しっぽの先までアンがいっぱい⑤👩🐻
アン❗
見てますか?
俺は今もちゃんとそばに居ますよ。
見えてますか?
そう遠くない同じ空の下……。
目に見えなくても感じることは出来るはず…。
想いは風にのってきっと届くはず……🐻
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>> 250
……そんな研修中に俺はある1人の上司(Aさん)と意見が合わず口論となりました。
Aさんは俺より10歳程年上で当時課長職で他の講師の方達と同じように'勉強'を教えてくれていました。
それについては全く問題も無く、右も左も解らない俺達新人に叱咤激励しながら教えてくれて、講師の中では一番若いということもあってか!?俺達の兄貴分的な存在で親しみやすい感じの人でしたが、日が経つにつれてAさんの様子が変わってきました。
1日のスケジュールは朝8時半までに出勤して夕方5時半までで、昼休み1時間と3時に15分程の休憩がありましたが、講師の方によって違いましたが、だいたい1時間から1時間半程勉強しては5分~10分程の休憩をとりました。
その間にトイレに行く者やタバコを吸う者、机の上で寝る者などで束の間の休憩を過ごすのですがAさんが講師に立った初日に休憩の時は社内に設置されている自販機で缶コーヒーなどの飲み物を買ってくれたのです。
「よしっ!このへんでちょっと休憩しようか…誰か下の自販機で飲み物買うて来てくれるか…」
そう言ってAさんは財布からみんなの分のお金を出してある新人2人に渡しました。
2人はそれぞれ好みの飲み物を聞き買い出しに行きました。
研修を受けてる新人は人数が多いので3つのクラスに分けられていて、その内1クラスは女性だけで男性は2クラスあり、1クラス約30人程居るので、1人では飲み物を運びきれないので2人で買いに行きます。
缶コーヒーは気分転換になるし、昼食後には目覚ましにもなるので、Aさんの行為にみんな有り難がっていました。
Aさんが2回目の講師に立ったのは午後からの研修で、講習の後3時になったので休憩を取ることになりました。
するとAさんは昨日の初日と同じように、
「誰か下の自販機で‥‥‥」と声を掛けてきました。
その声を聞いてみんな内心で〈やったぁー!〉と喜んでいたのですが、Aさんは、
「今日はみんなでジャンケンして負けた人がみんなに奢ろうか…」
と言ったのです。
一瞬みんな「えっ…?」となったのですが〈Aさんは昨日みんなの分を奢ってくれたし、毎日みんなに奢っていたんじゃお金が保たないわなぁ…〉とそれぞれが思ったようで、Aさんの意見に反対する者はなく、むしろ賛成しながら負けたら出費が痛いと予想されるジャンケンというゲームを楽しもうとさえしていました。……
アン、こんばんは🐻
まだ仕事ですかね⁉
頑張って下さいね💪
俺はさっきまで、一昨日の夜に訪ねて来た友達夫婦の奥さんと会っていました。
一昨日来たのは子供さんのことについて相談に来たのです。
友達夫婦には2人の子供が居り、下の高3の女の子のことで、赤ちゃんの頃から知っていて、海水浴やプール、キャンプなどに連れて行ってあげたりと仲良くしていたのでお互いどういう人間なのか知っている間柄なので「俺達夫婦には言えない事、言いにくい事などあるかも知れない」から俺に聞いてみてほしいという依頼を受けて、昨日その女の子と晩ご飯を食べながら考えを聞いたことの内容を奥さんに伝えて来たのです。
「親心子知らず」「子心親知らず⬅(こんな言葉あったっけ❓)」と言うか、俺にはちょっと過保護気味だと感じたので、そのことも添えて伝えました。
子供の将来を心配する気持ちは分かるのですが、まだ18~9の子供の未来を狭めるような…選択肢を与えないようなことは良くないと思い、俺なりの意見を伝えました。
多分、今夜から2~3日中にもう一度連絡があると思います。
その時は子供も交えて家族みんなと一緒に話し合うつもりです。
子供には自由に好きなことをさせて、親は見守りながらフォローしていって、何かあればアドバイスしたり手助けしたりするだけで良いと思うのですが……。
では先日からの【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
講師のAさんとみんなの分の缶コーヒーを賭けたジャンケンは想像以上に盛り上がり、負けた者は悔しがりながらもふてくされることはなく買いに行きました。
それからも毎日、Aさんの講習の時の休憩時間はジャンケンが恒例となりました。
3回負ける者も居れば、1回も負けない者も居ました。
因みに俺は1回負けました。
そんなある日、講師のAさんがとんでもないことを言い出しました。
その日、Aさんは午前の講習をしてくれて、途中の休憩時間もいつものように缶コーヒージャンケンで盛り上がり、休憩後の講習も昼休みの少し前に終わった時に、
「この中で弁当持って来てる者居るか?」
とAさんが言いました。
その問いに弁当を持って来ている何人かの人が手を上げました。
それを見たAさんは、
「他の者は今から食べに行くんか?」
俺を含め弁当を持って来ていない者は口々に食べに行くことを伝えました。……
>> 253
……みんなは、
「駅前のラーメン屋へ行きます」
「〇〇商店街のトンカツ屋へ行きます」
「△△ベーカリーでパン買って来ます」
等々、いつも何人かのグループで食べに行く先をAさんに伝えました。
「そうかぁ~!わかった!わかった! そしたら今から食べに行く者だけでジャンケンして負けたら昼ご飯を奢るっていうのしようや!!」
それを聞いたみんなは一瞬の沈黙の後、
「ええー!課長~それはあきませんわ~!」
「それは無理ですわ~。負けたらおっきいですわ~」
と、みんな口々に否定の言葉をAさんに発しました。
缶コーヒーぐらいなら当時は普通の自販機で1本100円(110円?)ですが、社内に設置されている自販機は1本80円だったので、負けたら約30人分で2400円の出費‥社会人1年目の研修期間中の人にとっては決して安くはない金額ですが〈勝てばラッキー〉〈まぁ盛り上がってるのが面白いから〉ぐらいの軽い気持ちでみんな参加していましたが、昼ご飯となると1人当たり500円前後‥それがAさんを含む弁当を持って来ていない者の人数‥‥20人以上程居るから負ければ1万円前後の出費‥まだ初任給も貰っていない研修期間中の俺達にはそれはあまりにも大きい金額です。
みんなで「それは無理」という意見を述べると、
「なんやねんお前等!そんなの勝ったらええやんか!勝ったらタダ飯食えるねんぞ!ハナッから自分は負けると思うからアカンねん!ジャンケンで勝ったらタダで昼飯食える!明日も明後日も勝ち続けたら研修中ずっと飯代が浮くんやぞ!」
と、休憩や講習中とは違う顔と声で力説してきました。
〈それはそうやけど…〉〈そんなお金無いわぁ〉多分みんなそんなことを考えていたと思います。
Aさんの力説にみんなが
「それでもちょっと無理ですわぁ」
「負けたら今月昼飯抜きになりますから…」
等々、やはり乗り気でないことを口々に言っていると、
「なんやお前等!缶コーヒーぐらいの小さい金額の負けなら参加するくせに、ちょっと大きい金額になったら止めるんか!そんな考えでおったらこれから社会に入って行ってもやっていかれへんぞ! そうやろ!? 小さい壁やトラブルは自分で何とかするけど、大きな壁やトラブルは逃げるってことやろ!? そんな考えで働いてたら先輩や会社そのものに迷惑や損害を与えることになりかねんということに繋がると思わんか?」……
>> 254
……それを聞いて俺は〈もっともらしいことを言うてるなぁ……でもそれとこのジャンケンとは関係ないやろ!比べることでは無いやろ!〉と思っていました。
Aさんがそこまで言ってみんなの反応を待ちましたが、みんな黙ってしまい、数秒の沈黙がありました。
「な~んや!わかった!今年の新人はケツの穴の小さい奴ばっかりやなぁ…まぁ研修終わって各自配属されたらせいぜい会社には迷惑かけんようにせえよ! よっしゃ!ほな午前中はこれで終わろか。……あっ!それから明日からもうジャンケンも止めとこか!飲みたかったら自分で飲めよ!」
捨て台詞を吐くかのようにして部屋から出て行くのを俺は呼び止めました。
というより、もう1人俺と同時にAさんを呼び止める声を発する者が居ました。
「課長ー!!」
俺ともう1人の2人に同時に声を掛けられてAさんは立ち止まり振り向きました。
俺ともう1人(B)を交互に見たAさんは、自分の近くに居たBに、
「なんやぁ?」
と言って、Bを見てからその視線を俺に移してきました。
「課長、俺‥ジャンケンしますわ」
Bは俺が言おうとしていたことを先に言いました。
それを聞いてAさんは、
「しっぽもか?」
と俺を見ながら言いました。
「はい!」
「ふう~ん!ちょっとはケツの穴がマシな奴が居るんやな……よっしゃ!ほな3人でジャンケンしても一瞬で勝敗が決まるから面白ないからクジで決めよか…」
そう言ってAさんは持っていたノートの最後のページ、白紙のページに3本の縦線を書きました。〔あみだくじ〕で勝敗を決めようとするのが直ぐに判りました。
「お前等あっち向いとけ…」
3本の縦線の下に〇が2つと×を1つ書き、それぞれの縦線を繋ぐように横線を数本ランダムに書いているのをペンを走らせる音を背中で感じながら俺とBは待っていました。
その間、俺は〈Aさんはギャンブルが好きなんや‥勝敗を決めるだけならそんな面倒くさいことをしなくてもジャンケンですれば簡単で直ぐに勝敗が決まるのにわざわざ手間を掛けて勝負をしたがるのは、勝敗を決める過程を楽しみたいんだ…〉とAさんの性格を予想?想像?していました。
「よっしゃ!出来たぞ…お前等も好きな所に好きなだけ線(横線)を書けよ…」
と、俺とBに言いました。
〈やっぱり楽しんでる…間違いなくギャンブル好きや…〉と思いながら俺から先に線を書きました。……
>> 255
……何本か線を書いた後続いてBも何本か線を書きました。
「もう書かんでええか?」
AさんはBに言いました。
Bは一旦引っ込めた右手をもう一度あみだくじの上に持っていき、2本の線を書き加えました。
書き終えたBを見て、
「しっぽはええんか?…今やったら書いてもええで…!?」
「いや…それで良いです」
「よし!そしたらどれにするか名前を書け…」
Aさんに言われて今度はBに先に選んでもらいました。
縦線の上にBが名前を書き、次に俺が名前を書きました。
残った箇所がAさんになります。
「よっしゃ!そしたら開けるで…」
ここからのAさんを見て俺は間違いなくAさんはギャンブル好きだと確信しました。
〇×が書かれた部分が透けて見えないように幾重にも折られたあみだくじを全て開けたAさんは、手に持ってペン先で×印を書かれた場所から遡ってあみだをしていけば直ぐに誰の負けか判るのに、右端の縦線を選んだBの名前が書かれている場所から下にあみだをしていったのです。
完全に勝負する過程を楽しんでいます。
この頃には俺達3人の回りには他の仲間達が勝負の行方を見ようと輪になっていました。
と、今日はここまで…😃
そろそろ晩ご飯を食べなくては…お風呂もまだだし……。
それじゃあ次回をお楽しみに…😉
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事、お疲れ様でした。帰りの運転には充分気を付けて下さいね🚗💨💨💨😃
では早速【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……同じ部屋で研修中の仲間達がAさんと俺とBを取り囲むようにして勝負の行方を見届けようと集まっていました。
Aさんは右端を選んだBの名前の上に持ってるペンの先を置いて徐々にペンを進めていきました。
Aさんが書いた横線、俺が書いた横線、そしてBが最後に加えた2本の横線を通過して縦線の一番下まで辿り着きました。[〇]でした。
「よっしゃあー!!」
Bは思わず喜びの声を発したようです。
回りの人々からも、
「おおう‥!」
という声が聞こえました。
続いて真ん中の縦線…そこは名前が書かれていない箇所‥つまり最後に残った箇所、Aさんということになります。
そこからペンを進めると思っていたら、ヒョイっとペン先を走らせ、左端を選んだ俺の名前の上にペンを置きました。
