しっぽの先までアンがいっぱい⑤👩🐻
アン❗
見てますか?
俺は今もちゃんとそばに居ますよ。
見えてますか?
そう遠くない同じ空の下……。
目に見えなくても感じることは出来るはず…。
想いは風にのってきっと届くはず……🐻
新しいレスの受付は終了しました
アン、こんばんは🐻
改めまして、これからもこの場所で宜しくお願いします🙇
この場所を立ててからお風呂に入って、戻って来てから見たら、まだ1ページ目も書いていないのに57件もHIT数がありました😲
つくづくこの場所を見てる人達が居られることを実感したと共に、その中にはやはりアンも居るのではないか!…と裏付けのない自信を持ちました。
またこれからも【過去話】を軸にしながら、アンを応援し、励ましながら見守っていきます。
では、1ページ目はこれぐらいにしておきます。
また明日以降、一人綴りを始めていきますのでちゃんと読んで下さいよ☝
あっ❗
もちろん、俺は一人綴りをしたいんじゃないからね☝
以前のようにアンと話したいんだからね☝
アンが書けるようになるまでの繋ぎとして、この場所がどこにも行かないようにする為に一人綴りをしているだけだからね☝☝
それじゃあ、おやすみなさい🐻💤
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか?
昼ご飯🍚も食べ終えた今頃は眠気と戦っているのではないですか❓😁
今日はわりと暖かいからウトウトしそうになりますね😪💤⬅👊パーンチ!
新しい章に入ったので、まだまだ499ページも書くことが出来るので、今日は【過去話】をしたいと思います。
題名は『成人の日』
つい先日も全国各地で成人式の模様がテレビのニュースで放送されてましたが、そんなニュースを観る度に自分の成人の日のことを思い出します。
確かあの頃は今と違ってまだ1月15日が成人式の日と決まっていたと思います。
俺が成人の日を迎えた年は15日が平日だったかどうか覚えていませんがとにかくその日は同級生はみんな休みで、式典会場の出入口で立ち話をしてたら次から次へと懐かしい顔と再開することができ、仕事の事や転職した話、彼女彼氏が出来た話や結婚話、早い人は子連れで来ていたり…😲と沢山の友達等との久しぶりの会話は終わることを知らず永遠と話してたら知らぬ間に会場がいっぱいになり結局入場出来ませんでした。
でもまぁ、あの頃は椅子に座って決まりきったオジサン達の話を聞くよりも、友達等と懐かしい話や現況を聞いてるほうがずっと楽しかったので、入場出来ないことなんて何とも思ってませんでした。
式典はお昼前には終わったと思います。
それからは一緒に行った友達等と久しぶりに逢った友達等数組みとが合流して、昼ご飯を食べにファミレスへ行き、それからボーリング場へ行きましたが、レーンの数が足りずにボーリングする者とビリヤードやゲーム等をする者とに分かれました。
そんな流れから俺はボーリングよりビリヤードのほうが好きなので、一緒に成人式に行った友達等の中で俺とAだけがビリヤード組に入り、残りの友達等はボーリングとゲーム組にそれぞれ分かれました。
それから数時間…違う種類の'遊び'をしているから終わる時間がまちまちになるので、夜になっていたし、帰る人も出て来て、結局それぞれの組で晩ご飯を食べに行くことになり、このボーリング場で解散となりました。
俺とAが居るビリヤード組は総勢11人で、晩ご飯の場所を探しに繁華街へと向かいました。
11人中、女性が4人居るにもかかわらず、繁華街特有の呼び込みのお兄さん達に声を掛けられまくりました……
>> 2
……「お兄さん達、今日成人式だったの? じゃあ今日から大人だ! どう!?大人の勉強してみない!? 今日は成人のお祝い割引してるから…」とか「お兄さん達ィ、今日成人式だったんでしょう❤ 今日大人になった人はボトル半額だからちょっと寄ってってよ💕」と甘えた声で呼び込んで来たりと「二十歳になっただけでえらいお得やなぁ😁」と単純に感心しましたが、そんなつもりは全く無く、とにかくお腹が減っていたので少しでも早く食べたいから、そんな声を掛けられても愛想笑いだけしてスタスタと通り過ぎて行きました。
通り過ぎた後、女子4人が「あんたら私等が居たから通り過ぎたんやろう😁」と含み笑いをしながら絡んできたので、男7人中5人が、 「アホかぁ! そんなことするかぁ!」というような返事をしたのに、Aともう1人が、
「あとからや!」
「腹ごしらえしてから…」
と答えたのです。
その瞬間、女子が一斉に「キャアー❗ふけつぅ❗信じられへーん‼」と後退りしてました。
友達が、
「お前等なぁ、たとえそうであっても女が居る前でそんなこと言うなやぁ」
と呆れ顔で注意すると、「そやけどホンマのことやんか! 晩飯食べたら行くやろ?」
と俺達5人に同意を求めてきました。
※ここまで書いて点滴しに看護士さんが来たので一旦中断……。
そして再開…。
そう聞かれて、
「まぁ、そうやけど😁」「あいつら(女子)と別れてから話そ!」
「まぁな」
などと返事を返したのが3人
「ええ~!行かへんよ!」
「そんなお金持って来てない!」
と答えたのが俺とB(会場で合流した友達)
そんな受け答えをしていたら、後退りして遅れて歩いていた女子が、
「何か悪いこと相談してるんやろう…😁」
と近寄って来たので「行く、行かない」の決定を出すのを止めて居酒屋を探すことになりました。
その後もいろんな声を掛けられましたが、そんな中に何度か居酒屋の店員さんが割引券を配っていたのを貰っていて、その券をみんなで見て居酒屋を決めました。
その割引券をくれた店員さんの所へもう一度行って店の場所を尋ねたら、人数を確認して、
「11名様ですか!?」と驚いたようで、
「ちょっと席が空いてるか確認して来ます。 ちょっと待ってて下さい」と言って走って行きました。
(当時は携帯電話なんて無かったのです😥たぶん不動産屋さんは持っていたかも‥?)……
>> 3
……そこでボゥーっと待ってても仕方ないので、店員さんが走って行った方へ俺達は歩き出しました。
しばらく歩いていたら前方からさっきの店員さんが全速力で走って来ました。
当然、俺達の前で止まると思っていたら、物凄いスピードで横を通り過ぎて行きました。
「…???」
「おーい!お兄さーん!!😱」
友達の誰かが呼びました。
たぶん自動車ならキキィーっとタイヤが鳴っていたと思われるぐらいに御影石のような地面の上をススーっと滑るように止まった店員さんが、驚いたような顔で振り返り俺達を見つけました。
「あっ、もうここまで来られてたんですか!?」と息を切らせながら笑顔で答えました。
「お席、大丈夫です😃 何とか空けられました」と嬉しそうに言ってくれました。
それからお店を案内すべく俺達の前を歩きながら「今日は成人式だったんですか!?」
とグループの先頭を歩いていた俺とBとCに話し掛けてきました。
それをきっかけに何気ない会話を店員さんとしていたら、突然店員さんが「すみませんけどお願いがあるんです」
と神妙な顔をして言ってきました。
「どうしたんですか?」とBが尋ねると、少し間を置いて、
「皆さんを僕が店に呼んだことにしてくれませんか?」
と言うのです。
どういうことか事情を尋ねると、その店員さんはアルバイトではなく正社員として居酒屋で働いているそうで、今日のように成人式やクリスマスのように普段よりもお酒や食事に出る人が多い日は社員は来店客の予約を何組か(何人か)取らないといけないようで、先日のクリスマスには1組2人だけしか予約が取れなくて、もっと頑張るよう注意されたそうで、今日の成人の日は1組も予約が取れていなくて、普通アルバイトがするビラ配り(割引券)を社員であるこの店員さんが駆り出されたそうです。
まだ正社員になって1年目で、年齢を聞いたら21歳で俺達より1歳年上との事。
協力することがこの社員さんのためになるのか?と、まだ二十歳の俺達はそんな深いことなんて考えず、事情が解ったみんなは二つ返事で了承し、女子の中の1人が、
「それなら私等後輩ってことにしたらええんと違う?」
と店員さんに言うと、
「あっ!そうしてもらえれば…助かります」
と笑顔で答えました。
そして店員さんを挟んで簡単な作戦を立ててからお店に入りました……
>> 4
……「11名様お越し頂きましたぁー!!」
と店員さんが店を入った所で店内に向けて叫ぶと「いらっしゃいませぇー!!」
「らっしゃいませぇ!!」「しゃあっさいせー!!」と店内から元気な声が返ってきました。
店員さんに案内されて座敷部屋へ通されました。
それぞれ席に着いてしばらくすると、おしぼりと水が入ったグラスをおぼんに乗せて店員さんがやって来ました。
そしてすぐ後ろから店長(大将)らしき人が、店員さんのおぼんに乗せきれなかった分のグラスを持って来てました。
そして、
「今日は成人式やったそうで…おめでとうございます。 今日から我々大人の仲間入りですなぁ」と笑い声を混ぜながら笑顔で話されてきました。
「いや~〇〇君がねぇ、時間があれば4~5人は来てくれるかも知れないって言うてたんやけど、なんか来てもらえそうにないようなことを言うてたんで、そらぁ仕方ないからそれやったらちょっとお客さん呼び込もか‥と外で頑張ってもろてたら、ちょうど都合をつけて皆さんが向かってくれてたところにバッタリお会いしたようで…」と満面の笑顔で話してきました。
それを聞いて友達のCと女子の1が、
「遅くなってすみませーん🙇 もう少し早く来ようと思ってたんですが、友達と久しぶりに会ったらついつい話し込んだりして…」
「4~5人のつもりだったんですが、久しぶりに会ったから飲みに行こうということになって、急に人数増えてしまってすみません🙇」
などと、まるで店員さんと来る約束をしていたかのような会話と振る舞いをCと女子はやってのけたのです。
もちろん他の俺達もCや女子に負けず劣らず芝居?をしました(笑)
そんなやりとりを大将とした後、大将が、
「皆さん来てくれて良かったなぁ😃」
と店員さんの肩をポンポンと叩いて、
「今日は定時はありませんからゆっくりしていって下さいね」
と言い残して店員さんの腰あたりをトントンとして持ち場へ戻るよう催促すると店員さんが、
「ゆっくりしていってよ!」
と言ってから去って行きました。
するとその様子を見て友達の1人が、
「おいおい! 調子にのってるぞぉー!!」
と言った途端、
「ガァハッハッハッハッハッ😂😂」と全員が爆笑しました。
大将を上手く誤魔化すことが出来て安心したのかあの店員さん、俺達を本当の後輩かのような言い方が可笑しくて大爆笑してしまいました……
>> 5
……その後も店員さんは他の人と一緒に飲み物や料理を持って来た時は、「飲み物足ってる?」
とか、
「空いてる皿あったらもらうで」
などと、一緒に来た人の前では俺達の先輩ぶった口調で話してくるんです。
いつもなら誰かが、その口調に腹を立て、
「ええかげんにせぇよ‼💢」
と怒り出しても不思議ではないのですが、今日は成人式っていうのもあってか?女子が同席してるからか?とにかく店員さんの発する先輩口調が可笑しくて、誰一人文句も言わず、その口調を楽しんでました(笑)
「次は何て言うてくるかなぁ…?」
と楽しみさえしてました。
中には
「忙しいから運ぶの手伝ってって言うてくれへんかなぁ…。 そんな命令されたら俺、素直に手伝うで☝」
って言う者まで居たほど楽しく飲みました。
中盤になった頃、大将が先輩(笑)を連れて再びやって来ました。
その大将と先輩の持ってるおぼんにはビール7つとガラス容器に入ったアイスクリームが4つあり、それぞれ男性と女性にサービスとして下さりました。
「今日は遅くなってでもわざわざ来て頂いた〇〇からのお礼と、無事成人を迎えられた私からのお祝いです」と〔久保田〕という高級な日本酒とワインをプレゼントして頂きました。
店員さんが大将にお願いしたのか?大将が店員さんから…ということにしてくれたのかは判りません。
その上に大将からお祝いとして日本酒とワインのプレゼント…。
ほんの数時間、僅かな会話のやりとりとこの嬉しい行為を受けて、この店員さんはお客さんの予約が取れなくて怒られるのが嫌だから今回の作戦をしただけではないような気がしました。
勿論それもあるでしょうが、それよりも「大将に嫌われたくない! 気に入ってもらいたい! 大将の元でもっと頑張りたい!」って思っていたんじゃないかな!?と頭の中がよぎりました。
俺がそう感じたように、店を出た後、他のみんなも「いっぱいサービスしてもらって良かったなぁ」と言うような言葉は出ず、俺と同じようなことを感じていた言葉ばかりが聞こえてきました。
こうして文字にしたら沢山サービスしてもらったから単純に「ええ大将」と結び付けているように取られるかも知れませんが、あの時の会話のやりとりから感じる言葉の温かさや笑顔、仕草などから感じた「この大将の為に頑張るぞ!!」と思わせる雰囲気がありました……
アン、こんばんは🐻
今日も暖かい一日でしたね😃
まだ2月にもなっていないけど春が少しずつ近付いているのが感じられるようです。
仕事は順調にいってますか?
根をつめず時々息抜きもして下さいね☕
では昨日の話『成人の日』の続きを書きます✏
……そんな大将と店員さんが居る居酒屋を出て歩きながら大将のことや店員さんのこと、店の雰囲気や料理の内容、値段に至るまで色んな話をしているうちに、みんなはあの居酒屋が気に入ったという結論に達し、その後メンバーは代わってもしばらくの間飲みに行くようになりました。
残念ながら大将が病気になられ、しばらくは大将不在で頑張っておられましたが、程なくして店を辞められました。
話はあの日の店を出た時に戻って…そんな話を歩きながらしてたら、
「カラオケでも行く?」と誰かが言ったのですが明日から仕事ということもあり、女子4人が帰ることになりその場で別れました。
残った男7人でちょっとだけカラオケ行こうということになり、近くのカラオケ店に入ると満室で待ち時間が1時間程…。
待ってられないと別の店に行ってみたらやはり満室…。
俺達と同じく成人式を終えて今日を楽しもうというスーツ姿の男性や着物姿の女性らが順番待ちをしていました。
「これは他の店行っても同じやろなぁ‥」
と判断して、
「どこかの店で飲もか!?」
という案が出た時、
「もう酒はええわ!」
と言ったかと思うと、
「お姉ちゃんとこ行かん?」
と誰かが言うと、
「そうやなぁ‥もう〇〇らも(女子)帰ったし、さっきの所(風俗街)へ行こや…」
と賛成意見が出ました。
賛成したのは居酒屋に入る前にそんな話になった時、行くつもりでいた2人が賛成したのもちろん、その時に何も言わなかった者2人も、
「そうやなぁ…行こか」「俺、行ったことないからチャンスやし経験しとこかなぁ…」
と言い出し、[行く]で意見がまとまった5人が俺達2人に伺いをたててきました……
>> 8
……「どうする?」と最初から行く気やったAが俺とBに聞いてきました。
「行けへんよ」
と俺が答えるとBは、
「俺、そんなお金持って来てないから…やめとくわ」
と答えました。
それを聞いた友達が、
「お金、貸しといたろか!?」
と言ったのですが、
「そこまでしてええわ」と、行かないことを告げました。
「そうかぁ…それじゃあ悪いけど俺等は行くわ」とAが言うと、
「そしたらここで…やな」
「おう、そうやな」
「また近くうちに飲みに行こか」
「またさっきの居酒屋行こか」
「これからどうすんの?」
「わからんけど、多分飲みに行くと思うわ」
「お前等よう飲むなぁ…飲み過ぎんなよ」
「お前等もあんまり(お金)使い過ぎんなよ」
などのやりとりをして、A達5人は風俗街方面に消えて行きました。
残った俺とB、
「これからどうする?」
「言うてたように飲みに行こや」
「そうやな…どこか店知ってる?」
「俺、全然知らんで…お前は?」
「う~ん…知らんこともないんやけど……」
「なにぃ!? 知ってる店あるの!?…そこ行こよ」
「知ってるけど行ったことないから…どんな店か分からんねん」
「どういうこと…?」
「会社の元先輩で退職して店始めたらしいねん…オープンの時、案内くれたけど居酒屋みたいなんと違ってスナックみたいやねん。 そやから高そうなんで行ったことないねん…」
「そうなんや。 俺もスナックなんて行ったことないけど、ええ機会やし…先輩やったらまけてくれるやろうし…行ってみよや…」
ということになり、Bのうる覚えの記憶を頼りになんとか先輩の店が入ってるビルの前まで来ました。
ビルに掲げられてる立て看板には沢山のバーやスナックなどの飲食店の店名がありました。
その中から目指す一軒の看板を見付けた途端、俺とBは一歩後退りしてしまいました。
その看板には《ナイトラウンジ〇〇〇》と書かれてました。
「ナイトラウンジ…ってナニ???」
とお互い目を合わせながら無言で質問をぶつけ合っていました。
でもお互い答えが聞けず「どうするぅ?」
「これは高いでぇ」
「ラウンジやもんなぁ」
「ラウンジってナニよ?」
「なんなんやろなぁ…?」
と立ちすくんでいると…奥にあるエレベーターのドアが開きました……
>> 9
……ドアが開いた中から中年男性が3人と綺麗なドレスを着た女性2人が俺達が立っているビルの出入口に向かって歩いて来ました。
俺達は邪魔にならないように出入口の端に寄ったら、お客さんであろう男性3人がチラッと俺達を見てから、後ろからついて来てる女性の方に振り返りながら、
「いやぁ~楽しかったわぁ」
「また寄せてもらうからよぉ」
とご機嫌な様子で深夜には響き渡るような大きな声で話してました。
それに答えるかのように女性2人もチラッと俺達を見たあと、
「私等も楽しかったですぅ❤」
「絶対また来て下さいねぇ💕」
とか言いながら、中年男3人の鼻の下を伸ばさせていました。
そんなやりとりが一通り終わり、3人組は女性に何か言いながら帰って行きました。
その後ろ姿にしばらくお見送りをした女性達が、「お兄さん達飲みに来たの?」
と、さっきまでの甘えたようなしゃべり方ではなく、ちゃんとした口調で聞いてきました。
「うん…〇〇〇っていう店に来たんやけど…」
「あっ、もう行ったの?これから帰るところ?」
「あっ、いや…今から入るところ…」
「なぁ~んだ、これからかぁ……でもなんでこんな所で立ってるの?」
「いや…なんか俺等みたいな若いもんには敷居が高いような気がして…」
「ああ~!なるほど…でも〇〇〇やったらお兄さん達でも気軽に入れるところだよぉ…誰かに聞いて来たの?」
「いや、ここの人、俺の元先輩がやってる店なんで一回行っておこうと思って…」
「ああー〇〇さんの後輩…。 だったら何も気兼ねしなくても平気よぉ…お店案内してあげる」
と迷っていた俺達は彼女達に背中を押されるかたちでエレベーターに乗りました。
目的の階までのエレベーター内で、成人式の帰りとか、さっきまで男7人で居たことなど、質問されたことに答えてる間にエレベーターのドアが開きました。
俺達だけが降りると思ったのでお礼を言おうと思ったら彼女達も一緒に降りて来て俺達の前を歩き出しました。
左右にいくつかのドアがあり、そのドアには各お店の名前が書かれた看板が貼られてありました。
いくつかのドアの前を過ぎたところで元先輩のお店、〇〇〇の文字が目に入りました……
>> 10
……もう場所は判ったのでお礼を言うと、
「いいから…いいから…」
と言って、彼女達が元先輩のお店〇〇〇のドアを開けて乗り出すように上半身だけ店内に入れて、「〇〇さ~ん、可愛い後輩が来てくれたよぉー」とBの元先輩の名前を呼んで俺達が来たことをいち早く知らせてました。
元先輩は後輩と言われても誰かは判らないようで「誰かなぁ? 入ってもらってー」
という声を受けて彼女達は、
「さぁさぁ入って‥入って‥」
と俺達2人を招き入れるような手振りで呼びました。
店内に入るとBを確認した元先輩が、
「おおー!久しぶりー!来てくれたんやなぁ!!」と満面の笑みで嬉しさを表していました。
Bもその言葉に対して懐かしさを噛み締めるように明るい声で話し出し、なかなか来れなかったことを詫びたりしていました。
そんな様子をBの少し後ろから見ている俺の背中をトントンとされたので振り向くと、案内してくれた彼女達の一人が、
「今日でも今度でもいいから私等のお店も来てね」
と言って名刺を2枚、Bの分と一緒にくれました。
「お店はここと同じ階のそこ…」
とドアから廊下を指差して向こうにあるお店を教えてくれました。
「わかりました。また機会があったら寄せてもらいます」
「ホンマに来てなぁ…待ってるから……あっ!料金は心配するほどじゃあないから…居酒屋へ行くのと変わらないから…若い子からは儲けないから気軽に来てね…」
と言って、Bと話し込んでいる元先輩に、
「〇〇さーん、後輩さんから儲けたらアカンよー(笑)」
と言うと、
「おう!わかってるわい! この子らの分は他のお客さんからもらうよー(笑)」
と答えると、既に飲んでいた他のお客さん達が、「おいおい、かなわんなぁ(笑)」
「そんなことしたらこんな店、二度と来えへんぞ!(笑)」
などと口々に言ったのでその場がワァーっと盛り上がりました。
「それじゃあ、ごゆっくりー」
と彼女達がドアを閉めながら言うと、俺がもう一度会釈をしている背中越しに元先輩が、
「ありがとう‥すまなんだなぁ」
と彼女達にお礼を言ってました。
それからBは俺を元先輩に紹介してくれて、とりあえずカウンターの席に着きました。
あっ!そうそう!
ナイトラウンジだからか?この店だけなのか?解りませんが、店内に入ったらすぐにスリッパを出されて靴から履き替えました。
だから彼女達は店内に入らなかったのかも知れません……
>> 11
……元々こういう店はお酒を飲むのが主で、お腹を空かして行って料理を腹一杯食べるような場所ではないことぐらいは知っていましたし、既にさっき居酒屋で充分食べで来たので、この店ではお酒を楽しもうと思っていたのですが、元先輩(Sさんとします)は最初は俺達が注文したビールとおつまみを出してくれましたが、しばらくしたら頼んでもいないのにオムライスとナゲットを出してくれました。
Bが既に居酒屋で食べて来たことを伝えていたのですが、
「サービス!サービス!」
と嬉しそうにいいました。
その後も焼き鳥や湯豆腐、フルーツ盛りまで出してくれました。
とてもじゃないけど食べきれそうにないので、店内の他のお客さんにもお裾分け…っていうより半分押し付けるように食べてもらいました。
「これからはお兄ちゃん等と一緒に来たら得やなぁ(笑)」
などの声があっちこちから聞こえてくるなか、
「あんたらが食べた分は伝票につけてるでぇ(笑)」
と、また笑いが起こり、店内のみんなが1つのグループになったような感じになりました。
それからは俺達2人が座ってるカウンター席の隣に入れ替わり立ち替わり各テーブルのお客さんやカウンターのお客さんが話し掛けて来て、アッという間に時間が過ぎていきました……
今日で書き終えると思ってましたが無理でした。
ダラダラ書いているからでしょうね😔
疲れちゃいましたので今夜はここまでにさせてもらいます🙇
また次回を楽しみにしていて下さい。
それじゃあ、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日は雨☔が降ったりして昨日の暖かさが嘘だったような冷たい一日でしたね😫
寒暖の差が激しいので風邪をひかないようにね☝
それでは昨日までの話の続きを書きます✏
(今日で完結します……たぶん😁)
……初めて行ったお店ですが、Bの元先輩のSさんを中心に、この店で働いてる女性3人も各テーブルとカウンターのお客さんも楽しい方達ばかりで、この店内では最年少の俺とBは可愛がってもらいました。
アッという間に数時間が過ぎ、そろそろ閉店ということになり精算をお願いしました。
するとSさんが、
「要らん!要らん! 今日は来てくれただけでええねん」
と言って精算しようとしてくれないのです。
それではあまりにも甘えているからと、
「いや、気持ちは嬉しいですけどそれではあんまりなんで…せめてこれだけでも取っといて下さい」
と2人分として2万円だけをお支払いしようと出したのですが、
「ええって!ええって!…今日は来てくれてほんまに嬉しかったんやから気持ちようご馳走させてくれ…」
と頑なに料金を受け取るのを遠慮されました。
「ええ~、でもぉ~…」
と困ってたら、店の女性の一人が、
「言うても無駄やって…それに最初っから伝票つけてないし……甘えさせてもらっといたらええねん」
と、なんと最初からご馳走するつもりで伝票をつけてなかったというのです。
注文しなくてもどんどん出してくれたオムライスやフルーツはともかく、ビールも数杯飲んだし、ウイスキーのボトルは1本空けて2本目も半分程飲んで残りはキープまでしているからその分だけでもと粘ったのですが、結局受け取ってはもらえずご馳走になりました。
そんなやりとりしてる様子を見てた他のお客さんが、
「俺等もご馳走してくれよー(笑)」
「そのお兄ちゃんらの分俺の伝票に入ってるんと違うかぁ(笑)」
と口々にマスターであるSさんに言い掛かりをつけてました。
そんな会話がしばらく交わされた後Sさんが、
「はいはい! もうごちゃごちゃ言わんとサッサとお母ちゃんのとこ帰り!……まだ言うんなら出入り禁止にするぞー!!(笑)」
と怒ったら?お客さん達は慌てて店を出て行きました。
その後ろを追い掛けるように店の女性3人が見送りに出て行ったので……
>> 13
……店内にはSさんと俺達2人だけになりました。
「〇〇(B)、ほんまによう来てくれたなぁ」
と、テーブルの上を片付けながら改めて嬉しそうに言いました。
そんな嬉しそうな声を聞きながら俺とBも他のテーブルの上を片付けだしました。
「……!!、お客さんがそんなことせんでええねん…すぐに女の子等戻って来てやるから…」
と言われたのですが、
「せめてこれぐらいさせて下さい」
と俺達が言うと、心境を察してくれて、
「…そうかぁ、すまんなぁ……それじゃあ、それら全部カウンターの上の所に置いていってくれる…」
と、手伝うことを許してくれました。
手と足を動かしながらSさんとBと俺は会話を楽しんでました。
会社に居た時のSさんのこと、SさんとBはどんな関係、付き合いだったか?とか、Bと俺の友達歴や友達になったきっかけ、エピソードなどを話しながら片付けていました。
おおかた片付いた頃に女性3人が戻って来て、
「〇〇さんら話し込んでなかなか帰らへんのよぉ…」
「早よ帰りぃー!ってお尻叩いたら「もっと叩いてぇ~❤」ってふざけてくるし…(笑)」
と、なかなか戻れなかったことを笑いながらぼやいていました。
そしてテーブルやカウンターの上がきれいに片付いているのを見て、
「マスター、えらい片付けるの早くない?」
と女性の一人がマスターのSさんに言うと、
「この子等が手伝うてくれたんや」
と、カウンターの上に集められたグラスや食器類を取って洗っていたSさんが答えました。
「ええ~!!ほんとにぃ!!ごめんなぁ~ありがとう‥」
「いえ…ご馳走してもらったのにこれぐらいさせてもらわんと…」
「ご馳走したんはマスターやんかぁ、片付けとかは私等の仕事やのに…」
「まぁええやんか…気持ちよう手伝ってくれたんやから…」
とSさんが言うと、
「じゃあ~マスター、洗い物するわぁ」
と言って、マスターと変わって女性3人で洗い物と拭き取りをしだしたので、カウンター席に座ってSさんと話してた俺達の横の席にSさんも座り、また話し始めました。
その様子をカウンターの向こう側で洗い物をしながら見ていた女性の一人が、
「ほんまに嬉しそうやねぇ」
とマスターを茶化すように言うと、
「いやぁ~、ほんまに嬉しいなぁ~」
と心から嬉しいと言ってるのがわかる声で答えました……
>> 14
……そしてSさんは続けました、
「いやなぁ!? 会社辞めてこの店をオープンする前にお前とこにも案内状を送ったけど、他のみんなにも送ったんや。 まぁお前に送っても未成年やしお酒飲むかさえ知らんかったから来てもらわれへんと思ってたけど、同期や先輩らは飲みに行ったことも何回もあるから、まぁ1回や2回は顔出してくれると思ってたけど全然来てくれへんから、何人かに電話したこともあったんやけど、みんな「また行くわぁ」とか「ちょっと今忙しくてなかなか行けんわぁ」とか言うて、体良く断られてばっかりで…会社辞めたらこんなもんなんやなぁ‥と落ち込んだんや。そう思って諦めてたんやけど、今日こうしてお前が友達を連れて、しかも成人式の今日に終わってから来てくれたことがごっつう嬉しかったんや…」
と胸の内を少し涙声で話してくれました。
それを静かに聞いていたBと俺、それに女性3人までグッときてしまい、何て言ったら良いか言葉が見つかりませんでした。
少し沈黙の後、女性の一人が、
「マスター良かったやん…来てくれて…嬉しいなぁ……」
「……おう!良かったわ…」
とSさんは泣きそうになるのをグッと堪えたように返事をしたと思ったら
「よし!! 飲みに行こう!!」
と言って、
「〇〇ちゃんらも一緒に行けへんか?」
と女性3人に声を掛けました。
「ええー!! どうするぅ?」
と3人が顔を見合わせてミニ会議が行われ[行く]と決定したことをSさんに返事をしてる頃、俺とBもミニ会議を小声でしてました。
「〇〇ちゃんらも…って、既に俺等が行くことに決まってるみたいやぞ」
「そうみたいやなぁ…もう飲まれへんでぇ…それに明日も朝から仕事やのにもうこんな時間やし…」
「そうよなぁ…でもこの雰囲気で断れるかぁ?」
「断れんなぁ…」
「なぁ…」
ミニ会議をして結論が出たので!?最初から当然行くつもりでいたかのような顔をして、
「でもこんな時間から行ける店あります?」
とSさんに尋ねたら、
「あるある!」
と嬉しそうな顔して答えました。
そうして洗い物も済ませて戸締まりを確認して店のドア鍵を閉めたSさんの後ろを俺達2人と女性3人が付いて歩くこと数歩…同じフロアのある店のドアをSさんが開けました。
「???」
俺とBは顔を見合わせて驚きました。
そうです。
この店は俺達を1階の玄関からSさんのお店に連れて来てくれた……
>> 15
……女性2人が居るお店でした。
「名刺を貰った時「また機会があったら…」と言った機会って、今か…」
と不思議な気持ちでSさんの後に付いて店の中に入りました。
「いらっしゃいま‥‥
ああー!! Sさ~ん!! あっ!! お兄ちゃんらもー!! 〇〇ちゃんらもー!!」
と先程の女性2人が奇声のような声を上げて歓迎してくれました。
そんな声をよそに、
「ちょっとだけかまへんか?」
とSさんが言うと、
「全然かめへんよぉ…ゆっくりしていってぇ」
との返事。
店内には既にお客さんの姿は無く、みんなが座れるように2つのテーブルをくっつけてそれぞれ席につきました。
Sさんがおしぼりを持って来た女性と話してる隙に俺はもう一人の女性に
「こんな時間に来て大丈夫ですか?」
と確認すると、
「全然大丈夫!」
と、ニコッとしながら手でOKサインをしました。
その様子が目に入ったのかSさんが、
「どうした…?」
と、こちらを向いて言ったので、女性が、
「このお兄さんが閉店時間を気にしてくれてるの…」
と答えるとSさんが話し始めました。
話によれば、この2人の女性は元々Sさんの店でアルバイトで雇っていて、将来自分の店を持ちたいという志しSさんが1から接客のことやこの業界のことを教えたらしくて……
寝てしまいました。
続きはまた書きます。
ではまたね🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか?
ちょっと休憩して、また頑張って下さいね💪
昨日、実は微熱があったのですが、手紙ぐらい書ける体力?があったので調子に乗っていつものように書いていたのですがちょっと書くのを休憩して目をつぶって横になっていたら知らぬ間に眠ってしまい、次に目が覚めたら頭が痛くて熱も上がっていたので、あんな風にバタバタっという感じで締めてしまいました🙇
今は熱も下がり平熱になったので続きを書きに来ました✏
今日こそ完結します💪
(昨日書いた手紙の終わりの方が少し書き間違いがあったので、少しだけ戻ったところから書きます)
…話によるとこの2人の女性、元々Sさんのお店にアルバイトとして雇ってもらっていたらしくて仕事をしているうちに接客や仕事の内容が自分に合っていると気付いたようで、Sさんに将来は自分も店が持ちたいと伝え、それを聞いたSさんは協力してあげようと決めてからは、アルバイトが覚える仕事以外に仕入れなどの取引先との駆け引きや原価、接客に対する知識等々、裏方の仕事も全て1から教えていったそうです。
それから2年半程Sさんのお店でアルバイトと研修を続けたある日、
「もう2人共自分達でやっていけるやろ!」
とSさんからお墨付きを頂いたそうです。
元々この2人の女性は高校からの友達で、自分達が店を出す時は2人で一緒に出すと決めていたようで、2人で貯めたお金を合わせて店舗を借りるつもりでいたようです。
でも自分達だけで知らない街でするにはまだ勇気がないと言うので、それなら‥とSさんが自分の目が届く所に店を構えれば…とSさんがこのビルの空き店舗を安い家賃で貸してもらえるよう掛け合って、お酒の仕入れ先も紹介し、食器類等の備品の仕入れ先までも紹介、仲介までして、なるべく準備金を抑えるようにしてくれたそうです。
オープン前も手伝いしたり、自分の店のお客さんにも宣伝したりお願いしたりしたそうです。
そして2人のお店がオープンした日は、Sさんは自分の店を臨時休業にして2人の店を手伝い、臨時休業と知らずに来てくれたお客さんを2人の店に呼び寄せたり…と、出来うる限りの手助けをしたそうです……
……そして2人の店が同じフロアということもあってか?Sさんはオープンの手伝いを終えた後から、自分の店の閉店時間を1時間早くしたそうで、それは自分の店のお客さんが少し飲み足りなかったり、唄いたかったりしたら彼女達2人のお店を紹介するのだそうです。
元々Sさんに、
「オープンからしばらく落ち着くまでは俺の店より1時間は長く営業しとけよ」
とアドバイスしてたようで、それがいざオープンしたら自分の店を1時間早く閉めるようにしたから、Sさんの店より2時間も長く営業することになり、飲み足りない‥唄い足りないお客さんが流れるようになったそうです。
そんな話をSさんが話してくれて、途中から彼女達2人も語り初めて、少し涙声になっていました。
「だからSさんは私等の大先輩であり、師匠であり、この世界のお父さんみたいな存在やねん」
と嬉しそうに言いました。
「アホか!お前等みたいなんが娘やったらその辺に捨てるわ(笑)」
と言ってその場が笑いで包まれました。
「なっ!だから時間とか気にしなくてええんよ」
と、既にこの話を知っているSさんの店の女性3人の内の1人が言いました。
彼女達3人も将来は自分の店を持ちたいそうです。
他のお客さんも居ないので貸切状態の店内は話に‥歌にと盛り上がりました。
Sさんの店の女性3人もカウンター内に入って料理をしたりおつまみを出したりと、まるで誰かの家でパーティーでもしているかのようでした。
賑やかなまま時間が過ぎ4時を回った頃にお開きとなりました。
この店こそ俺達が支払おうとしましたが、
「誘ったのは俺や…」
と拒否をして支払ってくれました。
この支払いの時、
「いつも頂いているから今日はご馳走させて下さい」
と、この店のオーナーである彼女達2人がSさんに言ったのですが、
「アホかぁ!教えたこと何にも解ってないなぁ…友達や知り合いでも店に来たらお客さんや、オマケや割引しても無料でサービスするな!って教えたやろ!!」
と本気とも冗談とも取れる口調で言うと、
「マスターもさっきお兄さん達にサービスしたやんかぁ」
「来てくれて嬉しい!言うて受け取れへんかったやんかぁ」
と女性3人が口々に言うと、
「ええー!!そうなん!! それやったら私等も受け取れへんわぁ」
と2人が言うと、
「コイツ等は俺の後輩やからや…後輩に支払わせる先輩がおるかー」
と言いました……
>> 18
……その後も少しバトルがあったのですが、結局Sさんが、
「その代わりぎょーさん割引してくれよ(笑)」
と言って、その場は収まりました。
Sさんと俺達2人とで話してる間、女性2と女性3人で片付けと洗い物をしていました。
話を聞くと、忙しい時や急用などで人手が足らない時はお互いの店を助け合っているそうです。
それから間もなく店を出て、ビルの出入口で各方面に別れました。
勿論、またSさんのお店も彼女達2人のお店も必ず行くと約束をしたのは言うまでもありません。
この話はこれで終わります。
俺にはこの日、新たに出会った人々がみんな優しくて、思いやりがあって素敵な人達ばかりだったという思いがあって、毎年『成人の日』がくると思い出す出来事です。
この日の出逢いには後日談がありますが、また次の機会にでも話します。
これで【過去話】『成人の日』を終わります。
明日は節分ですが、残念ながら節分にまつわる話は無いです。
またその時期に適した思い出があれば書いていきます。
それじゃあ、今日はこのへんで……。
アン、こちらは雪❄が降ってきました。
そっちはどうですか? 帰りの運転には気を付けてね🐻
アン、こんばんは🐻
暖かい日があったり雪❄が降って寒い日があったりと、寒暖の差がある日が続いてますが風邪ひいたりしてませんか?
さっきもかなり雪が降ってました❄
積もることはなかったですが、肌に刺すような寒さでした。
アン❗健康と運転に気を付けて下さいね☝
もうすぐバレンタインデーですね。
アンはもう用意していますか?
その中には義理チョコばかりじゃなく、本命チョコもあるのかなぁ?
俺もアンからチョコ貰いたいなぁ😊
義理チョコやないでぇ❗本命チョコが欲しいんやでぇ‼
普段チョコなんて食べないけど、アンが手作りしてくれた本命チョコならそれだけを晩ご飯にして食べてもいいと思ってるぐらいやでぇ‼
だから少し早い春風に乗せて届けてなぁ…。
…ということで、今日は【過去話】から『バレンタインデー』の話をします。
バレンタインデーに本命チョコを一番沢山貰ったのは高2の時でした。
義理チョコは毎年いくつか貰いますが、その年は7つも本命チョコをもらいました。
その中には去年もくれた人、同じ高校や他校の人も居ましたが、その中の1人というより3人1組でチョコをくれた人達が居て、その話をしたいと思います。
その人達と言うより、その子達と言ったほうが正しいでしょう。
その女の子達は小学6年生で、俺が自転車で通学してる途中に前を通る小学校の生徒です。
話によると最初1人が通学してる俺を見て「お兄ちゃん」になってほしいと思うようになり、それを友達に話すうちに3人共そう思うようになり、「バレンタインデーに手作りチョコを渡そう」となったそうです。
そしてバレンタインデー当日、いつものように通学してた俺の前に、道を塞ぐように立ちはだかり立ち止まった俺に、
「私達のお兄ちゃんになって下さい」
と言って紙袋を手渡されました。
「えっ❗」
となってる俺に、矢継ぎ早に話し出しました。
簡単に言うと「私達にはお兄さんが居ない」「お兄さんが欲しい」そして俺なら「お兄さんになってくれる気がする」と、勝手に答えまでイメージしていたのです。
その場では返事をするにも突然のことだったのでどうしようか困っていたら、彼女達もそれを見越していたようで、
「その中に3人それぞれ手紙を書いて入れてあるので後で読んでから返事を下さい」
と言って、学校内へ走って行きました……
>> 20
……俺は呆気にとられましたが、とにかく学校へ行かねば…と、紙袋を持って行きました。
学校内で手紙は読めないので(トイレはチョコを持って入るのは嫌だし、手紙だけコソッと持ち出すのを誰かに見付かる恐れもあるから行きませんでした)結局家に帰ってから手紙を読みました。
3人共同じような文面で本当のお兄ちゃんが欲しかったけど現実には無理だから俺にお兄ちゃんになってほしいと熱望する内容でした。
俺は一人っ子だからその気持ちは分かります。
俺もお兄ちゃんやお姉ちゃんが欲しいと思ったことがあるし、ある年齢からは弟か妹が欲しいと思ったこともありました。
だからあまり悩むことなく俺で良ければと思いました。
そして翌日…
いつものように通学して小学校の近くまで行くと彼女達が待っていたようで、ずっとこちらを見ながら立っていました。
俺は自転車を漕ぎながら彼女達に近付いていくと
「おはようございます。昨日は突然にすみませんでした。 それと緊張してて「おはようございます」って挨拶するの忘れたのと「失礼します」って言わずに行ってしまったこと、すみませんでした」
と挨拶と謝ってきたのです。
俺は「なんて可愛いんやぁ」と、きちんと挨拶しようと心掛けていることや素直な態度にそんな気持ちを抱きました。
「あっ!おはようございます」
と俺のほうがきちんと挨拶出来ていなかったです(反省)
「昨日はチョコレートと手紙ありがとう…チョコレート美味しかったよ」
「ホントですかぁ。 手紙も読んでくれましたか?」
「もちろん、3人分ちゃんと読みましたよ」
と、なぜか優しいお兄さん風に答えてました。
「……それで返事はどうですか?……」
「…それなんだけど、みんなのお兄さんになるって、どういう風にすればいいの?」
と質問したら、彼女達はそう聞かれると予想していたようで、相談することなく即答しました。
「時々私達に会ってくれて、勉強を見てくれたり、遊んでくれたり、映画観に行ったりとかしてくれたら嬉しいです」
俺もたぶんそのようなことだろうと予想はしていたのですが、確認しておきたかったのです。
「うん、わかった。 それじゃあ今度休みが合ったらどこか行こうか」
と、俺も急に3人も妹が出来たことでテンションが上がったようでその場でそんな約束をしました……
>> 21
……時間も無いので、
「また近い内に電話するから…」と約束して別れました。
その後学校へ行って、クラブの予定表を見たら向こう2回の日曜日は他校と練習試合があり、その先は未定ながらいつ試合が入るか判らないのでなかなか約束出来る日が決まりませんでした。
その旨を伝えようと早速その日の夕方、手紙に書かれてあった電話番号に電話をかけました。
当時は携帯電話など無い頃ですので自宅に電話をかけます。
別に悪い事をするわけでもないのに何故か緊張しました。
まず俺のことを知らない家族が電話に出たら俺のことをどう思うだろうか?
変な男(変質者的な)と思われないだろうか?
もし俺のことを家族に話してたとしても、家族は小学生の言うことを真に受けて何を電話してきてるねん!…と思われはしないか!?…といろんな不安がよぎりましたが、連絡を待っているであろうと思い、勇気を出して電話をかけました。
「もしもし〇〇です」
とお母さんらしき方が出ました。 「あっ、もしもし。はじめまして‥〇〇と申しますが〇〇さんいらっしゃいますか?…」
「あぁっ!!〇〇さん!?……ちょっと待って下さいねー。 〇〇ちゃ~ん!〇〇ちゃ~ん! 〇〇さんから電話来たよー」
…保留のメロディー……
「ハァハァ‥はい!お待たせしました。〇〇です…ハァハァ」
と、2階から(←勝手な想像)走って来たかのような息を切らせながら電話口に出てくれました。
一通りの挨拶の後、クラブの試合があってなかなか会える日が決められないことを伝えました。
すると少し残念そうな声で納得してくれたような返事をした後、
「ちょっと待っててもらえますか?」
と言い、俺が了解するとまた保留メロディーが鳴り始めました。
俺は待たせて何をしているのだろう…と考えるよりも、さっきのお母さん?の反応が気になって考えていました。
俺が名前を告げたら明らかに俺の名前を知っているかのような反応でした。‥ということは、お母さんは…いや家族全員が俺の名前を知っていて、娘の〇〇ちゃんに対して俺がどういう存在か知っているということか?
それを家族は認めているのか?
俺の存在を受け入れているのか?
否定しているのか?
などと、頭の中で問答をしているうちに保留メロディーが途切れました……
>> 22
……「もしもしお待たせしました。 お兄ちゃんさえ良かったら今度の土曜日の夜、クラブの練習が終わってからウチに来てくれませんか?」
と言うのです。
まず、スッと「お兄ちゃん」と呼ばれたことに驚いたのと、それ以上に驚いたのがまだ2回しか会ったことがない上に、俺がどういう人間か判らないのに、そんな人間を気軽に家に招くか?と不安というか、不思議な気持ちになりました。
「ええー、急に言われても……お父さんやお母さんも心配するやろうから……」
と、外で会うのではなく家にお邪魔するのだから両親は心配することはないのですが、あまりにすんなり招かれることに少し躊躇していた俺は、行くことを拒むかのような返事を返してました。
「今、お父さんとお母さんに言ったら「来てもらってもいいよ」って言ってくれました」
と言って来て、来るようお願いされました。
俺は思いもしなかった展開にまだ戸惑っていると、
「ちょっとお母さんに変わりますね…」
「あっ!! ちょっと待って…ちょっ…」
「あっ、もしもし~お電話変わりました。 私〇〇の母です。 以前から〇〇から話を聞いておりまして、先日はお会いになってお兄さんになって頂くようお願いしたそうで…子供の言うことに付き合って頂いてほんとにありがとうございます。 今子供から聞きますとクラブ活動がお忙しくてなかなか遊んでもらえないとの事で……〇〇さんさえよろしければウチはいつでもお越し下さって結構ですので、お時間がありましたら少しだけでもお越し頂けたら子供等も喜びますので、是非ともお越し下さい」
と、一気にまくし立てるように話してきました。その間、俺は相槌をうつことしか出来ませんでした。
まだ知り合って間がないことや迷惑になりはしないかと、なるべく断る方向へ話を持っていったのですが、お母さんの強い勧めがあり、今度の土曜日、クラブの練習が終わったらお邪魔します‥と約束して電話をきりました。
そして土曜日当日…。
その日も学校へ向かう途中で3人の妹達が校門から少し離れた所で立っていて、俺は自転車のスピードを減速しながら、
「おはよう」
と言って手を出します。
すると妹達も手を出してきて、
「おはようございます」
と言ってハイタッチをして通り過ぎます。
これが日課となっていました……
※続きはまた次回に…
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
昨日はかなりの時間❄雪が降っていましたが、今日は朝から天気が良く日差しが暖かで…ほんと体調の管理が難しいです😥
アンは体調管理はちゃんと出来ていますか?
では先日の『バレンタインデー』話の続きを書きます。
……いつものハイタッチで朝の挨拶をして、いつもならそのまま走り去って行くのですが、今日は立ち止まり、
「今日の夕方、楽しみにしてるから…」
と告げると、
「私達も楽しみにしています。 なるべく早く来て下さいね…」
と彼女達が笑顔で答えてくれました。
その言葉を聞いてからまた自転車を漕ぎ出し学校へと向かいました。
そして放課後、普段なら夜まで練習するのですがこの日は年に数回ある監督が居ない日で、ボール⚽を触らないで基礎体力向上の為の運動をすることになっていて、練習も夕方頃に終わります。
だから今日、彼女達と会う約束をしたのです。
練習は5時頃に終わり、サッサと着替えて、みんなに先に帰ると断りを入れてから自転車で校門を駆け抜けました。
本当はこのまま直接彼女達が待つMちゃんの家に行くつもりでしたが、汗をかいたので一旦家に帰ってお風呂に入る為、朝の通学時間の半分の時間で家に着きました。
お風呂から出てパンツ一枚の姿で俺は立ち尽くしました。
「アカン❗着て行く服が無い…‼」
バイトをしていたので多少なりとも服は持ってました。
ただヤンキーが着るような服しか持ってなかったのです…😨
どうしたものかとアレコレ捜したのですが、どれを取ってもこれからお邪魔するお家のご両親の顔が険しい表情になることは俺の頭でも想像出来ました。
パンツ一枚で行くわけにもいかず、悩んでいたら昨日の夜中に洗濯して干したクラブで統一してるジャージが目に入りました。
「もうこれしかない」
と思い、ジャージを手に取ると半乾き…。
室内干しだったのでまだ乾ききっておらず、特にウエストや襟、手首など生地が厚い部分はジメッとしていましたが、これしか着る物が無いので仕方無く半乾きのジャージ上下を着て家を出発しました。
手ぶらでお邪魔するのも何だから…と、途中でケーキを買ってから目的地であるMちゃんの家に着きました……
>> 24
……ピンポーン‼
「は~い❗」
インターホンから聞き覚えのある声、
「こんばんはー、〇〇です」
「☆*¥※£〒∽♯はい、今行きます…」
どうやらインターホンの受話器の向こうで彼女達が騒いでいたようで、いろんな声と奇声が聞こえてきました。
ガチャっとドアが開いて中から彼女達3人とお母さん、その横にはMちゃんのお姉さんらしき人が出迎えてくれました。
「あっ、はじめまして…〇〇〇と申します。今日はお招き頂いてありがとうございます」
と、生まれて初めて口から出た言葉に自分で驚いていました。
※ここでちょっと中断!
今の挨拶のところで氏名を言う時、〇〇〇と3文字で表しました。
そうです☝
俺の氏名は漢字で3文字です☝
名字が〇〇で名前が〇です。
しっぽの秘密の1つでした……話に戻ります。
「こんばんは…わざわざ来てもらってすみません」
「すみません…」
「すみません…」
とMちゃんに続いてTちゃんとYちゃんが挨拶、それに続いてお母さんが、
「Mの母です。 先日はお電話で失礼しました。それに娘からのご迷惑なお願いを聞いて頂いてありがとうございます。 とにかくまぁお上がり下さい」
と丁寧な挨拶を受け、俺は玄関に入り靴を脱いでスリッパを出してくれたお姉さんと挨拶を交わしてリビングへと案内されました。
中に入るとお父さんが椅子から立ち上がり、
「いらっしゃい…Mの父親の〇〇です。 今日はなんかMのワガママを聞いて頂いたようで…ほんとにありがとうございます。 何のお構いも出来ませんがゆっくりしていって下さい」
と、また丁寧な挨拶をされました。
それを受け、俺もさっきと同じ言葉で挨拶を返しました。
俺はお父さんは仕事で居ないだろうと勝手な予想をしていたので少し緊張感が増しました。
考えたら土曜日が休みの仕事かも知れないし、自営業かも知れないのに、勝手にお父さんは仕事で居ないと決め付けていました。
一通り挨拶が終わり、お姉さんらしき人はMちゃんのお姉さんで中学2年と解りました。
挨拶も終わったので俺はMちゃんの部屋にでも行って遊んだり話したりするのかな?と思っていたら、
「さぁさぁ、Hちゃんも手伝って…。 〇〇さん晩ご飯食べていってくれるでしょう…!?」
ええー‼
ちょっと遊んで話して帰るつもりで来たのに…なんか本格的に接待される感じなの…?と何故か不安な気持ちになりました……
>> 25
……「…いえ…僕は…今日はそんなつもりでお邪魔したわけじゃないので……」
と、初めてお邪魔したお宅で、挨拶が終わり、上がってからまだ数分しか経っていないのに、この急な展開に焦ってしまい言葉を選ぶ余裕も無く思ったことを発していました。
「いや~、そんなこと言わずに食べていって下さいよ! 〇〇さん、今日もクラブ活動されて来たんでしょ☝ 若い男の子はいくらでも食べられる! 遠慮なんか全然しないで食べていって下さいよ!……ねっ!!」
と、お父さんが言うと、
「ほんとにぃ…今日はそのつもりで沢山用意してあるので是非食べていって下さいね…」
と、お母さん。
「そうそう…一緒に食べよう」
「食べよう…」
「私等もよばれて帰るってお母さんに言って来たから…」
と、彼女達3人が、口を揃えてなんとか俺に食べるよう次々と説得?してきました。
そんな彼女達とご両親の勧めで晩ご飯をご馳走になることにしました。
用意された晩ご飯は焼き肉でした。
大きめのテーブルの上にホットプレートを2つ置き、1つはご両親とお姉さん、もう1つは俺と彼女達3人でホットプレートを囲みました。
食べながら彼女達はいろんな質問をしてきました。
「彼女は居ますか?」から始まり、身長、体重、趣味、得意な科目などなど…。
それを聞いていたご両親も、家族構成や将来の夢、どんな仕事をしたいかなど、まるでお見合いの釣書を作成するかのような質問責めにあいながらも、決して不愉快な気持ちにはなりませんでした。
食事と会話が進んでいくうちにお父さんはドンドンビールを空けていき、ワインに変えた頃には真っ赤な顔をしており、
「いや~今日は楽しい晩ご飯や~」
「M~、いいお兄ちゃんやなぁ~」
と酔った口調で話し出し、
「…お兄ちゃん…また今度も来てくれるかぁ?」
と、お父さんが俺のことを'お兄ちゃん'と呼びました。
「‥‥うん??」
と思いましたが敢えて否定はせず、ほろ酔い加減のお父さんに、
「お邪魔やなかったらまた寄せてもらいます」
と、答えると、
「…うん?…誰かお兄ちゃんのこと邪魔やと言う奴がおるんか? M❗お前か!? お母さんか!? Hか!?‥‥‥」
と、お母さんがお父さんの言葉を制止しようとしても聞き入れず、最後には、
「Tちゃんか!? Yちゃんか!?」と娘の友達にまで悪態?をつく始末です。
お母さんの話によると、TちゃんとYちゃんは……
>> 26
……Mちゃんと幼稚園からの幼なじみで、よくMちゃん家族とTちゃん家族、Yちゃん家族の3家族で旅行やバーベキューなどして、家族ぐるみの付き合いがあり、特にこのMちゃんのお父さんは彼女達3人を連れてドライブに行ったり、海水浴に行ったり、ゲームをしたりと交流が深く、時には本気で叱ったりして自分の娘のようにTちゃんとYちゃんを可愛がっているそうです。
だから酔っ払ったMちゃんのお父さんに言い掛かりのようなことを言われても腹が立ったり、嫌ったりしないそうです。
〔後日知ったのですが、Tちゃんのご両親は数年前に離婚して、今はお母さんと妹の3人家族で、特にお兄ちゃんやお父さんが欲しかったようで、俺がお兄ちゃんで、Mちゃんのお父さんがお父さんみたいな存在と言ってました〕
お母さんからそんな事情を聞いて、まだ彼女達に悪態?をついてるお父さんに、
「誰もそんな事言ってないですよ! 近い内にまた遊びに寄せてもらいます」
と、俺は大きくハッキリとした声で言うと、
「そうかぁ‥また来てくれるか!」
と少し涙声で言いました。
俺は「えっ?」と思ってお母さんをチラッと見たら、
「お父さん、無き上戸」
との事。
納得してお父さんを見ると、右手の小指を立てた状態を突き出してきました。
「あっ!指切り‥!?」
と、言うと、お父さんはニコォーっとして、俺が出した右手の小指に小指を絡ませて、
「🎵ゆびきりげんまんウソついたら…🎵」と例の歌を唄って約束を守らせようとしました。
「よしっ❗ お兄ちゃん食べよっ❗」
と「指切った❗」と言って満足したお父さんが俺に言いました。
俺は最初は食べるのを遠慮していたのですが、お母さんを始めみんながもっと食べろと催促するのと、お父さんの様子を見て、遠慮してるのは他人行儀(完全に他人ですが…)だと思い、そこからは遠慮しないで食べました。
当時は今と違いビールなど飲んでいなかったので(まぁ飲んでたとしても高校生の俺がこの家で飲むことは出来ないけど)ジュースで焼き肉を食べていたので、それにクラブ活動の後ということもあり、みんなの目が点になるほど食べに食べました。
みんなが食べ終わった後も食べ続け、結局テーブルの上にあった食材は全て無くなりました……
※また今回も書ききれなかったです🙇
また次回の楽しみにして下さい。
では、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日は仕事ですか?
頑張っているのでしょうか?
今日はわりあい暖かい一日でしたね😃
ベッドに横になって本を読んでたら日差しが暖かくて寝てしまってました🐻💤
では昨日の続きを書きますね✏
……ご飯を食べ終わった後ゲームをすることになり、2階のMちゃんの部屋にTちゃんとYちゃんと一緒に行きました。
ゲームといってもテレビゲームなどではなく、人生ゲームやドンジャラ?(子供用の麻雀みたいなもの)、トランプなどをして遊び、負けたら'しっぺ'をされるという健全なゲームをして楽しみました。
途中でお母さんがジュースとケーキを持って来てくれたので、どのケーキを選ぶか順番を決める為の'ババ抜き'はキャーキャー騒いでかなり盛り上がりました。
ゲームをしながら時計をチラッと見たら9時前になっていました。
「しまった‼ 夢中で遊んでいたから時間を忘れてた‼」
慌てた俺は、
「もう帰らないと…」
と、ゲームも終わり雑談していた会話を遮るように彼女達に言いました。
「ええー❗ まだいいやん❗ 私等も今日はMちゃん家で晩ご飯食べるから遅くなるって言うて来たし…。それに明日は休みやのに~。」
と言われ、少し考えましたが、やはり初めてお邪魔したお家に9時や10時までお邪魔するのはどうか?と思い、帰ることを告げました。
それを聞いて彼女達は不満を言ってきましたが、ちょうどそこにお母さんが、
「Tちゃん、Yちゃん、そろそろ帰らんとあかんよぉ」
と、言いながら2階に上がって来ました。
「ええー、まだ早いー❗……Yちゃん、今日は泊まろか!?」
と、Tちゃんが誘いました。
「うん❗ 泊まろか‼」
と、Yちゃんが同意。
2人でMちゃん家に泊まることをお母さんに告げました。
話を聞くと、彼女達3人はそれぞれの家によく泊まりあうそうで、月に1~2回は誰かの家に泊まってるそうで、それは平日の夜にもあって翌朝は3人で一緒に学校へ行ったりすることもあるそうです。
だから急に泊まることは彼女達には珍しいことではなく、それぞれの家族にとっても驚くことではないようなのです。
その意見を聞いてお母さんはお父さんに聞いてくると言って、一旦1階に降りて行きました……
>> 28
……1階でお母さんがお父さんに相談している間に俺は彼女達に今日は楽しかったことやご両親の印象やこの家庭の温かさなどを話ながらお別れの挨拶をしていました。
ゲームの途中から参加して一緒に遊んだお姉さんも「もう少し話しましょうよ」と言ってくれたのですが、
「また近い内に会えるから…」
「今日、まだちょっと足りないって思うぐらいで別れたら、今度会う時はもっと楽しいし、会うまでが楽しみになるから…」
と、言い聞かせるように言って、なんとか帰ることを了解してくれました。
それから俺は彼女達とお姉さんと一緒に階段を下りて行き、お父さんとお母さんが居るリビングに入りました。
ちょうどお母さんが電話をしていました。
聞こえてくるお母さんの言葉でTちゃんかYちゃんの家の人と話してるのが解りました。
しばらくして電話を切ったお母さんは、
「じゃあ、TちゃんとYちゃん、泊まる!?」
と、2人の親から了解を得た旨を伝えました。
喜んだ2人とMちゃんはさっき俺が帰ることに納得してくれたのを忘れたかのようにまた引き止めようとしましたが、俺が、 「さっき納得して解ってくれたんと違う!?」
と、3人に向かって言うと、それ以上何も言わず素直に聞いてくれました。
その様子を見てから俺が、
「今日は呼んで頂いてありがとうございました。その上、晩ご飯までご馳走になって、ほんとにありがとうございます。 遅くまでお邪魔してしまい…今日はこれで失礼します」
と、ご両親に言うと、
「あれっ!お兄ちゃんはまだええのと違う…」
と、お父さん。
「そうそう、この子達はあれやけど…お兄ちゃんはもう少しいいのと違う!?」
と、お母さん。
お母さんまでもがいつの間にか普通に'お兄ちゃん'と呼んでいた。
そう言ってくれるのは嬉しいけど、これ以上お邪魔するのは違うと思ってる俺は、帰ることを告げました。
名残惜しいと言ってくれるご両親に感謝しながら〈また来ます〉と約束して、玄関の外まで見送りに出てくれてるみんなに挨拶をして自転車を漕いで自宅へと向かいました。
以上が【過去話】の『バレンタインデー』に思い出がある話です。
この日を境に彼女達3人はもちろん、お姉さんにご両親との付き合いが始まり、やがてTちゃんYちゃんの家族とも付き合いが始まりました……
>> 29
……最初にお邪魔してから間も無く、彼女達3人を連れて遊園地に行ったり、映画を観たり、電車で観光地に日帰り旅行をしたりと、お兄ちゃんとして妹達と仲良く過ごしました。
Mちゃんの家はもちろん、Tちゃんの家もYちゃんの家も何度となくお邪魔したり、ご飯をご馳走になったり、お風呂もよばれたりもしました。
3家族で行く旅行にも都合が合った時(2回)連れて行ってもらったりもしました。
彼女達3人を始め、お姉さんやTちゃんYちゃんの兄弟(姉妹)の進路相談や恋愛相談、就職の相談まで受けたりと、その後の付き合いは今も続いています。
結婚した人や会社を立ち上げた人、中には芸能関係で頑張ってる人も居て年に1~2度会う人や電話だけの人、年賀状だけの付き合いになった人も居ますが、途切れずに今も続いています。
その時はまさかこんなに長い付き合いになるとは思ってもいなかったのですが、今こうして20年以上付き合いが出来る人達との出会いがあったのも、高2の時、バレンタインデーの日に通学途中でチョコと手紙をくれた可愛い3人の女の子と出会ったからです。
だから「バレンタインデー」と聞くと、この時の出会いと思い出が蘇ります。
あと3日でバレンタインデーです。
アンは誰に送りますか?
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたか?
この時間なら、まだ頑張ってるかな!?
ファイトですよ💪
先日の手紙から今日、こうして手紙を書くまでの間に退院しました🙌🎊💐
だからこの手紙は自宅から書いています✏
やはり病院のベッドで書くより、自宅のソファーで書くほうが気持ち的に楽です😊
そんな嬉しい気持ちになっている俺なのに、寂しい気持ちになっている部分があります。
それは今日はもう16日なのにアンからバレンタインのチョコが届いていないことです😢
もう2日も過ぎてます😭
ちゃんと春風に乗せてくれた❓
ちゃんと〔しっぽさん宅〕って書いてくれた❓
届いてないねん😭
病院に届いてるのかなぁ❓
今度通院した時に届いていないか聞いてみよう…。
アンは今年のバレンタインはいくつチョコを渡しましたか?
義理チョコはいくつ?
本命チョコは渡したの?(まぁ、俺んとこに届いてないから渡してないのは知ってるけどね☝…と厚かましい自惚れ…)
今から外出します。
さっき友達から電話があり晩ご飯を誘われました。
たぶんお酒も勧められると思いますが、しばらくの間は控えておくことにします。
お正月前後は呑みましたが、それ以前もそれ以降もお酒は呑まないようになっていて、先日も言ったように睡眠時間も長くなりつつあるので、このリズムのようなものを大きく崩さず、なるべくキープしたいと思います。
でも集まりや冠婚葬祭などではみんなと同じ輪(ペース)で楽しみたいと思っています😊
あっ❗
でも今年貰ったチョコはウイスキーボンボンのような、ウイスキーやブランデー等のお酒が入ったものばかりなので、それを毎日少しずつ食べてるので毎日〈晩酌?〉してるようなもんですね😁
毎年義理チョコをくれる人は、俺が普段はチョコを食べないのを知っているので、お酒とかチョコでもお酒入りのをくれます。
だから毎年バレンタインデーからしばらくは晩酌(お酒入りチョコ)する日が続きます。
今日も昼過ぎに食べたから、もうお酒呑んだのと同じことやなぁ~。
だったら今から友達と晩ご飯を食べる時も呑もうかなぁ~!?
アンはどう思う…!?
返事があったら呑まない❗
返事がなかったら呑む❗
どう❓
この誘導作戦⁉
では行ってきます🐻
アン、こんばんは🐻
一昨日まで雪❄が降って寒かったですね😫
和歌山は積雪1㎝だったそうです☝
(1㎝って‥‥😁)
アンのところも雪❄降ってたね☝
一昨日、用事があって電車で兵庫県へ行きました🚃🚃🚃🚃🚃
アンと偶然出逢えるかな!?と少しだけ期待していたのですが、残念ながら今回も逢えませんでした😢
最近はこの場所で書くネタがないか?といつも頭の中にあるので、電車から思い出がある【過去話】をしたいと思います。
題名を付けるなら『南海高野線の女性』
この女性と出逢ったのは今から20年程前。
俺は大阪市内に住む友達と会うために電車で南海電車の難波駅まで行き、そこから道頓堀までぼちぼちと歩いて行きました。
ぼちぼち歩いたのは友達との待ち合わせ時間に1時間以上も余裕があったからです。
それは待ち合わせ時間を約束したものの、友達は「急に会社から連絡が入りちょっとだけ出社してるので少し遅れるかも知れない」と連絡をくれたのですが、俺はその時、既に電車のホームに立っていたので帰るわけにもいかず、そのまま到着した電車に乗り難波に向かったからです。
時間をつぶすかのように歩きながら気になった店に入っては見たりしてました。
ある靴屋さんに入って良さそうな靴を手に取り、椅子に座って試着(靴も試着って言うのかな?…試し履き?)をして、
「ちょっと小さいかなぁ?」と思い、靴を脱ごうとしたら、女性が、
「あのう…失礼ですけど何センチの靴を履かれてますか?」
という声が頭上から聞こえたので顔を上げると二人の女性が俺を見ていました。
「…ん?」
後ろを振り返ったら棚に並べられた靴があるだけでした。
「…俺ですか?」
「はい!突然すみません。」
「…???…どうしてですか?」
「すみません、突然へんなこと聞いて…。実は彼女が彼に靴をプレゼントしようと思っているのですが、靴のサイズを忘れてしまったらしくて…たぶん26から7ぐらいだったらしいのですが…」
「はぁ‥!? でも俺に聞いても彼氏と同じかどうか判らないでしょ」
「いえ…なんか背格好が似てるらしくて、ひょっとしたら同じぐらいのサイズじゃないかと思いまして……」
背格好が似てるからといって靴のサイズが同じかも…と短絡的に結びつけるのもどうかと思いましたが……
>> 32
……俺のサイズを知ることで助けになるなら断る理由もないので、
「あぁ判りました。 26.5センチです」
と答えると、
「26.5ですか。 ありがとうございます。 あっ!ちょっと立ってもらえませんか?」
〈なんで?〉と思いましたが〈もう、ついでや〉と思い、何も言わずその場で立ち上がりました。
「あっ!すみません…靴を脱いで立ってもらえませんか?」
〈はぁー? 何でやねん!〉と思い理由を尋ねようと思ったら、
「ほら〇〇! あんたも靴脱いで横に立って…」
と、彼氏にプレゼントをする女性に言い、彼女の肩を掴んで俺の横に立たせました。
彼女は急いで靴を脱ぎ、俺と彼女は試着用の赤いマットの上に靴下のまま立ちました。
二人の身長差を確認するかのように目を左右させながら、
「〇〇、どう? □□君と同じぐらいと違う?」
と聞かれ、俺の横にいた彼女が自分との身長差を確認しようと仮想彼氏の俺を見ました。
俺はそのまま正面を見ていれば良いのに、彼女がこっちを見たと同時に俺も彼女の方を見てしまいました。
近い距離で目と目が合ってしまい、急に恥ずかしくなりサッと顔を正面に戻しました。
それは彼女もそうだったと思います。
同じくサッと顔を戻しました。
〈俺はナニ見てるんや!俺が彼女を見たって身長差が判るはずないやろが!!〉と自己反省してると横の彼女が、
「同じぐらいと思う」
と友達に答えました。
「そうよなぁ、同じぐらいやなぁ」
と友達の女性は再度二人を見比べました。
「身長は何センチですか?」
と隣の彼女。
「172です」
本当はその頃は171あるかないか!?だったのですが、見ず知らずの女性二人の前で1センチでも高く思われたいと思った自分の人としての小ささに再び自己反省‥‥身長の大きさよりも人として大きくならねば……。
そんなことを思っていたら突然横の彼女が、
「あっ!足の大きさ比べたことある!」
と何かを新発見したような笑顔で友達に言いました。
「…足の大きさって、どうやって比べたの?」
と友達が尋ねると、
「家で足の裏同士合わせたことあって「大きい足やなぁ~」って言いながら足の裏同士を合わせたことがあって、その時私の親指が□□君の親指の第一関節までしかなくて小指は小指まで届かなかったのを覚えてる」
と説明……
>> 33
……説明を聞き納得した友達は目線を俺の方に向けました。
〈うそぉー!! それお願いするつもりぃー!?〉
‥‥宝くじは当たらんのにこの予想は当たった。
「すみません…聞いてのとおり、足の裏を合わせたら正確なサイズが判るみたいなんで、合わせてもらえませんか?」
〈そんなんで正確に判るかぁ?〉と思ったのと、この友達は彼女の許可!?も無く何を勝手に話を進めているんだと思いました。
だって当時は俺もまだ二十歳そこそこの若者でオッサンではないにしろ、初めて会った見ず知らずの男性と靴下を履いた状態とはいえ足の裏同士を合わせるには、それなりの勇気がいるはずです。
自分で言うのはおかしいけど〈この人、足臭くないやろか?〉とか〈臭いの移れへんやろか?〉など、知らない男性と足の裏同士を合わせても決してプラスなことはなく、マイナスなことしか想像出来ないのに、彼女にどうするか伺いもたてずに勝手に話を進めるこの友達に目が点になりそうでした。
確かに彼女から自分で彼氏と足の裏を合わせたことがあるって思い出して言葉を発したけど、それを実行したいとは言っていないのに……。
俺は何も言わず一旦椅子に座りました。
〈もう自分の靴を履こうかな‥〉と思ってたら、
「すみません…足の裏、合わさせてもらえますか?」
と横の彼女が恥ずかしそうな‥申し訳なさそうな表情で言ってきました。
〈オォーイ! お前は納得済みかい!!〉
と半分呆れた反面、それほどまでして彼氏の為にピッタリの靴をプレゼントしたいという彼女の想いに心を打たれ、俺は手を貸す(足を貸す)ことにしました。
と言っても試着用の椅子はそんなに長くはなく、俺と彼女が座って脚を伸ばして足の裏を合わせることは無理なので、彼女を椅子に座らせ脚を伸ばし、俺は片足屈伸するような体勢で片足だけを椅子の上に置き、なんとか彼女と足の裏を合わせることが出来ました。
「あぁっ!ピッタリー!!□□君と同じ大きさやぁ~!!」
と、嬉しそうな声をあげました。
‥‥こうしてサイズが確定?してから、彼女がプレゼントするために買う予定の靴を俺が履き、履き心地の感想を伝え、結局最初手にしていたサイズより5㎜大きい靴を買うことになりました。
選んだ靴を手に二人は丁寧にお礼を言ってからレ別れてジへと向かいました……
※今日はこのへんで‥
また次回にね😃
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日は一日曇り空☁で夕方から雨☔が降ってきました。
アンの所も降ってますよね☝
車の運転には気を付けて下さいね☝
それでは前回からの続きを書きます✏
前回の話の最後の方で書き間違いがあったので、そこを書き直しながら進めていきます。
……選んだ靴を手に二人は丁寧にお礼を言ってからレジの方へ行きました。
そこで彼女達とは別れました。
その後も俺は残り、店内の靴を見て回って一足の気に入った靴を買って店を出ました。
それからも服を見たり雑貨を見たりしながら時間を潰しました。
友達と待ち合わせしている場所は居酒屋で、予約を入れてくれていたので予約時間ちょうどに店に着きました。
友達が少し遅れることは聞いていたから時間通りに店に入っても一人でどれだけ待つことになるか分からないので〈まだ入るには早いかなぁ?〉と頭の中をよぎったのですが〈予約してあるのに遅れると店に迷惑が掛かるから…〉と思い、店内に入ることにしました。
予約した友達の名前を伝えると奥の方にある座敷部屋に通されました。
座敷部屋にはテーブルが5つあり、俺は一番端のテーブルの上に[予約席]の立て札が置かれてある場所に案内されました。
案内された席に座ってとりあえずビールを注文してから、改めて座敷部屋を見てみると反対側の端のテーブルには家族連れらしき大人二人と子供三人が座っていて、その手前のテーブルは空いていて、もう一つ手前のテーブルにはカップルが座ってました。
そしてその手前、つまり俺達の横のテーブルも空いていました。
この座敷部屋に来るまでの途中で見たカウンター席や椅子に座るテーブル席もそれぞれ半分程が埋まっている状況だったので〈これやったら予約せんでも良かったなぁ。そしたらもう少し時間を潰してから来たのに…〉と後悔しても今更仕方無いことを思いながら運ばれて来たビールを一口呑みました。
「遅れるから先にやっといて🙏」と友達にも言われていたので適当に何品か注文しました。
テーブルの上に置かれてあるメニューや壁に貼られてあるポスターやポップ等を見ながら一人で食べながら呑んでました。
3杯目のビールを注文したのを運んで来た店員さんの後ろを別の店員さんがお客さんを連れて座敷部屋へと案内しているのがチラッと見えました……
>> 35
……俺は手渡されたビールジョッキを受け取り、空いたジョッキを渡す時に、後ろから来てたお客さんの方を何気に見ました。
ちょうど座敷に上がろうと背中を向けて座りながら靴を脱いでいるようでした。
〈女性の二人組かぁ〉と友達で無いことが判り、また料理に箸をつけようとしたら、
「あっ❗ さっきの…」
と少し大きめの声が聞こえたので、
〈何や…?〉
と、声のする方を見たら、数時間前に靴屋さんで会った女性二人が驚いた顔をしながら立っていました。
「あぁ~❗」
と今気付いた俺を再確認するかのように、
「さっき靴屋さんで会いましたよねぇ!…先程は失礼な事をお願いしてほんとにすみませんでした」
と、靴を買うのに付き合っていた女性(A子)が言いました。
その言葉に被せるように
「ありがとうございました。 お陰でピッタリの靴を買うことが出来ました」
と、靴が入っている紙袋を前に突き出すようにしながら言ってきた、プレゼントの靴を買った女性(B子)
「いえいえ! 役に立てたんなら良かったです」
そんなやりとりを俺は箸を持ったまま、彼女達は立ったまましていました。
とりあえず座ろうと思ったようで、A子は自分達のテーブルの俺と同じ側に座り、B子はA子の向かい側に座りました。
座った後もすぐA子は横を向き、俺の方をみながら、
「お連れさんと待ち合わせですか?」
「うん、そうなんやけど仕事でちょっと遅くなるらしくて…」
と、俺はあらかじめ遅くなることは聞いていたけど予約時間がきたから仕方無く一人で先に入ったことなど詳しく説明することなく、そう言いました。
するとA子が、
「まだまだ来そうでないですか?」
「うん!? どうかなぁ?急に会社から呼ばれたみたいなんでトラブルかなんかで時間かかってるかも知れへんなぁ」
実際、会社から呼ばれたことは聞いていたけど、トラブルなのか?何なのか?は友達も言わなかったし、俺も聞かなかった。
そんなことを聞いても急に仕事なんだから仕方無いし、仕事を理由に遅刻しそうなことを嘘をついて誤魔化すような付き合いではないし、そんな奴ではない。
「そうなんですか…。 それじゃあお連れさんが来るまで一緒に話しませんか?」
一人で呑んでいてメニューも暗記しそうなほど見飽きた俺にとっては〈話し相手が出来る〉という願ってもない素晴らしい提案に喜んで賛成しました……
>> 36
……「じゃあ、そうしましょう」
と、明るく返事をしたA子が、
「あっ❗ でも一緒に話しててお連れさんが来たら変に思われないですかね?」
「いやぁ別に…。 かえって喜ぶと思うよ」
後からやって来る友達は数ヶ月前に彼女と別れたからきっと喜ぶと思った。
「喜ぶかなぁ? 待ち合わせ場所に行ったら見ず知らずの女性二人と楽しそうに話してたら、気ィ悪くなると思うけど…。なぁ、B子!?」
と、A子がB子に同意を求めるかのように聞いたところで、俺はB子が返事をしようとするのを遮るように、
「えっ⁉ 待ち合わせしてるの男友達やで❗」
「あぁ~そうなんですか‼」
と、A子はB子を見ながら返事をした。
「てっきり彼女と待ち合わせしてるもんだと思ってました」
と、明るく笑うA子。
それにつられて笑うB子。
〈男友達で悪かったなぁ❗ 彼女と待ち合わせと思ったのはそっちの勝手じゃい‼💢〉
と思い、苦笑する俺。
それじゃあということで話しやすいように、隣のテーブルと遮るために置かれてた1㍍以上もある'ついたて'を取り除き、彼女達のテーブルをこちらのテーブルにくっつけた……
今日はこのへんで😃
続きはまた次回にね☝
それじゃあ、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
まだ仕事ですかね❓
頑張ってますか❓
あまり頑張り過ぎないようにね☝😊
では昨日の続きから書きますね✏
……彼女達のテーブルをくっつけて間も無く、店員さんが彼女達のテーブル近くの暖簾を開けました。
おしぼりと水が入ったグラスを持って来てのです。
「あっ!お連れ様でしたか?」
と、店員さんが尋ねてきました。
「いえ~違います」
と、明らかに俺に対する問い掛けだったのに、A子が先に返事をしました。
「それなら申し訳御座いませんが、お席を離してお使い頂くか、お話しされるなら同席でお願いできますでしょうか…」
ごもっともな意見を店員さんが言いました。
4人で座るテーブルをくっつけて3人で使おうとしていたのだから言われて当然で‥そんなことに俺も彼女達も〈一緒に話しましょう〉が優先してしまい、気が付かなかったのです。
「あっ…どうもすみません。 同席します」
と、俺が言うと、
「申し訳御座いません」
と、言って座敷に上がりテーブルを元に戻そうとする店員さんを彼女達も手伝い、俺は'ついたて'を元に戻した。
俺が居るテーブルに彼女達が腰を下ろしたところで、店員さんが改めて注文を聞いてきた。
二人とも生中を頼み、料理も何品か頼んだ。
店員さんが去った後、改めてB子が靴屋での件にお礼を言ってきた。
「先程は本当にありがとうございました。助かりました」
それに続きA子も、
「すみませんでした。突然の事で驚かれたでしょう…?」
「ホンマに最初ビックリしたよぉ! あまりにも突然に‥しかも予想もつかないこと聞かれたので一瞬、脳が停止したもん(笑)」
「そうですよねぇ! ビックリしますよねぇ…なんか顔がキョトンとしてましたもん(笑)」
「そらキョトンとするよぉ、急に靴のサイズ聞かれたから‥一瞬〈店員さん?〉と思ったけど鞄を持ってて‥二人で居たから…」
「でも、スッと答えてくれたじゃないですか…」
「だって聞かれたら答えるやろう…」
などと会話をしていたら彼女達のビールが運ばれてきました。
「無事、靴が買えたことにカンパーイ🍻」
と、A子の乾杯の音頭でジョッキを合わせてから呑みました。
まだ彼女達が注文した料理が運ばれていないので俺は、
「ちょっと箸をつけてあるけど良かったら食べて…」
と、料理を勧めました……
>> 38
……「じゃあ、遠慮無くいただきまーす」
と、A子が言い、B子も
「いただきまーす」
と、箸をつけました。
俺は、友達がいつ来るか判らなかったので〔お造り五種盛り〕〔天ぷら盛り合わせ〕〔タコわさ〕〔茄子の浅漬け〕等々、天ぷら以外は温かくない物(元々常温の物)を注文していて、天ぷら盛り合わせぐらいは待ってる間に一人で食べるだろうと思い、そんな内容の料理ばかりがテーブルの上に並んでいました。
お造りも食べてもらえるよう、目の前に置かれてある小皿2枚に醤油を入れてる俺に、A子が、
「冷たい物が多いですねぇ…好きなんですか?」
〈えっ!冷たいかなぁ?温かくはないけど常温の物ばかりと思うけど…お造りの下に氷はひいてあるけど…。それに温かい物を注文していないのは友達がいつ来るか判らないからで……〉と思ってたら、
「お友達がいつ来られるか判らないから冷めない物を頼んでいるのよ」
と、B子が俺の考えを推理してA子に言いました。
「ああ~そうかぁ。なるほど、そういうことかぁ」
と、納得して、
「これ、貰ってもいいですかぁ?」
と、天ぷらの盛り合わせの海老を箸で摘まみながら俺を見て'許可'を待ちました。
アンも知っての通り、俺は海老が大好きです。
人生最後の食事は海老料理と決めているぐらい海老が大好きです。
俺は決して好きな物を最後まで取っておいてから食べる‥というタイプではないですが、順番に他の物も食べながらその時が来たら海老を食べるつもりでいただけで、間違っても他人に食べてもらう為に残していたわけではありません。
でもその他人に…初めて会った女性に〈ちっちゃい奴っちゃなぁ‥セコい男やなぁ〉と思われたくないと、変な見栄?を張り、清水の舞台から飛び降りる気持ちで'許可'を出すことにしました。
それに既にもう海老を箸で摘まんでいる状況を覆すほど勇気がある男ではありません(笑)
「うん! 遠慮せんと食べてよ😊…」
と、笑顔で'許可'を出すと、
「いただきまーす」
と、口の中に収めてしまいました(涙)
「この子、海老が大好きなんですよ」
と、B子が言い、
「一緒にご飯食べたら一口も海老が口に入らない時もあるぐらいで…」
と、B子は続けて言いました。
「それはB子が食べないだけやんかぁ」
と、A子は認めたくないのか弱い抵抗をしました……
>> 39
……しばらく'海老争奪'についてやりとりしていた彼女達の前に注文した料理が運ばれて来ました。
〔海鮮サラダ〕〔エビマヨ〕〔海老グラタン〕を含む5品が運ばれました。
〈海老ばっかりやん😲〉〈5品中3品が海老って…〉
A子が店員さんに注文してる時、俺はB子とお礼の続きを聞いたり、自己紹介をしていたので注文内容を聞いていなかったのです。
「ホンマに海老が好きなんやなぁ」
と、感心するようにA子に声を掛けると、
「うん!好き! 明日、地球が爆発するってなったら、ずっと海老食べながら死ぬ!!」
って言うのです。
〈ええー!! 俺と一緒やん!!〉
同士が居た!と嬉しくなり、
「俺も同じこと考えたことある! 俺もむちゃくちゃ海老が好きやねん」
「ええー!!うそー!!」
「ホンマ!ホンマ!」
「ホンマにー!? それやったらさっき海老天貰って悪い事したなぁ~」
「……いやぁ~それはええねん…海老好きなんかなぁ~って思って…それなら食べてくれていいよって思ったから……」
「そうなん…それやったら良かったけど……」
と、A子は俺が自分と同じ『海老好き』と分かって〈悪い事したなぁ〉というような反省した顔をしていました。
それからは俺も彼女達が注文した料理に箸をつけ、友達が来るまで残しておくはずだったお造り等の料理も平らげて、テーブルの上には何回目かに追加注文した料理が所々摘まれて残った状態で、後はお酒を呑みながら話し込んでいました。
先程の靴屋さんでの出来事… 「普通、身長合わせたり足の裏合わせたりするかぁ~」などと、あの時の心境や靴をプレゼントする彼氏のことや彼氏との悩み、俺やA子、B子、それぞれの履歴のようなことなど、話は尽きることなく続いてました。
時間も忘れて話に夢中になっていたら、
「お連れ様お見えになられましたー」
と、店員さん。
「ごめん!ごめん!遅なって…」
と、友達が謝りながら入って来ました……
続きが気になりますか?
残念ですが今日はここまで…🙇
9時に友達が来るのです。
これから男6人でクラブのOB会開催について話し合うのです。
では、また次回にね☝
おやすみなさい🐻
>> 40
アン、こんばんは🐻
今日は昼から晴れてきて☀暖かくなりましたね☝
もう仕事は終わりました❓
疲れているでしょうが気を付けて帰って下さいね🚗💨💨💨
それでは昨日の続きを書きます✏
……遅れて来たことに謝りながら座敷部屋に入って来た友達(N)は、俺を見つけたと同時に彼女達の存在が目に入ったので唖然とした顔で目が点になっていました。
「えっ!どういうこと?……」
「おぉー!遅かったなぁ!!」
「こんばんはー!」
「こんばんはー!」
と、俺と彼女達がNの質問を無視して返すと、
「こ・こんばんは…… おい!どういうこと?……」
と、この状況が把握出来ず、思考回路が止まりそうになるのをなんとか打破すべく再度俺に質問をぶつけてきました。
「おおう!まぁな…ちょっと前に知り合って……今‥付き合ってんねん…」
と、少しはにかみながら俺が言うと、隣に居たA子が、
「はじめまして…○○○○と言います…」
と、Nの方を見ながら挨拶をしました。
A子とは何の打ち合わせもしていないのに、俺がNを驚かそうとしているのを瞬時に察知して話に乗ってくれたのです。
「ええー!!ホンマかぁ!?‥あっ、はじめまして…しっぽの友達の○○○○です。 …うわぁ‥ホンマにかぁ…!?」
「まぁ、そういうことなんや! それで今日はA子の友達にも来てもらったんや…」
「こんばんは」
と、B子が2回目の挨拶をしました。
「あぁ~、こんばんは」
Nは俺とA子の関係を知り、戸惑いながら俺達2人を交互に見ていた目をB子に移して挨拶を返した。
俺の頭の中で出来た次の作戦を実行しようと思った時、
「この子、今フリーで彼氏が居ないんで、しっぽさんに誰か良い人紹介してあげて…って言ってたら「今日友達と会うから一緒に行くか」って言われて2人で付いて来たんです」
と、A子はまるで俺と作戦会議をしたかのように俺の頭の中の作戦を先に実行したのです。
俺が何の前触れも無く突然彼女を連れて来ただけでも処理しきれていないのに、自分に紹介したい女性まで連れて来ていると聞かされ、処理機能がオーバーワークしたようで、
「ええー!ナニ!ナニ!言うてること分からん!言うてること分からん!」
と、傷ついたCDのように同じことを何度も言ってました……
>> 41
……俺と同じく頭の中のCPUの値が小さいNはなかなか現状が把握出来ないまま立っていたので、
「とりあえず座りよ」
と、俺が声を掛け、俺の向かいの席、B子の隣に座るように手振りをすると、
「失礼します」
と、礼儀正しく言って座りました。
あまりに緊張しているように感じたので、店員さんが水とおしぼりを持って来てNがビールを注文した後に、
「うそ!うそ!冗談!冗談!…」
と、作戦だったことを告げると、
「な~んや!そうやったんかー! そうやないか~と思ってたんやぁ」
と、安心したような、騙されてたことが恥ずかしかったかのような顔をして笑って話しました。
「ごめんなさいねぇ」
と、謝る彼女達を見て、
「いやぁ~、おかしいと思ったけど、実際に目の前に知らない女性と並んで座ってるのを見たら、ホンマなんやぁ~って思ったわ」
「すまん!すまん!……でも何の打ち合わせもしてないのに、上手いこと俺の話に乗っかってくれたよなぁ!?」
「そうでしょう(笑) しっぽさんの話を聞いていて〈引っ掛けてるな〉ってすぐ解ったんで、乗ってやろう~って思って(笑)」
と、全て作戦だったことを改めて話しているのを見て、Nはようやく全貌を理解したようで、
「いやぁ~ホンマ、マジで驚いたわぁ(笑)」
と、安堵したように笑いながら言いました。
それからはNに彼女達と知り合った靴屋さんでの出来事と、その後Nが予約したこの店で偶然彼女達と再開して一緒に呑むことになったことや、ここまで3人で話したことをなぞるようにNを中心に話しをしながら楽しい一時が過ぎました。
話しも中頃になった時、Nが今日、俺を呼び出した理由を話し出しました。
「実はな…俺‥彼女出来てん!」
「ええー!!ホンマかぁ!?」
「ホンマやねん」
「さっき騙されたから俺を騙そうとしてるんと違うかぁ?」
「ちゃう!ちゃう!ホンマの話や!」
「ホンマかぁ!?」
「うん!そうやねん! それでさっき俺にB子さんを紹介するようなことを言われたんで困っててん…」
それを聞いて〈なるほど!どうりで驚かそうと、俺に彼女が出来たことや、その彼女の友達を紹介しようとしただけなのに、驚いたような態度や表情がちょっとオーバーやなって思っていたけど‥そんな背景があるから困っていたからか…〉
と、Nの驚きようがオーバー気味だった理由が判りました……
>> 42
……「そうかぁ! 良かったやんかぁ!」
俺はNに初めて彼女が出来たことを素直に喜んで言いました。
「うわぁ~良かったですねぇ」
「良かったですねぇ」
と、ほんとは関係ない彼女達も、今だけは関係者なので俺と同じように祝福の言葉を掛けてくれました。
それからはNの彼女との出逢いから今現在の状況の話や、それぞれの仕事や人間関係など、いろんな話をしました。
どれだけ時間が経ったでしょうか……。
「すみません。ラストオーダーになりますが、何かご注文は御座いますか?」
と、店員さんが来た時、A子が時計を見て、
「ああー!! もうこんな時間だぁー!!」
時間は午前0時前…。
時間を知った4人はラストオーダーどころか精算をお願いして、慌てて会計を済ませました。
遅れて来たから…とNが一括して支払い、俺が後で半分渡すということも瞬時に決まり、彼女達二人は俺達にきちんとお礼を言って店を出ました。
店の前で早口言葉のような会話をして、結果NとB子は同じ方向と判り、俺とA子が同じ方向で、しかも南海電鉄の難波駅で電車に乗ることも同じと判り、それぞれ2組なり別れました。
俺とA子は地下鉄の入口を探しながら走りましたが、二人共馴れない場所で入口が見つからず、ハッキリと表示された案内板でも見付からない限り、脇道を入って冒険するほどの時間に余裕も無いので、とにかく終電に間に合うよう難波駅に向かって走りました……
ちょっと疲れてしまいました✏
続きはまた次回に…。
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日は一日中☔雨でしたが、さほど寒くはなかったように感じました。
もう、そこまで🌸春🌸が近付いているのかな…?
アンは今日仕事だったのかな?
