨)

コックピットのディスプレイに警告🚨表示が出され危険⚠を告げる、ナオサーンはその警告🚨音と同時にRVのスティックを前に倒して艦隊に向かって行った。

そのナオサーンの機影をミレル人達の艦隊も捕らえて居て准将は力強く息巻きながら指揮棒を振り下ろし言った。

「ばぁ➰かめ‼幾ら地球🌏人の“能力者”とはいえ😁たった1機で少なくなったとは言うもののこの数の艦艇を打ち破れる物か➰‼奴を艦隊のみで徹底的に打ちのめし地球🌏人達の戦意を完全に粉砕しろ➰‼」

No.223 13/10/13 15:57
ヒデ ( wrYe )

ナオサーン達がミレル人達と戦闘に入る前に木星を進発していたホーネッカー達を乗せた戦艦“パディータ”は金星防衛ラインまで到達して居た。

(コンコン🔥コンコン🔥)

「曹長、自分です。艦長より報告、そろそろ金星防衛ラインにかかります。至急ブリッジに上がってください。」

自動小銃を肩からかけた若い兵士がそう言うと暫く沈黙が流れたがイツキ曹長は自室にてシャワーを浴びており気がつくのが遅れ慌てた声で返事を返す。

「え😲…あっ…わ、分かったわ直ぐに上がる💦💦先に上へ行って。」

「了解」

若い兵士は短く答え肩にかけて居た小銃をかけ直しスロープ・ベルトを掴み進んで行った。

パディータの艦橋では艦長の“ゲッペル大尉”が士官にホーネッカーは今どうして居るのか聞いていた。

「おい😒閣下はどうしておられる今。閣下は❓」

そう言われたブリッジ・オペレーターは不機嫌そうに言う。

「艦長…さっきから何遍それ聞くんすか💢だから➰イツキ曹長達がコールド・スリープで眠らせて💤今タンクベッドに横たわってますって😤☝」

「御心配なら➰御自分で見に行かれたら如何ですか➰😒」

通信オペレーターの女性も艦長が何度も聞いて来るのに嫌気がさしたのか意地悪そうに言った。

「ばかを言え😣💢艦長が艦橋を離れてどうする‼俺はただあのムッソ坊やの計画が甘すぎでいつか閣下達にバレておれたちゃ➰袋叩きに合うんじゃ無いかと心配してるのさ😤」

「とぉ➰か何とか言って艦長😏木星の港出る時に完璧に演技してたじゃ無いっすか😁木星の警務隊の連中完全に騙されてましたよ😁」

「あ➰たりまえだろ‼やらなきゃあそこで“皆・皆殺し”に成ってたぞ😤」

そうゲッペルが言ったのが変だったのかブリッジクルーの殆どが笑いを堪えるのに必死になる。

「プッ😚💦💦」

「クスクス…」

「なぁ➰んだ😒何が可笑しい❓俺が何か変か❓」

ゲッペルがまともな顔でそう聞いたので笑いを堪えて居た一同も爆笑する。

「グッ…ハハハ😂😂😂ハハハ😂」

「アハハハ😂」

No.224 13/10/13 16:18
ヒデ ( wrYe )

「か😂艦長…シャレっすか今の❓」

「なんだと❓洒落❓別に俺は洒落なぞ言った覚え無いが。」

怖面のゲッペルが真剣にそう言ったので全員一掃に笑い転げる。

「い、いえ😂👋か、大尉😂お気づきでは❓」

女性オペレーターも涙を出しながら笑いゲッペルに聞いた。ゲッペルはまだ不思議そうにキョトンとしている。それを見て全員が大爆笑になったのだった。そこにシャワーを浴び終わったイツキがしらふで上がって来てクルーに笑いの原因を聞いた為また一同笑い転げる。

「ど、どうしたの❓なに😲❓」

「アハハハ😂…い、👋いや👋曹長。これは違う👋艦長が洒落を言ったのかと思ったが洒落じゃ無かったから皆リアクションに困ったんだよ😂✋」

「だぁ➰からお前達💢俺が言った何処がそう取れたんだ❓言ってみろ💢」

ゲッペルはデカイ声で笑っていたクルーを叫ぶ。

「は、はい👮“皆、皆殺し”の所で有ります👮…クックク😂👏👏」

ゲッペルの声を聞いた女性オペレーターが始めは真面目にしゃちほこばり答えたが最終的には笑ってしまっていた、それを見て推測したのかイツキ曹長は納得したかの表情になり言った。

「んぁ➰😁👏“怖面ゲッペル”が何か変な事を言ってと思ったけれど違ったから☝笑う準備してた人達が➰“笑うに笑え無かった”って所で皆大笑いなのね😁☝

「そ😂そうです😂…ハハハ」

No.225 13/10/13 18:51
ヒデ ( wrYe )

ゲッペルはそう言われたので苦虫を噛み締めたような顔つきで小さい咳ばらいをし指揮椅子に深く座り直し言った。

(ウホッン😤💨)

「それで、曹長。間もなく金星防衛ラインなんだがな😒すんなり通れるのかね❓」

イツキはゲッペルに向き直り敬礼👮をし言う。

「はッ👮先程CICに行きムッソ指令から渡されましたシナリオに有ったコードを使い、ラインに到達し次第“解除コード”インストールをする様に伝えてありますのでそろそろ下から報告が上がって来るはずですが😒」

「なんだと❓解除コード…だと❓バカな❗自動防空システムの解除コードを知って居るのは“将官”クラスの人間しか居ない筈だ、それにムッソ坊やと君達は臨時にこちらに派遣された訳だから知っている筈が無い❗どうやって解除コードを手に入れた⁉」

イツキはその質問に対してニッコリ☺と微笑み言った。

「はい☺ムッソ指令が木星にてホーネッカー閣下を尋問した際に閣下からとムッソさんのシナリオには書いて有りましたよ😁」

「は😨…な、何➰⁉閣下がムッソ坊やに直接教えたのか😨信じられん…」

ゲッペルがそう言い絶句して居るとCICから連絡が来る。

『こちらCIC、艦長イツキ曹長から頂いた解除コードで只今金星の自動防衛砲台沈黙完了‼』

「あ…ん😒分かった…」

ゲッペルはインカムを使わず普通に答えてしまった。

「クスクス😁…艦長、インカム➰入ってませんでしたよ😁」

イツキが意地悪いったのでゲッペルは不機嫌そうにしインカムを取って改めてCICに“了解”と告げた。

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