「しっぽ!次で俺かお前かが決まるぞ…!」
〈別に真ん中を飛ばして俺が選んだ箇所からしなくても結果は同じやのに…〉と思いながら、
「はい!そうですね…。あっ!でもちょっと待って下さい…」
「なんや‥どうした?」
「いや…もし俺が勝ったら課長が俺とBを昼ご飯食べに連れて行ってくれるんですか?それとも弁当買って来て、そのお金を払ってくれるんですか?」
「あぁそうやなぁ…「昼ご飯を奢る」と漠然と決めてたけど、幾らまでとか、食べに行くか?弁当か?決めてなかったなぁ…今日は1時前に出て行かんとアカンから弁当代にしようか!」
「わかりました。…で幾らまでですか?」
「そうやなぁ…ホカ弁で好きな弁当1つならナンボでもええっていうのはどうや?」
「わかりました。そしたら普段注文しないような特上幕の内弁当とかでも良いんですね…」
「そうや!何でも好きな弁当注文してもええんや。でもパーティーセットとかはアカンで!(笑)」
それを聞いて納得した俺はあみだくじを進めてもらいました。
俺の名前の上から動き出したペン先は右に左に動きながら段々と下へと進んでいきました。
結果は…[×]
「おおうー!!」
回りの群集は出た結果に声を上げていました。
「ごっつぉーさん(笑)」
Aさんが俺に言いました。
〈あぁ~あ!負けてしもた…〉自分で横線を書き、選んだのだから仕方ないです。……
>> 257
……「何、買って来ます?」
「おおっ!潔いなぁ…負けたんやからもうちょっと悔しがれよぉ…」
「いやぁ、負けたのは悔しいですよ…」
「ホンマかぁ?なんかもっとこう‥「うわぁー!!」とか「ちきしょうー!!」とか、普通‥声に出したり態度で表したりするやろう…」
「いや…これでも充分悔しがっていますよ…」
「それで…? ふ~ん!あまり表に出さんタイプなんや‥。まぁええわ。そうやなぁ…ほなさっき言うてた特上の幕の内弁当を買うて来てもらおかな…あっ!ご飯は大盛で…」
「わかりました。買ってここへ持って来たら良いですか?」
「そうやなぁ…12時半までに戻って来れるんならここへ持って来てくれるか…それ過ぎたら本部の俺の席まで持って来て…」
「わかりました」
そう返事をして、今度はBに注文を聞きましたが、
「俺も一緒に行くわ」
そう言ってBはホカ弁屋さんまで俺と一緒ついて来てくれました。
その道中、俺とBはAさんについて話しました。根っからのギャンブル好きであろうということと今年の新人はケツの穴が小さい!と言われたことにカチン!ときたから勝負を受けたことや、一見、良さそうな先輩、兄貴的な話し方、振る舞いをするけどなんか腹に一物があるのでは?という意見が2人共一致していたことが判りました。 Aさんの特上幕の内弁当のご飯大盛を注文し、俺は唐揚げ弁当をBは鮭弁当を注文しました。
俺はBに特上幕の内弁当を注文しても良い旨を伝えたのですが、Bは勝っても負けても最初っから鮭弁当を注文するつもりでいたと言ってました。それは俺もそのつもりだったので、なんか嬉しい気持ちになりました。
弁当を買って講習の部屋に戻ったのは12時半の少し前でした。
「おおう!間に合ったか…そろそろ向こうへ行こうと思ってたところやったんや。いやぁ~ありがとう‥ありがとう…」
俺は持って帰って来た袋の中から自分の唐揚げ弁当を取り出し机の上に置き、特上幕の内弁当が入った袋ごとAさんに手渡しました。
「お待たせしました」
「おおう‥すまん!あれっ?Bの弁当は?」
それを聞いてBは自分で持って帰って来た鮭弁当が入っている袋を高く上げて、買ってもらったという仕草をしました。
「おおう‥ちゃんと買うてもろたんか!?」
「はい!」
「何、奢ってもろたんや?」
「鮭弁当です」……
>> 258
……「鮭弁当って…せっかく勝ったのに、俺みたいにもっとええ弁当注文したら良かったのに…アホやなぁ…勿体無い…」
「いやぁ、勝っても負けても最初っから鮭弁当って決めてましたから…」
「ええーホンマかぁ。せっかく勝ったんやから普段買わへん物注文したほうが得やのに~」
「……はぁ…まぁ…」
「まぁお前がそれでええんやったら別にかまへんけどな…」
そう言った後、Aさんは弁当の袋を右手の人差し指にぶら下げてユラユラさせながら部屋を出て行きました。
Aさんが出て行くのを見送った後、俺はBと一緒に弁当を食べました。
翌日はAさんの講習は午後からで、しかも3時の休憩後に講習されたので途中の休憩も無く、定時の終了まで講習をしてその日は終わりました。
その翌日は午後からの講習で、3時の休憩の時はまたみんなで缶コーヒーのジャンケンをして、休憩後も講習をして終わりました。
そして次の日、Aさんは午前の講習になりました。
昼休みの少し前、講習が切りの良いところで午前の講習が終わりました。
「しっぽ!B!今日も勝負するか!?」
〈来た来た!〉…絶対に声を掛けて来ると俺とBは予想していました。
「良いですよ…」
俺とBは答えました。
もう勝負をするのは俺とBだけと判っているのでAさんは他のみんなには敢えて声を掛けませんでした。
ジャンケンで決めれば手っ取り早く決まるのに、Aさんはまたあみだくじを楽しげに書き始めました。
完成されたあみだくじに俺とBは名前を書き、横線を数本書いて勝負となりました。
今度もまた俺が負けました。
Aさんは特選焼き肉弁当とご飯大盛を注文しました。
またBは一緒について来てくれて唐揚げ弁当を注文しました。
それからは3~4日に一度の割合でAさんは午前中の講習を受け持ち、その度に勝負を持ち掛けてきました。
俺とBにはある考えがありましたが、Aさんはギャンブル運が強いようでなかなか負けませんでした。
Aさんは負け知らずで俺が3回、Bが2回負けていました。
そして6回目の勝負の時、初めてAさんが負けました。
俺が最初に負けた時に言ったように、Aさんは初めて負けたのにオーバーに声を発して、全身で悔しさを表していました。
「ちきしょう!!…でもまぁ今まで得させてもろたんやし、ずっと勝ち続けるなんて無理やわなぁ…しゃーない!何弁当にする?」
Aさんが俺達に聞いて来ました。……
アン、こんばんは🐻
まだ仕事ですか❓
頑張ってますね😃
でも、もう頑張らなくても良いんですよ☝
そしてこの手紙がアンに送る最後の手紙となります😢💦
だって今日は2012年12月21日…地球滅亡!?する日だからです😨
アンも知ってのとおり、マヤ文明時代に記されていたように今日は地球上に異変が‥災いが起こるとされている日なのです。
今の時代のように科学や技術など何ら文明が発達していなかったマヤ時代に、正確に東西南北が解っていて、それを基準に神殿や建造物を造りました。
どのような技術をもって建てられたのか?未だに完全に解明されていません。
星や月の満ち欠けを基準に今のカレンダーの元となった物があり、そこには今日の日付が最後で明日以降の日付が書かれていないとの事です。
そんな高等技術と未知の科学力があったマヤ文明の人々が書き残した2012年12月21日に地球滅亡…地球上に異変が起こるかのように書かれています。
書かれていると言うより明日以降の日付が無いのがそういう意味ではないか!?と解釈しているのです。
…だから今日のこの手紙が最後の手紙になってしまうのです。
でも俺は地球の未来を…明日を信じて今日もこれから【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……ある弁当を注文しました。
「のり弁お願いします」
「俺ものり弁で…」
「ええっ!! のり弁って…! もっとええもん頼んでもかまへんねんで…?」
「いえ…のり弁で良いです」
「なんでやぁ~、初めて俺が負けたのに…今までの分を取り返さんとアカンやろ~。これは'掛け'なんやから上司とかそんなことは関係ないねんで…俺もお前等も平等や…だから遠慮せんと好きな弁当を言うてくれてかまへんのやで…」
「いや…のり弁で良いです」
「そんなこと言わんと、特上幕の内とか特選焼き肉とかあるやろ…?」
「いえ…今日はのり弁で…」
初めて負けたAさんは、てっきり「特上〇〇」とか「特選〇〇」を注文するであろうと思っていたのが「のり弁2つ」の声に拍子抜けしたようで、食い入るように「特上・特選」を勧めて来ましたが、俺とBは「のり弁」を通しました。
「…まぁお前等がそう言うんなら俺は安くつくから嬉しいけどな…」
そう言いながら財布から千円札を2枚出して、
「これでお前等の分と俺のハンバーグ弁当買うて来てくれ…」
と言って俺達の前に差し出しました……
>> 261
……「これ‥何ですか?」
俺がAさんに言うと、
「何ですかって…負けたからお前等の分と俺の分の金や…ちゃんとお釣りは持って来てや…」
「お釣りって…負けたから課長が買って来てくれるんと違いますの!?」
今度はBが言いました。 「ハァ?何言うてんねん…負けたから金はちゃんと払うけど、買いに行くのはお前等が行ってくれよ!…」
「それはおかしいでしょう。だって前回まで負けた者が買いに行ってたでしょう…」
「俺等は負けたから自分でお金を出して買いに行ってたのに、課長は負けたからお金は出すけど買いには行かないって……勝った者が買いに行くって、そんな勝負あります…?」
「そ・そんなこと言うてもやなぁ…俺がお前等新人の弁当を買いに行けるかぁ?…こんな時は普通、金を貰って下の者が買いに行くもんやろ!」
「それはさっきと言うたことと違いますやんか!「これは'掛け'なんやから上司とかそんなことは関係ない」って課長自身が言い切ったじゃないですか!!」
「それは言うたけど、それは何を注文してもかまへんっていう意味で言うただけで、買いに行くことでは言うてへん!」
「それは都合がええこと言うてますわぁ…。なぁ?」
「そうですわぁ…」
「……そやけどなぁ‥」
Aさんが続いて話そうとしてるのを遮るように、Bは、
「わかりました。こんなことを話してても平行線のままなので、だったら今回だけ買いに行って下さい。そしたら前回まで買いに行った俺の2回としっぽの3回とチャラにしますわ」
そして俺は、
「それから今度からは課長が負けてもお金だけ出してもらって、買いに行くのはずっと俺等で買いに行きますから…」
と譲歩案を言いました。
Aさんは自分の分が悪いことを悟っている上に、それらのやりとりを最初から聞いていた他の研修生の目もあるから、これ以上何か反論してもカッコ悪いと思ったのか、
「……わかった…今日だけやぞ!」
そう言って、出していた2千円を財布に戻して部屋を出て行きました。
Aさんが階段を下りて行く足音が聞こえなくなった頃、
「お前等すごいなぁ(笑)」
「課長、怒ったんとちゃうかぁ(笑)」
等々、同じ研修仲間が口々に言いながら集まって来ました。
でも俺とBは〈まだあと一押し…〉と思いながら目を合わせました。……
>> 262
……俺とBは講習する部屋で、他の仲間等が食べている輪の中で雑談をしながらAさんが帰って来るのを待ってました。
〈そろそろかなぁ?〉と思っていたら、階段を上がって来る足音が聞こえました。
〈来た!〉と思ってたらドアを開けて入って来たのは隣の部屋で講習を受けている俺達と同じ新人でした。
「おい!しっぽー!これ課長から「お前に渡してくれ」って預かって来たぞ」
そう言ってのり弁が入っている袋を差し出しました。
「えっ?何でお前が?」
「知らんよぉ…弁当買いに行ったら課長が先に来ててな…そこで「戻るついでにコレ持って行ってくれ」って頼まれたんや…」
俺達の弁当を持って帰って顔を合わせにくいと思ったのか?彼に依頼したようです。
それが判った俺は、
「そうかぁ…すまなんだなぁ」
とお礼を言うと、
「別についでやったからそれはかまへんのやけど何で課長がお前のパシリしてるんや?」
「いや…別にパシリに使ったんやないけど…掛けに勝ったんや…」
「掛けって何よ?」
「うん…まぁな…」
俺が詳しく話そうとしないので、彼は他に居る者達に詳しく事情を聞いていました。
「Bー!お前もかぁ…お前等やるなぁ(笑)…あの課長、ちょっと勘違いしてるやろ?」
「勘違いって‥お前等の講習の時も何かあるんか?」
そう尋ねると彼は話し出そうとしました。
「食べながら話そうや」
Bがそう言うと、彼は適当に空いている机を運んで来て俺とBの前に座りました。
俺とBと彼は弁当を開けながら彼等の部屋での課長のAさんのことについて話を聞きました。……
はい!