仕事でも休みでも精一杯だった一日で終えて下さいね☝
それでは昨日からの続きを書いていきます✏
……俺とA子は走りながら地下鉄の入口を探していたけど見つからず、もう少しで難波駅と判ってからは入口を探すのを止めて〈もうこのまま駅へ行こう〉と決めて、走る速度を少し上げました。
息を切らせながらなんとか難波駅に着き、エスカレーターを使わず階段を駆け上がってる途中、
「キャアー‼」
少し前を駆け上っていた俺がその声に後ろを振り返るとA子が階段の途中で四つん這いの状態で倒れていました。
「‼……大丈夫か⁉」
慌てて駆け下りA子に声を掛けたら、
「ううっ~! だ・だいじょ~ぶ…それよりしっぽさん、間に合わないから先に行って!!…」
「なに言うてんねん! どこか打ったんか?」
「……あ・足の脛‥ちょっと打ったみたい…」
「ほんまか!…大丈夫か?」
「……うん…大丈夫…」
「立てるか?」
そう言ってA子が立ち上がるのを手伝った。
ひとまず立たせてから、手から離れて飛んだ鞄を拾いA子に渡そうとした。
それを受け取ろうと差し出したA子の片手の手の平が黒く汚れていたのが見えたので、鞄を渡さずハンカチを手渡した。
「……? ありがとう」
鞄ではなくハンカチを手渡されたA子は一瞬、
「なに?」って顔をしたけど、自分の手の平を見て納得したようで、お礼を言いながらハンカチを受け取った。
「大丈夫か? 血ぃ出てないか?」
汚れた手の平をハンカチで拭きながら出血していないか確認していた。
「うん、出てないみたい…」
そう言って反対の手の平も汚れを拭いながら出血の確認をしていた。
自分で見る限り両手から出血していないのを確認したA子が〈大丈夫〉と言わんばかりに両手の手の平を俺の方へ差し出した。
「‥‥うん、出てないな!」
幸い出血はしていなかったけど、手の平はまだ黒い汚れが残っていたので、
「まだ手ぇが汚れてるなぁ! トイレ行って洗おうか」
「…うん。 でも私一人で行けるから…しっぽさんだけでも電車に乗って…」
自分は転けてしまったからもう終電は諦めたけど私のせいで俺に終電を乗れなくさせるわけにはいかないと思ったようだ……
>> 44
……俺がA子の立場なら俺も同じことを言うだろうけど、A子が俺と同じ立場なら、そんな状態の人を置いて自分だけ終電に乗って帰るだろうか?
そんなことを考えるまでもなく、
「大丈夫!大丈夫! 何とかなるって…」
何がどう何とかなるのか根拠も無いのに自信あり気にそう答えた。
「……でも……」
「大丈夫やって! それより歩けるか?」
そう聞かれたA子は歩けるか試す前に服やジーンズについた汚れを払おうとした。
手で数回、パンッ!パンッ!と叩いたが思うように取れないのか!?、
「ちょっと鞄貸してもらえます…」
そう言われてA子の鞄を手渡した。
鞄の中からタオル地のハンカチより一回り大きな布を取り出し、膝やお腹の辺りを拭きだした。
俺は鞄を渡した代わりに受け取った自分のハンカチの白い部分を探して同じく膝や裾、肘の辺りを拭くのを手伝った。
大まかな汚れは取れたものの、まだ黒く汚れた箇所が残っていたので、一旦拭くのを止めて、
「トイレ行って、手を洗って、ハンカチも濡らしてからもう一回拭こか」
そう言って、トイレに行くことを勧めた。
後で思ったことだけど、年頃の女性に「トイレ行って…」はアカンかったなぁと思いました。
やはりそこはトイレではなく「御手洗い」と言うほうが紳士的だったのでは?と思いましたが、当時は二十歳そこそこの若僧の俺には、そんな言葉は引き出しにはありませんでした。
「歩けるか? 大丈夫?」
再びA子の鞄を片手に持ち、体を支えるようにA子の肘を持ち、歩けるか様子を見た。
特に痛さを感じる片足を庇うように歩き出すと少しだけヒョコヒョコとした歩き方になっていた。
「…大丈夫か?」
どんな具合か聞いた。
「…うん…何とか大丈夫みたい…」
「とりあえず階段の下までこのまま行けるか?」
「…何とか行けそう」
そう答えて階段を2~3段降りた所でグラッとよろめいた。
「だ・大丈夫か!!」
思わず支えていた肘をギュッと握り、持ち上げた。
「ビックリしたぁ~」
A子は痛めた足に思いの外、力が入らなくてよろめいたことに驚いていました。
このままの状態で階段を降りるのは無理と判断した俺は、肘を支えていた手を外し、肩を貸すことにした。
俺が急に腕を取って自分の首に回したもんだからA子は、
「えっ…!」
と、小さく驚いた声を上げた……
>> 45
……A子のその声が聞こえて俺は〈あっ!〉っと思った。
許可も無く?突然女性の脇腹辺りに自分の体を入れて、首の後ろに腕を回す体勢がどういう体勢なのか…改めて確認してしまい〈えらいことしたぁ…〉と思い、恥ずかしくなったけど、もう後には引けないし、これが最善の方法だと言い聞かせ、〈こんなこと何ともないで…当たり前のことやんか!…〉という風な顔と態度で、A子には恥ずかしがっていることを悟られないようにしました。
A子は少し躊躇したようですが、俺の意図を理解して、
「ありがとう…」
と言って、遠慮せずに体重を預けてきました。
A子が転けた時から俺達と同じように終電に乗るために階段を駆け上っていた僅かな人達も、俺達が階段を降りる頃には誰ともすれ違わなくなっていました。
〈終電出たなぁ…〉
思いはしましたが後悔はしませんでした……
話はまだもう少し続きますが、今日はこのへんで…。
今からご飯の用意して、お風呂に入ってから食べないと…😊
続きはまた次回にね☝
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
この二日程、忙しくて話の続きが書けませんでした🙇
アンは仕事で忙しい毎日ですか?
今日はもう終わりましたか?
会議や研修、英会話など毎日忙しいようですが、体だけは気を付けて下さいね🐻
英語は上達しましたか?日常会話が出来るぐらいになったのでしょうか?
口喧嘩出来るようになれば、その国の言葉はマスターしたと言えるそうです☝
医学用語や法律用語など難しい言語は沢山ありますが、日常生活するぶんには「口喧嘩出来る」がひとつの目安となるみたいです。
頑張ってね💪
では、話の続きを書きます✏
……A子に肩を貸しながらなんとかトイレに着きました。
「そのハンカチ、洗ってくる…」
と、俺から借りたハンカチを汚してしまったからと、俺にハンカチを渡すよう手を出しました。
「かまへんよ! 使っても使わなかっても帰ったら洗濯してるから…」
と、断ったのですが、
「……でも…ちょっとだけササァーっと洗うだけだから…」
と、俺の言葉を打ち消すように返してきました。
俺はここでまた食い下がるほどのことではないと思い、それに彼女の気持ちも解るので、
「そうか…ほな頼むわ」
と言ってハンカチを渡しました。
ハンカチを受け取ったA子は鞄を持って、少しだけヒョコヒョコしながらトイレの中へ入って行きました。
〈足、大丈夫かなぁ?〉
〈終電なくなったなぁ?〉
〈あいつら電車、間に合ったんかなぁ?〉
〈そういえばあの子(A子)はどうやって帰るんやろ?〉
などと考えながらトイレの外でA子が出て来るのを待っていました。
〈まだかかるやろうから俺もトイレ行っとこ…〉
トイレを済ませて出たらまだA子は出て来ていませんでした。
入ってから既に10分以上経っていたと思います。
ただ服の汚れを取るだけじゃなく、ついでにトイレも済ませ化粧直しもしているのだろう…というぐらいは俺にでも想像はつきましたが、待っている者からすると長く感じられ、何より足を痛めていたから〈何かあった!?〉と心配になってきました。
そう思い始めてからも数分待ちましたが出て来る気配がありません。
〈やっぱり何かあったんか!? 倒れてるとか!?〉
時間が経つにつれて悪い方にしか考えがいかなくなりました……
>> 47
……俺は胸騒ぎがして、〈この時間なら女性トイレにはA子しか居ないだろう〉と思い、
「A子さーん! 大丈夫ー?」
と、俺はトイレの出入口から上半身だけを入れるような体勢で呼び掛けました。
※出入口から…と言っても、そこから数㍍通路があり、そこから曲がった所に化粧台(洗面台)があり、その向こうがトイレそのものがあるから(男性トイレは‥)トイレの中を直接見たわけではありません…あしからず☝
「すみませーん!! もうちょっと待っててくださーい!!」
不安な気持ちでいた俺に思わぬ声の高さで、明るく返事を返して来たA子の声がタイル張りの通路にこだまして聞こえてきました。
「わかったぁー!! ゆっくりでええからぁー!!」
〈ゆっくりで良いのなら呼び掛けるなよ❗〉と自分で返事をしておいてツッコンデいた。
それから数分してA子がさっきと同じようにヒョコヒョコしながら出て来た。
「…大丈夫か?」
そう言ってA子の足を見た。
さっき服の汚れを取るために使っていたタオル地のハンカチ?を左の足首に巻いていた。
「うん…大丈夫! ちょっと捻ったみたいだけどこれで大丈夫!」
と、言って左足を少し上げて「大丈夫」と言わんばかりに見せた。
「ホンマに大丈夫か? ちょっと触ってええか?」
俺はそう言いながらA子の足元にしゃがんだ。
「…ええよ」
返事を聞いてそぉ~っと足首に触れた。
手の平で包むようにしたり、指先でなぞるようにしたりして、腫れていないか確認しました。
大丈夫そうに思えるけど巻かれているタオル地のハンカチが判断を悪くしていた。
「ちょっとコレ取ってもいい?」
〈せっかくちゃんと巻いたのに…〉と思ったのか!?返事までに間があった。
「別に良いけど…腫れてないから…」
それを聞いて少し安心したけど、自分でも確認しないと気が済まない俺はハンカチを外して、さっきは出来なかった〈目で見る〉をした。
〈大丈夫そうやなぁ…あれっ! くるぶしの上がちょっと腫れてるかなぁ?〉と思いながら、先程と同じように手の平と指先で腫れを確認した。
やはり少しだけ腫れているように思えた俺は、
「こっちの足も触っていい?」
と言って、A子の返事を待たずに右足の足首も同じように触った。
右足の感触を記憶して、直ぐに左足を触り、また右足を触っては左足を触るという行動を何度か繰り返した……
>> 48
……やはり少し腫れているのが判った。
「ちょっと腫れてるなぁ 痛いやろう…」
サッカーをしていたので足首を捻ったりするのは時々あったから、A子と俺の感じる痛さの度合いは違うけど想像は出来ました。
「大丈夫!大丈夫! こうしてハンカチ冷やして巻いてたら痛くない」
と、心配かけまいとしているのが判った。
「…とにかく終電も出たから一旦外に出て、コンビニさがそ!」
俺は〈湿布を買おう〉とは言わなかったけど、この状況でコンビニに行く理由はそれしか無いと理解したようで、
「…うん」
とだけ返事をしました。
返事を聞き、駅の外へ出ようと俺はまたA子に肩を貸した。
さっきはA子の腕を首に回した時に感じた恥ずかしさは感じなかった。
それはA子も同じだったようで「あっ❗」とも言わず素直に体重を預けてきた。
ヒョコヒョコよりも少しマシな速度で歩きながら何とか外に出た。
何度も来ている難波駅周辺だけどコンビニには入ったことが無いからか、コンビニがある場所を知らなかった。
「コンビニがある場所知ってる?」
俺の問いに、
「…知らない…」
どうしよう?と思ったものの、ここに居ても仕方ないので通りすがりの人に尋ねてみた。
何人目かで一番近いコンビニを教えてもらった。
また2人でゆっくりと歩いてコンビニに向かいました。
距離はさほどなかったのですが、そこそこの時間を要してコンビニに着きました。
「ちょっとここで待ってて…湿布買って来るわ」
「うん! ごめんね!」
A子はそう返事をして道路の一段高くなってる石の上に腰を下ろしたのを見てから俺はコンビニに入った。
買う物は湿布と決まっていたので、真っ直ぐにそれが置かれているコーナーに向かい湿布を選び、コーヒーと紅茶も手に取りレジで精算待ちをする人の列に並んだ。
夜中のコンビニはお客さんが多く、特に都会の真ん中のコンビニだからか全てのレジに3~4人が並んでいた。
俺はその間〈どちらかは飲めるだろう?とコーヒーと紅茶を選んだけど、どっちも苦手だったらどうしよう…〉と、店に入る前に聞いておけば良かった…少し後悔して〈聞きに行こうかな!?〉と考えているうちに精算の順番が来たので、そのまま精算をして外に出ました。
そしてA子の居る方を見たら……
気になるところですが意地悪します😁
今日はここまで‥‥。
それじゃあ、また次回にね☝
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事、fightですよ💪
今日は暖かい一日でしたね☝
近畿地方の何箇所か気温が15℃以上あったようで、3月下旬の陽気だったそうです😃
もうすぐそこまで春🌸が来てますね😊
それでは前回からの続きを書きます✏
……そしてA子の居る方を見たら、2人の男の人と何やら話している様子が目に飛び込んできました。
1人はA子の隣に座り、もう1人はA子の正面に立ち、前屈みの体勢でA子の顔を見下ろすような感じで話していました。
「えっ! 知り合い…?」
と思い、どうしようかとも一瞬考えたのですが、別に悪い事をしているわけでは無いので、コンビニ袋を片手にA子のもとに歩いて行きました。
ほんの数㍍しかない距離なので直ぐに近付きました。
「どうしたん?」
A子の背中に向かって声を掛けました。
呼び掛けた俺の声に反応してA子は振り向きました。
「あっ!…」
俺はもう一度、
「どうしたん?」
まるで2人の男の人が見えていないかのように、A子だけを見て聞き直しました。
2人共、チラッと俺を見て、 「あれっ!? ホンマに彼氏を待ってたんやぁ」
「うわっ! マジやったんか…」
「ごめん!ごめん!」
A子にそう言って離れて行きました。
「怖かったぁ、遊びに行こうって声掛けられたぁ…」
「あぁ、そうやったんや…俺、最初‥A子さんの友達かって思った…」
「どうしてよう!?」
「いや…偶然会ったんかな?って…隣に座ってたし、親しそうに話してるように見えたから…」
「違うよぉ…声掛けて来て勝手に隣に座って、遊びに行こうとか、カラオケ行こうとか、しつこく誘って来たんで「今、彼氏がコンビニで買い物してるんで待ってるだけ!」って言って断ってるのに信じなくて困ってたの…!」
咄嗟に機転を利かせ「友達を待ってる」と言えば「女友達」と勘違いされて食い下がってくるから「彼氏を待ってる」と言ったほうが、直ぐに諦めるだろうと考えてA子はそう言ったと解ったのですが、俺は「彼氏」と言ってくれたことに少し嬉しい気持ちになりました。
「なんや、そうやったんや…」
と、俺はそんなことを感じたとは微塵も見せないで返事をしました……
>> 50
……とりあえずトラブル?は回避出来たので、
「湿布貼ろうか…」
「うん」
コンビニ袋から湿布の箱を出し、箱を開け中から湿布を出した。
「貼ろうか?」
足首に巻いたハンカチを外してるA子に言った。
「うん…お願い出来る!?…」
返事を聞き、俺はA子の正面にしゃがんで足首に湿布を貼った。
貼る前に、さっきより腫れ上がっていないか?
変色していないか?‥と注意深く観察したけど、酷くなっている様子はなかった…。
俺が湿布を貼り終わるのを待ってからA子は再びハンカチを足首に巻きました。
「…これで剥がれないかな!?」
石の上に座っているから、しゃがんでいた俺より僅かに目線が上にあるA子が見下ろすようにしながら同意を求めてきた。
「うん…大丈夫! もし剥がれてもまだまだ湿布あるし…」
そう答えると、安心したのか嬉しそうにニコッと笑顔で返してきた。
正直、A子の顔は好みとはちょっと違ったけど、その笑顔を見た時今の時代なら「惚れてまうやろ!!」となるぐらい笑顔にハッとしました。
A子の顔はとても整った顔をしていて、可愛いというより綺麗な顔をしています。
賢くてしっかりしたお姉さんみたいなタイプで、ナンパどころかスカウトの声も何度も掛けられたことがあり、今日の昼間も声を掛けられたと、さっきの居酒屋での会話でB子が言ってたのも頷けるような容姿をしていました。
よく例えで、一緒に連れて歩く時は自慢しながら見せびらかしたい女性…という表現方法がありますが、たぶんA子はそれにあたると思います。
ただ残念ながら、俺はそういうタイプが苦手というか、あまり興味が無く、どちらかと言うと、そうなろうと日々努力をしてる人、あと少しでそうなれそうな女性が好きで、俺から見たらA子は完成してました。
勿論、性格やものの考え方などの中味はまた別の話で、外見だけで言った場合です☝
話がちょっと逸れましたが、A子の笑顔を見て一先ず足首のことは安心しました。
さぁ、終電も無くなったから、これからどうしようか?と思い、
「さて、どうする? タクシーで帰る?」
と、質問しながら袋からコーヒーと紅茶を出して両方をA子の前に突き出しました。
「どっちか選んで…」と敢えて言わなかったけど俺の意図を理解して、
「…ありがとう」
と言って紅茶を取りました。
〈やっぱり紅茶かぁ…それやったらブラックにしとけば良かったなぁ…〉……
>> 51
……どちらを選んでも良いように、コーヒーは微糖を選んで買ったことを後悔しました。
〈やはりもう一度レジの列に並び直してでもA子に聞きに行けば良かった…〉と、少し悔やみながらコーヒーを飲みました。
「タクシーで帰るには遠過ぎるし、そんなお金持ってないし、勿体無い…」
との返事が返って来ました。
「遠いって何処?」
「〇〇〇〇」
「〇〇〇〇ー!!」
「そこからもうちょっと行った所…」
「ホンマかぁ~それは遠いなぁ」
タクシー代が幾ら掛かるか判らないけど、今の俺の持ち合わせとA子の持ち合わせ(勝手な想像)を合わせても足りないであろうことは想像出来ました。
「家に帰るんだから、家の人に出して貰ったら?…」
「そんな大金支払わせたら殺されるわ(笑)」
「…でも親とか心配するで…」
と、電車賃と小銭を残して財布から取り出そうとしてる様子を見て、
「何してのよ…そんなん受け取られへんし、勿体無いって!」
「じゃあ、どうやって帰んのよ!」
「‥‥‥」
「終電に間に合わんようになったんは俺等のせいやねんから、ちゃんと帰さんとアカンやろ!」
「それは私等も悪いから一緒やん! 話に夢中になって時間を忘れてたのはみんな一緒やん!……それに私が転けなかったら終電に間に合ってたのに…私のせいでしっぽさんまで終電に乗れなくしてしまって……私が悪いんやんか!」
と、泣きそうな声で言ってきました。
「それは関係無い! 俺は自分で考えてそうしたんや! 終電に間に合わんかったなんてしょっちゅうあるから、どうってことないねん!」
ほんとは初めての経験だけどそう言いました。
A子は自分のことよりも俺を巻き添えにしてしまったことが悔しいようでそれから謝ってきた。
泣かまいと我慢してたけど、涙が溢れてきたのか?鞄からハンカチを出して目を覆った。
その姿を見て何も言えずしばらくそっとしておきました。
「ううっ…ううっ…うっ…」
と、声を押し殺すように泣くのを耐えているA子の様子を見ていると、いたたまれなくなりギュッと抱きしめたい衝動に駆られましたが、そんなことして突き放されたら恥ずかしさ100%でどうして良いか解らないぞ…と、深夜でも人通りの多いコンビニの近くという風景が俺に正常な判断を保たせました……
>> 52
……しばらくして気持ちが治まったようで、A子は顔を上げて、
「とにかく一度家に連絡する…」
と、言って鞄から財布を取り出し、中からテレホンカードを出しました。
またA子に肩を貸してコンビニの前にある公衆電話まで行きました。 涙声にならないまで待ってから電話を掛けました。
俺はたぶんご両親に叱られるだろうと思い、それが聞こえてくるのが辛いのでA子から離れました。
A子の声が聞こえるか聞こえないかの距離からA子が電話してる様子を見ていました。
時々「うん!‥うん!」と頷いている様が確認出来ました。
〈怒られてるやろなぁ〉〈しもたなぁ…なんで時間を気にしなかったんや!〉と、今更ながらA子が謝っている様子を見て後悔しました。
2~3分程話してたでしょうか!?
受話器を置く様子を見て俺はA子に近付きました。
「どうやった? 怒られた?」
返事を聞くまでもなく充分想像は出来たけと、そうとしか言えなかった。
「お母さんが出て、終電が無くなったからお父さんに迎えに来てって言ったら…」
オイオイ❗
そんな作戦もあったかい❗
それやったらタクシー代云々言うてる時に〔お父さんが迎えに来る〕っていう案もあるって教えてくれよ❗…と思ったけど話しが続いていたので引き続き聞きました。
「迎えに来てって言ったら「お父さん、〇〇の叔父さんが入院したからお見舞いに行くって、愛媛県まで行ったから泊まって来るよ」って言われた」
〈ええー! 早くも作戦は失敗かい❗〉と思いながら続きを聞いた。
「それじゃあ仕方無いから、タクシー代も高いしB子と始発までどこかで時間潰してから帰るね」
と、お母さんに言ったそうです。
当然、俺は始発まで帰れる手段が無いのでそのつもりでしたが、A子もさすがに俺(男性)と居るとは言えずB子と居ることにしてお母さんを騙した…イヤイヤ、安心させたとの事でした……
やはり今日も書き終えられませんでした。
今からまた食事とお風呂の用意があるので、今日はこのへんで…。
それじゃあ、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日からしばらく雨☔が続くとのことで、昨日は暖かかったのに今朝からまた寒くなりましたね。
でも真冬のような寒さはもう過ぎ去ったように思います。
この冬は何回ボード🏂に行きましたか❓
今、こちらは雨☔が止んでますが、アンの所はどうですか?
車の運転には気を付けて下さいね☝
それでは話の続きを書きますね✏
……自宅に電話したA子とお母さんとの会話の内容、とりあえず帰れないこと…始発で帰ること…それまでB子と一緒に居ることをお母さんに伝え、
「お父さんが心配するから帰れなかったことは内緒にしておく」
とお母さんの配慮があったことを聞きました。
話し終わった後、A子はホッとしたように、
「とりあえずこれで安心…! しっぽさんは帰る方法は無いの?」
と、ここで初めて俺の行方(笑)を心配してくれた。
まぁ、早くに心配してくれたとしても帰る手段は無いことには変わりはないのですが…。
「俺は無いなぁ…。」
「家族とか友達とか?」
「こんな時間から友達に難波まで来てもらうのを頼むのは迷惑過ぎるやろ! それにここに着くまで待ってるなら、もう少し待ってれば始発が出るから…」
「…そうなんやぁ」
納得してくれたようです。
「これからどうする?」
「…どうしようか?」
「その足じゃあ、あんまり歩かれへんなぁ…」
「うん…でも湿布貼ったから痛さは無くなってきたみたい」
A子はそう言うと、立ち上がって少し歩いて見せた。
確かに湿布を貼る前に見た、ヒョコヒョコとした歩き方では無く、少しテンポよくヒョコヒョコヒョコ‥と歩く速度が増していました。
でも〈心配かけまいと無理してるんやろな!?〉と思いましたが、
「ホンマやなぁ…さっきよりかなりマシみたいやなぁ」
俺はA子の努力を無にしなかった(笑)
「ちょっとぐらいなら歩けるよ」
再度、大丈夫をアピールしてきた。
「どっか茶店でも入ろか?」
「まだコレ飲んでるやん」
もっともな意見…。
「あっ!そうかぁ…」
「カラオケ🎤でも行く?」
俺はあまりカラオケは好きではないのですが、この際そんなことは言ってられないので提案してみた。
「私、あんまりカラオケ🎤好きじゃないけど、しっぽさんだけ唄うなら行こうよ」
「あっ!そうなん!…俺も好き違うねん(笑)」
「笑」
「それじゃあ、別に唄わなくてもカラオケ行く?」……
>> 54
……俺の新たな提案を聞いてA子は、
「う~ん…それやったらお金勿体無いだけだから…このままここで話してようよ」
A子からその案を聞いて〈なるほど!〉と納得した。
お腹もいっぱいで飲み物も今、手に持ってる…あと不足しているものは場所だけ…。
しかも足首のことがあるからあまりウロウロ出来ない…。
だったらここで話してたら歩かなくて良いし、コンビニもあるから何の不自由も無いから、わざわざ移動することは無いのです。
「おおう!そうしよう!」
俺はA子が良い提案をしてくれたことを称えるように、少し驚いたように返事をしました。
「…ねっ!」
アンにヤキモチ妬かれるかも知れないけど、この時のA子が「…ねっ!」と俺の顔を見ながら言った時、あまりの可愛さに『ドキィー‼』としました。
この前言ったように、A子は可愛いというより綺麗なタイプなのですが、この時は〈か・かわいいー〉と感じました。
でもやはりそこは悟られないよう、何も無かったという顔で、A子の隣に座っていたのですが立ち上がり、A子の正面に立ちました。
これでA子と顔の距離が離れ、しかもA子は見上げるかたちになるから俺の顔の下半分が主に見えるだけなので、万一顔に出ていてもバレないようにしました。
そんなことを思って正面に立ったとは知らないA子は、
「どうしたの?」
「いや…別に…。 ちょっと座ってるの尻痛なってん…」
「……ひょっとして地主?(苦笑)」
何のことだか解らない顔と声で、
「じぬし?」
「痔を患っている人のこと(苦笑)」
「痔ィ!?…そんなんなってないわい!」
「そうなん…。 そんなムキにならなくても冗談やん…」
「ホンマ痔ィとちゃうで! しかし'痔主'って上手いこと言うなぁ…」
まさかここで痔かどうか確認してもらうわけにはいかないので、ここは信じてもらうしか仕方無いので、痔を患っている人のことを痔主と上手いこと言ったことに話をズラした。
俺はこの時、初めてそういうふうに言うんだと知りました。
「私もいつ聞いたか忘れたけど、なんかそう呼ぶらしいよ…」
「ふ~ん…でもそんな'痔'のことなんて普段の会話で出てくるかぁ?」
二十歳そこそこの俺やA子の年代には痔なんて無縁のものだと当時は思っていました。
「なんか友達と話してた時にそんな話になって、耳にして‥覚えたと思う…」……
>> 55
……A子がそう言うから納得すれば良いのに、まだまだ時間があるから話が途切れないようにと思った俺は、
「ええ~!? ホンマはA子さん自身が痔ィなんちゃう?」
俺は馬鹿だ!
恥知らずだ!
回りに人々が行き交う中で、聞かれていないまでも若い女性にそんなことを言う俺は不届き者だ!
そして何よりA子に恥ずかしい思いをさせてしまったことを非常に後悔した。
もし、さっき発した言葉がA子の回りをさまよっていたら全力で回収したに違いない。
そんな後悔してる俺に、
「ええー!! そんなんなってないよー!!(笑)」
A子は俺が発した言葉より大きな声で全力で否定した。
「ハッハッハッハッ…分かってるよ…冗談!冗談!」
「ホンマにぃ!? ここで見せられへんと思って言うてるのと違うぅ? ホントに違うからぁ!!」
〈おっ!ここで見せられへんって…俺と同じこと思ったんかい!〉
「違う!違う! ホンマに思ってないって…」
「……なら、ええけど…」
「ごめん!ごめん!」
普段ならこんな会話、こんなテンションで話すことは無いのですが、沢山お酒を呑んだことと、走ったことで酔っていたのか!?俺はいつもと違う自分に気付いていました。
A子とはもちろん今日初めて呑んだので、普段お酒が入るとこんな感じなのかは判らないので、今酔っているのか?素面なのか?を聞いてみました。
「A子さんはお酒呑んだらいつもこんな感じ?」
「…こんな感じって?」
「…なんか‥こう‥明るいやん」
「…明るいかなぁ…? 別に今は酔ってないよ…気分は良いけど…酔ってないよ…私、なんか変?」
「いや~そんなこと無いよ。 帰れなかったのに楽しそうにしてるみたいに見えるから…」
「家に帰れなかったことは仕方無かったことだし、B子の家に泊まることなんてよくあることだからお母さんもB子と一緒に居ると思ってるから安心してくれてるだろうし、しっぽさんとこうして始発まで居るから何も心配しなくて良いからかなぁ…?」
〈…うん? なんか嬉しいことを言うてくれたぞ…〉
なぜかA子の言葉が嬉しく感じました……
と、今日はここまでです☝
なんか今回の話は短編小説並みに長くなってきました。
ここまでで全体の6~7割位です。
では、次回をお楽しみに……
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
今日はもう春ですね🌸
かなり暖かくて車の暖房はOFFにして、窓を少し開けているぐらいでちょうど良い感じです😃
風が吹いているけど、日向に居れば涼しく感じるぐらい、今日は暖かいです。
今日は昼前からドライブに出てます🚗💨💨💨
行き先は……勿論、いつものように決めてはいません。
気が向いた道を走り、曲がりたいと思ったら曲がり、休憩したい場所が見つかれば休憩してます。
今は、ある海岸沿いに車を止めて、堤防の上に座りながらこの手紙を書いています。
それでは昨日からの続きを書いていきます✏
……証拠は無いものの俺もA子も'痔'では無いことが判りました(笑)
「何も心配しなくて良いから…」と言ったA子の楽しそうな笑顔を見て、俺も嬉しくなり、笑顔になっていました(たぶん‥)
それからも二人はいろんな話をしました。
友達の事や仕事の事、初恋の思い出や学生の頃の思い出話など、さっき居酒屋で話したことも重複しながら結構長い時間、立ったり座ったりしながら話し込んでいました。
途中で足首の腫れを確認しては湿布を新しいのに貼り替えたりもしました。
こうして文字を沢山書いた長文も、読めば5分も掛かりません。
それを1時間も‥2時間もずっと話していたのだから、会話のやりとりや内容はここには書ききれません。
物凄い膨大な文字数になる程、話していました。
「ちょっとコンビニ行ってくるね…」
A子がそう言って、とっくに飲み干した紅茶とコーヒーの空き缶を持って立ち上がりました。
「ああ~! 俺が捨ててくる!捨ててくる!」
そう言って、歩き出したA子の後を追い、空き缶を受け取ろうとしました。
「あっ! いいって!いいって!…」
と、空き缶を渡そうとしないので、
「まだ足、痛いやろ! 捨てに行くぐらい俺が行くって…」
「ううん! 中にも入るから…」
「ええって! 俺が買うてくるから…」
「……違うよ……ちょっとお手洗い…😳」
それを聞いて俺は〈しまった!! なんで気ィ付かんかったんや! 言いにくいこと言わせてしもた!!〉と瞬時に思いましたが、A子の恥ずかしさを紛らわそうと、
「だから俺が代わりに行ってくるから…!!」
と、冗談を言った。
「…ナニ言うてるの(笑)」
笑いながらそう返して、さっきよりマシな歩き方で空き缶を捨て、店内に入って行きました……
>> 57
……A子が店内に入るのを見届けてから俺は元の椅子代わりの石の上に座りA子を待ちました。
〈ようさん喋ったなぁ…今何時や?…3時前かぁ…眠たないかなぁ?…〉そんなことを考えていたら、
「しっぽさん!」
〈えっ! はやっ!!〉
呼ばれて振り返るとA子がすぐそこまで来ていました。
「ここ、お手洗い無かった……」
「あぁ~ホンマかぁ…」
今はどこのコンビニにもトイレは設備されていますが、当時はまだ設備されていない店舗が沢山ありました。
困ったなぁと思った俺はA子に、
「歩くの大丈夫か?」
「うん!かなりマシになってるみたい…」
「そうか…。 でもあまりウロつけないから駅に戻ろうか!」
さっき駅のトイレを使ったからA子も直ぐに賛成してくれました……
ちょっとここで一旦中止🙅
既に堤防から降りて、車に戻って書いていたけど移動するので、あとでまた書きます。
では、ちょっとだけ🙇🐻
>> 58
続きを書きます✏
……駅に向かうことが決まり俺はA子の鞄を持ち、今度はA子の肘を片手で支えるようにしながら歩きました。
A子の歩き方は、さっきコンビニに向かう時よりも歩く速度が早く、マシになっていると感じました。
しばらく順調に歩いていたと思ったら、カクッっとA子がよろめいた。
咄嗟に支えていた肘をギュッと握り持ち上げた。
「大丈夫か!?」
「ごめんなさい…ちょっと足着いた時、変に力が入ったみたいで…」
「痛ないか?」
「…うん!大丈夫!」
そう返事を聞いたものの俺は肘を支えるのを止めて、腕を抱えるような体勢に変えました。
ちょうどカップルが腕を組んで歩く格好の、俺が女性になって腕に手を回すような格好になった。
靴を履いてのA子の身長はたぶん160㎝前後、172㎝の俺がA子の腕を掴んで歩いてる様は、人から見れば可笑しなカップルに思われたと思います。
でも今の俺達にはそんなことは関係ありません。少しでも早く駅に着き、トイレを済ませ、ゆっくり座ることしか考えていません。
そんな逆カップルのような歩き方をしながらまた歩き出しましたが、またA子がよろめきました。
「!!…大丈夫か!!」
「うん!ごめんなさい!なんか力を掛けるのが怖くて……」
「そうか…そしたら来た時みたいに肩貸そうか!?」
そう声を掛けることに恥ずかしさは感じなかった。
「うん…お願い出来る…」
A子の返事を聞き、俺はA子の腕を取り、首の後ろに回して体重の何パーセントかを預かった。
この体勢はさっきも体験済みだったのと、湿布を貼って時間が経っているから痛みも少しは和らいでいたのか!?コンビニに向かう時よりもスムーズに歩けていると思いました。
ところが途中でA子が、
「駅までにお手洗いないかなぁ?」
と、言うのです。
確かにスムーズに歩けてていると言っても、普通に歩く速度と比べると完全に遅いのは二人共判っていました。
もう少し歩けば駅があることをA子も知っているのにそんなことを言うということは、かなり我慢していたんだと判りました。
だから「駅まで我慢出来ない?」とは聞かず(まぁ、聞くのはA子を辱めるだけだし、失礼だから聞けないけどね)
「…わかった!!」
そう答えましたが駅までにトイレがある所は知りません……
>> 59
……少しでも早くトイレに行くために考えた俺は、A子の前に腰を落とし片膝をついて、
「乗れ!!」
と、言いました。
これからしようとする状況を説明しなくても一目瞭然で理解出来たA子は、
「……でも…」
と、恥ずかしいからか?迷惑を掛けると思ったからか?判りませんが躊躇してました。
「かめへんから…!」
「…でも…」
「今からこの辺ウロウロ探すんか!」
「………」
なかなか乗ってくれないA子に、俺はいつまでもそんなポーズでいることと、俺だってそんなことを言うのはかなり恥ずかしかったのに勇気を出して言ったのに、A子がすんなり乗ってくれないことに恥ずかしさと怒りが混同したような感情になり、躊躇してるA子に向かって、
「ここでチビってもええんかっ!!」
と、回りを歩いてる人にも聞こえたかも知れない恥ずかしさや、それによりA子に恥ずかしい思いをさせてしまうと判りながらも、そう言いました。
それを聞いて観念したのか?覚悟を決めたのか?…、
「……私、重いよ……」
と、言って背中に乗ってきました。
「ヨイショっと!」
年寄りみたいに声を出して立ち上がりました。
「…重くない?……鞄、私が持つ…」
と、言ってA子は片手を前に出しました。
両手を後ろに回しながら片手に持っていた鞄を、一瞬片手でA子を支えて反対の手で鞄を素早く渡しました。
「…重くない?」
1回目に聞かれた時は敢えて答えなかったから、A子はまた聞いてきた。
「重いよー! 今までの人生で一番重たい物担いだわ!😁」
「ウソや~ん! やっぱり降ろしてぇー!😳」
「イヤやぁー! このまま走るから掴まっとけよー!!」
二人にしか聞こえない会話なので、回りでその様子を見た人はきっと〔酔ったカップルがおんぶしながらふざけてる〕と思ったに違いないと思います。
本当はA子はさほど重くもなく、小走りながら一度も止まることなく駅構内のトイレまで一気に行けました。
「ホイッ! 着いたで…」
そう言ってA子を降ろした。
「ありがとう…」
「はい! それじゃあ千円になります」
そう言って俺は片手をA子の前に差し出して、手の平を上に向けお金を催促する仕草をした。
「……ナニそれ?」
「イヤ…タクシー代、深夜割増で…😁」
「……ヘヘッ! 無賃じょう~しゃ~😁」
そう言ってトイレの中へと走って行きました……
アン、こんばんは🐻
仕事、頑張ってますか❓
風邪ひいてませんか❓
俺は風邪ひいてしまいました😢
今朝まで熱があったのですが、今は下がったので横になりながらこの手紙を書いています。
予防接種をしていたのでインフルエンザやノロウイルスではなく、普通の風邪でした。
前にも言いましたが病気の診察、治療に通院してるのに、待合室や廊下には風邪をひいて診察に来てる人が大勢居るから風邪の菌が沢山浮遊しているからか!?風邪をひく時はいつも通院した後にひきます😥
治療に行ってるのか?風邪をひきに行ってるのか?判りません😩
では前回からの話の続きを書いていきます✏
……俺はトイレに入ったA子を待ちながら考えていました。
〈足、大丈夫かなぁ?〉
〈二人共いつの間にか敬語を使わず友達みたいに話してたなぁ〉
〈強引におんぶしたけど嫌やったん違うかなぁ?〉
〈NやB子さんは無事に帰ったかなぁ?〉
〈俺もトイレ行っとこ…〉
俺もトイレに入り…済ませて外に出ると、同時にA子も出て来ました。
「あっ!一緒やね…」
A子は少し驚いたような顔をした次の瞬間、ニコッと笑いながら嬉しそうに言ってきました。
〈アレッ? 何やこの感覚…?〉
俺は自分の中で変な物が動いているような感じに気付きました。
なぜかそれをA子に悟られてはいけないと思いました。
「…間に合ったか?」
また変なことを言ってしまった。
「うん!…ギリギリセーフ!」
きっとA子ももっと違う返事の仕方があったやろう…と思ったに違いない。
「そうか……もしまだ出て来てなかったら今度は「漏らしたんかぁー」ってトイレに向かって叫ぶところやったわ(笑)」
「(笑)…もしそうだったらパンツ買って来てってお願いしないとアカンかったね…」
「うわぁ!! ホンマやなぁ! 俺またコンビニへ行って女もののパンツ買わんとアカンかったんやなぁ…」
「(笑)そうやったんよう…女性用のパンツ、買ったことある?」
「そんなんあるかー!!」
「ホンマにぃ?」
A子は意味あり気な笑みをしながら聞いてきた。
「あるわけないやろ!!」
「彼女にも?」
「無いよ! 第一、男の俺が女ものの下着をどこで買うんよ!? そんな勇気も無いし変態違うわ!!」
「ホワイトデーなら下着売り場で買ってる人も居るし、ホワイトデーの売り場にも売ってるよ…」……
>> 62
……「そうかも知れんけど俺は買うたことない!」
「ふ~ん…そうなんやぁ…」
「そういうA子さんは貰ったことあるの?」
そう質問して、
〈なんかさっきから変な方に話しが広がってきてるぞ~〉と思いましたが話しが止められない雰囲気がありました。
「それが無いのよう~。付き合ってた彼氏はチョコとかクッキーとかで返してくれるけど下着は貰ったこと無いなぁ~」
「そうなんやぁ…でもそんなもんと違うかなぁ?下着買うって例えホワイトデーという目的であっても、なかなか勇気がいると思うで。レジの人や回りの人に「この人、ホワイトデーのフリして本当は自分の為に買ってるのと違う?」って思われてないか!?‥なんか変態みたいに思われてないかと人の目が気になるし…」
「そうかなぁ? ホワイトデーの前なんかで女性の下着売り場で堂々と買ってる男の人を何度も見たことがあるけど「ホワイトデーに買いに来たんやなぁ」「ここまでしてくれて彼女嬉しいやろうなぁ」としか思わなかったよ…自分の為とか変態とか全然思わなかった…」
「その男、えらい勇気あるなぁ」
「店員さんにいろいろ聞いたりしてたよ…」
「店員って…女性やろ!?」
「(笑)…もちろん(笑)女性下着売り場やもん(笑)」
「そんなに笑うなやぁ…でも何を聞くことあるねん? 彼女の趣味か彼女に着けてほしい自分の好みを選べば良いことやろ? そんなの店員に聞いても答えよう無いやろ?」
「違うよ!…彼女のサイズが分からないのよ!…男の人って彼女のサイズを知らない人がほとんどでしょ!?」
「あぁ~そういうことか…」
納得した。
確かに男は…と言うか、俺は彼女だった人のサイズって知らなかった。
何センチの何カップとかS・M・Lとか知らなかった。
「…でも下着をプレゼントするつもりなら事前に調べておくやろう?」
「(笑)それが調べないんやろねぇ…脱がすのに必死になってたりして…」
そう言った瞬間、A子が明らかに〈言い過ぎた!!〉という顔をしたのを見てしまい、
「そうやなぁ…」
と、俺はA子が言った言葉を流そうと思ったのに同意してしまった。
たぶん俺の顔も〈言い過ぎた!!〉という顔をしていたと思います……
まだ話は終わりそうにありません。
続きはまた次回に……☝
それじゃあ、おやすみなさい🐻💤
アン、こんばんは🐻
今日は雲☁の多い一日でした。
アンの所はどうでしたか❓
これから日毎に暖かくなっていくので過ごしやすくなりますね😊
春はもうすぐ‥‥🌸
さて、自分で書いていながらまさかここまでの長編になるとは思ってもいなかった【過去話】『南海高野線の女性』も、いよいよ最終章に入りました。(たぶん😁)
では続きを書きます✏
……俺もA子もちょっと下ネタっぽくなってきたことに気付き、二人の間に変な空気が漂っていました。
〈アカン…話変えんと……何かないかなぁ…〉
A子もそう思っていたのかは判りませんが、けっこう長い時間沈黙が続きました。
さっきまでしてた話から180度違う話に変えることは、さっきまでの話を否定したというか‥恥ずかしがっていたと思われることが恥ずかしいので、さっきの話の続きっぽい話をしようと思いました。
「…A子さん、今‥彼氏居るの?」
考えて喋ったつもりだったのに、今A子がフリーなら俺と付き合えへん?とA子に予想されるようなことを言ってしまい、〈しまった!!〉と後悔したけど、発した言葉は消せません。
「居ないよう…う~ん…もう2年以上居ないかなぁ……」
「そうなんやぁ」
「そうなんよぉ‥しっぽさんは居てるの?」
〈やっぱりそう返してくるわなぁ…〉
なんかまた恥ずかしい会話になっていくような予感はしましたが、聞かれたのに無視して話題を変えることは出来ないので、
「俺も居てないねん」
「そうなん‥いつから?…」
「ええ~、いつからかなぁ? もう忘れるぐらい前……」
「ふ~ん…彼女作らないの?…」
「そんなつもりは無いけどツレ(男友達)とおったら面白いし…」
「そうなんや‥でも友達とずっと一緒って…そっちの気ェあるの?(笑)」
「そんなんあるかぁー!!昔は居ったって言うたやろ!!」
「(笑)ムキになって否定するところが余計怪しい…(笑)」
「あほかぁ!? そんなん違うわぁ!!」
「そんなに怒らんでも冗談やんかぁ…(笑)」
やっぱりこの話題は恥ずかしい沼に沈んで行きそうなので話を終わらすために、
「こんな所でずっと立ち話してられへんから座れる所へ行こ!」
そう言って歩き出しました。
「…わかったぁ」
A子は、そう返事をしました……
>> 64
……俺は既に歩きかけながらA子の返事を背中越しで聞いてから立ち止まり、振り返ってA子の様子を見た。
足首に湿布を貼ってから今までの時間でどれ位歩けるか確認しようと思いました。
鞄を片手に持ちながら、速度は多少速くなったものの、相変わらずヒョコヒョコと足首を庇うような歩き方でした。
俺はA子の元に戻り、
「ほらっ!」
と、手を出しました。
「ありがとう」
そう言ってA子は俺の腕を掴みました。
俺に手を出されてもA子は掴むことしか出来ないことにその時気付き、
「ごめん!ごめん!」
と、言って腕を掴んだ手を離し、その手を俺の首の後ろに回して肩を貸す体勢にしました。
「鞄、持とうか?」
さっきまでは鞄を持ってあげようかなと思ってはいましたが、女性の鞄って男が持つには勇気がいるもので、持つのがカッコ悪いとかでは無く「持とうか?」と声を掛けることに勇気というか、変な人って思われないか?とか考えてしまうのです。
女性の荷物なら持つことに声を掛けやすいけど、鞄はまた特別な物のように思うからです。
でもこの時は、さっきまでそう考えていたのに全く抵抗が無かったようで「鞄、持とうか?」と気付いたら言ってました。
「うん…ありがとう」
そう言って俺に鞄を預けました。
〈そういえば、鞄て案外重かったんやなぁ…もっと早よ持ってあげたら良かったなぁ…〉
終電に乗るために階段を駆け上がっていた途中でA子が転けた時に鞄を拾い上げて手渡した時に鞄の重さを知ったのに、今までずっと持たせていたことをA子に心の中で詫びました。
「…鞄、けっこう重いなぁ!?」
「そう? 別に何も入ってないけどなぁ!?」
「いつもこれ位あるの?」
「うん…だいたいいつもこんなもん…」
「何、入ってんの? 何をこんなに持つ物あるねん?」
「ええ~! お財布とかお化粧道具とか‥いろいろ…」
「ふ~ん! 女は大変やなぁ~。 男なんか財布とハンカチだけでええから、全部ポケットに入るから手ぶらでええから楽やでぇ…」
「そうやねぇ…男の人はお化粧しなくてもいいし…」
「そうやろう! 化粧とか邪魔くさいやろう?」
「邪魔くさいけど、しなかったら外に出れないし…」
「そんなこと無いやろう!? A子さん素顔でも綺麗やろう」
アカン!…また恥ずかしい沼に嵌ってしまった……
やはり今日で終わりませでした。
また次回にね☝🐻
アン、こんにちは🐻
今日は仕事かな⁉
仕事でも休みでも、時間を有効に使って下さいね☝
今日は風が少し強いけど暖かいですね😃
やはり春🌸はもうすぐそこまで来てるみたいです☝
でも明日から?また寒さが戻るらしいので気を緩めてはいけません🙅
では、自分で書いていながらいつ終わるのか判らなくなっている『南海高野線の女性』の続きを書きますね✏
……「A子さん、素顔でも綺麗やろう」
と、思わず口から発してしまった言葉を誤魔化そう‥無かった事にしようと思い、次の言葉を必死で探しましたが何も思い浮かばず時間だけが流れました。
「…ええ~!そんなこと言われたこと無いよ~」
A子もどう返事をしたら良いのか考えてたようで沈黙を破るように少し高い声で答えてくれた。
「ホンマに~? 整った顔立ちしてるやん」
#&*@;$‥‥はぁ‥俺はまた何を言うてんねん‥‥自分で火に油を注いで‥ホンマにアホや!‥‥
「整った顔立ち?」
「してるやん! 目が大きくて鼻もシュッとしてて、色白やし……」
もう自ら恥ずかしい沼に潜ってやろうと思いました。
(ヤケクソとも言います)
「そうかなぁ?」
「言われた事無い?」
「無いよ~」
「そうなん!? じゃあ俺の目が悪いんかなぁ(笑)」
「いやっ!失礼やわっ!(笑)」
「(笑)冗談!冗談!」
「(笑)…しっぽさん一番最初に女性のどこを見る?」
「体の部分で?」
「そう!…女性の好きな部分というか、一番最初チェックする部分…」
「う~ん?…鼻かなぁ…」
「鼻?…」
「うん‥鼻! 鼻筋が通ってるというか、分かり易く言うと鼻の穴が丸くなくて楕円形の人」
「…楕円形?」
「そう!…楕円形の人っていうのは、鼻が高い人に多いかな!?」
「じゃあ外人みたいな鼻の人?」
外人って言われても、日本人以外はみんな外人なわけで、鼻の低いアジア系やアフリカ系なども含まれているのですが、ここでA子が言った外人とは、アメリカやヨーロッパなどの、いわゆる鼻の高い外人…を指していると判ったので、俺は、
「いや…ちょっと違うねん。 外人って鼻は高いけど全体的に大きいやろ…それに目と目の間の鼻が高過ぎるし…だから鷲鼻みたいなのがええかな…」
「…ふ~ん!難しいなぁ!? 芸能人とかで言うと誰みたいな鼻?」
「芸能人で…? う~ん?……」……
>> 66
……芸能人と言われても思い当たる人はいなかった。
「う~ん? 芸能人って言われても普段テレビ観ながら「この人の鼻、良い!」って思いながら観てないから解らんなぁ」
「そうかぁ…」
「うん…解らんわぁ」
「でもまぁ鼻を最初に見るんやね」
「…たぶん…聞かれたからそう答えたけど、鼻だけに目がいくわけじゃないからなぁ…鼻を見る前に顔全体が目に入るからなぁ」
「でも顔全体が目に入って最初に鼻に目がいくんでしょ?」
「そう言われてみればそうやなぁ…目や口ではなく鼻に目がいってるなぁ…そんな質問されたこと無いから今初めてそうなんや!と気付いたわ…A子さんはどこ見るの?」
「私は手かな…」
思わず手を隠しそうになりました。
アンに前にも言ったけど俺は自分の体の中で一番〔手〕には自信が無いのです。
武道をしてた時の訓練で指立て(腕立てを指先だけですること)を成長期にしたからか?指が太くて短いのです😢
「手かぁ…」
そんな思いが込められた返事とは知らないA子は、
「そう!…大きくて指が長くて男らしいゴツゴツした感じの手が好きで、一番に見てしまう」
そらそうやろなぁ…。
俺も松田優作の「なんじゃあこりゃあー!!」の時やタバコを持つ手を見て男ながら「かっこええ~」って思うもんなぁ。
「しっぽさんの手はそれとは違うけど、赤ちゃんの手みたいでかわいい手やね(笑)」
自分で思ったことも無かったので不意を突かれてしまい、復唱するような声のトーンで、
「赤ちゃんの手???」
「そう…赤ちゃんの手みたいに、なんかまぁ~るくてプニュプニュした感じがしてる…」
そうかなぁ?と思うと同時にいつの間に見てたんや?と思いました。
「そうかなぁ? そんなこと言われた事無いわ…自分の手はあまり好きと違うねん…」
「そんなことないよ…なんかぬいぐるみの手みたいと言うか?……やっぱり赤ちゃんみたいな手で人によったら母性本能がくすぐられる手やと思うよ…」
「この手がぁ? 言われた事無いなぁ…」
そう言った瞬間思い出した。
高校生の時、友達の家で晩ご飯をよばれていた時に、お母さんに「かわいい手やねぇ」と言われ、その声に友達のお姉さんが「ホンマやぁ…かわいい手してるなぁ~、羨ましいわぁ」と言われて、かなり恥ずかしいような嫌な気持ちになったのを思い出しました……
残念!
出掛ける時間が来ました‥また次回にね…🐻
アン、こんにちは。
たった今、大震災から丸一年を迎えました。
一年前の今頃は激しい地震の後も何度も余震が続く中、これから大津波が襲って来たのです。
戻れるものなら避難するよう知らせてあげたいです。
亡くなられた皆様の御冥福をお祈り致します。
アン、こんばんは🐻
仕事は終わりそうですか?
アンの仕事って終業時間(定時)が有って無いようなもんと言ってましたが、ぼちぼち終わりそうですか?
残業なら頑張って下さいね💪
それでは先日からの話の続きを書きますね✏
……友達のお母さんやお姉さんに昔「赤ちゃんみたいな手」と言われたことがあったのを思い出し、
「そういえば昔、言われたことあるわ…」
と、友達のお母さんとお姉さんのことを話しました。
「そうでしょう…女性って男性の手って案外見てるのよ。 …やっぱりしっぽさんの手は赤ちゃんの手みたいに思う人って居るんだぁ…」
確かに当時の俺は二十歳そこそこだから、まだ肌の張りも艶もあっただろうから、今この手紙を書いてる手とは比べられない程若い手をしていたと思うけど、やっぱり今見ても、そして当時も手を見ても赤ちゃんみたいな手とは思わないのですが……。
「そう言われてもあんまり嬉しないなぁ…。男らしい手とか大きな手とか言われる方が男は嬉しいで…なんか赤ちゃんって弱々しい感じがするなぁ…」
「確かに男の人はそう思うやろねぇ…でも女性からしたら羨ましい手よ…」
「俺、女ちゃうもん!」
「(笑)…ちょっとちゃんと見せて…」
そう言われて渋々手を差し出しました。
A子は俺の手の甲をツンツンしたり摘んだりして感触を確かめたり、手の平を見たりしました。
「ホンマに可愛い手してるねぇ(笑)」
「そうかなぁ?」
「私の手と替えてほしいぐらい…(笑)」
「ちょっとA子さんの手見せて…」
「ええー!イヤやぁ…恥ずかしいー!」
そう言って両手を体の後ろに隠しました。
「なんでぇやぁ…俺は見せたやんかぁ」
「イヤやぁ!それとこれとは違うー!」
「ナニ訳解らんこと言うてんねん! 見せろやぁ!」
そう言いながら必死に両手を隠すA子の腕を取ったり、立ち上がろうとするのを肩を抑えて阻止したりして、揉みくちゃになっていたらA子を押し倒してしまい、俺はA子に覆い被さるような体勢になってしまいました。
第三者が見たら間違い無くカップルがイチャついているとしか見えなかったでしょう。
でも幸いに深夜の駅の俺達が居る場所には誰一人居ませんでした。
見られたという恥ずかしさは無いものの、この体勢になったことにA子に対して恥ずかしくなりました……
>> 69
……俺は思わず「あっ!!」と声が出て、慌ててA子から離れ元の位置に座りました。
そしてA子が起きようとしてるのを腕を掴んで引き起こしました。
「ごめんな…」
「ううん…大丈夫…」
「痛なかった?」
「うん…痛なかった! 大丈夫…」
「ごめん!ちょっと調子に乗り過ぎてしもた…」
「それは私も…」
A子の顔を見たら顔が真っ赤だった。
色が白いから明らかに分かった。
たぶん俺も赤かったと思います。
ほんの数秒の沈黙の後、A子が手を差し出した。
「はい!…見ても笑うなよ!(笑)」
なぜか男口調で言いながら照れ臭そうにしていた。
「なんや‥可愛い手してるやんか…」
そう言いながら、俺はA子と同じようにツンツンして摘んで手の平を見ました。
「ウソー!そんなこと言われたこと無いよー!」
「イヤイヤ、ホンマ!ホンマ! 誰が見ても可愛い女の子の手してるやんか…」
「ええ~!? そんなこと言われたこと無い…」
「前の彼氏にも?」
(当時は元彼という言い方はしなかったのです)
「うん…言われたこと無い」
「まぁ男ってそんなことわざわざ彼女に言わんわな!」
「そうやねぇ…男の人ってそういうの言わないよねぇ…髪型変えても気付いて無いのか?全然言わないし、好きとか愛してるとかも全然言わない!…いっつもこっちから聞いて、聞かれたら渋々答えるぐらい…」
「そらそうやで! 男がしょっちゅう「髪型変えた?似合ってるよ」とか「愛してるよ」とか言うかいな! そんな男、キモチ悪いやろ!?」
「ええ~!でも女性って言ってほしいものよ!…いっつもとは言わないけど一日一緒に居たら1回や2回言ってくれないといつもこっちから聞くだけじゃあ不安になるもんよ」
「う~ん…でも外人や無いんやし、日本の男はそんなん言うの苦手というか照れ臭いもんやで…」
「でもそれは女性も同じよ…照れ臭いけど確かめたいと思うのよ…」
「確かめんでも一緒に居ってデートしたり……それこそエッチしたりするんやから、言わんでも愛してるに決まってるやんか…」
「…それはそうだけど…でも男の人って愛情が無くても風俗行ったりしてエッチするでしょ! その時は風俗の人を愛してるの?」……
今日はここまで…☝
また次回を楽しみに…😃
それじゃあ、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
だんだんと陽が沈むのが長くなってきましたね☝春🌸はもうすぐそこまで来てますね😊
それでは前回からの続きを書きますね✏
……A子にそう質問されて返事に困りました。
実際、男性の多くは?1回や2回は風俗へ行ってます。
当時でも俺の回りの友達や知り合いの半数以上…いや、3分の2は行ったことがあると思います。
でも俺は今現在も風俗どころかキャバクラさえも(当時はあったかな?)行ったことが無いので、そういう時の男の気持ちは解らないのですが、話しで聞いたことや俺も男ですので想像はつきくので、自分なりの考えを言うことにしました。
「…愛しては無いやろね!…風俗行くって、ただ性的欲求を満たしに行くだけやから、初めて会う人とそうなるんやから愛なんて無いと思うよ! ただ同じ人を指名して行くような男は、その人を好きになったり、もしかしたら愛してるかも知れないけど、普通ならその日初めて会ってすぐエッチするんやから愛情なんて無いやろね…」
「やっぱりそうなんだぁ…愛情も無いのにエッチするって…しかもお金まで払ってって…。 男の人ってアホやなぁ」
「確かにそうかも知れんけど、男って女より性欲が強いとか溜まりやすいっていうから仕方無いところもあると思うけど…」
「ええ~!でもそんなのは男の勝手でしょう!? 」
「そうなんかも知れんけど、ええように言うたら男の本能みたいなところがあるねん」
「本能って……言わんとすることは解るような気がするけど、…ほら、例えば彼女が居るのにそういう所へ行く男性って理由が解らない!…変な言い方だけど彼女とエッチしたらタダなのに、わざわざお金払ってまでして行くって、どう考えても解らない…」
「そうやなぁ…。そこは俺も解れへんなぁ…。 でもそれは男だけ違うやろ!…女だって彼氏が居るのに浮気するやろ…」
「そうかぁ…。 でも女性の浮気って男性に比べたらかなり少ないと思うよ。浮気する女性って彼氏が相手してくれなくて寂しいとか、今の彼氏より好きになってしまった人が現れたとかで、愛情が大きく動いていると思う…」
「いや、それもあるやろうけど、性的欲求で浮気してる女性も多いと思うよ…。 だいたい世間では男ってよく浮気するって言うけど、浮気してるってことは相手の女性も浮気してるってことやからね!確かに男が彼女の存在を知らせないで付き合う‥二股とか三股とかしてる男も居るけど……
>> 71
……それは女性だって同じように、彼氏が居ることを黙って別の男と付き合ってるなんてよく聞く…逆に「不倫」っていうと「奥さんが居る男性と浮気する」ってイメージがあるけど「ご主人が居る女性と浮気する」も不倫だから、浮気や不倫って言葉だけでどっちがどうこうやなくて、中には騙されている人も居るかも知れないけど、浮気も不倫も男女共同じ数だけしてるんやないかな? 相手が居て浮気や不倫なんやから数は同じ! だから「男の人って浮気する」は違うと思う…」
けっこう真顔で熱弁してしまいました。
ただジッと聞き入っていたA子が、
「なんかしっぽさん凄いね…しっかりと持論があって必死に喋ってたから圧倒された…(笑)」
「ごめん!ごめん!」
「…でも、そう言われるとそうやねぇ。 言う言わない‥騙す騙されるは男女共にあるだろうし、浮気も不倫も一人では出来ない‥異性があってのことだから「男の人は浮気する」は間違いやね…。男も女も浮気する人はする!ってことなんやね…」
「そういうこと! たださっきも言ったように男の方が性的欲求が多いから風俗とか行って発散する人が多い…だから愛情とか無くてもエッチ出来る。…だから浮気をしてるつもりは無いと思ってる男は多いと思うよ。」
「…でも女性からすると風俗行かれたらやっぱり浮気されたような気になる。 エッチなビデオとか観られるのは仕方ないと思うけど…実際に行為されるのは認めたくないなぁ…」
「そうやろなぁ…女性が行く風俗店って無いけどもしそういう店があって自分の彼女が行ったりしたら絶対イヤやもんなぁ…それと同じことやもんなぁ…」
「そうでしょう…イヤでしょう。 だからしっぽさんも彼女が居たら行ったらダメよ」
「俺は行けへんよ!」
「ホンマに~?(笑)」
「行けへんよ! 俺‥風俗とか行ったこと無いから…」
「ええー!! ウソー!!」
「無いよ! なんか俺行ってそうに見えるかぁ?」
「見えるとか見えないとかは判らないけど、若くて独身の男性って1回位は経験してるもんだと思ってたから…」
「(笑)そんなこと無いよぉ…俺の回りの友達でも3分の1位は行ってないよ…」
「そうなんやぁ…でもこれから経験するかもね…(笑)」
「それは判らんなぁ…人それぞれ違うかなぁ(笑)…」……
>> 72
……そんな話をしてたから、始発を待つことが苦ではありませんでした。
むしろもっと話していたいとさえ思いました。
A子はどのように感じていたか解りませんが、少なくとも楽しそうな笑顔を沢山見せてくれました。
それからもいろんな話題で話が盛り上がりました。
友達の事、B子やNの事、学生時代の事、仕事の事、終いにはお互いの家の事も話しました。
それぞれの事を会話形式で書こうとも思いましたが、あまりにも長文になるので省略します。
少しだけA子のことを話すと、家族構成は両親と妹が1人居て、お父さんはインテリア関係の仕事で十数店舗を経営している社長で、お母さんは自宅で料理教室をしています。
ちょっと来客があったので中断します。
またあとで🐻
アン、こんばんは🐻
昨夜、俺の家に来たのは友達等です。
誕生日ということでお祝いに来てくれました。
奥さんと子供を連れて来た友達等も居て、賑やかな誕生日になりました。
まぁ、俺を祝うというより、みんなで呑める口実がほしいといったところでしょう😁
明日も仕事の人は先程帰りましたが、休みの人が3人居り、まだ喋りながら呑んでいます。
話の続きを書きたかったのですが次回にさせてもらいます。
それでは🚻からの手紙でした😁
アンからお祝いの言葉が来なかったことがやっぱり寂しかったな……🐻
アン、こんばんは🐻
今日は一日曇り空☁でしたね😊
春🌸に向かっていたのにちょっと戻ったようで寒さも戻ってきました。
でも、もう雪❄が降るような寒さは来ないみたいなので、この寒さを越えたら春🌸がやってきますね😃
アンはスノボー🏂出来ないから寂しいかな❓
それでは書いてる本人が長くなっていることに驚いている『南海高野線の女性』の話の続きを書きます✏
……妹さんは高校生でA子本人はある関係の仕事をしながらその資格を取る為に勉強中との事で、将来は自分で経営したいという夢を持っています。
表現の仕方が難しいのでストレートに言うと〔お嬢様〕という感じです。
それからもお互いの夢や仕事について話したり、「男性って…」「女性って…」とお互いに質問したりして、俺は男性代表で、A子は女性代表で受け答えをしてました。
数時間前に初めて会った者同士とは思えないほど話が弾み、会話は途切れることなく話し続けていました。
時間を忘れてしまうほど話に夢中になっていたのですが、二人で座っていた誰も居なかった階段にポツポツと人の足が見え始め、階段を駆け上がっていることに気付きました。
それは勿論A子も気付いたようで、話してる言葉を途中で止めて、
「…人が来だしたね…」
「…そうやなぁ…。 そろそろ行こか!…」
「…うん」
「よっしゃ!行こ!」
そう言って俺はA子の鞄を持ち、腕を支えるようにして階段を上らずエスカレーターへと向かうことを告げました。
エスカレーターで上がりそれぞれが切符を買い、発車時間を確認しました。
「何分?」
「〇時〇〇分…しっぽさんは?」
「〇時〇〇分」
「ちょっとだけしっぽさんの方が早いね…ホームへ行こ‥見送るよ…」
「…そうやな…」
そう言ってA子の鞄を持ち、腕を持って歩き出し改札を抜けました。
A子の足も湿布のおかげでだいぶ良くなっているようで、ヒョコヒョコと歩く速度が少し速くなっていました。
「大丈夫か?」
「うん…もうほとんど痛くない!」
A子は笑顔で答えました。
マシになったと言っても回りの人々よりは歩くのが遅いので次々と追い抜かれていました。
「しっぽさん、もう行って! 私ここで見送るから…」
「どうしたん? 痛いんか?」
「違う!…電車、座れなくなるから…」
思いもしなかった返事が嬉しかった。……
>> 75
……俺はA子が「ほとんど痛くない」と言ったものの、回りの人に追い抜かれている速度がA子の足の痛さを表していると思っていたのに、A子は追い抜かれていることで俺が座れなくなると思っていたことが、とても嬉しい気持ちになりました。
「あぁ~そんなこと気にせんでええよ! 立ってることなんてしょっちゅうあるし‥今までずっと座ってたから…大丈夫!」
「……でも……」
「ええから行こ…」
「………」
A子は何も返事をしなかったけど言いたいことは分かっていた。
自分が階段で転んだせいで終電に乗れなかったのに、また自分の足(速度)のせいで電車に座れなかったら申し訳ない‥と思ったのでしょう。
そんなことはこの数時間の会話で、そう考えてるであろうと想像出来ました。
またA子の腕を取って歩き出した。
「………」
まだ喋らない。
「…言いたいことは分かってるって!」
「……何を?」
さっきの「そう考えてるであろう」ことを話した。
「えぇっ!何で分かるの?」
「分かるよぉ!(笑) じゃあA子さんは何で俺がそう返事したか分からんかぁ?」
「…分かるような気がする…」
「なっ!分かるやろ!」
強いてどう分かっているのか聞かなかった。
でも分かってくれてるような気がしました。
俺が乗る電車のホームまで来た。
既に車内は立ってる人が居て、当然椅子は埋まっていた。
「やっぱり座れなかったねぇ…」
「大丈夫って! 立ってても1時間程で着くから…」
ホームで立ちながら話した。
そう言った後、沈黙になった。
さっきまで途切れることなくあんなに話し合っていたのに二人共喋らなくなった。
何を話して良いのか解らなかった。
昨晩4人で時間を忘れるほど楽しく呑んで食べて話した後の緊急事態。
終電に間に合うよう必死に走ったこと。
あと少しで間に合うって時に階段で転んだこと。
トイレの外で待っていたこと。
腕を貸して、肩を貸してコンビニまで歩いたこと。
コンビニから出て来たら声を掛けられていたこと。
湿布を貼ってコンビニの前で話していたこと。
トイレに間に合わなくなりそうで、おんぶして駅まで戻ったこと。
そしてさっきまで駅の階段に座りながらいろんな話をしたこと。
俺はそれらを思い振していました。
たぶんA子もそうだと思います。……
>> 76
……どれだけ沈黙していたか判りませんが、構内放送が俺の乗る電車の発車時刻を案内しました。
「もう乗らないと…」
「まだ大丈夫…発車する時間を言うてただけやから…」
電車のドアから少し離れた場所に居たからギリギリまで大丈夫だった。
「…楽しかったなぁ(笑)」
「うん!楽しかった! 久しぶりにお腹から笑った(笑)…」
「笑たなぁ(笑) 初めて会ったのにみんなよう喋ったなぁ」
「B子があんなに喋るの初めて見たっていうぐらい、あの子もよく喋って笑ってた(笑)」
「そうやなぁ(笑) 最初はおとなしい子と思ってたけど、途中からけっこう乗ってきたように喋り出して…よう呑んでたし…」
「(笑)いつもはあんなに喋らないし呑まないけど昨日はなんか弾けたように喋ってた」
「楽しくて呑んで喋ってくれてたから良かったけど…」
「楽しかったんやと思う(笑)」
「俺もNも楽しかったよぉ」
「私も楽しかった…」
そんな会話で明るく話していたら発車のベルが鳴りました。
「あっ!時間よ…」
「うん、そうやな!」
「…ありがとうね……」
「…おう!」
「……? 早く乗らないと!」
「………」
「…? 締まっちゃうよ…?」
プシュー!
パタン!
「…やっぱり座って帰るわ……」
俺は始発電車には乗らずに、もう少しだけ話してたい‥‥いや、一緒に居たいと思いました。
「……何してるの? 何で乗らなかったの?」
「だから、やっぱり座って帰るって言うたやん…」
「………」
「それに普通、男が見送るもんやろ! 足痛めてるからちゃんと乗って座れたか見届けんとアカンし…」
ワケの解らん理由を付けて乗らなかったことを弁解した……
今日はここまでにします。
今から晩ご飯食べてお風呂も入らないと…😊
それじゃあまたね。
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日、3月25日はアンが最後の手紙を書いてから丸一年目となる日です。
一年前の3月25日午前7時43分にくれた手紙を最後に、それから手紙が来なくなりました。
あの頃は、アンから一週間位手紙が来なくても当たり前のようになっていたから、当日の25日はもちろん、翌日も翌々日もアンから手紙が来てなくても「忙しいのかなぁ?」とか「疲れてるのかなぁ?」ぐらいに思っていました。
「またそのうちに届くだろう!」と思っていたので心配や不安はあまりありませんでした。
10日が過ぎ、2週間が過ぎ…と、日が増す毎に心配と不安な気持ちも増していきました。
普通なら全ての感情を吐き出してアンにぶつけるのが本当でしょうが、何故か俺はそうしませんでした。
もちろん何度となく呼び掛けたこともありましたし、心配してることも書きました。
でも一度もアンに対して怒り口調や嫌みなことは書かなかったです。
それはそんな感情が不思議と湧かなかったから書かなかったのです。
アンが来ないと認めた瞬間から「信じて待とう」と思ったからです。
しょせんこんな掲示板の中での出逢い…バーチャルの中での出来事…と割り切っていたのでは無く、二人でやりとりした約4500通の手紙が俺に不安や怒りの感情よりもずっとずっと大きな安心や信じる気持ちがあったからです。
だから一年経った今日も何の不安も無く帰って来るのを信じて待っています。
これを読んだ他人から見れば「馬鹿な男だ!!」「諦めの悪い奴!!」と、女々しい男と思われる人がほとんどだと思います。
俺自身も自分を第三者的に見たらやはりそう思います。
でも今日現在まで一度として疑うことや待っていることが苦しいと思ったことがありません。
アンと知り合ってから自分の中の扉が開かれました。
俺の友達や知人が今も知らない俺がこの場所に居ます。
それは決して嫌な部分では無く、暖かい部分です。
そんな俺を引き出し、気付かせてくれたアンに感謝しているから信じているのかも知れません。
単に「アンが好き」っていうだけの感情だけで今日まで待っていたわけではないことは確かです。
一年経った今日…改めて言います。
『アン❗時間があったら手紙書いて下さいね』
待ってます🐻
アン、こんばんは🐻
今日は暖かい一日でしたね😃
ちょっと動けば汗ばむぐらいでした。
今年は春一番が吹かなかったけど、もう春🌸に入ったって感じですね😊
ちょっと間隔が空いたけど先日まで書いていた話『南海高野線の女性』も今日で書き終えると思います(予定では…😁)
それでは続きから書きます✏
……自分が乗るはずだった始発電車には乗らず、「やっぱり座って帰る」とか「普通、男性は女性を見送るもんやろ…」などと、取って付けたような理由を言って〈もう少し一緒に居たい〉〈話していたい〉という気持ちを隠して〈A子を見送るまで…〉と、別れる時間を先に延ばしました。
A子は乗らなかったことに対して、不思議そうな顔をしながら乗らなかったことをまだ問い詰めてきました。
「まぁ、そう言うなよ。座って帰ろうと思ったんやし、足痛めてるからA子さんには絶対座って帰ってもらわんとアカンから、電車が来たら俺が座席取ってあげようと思ったんや…」
俺がもう一度そう言うと渋々ながら納得してくれたようです。
A子からすれば、終電に乗り遅れなかったのは自分のせいだから、せめて始発に乗る時は見送りたかったのでしょう。
それは充分想像出来ましたが、俺の思惑を通させてもらいました。
「ホームへ行こ!」
そう言って、俺はまた片手にA子の鞄を持ち、反対の手でA子を支えながらゆっくりと歩き出しました。
俺が乗るはずだった電車のホームから、A子の乗る電車のホームまでは幾つかのホームの横を通り過ぎた場所にあり、ゆっくりしか歩けない二人にとっては時間が掛かる距離でした。
歩き始めて半分位来たところで、A子が乗る始発電車が間もなく発車すると告げる構内放送が聞こえました。
「あっ!発車する!急ごう!」
そう言ってA子を支えていた手を離して、A子の腕を首に回し肩を貸すようにして歩こうとしました‥‥でもさっきと歩く速度が変わらない…いえ、さっきと同じ速度なので、
「痛いんか?」
と聞いたら、
「ううん、痛くない。 急がなくても乗れなかったら次の電車に乗るから…」
そう言ってA子はさっきまでと同じ速度でゆっくりと歩き出し、それを支えながら俺もゆっくり歩きました。
A子が乗る電車のホームの手前まで来た時、電車は出発しました。……
>> 79
……「あっ!出てしもたなぁ…」
「別にいいって…」
A子は笑顔で答えました。
「……まぁA子さんがそう言うならええけど…」
「これから電車は何本でもあるから…(笑)」
「そうやなぁ…終電まで何本もあるもんなぁ(笑)」
「なんだったら昨日乗れなかった終電に乗って帰る?(笑)」
「(笑)ホンマやなぁ。それも面白いなぁ(笑)」
A子はどう思ってそう言ったのかは判りませんが、俺は一瞬本気でそれも良いかなと思いました。
ほんの一瞬の沈黙の後、
「……でもお母さんに始発で帰るって言ってあるし、B子から家に電話があったら一緒に居なかったことがバレてしまうから…やっぱり次の電車で帰るね…」
「ウソ!ウソ!冗談!冗談!」
俺は即座にA子に、そしてそうしても良いかなと思っていた自分に対して否定しました。
俺がそうしても良いかな…それはつまりもう少し一緒に居たいなと思っていることがΑ子に悟られてはいないか胸が詰まったようになりました。
そんな会話をしながら歩いてホームに着きました。
間もなくして電車がホームに入ってきました。
別れる時間が刻一刻と近付いていることが分かっているからか、俺もA子も話さなくなっていました。
電車が止まりドアが開きました。
ホームに居る乗客は'多い'というほどではなく、A子の席を取る為にドアが開いたらサッと車内に入るつもりでいたのですが、そんな必要はなくA子の腕を取り、支えながら車内に入りました。
発車までまだ時間があるのでA子を座らせてから俺も隣に座りました。
「大丈夫?」
「発車前に放送があるから大丈夫」
そう言った後、また沈黙になりました。 〈何か話さなければ…〉と思いながらも言葉が何も出てきません。
A子も同じように思っているのか?話してきません。
「楽しかったなぁ」
さっきも話したことをまた言ってしまいました。
「ほんとにねぇ。 たった数時間の間にいろんなことがあったからアッという間に時間が過ぎた感じがした…」
「なぁ…内容ぎっしりの一夜やったなぁ…」
きっと他人からすれば、どうということがない出来事だった数時間と思われるかも知れないけど、俺もそしてA子もきっと本当に〔楽しかった一夜〕だったと感じていました。……
>> 80
……またさっきと同じように昨夜からの出来事を振り返るように話し合っていました。
そんな話をしながら俺は〈このままこの電車に乗って行こうか?〉と思い始めていました。
〈高野線に乗っても方向は同じなので家には帰れる〉と判っていました。
そこまで考えてしまうのは〈俺は楽しいからもっとA子と居たいだけじゃなくて、好きになってきている〉ことに気が付いたからです。
でも反面、知り合って半日程しか経っていないのに好きになるかな?‥楽しかったからそう勘違いしてるのではないかな?と冷静な判断もしていました。
確かにA子は綺麗な顔立ちで話をしていても楽しいですが、俺は一目惚れはしたことが無く、現に昨夜俺とN、A子とB子の4人で飲んでいる時はA子を見て'綺麗な人'とは思ったけど、別に好きになったわけではなく、B子も可愛い人だったし、どちらかと言うとA子よりB子の方が控えめで(途中で酔ったのかけっこう喋り出しましたが…)B子の方が好みでしたが別に何も思わず、この日この場所だけの'付き合い'と思っていました。
それが僅か数時間でこんな気持ちになっていることに自分自身が驚き、考えられないことでした。
でも今は好きになってきている気持ちに気付き、このまま一緒に電車に乗ろうか迷っています。
でもそれをしてしまうと今度はもうA子に対して言い訳が出来ません。
「ちゃんと座席に座れるか?」
「男性が見送るもんや!」という言い訳が出来ないからです。
「この電車に乗っても家に帰れるから…」という言い訳は出来ません。 そんなことは最初から判っていることです。
どの電車に乗っても家には帰れます。
それを言い訳にしてしまうと「一緒に居たいの!?」と気付かれてしまうから、どうしょうかと葛藤していました。
〈このまま乗って行くか?〉〈乗って行かないのか?〉答えが出せずにいると、間もなく発車と告げる車内放送が聞こえてきました。
〈どうする?〉
〈せめて電話番号だけでも聞けば…〉
と思い、電車を降りて電話番号を聞こうと意を決した時、
「しっぽさん、ありがとう……いっぱい迷惑かけたけど私はすっごく楽しかった。……たぶんこの一日の出来事は一生忘れない思い出になったと思う……」
その言葉を聞いて俺はA子は〔思い出にしよう〕としていることが判りました。
〔思い出の続きを見よう〕としていないことが判りました。……
>> 81
……「そうか!俺も楽しかった! 俺も忘れられへん一日やったわ! たぶんずっと覚えてると思う……」
意を決して聞こうと思った電話番号も聞かず、
「じゃあ行くわ! ありがとうな! 気を付けてな……」
そう言って席を立ち、ドアからホームへ出ました。
振り返るとA子がドアの所まで来ていました。
「……ありがとう…」
またA子が言いました。
「うん!こっちこそありがとう!……足大丈夫か?」
「うん!大丈夫…」
「駅に着いたらお母さんに迎えに来てもらいよ…」
「うん…そうする…」
「お母さん、運転出来るの?」
「出来るよ。でもスーパーとか駅とか近場しか出来ないけど…(笑)」
「(笑)そうかぁ…でも駅まで迎えに来てくれるなら安心や! 階段とか気を付けてな…ゆっくり歩きよ……」
「うん!わかった!」
「……元気でな!」
「うん!…しっぽさんも……」
「おう!……」
そう返事をして右手を差し出しました。
それを見てA子も車内から手を差し出しました。
そして「ありがとう」と「さようなら」という意味の握手をしました。
A子が足を痛めてから支えるために何度も握った手だけど、握手をした時初めてA子の手に触れた気がしました。
何秒間握りあったか分かりませんが、しばらく力強く握っていました。
「……ありがとう」
A子は泣いていました。
俺ももらい泣きしそうになりましたが堪えました。
「…泣きなや! きっといつかまた逢えるって……」
「………」
「……ありがとうな…」
「………うん…ありがとう……」
手を離したら直ぐにドアが閉まりました。
電車がゆっくりと動き出しました。
ドアの窓から俺を見ているA子の顔を見ながら俺は数メートル追い掛けてそのまま見送りました。
これがA子の顔を見た最後となりました。
それ以降、何度となく私用や仕事で難波駅に行ったことがありますが一度もA子とは逢えていません。
数年間は難波に行く度にA子が居ないか何気に捜していましたが、それも次第にしなくなりました。
A子も同じことをしてくれていたのでしょうか?
そもそもA子もあの短時間の間に俺のことを好きになってくれたのでしょうか?
お互い気持ちを伝えていないので知る術は無いのですが…。
以上で【過去話】『南海高野線の女性』の終了です。
この話には後日談がありますが、また次回に……
ではまたね🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか❓
もうすぐ終業時間だと思うのですが今日も残業ですか❓
それとも研修‥英会話かな❓
どれであっても頑張ってね💪
さて、一応昨日で書き終えた【過去話】『南海高野線の女性』ですが、最後に書いたように後日談があります。
今日はそれを書きますね✏
……まず最初は、後日談と言うより別れた直後のことです。
A子を見送って〈もう二度と会えないかも…〉と寂しさに包まれながら自分が乗る電車のホームに向かい歩いていました。
〈やっぱり電話番号だけでも聞いておけばよかった…〉と後悔もしていました。
今のように携帯電話があればもっと気軽に、それこそ4人で飲んでいる時に電話番号やメアドの交換をしていたと思いますが、当時は家電しかなかったので電話番号を交換するのはもっと親しくなってからするのが常でした。
そんなことを考えながら既にホームに停車してある電車に乗り、予定通り?席に座りました。
昨日からの出来事をまた思い返しながら出発を待っていたら、俺の隣に座っている女性とその隣にいる女性との話し声が聞こえてきました。
「あんた〇〇行く前まで持ってたやんか」
「持ってた!持ってた!」
「それから〇〇の店で精算した後にトイレ行った時に私預かってあげたやろ?」
「あぁ~!そう!そう!」
と、何やらどこかで荷物を置いて来てしまったのを紙袋の中を探しながら話していました。
〈話しながら探すのはええけど、電車に乗ってたらアカンやろ!? 発車したら取りに戻られへんやろ〉と、他人事ながら心の中で注意していた時、ハッと気付きました。
〈しまった!! 昨日靴買ったやん! 持ってないで!!!〉
そうです。
俺は昨日、待ち合わせの居酒屋へ行く前にA子達と出逢った靴屋さんで靴を買っていたことを思い出したのです。
〈どこへ忘れて来たんやろう?〉
〈どこまで手に持ってたやろう?〉
頭の中の貧弱なCPUをフル回転させながら靴屋から出た後の行動を思い出そうとしました。
「間もなくこの電車は……」
と車内放送が流れているのが聞こえ、
〈乗ってたらアカン!〉
慌ててホームへ降りました。
後ろから女性2人も降りていました。
〈彼女等のこと言えんなぁ…自分も降りずに考えてた…危なかったぁ~〉……
>> 83
……とりあえず払い戻しを済ませ改札を出て、ゆっくり落ち着きながら頭の中で昨日の足跡を辿っていきました。
そして見付けました。
居酒屋に置いて来ました。
最初、友達Nを待ちながら一人で座っていた時は靴の入った紙袋は隣の座布団の上に置いていたのですが、A子達と再開してテーブルをくっつけた時に、仕切りのためのツイタテを移動させた時、紙袋を部屋の端に寄せてその前にツイタテを置いたのです。
その後、テーブルを元に戻して1つのテーブルで4人で飲んで、ラストオーダーの声で慌てて店を出たもんだから紙袋を持って出るのを忘れてしまった‥と解りました。
そうと解ったものの、こんな早朝に店が開いていないことは判っていましたが、ジッとしてても仕方ないのでダメ元で店へと歩き出しました。
〈昨夜は必死でこの道を向こうから走って来てたんやなぁ〉などと思いながら歩いてました。
歩いて判ったことですがけっこうな距離を走っていました。
しかもお酒を呑んだ後に‥‥。
店に着きました。
〈ひょっとしたら後片付けとか、朝の仕入れとかで誰か居るかも知れない?〉と淡い期待をしながら店のドアを開けようとしました。
ググッ❗ググッ❗
鍵が掛かってました。
ドンドン❗ドンドン❗
ドアを叩いても中から反応がありません。
〈そらそうやろなぁ⤵〉
諦めて帰ろうとも思いましたが、また電車に乗って戻って来る時間とお金が勿体無い…。
かといって靴を諦めるには、奮発して買った靴だったので諦めるには勿体無い…。
ということで、店が開店準備をする頃まで待つことにしました。
とはいうものの、この店何時に開店?
それの2時間位前なら準備してるやろ!?と思って看板を見ても開店時間は書いていない…。
店内を覗いて道に出していた立て看板を見つけたけど〔おすすめメニュー〕や単品料理の紹介だけで開店時間などは書かれていない……。
〈まぁ居酒屋だから5時頃には開くやろ〉と思いながら店をあとにしてブラブラ歩き出しました。
全く行く宛も無いので、とりあえず通称'ひっかけ橋'へ行きました。
グリコの看板や汚れた川の水面を見ながらボゥ~っとしてました。
そしたらフッと居酒屋のメニューを思い出しました。
A子達と再開するまでNを待ちながら一人で居たので、店内の様子や貼り紙、メニューを暗記するほど見ていたのです。
そしてメニューには、
「4:30~24:30」……
>> 84
……確かにそう書かれてありました。
普通「5:00~24:00(または25:00)」やろ!?…と、なんか中途半端な時間設定やなぁ~と疑問に思ったことを思い出しました。
そして開店時間が少し早い理由も書かれてありました。
「予定より早くお仕事を終えた方、帰る前に軽く一杯やりませんか? 当店はどこよりも早く開いてます。お得な〔お仕事お疲れさまセット〕もご用意しております」という文字まで思い出しました。
ということは、4時半開店なら遅くとも2時半には準備しだすだろう…と予想が出来たので、それまでの時間をどう過ごすか考えました。
とりあえず歯磨きと顔を洗いたいのでコンビニで歯磨きセットを買い、喫茶店へ行きました。
普段は朝ご飯は食べないのですが、徹夜してその間飲み物しか口にしていないのでお腹も空いていました。
モーニングセットを食べてトイレの洗面所で歯磨きと顔を洗ってスッキリしました。
まだまだ時間があるので黒門市場へ行きました。(ここは昔から大阪の台所と言われる各種店舗がある大きな市場です)
何を買うわけではないのですがウロウロしては肉屋さんで揚げ立てのコロッケを買ったり、魚屋さんでは試食でお造りを食べさせて貰ったりして時間を潰していました。
そうこうしながら市場からも出て歩いているとパチンコ店の前を通りました。
大阪のパチンコ店は10時開店ではないのか?10時前なのに既にお客さんが入ってました。
このまま宛も無く歩いていても疲れるだけだし、当時は時々パチンコもしていたので、このまま時間がくるまで打ってようと思い店内に入りました。
適当な台に座って打ち始めて2~30分位した時、当たりました。
そこから連チャンになり途中で減ったりしながらもまた当たったりして、気がつくと2時をとっくに過ぎていました。
もう少し打ちたかったけどパチンコを打つことが目的ではないので、勝っている今のうちに止めようと思い席を立ち、店員さんを呼びました。
「もう止めます」と店員さんに言って、出玉を運んでもらうようお願いすると、俺の隣で打っていたおばさんが、
「お兄ちゃん、もう打たへんの? この台まだ出るで…」
と教えてくれたのですが時間が無いことを告げると、
「ほな私、座らせてもらうわ」
と言って座りました。
俺が行こうとしたら、
「お兄ちゃん、アメちゃんあげよ…」……
>> 85
……そう言って俺の手に3つアメを握らせてくれました。
(大阪のおばあちゃんは必ずアメ(あめちゃん)を持っているのは本当です)
精算を済まして収支を計算してみたら3万8千円も勝っていました🙌
昨日買った靴代と居酒屋代は充分回収しました。
〈これも終電に乗り遅れたから…始発に乗らなかったから…靴を忘れたから儲けたんやなぁ〉
〈悪い事ばかりや無いなぁ〉と変に納得してました。
懐も暖かくなり軽い足取りで準備中であろう居酒屋へ向かいました。
店に着くと表看板に照明は灯されていなかったけど店内は既に明るく何人かの人が準備の為に動いているようでした。
「こんにちは~」
とドアを開け声を掛けると近くにいた店員さんが応対してくれて、理由を話すと直ぐに理解してくれたようで、奥へと入って行き店長さんらしき人が見覚えのある紙袋を片手に歩いて来ました。
「すみません。昨夜こちらに寄せて‥」
「あぁ~お客さん!昨夜はありがとうございました。 これですよね…」
「あっ、そうです。慌てて出て行ったので…忘れてしまって…」
「(笑)後片付けしてたウチの者が忘れ物に気付いて慌てて持って出たんやけど、お客さん等走って行きはったようでもう姿が見えんかったみたいで…」
「そうですか…ご迷惑おかけしました…」
「(笑)いやいや…忘れ物されるお客さんってようおられるから預かってるのも慣れたもんですわ(笑) 現金やったら黙ってもろといてみんなで分けるんですけどね(笑) 失礼ながら中を覗かせてもろたら靴の箱みたいなんで、貰っても私のサイズに合わんやろうと思い、そのまま取りに来はるまで置いとこうと思ってたんですわ(笑)」
よく喋り、よく笑う店長(大将)さんだ。
紙袋を受け取り、お礼を言って出ようとしたら呼び止められ、
「良かったらまた来て下さい」
と10%OFFの券を手渡してくれました。
改めてお礼を言い店を後にしました。
商売人はこうあるべきだ!と勉強になりました。
そして紙袋を片手にしっかり持って電車に乗り、夕方には家に着きました。
これが〔後日談?〕当日のその後の出来事でした。
まだ後日談はあるのですが、そろそろ晩ご飯とお風呂の用意をしなければ……。
それではまた次回に‥‥
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
今朝は雨☔が降っていましたがお昼までには止み、今は晴れ渡っています☀
でも風がかなり強く吹いているので寒さは感じますね😫
アンは今日、仕事ですか?