今日はこれでおしまい😁
明日という日を迎えることが出来たなら、また続きを書きますね✏
それじゃあ‥また逢えることを願って‥‥
おやすみなさい🐻
アン、メリークリスマス🐻🎄🎅🎉
アンは昨日のイブから今夜までどんなクリスマスを過ごしていますか❓
俺は3年ぶりに友達数人と過ごしました。
去年と一昨年は声を掛けてもらったのですが、思うところがあり遠慮させてもらっていましたが、今年は思う部分も少しは和らぎ、変わらずに毎年声を掛けてくれる友達たちの行為をずっと無碍にすることも申し訳ないという思いと、誘ってくれることに喜びを感じ、参加させてもらいました。
総勢20数人のパーティーで、久しぶりにお腹いっぱい食べて🍖🍔🍣🍲🍝飲んで🍻🍷🍸🍶楽しい一時を過ごしました。
今日はこれから例の友達‥A夫婦が🏠にやって来ます。
なので今日は【過去話】の続きは書けません🙇
また次回の手紙を楽しみにしていて下さいね😉
ところでこの【過去話】…『初めてのお客様』という題なのに、新人研修でのことばかり書いていて、なかなか『お客様』が出てこないなぁ…と思っているでしょうが、ちゃんと今の話から繋がっていきますので、もうしばらくお付き合い下さい🙇
確かにちょっと…いや‥かなり回り道しながら書いていることは否めないけど…😁
そこはまぁ…慌てて展開を進める必要は無いし、何より今は一人で綴っているのですから、完全に俺の独断と偏見、マイペースが許されている場所ですから、好きなようにさせてもらっています。
それでは‥そろそろお暇します。
良いクリスマスを…🐻
アン、こんばんは🐻
今年も残すところあと約20時間となりました⏰
今年一年‥アンはどんな年でしたか❓
俺は‥2ヶ月間でしたが念願だった旅に出ることが出来ました。
反面‥入退院を繰り返したこともありました。
プラスもあってマイナスもある…当たり前のことですが、これが人生なんでしょうね…。
この一年に、こうして年末を迎えることが出来なかった沢山の方々が居ます。
だからこうして手紙を書くことが出来たことは、幸せであり喜ばしいことですね😃
そしてこの手紙を読んでいるであろうアンも幸せで喜ばしいのです😃
今日までにやり残したこともあるでしょうが、それはきっと来年でも出来ることだったのでしょう‥‥。
来年はその内の1つでも2つでもやり遂げるようにしていきましょう。
今年は一度もアンと逢えませんでしたが、ありがとうございました🙇
来年も宜しくお願い致します🙇🙇
追伸
来年こそ一人綴りを卒業したいですね🐻
アン、こんばんは🐻
大晦日以来の手紙です✉
お正月はどう過ごされましたか❓
美味しい物ばかり食べて太って‥いや、パワーアップしていませんか❓😁
俺は久しぶりに会った友達と飲んだり🍻、いつもの仲間と飲んだり🍻🍶、例のA夫婦(家族)と飲んだり🍻🍶🍷と、今年は久しぶりによく飲んだ正月でした😃
勿論、ちゃんと初詣にも行ったし、お雑煮やお節料理らしき物も食べましたよ☝
体重は…計ってません🙅‥が、多分2~3㎏は増えたような気がします😥
アン❗
一緒にダイエット頑張ろう💪
それでは、昨年からの年越しとなった【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
内容を忘れていたら、ちゃんと読み返して下さいね📖👀
……彼等の部屋での課長のAさんのことについて話を聞きました。
彼の話によると、課長のAさんは初めて講習をしてくれた時から「親しみやすい」「講習してくれる方々の中で一番年齢が若くて、俺達(高卒・大卒)より少し年上ということもあり、兄貴的な感じがした」と、俺達の部屋のみんなが受けた印象と同じものでした。
そして俺達の時と同じように初日の講習での休憩時間の時、みんなにジュースや缶コーヒーを奢ってくれたそうで、2回目の講習から缶コーヒーを掛けて、みんなでジャンケンをするようになり、ある日、昼ご飯を掛けようと持ち掛けて来たそうです。
彼等の部屋の新人もその'掛け'に誰も乗らなかったら、
「な~んや!今年の新人はこんな勝負も出来んケツの穴のち~さい奴ばっかりやなぁ…!今年の新人は不作やなぁ…!」
と、俺達の部屋と同じようなことを言っていたそうです。‥‥いえ、俺達は「不作やなぁ…」とは言われなかったので、俺達より酷いことを言われていたようです。
「それでお前等どうしたんよ?」
Bが彼に聞きました。
「どうしたんよって…腹立ったけどみんな何も言わんと無視するように、何人かは食べに出て行く者がいたり、部屋で弁当を広げだす者がいたり…と、それぞれ昼休みに入ったよ…」
「誰も'掛け'に乗らんかったんか?」
「俺もここまで言葉が出てたんやけど我慢した」
彼は喉元を指しながら、その時の悔しい気持ちを思い返した口調で話してました。……
>> 266
……俺とB、隣の部屋の彼を囲んでみんなが集まり、昼ご飯の弁当を食べながら彼の話を聞いていました。
「この部屋は俺としっぽが我慢出来んと、何の打ち合わせもしてないのに同時に'掛け'に乗る返事をしたんや…そしたら課長はビックリしたようやけど直ぐに掛けが出来ることを喜んでたわ…」
Bが彼にこの部屋での課長との経緯を話しました。
掛けに乗ったこと、俺が3回負けてBが2回負けたこと、ずっと勝ち続けている課長のAさんは勝つ度に「特上幕の内弁当」や「特選焼き肉弁当」「〇〇デラックス弁当」など、普段自腹では買わない高額な弁当ばかり注文すること、今日初めて負けた課長に俺達は「のり弁」を注文したこと、その弁当を買うお金だけ出して俺達に買いに行かせようとしたこと、妥協案を出して今回だけ課長に買いに行ってもらったことなどを話しました。
「うわぁ~それおもろいなぁ(笑)…しかしようそんなこと言うたなぁ…課長よう怒らんかったなぁ…」
「怒れへんよ…だって俺等が言うてることはちゃんと筋が通ってることやから…「勝負に上司も新人も無い」って課長自ら言い切ったんやから、負けたからお金だけ払って買うて来て!‥は通らんやろう…」
「俺等も別に揉めるつもりは無いから「今回だけ」ってかなり譲歩したんやで…」
「それはまぁ‥そうやけど……それにしても、せっかく勝ったのに「のり弁」って…」
「そこがええねん!…なぁBィー!?」
「そうそう!そこがええねん!…俺も一番安いのり弁頼もうと思ってたらしっぽも同じこと考えてらしくてビックリしたわ…」
「お前等これからどうするんよ?」
「‥‥‥(笑)、まぁもう少し課長に付き合うよ…」
「(笑)…何をする気よ?…」
「まぁ‥また何かあったら話しするよ」
「うわぁ~俺もこのクラスやったら良かったなぁ…俺も参加したいわぁ…」
そんな話をしながら昼休みは過ぎました。
その日はもうA課長の講習はどこの部屋でもなかったので、のり弁のお礼を言わずじまいで講習は終わりました。
退社する時、俺とBは本部のA課長の席までお礼を言いに行きました。
「課長!今日はご馳走さまでした」
その声が耳に入った回りに居た部長や課長が一斉にこちらを見て、その中の1人が、
「ほぉー!Aに何か奢ってもらったんか?」
と聞いて来たので、
「はい!昼ご飯をご馳走になりました。」……
>> 267
……「ほぉー昼ご飯かぁ…ええもん食べさせてもらったか?」
「あっ!いえ…のり弁です…」
「のり弁って…Aー!もっとええもん奢ってやれよぉー(笑)」
「いえ、課長は特上でも何でも頼めよ!って言うてくれたのですが、自分達からのり弁をお願いしたんです」
「なんやそうかいなぁ…せっかくご馳走してくれるんだから遠慮せんとええもん頼んだら良かったのに……(笑)」
「(笑)今度からそうします(笑)」
ここまでなんとも言えない表情で無言で聞いていたA課長が、
「わざわざこんな所まで礼を言いに来んでも良かったのに……まぁわかったから‥今日はお疲れさん。気ィつけて帰りや…」
そう言いながら俺達の背中を軽く押して帰そうとしました。
「いえ、ご馳走になったのにちゃんとお礼を言えてなかったもんで…ありがとうございました。失礼します。」
そう言って、A課長やその後ろで片手を上げながら「お疲れさん」と声を掛けてくれる部長達に頭を下げながら俺とBは部屋を出て行きました。
「明日からどうする?」
Bが俺に聞いてきました。
「だいたいの筋書きはお前の頭にもあるやろ!?」
「まぁな…(笑)」
俺とBは駅までの帰り道、初めて真剣にこれからの'作戦'について話し合いました。……
と、今日はここまで☝
'作戦'と書きましたが、そんな大層なことではありませんよ☝
話が面白くなるようにちょっと大袈裟に書いてるだけです😊
でもこれまでの状況はほぼ忠実に書けていると思います。
勿論、話す言葉を一語一句正確に覚えているわけではありませんが、状況や背景はハッキリと覚えているので言葉のニュアンスは近いと思います。
また次回を楽しみに……
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事‥頑張ってますか?
こちらは先程からポツポツと雨が降ってきました。
今日は1月17日…。
そう‥あの阪神淡路大震災から今日で丸18年が経ちました。
18年前の今朝、5時46分に起こった大地震……。
アンの…俺の…友達や知人が亡くなったり、被害に遭った、あの時から18年経ちました。
「もう18年…」と思う気持ちと「まだ18年…」と感じる気持ちが入り乱れています。
「嘘やろ?」と思うほど目の前の光景が信じられず、不謹慎ながら「これ夢?」「映画のセット?」と思ってしまうほど、あっちこっちの見知った場所のあまりにも変わり果てた姿に呆然としたのを昨日の事のように覚えています。
2ヶ月後の3月11日は東日本大震災から丸2年が経ちます。
奥尻島…新潟信越…等々、小さな島国の日本にはここ10年‥20年の間大震災が数々起きています。
70%から50%に修正された東大地震研究所の発表ですが、それでも30年以内に50%の確率で大地震が起こると言われいます。
首都圏直下型地震、3箇所の南海地震など、日本は大きな地震がいつ起こるか判らない地盤の上にあることを常に忘れずに非常袋などの準備を今一度確認しておきましょう。
家が崩壊して放り出されたとしても、自力で一週間位は生き延びるようにしておかないと、地震で命を落とした方々に申し訳ないですから…。
放り出されても一命を取り留めたのなら、その命を渇きや飢え、寒さによって命を落とすようなことになったら絶対にいけないのです。
前に言いましたが、毎年今日の夜は非常袋から水や食糧を出して食べる日です。
勿論、今日も昼間に新しく水や食糧を買いに行き、今晩は去年買った物を食べて過ごします。
これでまた一年、いつ災害に遭っても一週間は生き延びることが出来ます。
アンも非常袋などを準備していると思いますが、今一度、賞味期限の確認と不足な物がないか?確認して下さいね。
今日はこれで書き終えます。
【過去話】はまた次回から書きます。
それじゃあ‥風邪をひかないように気を付けながら、仕事を‥日々の生活を過ごして下さい。
では‥また🐻
アン、こんばんは🐻
元気ですか?