年度末の最後の日だから出勤じゃなくても出社しているかも知れませんね☝
もしそうしてるのなら頑張って下さい💪
先日は【過去話】『南海高野線の女性』の後日談を話しましたが、もう1つある後日談を今日は書きます✏
居酒屋に忘れていた靴が入った紙袋を持って夕方頃に帰った俺は、お風呂に入ってから直ぐに寝ました。
あまり寝ない俺ですが、昨夜からお酒を呑んだ後徹夜で話をしたうえに歩き疲れたのたのか爆睡していたようでした。 なぜ爆睡していたか?自分で分かったのかというのは、電話の音で起こされ受話器を取ったら友達のNからで、
「おう!今、帰って来たんか?」
と聞かれたからです。
「いやぁ!今まで寝てた」
「えっ!ホンマかぁ!? この電話出るまで何回もかけたんやぞ…ずっと寝てたんか?」
何度も電話が鳴っていたらしいのですが、全く気付かなかったということは、それだけ爆睡していたということでしょう。
「いや…夕方頃帰って来て風呂入って寝た」
「夕方頃帰ってって?…それにもう風呂入ったって、なんでそんな早よ風呂入るねん?」
〈……早よ? 別に早よ入ってへんやん! さっき帰って来たから入ったんやんか!〉とNに文句?を言おうとして、ハッと完全に目が覚めました。
〈Nは俺が終電に乗れずA子と徹夜したことを知らんのや…〉
そのことに気付いた俺はNに、
「おぉそうやねん。 俺な終電に間に合わへんかって向こうで徹夜してん。 それからいろいろあって夕方にこっちに帰って来て、それから寝たねん…」
「やっぱり間に合わんかったんかぁ…でもなんで夕方やねん?始発に乗って帰ったらええやんか?」
もっともなご意見です。
俺は買った靴を居酒屋に忘れてしまったこと、居酒屋に戻ったけど不在で開店頃まで時間潰しに喫茶店でモーニングを食べて黒門市場をうろつき、パチンコで儲けたことを話し、帰宅するまでの経緯を説明しました。
「ホンマかぁ…しかしドジやなぁ(笑)、お前はともかくA子さんは間に合ったんか?」……
>> 87
……昨夜、居酒屋で4人で話してた中で、それぞれが住んでいるだいたいの地域を聞いたりして、「〇〇線の〇〇駅が近い」ということはNも聞いていたので、A子が俺と違う電車に乗ることは判っていたので、俺が終電に間に合わなかってもA子は間に合ったのか聞いてくるのは自然なことでした。
「いや、A子さんも間に合わへんかってん…」
「ええー!!ホンマかぁ!それからどう過ごしたんや? A子さんの家の人とか迎えに来てくれたんか?」
そう質問されて、お父さんが不在でお母さんの運転では迎えに来るのは難しいとの事を伝え、結局A子と一緒に居たことを話しました。
「そうかぁ…でもお前と一緒に居ったほうがA子さんも安心やったやろ!最後はちゃんと見送ったんやろ…」
Nの言葉が嬉しかったです。
俺と一緒に居たほうがA子は安心出来たとNが信用してくれていることを何気なく言った言葉で判ったからです。
普通?なら、初めて会ったとはいえ、お酒も呑んで楽しく過ごした仲になった男女が終電に乗り遅れてしまい、朝まで時間があり、その上A子の容姿も良いとなると、
「その後ホテルでも行ってうまいことなったん違うんか?」とか、下世話な勘ぐりをする奴も、いえ、むしろそう想像するのが自然な考えかも知れませんが、Nは俺はそうしないということに微塵の疑いも無く「お前と一緒に居たほうが安心やった」と言ってくれた事がとてつもなく嬉しかったです。
「始発と違うけどちゃんと電車に乗るまで見送ったよ」
「……なんで始発と違うねん?」
「実はな…店の前でお前等と別れてから走って駅へ向かったんや……」
それからの出来事を順番に話しました。
足首を痛めたことやコンビニでのこと、駅に戻ってから話してたことなど始発の次の電車に乗って帰るまで見送った経緯をかいつまんで一通り話しました。
Nは時々相づちをしながら聞いてました。
話を聞いたNは、
「なんか映画みたいやなぁ(笑)」
と言って感心していたようでした。
話し終えた俺は今度はNに聞きました。
「お前はあの後どうなった?」
「俺かぁ‥俺は……」
と、俺と同じように順番に話し始めました。
別れてから俺達と同じように走ったらしいのですが、B子が彼氏のために買った靴以外にも手荷物があって、Nも持ってあげて走ったのですがB子の足が遅いうえに体力が続かないようで何度も立ち止まっては歩くを繰り返してたら……
>> 88
……駅に着く前に終電は間に合わないと判断して、そこからは駅前のタクシー乗り場まで話しながら歩いたそうです。
B子の家はだいたいNと方向が同じということもあって、ちょっと回り道したら良いかと一台のタクシーで帰ることにしたそうです。
歩きながら、タクシーの順番を待っている間、そしてタクシーの車内でも俺とA子が話してたように居酒屋での会話を振り返りながら、あの時と同じように笑いながら途切れることなく話し合っていたそうです。
そしてB子の自宅前でB子を降ろし別れたそうです。
〈しまった!電話番号だけでも聞いておけば良かった…〉とNも思ったそうですが〈ひょっとしたらあいつ(俺)が聞いてるかも知れない〉と思ったそうです。
残念ながら俺も同じことをNに期待していたことを告げると、Nもかなり残念がっていました。
せめてB子の自宅を覚えていないか聞くと、B子を降ろした後、直ぐにタクシーの運転手さんがあまりにも楽しそうに笑いながら話してる2人を見て〈恋人同士とも違う…同級生でもなさそう…一体どういう関係なのか?〉気になったらしくNに話し掛けてきたので関係と経緯を話していて自宅の場所は判らないとのこと‥‥(涙)
結局、俺はNと電話で数十分話しましたが、昨夜での居酒屋での話と店前で別れた後のお互いの出来事を話して切っただけで、肝心な?彼女達の電話番号は知ることは出来ませんでした。
後日ですが、Nは1人でバイクに乗ってB子の自宅を捜したようですが見つからなかったようです。
電話帳でも調べましたがA子もB子も該当する家はありませんでした。
A子のお父さんはインテリア関係の仕事をされてて、何店舗かあるようなことを言っていたのですが会社名まで聞いていなかったのですが、何とか見つからないかと電話帳などで調べましたが見つかりませんでした。
Nは彼女が出来たばっかりなのに彼女達のことを俺以上に?好きになったようで、B子に彼氏が居るのも承知で、
「あの子等とは恋愛とかじゃなくて本当に友達として付き合っていきたい」
と言ってました。
俺も同じ気持ちでした。
俺は日が経つにつれて捜す熱も冷めていき、日々の生活に追われてるうちに彼女達の存在も次第に忘れていきました。
たぶんNもそうだったと思います。……
>> 89
……前に書いたように、しばらくは難波駅に行った時は、目がA子を捜していましたが、それも程なくしてしなくなっていました。
Nは俺と同じで仕事は大阪でした。
Nも俺も引っ越しをして和歌山と兵庫と離れてはいましたが、それでも年に数回会えば彼女達のことを懐かしく話していました。
そのNも阪神淡路大震災で亡くなり、今は彼女達のことを話すことも無くなりました。
アン、前に「俺はタバコは15年以上前に止めたけど、年に一度、一本だけ吸います。それはある友達の命日にタバコを買って墓参りに行き、二本のタバコに火を点けて一本は俺が吸い、もう一本は墓石に置いて、俺がタバコを吸い終わるまでの墓参りをしてる」って話したことがありますが、その友達がNです。
俺が親父が作った借金でサラ金から来たヤクザのような人達が家の前で待ち伏せしているので家に帰れずにいると、自転車で家の近くまでやって来て俺を見付けて、
「また来てるなぁ…俺んとこ来いよ!」
と声を掛けてくれていつも助けてくれた奴です。
「昨日も(一昨日もって時もありました)行ったから…」
と、遠慮しても、
「かまへん!かまへん!オカンなんか俺よりお前が子供やったらええのに!って言うぐらいお前のこと気に入ってるぐらいやから気にせんでもええって…」
と言っては家に来るよう誘ってくれました。
行けば、お母さんもお父さん、お姉さんまでいつも歓迎してくれました。ご飯はもちろん、お風呂までよばれて、終いには俺専用のお箸や歯磨き、パジャマまで用意してくれました。
高校を出て俺は働き、Nは大学へ行ってからも帰省した時は必ずどちらかの家に泊まり込みで遊び、Nが大学で居ない時でも時々家に遊びに行っては晩ご飯をご馳走になったりしました。
出張や旅行に行った時は産地のお土産を持って行ったり、またNの家族の方もお土産を持って来てくれたり、お姉さんが結婚する時は俺まで出席させてもらいました。
本当に良くしてもらいました。
Nが亡くなった時は狂ったようになりました。
でも、出棺前の最後のお別れの時しか泣きませんでした。
今はもうとっくに亡くなったことを受け入れていますが、当時は信じられなかったのでしょうか、泣いたのはその時だけだったと思います。……
>> 90
……ちょっと感情移入してしまい、後日談から話が離れてしまいました。
今回、この【過去話】を書き始めていろんなことが思い返されました。
今までに幾つかの【過去話】を書いてきましたが、その中で何度となく、「書いている文中は当時のことを思い出しながら書いているので、会話のやりとりなどの言葉は一語一句当時のままを書いているわけでは無く、だいたいそんなことを言ったであろうという記憶と背景から多少なりとも想像やニュアンスを伝えるための言葉もあります」と言っておりましたが、今回の『南海高野線の女性』で書いた言葉のやりとりは、あの日以降も何度も思い出したり、Nと話したりしていたのと、あまりにも素敵な1日だったので鮮明に記憶していたので、やりとりしている言葉や背景の描写はほとんど当時のままを書いたと思います。
だから言葉使いや心境などを読んで、アンには嫌われるかも知れませんね!?
それに二十年以上前の出来事とはいえヤキモチを妬かせてしまうかも知れないですね。
(ちょっとは妬いた?)
まだまだ書きたい【過去話】はありますが、今日はこれで止めておきます。
今回の話は過去最高の長編で、期間も長くなりましたが、次回からはもう少し短めに書けたら…と思っています。
アン、今日もし仕事だったとしても、もう終わってますね☝
お疲れ様でした🙇
明日はゆっくりして下さいね😊
それじゃあ、またね👋
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
今日は良い天気☀ですね😃
でも風がけっこう吹いているので日差しの割には寒いですね😠💦
今日は休みだからアンは花見🌸にでも行ってるのかな🍻🍱🍡
それとも自宅の近くにある内緒の穴場🌸に観に行ってるのかな❓
俺は昨日一人で花見🌸に行きましたよ☝😊
しかも友達にバイクを借りてツーリングがてら奈良の吉野まで桜🌸を観てきました。
昨日は今日ほど風も吹いていなくてツーリングするにはもってこいの日よりでした。
バイクなので渋滞も関係なく、スイスイと目的地に着き、観光客も行かない場所からも桜🌸の絶景を楽しみました。
タンデムシート空いてたからアンを誘えば良かった……😁
桜🌸を充分堪能した後は雑誌でチェックしてあったお店に行って美味しいご飯を食べました。
アンと知り合った頃に俺は美味しい店を探したり、評判の店に行ったりするのが好きって言ったと思うけど、最近‥いえ…病気になってからほとんど探したり行ったりしていなかったので、これからまた時々は行こうと決めた最初が昨日の奈良のお店です。
これからも続けるつもりなので、アンの近くのお店にも行くかも知れませんよ😃
前回まで幾つかの【過去話】を書いてきました。【過去話】と題名を付ける以前にも幾つか過去の話を書いたこともありました。
何度か前に入院した時から、アンとやりとりを始めた最初からの手紙を読み返しました。
五千通程あるのでまだ前回の手紙まで読み切れていないのですが、読んでいるとその頃の背景や、あの時心境などが鮮明に思い出されます。
仕事でトラブルがあった事、思いがけない深夜までの残業、会社への行き帰りでの出来事、休日の過ごし方、友達との事、等々忘れていた事が思い出され、思い出すと鮮明に記憶が蘇って、新たにしっかりと思い出として残ることが出来ています。
前回書いた『南海高野線の女性』なんて、書いているうちにドンドン記憶が蘇って、頭の中が先々と進んでしまい、書くのが追い付かないほど次から次へと鮮明に思い出されました。
だから今思うのは、アンと知り合って…そしてやりとりを続けていて良かったと思います。
感謝します。
忘れていたことを思い出すことが出来たのはこの場所があったからです。
また次回から【過去話】を書くことも多々あると思いますが、一人では書くことが無いからでは無く『思い出を思い出す』つもりで書いて行きます。
それじゃあまたね🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事を終えて帰ってますか❓
最近は寒暖の差が激しかったからか体調が優れませんでした。
9日ぶりの手紙です。
花見🌸ももう終わり、町のあちこちで桜吹雪が舞っていますね😃
アンは桜🌸を観ましたか?
自宅近くにある秘密の場所にある桜🌸は綺麗に咲いていましたか?
俺もその桜🌸を一度観てみたかったです。
最近、あと何回‥桜の花が観れるかなぁ…と考えたりします。
新年度に入って2週間程経ちましたが環境が変わったりしましたか?
新入社員が入ってきたりして、職場が華やかになったりして、自分の新入社員だった頃を思い出したりしてませんか?
毎年新入社員が入る度に「初心の気持ち」を思い返らせてくれますよね☝
仕事を楽にしてないか?手を抜いていないか?
要領をかましていないか?
素直になっているか?
向上心を持っているか?
などなど、新人の頃と今の自分を比べて、数字や立場などでは無く、心構えや期待感、取り組もうとする姿勢などを比べると、最近の自分はあの頃の自分に負けている部分が多いことに気付かされました。
仕事をしていた時、毎年この季節になると反省し新たな気持ちでスタート出来る時期でした。
新入社員だけが新たにスタートするのではなく、2年目の人も10年目の人も、何年目の人でも新たにスタート出来るのがこの4月です。
昨年度トップだった人も最下位だった人もゼロからの横一列になってスタートするのです。 新人のつもりで一年間頑張り続けたらトップだって狙えます。
アンは数字を積み重ねる仕事ではないようですが職種が違っても新人の頃を思い出して、昨年よりもステップアップ出来るよう、この一年を頑張ってほしいと思います。
アンの仕事のこと、私生活でのこと、アンの人生そのものを俺は応援しています。
アン、これからも一生懸命頑張れ💪😱🐻
アン、こんばんは🐻
8日ぶりの手紙です✏
前回手紙を書いたのも9日ぶりでした😥
春真っ只中というのに体調が今ひとつです😢
きっとアンから手紙が来ないせいだと思います😤そういうことにしておきます😁
先日、元会社で俺が居た課の社員が「会社を辞めたい」と相談して来ました。
以前から課の社員達とはそれぞれ電話やメールで時々やりとりをしていてそんな会話の中で会社の方針や今の上司などについての意見などもよく聞いていました。
俺が辞めて後を継いでくれた方ともなかなか上手くいっていないことを聞いていたのですが、その方が病気になられ、その間代わりに任されてた方が、この4月から正式に就任されたそうです。
新たなその方は全く部署が違うところから来たので、本人も「前任者の病気が治るまで…」のつもりだったのか?、畑違いということもあり社員の仕事に口を出すこともなく、この3月の年度末決算も全て社員に任せていたそうです。
社員達も「変に口出しされるよりも我々に任せてほしい」と思っていたそうなので、管理してるお客様が1人も居ないその上司は特にこれといった仕事をしているわけでもなく、朝昼晩の報告をするぐらいしか仕事をしていなかったそうですが、社員はそれでも良いと思っていたそうです。
ところがさっきも言ったように正式に辞令が出て部署を任されるようになってから態度が一変したそうです。
実はその新しい上司は俺が会社に居た頃によくぶつかり合った方なのです。
俺は前にも書いたことがあるけど「数字を(仕事をする)出すから文句を言わせない」的な態度で社員にバンバン有給を取らせたり(有給取るのは当たり前の権利だけど、病気や冠婚葬祭以外に取ることは悪いことのような風潮があったので…)、みんなの仕事が早く終われそうな時は晩ご飯を食べに行ったり、月末で他の部署や他店舗が残業をしていても自分達の部署がちゃんと終えてたらサッサと帰らせたり(なんか他の部署とかが仕事をしているから帰りにくいっていう雰囲気が嫌で、申し訳ないからと残っていても仕方無いからです)、誕生日には休みを取るように、本人以外の人でも代われる仕事ならみんなで分担してやる(お互い様)など、何ら会社に違反するようなことはしていないのですが、それを快く思っていない他の部署の何人かが「会社の雰囲気があそこだけ違う」とか「会社は1つの組織なのに、あそこの部署だけ独立してる」とかを総務部に言う…
>> 94
総務部に言う人がいて、その度に電話が掛かって来たり、本社へ会議に行ったついでに呼ばれたりと、総務部も言いたくないのかも知れないけど、一応俺の耳に「こういう意見が来てる」と入れておこうと思ってしているのでしょうが、その度に俺も自分なりの考えを述べて、やり方を変えないことや反省もしないことをいつも言ってた相手が今度、新しく課に来た上司なのです。
だから課の社員達はその経緯も知っている上に、仕事の事や数字の事、お客様とは…など、内勤一筋でやってきたその上司には解るはずもないのにただ目先の数字、本社に報告しやすいその日その時の数字ばかりを詰めてきて、聞く耳をもたないそうです。
毎日の数字が大事なのは社員でも解っています。でもサービス業だから山や谷があります。
毎日ホームランは打てません。
今日がダメなら明日こそ…明日がダメなら週末こそ…と気持ちを切り替えてやっていくものです。それで月末が近付き、見通しが悪そうなら尻を叩くとか怒ることがあっても、毎日毎晩怒っていては社員もやる気を無くします。
内勤一筋でやってきた人にそれを理解しろと言うのは無理かも知れませんが、辞めたいと相談してきた彼は本社に移動をお願いしたけど受け入れられなかったそうで、そして辞めたいと相談してきました。
他の社員も不満を言ってるそうで、自分が行動したことで遅かれ早かれ第二第三の自分と同じように行動する者が出てくると‥‥そしてあの部署は崩壊するかも知れないと言ってました。
多分その上司の方は「長年勤めた内勤から全く畑違いの部署に移動させられたということは、会社は辞めさせたいのか?」と思っているのだと思います。
それは毎月好成績だった部署が、その上司が配属されてから成績が下がったりしたら余計追いやられる立場になるからでしょうね。
だから毎日ホームランを求めるようになり、毎日四六時中怒っているのだと思います。
そんなことを相談してきた彼にも話して、みんなにも伝えて、もう少し頑張れと伝えました。
アン、俺はそれで良かったのでしょうか?
仕事を続ける、辞めて転職する…人の人生を左右することを相談受けるのは疲れてしまいます。
今日はちょっと愚痴っぽいことを聞いてもらいました🙇
次回からは【過去話】でも書いていきますね☝
それでは、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
2週間ぶりの手紙です✏
アンが来なくなって一人で書くようになってから2週間も空いたのは初めてです…。
アン、元気にしてましたか?❓
この2週間の間にゴールデンウイークもありましたが何処かへ行きましたか❓
アンはどんな休みだったのだろう…?
長い連休が取れたのか暦通りの休みだったのかさえ判らないです…😥
サービス業ではないからずっと仕事では無かったと思うのですが…!?
俺は前回手紙を書いた後から体調が今ひとつだったので自宅でゆっくりしてましたが、ゴールデンウイークの後半は友達等とバイクでツーリングに行きました😃
俺と他数人はレンタルバイクを借りて、日本海側を除く近畿地方の約3分の2を廻って来ました。
途中☔雨にも合いましたが、それもバイクの良さだと思いながら走破しました。
学生の頃はツーリングというより'暴走'してましたが、この歳になりリターンバイカーの俺達は景色を楽しみ風を感じながらゆっくり走ることが楽しいと思いました。
(オヤジ化になってきてるのかなぁ~😥)
たくさんの海と山々を観て、目の保養と心の療養をして来ました😃
今回は2泊3日で行ったので多少荷物はあったものの、今回もタンデムシートは空いていたからアンも乗れたのになぁ😢
でもみんな一人で乗っていたから寂しくはなかったけどね😁
話は変わるけど、今月の21日は金環日食が観れる日ですね☝
天体観測が好きなアンなら当然楽しみにしていると思うけど、もう準備はしてますか?
アンが持ってる天体望遠鏡も特殊なレンズで観ないと目がやられるよ☝
(そんなこと俺に言われなくても分かってるって……!?)
俺は天体望遠鏡が無いのでホームセンターで売ってる「金環日食の観察用」という安価な物を買いました。
当日の朝、7時半頃に金環日食になるそうなので少し前から観察しようと思います。
このチャンスを逃すと次は300年後(首都圏で)まで観れないそうなので文字通り『一生に一度』の機会を逃さないようにします。
だんだんと朝晩も過ごし易くなってきました。
おへそを出して寝ないようにね…☝
それじゃあまたね🐻
アン、こんにちは🐻
一週間ぶりの手紙です😃
最近は書きたい事がまだまだ沢山あるのに、なかなか書けません😥
体調が優れない時もありますが、最近は体調が良い時は相談にのることが多くなりました。
この前話した元会社の課の相談、それに課の個人的な相談、男女の友達からの相談、不倫してる人や離婚を考えてる友達、知人からの相談など、ここ2~3ヶ月の間に10以上の人々と何度も📧📱でやりとりしたり、何回か会って話したりと…ほんと寺子屋みたいです(笑)
俺は前にも言ったように相談を受けたら自分の考えや感じたことをハッキリと言います。
そして相手がある場合はなるべく1対1で会って話しを聞きます。
その結果によっては長年付き合ってる友達の味方にならず、初対面の相手の意見に賛成することもあるので、友達とぶつかることもありますが、そんな姿勢が良いのか懲りずに何度も相談してくる人が何人もいます。
そんなことが最近続いていて、相談が無い日はホッとするのと同時に昨日までの疲れが押し寄せてきます。
俺は「お悩み相談所」を経営しているわけではないのです。
中には「それぐらい自分で考えて答えを(解決しないと)出さんとアカンやろ!!」と、これからの人生でもっと大きな壁にぶつかった時「どうするの?」と心配になる人もいます。
人が聞いたら小さな悩みでも本人にとっては大きな悩みなんでしょうけど…。
話を変えますね☝
最近は【過去話】をしていなかったので久しぶりに書きます…とは言っても昨日の事です😁
昨日の夕方頃コンビニに入って、買い物する前に先にトイレに行っておこうとトイレへと向かいました。
だいたいのコンビニはそうだと思うのですが、トイレに行くまでに雑誌が置いてあり、特に出入口付近は成人雑誌が置いてありますよね。
俺はトイレに入ろうと出入口付近まで行くと、幼稚園児位の男の子とそのお兄ちゃんらしき小学1~2年生位の男の子の2人が成人雑誌コーナーで本を見ていたのです。
「えっ❗」と思ったけどまず先にトイレを済まそうと中に入りました。
トイレを済ませて出てみると、やはり2人で本を見てました。
俺は何の本を見てるのか気になり、2人の横に立って適当な本を取り、読んでるふりをしながら2人の様子を伺ってました……
>> 97
……「この歳で女性の裸に興味があるのは早過ぎるやろ…!?」と思いながら様子を見ていると、お兄ちゃんが本のページをササッとめくっては裸の写真が出たらめくるのを止めて弟に見せて自分も一緒に見てました。
「ええー‼こんな小さい子やのに、もう裸に興味あるんやぁ😲」と驚きましたが、中高生ぐらいなら気持ちは解るけどやはりまだ幼児にはあまりにも早過ぎると思い、注意しようと声を出す寸前に「ママのもこれぐらいおっきかったで…」とお兄ちゃんが写真の裸の女性の胸を指差して弟に見せていたのです。
「‥‥なんや⁉どういうことや❓」と、お兄ちゃんの言った言葉が気になり、どういうことか知りたくて俺は声を掛けるのを止めて、もう少し様子を見ることにしました。
「ほんまにぃ-!?おっきいなぁ😃」と嬉しそうに答える弟…。
それを聞いてまたページをめくりだすお兄ちゃん。
また違う女性の裸を見付けては「ママよりも小さい」とか「ママのほうが美人」などと、胸以外にも顔や髪型なんかも写真の女性と比べて、いかに自分達のママは綺麗で胸が良い?のかを写真を指差しながら弟に力説してるお兄ちゃんらの光景でした。
だいたいの様子が解ったので、微笑ましい光景ではあるのですが、やはり「良くないこと」なので注意しようと思い、先にこの兄弟の親か一緒に来てる大人が居ないか回りを見渡しました。
親が他で立ち読みや買い物をしている間に見てるに違いないと思い、親に伝えてあげようと思ったのです。
ところが回りを見てもそれらしき大人が見当たらず、レジで清算を済ませた大人も全員店を出てしまい、店内に居るのは学生と後から入って来たサラリーマンらしき人達が数名居るだけなのです。
「あれっ?この子ら2人だけで来たの?」と思いながら、確定するまでもう少しだけ様子を見ることにしました。
それからもお兄ちゃんは本を替えては写真があるページを開いては弟に見せて、ママとの比較をしたりしてました。
兄弟で何やら話し合っていた言葉が聞きづらかったのですが「……僕は触ったこと覚えてないから……」と、弟がお兄ちゃんに言った言葉が聞こえました。
「そうやなぁ…。〇〇〇はまだ赤ちゃんやったからなぁ…」と、お兄ちゃんが答えました。
「どんな柔らかさなん?」弟がお兄ちゃんに尋ねると、お兄ちゃんは本を戻して弟を手を取って店内を走り出しました。
俺は気になりながらも後をつけるわけにもいかないので……
>> 98
……目で2人を追いました。
2人がある場所で止まったようで俺からは2人の姿は見えませんでした。
しばらくしてまた2人が戻って来て、また本を取りページをめくりだしました。
「…ほら‥あった!このおっぱいさっきのパンとおんなじ大きさや…」と言うお兄ちゃんの言葉に弟も「ほんまや!おんなじ大きさや!…」と答え「僕、もう一回触ってくる」と言って、弟だけが走り去りました。
そうです。
このお兄ちゃんは弟がママのおっぱいの大きさと柔らかさを覚えていないからと、咄嗟にパンで柔らかさを教えてあげることを思いついたのです。
たぶん沢山あるパンの中から自分が記憶しているママのおっぱいの大きさと柔らかさを思い出しながらパンを触って、それを弟に触らせたのでしょう。
ほんの十数秒で弟は戻って来ました。
「ふわふわしてて柔らかかった」と嬉しそうにお兄ちゃんに報告していました。
「…でもほんまもんのママのおっぱい触りたいなぁ…」
そう弟が言うと、
「もう死んじゃったからそれはでけへん。無理言うな!」と、お兄ちゃんは弟をなだめるというより「ここまでしてやったんだからもう無理言うな」と、少しイラッとした口調で答えてました。
「そういうことか…この兄弟のママはもう亡くなられてて、お兄ちゃんはママの記憶があり、おっぱいの大きさや柔らかさを知っており、ママの優しさなんかも知っているけど、弟は今でまだ幼稚園児位なので当然それ以前の記憶が無く、ママのおっぱいの大きさも柔らかさも優しさも知らないのだろう」ということが理解出来ました。
それを知った俺はこの2人に注意することを止めようと思い、買い物を済ませて店を出ました。
出る時に2人の方を見たら、既に成人雑誌コーナーではなくアイスクリームの冷蔵庫の中を覗いてました。
俺は一人の大人の立場として注意しなかったことは悪いことだと思います。
後で気付いたにせよ、パンを触って来たことが判った時点で注意するべきだとわかっています。
何も知らずに多少形が崩れたかも知れないそのパンを買う人も居るでしょう。
でも注意出来ませんでした。
アンならこんな時どうしますか?
昨日体験した【過去話】題名を付けるなら【成人雑誌を見る兄弟】ですかね。
また次回からもっと昔の【過去話】をしていきます。
それじゃあまた😃
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
和歌山は先程から雨が降ってきました☔
アンの所はどうですか❓
マンションの窓から下を見ると、突然降り出した雨に傘☔を用意していなかった人達が小走りで移動しているのが見えます。
濡れて可哀相です。
雨☔に濡れてる様子を見て思い出した【過去話】があります。
今日はそれを書きますね✏
題名は『バス停の新婚カップル』です。
その日は忘れもしない明日が30歳の誕生日の前日のことでした。
俺はその頃はまだ平社員だったので仕事も定時を少し回った頃に終わり、自宅へ帰るべく家路についていました。
会社を出た頃から雲行きが怪しくて、帰りにスーパーに寄るか?そのまま帰ってあり合わせの物で済ますか?空を見ながら車を走らせていました。
しばらく走っていたら渋滞に巻き込まれました。渋滞場所がいつもと違う場所なので〈事故かな?〉と予想しました。
渋滞の中、トロトロと徐行しながら進んで行くと渋滞の原因が判りました。
やはり事故でした。
しかもバスの後部を軽四が突っ込んだ状態のまま片側二車線の一車線を塞いでいたのです。
既に警察も来ており、ポツポツと降り出した雨の中で残る一車線を通るように誘導をしていました。
俺もそうですが、みんな誘導されて一車線に入ったらサッサと行けば良いのに事故現場を見ながら走るので、完全に現場を抜けきらないと速度が上がりません(笑)
事故現場から多分1㎞程行ったある信号が赤だったので止まりました。
止まったと言っても回りは先程の渋滞を抜けて来た車ばかりなので、信号待ちとはいうものの、俺の車から信号のある交差点まで200㍍はあったと思います。
〈次、信号が変わっても一回じゃ行けないなぁ〉と、雨も降って来たからもうスーパーへは寄らずにそのまま帰ると決めたので、別に慌ててはいないからとのんびりと音楽を聴いてました。
ふと斜め前方を見るとバス停でカップルの男性が大きな旅行カバンを開けて何かを捜しているようで、その横の彼女もハンカチを頭に乗せながら手持ちカバンの中をやはり何かを捜しているような姿が目に入りました。
〈あぁ~、雨降って来たから傘か雨をしのぐ物を捜してるんやな…〉とすぐに判断出来ました。
俺は車を乗り始めてから乗車人数分の傘をいつも積んであります。
100均ではないですがその時は透明で少し大きめの傘を5本積んでいたので……
>> 102
……信号が変わりトロトロ走り出したので左指示器を点けてバス停の前で止まりました。
(考えたら、やっと事故渋滞を抜けたと思ったらまた左車線で止まってる俺の車ってみんなに迷惑掛けてますね…😥)
助手席の窓を開けて、
「傘、無いんですかぁ?」
と、声を掛けたら、
「……はい!無いんです!…急に降ってきちゃって……」
と、車に近かった彼女が答えました。
「良かったらこれ使って…」
そう言って傘を2本、助手席の窓ごしに差し出しました。
彼女はちょっと躊躇しましたが、
「すみません。ありがとうございます。有り難くお借りします。」
そう言いながら傘を受け取り、
「すみません。どちらの方ですか?お名前とお電話番号を教えて頂けませんか?」
と、後日傘を返すときの為にと聞いてきました。
「そんな返してもらうような傘や無いから、そんなこと気にせんでええから…」
と、俺が言うと、既にそのやりとりを聞いていた彼氏の方が、
「それではアレなんで…電話番号だけでも…」
と、言って来たのですが俺はその言葉を遮るように、
「ところでバス待ってるみたいやけど、さっき向こうで事故に遭ってたからしばらくバス来ないよ…」
と、知らせてあげました。
それを聞いた二人は、
「ええー‼ ホントですかぁ‼ どうしよう…」
と、落胆した声をあげていました。
「どこまで行く予定やったん?」
「関空です」
それを聞いて〈関空かぁ…!?〉と正直ちょっと迷いましたが、
「送って行こか!」
と、声を掛けました。
「いえいえ、それは結構です。傘をお借りしただけで充分です…」
「そんなこと言うたってこの渋滞だからタクシーもなかなか捕まらんよ」
「……歩いて駅まで行きます…」
「駅までって…ここから駅まで何キロあると思てんねん? そんな大きな荷物もあるのに何時間かかると思てるの?」
俺にそう言われて返事に困ってる様子を見て、俺は車から降りて渡した傘と手持ちカバンを彼女から半ば奪い取るようにして助手席に置きました。
そして彼氏に早く大きなカバンを閉めるように伝え、そのカバンをトランクに積み込みました。
それから二人を後部座席に乗せて関空方面へと走り出しました……
と、今日はここまでにします😃
もう少し続きがあるけどそれはまた次回に……。
では今日はこのへんで…おやすみなさい🐻
- << 106 アン、こんにちは🐻 仕事、頑張ってますか❓ あと少し頑張ってね💪 昨日、アンと300年後に金環日食を一緒に観る約束をしたので!?😁早速前回途中まで話した【過去話】『バス停の新婚カップル』の続きを書きますね✏ ……後部座席に座ったカップルが、 「ありがとうございます」 「本当に助かりました」 と、何度もお礼を言ってきました。 でもあまりにも何度も何度も言ってくるので、それを遮るように俺から話し掛けました。 「どこか旅行へ行かれるんですか?」 二人のだいたいの年齢と大きな旅行カバン(スーツケースではないのです☝)と、それより少し小さなバッグを持っていたので、誰が見ても一目で〔旅行に行く〕と判断出来るのですが、敢えて尋ねました。 「はい!一昨日、結婚式を挙げて、今日から新婚旅行に行くところです」 「そうですかぁ…おめでとうございます。 …どちらへ行かれるんですか?」 「ありがとうございます。…オーストラリアへ行きます」 「オーストラリアですか…良いですねぇ。…行ったこと無いなぁ~。…何日間行かれるんですか?」 「向こうで10日間泊まって来ます」 「10日間!? それはまたゆっくり出来て良いですねぇ。 10日もあればあっちこっち観て廻れますねぇ…羨ましいなぁ」 「そうですねぇ…向こうではホテルにも泊まるんですが、キャンピングカーも予約してあって、移動しながら3泊した後、バイクでも移動しながらテントで2泊する予定です」 「ええっ!! キャンピングカーとバイク!? それはかなり楽しみですね!新婚旅行と言うより'旅'ですね」 「ええ‥そうなんです。二人が知り合ったのも旅がキッカケでしたから…」 「旅がキッカケで知り合った…?」 「はい!実は……」と彼と彼女が交互に喋っていたのですが、彼が二人の出逢いから話し始めました。 簡単に説明すると、彼が大学二年生の時、バイク好きな友達数人とバイクで旅をしていて泊まった先の旅館先で初めて逢ったそうです。 彼女は友達等5人で電車で来てたそうです。 その旅館での夕食の時、食事をするために座敷の大部屋へ入って座ったテーブルが隣り合わせになったことで、誰からともなく声を掛けて意気投合して二組のグループが一緒になって小さな宴会が始まり、その後彼等の部屋で二次会?が開かれ、遅くまで盛り上がったそうです。……
アン、こんばんは🐻
小雨が降ってきました☔
でも今から降るぶんには全然構いません😊
だって今朝はあんなにハッキリと太陽が…金環日食が観れたから…🙌🙌
天気予報では雲☁が多くて観測出来ないかも…?と予測されていたので心配でしたが、そんな心配はどこかに吹っ飛んだような見事な雲☁の無い晴天でした😃
アンの所はどうでしたか?ちゃんと観測出来ましたか?
俺の所はよそのマンションのベランダや道路、公園など至る所に人が外に出て、日食グラスなどを使って観てる人が沢山居ましたよ☝😲
僅か3分程の奇跡の瞬間を観ようと、みんな日常とは違う朝の一時を楽しんだようです。
家族単位や友達みんなで1つの日食グラスを買った人が多かったみたいで「見せて❗見せて❗」と交代で観てる様子があちこちで見られました。
俺は〔自分専用〕なので独占でゆっくり楽しみました😉
次回の金環日食は首都圏を中心に関東地方で300年後に観測出来るそうです☝
その時は生まれ変わってるかなぁ~😁
今のこの世代では数年後に(⬅うる覚え😁)に部分日食と太陽の手前を金星が横切るのを観測出来るそうなので、日食グラスはそのまま持っていて下さいとニュース番組内で言ってました☝
だから捨てずにちゃんと持っておきます😊
300年後…その時はちゃんとアンと一緒に観測出来たら良いね🐻
それじゃあ、今日はこのへんで👋
【過去話】の続きは、また次回に…☝
おやすみなさい🐻
>> 103
……信号が変わりトロトロ走り出したので左指示器を点けてバス停の前で止まりました。
(考えたら、やっと事故渋滞を抜けたと思ったらまた左車線で止…
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか❓
あと少し頑張ってね💪
昨日、アンと300年後に金環日食を一緒に観る約束をしたので!?😁早速前回途中まで話した【過去話】『バス停の新婚カップル』の続きを書きますね✏
……後部座席に座ったカップルが、
「ありがとうございます」
「本当に助かりました」
と、何度もお礼を言ってきました。
でもあまりにも何度も何度も言ってくるので、それを遮るように俺から話し掛けました。
「どこか旅行へ行かれるんですか?」
二人のだいたいの年齢と大きな旅行カバン(スーツケースではないのです☝)と、それより少し小さなバッグを持っていたので、誰が見ても一目で〔旅行に行く〕と判断出来るのですが、敢えて尋ねました。
「はい!一昨日、結婚式を挙げて、今日から新婚旅行に行くところです」
「そうですかぁ…おめでとうございます。 …どちらへ行かれるんですか?」
「ありがとうございます。…オーストラリアへ行きます」
「オーストラリアですか…良いですねぇ。…行ったこと無いなぁ~。…何日間行かれるんですか?」
「向こうで10日間泊まって来ます」
「10日間!? それはまたゆっくり出来て良いですねぇ。 10日もあればあっちこっち観て廻れますねぇ…羨ましいなぁ」
「そうですねぇ…向こうではホテルにも泊まるんですが、キャンピングカーも予約してあって、移動しながら3泊した後、バイクでも移動しながらテントで2泊する予定です」
「ええっ!! キャンピングカーとバイク!? それはかなり楽しみですね!新婚旅行と言うより'旅'ですね」
「ええ‥そうなんです。二人が知り合ったのも旅がキッカケでしたから…」
「旅がキッカケで知り合った…?」
「はい!実は……」と彼と彼女が交互に喋っていたのですが、彼が二人の出逢いから話し始めました。
簡単に説明すると、彼が大学二年生の時、バイク好きな友達数人とバイクで旅をしていて泊まった先の旅館先で初めて逢ったそうです。
彼女は友達等5人で電車で来てたそうです。
その旅館での夕食の時、食事をするために座敷の大部屋へ入って座ったテーブルが隣り合わせになったことで、誰からともなく声を掛けて意気投合して二組のグループが一緒になって小さな宴会が始まり、その後彼等の部屋で二次会?が開かれ、遅くまで盛り上がったそうです。……
>> 106
……翌朝、それぞれ予定があるからと二組は旅館の前で別れることになりますが「またみんなで会おう」と約束し、電話番号を交換して別れたそうです。
それから後日、二組が全員揃って会い、グループでの交際を重ねていくうちに二組のカップルが誕生して、交際1年半で結婚したということらしいです。
因みにもう一組のカップルも5ヶ月後に結婚するそうです。
そんな彼と彼女のデートはバイクで二人乗りでのツーリングがほとんどだったそうですが、彼女もツーリングでの楽しみが好きになってきて、やがて自分も運転したい!と思うようになり教習所へ通い始め、彼のアドバイスも受けながら免許を取得しバイクも買って、今は2台でツーリングを楽しんでいるそうで、オーストラリアでもツーリングを楽しみにしているとのことです。
そんな出逢いから今に至るまでのことを聞きながら、最初は渋滞していたものの1時間ちょっとで関空に着きました。
彼等を降ろす時、また何度もお礼を言われ、名前、電話番号も聞かれましたが、
「また、どこかで逢ったら、その時はお礼して下さい…」
と〈まぁ、もう逢うことは無いやろう…〉と思いながらその場で彼等と別れました。
それから数ヶ月……
なんと俺が出先でたまたま入ったセルフのガソリンスタンドで給油していたら、ドッドッドッドッドッってバイクの重低音の排気音が近寄って聞こえてきたので、何気に振り返るとエンジンを止めてバイクに給油しようとヘルメットを取った彼と目が合いました。
「あぁ~!あの時の…」
「あぁ~!あの時の…」
お互い驚きのあまり次の言葉が出ずに、お互いが相手を指差して「あぁ~!あぁ~!」を繰り返してました。
俺は給油してる手を止めて彼に近寄り、
「覚えてるぅ?」
「覚えてますよぉ! 絶対もう一度お会い出来ると思ってましたぁ!」
と、奇跡的な再開を心底喜んでくれてるようで、声がうわずっているようでした(笑)
数回やりとりした後、ここでの立ち話は迷惑だからと、とにかくお互い給油を済ませ、近くのコンビニの駐車場へと場所を変えました。
そこでまた話し出し、改めてお礼を言われ、主に彼等のその後の旅行や新婚生活に至るまで話を聞いていました。
彼が彼女に再会出来たことを伝えたいと電話をし、しばらくして彼女が軽四に乗ってやって来ました。
彼女は車から降りるなり、
「絶対もう一度お会い出来ると思ってましたぁ」……
>> 107
……と、挨拶よりも先に奇跡的な再会を信じていたことを彼と同じ言葉で力説してきました。
「(笑)そう興奮しないで……しかし偶然やねぇ…今も彼と話してたけど、僕はあのスタンドに入ったのはたまたま偶然で、いつまは違うところを利用してたけど、ガソリンランプが点いたので、わざわざ戻っていつものところへ行くのは面倒だから…と、あのスタンドに入ったら偶然彼が後から入って来て……ほんと驚いたなぁ~って話してたところやったんよ…」
「ほんと凄いですよねぇ。奇跡ってあるんやぁって生まれて初めて実感しましたぁ」
と、二人してちょっとオーバーかな?って思える程、再会したことを喜び、その偶然を何度も奇跡という言葉を使い熱く語ってきました。
再会した喜びは俺にもありましたが、あまりにも大喜びする二人を見て、俺とちょっと温度差があり過ぎるので少し困っていたら、その後で聞いた話で大喜びする理由が解りました。
それは彼等は予約していた飛行機に無事に乗れて予定していたオーストラリアでの10日間を思う存分楽しんだそうです。
そんな中、行きの飛行機の中でも旅行中でも時々俺との出逢いのことが話題になっていたそうです。
それは日本に戻ってからも新婚旅行で撮った写真やムービーを見たり、友達等にお土産を渡す時に思い出話をする時も最初に俺と出逢ったキッカケを話してから旅行の話をするぐらい、事ある毎に俺のことを思い出してくれてたようで、昨夜‥彼が仕事から帰ると彼女が具合が悪くてベッドで横になっていたので彼が、
「妊娠してたりして…」
と何気に言ったら、
「そうかも知れへん!?」
と彼女が言うので、本当にそうなのか?確かめる為に妊娠検査薬?をドラッグストアへ買いに行き検査したところ妊娠との反応…翌日(つまり今日)病院へ行って確認してもらおうと彼女は病院へ行き、妊娠がわかりすぐに仕事中の彼に電話で報告…その時の会話で「あの人(俺)にも知らせたいなぁ」と話して電話を切った数時間後、通勤で乗ってるバイクに給油してから帰ろうと寄ったスタンドで、バイクから降りると視線を感じ、その視線の先を見たら俺が立っていたということらしいのです。
強引でも何でも名前と電話番号を聞けなかったことをずっと後悔していたらしくて、いつか必ず逢えると祈るような気持ちでいたことも解り、お礼を催促するような…お土産の1つでも買って来いよ!…と言わんばかりに名前と電話番号を……
>> 108
……伝えるのを遠慮したばっかりに、彼等の気持ちをモヤモヤさせてしまって申し訳ない気持ちになりました。
妊娠がわかり、それを彼に電話で伝えた数時間後に再会出来た偶然が二人には俺以上に喜んだ理由だったのです。
「アレ、持って来た?」
突然彼が彼女に言いました。
「あっ!〇〇君から電話で聞いて慌てて出て来たから忘れて来たぁ。あっ!玄関の鍵、閉めたか覚えてないぃ!」
と、彼女が少しパニックになりました。
「アホやなぁ。玄関の鍵はともかく持って来んとアカンやろー!」
と、彼が言い放ってました。
「…どうしたの?」
俺が問うと、彼等はわざわざお土産を買って来てくれていたようなのです。
「ちょっと待っててもらえます?」
そう言いながら半分体が軽四に入った状態の彼女に声を掛けました。
「お腹に赤ちゃんが居るのに慌てて運転したり、走って転んだりしたらアカンから…。 また今度会った時に戴くから…」
そう言うと、
「ほんと間抜けなことですみません」
と彼女は自分が情けないと言わんばかりの泣きそうな顔で言いました。
「ほんとすみません。じゃあ今度こそお名前と連絡先を教えて頂けますか…」
そう言う彼の言葉に快く名前と電話番号を教えました。
そして後日、お土産を戴きがてらお宅にお邪魔させてもらうことを約束して、その日はそれで別れました。
その日以降、何度か自宅にお邪魔させてもらうようなお付き合いになり、やがて夫婦二人だけじゃなく、それぞれのご家族も俺のお客様になって頂きました。
以上が【過去話】『バス停の新婚カップル』というお話でした。
そしてこの話の感想も無く突然ですが発表させてもらいます。
長年の夢でした'日本を廻る一人旅'を6日後に出発します。
そう☝
6日後と言えば、5月28日です。
アンとこの場所で初めて逢った日です😃
2009年5月28日午前11年48分に俺が初めてアンに手紙を送った日時に出発します。
但し、まだ病気が完治していないので数ヶ月~数年の旅は出来ないので、担当医と相談した結果2ヶ月以内に戻って来て診察を受けることを条件に許可をもらったので、とりあえず今回は50日程で帰って来る予定で旅に出ます……
アン、こんにちは🐻
今日は仕事かな❓
午前中だけ出てるのかな❓
もしそうならお疲れ様でした😃
そしてまだ仕事だったらあと少し頑張って…💪
休みだったら存分に楽しんでね😉
あっ💡
先に前回の手紙について訂正があります☝
アンと知り合った…俺が初めてアンに手紙を出した日時を【2009年5月28日午前11時48分】と書きましたが、本当は【2009年5月28日午前11時49分】でした🙇
いつも手紙を書くと長文になり、何ページも書くことが多いので、1ページを書き終えると内容確認をせず直ぐに送信してまた続きを直ぐ書くってしてるから、後で読み直したら誤字はよくあるのは知ってました。
「~も」と書いたつもりが「~ま」とか「~め」など、ま行のボタンを5回押して「ま」「み」「む」「め」「も」、「も」の文字にして決定ボタンを押すか、次の文字を入力してるつもりが、ま行のボタンを押す回数が多かったり少なかったりして「~も」と書いたつもりが「~ま」や「~め」と打ち間違いしてしまうことはあります。
たまに「~む」とかあって、押しすぎ…押さなすぎにも程があるやろ!と思うものがあったり「~と」とか「~の」など、押す回数は合ってるのに「ま行」ではなく「た行」や「な行」を押していたり……という間違いを発見します。
また、これも前回の手紙の中で間違えて書いてしまってたことで【過去話】の中で「再会」と書かなければならない所を「再開」と書いていました。
これは漢字変換した時に同じ読み方で幾つか候補が一覧で表示され、当てはまる文字までカーソルを上下左右に動かし目的の文字まで来て、ちゃんと停止したのを確認していれば良いのに、これも次々と文章を書き進めないといけない気持ちが確認を疎かにし、目的の文字の手前や後にカーソルが止まっていることを確認せず決定ボタンを押してしまうから起こる間違いです。
〔行での間違い〕〔変換の間違い〕はメールをする人…文字を打ち込む人には必ず起こる'間違い'です。
だから以前から何度となくアンにも「そこは愛情を持って読んで下さい」と、間違った文字や変換があっても前後の文章でほとんど解るはずだからそうして下さいとお願いしました。
アンもお互い様だと言ってくれました。
しかし前回の手紙でとんでもない間違いをしてしまいました😨……
>> 111
(今、送信した手紙も確認せずに送りました😁)
……先に書いたように、アンと知り合った最初のキッカケとなった大事な日時を1分間違えて覚えていました。
そこでいつから間違えて覚えたのだろうと一度に沢山の手紙が読めるパソコンで読み返してみました。
全ての手紙を読み返したわけではありませんが、幾つか見つけた過去に出逢いの日時を書いた手紙は全部正確を書いていました。
だから間違えて書いたのは前回が初めてのようで、どうやら最近になって記憶が〈49分〉から〈48分〉に移行して覚えたしまったようです。
これは年齢からくる「記憶違い」というやつかなぁ❓
それとも、旅に出ると決めたこと、そしてそれをアンに報告出来ることで嬉しさのあまり記憶を深く掘り返さないでササッと書いてしまったのかなぁ❓
うん❗
後者にしておこう😁
大事な日時を間違えてごめんね🙇
ところでアンは当然ちゃんと覚えてたよね☝
うん⁉
聞こえんぞ🐻👂
声が小さいぞ❗
何をゴニョゴニョ言うてるねん⁉
ひょっとして覚えてなかったんとちゃうやろな❓
俺のように1分の間違いどころか、年月日すら覚えてなかったんとちゃうやろなぁー😤💢
まぁええ……
28日に出発してから言ってたように西へと向かうので、当然アンが居る兵庫県も行きます。
その時アンを見付けたらキツく尋問します。
女性には手を出したことは無いけど、アンの返答次第ではボッコボコにするかも知れないよ😨😲
な~んて…もしそんな金環日食並みにアンと出逢ったら、ギュウ~ってするやろなぁ😃🐻
そしてきっと朝までずっと話してることでしょう…😊
そんな淡い期待も込めて2日後の28日、午前11時49分に旅を出発します。
小学生の頃、明日が遠足っていう‥今はあの頃の気持ちになっています🐻ドキドキ!ワクワク!
⬆久しぶりにクマ語が出るぐらい嬉しいってことです🐻
それじゃあ今日はこのへんで……
またね🐻
アン、こんばんは🐻
今日の休日はゆっくりできましたか❓
またケーキ🍰を作ったのでしょうか?
それとも美容室へ行ったかな?
これから梅雨になるし夏が近付いているから、少し髪を短くしてスッキリさせたのかな?
いよいよ明日、出発の日です😃
最大2ヶ月の旅だけど、電気、ガス、水道、新聞などを止めて行くので、先日から冷蔵庫の中の物でご飯を作っていたので今日の晩ご飯は卵や冷凍食品すらありません😥
旅に必要な物を忘れていないか最終チェックを済ませ、お風呂も入ったので、晩ご飯を食べに例の焼鳥屋さんへ今から向かいます。
そこで俺を送り出す会?をしてくれる為に友達等も何人か来てくれるようです
楽しんで来ます😃
では、行ってきまーす🐻
旅が楽しみです🐻
アン、こんばんは🐻
今日でアンと知り合って丸3年が経ちました🙌……とは言うものの、アンは去年の3月25日の手紙を最後にこの場所に来ていないから、正確に言うとアンと知り合って手紙のやりとりをした期間は1年10ヶ月で、この場所が出来てから丸3年ということになります☝
今、改めて思い返せば、アンが来なくなってから今日までの1年2ヶ月…よく一人で書いてるなぁ~と、自分で感心してしまいます😊
日記のような一人綴りをこんなに長く続けられるとは思いませんでした。
何を書いても‥問うても返事が来ない…まるでラジオのDJのような一人綴りです。
いや…ラジオなら聴いてる人がFAXやハガキを放送中や翌週までに送ってくれるからDJの方が随分マシかな☝
一人綴りは決して慣れるものではないけど、苦痛にもなっていない‥いえ、むしろライフワークの1つになっています。
だからこれからも出来る限り続けて行きたいと思っています🐻
そして今日の午前11時49分に旅の出発をしました😃🎉🎊🙌🙌
長年の夢が叶う第一歩を歩み始めました。
とりあえず〔西〕へ向かうと言ってましたが、今日はちょっとだけ西の兵庫県で一泊します。
そう❗
アンが居る兵庫県です😉
と言っても尼崎に住む後輩と今から会うのです。
もう10時を回りましたが仕事で遅れてるようです😥
(まぁ元々10時の約束でしたけどね😁)
ぼちぼち来そうなので今日はこのへんでペンを置きます✏
それじゃあまた次回……
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか❓
あともう少し頑張って下さいね💪
さて‥念願の一人旅に出て3日目となりました。
初日は先日書いたように夜は兵庫県尼崎市で後輩と会い、晩ご飯を食べました🍻🍴🏮
後輩との待ち合わせまでの昼~夜までは、車を降りて自転車で三宮と北野異人館をウロウロ散策しました😃
異人館の坂は乗っては押しての連続でした😫
あっ❗
自転車は前にも言ったと思うけど、折り畳み式の6段変速の物を車載してあります。
歩いて廻るのも良いですが、広範囲を廻るには便利です😉
以前、テレビからの情報でアンにも紹介した美味しい手作りジャムのお店も行って来ました…と言ってもお店の前までですが…😁
本当はせっかく行ったのだからジャムを買いたかったのですが、残念ながら車には冷蔵庫が無いので買えなかったのです😢
クーラーBOXは積んであるのですが、その中にはコンビニで買った氷が入れてあるだけで長期の冷凍が出来ないのです。だからコーヒーやお茶、ビールにボトルワインなど氷が溶けても大丈夫な飲み物だけを入れる為のBOXなのです。
後輩と別れてから俺はお酒を飲んであるので運転が出来ないから、そのまま駐車場に止めたまま社内泊しました。
翌朝、昨夜はお風呂に入っていないのと洗面がてらスーパー銭湯に行きました♨
銭湯を出てから六甲~裏六甲とドライブしながら要所要所で止まっては景色を楽しんだり、自転車でウロウロしたりしました。
夕方…と言っても6時を過ぎてましたが夜景が良さそうな所で、あらかじめ尼崎のスーパーで買ってあった食材でビール片手に一人焼き肉をしながら夜景を楽しみました。
昼間の自転車や徒歩での散策が効いたのか?その日の夜は12時過ぎと早めに寝ました。
(あっ☝今、早くないやん!って思ったなぁ😠)
そして今朝は溶けた氷水で歯磨きなどの洗面を済ませ、六甲山を下りて神戸元町を中心に散策しました🚲💨💨💨
今は食材を買って車に戻って来たところです。
これから駐車出来る良い場所を探します。
それではまた書きますね✏
じゃあ…また🐻
アン、おはよう🐻
まだ寝てるかな❓
旅をしだして寝るのは早くなっても(と言っても12時は回るのですが…😁)元々睡眠時間が少ないので、相変わらず4時間前後しか眠れません😢
まぁ、以前の2~3時間に比べたら増えてはいるのですが…😊
これから顔を洗ってからまた西へと向かいます。
今日はどこでウロウロしようかなぁ😃
とりあえず朝の「おはよう」だけ…。
また書きます🐻
アン、こんにちは🐻
日を追う毎に暑くなってきましたが仕事頑張ってますか❓
アンのことだから涼しい顔をしながらも内には燃えるような闘志で仕事に打ち込んでいるのでしょうね💪👩
昨日の昼間は引き続き神戸を中心に車や自転車であっちこっち散策してました🚗💨💨💨🚲💨💨💨
そして夜には同級生が居る大蔵谷へ行き、正月以来の再会をしました🍻🍚
懐かしい話や近況報告などで話は盛り上がりました。
そして彼に「絶対お前は旅に出ると思ってた‼」と自信満々で言われました。
理由を尋ねたのですが今一つ理解しかねる答えでした。
「とにかくお前らしい生き方してる」との事!?
何がどう俺らしいのか疑問のまま別れました…😥
その夜は海岸の堤防沿いに車を止めて寝ました🐻💤(勿論、道路上では無いですよ☝)
そして今朝から更に西へと向かい、今はある町で海を眺めながらこの手紙を書いています✏
今日はもう買い物も済ませてあるし、泊まる場所も見付けてあるのでゆっくり出来ます😃
旅のことばかり書いても読んでるアンも退屈だと思うので、さっき1階にスーパーがあるファッションビルの前で不良?が数人たむろしてたのを見て思い出した【過去話】があるので、今日はそれを書きます✏
題名は『かっこいい不良』
その出来事を目撃したのは今から15年以上も前のことです。
俺は仕事をしていくなかで取っておいて損は無いと思うある国家資格を取得する為に週に2日、講習を受けてました。
その日は仕事が休みで、夜の7時からの講習を受けようとある駅まで歩いて行きました。
駅前に着いていつものように階段を使うか?エスカレーターを使うか?を判断するために、それらがある方向に目をやりました。
※余談ですが俺はエスカレーターにそこそこ人が乗ってれば階段を使い、空いていればエスカレーターを使います😁
その駅の階段は、幅は10㍍以上あり、その階段の左右に分かれて昇り専用、下り専用のエスカレーターがあります。
昇り専用のエスカレーターを見たら、そこそこ人が乗っていたので〈階段にしよう〉と早くに判断して、階段へと歩き始めました。
すると階段の下やエスカレーターの下(乗り口?)あたりをウロウロしてる車椅子の方が居ました。
〈階段の向こう側(裏側)にエレベーターがあるのを知らないんだな…〉と思った俺は、このまま歩いて近付いたら教えてあげようと思っていた矢先……
>> 117
……階段を横一列に並んで、どう見ても真面目な学生ではない、いわゆる不良が着る学生服の格好をした高校生らしき4人組が下りて来ている途中でした。
1人は鞄に腕を通して片手に紙パックの飲み物を持ちながら、もう片方の手でパンを口元に持って行き食べながら、もう1人は同じく鞄に腕を通して漫画?を読みながら、別の2人はそこそこ大きな声は話しながら下りて来てました。
すると話していた2人の内の1人が階段下に居る車椅子の方を見付けて、もう1人に「オイ!」っていう感じで話を止めて胸の辺りをトン!と叩きました。
叩かれたもう1人もそれによって階段の下を見て叩いた友達が言わんとすることが解ったようで、他のパンをかじってる友達と漫画を読んでる友達にも「オイ!」って声を掛けると同時に2人がササーっと階段を駆け下りだし、直ぐに続いて残りの2人も駆け下りだしてアッという間に車椅子の方の元へ駆け寄りました。
車椅子の方は中年の男性でした。
車椅子の男性に二言三言話し掛けたその不良4人組は、持っていた鞄と漫画本をその辺にポーンと投げて、紙パックとパンも直接地面(階段)に置いたかと思うと、車椅子の前後左右にそれぞれが立ち「せぇ~のぉ~」の掛け声と同時に男性を乗せたまま車椅子を持ち上げて階段をゆっくり昇り始めました。
途中で止まることなく一気に上までたどり着き、車椅子を下ろしました。
多分、車椅子の男性がお礼を言ってたようで、何回か学生とのやりとりがあった後、不良学生はまたふてぶてしい?態度で階段を歩いて下りて来てました。
その様子を階段まで歩きながら一部始終見ていたのですが、俺が階段の下に着くと同時に同じく着いたおばさんが彼等は放り投げた鞄を拾い集めて階段の隅に立てかけて置いていました。
紙パックとパンもその鞄の横にきちんと置かれました。
その様子を見付けた不良4人組は、また慌てて駆け下りおばさんの元に近寄り「すみません」「ありがとうございます」と丁寧な言葉でお礼を言ってました。
「そんなん別にええのよ…それよりもお兄ちゃん、このパン‥地面に直接着いてたからこの部分食べられへんよ…」と注意してあげると、
「ええー!! うそー!!」
と、パンをかじってた学生がちょっとオーバーにリアクションすると、
「アホや!アホや!」
「そのまま食うても死ねへんから食え!」
「腹こわしたらええねん(笑)」……
>> 118
……などなどと友達等がはやし立てていました。
一緒になって笑ってたおばさんは、
「お兄ちゃんらええことしてくれたな…」
と言って、4人組の輪の中から出て、階段を昇り出しました。
昇り出したおばさんに向かって別に何を言うわけでもなく4人の中の1人がずっとおばさんが昇って行くのを見ていました。
そして直ぐ4人はまた印象の悪い元の不良学生に戻って歩いて行きました。
その後、パンを食べたのか?汚れた部分だけ千切って捨てたのか?は判りません。
以上が【過去話】『かっこいい不良学生』の話です。
まず思ったこと…
人は見かけで判断してはいけない…とか言うのは当たり前のことなので今回は割愛させてもらいます。
それ以外に思ったことはあの学生達は階段の裏側にエレベーターがあるのを知らなかったのか?と思いました。
多分、地元だと思うし、よく利用する駅だったら知っていると思うのですが…(憶測ですが…)
なぜそう思ったかと言うと、彼等のしたことは大変素晴らしいことで見ていて気持ちが良い光景でした。
それは充分解った上で言うのですが、男性を座らせたままの車椅子を、いくら力がある高校生の男4人で持ち上げたからといって、やはり階段を昇るのは危険なのではないかと思いました。
車椅子の男性を見付けてアッと思い、急いで駆け寄ってとにかく上へ運ぶことだけで頭がいっぱいになり、エレベーターの存在を忘れてしまったのだと思いますが、ちょっと不安になりました。
そして次に思ったことはまだ4人組が現れる前に車椅子の方を見たであろう人々は何故一声掛けてあげなかったのだろう…と思いました。
何十人もの人が車椅子の男性の横を通り過ぎ階段を昇ったり、エスカレーターに乗ったりして、見て見ぬふりをしていたことに腹が立ちます。
何も上まで連れて行けとか、エレベーターの所まで押して行けとか言ってるんじゃないのです。
「あっちにエレベーターありますよ」と一声掛けるだけで良いのです。
どんなに急いでいるのか知らないけど、声を掛ける時間も無いなんて人は絶対に居なかったはずです。
現に階段やエスカレーターに乗っても急いで駆け上がる人なんて一人も居なかったです。
ほんと身なりはちゃんとしていて一端の常識ある社会人面していても、人一人も助けられない、親切に出来ない人間が多過ぎます。
もっと彼等を見習えと思いました。
>> 119
そして最後に思ったこと…と言うか、一番最初に思い、自分が情けない…横柄だったと反省と後悔してることです。
それは過去話本文にも書いていますが、俺は駅へ向かって歩いてる途中で階段を使うかエスカレーターを使うかを判断するために見た時、車椅子の方が困っているかのような様子を目撃した時、なぜ直ぐに駆け寄って行かなかったのか!!と後悔してます。
荷物といってま講習の教本やノートなどが入った鞄を1つ持っているだけで、走って駆け寄ることが出来ました。
なのに俺は歩く速度を変えず、そのままの速度で近付いて行き、その時まで誰も声を掛けていなければ声を掛けよう…と、困っている車椅子の方の心情を考えれば、少しでも早く声を掛けてエレベーターの場所を教えるべきでした。
心のどこかで「どうせ親切にするのだから慌てなくても良い…」というような自分勝手な傲慢な考え、気持ちがあったと思います。
そして学生達が車椅子の方を上まで運んでくれたことで、結局俺は何もしないで、事の経緯を見守ることしか出来ませんでした。
だから先程書いた、立派な常識ある社会人面してる人達と俺は何ら変わりはないのです。
いえ、それより悪いかも知れません。
なぜなら、彼等の鞄などを集めてるおばさんを見ていながら俺は手伝いませんでした。
おばさんは鞄は一度にサッサと拾い集めて階段の端に置いていましたが、その時点ではまだ紙パックとパンはそのままでした。
俺はそれを拾い、鞄が置かれた所まで持って行くべきでした。
でも実際はおばさんがまた戻って紙パックとパンを拾って鞄の横に置きました。
それを俺はただ見てるだけでした。
だから俺は回りの無視して行き過ぎてる人達よりも不親切な奴だったと思うと情けなくなりました。
前にも話した学生の頃、ショッピングセンターの駐車場で出入り口に近い身障者専用駐車場に車を止めてる健常者に仲間数人で注意して廻って、最後には警察まで来たことがある話をしましたが、その時は仲間が居たから出来たのか?一人でも注意してたのか?あの頃は疑問でした。
それからは一人でも注意するよう心掛け、注意しても俺の容姿を見てか?大きなトラブルになることは一度も無く、現に悪いことをしてるのは身障者専用に健常者が止めてる本人や家族が一番判っているから、トラブル前に「ええことしてるのか?悪いことしてるのか?どっちなんや?」と問い掛けると……
>> 120
……全員が「悪いことをしている」と認めて移動してくれます。
子供が乗ってたらそれを言うよりも早く移動してくれます。
俺は確かに良い事をしています。
ただ、良い事をしているという自身過剰な気持ちが、あの時、車椅子を見たのに走って駆け寄らず「どうせまた今回も誰も声掛けへんのやろ! 俺が声掛けるまでみんな見過ごして行くんやろ!」と、回りの人には期待なんかしておらず、正義の味方参上のつもりで悠々と歩いて向かっていたのだと思います。
そういうことに慣れてしまい、良い事をすることに優越感のようなものが湧き、困ってる人のことや心情を全く考えてなくて、単なる自己満足の為にやっていたことに、あの時気付かされました。
だからあの時の4人組の不良学生には感謝しています。
あれから15年以上経ちましたが、あの日以降は考えが変わり、自分に出来る範囲ではあるけれどそういう場面に遭遇すると相手の気持ちをまず最初に考えるようになりました。
そしてそれは仕事にも反映されているようで、成績が右肩上がりになったのはその頃からです。
今回の話で俺の内側の嫌な部分を見せてしまいました。
アンにちょっと嫌われたかなぁ😥
でもまぁ、俺もアンの回りに居る人達と同じような男です。
100点どころか80点にも満たない男です。
でもこれからも80点を…いや‥それ以上を目指して頑張ります。
キムタクや福山雅治、向井理に負けないぐらいモテてやる‼💪😁
えっ❗
ナニッ❓
顔が全然違うって…🙅
アンさん…それを言っちゃあお終いでしょう😭
もう今日は晩ご飯食べんと寝る😠フーン!💢
おやすみ🐻
(…なさい‥は付けない😠)
アン、こんばんは🐻
車の中で横になりながら本を読んでたら、運転席の窓をトントンとされてビックリ😲して起き上がり運転席の窓越しで外を見たら懐中電灯で照らされました。
警察官でした👮
「ちょっと窓開けてくれる?」
言われたとおり窓を開けて、
「はい!? 何ですか?」
「いや…こんな遅い時間にこんな所で何してるんですか?」
「いえ、別に何も…。今日はここで泊まろうと思ってるんですけど…」
「泊まる? ここで?」
「はい! ここは駐車違反ですか?」
「いや…そうじゃないけど…、車の中で泊まるの?」
「はい! ダメですか?」
「いや…ダメやないけど…ひょっとしたら家出中とかと違うかな?」
と、刺激させないように優しい口調で聞いてきました。
「家出?(笑)違いますよ。日本中を廻る旅の途中ですよ(笑)」
「あぁ~、旅してるの!?」
「はい…出発してまだ5日目ですけど…」
「そうですか…いや、和歌山ナンバーの車がこんな時間にこんな場所で止まってるから不審車両かと思ってね…」
仰ることはごもっともなのでビックリさせられましたが気分良く受け答えに応じてました。
すると別の警察官が運転席に近寄って来て「被害届出てません」と言うではありませんか😲
「いや、お話聞く前に先にナンバーで照会させてもらったんです」
「あぁ~、それで盗難車じゃないかと確認してたということですか…」
「気ィ悪せんとってね」
「まぁ、自分の車なんでなんぼでも調べてもらっても良いですけど…」
「そう言うてもらったらスムーズにいくわぁ(笑)」
「そしたらもう良いですか?」
「あっ、ごめん…最後に免許証の確認させてもらわれへん?」
「…はい、わかりました」
そう言って鞄の中から免許証を出し、警察官に渡しました。
「ごめんねぇ」
そう言いながら免許証を受け取り警察官2人が俺の顔をチラチラ見ながら住所、名前を確認していたようです。
そしてさっき近寄って来た警察官が離れて行きました(多分🚓パトカーに乗ったと思います)
その間、優しい口調の警察官(警官のほうが読みやすいね☝)が、
「どこから出発したの?」「どれぐらいの日数を予定してるの?」「仕事は休めるの?」等々、本心で聞きたいのか?時間稼ぎをしているのか?判らないけど、とにかく次から次へと質問をしては俺に答えさせることを繰り返してました。
>> 122
しばらくして🚓パトカーに乗っていたであろう警官がまた近寄って来て、
「ありませんでした」と一言。
それを聞いた警官は目もくれず返事も返さずに俺との会話を続けてました。
俺は話をしながらそれが聞こえていたので、
「何がありませんでした…ですか?」
「いやいや、別に大したことないんよ…」
「あぁ~、俺が家出してるかどうか捜索願が出てないのか確認したんですね…」
「うん‥まぁそんなとこやね…」
〈なんか奥歯に物が挟まったような言い方やなぁ〉と思いましたが、
「もう良いですか?」
「あぁ、ごめん!ごめん!…寝てたの起こしたみたいでごめんなさいね…」
「いえ…まだ寝てはなかったですけど…突然窓をトントンされたんでビックリしました」
「そやねぇ!驚かせてごめんねぇ…。でも夜中にこんな所で一人寝てたら誰が来るか分からんから気を付けて下さいね。出来たら場所を移してもっと明るい人気のある所で寝たほうが良いよ」
と、アドバイスをして去って行きました。
結局、何が「ありませんでした」なのか疑問が残ったままです。
家出の捜索願が出ていないか調べもしたでしょうが、もっと犯罪に関与していないかも調べたのでしょうね☝
一応、念の為に警棒タイプのスタンガンを持っていて、寝る時は横に置いてあるのですが、寝込みを襲われたらパニックなって使う間もないまま襲われる可能性も充分ありますからね…😨
車にも振動で警報が鳴るタイプと赤外線で監視して鳴るタイプの2種類の盗難防止装置を装備してありますが、寝る時は赤外線タイプはOFFにしてあるし、振動タイプも警戒強度を弱で設定してあるので安心とは言い切れないですしね☝
車から離れる時は強い味方になるのですが…🙆
これからも旅を続ける中で、何度か職務質問されるのでしょうね😫
まぁ仕方ないことですね…。
今は場所を変えて、あるコンビニの駐車場の端をお借りして止めています。
無断で長時間止めてたら迷惑になるかも知れないし、店員さんが不審車両と思い警察に連絡して、また同じことを質問されてはたまったもんではないので、コーヒーとガムを買って「ちょっと端っこで休ませてもらっても良いですか?」とお願いしたら、店長さんらしき年配の方が快く承諾してくれました(良かったぁ😃)
では少しだけでも眠ります。
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
今日は休みですね😃
午前中に掃除を済ませて今頃ケーキ🍰作りでもしているのかな?
それとももうすぐ梅雨がくるので、その前にスッキリしようと美容室にでも行ったのかな?
その帰りにオーダーしてあった靴👠を貰いがてらショッピングしてるのかな?
休みを楽しんで下さいね😊
俺は昨日、大蔵谷辺りのコンビニで仮眠をとった後、加古川付近をうろつき、姫路で車を止めて自転車🚲で散策しました。
自転車🚲で散策する時はリュックを背負っており洗面道具や着替え、飲み物や軽食を入れてあり、荷台には簡単に設置出来るテントと寝袋を積んでるので一泊や二泊位なら寝る場所があれば車に戻らなくても大丈夫なのですが、いくら二重に盗難・イタズラ防止装置を付けてあっても車から一泊も二泊もの時間離れるのは不安になるのでなかなか出来ません。
カードや現金、保険証等は車から離れる時は持って出ているし、車両保険にも加入してあるので万一の事があっても大丈夫なのですが、今の俺にとっては単なる移動する為の車だけじゃなく、住所変更をしていないだけで「自宅」そのものですから何かあったら困ります。
だから当初の予定では、車を止めた場所を中心に半径10㎞内を自転車🚲でウロウロするつもりで、そこでもし気に入った風景や場所があればテントを張るつもりでしたが、なかなか実現出来ていません😢
甘い考えでした😥
まぁ、旅はまだこれからなので、そのうちにそんなことが出来る日が来るだろう…と、のんびり流れのまま旅を続けていきます😊
それからこの手紙を読んでてアンも気付いていると思いますが、俺は訪ねた場所をここに書くのは必ず行った後に書くようにしています。
それは「明日は〇〇(方面)へ行きます」とか書いてしまうと、この場所を見ている人とかが先回りして探すとか、何かしてくるかも知れないからと、万一の事を考えて敢えてそうしています。
和歌山ナンバーのミニバンで移動してるのですから見付けられてしまうかも知れないので…☝
それから今回の旅は最大で2ヶ月で戻らなければならないので、今回は九州や四国には行きません。
今は山口県を目指して瀬戸内海側を西へと向かってますが、山口県まで来たら日本海側へと廻り今度は東へと向かいます☝🚗💨💨💨💨💨
あっ❗😲
そうそう☝
明日の夜は部分月食が観られるそうですよ☝
夜の7時頃らしいですよ🌙
それに6日は金星が太陽面を通過するのを観測出来るそうです☝
天体望遠鏡を持ってるアンなら当然知っていると思うけど、忘れてしまってないかと…念の為に……🐻ボクハミル!アンモワスレズニミロ!
アン、こんばんは🐻
また今、警察に職務質問されました😭
この前程やりとりすることは無かったのですが、ナンバー照会はされたみたいです。
やはり他府県ナンバーが止まっていたら不審車両と思われるのかなぁ😫
これからも旅を続けていれば何度もされるんやろなぁ~😥
まぁこれも旅ならでは…と思うようにして、思い出の1つとします。
それじゃあ、もう少し寝ます。
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたか❓
まだ英会話の勉強は続けてますか❓
俺はドリルでの字の練習を1年以上続けたので、以前よりもずっと字が上手になりましたよ😤(…たぶん😥)
ドリル以外にも広告チラシの裏に書いたりと、家で練習してる時は部屋の灯りも机の上だけ点けてテレビや音楽も聴かずに字を書くことだけに集中して書いていました。
その方法が気持ちを落ち着かせ集中力が高められて'上手な字'が書けるような気がしました。
でも30分程で集中力が途切れてしまうのですが…😁
旅の用意の中にドリル等は持って来なかったので、この旅から戻って久しぶりに字を書いたら元に戻ってしまってるかも知れないです😥
今朝から岡山県に入っています🚗💨💨💨
車を止めて自転車🚲で散策して、今はスーパーがあるショッピングセンター?…デパート?…百貨店?…とにかくそんな所に居ます。
今日はこの百貨店?から思い出した【過去話】をします。
題名は『初めてのアルバイト?』です✏
俺は退職した会社に就職するまでに沢山のアルバイトをしていました。
新聞配達、土建業、瓦屋、居酒屋、中央市場、ボーイ、郵便局、露天商等々、多種多様なアルバイトをしてきました。
中には1日に3つもこなす日が続いたこともありました😲🐻アノコロハホントウニガンバッタゾイ!
そんな数ある中の最初のアルバイトは……と言うより、正確には初めて自分で稼いだお金は…のほうが正しい言い方になりますが、それはカブトムシ売りです。
前にも話したように俺は親父の仕事(寿司屋)の都合で、ある漁港のある町に幼稚園の年長の頃に引っ越しました。
その町は海を囲むように山々に覆われていた町でした。
当時はファミコンも無い時代で、遊ぶといったら運動場で野球やドッチボール、鬼ごっこなど昭和の遊びを本気で遊んでました。
もちろん海でも遊びましたが、やっぱり男の子は虫取りです。
毎日のように山に入ってはカブトムシやクワガタ、カミキリ虫など、虫かごいっぱい取って来ては虫同士を対決させていました。
そんなある日…友達の家が駅の近くにあり、その家の前の道でいつものように自作の決闘場でカブトムシなどを対決させていました。……
>> 128
……するといつものように海水浴帰りの家族やカップル等が駅に向かって歩いて来ていました。
俺達はいつもの光景に気にすることなく対決に夢中になっていると、
「$※⊆♯‡∞ゑ∬…れないかなぁ?」
と頭上から聞こえてきました。
「ええっ!? なんて?」
見上げるとそこにおじさんが立っていて、少し離れた後ろにおばさんと男の子2人が立っていました。
あの頃の俺達から見たらおじさんとおばさんでしたが、今思えば子供の年齢から考えても30前の若い家族だったと思います。
友達が聞き直したので、おじさんはもう一度言いました。
「ボクらのそのカブトムシ…おじさんに少し分けてくれないかなぁ?」
今度はハッキリと聞き取れたのでおじさんを見て、
「あの子らにあげるん?」
と尋ねると、
「そうなんよ…うちの子供等がボクらのカブトムシを見て「欲しい」って言うから、少し分けてもらえるか?聞いてみるわって……ダメかなぁ?」
それを聞いてみんなで大した相談も無く、
「別にええよ…なんぼでも捕れるから好きなだけ持って行ってええよ」
と、答えました。
その返事を聞いておじさんが後ろで待っている家族を手招きしながら呼びました。
「〇〇~!〇〇~!お兄ちゃん達くれるって…」
そう呼ばれてやって来た男の子2人とお母さん。
男の子2人はまだ幼稚園と小学校低学年ぐらいの子で、しゃがんでカブトムシやクワガタを見ていました。
触ろうとしないので、
「触ってみる?」
と、声を掛けると、無言で首を横に振りました。
「恐いんか?」
「うん…!」
と、頷くので、
「こんなん全然恐ないで!!…ボクの方が絶対強いで…!! ほら‥ここをこうやって持ってみ…」
そう言って、俺達が決闘場でとまっているカブトムシを取り、背中の角のところを男の子等に持たせてあげました。
「うわぁ~!今まで何を言っても泣いて絶対に触らなかったのに……〇〇!〇〇!凄いなぁ!お兄ちゃん達に掴ませてもらえたなぁ~」
お母さんはかなり嬉しがっていました。
「なっ!全然恐ないやろ…なんかしてきたら放り投げたったらええねん」
そう教えると男の子等は「うん」と頷きました。
「どれ持って行く?」
そう質問すると、2人の男の子は悩みだしました……
>> 129
……しばらく待ってみたのですが目移りするらしく、なかなか決めかねていたので、
「この一番大きいオスとメスを持って行く?」
と、言って、その決闘場の中で一番大きいオスとメスを両手で取り上げ見せました。
すると弟の方が、
「ボクも一番大きいのが欲しい…」
と半泣きで言ってきました。
一番大きいのは当然ながら1つしかありません。
だから納得させるように、
「お兄ちゃんはボクより大きいからカブトムシも大きなのをあげて、その代わりボクは2番目と3番目のを2匹ずつ持って帰るか?」
と提案しました。
弟は少し考えていましたが、お兄ちゃんは1匹だけど自分は2匹貰えるからと納得したのか「うん」と答えました。
すると今度はお兄ちゃんの方がすね始めました。
「〇〇が2匹なんてずるいぃー!!」
お兄ちゃんはお母さんに半泣きになりながら訴えました。
「そんなワガママ言わないの! 一番大きいのを貰ったんだからそれで良いじゃないの…」
そう言われても納得がいかないお兄ちゃん。
その様子を見て、俺達はなんとなく目配せで相談?して、
「そしたらこれ全部持って行く?」
と兄弟に聞きました。
すると驚いたような表情をして、
「うん!全部持って帰るぅ」
と嬉しそうな顔をして答えました。
「コラッ!全部はダメよ! 全部持って帰ったらお兄ちゃん達が無くなってしまうでしょ!!」
と、お父さんが制止しました。
「別にええけど…。俺等はいつでも捕れるから…」
そう言うと、
「本当に構わないの?」
と、お父さんとお母さんが聞いて来たので、
「全然かめへんよ…あとでまた捕りに行くし…。それよりコレどうやって持って帰るん?」
「本当にぃ? ありがとうねぇ」
そうお礼を言ったもののどうやって持って帰るか?を考えていなかった両親は、カバンの中から何か入れる物がないか捜していましたが、着替えて入れた水着が入っているナイロン袋しかないようで、そんな濡れた袋の中に十数匹のカブトムシやクワガタを入れるわけにはいきません。
仕方ないので俺達の虫かご2つにカブトムシとクワガタに分けて渡しました。
両親はそれではあんまりだと遠慮しましたが、もうその虫かごはあっちこっち小さな穴が空いていて、どっちみち近い内に捨てていた物だと説明してそのまま渡しました……
>> 130
……兄弟それぞれが首から虫かごをぶら下げながら嬉しそうに喜んでいました。
おじさんが、
「ボクら本当にありがとうね…これ貰った虫と虫かご代で、少ないけど貰ってくれる…」
と言いながら、俺達に千円札を渡そうとしました。
俺達は1日30円のお小遣いでやっているので、そんな大金はお年玉でしか手にしたことがない金額を目の前に出されて驚きのあまり引いてしまいました。
「別にお金なんていらんよ…山へ行ったらナンボでも捕れるし、虫かごも穴空いててもう古いやつやし…」
そう言ってお金を貰うのを遠慮しました。
何度かお金を払う‥要らないでやりとりをしましたが、正直、そんなことで大金を貰うことが何か悪いことをしているような気がして、みんなビビって受け取るのが怖かったのです。
なんとか受け取らずにその家族と別れました。
それからしばらくの間、さっきのお金受け取らなくて良かったなぁ~と、絶対悪いおっちゃんやったんやで…とか、全く物事を理解していないアホな者同士が無い知恵を働かせて、悪い事をしなくて良かったと話し合っていたら、
「オーイ!ボクら~😱」
と、叫びながらさっきのおじさんが走って向かって来ました。
「うわっ!悪いおっさんまた来たで!!」
「おい!何言われても騙されんなよ!!」
と、堅く約束を交わしておじさんが来るのを受けて立ちました(笑)
息を切らせながらおじさんは、
「ハァハァハァ…ボクら‥まだ‥居て良かった…ハァハァ…駅前の売店でジュースとアイスクリーム買って来たから…居なかったらハァハァ…どうしようと思ってたけど…居て良かったぁ…ハァハァ…」
全力で走って来たようで言葉も途切れ途切れで、ここへ戻って来た理由を一気にしゃべり立てました。
「…コレ‥カブトムシと虫かごのお礼に食べて…」
そう言って、ジュースとアイスクリームが入った袋をくれました。
おばさんと子供は駅に残して来たのか?後には姿はありませんでした。
袋を手渡すと、
「もうすぐ電車が来るから行くね…ありがとうね」
そう言って、駅に向かってまた走り出しました。
俺達はおじさんの背中に向かって「ありがとう」と口々にお礼を言いました。
おじさんは一度だけ止まってこちらに振り向いて手を振ってまた走り出しました。
まだ話の途中ですが、続きは次回にします。
では帰ってご飯を食べます。
おやすみなさい🐻
- << 137 アン、こんにちは🐻 今、岡山県のとある場所にある〔そば処〕で、遅めの昼食です。 どこまで書けるか判りませんが【過去話】の途中まで書いた『初めてのアルバイト?』の続きを書きます✏ カブトムシをあげた兄弟のお父さんからお礼にとジュースとアイスクリームを貰った俺達は、1つ100円アイスクリームと500ml入りのジュースを貰った喜びで狂喜乱舞状態でした。 「あんなカブトとかクワガタあげただけでこんなに貰えるってすごいなぁ」 誰かがそう言うと、 「あの子等はカブトとか珍しいんかなぁ?」 「都会の子ぉちゃうかぁ?」 「都会の子ぉは虫とか捕まえる所、無いんちゃうかぁ?」 「そうなんやで☝たっかいビルばっかりあって虫とか居てへんのやろ」 「そしたら都会の子ぉはカブトとかどうしてるんやろ?」 「わざわざ田舎へ捕りに行くんと違うかぁ!?」 「どっかで売ってるんとちゃうかなぁ?」 「どこでぇ?」 「…知らん。」 ジュース片手にアイスクリームを食べながら、そんな話をしていて、 「まこっちゃんのおばちゃんに聞いてみたら…おばちゃん毎日〇〇百貨店へ仕事しに行ってるやろ☝」 「うん、行ってるで…今晩聞いてみるわ」 都会の子供達はカブトムシなどをどうして手に入れているのか?…俺達が住んでるような田舎まで行って捕って来るのか?どこかで買って来るのか?はたまた別の手段があるのか?田舎の小学生には想像が出来ませんでした。 翌朝、遊ぶ約束もしていないし、集まる場所も時間さえも決めていないのに、いつもの場所にだいたいこれぐらいの時間かな?と思う頃に行くと、大抵一人や二人友達が居ます。 そこで遊ぶでもなく、真剣に話すわけでもなく、なんとなく雑談っぽいことをしていたら知らぬ間に昨日の友達全員が集まっています。 昔、俺達が子供の頃は携帯電話どころか時計すら持ってなくて、陽が真上にあったら昼頃で、陽が沈んだら夜っていうだけでした。 陽が真上になるにはまだまだ早いけど、昨日の友達が全員集まったので、早速まこっちゃんに尋ねました。 「まこっちゃん、昨日おばちゃんに聞いてくれた?」 「うん!聞いたで…なんかなぁ〇〇百貨店の〇階のペット売り場でカブトとかクワガタ売ってるんやて…」 「ほんまかぁ!…ほんでいくらで売ってんの?」 「それ俺もおかんに聞いたんやけどな、仕事してるから上の階へはほとんど行けへん…」……
アン、こんにちは🐻
仕事、まだ頑張ってますね💪
あと少しだけ頑張りましょうね☝
さっき友達と電話で話したんですが、近畿地方は今日から梅雨入りだそうですね☔
俺はまだ岡山県内に居て雨☔の時は車でウロウロしています。
大阪や兵庫のように大都会な街もあるのではなく和歌山と同じような小都会がある感じの県です😁
昨日はスーパー銭湯的な所へ行き、湯船に浸かっていると、地元のおじさんに声を掛けられ話してるうちに意気投合して、お風呂上がりに一緒にご飯を食べようということになり〈ちょっと調子の良いおじさんやなぁ…注意しなくては…〉と思いつつ、一緒に男湯からでると、風呂上がりにくつろぐような場所に奥さんと娘さん2人が待っていました。
てっきりおじさん1人だけと思っていたのに、家族で来ていたとは😲…。少し警戒していたのも無くなり、銭湯から歩いて数分のところにある高級居酒屋のような所に連れて行ってもらいました。
そこでおじさんの家族のことや夫婦の出逢いのこと、娘さん達のことや俺自身のこと、旅のこと等時間がアッという間に過ぎたと感じるほど、おじさん家族4人と俺は話が尽きることなく話しました。
おじさんは息子を一緒にお酒が飲みたかったようで、息子にしては大きすぎる俺を息子(おじさんは51歳です)か弟のように「いや~嬉しい❗」「今日の酒はうまい❗」などと言いながら上機嫌でした😳
奥さん、娘さんが言うにはいつもよりお酒の量が多い…と言ってました。俺もお風呂上がりということもあって、それに俺は酔わないので自分のペースでドンドンおじさんにもお酒を注いでしまいいつも量を遥かにオーバーさせてしまったようでおじさんはだんだん呂律が回らなくなり、やがて座敷に横になってしまいました😳💤
残った奥さんと娘さん2人とで、また飲みながら話してました。
あっ☝😲
この娘さん達…最初見た時〈双子かな!?〉と思ったほど似ていて、実は2歳離れているのですが、一緒に居るとやはり時々双子に間違われるそうです。
お姉さんは東京で女子アナを目指して試験を受けたのですが上手くいかず、今はある事務所に所属して結婚式の司会やイベントの司会、レポーターなどをしているそうです。
妹さんは貴金属のデザイナーで、先日ご両親の結婚25周年の銀婚式のお祝いに自分がデザインした指輪を姉妹でプレゼントしたそうです😃
2人とも美人で綺麗な人だったので……
>> 132
……長年サービス業で沢山の方を接客してきた俺ですが、最初に男湯から出て出逢った時からしばらくは話すのが照れるというか、目を見て話せませんでした。
でもそこは接客魂が根付いているのか、面と向かって話し出して5分もしないうちにちゃんと目を見ながら話していて、10分もすれば笑いながらの会話が弾んでいました。
お母さんもお淑やかながらも時々笑いながら話に入ってきたり、俺と2人の娘さんとの話を微笑みながら聞いているような方でした。
楽しい一時は本当に過ぎるのが早くて、なんとラストオーダーを聞きにくる時間まで話し込んでしまいました😲
最後にお酒をもう一杯ずつ頼んで(皆さんお酒が好きで強い…お父さん以外は…😁)閉店まで呑んで話していました。
おじさんは酔いつぶれたのか?いっこうに目を覚まさないので俺がおんぶして店を出て(飲食代はご馳走になりました🙇)家族は車で来ているので、止めてある駐車場までおじさんを運ぶことにしました。
いつも家族で外食する時は車で来て代行を呼ぶとのことで、携帯電話に数社の代行の番号が登録されており、姉妹がそれぞれ早く来てもらえる代行を捜す電話をしながら駐車場へと向かいました。
歩いて10分足らずで駐車場に着き、お父さんを先に後部座席に座らせ(寝かせて😁)代行が来るまで家族3人に俺は楽しかったことやお礼を言いながら一緒に待っていました。
そして居酒屋の店内でもお父さんがまだ酔う前に「今晩うちに泊まったら…」とお母さんにも同意を求め、お母さんも承諾してくれたのですが遠慮させてもらったやりとりがあったのですが、この代行を待っている間にもう一度お母さんが「お家へ一緒に帰って、もう少しお酒を飲みながら話さない?…ねぇ?」と姉妹に同意を求めながら言ってきました。
姉妹も少し酔っていたのか「そうそう!もうちょっと一緒に飲もうよ」「なんかすっごく楽しいしこのままここで別れるのは寂しいぃ~」と言って一緒に家に行って泊まるよう言ってくれました。
〈これがシラフで言ってくれたら俺‥モテモテやん😍〉と馬鹿なことを想像しながらも丁重にお断りさせてもらいました。
それは俺が自分で決めた旅のルールの1つに『旅先で知り合った人に迷惑をかけない』と決めてあります。
それは知り合ってどんなに意気投合しても泊めてもらったり、また逆に車に泊めたりしないということも含まれています……
>> 133
……特に今回のようにお酒の勢いもあってお父さんら家族の皆さんが泊まるよう誘ったかも知れません。
それに甘えて家にお邪魔したとします。
家に着いたらお酒やおツマミなんかを出されてさっきの居酒屋のように呑んで食べて喋ってと夜中まですると思います。
その時はそれで楽しいと思いますが、家族にはその家族の一日の始まりがあります。
どんなに夜中まで呑んで話していても平日ならばいつもと同じ時間に起きなければなりません。
寝不足は間違いなく、二日酔いになっている人も居るかも知れません。
そしていつものように朝の支度をして出勤の準備をしなくてはなりません。
そんな時に俺が「おはようございます」と現れるのは完全な場違いです。いつもなら家族はパジャマ姿のままで朝の支度をしているかも知れないのに俺が泊まったばっかりに、ちゃんと着替えていなければならないし、化粧もしておかなければならない…など、俺が泊まった為にいつもと違う朝を迎えさせてしまうからです。
それに昨夜のようなテンションで俺に接してくれるでしょうか?
お酒が入り多少なりとも酔ってテンション高く話していた時と、寝不足‥二日酔い‥いつもよりちゃんとした朝の支度などの影響で、昨夜とは明らかに違う‥冷静な…ダウンしたというか本来の自分達の姿勢で接してくると思うので、勢いで泊まってしまった自分の居場所が無いというか、情けないような寂しい気持ちと申し訳ない気持ちになると想像出来るからです…と言うより、俺は過去にそんな感じで泊まって、翌朝に泊まったことを後悔した経験があるからそう想像してしまうのかも知れません(←その出来事については後日話します)
そして泊まらない…お世話にならない最も理由は『情が移るから…』です。
俺は人が好きで、今回は銭湯でお父さんから話し掛けられましたが、俺から話し掛けることもあります。
地元の美味しい物や見ておくべき場所などはガイドブックには載っていません。
俺の旅は観光名所を観て廻る旅ではなく、そんな場所も廻りますがむしろそれ以外の場所を観て廻ることに比重を置いています。
だからなるべく自分から情報収集の為に声を掛けるよう心掛けていますが今回のお父さんのように声を掛けられ意気投合して、そして家族の方達とも楽しく仲良くなってしまうと別れづらくなります……
>> 134
……それは一緒に居る時間が長ければ長いほど辛くなります。
泊まらせてもらえば尚更です。
これからも一人で旅を続けて行くのには、人とのふれあいは沢山経験したいと思うし大事したいけれど、情が移ってしまうほど温かさを感じてしまうと先に進めなくなってしまうからです。
人に迷惑をかけないということは、人と一定の距離を置いて接していくということも含んでいると思います。
病気が完治していない体での車の旅です。
これから先、体調が悪くなったり、事故に遭ったりして結局人に迷惑をかけてしまうかも知れないことは解っています。
でも旅に出ず自宅で以前のような生活をしていても、買い物中に具合が悪くなるかも知れないし、事故に遭うかも知れません。
旅だからリスクが増すわけではありません。
知らない場所の連続だから運転するのも、通い慣れた道や知ってる道を運転するよりもかえって慎重に運転します。
通勤や仕事中、人との待ち合わせと違い、時間に縛られず、全く急いでいないのでスピードも出さないし運転に余裕があります。
だから見方によれば事故をする確率は少ないかも知れません。
余談ですが、自動車やバイク(自転車や徒歩も含まれていたかな?)での事故を起こすのが一番多いのが、自宅を中心に半径400㍍以内と統計で出ています。
つまり、よく通る道、どこが危険か知っている道、運転が慣れた道での事故が一番多いのです☝
勿論その道を通る回数が多いからそうなるのでしょうが、旅先や知らない道、初めて通った道での事故に比べて7倍以上?事故率が高いのです。
話を元に戻します。
そんな考えから、お母さんと姉妹にウチに来るよう声を掛けて頂きましたが遠慮させてもらい、代行が来るまで話していて代行を見送りながらお別れしました。
姉妹は気分がHiになっていたとはいえ、俺の両手を取って「行こう💕」と言ってくれてる時は正直ルールを破りそうになりました😁😳
な~んて…俺は酔っていないし、そんなに意志は弱くはない‼😤
(……でもちょっと未練があるかな!?)🐻コラッ!