俺は昨日、いつものように通院して風邪をもらってきたようです😨
昨夜遅くから熱が出てきて、今‥熱が38度3分あります😳
ちゃんとマスク😷して行ったのに…😢
インフルエンザかどうか判りませんが、病院へ行くのも億劫なので、以前風邪をひいた時に貰った解熱剤を飲んで、しばらく外出せずに引きこもっていようと思います。
また熱が下がったら【過去話】の続きを書きますので、もう少し待ってて下さいね🙇
アンは風邪ひかないようにね☝
それじゃあ‥また🐻
アン、こんばんは🐻
ご無沙汰してしまいました🙇
1月26日に友達が病気で亡くなりました。
2年程前に転勤してからは会っていなかったので、病気を患っていたことを俺を含め友達誰一人として知りませんでした。
知ってたらお見舞いに行けたのですが「迷惑かけるから連絡しないように…」と奥さんに強く言っていたそうです。
最後は本人の両親と姉弟、奥さんの両親と妹、そして本人の家族に見守られながら苦しまずに逝ったそうです。
それだけが「良かった」と思えるせめてもの救いのような気がします。
高校のサッカー部からの友達でした。
3年程前にも同じくサッカー部の友達を亡くしています。
(あの時はまだアンとやりとりしていたので報告したと思います)
友達が…仲間が亡くなるのは悲しいことですね…。
お通夜、お葬式に参列させて頂いてから10日程経ち、やっと彼の死を受け入れられたような‥気持ちに整理がついた(つけたのですが…)ので、この場所にやって来ることが出来ました。
「次回から【過去話】の続きを書きます」と言いながら、延び延びとなっていますが、次回には必ず書きますので、それまではもう一度今回の【過去話】を読み返していて下さい。
(もう話の内容を忘れたのでは…?)
明日か明後日には書きますね✏
それでは今日はこれで終えますね…。
風邪をひかないようにね☝
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか❓💪
こちらは先程から雪がちらほらと降ってきました❄
俺の所より少し北に居るアンの所はもっと降ってますかね⁉❄❄
前回の手紙で「明日か明後日には書きますね」と言っておきながら「明明後日」の今日になってしまいました🙇
では早速【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……俺は同期入社で新人研修で知り合ったBと、これからのA課長に対して…を話し合ってから数日後、午前の講習にA課長が講師をする日が来ました。
午後からの講習時には相変わらず缶コーヒー(ジュース)を賭けてのジャンケンは行われており、この時だけはいつも全員が参加し勝者と敗者が一喜一憂していました。
そんな毎日が過ぎてやってきた今日‥俺とBは、いつものように午前の講習の終わりを告げるA課長の声を待っていました。
いつもA課長は12時の少し前‥11時50分から55分の間に講習を終えて、それから昼食を賭けてA課長と俺とBの3人でジャンケンをしていました。
ところが11時50分を過ぎて、もうすぐ55分になろうとしているのに一向に講習が終わる気配がありません。
同じくそれに気付いたBは後ろを振り向き、後方に座っている俺の顔を見ました。
〈あれっ!?おかしいぞ?〉…声は一切発していないのですが、Bの目はハッキリとそう言っていました。
俺はBの目を見ながら一度だけ頷き、そして苦笑いしながら首を傾げました。
〈うん!時間がきたのになぁ…なんでやろう?しないつもりかなぁ?〉そんな言葉を込めた目と首だけを動かした小さな行動で伝えました。
Bも俺からのその言葉がハッキリ聞こえたようで苦笑いを返して来て、そのまま顔を正面に戻しました。
学校生活でよく聞いた、開始と終了を告げるチャイムではなく、曲名は忘れましたが、どこかで聞き覚えがあるクラシック調のメロディーが廊下から聞こえてきました。
余談ですが、今はどうなのか知りませんが、俺が学生の頃は各教室の正面、黒板の上の天井近くにチャイムや校内放送が流れる箱型のスピーカーがありましたが、講習を受けているこの教室(部屋)にはスピーカーは無く、廊下などの天井に埋め込み式のスピーカーが数ヶ所に設置されていました。
館内には子供が居ないから静かなのでメロディーがよく響いていたのを覚えています。
12時を知らせるメロディーが流れて、やっと講習が終わりました……
アン、こんにちは🐻
アンは昨日から3連休かな❓
一昨日の昼以降、来てなくてごめんなさい🙇
あの日、昼ご飯がてら会った友達は実は相談があったようでわざわざ会いに来たとの事で、離婚を考えているそうです。
詳しくはまた機会があれば話しますが、その時にアドバイス…俺の考えを伝えたことを昨日奥さんと話し合ったらしくて、その結果報告とこれから…について、今からもう一度友達と会います。
だから【過去話】は次回まで待ってて下さい🙇
それじゃあ、行ってきます🚗💨💨💨🐻
アン、こんばんは🐻
今日は仕事ですか❓
風邪などひいていませんか❓
バレンタインデーが過ぎ今日で2日経ちましたがアンからチョコレート届いてませんよ😢
ちゃんと春風に…いや、今はまだ冬風やね☝…その冬風に乗せて送ってくれましたか❓
最近、風が強い日が多かったから、気付かない間に通り過ぎて行ってしまったのかな…❓😭
地球を一周してまた戻って来るかな…⁉
それまで待ってみよう…。
それでは途切れ途切れになりながらも書き続けている【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
12時を知らせるメロディーが流れて、やっと講習が終わりました。
「よしっ!午前の講習はここまでにしよかっ!…班長!」
学校ではないのでその日の日直当番や学級委員長というものはありませんが、新人研修に入った初日には既に会社から班分けがされており、俺やBが居るグループはB班で、それぞれ班別に部屋に入って座った場所が講師の一番手前に座っていた者が、その班の班長に任命されました。
A課長の「…班長!」の声を聞いて、直ぐに班長が、
「起立!!」
その号令で全員が立ち、
「ありがとうございました」
と全員で言って、お辞儀をしました。
お辞儀した頭を上げ教壇に目をやると、課長がドアに向かい歩き出していました。
その様子を俺と同時に見ていたBが、すぐ目の前を横切った課長に、
「課長!お昼‥賭けましょうよ!」
声を掛けられた課長は一瞬、ビクッとしたように見えました。
「あっ!そうやな!…この班やったんやな!?」
と、賭けをしていたのが隣の班だと勘違いしていたようなことを言ってました。
それは本当に間違えていたのか?とぼけていたのか?は判りませんが、できたら賭けをしなくなかったように感じました。
「そうですよー!昼ご飯賭けてるのはこのB班ですよー!」
課長のその雰囲気を察したのか!?Bはそう言いながら課長のそばに寄って行きました。
俺は教壇に向かいながら、
「そうですよ…課長はこの前1回負けただけですから勝ち逃げはダメですよー!」
と言いながら、教壇で課長とBが来るのを待ちました。……
>> 275
……現に前回まで俺が3回、Bが2回負けており課長は前回初めて負けたのです。
それに課長は自分から俺達に賭けを誘い「賭けに(上司)先輩も(新人)後輩も無い!!」と、平等であると言い切ったのに、前回初めて負けた時にお金だけ出して俺達に買いに行かそうとしてきました。
俺達は毎回負ければ自分達で買って来て課長の元に弁当を届けていました。
それなのに課長は「それは出来へんやろう…」と自分が口にした'平等である'を簡単に覆して先輩であることを盾にしたのです。
当然それは納得出来ない俺とBは「それじゃあこれから先は課長が負けてもお金だけ出してもらって俺達が買って来ますから、初めて負けた今回だけは買って来て下さいよ」と、俺達は堪えて、課長には有利な譲歩案を出して1回だけ買いに行ってもらいました。
でも課長は、お弁当屋さんで会った同じ新人研修を受け持っている俺達の隣の班の者に弁当を持って帰ってもらうことを託して、結局課長から直接弁当を受け取りませんでした。
だから講習が終わり、帰る前にわざわざ本部の課長が居る席にまで行き、お礼を言ったのです。
当たり前のことを言って普通のことをしただけです。
「賭けをしよう」「賭けに上下はない!平等だ!」と言ってきたのは課長自身なのです。
俺が3回、Bが2回負けており、前回初めて課長が負けただけなのに逃げようとしている素振りをするのはおかしいのです。
それに今回からは課長が負けても買いに行くのは俺達が行くと約束しているのだから逃げる理由が無いのです。
でも、課長が逃げる…というか、とぼけようとしているのも解る気がします。
それは課長は勝てば「特選焼き肉弁当」や「特上幕の内弁当」など、普段自分のお金では買わないような高額な弁当を注文していたのに、前回初めて負けた時に俺達は一番安い「のり弁」を注文したことで〈何か?〉を感じたのでしょう…(サケ弁だったかな?)
でも課長が〈何か?〉を感じたとしても俺達は逃がしません。
勝っても一番安い弁当しか注文しないのも、課長が負けても自分達が買って来ると譲歩案を出したのも、わざわざ本部の席までお礼を言いに言ったのも、全てこれから行う作戦まで課長を逃がさない為だからです。
普通に講習を受けて、休憩のコーヒージャンケンをしている分にはA課長は講師の中でも親しみのある兄貴分的な存在でした。……
>> 276
……それがA課長が初めて午前の講習を受け持った日、 「昼ご飯を賭けて勝負せえへんか?」 と俺達全員に言った時、誰も賭けに乗らなかったことに腹を立てたのか?