昨日はそんな夜でした。
また人との出逢いを楽しみに旅を続けて行きます🚗💨💨💨💨💨
今回は昨日の出来事だけで長くなり【過去話】の続きが書けませんでした🙇
次回は書きますね✏
それじゃあ、これから晩ご飯を食べます🍚
おやすみなさい🐻
アン、おはよう🐻
これから顔を洗って、あと一日岡山県を散策します🚗💨💨💨🚲💨💨💨
アンは今日は休みかな❓
休みならゆっくりして下さいね😃
仕事なら、あと今日一日頑張って、明日の休みを楽しみに……😃
それじゃあ、行ってきま~す🐻
>> 131
……兄弟それぞれが首から虫かごをぶら下げながら嬉しそうに喜んでいました。
おじさんが、
「ボクら本当にありがとうね…これ貰った虫と虫かご…
アン、こんにちは🐻
今、岡山県のとある場所にある〔そば処〕で、遅めの昼食です。
どこまで書けるか判りませんが【過去話】の途中まで書いた『初めてのアルバイト?』の続きを書きます✏
カブトムシをあげた兄弟のお父さんからお礼にとジュースとアイスクリームを貰った俺達は、1つ100円アイスクリームと500ml入りのジュースを貰った喜びで狂喜乱舞状態でした。
「あんなカブトとかクワガタあげただけでこんなに貰えるってすごいなぁ」
誰かがそう言うと、
「あの子等はカブトとか珍しいんかなぁ?」
「都会の子ぉちゃうかぁ?」
「都会の子ぉは虫とか捕まえる所、無いんちゃうかぁ?」
「そうなんやで☝たっかいビルばっかりあって虫とか居てへんのやろ」
「そしたら都会の子ぉはカブトとかどうしてるんやろ?」
「わざわざ田舎へ捕りに行くんと違うかぁ!?」
「どっかで売ってるんとちゃうかなぁ?」
「どこでぇ?」
「…知らん。」
ジュース片手にアイスクリームを食べながら、そんな話をしていて、
「まこっちゃんのおばちゃんに聞いてみたら…おばちゃん毎日〇〇百貨店へ仕事しに行ってるやろ☝」
「うん、行ってるで…今晩聞いてみるわ」
都会の子供達はカブトムシなどをどうして手に入れているのか?…俺達が住んでるような田舎まで行って捕って来るのか?どこかで買って来るのか?はたまた別の手段があるのか?田舎の小学生には想像が出来ませんでした。
翌朝、遊ぶ約束もしていないし、集まる場所も時間さえも決めていないのに、いつもの場所にだいたいこれぐらいの時間かな?と思う頃に行くと、大抵一人や二人友達が居ます。
そこで遊ぶでもなく、真剣に話すわけでもなく、なんとなく雑談っぽいことをしていたら知らぬ間に昨日の友達全員が集まっています。
昔、俺達が子供の頃は携帯電話どころか時計すら持ってなくて、陽が真上にあったら昼頃で、陽が沈んだら夜っていうだけでした。
陽が真上になるにはまだまだ早いけど、昨日の友達が全員集まったので、早速まこっちゃんに尋ねました。
「まこっちゃん、昨日おばちゃんに聞いてくれた?」
「うん!聞いたで…なんかなぁ〇〇百貨店の〇階のペット売り場でカブトとかクワガタ売ってるんやて…」
「ほんまかぁ!…ほんでいくらで売ってんの?」
「それ俺もおかんに聞いたんやけどな、仕事してるから上の階へはほとんど行けへん…」……
>> 137
……「言うて、あんまり詳しいことは分からんけど、カブトムシが1匹2~300円やったん違うかなぁ?って言うてた」
「に・に・にさんびゃくえんんんん😲」
「い・いっぴきがぁ😲」
「うん!そう言うてた!それからな…金魚とかメダカとかも売ってるらしいで…」
「き・きんぎょにメダカァー😲」
「うそぉー!そんなもんまで売ってんの?」
「そんなもん、俺等死ぬほど捕れるやんか!!」
「メダカなんか一日あったら1000匹でも捕まえられるで…」
「カブトとクワガタもみんなで必死に捕れば一回で100匹ぐらい捕れるで…」
と、みんな口々に自分達が捕れる数に200円を掛けて、そのお金が貰えることを夢見て騒いでました。
「よし!今から田んぼと川へ行こ! 一旦、家へ帰って虫かごとメダカ入れられる袋取って来て、〇〇の田んぼに集合な…」
そう決めて、みんな蜘蛛の子を散らすようにその場から姿を消しました。
数分後…
みんな揃ったところで田んぼでメダカ捕りをしました。
カブトムシもそうですがメダカなんて毎日のように捕っていましたから、1匹1匹すくうのではなく、漁師さんがする追い込み漁の方法で、1カ所だけ逃げ道を作っておいて、そこに網を仕掛けておいて、みんなで回りからメダカを追い込んでいくのです。
それを5回程すれば、その田んぼにはメダカが居なくなったのでは?と思うほどの数のメダカが捕れます。
そしてまた隣の田んぼ…隣の田んぼ…と、時計が無いので正確には判りませんが、たぶん2時間程で一辺が50㌢程の袋の中がメダカで真っ黒になるぐらい入った袋が6つ分捕れました。
途中でメダカ以外に見つけた、ザリガニやタガメ、カエルにカエルの卵、タニシなんかも捕って、別の袋に入れました。
それから川に行って違う種類のメダカも捕りました。
川では追い込み漁が難しいのであまり捕れませんでしたが、それでも1袋にびっしりの数は捕りました。
いつもは金魚も捕れるのですがその日は一匹も捕れませんでした。
一旦昼ご飯を食べに帰ってからまた集合して、今度は山へ行きました。
よくカブトムシやクワガタを捕りに行くのは、夜(夜中)や明け方が良いって言いますが、確かに夜行性なので活発に動くし木の蜜を吸いに集まるのも暗い方が良いのですが、俺達はそんな素人の一般人じゃありません(笑)自分達でカブトムシ等が好きな蜜を作って……
>> 138
……自分達しか知らない場所の木々に仕掛けてあります。
そしてカブトムシ等の夜行性の虫は昼間は別に消えて居なくなるわけではなく、木陰や土の中で寝ている(休んでいる)のです。
そこへ行ってカブトムシ、クワガタ、カミキリムシ、カナブン等、持って行った虫かご全部にいっぱい捕って、入りきらない分は裁縫の糸で胴体や角を縛り、それぞれのTシャツにとまらせて、糸先を掴んで自転車で帰って来ました。
友達の一人の家には大きな庭があるので、そこに今夜は置いておき、明日は朝から俺達から見たら都会にある〇〇百貨店へ売りに行くことを約束してその日は別れました。
その日の夜のことは今もハッキリ覚えています。
まず明日は朝から自転車で百貨店まで行くという今まで走ったことが無い距離をサイクリングするというか‥冒険しに行くといった心境でした。
そしてカブトムシやメダカを売って手にするであろう大金を想像しただけでドキドキして、まるで大金持ちになるような気分になっていました。
カブトムシとクワガタだけでも100匹以上あり、その上にカミキリムシやカナブン等、メダカに至っては数百匹…カブトムシみたいに1匹200円にはならないだろうけど1匹10円としても…思わずニヤケてしまいました。
一日のお小遣いが30円だった俺達が、明日は何千円…ひょっとしたら何万円もの大金を手にしてるかも知れないのです。
これが興奮せずにいられるでしょうか🙌🙌🙌
翌朝、置かせてもらってた友達の家に集まり、カブトムシやメダカを自転車の前カゴと荷台に縛り付け、糸で結んだカブトムシをTシャツにつかまらせて、いざ出発🚲💨💨
大きな山を2つ超え、途中の駄菓子屋で昼ご飯代わりにお菓子を買い(でも30円まで😢)喉が渇いたら公園の水飲み場で飲み、何十キロ‥何時間走ったのか解らないけどとにかく目的地である〇〇百貨店に着きました。
俺達みんな汗でびっしょりなりながら前カゴと荷台から商売品を取って、そのまま百貨店に入って行きました。
「キャアー‼」
「キャアー‼キャアー‼」
どこからか悲鳴が聞こえました。
「なんやぁ?」
「どうしたんやぁ?」
俺達が誰にともなく聞いていたら、
「僕等、その格好どうしたんや?」
と俺達を見ておじさんが言って来ました。
「その格好って…?」
「体に虫がいっぱい着いてるやないの…!」
「あぁ~これ! これカブトムシ!」……
>> 139
※もうとっくに「そば処」で食べ終わり、今は店を出て、ビル内のベンチに座っています🐻
……「カブトムシは見たら判るよ…そうじゃなくて、どうしてカブトムシを着けてここに居るのと聞いてるの? それに両手にいっぱい虫かごとか持って…」
「あぁ~これは虫かごに入りきらんかったから着けて持って来ただけ…」
「着けて持って来ただけ…って、どうして着けて持って来たの?」
〈アホなおっさんやなぁ~。今説明したやろ!〉と思いながら、虫かごをおじさんの前に突き出して、
「そやから虫かごにいっぱい入ってるからもう入れられへんねん!だから飛ばんように糸で縛ってシャツに掴まらせて糸を握って来たんよ!」
と、ちょっと怒り気味な口調で答えました。
するとおじさんは苦笑したような顔で、
「いや、どう言うてええんかなぁ? カブトムシをここへ持って来た理由を聞いてるの?」
「あぁ~持って来た理由…売りに来た…」
「…売りに来た!?」
「そう…売りに来た!」
そんなやりとりをしていたら、騒ぎを聞きつけて来たのか?お巡りさんとネクタイをした人が現れました。
お巡りさんが(後に警備員と判りました)俺達に「僕等そんな格好で何しに来たの?」
と、また同じことを聞いてきたので答えようとしたら、
「なんかこの子等、カブトムシを売りに来たらしいですよ」
と、さっきまでやりとりしてたおじさんが俺達の代わりに答えました。
「カブトムシを売りに来た? 失礼ですけどお客様はこの子達のお知り合いですか?」
と、ネクタイの人が尋ねました。
「ワシ?…ワシは全然関係あらへん! キャアーキャアー騒いどるから見に来たらこの子等が居ったんで、何しに来たか聞いとったんや…」
〈なんや、このおっさんこの百貨店の人と違うんかい〉と思いながら見てると、
「そうですか…皆さんお騒がせしました。 何でも御座いませんので……」後払い何と言ってたのか覚えてませんが、何か大声で言いながら警備員の背中をトントンと叩いてました。
警備員は集まっていた人達の輪を崩すように手で掻き分けるようにウロウロしていました。
ネクタイの人が、
「僕達、一回外に出ておじさんの後を付いて来てくれるかなぁ!?」
そう言って俺達をまるで田んぼのメダカのように追い込むようにしながら入って来た入口へと追い込んでいきました。……
>> 140
※このページを書く前に買い物を済ませて車に戻って来ました🚲💨💨💨
……一旦外に出た俺達を引き連れて百貨店の裏口のような所へと来ました。
そこで改めてネクタイの人が、
「僕等は誰かに聞いてカブトムシとか売りに来たのかな?」
「ううん!誰にも聞いてへん! でもここの上で売ってるって聞いたから…」
「そうなんや。確かに上のペット売り場(当時はペットショップと言わなかった)で売ってるよ…でもちゃんと取引してる所から買ってるから…」
そう言って断ろうとしているのが解りました。
黙って聞いていたら、
「僕等、どこから来たの?」
「〇〇…」
「〇〇! どうやって来たの?」
「自転車で…」
「自転車!? 自転車にこれら積んで来たの?」
「うん…積んで来た…積まれへん分はこうやって持って来た」
そう言ってTシャツを掴みながらゆっくり移動するカブトムシを指差しながら答えました。
「……(苦笑い) そうかぁ…しかし沢山あるねぇ…何匹位あるの?」
「カブトは100匹以上あると思う…クワガタは40匹程でカミキリムシは22匹…カナブンは‥」
「あぁそんなにあるんやぁ」
話してる言葉を遮るようにネクタイの人が言ってきました。
「…メダカもかなりあるねぇ…」
「メダカは6袋あって、他の袋にはザリガニとかタガメとかも居てる…」
それを聞いたネクタイの人が、
「ちょっとここで待っててくれる? おじさん今からペット売り場の人に話してくるわ…」
そう言って裏口?から入って行きました。
何分待ったでしょうか?
ネクタイの人がおじさんを連れて出て来ました。
「僕等かぁ…カブトムシ売りに来たのは…」
何が可笑しいのか笑いながら話し掛けてきました。
「はい!買うてくれますか?」
「どこで捕ったん?」
「〇〇の山と田んぼと川です」
「おおぅ〇〇かぁ!あそこはようさん捕れるらしいなぁ…僕等自分で捕って来たんか?」
「俺等みんなで捕りました」
「そうかぁ~。それでどうやって持って来たの?」
また同じ質問かぁと思いながらもちゃんと答えました。
「そうかぁ~。ここまで自転車でしんどかったやろ?」
「まぁしんどかったですけど…。 それより買うてもらえますか?」
「そうやなぁ~。ちょっと見せてもらえるかな?それ持っておっちゃんの後付いて来てくれる」
そう言って裏口?の中へと入って行きました……
>> 141
……俺達は虫かごとメダカ等が入った袋を持ってカブトムシをシャツに着けたまま、エレベーター(たぶん業務専用)に乗って、降りてからペット売り場の奥へと通されました。
中へ入るとカブトムシなんか見慣れているはずの従業員の人達も俺達の格好を見てギョッとしていました。
「僕等カブトムシだらけやねぇ」
女の人が笑いながら近付いて来ました。
「‥‥」
見たままを言われただけなので俺達は答えようがなく、ただ黙っていました。
事務所らしきこの部屋はエアコンが効いていて涼しかったのを覚えています。
「ちょっとこの子等持って来た物を手分けして見てくれるか?」
そうおじさんが言うと、回りに居た数人の店員さんらしき人達が俺達から虫かごと袋を取り、それぞれ大きな虫かごに1匹1匹見ながら入れていきました。
種類別に分けるだけじゃなく、オスとメスにも分けて、メダカは小さな網ですくいながら水の入った昆虫ケースに入れていました。
そんな様子を見ながら立っていたら、仕分けしている手を止めておじさんが、
「ちょっとこの子等に冷たい物でもあげて…」
と、先程近付いて来てた女の人に言いました。
「僕等こっちに来て座り…」
そう言われてテーブルの回りにある椅子に座らせてもらいました。
しばらくして女の人がカルピスを持って来てくれました。
公園で水ばかり飲んでいたので、甘くて氷が入った冷たいカルピスがむちゃくちゃ美味しかったです。
エアコンとカルピスのお蔭で、あれだけ流れていた汗もひいて、すっかり気持ち良くなりました。
どれだけ時間が経ったでしょうか?
背中をトントンされながら、
「おーい!起きろよぉー!」
と呼ばれました。
その声は友達の誰の声でもなく、聞いたことのない声でした。
目を開けて声のする方を見ると、ペット売り場のおじさんでした。
「おっ!起きたか!ここまで自転車で来たから疲れたんやなぁ(笑)」
そう言われて、自分が寝てしまったことに気がつきました。
「他の子も起こしてるけどなかなか起きへんねん。ボク起こしてくれるか?」
そう言われて俺はみんなを揺さぶったり叩いたりしながら起こしました。
「みんな起きてくれたかぁ!? ちょっと時間かかったけど持って来てくれた物全部見させてもらったで…」
半分寝ぼけたような頭で言ってることを理解しました……
>> 142
……「カブトムシとクワガタムシ、それとメダカとタガメ、アメザリ(アメリカザリガニ)は買わせてもらうわ」
「うわぁ!! ホンマですかぁ!?」
「うん…買わせてもらう。 但し今回は特別に…やで! 今度持って来ても何も買わへんからな!今回だけ特別や!」
おじさんはそう言いました。
買ってくれるかどうか半信半疑だったので俺達は喜びました。
「それからカミキリとかカナブン、カエルとか卵は買われへんわ…」
そう言われても買ってくれたことが嬉しくて全然構いませんでした。
帰りにその辺の公園や池に逃がして…いえ、当時は〈ほって帰ればええんや〉と生き物の命を軽く考えていました。
それを見透かしていたのかおじさんは、
「買われへんからとボクらに返しても、その辺の公園とかに捨てて帰るやろ!」
と、図星を言われました。
「だから他のペットのエサになるのもあるので、おじさんがまとめて百円で買わせてもらうけど、それでええかな?」
仰る通りどうせ帰り道で公園に捨てるつもりでいた物に百円もつけてくれるなんて、なんて優しいおじさん…いえ、おじさまなんだと、二つ返事で了承しました。
「よっしゃ!それで肝心なカブトムシとかやけど大きい小さいといろいろあるけれど、オスが1匹30円、メスが1匹10円でどうかな? クワガタはミヤマ、ヒラタ、コクワは30円、オオクワガタとノコギリは50円でメスはどれも20円…メダカは1匹2円、タガメは1匹10円…それで全部を合計して9808円…これで買わせてもらおうかな? どうやろ?」
それを聞いて俺達はビックリしました。
〈安い…安すぎる…〉
〈だってカブトムシが1匹2~300円で売ってるから100匹としても最低2万円はあるはずや…〉
そんな計算をここまで来る道すがら話し合っていたのでみんな唖然としました。
「あのう…カブトムシだけでも1匹200円以上で売ってるんと違います? だからカブトムシだけでも…」
「あははははっ!ボクらそれは店で売ってる値段やで…まだ難しいことは解らんのは無理ないけどお店って仕入れがあって…」
俺が話してる言葉に被せるようにおじさんが笑いながら話してきた。
そして仕入れなんとかと話してましたが想像してた金額との差にショックで耳に入ってきませんでした。……
※書いてる途中でご飯、お風呂、🍺をしていました😁
>> 143
……おじさんは商売の仕組みを教えてくれたけど、小学生の俺達にはどうでも良いことで、結局は9808円が目一杯と言われ、俺達は渋々納得しました。
するとおじさんは、
「はい、これエサ代の100円ね」
そう言って自分の財布から100円玉を出し、渡してくれました。
そしておじさんは、
「9800円の支払いだけど…」
「いえ…9808円ですけど…」
「(笑)…ごめん!ごめん! 省略して言うたんやけどアカンな…。 それでその9808円を支払うんやけど、ボクらは未成年だからお金を渡されへんのよ!」
「何でですか?」
「法律で決まってんのよぉ…だから誰かのお父さんかお母さんに来てもらわれへんかなぁ?」
そう言われて俺達は相談して、下の階で働いているまこっちゃんのお母さんのことは言わずに、別の友達の家に電話を借りて掛けました。
でも急に電話で、しかもかなり離れた百貨店まで来てほしいとお願いしても「そんな所まで何しに行ってんのよ!」と怒られただけでした。
そのことをおじさんに伝えると、おじさんは、
「それじゃあ、おじさんの名刺を渡しておくから今度大人の人と一緒にこれを持って来てくれる」
そう言って、名刺の裏に[カブトムシなどの買い取り代金、9808円お支払い致します]と書いて渡してくれました。
結局その日はエサ代の100円だけ貰って、また長い道のりを自転車を漕いで帰りました。
家に着いたのは夜の10時前で、電話を掛けた家のおばさんがみんなの家に連絡してくれてたのでさほど心配はしていなかったと思いますが、俺も友達も帰ってから鬼のように怒られたと翌日集まった時に話し合いました。
そして後日、友達がの父さんと一緒に車で百貨店までお金を貰いに行ってくれました。
お金は俺の親父が寿司屋をしてた店にそれぞれの親と一緒に友達も集まって、均等に割りましたが俺達は100円ずつ貰って、残りは後日少しずつ渡すということになりました。
それよりも親に黙ってあんなに遠い百貨店まで自転車で行った事とお金を稼ごうとした事についてみんなの親が口々に怒りだし、みんな泣くほど怒られました。
そして後日、俺は一度だけ100円を貰いましたが、残りはうやむやにされました😭
初めてしたアルバイト?は1人2千円弱の稼ぎでした。
以上で【過去話】『初めてのアルバイト?』という話でした。
では、おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
休みをエンジョイしてますか❓(⬅もう死語かなぁ😁)
俺は午前中に広島県に入りました🚗💨💨💨
広島に入って早々、ある交差点でトラブルに遭いました😩
ある四つ角の交差点で信号待ちをしていました。
俺の車は信号待ちの車の3台目で停車していました。
当然、進行方向の信号は赤で左右の信号は青なので車は走行しています。
そんな走行してる中の1台の車が、俺から見て右から走って来て左折しました。
つまり、俺の車を含む信号待ちをしている3台の車の横(反対車線)へと曲がって来たのです。
そこまでは別に何の問題もなく、ただ左折して来て反対車線を通り過ぎる車だと思っていました。
ところがその車、俺の車の横辺りで停車して、運転席から降りて、歩いて今曲がって来た角にあるケーキ屋さんらしき店に入って行ったのです。
〈交差点の手前や曲がって直ぐの所で車は止められないからといって、少しだけ(車、約3台分)進んだ路上に止めて、店に入ったんやなぁ! 後ろから車が来たら通られへんやろが!〉と、迷惑を考えへん奴やなぁと思っていました。
あっ❗
この道は片側1車線です☝
そんなことを思いながら信号が変わるのを待っていたら案の定反対車線に車が曲がって来ました。
〈ほら…やっぱり来たやんかぁ…ケーキなんか買ってる場合や無いで!…早よ出て来てサッサと車を移動させんと怒られるでぇ…〉と思いながら様子を見ていました。
「ビィー‼ビィー‼」
〈ほら‥鳴らされた…〉
ノーマルホーンではない[マルコホーン](⬅アンには解らないかな☝)という、一際大きな音がするクラクションで「コラァー‼こんな所に止めるなぁー💢」と言っているかのようなクラクションでした。
でも、聞こえていないのか?ケーキ屋から人が出て来る気配はありません。
「ビィー‼ビィー‼ビィー‼ビィー‼」
〈ほら…早く出て来て動かさないとホンマに怒られるでぇ…〉と、連続で鳴らすクラクションをうるさいと思いながら、でも鳴らす気持ちは解るので、大事になる前に早く出て来いよと思っていました。
すると、何度かクラクションを鳴らした後、運転席の窓が開いて、
「オイ‼コラァー‼バックせんかぁー💢」
と、俺の方を見て怒鳴ってるではないですか☝
「‥‥‥❓」
〈俺…? ハハハッ😊…んなわけ無いわなぁ…〉と、聞き間違いか?勘違い?だろうと思い、無視してました。……
>> 146
……「ビィー‼ビィー‼ビィー‼」
「コラァー‼お前ぇー‼お前に言うとるんじゃあー💢」
と、またこっちを見ながら言ってるように見えたので、確かめようと窓を開けました。
その様子を見たのか?、
「おう‼和歌山ナンバー‼お前じゃあ💢…通られへんの判ってるやろ‼サッサとバックせんかい💢」
〈ええー❗俺ぇ😲 広島の地でこの場所で和歌山ナンバーっていったら俺だけやなぁ…ええ~っと前の車は広島ナンバーやし、後ろの車は…見えへんなぁ…でもほぼ100%俺に言うてるでなぁ~〉
そう判断した俺は窓から顔を出して、
「なんで俺に言うねん❗」
と、言うと、
「車が止めてあんの判っとんのに、お前が横で止まるから行かれへんやないかぁー‼」
路上駐車してるのを判っていながら、後から来た俺が横に停車したから通行出来なくなったと、見たままの状態だけで判断して怒鳴ってきた相手に腹が立って、車から降りて相手の車の運転席のドア付近まで行きました。(殴ったりするつもりは毛頭無いですよ😃捕まりますから…)
相手は降りて来ないので
「俺が信号待ちしてたらこの車が後から来て………」
と、今回の原因である路上駐車の車を指差しながら少し声を荒げ‥‥感情を込めて言い放つ‥‥説明すると、相手は早とちりしたことに気付きました。
相手は謝ってくれて、助手席の彼女?も運転席の窓越しに謝ってくれました。
そして彼女は助手席から降りて、車の前を廻って俺の前まで来て、もう一度丁寧に謝ってくれました。
俺はそんなに怒っていないことを告げると、彼女はスタスタと角のケーキ屋へ入って行きました。
僅か数秒で路上駐車した本人の腕を取ってやって来ました。
「アンタがここへ車止めたから、こっちでトラブルになったんやでぇー💢何考えてこんなとこに止めたんよー💢」
みたいなことを広島弁で怒ってました。
路上駐車した女性は言い返す言葉が無いのか黙って聞いていました。
実はその時、俺が待っていた信号は既に青に変わっていて、俺の前にいた2台の車はとっくに走り去っていて、俺が車から降りたもんだから、その後ろ以降に渋滞が出来てしまったので、彼女と路上駐車の女性とをなんとかしたかったけれど、俺は移動しなければならないので、文句を言ってきた彼氏にあとを頼み、俺はその場から去りました。
以上が【過去話】『今日の午前のトラブル』でした😁
そんなの書くって言ったかなぁ~🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたか❓
それとも残業かなぁ❓
早く帰って、ゆっくりして下さいね😃
今日は広島県の福山市を散策しました。
本土だけじゃなく、横島~田島・百島などへも行き、自転車で島をグル~っと廻りました🚲💨💨💨
6段変速が付いているからと島をナメてました😥
すごく海がきれいで風景もバツグンなんですけど体力が保たず、走っては休憩‥走っては休憩の繰り返しでした😩
今は車のベッドで横になりながら足腰に湿布を貼りまくって横になっています。
汗もかいたのですが、車を止めたこの場所に来るまでにスーパーや町の人に「銭湯はないですか?」と聞いたのですが、どうやらこの辺には無さそうなので、今夜は汗拭きシートで我慢です😢
体はこれで'まぁ良し'としても、頭はどうにもなりません😭
今、ちょっとカユイです…。
アン、かいてぇ~❗
絶対、クサいです…。
アン、ニオう…❓
いやぁ~‼
不潔だと言って嫌わないでぇ~😭
あっ❗
そうそう☝
ほとんどの人が当たり前のように毎日お風呂に入って体と頭(髪)を洗ってるけど、そんなことしてるの世界でも日本人だけなんですよ☝
まず、体と頭をきれいに洗ってから湯船に浸かることじたい世界でも日本ぐらいのもんです(沖縄は違いますが…)
海外などはバスタブにぬるま湯を張って中で洗うか、立って洗い、シャワーで流します。
日本のように湯船の横に洗い場なんて無いのです。
それにそもそも日本人のようにタオルに石鹸やボディーソープをつけてゴシゴシ洗うなんてことはしません🙅
手やスポンジ、柄の長いブラシ?などでササァ~っと洗う程度だそうです。
日本人の肌がきめ細かくて美しいと言われるのは毎日お風呂に入って洗っているからだと言われたりしますが、それは何の根拠も無く、単に日本がある場所‥日照時間と角度・気温と湿度などの気候と風土、食物、色素、遺伝などから、きめ細かい肌が出来てると考えられています。
でも毎日お風呂に入るのは…特に日本人の多くの人々が行っているお風呂の入り方は本当は良く無いと考えられています。
それは毎日体を洗っていると、必要な油分まで洗い流してしまい、それは皮膚には良く無いことなのです。
それにタオル等で擦るのは皮膚に軽い炎症を起こしてしまい、再生してはまた擦る…を繰り返すことで段々と色素が濃くなっていきます。
>> 148
皮膚は12層あり、タオル等で洗うだけで層が剥がれてしまいます。
ナイロンのタオル…あれを使って洗うと「洗ったぁ~」って気持ち良いですよね☝
なんか「汚い垢を取った」っていう気になり、実際に垢は取れてますよね。
あのナイロンのタオルを使ってると普通のタオルて洗っても洗い甲斐が無いような、物足りなさを感じますよね😁
でもナイロンのタオルで洗って出た垢…あれは垢ではありません。
あれは12層ある皮膚の何層かが剥がれたものなのです。
だから多く日本人が行っているタオルに石鹸(ソープ)を使った洗い方は皮膚に良く無くて、乾燥肌の原因や肌の黒ずみ、皮膚癌の原因にもなります。
汗などの自然な汚れを落とすには、ぬるめのシャワーを浴びながら‥またはぬるめのお湯に浸かりながら手で洗うのが一番良いのです☝
石鹸(ソープ)を使ったとしても手で洗うのが良いのです。
そして「垢」っていうのは体を洗わずにお湯に浸かると白い粉状の物が浮いてきますよね…あれが垢(汚れ)であって、タオルでこすらなくても手で取れるのです。
そして頭(髪)もそうです☝
頭も毎日洗うのは良く無いのです。
よく薄毛で悩まれてる方は、頭の油分を気にして1日に何回も洗う人が居ますし、またアドバイスする方やテレビ、雑誌等でも「頭皮はいつもキレイに清潔に…」と言ってますが、一概にそうとは言い切れ無いのです☝
確かに頭皮は汗もかきやすく、ニオイも気になります。
でもニオイがするのとハゲてくるのは関係無いのです。
今、注目されているのが「路上生活者の人にハゲてる人が極端に少ない」ことに注目されています。
統計によれば路上生活者の人達の中でハゲてる人の割合が、普通の生活をしてる人達より8倍も少ないのです。
路上生活の人達は、その生活から「ただ髪の毛が長いだけ」と思われがちですが、長かろうが短かろうが、毛の本数には関係無いことで、毛が長いからハゲていないのではなく、短くしてもハゲていないのです。
知っての通り、路上生活をしてる人達はその生活から毎日頭を洗っているわけではありません。
いえ‥毎日どころか数日間洗わないことの方が多いはずです。
でもハゲてる人が少ないのです。
今はまだ研究の途中ですが、頭を毎日きれいにして頭皮の油分を無くし、毛穴に皮脂などの汚れを溜めない!…と言われてることが正しいとは言い切れ無いのです。
これは芸人の水道橋博士も言ってました。
アン、こんばんは🐻
仕事は終わりましたか❓
いつも「仕事、頑張って…」と応援の言葉を送ってますが、アンってどんな仕事をしているのかなぁ❓
勿論、この場所は誰でも読める場所なので、二人でやりとりしてた頃から「神経を使う専門職」と聞いていました。
俺も「サービス業」としか伝えていませんでした。
だだ、最近「アンってどんな顔してるのかなぁ?」とか「どんな仕事してるのかなぁ?」「どんな部屋に住んでいて、どんな服を着て、どんな生活スタイルなのかなぁ?」など、以前やりとりしてた時も思ったことは何度かありましたが、旅に出てからは特に考えるようになりました。
いつか出逢ったらアンに質問責めするので覚悟しといて下さいね☝😁
ところで俺は今日も広島県に居ます。
旅に出て今日で17日目…今のところ予定通りに旅は進んでいます。
昨日は少し体調が良くなかったので夕方前には車を止めて車内から出ずに休んでいました。
(あっ❗😲だから2日間お風呂に入っていないことがバレてしまった😨もう言い訳出来ない😥クサイマンって呼ばれるぅ~😭)
でも、昨日までは体調も良くて、今日も朝から元気いっぱいに動き回りました🚗💨💨💨🚲💨💨💨
勿論、もう既にお風呂も入ってスッキリピッカピカ✨ですよ😃
それからそのお風呂からの帰りに人の繋がりを感じた出逢いがありましたよ😊
お風呂から帰ってから車でコインランドリーへ行きました。
洗濯物を入れて車の中で仕上がるのを待っていたら、突然運転席のドア付近に派手な服を着たチャラそうなカップルが近付いて来ました。
ちょっと身構えていると、
「すみません…和歌山から来られてる方ですか?」
と、その見かけによらず丁寧な言葉で話し掛けて来ました。
「はい!そうですが…?何か?」
「あっ!やっぱりそうですか!!」
そう言って男性は満面の笑顔で続けました。
「あのう…大阪の〇〇って会社ご存知ですよね?」
「あぁ~知ってますよ…」
その会社名は知ってるなんてもんじゃなく、俺が勤めてた会社そのものなんですが「はい、勤めてたました」と素直に言ってはならないと警戒心が働き、名前だけは知っていますよという感じで答えました。
すると彼は……
>> 151
……「その会社に〇〇〇〇って言う女性社員が働いているのご存知ですか?」
その個人名をフルネーム聞かされてビックリしました。
知ってるどころか俺が働いていた課に居る女性社員の名前だったのです。
その名前を聞いて警戒心は一気に解け、さっきまでとは違う明るい声で、
「〇〇さん!? 知ってるもなにも僕と同じ課で一緒に働いていた人ですよ…」
「やっぱりそうですか!!僕、〇〇の弟です」
「ええー😲❗ 〇〇さんの弟さん!?」
「はい、そうです」
「そうなんやぁ~! でもどうして僕のこと知ってるの?」
「先週、実家に帰った時に姉と話しをした時にお世話になった上司が「車で日本中を廻る」って言って会社を辞めてしまって、「課のみんなは仕事がしんどいとか他に理由があるはずやのに〔日本中を旅して廻りたい〕ってカッコエエ理由付けて…って疑ってたんやけど、5月の末頃にホンマに旅に出てん!! なんかそっち(広島)方面へも行くらしいから、もし見掛けたりしたらアンタ(弟)声掛けて観光に連れて行ったりして、お姉ちゃんに代わってちゃんとお世話してなぁ…」って言われてたんです」
「ええー!!ホンマにー!!〇〇さんの弟さんなんやぁ…〇〇さん、そんなこと言うてくれてたんやぁ…」
「はい!僕も姉ちゃんにそう言われたものの、いつ広島に来るか判らないし、広島のどこに居られるかも判らないから、まぁお逢いすることも無いやろう…と思ってたら、今、彼女と歩いてたら姉ちゃんから聞いてた和歌山ナンバーで白の〇〇(車種名)が止まってたんで、まさか?…と思いながら声を掛けさせてもらったんです」
「あぁ~そうなんですかぁ。 いや~嬉しいなぁ~。 よくぞ見付けてくれましたねぇ…」
「ホント…ビックリしました。 ちょっと姉に電話して驚かせて良いですか?」
「うん…電話して‥電話して…。 あっ!ちょっと待って! 電話掛けて僕が出るわ(笑)」
俺がしようとするイタズラに彼も理解したようで弟さんは電話を掛けて直ぐに電話を俺に渡してくれました。
着信メロディーが鳴ってる間に俺は弟さんに
「お姉ちゃんのこと、普段何て呼んでるの?」
「姉ちゃんです」
「わかった👌」
‥‥‥‥ガチャ❗
「はい!もしもし…」
いつも聞いていた声とは違う、ちょっと無愛想な声で電話に出ました……
>> 152
……「あっ!もしもし…姉ちゃん!? 今、仕事中?」
「何よ…ちょっとぐらいならええよ…」
彼女は電話に出る前に発信人が「弟」であることを確認してから電話に出ただろうから、俺の声を聞いても疑うことすらしない様子で俺を弟と信じていました。
「ちょっと聞きたいことあるんやけど、姉ちゃん会社での成績とかどうなん? 最近達成してる?」
「ハァ? 何でアンタにそんなこと聞かれなアカンの?💢」
「いや…先週帰った時、顔見たらあんまり元気なさそうやったし、話した時も会社を辞めた人の話をしたりして、声も元気なかったような気がしたからな…会社の成績とか良くないんかなぁって思ってな…」
アドリブでここまで喋ったのに〇〇さんは俺を弟と全く疑うことなく、
「心配してくれるのは嬉しいけどな、アンタに心配されるほど姉ちゃんは落ちぶれてないねん!姉ちゃんのことはええからアンタこそしっかり頑張ってお母さんらを早よ安心させたりやぁ…」
「わかってるって。それより俺に心配されんでも〇〇(俺の名前)さんには心配させるなよぉ!」
「……ハァ? アンタなんで〇〇さんの名前知ってんの?」
「知ってんの?って、この前なんか日本中を旅する言うて会社辞めた人の話しをしてくれたやんかぁ…」
「話しはしたけど名前まで言うたかなぁ?……アレッ!ちょっと待って!アンタほんまに〇〇(弟の名前)かぁ?」
「そうやで…」
「アレッ!そう言えば声が違う! ええー誰よぉ?」
そこまで受話器を俺と一緒に耳にあてていた弟さんと入れ替わりました。
「ウウ~ン!ゴホッ!ゴホッ!…ちょっと風邪気味で喉がいがらっぽいねん。 俺が判らんかぁ?」
「アレッ!その声は〇〇の声やわ! あれぇ~今誰かと替わったんと違う!? さっきの声と明らかに違うわ!!」
笑いそうになるのを堪え切れない様子の弟さんを見て、俺は小声で「友達!友達!」と俺と弟さんを交互に指を指して伝えました。
それを理解した弟さんは笑いを堪えながら、
「そうやってん!ちょっと友達に替わるわ…」
と、言って電話を俺に渡しました。
もうそろそろバラそうと思い、
「あっ!もしもし、お姉さんですか…すみません、イタズラ電話みたいなことして…。僕は〇〇君と広島で友達になった△△と言います。あっ!違った□□と言います。あぁ~間違えた▽▽です。違う違う、それは同僚の名前や。本当は●●と言います。……
>> 153
……みんなからは◇◇と呼ばれていて、同じ職場には◎◎って呼ばれてる者や■■とか▲▲とか呼ばれてる者も居ます」
と、彼女と同じ課に居る同僚の名前とあだ名、呼び名を次々に言っていくと、
「うそぉー‼‼ ホントにー‼‼ ¥※£*☆♀℃∞≒」
驚きのあまり奇声を発したあと、聞いたことが無い言葉を発していました。
多分、彼女の回りに居る人は彼女を見て驚いているか?哀れな視線を向けているか?のどちらかでしょう。
なおも騒いでいる彼女に、
「もしもーし😱 もしもーし😱」
と呼び掛け、何度目かの呼び掛けで彼女もやっと落ち着いたのか受話器に出てくれました。
「もしもし〇〇さんですか?」
「ハハハッ😃そうそう〇〇!驚かせてごめんねぇ…ビックリしたぁ?」
「いやぁ~!本当に〇〇さんですか? ビックリしましたよぉ😲 どうしたんですかぁ? 何がどうなってるんですかぁ?」
まだパニックが収まりきっていないようで、どこから何を喋ったら良いのか解らない状態といった感じでしたが、言わんとすることは理解出来るので、弟さんの電話を借りてイタズラ電話をした過程を最初から説明しました。
説明を聞いてやっと全てが納得でき、気持ちも落ち着いた彼女は、
「ホントこんなことってあるんですねぇ…先週弟が帰って来た時にたまたま〇〇さんのことを話したら、今日偶然に巡り会うって…奇跡ですよねぇ…」
「ホントやねぇ…俺も最初声を掛けられて事情を聞いた時ビックリしたもん…凄い確率で逢ったんやと思う…」
それからはお互いの近況報告をして、また帰ったらお土産を持って行く約束をして弟さんと電話を替わりました。
1~2分、お姉さんと話して電話を切った弟さんは、
「ありがとうございました。姉が「よう見つけた」と褒めてくれました(笑)。それで〇〇さん、今晩ご飯とか一緒に行きませんか?」
と、誘ってくれたのです。
でも誘ってくれたのは嬉しいのですが、弟さんは彼女とのデート中なのは判っていたので、それを中止してもらうのは気の毒なので、
「うわぁ~ごめんなさい。今晩こっちに居る知り合いと会う約束してあるんよ…せっかく誘ってくれたのにごめんなさいね…」
と嘘をついて断りました。
すると、
「あっ!そうですかぁ!それじゃあ明日は空いてますか?」
お姉さんとのさっきの電話で改めて「お世話しろ」とか「案内しろ」などと言われたのであろう弟さんの立場が……
>> 154
……解るけど、もう既に広島県内を自分なりに充分観て廻ったので、観光地などを案内してもらわなくても良いのと、彼は明日のアルバイトを休むとまで言っていたので、バイトが終わってから逢える時間…夕方6時に待ち合わせの約束をしました。
本当ならそれからデートかも知れないので、良かったら彼女も一緒に来てもらえるように伝え、弟さんと番号交換をして別れました。
最初に書いたように見かけは派手な服装で茶髪をベースに部分的に金髪が入ってるような容姿をしていて、もし話し掛けて来た時、容姿通りのチャラくれ言葉使いのなっていないような奴だったら元の会社の社員が姉であると言っても嘘をついて知らないフリをしていたと思います。
人は見かけで判断してはいけない!…ということを改めて認識しました。
明日の夜が楽しみです😃
また報告しますね☝
それじゃあ‥また😊
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
今、昨日話した弟さんとの待ち合わせ場所に来ました。
6時の待ち合わせなのでそれまで書きますね✏
昨日は以前勤めてた会社の社員の弟と、遠く離れた広島で奇跡的に出逢ったことが嬉しくて、それに久しぶりに部下とも話したこともあり、弟さんからの誘いに思わず二つ返事でOKしましたが、よくよく考えると(よくよく考えなくても)俺と弟さんとは何の接点も無いのです。
弟さんの姉が、俺の部下だったというだけで、弟さんは電話で「案内してあげて」とか「困ってたら力を貸してあげて」というようなことをたぶん言われたと思います。
だから誘ってくれたのでしょうが、弟さんにしても俺と何を話したら良いのか困っていると思います。
俺も何を話そうか困ってます。
でも、日本中を旅して景色や土地柄などを観て感じるだけじゃなく、人とのふれあいも感じようと思いながらの旅ですので弟さんもその一人です。だから今夜の出逢いを楽しみます。
ちょうど時間が来ました。
ではまたね🐻
アン、こんにちは🐻
元気で頑張ってますか❓
俺は今朝から山口県に入りました🚗💨💨💨
山口県でも4~5日は滞在する予定ですが、ここ山口県を廻り終えると北へ上がり、京都府を目指して東へと進みます。
まだ旅に出て19日目ですが、半分が終わったような気がします。
昨夜は話してたように弟さんと晩ご飯を食べました。
アンに手紙を書いて送信ボタンを押した時に弟さんが彼女を連れて現れました。
俺はてっきり弟さんと2人で会うもんだと思っていたので、昨日の手紙にも書いたように弟さんとは初対面で何を話したら良いのかあれこれ考えていて、その中の1つに「彼女とはうまくいってるの?」と、もし悩みでもあれば聞くよ☝という会話もしようと思っていたのに、彼女本人が一緒に来たのでその作戦は早くも却下となり、向こうは2人で俺は1人という不利な?状況で店のテーブルに着きました。
入ったお店は、弟さんらカップルも時々利用するお店で、店のご主人の兄弟が漁師をしていて毎日新鮮な魚をメインにした居酒屋でした。
弟さんは座敷の部屋を予約してくれていて、ゆっくり落ち着いて話しが出来る部屋でした。
一通り料理を注文してから先ずは乾杯🍻…。
話し始めは昨日奇跡的に出逢ったことを振り返り、お姉さんにイタズラ電話したことを話して、会社でのお姉さんの仕事ぶりや弟さんの仕事など今の状況、彼女の自己紹介や仕事、俺が退職した理由と旅した場所や旅での出来事など、心配していた「弟さんと何を話したら良いのか?」という不安など微塵も感じることなく、話しは尽きることなく次から次へと会話が弾みました。
途中で彼女との悩みなんかも弟さんから言ってきたりもしました。
途中、俺の目の前で2人が揉めたりしましたが、今まで2人きりで言い合いになっていたのが、第三者である俺という人間が居ることでストッパーになってくれるだろうという思いがあってか?…普段言わなかったことなんかも言い合っているらしくて、何度も「前から思ってたけど…」とか「いっぺん言わなアカンと思ってたけど…」などの言葉がよく聞かれました。
彼女は途中で何度か泣くし、弟さんも興奮したり泣き声になったりと、初めて会った(飲んだ)人の前とは思えないほど、話はエキサイトして俺との奇跡的な出逢いを祝う席だということは完全にどこかへ行ってしまいました……
>> 157
……俺は言いたいことを吐き出さすだけ吐き出させ、その話のお互いの言い分を聞いた後、俺は改めて2人とは昨日初めて会ったからどちらの味方では無いこと…そして2人と会うのはたぶん今日で最後になるからどちらに嫌われても構わないつもりで言わせてもらいます…と前置きしたうえで2人に俺の考え、意見を言わせてもらいました。
結果として彼女の意見に賛成で弟さんに反省を促しました。
昨日知り合って、さっきまで仲良く話していたから、弟さんが落ち込んで…または怒りだして、さっきまでの雰囲気が壊れて最悪俺と喧嘩別れにでもなったら嫌やなぁ~と思っていたのですが、俺の意見を聞いた弟さんは「やっぱり俺がわがまま過ぎたんかなぁ~⤵」と素直に反省してくれました。
「俺、〇〇〇な時、すぐ〇〇してしまうからなぁ」とか「つい〇〇してしまうのをアカンと判ってながらしてしまうからなぁ」などど、自分でも判っていながらしてしまうことに気付いていながら認めたくはなかったようで、それは意志の弱さか考えの甘さか解らないけど、やっぱり自分が悪かったと彼女に謝り反省をしてくれました。
彼女もそれを受け入れて「私もこれからは我慢しないでその都度ちゃんと注意する」と言って、2人はさっきよりも仲良くなりました。
俺はホッとしたのと同時に「ハァ~しんど! そんなことぐらいもっと2人で話し合えよ…」と安心した気持ちの裏側ではそんなことを思いながらイチャツキ気味の2人の前で1人瓶ビールを持って手酌で呑んでいました。
「あっ❗😲すみません🙇気付きませんでした🙇」
俺が手酌しているのを見て、さっきまでグラスが空くと直ぐに注いでくれてた彼女が慌てて俺に謝りました。
「アカン‼ もうええ‼やっぱり俺は〇〇君(弟さん)の味方する💢」
と、怒った風で言いました。
それが分かった2人は笑い出し、俺も笑って、その場の雰囲気が元の楽しい雰囲気に戻りました。
ビールを一気に飲み干し「ほいっ!」とグラスを差し出すと「はいっ!」と言って、ビールを注ぐ…というミニコントが出来上がり、弟さんも飲み干すと「ほいっ!」と彼女にグラスを突き出し、彼女は同じく「はいっ!」と返事をしてビールを注ぎました。
そして今度は彼女がビールを飲み干し、グラスを俺の前に突き出し「ほいっ!」俺は「はいっ!」っと返事をして彼女のグラスにビールを注ぎ、ビール瓶をテーブルに置いてから「なんでやねん‼」……
>> 158
……俺が手酌をしてそれに気付いた彼女が俺のグラスに注ごうとしたところから始まったミニコント?が「なんでやねん‼」で完結したことで3人は爆笑しました。
(こうして文章にすると何が面白いの?…と感じますが、お酒もそこそこ入ってる状態で、重い話から言い合いになり、弟さんが反省することで収まり、2人がまた仲良くなったあの場所のあの雰囲気と空気の中に居ないと伝わらないなぁ…)
それからも話は尽きることなく閉店まで居ました。
店を出る前に彼女とも電話番号の交換をして、これからも2人の間に何かあったら相談に乗ることを約束して店の前で2人と別れました。
たぶんもう二度と会うことは無いでしょう。
電話も掛かって来ないかも知れません。
時間にしてたった数時間の出会いでしたが、弟と妹が出来た気持ちになりました。
こんな出逢いも旅をしたから巡り会えた出逢いなんですよね☝
大事にしたいです😃
それじゃあ‥また…。
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日は仕事ですか❓
雨☔ですねぇ…。
アンの所も降ってるようですね☔
梅雨時期だから仕方ないけど、しばらく雨☔が降る日が続きそうですね😥
旅をしながら各所を廻る俺にとっては自転車🚲での散策が出来ないので車だけの移動となり、見て廻ることに制限されるのが悲しいです😢
雨合羽を持っておらず、買うことも考えましたが合羽を着て自転車🚲で見て廻るのは、なかなか難しいと言うか‥廻る範囲が晴れの時よりグッと狭くなり、観て楽しみながら走る🚲💨💨💨には無理があるから、小雨でない限り自転車🚲での散策は諦めています。
そんな雨の一日でしたので、今日は本屋さんでほぼ半日を過ごし、食糧を買って、お風呂屋さんに行って、今は今夜の止まる(泊まる)ある場所に車を止めてこの手紙を書いています。
よくスーパーで「この辺に銭湯はありませんか?」と尋ねるのですが(今日は本屋さんの店員さんに尋ねましたが…)ほとんどの方が知っているのには驚きました。
確かに教えて頂いたほとんどは「スーパー銭湯」の類で、昔ながらの町のお風呂屋さん…を教えて頂くことは少ないです。
それは町にはもうお風呂屋さんが無いのか?家風呂があるから普段利用しないので感心が無くて知らないのか?は判りませんが、お風呂屋さんを知らなくてもスーパー銭湯は皆さん知っているのは、やはり一度や二度は利用したことがあるからでしょうね☝
そしてどこの街(町)へ行っても1軒位はスーパー銭湯かお風呂屋さんはありますね😃
俺はお風呂屋さんに入るほうが好きなんですが、この旅では今のところスーパー銭湯に入ってる回数の方が多いです😥
明日も明後日も雨が止まず、散策出来ないようなら、長文で【過去話】を書いてみようかな!?と考えています😁
えっ❗ 誰や❓
今「いつも過去話は長文やないかぁ😱」と言うた奴は‥?
ナニィ⁉ 誰や❓
「こんなダラダラした手紙より、過去話の方が面白いから、手紙なんか止めて過去話ばっかりでもええぞぉ😱」と言うたのは誰や‥?
アン❗お前かぁ‼💢
わしゃあ‥怒ったぞ😤💢
フーン‼‼😠🐻
アン、こんばんは🐻
4日とちょっとぶりの手紙です✏
実は台風🌀が上陸する少し前から体調が思わしくなくて車でずっと寝ていたのですが、なかなか回復しないので病院へ行き診察してもらったら過労と診断されました。
(病気と関係なくて良かったです😊)
点滴をしてもらっただけで済みましたが「栄養と睡眠を充分取って下さい」と言われました。
いつも(旅をしてから)はスーパーに食材、食糧を買ってもその日に食べきれる分しか買わないのですが、病院からの帰りは3日分位の量を買って帰りました。
点滴もしたことだし、とりあえずあと1日で治すことを考えて、3食きちんと食べて1日中寝るつもりでいました。
治るまでは散策しないつもりだったので、万一1日で治らなかっても外に出ないように食糧を3日分買ったのです。
ところが車で寝ていたらだんだんと雨が激しくなってくるわ…風が強くなってくるわ☔🌀
海岸沿いに車を止めていたので寝ていても御神輿の上で寝ているかのように、揺れるわ揺れる‼😲
車がジェットコースターのように上下左右に揺れて、とてもじゃないけど眠れるような状況ではないので車を移動🚗💨💨
ある公園の駐車場を見つけたのですが車が一定の間隔を空けて止めていたので「たぶんみんなカップルやろなぁ」と思ったのですが、そんなこと気にしてられないので俺も良い感じの間隔を空けて車を止めました😥
そこは風の影響が少ないから雨も少しマシで、車内でゆっくり寝ることが出来ました。
明け方、目が覚めて回りを見たら、俺の車の左右に止まってた車がまだ止まってました。
カップルで車内泊したのでしょうね☝
アン、あの車内泊したカップルは朝まで何をしていたのでしょうね☝
ボク…お子ちゃまだからわからない…😳
寝ては起きての繰り返しでしたが、俺にしては凄くたくさん寝たので今は全く眠たく無いです👀
体も天気も回復したので明け方になったら移動し始めようと思います。
4日間音沙汰無しで心配させたかも知れません。
ごめんなさい🙇
また今日から頑張って旅を続けて行きます🚗💨💨
アンも仕事頑張ってね💪
それじゃあ‥またね🐻
アン、おはよう🐻
もう朝の支度は済んでおり、これから移動します🚗💨💨💨
今日中には日本海側に行く予定です。
まだ山口県で廻れていない場所があるので、今からそこへ行って自転車で廻るつもりです🚲
アンは今日も仕事を頑張っているのに俺は好きなことをしてごめんね🙇
それじゃあ、また時間があれば書きに来ます✏
またね🐻
アン、こんにちは🐻
今日は仕事、休みかな❓
朝から掃除、洗濯して、昼からケーキ🍰作ったでしょう☝😁
そういえばケーキ🍰って長い間食べてないなぁ😥いつ食べたかなぁ…❓
誕生日も去年のクリスマスも食べてないし…😫
いつ食べたか思い出せないほど食べていない😁
まぁ甘い物は進んで食べることはないから全く構わないけど、ちょっと食べなさ過ぎる気もするなぁ…😥
友達とかが家に来る時にお酒のアテにポッキーなどチョコレートを買って来ることがあるので、そんな時にチョコなどの甘い物を食べるだけだからホント甘い物は食べないなぁ…😊
ところで旅はとうとう山口県の日本海側までやって来ました🚗💨💨💨
旅に出てから今日で27日目☝
急ぐ旅ではないし余裕をもった計画を立てているので、先日のように体調不良で移動出来ない日が何日かあっても、今も予定通り‥むしろまだ日にちに余裕があります😃
この調子で行けば、京都府まで行ったら南下して自宅に帰る予定を、福井県まで散策してから帰ることも出来るかも知れません🙌🙌
話は変わりますが、先日の木曜から金曜にかけて大雨が降った和歌山県ですが、昨夜和歌山の友達から連絡があり、2人の共通の友達で和歌山市に住む自宅が床上浸水したそうです。
それを聞いてテレビのニュース映像を観て驚きました。
辺り一面が池のように水で埋まっているのが確認され、心配になり夜の遅い時間でしたが当人に連絡しました。
畳は水で浮いた箇所もあり、床から2~3㌢位まで家中が水浸しになったそうです。
幸い家族は2階で寝ているので怪我も無く、家電などがショートすることもなかったようです。
コンセントの僅か数㌢下まで水がきていたそうで、テレビ台も去年末に買い替えて脚の高いテレビ台にしていたお陰でHDDレコーダーやゲーム機などの被害を受けずに済んだそうです。
ただ残念なことに友達が保険会社に勤めてることもあり、生命保険や住宅保険はまだ加入しているのですが、家財保険が2年程前に満期がきて、友達に継続を勧められたけど子供も大きくなってきて家計に余裕が無いからと継続しなかったそうで「継続してたらなぁ~😢」と悔しがっていました。
でもまぁ、怪我がなくて良かったと笑いながら話してくれたので一安心しました。
>> 163
アンの所は先日の台風🌀はどうでしたか?
俺はこの前書いたようにその時は山口県に居て、ちょうど体調不良が治りかけの時でした。
雨が降り風も強かったですが「凄い台風やったなぁ」というほどではありませんでした。
あぁっ❗💡
台風の話をしていたら、台風にまつわる思い出が頭の中をよぎった…‼
でもこの思い出した話をするとアンに対するイメージダウン⤵になるからなぁ~😠
今まで築き上げた『優しくて義理人情に厚い素敵なしっぽさん』のイメージを崩すことになるから話すの止めとこうかなぁ~😫(誰や❗そんなイメージは端っからもってない🙅って、鼻で笑った奴は…❓ アン‥お前やなぁ⁉)
まぁ、この話をしたところで、限りなく100点に近い俺様がマイナス5点ほど下がる程度だからまだまだ充分余裕はあるのは解っているのだが…ブハハハハハッ❗😜
それでは土曜の夜ということで(まぁ月曜の夜でも話したけどね☝😁)、特別に話してあげましょう😤🐻エッヘン!
【過去話】『高校生のある台風の日』です✏
それは俺が高校1年のある日、その日は昨日から〈明日は台風がくる〉と分かっていたので傘を持って学校に行きました。
授業も2・3時間目になる頃には強いめの雨が降ってきて、風もだんだんと強くなってきました。
だんだん大人になるにつれてそんな気持ちが薄らいできましたが、高校1年位の時は台風がきて嵐になったり、大きな雷が何度も鳴ったりしたら、なんかワクワクしたものです。
非日常的な現象を喜んでいる部分がありました。(あの頃の事なので被害に遭われた方々には大変申し訳ありませんが…)
そんな雨や風もお昼休みの頃には本格的な台風となり、誰一人外に出る者は居ませんでした。
〈これはチャンスや❗〉と誰からともなく声が掛かり、同学年のサッカー部の仲間の何人か集まり〈この台風やから今日は見張ってないぞ!〉と意見が一致し、俺様は学校を出て外食をすることにしました。
普段もたまに昼休みは学校を抜け出して外食していたのですが、一般市民からの通報が何度もあってからは、先生も何人かで手分けして校門と裏門の見張りと学校近くの食堂や喫茶店などを見回りをするようになり、何度となく見付かり連れ戻されていたので、最近は大人しく学食を食べていたので久しぶりにチャンス到来と喜んでいました……
>> 164
……俺達がよく行ってたのは学校から1㎞以上離れた大衆食堂です。
そこは大衆食堂というだけあって、お客さんのほとんどが土木・建築関係やタクシーやトラックの運転手などの仕事をしてる人達が大半で、一般?(どんな人や!?)の人はあまり来ません。
少なくとも主婦やお母さんと呼ばれる人達は絶対に来ないので、俺達を見掛けて学校へ通報するようなお客さんが居る店ではなかったのです。
(当時は俺もタバコを吸っていたのですが、みんなでご飯を食べた後、タバコを吸っても食堂のおばちゃんやお客さん達も黙認してくれてました。たまにトラックの運転手さんなどから「これ吸うか?」と言って、ミニスターという銘柄の九州限定?の、こっちでは販売していないタバコをくれたりしました。今じゃあ考えられないですね☝)
そこの食堂へ行くと決め、大勢で動くと見付かりやすいので、いつものように2人ずつに分かれてそれぞれが塀を乗り越えて、監視の目をくぐり抜けて(笑)目的地の食堂へと足早に向かいました。
俺と友達が店に入ると既に食べてる奴も居ました😲
学校から1㎞以上も離れているのに、コイツ等はいったい何分で来たんや?…と、日頃のサッカーの練習で鍛えた脚力を試合で活かさず、こんなことで活かしてる奴等を見て呆れました。
因みに俺達は二番目に到着しましたが‥‥何か?‥‥😁
俺達も注目を終える頃には外に出た部員全員が揃いました😲😲
この部員全員がその足をもっとサッカーに向けていたら、俺達は国立競技場のピッチに立てたことでしょう😭
食事も終え一服🚬も終えたのでそろそろ戻ろうと、また2人ずつに分かれ先鋒‥次鋒と順番に店から出て行きました。
🏃🏃💨💨💨🏃🏃💨💨💨
すると学校近くまで着いた俺達の正面から見覚えのある学生服やセーラー服を着て自転車に乗ってる群集がこっちに向かって来るではないですか😲
俺達は「いったい何や?」と、その光景に驚いていたら、その群集の中から「オイ!〇〇!台風がこれから強なってくるから言うて、昼休みで学校終わったぞぉ!」と同じクラスの友達が教えてくれました。
「ええー!ホンマかぁ!?」
「ホンマ!ホンマ!弁当持って来てる生徒は食べてから帰ってもええって言うてたけど、誰も食べんとみんな一斉に帰ったわ……あっ!部活も今日は一斉休部やで…」
そう教えてくれて友達はいそいそと帰りました……
>> 165
……それを聞いて〈もう学校へ戻らんとこか?〉と友達と相談したのですが、当時はまだ携帯電話が無い時代…他の部員と連絡が取れないので、放課後にいつも通り部活をするつもりでいたから、部活が終わってからの予定など何の約束もしていなかったので、これからどうしたものかと悩んでいました。
教科書などはいつも机の中に入れてあるので、飾りのように持っているカバンをわざわざ取りに行く必要も無いし、連絡しなくても他のみんなも下校してる生徒達に聞いて事情は分かるはずだから俺達が教えに捜し廻る必要は無いと思うので、とにかく下校してる流れに逆らって学校に戻ることは余計に危険(先生に見付かる)だと判断して、俺と友達は学校には戻らずこのまま帰ることにしました。
一応何ヶ所か集まる場所があるので、とりあえずその内の1ヶ所へ向かうことにしました。
最初に向かった先はとあるデパート。
デパートに着き階段へと向かっていたら、階段の一段目付近に見たことがある学生服の2人組を見付けました。
(見覚えがあるというのは普通の学生服ではないちょっと特徴があるというか、個性的というか、とにかく遠目から見ても我が校の〇〇君かな?とほぼ的中することが出来るようなオシャレな学生服です😁)
そのオシャレな2人組に近付くとやはり同じ学校で同じ部活をしている、ついさっきまで食堂で一緒だった仲良しのお友達でした(笑)
「オイ!こんな所て何してるねん? お前等も学校へ戻らんかっ……」
「オイ❗静かにせぇ‼💢」
人が話し掛けてるのを遮るように、ちょっと怒り口調で言ってきました。
その口調に少し腹が立った俺は、
「何が「静かにせぇ‼」や?」
「ええからあんまり声を出すな!」
「いったい何やねん!」
するとそいつの隣に居たもう1人の奴が、
「階段の上‥見てみ…」
そう言われても意味が解らないので、俺と友達は言われるがまま階段の上の方を見ました。
「うわぁ‼ ごっつうええ眺めやん😍」
目にズバーンと入ってきた光景に俺と友達は思わず言葉が出てました。
その光景はまるでお花畑の前に居るような…いや山積みされた金塊を見てるような光景でした。
白色をベースにピンクやブルーなど、24色入りサクラ色鉛筆よりも沢山のカラーのパ〇ツが見えるではないですか👀😍😳
学校帰りの女子高生はもちろん、OL風や主婦など、台風の風が下から巻き上げて……
>> 166
……まるで小学生の男の子がイタズラでスカート捲りでもしているかのように、見えない風の手が階段を行き来する女性のスカートを捲っているのです。
思春期の真っ只中にいる健康な男子高校生にとってはまるで宝くじに当たったようなもんです。
その階段下の場所は俺達にはまるでパラダイスな場所に思えました。
そこはデパートの裏側にある出入口で、入ってからちょっと歩くと階段があり、出入口の自動ドアが開くたびに台風の風が入って来て、風という名の沢山の手が俺達の望みを叶えてくれます。
俺はあの時、初めて「神様って居るんや…」と思いました😁(笑)
俺達は先に来て見ていた友達が偉そうに「静かにせぇ‼💢」と俺達に怒り口調で言ったことに納得し、さっき少し腹が立った気持ちなどスゥ~っと消えてました。
それから4人で何分程、目の保養をしていたでしょうか?
突然後ろから声を掛けられました……
…と今日はここまで☝
まだお風呂に行ってないから閉まる前に行かないと……。
続きは次回のお楽しみに‥‥😉
それじゃあ、行ってきま~す🐻
アン、こんにちは🐻
そろそろ仕事は終われそうですか❓
梅雨の真っ最中だから仕方ないけど、雨が降ったり止んだり繰り返してジメジメするので、気持ちまでジメジメしてしまいそうです😫
今日は天気が良いので、朝からササッと洗車をしました✨🚗✨
旅の途中で洗車をするつもりはなかったのですが、先日の台風🌀といい昨日までの雨でかなり汚れていたので我慢出来なくなり、町のコイン洗車場へ行ってピッカピカにしました(^_^)v
…けど、まだ梅雨の折り返し…またすぐに汚れてしまうのですが、それまでは気分良く運転出来るから〈まぁええか☝〉と思っています😁
昨日と一昨日に手紙を書けなかったのには理由があります☝
その理由を書くとまた長くなってしまって、前回からの【過去話】の続きが書けなくなるので、理由を話すのはまたの機会にして、前回からの続きを書きますね✏
……突然後ろから声を掛けられました。
「コラッ❗君達、何やってる❗」
その声が聞こえた時は俺達4人はアリーナ席で青や白が見える方を向いていたのですが、その声が離れた所から俺達に向けて発せられたものだと4人共気が付きました。
〈誰や、俺達の目の保養の邪魔をするのは…?〉と思いながら振り返ったら、食堂で別れた別の部員でした。
「なんや!お前等かぁ…ビックリさせるなぁ!! 警備員とかが注意しに来たんかと思ったやないかぁ…」
「こんな所で学生服着た奴が4人も5人もたむろしてたら他のお客さんが怖がって、よう入らんと思うて警備員の代わりに注意してあげたんや…」
「もう…いらんことせんでええねん!」
「ハハハハッ! ところでお前等ここで何してたんよ?」
「シィー🙊大きい声だすなぁ」
「……何やねん!?」
「あのなぁ‥‥‥」
俺と一緒に行動してた友達が後から来た友達4人に、この階段下で立ってる理由を説明しました。
「うわぁ!マジかよぉ!?ちょっと場所変ってくれよぉ…」
先に来てた俺達4人は後から来た4人と場所を変わりました。
「アララララ~😍😳絶景やんかぁ👀」
「そうやろ😁」
「今まで何回もこの階段上がってたけど一回もこんな景色見たことないわぁー」
「景色って…(笑)」
それからも俺達8人は立ち位置を交代しながらしばらく見ていました。
台風の強い風はそれからもずっと俺達の味方になってくれていました。……
>> 168
(ちょっと間が空きましたが、その間に晩ご飯とお風呂を済ませました) ……でも、いくら思春期で性に興味があり体力が有り余るほど健康な男子学生でも、何十分もパンツばかり見てたら飽きてきます。
終いには白のパンツが続くと「また白か!」と、ちょっと腹が立ってきたりしだしました。
そしていつの間にか{鑑賞}するのを止めて、みんなで立ち話をしていました。
「ちょっと!君達…!」
〈ハァ…また仲間がギャグ仕掛けて来よった…〉
俺と同じように思った他の7人と同時に声のする方を見ました。
「ええー❗せんせぇー‼😲」
俺達の視線の先に学校で補導員をしてる先生が立っていました。
「〇〇に□□!△△も居るなぁ…。君達はこんな所で何をやっていたんだ!!」
何故、関東から来たのかは知らないけど、関東弁(標準語?)を話すその先生は聞き慣れない言葉を喋りながら近付いて来ました。
「別に何もしてないけど…」
あの頃は友達の両親や兄弟、習い事などの先生や目上の人には敬語を使っていたのに、何故か学校の先生にはタメ口で話してたのでしょう?
(部活の監督にはちゃんと敬語で話してましたが…)
「別に何も…って…さっき担任の先生から台風が近付いているから寄り道せずに真っ直ぐ自宅に帰るように!…と言われただろう」
そう言ったかどうかはこの8人は知らないのですが、そう聞いていたことにしないといけないので聞いている風な感じで返事をしました。
「とにかく早く帰りなさい」と言いながら先生は俺達を店内から追い出すようにしました。
(ここまで書いて寝てしまった😪💤…今2時19分…もう話は終わるので書ききります)
店から追い出された俺達は店内に戻ろうにも先生が見送るようにずっとこっちを見てるので店内に戻ることも出来ず、いつも店の上の階で集まる時もあったので〈ひょっとしたら他の奴等が上で待ってるかも?〉と思ったので別の出入口へと廻りました。
「コラァ‼お前等、寄り道せんと帰らんかぁ‼」
廻った出入口から別の補導員の先生が出て来ました。
「うわぁ❗なんでぇ😲」
また見付かってしまい、さっきと同じような注意を受けて、帰らされることになりました。
仕方ないので〈もう居ないだろう〉と思い、元の出入口に廻ったら出入口付近でウロウロしながら立っているのです……
>> 169
……〈今日は先生等が見張りをするのだなぁ〉と思ったので、このデパートは諦めて他へ行くことにしました。
俺達は別の集まる場所へと移動しました。
そこは3階建てで今で言うアミューズメントパークのような場所です。
他の仲間が居るかどうか判らないけど、居なかったそこで遊ぼうということで向かいました。
目的地に着き出入口の自動ドアが開いて俺達が中に入ると、十数㍍先にある階段付近で学生服姿の男が7~8人でたむろしていました。
次の瞬間、俺達の仲間だとすぐに判りました。
「おう❗〇〇。お前等ここに居ったんかぁ」
「あっ❗▽▽。シィー🙊静かにせぇ❗」
そう言われて彼等に近付くとアリーナ席で青や白を見ていました。
以上が台風🌀で思い出した【過去話】です。
中学や高校生の頃の男子はスカートが風で捲れ上がって、ほんの一瞬ちょっとだけ白い物が見えるだけで大喜びしていたのですが、あれだけ何十分も見えると飽きてしまうということが解りました。
性に興味津々な思春期の男子でしたが、まさか飽きるとは思いませんでした。
また思い出した【過去話】があったら書きますね✏
それじゃあ、もう寝ないで朝の支度をしてから移動します🚗💨💨💨
今は回りに何も無い人里離れた真っ暗な場所に居るので、ちょっと山を降りて灯りのある場所へ向かいます。
まだ陽が昇っていないので散策に廻っても🚲仕方ないので、久しぶりに朝ご飯を食べて朝日を迎えようと思います。
ではアンは今日も仕事、頑張って下さいね💪
アン、おはよう🐻
今はある海岸に来ています。
実は朝ご飯食べようと思ったけどコンビニしかなかったのでまだ食べてません😢
旅の間はなるべくコンビニのパン🍞や弁当🍱をたべずにいようと思っているので…☝
出来たら築地市場とか地元の食堂で食べたいのです。
夜は自炊、スーパーのお弁当や出来あいの物、お店で食べるが3分の1ずつです。
アン、覚えてますか?
アンと知り合った頃、俺は美味しい店を探すのが好き…と言ってたのを☝
だから居酒屋🏮へ行ってもお決まりの物は注文せず、なるべくお勧めの物や珍しい物を食べるようにしています。
食材もそうですが、使ってる調味料が違うだけで味が全く変わる物もあります。
その典型的な物が'味噌'です。
今まで廻って来た各県はみんな味噌汁の味が違いました。
同じ県でも異なる地域もあるようです😊
今のところ、どの県の味噌汁も美味しいです😃
では、どこかお店を探して朝ご飯を食べてきます。
アンは遅刻しないようにね🚗💨💨💨💨💨
それじゃあ…また🐻
アン、こんにちは🐻
友達のお母さんが亡くなったと連絡が入り、今自宅に帰って来ました。
今夜お通夜、明日お葬式を行い、たぶん翌日に島根県へ戻り旅の続きをします。
またその頃に手紙を書きます。
大変お世話になったお母さんなので、かなりショックを受けています。
ご冥福を祈るばかりです。
では…🐻
アン、こんばんは🐻
今、旅の続きをするべく島根県へ向かってる途中です🚗💨💨💨
本当は月曜日の夜か火曜日の午前中に着く予定でしたが、日曜日のお葬式の後、そのまま初七日もするとの事でしたので俺も同席させてもらいました。
その日の夜は各地から久しぶりに集まった仲間とお酒を呑んで夜中に解散となりました。
予定では月曜日の昼前に和歌山を出発するつもりでしたが、約1ヵ月ぶりに戻ったのでマンションの管理人さんや友達の家族にも会っておこうと思い、子供達が学校や会社から帰って来るのを友達宅で待っていました。
夜は友達宅で晩ご飯をご馳走になり、それから何人かに連絡して居酒屋で集合して亡きお母さんの思い出話をしたり近況報告をしたりしました。
集まった仲間はみんな亡くなったお母さんにはお世話なった者ばかりです。
友達のお母さん…というだけの存在ではなく、友達の部屋で話してたらジュース等を持って来てくれた時にそのまま部屋に留まって話しに意見を言ったり、怒ったり、女性の考えなどを話してくれる人でした。
最初の頃はみんな「友達同士で話してるのだから早く出て行ってくれへんかなぁ…」と思っていましたが、話すことがいちいち的確で、段々と参加してることに違和感がなくなり、終いには「お母ちゃんに聞こか☝」と言われるような存在になり、みんなから「お母ちゃん」と言えば、亡くなったお母さんのことだと認知されていました。
みんな一度や二度、本気で叱られたことがあり、何度もご飯をよばれたこともあります。
特に俺には目を掛けてくれて一人で暮らしているからと、よく自宅によんでくれて晩ご飯をご馳走してくれたり、俺の家の前で俺の帰りを待ってくれていて、晩ご飯を作って持って来てくれてたことも何度もありました。
就職する時も自ら身元保証人になってくれたし、高校を出て直ぐ働いてるのに自動車の免許を19歳になっても取得していない俺に、事前に調べたのか?教習所代全額を持って来てくれて「これで免許取っておいで😊但し毎月5千円ずつ返しに来ること☝」と言って貸してくれました。
親父の借金で家の中が大変なことや、何度か家出したことなどを知ってるお母さんはよく家に泊めてくれました。
晩ご飯、お風呂、着替えに歯ブラシまで用意してくれていて「家に帰りたくなかったらいつでもおいで…」と優しくしてくれました。
だから俺にはとても大切な『お母ちゃん』でした。
>> 173
今回の旅に出る前に友達宅へ行き、その二日前に退院したお母ちゃんにもいよいよ旅に出ることを報告しました。
入院中にお見舞いに行った時よりも明るい笑顔で口数も多く、旅先での事故には注意するよう…耳にタコが出来るほど言われました。
会社を辞める時も、既に自分では答えを決めていましたが、身元保証人になってくれた上に、知人や親戚、会社の同僚などに声を掛けてくれて俺の管理客数増加にも尽力してくれたお母ちゃんには筋を通しておこうと思い退職することを報告しに行きました。
もし大反対されたら、退職しない‥旅を諦める、少なくとも延期するつもりでした。
それほど俺には絶対的な存在でした。
サッカー部の先輩や監督、少林寺や空手の師範よりも大きな存在でした。
でもお母ちゃんは快く聞き入れてくれて、むしろ旅に出ることを褒めてくれました。
旅に出る前に友達から連絡があり、自宅へ寄ったらお母ちゃんが交通安全の御守りを手渡してくれました。
毎日横になってテレビばかり観ていてつまらないから、帰って来たら土産話を聞かせてほしいと言ってくれたのが最後の別れとなりました。
5月29日の昼過ぎに友達から様態が悪いと連絡が入り、直ぐに和歌山へ向かいましたが、途中で亡くなったとの連絡を受け、近くのSAへ入り泣きました。
気持ちが落ち着くのを待って、また走り出しましたが、どうやってお母ちゃんの家まで運転して行ったのか今も全く覚えていません。
今もまだ心にポッカリと穴が空いてるような感じがしますが、泣くだけ泣いたのでもう涙は出ません。
少しずつ穴は小さくなっていくでしょうが、お母ちゃんのことは傷跡として俺の心に刻まれて残ることは間違いないです。
これからの旅の後半は、そんな傷跡を時々さすりながら続けて行きたいと思います。
本当に優しくて怖くて、大切なお母ちゃんでした。
もうすぐ島根県に入ります🚗💨💨💨
今日は気疲れと長時間の運転の疲れがあるから早めに寝て、また明日の朝から気持ちを新たに旅を再開したいと思います。
アンは元気で頑張っているのでしょうか❓
頑張って下さい🐻
アン、こんにちは🐻
今日は仕事ですか❓
近畿地方も雨☔が止んで晴れやかな空になっているようですね😃
俺は今夜もう一日島根県に滞在して、明日には鳥取県に入るつもりです☝🚗💨💨💨
雨上がりの道はムシムシしていて、自転車🚲を漕ぐと直ぐに汗が出てきます😥
山口県もそうでしたが、ここ島根県でも自転車🚲で廻るより車🚗で移動することが多いです☝
観光名所を重点的に廻るのではなく、名所を廻ったらその周辺も散策して廻る、それ以外にも地元色が漂う場所も廻るのが目的の旅なので、大阪や兵庫のようにちょっと行けば何かと出逢えるとか観れるというようなことはあまり無くて、自転車🚲を漕げども漕げども同じような景色の連続で「これやったら車🚗で来れば良かった😥」と、また自転車🚲で車🚗まで戻ることを考えて後悔してしまう場面によく会います。
まぁ、それだけ山口県も島根県も自然が沢山残っているということですね☝😊
先日、友達のお母さんが亡くなりお別れをして来ましたが、今はもう気持ちも落ち着き、お母さんに貰った御守り通り交通安全で事故無く旅を終えるようにしたいと思います。
お通夜、お葬式で思い出した話があります。
お世話になった友達のお母さんのお通夜、お葬式の後に思い出した過去話をするのは不謹慎と思われるかも知れませんが、お母さん…いえ、お母ちゃんなら「かまへん!かまへん!」って言うだろうから話しますね😊
【過去話】『えっ!まさかっ!?』です✏
まず話を書く前に注意事項があります☝
いつも話の中に出てくる登場人物の名前を「A君」とか「〇〇」「□□」と書いていましたが、今回の話は登場人物の名前が大事なので仮名で「佐藤」とか「田中」など、よくある名字を用いて書いていきます☝
高校を卒業して10年以上経った31~2歳のある日、久しぶりの友達から電話がありました。
「おう!しっぽ!久しぶりやなぁ…元気にしてたか?」
「おう!佐藤か!?久しぶりやなぁ…お前こそ元気やったかぁ?」
電話を掛けてきた佐藤とは同じ高校で卒業してから数回、本屋さんやショッピングモールなどで偶然会って立ち話をしたぐらいの付き合いでした。
高1の時、同じクラスになって時々遊びましたが俺は部活をしていて彼は帰宅部だったので、なかなか時間が合わず親友というより友達の1人という存在でした……
>> 175
……そんな佐藤の声を懐かしく感じながらお互いの近況など簡単に話した後、佐藤が、
「ところで今日電話したのは、俺等が1年の時、同じクラスに田中っていうヤツ居てたの覚えてるか?」
「…田中?……男?」
「男!」
「ええー? どのグループに居った?」
「どのグループって……強いて言うならメガネの鈴木のグループかなぁ?」
「あぁ~メガネの鈴木なぁ…覚えてる!覚えてる!」
「覚えてるかぁ…その鈴木等と昼休みに弁当一緒に食べてたヤツよぉ☝ほら手足が細くて長~いヤツよぉ☝……」
そこまでヒントをもらってなんとなく人物像が頭の中で出来上がり、その人物像を探しに記憶の端々まで検索して田中というクラスメートを頭の中で見付けました。
「あぁ~田中なぁ…なんとなく思い出した!思い出した! 確かにメガネの鈴木等とよく一緒に居って、田中ともう一人はメガネ掛けてなかって、他のヤツ等はみんなメガネ掛けてたよなぁ…」
「そうそう…思い出したか!…お前の言うとおりアイツ等のグループみんな黒縁メガネ掛けてて田中と伊藤だけ掛けてなかったんや…」
俺の頭の中で田中像が確定しました。
佐藤が言った伊藤も思い出しました。
思い出したことを佐藤に伝えると佐藤は、
「それがなぁ…アイツ今日の昼過ぎに亡くなったらしいねん……」
話を聞くと、前々から病気で入退院を繰り返していたそうで、社会人になってからも付き合いがあった同じグループの伊藤の元に家族から連絡が入り、伊藤が連絡網を使って佐藤に知らせた‥という経緯でした。
「明日7時からお通夜で明後日1時からお葬式らしい…お前どうする?」
「明日、仕事早めに終わらせてもらって直接葬儀場へ行くわ」
その頃は俺だけが大阪で働いていたので仕事を早く切り上げてもみんなと合流して行くには時間的に無理があるので、俺一人遅れて行くことを伝えて電話を切りました。
翌日、俺は仕事を早めに終えて車で聞いていた斎場へと向かいました。
向かう道中、所々帰宅時間の渋滞に巻き込まれてしまい、7時から始まってるお通夜に8時半頃に着きそうだと思いながらあと少しで着く渋滞の中運転をしながら何気に反対車線沿いにある個人商店の看板を見て、見てた視線を下げた瞬間、度肝を抜かれました……
…と、今日はここまで☝
これからお風呂に行って来ま~す♨
それでは、おやすみなさい🐻
- << 179 アン、こんにちは🐻 今日も暑い一日でしたね😩 そちらも暑かったですか❓ 今日は朝早くから散策したので🚲💨💨💨🚶💨💨💨疲れました😥 まだ陽は昇っていますが今日の散策はこれで終わり、今はスーパーの駐車場まで車で来て、買い物をする前に書いています。 それでは先日から書いている【過去話】『えっ!まさかっ!?』の続きを書きますね✏ ……個人商店の看板を見て、見てた視線を下げた瞬間、度肝を抜かれました。 〈うわぁ!! たなかぁ!!〉 もうすぐ着く葬儀場で永眠してるはずの田中の顔だけが無表情でこっちを見ていたのです。 そんなはずが無いと、もう一度よく見ると、顔だけと思っていたのは対向車の向こう側で立っているから、顔だけが車の天井より上に出てるから顔だけが浮いているように見えただけ…と判りましたが、もう一度見た顔はやはり亡くなった田中の顔でした。 夜の8時半前で既に辺りは暗くなっていたけど、両方向の車線とも渋滞で車のヘッドライトの灯りや個人商店の灯り、店の前の自販機の灯りなどがあるから、反対車線の車の向こう側に居る人の顔を認識するには充分の明るさがあり、目も鼻も口も輪郭も…総てが記憶しているあの頃の田中の顔でした。 十数年会っていないから高校生の頃と比べたら、それなりに多少は老けた感じはあったものの、 あの顔は間違いなく亡くなった田中の顔でした。 〈なんで田中がここに居るねん……死んだんとちゃうんか!?…ええー!幽霊か!?…でも何で俺の前に現れるねん…卒業以来会ってないから付き合いも無かったのに…別に高校時代イジメたとかケンカしたなんてこともないのに…むしろグループは違ったけど教室では何度も仲良く話したほうやったで…そやのに何で俺の前に現れたんや!?…〉 頭の中で自問自答をしながらも車は渋滞の中をゆっくりと進みながら、田中の前を過ぎて行きました。 田中を発見して過ぎて行くまで時間にして10秒も無かったと思いますがその間中、俺の頭の中はパニックになりながらもどういうことなのか納得出来る答えをみつけようと分析していました。 いくら頭を働かせても納得のいく答えが出ないまま葬儀場に着きました。 葬儀場は既に駐車場を照らす電灯も消え、出入りをする人影も無く静まり返っていました。 〈入るの止めようかなぁ…明日のお葬式だけにしようかなぁ…〉 と、今、中に入って一人ご焼香をするのが怖く感じて……
アン、こんばんは🐻
そういえば今日は七夕🎋ですね☝
良い天気になったので、今頃、織り姫と彦星は一年ぶりの再会を楽しんでいるのでしょうね😃
あっ❗
二人は雲の上に居るのか……☝
織り姫と彦星は一年ぶりに会っているのに、俺とアンはもう一年三ヶ月以上会ってませんね😢
きっと織り姫と彦星は「アンとしっぽはいつ会うのかなぁ?」と雲の上から下界を観ながら言ってますよ…。
星空🌠を観ながら、おやすみなさい🐻
アン、おはよう🐻
もう朝の支度は終わったので、これから移動して🚗💨💨💨散策します🚲💨💨💨
あっ❗
昨日、町の理髪店へ行って丸坊主にしました😲
ダウンタウンの松っちゃんと同じような頭になりました😁
元々普通より短めの髪型でしたが、太陽の下で毎日のように自転車🚲に乗ってると汗をかくので「ええ~い❗切ったれ❗」と、散策途中で見つけた理髪店に飛び込みました。
スッキリしたのは良いのですが、帽子を持っていないので日差しが直接頭皮に当たるのでアツイ❗アツイ❗😫
仕方ないのでタオルを頭に巻いて行動しました。
アン、帽子買ってくれ~🙏
そういえば、俺‥今まで帽子を買ったこと無いなぁ🙅
学校の体育用は買ったことあるけど…あぁ、小学生の頃は親が勝手に阪神タイガースの帽子を買って来て、かぶってた記憶があるなぁ。
別にそんなにファンでもなかったんやけどなぁ😥
でも、たぶん小5ぐらいから今までプライベートの帽子はかぶったことが無いです🙅
アンが買ってくれたらかぶってもええよ☝😉
それじゃあ、行って来ま~す😃
追伸
【過去話】の続きは、また後で書きますね✏
楽しみにしてくれてるのかなぁ?🐻
>> 176
……そんな佐藤の声を懐かしく感じながらお互いの近況など簡単に話した後、佐藤が、
「ところで今日電話したのは、俺等が1年の時、同じクラスに田…
アン、こんにちは🐻
今日も暑い一日でしたね😩
そちらも暑かったですか❓
今日は朝早くから散策したので🚲💨💨💨🚶💨💨💨疲れました😥
まだ陽は昇っていますが今日の散策はこれで終わり、今はスーパーの駐車場まで車で来て、買い物をする前に書いています。
それでは先日から書いている【過去話】『えっ!まさかっ!?』の続きを書きますね✏
……個人商店の看板を見て、見てた視線を下げた瞬間、度肝を抜かれました。
〈うわぁ!! たなかぁ!!〉
もうすぐ着く葬儀場で永眠してるはずの田中の顔だけが無表情でこっちを見ていたのです。
そんなはずが無いと、もう一度よく見ると、顔だけと思っていたのは対向車の向こう側で立っているから、顔だけが車の天井より上に出てるから顔だけが浮いているように見えただけ…と判りましたが、もう一度見た顔はやはり亡くなった田中の顔でした。
夜の8時半前で既に辺りは暗くなっていたけど、両方向の車線とも渋滞で車のヘッドライトの灯りや個人商店の灯り、店の前の自販機の灯りなどがあるから、反対車線の車の向こう側に居る人の顔を認識するには充分の明るさがあり、目も鼻も口も輪郭も…総てが記憶しているあの頃の田中の顔でした。
十数年会っていないから高校生の頃と比べたら、それなりに多少は老けた感じはあったものの、
あの顔は間違いなく亡くなった田中の顔でした。
〈なんで田中がここに居るねん……死んだんとちゃうんか!?…ええー!幽霊か!?…でも何で俺の前に現れるねん…卒業以来会ってないから付き合いも無かったのに…別に高校時代イジメたとかケンカしたなんてこともないのに…むしろグループは違ったけど教室では何度も仲良く話したほうやったで…そやのに何で俺の前に現れたんや!?…〉
頭の中で自問自答をしながらも車は渋滞の中をゆっくりと進みながら、田中の前を過ぎて行きました。
田中を発見して過ぎて行くまで時間にして10秒も無かったと思いますがその間中、俺の頭の中はパニックになりながらもどういうことなのか納得出来る答えをみつけようと分析していました。
いくら頭を働かせても納得のいく答えが出ないまま葬儀場に着きました。
葬儀場は既に駐車場を照らす電灯も消え、出入りをする人影も無く静まり返っていました。
〈入るの止めようかなぁ…明日のお葬式だけにしようかなぁ…〉
と、今、中に入って一人ご焼香をするのが怖く感じて……
>> 179
……明日のお葬式の友達みんなが居る明るい時にしようかなぁ…と考えていた時、葬儀場の中から従業員らしき人が出て来て、俺の車を見付けて小走りで近寄って来ました。
「ご苦労様です。まだ大丈夫ですので、どうぞ中へお入り下さい」
どうしようかまだ答えを決めかねていた俺に、その従業員は勝手に答えを決めてしまった。
運転席のドアまで開けられた俺は、
「渋滞で道が混んでて遅くなってしまって‥まだ大丈夫ですか?」
と、俺はこんな時間になってしまった言い訳を聞かれてもいないのに答え、しかも間に合って良かったというような芝居をしていた。
車から降りて後部座席のドアを開け、ハンガーに掛けていた礼服の上着を着ようとした時、従業員の人が、
「ご家族の方々は二階に居られますので、下に呼んでまいります」
と言って、小走りで葬儀場の中へ消えて行きました。
〈もうここで帰ることは出来ない〉
と、見えない壁に駐車場の出口を阻まれた俺は意を決して葬儀場の中へ入ることにしました。
〈田中‥さっき何で現れたんや?〉
〈俺になんか恨みでもあったんか?〉
〈それともずっと会ってなかったのに、来てくれたと喜んでくれたんか?〉
〈でも、それやったら何で無表情やねん?〉
葬儀場の中に入るまで歩きながら、まだその辺を浮遊してるであろう田中の霊魂に問い掛けましたが返事は聞けないまま、出入口まで来て自動ドアが開きました。
中に入ると既に受け付けに親族の方が居られ、記帳を済ませ御香典をお渡しし、係の方に先導されながら御焼香の前まで案内されました。
既に待機されてた御家族の方々に一礼をし、御焼香をさせて頂きました。
この時、本来なら先ず最初に亡くなられた御本人の顔写真を拝見し、一礼をするのですが、俺は先程の出来事があったのでワザと顔写真を見ずに一礼だけして御焼香をあげさせてもらいました。
後はこのまま御家族に挨拶だけして帰るつもりでした。
手を合わせながら、
「さっき何でお前が現れたのかは解らないけど、まだまだ死ぬには早すぎて、やりたいことも沢山あったやろうけど、どうかこの世に未練を残さず成仏してくれ…いつか俺もそっちへ行くから、その時はもっと話そうな…」
そのようなことを念じて御焼香を終わろうとしたその時、また度肝を抜かれました……
続きが気になるでしょうが今日はここまで…☝
これからお風呂に行って来ます。
では…🐻
>> 180
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたか❓
家路についてる頃かな❓
それとも英会話の勉強中…ひょっとしたら出張先かも知れないですね☝
俺はもうお風呂も済ませて、車までの帰り道で久しぶりに一人居酒屋🏮で生ビールを呑んでいます🍺🍺🍺
今日みたいに暑くて一日中運動🚲💨💨💨🚶💨💨💨して、汗をかいた後のビール🍺は格別ですね😃
アンはビールを呑まないから、この旨さは解らないかなぁ⁉
今、その旨いビール🍺を呑みながらカウンターの端の席でこの手紙を書いています✏
では、昨日までの【過去話】の続きを書きますね✏
……御焼香を終わろうとしたその時、また度肝を抜かれました。
御焼香をする前に、怖さがあったので敢えて田中の写真を見なかったのに、御焼香を終えた後いつもの癖なのか?飾られてある田中の写真をつい見てしまいました。
その瞬間、あまりの衝撃に思わず「あっ‼」っと大声が出そうになるのを寸前で堪えました。
〈ええっー‼田中と違う❗ あれ伊藤やんかぁ⁉〉
本来なら写真に一礼をした後、御家族に挨拶(一礼)をして会場の後方へ歩いて行くのですが、俺は田中のお通夜に来てるはずなのに、目の前の写真には笑顔の伊藤が飾られていることに驚き、理解出来ずにいて、そのまましばらく写真を見つめていました。
そういう事情で見つめているとは御家族の誰一人気付くわけもなく、御家族はきっと俺が動かないのは亡くなった田中の写真を見つめながら、'心で話し合っている'という風に思われていたと思います。
でも実情は、
〈なんで田中のお通夜なのに伊藤の写真が飾ってあるねん?〉と、驚いた反面、この疑問を解決しようと頭の中で脳がクルクル回っていたのです。
どのくらいの時間、そうしていたのでしょう…。御家族の御一人が、
「太郎(仮名)の同級生の方ですか?」
と、あまりにも動かない俺に声を掛けてくれました。
「あっ!はい!」
〈太郎? 田中の名前、太郎やったかなぁ?〉
ヒントをもらったと思ったのですが、付き合いが浅かったので名字しか覚えておらず、名前までは覚えていませんでした。
「そうですかぁ…わざわざお越し頂いてありがとうございます」
「いえ…突然連絡が入って驚きました」
解決が出来ないままですが、今は御家族に御挨拶をするのが先決だと、二言三言言葉を交わして会場の後方へと向かいました……
>> 181
……会場の後方まで行くと係りの方におしぼりをもらい、手を拭きながら考えていました。 〈昨日、電話で知らせてくれた佐藤が言い間違いしたんや! 本当は伊藤が亡くなったのを田中と言い間違いしたんやな!電話の最初いろんな思い出話をしたからゴチャゴチャになったんやな!〉と、理解しかけていたら、おしぼりを受け取りに再び係りの人が来たのでおしぼりを返すと、小さな小箱を手渡してくれました(勉強不足であの正式名を知りません。'お返し'のような、お茶の葉や砂糖が入った小箱です)
その小箱に御家族からの挨拶文が書かれた二つ折りにされた葉書のような物が挟まれていたので、佐藤の言い間違いを確認すべく挨拶状を見ました。
するとそこに書かれていたのは[田中家]という文字でした。
〈ええー!! やっぱり亡くなったのは田中なんやぁー!!〉
〈そしたらやっぱりあの個人商店の前で見た無表情の顔は田中の霊やったんやぁ〉
俺はその事実が確定したことで鳥肌が立ちました。
「…あのう…もしお時間が御座いましたら二階の方でお食事の用意をしておりますので………」
田中のお母さんが近寄って来て声を掛けてくれたのですが、俺はお母さんが言い終わるのを待たず、丁重にお断りさせて頂き、足早に車まで戻り、上着を着たまま運転席に乗り込みました。
さっき到着した時は田中の霊?を見て動揺しながら駐車場に入り、係の人が迎えに出て来てくれたので出入口に掲げられてある故人の名前を見なかったのですが、今は確定したことは解ったけど、もう一度再確認のつもりで故人の名前が書かれてる立て札?(看板?)を見ました。
〈田中太郎……やっぱり亡くなったのは田中に間違いない!〉
〈やはり俺が見たのは田中の霊に間違いない!〉
100%確定された事実に再び鳥肌が立ちながら運転をしていました。
〈なんで俺の前に現れたんやろ?〉
〈俺が自分の知らないうちに田中に嫌なことや傷つけるようなことをしてたのかなぁ?〉
〈でも、もしそうだったとしても今から13年以上も前の高校生の頃のことやろう…そんな昔のことをいつまでも怒ってたり傷ついた当時のままの感情でいたりするかなぁ〉
〈でも現に俺の前に現れたということは、俺に対してずっと恨んでいたから現れたんであって、あの無表情の顔からすると相当恨んでいるようやったなぁ…〉
などと考えながら、どう運転して来たのか……
>> 182
今、車に戻って来ました。
居酒屋🏮でこの手紙を書いてる途中でお店のご主人が話し掛けてきて、いろんなことを話していたらご主人はこの地で居酒屋をする前に大阪で修行に行ってたそうで、その修行先のお店はなんと俺が勤めてた会社の近くのお店ということが分かり、俺が何度も利用していたのは勿論、共通の知人やお店を知っていることも分かり話しが盛り上がりました。
明日は水曜日で定休日ということで、俺は居酒屋に最後まで残り、バイトの店員さん達が帰った後もご主人と2人で呑みながら大阪での事について先程まで話してたいたというわけです。
たぶん大阪で修行中のご主人とは何度か顔を会わせていたと思います。
人の縁って分からないものですねぇ…😊
まだ眠たくないので【過去話】の続きを書きますね✏
……どう運転して来たのか覚えてないのですが、とにかく一休みをしようと、少し先にあるコンビニに入ることにしました。
車を止めて、もう一度冷静に考え直してみることにしました。
〈昨日、佐藤から連絡があって「田中が亡くなった」と聞いた。 そしてさっき葬儀場へ向かう途中、反対車線の向こう側で立っている無表情の田中を目撃した。 葬儀会場に飾られてた写真は田中では無く伊藤の写真だった。 でも小箱に添えられてた挨拶状には田中家と書かれていて、帰る間際に確認した立て札には田中太郎と書かれていた。〉
以上の経緯を考えてみたら、俺は田中と伊藤を間違えていたようで、田中と思っていたのが本当は亡くなった伊藤で、伊藤と思っていたのが田中だったのです。
そして葬儀場へ向かう途中で見た無表情の霊?のことを、まだ間違えて覚えてしまった(思い出した)ことに気付いていない俺は伊藤を見て田中の霊だと思ってしまい、会場で見た写真を見て亡くなったのは伊藤だったと思った(佐藤の言い間違いと思った)けど、挨拶状と立て札で亡くなったのはやはり田中太郎であり、伊藤と思ってた写真は田中だったと解った瞬間、来る途中で見た無表情の顔の男が伊藤だと解り、伊藤の霊?(生き霊?)を見てしまったと思ったしまったということだと理解しました。
つまりメガネの鈴木のグループでメガネを掛けていない2人が田中と伊藤だけだったので、俺は2人をテレコに認識してしまい、会場へ向かう時に見た恐怖心から伊藤と解った時点でもなぜか霊(生き霊)と決めつけていたのです。……
>> 183
……でも、なぜ伊藤はあんな無表情の顔をしながら俺を見つめていたのでしょう?