「コーヒーは賭けても昼ご飯は賭けられへんのかぁ…!今年の新人はケツの穴の小さい奴ばっかりやなぁ…!去年の新人の方がマシやったなぁ…」
と、俺達を見下すような、馬鹿にしたようなことを言い放ったのです。
だからまだ1回しか負けていない…言わばまだ何ら損を、負けても後悔していない課長をここで逃がすわけにはいきません。
俺達を馬鹿にしたことを後悔するまでは付き合ってもらいます。
話が少し逸れましたが、俺が待つ教壇に課長とBの3人が揃いました。
腹を決めたのか?課長自ら、
「そしたらいつものようにアミダくじ作るからお前等向こう向いとけよ」
と、いつもの口調で言いながら手際良くアミダくじを書いてました。
そしていつものように完成したアミダくじに俺もBも好きな所に数本の横線を書き加えて、3本の縦線の好きな箇所に自分の名前を書き、残った1本が課長の名前になります。
俺が負けました。
俺は悔しがり、課長とBは「ヤッタァー!」と喜びました。
負けた俺は課長とBに何を買って来るか注文を聞きました。
「お前等この前買っても安い弁当しか頼めへんかったから俺も今回はのり弁でええわ…」
と課長が言ってきました。
そこですかさずBが、
「そんなことないですよ…前回はホンマにのり弁が良かったんですよ…それまで毎日のように高い弁当とか、店で食べたりしてたから、ええ加減に飽きていたのと…もう弁当も一通り食べて一周したところやっただけで、今日はええもん食べさせてもらいますよ…(笑)」
そう課長に言いながら、
「俺、DX酢豚弁当とご飯大盛で頼むわ」
とBは言いました。
その経緯を聞いた課長は、
「なんや‥そうやったんかぁ(笑)…そしたら俺はDX唐揚げ弁当のご飯大盛で頼むわ…(笑)」
「わかりました」
そう返事をして俺はメモ用紙にそれらの弁当を書きました。
「一旦本部に帰るけど、あとでここへ来て食べるからここへ持って来てくれるか」
「わかりました」
俺の返事を聞いて課長は部屋を出て行きました。……
>> 277
……課長が出て行ってからBが俺に、
「よっしゃ!行こか」
「行こか」
2人で弁当屋さんへ向かいながら、事が上手くいっていることを楽しんでいました。
弁当屋さんでの支払いの時、Bは自分の「DX酢豚弁当のご飯大盛」の分を自分で支払いました。
そうです。
今日からはどちらが負けても自分の分は自分で支払い、課長の分は2人で割り勘して支払うことにしたのです。
そうすることで、勝った者は遠慮することなく好きな物を注文するということをパターン化し、課長にも遠慮してまらうことがないように慣れてもらうのです。
この日を境に、俺もBも課長も誰が負けても遠慮せずに「特製〇〇」特上〇〇「」「DX〇〇」を注文し、時々「のり弁」や「コロッケ弁当」などを注文することもありましたが、その時は意図的ではなく、自然の流れでBが「特上〇〇」を注文しても課長が普通の「唐揚げ弁当」を注文する時もありましたが、敢えて高い物を注文するよう催促することはせずに、あくまでも課長の意志で高い物でも安い物でも注文してもらってました。
そして課長の分は毎回2人で割り勘していました。……
と、今日はここまで☝
これから晩ご飯を作らないと‥😥
それじゃあ‥また😃
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
アンは今頃夢の中ですね😪💤
どんな夢を見てますか❓
その夢にしっぽは登場してますか❓
俺は相変わらず短い睡眠時間の毎日です😥
でも以前のように3時間前後ではなく、4時間前後は眠れるようにはなりました。
時々ですが6時間程眠れる時もあります😊
でも今日は全く眠れそうにないので【過去話】の続きを書こうと思い✏手紙を書きました。
それでは続きを‥‥
……課長には内緒で、課長の弁当代を2人で割り勘しながら俺とBと課長の3人で弁当を賭ける日々が続きました。
そしてある日、俺とBは班のみんなに提案しました。
「今度A課長と賭けをする時に、1回で良いから誰か2人程参加してくれへんか?」
「…かまへんけど何でよ?」
「ちょっと考えがあるねん…」
俺とBはこの班を馬鹿にした課長の言葉…ケツの穴が小さい奴ばかり‥と言われたことに腹が立ったことや、考え(作戦)について説明しました。
動機と説明を聞いてみんなも少なからずA課長には腹が立っていたので喜んで参加してくれました。
そしてまたA課長が午前の講習を行った時、いつものように12時の少し前に講習が終わり、賭けをするために俺とBは教壇へと向かいました。
この頃になると賭けをすることが当たり前になっていたので、課長もわざわざ声を掛けてくることはなく、俺達も当たり前のように教壇へと集まりました。
「すみませ~ん!今回俺も入れてもらってもいいですか?」
「俺もいいですか?」
予定通り2人が声を掛けてきました。
「おおっ!なんや!なんや!…お前等もタダ飯にあやかろうと思ってきたんか?(笑)」
「…ええ…まぁ…」
「何か、勝ったらいつもええもん注文してるんでたまにはええ弁当食べたいと思って…」
そんなことを言いながら2人は教壇に近付いて来ました。
「かまへんでぇ‥かまへんでぇ‥参加しいよ。参加者が多いほど賭けは面白なるから…なぁ?」
課長は俺とBに同意を求めてきました。
「そうですねぇ…多い方が勝つ可能性が増えますからねぇ…」
俺が課長の顔を見ながらそう言うと、
「そういうことやなぁ…でも負けたら地獄やけどなぁ…ワハハハハッ‥」
と、参加者が増えたことが嬉しかったのか!?豪快に笑っていました。
そして課長は今回は自分も選びたいと思ったようで、俺にアミダくじを書くようにと言ってきました。……
アン、こんにちは🐻
まだ仕事を頑張っていますかね⁉
5時を過ぎたけど、まだ陽が沈んでなくて明るいですね😃
ついこの前まで今のこの時間(5時22分)には既に薄暗くなっていたのに……。
梅も五分咲きなどと耳にするようになって、春がすぐそこまで来ているのを感じています🌸
さて…それでは前回、不注意で消去してしまった😭部分も含めて【過去話】の続きを書いていきますね✏
……アミダくじの作成を課長に頼まれた俺は、メモ用紙に新たに参加した2人の分を含めた5本の縦線を引いて、その内の1つに〔ハズレ〕と書き、5本の縦線を繋ぐように数本の横線を無造作に書き込み、メモ用紙のハズレの部分から細かく折って、縦線が10センチ程見えるように残してから、
「出来ました」
その声を聞き、俺に背中を向けてた4人が俺の方に振り返りました。
特に課長は待ち焦がれてたように素早く振り向きました。
課長はアミダくじに目を向けたまま、
「一番は俺に選ばさせてくれ…」
「…いいですよ(笑)」
Bが代表して答えました。
「う~ん?……これかなぁ?……こっちかなぁ?……」
Bの返事を聞くまでもなく課長は既にどれを選ぼうか考えていました。
「…う~ん?……これかぁ?しっぽ?…」
「さぁ…?」
「俺の目を見て答えてくれ……。これかぁ?」
課長が縦線の1つを指差して俺の目を見ました。
「さぁ…わかりません」
くじを書いたのは俺自身ですが、横線を無造作に書いたので本当にハズレがどれなのか判らないので本心から「わかりません」と答えたのですが、
「う~ん?お前なかなかクールフェイスやなぁ…(笑)、表情から読めんなぁ…」
そらそうでしょう‥本人も知らないのだから…。
「しゃーないなぁ…自分の考えを信じるか…」
そう言って何をどう考えているのか?それからもしばらく「う~ん?う~ん?」と唸り声を上げながら1~2分かけて1つの縦線を選び名前を書き、横線を数本書き込みました。
課長が書き終えペンを離した瞬間、すかさずBがサッと縦線を選び名前を書き、横線を書きました。
「オイオイ!…早いやっちゃなぁ…ちょっとは考え……」
課長がBにそう言ってる間に、新たに参加した2人もサッサと書き終えました。
「えっ?ちょ‥ちょっと待てよ!お前等選ぶの早過ぎるやろう…ちょっとは考えて書いた……」……
>> 281
……課長がそう言ってる間に俺はメモ用紙を広げて〔ハズレ〕が書かれてる場所から段々と上にアミダをペン先で上がっていきました。
「あっ!オイしっぽぉ!結果を出すのは上の端から順番に進めていかんかい!…ドキドキしながら決まるのが醍醐味で楽しいんやないかぁ…わかってないなぁ…」
課長のその言葉を聞きながらもペン先を止めることなく進めながら、
「いやぁ…課長が選ぶのに時間かかったし、5人分の弁当をこれから買いに行って注文してたら昼休み中に食べ終えられないかも知れないから早く決めないと……」
そう課長に言ってる間にハズレの者が決まりました。
「あぁ~俺やぁ~」
ハズレを引いたのは新たに参加した2人の内の1人でした。
呆気なく決まったことに少し不満あり気な顔をしていた課長でしたが、それでも出た結果を楽しもうとしたのか、
「ハハハハハッ!残念やったなぁ(笑)、俺等3人とは潜り抜けて来た修羅場が違うのよ!!…今日参加して勝とうなんざぁ10年早いわ!…なぁ!?」
課長は俺とBの肩を組んでそう言いました。
「なぁ!?」と言われても俺とBはただ苦笑いをするだけでした。
〈どこまでこんなちっぽけな賭けを楽しんでるんや…〉と俺は思っていました。
それはたぶんBも同じことを考えていたようで、肩を組まれてる顔を俺の方に向け、上目遣いで課長を見上げた後、視線を俺に向けて「ハァ~」とため息をついてみせました。
俺も同じ仕草を返して課長とは違う意味で笑いました。
課長は俺達が自分と同じく勝ったことに笑っていると勘違いしながら、
「そんなに笑ってやるなよぉ(笑)…負けた〇〇は悔しいんやから(笑)…そしたら何注文するか決めよか…」
そして課長が「DX焼き肉弁当」を、俺達3人も特上…特選…DX…と高額な弁当を注文しました。
それらをメモした〇〇は、
「わかりました。…課長の分はここへ持って来たら良いですか?」
課長はノートを広げ、午後からの予定を確認して、
「午後から講習無いから本部まで持って来てくれるか?」
そう言って部屋から出て行きました。
「ハァ~‥‥」
思わず4人からため息が漏れました。
「なっ!‥言うた通りの展開になったやろ!」
俺が新たに参加した2人に言うと、
「ホンマやなぁ(笑)、まるで台本があるみたいにそのままやったなぁ…」
「ホンマ…途中から笑いそうになったわ(笑)」……
>> 282
……「(笑)‥負けたお前が笑ったらアカンやろぉ…」
「だから必死にガマンしたよ…悔しがらんとアカンから、そんな表情するのに必死やったわ(笑)」
そんなことを話しながら4人で部屋を出て行き、弁当屋さんへと向かいました。
今まで俺とBと課長の3人でくじをしていた時は毎回課長がアミダくじを書いていたのですが、参加者が増えたら絶対に自分も選ぶ側にまわることを予想していた事。
そして最初に選びたがる事。
選ぶのに時間が掛かる事など、前回までの課長とのやりとりで解った課長の賭けに対する考えや楽しみ方を前もって俺とBで2人に予想していた事が、見事に的中していて予想通りの展開になったことに改めて笑いました。
「でも課長もさぁ‥一番最初に選んだって、後から俺等3人がどこに何本の横線を書くか判らないのに、一体何を考えることがあるのやろ?」
「なぁ‥おかしいなぁ‥みんなに選ばせてから最後に選ぶのならまだわかるけどなぁ…」
「いや…それでもわからんでぇ…だってしっぽが折って隠れてる所にどう横線を書いたのかが判らないし、第一どの縦線にハズレが書かれてるのかはしっぽしか知らない事やから、何をどう考えても…と言うより、考えるも何も無いよ!…ただの運まかせしかないよ…」
「そうやでなぁ…それを一番に選ぶし、何分も悩んでるし、課長は何を考えてたんやろなぁ…」
「しかし、あれだけ課長が時間を掛けて選んだのに俺等がサッサと選んだもんやから、呆気にとられた顔してたのが笑ったなぁ…」
「あれも言われた通り、Bがサッと書くから続けて俺等もサッと書いたけど、なんか課長1人が悩んでたのがおかしかったなぁ(笑)」
「賭けを楽しみたいのやろなぁ…」
「今頃、さっきの自分の行動を振り返って〈1人はしゃいでたなぁ〉とか〈大人気なかったなぁ〉とか思って、顔赤くしてるのと違うかなぁ(笑)」
「いや…今はまだそんなこと思ってないよ!…ただ勝ったことを喜んでいるだけやよ!〈特上弁当がタダで食べられる〉ぐらいにしか思ってないよ!…」
そんな話をしながら弁当屋さんに着き、それぞれが自腹で支払い、課長の分は4人で割り勘をしました。
これも新たに参加してくれた2人には説明済みのことで予定通りです。……
>> 283
……それぞれが自分の弁当を持ちながら帰り、負けた者はただ課長の分の弁当を持って帰り、1人で本部まで届ける…ということだけが〔負けた者の罰〕みたいになり、負けたも大して痛くはありません。
この日を境に次第に参加人数を少しずつ増やしていきました。
先日、班のみんなに今後の作戦を説明した時に、誰一人として不参加を言う者が居らず、班(クラス)に1人や2人位は居る、いわゆる『真面目』と言われる者ですら、この作戦に自主的に参加をしてきました。
それほど課長は「今年の新人はケツの穴が小さい奴ばっかりやな!!」と発言して以来、態度や雰囲気、新人を見下すような言動が日毎に増え、それを班のみんなは感じていたということです。
だから、俺とBも最初はみんなと同じ無言を通したものの、結局最初から賭けに乗ったので、課長に気に入られたようで他の者よりよく指名されたり、話し掛けられたりしました。
でも俺とBはこの班の中では一番課長に腹が立っていて、今日までの行動も最後の目的が達成されるまでの我慢と思っているからです。
でも正直、班のみんなに作戦を説明した時に1人も不参加を言う者や作戦を止めるよう言ってくる者も無く、それどころが前のめり気味で「明日は俺も…」と言う者ばかりだったのが、驚いたと同時に、これだけ嫌われてる課長って‥‥と身震いしました。
日毎に参加者が増えることを大いに喜んで受け入れる課長は、班の半数も参加する頃には午前の講習も15分程早く終わらせ、アミダくじの抽選に時間を割くようになりました。
そしてある日、とうとう班全員が参加することになりました。……
と、今日はここまで☝
今からお風呂に入って、それから例の焼鳥屋さんへ行ってきます。
友達2人と待ち合わせをしているので…😊
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんにちは🐻
順調に仕事は進んでいますか❓
ミスやトラブル、人間関係など、仕事を続けていく上で何かと悩みのタネは尽きないと思いますが頑張って乗り越えて下さいね💪
それでは早速【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……班の全員が'賭け'に参加することになったある日、課長は、
「おおー! とうとう全員参加するようになったかぁ…これでやっと班が1つにまとまったなぁ」
〈こんなことで1つにまとまったと思える課長って‥‥〉と思いながらBをチラッと見たら、同じことを思ったようで〈…なぁ…〉と、くちパクで言ってました。
そしてBが、
「課長ーすみません。ちょっとだけ時間いいですか?」
「おう!Bー!どうした?」
「いや…隣の班の〇〇等数人も今日はこの賭けに参加したいと言うてたんで……」
「そうかぁ(笑顔)…でもまだ隣は講習中やしなぁ…12時の終了までやるやろう!?」
「はい…多分すると思うので、アミダくじだけ作っておいてちょっと待ってもらえませんか?」
「別にそれはかまわんけど、隣から何人参加するか判ってるんか?」
「はい…〇〇を入れて6人って聞いてます」
「そうかぁ!隣の班にも侍が6人居ったか(笑)」
〈サムライって‥‥〉
そんなことを思いながら俺は班全員と課長、隣の班6人分のアミダくじの作成に取り掛かっていました。
その間、課長はみんなに、
「大丈夫!大丈夫!心配せんでも当たれへんって!…これだけの人数プラス6人も居るんやろ…ハズレを引く確率ってナンボよ?…3%も無いんやで…心配いらんって! ……でもこの中の誰か1人は当たって地獄を見るけどなぁ…ハハハハッ……まぁせめて隣の班の誰かに当たるよう、みんなで祈っとこか(笑)」
課長は本当に心底この賭けを楽しんでいるようでした。
人数が増え、負ければ大きな痛手になるこの展開を、1人‥子供のようにはしゃいでいました。
みんなには参加する意志を表した後は、騒いだり賭けについて口々に言い合ったりしないよう伝えてあったので、1人はしゃいでいる課長をみんな黙って見てました。
「……オイオイ!緊張するな!緊張するな!自分は当たれへんって信じて楽しめ!楽しめ!」
課長は、みんなが負けた時のことを考えて黙っていると思っているようです。……
>> 285
……アミダくじの作成も終わりましたが、まだ隣の班は講習中で終了の12時にはあと5分程ありました。
「ボゥ~っと待っててもしゃあ~ないから、先にこっちの班の者だけでくじ引く場所(縦線)決めとこか!…これだけの人数居るんやし、選んで書いてる間に講習も終わってこっちに来るやろ!?」
「……そうですねぇ」
「別に最後の方に選んだって、好きなだけ横線書けるから、最初の頃に選んだからって有利とは限らんからなっ!」
〈ええっ!! 課長そのことが解っていたの?…それじゃあ前回までの、あの時間を掛けて‥う~ん?う~ん?言いながら考えて選んでた‥あの時間は何だったの??〉
課長のその言葉を聞いた瞬間、俺とBは同時にお互いの顔を見ました。
Bは呆気にとられた顔をしていました。
たぶん俺も同じ顔をしていたと思います。
30数本の縦線から選ぶには多過ぎて考えがまとまらないと判断したのか!?課長は一番に選ぶのを止め、他の者に引くよう勧めました。
その勧めで班の1人がサッと一番右端に名前を書き、横線を2本書き込みました。
次の者が躊躇してると課長は「お先にどうぞ!」というゼスチャーで次の者に選ぶよう勧めました。
勧められた次の者はまたサッと右から2番目に名前を書き、適当に横線を2本書き込みました。
次の者は右から3番目に…、
「オイオイ!お前等、さっきから見てたら何にも考えんと右から順番に書いてるだけやないかぁ…ちょっとは考えて選ばんとハズレ引くぞぉー!…(笑)」
〈はぁ?さっき言うてたことと違うやないかい!最初に選んでも有利じゃない…考えても同じやと理解していたのと違うの?〉
すかさずBを見たらさっきと同じ顔をしていました。
課長のそんな言葉が聞こえていないかのように、次の者も‥また次の者も右から順番に名前を書き、適当な箇所に横線を2本書いては次の者にペンを渡していました。
10人程書いたところで、
「なんやお前等つまらんなぁ…次は俺が選ぶわ…」
そう言いながら課長は次の者からペンを奪い取りアミダくじに目をやりました。
「お前等愛想無いねん!ハズレ引いたら大金を払うことになるんやから、もうちょっと緊張感もって選ばんと…」
と、独り言のように、でもみんなに聞こえるような声の大きさで言いながら、アミダくじが書かれた用紙をジッと見ていました。
〈なんかもう…課長の頭の中覗いてみたくなりました(笑)〉……
>> 286
……30秒…1分…と、相変わらず「う~ん?う~ん?」と悩み「ここに線(横線)があるということは……えぇっとぉー?…う~ん?…」
〈ナニ?課長~ナニ?…いったい何を考えてるのか?教えて…〉
悩んだ末にやっと1本の縦線を選び、名前を書きました。
そして横線を2本‥3本‥‥5本‥6本‥と、結局30数本の縦線のほぼ全てに横線を書き、何本も重複させて書く箇所もあったりして、やっとペンを次の者に渡しました。
課長が考えた末に選んだ場所は選ばれていない右端から左端のちょうど中間あたりでした。
俺はそこを選んだ理由を聞きたい衝動にかられましたが、サッサと選ぶテンポを止めたくないのでグッと堪えました。
課長からペンを受け取った者は、さっきまでと同じように考えることもなく空いている右端に名前を書き、適当に横線を2本書き込みました。
次の者も‥また次の者も‥、
「なんやぁお前等、ホンマなぁ~んも考えんと書くなぁ~。 愛想も糞も無い奴ばっかりやなぁ」
ちょっと怒った口調で課長はボヤいてましたが、その言葉を無視して次々と書いていきました。
あと数人で全員が書き終わろうとした頃に、
「すみませーん!遅くなりましたぁ…」
隣の班から〇〇が5人を連れて入って来ました。
「おおう!やっと来たかぁ(笑)…△△部長は時間ちょうどまでするからなぁ…。もう昼前になったら腹も減ってくるし、集中力も無くなってくるからちょっとぐらい早よ終わったほうがお前等も喜ぶのになぁ(笑)」
〈一同‥苦笑い…〉
「あっ!今、言うたこと部長には内緒なっ!(笑)」
今日まで普通に講習を受け、普通の講師と新人という立場(間柄)だったら課長の今の言葉で笑うことも出来たのですが、今日までの経緯が〈俺はお前達の気持ちが解る兄貴みたいやろ!〉とアピールしているようで、俺やBを含め、みんな今の言葉にイラッとしていたと思います。
〇〇達が入って来たので俺は既にくじを始めてる理由を6人に説明しました。
「あぁ~全然かめへんよ…なぁ?」
一緒に入って来た他の5人も了解してくれました。
俺が説明している様子を見ていた課長は、説明が終わるのを待って、
「わかってくれた?すまんなぁ…時間が勿体無いから先に進めさせてもろてたんや!…まぁこんなくじ‥先に引いたからって有利でも何でも無いし、ようさんあっても選ぶのが悩むだけや…」
〈それはお前だけや!!〉……
アン、こんばんは🐻
今、帰って来ました😊
お酒を飲んでたわけではないですよ☝
俺も友達も車で来てたので元々🍻飲むつもりはなかったのですが、だいたい彼と会った時は2回に1回は飲んで、代行運転を呼んで帰ることが常なのですが、今日は話の途中から別の友達の話になり、その友達に連絡して呼んで、あることの真相を確認していたため遅くなり、今の時間に帰って来たというわけです。
【過去話】の続きを書くつもりでしたが、また明日か明後日に書きますね✏
ごめんなさい🙇
それじゃあ‥また次回ね😃
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
週の始まりの月曜…仕事に追われていませんか❓
今日は早めに終えて少しでも疲れが取れるよう、体を癒やして下さいね😃
それでは早速【過去話】の続きを書きますね✏
……言ってることと行動が正反対のA課長の言葉を無視して、Bが隣の班から来た〇〇に、
「あと10本程(縦線)残ってるからお前等選ぶか?」
「あぁ‥それはええけど、まだこっちの班、全員選んでないのやろ?…それやったら俺等は新参者やから最後の残った中から選ばせてもらうで…」
「あぁ‥そんなん気にせんと〇〇等が先に選んでよ…俺等は残った中から選ぶから…」
と、俺達と同じ班で、まだ選んでいなかった者達の中の1人が代表して隣の班に先に選ぶよう声を掛けました。
「そうかぁ…そしたら先に選ばせてもらうわ」
そう言って〇〇はペンを受け取り、アミダくじが書かれた用紙の前に立った次の瞬間、まだ名前が書き込まれていない一番右端の空いている箇所を選び、名前を書き、適当に2本の横線を書き込みました。
そして直ぐに次の者にペンを渡すと、受け取った者はまた空いている一番右端に名前を書き、適当に横線を2本書き込み、直ぐにまた次の者へペンを渡して‥‥を隣の班から来た6人が繰り返しました。
その様子を見てた課長は、
「何や…お前等も何も考えんと右端から順番にパッパと書くんやなぁ…愛想の無いやっちゃ等やなぁ…」
そう言われた〇〇は、
「いや…さっき「ようさんあっても選ぶのが悩むだけや…」って言うたのは課長ですやん!…だから悩んでも仕方ないのでみんな右端から書いてるのを見て、俺等もそれに乗っただけですよ」
「まぁ‥さっきはそう言うたけどやなぁ…」
課長が喋っているのを遮るように、
「それにこの時間になって選んだことや、書く順番によっては今選んだ1つ左とか2つ左でも選ぶことも出来たんですけど、そんなこと判らないから運に任せたんですよ…こんな'くじ'なんて全て運ですよ」
そう〇〇が言うと課長はバツが悪いのか、
「まぁ‥そういう考えもあるわな!…お前等がそれでええのなら俺は何の文句は無いけどなっ!」
そんなやりとりをしている間に俺達と同じ班でまだ選んでいなかった者達も選び終えました。……
>> 290