昨日の佐藤からの電話では「伊藤を迎えに寄ってから葬儀場へ行く」と聞いていたので、伊藤は生きています。
なのに…なぜ生きてる伊藤が卒業以来たぶん会ってもいない俺の前に現れたのか理由が解りません。
〈明日にでも伊藤に電話してみよう…〉
と思いながら車を降りてコンビニの出入口へ歩き始めました。
「オイ!しっぽぉ!!」
不意に声を掛けられました。
声のする方へ顔を向けると視線の先に佐藤が居ました。
「おう!佐藤かぁ!!」
「今、行って来た帰りか?」
「おう‥そうや! お前こそなんでこんな時間にこんな所に居るの?」
昨日の電話で佐藤達は7時頃に葬儀場に行くと言っていたので、9時前に葬儀場からさほど離れていないこのコンビニに居ることに疑問をもったので尋ねました。
「いや…伊藤を迎えに行ったら風邪をひいたのか熱があったんで、行くのを止めるよう言うたんやけど「行く」って言うから葬儀場へ行く前に病院へ寄ってからお通夜へ行ったんや…それで遅なってしもたんや…」
「あぁ、そうかぁ。そしたら俺よりちょっと早かっただけなんやぁ」
「そうやねん。ちょっと早かっただけや…それで帰りにみんなここへ寄って、さっきまで話してたねん」
「みんなは…?」
「今さっき帰った」
「伊藤も?」
「あいつは俺の車で寝てるわ…車内でタバコ吸うわけにいかんから、ここでこれ吸うたら帰るつもりやったところにお前が来たんや…」
「そうかぁ…伊藤大丈夫なん?」
「大丈夫みたい…薬も飲んだし…」
「そうなんや…実はな………」
俺は佐藤にさっきまで体験したことを話しました。
伊藤の生き霊?のことも…。
それを聞いてた佐藤が半笑いしながら、
「その伊藤の顔を見たの8時半前頃やろ!? 見たの○○商店の前と違うか?」
「商店名は知らんけど、8時半前で△△道路沿いにある小さな店で、何台か自販機があったわ」
「あぁ~やっぱり○○商店の前や…お通夜の帰りに伊藤が気分が悪いって言うから、車を止めて降ろしたねん。ちょうど自販機があるからポカリ買うって言うて買うてたわ…」
「あそこに居たの‥あれ‥やっぱり伊藤やったんかぁ」
「吐きそうって言うてたほど気分悪かったみたいやから、その時の顔をお前見たのと違うかぁ(笑)」……
>> 184
……「ええー!! あの無表情の顔は気分が悪かったからぁー!? それでもあいつ俺の顔を見ても無表情やったぞ…目と目が数秒合ったから俺って判るはずや…」
「…あいつその時メガネ掛けてたかぁ?」
「…メガネぇ?…掛けてなかったなぁ! あいつと田中はメガネ掛けてなかったやろ?」
「(笑)…お前、それは高校の時やろ! あれから何年経ってると思てんねん。今は伊藤もメガネ掛けるねん…ハッキリ覚えてないけど、お通夜の帰り「気分が悪いから横になる」って言うて横になる時、メガネ外してたと思うで…」
「ええー!! そしたらあの無表情は気分が悪くてしんどかった表情で、目が合ってたけどあいつには俺って判らなかったということ?…」
「たぶんそうやろな!? 本人に聞いて来いよ…」
そう言って佐藤は自分の車を教えてくれました。
俺は伊藤の生き霊を見たのでは無いことが解り安心しながら助手席のドアを開け、横になっている伊藤の肩を揺さぶりながら
「伊藤ぉー!! 久しぶりやなぁー!!」
「うわっ!! 誰やねん?‥‥‥うおぅ!しっぽかぁ…!」
高校時代、昼ご飯を食べた後、机の上にうつ伏せになって寝てる人に俺は、
「あと30分あるからゆっくり寝てよー!!」と言いながら肩を揺すって起こす‥というイタズラをよくしていたのを思い出し、伊藤にしました。
「揺するな!揺するな!俺、今しんどいねん。 しかしお前は何にも変わってないなぁ~」
久しぶりに会った伊藤と何も話さないで別れるのは嫌だったので、しんどいのは知っていましたが再会の喜びを俺らしい表現で表しました😁
それから少し寝てマシになったのか伊藤も起きてきて、佐藤の車の中で3人でしばらく話してたいました。
以上で【過去話】『えっ!! まさかっ!?』の終わりです。
確か32歳という若さでこの世を去った田中のことを思うと、卒業以来付き合いが無かったとはいえ寂しい気持ちになります。
こんな【過去話】を書くのは不謹慎かも知れないですが、こうして学生の頃の田中を思い出しながら書いていると、田中や佐藤、伊藤などクラスのことを思い返すことができました。
田中もきっと思い出したことを喜んでくれていると思います。
だからこうして書いても「アホなこと書いてるなぁ」と笑って許してくれると思います。
だって田中と俺は友達だったから‥‥。
それじゃあ朝の支度をして旅を続けます
おはようアン🐻
アン、こんにちは🐻
また雨☔が降ってジメジメしますねぇ😫
アンは仕事に影響してないですか❓
俺は仕事🚲💨💨🚶💨💨
(笑)にモロ影響します。
雨☔が降ったり止んだり…そこから晴れたりしたら湿度が上がって散策すると直ぐに汗がかいたりいつも以上にバテてしまいます😩
今は遅めの昼ご飯を食べ終わったところで、食事が運ばれてくるまでの間に今朝まで書いていた【過去話】を読み返してみました。
そしたら今回の【過去話】で初めて名前(仮名)を用いて書いたので、書いてる途中で誰が田中なのか伊藤なのか迷っているような節があったり、言葉足らずで表現が不十分な箇所があったりして、表現しきれていない…伝わっていない部分がありました。
特にレスNO・182なんかは理解しにくい箇所がいくつかありました。
読んでるアンも❓❓❓な部分があったと思います。
結局、亡くなったのは田中で、俺は田中と伊藤の顔を間違えていた。
無表情の顔の男は田中と思っていたけど、気分が悪かった伊藤だった。
それを亡くなった田中の霊と思い込んでしまった俺は、田中ではなく伊藤と解ったのに、その時恐怖心から伊藤の生き霊と思ってしまった…ということです。
自分の文才の無さに愕然とします😢
まだまだ書きたい【過去話】はあるのですが、書くのは結構時間と労力が要るので、気持ちが⤴でないとなかなか書けないです😔
でもこれからもこの場所を維持し守り続ける為にも【過去話】も取り入れながら一人綴りをやっていきます✏
それではもう少し散策をしてきます🚲💨💨🚶💨💨
それじゃあね🐻
アン、おはよう🐻
梅雨も後半になっているものの、雨☔が降ったと思ったらパァ~っと晴れて暑い日差しがさしたりと、ジメジメした汗をかきますね😩
アンはバテずに頑張っていますか❓
俺は年齢と(笑)入院したりして基礎体力が落ちているのに毎日🚲💨💨🚶💨💨をしてるから疲れやすくなって、最近は寝るのが早くなりました😃
しかも5~6時間は寝るようになりました🙌🎉
そして以前は夜中に一度目が覚めたらなかなか眠れなかったのが、今はすぐに眠れるようになりました🙌🎉🎊🎯🍻
今はまだ鳥取県内に居ます。
2~3日中に鳥取砂丘に行こうと思います。
以前、会社の社員旅行で行ったことがあるのですが、あの時は7月の末で夏真っ盛りで砂丘を歩くのはまさに砂漠を歩くのと同じで俺もみんなも砂漠をナメていたのを思い出します😁
駐車場から誰も水分を持たずに歩いたもんだから砂丘の上(砂丘の山の上?)に着いた頃にはみんな汗がダラダラ、喉がカラカラ状態でした。
しかも当時は俺も若くて体力にも自信があったので、砂丘の山の下から頂上まで一気に駆け上り、一番ビリだった人が後でみんなに飲み物をオゴるという賭けをしたもんだから、みんな必死に砂の山を駆け上ったりして頂上に着いた時はみんな半分死んでいました(笑)
あまりの喉の渇きに「これは1本では足らない!」と、今度は下りでも賭けをしました。
女子社員にはハンディをつけていたので上りも下りも負けた人は居らず、男性社員2人が負けました。
俺はお陰様で負けずに済み、ポカリを2本オゴってもらいました🙌🙌
今回は俺一人なので競争することはないから、ゆっくり歩きながら砂丘を楽しみたいと思います😊
アンは鳥取砂丘に行ったことがありますか❓
アンと一度、頂上を目指して競争してみたいもんですね☝
アンには負けない‼
勝ったら今度はポカリじゃなくビール🍺をオゴってもらおうかな😁
それじゃあ、また書きますね🐻
アン、こんにちは🐻
今日は休みですか❓
休みなら3連休ですね😊ちょっと小旅行とか行けますよ☝
外に出たら暑いけど、太陽の光を浴びてパワーをもらうのも良いですよ☝
あっ❗
アンは女性だから日焼けは大敵ですね😨
シミ・ソバカスの元ですからね😁
俺は男だからそんなの気にしないからバンバン焼いてます😁
〔焼いてる〕って言うより〔焼けてる〕って言うほうが正しいかな☝
毎日🚶💨💨💨🚲💨💨💨ながら散策してたら自然と焼いてしまい、今は真っ黒になっています。
町の中ではTシャツとジーンズ(時々半ズボン)でウロウロしていますが、最近は海沿いや山の中の川沿いを通る時はTシャツを脱いでウロウロしたり、川で泳いだりするから上半身は真っ黒に日焼けしており、下半身も膝上辺りから下は真っ黒です。
とても病気を患っている人には見えません(笑)
昨日、鳥取砂丘に行きました🚗💨💨💨
気のせいか以前来た時よりも砂が少ないような気がしました。
もっと砂漠みたいになってる範囲が広かったように思うし、頂上まで駆け上がる競争をした砂の山も低くくなっていたように感じました。
海へと続く砂浜も短いような気がしました。
地球温暖化に関係してるのかなぁ…⁉😥
そして今回初めてテントで一晩泊まろうと思い、準備をして砂丘を歩いて頂上で設置しようとテントを半分程組み立てた頃に管理の人がやって来て「この辺りでキャンプは出来ませんよ」と言われてしまいました😭
「鳥取砂丘はお前達の物なのか⁉日本国民みんなの物やろ❗」とは言えず、毎日管理してる人達の言うことが正しいので、「あっ!そうですか。すみません。直ぐに片付けま~す🙇」と素直に従い退散しました🏃💨💨💨💨
テントで過ごすことは出来なかったけど思い出にはなりました😁
ここ2~3日の間、寝る前に「俺はこの場所でどれだけ【過去話】を書いたのだろう?」と思い、手紙を遡って題名を書き出してみました。
『成人の日』
『バレンタインデー』
『南海高野線の女性』
『成人雑誌を見る兄弟』『バス停の新婚カップル』
『かっこいい不良』
『初めてのアルバイト』『高校生のある台風の日』
『お年玉』
『サンタクロース』
『冤罪』
『友達の身長』
『変な子』
『友達の行動』
『不思議な(話)出来事』
…と、【過去話】というカテゴリーの中で書いた話はこれだけあり、それ以前のまだ【過去話】としてではなく……
>> 188
……ただ単に思い出したから書いた‥という話もあります。
今、敢えてその時の話に題名を付けるなら、
『駅の階段のカップル』『中華料理店の女性店員』
『俺の入院中の出来事』『退院後の出来事』
『電車で出逢ったノースリーブの女性』
『広島のある交差点近くのトラブル』
『広島のコインランドリーでの出逢い』
『駐車場で体験したカップルの女性のオナラ』
…等々、一人綴りを始めてからの過去話や思い出話に、アンとやりとりしてた頃に話した話など、ちょっと遡っただけでもこれだけの【話】を書いていました。
そういえば、会社での事や友達との事、お客様との事や俺の生い立ち…半生を書いたこともありましたね。 もっと前の場所(スレ)まで遡ると、もっと沢山の【話】が書かれていると思います。
アンが立てた場所から今居るこの場所までの総ての場所を〔お気に入り〕登録してあるので、いつでも読み返すことが出来ます。
自宅でも入院中でも、そして今、旅の途中でも、時々過去の場所に戻って読み返しています。
アンも時々読んでるかな?
時間が無いかな…?
辛かった過去や苦しかった過去、寂しかった過去なんかは思い返さなくて良いけど、楽しかった過去や喜んだ過去、嬉しかった過去は何度でも思い返して良いと思います。
そうすることで今の自分に安らぎとパワーをもらえるのなら良いと思っています。
車はオイルとガソリンでパワーが出ますが、今の俺は旅をすることと一人綴りをしながら過去の手紙を読み返すことでパワーをもらっています🐻💪
アンとのやりとりが1週間や1ヶ月…50通や100通しか続けてなかったら、きっと旅に出ることは無かったと思います。
いつまでもただの'夢'として抱いてるだけで、行動に移すことは無かったと思います。
だから、やっぱりアンには感謝です。
また次回ぐらいから【過去話】をしていきます。最近の過去話は俺の評価点が下がるような過去ばかりを書いていたので、そろそろ赤点になりそうなので次回は点数が上がるような過去話を書きたいと思います😃
(…って、俺にそんな過去あったかなぁ‥❓😔)
それじゃあ、これから買い物とお風呂を探して来ます。
……またね🐻
アン、こんばんは🐻
一週間ぶりの手紙です✏
この一週間、暑さでバテ気味になり、昼間の自転車🚲や歩いての散策も控えめにして、山の上あたりの風通しの良い所に車を止めてゆっくりしてることが多い一週間でした。
旅に出るまでに入院したりしたので体力が落ちていましたが、歩いたり自転車でサイクリングのようなことをして少しは体力が増したと思っていましたが、実際旅に出て毎日の散策は予想以上に体力を消耗していることに今更ながら気が付きました😢
毎日…では無く、定期的に休息する日を設けるべきでした。
先日も病院へ行って診断されたのが「過労」でしたが、また病院へ行って診てもらったら、やはり「過労」と言われてしまいました😥
この一週間の間にも散策しましたが、今までの半分以下の行動範囲と時間で一日を終えてます。
これをしだしてから体はだいぶマシになりましたが、積み重ねていた疲れがあるからか?夜になると眠たくなるのですが、寝ては起きてを繰り返して、グッスリと寝た感じがしません。
この旅もあと9日以内に終えます。
悔いを残さないよう、そして楽しみながらまた明日から旅を続けます。
【過去話】を書こうと思っていたのですが、今回はこれで失礼します🙇
また次回にでも書きますね☝
では…おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
夏・真っ只中…こんな中を毎日散策していたら、汗が出るわ出るわ💦❗体力は無くなるけど疲労は増える❗…と、旅をするのもなかなか根性がいりますよ💪
サッカー⚽、空手、少林寺で培った体力と根性は長い年月と共に失われていました😢
でもあと明日一日でこの旅も終え、明後日には帰路につきます。
5月28日に出発してから明後日で丸2ヶ月、途中、不幸事で一度は戻ったものの、その亡くなったお母さんから貰った御守りのお蔭もあって、無事に旅を終えられそうです😃
まだ明日一日と、明後日の夜に家に着くまでは気を緩めず無事に帰り着くことが旅の終わりですが今日までよくやって来たと自分で感心します。
明後日は長時間運転して一気に帰る🚗💨💨💨ので明日の夜はお酒を呑まないので、今夜が旅の最後の晩餐となります。
既にお風呂に入ったのでこれから町の居酒屋🏮にくりだそうと思います。また居酒屋の大将と話すのか?お客さんと仲良くなるのか?楽しみです😃(結局誰とも話さずに一人で呑んでることも多々あるのですよ…😢…でも独り呑みもそれなりに楽しいですよ😊)
次回から【過去話】をするって言ってたけど、今日は勘弁して下さい🙇
多分、夜中遅くまで呑んでいますから…😁
では、また‥ゆっくり書きに来ますね😉
行ってきま~す🐻
アン、こんにちは🐻
今日は休みですか❓
今日みたいな暑い日は仕事をしても効率が悪いから休んじゃえ☝😁
屋内のエアコンが効いている場所で仕事をしていても、ちょっと外に出たりしたら今まで涼しかった分の反動で暑さにやられてしまいますよ😩💦
俺の旅(散策)も昨日で終わり、今朝から自宅へ向かって走っています🚗💨💨💨💨💨
予定より早く大阪に入ったので大阪を素通りするつもりでしたが、今‥昼ご飯がてら大阪のミナミに来ています。
金龍ラーメン🍜を食べてから心斎橋や道頓堀をウロウロしています🚶💨💨
あと数時間で自宅に着き今回の中国・山陰地方+兵庫県2ヶ月間の旅が終わります😃
最初は旅日記として毎日書き綴るつもりでいましたが、車の移動🚗💨💨自転車と歩いての散策🚲💨💨🚶💨💨が想像以上に疲れてしまい、さほど体は疲れていないのに書く✏気になれない日もあり、毎日書けませんでした😥
毎日旅(散策)をするということは体力と気力をどれだけ維持しながら続けられるかということだと今回は教えられました。次回旅に出る時の課題にもなりました。
ではこれからもう少しウロウロしてから家路につきます。
また後で気力があれば書きますね☝😁
ひとまずさらばじゃ❗🐻
アン、こんにちは🐻
4日ぶりの手紙です✏
先程‥和歌山は数分間だけ雨☔が降りました。
もう少し降ってくれたら良いのに、お湿り程度の雨☔では日差しが強くなった今は、逆にムシムシするだけです😩💦
帰路に着いた28日は、言ってたようにあれからもミナミをウロウロしながら、家に帰っても飲料水も何も無いので「大阪の台所」と言われる[黒門市場]へ行き、今夜の食材と当分の食料を買ってから帰りました。
でも家に着く前に友達から連絡が入り、無事に帰って来たんなら集まろう…ということになり、土曜の夜ということもあってか、夜に突然の呼集ながらも11人も集まって宴会となりました🍻🍣🍲
俺は食料を持ち帰る為、一旦家に帰り、マンションの管理人さんと隣近所に挨拶を済ませて、2ヶ月ぶりに家のお風呂に入ってから出掛けました。
時間通りに着いたら既に数人の友達が来ており、俺を見た友達等の第一声が「うわぁ~❗真っ黒やなぁ~‼😂」でした。
それから次々とやって来る友達はみんな俺を見た第一声は「真っ黒やなぁ~」「えっ❗松崎しげる❓(笑)😁」などと日焼けした顔を見て笑うばかりでした。
確かに自分でも顔や体を見たら、夏休みあとの小学生みたいに真っ黒に日焼けしていて、漁師をしている友達よりも黒いです。
でもそのお蔭で、歯の白さが強調されて、旅の間も朝晩普通に歯磨きしていただけなのに友達からは「歯ァ白なったぁ?」とか「旅の途中で歯を入れ替えたなぁ?」などと言われるほど、白く輝く歯(…に見える)になりました🙌🙌🙌
その日は俺の土産話半分、みんなの近況話半分と深夜まで話は尽きませんでした🍻
翌日の日曜は家でぼちぼちと旅の片付けをしていました。
元の会社の社員から連絡がありましたが、月末近くの大事な土日なのだからと来週の平日に会う約束をして、自宅でゆっくりしていました。
月曜日は診察に行きました。
先週のうちに診察に行く日を予約しておいたのでスムーズに診てもらうことが出来ました。
先生と看護士さんは俺の顔を見るなり、土曜日の友達等と同じ反応と同じようなギャグ?を言ってきました。
最後の患者で予約していたので診察が半分、お土産と土産話が半分で診察を終えて帰りました。
診断の結果、旅に出る前と数値的には特に変化はありませんでした。
悪くなっていないのは有り難いことですが、俺の気持ちは複雑でした。
旅の前と後では明らかに気力も体力も増した……
>> 193
……ので、自分の中では良い方に変化しているものと期待していたからです😥
確実に気力も体力も一回りも二回りも増したのになぁ~😢
昨日の火曜日は車を洗車して、車内も掃除・清掃 をして、またいつでも旅に出られるように整えました。
自宅も旅に出る前に大掃除をしたのですが、2ヶ月間人が住んでなかったとはいえ(週に1回は管理人さんがドアと窓を開けて風を通してくれてましたが…)目に見えない汚れはあるだろうから大掃除…いえ‥中掃除を夜までしていました。
旅行に行って来て自宅に帰ったら「あぁ~やっぱり家が一番ええなぁ~」とか「家のお風呂は狭いけど、やっぱり家のお風呂が落ち着くなぁ~」などの言葉をよく聞きますが、俺は帰って来た日から今日の今まで全くそんな風に思いません。
家の布団と比べたら確実に寝心地が劣る車内の布団でも、それが旅先ならそっちが良いです。
旅で昼間にあっちこっち観て廻ったので疲れてしまいお風呂に行く気力が無く頭を水で洗って(水が足りなくて洗わない時も多々ありました)体は汗拭きシートで拭くだけで済ますほうが、家のお風呂に毎日入れることよりも楽しかったです。
銭湯で初めて見る人々の顔や風景を楽しみながらゆっくり湯に浸かったり、見知らぬ人に話し掛けたり掛けられたりしてるのが楽しかったです。
携帯トイレで用を足す不便さも旅だから出来るのです(でも実際は10回程しか使っておらず、ほとんどは散策の途中かスーパーや公園で済ませてました😁)
自宅に居ると何不自由なく過ごせて便利なのですが、旅を終えて思うのはそれで良いのか?って思います。
ボタンを押せばエアコンが最適な気温を保ってくれて、テレビで喜怒哀楽を提供してくれて、時間がきたらお風呂にお湯がはってあって、チンしたらそれなりの味の食事が出来る…便利で良いんですけどね…。
今、俺はその便利さに何かが違うって感じて、旅の素晴らしさや旅ならではの不便の良さ…をアピールするようなことを言ってますが、1ヶ月もしないうちに「あぁ~エアコン気持ちええわぁ~😃」って言うてるんですよ。絶対に…☝
出来ればそんなことを言う前に新たな旅に出たいと思っています。
次の出発まで次回からは【過去話】を書いていきますね😉
それじゃあ‥また🐻
アン、こんにちは🐻
一週間ぶりの手紙です✏
実はこの一週間の内、3日間は自宅でほとんど横になってました。
前回の手紙を書いて以降、旅から帰って来た日に集まった友達以外の友達や知人、会社(元)の社員などに会ってお土産を渡しがてらご飯を食べたり🍻🍴する毎日で、全てを廻り終えてホッとしたのか疲れがドッときてその日は早く寝たのですが、翌朝になっても疲れがとれず寝ては起きてを繰り返して一日が過ぎました。
翌日も‥その翌日も、一切外出することもなく、食べたり食べなかったりして過ごしていました。
やはり初めての2ヶ月間の旅で毎日の移動🚗💨💨と散策🚲💨💨🚶💨💨の連続で疲れが蓄積されていたのでしょう。
帰って来てみんなの顔を見て安心したので、旅の間ずっと緊張?していたのが一気に解放されたので疲れを感じてしまったのでしょうね☝
では今日は久しぶりに【過去話】をします。
題名は『友達の子供』です✏
中学1年の頃から友達のAは現在、奥さんと長女(19)と長男(17)との4人暮らしです。
奥さんは以前俺が勤めていた会社の後輩で2年程同じ課で仕事をした仲間です。
課のみんなで飲みに行ったりして親しくなって、彼氏と別れたことも聞いていました。
「俺の友達も半年程前に彼女と別れた奴居るけど逢ってみる?」
と2人を引き合わせ、交際が始まり‥やがて結婚しました。
強面の俺ですが、2人にとって俺は愛のキューピットなのです😍💕
だから結婚してからは、俺と彼ら夫婦との付き合いは、より強いものとなり、晩ご飯はもちろんのこと‥お風呂に入ることもあり、泊まったことも10回や20回ではありません。
新婚旅行から帰って来た時はお土産を持って家に来たり、「一回、晩ご飯食べに来いよ」と誘ってくれたので、どんな家庭(住まい)なのか様子を見にがてらお邪魔したりしました。
一度お邪魔したら俺なりに充分満足でしたし、新婚家庭にそうそうお邪魔したり、Aを飲みに誘ったりするのはしばらく控えておこうと俺や他の友達は思っていました。
結婚した友達との付き合いは、新婚当初の付き合い方って普通はこんな感じですよね。
ところがこのA夫婦、一回お邪魔してから一週間程して、また俺を誘ってきたのです。
「いや…誘ってくれるのは嬉しいけど、この前行ってからまだ一週間程しか経ってないから、またしばらくしてから行かせてもらうわ…」……
>> 195
……Aからの誘いの電話は嬉しいのですが遠慮させてもらうことを伝えました。
自分で言うのもなんですが、たぶんAは2人の仲を取り持った俺に感謝していて、他の友達と同じように一度招待しただけではダメだと思い、もう一度招待して感謝の気持ちを表したかったのだと思います。
Aはそういうことを考える奴だと長年の付き合いで知っているので、その気持ちだけで充分嬉しいから誘いを遠慮することを伝えました。
Aの気持ちは有り難いし、Aが一人ならお邪魔したかも知れないけど、いくら元上司で二人の仲を取り持ってくれた人であっても、新婚早々の家庭にそう何度もお邪魔されては……と奥さんの気持ちを考えると、やはりしばらくは遠慮するのが当たり前だと思い、少し食い下がるように誘うAに断り続けました。
残念そうなことを言いながらもAは電話を切ってくれました。
家に帰ってお風呂に入ろうと準備をしていたら電話が鳴りました。
「はい!しっぽです」
「あっ!しっぽさん!? 〇〇です…あっ違った、Aです」
電話の声で掛けてきたのはAの奥さん、元同僚で後輩の彼女だと判りました。
「あぁ~美佐ちゃん。この前はご馳走様でした」
どうして美佐ちゃんと呼ぶのか説明しておきます。
俺と美佐ちゃんが居た課には美佐ちゃんと同じ名字の女性がもう一人居たので、呼ぶ時にややこしいから課の先輩は「美佐ちゃん」後輩は「美佐さん」と呼び、もう一人も名前で呼んでいたからです。
それに結婚して名字が変わったからといって、友達Aを呼ぶ時はいつもAと名字を呼び捨てしているのに、奥さんを呼ぶ時に「Aさん」と呼ぶのもおかしい気がして、昔から呼んでる「美佐ちゃん」を結婚してからも呼ぶようにしました。
それはA夫婦の前でもそう呼んでるし、二人を引き合わせた時からそう呼んでいるので、俺とA夫婦の間には違和感はありません。
「いえいえ、お粗末様でした。めっちゃ楽しかったですねぇ(笑)」
「楽しかったなぁ…ついつい話し込んでしもて夜中までお邪魔してしもたもんなぁ(笑)」
「ほんとにアッという間に時間が経ってましたもんねぇ(笑)」
「またいつかお邪魔させてもらうわ」
「そうそう‥そのことで電話させてもらったんですよ。さっき△さん(Aの名前)から電話掛かって来て、しっぽさんに今晩来てもらえないって聞いたんですけど、どうしてですか?…別に用事は無いって言ってたそうですね!?……
>> 196
……なんか、新婚家庭だから遠慮してるんと違うかな?…って△さんは言うてましたけど、そうなんですか?」
「…うん、まぁ‥遠慮と言うか、新婚旅行から帰って来てまだあまり日が経ってないから、他の友達や美佐ちゃんの友達とか、親戚や親御さん等の中でまだ新居に来られていない人も居られるだろうから、一通り来られて落ち着いた後にでも呼んでもらおうと思っていたんや…」
「そうなんですかぁ…なんかいろいろ考えてくれててすみません」
「いや、美佐ちゃんが謝ることはないよ…俺が勝手に想像して勝手に決めてたことやから…」
「確かに都合が合わなくてまだ何人かに来てもらえてないのですが、今晩は空いているので突然ですがしっぽさんに来てもらえないかって思って△さんに夕方までに電話してもらうようお願いしてたんです。…でもしっぽさんが遠慮して来ないって△さんから電話があったので、私が電話して来てくれるようお願いしてみるって言って、こうして電話させてもらったんです」
それを聞いてAが俺に感謝の気持ちから誘っただけではなく、美佐ちゃんの意思もあったことをしりました。
A夫婦は俺が思っている以上に、俺に感謝してくれているようでたまらなく嬉しい気持ちになりました。
「しっぽさん、今帰って来たところですよね!?」
なんで解るの?と思いながら、
「えっ!そうやけど…今からお風呂入ろうと準備してたところ…」
「やっぱりそうでしょ…さっきから何回か電話掛けたけど留守でしたもん…」
なるほど…!
当時はもちろん携帯電話が無い時代、自宅電話を留守電に設定し忘れていた為、美佐ちゃんが何回も電話を掛けてくれてたことを知る由もありませんでした。
「じゃあ、晩ご飯はまだですよね!?」
「うん‥まぁ、まだやけど…」
「だったら晩ご飯食べに来て下さいよ…あっ!何だったらウチでお風呂入れば良いじゃないですか?着替えだけ持って来てウチで入れば良いじゃないですか!」
「いや、それはアカンやろ…新婚家庭の新居のお風呂入る人なんて居るかい!!」
「…そうですかぁ。私の家族が泊まった時みんな入りましたよ…」
「そらぁ家族は入るよ…身内なんやし、泊まる人に風呂を入れさせない方がおかしい…」
「だったらしっぽさん、今晩泊まれば良いじゃないですか」
「あのねぇ…俺は家族でも身内でもない、ただのAの友達で美佐ちゃんの元上司っていうだけ……
>> 197
……それだけでわざわざ新婚家庭にお邪魔して、晩ご飯をご馳走になった上にお風呂までよばれて泊めさせてもらうって、厚かましいにもほどがある…」
「そうですかぁ!?…△さんと知り合ったのはしっぽさんのお陰ですし、結婚前に相談にものってくれましたし、私達にはしっぽさんは身内と一緒ですよ…」
泣きそうになりました。俺がAと美佐ちゃんを想う度合いとA夫婦が俺を想う度合いの差があまりにも大きいこと気付かされ、衝撃を受けました。
その言葉を言った後も美佐ちゃんは熱心に今から晩ご飯を食べに来るよう喋ってくれてましたが、俺は既に今からお邪魔しようと決めていました。
気持ちを落ち着け、感情を抑え、なるべく平常心の声の高さで、
「わかった!わかった!お邪魔するよ…でもお風呂は入ってから行くから…」
「わかりましたぁ(笑)…何時頃になります?」
「今からお風呂入って……車で……9時前には着くかな?」
「了解しました!…それでは9時前にお待ちしております」
「それじゃあ‥また後で…お邪魔します」
そう言って電話を切りました。
余談ですが電話を切る寸前、美佐ちゃんが言った「了解しました~~お待ちしております」のくだりは、元会社で外出先などから課に電話で用件などを伝えた時に答える返事が「了解しました」で統一されていたので、美佐ちゃんはその頃を思い出し冗談で言ったのです。
それから俺はお風呂に入り、A宅へ向かう途中にスーパーへ寄ってお酒と甘い物を買ってA宅に着きました。
インターフォンを鳴らし出迎えてくれたのは美佐ちゃん一人だけでした。美佐ちゃんは俺との電話を切った後すぐにAに連絡したのですが、俺が来ないと思っていたので残業をしていたらしくて、帰りが少し遅くなるとのことでした。
なるべく早く帰ると言っていたものの時間が分からないので先に食べといて…とAが言っていたそうで、申し訳ないと思いつつ…いえ、あまり思わずに美佐ちゃんと二人で用意してくれてた焼き肉でビールを呑みながら話し合っていました。
……と、今日はここまで☝
久しぶりに過去話を書いたので思わず時間が経ってしまい、まだ晩ご飯もお風呂も済ませていません。
また深夜か明日中に続きを書きます✏
それじゃあ‥またね🐻
アンは読んでくれてるのかなぁ❓
楽しみにしてくれているのかなぁ❓🐻
アン、こんにちは🐻
あまりの暑さで溶けたりしてませんか❓😩💦
仕事がしづらい気温が続きますが、休憩と水分を取りながら頑張って下さいね💪
昨日から書き始めた【過去話】『友達の子供』という話ですが、昨日書いた話はまだ俺とA夫婦の関係性を紹介してるだけで、肝心の子供は年齢を紹介しただけでした。
子供の事から書いても良かったのですが、そうすると短い話になりそうなので、話の前フリを長くしています😁
それから昨日の文を読み返してみて補足しておきたい箇所があったので書きますね☝
文中で美佐ちゃんが主人であるAのことを「Aさん」と呼んでいますが、あれは名前ではなく名字で呼んでいます。
例えばAの氏名が「山田太郎」だとすると、美佐ちゃんは「山田さん」と呼んでいるのです☝
結婚して自分も「山田」になったのに、付き合ってた当時のまま「山田さん」と呼んでいます。
因みに俺のことを文中では「しっぽさん」と呼んでいますが、それは名字で呼んでいます。
では、話の続きを書きます✏
……俺は美佐ちゃんと焼き肉を食べ、ビールを呑みながら美佐ちゃんにとっては元会社である俺が勤めている会社の現況や二人で一緒に仕事をしていた時の思い出話やAのこと、これからの家庭作りのことなどを話しながらAの帰りを待っていました。
どれぐらい話したのか?やっとAが帰って来ました。
「おかえり~」
「おう!やっと帰って来たか!」
「ただいま~」
「おう!しっぽ!来てくれたんやなぁ。しかし俺が誘っても断ったくせに美佐が誘ったら来るって‥どういうことやねん!(笑)」
「(笑)お前みたいな無粋な男に誘われても誰も乗らんけど、若い女性に誘われたら尻尾を振ってついて行くのは男の性やから仕方無いやろ!(笑)」
「そらそうやな(笑)」
「ああー!! Aさんは若い女の人が声を掛けて来たらホイホイとついて行く男なんやねー!!(怒)」
「ちゃう!ちゃう!それはしっぽの話や!しっぽの…!」
「オイオイ…俺を巻き込むなよ! それは俺が帰ってから二人で口喧嘩でもしてくれるか…(笑)」
「アホなこと言うな(笑)」
そう言ってAは先にお風呂に入りに行きました。
その間に美佐ちゃんは新たに追加の肉を出したり野菜を切ったりしてAの食事の準備をしていました……
>> 199
……Aがお風呂から出て来て食卓に着いて、改めて乾杯をして俺と美佐ちゃんはつまむ程度食べながらビールやチュウハイを呑んでいました。
楽しい話は何度しても楽しいもので、また会社での美佐ちゃんや俺のことやAのこと、俺のこと、美佐ちゃんのことなど会話は途切れることなく続きました。
そんな会話の中で、
「ところで子供は何人位欲しいの?」
と俺が尋ねると、
「2人やな!」
「うん!2人!」
既に話し合っていたようで二人の考えは同じでした。
「最初は育て易いって聞くから女の子で、その次に男の子が良いなぁ…」
結婚したら誰もが描く理想の家族構成…そしてその理想は〔夢〕のような遠い存在のものではなく、普通に夫婦としての生活をしていれば近い将来自ずと手に入ると思われている理想像のはずが、その後のA夫婦には正しく〔夢〕のような遠い存在に思えるものになりました。
晩ご飯の焼き肉をよばれてからも1ヶ月と空けずに、Aからも美佐ちゃんからも'お誘い'がありました。
多い時は週に2回もお邪魔して、翌週も2回…なんてこともありました。
そうなってくると俺も感覚がマヒしてきて、
「来週は酢豚にして」
とか、
「しばらく油物が続いたからサッパリした物にして…」
と、まるで自分の奥さんに言うようなワガママを言い出したり、
「しっぽさん、来る時に醤油とドレッシング買って来てね…あっ!醤油はスーパー〇〇が特売してるからそこで買って、ドレッシングは□□ストアで買ってね…」
と、美佐ちゃんに買い物を頼まれたり、
「しっぽかぁ…すまんけど来る時にビールと焼酎、あと適当にツマミ買うて来てくれるか…」
と、Aにも頼まれるようになりました。
最初の頃からご馳走になってばかりじゃ申し訳ないので、ビールをケースで買ったり、ケーキなど甘い物を買って行ったり、時々食材を持って行ったり、外食に誘ってご馳走したりと、自分が飲み食いする分以上の物をお返ししていたのですが、A夫婦から、簡単に言えば〈それでは誘いにくい〉〈そんなに気を使ってほしくない〉というようなことを言われ、俺の気持ちも話して…その結果俺も家族の一人と考え、お互い遠慮しないで付き合っていこう…そして思ったことは溜めないでその時に喧嘩しても良いから言い合おう…と約束しました。
だから遠慮せずに普通に「酢豚が食べたい」「醤油買って来て」が言い合えるのです……
>> 200
……だから俺が醤油を買って行っても請求はしませんし、美佐ちゃんも払うつもりもありません。また逆にお酒や食材、調味料など充分に足りている日が続くと何回も連続で'無料'でご馳走になることもあります。
食費や酒代、光熱費に手間賃など細かく計算すれば俺が得なのか?損なのか?、A夫婦が得なのか?損なのか?割り出せるかも知れませんが、そんなことは考えない…そんなこと気にしないほどA夫婦は俺を家族のように接してくれました。
俺が夫婦喧嘩を止めたりAが俺と美佐ちゃんの口論の仲裁に入ったり、美佐ちゃんが俺とAが口論から喧嘩しそうになるのを止めに入ったり…と、時にはそれぞれ仲違いすることもありましたが、最後は元の鞘に収まり、「またな…」「おう‥またな…」で別れます。
中学からの友達だったAと、会社の後輩だった美佐ちゃんが俺の紹介で知り合い、結婚したことで三人は家族のようになりました。
そんな付き合いを続けていたある日、美佐ちゃんから電話がありました。
俺が勤務時間中と分かっている時に掛けてくる電話は、
「しっぽさん、仕事中にごめんなさい。今‥電話良いですか?…」
と、ちゃんと気遣いのある電話の仕方ですが、この日の電話は違いました。
「しっぽさん!! しっぽさん!! できた!! できた!!」
「ちょ・ちょ・ちょっと美佐ちゃん!美佐ちゃん! 落ち着けって! どうしたんや?」
「ああぁ~ごめんなさい。ごめんなさい。……あっ・あのねぇ……赤ちゃんができたんよぉー!!」
「なっ・なっ・なにぃー!!できたんかっ!! 赤ちゃんができたんかっ!! ほんまにかぁー!?」
「ほんまやねんー(喜)今病院へ行って診てもらったら赤ちゃんできてるって!…3ヵ月目に入ったって(喜)…」
「ほんまかぁ!! やったなぁ(喜) Aには言うたんか?」
「今電話した(喜)」
「そうかぁ…喜んでたやろー(喜)」
「うん…めっちゃ喜んでた! 今日は絶対残業せんと帰るって言うてた…」
「喜んでたかぁ(喜)…そしたら今日も早よ帰るわ…家でお祝いしよか! 俺なんか買って行くから晩ご飯の用意せんでええから…」
それからも少しやりとりした後、電話を切り、直ぐAに電話を掛けました。
「おいAー!! 美佐ちゃんから電話あったぞぉー!! やったなぁ!! おめでとう(喜)」
「おおう!しっぽー!! 電話あったかぁ!…ありかとうなぁ(喜)」……
>> 201
……俺は喜びを伝え、Aは喜びを噛み締めながら祝う俺に「ありかとう」と何故か!?感謝の言葉を繰り返していました。
今晩、祝おうと伝え、家にお邪魔することを伝えました。
「待ってるわ」
の返事を聞いて電話を切りました。
俺に赤ちゃんができたわけではないのですが、家族同然に思ってる二人に子供ができたことが、まるで自分に子供ができたように嬉しくて仕方なかったのです。
その日の晩はいつも以上に会話が弾み深夜まで呑んでいました。
妊婦となった美佐ちゃんは今日を境にお酒を止めて、先に寝てもらいました。
その日以降、俺はAの家へお邪魔しに行くのを控えました。
美佐ちゃんに負担が増えない為と、俺が居てはどうしても遅くまで起きていさせることになるからです。
そのことをA夫婦は「気にすることはない」と言ってくれましたが、俺の強い要望でA夫婦は了承してくれました。
でも、月に1~2回は声を掛けてくれてお邪魔をしましたし、俺から外食に誘うこともありました。
そして妊娠6ヵ月目に入った頃…今も忘れられない電話が鳴りました……
…と、今日はここまで…。
続きはまた次回に…。
今からお風呂に入ってから晩ご飯を食べますね😃
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんにちは🐻
12日ぶりの手紙です。ちょっと体調を崩してしまい今朝まで5日間入院してました。
今回体調を崩したのは長旅によるものか?病気が悪化したのか?を判断する為に、体調を回復させると共に検査もしたので5日間の入院となりました。
検査結果は……「判断出来ず」でした。
いろんな数値を診る限り、範囲外のものもありましたが、それが長旅によるものなのか?悪化したものなのか?決定づけることは難しいようです。
でも今は体調も良くなって、退院して自宅でこうして手紙が書けているのですから大丈夫です💪
アンはお盆休みはどうでしたか❓
楽しく過ごせましたか❓心も体もリフレッシュ出来たかな…❓
たぶん昨日から仕事してますよね😊
まだまだ残暑厳しい毎日ですが、めげずに頑張って下さいね💪💪💪
それでは前回、話の途中で終わってしまっている【過去話】『友達の子供』の続きを書きます✏
友達のA夫婦宅にお邪魔する回数を控えながらも月に2~3回は食事に呼ばれたり外食に誘ったり、会わなくても電話で話したりと俺とA夫婦は途切れることなく付き合いは続いていました。
〈どんな赤ちゃんが産まれてくるかな…〉〈男の子だったらこんな名前、女の子だったらこんな名前…〉などなど、その日が来るのをA夫婦はもちろん‥俺までが我が子が生まれるかのように楽しみにしていました。
そんな期待と楽しい毎日を送っていた美佐ちゃんのお腹の中の赤ちゃんが6ヵ月目に入ったある日、今も忘れられない電話が鳴りました。
俺は仕事を終えて帰りに晩ご飯を外食で済ませて自宅に戻り、お風呂に入ろうと裸になった時に電話が鳴りました。
俺は裸のまま電話にでました。
「もしも‥」
「しっぽか!! 美佐が大変なんや!!」
電話に出た俺の声にかぶせるようにAが早口で声を荒げたように喋ってきました。
「美佐ちゃんがどうしたんや!?」
「なんか破水したみたいで股のあたりがビショビショに濡れてな…今病院へ連れて来て診てもろてるところやねん」
「ホンマかぁ!! とにかく俺も今から病院へ行くわ! どこの病院や…」
俺は病院名を聞き直ぐに服を着て病院へ向かいました。
病院に着き、中へ入ると廊下に立っている人と長椅子に座っている人々が数名居ました。……
- << 205 アン、こんにちは🐻 21日ぶりの手紙です。一人で書くようになってから…いえ、アンとやりとりしていた頃にも21日間も書かなかったことはなかったのですが、初めてこんなにも空いてしまいました。 たぶん今アンが想像した通り、また入院してしまいました。 今はまだ入院中です😢 体調もそうですが、それよりも気分がすぐれなくて今日まで書く気持ちになれませんでした。 今日のような体調、気分が続くと、早ければ来週中には退院出来ると先生に言われて喜んでいます😃 9月も半ばになり、秋を感じる季節になりましたね🍁 アンは元気で頑張っていますか❓ 仕事は順調ですか❓ 英会話はかなり上達したのでしょうか❓ アンから返事が無いので質問ばかりしてしまいます😁 それから遅くなりましたが、お誕生日おめでとう🎉🎊💐🍻🙌🙌🙌🙌🙌 アンの誕生日の前後は熱でうなされていてお祝いメッセージを送れませんでした。 ごめんなさいね🙇 遅くなりましたが、この一年もアンらしく、アンの思うがままに生きていって下さいね☝ アンは頑張り過ぎ屋なので時には息を抜いて、無理をせず、自分を癒やしてあげて下さいね…。 新たなことにチャレンジするのも良いと思います。 物事を始めるのに「遅い」ということはありません。 アンのこれからの人生で今日が一番若いのですから…。 良い一年に過ごせるよう祈っています。 未完結のまま日にちが経ってしまった【過去話】『友達の子供』の続きはまた後で書きますね✏ 仕事頑張って下さいね💪 それじゃあ‥また🐻
アン、こんにちは🐻
先日【過去話】を書いてる途中で挨拶もしないでそのまま放置したようになりごめんなさい。
実は友達が亡くなりました。
【過去話】の続きを書こうとしてたら友達から電話が入り、友達が亡くなったことを知らされました。
病気で入院していて何度もお見舞いに行っていて俺が旅に出る2週間程前には退院して自宅療養していたのですが、先日再入院してお見舞いに行った翌々日に亡くなりました。
昨日はお通夜で今日お葬式を行い、今自宅に戻って来ました。
着替えてからまたみんなで集まり、亡くなった友達を偲びます。
旅の途中で、昔‥俺に大変良くしてくれた友達のお母さんが亡くなり、今回は高校からの友達が亡くなりました。
今年はあまり良い年ではありません…。
なんとかしたいけど、こればっかりはどうすることも出来ません。
【過去話】の続きは、明日か明後日にでも書きます。
それじゃあ、行って来ます🐻
>> 203
アン、こんにちは🐻
12日ぶりの手紙です。ちょっと体調を崩してしまい今朝まで5日間入院してました。
今回体調を崩したのは長旅によるものか…
アン、こんにちは🐻
21日ぶりの手紙です。一人で書くようになってから…いえ、アンとやりとりしていた頃にも21日間も書かなかったことはなかったのですが、初めてこんなにも空いてしまいました。
たぶん今アンが想像した通り、また入院してしまいました。
今はまだ入院中です😢
体調もそうですが、それよりも気分がすぐれなくて今日まで書く気持ちになれませんでした。
今日のような体調、気分が続くと、早ければ来週中には退院出来ると先生に言われて喜んでいます😃
9月も半ばになり、秋を感じる季節になりましたね🍁
アンは元気で頑張っていますか❓
仕事は順調ですか❓
英会話はかなり上達したのでしょうか❓
アンから返事が無いので質問ばかりしてしまいます😁
それから遅くなりましたが、お誕生日おめでとう🎉🎊💐🍻🙌🙌🙌🙌🙌
アンの誕生日の前後は熱でうなされていてお祝いメッセージを送れませんでした。
ごめんなさいね🙇
遅くなりましたが、この一年もアンらしく、アンの思うがままに生きていって下さいね☝
アンは頑張り過ぎ屋なので時には息を抜いて、無理をせず、自分を癒やしてあげて下さいね…。
新たなことにチャレンジするのも良いと思います。
物事を始めるのに「遅い」ということはありません。
アンのこれからの人生で今日が一番若いのですから…。
良い一年に過ごせるよう祈っています。
未完結のまま日にちが経ってしまった【過去話】『友達の子供』の続きはまた後で書きますね✏
仕事頑張って下さいね💪
それじゃあ‥また🐻
アン、こんにちは🐻
13日ぶりの手紙です。あれからも熱や体調の変化がありましたが、昨日無事に退院することが出来ました。
入院する時は、今【過去話】を書いてる途中の友達のA夫婦にだけ伝えているのですが、今回入院したことが元の会社の課の社員にバレてしまい、連日いろんな人がお見舞いに来てくれて、あまりゆっくり静養出来ませんでした(笑)
課の1人が別の方のお見舞いに家族で訪ねて来た時に、売店に居る俺を見かけたそうで、それがきっかけで会社に広がったようです。
お見舞いに来てくれるのは嬉しいのですが、入院患者なので仕方ないけどやはり身だしなみがキチンとされていないし、何より弱ってる自分を見られるのが嫌なので毎回内緒にしていたのですが……。
話の途中で放置状態になっていた【過去話】『友達の子供』の続きを書きます✏
どんな話だったか忘れていたら読み返して下さいね☝
……病院に着き、中へ入ると廊下に立っている人と長椅子に座っている人々が数名居ました。
「おう!しっぽ!来てくれたんか…」
廊下に立っていたAが声を掛けてきました。
「美佐ちゃん、どうや?」
「……まだ分からん…」
「あぁ~、しっぽ君…!?」
長椅子に座っている女性が俺の名前を呼びながらゆっくりと立ち上がりました。
「あぁ!お母ちゃん!!」
病院に入ってから直ぐにAから声を掛けられたので他の人々が目に入ってなかったので、この時初めて他の人々をゆっくり見ることが出来ました。
「お母ちゃん」と呼んだ方はAのお母さんで、中学の頃から大変お世話になった方で、泊めてもらうのは当たり前で晩ご飯をご馳走してくれたり、着替えや歯ブラシなど、「いつでも泊まりに来て良いよ」と、俺が気兼ねなく来れるような環境を整えてくれてたお母さんで、いつからか俺は「お母ちゃん」と呼ぶようになっていました。
お母ちゃんだけじゃなく家族全員がいつも俺を暖かく迎え入れてくれる‥そんな家族です。
長椅子にはお母ちゃんら家族全員が座っていました。
別の長椅子には美佐ちゃんの家族も座っていました。
両家の家族共、普段俺とA夫婦がどんな付き合いをしているのか…そしてAに美佐ちゃんを紹介して、結婚するよう背中を押したのが俺であることなどを知っています。
なので家族でない俺が心配してここに来たことを誰も不思議と思っていないようで「どうして?」と疑問を言う人は居ませんでした……
>> 206
……家族の皆さんと挨拶もそこそこに俺はまたAに何があったのか改めて聞きました。
Aが仕事中に美佐ちゃんから「お腹が痛い」と電話が入り、ちょうど外出中だったAは自宅へ向かい、家に入ったら苦しみながら横になっている美佐ちゃんの下半身や廊下が水とも血液とも判らない液体が広がっていて、救急車を呼んで運ばれたとのことで、お医者さんに破水してる‥としか聞かされておらず、今はまだ処置室に入ったままだということでした。
どれぐらい経ったでしょうか?‥しばらくして先生が出て来て、
「残念ながら赤ちゃんは亡くなっていました…」と告げました。
美佐ちゃんの母体は大丈夫とのことですが、今は麻酔で眠っているので本人はまだ事実を知らないとのことです。
その事実を知り、Aも俺も、そこに居た家族全員が声を出して泣きました。
「俺…ちょっと美佐の様子見てくるわ…」
Aはそう言って処置室へ入って行きました。
続いてAの家族と美佐ちゃんの家族も入って行きました。
俺は一人廊下に残りました。
とてもじゃないけど美佐ちゃんの顔を見ることは出来ませんでした。
今思えば、やはり俺は本当の家族ではないので、残酷な出来事をそのまま受け入れることが出来ずに逃げてしまったんだと思います。
俺もみんなと一緒に中に入ることを誰も止めることはなかったと思います。
それだけ親密な付き合い、家族のような付き合いをしていることをAと美佐ちゃんの家族は受け入れてくれてました。
でも俺は真正面から残酷な事実を受け止めることが出来ませんでした。
一人でしばらく居たのですが、やがて帰ることにしました。
Aや家族に挨拶も告げずに帰りました。
翌日、本当は会社を休みたかったのですが、その日から出張の予定で俺が行かないと先方に迷惑をかけてしまうので、沈んだ気持ちのまま出張に行きました。
でもそれが良かったようで、行きの道中から覚えておかなければならない事や同僚との打ち合わせなどをしているうちに美佐ちゃんのことを一時的に忘れることが出来、出張先ては完全に仕事モードになっていました。
一泊して2日間にわたり仕事を終え、帰路の間も書類のまとめや仕事の段取りなどの打ち合わせで頭を休めることなく会社に戻ったのは夜の9時を回っていました。
出張に同行していた2人は先に帰して、俺だけもう少し残務処理をしていました。
しばらく経った頃、電話が鳴りました……
>> 207
ちょっと昼ご飯の用意して、食べた後休憩してました🙇
……通常①番にかかってくる電話は一般からの電話で、主にお客様や取引先からかかってきます。でもこの時間は既に留守番に切り替わっています。
電話が鳴ったのは③番で主に社員がかける番号でした。
「はい!〇〇課しっぽです」
「あっ!しっぽか!?…俺や…」
その声の主はAでした。Aには何かあった時にかけてきても良いように③番の番号を教えていましたが、いつもは普通に①番にかけてきてましたが、今回初めて③番にかけてきました。
「おおう!Aかぁ…」
病院で挨拶もせずに帰って以来、丸2日ぶりの声でした。
でも、そういうだけで後に言葉が続きませんでした。
「今‥電話ええか?家にかけたけど留守やったんで会社かな?って思ってかけさせてもろたんやけど…。この間は心配かけてすまなんだなぁ…」
「いや、そんなことないよ…。それより美佐ちゃんどうや?…俺、顔見られへんかって、そのまま帰ったから……」
「うん…あの日はそうとうショックやったから泣き叫んでたけど、今日ぐらいから少しずつ落ち着いてきてる…。あの日お前が帰ってくれてて良かったかも知れん。美佐のあんな姿をお前に見せてたら、美佐はお前と会いづらくなってたと思う…」
「そうかぁ…泣き叫んでたか…。俺はどんな顔して‥どんな言葉をかけたら良いのか分からんかったから、逃げるように帰ったんや……」
「それは俺がお前の立場やったら同じこと思ったやろう」
「……まだ病院なんか?」
「早かったら明後日位に退院出来るらしい…」
「そうか…退院したら教えてくれるか…」
「…また家に来てくれるか?…」
「電話くれたら美佐ちゃんの好きなケーキ買って行くわ…」
そう言って電話を切りました。
それから美佐ちゃんは予定通り退院しました。
退院した翌日の夜、自宅に美佐ちゃんから電話がかかってきました。
「はい!もしもし…」
「あっ!しっぽさん!」
その声を聞いた瞬間、美佐ちゃんと分かり以前と変わりない元気で明るい声でした。
「この前は心配かけて本当にごめんなさいね。でももう大丈夫!……きっと赤ちゃんもまだ私が子供だから育てられないと思って一回帰ったんやと思う…だから早く気持ちを切り替えてしっかりしないと来てくれなくなる…」……
>> 208
……「……そうやなぁ…そうかも知れへんなぁ…早く気持ちを切り替えていつでもまた赤ちゃんに来てもらえるようにしておかんとな……」
そんなやりとりをした後、美佐ちゃんから明日の夜、晩ご飯を食べに来ないかと誘われました。
俺は快諾して行くことにしました。
翌日の夜、仕事を終えて美佐ちゃんの好きなケーキとお酒を買ってA宅にお邪魔しました。
既に仕事を終えて帰っていたAと美佐ちゃんが迎えてくれました。
俺はもう流産のことには触れないでおこうと思っていたのですが、A夫婦の方からあの日の事を話してきて、驚いたことや救急車を呼んだこと、両方の家族や俺が駆け付けたことなど、あの日の出来事をなぞるように話しているのです。
俺も戸惑いながらも相づちをしたり、時々言葉を挟んだりしました。
この二人は辛い出来事だったけど、しっかり受け入れようとしているのが分かりました。
そんな話は2~30分程で終わり、それからはいつものように馬鹿な話、雑談を夜遅くまでしていました。
その日以降、あの日の出来事には触れることなく以前と変わらない付き合いをしていました。
そして翌年、美佐ちゃんに待望の妊娠が判りました。
以前の事があるので夫婦は勿論、回りの家族もより一層美佐ちゃんを気にかけていました。
前回流産してしまった6ヵ月目も無事に過ぎ、その後も順調に育ち、やがて臨月まで育てました。「もう何かあっても大丈夫」と先生に言われ、安心してその日が来るのを心待ちにしていました。
夜中の1時過ぎ…自宅の電話が鳴りました。
直ぐにAからと判りました。
「生まれそうになったら何時でも構わないから連絡してくれ」と言ってあったからです。
「しっぽか!?生まれそうや…」
「ホンマかぁ!!」
「今から病院へ連れて行くわ…」
「わかった!俺も直ぐ行くわ…」
「頼むわ…」
何を頼まれたのか解らないけど、
「おう!!」
と言って電話を切りました。
それから俺は慌てて病院へ向かいました。
今日はここまで…。
続きはまた今度☝
今から買い物に行って来ます🚗💨💨💨
アンはあと少し仕事を頑張って下さいね💪
それじゃあ…また🐻
アン、おはよう🐻
既に仕事をしていますね☝
神経を使う仕事…大変でしょうが頑張って下さいね💪
朝晩が寒くなりましたね😠
特に朝方は布団が必要になりましたね。
季節の変わり目…風邪をひかないように…☝
それでは昨日までの話の続きを書きます✏
……それから俺は慌てて病院へ向かいました。
病院に着き、正面玄関ではなく夜間専用の出入口から中に入り、静まり返った廊下を歩いて行った先に長椅子に座っている人影を見付けました。
その人影へと歩いていたら、
「おう!しっぽ!! 来てくれたか…」
Aの声でした。
「おう!どうや?」
「15分程前に入った…」
と、目の前の部屋に顔を向けながら答えました。
「いよいよやな…お母ちゃん等は?」
「親父がお酒飲んでたから運転出来んから、姉ちゃんが来る途中に実家に寄ってオカン等を乗せてくるらしい…」
「そうか」
「美佐の家族も今こっちに向かってる」
A夫婦は生まれるまで楽しみ…と、敢えて男の子か女の子か聞いていないので、俺もどちらが生まれるのか楽しみにしていた。
前回の妊娠の時も、今回の妊娠もA夫婦はどちらかを聞かなかった。
それは男の子でも女の子でも、どちらが生まれても可愛いに決まっているし、どちらかを期待していて妊娠中のお腹に話し掛けたりして、もしそれが違ったら赤ちゃんが出にくくなって可哀想だから…との思いから、段々大きくなっていくお腹の赤ちゃんに対して、A夫婦と俺は、そしておそらく両方の家族も、
「赤ちゃん、大きくなれよう…」
「赤ちゃん、聞こえてるかなぁ~」
などと、声を掛ける時は「赤ちゃん」と呼び、美佐ちゃんの前やそうでない所でも「男の子が良い」「女の子が良い」という言葉は出さなかった。…というより、夫婦の想いを理解していたので自然と出ることはなかった。
やがてAの家族が来て、それからしばらくして美佐ちゃんの家族も到着した。
今日は前回と違って、生まれるのを待つばかりなので、皆さんとゆっくり挨拶をしてはA夫婦と俺との普段の生活や付き合い、仕事のことなど、両家族とAと俺が1つの輪になって話し合っていました。
なかなか親同士って遠慮があるからか?あまり直接会話をしない‥しにくいようですが、いつ生まれるか判らない、言わば時間無制限なので、Aと俺が中心となって話しを振っているうちに段々とみんなが喋り出してきました。……
>> 210
……深夜の病院の廊下での会話なので、なるべく声を抑えていたのですが、それでも時々笑いあったりして、これでお酒と弁当があればまるでお花見に来ているかのように話題が尽きることなく話しが盛り上がりました。
そして3時間も経った頃には母親同士、父親同士が友達のように話していました。
俺もAとお姉ちゃん、美佐ちゃんの妹の4人で話していました。
途中で缶コーヒーを飲みながら尽きることなく雑談をしていました。
やがて夜中から明け方になりましたが、まだ赤ちゃんの声は聞こえません。
よく出産に何十時間もかかった!‥と耳にするので、まだほんの数時間、誰も何の心配もしていませんでした。
「長いなぁ~」
父親達はそんな声を漏らすと、
「何言うてるの!…お姉ちゃんを産んだ時、半日かかったやないの…。Aの時も8時間程かかったし……」
「そうそう…私も美佐の時は半日経っても出て来ないから、一度家に帰って下さいって言われて家に帰されたからねぇ…ねぇお父さん…」
「あぁ~そうやったなぁ~。病院から10分位の所に住んでたから帰されたなぁ…」
「分娩室に入ったらそんなに時間はかからないけど、前室で待ってる間が長くて痛いのよねぇ…」
「そうそう!何回も何回も襲ってくる痛さに耐えるのがしんどいのよ…分娩室に入ったら産む瞬間に物凄く痛いけど一瞬だけ……それよりも前室で何時間、何十時間も痛さに耐えるほうが体力を消耗してしんどい…」
「そうそう!男はあの痛さとしんどさを知らずに'まだかなぁ~''長いなぁ~'って言うのよ……」
そんなことを言われて父親達は苦笑いをしていました。
この話しを聞いて俺はAに聞きました。
「今、美佐ちゃんは分娩室に居るの?」
「えっ!…居ると思うけど…」
その会話を聞いたお母ちゃんが、
「こんなに長い時間、分娩室に居ないと思うよ…多分一回前室に戻ってると思うよ」
「ええー!!そうなん!前室って俺入られへんの?」
「入られへんの?って、〇〇(Aの名前)、看護婦さんに聞いてないの?」
「聞くも何も…看護婦さんにご主人さんはここで待ってて下さいって言われたから、ここで待ってたんや…直ぐに分娩室に入ったと思ってた…このドアの向こうって分娩室と違うの?」
「違うよ…子宮の開き具合をみて、直ぐ分娩室へ行くか、前室で様子みるかしてるはずよ…」……
>> 211
……Aと俺は顔を見合わせた。
前室なんて存在を全く知らなかったのです。
産まれる気配があって病院へ行き、部屋に入ったら、そこはもう分娩室だと思っていたからです。
だからAと俺はテレビドラマなどで観る、何時間も両脚を広げて痛さに耐えながら産もうと力を入れて頑張っているもんだと思っていたのです。
「前室に居るんなら美佐を励ましに行きたいなぁ……入ったらアカンかなぁ?」
「看護婦さんがここで待っててと言ってたのなら勝手に入ったらアカンやろうねぇ」
それを聞いても我慢が出来ないAは美佐ちゃんが入って行ったドアを少し開けて、
「すみませーん…」
「すみませーん…」
何の反応もありませんでした。
勝手に入ろうとするAをお母ちゃんが呼び止めました。
「勝手に入ったらアカンよ!…様子を聞きがてらナースステーションで入って良いか聞いておいで…」
「わかった!」
Aは小走りでナースステーションへ向かいました。
Aとすれ違ってこちらに向かって小走りで来る人がいました。
俺達の所まで来ると、
「分娩室はココですか?」
と聞いてきた。
「はい!そうですよ…奥さんが来られるの?」
お母ちゃんが返事を返してから質問した。
「いえ…もう中に入ってるんです」
それを聞いて俺達全員が「えっ!!」という顔をした。
だって俺達がここに来てから既に数時間経っていて、その間誰も入っていなかったからです。
同じ疑問をもったお母ちゃんは、
「ええーそうなの!? 私達ここに来て4~5時間経つけど誰も入らなかったですよ…」
「いや…たぶん皆さんが来られる前に入ってあるみたいです…」
「あら~ホントに~。それじゃあもう随分時間が経ってるわねぇ…」
「連絡があって直ぐこっちに向かったんですが仕事で遠方に居たので今になってしまいました」
「あぁ~そうなの…お疲れ様ねぇ…」
「いえ…大丈夫です。急なことなんでビックリしちゃって…」
「急なことって、予定日はいつだったの?」
「〇月〇日の予定だったんで、まだ大丈夫だろうと遠方まで仕事に行ってて…」
「あらそう…3週間程早くなったのね…でも3週間位早くても大丈夫よ…心配いらないから…」
「そうですか。ありがとうございます。ちょっと心配してたんで安心しました」
そんなやりとりをしている間にAが帰って来ました。……
>> 212
……「聞いて来たけど、美佐1人だけなら入っても良いけど、もう1人他の妊婦さんも居るからアカンって言われた…」
そう言いながら歩いて来たAが、さっきまで居なかった男性を見て軽く会釈をした。
「この人がね、美佐ちゃんと一緒に居る妊婦さんのご主人さん…」
お母ちゃんがそう言うと、
「あぁ~そうですか!…今来られたんですか?」
「それがね………」
男性が答える前にお母ちゃんが一部始終説明をしました。
「ええー!!それじゃあ、もうかなりの時間入ったままですねぇ…」
そこで俺はフッと思いました。
「Aー!もう一回この方とナースステーションへ行って、一緒に入らせて貰われへんか?頼んでみたら……お兄さんもやっと来たから顔を見て励ましたいですもんね?」
「あっ!そうやなぁ…中に入ってええか一緒に頼みに行ってくれます?」
Aのお願いにお兄さんも同じ気持ちだったので2人でもう一度ナースステーションへ向かいました。
しばらくして2人が戻って来て、
「看護婦さんにお願いしたら先生に聞いてみるから部屋の前で待ってて…と言われた」
とAが説明しました。
しばらくしてドアが開き看護婦さんが、
「入るのはそれぞれ1人だけにして下さい。中では静かにして下さいね」
と、1人だけ入るのを許可してくれました。
もう1人の妊婦さんにはお兄さんだけしか居ないので先に入って行きました。
美佐ちゃんには俺が…と入ろうとする俺の腕を掴んで「なんでやねん!!」と笑って止めるAが入って行きました。
その時、時間は朝の7時を回っていました。
俺は昨日まで出張に行ってた報告と書類の作成があったので、どうしても出勤しなくてはなりません。
一応、車には急な出張にも対応出来るように、着替えと洗面具一式とシャツとスーツ、革靴を常に置いてあるので、ここから直接出勤出来るのですが、それでもあと1時間もおれません。
こればかりは「美佐ちゃん、早くしてー!」とは言えないし、自分の子供が生まれるならまだしも友達の子供が生まれるからと遅刻や有給を取るわけにはいきません。
とにかく時間ギリギリまで待ってることにしました。
両家族のお父さんは、美佐ちゃんの家は自営業なので、前回のこともあるので出産になったら病院へ行くからとあらかじめ社員に頼んでいたから大丈夫との事で、Aのお父さんも会社の管理職でやはりお願い済みで休めることになっていました。……
>> 213
……病院を出なければならないギリギリの時間まで居たのですが、とうとう出発しないとならない時間になりました。
美佐ちゃんとAが居るドアを開けAを呼びました。
「すまんけど今日は昨日までの出張帰りでどうしても出勤せんとアカンねん。だから悪いけど会社へ行くわ…」
「あぁ~そんなん当たり前のことや!! それよりお前寝てないのに大丈夫か?」
「大丈夫!大丈夫!睡眠不足は年中のことや(笑)…」
「まぁそうやな(笑)、ホンマすまんかったな…ありがとうな…」
「おう!……美佐ちゃん、どの辺に居るの?」
「??……そこ曲がって直ぐの所…」
「美佐ちゃーん!頑張れよー!!」
俺はAの肩越しに届くか届かないかの声で声援を送った。
ドアを閉めて両家族に挨拶をしてその場を後にした。
挨拶をした時にお母ちゃんが居ないなと思いながらも廊下を歩いていたら前からお母ちゃんがやって来た。
「お疲れさんやったな…寝てないけど大丈夫か?」
そう言いながら缶コーヒーを手渡してくれた。
「大丈夫って!! 年中寝不足やから…(笑)」
「そうやったね(笑)」
Aと同じ返事が返って来た。
「生まれたらAに連絡させるからね…」
「うん!楽しみに待ってるわ…」
そう答えて、温かい缶コーヒーを握り締めながら車へと向かいました。
通勤の道中は俺が思っていたほどの混雑は無く、いつもと変わらない時間に出社出来ました。
朝から書類の作成を行い、会議を終えてたのが昼前でした。
Aから電話がかかってくるかもと、昼食は外食を止めてコンビニへ行く社員にお弁当を頼み、自分のデスクで昼食を食べました。
食べてる最中に俺宛にAから電話がかかって来ました。
「生まれたかぁ!?」
「もしもし」とか通常の電話の取り方など完全に無視した電話のでかたにAは少し驚きながらも、
「えっ?おっ?…しっぽかぁ?…生まれたぞ!生まれた!!」
「そうかぁ!! やったなぁ!!…で、どっちや?」
「女の子や!! 3174㌘の女の子やった!!」
「そうかぁ!! やったなぁ!! 女の子かぁ!! 一姫って言うからなぁ…良かったなぁ…」
「おおう!ありがとう…ありがとうなぁ……」
Aは喜びながら少し涙声でした。
あの日の流産を思い出して、それを乗り越えての誕生に感慨深いものがあるのでしょう。
2人共「良かったなぁ」「ありがとう」を繰り返していました。……
アン、こんにちは🐻
昨日【過去話】を書いてる途中で、締めの言葉と挨拶を書かずに〔つづくマーク〕➡〔……〕のまま終えてしまってごめんなさい🙇
心配かけました🙇
昨日の最後のページを書き終えたのが1時過ぎだったので、昼ご飯を食べに行こうと車を走らせていたら🚗💨💨💨信号待ちで停車中に🚗🔥🚗💦ドーンオカマ(後突事故)に合いました😥
身体は大したことはなかったのですが念の為に病院へ行き、全身に軽い打撲との診断を受け、そのまま自宅に戻り横になっていました。
車はディーラーに事故現場まで引き取りに来てもらい、しばらくして代車を自宅に持って来てもらい、またしばらくして加害者親子が謝りに訪問してきて…と、ゆっくり休めませんでした。
どこが痛いというわけではないのですが、精神的なこともあってか?全身がだるい感じがして、晩ご飯も店屋物を配達してもらい済ませたという1日でした。
今朝起きて身体に痛みがないか気にしていたのですが、何ともなくて元気です。
先程、加害者の方が、昨日俺が一人住まいと言ったからか!?パンとジュースを買って、持って来てくれました。
かなり反省しているようで恐縮しっぱなしでした(笑)
昨日、俺の容姿を見て、ちゃんとしておかないと骨までしゃぶられる‥と感じたのかなぁ~⁉
(アン❗そこは笑うとこと違うぞ‼)
それでは昨日までの【過去話】の続きを書きますね✏
……お互い「良かったなぁ」「ありがとう」を繰り返すばかりで、あとの言葉が出ませんでした。
そして電話を切る間際にAが、
「今晩、無事に産まれたことやし、久しぶりに家族も揃っているからお祝いしようということになってな、良かったらお前も来てくれへんか?」
一緒に祝ってくれと誘ってくれたのは嬉しいけどそこはやはり家族水入らずで祝うべきではないかと思い、その旨を伝えました。
「そうやろ! お前ならそう言うと思ってたけどお前を誘ってるのは俺だけやないねん。オカンも親父も美佐の両親もお前を誘えって言うてるねん…」
その言葉を聞いて鳥肌が立つほど嬉しかったのですが、やはり…と思う気持ちから、他に断る理由を考えました。
「そう言うてくれるのは嬉しいけど、ほら…昨日から寝てないやろ…お前も家族みんなも寝てないからアレなんと違うか…」
的確な語尾が見つからず濁すような言い回しをしました。……
>> 215
昼ご飯を作って食べていました🍚
……「それなら大丈夫!…今みんな一旦帰って、寝てからまた夜に集まるから心配ないから…」
「いやいやいや!俺は寝てないやんか!!」
「お前は寝んでも大丈夫やろ(笑)」
「アホかぁ!! 俺だけ寝ずに仕事してるんやぞ!!」
「そう言わんと来てくれよー!俺も寝んとおるんやから…」
「何で寝えへんねん? お前も一旦帰れへんのか?」
「帰れへんよー! 美佐も寝ずに頑張ってくれたから赤ちゃんが産まれたんやで…美佐と赤ちゃんの前から離れられへんよ…」
Aがどれほど赤ちゃんの誕生に喜んでいるのが痛いほど分かりました。
「わかった!わかった!行くよ!行く!…何時からよ?」
「病院の面会時間が7時までやから、それから行くから8時頃かな!?」
「8時頃って…お前の家でするのと違うんか?」
「いや~家でするとなると買い物とか用意とかせんとアカンやろ…今日はみんな疲れてるから、美佐の実家と俺の実家の中間辺りの店で食べようということになってな…〇〇って店、知ってるか?」
「あぁ~確か□□通り沿いにある△△の店を通り過ぎた所にある店やなぁ!?」
「そうそう!そこの店!…お前仕事何時頃終わる?」
「昨日まで出張に行ってたから今日はいつもより早めに終われると思う」
「それじゃあよ…俺7時を過ぎたら病院からお前のマンションへ行くわ…そこからタクシー乗って行こよ…」
「分かった!そうしようか!…なるべく早く行くわ…」
そう約束して電話を切りました。
今は全く眠気はありませんが、一昨日からの出張で昨夜会社に帰ったばかりのところに美佐ちゃんが産気づいたとの連絡を受けて病院へ駆け付けてから今に至っているので疲れを感じていましたが俺も祝いの場に居たい気持ちの方が勝っていました。
今夜の宴を楽しみにしながら仕事の続きをしました。……
ちょっと早いけど今日はここまで…☝
今夜は懐かしい友達数人と会うので、これからお風呂に入って準備してタクシーで行って来ます。
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか❓💪
本格的に秋🍁になり、仕事でもプライベートでも過ごしやすくなりましたね😃
でもこんな時期は風邪をひきやすくなります。
お腹を出して寝たり、秋の夜長だといってお風呂上がりにいつまでも起きてたら体を冷やしてしまいますよ☝
(まぁ‥俺が言う資格は無いけど…😁)
また1週間ぶりになりましたが【過去話】の続きを書きますね✏
A夫婦に赤ちゃんが産まれた日の夜、出来るだけ早く仕事を終え、車を飛ばしてマンションに着いた時には既にAが待ってくれていました。
来客用スペースに車を止めたAも俺と一緒に自宅まで付いて来ました。
Aは改めて産まれたことの喜びを語り、俺もその喜びを共有しました。
鞄を置いて、着替えを済ませてから自宅を出ました。
大通りに出てタクシーを拾い目的地の店に向かいました。
店内に入り店員さんに案内された部屋に入ると既にAと美佐ちゃんの家族が待ってくれていました。
両親だけではなく、Aと美佐ちゃんの兄弟(姉妹)も来られていました。
今朝病院には駆け付けられなかった兄弟(姉妹)も居られ、A夫婦の結婚式以来お会いする方も居ました。
「お久しぶりです。しっぽさんの事は常々姉や母から聞いております。いつも姉がお世話になっています」
思わぬ丁寧な挨拶をされたので俺もササッと目の前まで寄り、挨拶を返しました。
「2人共、堅い挨拶なんかいいから早くご飯食べよう…あんた達が来るまで何も食べてないから、もうお腹ペコペコよぉー(笑)」
お母ちゃんがそう言うとテーブルの呼鈴を押しました。
店員さんが注文を伺いに来ると、
「お飲物は何に致しましょう?」
それぞれ生ビールにワイン、酎ハイなどを頼みました。
店員さんは飲み物だけを聞いて「それではお料理をお持ち致します」と言って部屋を出て行きました。
どうやら俺達を待っている間に料理を決めて注文していたようです。
しばらくして運ばれて来たのは《鯛の尾頭付きの豪華なお造りの盛り合わせ》と《すき焼き》でした。
Aからの電話で、この店で晩ご飯を食べると聞いた時、店の前を何度も通り過ぎる度に気になっていたお店であることに直ぐ気付きましたが、居酒屋と言われる中でもこのお店はいわゆる高級居酒屋で「ちょっと呑みに行こよ☝」と俺達だけでは気軽に行けないお店でした。……
アン、こんにちは🐻
今日の休みはどう過ごしていますか❓
充分体を休めることが出来ましたか❓
俺は一昨日、手紙を書いている途中から具合が悪くなってしまったのですが、昨日1日ゆっくりしたお陰で今はすっかり良くなりました。
今朝から掃除、洗濯を済ませ、今は買い物を終えて帰って来たところです🚗💨💨💨
それでは早速【過去話】の続きを書きますね✏
前々から気になっていた…俺には敷居が高いと勝手に思っていた高級居酒屋?での食事が始まりました。
お造りもすき焼きも、やはり想像していた以上の美味しさのもので、お酒も食事も充分堪能させてもらいました。
親族ばかりの中に他人は俺だけでしたが、Aと美佐ちゃんを引き合わせたのも、結婚するにあたり2人の背中を押したのも、結婚式にも出席させてもらい、披露宴では乾杯の音頭とスピーチをさせてもらったこと、そして特に結婚後は家族のように付き合いさせてもらっていること等、全てを知っている両家のご家族は俺がそこに居ることに何の違和感も無く自然に受け入れてくれてました。
以前書いたようにAの家族には中学生の頃から息子のように可愛がってくれて、A家のみんなとは遠慮なく話すことは出来ていましたが、今日は念願の赤ちゃんが無事に産まれたことやお酒がはいっていることもあってか!?この席で美佐ちゃんの家族ともかなり話すようになり親しくさせてもらえるようになりました。
美佐ちゃんと赤ちゃんが退院して自宅に戻ってからも俺は週に1~2回はお邪魔しては赤ちゃんの様子を見たり、抱っこさせてもらったりしていました。
ある日には、美佐ちゃんから連絡があり晩ご飯に呼ばれてお邪魔したものの、Aが仕事で帰りが遅くなるとの連絡が入った時、赤ちゃんが産まれる前なら美佐ちゃんと2人で先に晩ご飯を食べながらAの帰りを待っていたのですが、Aが遅くなるとの連絡を受けた美佐ちゃんは、
「しっぽさん、〇〇お風呂に入れてあげてよ…」
と、俺に赤ちゃんをお風呂に入れてと言ってきたのです。
俺は驚きと未経験な行為に恐れをなして首をブンブン振りながら拒みました。
幼児ならまだしも、まだ首がすわっていない生後間もない赤ちゃんをお風呂に入れる知識も無ければ、勇気もありません。
「大丈夫!大丈夫!…ちゃんと左手でここをこう持って、右手でこうして‥‥」と説明し始めるではないですか…!!
「アカン!アカンて!!」……
>> 219
……必死で拒む俺の言葉に全く耳を貸さず美佐ちゃんは説明を続けました。
「ちょっ…ちょっと美佐ちゃん!…俺アカンて!!赤ちゃんどないかしてしまうって‥‥」
「大丈夫ですって!…〇〇さん(A)も最初怖がっていたけど直ぐに慣れて、今は私より〇〇さんの方が一緒に入るし、私より上手なぐらい…(笑)」
「いやぁ~、それでも~もし何かあったら怖いやんかぁ~」
「何にも無いですって…赤ちゃんとお風呂入ったら幸せな気持ちになるし、楽しいですって…」
会社で一緒に働いていた頃は俺は上司で美佐ちゃんは部下でした。
俺が1から仕事を教えて叱咤激励しながら一人前に育てたと自負しています。
ところが今、その元部下に1から教えてもらいながらオロオロしている俺がいます…。
何とか断ろうとしたのですが、それじゃあAが帰って来るまで赤ちゃんがお風呂に入れない‥赤ちゃんが寝るのが遅くなる…私がお風呂に入れたら一旦裸のままお風呂から出て、赤ちゃんの着替えを済ませなくてはならないから裸でウロウロすることになる…などと元上司を半分脅すようなことを言って俺を追い詰めてきました。
俺は渋々了解して赤ちゃんをお風呂に入れることにしました。
先に自分の体を洗いお風呂を済ませて美佐ちゃんに声を掛けました。
美佐ちゃんに抱っこされて浴室まで連れて来られた赤ちゃんは既に裸になっていて、タオルを巻いた俺に赤ちゃんが手渡されました。
〈か‥かわいい…。むちゃくちゃかわいい…〉
真っ白なベビー服を身に纏った赤ちゃんも可愛いけど、真っ裸の赤ちゃんはまるで天使のように可愛くて愛おしくて、触れると壊れてしまいそうな感じがしました。
「それじゃあ、さっき言ったように首と耳だけは注意して下さいね…」
そう言って美佐ちゃんは浴室のドアを閉めてリビングへと行ってしまいました。
「えっ!あの‥‥」
不安な気持ちが一気に膨れ上がり、美佐ちゃんを呼び止めようと声を発したのですが、赤ちゃんを驚かせてはいけないとの思いと、不安な気持ちがあって、蚊の鳴くようなか細い声を発しただけで当然美佐ちゃんには届きはしませんでした。
お風呂の中は俺と赤ちゃんの2人だけ…。
〈さぁ‥どうしたものか?…とりあえず湯船に入れよう…〉
そう思い、先に赤ちゃんに掛け湯しなくては…と正座をしてその上に赤ちゃんを横たわらせるように抱いて桶のお湯を右手ですくいました。……
>> 220
……右手ですくったお湯を掛けようと赤ちゃんの股間へと手を持っていきました。
〈あっ!チンチン無い!!〉
当たり前です。
産まれたのは女の子です。
そんなことは産まれた日に知っていました。
俺がお祝いにプレゼントした物は全部女の子用でさっきお風呂に入る前に両家の両親が買ったくれた物や俺がプレゼントした物を見せてくれました。
どれもこれも可愛い女の子が着る服であったり、まだちょっと早いけど遊具があったりと、どれも女の子の物だと知ってはいました。
でも今…掛け湯をしようと右手にすくったお湯を女の子のオマタに掛けるという現実に立たされた俺はどうしたら良いのか頭の中が真っ白になりました。
「美佐ちゃーん!ちょっと来てー!」
俺は赤ちゃんの存在を忘れて大声で美佐ちゃんを呼びました。
声が響く浴室で大声を耳にした赤ちゃんはビクッとした次の瞬間大声で泣き出しました。
「あぁ~ごめん!ごめん!…驚かせてしまったなぁ~…ヨシヨシ‥ヨシヨシ‥」
「どうしたんですかぁ?」
「いやっ…湯船に入る前に掛け湯しようと思ったらオマタにチンチン無いやろ……だからどうしたらええのか解らへんねん…」
「(爆笑)‥‥当たり前ですやん…オマタにオチンチンが無いのが女の子!…オチンチンが付いてたら男の子でしょう…何を驚いてるんですか?そんなのそこのガーゼをお湯につけてチョンチョンと洗えば良いだけですよぉ(笑)」
「あぁ~そうやな!そうやったな!…これで軽く洗えば良かったな…」
「もう大丈夫ですか?」
「あぁ~スマン!スマン!…初めてのことなんでちょっと焦ってしもただけやから…もう大丈夫!…」
「じゃあ頼みましたよ(笑)」
美佐ちゃんは苦笑しながらリビングへと戻りました。
〈あたふたして、カッコ悪いところを見せてしまったなぁ…〉と思いながら、何とか赤ちゃんを抱いて湯船に浸かることが出来ました。
直ぐに泣き止んだ赤ちゃんは大人の俺には少しぬるく感じるお湯に抱きかかえながら浸かっていました。
お湯が気持ち良いのか嬉しそうな顔をしながら俺の顔をジッと見つめていました。
〈かわいい…かわいすぎる…〉
〈もし死ぬなら今‥死にたい〉と思えるほどかわいい赤ちゃんです。
しばらく浸かっていましたが一度湯船から出て、また正座の上に横たわらせて、教えられた通りに体を洗い、頭を洗いました。……
>> 221
……洗うと言っても大人のようにしっかり泡立てて洗うのではなく、お湯をガーゼにつけて体を拭うような、優しい洗い方で、小さな体の赤ちゃんを洗うのに、初めてということもあってか10分程かかったと思います。
最後にもう一度湯船に浸かり、今度は小さめの声で美佐ちゃんを呼びました。
「もうすぐ出るよー」
「は~い!」
美佐ちゃんが浴室に来てドアを開け、タオルを持って立ってました。
俺はソォ~っと立ち上がり、赤ちゃんを美佐ちゃんの腕の中へと預けました。
「はい…ありがとう…きれいになったねぇ…気持ち良かったねぇ…」
美佐ちゃんは大きめのタオルに包まれた赤ちゃんに話し掛けるように言ってました。
赤ちゃんを抱いているので両手が塞がっている美佐ちゃんは、
「すみません…ドア閉めて下さいね…」
と言ってリビングへと消えて行きました。
「うん…わかった!」
そう答えながら浴室のドアを閉めずに、赤ちゃんを抱いて歩く美佐ちゃんの後ろ姿を見ていました。
〈なんという幸せな光景や!!〉
〈どんな映画を観るよりも感動した…〉
俺は幸せな気持ちをいっぱい噛み締めながら、さっきまでこの腕の中に居た天使の感触を思い出しながらまた湯船に浸かりました。
しばらくしてお風呂から出た俺は着替えを済ませて満面の笑みでリビングに戻りました。
するとそこにはAが居ました。
「おう!おかえり…遅かったな…急に残業になったらしなぁ!?」
「おう!まぁな…」
Aはそう言いながら何やらニヤニヤしていました。
「何よ?…何‥ニヤケてるんよ?…」
「いや…別に…。〇〇お風呂に入れてくれたんやてなぁ(苦笑)」
「……おう、入れたで…お前が帰って来るのが遅くなるからって言うから早く赤ちゃん寝かさんとアカンから言うんで美佐ちゃんに言われて入れたけど…それが何や?…」
「(笑)あたふたしたらしいなぁ(笑)」
「まぁ初めてのことやから、どうしたらええのか解らんかって、ちょっと迷ったけどな…」
「ふ~ん!…それでどうやった?」
「どうやった?って、まぁちょっとモタモタしたけどそれなりに楽しかったで……」
「それなりに…(苦笑)…正直に言え!!…ホンマはめちゃくちゃ楽しかったんやろ!?」
そう言うなりAと美佐ちゃんは顔を合わせながら笑い出しました。……
>> 222
……「???……」
何で笑われているのか分かりませんでした。
確かに初めて赤ちゃんをお風呂に入れるという体験をしたので、正直あたふたしたけど、それはほとんど俺と赤ちゃんだけが知ってることで、美佐ちゃんを呼んでから見られた様子はほんの一部でしかなく、ましてやAはその様子を美佐ちゃんから聞いただけなのに、2人の笑いかたがそれ以上の笑い声だったので、ちょっと大袈裟だなぁと思いながら、
「そんなに笑うことかぁ?…」
と少しテレながら聞くと、
「かわいいなぁ~かわいいなぁ~。早く大きくなれよ~。早く大きくなってしっぽとデートしよ~なぁ~。パパとママよりも可愛いと思ってるからねぇ~‥‥」
Aが笑いをこらえながらそんなことを言いました。
「……?‥何よそれ?」
するとAと美佐ちゃんは大爆笑…
「…お前、お風呂で〇〇を湯船につけながら話し掛けたやないか…(大爆笑)」
「ええっ!ウソやん!俺そんなこと言うてないよー!」
「(笑)言うてた!言うてた!……お前がお風呂に入れてくれてからしばらくして俺帰って来たんや…ちょうどお前がオマタを洗うのを困って美佐を呼んだあとに帰って来たんや…お風呂から戻った美佐が笑ってたんで理由を聞いたら可笑しくてな…それからずっとお風呂のドアの近くで2人で様子を伺ってたんや…」
「ええー!ウソー!!知らんかったぁ…でも俺そんなこと言うてないでー!!」
「言うてた!言うてた!…なぁ?」
「うん…言うてたよぉ…今まで聞いたことないような優しい声で〇〇にデートしよ~って話し掛けてた…」
俺は真っ赤になりました。
今、顔にサンマを置いたら焦げ目がつくぐらい真っ赤になっていたと思います。
自分で気付かないうちに赤ちゃんに話し掛けていたようです。
それも恥ずかしいことを口走っていたようです。
俺は恥ずかしさでいっぱいになり、その場から立ち去りたかったのですがこれ以上チャカすと帰りかねないことを知っているA夫婦は笑うのを止めて、
「でも、それほど〇〇を可愛いと思ってくれていることが分かって…俺等と同じように愛してくれていることが分かって嬉しかった。ホンマに嬉しかった…」
そうAが言うと、美佐ちゃんも、
「やっぱりしっぽさんは普通の友達とは違う…〇〇が産まれたことを本当に我が子のように喜んでくれて、心から愛してくれてるのがよ~く分かって、感じることが出来たよ……
>> 223
……だからお風呂の中でのことは私達には嬉しいこと……だからちょっと茶化してごめんなさいね…」
さっきまで物凄く恥ずかしかった気持ちから、突然そんなことを言われたもんだから、流産した頃のことを思い出したりして、心がいろんな方向に揺さぶられたからか、気付けば涙がこぼれ落ちそうになっていました。
Aは流れ落ちる涙を手で拭い、美佐ちゃんは赤ちゃん用の小さなタオルで顔を覆っていました。
俺は何を言ったら良いのか言葉が見付かりませんでした。
「……腹減ったなぁ…美佐ちゃん晩ご飯ナニ?」
俺自身、思いもしなかった言葉に俺もAも美佐ちゃんも思わず笑ってしまいました。
「(笑)…今日はお好み焼きー!!」
…と、今日はここまでにしておきます。
この話はまだもう少し続きます。
俺とA夫婦と子供達の繋がりが、これから展開していきます。
それじゃあ、晩ご飯を作ります🍳🍴🍚
では…また🐻
アン、こんにちは🐻
秋🍁本番ですがアンはどう過ごしていますか❓
読書の秋…?