……隣の班の〇〇と課長がやりとりしている間に俺は全員が選び終えたアミダくじのハズレを隠していた何重もの折り目を一気に広げ、ハズレにペン先を置いて、ハズレから徐々にペン先を上へ上へと進めていきました。
その雰囲気を察したのか!?課長が慌てて教壇机に向かいながら、
「オイオイ!しっぽぉ!…今回はこんなに大勢居るんやから端から順番にやって(結果を出して)いかんとおもろないやないかぁ…」
「いや‥課長!…こんなに大勢居るからこそ、ハズレから遡って行くんですよ……悠長にそんなことしてたら昼休み終わってしまいますから…」
的を突かれたと思った課長は、
「それはそうやけど、せっかくこれだけの人数が時間を掛けて選んだんやからちょっとぐらいハラハラしながら決めんと愛想無さ過ぎるんと違うかぁ…」
〈時間を掛けて選んだのは課長1人だけ…〉と思いながらも、 「…でも買いに行く時間とか、一度にこれだけの人数分を注目したりしたら時間が……」
と、俺が課長に説明していると、
「しっぽ…まぁええやんか!…課長の言うように自分が選んだのをハラハラしながら見守りたいって思ってる人も居るかも知れんからな……だから全員分は時間が無いけど、この中で自分のは上からアミダしながら結果を知りたい者は手ぇ上げてくれ~」
Bは大きな声でみんなにそう言いました。
「ふぉい!」
っと「はい」とも「ほい」つかない返事をして小さく手を上げたのは課長1人だけでした。
「あっ!課長!」
手を上げたのは課長ただ1人だけでした。
「あっ…いや……」
自分1人だけと分かった課長が何か言おうとしていたのですが、
「じゃあ課長のところは上からアミダしながら下りて行きますね」
と言ってペンを進めようとしたら、
「楽しみたいのだから課長にさせてあげろよ…」
と、Bが俺からペンを取り上げ、
「課長~!どうぞ…」
そう言ってペンを課長に渡しました。
「いや…俺1人だけやったら別にせんでええよ」
と、ペンを返そうとしましたが、
「せっかく決まったんだから今回は課長だけでもアミダして下さいよ」
と、Bはペンを受け取りませんでした。
「……そうかぁ…わかった…」
返そうとしていたペンを握り直して、自分の名前が書かれてる所にペン先を置きました。……
>> 291
……いつも課長ならここで鼻歌でも言いながら、又は、ワァー、オォーと奇声のような声を出しながらペン先を進めて行っても不思議ではないのですが、
「何かお前等おかしくないか?……俺をハメようとしてないか?」
て言いながらペン先を進めていました。
「ハメようとって何ですか?…アミダくじでどうやって課長をハメるんですか?」
「何か解らんけどおかしいやないか…みんながみんな示し合わせたように右端から選んでいくし、誰も手を上げんかったし……」
「何をどうやったらハメられます?…課長も見てたように確かにみんな右端から選んでましたけど横線は適当に書いてたでしょ…それに第一、アミダくじを作ったのはしっぽで、しっぽは選ぶ権利が無くて最後に残ったのがしっぽの分で、折った部分はしっぽが何本も無造作に横線を書いてあって、それを誰も知らんのですよ!…そんな状態からどうやって課長をハメられます?…それに課長自身、自分の意志で途中でみんなを止めて、自分の考えでそこを選んだんでしょ…それに横線も何本も書いたじゃないですか!…そんな状態からどうやって課長にハズレを引かすことが出来ます?」
Bは「ハメる」ことを「ハズレを引かす」に言葉を変えて言いました。
それは俺とBとであらかじめ決めていたことで、別のカタチでハメられていることを考えないように「ハメる=ハズレを引く」と植え付けたかったからです。
「……それはそうやけど……」
課長がまだ不信感を拭い去られていないようなので、折りたたむように俺は、
「みんな、さっき〇〇が言ったように、くじなんて〈全て運まかせ〉と思ってるだけなんですよ…30数人居ても今日ハズレを引いたからといって明日はハズレを引かないなんて保証は無いですからね…明日も今日と同じ確率でハズレを引く可能性があるのをみんな理解してるだけですよ。…くじは30数回に1回当たるものでは無いと知っているだけなんですよ。……みんな〈運にまかせてる〉だけなんです。……とにかく今日はこのまま進めていってハズレが誰なのか決めてしまいましょうよ……そして課長に不振がられたままじゃあ何なんで、次回は課長がアミダくじを作って下さい。…そして課長が指名した者から順番でくじを選んで、課長が言う本数の横線を書き込むようにしますから……それなら何のハメるとかイカサマとか無いのが証明出来ると思います…」
そこまで話すと、さすがに課長はもう……
>> 292
……何も言わず、途中でアミダくじからペンを離していたペン先をもう一度名前の所に戻し、また最初から下へとアミダを進めて行きました。
結果、課長はセーブ!
それを見届けてから俺は課長からペンを受け取り、ハズレから上へとアミダを上がりながらペン先を進めて行きました。
その結果、俺達の班からハズレを引いた者が出ました。
「うわぁー!!やってもうたぁ~!!」
一瞬にして地獄に突き落とされた彼は大きな奇声を発したことで、その場の雰囲気が明るくなりました。
それから課長を含むみんなが特上などの豪華な弁当を注文し、それをハズレを引いた彼は一生懸命メモしていました。
……もう9時を過ぎたので今日はこれで止めておきます。
また次回を楽しみに😉
それじゃあ‥またね👮
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事‥頑張ってますか❓あと少しで今週の仕事も終わりだから、もうちょっと頑張って💪😱
(明日が休みと勝手に決めてます😁)
前回の手紙を書いて2~3日後からちょっと体調を崩していました😢
でも入院するほどではなく、一度病院へ行ってからほとんど自宅でおとなしくしていました。
ここにも来ようと何度か思ったのですが、どうしても書く気分になれず、過去の手紙をランダムに読んでいました📖👀
どのページを読んでもアンとの楽しいやりとりばかりで心がほっこりしました😃
勿論、一人になってからの手紙も読みました。
その時その時の心境や背景を思い出しました。
また旅に出ようと思っています🚗💨💨💨
来週か再来週に診察に行くことになっているのでその時、担当医に言ってみようと思います。
そのことはまた話しますね☝😊
それでは日にちだけが長々と続いている【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
(続きの間隔が空いてるから内容忘れてないですか❓…読み返してね🙇)
……初めて三十数人によるアミダくじをしてハズレを引いた同じ班の1人が、
「うわぁー!!やってもうたぁ~!!」
と、頭を抱えながらもA課長とみんなの注文の品をメモ用紙に書いていました。
「アハハハハッ!1人じゃあ持って帰られへんから何人か一緒について行ったれよ…! あっ!俺の分は本部に持って来てくれるか…」
課長はそう言いながら部屋を出て行きました。
いつもなら課長が部屋を出た数秒後に本音で話し出すのですが、今日は課長がちょっと気付きだしたのでは?と思ったBと俺は、廊下の方を指差しながら、みんなにしばらく課長が居た時と同じ雰囲気のままでいてもらいました。
窓際に居た者が、
「おい!…もう課長行ったぞ!」
と、窓の外を見ながら言いました。
「出て行くの‥ちょっと遅いなぁ?」
班の誰かが言うと、
「階段の途中で立ち止まって、こっちの様子を伺ってたんと違うか?」
と、Bが返しました。
階段は俺達の部屋を出て廊下を3㍍程歩いた所に階段があり、普段休憩中とかに階段を利用していると部屋の中の声が聞こえてきます。
課長がさっきのアミダくじで何かを感じて階段の途中で立ち聞きしていたのか!?は判りませんが、確かに出て行く姿を確認出来るまでに時間が掛かっていました。……
>> 294
……課長が出て行き、本部の方へ歩いて行く姿を見届けて、俺とBは、
「はい!お疲れさん!そしたらお前等待っててよ…弁当買って来るわ」
そう言って、俺とB、そして隣の班から5人を連れて来た、俺達と同じ位課長に腹が立っていて、以前‥課長に俺達の弁当を持って帰らせられた〇〇〔C〕と、さっきのくじでハズレを引いた者の4人で買いに行きました。
買いに行く…と言っても、実は午前の講習中に1回ある休憩中に1階にある公衆電話からお弁当屋さん電話をかけて注文してあり、12時過ぎに取りに行く旨を伝えてあるので待たずに弁当を貰えるのです。
ただ、数が多いので負けた者1人では持って帰れないから、さっきまでの結果とこれからの作戦を誰にも邪魔されず話すには、お弁当屋さんまでを往復するぐらいがちょうど良いのです。
俺とBやCが部屋に残って、みんなの前で次の作戦を言ったりすると、他の考えや意見が出たりすると、まとまらなくなったり、関係ない他の者に漏れたりする可能性があるから、出来るだけ俺達だけで作戦を立て進行するには俺達が買いに行くのが一番良いのです。
それに実行する直前に作戦を伝えると、みんなあれこれ考えず指示されたことだけを間違えないように懸命になってくれるから…という考えもあるからです。
俺達4人は三十数人分の弁当を手分けして持ちながら、みんなが待つ部屋へと戻りました。
勿論、ハズレを引いた者は途中1人で課長の「特上弁当」を持って本部で待つ課長に渡して来ました。
弁当を持ち帰った俺達の元にみんなが寄って来ました。
「俺、唐揚げ…」
「俺、のり弁…はい…これっ…」
と、お金を支払い、あらかじめ注文してあった弁当を受け取ります。
勿論誰一人として「特上」や「特選」などの高額な弁当を注文している者は居ません。
課長の前でみんな高額な弁当を注文したのは、課長にも高額な弁当を注文しやすいように仕向けただけのカムフラージュです。
みんなに弁当が行き渡ったところで、みんなに、
「それじゃあ、みんな20円ずつ集めさせてくれるか…」
課長の特上弁当代金を参加者全員で支払うことは伝えてあるのでスムーズに集められました。
三十数人で課長1人の特上弁当を支払うには1人20円もあれば当時は足ります。
余れば次回に繰り越し、足りなければ30円ずつ集めれば良いのです。……
と、今日はここまで…
また次回にね👋
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
週の始めの月曜日…仕事に追われて疲れていませんか❓
マイペース☝
マイペース☝
仕事をしなきゃあ食べて行けないけど、仕事をする為に生きているんじゃあ無いですよ☝
『立って半畳、寝て一畳、飯は三合あれば良い』ですよ☝😊
ところで、さっき携帯ショップへ行き、📱を修理に出したので代わりの📱を借りてこの手紙を書いています。
保証期間はとっくの昔に過ぎている上に保険(サポート?)にも加入していないので、修理費は全額負担になります。
でもポイントが溜まりに溜まっていたので(80000以上😲)店員さんに買い替えを勧められましたが、俺の生活にパソコンやゲーム、動画鑑賞などが携帯📱に入っている必要 が無いので、今のガラケーで充分なのでそのまま修理をお願いしました。
スマホってバッテリーが1日~2日しか保たない…ちょっと使うと夕方頃には残量が無くなっていると聞くし、基本料がガラケーの倍ほどかかるとも聞くので、俺には今のところ必要の無い物なのです🙅
店員さんは「最新機種でもポイントで買い替え出来ますよ😃」と粘り強く勧めてきましたが、丁重にお断りさせて頂きました🙇
(接客態度が良く、笑顔と言葉遣いが自然で、俺がまだ前の仕事をしていたらスカウトしたいぐらい良い印象を持てる女性でしたよ😃)
店員さんに訊ねたところ「多分ガラケーはまだ数年は残すと思います」との事です☝
今‥アンはガラケー❓
スマホ❓
話は変わって、今日は東日本大震災から丸2年ですね…。
昨夜、パソコンの動画で当時の映像をいくつか観ました。
不謹慎かも知れませんが未だに目にする悲惨な光景が映像のCGのように見えてしまいます。
テレビは各放送局が朝から報道特番を放送しており、未だに遺体を探しておられる方や立ち直れていない方、鬱などの病気を患っている方、自ら命を絶つ方などが沢山居られるそうです…。
日本は…政治は何をしているのでしょうか?