食欲の秋…?
アンは両方かな❓😁
沢山読んでよく食べて沢山寝る…そんな秋の夜長を過ごして下さいね☝
それでは早速【過去話】の続きを書きますね✏
……それからも以前と変わらず俺はA夫婦の家に度々お邪魔しました。
主にAや美佐ちゃんから連絡をもらってお邪魔することが多くなり、赤ちゃんが出来たことでA夫婦にも…特に美佐ちゃんは育児による苦労や睡眠不足などがあるはずなので、俺からは以前のように積極的に連絡することを控えるようにしていました。
それでもたまには外食に誘っては俺とA、そして赤ちゃんを抱いた美佐ちゃんの4人で囲むテーブルは、回りから見ればどのような関係なのか判断が難しいように映っていたと思います。
お邪魔した時はたいてい俺が赤ちゃんをお風呂に入れてあげます。
結婚当初から結婚記念日とAと美佐ちゃんの誕生日はどんなに誘われても、夫婦だけで過ごしてほしいと頑なにお断りしていましたが、赤ちゃんが1歳を迎えた誕生日はお邪魔させてもらいました。
それからも毎年誕生日はお邪魔させてもらい、中学に入った頃からはお邪魔しなくなりましたがプレゼントだけは贈り続けており、それは現在も続いています。
さすがにお風呂も現在まで続いています…とはいきませんが、小学5年生頃まで入ってました。
赤ちゃんの頃から一緒に入っていたとはいえ、お父さんの友達で言わば他人の俺がそんなに何度も一緒にお風呂に入るのはおかしなことなのですが毎回子供の方から誘ってきて、またそれをA夫婦も敢えて止めもせず、
「〇〇が入りたがってるんやから入れたってくれ…」と言ってくるぐらいでした。
子供が最後に大人と一緒にお風呂に入ったのは、お父さんであるAではなく俺でした。
それが俺にはAに対しての自慢で、それを言われる度にAは悔しがっています(笑)……
>> 225
……A夫婦には待望の赤ちゃん(Bちゃん)が産まれた2年後に、男の子(C君)も産まれました。
Bちゃんがお腹に宿った時に細心の注意をしたように、C君が宿った時も同じように注意しながらその時が来るのを心待ちにしました。
特に危機に遭遇することもなく、無事に産まれました。
今回は休日で会社も休みということもあり俺は病院に駆け付け、産まれるまで病院に居ることが出来ました。
この日の夜も前回と同じく高級居酒屋でお祝いをして美酒美食に酔いしれました。
C君も赤ちゃんの頃からお風呂に入れました。
今度はBちゃんを入れた経験とC君には立派なオチンチンが付いているので勝手が判る?ので、以前よりスムーズに入れることが出来ました。
やがてA宅にお邪魔する度にBちゃんとC君が小さい頃には一緒にお風呂に入り、小学生になる頃には一人ずつ入ることが'恒例'となり、先に話したようにBちゃんは小学5年生頃まで、C君とは6年生頃まで一緒に入ってました。
2人が交代で入ってくるので疲れる…というか、のぼせてしまいそうになりましたが俺には嬉しい一時でした。
2人の誕生日、バレンタインデー、ホワイトデーは2人が子供の頃から今も続いている行事です。
C君だけではなく、Bちゃんも恋愛相談をしてきます。
お母さんには相談してもお父さんには相談しないことでも俺には相談してくれます。
進学や進路については子供が俺に相談してきたことをAにも話しているのですが、恋愛や異性について相談を受けたことは子供との約束でお父さんであるAには一切話しておらず、お母さんの美佐ちゃんにだけ話しています。
子供達も母親はともかく父親には知られたくないのでしょうね(笑)
ずっと前に手紙で、女子高生が自転車を押しているのを見て、声を掛けたら友達の子供だった…と話したことがありましたが覚えていますか?
その子がBちゃんです。
だからあの時、乗っていた自動車を空き地に止めて、自転車を担いで自宅まで届けたのはそういう繋がりがあるからです。
普通なら、友達の子供と判った時点で、自転車をどこかに止めて置いて、その子を自宅まで送るか親を呼んで来るか(当時は携帯電話が無いので)するぐらいで済むのですが、俺とA家族とは、より深い繋がりがあるので自転車と子供を一緒に送り届けたのです。……
>> 226
……その日は既に暗かったのでパンク修理は翌日にしました。
パンク修理をしたり、お風呂の壁を塗ったり、タイルを貼り替えたりするのもA家では俺の仕事!?です。
前に話したスピーカーの設置棚とアンテナの設置と配線をしたのもこのAの子供部屋のことです。
勿論、Aも手伝いますが俺自身そういうことが好きなので好んでやっています。
それに日頃のお礼のひとつになれば…という気持ちもありますが…。
まだまだ…本当にまだまだA一家とは家族同然の付き合いをしており、それはAや美佐ちゃんだけではなく、BちゃんもC君も思ってくれているようです。
Bちゃんは小さい頃から「〇〇〇〇〇(俺の呼び名‥あだ名)のお嫁さんになる!」と言ってくれており、19歳になった今も「結婚する?」と状態でも言ってくれます。
Aは大反対してますが…(笑)
これで【過去話】『友達の子供』は終わります。
本当はまだ書き足らない気はしますが、キリがないのでこの辺で止めておきます。
ただ今回は俺とA、そしてその家族との繋がりの強さ、信頼関係を知ってもらいたくて書きました。
アンには今後もこのAの存在を覚えておいてほしいと思います。
それではまた次回から違う【過去話】を話していきたいと思います。
じゃあ、今日はこのへんで‥‥。
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今夜は風が吹いていて寒いです。
朝晩はもう晩秋のような寒さを感じるようになりましたね…。
昨日書いた【過去話】に誤字がありました。
〔…19歳になった今も「結婚する?」と状態でも言ってくれます〕➡➡〔…19歳になった今も「結婚する?」と冗談でも言ってくれます〕の間違いでした。
まぁ前後の文章を読めば〔冗談〕を書き間違えたのだと解りますが、さっき読み返して気付いたので訂正しておきます🙇
今日はもう晩ご飯も食べ終わり、あとはお風呂に入るだけです。
入院していたこともあってか最近はまた読書にのめり込んでいます。
ただ、新刊よりも中古本を買って来て読むことが多いです。
そんな中古本を読んでいると思いがけない発見をすることが、たま~にあります。
それは余白の部分に鉛筆やボールペンなどで「走り書き」をしていることがあります。
いわゆるメモ書きですね☝
たぶん、この本の前の所有者が本を読んでて「あっ❗」っと思い出したのか?、電話でもしていて回りにメモ用紙が無くてとりあえずメモ用紙代わりに書いたものなのか?判りませんが『明日8時過ぎに連絡すること』とか『パンツ シャツ クツシタ センメン ネク2』など書かれた本がありました。
ネク2って、ネクタイ2本ってことでしょうね☝
電話番号らしき数字が書かれていたこともありました。
8桁の数字なのですが、〇〇〇〇-〇〇〇〇と書かれていて、たぶん頭は09*か08*…もしくは市外局番とかで、それは書かなくても判っているから省いたのでしょうね☝
〈この人、ちゃんと8時過ぎに連絡したかなぁ?〉とか〈パンツとか忘れてないかなぁ!?〉〈ちゃんと電話掛けられたかなぁ?〉などと思わず心配してしまいます😁
俺も以前書いたように、旅に出る前に家財道具や持ち物を大量処分する時に読み溜めた本を全て中古本屋さんへ持って行きましたが、その中の一冊にもメモ書きなどはしていないので、そんな心配はありません。
常にメモ帳は持っているし、布団の枕元にもメモ用紙を置いてあります。携帯電話とパソコンを持つようになってから自宅の一般電話は解約したので電話が掛かって来る時は携帯電話だけですのでメモ帳が必ずあるから、他にメモすることが無いのです。
アンはどこかにメモしたことを忘れていませんか❓
それじゃあ今日はこのへんで‥‥👋
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今頃は仕事を終えて帰宅途中かな❓🚗💨💨💨
俺はさっき晩ご飯🍚を食べたよ😃
今日は朝から食欲が無くてさっき食べた晩ご飯が初めての食事でした。
でも食欲が無かったと言うわりに天ぷらを食べました😁
アンに教えてもらった納豆の天ぷらも2つ作って食べましたよ💪
天ぷらにした理由は、先日買い物に出た時に卓上で天ぷらや串カツが出来る専用機器を買ったので早く使ってみたかったのです。
キッチンで揚げ物‥特に天ぷらや串カツなどを揚げる時って、一気に食材総てを揚げてしまいますよね☝
するとどうしても最後の方に食べる物は冷めてしまっていて今一つ美味しくなくなりますよね…。だから揚げながらその都度食べたいと前々から思っていたのを、先日思い切って買って来たのです。
思い切って…と言うのは揚げ物をするとその回りが飛んだ油で汚れるから後片付けが大変…と思っていたからです。
‥‥で、考えたのが、いつものようにリビングで食事をせず、キッチンテーブルに古新聞を敷き、その上で揚げることにしたのです。
テレビは観れませんが代わりに音楽を聴きながらの食事にしました。
出来立てホカホカの天ぷらはやはり美味しかったです😃
後片付けは、普段コンロで揚げ物をする時よりも簡単で、新聞紙を捨てるだけで🙆
空中に飛んだであろう油は、テーブルでしてもコンロでしても同じこと☝また後日改めて掃除します。
この揚げ物専用機器…サイズが小さいので大人数では揚げるのが追い付きません。
たぶん3人位までかな⁉大人数用とかあれば仲間を呼んで串カツ三昧出来るのに……。
今回で良さが分かったので今度は卓上焼き鳥器を買ってみようかなぁ~と思案しています。
でも焼き鳥はいつも行ってる焼鳥屋さんの味を知っているから、いくや安くついてもそこの味には勝てないからなぁ…😥
また次回から新たな【過去話】を書いていこうと思います✏
出来るだけ日にちを空けずに、そしてあまり長過ぎないように心掛けて書きます。
心掛けは…ね☝😁
それじゃあ‥今日はこのへんで…。
ちょっと早いけど、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今日の休みは何をして過ごしましたか❓
いつものようにケーキ🍰作りかな❓
それとも買い物に出掛けたのかな❓🚗💨💨💨
朝から掃除、洗濯をして昼から大好きなJazz🎵🎵を聴きながら紅茶を飲んでゆっくりしていたのかな❓
どれにせよアンにとってリフレッシュ出来る一日であれば良いのです😊
俺は朝から掃除、洗濯を済ませてから散歩に出掛けました🚶💨💨💨
途中でうどん屋さんに入ってお昼ご飯を済ませてそれからまた散歩を続けています。
今は帰路の途中で本屋さんの中の椅子に座って休憩させてもらっています。
帰りにスーパーに寄って食材を買いがてら、どこか良さそうなお食事処でもあれば食べて帰ります。
食材は肉じゃがとカレーの物を買うつもりで、帰ってから明日以降に食べる予定で作ります。
肉じゃがもカレーも作ったその日に食べるより、毎日火を通しながら1日とか2日とか置いたほうが美味しいって言いますもんね☝
でも以前、NHKの番組「試してガッテン」で実験していたのですが、キュウリやナスビなどを糠に漬けて〔漬け物〕を作る時、美味しくなるからと毎日何度となく糠をかき混ぜるほうが良い…と世間一般では常識のように言われていましたが、実は全くの間違いで糠は漬けたままの状態で置いておくほうがはるかに美味しいことが証明されました。
あの番組は一般の街ゆく人々に試食してもらうのが定番ですが、一般の人々の大多数が糠を混ぜずにそのままの状態で漬けた漬け物のほうを美味しいと選んでいました。
確かその日の放送だったか?別の日?他の番組?か忘れましたが、肉じゃがもカレーも1日や2日置いていても美味しくならない…意味が無い!ようなことを言ってました。
確かに1日置いてその時に何時間も煮込んで、また翌日も煮込んで…とするのならコクが増して美味しくなるらしいのですが、それをするのはプロだけで、普通の一般家庭では煮込んでも30分~1時間程、プロのように何時間も火の前で立ってかき混ぜるなんてことはしないので、ほとんど意味が無いそうです。
置いておくことで熟成させるというのもあまり根拠の無いことらしいです。
やはりそれらも実験して証明されてたと思います。
昔から'良い'とされてた料理法は現在では化学により間違っていたことも多々あるようです。
勿論、昔ながらの作業、工程が美味しい物も沢山あります。
>> 230
だから今晩作る肉じゃがとカレーは半分は明日、明後日に晩ご飯を作らなくて良い為と、半分は置いておくと美味しくなるかなという期待(願い)を込めて作ります😉
それでは前日の約束通り!?【過去話】を書きます✏。
題名は『かくれんぼ』です。
時間があまりないので話のさわりだけになるかも知れません🙇
以前アンに話したように俺は寿司屋をやっていた父親の都合で何回か引っ越しをしていました。
その引っ越しした中にある小さな港町に居た頃の話です。
少し前に話した『初めてのアルバイト』という話でカブトムシなどを百貨店に売りに行った頃と同じ頃の話です。
その頃に通っていた小学校は田舎の港町ということもあってか、学校の運動場(今はグランドと言うのかな?)は広くて、小学生がする草野球とはいえ、運動場の四隅を使って一度に4試合は優に出来るほどの運動場がありました。
学校がある時は休憩時間や昼休み、放課後に一斉に生徒が運動場に出て、野球やドッジボール、縄跳びや追いかけっこをしても、それら総てを受け入れるだけの広さがあるので、追いかけっこをしても鬼は逃げる人をなかなか捕まえることが出来ませんでした。
だからかくれんぼをしても運動場で他の生徒に混じって同じように遊んでいるだけでなかなか見付かりません。
ある日、それでは鬼も逃げる人も面白くないということで、かくれんぼで隠れる時は運動場へは隠れない!…というルールを決めました。
嘘をついて運動場に隠れても鬼は探しには来ないので、見付かることは無いけど面白くも何ともないからみんなルールを守ります。
それ以前に子供は遊びに関してはルールをしっかり守っていました。
運動場へ隠れてはならないとなれば、あとは校舎か体育館、中庭や校舎や体育館の回りの松の木や桜などの木々になります。
最初は鬼が1人で探していたのですが範囲が広いからと鬼が2人となり、最終的には最初から3人の鬼で始まるかくれんぼになりました。
各教室の後ろにある掃除道具を入れてあるロッカーに隠れたり、理科室や音楽室、放送室に隠れたりしていましたが、体育館や回りもあったのでまだ範囲が広過ぎるということで、各教室もダメ!ということになりました。
どんどん隠れる場所が少なくなっていく中で全く見付からない生徒が1人居ました。
かくれんぼは放課後にしていた遊びで、授業後の10分程の休憩時間はドッジボールが主でした。……
>> 231
……昼休みの休憩時間は長いのですがやはりドッジボールが主で、かくれんぼは時間無制限の放課後にしていました。
3人の鬼は無制限に時間があるから体育館の倉庫や回りの木に登っている者など、確実に1人ひとり捕まえていきます。
それでもみんなが捕まりあと1人を捕まえればゲーム終了となるのに3人の鬼が手分けして必死に探してもその生徒は見つかりませんでした。
その生徒の名前は「しっぽ」と言います。
そうです☝
俺は絶対に見付からないのです。
時間も経ち、鬼も諦めて、3人が声を揃えて、
「しっぽー!まいったぁー!出てこーい!!」
と呼ばれるまで毎回捕まらずに逃げ通せました。
その声が聞こえると俺は隠れていた場所からササッと移動して、さも今まで体育館の中で隠れていたように出入口から出て行ったり、校舎の裏から出て行ったりしてみんなを驚かせました。
「ウソや~!さっき3人(鬼)で体育館の中を全部見たけど居なかった…」
とか、
「今、お前が出て来た校舎の裏を俺とAではさみ打ちするようにして探しに行ったのにおらんかったぞ…」
と、みんな俺が居なかったこと、全く見付からないことを不思議に思っていました。
3人の鬼を決めるのは毎回ジャンケンで決めます。
従って毎日のようにかくれんぼをしていたので、みんな何度も鬼を経験します。
勿論、俺も何度も鬼になったことがあります。
そしてゲームが終了しない時はいつも俺だけが見付からない時だけでした。
どこに隠れているのか?友達が聞いて来ても秘密にしていました。
やがて友達等は、
「しっぽ…お前…宇宙人やろ?」
とか、
「お前…消えられるんか?」
「幽霊ちゃうか?」
と、真顔で聞いてくる友達まで出てくるようになりました。
ある日なんか、鬼が数を数えてる間に隠れるのですが、みんなが俺の正体(笑)を知ろうと後をついて来ました。
さすがにその時は俺も真剣に隠れず、更にみんなで1ヶ所に居るもんだから直ぐに見付かり捕まりました。
後をつけて来ることを知った俺は、友達の中でも足の速さは1~2番だったので、鬼が数を数え始めると同時に猛ダッシュして隠れに行くようになりました。
そうするとやはり見付かりません。
でも、またある日、俺は俺と足の速さを競っている友達と逃げる立場が一緒になりました。……
…と、今日はここまで😃また次回をお楽しみにね…😉
おやすみ…🐻
アン、こんにちは🐻
すっかり秋🍁らしい季節になりましたね😃
だんだん陽が暮れるのが早くなってきて、ついこの前まで7時を過ぎても陽が昇っていて明るかったのに、今は5時を過ぎたら暗くなりだしましたね…。
学校や仕事の帰りで道路が混み出す時間にだんだんと辺りが暗くなっていくので視野が狭くなっていきます。
そんな時が交通事故を起こしやすい時です。
俺も過去に今頃の季節でそんな時間帯に二度交通事故に遭っています。
一度目は信号待ちで停止していたらオカマ(後突)されました。
二度目は交差点で右折しようと交差点の中央付近で一時停止しながら反対車線側を直進する車の流れが途切れるのを待っていたら、俺の車の後方から走って来た車が俺の後ろに並ばずにそのまま俺の車の横を通り抜け右折しようとして反対車線を走って来た直進車両と接触し、その2台の車が俺の車にぶつかってきて事故に巻き込まれたことがあります。
あとで事故の原因となった後方から来た車の運転手に事情を聞いたら、中央付近で止まってた俺の車を見て「故障か事故で止まってる車」と勝手に思い込み、それで俺の車の横を通り抜けた…と言ってました。
嘘か誠か判りませんが警察にもそう話してました。
アン、お互い運転には充分気を付けましょうね☝
それでは【過去話】『かくれんぼ』の続きを書きますね✏
……ある日、俺は俺と足の速さを競っている友達と逃げる立場が一緒になりました。
これまでも何回か同じ逃げる立場になったことはあるのですが、その頃は俺が見付からない‥ということがまだ話題になっていなくて、その友達を含めみんなが一目散に逃げて各々隠れ場を探すことに必死だったのですが、今回は俺がどこに隠れているのか?が話題になってから初めての共演(笑)となったので、みんなは足の速い彼(A)に俺がどこに隠れるか離されずについて行け!‥と鬼まで応援を送っていました。
〈どうしようかなぁ~〉〈隠れ場バレるのイヤやしなぁ~〉などと思っているうちに鬼が数を数え出しました。
考えがまとまらないまま俺は校舎のある方に走り出しました。
それを見たAはすかさず俺の後を追って走って来ます。
全速力で走ってる俺の後ろをAは抜くことなくピタッとついて来ます。
〈どうしよう‥‥?〉
走りながら考えていても名案は浮かばないまま校舎の中に入りました……
>> 233
……校舎の中に入った俺を見て後ろからAが叫んできました。
「しっぽー!各教室はアカンやろー!」
各教室はアカン…Aは各教室に隠れるのはルール違反やろ…と言ってくるので、
「わかってるー!そんなことせえへん!お前をまくためや~!」
と、Aを'まく'ために校舎に入ったことを告げました。
1階から2階‥3階へと逃げてもAは一定の距離を保ったまま後をついて来ます。
そして3階の廊下を走り反対側の階段まで来てまた2階に降りた時、アッ!と閃きました。
2階まで降りてまた廊下を走り反対側の階段まで来た時に俺は階段を下りるのではなく、階段の反対側にある開いている窓ガラスを見付け、窓からヒョイとジャンプしました。
着地した場所は校舎の出入口のドアがある所の上に設けられたいわゆる屋根の部分です。
そこの高さは2階の廊下と同じぐらいの高さにあり3階建て校舎の正しく1階の屋根と言える高さにありました。
その様子を見ながら追いついたAは、
「なんやぁ…こんな所に隠れてたんかぁ…確かにここやったら校舎の中と違うからルール違反やないし、見晴らしがええから鬼が近付いて来そうになったら寝そべったら下から見えへんから見つかれへんしなぁ。 校舎の中は違反やから鬼も探さへんから2階や3階に来て屋根を見下ろすことはせえへんもんなぁ…お前頭ええなぁ‥‥」
Aは全てを理解したように話し、俺の隠れ場を見付けたと喜んでいました。
「‥‥‥」
Aの話しを聞いても俺は敢えて返事をしませんでした。
何故なら俺の隠れ場はここでは無いからです。
Aから逃れるために必死に走って振り切ろうとしたのですが、足の速さを競い合っているだけのことがありなかなか振り切れません。
やがて体力も落ちてきて速さも無くなってきたので隠れ場をバラすぐらいなら…と思い、閃いた場所がこの屋根の上だったのです。
俺はここが隠れ場だったと認めていないのですが、そうと信じ込んだAはこの屋根の上の隠れ場を感心しては話し続けてきました。
俺も適当に話しを合わせながら返事をしていました。
「あっ!来たっ!」
Aがこっちに向かって来る鬼の1人を見付けて言いました。
すかさず俺とAは屋根の上で横這いに伏せました……
>> 234
……そろそろ鬼は去ったかな?と思いながらソォ~っと頭を上げて様子を見ると、鬼が屋根の直ぐ下を通過しているところでした。
今、鬼がサッと振り返り見上げたら確実に見付かってしまうほど、俺とAは上半身をエビ反りのようにしながら鬼の様子を伺っていました。
そうとは知らずやがて鬼は俺達から離れて行きました。
その後も鬼は1人で来たり2人で来たりしましたが俺達は見付かることなく上から様子を見ていることの繰り返しでした。
やがて鬼から、
「まいったー!こうさ~ん!」
という声が聞こえて来ました。
「やったぁ~!初めて逃げ通せたぁ~!!」
Aは大喜びしながらみんなが居る場所へと走って行きました。
今度は俺がAを追うかたちで走って付いて行きました。
「おおう!Aー!逃げ切れたなぁ‥」
「しっぽの隠れ場所わかったか?」
「どこに隠れてた?」
等々、3人の鬼と捕まったみんなが口々にAに質問責めにしました。
「おおう‥まぁな…」
「いやぁ~思いもつかん所に隠れてたわ…」
「それは言えんわ…」
と、Aはみんなから質問されるのを喜んでいるようでした。
「あの場所は誰にも言うたらアカンとしっぽと約束したから言われへん!」
そんな約束をした覚えはありませんがAの好きなように言わせておきました。
みんなから不満の声がある中、第2ゲームを始めることになりました。
ジャンケンで鬼が決まり、また俺とAは逃げる立場になりました。
鬼が数を数える前にAが俺に近寄って来て、
「みんなあの場所を知りたがっているから、数を数え出したら俺は体育館の方へ走って行くわ…そこから廻って例の場所へ行くからそこで会おう…」
Aはまるでスパイ映画の主人公にでもなったつもりなのか!?さっき隠れた所を'例の場所'と言ってきました。
Aから初めて聞く言葉に苦笑いで返しました。
鬼が数え始めました。
俺とAは二手に分かれて全速力で走りました。
他の子達は最初っから俺達について行くつもりは無かったようで、それに気付いた俺は走る速度を緩めましたが、そうとは気付いていないAは今回も捕まらない自信があるからなのか!?
「ヒャッホー!」とか
「ダハハハハハハー」と
奇声と笑いながら走り去って行きました。……
…と、今日はここまでにしておきます。
もう8時なのにご飯すら炊いてない😥
それでは、おやすみなさい🐻💤
アン、こんばんは🐻
12日ぶりの手紙です✉この12日間いろんなことがありました。
いつもアンに「風邪をひかないように☝」と注意を促していた俺が風邪をひいてしまい、熱も下がってやっと動けだした頃に友達の妹さんが亡くなりました。
乳癌でした。
学生の頃には会っても挨拶程度の付き合いでしたが、彼女が大学を出て就職活動をしている時に、彼女が希望してる職種が俺のお客様で経営されている方が居たので、彼女を紹介して無事に就職が決まった経緯があります。
それからは俺達がするバーベキューに友達である兄と一緒に参加したりして、やがて彼女は結婚しましたが実家と同じ市内に住んでいたので、ちょくちょく実家に帰って来た時に会って話したり、街で偶然会って話したりと、付かず離れずの付き合いをしていました。
今年のお盆の頃に会ったのが最後でした。
あの時は元気そうでいつもと変わらず明るく会話をしていたのですが、あの時には既に患っていたのかと思うと胸が締め付けられます。
過去に何人かと死別した経験があり、人の死は決して年功序列では無いことを知っているのですが、同級生の死や‥ましてや自分より若い人の死は、改めて「人はいつ死ぬか判らない」と痛感させられます。
今日、こうして手紙を書いてる現在はもう完全に風邪も治り、友達の妹さんの死のショックからも立ち直りましたが、今日は『過去話』の続きを書くのは止めておきます。
また次回から書いていきますね☝
それじゃあ‥今日はこれで終わります。
仕事、頑張って下さい🐻
アン、こんにちは🐻
2週間ぶりの手紙です✉また、体調が良くない日が続いてしまいました😢
昨日ぐらいから良くなったので、溜まってた洗濯物を洗い、掃除やら買い物などしてたら、アッという間に夜になっていました😲
今日は友達から相談を受けていたのが俺のせいで延び延びになっていたので、さっきまで話を聞いていて、今はその帰り道です。
相談というよりも誰かに聞いてもらいたかったようです。
一通り聞いて俺の考えを伝えたら、なんか納得したようです。
本人も最初から考えがあったようで、俺が同じような意見を言ったので安心したのでしょう。
踏み出す勇気と言うか、誰かに背中を押して欲しかったんだと思います。
俺は人生の大事なことは自分一人決めてきたので人に気軽に?相談出来る人が羨ましいと思う時があります。
甘え下手って言うのか…人に弱いところを見せたくない…と思う気持ちが大きくて、いつも誰にも相談せずに決めては行動をしていました。
アンにだったら相談するのになぁ‥🐻
それでは約1ヶ月ぶりに【過去話】『かくれんぼ』の続きを書きますね✏
……Aは奇声と笑い声をあげながら走り去って行きました。
俺はさっきAと一緒に隠れた場所へ真っ直ぐ向かい、先に着いた俺はAが来るのを待っていました。
1分も待たないうちにAがニヤケ顔でやって来ました。
校舎に入る1階の出入口の上にある屋根の上に居る俺に向かって、Aは下の出入口の外から声を掛けてきました。
「お~い!しっぽ~!居心地はどうや~?」
〈‥‥居心地って!? お前もさっきまで居ったやろ…ただのセメントの上に居るだけや‥‥〉と思いながら、
「そんなことええから早よ上がって来い! 鬼に見付かるやろ!」
「エヘヘへ‥‥そうやな‥今行くわ」
〈エヘヘへ‥やあるかい!お前が見付かったら俺まで見付かるやろ…〉と思いながら、屋根の上に寝そべりながらAが来るのを待ちました。
しばらくしてAは2階の窓からジャンプして俺の横に来て、俺と同じように寝そべりました。
「しかし、お前ええ隠れ場所見付けたなぁ…ここやったら絶対に見付かれへんわ…(笑)」
俺は〈本当はこの場所と違うんやけどなぁ…本当の隠れ場所を知られたくないからお前を'巻こう'と思って逃げてたら偶然たどり着いた場所なんやけどなぁ…〉と内心では思っていたのですが、確かにこの場所も隠れるには良い場所なので……
>> 237
……Aに話しを合わせました。
Aは隣りで横になっている俺に向かって話し掛けてきました。
「しっぽ…俺なぁ、お前ホンマに宇宙人やないかなぁって思ってた」
「!!!…なんで?」
「なんでって…お前1回も鬼に捕まってないやろ…ホンマに見付かれへんかったし、鬼が降参って言うてからお前が校舎の裏から出て来た時はホンマにビックリした!だって俺、鬼になった時、校舎の裏へ何回も捜しに行ったけど絶対に居れへんかったのに、そこからお前が出て来たから、〈しっぽは宇宙人や!〉とホンマに思った」
「なんで居なかったはずの場所から現れただけで宇宙人やねん?」
「だってホンマに居れへんかったのに、そこから出て来たんやで!…そんなこと出来るの宇宙人しか居らんやろ?」
「宇宙人って…宇宙人って消えるんか?消えるんやったら幽霊と思うほうがまだ普通やろ?」
「アホやなぁ(笑)こんな明るい真っ昼間に幽霊が出るかいなぁ(笑)」
〈こいつ…幽霊は夜にしか出ないもんやと思っとるな…まぁええわ…俺は幽霊は明るい昼間でも出るもんやと思うけど、俺はまだ幽霊を見たことないから幽霊って存在するのかどうか解らんからなぁ…〉と思い、Aに反論はしませんでした。
「でもお前が宇宙人と違て、ここに隠れてる人間やって良かったわ…」
〈人間やってって……〉
どれぐらい話してたでしょうか?
俺達がうつ伏せで寝ている後方から俺とAの名前を呼ぶ声がしました。
〈しまった!! 見付かった!!〉
そう思い、反射的に逃げようとした時、
「おおう!Bかぁ…」
Aがそう声を発しました。
その言葉を聞き、俺は逃げようとしていた身体を止め振り返りました。
するとAが言った通りBが2階の窓から上半身を乗り出すようにしてこっちを見ていました。
Bは同じ学年ですがクラスが違うので、かくれんぼには参加していません。
「こんな所で何してるんよ?」
そう言ってきたBに対してAは、
「かくれんぼしてるねん(笑)…ココええ隠れ場所やろ!?」
「こんな所に隠れんと教室に入ったほうが見付からんやろ?」
「それはアカンねん!教室とか運動場は隠れる場所が多かったり、ようさん人が居るし広いから、そこには隠れたらアカン法律なんやねん…」
〈ほ・ほうりつ?…それを言うならルールやろ…〉
「あぁ~法律かぁ…」
〈納得してるんかい!〉
それからもAとBは話していました。……
>> 238
……「おい!話すのはええけど、立つなよ!」
最初は寝ながら話してたAは、話しに夢中になり膝立ちの格好でBの方を見ながら話してるのを見て注意しました。
「おっ!スマン!スマン!」
慌ててAはまた横に寝そべりました。
でもまたしばらくして話しに夢中なったAは膝立ち姿でBと話していました。
「おい!立つなって!」
そう注意した瞬間、
「あぁー!Aが居ったぁー!」
大きな声が聞こえた方を見ると、1人の鬼がこっちを指差しながら仲間の鬼を呼んでいました。
「アカン!見付かったー!」
俺がAに向かって叫ぶと、Aは、
「なんでココがわかったんやろうー?」
と、驚きながら声をあげていました。
「お前が立ってるから見付かったんやろが…!」
「ウソ~!ホンマに~?」
「‥‥‥」
とにかく捕まるわけにはいかないので俺は1階へ飛び降り、鬼が来る反対の方向へと走りました。Aは後を追って来ていないようなので、窓から校舎内に入ったようです。
最初に見付けた鬼は2階に逃げたAを追わずに俺を追い掛けてきました。
最初に見付けた鬼が俺達が居る場所を指差しながら呼んだ仲間の鬼の1人が校舎の中に入って行くのを見たので、校舎内は捕まると思って1階に飛び降りたのに、最初の鬼は校舎の中に入りAを挟み撃ちにすることをせずに俺を追って来たのです。
〈アホやなぁ…俺は足が早いことを知ってるやろ!?…ましてやそっちは既に走っていたけど、俺は今から走るから体力も充分あるで…〉と逃げ切れることは楽勝と思っていたら、前方からもう1人の鬼がこっちに向かって来ました。
〈アカン!俺が挟み撃ちにあった…〉
脇に入れる道も無く、サッカーやバスケのステップのように右や左にフェイントをしてかわそうとしましたが、前方から来る鬼をかわしきれずに捕まってしまいました。
1人の鬼に連れられて既に捕まっている仲間の所へ連れられ来られました。
「ええー!しっぽ捕まったんやぁー」
仲間が残念そうに嘆いてくれました。
「あとはAだけやなぁ…」
〈えっ!捕まってないんや…〉
Aが逃げた校舎内は1人の鬼しか追い掛けていなかったからか、Aはまだ逃げているようです。……
と、今日はここまで…🙅
また続きは次回に書きますね☝
今度はあまり日にちを空けないようにします。
それじゃあ‥また👮
おやすみなさい🐻
アン、おはよう🐻
昨日は空一面が晴れ渡って☀まさに秋晴れで、久しぶりに日差しが暖かい一日でしたが、今朝は夜中からずっと雨☔が降っています😢
昨日、そんな秋晴れの中、和歌山大学の『和大祭』へ、友達のA夫婦と長女のBちゃんの4人で行って来ました。🚗💨💨💨💨💨
長男はクラブの集まり(練習ではないらしい)があるので一緒には来れませんでした。
学校内では学生によるバンド🎸🎵🎵や屋台があったり、学生と一般の方が沢山フリーマーケットを出店されていました。
俺とAはそんなフリマの前を覗きながら歩き、目についた物があったら立ち止まり、少し見てはまた歩く…とするのですが、奥さんの美佐ちゃんと長女のBちゃんは「歩きながら見る」ではなく、「見終えたら隣の店を見る」という進み方で、俺達のように'目についた物'を見るのではなく、'店に行ってから見付ける'という具合なので、俺達とは歩く速度が変わるので、途中から「二手に別れよう」ということになりました。
ET-KINGのライブがあり、既にライブ会場には沢山の人で埋め尽くされいたので、俺達は後ろの方からしか見れませんでした。
ステージに立っているET-KINGは小さくしか見えなかったけど、音は充分感じることができました。
焼き鳥や焼きそばなどを食べて、高卒の俺達には未知な世界の大学な校舎の中にも少しだけ入ることも出来ました😃
美佐ちゃんに電話を掛けたら「まだフリマの場所に居る…」という返事(笑)
彼女達が居る所へ行くと2人が片手に紙袋を持ちながら、まだ店先で座っていました(苦笑)
それからもしばらく彼女達に付き合いながら、夕方頃に和歌山大学を出ました。
大学内へは車では行けないので、大学と隣り合わせにある「ふじと台」という新興住宅地に居る友達宅に車を止めさせてもらっていた、その家の家族と一緒に晩ご飯を食べに行きました。
久しぶりに大勢での晩ご飯は、やっぱり楽しいものでした😊
今回の手紙には【過去話】の続きを書かなかったので、次回書きますね✏
それじゃあ‥今日も一日頑張って下さいね💪🐻
アン、こんばんは🐻
日毎に寒さが増していますが、風邪をひいたりしていませんか❓
アンの仕事は年末年始とはあまり関係のない仕事かも知れませんが、年末というのは何かと気持ちが焦ると言うか、気もそぞろになりがちですが、今一度気を引き締めて年末まで健康に‥安全に注意をはらって下さいね☝
それでは思わぬ長話になってしまった【過去話】『かくれんぼ』の続きを書きますね✏
……Aはまだ逃げているようです。
先に見付かり捕まった仲間と一緒に鬼のアジト?(牢屋?)とされる場所に入れられました。
入れられと言っても地面に木の枝で四角く線を書いただけなので、鉄格子的な物があるわけでも壁や扉があるわけでもないので、逃げようと思えばいつでも逃げられるのですが、逃げないのが子供なりのルールがあるのです。
しばらくしたらAの両脇に鬼が腕を捕まえながらやって来ました。
「あぁ~!捕まったぁ~!」
既に捕まっている仲間から落胆の声が上がっていました。
「ハハハハァー!捕まってもうた。アハハハー!あぁっ!!しっぽが先に捕まってるわ!! ヤッタァー! 俺が最後や! 俺が最後に捕まったんやぁー!」
俺より後に捕まったことが相当嬉しかったようでいつまでも自慢気に仲間や鬼にも話していました。
そして第2ゲーム。
鬼を決める為のジャンケンをしました。
今度は俺は鬼になり、Aは隠れる方になり立場が別れました。
鬼は大きな声で100まで数えてから捜し出します。
100を数え終わって俺を含む3人の鬼は、最初はそれぞれ別れて捜し始めます。
俺は校舎がある方に向かいました。
〈まさか居らんやろなぁ?〉と思いながら歩きながら、さっきまでAと一緒に隠れていた校舎の出入口の1階の屋根の上を見ました。
すると驚いたことにAが横這いになりながら頭だけ上げてキョロキョロ様子を伺っている姿が見えました。
〈あいつアホやろ……〉
まさかさっき見付かった場所で‥しかも俺が鬼だということを知っているのに、何を考えてかその場所に隠れていたのです。
〈まさか二度もこの場所に隠れるはずがないと鬼が思う裏をかいての行動か?…それなら案外Aもやるなぁ…〉と思いながら、俺はAに見付からないようにずっと手前から隣の校舎の中に入り、2階へ上がり、Aが隠れている校舎の2階へと向かいました。……
>> 241
……Aが居る校舎まで行き、ソォ~っとAが屋根の上に降りた窓まで来ました。
見付からないようにソォ~っと窓から覗いて見たら、Aはこちら側に足を向けて後頭部を右に左に振りながら鬼が来ないか警戒していました。
〈無防備やなぁ…〉
全く後ろを向くことはなく、遠くの方ばかりを見ているようでした。
まだ捜し始めて間もないので、他の鬼達は体育館やその回り、校内の隠れそうな所を捜しているのか?どの鬼も近付く様子はありませんでした。
俺はAに気付かれないように窓枠の上に乗り、足音をたてないようにしてAのすぐ後ろまで降りました。
気付くかしばらく様子を見ていましたが全く気付く様子がなかったので、
「オイッ!!」
その声にビクッと体が跳ね上がったAは、
「ウワァー!! しっぽやぁー!!」
「み~つけたぁ~」
「なんでお前居るねん… 瞬間移動したんか!?」
「なんでやねん…」
「ウワァー!!」
慌てて起き上がり転げ落ちるように1階の地上に飛び降り、俺もそれに反応して飛び降りました。
さほど追い掛けることなくAを捕まえました。
Aの腕を取って牢屋に向かう道すがらAは、
「お前、いつ現れたん?全然気付かんかったで…。瞬間移動したんか?」
「オイッって声掛ける10秒位前から居ったよ」
「ウソ~! そんな前から居ったかぁ? 全然気付けへんかったでぇ…ホンマに瞬間移動したんとちゃうかぁ!?」
「そんなこと出来るわけないやろ…窓から入って来たのにお前が気付かんかっただけやろ…」
「……そうかぁ…でも何であそこに隠れてると思ったん?」
〈やっぱりそうか…まさか俺と一緒に隠れてた場所にまさか隠れるはずが無いと思う‥その裏をかいて隠れたんやな〉と思いながら、
「いやぁ~、俺もまさかなぁ~と思いながら、ひょっとして…と思い遠くからあの屋根の上を見たらお前が頭を上げてキョロキョロしてるのが見えたからソォ~っと近寄って行ったんや…まさかホンマに俺と隠れてた所に隠れるとは…お前は裏をかいたつもりやったんやろうけど」
と話してる途中を遮るようにAは、
「裏かいたって何よ?…俺は最初っからあそこに隠れるつもりで行ったんやで!だってあそこの隠れ場所は俺とお前の2人だけの秘密って約束したやろ…だからあそこは俺とお前しか知らんはずやからお前が他の鬼に言わん限り見付かれへんと思ってた…」……
>> 242
……「あ・あのなぁ…俺が他の鬼に言わんでも、俺自身が鬼なんやから捜しに来ると思わんかぁ?それにさっきのゲームで既に鬼に隠れてたことがバレてるから、もうあそこは秘密の隠れ場所でも何でも無いの…」
「あぁ~そうかぁ…お前鬼やもんな…他の鬼に言わんでも捕まえに来るかぁ…」
「そう!それにもうあそこは秘密でも何でも無いで!」
「何でよぉ…隠れてる所は見付かってないでぇ」
「隠れてた様子は見付かってないけど、見付かってあそこから飛び降りたところを見られたんやから、あそこに隠れてたのはバレてると思うのが普通やろ…」
「あぁ~そうかぁ…そういうことかぁ~」
〈こいつは裏をかいたとかではなく、今も本気で見付からない場所と思い、隠れていたのだ…と判り、アホなのか?純真無垢なのか?考え‥迷いました〉
Aを牢屋に入れてから俺は他の友達を捜しに行きました。
やがてみんなが見付かり第3ゲームをすることになりました。
ジャンケンの結果、今度はAが鬼になり、俺は隠れる側になりました。
鬼になったAはニヤニヤしながら楽しげな顔をしていました。
Aを含む3人の鬼が声を揃えて数を数え始めました。
俺は校舎の方へと向かいました。
鬼なしゃがみながら目を瞑って数を数えるので、誰がどっちの方向へ隠れに行ったのかは知りません。
俺は当然、Aと隠れたあの屋根の上には隠れません。
まだ誰にも見付かったことがない俺だけの秘密の場所で身を潜めて隠れていました。
俺の隠れているその場所は、Aと一緒に隠れていた屋根が見える場所でもありました。
しばらくすると、
「あぁっ!! しっぽが居てないーー!!」
と、屋根の上へ降りる窓枠から顔を出しながら独り言を大声で叫んでいるAの姿が見えました。
〈おもろいやっちゃなぁ…俺がそこに隠れてると普通思うかぁ…だからさっき鬼になった時ニヤニヤしてたんかぁ…〉
その後、俺は見付かることなく、鬼の「参ったー」の声を聞き、出て行きました。
それから数日間は見付かりませんでしたが、やがて俺だけの秘密の場所もバレてしまいました。
以上で【過去話】『かくれんぼ』の話はおしまいです。
地方によって違うと思いますが、俺が子供の頃に遊んだ地方では、かくれんぼの鬼は隠れている友達を見付けるだけじゃなく、鬼は友達の背中をトントンと2回叩いて捕まえ牢屋に連れて行くまでが鬼の仕事でした。
アン、こんにちは🐻
昼休みも終わりましたね😃
何、食べたのかな❓
北風ピープー吹いていて寒いですね😫
早速ですが【過去話】を✏…と言っても、ほんの数日前の出来事なので、過去の話には間違いないのですが、まだ思い出として記憶の中に整理されていない話(出来事)です。
題名を付けるなら『コンビニのコピー機』かな☝今回は短い話ですから安心して⁉読んで下さい😁
……数日前の夜の8時前、俺はある用紙を自宅でコピーして持って出て来る予定でしたが、忘れてしまっていたことに気付いた時には、既に自宅から遠く離れていたので最寄りのコンビニでコピーしようと車を走らせました。
すぐにコンビニが見付かり車を駐車場に止めて店内に入りました。
幸いコピー機は誰も使用していなくて俺は財布から小銭を出しながらコピー機へと向かいました。
コピーするべく原本を片手に持ち、小銭を握り締めている手の親指と人差し指で原本を置くためにカバーを開けると免許証の裏面がありました。
先に使った人が取り忘れて行った物でした。
俺は店員さんに渡そうと免許証を取り、何気に(いえ…どんな人なのかちょっと見てみたいスケベ心?がありました)
免許証の表を見て最初に写真を見ました。
〈うん?…見覚えのある顔やなぁ…〉と思ってすぐに隣の氏名欄に目を移しました。
〈あれっ?知らん名字やなぁ…〉でも名前は記憶してる名前で写真の女性と一致してる気がするのですが、なにぶん連絡が途絶えて十数年経っているので顔の記憶は当時のまま…今見てる女性は俺と同年代の女性の顔、生年月日を見たら同い年と判りましたが、やはり知ってる女性と断定するには名字の違いが判断を鈍らせました。
勿論、結婚して名字が変わったのか?‥とも思いましたが、今はそれを考え悩むより、先ずは店員さんに免許証を渡してコピーをすることが先だと思い、店員さんの居るカウンターへと2~3歩歩いた時、出入口のドアから女性が慌てて入って来ました。
その女性は俺の横を通り抜けて一目散にコピー機の前まで行きました。
コピー機のカバーを開け、すぐにカウンターへ向かおうとした様子を見てた俺は、
「あのう…免許証ですか?」
と、女性の前に差し出しました。
「あっ!これっ…私のです。コピー撮って取り忘れてしまっ……あぁー!!しっぽぉー?」
「あぁー!!やっぱりA子かぁ!!」
「そうそう‥A子! しっぽやんなぁ…」……
>> 245
……「やっぱりそうやったんやぁ…コピー撮ろうと思って、カバー開けたら免許証があったんでチラッと見たら見覚えのある顔やなぁ~と思ってたけど名字が違うし…でも生年月日を見たら同い年やし…名前も記憶にあるけど、顔の記憶はあの時のままやから…免許の写真の顔はオバサンやし…(笑)」
「いやっ! 失礼やわ!!(笑)…そうやったんやぁ…久しぶりやなぁ…」
偶然に久しぶりの再会に喜び、話しが途切れないので、とりあえず店の外に出て立ち話をしました。
お互い時間が無いながらもザックリと近況を話し合い、電話番号を交換して別れました。
以上が偶然再会した出来事…『コンビニのコピー機』という話です。
彼女は高校の同級生で同じクラスになったこともあり、卒業してからサッカー部⚽の同級生と2~3年付き合っていました。
その頃によく一緒に遊んだりしていました。
同級生と別れてからもしばらく遊んでいたのですが、彼女が仕事で兵庫県に異動してからはたまに戻って来た時にみんなで会ったぐらいで、やがてそれも無くなり、電話番号も変わってしまい疎遠になっていました。
今回連絡先を交わしたことで年末にでもまたみんなで彼女を中心に囲みたいと思います🍻🍲
それじゃあ、アンは仕事頑張って下さいね💪
では‥また🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わったかな❓
帰宅の途中かな❓🚗💨💨
12月5日から20日頃まで観測出来る『ふたご座流星群』ですが、いよいよ明日の14日、極大での観測が可能だそうです。
星空🌠🌠を見るのが好きなアンは当然知っているでしょうが、バタバタして日にちを忘れてしまっていては…と思い、書きました😃
街のあちこちにクリスマスのネオンが飾られ、有名な場所では何百万個もの様々な色のライトで大規模な光の世界を演出していますが、自然が作り出す小さな白一色の僅かな数の流れ星ですが、観る価値は街の光よりもあると思います。
六本木ミッドダウンも綺麗です。
神戸ルミナリエは幻想的です。
はばなの里は圧巻されます。
でも、夜空の星のほうが儚くて綺麗です。
そう…線香花火みたいに‥‥🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたか❓
お疲れ様です😃
雨が降ってますねぇ☔
でもあまり寒くはないですよ☝
アンのところはどうですか❓
あっ❗
前回の手紙の中で「なばなの里」のことを「はばなの里」と間違って書いていました🙇
「間違って書いてるな☝」って思いながらも、そこは優しいアンだからちゃんと「なばな…」と読み替えてくれたと思います😉
もうすぐクリスマス🎄ですね🎅
街中煌びやかなネオンに包まれていますね😃
確か今頃だったかな❓❓【過去話】で『クリスマス』の話を書いたのは…あれからもう一年が経ったのですね😲
本当に一年がアッという間に過ぎているのを年々感じています…。
今日はクリスマスとはまた違う‥同じ12月に起こった出来事を書きたいと思います。
題して【過去話】『初めてのお客様』✏
以前から何度となくアンに話していますが、俺は高校を卒業してサービス業に就職しました。
3月末頃から会社に行きだし研修が始まりました。
途中、4月上旬に入社式があり、6月末までの3ヵ月間の研修期間がありました。
本社にて挨拶から専門用語や知識、ロープレに至るまで、7月1日付けでどこの部署、どこの店舗に配属されても良いように、毎日予習復習を怠ると取り残されるぐらい厳しい日々でした。
当時はまだパソコンを使うのは本社の一部の部署だけで、ほとんどの部署や各店舗は電話とFAX、電卓と手書きで仕事をするのが当たり前でした。
なので全てのことに時間が掛かり、連絡ミスや書き間違い等、今では考えられないほど失敗の数がありました。
それは新人は勿論、ベテランの人でさえ年に1度や2度は失敗をしていました。
初歩的な失敗から考えられないような不運!?が重なったような失敗まで、大小様々な失敗をみんな体験してはそれを乗り越えてきました。
研修期間中に〈自分には向いていない〉と思い辞めてしまう者も何人か居ました。
(それは現在でも居るようです…)
3ヵ月の研修期間中は直接仕事には関与しないので失敗しても会社には何の損害も無いのですが、研修も後半になると毎日実践さながらの'仕事'を行います。
俺も毎日その'仕事'の中で人並みに失敗していました(笑)
各項目毎に講師(その部署での課長や部長クラスの上司)が実例を上げながら教えてくれました。……
>> 250
……そんな研修中に俺はある1人の上司(Aさん)と意見が合わず口論となりました。
Aさんは俺より10歳程年上で当時課長職で他の講師の方達と同じように'勉強'を教えてくれていました。
それについては全く問題も無く、右も左も解らない俺達新人に叱咤激励しながら教えてくれて、講師の中では一番若いということもあってか!?俺達の兄貴分的な存在で親しみやすい感じの人でしたが、日が経つにつれてAさんの様子が変わってきました。
1日のスケジュールは朝8時半までに出勤して夕方5時半までで、昼休み1時間と3時に15分程の休憩がありましたが、講師の方によって違いましたが、だいたい1時間から1時間半程勉強しては5分~10分程の休憩をとりました。
その間にトイレに行く者やタバコを吸う者、机の上で寝る者などで束の間の休憩を過ごすのですがAさんが講師に立った初日に休憩の時は社内に設置されている自販機で缶コーヒーなどの飲み物を買ってくれたのです。
「よしっ!このへんでちょっと休憩しようか…誰か下の自販機で飲み物買うて来てくれるか…」
そう言ってAさんは財布からみんなの分のお金を出してある新人2人に渡しました。
2人はそれぞれ好みの飲み物を聞き買い出しに行きました。
研修を受けてる新人は人数が多いので3つのクラスに分けられていて、その内1クラスは女性だけで男性は2クラスあり、1クラス約30人程居るので、1人では飲み物を運びきれないので2人で買いに行きます。
缶コーヒーは気分転換になるし、昼食後には目覚ましにもなるので、Aさんの行為にみんな有り難がっていました。
Aさんが2回目の講師に立ったのは午後からの研修で、講習の後3時になったので休憩を取ることになりました。
するとAさんは昨日の初日と同じように、
「誰か下の自販機で‥‥‥」と声を掛けてきました。
その声を聞いてみんな内心で〈やったぁー!〉と喜んでいたのですが、Aさんは、
「今日はみんなでジャンケンして負けた人がみんなに奢ろうか…」
と言ったのです。
一瞬みんな「えっ…?」となったのですが〈Aさんは昨日みんなの分を奢ってくれたし、毎日みんなに奢っていたんじゃお金が保たないわなぁ…〉とそれぞれが思ったようで、Aさんの意見に反対する者はなく、むしろ賛成しながら負けたら出費が痛いと予想されるジャンケンというゲームを楽しもうとさえしていました。……
アン、こんばんは🐻
まだ仕事ですかね⁉
頑張って下さいね💪
俺はさっきまで、一昨日の夜に訪ねて来た友達夫婦の奥さんと会っていました。
一昨日来たのは子供さんのことについて相談に来たのです。
友達夫婦には2人の子供が居り、下の高3の女の子のことで、赤ちゃんの頃から知っていて、海水浴やプール、キャンプなどに連れて行ってあげたりと仲良くしていたのでお互いどういう人間なのか知っている間柄なので「俺達夫婦には言えない事、言いにくい事などあるかも知れない」から俺に聞いてみてほしいという依頼を受けて、昨日その女の子と晩ご飯を食べながら考えを聞いたことの内容を奥さんに伝えて来たのです。
「親心子知らず」「子心親知らず⬅(こんな言葉あったっけ❓)」と言うか、俺にはちょっと過保護気味だと感じたので、そのことも添えて伝えました。
子供の将来を心配する気持ちは分かるのですが、まだ18~9の子供の未来を狭めるような…選択肢を与えないようなことは良くないと思い、俺なりの意見を伝えました。
多分、今夜から2~3日中にもう一度連絡があると思います。
その時は子供も交えて家族みんなと一緒に話し合うつもりです。
子供には自由に好きなことをさせて、親は見守りながらフォローしていって、何かあればアドバイスしたり手助けしたりするだけで良いと思うのですが……。
では先日からの【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
講師のAさんとみんなの分の缶コーヒーを賭けたジャンケンは想像以上に盛り上がり、負けた者は悔しがりながらもふてくされることはなく買いに行きました。
それからも毎日、Aさんの講習の時の休憩時間はジャンケンが恒例となりました。
3回負ける者も居れば、1回も負けない者も居ました。
因みに俺は1回負けました。
そんなある日、講師のAさんがとんでもないことを言い出しました。
その日、Aさんは午前の講習をしてくれて、途中の休憩時間もいつものように缶コーヒージャンケンで盛り上がり、休憩後の講習も昼休みの少し前に終わった時に、
「この中で弁当持って来てる者居るか?」
とAさんが言いました。
その問いに弁当を持って来ている何人かの人が手を上げました。
それを見たAさんは、
「他の者は今から食べに行くんか?」
俺を含め弁当を持って来ていない者は口々に食べに行くことを伝えました。……
>> 253
……みんなは、
「駅前のラーメン屋へ行きます」
「〇〇商店街のトンカツ屋へ行きます」
「△△ベーカリーでパン買って来ます」
等々、いつも何人かのグループで食べに行く先をAさんに伝えました。
「そうかぁ~!わかった!わかった! そしたら今から食べに行く者だけでジャンケンして負けたら昼ご飯を奢るっていうのしようや!!」
それを聞いたみんなは一瞬の沈黙の後、
「ええー!課長~それはあきませんわ~!」
「それは無理ですわ~。負けたらおっきいですわ~」
と、みんな口々に否定の言葉をAさんに発しました。
缶コーヒーぐらいなら当時は普通の自販機で1本100円(110円?)ですが、社内に設置されている自販機は1本80円だったので、負けたら約30人分で2400円の出費‥社会人1年目の研修期間中の人にとっては決して安くはない金額ですが〈勝てばラッキー〉〈まぁ盛り上がってるのが面白いから〉ぐらいの軽い気持ちでみんな参加していましたが、昼ご飯となると1人当たり500円前後‥それがAさんを含む弁当を持って来ていない者の人数‥‥20人以上程居るから負ければ1万円前後の出費‥まだ初任給も貰っていない研修期間中の俺達にはそれはあまりにも大きい金額です。
みんなで「それは無理」という意見を述べると、
「なんやねんお前等!そんなの勝ったらええやんか!勝ったらタダ飯食えるねんぞ!ハナッから自分は負けると思うからアカンねん!ジャンケンで勝ったらタダで昼飯食える!明日も明後日も勝ち続けたら研修中ずっと飯代が浮くんやぞ!」
と、休憩や講習中とは違う顔と声で力説してきました。
〈それはそうやけど…〉〈そんなお金無いわぁ〉多分みんなそんなことを考えていたと思います。
Aさんの力説にみんなが
「それでもちょっと無理ですわぁ」
「負けたら今月昼飯抜きになりますから…」
等々、やはり乗り気でないことを口々に言っていると、
「なんやお前等!缶コーヒーぐらいの小さい金額の負けなら参加するくせに、ちょっと大きい金額になったら止めるんか!そんな考えでおったらこれから社会に入って行ってもやっていかれへんぞ! そうやろ!? 小さい壁やトラブルは自分で何とかするけど、大きな壁やトラブルは逃げるってことやろ!? そんな考えで働いてたら先輩や会社そのものに迷惑や損害を与えることになりかねんということに繋がると思わんか?」……
>> 254
……それを聞いて俺は〈もっともらしいことを言うてるなぁ……でもそれとこのジャンケンとは関係ないやろ!比べることでは無いやろ!〉と思っていました。
Aさんがそこまで言ってみんなの反応を待ちましたが、みんな黙ってしまい、数秒の沈黙がありました。
「な~んや!わかった!今年の新人はケツの穴の小さい奴ばっかりやなぁ…まぁ研修終わって各自配属されたらせいぜい会社には迷惑かけんようにせえよ! よっしゃ!ほな午前中はこれで終わろか。……あっ!それから明日からもうジャンケンも止めとこか!飲みたかったら自分で飲めよ!」
捨て台詞を吐くかのようにして部屋から出て行くのを俺は呼び止めました。
というより、もう1人俺と同時にAさんを呼び止める声を発する者が居ました。
「課長ー!!」
俺ともう1人の2人に同時に声を掛けられてAさんは立ち止まり振り向きました。
俺ともう1人(B)を交互に見たAさんは、自分の近くに居たBに、
「なんやぁ?」
と言って、Bを見てからその視線を俺に移してきました。
「課長、俺‥ジャンケンしますわ」
Bは俺が言おうとしていたことを先に言いました。
それを聞いてAさんは、
「しっぽもか?」
と俺を見ながら言いました。
「はい!」
「ふう~ん!ちょっとはケツの穴がマシな奴が居るんやな……よっしゃ!ほな3人でジャンケンしても一瞬で勝敗が決まるから面白ないからクジで決めよか…」
そう言ってAさんは持っていたノートの最後のページ、白紙のページに3本の縦線を書きました。〔あみだくじ〕で勝敗を決めようとするのが直ぐに判りました。
「お前等あっち向いとけ…」
3本の縦線の下に〇が2つと×を1つ書き、それぞれの縦線を繋ぐように横線を数本ランダムに書いているのをペンを走らせる音を背中で感じながら俺とBは待っていました。
その間、俺は〈Aさんはギャンブルが好きなんや‥勝敗を決めるだけならそんな面倒くさいことをしなくてもジャンケンですれば簡単で直ぐに勝敗が決まるのにわざわざ手間を掛けて勝負をしたがるのは、勝敗を決める過程を楽しみたいんだ…〉とAさんの性格を予想?想像?していました。
「よっしゃ!出来たぞ…お前等も好きな所に好きなだけ線(横線)を書けよ…」
と、俺とBに言いました。
〈やっぱり楽しんでる…間違いなくギャンブル好きや…〉と思いながら俺から先に線を書きました。……
>> 255
……何本か線を書いた後続いてBも何本か線を書きました。
「もう書かんでええか?」
AさんはBに言いました。
Bは一旦引っ込めた右手をもう一度あみだくじの上に持っていき、2本の線を書き加えました。
書き終えたBを見て、
「しっぽはええんか?…今やったら書いてもええで…!?」
「いや…それで良いです」
「よし!そしたらどれにするか名前を書け…」
Aさんに言われて今度はBに先に選んでもらいました。
縦線の上にBが名前を書き、次に俺が名前を書きました。
残った箇所がAさんになります。
「よっしゃ!そしたら開けるで…」
ここからのAさんを見て俺は間違いなくAさんはギャンブル好きだと確信しました。
〇×が書かれた部分が透けて見えないように幾重にも折られたあみだくじを全て開けたAさんは、手に持ってペン先で×印を書かれた場所から遡ってあみだをしていけば直ぐに誰の負けか判るのに、右端の縦線を選んだBの名前が書かれている場所から下にあみだをしていったのです。
完全に勝負する過程を楽しんでいます。
この頃には俺達3人の回りには他の仲間達が勝負の行方を見ようと輪になっていました。
と、今日はここまで…😃
そろそろ晩ご飯を食べなくては…お風呂もまだだし……。
それじゃあ次回をお楽しみに…😉
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事、お疲れ様でした。帰りの運転には充分気を付けて下さいね🚗💨💨💨😃
では早速【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……同じ部屋で研修中の仲間達がAさんと俺とBを取り囲むようにして勝負の行方を見届けようと集まっていました。
Aさんは右端を選んだBの名前の上に持ってるペンの先を置いて徐々にペンを進めていきました。
Aさんが書いた横線、俺が書いた横線、そしてBが最後に加えた2本の横線を通過して縦線の一番下まで辿り着きました。[〇]でした。
「よっしゃあー!!」
Bは思わず喜びの声を発したようです。
回りの人々からも、
「おおう‥!」
という声が聞こえました。
続いて真ん中の縦線…そこは名前が書かれていない箇所‥つまり最後に残った箇所、Aさんということになります。
そこからペンを進めると思っていたら、ヒョイっとペン先を走らせ、左端を選んだ俺の名前の上にペンを置きました。
「しっぽ!次で俺かお前かが決まるぞ…!」
〈別に真ん中を飛ばして俺が選んだ箇所からしなくても結果は同じやのに…〉と思いながら、
「はい!そうですね…。あっ!でもちょっと待って下さい…」
「なんや‥どうした?」
「いや…もし俺が勝ったら課長が俺とBを昼ご飯食べに連れて行ってくれるんですか?それとも弁当買って来て、そのお金を払ってくれるんですか?」
「あぁそうやなぁ…「昼ご飯を奢る」と漠然と決めてたけど、幾らまでとか、食べに行くか?弁当か?決めてなかったなぁ…今日は1時前に出て行かんとアカンから弁当代にしようか!」
「わかりました。…で幾らまでですか?」
「そうやなぁ…ホカ弁で好きな弁当1つならナンボでもええっていうのはどうや?」
「わかりました。そしたら普段注文しないような特上幕の内弁当とかでも良いんですね…」
「そうや!何でも好きな弁当注文してもええんや。でもパーティーセットとかはアカンで!(笑)」
それを聞いて納得した俺はあみだくじを進めてもらいました。
俺の名前の上から動き出したペン先は右に左に動きながら段々と下へと進んでいきました。
結果は…[×]
「おおうー!!」
回りの群集は出た結果に声を上げていました。
「ごっつぉーさん(笑)」
Aさんが俺に言いました。
〈あぁ~あ!負けてしもた…〉自分で横線を書き、選んだのだから仕方ないです。……
>> 257
……「何、買って来ます?」
「おおっ!潔いなぁ…負けたんやからもうちょっと悔しがれよぉ…」
「いやぁ、負けたのは悔しいですよ…」
「ホンマかぁ?なんかもっとこう‥「うわぁー!!」とか「ちきしょうー!!」とか、普通‥声に出したり態度で表したりするやろう…」
「いや…これでも充分悔しがっていますよ…」
「それで…? ふ~ん!あまり表に出さんタイプなんや‥。まぁええわ。そうやなぁ…ほなさっき言うてた特上の幕の内弁当を買うて来てもらおかな…あっ!ご飯は大盛で…」
「わかりました。買ってここへ持って来たら良いですか?」
「そうやなぁ…12時半までに戻って来れるんならここへ持って来てくれるか…それ過ぎたら本部の俺の席まで持って来て…」
「わかりました」
そう返事をして、今度はBに注文を聞きましたが、
「俺も一緒に行くわ」
そう言ってBはホカ弁屋さんまで俺と一緒ついて来てくれました。
その道中、俺とBはAさんについて話しました。根っからのギャンブル好きであろうということと今年の新人はケツの穴が小さい!と言われたことにカチン!ときたから勝負を受けたことや、一見、良さそうな先輩、兄貴的な話し方、振る舞いをするけどなんか腹に一物があるのでは?という意見が2人共一致していたことが判りました。 Aさんの特上幕の内弁当のご飯大盛を注文し、俺は唐揚げ弁当をBは鮭弁当を注文しました。
俺はBに特上幕の内弁当を注文しても良い旨を伝えたのですが、Bは勝っても負けても最初っから鮭弁当を注文するつもりでいたと言ってました。それは俺もそのつもりだったので、なんか嬉しい気持ちになりました。
弁当を買って講習の部屋に戻ったのは12時半の少し前でした。
「おおう!間に合ったか…そろそろ向こうへ行こうと思ってたところやったんや。いやぁ~ありがとう‥ありがとう…」
俺は持って帰って来た袋の中から自分の唐揚げ弁当を取り出し机の上に置き、特上幕の内弁当が入った袋ごとAさんに手渡しました。
「お待たせしました」
「おおう‥すまん!あれっ?Bの弁当は?」
それを聞いてBは自分で持って帰って来た鮭弁当が入っている袋を高く上げて、買ってもらったという仕草をしました。
「おおう‥ちゃんと買うてもろたんか!?」
「はい!」
「何、奢ってもろたんや?」
「鮭弁当です」……
>> 258
……「鮭弁当って…せっかく勝ったのに、俺みたいにもっとええ弁当注文したら良かったのに…アホやなぁ…勿体無い…」
「いやぁ、勝っても負けても最初っから鮭弁当って決めてましたから…」
「ええーホンマかぁ。せっかく勝ったんやから普段買わへん物注文したほうが得やのに~」
「……はぁ…まぁ…」
「まぁお前がそれでええんやったら別にかまへんけどな…」
そう言った後、Aさんは弁当の袋を右手の人差し指にぶら下げてユラユラさせながら部屋を出て行きました。
Aさんが出て行くのを見送った後、俺はBと一緒に弁当を食べました。
翌日はAさんの講習は午後からで、しかも3時の休憩後に講習されたので途中の休憩も無く、定時の終了まで講習をしてその日は終わりました。
その翌日は午後からの講習で、3時の休憩の時はまたみんなで缶コーヒーのジャンケンをして、休憩後も講習をして終わりました。
そして次の日、Aさんは午前の講習になりました。
昼休みの少し前、講習が切りの良いところで午前の講習が終わりました。
「しっぽ!B!今日も勝負するか!?」
〈来た来た!〉…絶対に声を掛けて来ると俺とBは予想していました。
「良いですよ…」
俺とBは答えました。
もう勝負をするのは俺とBだけと判っているのでAさんは他のみんなには敢えて声を掛けませんでした。
ジャンケンで決めれば手っ取り早く決まるのに、Aさんはまたあみだくじを楽しげに書き始めました。
完成されたあみだくじに俺とBは名前を書き、横線を数本書いて勝負となりました。
今度もまた俺が負けました。
Aさんは特選焼き肉弁当とご飯大盛を注文しました。
またBは一緒について来てくれて唐揚げ弁当を注文しました。
それからは3~4日に一度の割合でAさんは午前中の講習を受け持ち、その度に勝負を持ち掛けてきました。
俺とBにはある考えがありましたが、Aさんはギャンブル運が強いようでなかなか負けませんでした。
Aさんは負け知らずで俺が3回、Bが2回負けていました。
そして6回目の勝負の時、初めてAさんが負けました。
俺が最初に負けた時に言ったように、Aさんは初めて負けたのにオーバーに声を発して、全身で悔しさを表していました。
「ちきしょう!!…でもまぁ今まで得させてもろたんやし、ずっと勝ち続けるなんて無理やわなぁ…しゃーない!何弁当にする?」
Aさんが俺達に聞いて来ました。……
アン、こんばんは🐻
まだ仕事ですか❓
頑張ってますね😃
でも、もう頑張らなくても良いんですよ☝
そしてこの手紙がアンに送る最後の手紙となります😢💦
だって今日は2012年12月21日…地球滅亡!?する日だからです😨
アンも知ってのとおり、マヤ文明時代に記されていたように今日は地球上に異変が‥災いが起こるとされている日なのです。
今の時代のように科学や技術など何ら文明が発達していなかったマヤ時代に、正確に東西南北が解っていて、それを基準に神殿や建造物を造りました。
どのような技術をもって建てられたのか?未だに完全に解明されていません。
星や月の満ち欠けを基準に今のカレンダーの元となった物があり、そこには今日の日付が最後で明日以降の日付が書かれていないとの事です。
そんな高等技術と未知の科学力があったマヤ文明の人々が書き残した2012年12月21日に地球滅亡…地球上に異変が起こるかのように書かれています。
書かれていると言うより明日以降の日付が無いのがそういう意味ではないか!?と解釈しているのです。
…だから今日のこの手紙が最後の手紙になってしまうのです。
でも俺は地球の未来を…明日を信じて今日もこれから【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……ある弁当を注文しました。
「のり弁お願いします」
「俺ものり弁で…」
「ええっ!! のり弁って…! もっとええもん頼んでもかまへんねんで…?」
「いえ…のり弁で良いです」
「なんでやぁ~、初めて俺が負けたのに…今までの分を取り返さんとアカンやろ~。これは'掛け'なんやから上司とかそんなことは関係ないねんで…俺もお前等も平等や…だから遠慮せんと好きな弁当を言うてくれてかまへんのやで…」
「いや…のり弁で良いです」
「そんなこと言わんと、特上幕の内とか特選焼き肉とかあるやろ…?」
「いえ…今日はのり弁で…」
初めて負けたAさんは、てっきり「特上〇〇」とか「特選〇〇」を注文するであろうと思っていたのが「のり弁2つ」の声に拍子抜けしたようで、食い入るように「特上・特選」を勧めて来ましたが、俺とBは「のり弁」を通しました。
「…まぁお前等がそう言うんなら俺は安くつくから嬉しいけどな…」
そう言いながら財布から千円札を2枚出して、
「これでお前等の分と俺のハンバーグ弁当買うて来てくれ…」
と言って俺達の前に差し出しました……
>> 261
……「これ‥何ですか?」
俺がAさんに言うと、
「何ですかって…負けたからお前等の分と俺の分の金や…ちゃんとお釣りは持って来てや…」
「お釣りって…負けたから課長が買って来てくれるんと違いますの!?」
今度はBが言いました。 「ハァ?何言うてんねん…負けたから金はちゃんと払うけど、買いに行くのはお前等が行ってくれよ!…」
「それはおかしいでしょう。だって前回まで負けた者が買いに行ってたでしょう…」
「俺等は負けたから自分でお金を出して買いに行ってたのに、課長は負けたからお金は出すけど買いには行かないって……勝った者が買いに行くって、そんな勝負あります…?」
「そ・そんなこと言うてもやなぁ…俺がお前等新人の弁当を買いに行けるかぁ?…こんな時は普通、金を貰って下の者が買いに行くもんやろ!」
「それはさっきと言うたことと違いますやんか!「これは'掛け'なんやから上司とかそんなことは関係ない」って課長自身が言い切ったじゃないですか!!」
「それは言うたけど、それは何を注文してもかまへんっていう意味で言うただけで、買いに行くことでは言うてへん!」
「それは都合がええこと言うてますわぁ…。なぁ?」
「そうですわぁ…」
「……そやけどなぁ‥」
Aさんが続いて話そうとしてるのを遮るように、Bは、
「わかりました。こんなことを話してても平行線のままなので、だったら今回だけ買いに行って下さい。そしたら前回まで買いに行った俺の2回としっぽの3回とチャラにしますわ」
そして俺は、
「それから今度からは課長が負けてもお金だけ出してもらって、買いに行くのはずっと俺等で買いに行きますから…」
と譲歩案を言いました。
Aさんは自分の分が悪いことを悟っている上に、それらのやりとりを最初から聞いていた他の研修生の目もあるから、これ以上何か反論してもカッコ悪いと思ったのか、
「……わかった…今日だけやぞ!」
そう言って、出していた2千円を財布に戻して部屋を出て行きました。
Aさんが階段を下りて行く足音が聞こえなくなった頃、
「お前等すごいなぁ(笑)」
「課長、怒ったんとちゃうかぁ(笑)」
等々、同じ研修仲間が口々に言いながら集まって来ました。
でも俺とBは〈まだあと一押し…〉と思いながら目を合わせました。……
>> 262
……俺とBは講習する部屋で、他の仲間等が食べている輪の中で雑談をしながらAさんが帰って来るのを待ってました。
〈そろそろかなぁ?〉と思っていたら、階段を上がって来る足音が聞こえました。
〈来た!〉と思ってたらドアを開けて入って来たのは隣の部屋で講習を受けている俺達と同じ新人でした。
「おい!しっぽー!これ課長から「お前に渡してくれ」って預かって来たぞ」
そう言ってのり弁が入っている袋を差し出しました。
「えっ?何でお前が?」
「知らんよぉ…弁当買いに行ったら課長が先に来ててな…そこで「戻るついでにコレ持って行ってくれ」って頼まれたんや…」
俺達の弁当を持って帰って顔を合わせにくいと思ったのか?彼に依頼したようです。
それが判った俺は、
「そうかぁ…すまなんだなぁ」
とお礼を言うと、
「別についでやったからそれはかまへんのやけど何で課長がお前のパシリしてるんや?」
「いや…別にパシリに使ったんやないけど…掛けに勝ったんや…」
「掛けって何よ?」
「うん…まぁな…」
俺が詳しく話そうとしないので、彼は他に居る者達に詳しく事情を聞いていました。
「Bー!お前もかぁ…お前等やるなぁ(笑)…あの課長、ちょっと勘違いしてるやろ?」
「勘違いって‥お前等の講習の時も何かあるんか?」
そう尋ねると彼は話し出そうとしました。
「食べながら話そうや」
Bがそう言うと、彼は適当に空いている机を運んで来て俺とBの前に座りました。
俺とBと彼は弁当を開けながら彼等の部屋での課長のAさんのことについて話を聞きました。……
はい!
今日はこれでおしまい😁
明日という日を迎えることが出来たなら、また続きを書きますね✏
それじゃあ‥また逢えることを願って‥‥
おやすみなさい🐻
アン、メリークリスマス🐻🎄🎅🎉
アンは昨日のイブから今夜までどんなクリスマスを過ごしていますか❓
俺は3年ぶりに友達数人と過ごしました。
去年と一昨年は声を掛けてもらったのですが、思うところがあり遠慮させてもらっていましたが、今年は思う部分も少しは和らぎ、変わらずに毎年声を掛けてくれる友達たちの行為をずっと無碍にすることも申し訳ないという思いと、誘ってくれることに喜びを感じ、参加させてもらいました。
総勢20数人のパーティーで、久しぶりにお腹いっぱい食べて🍖🍔🍣🍲🍝飲んで🍻🍷🍸🍶楽しい一時を過ごしました。
今日はこれから例の友達‥A夫婦が🏠にやって来ます。
なので今日は【過去話】の続きは書けません🙇
また次回の手紙を楽しみにしていて下さいね😉
ところでこの【過去話】…『初めてのお客様』という題なのに、新人研修でのことばかり書いていて、なかなか『お客様』が出てこないなぁ…と思っているでしょうが、ちゃんと今の話から繋がっていきますので、もうしばらくお付き合い下さい🙇
確かにちょっと…いや‥かなり回り道しながら書いていることは否めないけど…😁
そこはまぁ…慌てて展開を進める必要は無いし、何より今は一人で綴っているのですから、完全に俺の独断と偏見、マイペースが許されている場所ですから、好きなようにさせてもらっています。
それでは‥そろそろお暇します。
良いクリスマスを…🐻
アン、こんばんは🐻
今年も残すところあと約20時間となりました⏰
今年一年‥アンはどんな年でしたか❓
俺は‥2ヶ月間でしたが念願だった旅に出ることが出来ました。
反面‥入退院を繰り返したこともありました。
プラスもあってマイナスもある…当たり前のことですが、これが人生なんでしょうね…。
この一年に、こうして年末を迎えることが出来なかった沢山の方々が居ます。
だからこうして手紙を書くことが出来たことは、幸せであり喜ばしいことですね😃
そしてこの手紙を読んでいるであろうアンも幸せで喜ばしいのです😃
今日までにやり残したこともあるでしょうが、それはきっと来年でも出来ることだったのでしょう‥‥。
来年はその内の1つでも2つでもやり遂げるようにしていきましょう。
今年は一度もアンと逢えませんでしたが、ありがとうございました🙇
来年も宜しくお願い致します🙇🙇
追伸
来年こそ一人綴りを卒業したいですね🐻
アン、こんばんは🐻
大晦日以来の手紙です✉
お正月はどう過ごされましたか❓
美味しい物ばかり食べて太って‥いや、パワーアップしていませんか❓😁
俺は久しぶりに会った友達と飲んだり🍻、いつもの仲間と飲んだり🍻🍶、例のA夫婦(家族)と飲んだり🍻🍶🍷と、今年は久しぶりによく飲んだ正月でした😃
勿論、ちゃんと初詣にも行ったし、お雑煮やお節料理らしき物も食べましたよ☝
体重は…計ってません🙅‥が、多分2~3㎏は増えたような気がします😥
アン❗
一緒にダイエット頑張ろう💪
それでは、昨年からの年越しとなった【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
内容を忘れていたら、ちゃんと読み返して下さいね📖👀
……彼等の部屋での課長のAさんのことについて話を聞きました。
彼の話によると、課長のAさんは初めて講習をしてくれた時から「親しみやすい」「講習してくれる方々の中で一番年齢が若くて、俺達(高卒・大卒)より少し年上ということもあり、兄貴的な感じがした」と、俺達の部屋のみんなが受けた印象と同じものでした。
そして俺達の時と同じように初日の講習での休憩時間の時、みんなにジュースや缶コーヒーを奢ってくれたそうで、2回目の講習から缶コーヒーを掛けて、みんなでジャンケンをするようになり、ある日、昼ご飯を掛けようと持ち掛けて来たそうです。
彼等の部屋の新人もその'掛け'に誰も乗らなかったら、
「な~んや!今年の新人はこんな勝負も出来んケツの穴のち~さい奴ばっかりやなぁ…!今年の新人は不作やなぁ…!」
と、俺達の部屋と同じようなことを言っていたそうです。‥‥いえ、俺達は「不作やなぁ…」とは言われなかったので、俺達より酷いことを言われていたようです。
「それでお前等どうしたんよ?」
Bが彼に聞きました。
「どうしたんよって…腹立ったけどみんな何も言わんと無視するように、何人かは食べに出て行く者がいたり、部屋で弁当を広げだす者がいたり…と、それぞれ昼休みに入ったよ…」
「誰も'掛け'に乗らんかったんか?」
「俺もここまで言葉が出てたんやけど我慢した」
彼は喉元を指しながら、その時の悔しい気持ちを思い返した口調で話してました。……
>> 266
……俺とB、隣の部屋の彼を囲んでみんなが集まり、昼ご飯の弁当を食べながら彼の話を聞いていました。
「この部屋は俺としっぽが我慢出来んと、何の打ち合わせもしてないのに同時に'掛け'に乗る返事をしたんや…そしたら課長はビックリしたようやけど直ぐに掛けが出来ることを喜んでたわ…」
Bが彼にこの部屋での課長との経緯を話しました。
掛けに乗ったこと、俺が3回負けてBが2回負けたこと、ずっと勝ち続けている課長のAさんは勝つ度に「特上幕の内弁当」や「特選焼き肉弁当」「〇〇デラックス弁当」など、普段自腹では買わない高額な弁当ばかり注文すること、今日初めて負けた課長に俺達は「のり弁」を注文したこと、その弁当を買うお金だけ出して俺達に買いに行かせようとしたこと、妥協案を出して今回だけ課長に買いに行ってもらったことなどを話しました。
「うわぁ~それおもろいなぁ(笑)…しかしようそんなこと言うたなぁ…課長よう怒らんかったなぁ…」
「怒れへんよ…だって俺等が言うてることはちゃんと筋が通ってることやから…「勝負に上司も新人も無い」って課長自ら言い切ったんやから、負けたからお金だけ払って買うて来て!‥は通らんやろう…」
「俺等も別に揉めるつもりは無いから「今回だけ」ってかなり譲歩したんやで…」
「それはまぁ‥そうやけど……それにしても、せっかく勝ったのに「のり弁」って…」
「そこがええねん!…なぁBィー!?」
「そうそう!そこがええねん!…俺も一番安いのり弁頼もうと思ってたらしっぽも同じこと考えてらしくてビックリしたわ…」
「お前等これからどうするんよ?」
「‥‥‥(笑)、まぁもう少し課長に付き合うよ…」
「(笑)…何をする気よ?…」
「まぁ‥また何かあったら話しするよ」
「うわぁ~俺もこのクラスやったら良かったなぁ…俺も参加したいわぁ…」
そんな話をしながら昼休みは過ぎました。
その日はもうA課長の講習はどこの部屋でもなかったので、のり弁のお礼を言わずじまいで講習は終わりました。
退社する時、俺とBは本部のA課長の席までお礼を言いに行きました。
「課長!今日はご馳走さまでした」
その声が耳に入った回りに居た部長や課長が一斉にこちらを見て、その中の1人が、
「ほぉー!Aに何か奢ってもらったんか?」
と聞いて来たので、
「はい!昼ご飯をご馳走になりました。」……
>> 267
……「ほぉー昼ご飯かぁ…ええもん食べさせてもらったか?」
「あっ!いえ…のり弁です…」
「のり弁って…Aー!もっとええもん奢ってやれよぉー(笑)」
「いえ、課長は特上でも何でも頼めよ!って言うてくれたのですが、自分達からのり弁をお願いしたんです」
「なんやそうかいなぁ…せっかくご馳走してくれるんだから遠慮せんとええもん頼んだら良かったのに……(笑)」
「(笑)今度からそうします(笑)」
ここまでなんとも言えない表情で無言で聞いていたA課長が、
「わざわざこんな所まで礼を言いに来んでも良かったのに……まぁわかったから‥今日はお疲れさん。気ィつけて帰りや…」
そう言いながら俺達の背中を軽く押して帰そうとしました。
「いえ、ご馳走になったのにちゃんとお礼を言えてなかったもんで…ありがとうございました。失礼します。」
そう言って、A課長やその後ろで片手を上げながら「お疲れさん」と声を掛けてくれる部長達に頭を下げながら俺とBは部屋を出て行きました。
「明日からどうする?」
Bが俺に聞いてきました。
「だいたいの筋書きはお前の頭にもあるやろ!?」
「まぁな…(笑)」
俺とBは駅までの帰り道、初めて真剣にこれからの'作戦'について話し合いました。……
と、今日はここまで☝
'作戦'と書きましたが、そんな大層なことではありませんよ☝
話が面白くなるようにちょっと大袈裟に書いてるだけです😊
でもこれまでの状況はほぼ忠実に書けていると思います。
勿論、話す言葉を一語一句正確に覚えているわけではありませんが、状況や背景はハッキリと覚えているので言葉のニュアンスは近いと思います。
また次回を楽しみに……
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事‥頑張ってますか?
こちらは先程からポツポツと雨が降ってきました。
今日は1月17日…。
そう‥あの阪神淡路大震災から今日で丸18年が経ちました。
18年前の今朝、5時46分に起こった大地震……。
アンの…俺の…友達や知人が亡くなったり、被害に遭った、あの時から18年経ちました。
「もう18年…」と思う気持ちと「まだ18年…」と感じる気持ちが入り乱れています。
「嘘やろ?」と思うほど目の前の光景が信じられず、不謹慎ながら「これ夢?」「映画のセット?」と思ってしまうほど、あっちこっちの見知った場所のあまりにも変わり果てた姿に呆然としたのを昨日の事のように覚えています。
2ヶ月後の3月11日は東日本大震災から丸2年が経ちます。
奥尻島…新潟信越…等々、小さな島国の日本にはここ10年‥20年の間大震災が数々起きています。
70%から50%に修正された東大地震研究所の発表ですが、それでも30年以内に50%の確率で大地震が起こると言われいます。
首都圏直下型地震、3箇所の南海地震など、日本は大きな地震がいつ起こるか判らない地盤の上にあることを常に忘れずに非常袋などの準備を今一度確認しておきましょう。
家が崩壊して放り出されたとしても、自力で一週間位は生き延びるようにしておかないと、地震で命を落とした方々に申し訳ないですから…。
放り出されても一命を取り留めたのなら、その命を渇きや飢え、寒さによって命を落とすようなことになったら絶対にいけないのです。
前に言いましたが、毎年今日の夜は非常袋から水や食糧を出して食べる日です。
勿論、今日も昼間に新しく水や食糧を買いに行き、今晩は去年買った物を食べて過ごします。
これでまた一年、いつ災害に遭っても一週間は生き延びることが出来ます。
アンも非常袋などを準備していると思いますが、今一度、賞味期限の確認と不足な物がないか?確認して下さいね。
今日はこれで書き終えます。
【過去話】はまた次回から書きます。
それじゃあ‥風邪をひかないように気を付けながら、仕事を‥日々の生活を過ごして下さい。
では‥また🐻
アン、こんばんは🐻
元気ですか?
俺は昨日、いつものように通院して風邪をもらってきたようです😨
昨夜遅くから熱が出てきて、今‥熱が38度3分あります😳
ちゃんとマスク😷して行ったのに…😢
インフルエンザかどうか判りませんが、病院へ行くのも億劫なので、以前風邪をひいた時に貰った解熱剤を飲んで、しばらく外出せずに引きこもっていようと思います。
また熱が下がったら【過去話】の続きを書きますので、もう少し待ってて下さいね🙇
アンは風邪ひかないようにね☝
それじゃあ‥また🐻
アン、こんばんは🐻
ご無沙汰してしまいました🙇
1月26日に友達が病気で亡くなりました。
2年程前に転勤してからは会っていなかったので、病気を患っていたことを俺を含め友達誰一人として知りませんでした。
知ってたらお見舞いに行けたのですが「迷惑かけるから連絡しないように…」と奥さんに強く言っていたそうです。
最後は本人の両親と姉弟、奥さんの両親と妹、そして本人の家族に見守られながら苦しまずに逝ったそうです。
それだけが「良かった」と思えるせめてもの救いのような気がします。
高校のサッカー部からの友達でした。
3年程前にも同じくサッカー部の友達を亡くしています。
(あの時はまだアンとやりとりしていたので報告したと思います)
友達が…仲間が亡くなるのは悲しいことですね…。
お通夜、お葬式に参列させて頂いてから10日程経ち、やっと彼の死を受け入れられたような‥気持ちに整理がついた(つけたのですが…)ので、この場所にやって来ることが出来ました。
「次回から【過去話】の続きを書きます」と言いながら、延び延びとなっていますが、次回には必ず書きますので、それまではもう一度今回の【過去話】を読み返していて下さい。
(もう話の内容を忘れたのでは…?)