日本赤十字社だけでも募金額が数千億円もあるのに、いろんな理由により被災者に行き届いていない現状だそうです。
個人の確認、収入、家族構成、持ち家の有無…等々を調べ上げて考慮して不公平が無いように…との考えからなかなか先に進まないとの事ですが、そんなこと言ってたら何年も先になることは解るはずです。
今、仕事が無い、収入も預金も無い人‥家族は何年も待てません。
>> 296
今日まで自ら掲げたマニフェストを無視して、国民の意見に耳を貸さず、己の議席と名誉と利益の為に好き勝手している多くの国会議員が「不公平が無いように…」「いろいろな弊害が…」などを理由に被災者を更に苦しめているとは…余りにも情けなく、怒りと悲しみに震えます。
誰か「俺が仕切ってやる!…とりあえず1人当たり〇〇〇万円支給する!」って言うぐらいの行動力と責任感のある議員とか居ないですかね…。
そんな、口で言うほど簡単ではない!ことは解っていますが、2年も経っているのに「仕事が無いから収入が無い」とか「もうすぐ仮設住宅から出ないといけないけど行く宛てが無い」と泣いているお年寄りをどうすることも出来ずに、自殺者の数が増え続けている現状を政治家は知らないのでしょうか?
知らなければ呆れるほどの馬鹿で、国会議員の資格なんてありません。
知っているのなら、知りながら2年間も何も進められない己の無力さに見切りをつけて議員を辞めるべきです。
勿論、知っていながら何もしようとしない議員なんかは、時代が時代なら死刑に処される重罪です。
今、困っている被災者を始め、必死に働きながら子育てをしている母子(父子)家庭や仕事に就けない人達等々を手助けし、救うのが一番大事なことなのだから、もっともっとチカラを注いでほしいと願います。
今の日本国内で死亡原因の一番は、癌でも交通事故でも無く、自殺が大差で一番です。
毎年3万人程居るそうです。
10歳までの生存率か世界一良い国は日本です。
いわゆるタンス預金等を含めた預貯金額が最も多いのは日本で、その額は世界中の約半分を日本一国だけで占めています。
日本が1日に出す破棄する食品や食材で、世界中で餓死する子供に1日2食以上の食事を与えることが出来ます。
景気がずっと低迷していますが、それでも先進国であり、経済大国です。
世界で最も安心安全で裕福で恵まれていると言われる日本の中で、明日への希望を持てずに自殺する人が毎日80人以上居るのです。
なんともやり切れない気持ちになります。
今日は大震災から2年目ということで、いつもと違う話をしてしまい、ちょっと思いの丈を書いてしまいました。
また、次回から通常の手紙を書きますね☝
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
10日ぶりの手紙です🙇この間に部屋の大掃除をしたり買い物や病院へ行ったりしていました。
勿論、それらは旅に出る準備の為です😊
この前の手紙に書いたように「また‥旅に出て良いものか?」の判断を仰ぎに、先日‥病院で検査をしてもらい了解を得たので、その準備と親友である例のA夫婦に報告に行ったりと、バタバタしてる間に10日間が過ぎていました😲
出発日は今のところ未定で「近いうちに…」とだけしか言えません。 また旅に出る少し前ぐらいになったら報告しますね☝
それでは長々長々長々となってる【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きます✏
……A課長を含む総勢三十数人による《お弁当を賭けたアミダくじ》は、その後Cが更に自分の班に呼び掛けをしたので参加者も増え四十名を超える人数となりました。
午前中の講習をA課長が担当の時は昼休みに入る15分位前にはアミダくじを作成し、適当な順番でくじを選ぶ者が教壇に来て、いつものように空いている縦線の右端から順に名前を書き、適当に横線を2本書き込み次の人にペンを渡す…を繰り返していました。
前回のくじで何らかの疑問を抱いた課長は、その次のくじを引く時にある提案を言って来ました。
「いや…お前等を疑ってるわけやないんやけど、何かハメられてるような…引っ掛かるものがあるねん…」
「何が引っ掛かるんです?…ハメられてるって、課長負けてませんでしょ…」
「そうなんやぁ…負けてないけど、何か引っ掛かるみたいで気持ち悪いねん…」
「別にアミダくじに細工してるわけでも無いし、とにかく課長は負けてないのは事実なんですから…何が引っ掛かってるのか言うて下さいよ…」
「……正直言うとな…お前等2人(俺とB)と3人でくじやってる時からお前等は最初から迷いもせんとサッサと書いてたからええねんけど、人数が増えたら他の奴等全員がお前等と同じようにサッサと右端から名前書いて、何も迷わずに適当に横線を書いてるやろ…あの行動に何か引っ掛かってるねん…別にアミダくじを楽しんでないとかはええねんけど、何かそこに何かがあるんやないか?と思ってしまってるねん…」
「いやぁ…この前説明したように、くじなんて運でしょ!…ハズレを書いた場所を知ってるのは、くじを書いたしっぽだけですが、上の半分以上ある縦線だけの空白に誰がどこにどう横線を書き込むかはしっぽもみんなも予想すら出来ないのですよ……
>> 298
……そこにどのタイミングで課長が入って来て、どこを選んで何本の横線をどこに書き込むなんか判りっこ無いでしょ…例えば課長をハメようと思ったらどうやったら出来ます?……」
「それが解らんからハメられてないとは思うけど、何か引っ掛かってるのはそこにあるねん…」
「…そうですか…みんな俺等2人と同じ考えで、どこを選んでどこに横線を書いたらええのか考えても解らないから、ただ漠然と空いてる右端から名前を書いて適当に横線を書いてるだけなんですよ!…逆に俺等は課長に聞きたいです…時間をかけて何をどう悩んで選んでるんですか?最初に選んでも途中で選んでもハズレがどこにあるのか知らないし、課長が選んだ後に何本もの横線をどこに書くかなんて絶対に判らないのに選ぶ時いつも考えているでしょ…あれは何を考えているんですか?」
「……何をって…別にこれといって考えてるわけじゃないけど、何となくこの縦線の下にハズレが書かれているんやないかと予想して、しっぽが書いたであろう横線を予想して…」
「えっ!ハズレの場所も隠してある横線も予想ですか?」
「そらそうや…作ったのはしっぽなんやから俺が知るわけないやろ!」
「はぁ‥そうですよねぇ…その予想した上で選んだとしても後から何本も横線を書かれたら元も子もないのと違います?」
「…それはそうやけど……まぁ、くじを楽しんでるだけやな…あとは運まかせやし…」
「あっ!そうでしょう!結局は運まかせなんですよ!…だから俺達みんなはどうせ考えても運まかせで時間の無駄だと知っているから適当に書いて後は運にまかせているだけなんですよ!…」
「なんかそんな言い方されたら俺1人がはしゃいでるみたいやな……」
「…そうは言いませんけど、俺達は運にまかせてるから適当に書いてることは分かって下さい」
「それはまぁ分かったけど……」
俺とBでここまで説明しても課長は今ひとつ引っ掛かっているようなので俺が提案しました。
「わかりました。じゃあ今日から課長がくじを作って下さい…そして縦線も課長が選んでみんなの名前を書き込んで下さい」
「ええー!俺が作って俺が全員の名前を書くの!?」
「それは出来へんわぁ…ハズレと横線を書いた俺が名前を書いたらそいつに当てさせることが出来るやないか…」
「いえ…くじを作って横線を書いたら、いつものように折って隠して上半分は縦線だけの空白にしておいて下さい……
>> 299
……その空白部分に課長が指名した人が横線を書くことにして、課長が言う本数の横線を書くってことにしたらどうですか?」
「ええー!俺が作って、俺が名前を書いて、誰かに横線の本数を指定して書かすの?」
「そうです」
「それじゃあ、指名されなかった奴は一切何もしないで、ただ結果だけ見守るってこと?」
「まぁそうなりますね」
「それでハズレ引いたらたまったもんやないなぁ…」
「それでハズレだったら仕方ないですね…運ですから…」
「お前等、しっぽが勝手にこんなこと言うてるけど、それでええんかぁ?」
「はい…別にいいですよ」
「誰が選んでも一緒でしょ」
「運!運!すべては運まかせ…」
等々、予定していなかった突然の俺の提案に誰一人反対をする者も無く、みんな'文句なし'の意志を口々に言ってくれました。
そしてその日のアミダくじは課長が作成し、課長が縦線にみんなの名前を書き、指名された数人が指名された本数の横線を適当な箇所に書き込みくじは完成しました。
課長は折っていた部分を広げハズレをオープンにしました。
そして課長は右端からペンをアミダしながら下へと進ませていましたが、
「課長!…前にも言いましたけど、これだけの人数分をそんなことしてたら時間が足りません…まだこれだけの人数分の弁当を買いに行くんですから…」
そう言って、課長の返事を待たずに別のペンを取り出し、ハズレから上へと遡っていきました。
直ぐにハズレを引いた者が決まりました。
「〇〇ー!お前やぁー!」
名前を告げられた者は、
「うわぁ~!!当たってもうたぁ~!!」
と、絶叫しながら頭を抱えながら、
「お前等、のり弁にしてくれぇ!のり弁にしてくれぇ!」
と、哀願していました。
その様子を課長はくじを楽しむ過程を途中で中断されて不服そうな顔をしながらも、自分が当たらなかったことと、くじにはイカサマやハメられてはいないと確信を持つことが出来たからか、その様子を微笑みながら見ていました。
「課長は何にします?」
Bが聞くと、
「そうやなぁ…特上焼き肉でもしようかな…」
「オイ!〇〇ー!課長は特上焼き肉弁当で俺も同じの…」
「じゃあ‥俺も…」
「俺も…」
「俺も…」
「俺はDX唐揚げ…」
「俺も…」
みんなが口々に言うのを聞きながら、
「課長~課長がそんな高い物を注文するからみんなそれに乗ってくるんですよぉ……
- << 301 ……もっと安いのり弁とかコロッケ弁当とかにして下さいよぉ~(涙)」 「アカン!アカン!何、言うてるや!勝ったんやから何を注文しようが課長の自由や!文句言うな…」 Bが課長に代わって返事を返すと、 「そらそうやけど……仕方ないなぁ…でもお金足らんからお前等貸してな…」 「あっ!お前…お金足らんの判ってて賭けに参加してたんか!お前それはアカンやろー!!…ねぇ課長?」 「そらそうや!賭けに参加するんなら自分が負けた時のことも考えて充分用意してから参加せんと、負けたからって人に借りるのは勝負師の資格も無いなぁ…」 〈しょ‥勝負師って…〉笑いをこらえながらBを見たら、課長の隣で笑わないよう必死に奥歯を噛み締めながら耐えていました。 「まぁ今日は俺とBで貸しとくわ」 俺が喋れずにいるBに代わって答えました。 「それじゃあ、〇〇、俺の弁当‥本部まで持って来てくれるか…」 そう言って課長は部屋を出て行きました。 窓から下を覗いていると直ぐに課長は出て来て本部へと歩いて行きました。 全ての疑問と引っ掛かりが自分の思い過ごしであったと理解したようで、今日は部屋を出て階段の途中で立ち止まり、こっちの様子を伺うようなことはしなかったようです。 今日で課長は全面的に信用しました。 ……と、今日はここまでです。 いよいよ最終章に入ります。 お楽しみに……😃 それじゃあ、またね😉 おやすみなさい🐻
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〜いよちゃん39〜
深夜さん🙊 ここでもありがとう‼️ 次でも…(通行人)
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しぃママさーん!ここです!
ありがとうございます♪ 誕生日ですが、旦那も娘もおりません。ゆっくり…(らん)
500レス 9504HIT らん
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~いよちゃん~44399レス 2324HIT 通行人
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らんさ〜ん、ここだよ~♪417レス 8152HIT しぃまま (40代 ♀)
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