明日か明後日には書きますね✏
それでは今日はこれで終えますね…。
風邪をひかないようにね☝
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか❓💪
こちらは先程から雪がちらほらと降ってきました❄
俺の所より少し北に居るアンの所はもっと降ってますかね⁉❄❄
前回の手紙で「明日か明後日には書きますね」と言っておきながら「明明後日」の今日になってしまいました🙇
では早速【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……俺は同期入社で新人研修で知り合ったBと、これからのA課長に対して…を話し合ってから数日後、午前の講習にA課長が講師をする日が来ました。
午後からの講習時には相変わらず缶コーヒー(ジュース)を賭けてのジャンケンは行われており、この時だけはいつも全員が参加し勝者と敗者が一喜一憂していました。
そんな毎日が過ぎてやってきた今日‥俺とBは、いつものように午前の講習の終わりを告げるA課長の声を待っていました。
いつもA課長は12時の少し前‥11時50分から55分の間に講習を終えて、それから昼食を賭けてA課長と俺とBの3人でジャンケンをしていました。
ところが11時50分を過ぎて、もうすぐ55分になろうとしているのに一向に講習が終わる気配がありません。
同じくそれに気付いたBは後ろを振り向き、後方に座っている俺の顔を見ました。
〈あれっ!?おかしいぞ?〉…声は一切発していないのですが、Bの目はハッキリとそう言っていました。
俺はBの目を見ながら一度だけ頷き、そして苦笑いしながら首を傾げました。
〈うん!時間がきたのになぁ…なんでやろう?しないつもりかなぁ?〉そんな言葉を込めた目と首だけを動かした小さな行動で伝えました。
Bも俺からのその言葉がハッキリ聞こえたようで苦笑いを返して来て、そのまま顔を正面に戻しました。
学校生活でよく聞いた、開始と終了を告げるチャイムではなく、曲名は忘れましたが、どこかで聞き覚えがあるクラシック調のメロディーが廊下から聞こえてきました。
余談ですが、今はどうなのか知りませんが、俺が学生の頃は各教室の正面、黒板の上の天井近くにチャイムや校内放送が流れる箱型のスピーカーがありましたが、講習を受けているこの教室(部屋)にはスピーカーは無く、廊下などの天井に埋め込み式のスピーカーが数ヶ所に設置されていました。
館内には子供が居ないから静かなのでメロディーがよく響いていたのを覚えています。
12時を知らせるメロディーが流れて、やっと講習が終わりました……
アン、こんにちは🐻
アンは昨日から3連休かな❓
一昨日の昼以降、来てなくてごめんなさい🙇
あの日、昼ご飯がてら会った友達は実は相談があったようでわざわざ会いに来たとの事で、離婚を考えているそうです。
詳しくはまた機会があれば話しますが、その時にアドバイス…俺の考えを伝えたことを昨日奥さんと話し合ったらしくて、その結果報告とこれから…について、今からもう一度友達と会います。
だから【過去話】は次回まで待ってて下さい🙇
それじゃあ、行ってきます🚗💨💨💨🐻
アン、こんばんは🐻
今日は仕事ですか❓
風邪などひいていませんか❓
バレンタインデーが過ぎ今日で2日経ちましたがアンからチョコレート届いてませんよ😢
ちゃんと春風に…いや、今はまだ冬風やね☝…その冬風に乗せて送ってくれましたか❓
最近、風が強い日が多かったから、気付かない間に通り過ぎて行ってしまったのかな…❓😭
地球を一周してまた戻って来るかな…⁉
それまで待ってみよう…。
それでは途切れ途切れになりながらも書き続けている【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
12時を知らせるメロディーが流れて、やっと講習が終わりました。
「よしっ!午前の講習はここまでにしよかっ!…班長!」
学校ではないのでその日の日直当番や学級委員長というものはありませんが、新人研修に入った初日には既に会社から班分けがされており、俺やBが居るグループはB班で、それぞれ班別に部屋に入って座った場所が講師の一番手前に座っていた者が、その班の班長に任命されました。
A課長の「…班長!」の声を聞いて、直ぐに班長が、
「起立!!」
その号令で全員が立ち、
「ありがとうございました」
と全員で言って、お辞儀をしました。
お辞儀した頭を上げ教壇に目をやると、課長がドアに向かい歩き出していました。
その様子を俺と同時に見ていたBが、すぐ目の前を横切った課長に、
「課長!お昼‥賭けましょうよ!」
声を掛けられた課長は一瞬、ビクッとしたように見えました。
「あっ!そうやな!…この班やったんやな!?」
と、賭けをしていたのが隣の班だと勘違いしていたようなことを言ってました。
それは本当に間違えていたのか?とぼけていたのか?は判りませんが、できたら賭けをしなくなかったように感じました。
「そうですよー!昼ご飯賭けてるのはこのB班ですよー!」
課長のその雰囲気を察したのか!?Bはそう言いながら課長のそばに寄って行きました。
俺は教壇に向かいながら、
「そうですよ…課長はこの前1回負けただけですから勝ち逃げはダメですよー!」
と言いながら、教壇で課長とBが来るのを待ちました。……
>> 275
……現に前回まで俺が3回、Bが2回負けており課長は前回初めて負けたのです。
それに課長は自分から俺達に賭けを誘い「賭けに(上司)先輩も(新人)後輩も無い!!」と、平等であると言い切ったのに、前回初めて負けた時にお金だけ出して俺達に買いに行かそうとしてきました。
俺達は毎回負ければ自分達で買って来て課長の元に弁当を届けていました。
それなのに課長は「それは出来へんやろう…」と自分が口にした'平等である'を簡単に覆して先輩であることを盾にしたのです。
当然それは納得出来ない俺とBは「それじゃあこれから先は課長が負けてもお金だけ出してもらって俺達が買って来ますから、初めて負けた今回だけは買って来て下さいよ」と、俺達は堪えて、課長には有利な譲歩案を出して1回だけ買いに行ってもらいました。
でも課長は、お弁当屋さんで会った同じ新人研修を受け持っている俺達の隣の班の者に弁当を持って帰ってもらうことを託して、結局課長から直接弁当を受け取りませんでした。
だから講習が終わり、帰る前にわざわざ本部の課長が居る席にまで行き、お礼を言ったのです。
当たり前のことを言って普通のことをしただけです。
「賭けをしよう」「賭けに上下はない!平等だ!」と言ってきたのは課長自身なのです。
俺が3回、Bが2回負けており、前回初めて課長が負けただけなのに逃げようとしている素振りをするのはおかしいのです。
それに今回からは課長が負けても買いに行くのは俺達が行くと約束しているのだから逃げる理由が無いのです。
でも、課長が逃げる…というか、とぼけようとしているのも解る気がします。
それは課長は勝てば「特選焼き肉弁当」や「特上幕の内弁当」など、普段自分のお金では買わないような高額な弁当を注文していたのに、前回初めて負けた時に俺達は一番安い「のり弁」を注文したことで〈何か?〉を感じたのでしょう…(サケ弁だったかな?)
でも課長が〈何か?〉を感じたとしても俺達は逃がしません。
勝っても一番安い弁当しか注文しないのも、課長が負けても自分達が買って来ると譲歩案を出したのも、わざわざ本部の席までお礼を言いに言ったのも、全てこれから行う作戦まで課長を逃がさない為だからです。
普通に講習を受けて、休憩のコーヒージャンケンをしている分にはA課長は講師の中でも親しみのある兄貴分的な存在でした。……
>> 276
……それがA課長が初めて午前の講習を受け持った日、 「昼ご飯を賭けて勝負せえへんか?」 と俺達全員に言った時、誰も賭けに乗らなかったことに腹を立てたのか?
「コーヒーは賭けても昼ご飯は賭けられへんのかぁ…!今年の新人はケツの穴の小さい奴ばっかりやなぁ…!去年の新人の方がマシやったなぁ…」
と、俺達を見下すような、馬鹿にしたようなことを言い放ったのです。
だからまだ1回しか負けていない…言わばまだ何ら損を、負けても後悔していない課長をここで逃がすわけにはいきません。
俺達を馬鹿にしたことを後悔するまでは付き合ってもらいます。
話が少し逸れましたが、俺が待つ教壇に課長とBの3人が揃いました。
腹を決めたのか?課長自ら、
「そしたらいつものようにアミダくじ作るからお前等向こう向いとけよ」
と、いつもの口調で言いながら手際良くアミダくじを書いてました。
そしていつものように完成したアミダくじに俺もBも好きな所に数本の横線を書き加えて、3本の縦線の好きな箇所に自分の名前を書き、残った1本が課長の名前になります。
俺が負けました。
俺は悔しがり、課長とBは「ヤッタァー!」と喜びました。
負けた俺は課長とBに何を買って来るか注文を聞きました。
「お前等この前買っても安い弁当しか頼めへんかったから俺も今回はのり弁でええわ…」
と課長が言ってきました。
そこですかさずBが、
「そんなことないですよ…前回はホンマにのり弁が良かったんですよ…それまで毎日のように高い弁当とか、店で食べたりしてたから、ええ加減に飽きていたのと…もう弁当も一通り食べて一周したところやっただけで、今日はええもん食べさせてもらいますよ…(笑)」
そう課長に言いながら、
「俺、DX酢豚弁当とご飯大盛で頼むわ」
とBは言いました。
その経緯を聞いた課長は、
「なんや‥そうやったんかぁ(笑)…そしたら俺はDX唐揚げ弁当のご飯大盛で頼むわ…(笑)」
「わかりました」
そう返事をして俺はメモ用紙にそれらの弁当を書きました。
「一旦本部に帰るけど、あとでここへ来て食べるからここへ持って来てくれるか」
「わかりました」
俺の返事を聞いて課長は部屋を出て行きました。……
>> 277
……課長が出て行ってからBが俺に、
「よっしゃ!行こか」
「行こか」
2人で弁当屋さんへ向かいながら、事が上手くいっていることを楽しんでいました。
弁当屋さんでの支払いの時、Bは自分の「DX酢豚弁当のご飯大盛」の分を自分で支払いました。
そうです。
今日からはどちらが負けても自分の分は自分で支払い、課長の分は2人で割り勘して支払うことにしたのです。
そうすることで、勝った者は遠慮することなく好きな物を注文するということをパターン化し、課長にも遠慮してまらうことがないように慣れてもらうのです。
この日を境に、俺もBも課長も誰が負けても遠慮せずに「特製〇〇」特上〇〇「」「DX〇〇」を注文し、時々「のり弁」や「コロッケ弁当」などを注文することもありましたが、その時は意図的ではなく、自然の流れでBが「特上〇〇」を注文しても課長が普通の「唐揚げ弁当」を注文する時もありましたが、敢えて高い物を注文するよう催促することはせずに、あくまでも課長の意志で高い物でも安い物でも注文してもらってました。
そして課長の分は毎回2人で割り勘していました。……
と、今日はここまで☝
これから晩ご飯を作らないと‥😥
それじゃあ‥また😃
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
アンは今頃夢の中ですね😪💤
どんな夢を見てますか❓
その夢にしっぽは登場してますか❓
俺は相変わらず短い睡眠時間の毎日です😥
でも以前のように3時間前後ではなく、4時間前後は眠れるようにはなりました。
時々ですが6時間程眠れる時もあります😊
でも今日は全く眠れそうにないので【過去話】の続きを書こうと思い✏手紙を書きました。
それでは続きを‥‥
……課長には内緒で、課長の弁当代を2人で割り勘しながら俺とBと課長の3人で弁当を賭ける日々が続きました。
そしてある日、俺とBは班のみんなに提案しました。
「今度A課長と賭けをする時に、1回で良いから誰か2人程参加してくれへんか?」
「…かまへんけど何でよ?」
「ちょっと考えがあるねん…」
俺とBはこの班を馬鹿にした課長の言葉…ケツの穴が小さい奴ばかり‥と言われたことに腹が立ったことや、考え(作戦)について説明しました。
動機と説明を聞いてみんなも少なからずA課長には腹が立っていたので喜んで参加してくれました。
そしてまたA課長が午前の講習を行った時、いつものように12時の少し前に講習が終わり、賭けをするために俺とBは教壇へと向かいました。
この頃になると賭けをすることが当たり前になっていたので、課長もわざわざ声を掛けてくることはなく、俺達も当たり前のように教壇へと集まりました。
「すみませ~ん!今回俺も入れてもらってもいいですか?」
「俺もいいですか?」
予定通り2人が声を掛けてきました。
「おおっ!なんや!なんや!…お前等もタダ飯にあやかろうと思ってきたんか?(笑)」
「…ええ…まぁ…」
「何か、勝ったらいつもええもん注文してるんでたまにはええ弁当食べたいと思って…」
そんなことを言いながら2人は教壇に近付いて来ました。
「かまへんでぇ‥かまへんでぇ‥参加しいよ。参加者が多いほど賭けは面白なるから…なぁ?」
課長は俺とBに同意を求めてきました。
「そうですねぇ…多い方が勝つ可能性が増えますからねぇ…」
俺が課長の顔を見ながらそう言うと、
「そういうことやなぁ…でも負けたら地獄やけどなぁ…ワハハハハッ‥」
と、参加者が増えたことが嬉しかったのか!?豪快に笑っていました。
そして課長は今回は自分も選びたいと思ったようで、俺にアミダくじを書くようにと言ってきました。……
アン、こんにちは🐻
まだ仕事を頑張っていますかね⁉
5時を過ぎたけど、まだ陽が沈んでなくて明るいですね😃
ついこの前まで今のこの時間(5時22分)には既に薄暗くなっていたのに……。
梅も五分咲きなどと耳にするようになって、春がすぐそこまで来ているのを感じています🌸
さて…それでは前回、不注意で消去してしまった😭部分も含めて【過去話】の続きを書いていきますね✏
……アミダくじの作成を課長に頼まれた俺は、メモ用紙に新たに参加した2人の分を含めた5本の縦線を引いて、その内の1つに〔ハズレ〕と書き、5本の縦線を繋ぐように数本の横線を無造作に書き込み、メモ用紙のハズレの部分から細かく折って、縦線が10センチ程見えるように残してから、
「出来ました」
その声を聞き、俺に背中を向けてた4人が俺の方に振り返りました。
特に課長は待ち焦がれてたように素早く振り向きました。
課長はアミダくじに目を向けたまま、
「一番は俺に選ばさせてくれ…」
「…いいですよ(笑)」
Bが代表して答えました。
「う~ん?……これかなぁ?……こっちかなぁ?……」
Bの返事を聞くまでもなく課長は既にどれを選ぼうか考えていました。
「…う~ん?……これかぁ?しっぽ?…」
「さぁ…?」
「俺の目を見て答えてくれ……。これかぁ?」
課長が縦線の1つを指差して俺の目を見ました。
「さぁ…わかりません」
くじを書いたのは俺自身ですが、横線を無造作に書いたので本当にハズレがどれなのか判らないので本心から「わかりません」と答えたのですが、
「う~ん?お前なかなかクールフェイスやなぁ…(笑)、表情から読めんなぁ…」
そらそうでしょう‥本人も知らないのだから…。
「しゃーないなぁ…自分の考えを信じるか…」
そう言って何をどう考えているのか?それからもしばらく「う~ん?う~ん?」と唸り声を上げながら1~2分かけて1つの縦線を選び名前を書き、横線を数本書き込みました。
課長が書き終えペンを離した瞬間、すかさずBがサッと縦線を選び名前を書き、横線を書きました。
「オイオイ!…早いやっちゃなぁ…ちょっとは考え……」
課長がBにそう言ってる間に、新たに参加した2人もサッサと書き終えました。
「えっ?ちょ‥ちょっと待てよ!お前等選ぶの早過ぎるやろう…ちょっとは考えて書いた……」……
>> 281
……課長がそう言ってる間に俺はメモ用紙を広げて〔ハズレ〕が書かれてる場所から段々と上にアミダをペン先で上がっていきました。
「あっ!オイしっぽぉ!結果を出すのは上の端から順番に進めていかんかい!…ドキドキしながら決まるのが醍醐味で楽しいんやないかぁ…わかってないなぁ…」
課長のその言葉を聞きながらもペン先を止めることなく進めながら、
「いやぁ…課長が選ぶのに時間かかったし、5人分の弁当をこれから買いに行って注文してたら昼休み中に食べ終えられないかも知れないから早く決めないと……」
そう課長に言ってる間にハズレの者が決まりました。
「あぁ~俺やぁ~」
ハズレを引いたのは新たに参加した2人の内の1人でした。
呆気なく決まったことに少し不満あり気な顔をしていた課長でしたが、それでも出た結果を楽しもうとしたのか、
「ハハハハハッ!残念やったなぁ(笑)、俺等3人とは潜り抜けて来た修羅場が違うのよ!!…今日参加して勝とうなんざぁ10年早いわ!…なぁ!?」
課長は俺とBの肩を組んでそう言いました。
「なぁ!?」と言われても俺とBはただ苦笑いをするだけでした。
〈どこまでこんなちっぽけな賭けを楽しんでるんや…〉と俺は思っていました。
それはたぶんBも同じことを考えていたようで、肩を組まれてる顔を俺の方に向け、上目遣いで課長を見上げた後、視線を俺に向けて「ハァ~」とため息をついてみせました。
俺も同じ仕草を返して課長とは違う意味で笑いました。
課長は俺達が自分と同じく勝ったことに笑っていると勘違いしながら、
「そんなに笑ってやるなよぉ(笑)…負けた〇〇は悔しいんやから(笑)…そしたら何注文するか決めよか…」
そして課長が「DX焼き肉弁当」を、俺達3人も特上…特選…DX…と高額な弁当を注文しました。
それらをメモした〇〇は、
「わかりました。…課長の分はここへ持って来たら良いですか?」
課長はノートを広げ、午後からの予定を確認して、
「午後から講習無いから本部まで持って来てくれるか?」
そう言って部屋から出て行きました。
「ハァ~‥‥」
思わず4人からため息が漏れました。
「なっ!‥言うた通りの展開になったやろ!」
俺が新たに参加した2人に言うと、
「ホンマやなぁ(笑)、まるで台本があるみたいにそのままやったなぁ…」
「ホンマ…途中から笑いそうになったわ(笑)」……
>> 282
……「(笑)‥負けたお前が笑ったらアカンやろぉ…」
「だから必死にガマンしたよ…悔しがらんとアカンから、そんな表情するのに必死やったわ(笑)」
そんなことを話しながら4人で部屋を出て行き、弁当屋さんへと向かいました。
今まで俺とBと課長の3人でくじをしていた時は毎回課長がアミダくじを書いていたのですが、参加者が増えたら絶対に自分も選ぶ側にまわることを予想していた事。
そして最初に選びたがる事。
選ぶのに時間が掛かる事など、前回までの課長とのやりとりで解った課長の賭けに対する考えや楽しみ方を前もって俺とBで2人に予想していた事が、見事に的中していて予想通りの展開になったことに改めて笑いました。
「でも課長もさぁ‥一番最初に選んだって、後から俺等3人がどこに何本の横線を書くか判らないのに、一体何を考えることがあるのやろ?」
「なぁ‥おかしいなぁ‥みんなに選ばせてから最後に選ぶのならまだわかるけどなぁ…」
「いや…それでもわからんでぇ…だってしっぽが折って隠れてる所にどう横線を書いたのかが判らないし、第一どの縦線にハズレが書かれてるのかはしっぽしか知らない事やから、何をどう考えても…と言うより、考えるも何も無いよ!…ただの運まかせしかないよ…」
「そうやでなぁ…それを一番に選ぶし、何分も悩んでるし、課長は何を考えてたんやろなぁ…」
「しかし、あれだけ課長が時間を掛けて選んだのに俺等がサッサと選んだもんやから、呆気にとられた顔してたのが笑ったなぁ…」
「あれも言われた通り、Bがサッと書くから続けて俺等もサッと書いたけど、なんか課長1人が悩んでたのがおかしかったなぁ(笑)」
「賭けを楽しみたいのやろなぁ…」
「今頃、さっきの自分の行動を振り返って〈1人はしゃいでたなぁ〉とか〈大人気なかったなぁ〉とか思って、顔赤くしてるのと違うかなぁ(笑)」
「いや…今はまだそんなこと思ってないよ!…ただ勝ったことを喜んでいるだけやよ!〈特上弁当がタダで食べられる〉ぐらいにしか思ってないよ!…」
そんな話をしながら弁当屋さんに着き、それぞれが自腹で支払い、課長の分は4人で割り勘をしました。
これも新たに参加してくれた2人には説明済みのことで予定通りです。……
>> 283
……それぞれが自分の弁当を持ちながら帰り、負けた者はただ課長の分の弁当を持って帰り、1人で本部まで届ける…ということだけが〔負けた者の罰〕みたいになり、負けたも大して痛くはありません。
この日を境に次第に参加人数を少しずつ増やしていきました。
先日、班のみんなに今後の作戦を説明した時に、誰一人として不参加を言う者が居らず、班(クラス)に1人や2人位は居る、いわゆる『真面目』と言われる者ですら、この作戦に自主的に参加をしてきました。
それほど課長は「今年の新人はケツの穴が小さい奴ばっかりやな!!」と発言して以来、態度や雰囲気、新人を見下すような言動が日毎に増え、それを班のみんなは感じていたということです。
だから、俺とBも最初はみんなと同じ無言を通したものの、結局最初から賭けに乗ったので、課長に気に入られたようで他の者よりよく指名されたり、話し掛けられたりしました。
でも俺とBはこの班の中では一番課長に腹が立っていて、今日までの行動も最後の目的が達成されるまでの我慢と思っているからです。
でも正直、班のみんなに作戦を説明した時に1人も不参加を言う者や作戦を止めるよう言ってくる者も無く、それどころが前のめり気味で「明日は俺も…」と言う者ばかりだったのが、驚いたと同時に、これだけ嫌われてる課長って‥‥と身震いしました。
日毎に参加者が増えることを大いに喜んで受け入れる課長は、班の半数も参加する頃には午前の講習も15分程早く終わらせ、アミダくじの抽選に時間を割くようになりました。
そしてある日、とうとう班全員が参加することになりました。……
と、今日はここまで☝
今からお風呂に入って、それから例の焼鳥屋さんへ行ってきます。
友達2人と待ち合わせをしているので…😊
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんにちは🐻
順調に仕事は進んでいますか❓
ミスやトラブル、人間関係など、仕事を続けていく上で何かと悩みのタネは尽きないと思いますが頑張って乗り越えて下さいね💪
それでは早速【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……班の全員が'賭け'に参加することになったある日、課長は、
「おおー! とうとう全員参加するようになったかぁ…これでやっと班が1つにまとまったなぁ」
〈こんなことで1つにまとまったと思える課長って‥‥〉と思いながらBをチラッと見たら、同じことを思ったようで〈…なぁ…〉と、くちパクで言ってました。
そしてBが、
「課長ーすみません。ちょっとだけ時間いいですか?」
「おう!Bー!どうした?」
「いや…隣の班の〇〇等数人も今日はこの賭けに参加したいと言うてたんで……」
「そうかぁ(笑顔)…でもまだ隣は講習中やしなぁ…12時の終了までやるやろう!?」
「はい…多分すると思うので、アミダくじだけ作っておいてちょっと待ってもらえませんか?」
「別にそれはかまわんけど、隣から何人参加するか判ってるんか?」
「はい…〇〇を入れて6人って聞いてます」
「そうかぁ!隣の班にも侍が6人居ったか(笑)」
〈サムライって‥‥〉
そんなことを思いながら俺は班全員と課長、隣の班6人分のアミダくじの作成に取り掛かっていました。
その間、課長はみんなに、
「大丈夫!大丈夫!心配せんでも当たれへんって!…これだけの人数プラス6人も居るんやろ…ハズレを引く確率ってナンボよ?…3%も無いんやで…心配いらんって! ……でもこの中の誰か1人は当たって地獄を見るけどなぁ…ハハハハッ……まぁせめて隣の班の誰かに当たるよう、みんなで祈っとこか(笑)」
課長は本当に心底この賭けを楽しんでいるようでした。
人数が増え、負ければ大きな痛手になるこの展開を、1人‥子供のようにはしゃいでいました。
みんなには参加する意志を表した後は、騒いだり賭けについて口々に言い合ったりしないよう伝えてあったので、1人はしゃいでいる課長をみんな黙って見てました。
「……オイオイ!緊張するな!緊張するな!自分は当たれへんって信じて楽しめ!楽しめ!」
課長は、みんなが負けた時のことを考えて黙っていると思っているようです。……
>> 285
……アミダくじの作成も終わりましたが、まだ隣の班は講習中で終了の12時にはあと5分程ありました。
「ボゥ~っと待っててもしゃあ~ないから、先にこっちの班の者だけでくじ引く場所(縦線)決めとこか!…これだけの人数居るんやし、選んで書いてる間に講習も終わってこっちに来るやろ!?」
「……そうですねぇ」
「別に最後の方に選んだって、好きなだけ横線書けるから、最初の頃に選んだからって有利とは限らんからなっ!」
〈ええっ!! 課長そのことが解っていたの?…それじゃあ前回までの、あの時間を掛けて‥う~ん?う~ん?言いながら考えて選んでた‥あの時間は何だったの??〉
課長のその言葉を聞いた瞬間、俺とBは同時にお互いの顔を見ました。
Bは呆気にとられた顔をしていました。
たぶん俺も同じ顔をしていたと思います。
30数本の縦線から選ぶには多過ぎて考えがまとまらないと判断したのか!?課長は一番に選ぶのを止め、他の者に引くよう勧めました。
その勧めで班の1人がサッと一番右端に名前を書き、横線を2本書き込みました。
次の者が躊躇してると課長は「お先にどうぞ!」というゼスチャーで次の者に選ぶよう勧めました。
勧められた次の者はまたサッと右から2番目に名前を書き、適当に横線を2本書き込みました。
次の者は右から3番目に…、
「オイオイ!お前等、さっきから見てたら何にも考えんと右から順番に書いてるだけやないかぁ…ちょっとは考えて選ばんとハズレ引くぞぉー!…(笑)」
〈はぁ?さっき言うてたことと違うやないかい!最初に選んでも有利じゃない…考えても同じやと理解していたのと違うの?〉
すかさずBを見たらさっきと同じ顔をしていました。
課長のそんな言葉が聞こえていないかのように、次の者も‥また次の者も右から順番に名前を書き、適当な箇所に横線を2本書いては次の者にペンを渡していました。
10人程書いたところで、
「なんやお前等つまらんなぁ…次は俺が選ぶわ…」
そう言いながら課長は次の者からペンを奪い取りアミダくじに目をやりました。
「お前等愛想無いねん!ハズレ引いたら大金を払うことになるんやから、もうちょっと緊張感もって選ばんと…」
と、独り言のように、でもみんなに聞こえるような声の大きさで言いながら、アミダくじが書かれた用紙をジッと見ていました。
〈なんかもう…課長の頭の中覗いてみたくなりました(笑)〉……
>> 286
……30秒…1分…と、相変わらず「う~ん?う~ん?」と悩み「ここに線(横線)があるということは……えぇっとぉー?…う~ん?…」
〈ナニ?課長~ナニ?…いったい何を考えてるのか?教えて…〉
悩んだ末にやっと1本の縦線を選び、名前を書きました。
そして横線を2本‥3本‥‥5本‥6本‥と、結局30数本の縦線のほぼ全てに横線を書き、何本も重複させて書く箇所もあったりして、やっとペンを次の者に渡しました。
課長が考えた末に選んだ場所は選ばれていない右端から左端のちょうど中間あたりでした。
俺はそこを選んだ理由を聞きたい衝動にかられましたが、サッサと選ぶテンポを止めたくないのでグッと堪えました。
課長からペンを受け取った者は、さっきまでと同じように考えることもなく空いている右端に名前を書き、適当に横線を2本書き込みました。
次の者も‥また次の者も‥、
「なんやぁお前等、ホンマなぁ~んも考えんと書くなぁ~。 愛想も糞も無い奴ばっかりやなぁ」
ちょっと怒った口調で課長はボヤいてましたが、その言葉を無視して次々と書いていきました。
あと数人で全員が書き終わろうとした頃に、
「すみませーん!遅くなりましたぁ…」
隣の班から〇〇が5人を連れて入って来ました。
「おおう!やっと来たかぁ(笑)…△△部長は時間ちょうどまでするからなぁ…。もう昼前になったら腹も減ってくるし、集中力も無くなってくるからちょっとぐらい早よ終わったほうがお前等も喜ぶのになぁ(笑)」
〈一同‥苦笑い…〉
「あっ!今、言うたこと部長には内緒なっ!(笑)」
今日まで普通に講習を受け、普通の講師と新人という立場(間柄)だったら課長の今の言葉で笑うことも出来たのですが、今日までの経緯が〈俺はお前達の気持ちが解る兄貴みたいやろ!〉とアピールしているようで、俺やBを含め、みんな今の言葉にイラッとしていたと思います。
〇〇達が入って来たので俺は既にくじを始めてる理由を6人に説明しました。
「あぁ~全然かめへんよ…なぁ?」
一緒に入って来た他の5人も了解してくれました。
俺が説明している様子を見ていた課長は、説明が終わるのを待って、
「わかってくれた?すまんなぁ…時間が勿体無いから先に進めさせてもろてたんや!…まぁこんなくじ‥先に引いたからって有利でも何でも無いし、ようさんあっても選ぶのが悩むだけや…」
〈それはお前だけや!!〉……
アン、こんばんは🐻
今、帰って来ました😊
お酒を飲んでたわけではないですよ☝
俺も友達も車で来てたので元々🍻飲むつもりはなかったのですが、だいたい彼と会った時は2回に1回は飲んで、代行運転を呼んで帰ることが常なのですが、今日は話の途中から別の友達の話になり、その友達に連絡して呼んで、あることの真相を確認していたため遅くなり、今の時間に帰って来たというわけです。
【過去話】の続きを書くつもりでしたが、また明日か明後日に書きますね✏
ごめんなさい🙇
それじゃあ‥また次回ね😃
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
週の始まりの月曜…仕事に追われていませんか❓
今日は早めに終えて少しでも疲れが取れるよう、体を癒やして下さいね😃
それでは早速【過去話】の続きを書きますね✏
……言ってることと行動が正反対のA課長の言葉を無視して、Bが隣の班から来た〇〇に、
「あと10本程(縦線)残ってるからお前等選ぶか?」
「あぁ‥それはええけど、まだこっちの班、全員選んでないのやろ?…それやったら俺等は新参者やから最後の残った中から選ばせてもらうで…」
「あぁ‥そんなん気にせんと〇〇等が先に選んでよ…俺等は残った中から選ぶから…」
と、俺達と同じ班で、まだ選んでいなかった者達の中の1人が代表して隣の班に先に選ぶよう声を掛けました。
「そうかぁ…そしたら先に選ばせてもらうわ」
そう言って〇〇はペンを受け取り、アミダくじが書かれた用紙の前に立った次の瞬間、まだ名前が書き込まれていない一番右端の空いている箇所を選び、名前を書き、適当に2本の横線を書き込みました。
そして直ぐに次の者にペンを渡すと、受け取った者はまた空いている一番右端に名前を書き、適当に横線を2本書き込み、直ぐにまた次の者へペンを渡して‥‥を隣の班から来た6人が繰り返しました。
その様子を見てた課長は、
「何や…お前等も何も考えんと右端から順番にパッパと書くんやなぁ…愛想の無いやっちゃ等やなぁ…」
そう言われた〇〇は、
「いや…さっき「ようさんあっても選ぶのが悩むだけや…」って言うたのは課長ですやん!…だから悩んでも仕方ないのでみんな右端から書いてるのを見て、俺等もそれに乗っただけですよ」
「まぁ‥さっきはそう言うたけどやなぁ…」
課長が喋っているのを遮るように、
「それにこの時間になって選んだことや、書く順番によっては今選んだ1つ左とか2つ左でも選ぶことも出来たんですけど、そんなこと判らないから運に任せたんですよ…こんな'くじ'なんて全て運ですよ」
そう〇〇が言うと課長はバツが悪いのか、
「まぁ‥そういう考えもあるわな!…お前等がそれでええのなら俺は何の文句は無いけどなっ!」
そんなやりとりをしている間に俺達と同じ班でまだ選んでいなかった者達も選び終えました。……
>> 290
……隣の班の〇〇と課長がやりとりしている間に俺は全員が選び終えたアミダくじのハズレを隠していた何重もの折り目を一気に広げ、ハズレにペン先を置いて、ハズレから徐々にペン先を上へ上へと進めていきました。
その雰囲気を察したのか!?課長が慌てて教壇机に向かいながら、
「オイオイ!しっぽぉ!…今回はこんなに大勢居るんやから端から順番にやって(結果を出して)いかんとおもろないやないかぁ…」
「いや‥課長!…こんなに大勢居るからこそ、ハズレから遡って行くんですよ……悠長にそんなことしてたら昼休み終わってしまいますから…」
的を突かれたと思った課長は、
「それはそうやけど、せっかくこれだけの人数が時間を掛けて選んだんやからちょっとぐらいハラハラしながら決めんと愛想無さ過ぎるんと違うかぁ…」
〈時間を掛けて選んだのは課長1人だけ…〉と思いながらも、 「…でも買いに行く時間とか、一度にこれだけの人数分を注目したりしたら時間が……」
と、俺が課長に説明していると、
「しっぽ…まぁええやんか!…課長の言うように自分が選んだのをハラハラしながら見守りたいって思ってる人も居るかも知れんからな……だから全員分は時間が無いけど、この中で自分のは上からアミダしながら結果を知りたい者は手ぇ上げてくれ~」
Bは大きな声でみんなにそう言いました。
「ふぉい!」
っと「はい」とも「ほい」つかない返事をして小さく手を上げたのは課長1人だけでした。
「あっ!課長!」
手を上げたのは課長ただ1人だけでした。
「あっ…いや……」
自分1人だけと分かった課長が何か言おうとしていたのですが、
「じゃあ課長のところは上からアミダしながら下りて行きますね」
と言ってペンを進めようとしたら、
「楽しみたいのだから課長にさせてあげろよ…」
と、Bが俺からペンを取り上げ、
「課長~!どうぞ…」
そう言ってペンを課長に渡しました。
「いや…俺1人だけやったら別にせんでええよ」
と、ペンを返そうとしましたが、
「せっかく決まったんだから今回は課長だけでもアミダして下さいよ」
と、Bはペンを受け取りませんでした。
「……そうかぁ…わかった…」
返そうとしていたペンを握り直して、自分の名前が書かれてる所にペン先を置きました。……
>> 291
……いつも課長ならここで鼻歌でも言いながら、又は、ワァー、オォーと奇声のような声を出しながらペン先を進めて行っても不思議ではないのですが、
「何かお前等おかしくないか?……俺をハメようとしてないか?」
て言いながらペン先を進めていました。
「ハメようとって何ですか?…アミダくじでどうやって課長をハメるんですか?」
「何か解らんけどおかしいやないか…みんながみんな示し合わせたように右端から選んでいくし、誰も手を上げんかったし……」
「何をどうやったらハメられます?…課長も見てたように確かにみんな右端から選んでましたけど横線は適当に書いてたでしょ…それに第一、アミダくじを作ったのはしっぽで、しっぽは選ぶ権利が無くて最後に残ったのがしっぽの分で、折った部分はしっぽが何本も無造作に横線を書いてあって、それを誰も知らんのですよ!…そんな状態からどうやって課長をハメられます?…それに課長自身、自分の意志で途中でみんなを止めて、自分の考えでそこを選んだんでしょ…それに横線も何本も書いたじゃないですか!…そんな状態からどうやって課長にハズレを引かすことが出来ます?」
Bは「ハメる」ことを「ハズレを引かす」に言葉を変えて言いました。
それは俺とBとであらかじめ決めていたことで、別のカタチでハメられていることを考えないように「ハメる=ハズレを引く」と植え付けたかったからです。
「……それはそうやけど……」
課長がまだ不信感を拭い去られていないようなので、折りたたむように俺は、
「みんな、さっき〇〇が言ったように、くじなんて〈全て運まかせ〉と思ってるだけなんですよ…30数人居ても今日ハズレを引いたからといって明日はハズレを引かないなんて保証は無いですからね…明日も今日と同じ確率でハズレを引く可能性があるのをみんな理解してるだけですよ。…くじは30数回に1回当たるものでは無いと知っているだけなんですよ。……みんな〈運にまかせてる〉だけなんです。……とにかく今日はこのまま進めていってハズレが誰なのか決めてしまいましょうよ……そして課長に不振がられたままじゃあ何なんで、次回は課長がアミダくじを作って下さい。…そして課長が指名した者から順番でくじを選んで、課長が言う本数の横線を書き込むようにしますから……それなら何のハメるとかイカサマとか無いのが証明出来ると思います…」
そこまで話すと、さすがに課長はもう……
>> 292
……何も言わず、途中でアミダくじからペンを離していたペン先をもう一度名前の所に戻し、また最初から下へとアミダを進めて行きました。
結果、課長はセーブ!
それを見届けてから俺は課長からペンを受け取り、ハズレから上へとアミダを上がりながらペン先を進めて行きました。
その結果、俺達の班からハズレを引いた者が出ました。
「うわぁー!!やってもうたぁ~!!」
一瞬にして地獄に突き落とされた彼は大きな奇声を発したことで、その場の雰囲気が明るくなりました。
それから課長を含むみんなが特上などの豪華な弁当を注文し、それをハズレを引いた彼は一生懸命メモしていました。
……もう9時を過ぎたので今日はこれで止めておきます。
また次回を楽しみに😉
それじゃあ‥またね👮
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事‥頑張ってますか❓あと少しで今週の仕事も終わりだから、もうちょっと頑張って💪😱
(明日が休みと勝手に決めてます😁)
前回の手紙を書いて2~3日後からちょっと体調を崩していました😢
でも入院するほどではなく、一度病院へ行ってからほとんど自宅でおとなしくしていました。
ここにも来ようと何度か思ったのですが、どうしても書く気分になれず、過去の手紙をランダムに読んでいました📖👀
どのページを読んでもアンとの楽しいやりとりばかりで心がほっこりしました😃
勿論、一人になってからの手紙も読みました。
その時その時の心境や背景を思い出しました。
また旅に出ようと思っています🚗💨💨💨
来週か再来週に診察に行くことになっているのでその時、担当医に言ってみようと思います。
そのことはまた話しますね☝😊
それでは日にちだけが長々と続いている【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
(続きの間隔が空いてるから内容忘れてないですか❓…読み返してね🙇)
……初めて三十数人によるアミダくじをしてハズレを引いた同じ班の1人が、
「うわぁー!!やってもうたぁ~!!」
と、頭を抱えながらもA課長とみんなの注文の品をメモ用紙に書いていました。
「アハハハハッ!1人じゃあ持って帰られへんから何人か一緒について行ったれよ…! あっ!俺の分は本部に持って来てくれるか…」
課長はそう言いながら部屋を出て行きました。
いつもなら課長が部屋を出た数秒後に本音で話し出すのですが、今日は課長がちょっと気付きだしたのでは?と思ったBと俺は、廊下の方を指差しながら、みんなにしばらく課長が居た時と同じ雰囲気のままでいてもらいました。
窓際に居た者が、
「おい!…もう課長行ったぞ!」
と、窓の外を見ながら言いました。
「出て行くの‥ちょっと遅いなぁ?」
班の誰かが言うと、
「階段の途中で立ち止まって、こっちの様子を伺ってたんと違うか?」
と、Bが返しました。
階段は俺達の部屋を出て廊下を3㍍程歩いた所に階段があり、普段休憩中とかに階段を利用していると部屋の中の声が聞こえてきます。
課長がさっきのアミダくじで何かを感じて階段の途中で立ち聞きしていたのか!?は判りませんが、確かに出て行く姿を確認出来るまでに時間が掛かっていました。……
>> 294
……課長が出て行き、本部の方へ歩いて行く姿を見届けて、俺とBは、
「はい!お疲れさん!そしたらお前等待っててよ…弁当買って来るわ」
そう言って、俺とB、そして隣の班から5人を連れて来た、俺達と同じ位課長に腹が立っていて、以前‥課長に俺達の弁当を持って帰らせられた〇〇〔C〕と、さっきのくじでハズレを引いた者の4人で買いに行きました。
買いに行く…と言っても、実は午前の講習中に1回ある休憩中に1階にある公衆電話からお弁当屋さん電話をかけて注文してあり、12時過ぎに取りに行く旨を伝えてあるので待たずに弁当を貰えるのです。
ただ、数が多いので負けた者1人では持って帰れないから、さっきまでの結果とこれからの作戦を誰にも邪魔されず話すには、お弁当屋さんまでを往復するぐらいがちょうど良いのです。
俺とBやCが部屋に残って、みんなの前で次の作戦を言ったりすると、他の考えや意見が出たりすると、まとまらなくなったり、関係ない他の者に漏れたりする可能性があるから、出来るだけ俺達だけで作戦を立て進行するには俺達が買いに行くのが一番良いのです。
それに実行する直前に作戦を伝えると、みんなあれこれ考えず指示されたことだけを間違えないように懸命になってくれるから…という考えもあるからです。
俺達4人は三十数人分の弁当を手分けして持ちながら、みんなが待つ部屋へと戻りました。
勿論、ハズレを引いた者は途中1人で課長の「特上弁当」を持って本部で待つ課長に渡して来ました。
弁当を持ち帰った俺達の元にみんなが寄って来ました。
「俺、唐揚げ…」
「俺、のり弁…はい…これっ…」
と、お金を支払い、あらかじめ注文してあった弁当を受け取ります。
勿論誰一人として「特上」や「特選」などの高額な弁当を注文している者は居ません。
課長の前でみんな高額な弁当を注文したのは、課長にも高額な弁当を注文しやすいように仕向けただけのカムフラージュです。
みんなに弁当が行き渡ったところで、みんなに、
「それじゃあ、みんな20円ずつ集めさせてくれるか…」
課長の特上弁当代金を参加者全員で支払うことは伝えてあるのでスムーズに集められました。
三十数人で課長1人の特上弁当を支払うには1人20円もあれば当時は足ります。
余れば次回に繰り越し、足りなければ30円ずつ集めれば良いのです。……
と、今日はここまで…
また次回にね👋
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
週の始めの月曜日…仕事に追われて疲れていませんか❓
マイペース☝
マイペース☝
仕事をしなきゃあ食べて行けないけど、仕事をする為に生きているんじゃあ無いですよ☝
『立って半畳、寝て一畳、飯は三合あれば良い』ですよ☝😊
ところで、さっき携帯ショップへ行き、📱を修理に出したので代わりの📱を借りてこの手紙を書いています。
保証期間はとっくの昔に過ぎている上に保険(サポート?)にも加入していないので、修理費は全額負担になります。
でもポイントが溜まりに溜まっていたので(80000以上😲)店員さんに買い替えを勧められましたが、俺の生活にパソコンやゲーム、動画鑑賞などが携帯📱に入っている必要 が無いので、今のガラケーで充分なのでそのまま修理をお願いしました。
スマホってバッテリーが1日~2日しか保たない…ちょっと使うと夕方頃には残量が無くなっていると聞くし、基本料がガラケーの倍ほどかかるとも聞くので、俺には今のところ必要の無い物なのです🙅
店員さんは「最新機種でもポイントで買い替え出来ますよ😃」と粘り強く勧めてきましたが、丁重にお断りさせて頂きました🙇
(接客態度が良く、笑顔と言葉遣いが自然で、俺がまだ前の仕事をしていたらスカウトしたいぐらい良い印象を持てる女性でしたよ😃)
店員さんに訊ねたところ「多分ガラケーはまだ数年は残すと思います」との事です☝
今‥アンはガラケー❓
スマホ❓
話は変わって、今日は東日本大震災から丸2年ですね…。
昨夜、パソコンの動画で当時の映像をいくつか観ました。
不謹慎かも知れませんが未だに目にする悲惨な光景が映像のCGのように見えてしまいます。
テレビは各放送局が朝から報道特番を放送しており、未だに遺体を探しておられる方や立ち直れていない方、鬱などの病気を患っている方、自ら命を絶つ方などが沢山居られるそうです…。
日本は…政治は何をしているのでしょうか?
日本赤十字社だけでも募金額が数千億円もあるのに、いろんな理由により被災者に行き届いていない現状だそうです。
個人の確認、収入、家族構成、持ち家の有無…等々を調べ上げて考慮して不公平が無いように…との考えからなかなか先に進まないとの事ですが、そんなこと言ってたら何年も先になることは解るはずです。
今、仕事が無い、収入も預金も無い人‥家族は何年も待てません。
>> 296
今日まで自ら掲げたマニフェストを無視して、国民の意見に耳を貸さず、己の議席と名誉と利益の為に好き勝手している多くの国会議員が「不公平が無いように…」「いろいろな弊害が…」などを理由に被災者を更に苦しめているとは…余りにも情けなく、怒りと悲しみに震えます。
誰か「俺が仕切ってやる!…とりあえず1人当たり〇〇〇万円支給する!」って言うぐらいの行動力と責任感のある議員とか居ないですかね…。
そんな、口で言うほど簡単ではない!ことは解っていますが、2年も経っているのに「仕事が無いから収入が無い」とか「もうすぐ仮設住宅から出ないといけないけど行く宛てが無い」と泣いているお年寄りをどうすることも出来ずに、自殺者の数が増え続けている現状を政治家は知らないのでしょうか?
知らなければ呆れるほどの馬鹿で、国会議員の資格なんてありません。
知っているのなら、知りながら2年間も何も進められない己の無力さに見切りをつけて議員を辞めるべきです。
勿論、知っていながら何もしようとしない議員なんかは、時代が時代なら死刑に処される重罪です。
今、困っている被災者を始め、必死に働きながら子育てをしている母子(父子)家庭や仕事に就けない人達等々を手助けし、救うのが一番大事なことなのだから、もっともっとチカラを注いでほしいと願います。
今の日本国内で死亡原因の一番は、癌でも交通事故でも無く、自殺が大差で一番です。
毎年3万人程居るそうです。
10歳までの生存率か世界一良い国は日本です。
いわゆるタンス預金等を含めた預貯金額が最も多いのは日本で、その額は世界中の約半分を日本一国だけで占めています。
日本が1日に出す破棄する食品や食材で、世界中で餓死する子供に1日2食以上の食事を与えることが出来ます。
景気がずっと低迷していますが、それでも先進国であり、経済大国です。
世界で最も安心安全で裕福で恵まれていると言われる日本の中で、明日への希望を持てずに自殺する人が毎日80人以上居るのです。
なんともやり切れない気持ちになります。
今日は大震災から2年目ということで、いつもと違う話をしてしまい、ちょっと思いの丈を書いてしまいました。
また、次回から通常の手紙を書きますね☝
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
10日ぶりの手紙です🙇この間に部屋の大掃除をしたり買い物や病院へ行ったりしていました。
勿論、それらは旅に出る準備の為です😊
この前の手紙に書いたように「また‥旅に出て良いものか?」の判断を仰ぎに、先日‥病院で検査をしてもらい了解を得たので、その準備と親友である例のA夫婦に報告に行ったりと、バタバタしてる間に10日間が過ぎていました😲
出発日は今のところ未定で「近いうちに…」とだけしか言えません。 また旅に出る少し前ぐらいになったら報告しますね☝
それでは長々長々長々となってる【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きます✏
……A課長を含む総勢三十数人による《お弁当を賭けたアミダくじ》は、その後Cが更に自分の班に呼び掛けをしたので参加者も増え四十名を超える人数となりました。
午前中の講習をA課長が担当の時は昼休みに入る15分位前にはアミダくじを作成し、適当な順番でくじを選ぶ者が教壇に来て、いつものように空いている縦線の右端から順に名前を書き、適当に横線を2本書き込み次の人にペンを渡す…を繰り返していました。
前回のくじで何らかの疑問を抱いた課長は、その次のくじを引く時にある提案を言って来ました。
「いや…お前等を疑ってるわけやないんやけど、何かハメられてるような…引っ掛かるものがあるねん…」
「何が引っ掛かるんです?…ハメられてるって、課長負けてませんでしょ…」
「そうなんやぁ…負けてないけど、何か引っ掛かるみたいで気持ち悪いねん…」
「別にアミダくじに細工してるわけでも無いし、とにかく課長は負けてないのは事実なんですから…何が引っ掛かってるのか言うて下さいよ…」
「……正直言うとな…お前等2人(俺とB)と3人でくじやってる時からお前等は最初から迷いもせんとサッサと書いてたからええねんけど、人数が増えたら他の奴等全員がお前等と同じようにサッサと右端から名前書いて、何も迷わずに適当に横線を書いてるやろ…あの行動に何か引っ掛かってるねん…別にアミダくじを楽しんでないとかはええねんけど、何かそこに何かがあるんやないか?と思ってしまってるねん…」
「いやぁ…この前説明したように、くじなんて運でしょ!…ハズレを書いた場所を知ってるのは、くじを書いたしっぽだけですが、上の半分以上ある縦線だけの空白に誰がどこにどう横線を書き込むかはしっぽもみんなも予想すら出来ないのですよ……
>> 298
……そこにどのタイミングで課長が入って来て、どこを選んで何本の横線をどこに書き込むなんか判りっこ無いでしょ…例えば課長をハメようと思ったらどうやったら出来ます?……」
「それが解らんからハメられてないとは思うけど、何か引っ掛かってるのはそこにあるねん…」
「…そうですか…みんな俺等2人と同じ考えで、どこを選んでどこに横線を書いたらええのか考えても解らないから、ただ漠然と空いてる右端から名前を書いて適当に横線を書いてるだけなんですよ!…逆に俺等は課長に聞きたいです…時間をかけて何をどう悩んで選んでるんですか?最初に選んでも途中で選んでもハズレがどこにあるのか知らないし、課長が選んだ後に何本もの横線をどこに書くかなんて絶対に判らないのに選ぶ時いつも考えているでしょ…あれは何を考えているんですか?」
「……何をって…別にこれといって考えてるわけじゃないけど、何となくこの縦線の下にハズレが書かれているんやないかと予想して、しっぽが書いたであろう横線を予想して…」
「えっ!ハズレの場所も隠してある横線も予想ですか?」
「そらそうや…作ったのはしっぽなんやから俺が知るわけないやろ!」
「はぁ‥そうですよねぇ…その予想した上で選んだとしても後から何本も横線を書かれたら元も子もないのと違います?」
「…それはそうやけど……まぁ、くじを楽しんでるだけやな…あとは運まかせやし…」
「あっ!そうでしょう!結局は運まかせなんですよ!…だから俺達みんなはどうせ考えても運まかせで時間の無駄だと知っているから適当に書いて後は運にまかせているだけなんですよ!…」
「なんかそんな言い方されたら俺1人がはしゃいでるみたいやな……」
「…そうは言いませんけど、俺達は運にまかせてるから適当に書いてることは分かって下さい」
「それはまぁ分かったけど……」
俺とBでここまで説明しても課長は今ひとつ引っ掛かっているようなので俺が提案しました。
「わかりました。じゃあ今日から課長がくじを作って下さい…そして縦線も課長が選んでみんなの名前を書き込んで下さい」
「ええー!俺が作って俺が全員の名前を書くの!?」
「それは出来へんわぁ…ハズレと横線を書いた俺が名前を書いたらそいつに当てさせることが出来るやないか…」
「いえ…くじを作って横線を書いたら、いつものように折って隠して上半分は縦線だけの空白にしておいて下さい……
>> 299
……その空白部分に課長が指名した人が横線を書くことにして、課長が言う本数の横線を書くってことにしたらどうですか?」
「ええー!俺が作って、俺が名前を書いて、誰かに横線の本数を指定して書かすの?」
「そうです」
「それじゃあ、指名されなかった奴は一切何もしないで、ただ結果だけ見守るってこと?」
「まぁそうなりますね」
「それでハズレ引いたらたまったもんやないなぁ…」
「それでハズレだったら仕方ないですね…運ですから…」
「お前等、しっぽが勝手にこんなこと言うてるけど、それでええんかぁ?」
「はい…別にいいですよ」
「誰が選んでも一緒でしょ」
「運!運!すべては運まかせ…」
等々、予定していなかった突然の俺の提案に誰一人反対をする者も無く、みんな'文句なし'の意志を口々に言ってくれました。
そしてその日のアミダくじは課長が作成し、課長が縦線にみんなの名前を書き、指名された数人が指名された本数の横線を適当な箇所に書き込みくじは完成しました。
課長は折っていた部分を広げハズレをオープンにしました。
そして課長は右端からペンをアミダしながら下へと進ませていましたが、
「課長!…前にも言いましたけど、これだけの人数分をそんなことしてたら時間が足りません…まだこれだけの人数分の弁当を買いに行くんですから…」
そう言って、課長の返事を待たずに別のペンを取り出し、ハズレから上へと遡っていきました。
直ぐにハズレを引いた者が決まりました。
「〇〇ー!お前やぁー!」
名前を告げられた者は、
「うわぁ~!!当たってもうたぁ~!!」
と、絶叫しながら頭を抱えながら、
「お前等、のり弁にしてくれぇ!のり弁にしてくれぇ!」
と、哀願していました。
その様子を課長はくじを楽しむ過程を途中で中断されて不服そうな顔をしながらも、自分が当たらなかったことと、くじにはイカサマやハメられてはいないと確信を持つことが出来たからか、その様子を微笑みながら見ていました。
「課長は何にします?」
Bが聞くと、
「そうやなぁ…特上焼き肉でもしようかな…」
「オイ!〇〇ー!課長は特上焼き肉弁当で俺も同じの…」
「じゃあ‥俺も…」
「俺も…」
「俺も…」
「俺はDX唐揚げ…」
「俺も…」
みんなが口々に言うのを聞きながら、
「課長~課長がそんな高い物を注文するからみんなそれに乗ってくるんですよぉ……
>> 300
……もっと安いのり弁とかコロッケ弁当とかにして下さいよぉ~(涙)」
「アカン!アカン!何、言うてるや!勝ったんやから何を注文しようが課長の自由や!文句言うな…」
Bが課長に代わって返事を返すと、
「そらそうやけど……仕方ないなぁ…でもお金足らんからお前等貸してな…」
「あっ!お前…お金足らんの判ってて賭けに参加してたんか!お前それはアカンやろー!!…ねぇ課長?」
「そらそうや!賭けに参加するんなら自分が負けた時のことも考えて充分用意してから参加せんと、負けたからって人に借りるのは勝負師の資格も無いなぁ…」
〈しょ‥勝負師って…〉笑いをこらえながらBを見たら、課長の隣で笑わないよう必死に奥歯を噛み締めながら耐えていました。
「まぁ今日は俺とBで貸しとくわ」
俺が喋れずにいるBに代わって答えました。
「それじゃあ、〇〇、俺の弁当‥本部まで持って来てくれるか…」
そう言って課長は部屋を出て行きました。
窓から下を覗いていると直ぐに課長は出て来て本部へと歩いて行きました。
全ての疑問と引っ掛かりが自分の思い過ごしであったと理解したようで、今日は部屋を出て階段の途中で立ち止まり、こっちの様子を伺うようなことはしなかったようです。
今日で課長は全面的に信用しました。
……と、今日はここまでです。
いよいよ最終章に入ります。
お楽しみに……😃
それじゃあ、またね😉
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事、頑張ってますか💪
あちこちで桜🌸の満開情報を耳にし、花粉・黄砂・PM2.5と三寒四温のこの時期、体調管理が難しいですが充分気を付けて下さいね☝
アンは花粉症だったっけ❓
俺は数年前のある日の午後から急に鼻水が止まらなくなり、クシャミをする回数が増えたので「風邪かな?」と思って、風邪に効く市販薬を買って飲んだもののを一向に治らず「あれっ!?これはひょっとして花粉症?」とこの時初めて自分が花粉症であることに気が付きました😲
今度は花粉症に効く市販薬を買ったのですが全く効かず、数種類の薬を試しましたが治らず、サービス業をしているのにマスク着用で応対させて頂いてました。
実は、鼻水が止まらないのでマスクの下では鼻にティッシュを詰め込んで接客していたことは内緒の話です🙊😁
では【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きます✏
……この日以降、もうA課長は疑っていないようですが、それでもこの日以降も2回、自分でアミダくじを作成しては縦線を選ぶ順番を指名しては横線の本数を決めたり、1つ飛ばしに横線を入れさせたり、自分とジャンケンに勝った者だけ縦線を選ばせて、負けた者が横線を入れる…など、課長なりに色々考えながら罠やイカサマ的なことがないか注意しながら賭けを進めていましたが、3回目以降は自分で作成せず、俺やBや他の人に作成を指示するだけとなりました。
過去話を書いている途中に友達から連絡が入り、「マンションの近くまで来ているので出て来てほしい」との事で急いで出て行ってきました。
相談を受けました。
まだお風呂も入っていないので、これから入ってきます。
また明日にでも続きをかきますね☝
おやすみなさい🐻💤
アン、こんばんは🐻
仕事、頑張ってますか💪社会的(会社的)には今月は年度末決算月で、残すところあと2日ですね☝土曜、日曜が仕事ならあと4日ですが…。
とにかくあと僅かで今年度が締まります。
アンは一年前に掲げた目標を達成出来ましたか?達成出来なくても目標に近付けた、昨年よりも成長出来ましたか?
4月になれば新入社員が入って来て、また1年先輩になります☝
それだけの知識と技量が伴っていなければ新入社員に指導も出来なければ、気が付いたら数年後には追い抜かれている😨ってことにもなりかねないので、新年度になったらまたあの頃のような初心に戻った気持ちで頑張って下さいね☝😃
それでは前回、半ページ程で終えてしまった【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きます✏
……それ以降、疑いが晴れたようでA課長はアミダくじの作成を俺やB、他の者に作成を指示するだけで、順番も縦線、横線を選んで書くことには一切口出ししなくなりました。
でも俺達は相も変わらず以前と同じように空いている右端から順に名前を書いて、適当に横線を書いて次の人と交代する…というカタチを変えませんでした。
「お前等相も変わらず面白ない選び方するなぁ…」
根っから〔賭け〕というゲームを楽しみたがる課長には俺達の選び方のカタチが退屈でつまらないのであろう…と解っていながら、
「課長…だから俺達は…」
「わかってる!わかってるよ!…全て運まかせなんやろ!それは毎回お前等の選び方見てたら充分わかったよ…それはわかってるけど、負けたら大損するのに‥なんかみんな緊張感が無いねんなぁ…」
課長のその言葉を聞いて俺とBは目を合わせて微笑み、2人でCを見たらCも俺達を見て微笑んでいました。
その日も次の機会にも課長には当たらず、俺達の班やCの班の者が当たってばかりでした。
6月末で講習が終了してしまうまでA課長が午前中に講習を担当する回数がもう数える程になった時、俺達に少し焦りが出てきました。
「このまま課長が1回も当たらんかったら元も子もないないなぁ…」
「そうやなぁ…」
「くじに細工する?」
「う~ん…」
「う~ん…でもそれをやったら俺達卑怯になるやろう…」
「そうやなぁ…」
「やっぱり正々堂々とくじをして、そこで課長が当たりを引いたことでこの作戦の成功と違うか?」……
>> 304
……そうやなぁ…正々堂々として初めて課長にこんな賭けはつまらないもので、年下の新人相手に1人ハシャいでいた自分がいかに滑稽であったか…この程度の賭けに乗らない‥ことに態度を豹変させて「今年の新人はケツの穴が小さい奴ばっかりやな!と見下しながら鼻で笑ったことが、いかに自分を小さくさせていたことが身に染みて解るはずやからなぁ…」
「そうやろう…それに細工するならもっと最初から出来たのにそれをしなかったのは、たとえ作戦が成功しても俺達自身が手放しで喜べず、絶対に後味が悪く感じるのが判っていたからやろ?」
「そうやな!もう後はこのまま自然の流れに任せようか!」
「そうしよう」
「もしこのまま課長が当たりを引かんかったとしても、その時は課長の運の良さを認めようか…」
「まぁ…ここまでやってきたカタチを見てきた課長は、少なくとも今年の新人はケツの穴が小さいという思いは無くなるやろうし、むしろ全ては運まかせ‥と迷うことなく選んでいた俺達を見て何か感じることがあるやろうし…」
俺とBとCは話し合いの結果、くじに細工はせずに課長が当たりを引くかどうかは自然の流れに任せることにしました。
正に全ては運まかせ‥です。
それから何回か過ぎたある日、とうとう課長が当たりを引きました。
いつものように課長が指名した班の者がアミダくじを作り、課長が自分のタイミングで順番に加わり縦線を選んで何本かの横線を書いた結果ハズレを引き当てたのです。
「うわぁ~!!とうとう引き当ててしもなぁ~!!」
〈やったぁー!やっと当たったぁー!!〉と、待ちに待ったこの瞬間に俺とBとCはお互いに顔を見合わせた。
「課長~、とうとう当たりましたねぇ」
課長の一番近くに居たBが課長に言いました。
「当たってしもたぁ…」
「まぁ、今日は課長が一番運が無かったってことですよ…」
そう言いながら俺も課長に近付いて行きました。
Cも近付きながら、
「課長~年貢の納め時ですよ~(笑)」
俺達以外の参加者の中には奇声をあげて喜んでいる者も居ました。
「あ~あ!仕方ないなぁ…。まぁいつかは当たるとは思ってたけど、ここまでハズレてきたからこのまま当たらずに勝ち逃げ出来るかも…と思ってたんやけどなぁ…」
課長のそんな声を聞きながら班の誰かが既に弁当の注文を取り始めていました。
「俺、特選焼き肉のご飯大盛」……
>> 305
……「俺も…」
「俺も…」
「特選焼き肉弁当のご飯大盛の者、手を挙げろー!」
人数を数え終えてから、
「はい…次!」
「俺は特上幕の内弁当のご飯大盛」
「俺も…」
「はい!特上幕の内のご飯大盛の者、手を挙げろー!」
何人かが手を挙げた。
こうして課長以外の全員の分の弁当を記入したメモ用紙を集計していた者が課長の元にやって来て、
「あとは課長の分だけ書いてません。ごちそうさまです」
とニヤケた顔で言いながら課長が立っている教壇の机の上にメモ用紙を置きました。
……と、今日はここまで…。
次回をお楽しみに…😊
それじゃあ‥これから晩ご飯を作ります🍚
まだ少し早いけど、おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
桜🌸も満開の時期が過ぎ道端にちらほらと目にするようになりましたね。
これから梅雨を迎え、それが過ぎたらもう夏ですね😊
毎年、お正月と夏がくるたびに「1年が過ぎるのが早いなぁ…」と感じます。
誕生日を迎えるよりも早い実感があります😥
年々月日が過ぎる速度が増しているように感じるのは気のせいでしょうか❓
社会的には新年度に入りましたがアンは無事に年度末を終え、新たな心境で新年度を迎えられましたか?
異動や新人が入って来たりして自分も初心🔰に返る良い機会です☝
アンも心新たに頑張って下さいね💪
では【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
教壇の机の上に置かれたみんなの弁当が書かれた用紙を片手に取り、ジッと眺めていた課長が、
「みんな遠慮せんとええもんばっかり頼むなぁ…」
「そんなことないですよ…毎回みんな特上とか特選とか頼んでますよ!…課長も毎回特上・特選・DXばかり頼んでたでしょ‥」
「…まぁ、そうやけど…」
負けたという事実を実感してきたのか!?言葉に力が無い課長に、
「課長…俺達が買って来ますんでお金預からせて下さい」
合計3万数千円…。
「あっ!今財布持って来てないわ」
「ええー!賭けに参加するのにお金用意してないってアカンことと違いますのん?」
「〇〇が負けてお金が足らんかって俺達に借りた時に'自分が負けることも考えて、ちゃんとお金の用意をして参加せん奴は賭け師の風上にも置けん!!'って言うてたやないですかぁ…」
そう言われて一瞬「ウッ!」となった課長は、
「違うがな…ここへは講習用具だけしか持って来てないだけで本部に戻ったらちゃんと財布があるがな…だから悪いけどお前等で立て替えといてくれるか…あとで本部に弁当持って来てくれた時に払うから…」
「ええー!結局俺達が立て替えておくのですかぁ…」
「まぁ‥ええやんか…ちょっとの間だけのことや…弁当渡しに行ったら直ぐに返してくれるんやから…」
そう言ってお金については納得したように振る舞いました。
「課長…じゃあお金は立て替えておくので後でまとめて支払って下さい…それじゃあ俺等買って来るんで注文しといて下さいね」
そう言って俺とBとCの3人が出て行こうとすると、
「オイ!オイ!ちょっと待ってくれよ!…注文は俺がするんか?」
「……はい!……?」……
>> 307
……「いや…買いに行った時に注文するのと違うのか?」
「いや‥課長…今から10分以上歩いて行って、それからこれだけの人数分を注文して待ってたら出来上がって帰って来たら、もう食べる時間が無くなりますよ!…それでなくても昼休み時で他にもお客さんが買いに来てるんですから…ちょっとでも早く持って帰る為には先に電話で注文しておかないと昼飯抜きになってしまいますよ!」
「……それはそうやけど…これ俺がせんとアカンのか?」
「いや…課長~(苦笑)…今まで負けた者は自分で注文しておいて自分で貰いに行って自分でお金支払っているんですよ!…でも課長の場合は特別にお金だけ支払うだけで貰いに行くのは勝った俺達が行ってたんですよ!…電話で注文するぐらい下の公衆電話からでも本部からでも出来ることでしょう…本部から電話掛けたらテレカ代も要らないし、それぐらいしといて下さいよ!…」
「……いや…今財布持ってないからテレカも持ってないし…」
「じゃあ本部からでも本部の公衆電話からでも掛けて下さいよ!…まさか注文も俺等にさせるつもりやったんですか?…それはあまりにも不公平と違いますか?本当は注文して貰いに行くまでが負けた者がすることなんですよ…でも課長が昼からの準備があるからとか、立場もあるでしょうからと貰いに行くことだけは3人でやってる時も1回だけ行ってもらっただけで、あとは俺達が行きますって約束したから今回も行きますけど…注文ぐらいは負けたんだからして下さいよ!」
「賭けには上も下も関係ないって言ったのは課長ですよ!」
そう言って課長の返事を待たずに俺達は部屋を出て行きました。
「やったなぁ~!!」
「やっと課長負けたなぁ~!!」
「もう勝ち逃げされたまま終わると思ってたわぁ~」
などなど、俺達3人は口々に勝利を喜びながら弁当屋さんまで歩いて行きました。
「課長、誰かに注文するよう言うてないかなぁ?」
「一応みんなには代わりに注文するな!テレカを貸すな!と言うてあるけどなぁ…□□とか△△は気が弱いから課長に押されたらするかも知れへんなぁ…」
「まぁ‥そうなってたらなってたで仕方ないか…」
「でもみんなの前であれだけ言われたら課長も言いにくいのと違うかぁ!?」
「まぁ‥帰ってからどうやったかみんなに聞いてみたらええやろ…」……
>> 308
……そうこう話してるうちに弁当屋さんに到着しました。
「すみません。あのう……」
言葉を進めようとしたら弁当屋さんの受付のおばさんが受話器を押さえながら、
「ちょっと待って下さいね」
と俺達に向かって言ってきました。
それを聞いて黙って頷いて電話が終わるのを待っていました。
「はい…はい…それじゃあ確認させてもらいますね…特上幕の内弁当のご飯大盛が11個と特選焼き肉弁当のご飯大盛が14個、DXミックスフライ弁当の‥‥」
どうやら俺達の弁当の注文を受けているようです。
「今頃電話掛けてるんかぁ…」
「誰が掛けてるんやろう?」
「こらぁ、ホンマに帰っても食べる時間無いぞう…昼飯抜きになるかもなぁ…」
そんなことを言いながら電話が終わるのを待っていました。
そして電話を切ったおばさんが、
「すみません。お待たせしました」
「あのう…〇〇(会社名)の者ですけど、弁当貰いに来ました」
「あぁ~今の電話、〇〇さんからで、今注文受けたから今から作るからちょっと時間かかるけどいい?他にも注文入ってたり他のお客さんも待ってくれてるから……」
店先には俺達以外にも5~6人のお客さんが弁当が出来上がるのを待っていました。
〈やっぱり今の電話…課長は俺達が出てから十数分間も何してたんや!〉と腹立たしく思いながらも仕方ないので「待ってます」と伝えました。
しばらくしておばさんが、
「あれっ?お兄さん達〇〇の人達やんねぇ?」
「はい…そうですけど…」
「あれぇ~おかしいなぁ?…今日も10時半頃同じ数のお弁当の注文を受けたんやけどなぁ…?重複してないやろうか?…」
「えっ!…」
「いえねぇ…いつもBさんっていう名前で10時半頃に前もってさっき受けた数と同じ数のお弁当を注文しておいてくれるから、それはもう出来上がっているんだけど、今の電話は会社名と数は同じだけどお弁当の内容が違うから、いつものBさんとは違うのかなって思って……ちょっと今の注文は間違い無いか確認してみんと……」
〈あぁーしまったぁー!!〉
「あぁ~その弁当も俺等の分です。間違い無いです。…Bってコイツです(汗)」
「あぁ~そうなの…じゃあ今受けた電話の分も作ってもいいのね…!?」
「ちょ‥ちょっと待って下さい」
俺達は午前中に課長が講習の時はアミダくじをするのが恒例となっていた為……
>> 309
……課長以外の者がハズレを引いた時の為に、講習が始まる前にみんなから何弁当にするか集計しており、午前の講習中に一度あるコーヒー休憩の時間に下の階にある公衆電話から弁当屋さんに注文を入れていたのです。そうすることで負けた者が弁当屋さんに貰いに行った時には既に出来上がっていて、待つことなく帰って来れる、その上‥弁当は各自が支払うので普通の弁当で、課長の分だけが特上などの高額な弁当を1つ追加で注文して、その支払い分をみんなで割って支払うから誰が負けても負担額は10円、20円位で済む‥という作戦をずっと行っていたので、そのことに慣れてしまっていた俺達3人は(いや‥たぶん班のみんなも…)今日も午前中に普通の弁当を注文していたことをすっかり忘れていたのです。
「すっかり忘れてたなぁ…」
「3人居って誰も気付かんかったとは…」
「どうする?」
「このまま今の電話の分は作らんと、課長の分だけ持って行ってお金だけ貰う?」
Cが提案を出すと、
「お金だけ貰うってレシートも無いのに…それにお金だけを貰うってのはアカンよ…」
と、Bが言いました。
「そうやなぁ…」
と、俺とC
そして俺がおばさんに、
「すみません。今電話で受けた注文の分を先に支払うので、お弁当は明日の昼に貰うって出来ますか?」
と訊ねました。
おばさんはそれを聞いて奥に居る店員さんに聞いてみると言って相談しに行ってくれました。
戻って来たおばさんは、
「ごめんねぇ~。1つ2つの分なら出来ないこともないけど、これだけの数でしかも高いお弁当ばかりなんで仕入れとか伝票とかが合わなくなるからちょっと出来ないわぁ…」
「あぁ~そうですか…すみません、変なこと言うて…」
そして3人で話し合った結果、支払いは今済ませておいて5時過ぎに弁当を取りに来ます…とお願いして、先に注文したみんなの普通の弁当と課長の分の特上弁当だけを持って帰ることを伝えました。
ところがここでまた問題が……
と、今日はここまで…😁
また明日にでも続きを書きますね☝
それじゃあ、先にお風呂に入ってきます。
今夜は外食します。
例の焼き鳥屋さんに行ってきます。
では‥おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
年々花粉症の症状がマシになっていたのに今年は去年より酷い症状が出ているしっぽです😭
アンは大丈夫ですか❓
では‥今夜は出て行くので早速ですが【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……ところがここでまた問題が…というのも課長自身は何の弁当を注文したのか判らないのです。
おばさんに聞いてみると特上、特選、DXなどの弁当が全部で5種類注文していることが判りました。
課長も負けたからといって自分だけ'のり弁'とか'コロッケ弁当'にするのはカッコ悪いと思ったようで、みんと変わらない高額弁当を注文したようです。
余談ですが、毎回そうですがハズレを引いた者もみんなと同じように高額弁当を例外なく必ず注文していました。
どうしても見栄を張ってしまうのですね…男だけかな…。
話を戻します。
当時は携帯電話が無い時代、講習室の下階にある公衆電話の番号は知らないし、本部の番号は知っていても課長に何て聞けば良いのか思いつかないのです。
5種類の弁当が種類毎に幾つか作られているのでわざわざ課長に聞かなくても、全種類みんなの分を持って帰るのだから、その中から課長は自分の分だけを取れば良いのだから…と疑問に思うはずだからです。
考えても答えが出ないので、高額弁当5種類を1つずつ作ってもらい、Bの名前で10時半頃に注文した普通の弁当を全部持って帰ることにしました。
先に注文した普通の弁当は既に出来上がっていたので、高額弁当5つが出来るのを待つだけです。
数分待って高額弁当も出来上がり、普通の弁当分と高額弁当分のお金を支払い、残りの高額弁当は5時過ぎに受け取りに来ること伝えて戻ることにしました。
「こんなに早く戻って課長に弁当を渡したら逆に早過ぎて疑われるのと違うか?」
と、Cが言いました。
「それもそうやなぁ…」
「40個からの弁当をさっき電話注文したところやのに、実際は5個分の仕上がりを待ってただけの時間しか経ってないからなぁ…」
俺がそう答えると、
「先に俺等の分を持って帰って、みんなに食べてもらいながら説明しようか…」
話はすぐにまとまり、みんなが待つ講習室へと向かいました。
講習室に戻ると、みんなはまだ課長が負けたことについて話していたり、課長の無意味なアミダくじの選び方を揶揄したり…と、課長の話題であっちこっちが盛り上がっていました。……
>> 311
……〈みんな課長に腹が立っていた怒りの度合いは俺達と同じぐらいやったんかなぁ…〉と思いました。
「みんな食べながら聞いてくれ……お陰様で無事に課長がハズレを引いてくれました!」
〔一同爆笑と奇声や指笛‥〕
「そして予定通りみんなで高い弁当とご飯の大盛を注文したので3万2千***円の支払いとなりました」
「うわぁ~!!」
「マジでぇ~!?」
「それ俺やったら死ぬなぁ~」
みんなが口々に言ってるのを聞きながらBは続けました。
「…でもみんなには今日もいつも通り普通の弁当を食べてもらうけど、ちょっと予定が変わったんや……」
「どうしたんや?」
「まだ何かするんか?」
「何でもするでぇ~(笑)」
「いや…みんなにはもう別にこれといってしてもらうことは無いんやけど、本当ならみんなには明日の昼ご飯に課長の奢りの弁当を食べてもらう予定やと言うてあったけど今日の帰りにその弁当を持って帰ってもらうことになったんや…」
そう言った後も主にBが説明し、俺が補足するようなかたちで話しました。
課長には今日の昼ご飯を支払ってもらったようになっていることや、支払ってもらうには課長の弁当を本部に持って行った時にレシートが必要なこと、更に課長が何の弁当を注文したか判らないのでとりあえず全5種類の弁当を1つずつ今持って帰って来てることを伝えました。
それを聞いて、中にはそうなるであろうと気付いていた者も居たようですが、いつハズレを引くが判らないからそうするしかないと思っていたようです。
「なんやぁ~そんなことかぁ…」
「そんなこと全然問題ないでぇ~」
「おおっ!…と言うことは今日の晩飯は豪華弁当やな…」
と、みんな口々に賛同したり喜んでいる者ばかりで不満を言う者は一人も居ませんでした。
「それやったら今、課長が選ばんかった残りの弁当を今貰ってもええんか?」
と、言う者も居ましたが、
「いや…まだ課長の分の弁当は持って行ってないねん…」
理由を説明したら、
「そんなの1時ちょっと前に持って行ったらええねん!…そしたら課長、食べる時間無くなるから面白いやんか…」
「そうや!」
「それがええ!それがええ!」
みんな口々に好きなことを言ってました。
それだけみんなの中にも怒りが溜まっていたのでしょう……
>> 312
……「そうしたい気持ちは分かるけど、それをやったらイジメになるやろ!…俺等はこうして弁当を食べてるのに課長だけわざと食べさせへんのは俺等の目的とは違うからそれは出来へん!弁当は今から持って行く…」
その言葉を聞いて、まだ'持って行かんでも'とか'じゃあ10分位前に持って行けば?'などと言う者も居ましたが、その後も少し話し合って、今から持って行くことにしました。
俺とBとCは弁当を食べずに3人で本部へ向かい、ジャンケンして負けたCが1人で5種類の弁当を持って課長のところへ持って行き、俺とBは先にみんなの分の弁当を持って先に帰っている…ということにして、本部の玄関先でCを待つことにしました。
5分もあれば戻って来るものと思っていたのですが戻って来ません。
10分経っても戻らないので俺とBは本部の中へ入り課長の席へと向かいました。
すると課長とCは2階にある本部ではなく、1階のロビーの端で何やら立ち話をしていました。
〈何をしてるんやろ?〉
そう思いながら2人に近付いて行くにつれて、Cの身振り手振りと少し大きめな声が聞こえて来ました。
「C~!どうしたんや?」
俺の呼ぶ声に気付いたCと課長は同時にこっちを向いて、
「おおー!しっぽ、Bー!!…ちょっと聞いてくれよ!…課長、今これだけしかお金が無いって言うんや!!」
と、手の中に持っていたお金を見せながら言いました。
1万円札1枚と千円札が数枚と何枚かの小銭でした。
一目見て全く足りていないことが判りました。
「課長、どういうことですか?」
「……いや‥今、財布の中にはこれだけしか無いねん……」
「これだけって……あぁ~それなら後でいいですから銀行で卸して来てもらって今日の講習の帰りにまた貰いに寄らせてもらったらええことやんか…」
と、Cにそう提案を言うと、
「俺もさっきそう言うたんや…そしたら課長、銀行にも残高無いって言うて、給料日まで待ってくれって言うねん!」
「はぁ‥?残高無い‥?課長、そんなこと無いでしょう?」
当時の課長は30手前の独身で大卒から直ぐにこの会社に入って、大学が専門大学だったからか同期の中では一番早い出世で、早くに係長になり、そして課長になったと講習中の余談や休憩中などで何度となく自慢気に話すのを聞かされていました(このこともみんなが課長を嫌がる原因の1つでした)……
アン、こんばんは🐻
久しぶりの手紙です✉
以前から【過去話】に何度となく登場していた親友のA夫婦の美佐ちゃんが子宮癌と判明して、先日手術を行いました。
4月の上旬から旅に出る予定でしたが、手術を見守りしばらく経過を見て安心出来るまで旅は延期としました。
幸い手術も上手くいき術後の経過も良好のようです。
そんなことがあり、この場所に来て過去話の続きを書く気にもなれず、また…文字自体を書く気力もありませんでした。
今日は昼からもう一度検査を行って、今のところ転移は見付かっていないとの報告を受け、やっとこれぐらいの事なら書ける気持ちになり書きに来ました。
アン…定期的に検診を受けて下さいね…。
胸とか子宮、大腸とかの検診は、いくら女医さんが診察してくれる病院であっても女性は恥ずかしいと思います。
ましてや近くに女医さんが居なくて男性の先生ばかりだと検診を受けるのは躊躇してしまうのは無理もないと思いますが、生死の境の前では恥ずかしい…とか言ってられません。
今日より明日、明日より明後日と‥検診を受けるのを先延ばしにしていると癌だけでなく、あらゆる病気が治りにくくなり早く検診を受けていれば投薬だけで治っていたものが手術をしないと治らない…ことになったり、最悪‥手遅れだったりすることがありますから…。
費用が高い…時間が無い…等、検診をしない、先延ばしにする理由はいくらでもありますし、受けない人の大半はそういう理由だと思います。
でも自分の健康や命より優先するお金や時間って絶対に無いです‼
前にも言いましたが、俺の体が病気する前の体に今すぐ戻るなら全財産をなげうっても…その上に借金をしても良いから元の健康な体に戻りたいと心から思います。
前にテレビ番組で健康と病気について放送をしていたのを観たのですが、健康な人でも毎日約5千個の癌の卵のような物が体内に出来るそうですが健康な体の人はその総てを死滅させるそうです。
でも、ちょっと体調がわるかったり、風邪気味などで抵抗力が弱まっている時などは総てを死滅出来ないことがあるそうで、でも翌日にはまた5千個‥また翌日に5千個‥と、段々と生き残った卵の数が増えていき、体内の善玉では死滅しきれないようになるとのことです。
それでもほとんどの場合、自然と卵が死んでしまったり、体調が回復すれば善玉が増えたりして癌になる前に死滅させてくれるらしいのです。
アン、こんばんは🐻
4月23日以来、約1ヶ月ぶりの手紙です✉
その間アンは元気にしていましたか?
俺は体調が⤵⤴⤵⤴⤴⤵⤵⤴という感じの1ヶ月でした😥
前回の手紙で報告した親友A夫婦の奥さん、美佐ちゃんはその後の検査でも転移していないことが判り、しばらくして退院しました🙌🙌🙌
今は入院生活でちょっと体力が落ちたものの以前とほぼ変わらない生活を送っています。
本当に良かった…😢😃
話は変わって…4月上旬に旅に出る予定だったのが美佐ちゃんのことや自分の体調の変化⤵⤴が激しかったので延期していましたが、やっと旅立つ目処がつきました。
結果…昨年出発した同じ日にしようと決めました。
勿論日にちを言わなくてもアンは解ってますよね☝
最近は改めて旅の準備品と車の入れ替えや再点検をしています。
また、出発する時はお知らせします😱
今日はもう時間が無いので【過去話】は書けませんが、明日にでも続きを書くつもりでいます✏
それじゃあ‥今日はこのへんで👋
ちょっと早いけど、おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
まだ仕事ですかね☝
頑張って下さい💪
一昨日、友達がお父さんが亡くなられて、昨日は来れませんでした🙇
今日はお葬式で、今友達等と一緒に帰って来たところです。
久しぶりにみんなが揃ったということもあり、これから着替えて直ぐに出て行きます。
帰って来てまた手紙を書けそうなら書きますね☝
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたか❓
今日も一日、お疲れ様でした😃
【過去話】の続きを書くと言いながらなかなか書かなくてごめんなさい🙇
そして今日も書けないのに報告があります☝
いよいよ2回目の旅に出ることにしました😃
しかも出発は明日☝
そう…ちょうど1年前に中国・山陰地方を廻る旅に出た5月28日に今回も旅に出ます🚗💨💨💨
今回もまた、決して忘れられない日…俺が初めてアンのスレにレスした2009年5月28日の午前11時49分に出発します。
行き先は四国一周です☝
期間は前回の半分‥1ヶ月間の予定ですが、体調が良ければそのまま九州へも向かうつもりです。
今から友達等が、ただただみんなで集まるための理由付けとして😁壮行会をしてくれるので行って来ます🍻🍣🍶🏮
それじゃあ‥また明日🐻
アン、こんばんは🐻
今頃は🏠でゆっくりしていますかね⁉
いや…アンのことだからバタンキュー😪💤となっているかも知れないですね😊
報告が遅くなりましたが今日の午前11時49分…無事に自宅を出発しました🚗💨💨💨
昨年の出発する時は1人で自宅から出発したのですが、今回はA夫婦(友達のAが今夜は夜勤なので時間があった)と他3人の友達が見送りに自宅まで来てくれました😃
雑談しながら時計を気にしていたら「なぜ時間を気にしているのか?」と聞かれ、出発する時間を11時49分と決めていると答えると「どうして?」と当然聞き返されました。
「ちょうど1年前の今日、この時間に出発して大きなトラブルや事故も無く帰って来れたので、今回もそうしようと思って…😊」と答えました。
やはり親友や友達といえども、アンとやりとりをしいたことや、初めてアンにレスした時間などは恥ずかしくて言えません😳🙊
時間がきて友達等に見送られながら予定時刻に出発しました🚗💨💨💨
和歌山港からフェリーに乗り徳島県に上陸…とも考えましたが、出発してそう走ることもなくフェリーに乗るのも愛想が無い気がするし、泉州地区にあるフェリーに乗って淡路島に上陸も違う気がしたので、大阪~明石海峡大橋を渡って四国に上陸しました。
旅に出た喜びは充分感じているのですが、昨日?から四国地方は梅雨入りとなりました😭
なんでよりによって旅の始めと梅雨入りとが重なるねん…😭😭
明日から自転車🚲で廻るつもりが…一応それなりに快適な着心地の雨合羽(結構高額な良い品なんやぞ😤)を買っているのですが、それでもやはり雨っていうのは動きが制限されるので‥。
明日からどうしたものか❓困ったものです😥
それじゃあ、明日から移動した先々から手紙を書きますね☝
勿論、【過去話】の続きも書きますから…✏
では…そろそろ寝ますね🐻💤
おやすみなさい。
(眠れるかなぁ‥‥)
アン、こんにちは🐻
9日ぶりの手紙です✉
旅に出てからは10日目にして初めての手紙になります✏
元気に過ごしていましたか❓
俺は元気でしたよ😃
元気だったのなら何故今日まで手紙を書かなかったのかと言うと…「書きたい気持ちはあったのですが書かなかった」と言うのが一番近い答えになります。
旅に出た初日は久しぶりに長距離運転をしたことによる疲れと、1年ぶりに旅に出ることに興奮と喜びがあってか!?前日の夜はほとんど寝ていなかったので、旅初日の夜は早くに寝てしまいました。
翌朝から行動を始めたのですが四国は梅雨入りしたところで降ったり止んだりする中での自転車🚲での移動は、去年のように体力が戻りきっていない俺にはけっこう厳しい移動で、休憩する回数を増やしては体力の回復を待ち、また移動する🚲💨💨💨を繰り返し、陽が沈んだ頃に車に戻ると、アンじゃないけどバタンキュー😪💤でした。
雨は2日程で降らなくなったのですが体力がなかなか回復しないまま翌日には移動してはまた自転車🚲に乗って散策していたので、晩ご飯を作り、食べ終えてから銭湯に行ったり(その逆もあり)した後で車に戻ると直ぐに寝てしまう毎日でした。
真夜中に目が覚めるのですが、疲れからか!?手紙を書く気分にはなれず、本を読んでいるうちにまた寝ていました。
夜中に目覚めた時、運転は出来る気分はあるのですが、交通量の少ない夜中に移動距離を稼ごうとする旅ではなく、景色をゆっくり楽しみながら移動する旅なので夜中は出来るだけ移動しないことにしているから、車内ではゆっくりしながら体力を蓄えておくことにしています。
前回の手紙の書き始めあたり…俺、おかしなことを書いていましたね☝
アンに「今頃は🏠でゆっくりしていますかね⁉」って、真夜中の2時43分に送っていましたね😁
そんな真夜中…ゆっくりどころかとっくに爆睡中に決まっているのに…。目覚めて頭が寝ぼけていたようです😁
梅雨入りしているにもかかわらず雨☔が降らない日々が続いていますね。車移動したり自転車🚲や徒歩🚶で散策する俺には有り難いことですが、やはり降る時期には降ってくれないと夏場の水不足が心配になりますね…。既にニュースではダムの水量が下がってきている‥と水不足を心配していますね…😥
俺にとっては有り難いことだけど、やはり雨が降ってほしいです。
>> 321
さぁ‥それではお待たせしました。
2ヶ月と2日ぶりに【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏もう話の内容を忘れていたらNO・314を開いて思い出してね🙇
……1階ロビーの端で俺とB、そして隣の班から参加してるCがA課長を取り囲むようにして事情を聞いていました。
課長が負けて支払うべき金額は3万2千数百円。財布の中には1万円程…銀行の残高を聞けば2万円も無い…。
それを聞いた俺達はそれが本当の事だとどうしても信じられず、昼休みの時間も終了間近だったこともあり、とりあえず今日の研修が終わったら課長ともう一度ここで待ち合わせすることにして、課長の分の高額弁当はお金を支払ってもらってませんが手渡して俺達は部屋へと戻りました。
弁当を手渡す時、
「俺はええよ…お金も払ってないのに受け取られへん…」
と、言う課長に、
「…かと言うて、俺達も弁当2つも食べられへんし、そんな時間も無いからとにかく課長食べて下さい」
そう言いながらCが手渡すと、課長は無言で弁当を受け取りました。
「……課長の顔‥見た?」
部屋まで戻りながらCが聞いて来ました。
「……見た!」
「…見た!」
「なんかキッツいもの感じるなぁ…」
またCが言いました。
キッツい…という言葉をCはどういう意味で言ったのか?真意は解りませんが、その言葉を俺とBは自分なりに解釈していて、
「そうやなぁ…」
とBは返事をし俺は、
「キッツいなぁ…」
と、Cと同じ言葉で返事を返しました。
俺達が部屋に戻ると既にほとんどの人が食べ終えていて雑談をしていました。
「えらい遅かったなぁ…?」
誰かが俺達に声を掛けて来ました。
「いや…実はな……」
と、さっきまでの課長とのやりとりをCが弁当を食べながらみんなに話していました。
それを聞いたみんなは、
「なんやそれぇ~!!」
「負けた時のことを考えんと賭けに参加するな!と偉そうに言うてたくせによぉ~!!」
「賭け金の無い者は参加する資格が無いって自分が言うてたんと違うんかい!!」
等々、今日の負けまでみんなの前では散々と賭事についてのウンチクや心構えを、さも自分はプロの賭け士のごとく言葉を発していた課長が、この様子じゃあ支払いが先延ばしになる可能性があることに、みんな口々に怒り出していました。
「それで研修終わってから課長と会ってどうするんよ?」……
>> 322
……班の1人が俺達3人に聞いてきました。
「……う~ん‥どうしたもんかなぁ…?」
俺達を代表してBが答えました。
実際、俺もCもBと同じ気持ちだったので、そうと言うしか答えようがありませんでした。
課長に弁当を届け、3万2千円からのお金を支払ってもらった時に、
「賭けって勝てば良いけど、負けたら痛いでしょ!」
「賭けってバカバカしいことでしょ!?」
「こうして負けて、一瞬で大金を失うことを、賭けをしなくても知っているからみんな賭けをしないんですよ…決してケツの穴が小さいんじゃなくて、無駄なこと‥危険なことには参加しない‥回避することをみんな知っていたんですよ…」というようなことを課長に言いたかった、知ってほしかっただけで、支払ってもらった時点で今回の作戦は終了する予定でした。
でも、まさかの支払いが出来ないとは‥俺達の予定外の展開になってしまったことに俺達3人は頭が回りませんでした。
「研修終わってから俺達全員で課長に問い詰めようか…?」
別の人が提案してきました。
他の人達もその意見に賛成する人が多く、課長の困った顔が見たいという人も沢山居ました。
でもそれをするとロビーに課長を中心に40人からの新人が囲むことになるから、必ず他の社員や上司やらに見られるから何かと問題になりかねないから、それは課長にも俺達全員にとっても良くないことだと説明したのですが、中にはそもそも賭けを持ち掛けてきたのは課長であり、大人数だから個々の責任は薄いと考えているようで、なかなか納得してくれませんでした。
そんな時、別の人が、
「ここまでB等3人が計画を立てて俺等をまとめて引っ張っていってくれたんやから、最後までこの3人に任せようや!…それにもし大事になって今回の件で課長以外に主犯格は誰や?ということにでもなったら、この3人にだけ罪を被ってもらうことになってもええんか?…お前等だって課長に腹が立ってたんやろ!それをBとしっぽが真っ先に立ち上がって課長に反省してもらう為に向かっていってCも参加して、俺等はその他大勢で後から参加したんやから何も言う権利は無いと思うねん…だから最後まで3人に任そうや……」
と、みんなを説得してくれました。
俺達3人の口からは言いにくいことを察してくれて言ってくれました。
結果、俺達3人だけで課長と会うことになりました。……
と、今日はここまで☝
では‥またね🐻
アン、おはよう🐻
これから顔を洗って、近くを散歩🚶&軽くジョギング🏃💨💨してから少し移動して散策します🚶🚲
また、時間があれば報告と【過去話】の続きを書きますね☝
それでは‥アンは有意義な休日を過ごして下さい…🐻
アン、おはよう🐻
よく眠れましたか❓
俺は寝たり起きたりしながらも5時間程眠れました🐻💤
朝の支度も済ませたのでこれから移動します🚗💨💨💨
しかし雨☔が降らないですねぇ…。
旅をしている俺には有り難いことだけど、ニュースを観てるとダムの水量が20%を切ったり、田畑に水が無くなって土がひび割れした状態になったりと…心配です😥
また‥時間を見付けては【過去話】の続きを書きますね✏
アンは今日、仕事かな❓
もし仕事なら頑張って下さい💪
休みなら朝から掃除と洗濯をして、昼からケーキ🍰でも作るのかな…❓
素敵な週末を過ごして下さいね☝
それじゃあ‥また🐻
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたかね❓
お疲れ様でした😊
俺は今日はもうお風呂も入ってサッパリしていますよ😊
今晩はこの旅2回目の外食をしようと思います。朝昼兼用の外食は何度かあるのですが、夜の外食は今夜が2回目です。
晩酌を止めて随分経ちますが、別に禁酒したわけではなく、友達と会えば普通に呑みますし冠婚葬祭の時などもお開きになるまで付き合って呑んでいますが、昨年もそうでしたが旅の間は晩ご飯はほとんど自炊するのでお酒は呑まないのですが、10日に1度ぐらいは手抜きと疲れをとるという意味で(建て前😁)外食をすることにしています。
それじゃあ‥歩いて行くのでぼちぼち出発します🚶💨💨💨
昼間に見つけた雰囲気の良さそうなお店(夫婦2人で営んでいそうな小さいお店です🏮)へ行ってきます。
それでは‥またね🐻
アン、おはよう🐻
車のボディーにそんなに激しく打ちつけてるほど雨☔は降っていませんが何故か何度も何度も目を覚ましてしまいます👀
多分、昨日の昼頃から降り出した雨☔で町をぶらぶら‥を早めに切り上げ、総てを早めに終えて早めに寝たから、いつもと調子が違うから体が驚いているのでしょうね😲
ワケあって現在地は勿論ですが、今回の旅は既に過ぎた街(町)の名前すら書いていませんが、旅は予定よりも少し早く進んでおり、既に最終の県(4県目)に入っています🚗💨💨💨
予想してた梅雨の雨☔が昨日までほとんど降らなかったことが俺個人には幸いし、予定より順調に町をぶらぶらと散策することが出来たので、今日を入れてあと9日もあるのに4県目に入っているという進行具合です。
さぁ‥これから朝の支度をしてから移動します🚗💨💨💨💨…と言っても、台風🌀が近付いて来ており、雨☔や風がかなり強くなりそうなので、多分今日は町ぶら‥が出来ないと思います。
なので今日は疲れを癒やして体力回復に費やすつもりです☝
だから気分さえ上がれば【過去話】の続きを書きに来るかも知れません。でもアンは仕事中なので読むのは仕事を終えてから…もしくは休憩時間にでも読んで下さいね☝
それじゃあ‥今日も一日頑張って下さい💪
行ってらっしゃい🐻
アン、こんにちは🐻
まだまだ憂鬱になりがちな梅雨の真っ只中、今日も仕事頑張っていますか?
あと数時間頑張れば明日、明後日は休みかな!?
俺の旅も今日が予定していた丸1ヶ月目を迎えましたが、まだ四国のある町に居ます😃
前回の手紙ではあと9日間を残して予定以上にスムーズに進んでいることを伝えていましたが、ここ10日間ほどの雨☔で思うように移動、散策が出来ず😢まだあと少し観て廻りたい場所があるので、もう少し帰るのを延期することにしました。
雨☔の日が続いたお陰で散策出来ない時は、スーパー銭湯で半日お湯に浸かっていたり、町のマッサージ店で全身の疲れをほぐしてもらったりして体調も体力も充分回復することが出来たので、もう少し延期することが出来ました😊💪
このまま四国を終えたら九州遠征😁も考えています☝
今、自転車🚲での散策中の休憩に書いているので【過去話】はまた次回に…☝
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんにちは🐻
もうそろそろ仕事を終える頃ですかね☝
今日も一日、お疲れ様でした😊
延長して続けている四国の旅も、残すところあと僅かとなりました。
各県とも「もっと先に行けば…」とか「あの町は通り過ぎただけ…」というのはまだまだ沢山ありますが、1県に約7日~10日間かけての散策は有名スポット、観光地以外の地元の人々が日々生活する町を観て‥感じることが出来るので、毎日が初めての景色ばかりで新鮮さを味わえます😃
では久しぶりに【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……結局、班のみんなを代表して俺達3人だけで研修を終えた後、課長と会うことになりました。
その日の午後からの課長の予定は実技講習を担当していたので、俺達が居る別館の教室内での講習ではなかったから研修終了後すぐに会うことが出来ませんでした。
それに課長は一旦本部に戻り、1日の研修報告書を書いて総括部長に提出し、簡単な反省会と明日の研修の取り組み方などを決める会議が終わってから…とも聞いていたので、俺達は本部がある1階のロビーで待つことにしました。
ロビーの端の方で待っていたら、俺達の前を行き来する講習担当の上司や毎朝の全体朝礼でしか見かけない重役クラスの方々が「おっ!お前等こんなとこで何してるねん?もう研修終わったんやろ!?」と声を掛けて頂いたり「毎日しんどいやろうけど頑張ってな…!」と激励の言葉を掛けて頂いたり…と、俺達3人は座っては立って挨拶をし、また座っては立って挨拶…を何度も繰り返すことに疲れてしまい、一旦ロビーから外に出て、玄関出入り口を見えるぐらいの離れた場所で待つことにしました。
3人で雑談しながら小一時間程経った頃に玄関から課長が出て来ました。
「あっ!課長が出て来た!」
最初に見つけたCが言いました。
「ふぅ~!やっとかぁ!」
「待ち疲れたわぁ~…」
俺とBが誰に言うでもなく、思わず口から漏れた声を掻き消すかのように、
「あぁ-!課長、辺りを見渡して小走りで駅の方へ向かいだしたぞ!!」
「???‥なんでやねん‥???」
俺達は慌てて後を追いかけました。
その場から大声で呼べば課長に届く位の距離でしたが、街中で駅へと向かう人々が沢山居たので敢えて大声を出さずに走って課長の真後ろまで追い付き、
「課長ー!何‥逃げようとしてるんですか?」……
>> 329
……「研修終了後、ロビーで待ち合わせって約束したでしょう!!」
「いや…逃げたりしてないよ!…言うてた通り研修後に本部で報告書作成した後に会議があって、終わってロビーへ行ったらお前等居らんかったやないか…そやからもう帰ったんかと思って、俺も帰ろうとしてただけやんか…」
「なんでお金も貰ってないのに俺等が帰るんですか…?」
「最初はずっとロビーで待ってたんですけど…」
BとCが矢継ぎ早に課長に言ってるのを遮るように、
「とにかくここじゃあなんですから、あっちへ行きましょう…」
と、駅へと往来する人々から外れた団地内の公園へ行くよう言いました。
公園内に入り、空いてるベンチに座り、ロビーで待っていられなかった理由を説明すると課長は納得したようでした。
そして本題に入ろうとしたら、
「課長はなんで俺等の姿が無かったからって帰ろうとしたんですか?…会う約束をしていたんだから研修室に探しに行くとか、しばらく玄関を出たところで待ってみるとかせずに、玄関から出て来たと思ったら辺りをキョロキョロ見渡して、逃げるかのように駅へと小走りで向かって行ったりと‥何なんですか?…」
と、Cは怒りを抑えながらも、それが感じられる口調で課長にぶつけてきました。
「べ…別に逃げるとかそんなつもりは無かったよ…ただお前等がロビーに居らんかったし、時間もだいぶ経っていたから、会うのは明日でも会えるから先に帰ったんかな!?って思って、それなら俺も1本でも早い電車に乗ろうと思ってちょっと走ってただけやんか…」
そうともとれるもっともらしい理由を課長は言いました。
「何言うてるんですか!あの課長の様子は誰が見ても逃げるかのように…」
まだ食い下がるようにCは追い詰めようとしましたが、もっともらしい理由を瞬時に言った課長とこれ以上そのことについて口論しても平行線のまま‥水掛け論になるのでその件についてはもう止めようと思い、声を掛けようとしたら、
「C-!まぁ…そのことはもうええやろう…このまま話しても水掛け論や…俺等もお前と同じ気持ちやけど、本題に入ろう…」
BがCに言いながらチラッと俺の顔を見ました。
俺も頷きながらCを見ました。
Cは納得したようで、そこで言葉を発するのを止めました。……
>> 330
……「…で、課長どうします?」
「……どうしますって……」
「とりあえず今から駅前の銀行へ行って記帳してもらえます?」
「……記帳って…ホンマに残高無いって言うてるやろ…」
〈お前等何を疑ってるねん!…と自信有り気な‥偉そうな口調に少しイラッとしました〉
「いや…課長ぐらいの年齢と役職がある人が残高が2万円も無いっていうことが、どうしても俺等には信じられへんので…ホンマかどうか確認させてもらわんと…」
「そうそう…もし残高が充分支払えるだけあったら、その時は課長は最初から負けたら支払うつもりが無かった!ということになりますから、それやったら俺等も考えがありますから……」
「考えがあるって何よ…(残高が)あったらケチらんと「釣りは取っとけ」って言うてポーンと支払うよ」と自信有り気に課長は言いました。
この課長の言葉を聞いて俺等3人は〈もう記帳しなくてもホンマに残高無いわ〉と確信しました。
〈しかしええ歳して残高が無いことを恥ずかしげも無く自慢気に話すこの人って‥‥本当に呆れてしまいました〉
と、今日はここまで☝
また次回を楽しみ😉
それじゃあ…またね🐻
おやすみなさい🐻💤
アン、こんばんは🐻
仕事、お疲れ様です😊
たまには帰りにマッサージに行ったりするのも良いと思いますよ☝
俺も1年程前までマッサージ店って行ったことなかったけど、初めてやってもらった時は「こんなに気持ちええもんなんやぁ~☺」と、今まで受けてこなかったことを悔やんだのを覚えています。
他人に体を触られるとくすぐったくて笑ってしまう俺ですが、マッサージ師の方はさすがにプロ☝直ぐにツボを見付けてほぐしてくれるので全身がポカポカしてきて凝りが取れ、終わった時には体がフニャフニャになってしまいます🐙フニャフニャ
それでは【過去話】の続きを書きますね✏
……俺等3人は、この課長の情けないことなのに自信有り気の言い回しを聞いて、このまま銀行へ行って記帳しなくても本当に残高が無いことはこの時点で確信しました。
銀行に着き、課長だけATMがある店内に入り、俺達は外で待っていました。
「お待たせ…お待たせ…」
悪びれた様子もなく、逆に「ほら‥言うてたとおりやろ!」とでも言いたげな表情で出て来た課長は、たった今印刷され今日の日付が印字された箇所を人差し指で指しながら俺達に通帳を見せました。
〈1****〉
本当に2万円もありませんでした。
分かってはいたものの、心のどこかで課長の勘違い…を微かに期待していたのですが、目に入った残高を全額引き出して財布の中身を足しても、俺達に支払うべき金額3万2千数百円には足らないことが確実と判りました。
「課長、ホンマに無いんですねぇ…」
「だから「無い」って言うたやろ…俺はこんなことで嘘つけへんって…」
「何を残高無いことを棚に上げて偉そうに言うてるんですか!」
「どないしますの?」
Cと俺が言うと、
「……どないするって……」
さっきの自慢気な口調と違って、小さな声で課長はボソッと言いました。
「自分が負けた時のことを考えへん奴や、支払うお金が無い奴は、賭けに参加する資格は無い!!って、散々みんなの前で偉そうに能書き言うてたの課長自身ですやんか!…それやのに…何ですか?このザマは…?」
「ホンマに‥課長、どうします?」
「・・・」
「いや…黙ってられても困ります…」
「俺等、別にサラ金の取り立て屋やないんですから…」
「なんか攻めて追い込んでるみたいで嫌ですわ…」
「・・・」……
>> 332
……「課長、黙ってられても俺等も困ります。…このまま支払わないっていうわけにはいかないでしょう…」
「そんなことはせんよ!逃げも隠れもせえへんよ!」
「何をちょこちょこええ格好するような口調で答えてくるんなよ!! 今更どこに格好つけてんねん!! ホンマ腹立つでぇ-!!(怒)」
とうとう堪忍袋の緒が切れたCが敬語を忘れて荒げた口調で課長に言い放った。
突然のCの変わりように一瞬、ビクッ!となった課長を見て、
「Cー!まぁ怒るな…」
「そやけどやなぁ…」
「お前が起こりたい気持ちは俺等も一緒やから分かるけど、今ここで攻めても回りの目もあるし、これからどうするか話が進まへんやろ…!?」
俺とBがCをなだめました。
この時、俺達3人の中で一番最初にキレる(短気)なのはCだと決定付けられました(笑)
「……課長、とにかく今ここで、ああだこうだ言うてても仕方ないんで、今日はこのまま帰って下さい」
「そして帰ったらご両親なり兄弟なり相談して借りて来て、明日中に支払って下さい。それまで待ちますから…」
「……両親って……」
「なんか都合悪いんですか?」
「…べ…別にそうやないけど……」
〈これは既に過去に何回か両親や兄弟にお金借りたことがあって、未だに返していないなぁ…〉という予想が真っ先に浮かびました。
それはBとCに視線を向けたら俺と同じ考えだったようで苦笑いで返してきました。
「とにかく今日のところは俺等3人で立て替えておくんで…」
「なにぶん俺等、新人の研修生なんで預金も無ければ給料も少ないんで、1人1万円から立て替えたら給料日まで保たないんで、何とか明日中に頼んでおきますよ!」
Cは課長の雰囲気と話の流れから、
「今度の給料日まで待ってくれ」と言ってきそうだと予想して、先に給料日まで待つ案を言わさずに釘を刺しました。
それは当然、俺とBにも予想はついていました。
〈給料日まで待ってくれ案〉を課長も考えていたのかは不明ですが顔を見たら「先に釘を刺された!」という顔をしていたように見えたのは俺だけではなかったと思います。
と、今日はここまで☝
また次回をお楽しみに…😁
それじゃあ…今からお風呂に行ってきます♨
では、おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
今日は七夕ですね🌌
彦星と織り姫様が年に一度お逢いする日ですね😊
年に一度って…寂しいようですが、俺には彦星と織り姫様が羨ましい話です。
だってアンが来なくなって既に2年以上…一人綴りを始めて約2年3ヶ月…😢
俺には彦星と織り姫様が羨ましい……🐻
アン、こんにちは🐻
毎日、猛暑が続いていますが体調を壊さず頑張っていますか?
早め早めに水分補給しながら頑張って下さいね☝💪
さて‥俺の四国一周の旅ですが、自分なりに納得するまで散策し終わり、既に自宅🏠に帰って来ております😃
10日の夜明け頃に愛媛県のある町を出発して、四国の真ん中を横断する国道(192号線等)をゆっくり走りながら🚗💨💨💨夕方には徳島県に着き、そこからフェリー🚢💨💨💨に乗って和歌山港まで渡り、🚗💨💨💨無事に到着しました🙌🙌🙌
体調も良く、体力的にも余裕を感じていたのですが、なにぶんにもこの暑さ☀😩💦と連日の猛暑の中を徒歩🚶と自転車🚲で九州へ上陸して散策を続けては無理してしまう❗☝と判断して、当初の予定通り四国一周を終えて戻りました。
少し太り気味だった体重も今回の旅で約5㎏落とし、どこもかしこも日焼けで真っ黒になっている自分の体を見ると、とても病気を患っている人とは思えませんよ💪😤💪
帰って来た当日の夜はみんなが集まってくれて、久しぶりの再会にたらふく呑んで🍻🍷🍶食べて🏮🍣🍴🍲🍤🍖をしたので、昨日は一日中ゆっくりしながら旅の後片付けをしていました。
そして今さっき、病院へ行き検査をしてもらって来ました。
数値的には何ら問題も無く、むしろ数値が良くなっているものもありました🙌🙌🙌
このままの体調を維持…もしくは良くなれば、次は九州か東日本のどこかを旅したいと思います😊
アンには香川県のうどんセットと徳島県の竹蒲鉾、高知県の龍馬饅頭と愛媛県の一六タルトを送りました(記念品より食べ物のほうが嬉しいでしょ☝😁)
春風に乗せて送ったのですが、台風🌀が近付いているので無事に届くか心配です…😥
では‥【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
>> 335
……課長が「給料日まで待ってくれ…」と言いたかったかどうかは知りませんが、そのことを言わせないよう先にこちらから釘を刺したので、課長はそれ以上何も言わず、
「…すまなんだなぁ…」
と一言だけ言って駅へと向かって行きました。
俺達も帰るには課長と同じ駅へ行くのですが、誰からともなく課長と同じように駅へと向かうのを止めて、その場を動こうとはしませんでした。
「…課長、明日までに用意出来るかなぁ?」
「なんか無理そうやなぁ…」
「そうやなぁ…なんかあの感じやと、今までにも何回か親兄弟に借りてて返してなさそうやもんなぁ!?」
「あっ!お前もそう感じた!?」
「あっ!やっぱりお前等も‥感じた!?」
「感じた!感じた!…だって最初から財布の中に幾ら入ってるかは本人が一番知ってるはずやし、銀行にも残高が無いことも分かってるんやから、普通なら「今日は1万円程しか持ってないから明日まとめて支払うわ」とか「今日は1万円だけ払って残りは明日支払うわ」とか言うて、自分から提案してくるやろう…!?全額すぐに支払うのがルールやけど、無いものは支払えないんやからそのことを俺等に攻められても我慢して、とにかく明日中に全額支払うことを約束してその場を治めるやろ!…それが言える見込みが無いから俺等みたいな研修生の若い者に銀行まで付き添われて残高まで確認させられるって…借りられる見込みが無いからやんか……」
「そうやなぁ…借りる宛があったら、そこのプライドは守るわなぁ…」
「どうするよ?…明日の午後は課長の講習やけどその時に持って来てなかったら…」
「…なんか嫌やなぁ」
「なぁ…。貸してるこっちまで気まずいなぁ…」
そんなことを話しているうちに課長が乗ったであろう電車の時間が過ぎたので、俺達も駅へと向かいました。……
と、今日はここまで…☝
今からお風呂に入ってから例のいつもの焼き鳥屋さんへお土産を渡しがてら晩ご飯を食べて来ます。
それじゃあ…ちょっと早いけど、おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
毎日、昼間は猛暑で夜は熱帯夜が続いていますが夏バテせずに頑張っていますか❓😫💦
俺は最近、ほぼ毎日‥友達や元勤務先の社員の人達と会っては旅の話や近況報告、相談を受けたり…何かと忙しい日々を送っています😥💦
まだまだ夏はこれから…体調管理には充分気を付けて、この暑さを乗り切って下さいね☝😊
それでは【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……当初の予定なら、課長が賭けに負けて大金を支払うことで「賭事なんて馬鹿らしい!と思ってもらえること」「俺達新人は別に'ケツの穴が小さいから賭けに乗らなかったのではない!‥最初から馬鹿らしいこと'と知っていたから乗らなかっただけ…」ということを知ってもらえた(はず)昨日で全てが終わったはずなのに、課長がまさかの〔支払い出来ず〕という状況であることが判明…。
「明日まで待つ」ということで一応話しはまとまったものの、別れ際の課長の雰囲気から不安を感じた俺達3人は、それぞれの思いを胸に翌日を迎えました。
翌日の午前中の講習は別の講師が担当でした。
そして昼休み‥最近はいつも午前の講習がA課長が講師でない時は、みんな自宅から持参してきた弁当を食べる者や数人でホカ弁を買いに行く者、外食に行く者など‥各々が好きに食事をとっていたので、今日もいつもと変わらない昼休みを過ごしました。
俺はBと同じ班の者数人と隣の班のCに声を掛けCとCの班の者数人と外食に行きました。
店に着くまで、そして食事中、研修室に戻って来るまで、俺とBCの3人以外の者は昨日課長が賭けに負けるまでの経緯を課長のモノマネと身振り手振りしながら振り返って話していました。
その様子を俺達3人も他の者達と一緒に笑いながら見ていましたが、3人の頭の中には〈午後からの課長の講習…今日中の支払いは大丈夫なのか?〉が、ずっとありました。
支払い(回収)についてはみんなは俺達3人に一任すると任せてくれたので昨日の夕方、課長と会ってやりとりした内容については俺達3人以外は知りません。
そして午後の講習が始まりました。
1時丁度に課長が講習室に入って来て、昨日の事についてはもちろん、賭けについても触れることなく淡々と講習を進めていきました。
その様子を見て俺はBの方をチラッと見ると、Bは俺より先に俺の方を見ていたようで直ぐに目が合いました。……
>> 337
……俺をBを見て「うん!」と頷くとBも「うん!」と頷き返してきました。
講習を始める前に、俺達3人と昨日の夕方会って話した内容とかを課長が話し出したりしないか!?出来れば課長を含む4人だけが知っていれば良い事ではないか!?と俺個人は思っていたのですが、どうやらBも個人的にそう思っていたようです。
講習も進み、3時の休憩時間…。
いつもなら缶コーヒー(ジュース)を賭けたジャンケンをするために自然と課長が居る教壇へと集まるのですが、今日は課長が、
「よ~し!ちょっとだけ早いけど休憩しようか!…ちょっと本部へ行って来るから戻るまで休憩しとってくれ…」
と言い残してササッと部屋から出て行きました。
それを聞いた教壇へと集まっていた人達も、
「なんやぁ~!今日はジャンケンせぇへんのかぁ~」
「どうする~?」
「課長~昨日負けたから缶コーヒーといえども今日も負けたら洒落にならんから逃げたんと違うかぁ~(笑)」
等々、みんなが好き勝手言いながら、結局〈自分で買う〉ことに決まったようです。
俺は既にBの席の前に移動していて、その様子をBと一緒に見ながら、
「さっきの課長の態度…お前もあれでええって思ってた?」
俺が言うと、
「おう…あれで良かったと思う…」
「やっぱりそうやったんか…」
「お前もそうやったんやろ…?」
「そうや!…昨日のあのやりとりは俺等3人と課長自身が知ってればええことで、これ以上課長をどうこうしようと考えてないし、するつもりもないからな…。早く支払ってもらって終わりにしたいわ…」
「そうやな…でも課長、ちょっと本部へ行くって言うて出て行ったけど、お金の用意が出来て、それを取りに行ったんかな?」
「ええー!そうなんかなぁ…!? まぁ、それならそれで仕方ないけど…」
「俺等、敢えて誰にも何にも言うてないから、みんな昨日中に支払ってもらったと思ってるはずやのに、今日まで待ってもらったってバレることになるから、夕方の帰る時でええのになぁ…」
「まぁ、もうそうなったらなったで仕方ないやろ…」
俺とBは課長がどういう理由で本部へ戻ったのか?回りの誰よりも気になっていました。
と、今日はここまで☝
続きはまた次回のお楽しみ☝😃
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんにちは🐻
毎日、暑い中お仕事お疲れ様です😊
最近は暑さを抑える意味では有り難い雨☔がよく降っていますが、地域によっては豪雨による被害が出るほどの雨が降ったりして…。
もう少し定期的に適量の雨が降らないものかなぁ‥と思います。
それでは【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……いつもより5分程長い休憩がとれたのは課長が5分程遅れて戻って来たためです。
「すまん!すまん!遅れてしもたわ!…」
そう言いながら部屋に入って来た課長の手にA4サイズの茶封筒がありました。
〈俺達に支払いするお金が入っているわりには封筒が大きすぎるなぁ…?〉
そんなことを思いながら封筒をどうするか見つめていたら、そのまま教壇机の上に置かれ講習が始まりました。
俺がまたBの方をチラッと見ると、今度はBが先に首を傾げる仕草で「……?」を表してきました。
それに対して俺も同じ仕草で返して、前を向き直して講習の続きを受けました。
5時になり本日の講習の終わりを告げると、俺達には目もくれず課長はサッサと部屋から出て行きました。
手にはさっき持って入って来たA4の茶封筒を持っていました。
〈あれっ?どういうことやろう!?〉
そう思いながらBの元に近寄ると、
「課長、出て行ったなぁ…。あの封筒‥何やったんやろなぁ!?」
Bも俺と同じように思っていたようで、俺に答えが解るはずがないことと知りつつ質問してきました。
「まぁ、課長もみんなの前では返しにくいから、とにかく「お金は持って来てあるから…」と俺等に無言でアピールしたのと違うか…それで講習が終わって帰る時に本部に寄ってくれ…って表していたんと違うかな…」
「たぶんそういうことやろなぁ…」
昨日、課長と俺達3人とで話し合いの結果「明日中に支払って下さい」と約束して別れたものの、明日の何時に?どこで?を決めていなかったので‥というか、今日の課長の講習は午後から俺達の班を受け持ち、Cの班は課長の講習は終日無いことを分かっていたので、課長と決めてはいなかったものの、早ければ今日の3時の休憩時間に…でも回りの目もあるから、昨日と同じように講習を終えて帰りに本部に貰いに行く…と勝手にそう思っていました。
それは遅れて俺とBが居る部屋に入って来たCにも今日の課長の行動を説明した後、俺達と同じ考えでいたことを確認しました。……
>> 339
……「とにかくここに居っても仕方ないし、本部へ行こう…」
ということになり、俺達3人は本部へと向かいました。
1階のロビーに着き、3人揃ってゾロゾロと課長のデスクに行くのは目立つから‥と1人が行って呼んで来ることにしました。
この時点で短気で冷静に対応出来ないCを外すことを考えていた俺は、自分が行こうと思っていた矢先、Bが、
「昨日、お前(C)が行ったから、今日は俺が行くわ…」
と、先に声を発していました。
Bも同じことを考えていたようです。
何となく自然な会話の流れだったのと、止める理由がなかったので、俺とCは、
「うん…それじゃあ頼むわ…」
「ここで待ってるわ…」
と、Bに声を掛け、Bが本部へと行くのを見送りました。
どれほど待った…というまでもなく、Bは直ぐに戻って来ました。
「えっ!! どうした?」
「えらい早いやないかぁ?…で…課長は!?」
本部方面から小走りで近寄って来るBの後ろに課長の姿が無いことに嫌な予感がしました。
改めて、
「課長は?」
俺の問い掛けに被せるように、
「課長‥居てへん!」
少し息を乱しながらBが言いました。
俺の問い掛けに答えたのか?…本部から戻って来る途中に既にそう言うつもりでいたのか?…判りませんが、Bは最も短くて的確な言葉をハッキリと俺とCに伝えました。
「居てへんってどういうことよ?…」
CがBに問い掛けました。
「どういうことって…課長が自分の席に居てないってことやんか…」
「居てないって…昨日‥」
Cが続けてBに問い掛けているところを割って入って、
「部長等と今日の講習の反省会とかは?」
俺のその問い掛けにCの顔を見ていたBが俺の方を見て、
「俺もそう思って回りを見たら〇〇部長が居たんで尋ねてみたら「A課長は何かお母さんの具合が悪いので今日の講習が終わったら直ぐに病院へ行きたいから反省会会議を欠席させてほしいって言うてたから、もう帰ったんと違うかなぁ…!?」って教えてくれた…」
「お母さんの具合が悪い…」
「えぇ~!ホンマかぁ~それ!?」
「俺もそう思ったけど、そんな疑うようなこと部長に言えんやろう…それに部長が俺等に嘘つく必要もないんやし…」
そうBが答えると、
「そらそうかぁ…部長は俺等と課長とのこと知らんことやから嘘つかんわなぁ…ホンマにお母さんの具合悪くなって、
……
>> 340
……
(講習)終わったら飛んで帰ったんやろか…!?」
Bから聞いた部長からの説明を聞き、Cは少し驚いていました。
「……でもちょっと待てよ…俺等講習終わってから直ぐではなかったけどお前(B)を見送る前からずっとココ(本部1階ロビーの玄関口近く)に居ったけど、課長らしき人が出て行くのを見てないけどなぁ…」
と、俺が言うと、
「俺等がココに着く前にもう出て行ったんと違うかな…!?」
そうBが答えました。
「それにしては早過ぎへんか?…講習終わって本部に戻って、部長に一通り説明して直ぐに了承してもらったとしても、俺等も課長より5分も10分も後にココに来たわけと違うのに、ココはともかく、玄関の外とか、講習室からココまで来る道中(講習室から本部まで行く道と、本部から駅まで行く道は100㍍以上道が重なります)にすれ違ってもおかしくないと思うけどなぁ…!?」
俺が疑問に感じたことを言うと、
「お母さんの具合が悪いって聞いたから急いで走って行ったんと違うかぁ…」
Cがそう言うので、そうかとも思ったのですが、課長はいつお母さんの具合が悪くなったのを知ったのかが引っ掛かりました。
講習が終わり本部に戻った時に家族から連絡が入ったのなら、もっと本部居た時間が長くなり、そうなると俺達と会ってた可能性はもっと高くなるし、朝の出勤前か出勤した時に知ったとすれば、今日の講習を他の講師に代わってもらうはずだし(現に緊急会議や体調不良などで講師が急に変更になったことが何回もあった)、それとも3時の休憩の時に一旦本部に戻ったのは朝から知っていて、様子を伺う電話を家族か病院に掛けて改めて悪いことを知ったのか?‥いずれにせよどうも引っ掛かる気がするので確かめてみることを提案しました。
……と、今日はここまで☝
また次回をお楽しみに…😊
この話もそろそろ終わりになりそうです☝
なるべく早いうちに続きを書きますね☝✏
それじゃあ‥おやすみなさい🐻
- << 346 アン、こんばんは🐻 10月に入り、すっかり秋🍁らしい気候になってきたなぁ…と思っていたら、今日は30℃を超える気温‥‥😫💦 長袖を着たり‥半袖を着たり‥と服を選ぶのも一苦労します😥 季節の変わり目ですから体調管理には充分気をつけて下さいね☝ 来週からは…と言って、結局今日まで書けずにいた【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏ (前回までの話の続きになるように、レスナンバーを付けて今回の手紙は書きました😃)⬅ヤサシイシッポ🐻 ……A課長が「いつ、お母さんの具合が悪くなり病院に運ばれたのを知ったのか?」「どこから帰ったのか?」「今日、俺達に支払う約束をしていたのに‥タイミングが良く過ぎないか?」などの疑問を抱いた俺達は本部に戻って、新人研修担当の部長に課長の様子を伺いました。 課長と約束していた旨を伝えると、俺達にはどうにも信じられない'事実'を教えてもらいました。 部長の話によると、課長は昨夜帰宅したらお母さんの具合が少し悪いようなので、しばらく様子をみて、場合によっては今晩か明日の朝一番に病院へ連れて行くので、朝に連れて行った場合はそのまま車で出勤させて下さい…と、自動車での通勤許可と少し遅れて出勤するかも知れない旨を直属の上司である部長に昨夜連絡していたというのです。 会社(部長)への報告はきちんと事前にしており、課長の言動は会社的には何ら問題も無いのですが、それを聞いた俺達はそれを鵜呑みで信じることが出来ませんでした。 もしそれが事実なら、昨夜からお母さんの具合が悪かったのだから、そういう事情で今日は都合が悪いことを伝えるべきだし、伝える機会は何度もあったと思ったからです。 結局課長は本部の裏口から出て、駐車場に止めてあった自家用車で帰っていたのです。 もしそれが本当の事ならちゃんと話してくれたら今日の約束は勿論…万一入院することにでもなれば何かとお金も必要となるだろうから、しばらく待ってほしいとお願いされれば俺達も'待つ'ということを考えないわけではないのに…何か今日の課長の様子を見ていたら俺達の目を避け、逃げるように帰って行ったとしか思えず、その日は半信半疑のまま帰ることにしました。……
アン、こんにちは🐻
気が付けば前回の手紙から丸3週間が経っていました😲😲😲
本当に「気が付けば…」っていう言葉以外に的確な言葉が当てはまらないほど、毎日予定が埋まっていた3週間でした😥💦
アンは元気に過ごしていましたか❓
体調不良や食欲不振になったりしなかったですか❓
早速【過去話】を書きたいところですが、今は電車🚃での移動中で、もうすぐ駅に着いてしまいます☝
明日は今日よりも長い時間電車🚃での移動があるので、その時に出来たら書きたいと思います✏
それじゃあ‥もう少し、仕事頑張って下さいね💪
じゃあ‥またね🐻
アン、こんばんは🐻
久しぶりの手紙です✉
アンは元気でしたか❓
俺は‥今、アンの頭の中をよぎったとおり、体調を壊してしまい、数日間ですがまた入院していました。
先生の診察結果では、旅の疲れが遅れて襲って来たのかも⁉…との事です☝
旅をしている最中は心身共に気を張っていて体力にしても、持病にしても本人が意識していなくても常に気力を発しているようですが、旅を終えて戻って来て、その余韻も冷めた頃にドッと疲れが襲って来たり、感じたりすることが歳を重ねる毎に増えつつあるそうです😥
とりあえず今日‥今現在は『元気です💪』とだけでも伝えておこうと思い書きました。
今日は短い手紙でごめんなさい🙇
それじゃあ‥また来ます🐻
アン、おはよう🐻
オリンピック…東京に‥日本に決まったねぇ‥😃🙌🙌🙌🎊🎊🎊🎉🎉🍻🎉🎉🎊🎊🎊🙌🙌🙌
毎日、地震や豪雨、竜巻などの災害や凶悪犯罪や事故など暗いニュースばかりを見聞きしていましたが、オリンピック開催が東京と決まった瞬間は思わず「よしっ‼」と1人なのに声を出してしまいました😁
別に身近に将来有望な選手候補が居るわけでもありませんし、東京に決まったからと俺自身には何ら関係は無いけれども、なぜか決定するまでテレビに釘付けでした📺👀
今日は徹夜してもらいました。
…なのでこれから洗濯と掃除をします😊
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんばんは🐻
またまた久しぶりの手紙です✉
アン…元気でしたか❓
俺は元気でしたよ💪
元気なのを良いことに、毎日あれこれと予定を入れて忙しい日々を送っていました😥💦
やっと来週ぐらいから落ち着いて手紙を書ける日が出来そうなので、俺自身もいつも頭の隅っこで気になっている【過去話】の続きが書けそうです✏
それじゃあ‥今日は短い手紙ですが、これにて失礼つかまつる🐻ニンニン!
今からいつもの例の焼鳥屋さんで『大人相談室』(笑)をしてきます。
それじゃあ‥またね😃
おやすみなさい🐻
>> 341
……
(講習)終わったら飛んで帰ったんやろか…!?」
Bから聞いた部長からの説明を聞き、Cは少し驚いていました。
「……でもちょっと待…
アン、こんばんは🐻
10月に入り、すっかり秋🍁らしい気候になってきたなぁ…と思っていたら、今日は30℃を超える気温‥‥😫💦
長袖を着たり‥半袖を着たり‥と服を選ぶのも一苦労します😥
季節の変わり目ですから体調管理には充分気をつけて下さいね☝
来週からは…と言って、結局今日まで書けずにいた【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
(前回までの話の続きになるように、レスナンバーを付けて今回の手紙は書きました😃)⬅ヤサシイシッポ🐻
……A課長が「いつ、お母さんの具合が悪くなり病院に運ばれたのを知ったのか?」「どこから帰ったのか?」「今日、俺達に支払う約束をしていたのに‥タイミングが良く過ぎないか?」などの疑問を抱いた俺達は本部に戻って、新人研修担当の部長に課長の様子を伺いました。
課長と約束していた旨を伝えると、俺達にはどうにも信じられない'事実'を教えてもらいました。
部長の話によると、課長は昨夜帰宅したらお母さんの具合が少し悪いようなので、しばらく様子をみて、場合によっては今晩か明日の朝一番に病院へ連れて行くので、朝に連れて行った場合はそのまま車で出勤させて下さい…と、自動車での通勤許可と少し遅れて出勤するかも知れない旨を直属の上司である部長に昨夜連絡していたというのです。
会社(部長)への報告はきちんと事前にしており、課長の言動は会社的には何ら問題も無いのですが、それを聞いた俺達はそれを鵜呑みで信じることが出来ませんでした。
もしそれが事実なら、昨夜からお母さんの具合が悪かったのだから、そういう事情で今日は都合が悪いことを伝えるべきだし、伝える機会は何度もあったと思ったからです。
結局課長は本部の裏口から出て、駐車場に止めてあった自家用車で帰っていたのです。
もしそれが本当の事ならちゃんと話してくれたら今日の約束は勿論…万一入院することにでもなれば何かとお金も必要となるだろうから、しばらく待ってほしいとお願いされれば俺達も'待つ'ということを考えないわけではないのに…何か今日の課長の様子を見ていたら俺達の目を避け、逃げるように帰って行ったとしか思えず、その日は半信半疑のまま帰ることにしました。……
>> 346
……翌日は祝日の土曜日、その翌日の日曜日も会社は営業しているのですが、俺達新人はまだ研修期間なので2連休でした。
すっかり仲良くなった俺とBとCは、土曜の昼過ぎに‥ある駅前で待ち合わせをして遊ぶ約束をしました。
3人揃って「先ずは昼ご飯を食べよう」ということになり、どの店にしようかと街をぶらぶらと歩いていました。……
と、今日はここまで☝
また近いうちに続きを書きますね✏
今からご飯の支度をして食べてから出掛けます😊
あっ❗
デートじゃないから安心して良いから…😉
友達宅の洗濯機の修理(修理出来るかどうか判らないけど…)しに行って来ます。
それじゃあ‥またね👋
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
前回の手紙に書いた「洗濯機の修理」を無事成功したしっぽです😤🙌
最近はやたらと台風🌀が上陸して各地に大きな被害を与えていますね…。
アンの所や親戚、知人、友達の所は大丈夫ですか?
先日、会社勤めをしていた時のお客様から連絡が入り、そのお客様の「お店(サービス業)の様子を見に来てほしい」と依頼され、最初はお断りしたのですがいろんな経緯があって結局引き受けることになり、今週の(月)(火)の2日間【講師・しっぽ先生】を演じて!?来ました。
🐻ココカラハ、シンサクエイガノヨコクヘンノヨウニ ヨンデミテクダサイ🐻
『依頼を一度断った主人公のしっぽ…だが結局依頼を受けた理由(わけ)とは…❓
彼を中心に取り巻く人物達が、実は裏で繋がっていた⁉
彼も知らなかったその驚くべき真実とは…❓
《NO FRIEND》《NO LIFE》
訪ねて行った店舗で彼を待ち構えていた‥人‥人‥人❗
誰もが認める日本最大の都市‥東京…
その東京に肩を並べようとする西の大都会‥大阪…その片隅で繰り広げられる数々の困難と試練の連続に、彼は…人は…どう切り抜けてゆくのか❓
2013年の最後にお送りする、彼と回りの一部の人達だけの話題作☝
【講習~こうしゅう~・3D】
近日公開‼(R-18)
アナタは観てから働きますか?
働いてから観ますか?』
…ということで、まだ途中の【過去話】『初めてのお客様』が終わったら書きますね☝😃
では早速『初めてのお客様』の続きを…と思いましたが、もうこんな時間なのに晩ご飯の用意すらしていない😥
今から作って、食べ終わってから洗い物して、お風呂入って、洗濯し終わってから、書く気力があれば書きますね✏
ひとまずこれで…おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
またまた久しぶりの手紙となってしまいました🙇
僅か数日でグッと秋深くなりましたが、アンは風邪をひいてませんか?
外出時は気を付けているでしょうが、お風呂上がりで体がポカポカしてるからって暑さが落ち着くまで裸でいるのはダメですよ☝
そんな時に風邪をひきやすいそうですよ☝
暑くて汗でびっしょりっていうのは良くないですが、ポカポカが少し治まってきた頃に体に何か1枚着るか、羽織ると良いそうです☝
それでは読んでいる側も最初はどんな話だったか内容を忘れてしまうぐらい長くなってしまってる【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……休日に俺はBとCと会い、3人で昼ご飯を食べながら、まるで初めて会って自己紹介をするかのように改めて自分のことやお互いのこと、研修でのことなどを語り合いました。
でも話の大半はA課長のこと、あみだくじのことになりました。
そして、やはり昨日の課長がお母さんの体調不良によって急いで帰宅したことについて…でした。真意を確かめる方法はなく、支払うお金を用意出来そうにないから俺達と合わせる顔がなく、そのために課長の直属の上司である部長に前日の夜から連絡をして嘘の口実‥作戦をするかなぁ!?…と課長本人に聞かないと答えが出ない'問題'を、あぁでもない!こうでもない!と話し合っていました。
一通り話も尽きて夜まで街をぶらぶらしたり、ビリヤードをしたりして、夜には焼き肉をたべながらまた課長のことを話していました。
3人共、今日ここでどうのこうの言ってても仕方ないのは判っていましたが、親しくなったとはいえそれぞれ育って来た環境が違うので、どうしても話題は会社のことになり、中でもA課長のような人物は3人が今まで出会ったことがない‥今で言う〔キャラが強い〕人物なので、課長の話で時間を忘れるほどしゃべっていました。
そして‥月曜日。
いつものように出社して研修室で講習が始まるのを待っていると、新人研修担当の総括部長が入って来られて挨拶の後、
「今日の午後からのA課長の講習は、課長が急用の為お休み致しましたので、午後からも引き続き私が講習させて頂きます」
との事。
その言葉を聞いてBの方を見た俺は、目が合ったBが声を発さずに「ホンマやったんや!」と言ったのが判り「…なぁ!」と頷いて返しました。……
>> 349
……講習が始まり、10時半頃にある休憩になった時、俺とBは揃って隣の研修室に居るCの所へ行きました。
Cは午前を担当する講師からA課長のことは聞いていなかったので、Bと同じ「ホンマやったんや!」と言葉を発しました。
「課長のお母さん…ホンマやったんやなぁ」
「なぁ…」
「なんか、タイミング良くって思ったけど、会社休むってことは、お母さんの具合‥あまり良くないんかなぁ…?」
「…どうなんかなぁ!?」
「でも、会社休むっていうぐらいやから、お母さんから離れられへんのやで…」
「そうなんやろなぁ…そのまま入院とかなったら準備とかあるし、ひょっとしたらもっと大変な状態かも知れんしなぁ…」
「……まぁとにかく課長が出勤するようになって、ちょっと様子を伺ってからやな…」
「そうやな…出勤して早々に「支払って!」とは言いにくいもんなぁ…」
「それじゃあ、課長が出勤してくるまでってことで…なっ!!」
「おう!わかった!!」
ということになり、一昨日3人で会った時に立て替えて支払ってある課長の支払い金額を3人で割って、各自が3分の1ずつ立て替えておくことにしました。
と、今日はここまで☝
また近いうちに続きを書きますね😊
それじゃあ、これからご飯にします🍚
お腹を出して寝ないようにね😁
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
約1ヶ月ぶりの手紙です✉
随分と間を空けてしまいました🙇
ちょっと体調が思わしくなかったのと、先日話した「以前お客様だった方からの依頼で〔接客の指導と講習〕の講師!?」を1回(2日間)だけの予定だったのが、3回(下見を入れて8日間)にもなってしまったことで、帰宅してからも資料を作成したり、話すことを分かり易くまとめたり…と何かと時間に拘束されてしまい、昨日やっと終えることが出来ました。
今回の事について是非とも【過去話】に書いてみたいことが沢山あったのですが、未だに書き終えていない『初めてのお客様』があるので、それを書き終えてから…と思います。
それではその【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きますね✏
……A課長は2日間会社を休み、3日目は出社しました。
久しぶりの課長の講習は朝一からの午前中で、土日の連休もあったからか!?久しぶり‥に見た課長の顔は、少し痩せたような…顔色が良くないような…少なくともいつもの元気で明るい!という雰囲気を微塵も感じることなく、講習も淡々と進められていました。
午前の講習の途中、いつものように10時半頃に10分程の休憩時間となりました。
…課長の様子の変化に、どう声を掛けてよいものか?‥と俺はBに相談しようと席を立ったその時、
「しっぽ!、Bー!、ちょっと来てくれるか…」
課長が俺とBを教壇まで呼び寄せました。
「…はい」
「…はい」
2人揃って課長の前に行くと〈もう少しこっちに近寄って…〉という手招きをするので、教壇机の上に俺とB、課長の頭が三つ巴のようなカタチになって、誰が見てもヒソヒソ話をしていることが一目瞭然となっていることを知りながらも課長の言葉に耳を集中しました。
「……実はな…ちょっと母親の具合が悪くなってな…‥」
と話し始めたところでBが、
「あっ!課長。お聞きしています」
「あぁ‥そうか…月曜日に部長から説明があったか…」
「はい!月曜日に部長から説明もありましたが、俺としっぽは金曜日の研修の後に例の件の事で課長を訪ねて本部に伺った時に……総括部長から大まかな話はお聞きしました」
「あぁ~そやったんやぁ…すまなんだなぁ‥約束してたのに何の説明もせんと‥しかもサッサと帰ってしもて…」
「いや…まぁ…最初「帰った」と聞いた時は「はぁ?」ってなりましたけど「課長と約束してあって…」……
>> 351
……と部長に話したら、それとなくお母さんの事を教えて頂いたので…俺等2人とCは金曜日から知っていました」
「あぁそうやったんかぁ…それならまぁ良かったわ…すまなんだなぁ…」
改めて課長は黙って帰ってしまったことに詫びてきました。
「いえ…まぁ、そんな事情があったら仕方ないですよ…」
「…正直、お前等と約束してた事すら頭に無かってな…とにかく早く病院へ行くことしか頭になかったんや…」
「そらそうでしょう」
「…それでお母さんの具合はどうなんですか?」
「…うん…まぁ、今のところ落ち着いてるけど…また‥いつ‥どうなるか?っていう感じやなぁ…」
「…あぁそうですかぁ…」
「…いや、まぁお前等に心配してもらうことではないんやけどな……でもちょっと言いにくいことなんやけど…例の支払い…もうちょっと待ってもらわれへんやろか?…お金はあの日の夜に何とか用意出来たんやけどな…急にこんな事になってしもたから入院の準備やら何やらでいろいろと必要になってしもてな…そのお金を使っている状態なんやねん。…だから悪いけど今度の給料日まで待ってほしいねんけど‥アカンかなぁ…」
いつも元気で大き過ぎるぐらいの声で話す課長が終始弱々しい声で話していたことに気付いていた俺とBはお互いを一瞬だけ見つめ合って、
「あぁ、そんなのいつでも良いですよ…」
「良いです。良いです。…分かりました。それじゃあ今度の給料が入ったら支払って下さい」
「無理言うてすまんなぁ…お前等2人が承諾してくれたら他のみんなも承諾してくれるやろう…ありがとうな…それじゃあちょっとみんなに説明させてもらおうかなぁ…」
課長は俺達3人だけで立て替えているとは知らず、各自がそれぞれ自分の分の高額弁当代金を立て替えていると思っているのでそう言ってきました。
でも班のみんなは俺達3人は既に課長から支払ってもらっていると思っているので、ここで課長が今回の件について説明されると、また1から説明しないといけないので、そのことは俺達から説明しておきます‥ということで、課長と俺達2人はこれで休憩時間を終えて午前の講習に入りました。
昼休みに入った途端、みんなが、
「さっきの休憩時間、お前等課長と何の話してたんよ?」
と聞いて来たので、お母さんの具合とか、ひょっとしたらまた急に休むことになったりするかも知れへんから、その時は迷惑をかけるかも知れへんけど頼んどくわな……
>> 352
……というような事を話してて、そのことを隣の班にも言うといてくれって頼まれたんや…と説明して隣のCの班へと向かいました。
もちろん、Cの班のみんなに説明する為ではなくC個人に説明する為です。
Cを呼び出し、昼ご飯を食べに行きがてらさっき交わした課長とのやりとりを俺とBとで再現するかのようにCに話して聞かせました。
俺達の判断にCも快く了承してくれて、とりあえず今度の給料日まで待つことにして、それ以降A課長の講習の時もその話題については全く触れることなく毎日が過ぎてゆき、課長も元のように元気で明るくなっていきました。
と、今日はこれでお終い😃
気が付けばもうこんな時間😲‼
これからご飯の支度をしなければ…😥
それじゃあ‥またね😊
おやすみなさい🐻
アン、メリークリスマス🐻
(^o^)/🍻\(^o^)
🎉🎉🍺🍷🍕🍖🎂🍸🍹🎉🎉
3週間ぶりの手紙なのに「何、真夜中のこんな時間に突然勝手に盛り上がりながら登場してるんじゃい😤‼」って怒りましたか❓
クリスマスという大義名分の名の下に友達数人と集まって、いつもと変わらぬ飲み食いから今帰って来ました。
テレビ番組の「明石家サンタ」を観ながら書いてますが、人それぞれに『今年あった不幸な出来事』がありますねぇ…😊
本当に悲惨なことだったり、悲しいことをテレビの娯楽番組で話すのではなく、クスッと笑えるような不幸なことって意外と無いものですね…。
俺もこの一年を振り返ってみても、人に話せるようなクスッと笑える不幸なことって無かったように思います。
(あっ…明石家サンタが終わりました)
アンにはありますか❓
本当の不幸は人には軽々しく話せない…。
人に話せる‥笑ってもらえる不幸なこと…。
不幸なことは1つでも少ないに越したこと無いのですが、明日からちょっと気にしてみよう…かと思います。
それじゃあ‥良いクリスマスを…😊
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今年も残すところあと数分となりました。
良い事、悪い事、いろいろありましたが、俺らしい一年を送ることが出来たと思います。
来年は良い事を1つでも多く、悪い事は1つでも少なくなるような一年にしたいと思います。
アンにとっても良い一年でありますように…。
それじゃあ‥良いお年をお迎え下さい🐻
アン…遅ればせながら、あけましておめでとうございます🐻
今年も宜しくお願い致します🙇
今日はもう10日。
世間では…特に関西ではお正月気分もすっかり抜けて、商売繁盛の十日恵比寿(えべっさん)の日ですね☝
アンはえべっさんに行きますか?
俺は仕事をしていた時は毎年行ってました。
アンは専門職なのでどうなのかな?
今日は友達からの誘いが…というより、付き合ってくれとの声が掛かり、数年ぶりに今からえべっさんに行ってきます。
お正月はゆっくり出来ましたか?
どこかへ旅行に行ったのかな?
そろそろ友達が迎えに来てくれるので、今回の手紙はこれにて終了します。
それじゃあ‥またね🐻
アン、こんばんは🐻
またまたご無沙汰してしまいました🙇
今、この手紙を書くのに使用している携帯電話は修理に出している間に借りている代替え機なので 文字が書きにくい(入力しにくい)し、変換や文字種類の選択などの配置が違うので歯痒いです😥
久しぶりに【過去話】を書こうと思いましたが、ここまで書いた所要時間を見て、今回は諦めました😢
平均男性より指が太いせいもあり(笑)何度も押し違い…押し損ないをしてしまい、自分の指先ながら腹立たしいです😤
今週末頃には直ってると思うので、手に慣れ親しんだ愛機が戻ってきたら書きますね✏
それじゃあ、風邪を始め健康には気を付けて仕事と私事を頑張って下さいね👆😃
では・・・また🐻
アン、こんばんは🐻
約3週間ぶりの手紙です✉
元気にしていましたか❓
俺は相変わらず一進一退…と言いたいところですが、ここ数ヶ月間‥手紙の書き込み回数が減っているのでアンも気付いていると思いますが、体調は〔三歩進んで二歩下がる〕状態です😢
でも、もう少ししたら暖かくなってきて、目にも梅や桜🌸や街並みも暖かい色が増えてくるので元気になっていくと思います😃💪
そうそう☝
この3週間の間の14日…バレンタインデーにアンからチョコレート🍫が届かなかったですよ😭
確か…去年も届かなかったけど……。
ちゃんと春風に乗せてくれましたか❓
まぁ…今しばらくの間、待ってみます。
それでは久しぶりに【過去話】『初めてのお客様』の続きを書きたいと思います✏
この【過去話】『初めて…』を書き始めたのがたぶん一昨年の11月か12月だったと思います。だからもう1年2ヶ月以上も1つの過去話を書いているのですね😥
もっとも‥あまり書き込みしていないのが最大の原因で、たまに書き込みしても違う話題のことを書いたりしてたから…で、この1年以上もの間に新たな出来事や思い出した過去話も幾つかあったけど、今回の話を書き終えていないのに新たに過去話を書くわけにもいかず、自分が悪いのに苛立ったこともありました。
前回、どんな内容の話で終わったかアンも忘れていると思うので、レスNO、353ページを読んで下さい☝
その続きを書きます✏
……A課長のお母さんの具合はその後どうなったのかは多少なりとも気になっていたものの、他人の俺達から課長に伺うのは課長に余計な気を使わせてしまうことになると思い、俺達は何も知らないような態度で課長と接していましたが、日毎に元気に明るくなっていってる様子を見て、俺達3人は〈順調に良くなってきているんだ〉と解釈し、後は給料日を待つばかり…と思っていました。勿論、課長が賭けに負けてお母さんの事で会社を休んで、復帰した日からは一度も[賭け]はしておらず、課長が午前中の講習を担当した時も、昼食の弁当どころか、午前中の休憩時間のコーヒーですら賭けを呼び掛けることもなくなり、各々が自分で買って来て飲む…という、至って当たり前の日常になりました。……
>> 358
……変わったことといえば、A課長の〔俺はみんなの兄貴的な存在だぞ!〕〔みんな、兄貴の言うことはちゃんと聞けよ!〕というような、ちょっと上から目線の態度と、時々「んんっ?」「カチン!?」とくる言葉の端々のイヤミというか、馬鹿にしたようなニュアンスが全く感じなくなってきていました。
そういう〔兄貴的…〕とか思い、感じるのは、教えてもらっている者が自然とそう思い、感じていくものであり、決して教える側から発するものではないと思うのですが、以前の課長は研修初日からそのような態度で接してきて、現に〔兄貴分〕を言葉にして発してきていました。
当時の俺達はこれから社会に出て行くスタートラインに立った者達ばかりで、右も左も分からない新社会人一年生だったので、ちょっと疑問を持ちながらもA課長を兄貴のような存在と思い、接してきましたが、課長自らそんなことは無かったかのような態度と言葉遣いに変わり〔兄貴分〕の雰囲気も出さないようにしているようで、最近は他の講師の方々と同じように感じるようになりました。
それはそれで良いことで部長は部長らしく、課長もやはり課長らしく感じられるような講習を行い、俺達新人もその雰囲気に緊張感をもって講習を受けるのが本当であり、講習を行うのは兄貴分であってはならなかったのだと改めて思いました。
元気で明るさを取り戻しながらも兄貴分的な課長では無く、会社の上司で課長職という立場で責任を持って講習を行うように変わってから、俺達も態度を改め、背筋を正して講習を受けるようになり、休憩時間などの時についついタメ口のような言葉を発していたのが全く無くなり、いつでも全て敬語で話すようになっていました。
そんな'当たり前'の上下関係の講習の日々が過ぎ、給料日がやって来ました。
……と、今日はここまでにします。
今から晩ご飯の支度をして、食べてからお風呂に入らないといけないので…☝
また、近いうちに書きに来ます✏
それじゃあ‥風邪をひいたり、体調を崩したりしないようにね☝🐻
おやすみなさい🐻💤
アン、こんばんは🐻
またまた久しぶりの手紙となってしまいました🙇今日で20日ぶりです✏最近の俺は、書く気力があっても時間的に余裕が無いことが多く、数行の短文ならほぼ毎日でも書けるのですが、俺は書くとなったら1ページに書ける文字数いっぱいまで書いて、更に2ページ目‥3ページ目と沢山書けるだけの時間に余裕が無いと、どうも書く気になれないのです😥
書きたいことは沢山あるし、過去話もまだ完結していないので、ホント時間に余裕があれば…もしくは体が2つあれば、ドンドン書いていくのですが、まだドラえもんに出逢っていないので、今の俺一人だけじゃあ書きたいことを好きなだけ書くっていうのは無理なようです😢
それでも今日は短文ですが日にちが空いたので、元気でいることだけでも知らせたくて書きに来ました。
それと、昨日…俺の誕生日だったのにお祝いしてくれなかったアンにイヤミも言いたかったので……😂
お祝いしてくれなかったアンの代わりに友達数人がお酒や食料などを持ち寄って我が家に集まって祝ってくれました🍻🎉🎊……と言うより、みんなの本音は‥みんなで集まる理由がほしいだけで、誰の誕生日であろうが関係は無いのです☝
だからいつも誰かの誕生日に集まっては深夜までお酒を呑んで喋っているだけで、その日誕生日を迎えた主役は一銭も支払わなくて良い❗‥という事だけが、唯一誕生日を祝ってもらえてると実感出来ることです😃
では‥そろそろ出掛ける時間がきたので短文でしたが失礼しますね😊
そろそろ春を感じる季節になってきたので、服装や気温、湿度には気を付けて下さいね☝
それじゃあ‥また🐻
おやすみなさい🐻💤
アン、こんばんは🐻
もう仕事は終わりましたか❓
終わっているのなら「お疲れ様でした」
もし、まだ残業中でしたら「頑張って下さい💪」
今月は年度末の月なのでまだまだ残業かも知れないですね☝
毎年、この時期になると思うことがあります。
アンがこの場所から離れて○年経ったこと…です。
2009年5月28日にアンと出逢い、それからやりとりを始めて、約1年10ヶ月後の2011年3月25日の手紙を最後にアンは来なくなりました。
(時々この日時を手紙に書いていたので、今では俺の頭の中に記憶されています(笑))
そして今日は2014年3月28日…。
アンと出逢って4年と10ヶ月…。
一人綴りをし始めて丸3年が過ぎて、4年目に突入してしまいました。
我ながら一人でよく書いてきたなぁ…と思います。
時々過去の場所に行き、手紙を読み返すのですが、その時にその場所(スレ)のHIT数を見るのですが、毎回数百件もHIT数が増えているのです。そのことに気付いてからしばらくの間、毎日チェックしていたら、ほぼ毎日この場所を見てくれているのであろうHIT数があります。
そしてそれはこの場所だけではなく、1つ前の場所(パート④)やその前の場所(パート③)なども僅かながらHIT数が増えているのです。
特に俺が一人綴りをし始めて、いろんな【過去話】を書いているパート④は沢山増えているようです。
現役では無い‥今はもう既に過去のスレの、しかも『二人専用スレ』なのにHIT数が増えているっていうのはどういうことでしょうか?
俺やアンが過去の手紙を読み返すことはあっても他の人が過去の手紙を…スレを読み返したりするかなぁ…?
しかもほぼ毎日のように…!?
でもまぁ…こんな俺のつたない文章の過去話や一人綴りを読んでくれている人が居ることが分かったことで、もう少し一人綴りを続けることが出来そうです。
次回からまた【過去話】の続きを書いていきますね…。
それじゃあ‥今日はこのへんで……👋
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
またまたご無沙汰してしまいました🙇
4月に入ってから自分のことや回りのことで、ショックなことや悲しいことなどが続き、なかなかこの場所に書きに来る気分にはなれませんでした。
この場所がアンとやりとりしている頃だったら、アンに話を聞いてもらいながら考えやアドバイスを伺ったり、励ましてもらったり出来たのでしょうが、今はもう一人綴りの場所と化して4年目に入った場所ですので、マイナスな…負の気持ちの時はなかなか来れない…書き込みに来れない場所となってしまいました。
もう少し気持ちがプラスになったら、いつものように書きに来ます。
そして【過去話】『初めてのお客様』を完結したいと思います。
過去話はまだまだ沢山あり、この1年の間にも2つや3つ話が増えました。
いずれそれらも書き上げるので楽しみにしていて下さい😊
それじゃあ‥また近いうちに…🐻
身体だけは壊さないように…元気でね😃
アン、おはよう🐻
1ヶ月ぶりの手紙です✉また‥随分とご無沙汰してしまいました🙇
ご心配お掛けしましたが体調の方も完治にはまだまだですが、数ヶ月前ぐらいの体調にまで回復しました🙌
また…ショックな事や悲しい事などが重なり、精神的にも弱っていたのですが、何とか乗り越えることが出来ました🙌🙌
今は以前のように前向きに考え、一日一日を大事に…後悔しないように生きて‥と言うとたいそうなので‥過ごしていこうと思っています😃
そして報告があります☝今年も旅に出ます🚗💨💨💨🚲💨💨💨🚶💨💨💨
出発日時は毎年恒例となりました5月28日午前11時49分の予定です⏰
なんかロケット🚀かシャトルの打ち上げみたいに出発時間が分単位に決めてあるということに少し笑ってしまいますが、この日のこの時間は俺とアンにとっては大事な日時……。
6日後の28日が来ればアンと俺が知り合って丸5年目となります😊🎊
その記念すべき日に3回目の旅に出ます🚗🚲🚶💨💨💨
1回目は兵庫県北部を含む中国・山陰地方を2ヶ月ちょっとかけて一周しました。
2回目は四国を5週間かけて一周しました。
そして今回は福井県から日本海側を北へと向かう予定にしています。
初日に大阪府、京都府を通り抜けて福井県に入るつもりです🚗💨💨💨
何処(何県)まで行くのか❓…は今回は決めていません。
期間は2ヶ月を予定しており、体調の良し悪しに関係無く一旦戻り、体調を検査してもらってる間に車も点検してもらい、何事も無ければ再び旅を続けます。
続けると言っても最長半年位の11月中には帰ることになるでしょう…。…と言う理由は、俺の車は寒冷地仕様ではないので、雪や低気温での使用は困難な上に俺自身が雪道での運転経験がほとんど無く、数年に1回‥積もった5㌢か10㌢足らずの雪の上を怖々と徐行した経験しかないので、本格的な冬になる前に旅を終えるつもりです。
本当は降り積もる雪道を走りながら景色の良い処で車内泊をしたいのですが、それをするにはそれなりの装備をしてある車と経験が必要との事で、素人とが甘い考えで行動したら大事故になったり、車内で凍死‥なんてことも充分起こり得る事らしいので無理はしないようにします。
‥‥そんな予定を立てていることを報告しておきますね☝
それじゃあ‥今日も仕事、頑張って下さい💪
いつも応援しています😱🙋🇯💫
では‥またね🐻
アン、こんにちは🐻
元気に過ごしていましたか?
大変ご無沙汰しました。43日ぶりの手紙です✉
5月28日に予定通り旅に出ています。
心配かけましたが、今日現在…元気でいることをお伝えしておきますね😊
また改めて書きに来ますね🐻
アン、こんばんは🐻
約3週間ぶりですが元気に過ごしていましたか❓俺は病気は相変わらずですが、それ以外は良いのですが、今月に入ってから友達のお父さんが亡くなったり、知人が亡くなったりと不幸事が続き、2度大阪に戻り、そして今の自宅‥和歌山へも帰りました。
今はまた旅の続きをしていて、現在は秋田県内に居ます🚗💨💨💨
4日後の28日が来ると旅をしてから丸2ヶ月になりますが、たぶんこのままもう少し続けるつもりです🚗💨💨💨💨💨
青森県まで行ったら北海道へは行かず、そのまま太平洋側を南下するつもりです。
まぁ‥どこまで‥いつまで続けられるか判らないけど、気力・体力・体調・時間等…全ての条件が整っている限り続けるつもりです。
先日、この場所の手紙を読み返してみたのですが、最近は本当に手紙を書いていないですね…。
まぁ…肉体的に病んでいたり、精神的に辛かった時があったりと、決して書くのをサボっているとかではなく(笑)、書く気力が無い‥書く気にならない日が多かったことは事実です。
因みに今年に入ってから手紙を書いた回数はこの手紙を入れてたったの9回…。
1/10・2/4・2/26・3/17・3/28・4/23・5/22・7/4‥と今日の9回で、以前と比べるとかなり回数が減っていますね…。
『過去話』【初めてのお客様】も続きを書いて完結しなければならないし…次回からもう少し間を詰めて書くようにしますね☝
それじゃあ‥今日はこれから晩ご飯を食べに行って来ます。
久しぶりの外食です😊
では、毎日暑い日が続きますが、水分補給と睡眠時間を充分にとって頑張って下さいね💪
おやすみなさい🐻💤
>> 366
こんには。
くれぐれもお体を大切になさって下さい。
アン、こんばんは🐻
またご無沙汰してしまいました🙇
でも今回ご無沙汰したのには理由があります☝
もちろん、体調が優れないとか、書く気力がない‥気分じゃない‥という日もありましたが、それは病気を患っているからではなく、健康な人にも言えることですよね…。
じゃあ…どうしてしばらくの間、手紙を書かなかったかと言うと、前回書いた手紙の1ページ前に【旅人366】さんと名乗る方から、俺の体調を気遣うレス‥いえ、手紙が届いていたのです。
前にも何度となく書き伝えましたが、一人綴りをするようになって半年を過ぎた頃に〔着レスお知らせ通知〕の設定を解除しました。
それはアンから手紙が来なくなってから、毎日のようにお知らせ通知を待つようになり、そして待ってる自分を客観的に見た時「俺は何をしてるんだろう…」と思うようになり、その時にお知らせ通知を解除して、いつしかこの場所を毎日覗くようなことが無くなり、そして一人綴りをする時は[このレスにレスする]から新たなページを開くのではなく[このスレにレスする]からページを開き書き込みをする‥ということが習慣になっていました。
だから【旅人366】さんのレスに気付いて読ませてもらったのは、前回の手紙を送信してから1週間程経ってからでした。
それでも今から約1ヶ月程前には読ませてもらったにもかかわらず、直ぐにお礼の返事を書かなかったのです。
また…あとで書きます🙇🐻
- << 371 アン、こんばんは🐻 元気で仕事頑張ってますか💪? 早速ですが、先日書いてる途中で止めてしまった手紙の続きを書きます。 旅人366さんからの手紙を頂くまでは、過去に叱咤激励の手紙を何度が頂いたことがありました。それらの手紙が届いたら俺は直ぐにお礼の手紙を書かせて頂いていたのですが、今回は手紙が届いているのを知りながら敢えて約1ヶ月程お礼の手紙を書かなかったのです。 それは〔旅人366〕さんはアンではないか❗と思ったからです☝ ※ここで電話が入って長話しになり、友達数人が自宅に来たので一旦筆を置きます🐻
アン、こんばんは🐻
先日、友達が倒れて救急搬送されたと報告しましたが、その後緊急手術したのですが意識が回復しないまま今日まで過ぎました。
でもつい先程、意識が戻りました。
とりあえず一安心です。
先日の手紙の続きと、そして…もう2年越しになってしまっている【過去話】『初めてのお客様』の続きを近日中に書きますね…。
とりあえず今日は帰ってゆっくり眠りたいと思います。
これから益々寒くなりますが風邪などひかないよう気を付けて下さい。
それじゃあ‥また🐻
>> 368
アン、こんばんは🐻
またご無沙汰してしまいました🙇
でも今回ご無沙汰したのには理由があります☝
もちろん、体調が優れないとか、書く気力…
アン、こんばんは🐻
元気で仕事頑張ってますか💪?
早速ですが、先日書いてる途中で止めてしまった手紙の続きを書きます。
旅人366さんからの手紙を頂くまでは、過去に叱咤激励の手紙を何度が頂いたことがありました。それらの手紙が届いたら俺は直ぐにお礼の手紙を書かせて頂いていたのですが、今回は手紙が届いているのを知りながら敢えて約1ヶ月程お礼の手紙を書かなかったのです。
それは〔旅人366〕さんはアンではないか❗と思ったからです☝
※ここで電話が入って長話しになり、友達数人が自宅に来たので一旦筆を置きます🐻
アン、こんにちは🐻
また、間が空いてしまいました🙇
先日の(アンに手紙を書いていた時)友達からの急な連絡から友達数人が集まり、それからドタバタ忙しい日々を送り、やっと今日の今‥この一時だけ手紙を書く時間が出来ました。
「ちょっとオーバーな…」と思うかも知れませんが‥‥😥確かにちょっとオーバーですが(笑)まぁそれぐらい何かと時間に追われていました。
掃除どころか、洗濯すら週に一度というような生活です😢
アンは元気で頑張ってますか❓
俺は一進一退…という感じです。
先日の手紙の続き、そしてあまりにも長く間が空いてるので、アンはもう話の内容を忘れてしまっているんじゃないか!?と不安を感じる【過去話】『初めてのお客様』の続きは必ず書きますから待ってて下さいね🙇😊
それじゃあ‥仕事、頑張って下さい💪
じゃあね🐻
アン、こんにちは🐻
丸3ヶ月ぶりの手紙です。
この3ヶ月の間に季節の変化があり、クリスマスやお正月、バレンタインデーなど話題にする事柄も沢山あったのですが、それら全てを見過ごしてしまうほど、俺自身と回りを取り囲む人達や環境の変化に戸惑い、心と体のバランスが保てなくなりそうになりました。
幸い大きく体調を崩すことも、心の病に冒されることもなく、なんとか乗り越えることが出来ました。
また明日以降新たな気持ちで、前回まで話してたことの続きと【過去話】の続きを書いていきたいと思います。
仕事、頑張って下さい💪
それじゃあ‥また🐻
アン、おはよう🐻
今日も寒い一日になりますが気合いを入れて頑張りましょう💪
今日は今から車で出かけます🚗💨💨💨
俺にも言えるのですが、アンも車の運転には充分気を付けて下さいね☝
では…また書きます✏🐻
アン、こんばんは🐻
こんな時間に手紙を書いて送ったってアンは今頃夢の中ですよね😪💤
明日は‥
あっ❗
もう‥今日やね☝
今日…土曜日は休みですか?
以前やりとりしていた頃は、たまに土曜日が休日出勤したりして「午前中だけ仕事」ということがありましたね☝
懐かしい思い出です。
こんな真夜中にこうしてアンに手紙を書くのも何ヶ月ぶりですかね!?
また…今のような気分で気持ちと時間に余裕がある時には、こうして真夜中にも参上したいと思います。
じゃあ‥今日はもう寝ます🐻💤
あっ❗…そうそう☝
最近は5時間位眠るようになりましたよ😉
以前は毎日2~3時間の睡眠でしたが、歳なのか?…疲れなのか?とにかく毎日5時間位は眠っています。
途中1~2回目覚めるけど直ぐにまた眠っています。
5時間なら普通位だからアンに心配かけないで済みますよね😊
それでは‥おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
また、長い間ご無沙汰してしまいました🙇
心配させたかも知れませんが、俺はちゃんと生きてます💪🐻
言いたいこと‥書きたいことが沢山あるのですが、何よりも最初に以前書いてる途中で止めてしまった『旅人366』さんはアンではないか?…と思う理由について書きますね。
この手紙の前のページ(NO.376)にも同じ名前で俺の体調を気遣う手紙をくれてました。
その文面を読んでより一層そうではないかと自信がつきました。
では何故『旅人366』さんがアンではないかと思うかと言うと、最初の書き始めの挨拶文でピンときました☝
「こんには」と書いているのです。
勿論これは「こんにちは」のつもりで書いたことは誰にでも判ることですが、でも普通は間違えません。…というより、普通なら「こん」まで入力すると「こんにちは」と候補が表示されて、カーソルをそこに移動させて決定を押すのが通常の流れですから「こんには」とは表示されないはずです。
ちょっと休憩☕
>> 377
さて‥休憩☕を終えて続きを書きます✏
(どれだけ長い休憩やねん!…と思われていることはスルーします😁)
メール等でよく文字を入力する人なら「こんには」という間違った入力にはならず「こん」を入力した時点で「こんにちは」か「こんばんは」の候補が表示されるので、あとはどちらか選択すれば良いのです。
仮に「こんばんは」と表示されていたとしたら、慌ててカーソルを移動させて決定を押してしまったことに気付かず先に進んだんだな…と推測し理解出来ますが「こんには」は、明らかに「こ」「ん」「に」「は」と一文字ずつ入力したもので、普段あまりメール等しないからか!?「こんにちは」と入力したつもりだったのではないでしょうか?
普段あまりメール等しない‥‥アンがこの場所に来なくなる前に「時間が無い」と言ってました。俺から何通も手紙を貰っているのに、自分は時々しか返せていないことを詫びてました。
アンは仕事柄、精神的に凄く疲れる仕事をしているから、自宅に戻ったら手紙を書く気力が残ってなかったので書く回数が減ってしまいました。
そんなアンだから、今も変わらない生活をしているならば、メールをしない→文字の候補が少ない→一文字ずつ入力するしかない→「こんには」と間違えた…という推測から「旅人366」さんは「アン」ではないか?‥と思った理由です。
ちょっと休憩☕
アン、こんにちは🐻
一週間前に「ちょっと休憩☕」と言った後、いろいろ準備等があって、今‥東北地方に向かってる途中です🚗💨💨💨
「どうしてそんなところを走っているの?」という疑問の声が聞こえたのでお答えします😁
……また、旅に出てます。
しかも今回も出発日は今日で、出発時間は午前11時49分です。
そう…今日はアンと知り合った2009時5月28日から丸6年の日です☝
毎年、今日のこの日、同じ時間に出発する旅も今年で4回目です🚗🚗🚗🚗
アンは今日という日を覚えていましたか❓
また来ます👮
アン、こんばんは🐻
今日も仕事、頑張ってきましたか❓💪
暑くて昼ご飯は少ししかたべなかった…なんてことはなかったですか❓
ご飯はしっかり食べないとね☝😊
近畿地方は昨日から梅雨入りしたそうですね‥。俺が今居る地方はまだまだこれからのようです。
毎日、車🚗で移動しては気になった街(町)に車を止めて、そこから自転車🚲や歩いて🚶💨💨💨あっちこっち散策するのですが、今回の旅からパワーアップしたものがあります🆙
それは自転車🚲を電動式自転車に替えました。
前回までは折りたたみ式で6段変速機付きだったのですが、今回からは前回までのと同じ仕様に、プラス電動式補助動力を装着したスポーツタイプの自転車🚲になったので、登り坂もスイス~イと走り登ります。
買う前に試乗させてもらっていたので、なんとなく電動式の「良さ」と「感じ」は判っていたつもりでしたが、実際に毎日町中を走っているとその楽さに感激と、有り難さに感謝の連続です🚲🙏
では…そろそろ寝る準備をします。
それじゃあ‥おやすみなさい🐻💤
アン、おはよう🐻
「おはよう‥にしてもこんなに早くに…!?」と思うかも知れませんが、車内泊での一人旅って早起きするのが普通なんですよ☝
日常生活のほとんどのことは車内で出来る準備はしているのですが、それでもトイレや歯磨き、洗顔などは、道の駅や公園、コンビニなどを利用させてもらうので、皆さんがあまり利用しない時間に使わせてもらうように心掛けています😊
一応、非常用トイレと水は常備してあるのですがそれらを使うことは滅多にないです。
それではそろそろ朝支度を…。
それじゃあ‥また🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張りますか💪❓世間一般的には定時が5時というところが多いと思うので、今のこの時間なら「お疲れ様でした」と言ってあげたいところですが、アンは専門職ですのでまだ終わっていないでしょうね☝
あともう少し頑張って下さい💪💪😃
ところで‥1日に2回も手紙を書くって何ヶ月…何十ヶ月ぶりでしょうね‥‥❓
たまにはこんな日も良いですよね☝😉
では…今からお風呂♨に行ってきます。
またあとで本日3通目の手紙を書くかも…よ😊
「書く」か❓「書かない」か❓ アンはどっちに賭ける❓❓❓
A課長はどっちに賭けるだろう…❓(⬅A課長って‥‥アン、覚えてる?)
それじゃあ‥行ってきまーす🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張り過ぎない程度に頑張って下さい😊
早速ですが昨日の問題☝正解は…「書かない」でした💡
厳密に言うと「ていせ~い」を書いた手紙が3通目になるのですが、あれはアクシデントであって、あれを3通目の手紙ということにしたら、なんか卑怯のような気がするのでカウントしてません。
アンは正解しましたか❓さすがA課長❗
博打打ちだけあって見事正解でした😁
それではそろそろ昼ご飯🍚を食べます。
昼から眠たくなるかも知れませんが頑張ってね💪🐻
アン、おはよう🐻
そろそろ仕事開始時間ですかね☝
今日も一日頑張って下さい💪😃
俺もそろそろ【過去話】『初めてのお客様』の続きを書こうかと思います✏
最近は、一日中散策してまわってお風呂♨に入って晩ご飯🍚を食べると睡魔に襲われて、気付けば寝てしまっていることが多くなりました。
昨年までの旅ではほとんど無かったことです。
やはり「歳」ということでしょうか❓😥
だから「続き」を書くのも、眠気に負けなかった時に書くことになるので「ぼちぼち」になると思います。
それじゃあ‥今日も暑いですが頑張りましょうね🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますね😃俺は例の春風に乗ってアンが頑張っている様子をいつも見てるから知ってますよ☝🐻
東北地方も2~3日前に梅雨入りしたので町を散策するにはちょっと…いや、かなり不便となりましたが、それもまた良しと思っています😊
それに前にも言いましたが、雨が降ると街(町)の汚れを洗い流してくれるような気がするからそんなに嫌いではないのです。
旅をして5週目に入り、そろそろ東北地方から離れようと思っています。今回の旅は最初から東北地方の散策に時間をかけようと決めていましたが結局1ヶ月以上滞在し、散策しました。
いろいろ見て廻っていろんな思いが頭の中だけじゃなく体中を駆け巡りました。
また後日、そんな話も書いていきたいと思います。
それじゃあ‥昼ご飯を食べてお腹いっぱいになったから眠気に襲われてしまうかも知れませんが、仕事を頑張って下さいね💪😊
では…また🐻
アン、こんばんは🐻
またご無沙汰してしまいました🙇
アンは元気ですか❓
俺は元気ですよ💪😤
台風🌀が四国・中国地方を中心に上陸しましたがアンの居る地域は無事ですか?
俺は今、関東地方に居るので、台風🌀の影響はなかったのですが、地元の友達から連絡があり、通勤に支障があったようです。
とりあえず元気でいることをお伝えして、今日のところはこれにて失礼します。
それじゃあ‥またね😉
おやすみなさい💤🐻
アン、こんにちは🐻
アンが居る近畿地方は梅雨明け宣言の後🌀台風🌀が来たそうですが、過ぎ去ってから毎日唸るような暑さらしいですね😫🔥アン‥あまりの暑さに溶けてませんか⁉
俺が今居る関東地方の某所も毎日唸るような暑さで俺は足が少し溶けてしまい足が短くなってしまいました😭
(もともと短足だったでしょ☝という声が聞こえてきたけど華麗にスルー😁)
これから夏本番‼
暑い日ばかりが続くでしょうが、アンも俺も前だけを見て頑張ってこの夏を乗り越えよう😊💪
それじゃあ‥また書きますね😉
身体に気を付けて🐻
>> 391
おしゃべり好きさん、書き込みありがとうございます。
お知らせ通知設定をしていないので、書き込みして頂いてたことに今気付きました。
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
おしゃべり好きさんが仰った「虚しく無いですか?」について答えさせて頂きます。
「100%虚しくない」と言えば嘘になりますが、今は自分の中で虚しさや寂しさを感じてる割合はそう多くないと思います。勿論アンが来なくなった直後は日毎に寂しさが増していき、一人で書くことが寂しくて…辛くて…このままこの場所からすう~っと消えようかな‥と考えたことも何度かありました。
でもその反面「今日は帰って来るんじゃないか!?」と思っていたことも確かです。
そんな気持ちでいながらも当時はほぼ毎日のように一人綴りをしていました。
今思うと、それらの気持ちを振り払う為に無理してでも一人綴りを続けることで気持ちを誤魔化そうとしていたのかも知れません。
ただ月日が経つと、そんな虚しい気持ち、寂しい気持ちも時間と共に和らいでいき、アンを待つという姿勢を保ちつつ、書く時は穏やかな気持ちで書いています。
なのでアンが来なくなって半年を過ぎた頃には、日記を書くような感覚で一人綴りをしています。
そして先日、俺の体調を気遣う書き込みが2回ありましたが、送り主はアンだと確信しています。だからアンから返事が来なくても読んでくれていることだけで充分です。
おしゃべり好きさんにご理解して頂けたかどうかは不明ですが、少なくとも俺自身はマイナスな気持ちではないことだけはご理解して下さい。
ありがとうございました。
しっぽ
アン、こんにちは🐻
毎日🔥灼熱地獄🔥ですが溶けずに💦頑張ってますか❓
今アンはお盆休み中ですよね?
やはり休みは明日までですか?
俺の旅も8月2日に終えて帰って来ました🚗💨💨💨
今回の旅は、去年途中で終えた東北地方の続きから始めて、北関東地方を巡り終えて来ました😃
どこへ行っても、何を観ても〈初めて👀〉の景色ばかりで、頭の中で新しいファイル作成を繰り返しています😁
あっ❗
アンに俺の旅でのルールというか、普通の人なら考えられないことを俺の旅ではしています。
さて‥それは何でしょうか?☝
また後で答えを言うので考えといて下さいね。
では‥また🐻
アン、こんにちは🐻
お盆も過ぎ、暑さもピークを越しました!?が、アンは変わりなく元気ですか?
俺は今年の猛暑にも溶けることなく今日も元気です💪😤
さて‥前回の手紙から一週間が経ちましたが答えは解りましたか?
……ふむふむ………あぁ~残念🙅
答えは…写真を撮らない❗…です❗。
写真を撮れば思い出を振り返る時に改めて思い出したり、旅してきた軌跡の証として残るものだし、旅してきた土産話をするにも写真を見ながら話したほうが伝わりやすい‥など、写真を撮っておくほうが利点が多いことは分かっています。
ましてや今はデジカメ📷だから何百枚、何千枚撮ろうがSDカード1枚の費用で済むし、わざわざ現像しなくても手軽にパソコンやテレビ等々、何にでも映し出すことが出来るから撮らない理由は無いはずです☝
(要らない写真は消せば良いしね…)
では‥どうして俺は写真を撮らないのでしょう?
また考えてみてね😁
それじゃあ‥また来ます🐻
アン、こんばんは🐻
ご無沙汰してしまいました🙇
入院していました。ちょっとだけ長く入院していました。
完治はしていませんが元気を取り戻して退院しました。
アンには話したいことが沢山たくさんあります。
それに「過去話」[初めてのお客様]の続きを書いて完結もしたいし、それ以外の「過去話」も沢山あり、この2~3年の過去にあった…起きた面白い話や感動する話などいっぱいいっぱいあります。
いつか…必ずいつか書き綴ってアンに読んでもらいます。
そろそろ秋も終わり本格的な冬を迎えようとしていますが、風邪をひいたり体調を崩したりしないよう充分気を付けて下さいね😊
それじゃあ…また🐻
アン、こんばんは🐻
最近…また眠れない毎日が続いています。
それまでは6時間前後は眠れるようになっていたのですが、最近は以前のように3~4時間程しか眠れていません。
アンは今頃夢の中かなぁ~😊
俺も早く夢の中に入ろうと…。
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
約2ヶ月半ぶりの手紙です。
この場所では、クリスマスの乾杯も年末の締めの言葉にも全く触れることなく過ぎ、新年の挨拶さえもすることなく今日までご無沙汰してしまいました。
心配かけたかも知れませんが…今日現在、ちゃんと生きてます。
元気100%とは言えませんが生きてます。
アンは元気ですか?
今、インフルエンザが大流行してますが大丈夫ですか?
俺は「アホは風邪ひかん!」を証明すべく未だ風邪はひいていません(笑)
これから少しずつ暖かくなってきて過ごしやすくなりますねぇ…😊
じゃあ…今回の手紙は「生存報告」ということで…。
心配かけてごめんなさい。
また来ます🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張ってますか?
昼ご飯🍚を食べた後だから眠気に襲われているかも知れませんが、睡魔👿と闘って勝利して下さい。
そして突然思い出したのですが、レスNO・394で質問した「旅先でなぜ写真を撮らないのか?」…の答えを言ってなかったですね。
答えは「思い出になる景色は記憶に残るから…」です。
アンもそうだと思うけど、観て感動した風景や知り合った人の顔やハプニングや出来事などは記憶の中にハッキリと刻まれています。
だから写真を撮らなくても頭の中にしっかり現像されています。
綺麗な写真が欲しいならプロカメラマンが撮った最高の写真を買えば良いのです。
記憶に残っていない景色は感動しなかったか、感動が少なかったかで、記憶に刻まれなかったものは写真に残しても、後日改めて見ても感動しないと思います。
そんなこと言ってる俺ですが、旅先で知り合った人、親切にしてくれた人やお店などは写真に撮ってあります。
ハッキリと記憶に刻まれているのですが、それらは客観的にも見たくなると思ったからそうしてきました。
なので「写真を撮らない」ではないですね☝
俺の勝手な解釈?…行動ですね😁
ところで、ここ数回の手紙を見て気付いたことはありませんか?
絵文字が変わってるでしょ☝
そうなんです!
携帯電話を買い替えました。
前の電話はいわゆるガラケーで、ナント87ヶ月も使っていたようで(バッテリーの交換2回と修理1回しました)今回も修理しようと思っていたのですが部品が無いとの事でポイントを使って買い替えることにしました。
…アンはスマホですか?
そうでしょうねぇ~😃
スマホからガラケーに戻す人が増えてきているとはいえアンはスマホでしょうねぇ…。
俺はもちろん最新のガラケーに買い替えました🙌バンザーイ!
ええーそうです!
ガラケーからガラケーに買い替えました。
11月上旬に買い替えたので絵文字が変わったのです。
なんか最新機種なのに絵文字が簡素になってしまったのが残念ですが、ゲームはしないし動画も見ないしSNSもしないので必要無いのです。
通話とメールだけ出来れば良いのです。急いで調べるようなことはないから後でパソコンで調べるから全く不便を感じたことがありません。
でも、いつかはスマホになるのかなぁ…。
それじゃあ…あと少し頑張ってね💪
また…来ます🐻
アン、こんにちは🐻
早速ですが悲しいお知らせが2つあります…。
まず1つ目は…16日の誕生日にアンからお祝いメッセージが届かなかったことです…😭
まぁ、ここ数年届いていませんが…。⬅はい!イヤミです😁
そして2つ目はそれよりもっと悲しいことです…。
毎年恒例にしていた一人旅が今年は行けないかも知れません。
毎年、アンと出逢った5月28日を旅の出発日にしていましたが、2ヶ月ちょっと前の今日現在の状況では旅に出るのは無理っぽいのです😭😭😭
でも考え方によったら、まだ2ヶ月以上あるから行けるかも知れないしね☝
とにかく行けるよう頑張ってみます。
アンも応援して下さい‼
とりあえず報告まで…🐻
アン、こんにちは🐻
今日も元気で頑張ってますか?
俺は元気なような…そうでないような…でもこうして手紙が書けるのだから、肉体的にも精神的にも大丈夫ということですよね😊
今年の桜🌸も散り始め、春の入口まで来ましたね。
今年もアンの職場に新社会人が来ましたか?
街でも一目で新社会人だと判る彼等を見ると、あの頃の自分と重なって見えて懐かしい気持ちになり「若かったなぁ…」と微笑んでしまいます。
あの頃は自分の置かれてる現状から「金稼ぐぞう~!」と燃えていました。
新人だから「早く社会に、会社になじもう」とか「早く仕事を覚えよう」という気持ちよりも「稼ぎまくっちゃる!!」という気持ちでいっぱいでした(笑)
アンはあの頃どんな気持ちでしたか?
希望と不安で胸がいっぱいでしたか?
意外と俺と同じように「稼ぎまくっちゃる~」だったりして…😁
では…昼ご飯食べて眠たくなってくるでしょうが、午後も頑張って下さいね。
じゃあ…また🐻
>> 402
「気ぃ~まつけてやぁ~‼」って…そう言われてもアンはどうしたら良いのか分からないよねぇ?😁
あっ❗
アン、こんにちは🐻
今日は昨日より少し気温が低くなって過ごしやすいですよ☝
でも風が吹くと冷たいです。
ところで昨夜の熊本県を中心とした地震…驚きました。
すぐに九州の知人に連絡をとろうとしたら不通で、その後何度となく試してもやはり不通…。
結局メールを読んでもらえることを願いながら何度目かに送信出来て返事を待ってました。
小一時間後に連絡があり、知人を含む家族全員と家屋も無事との事で一安心しました。
ただ知人の親類や友達等はまだ半数も連絡がつかず、これから家族で連絡を試みる人とバイクで現地まで様子を見に行く人とに手分けして安否確認をするとのことでした。
今回の九州の地震は2~3万年前に起こったと言われる地層 だそうで、地震研究所をはじめ地震に詳しい方々も「我々や孫子の代の心配どころか、数千年、数万年後に起こるかな?」程度と予想していたので、今回の地震は全く予定外だったそうです。
先の淡路島の地震も今回の地震ほどではないにしろ、やはり予定外の地震だったそうです。
事故もそうですが、地震もいつ、どこで起こるか分からないということが現実に体験したのだから、実際自分の身に起こったら困らないように、心掛けと準備は万全にしておきましょうね☝
前にも言いましたが、俺は毎晩寝る時は枕元に避難道具一式を置いてあります。
これで1週間は援助無しでも大丈夫だし、車に乗れる状況なら2週間は大丈夫です。
アンも油断せず、準備万端にしておくようにね☝
今日はちょっと真面目に話しました。
それじゃあ…また🐻
アン、こんにちは🐻
今日からゴールデンウィークですね😊
アンは何日間連休なのかな?
世間では多い人は10日間もあるそうですよ☝
俺は年末以来の大掃除をしようと思っています。
前に大大大掃除した時に断捨離をして、リサイクルショップで買い取ってもらったり廃棄処分したりして、部屋がかなり広くなったので、そんなに物が増えて狭くなってきたわけじゃないのですが、それでも細々した物がありこれ以上増えて狭くならないうちに処分がてら大掃除をしようと思います。
午前中は雲っていましたが、今外を見たら晴れだしてきました。
アンのところも太陽が顔を出しているでしょう☀
では…そろそろ昼ご飯を食べます🍝
じゃあ…またね🐻
アン、こんにちは🐻
ゴールデンウィーク真っ只中、アンはどう過ごしていますか?
海外旅行とか行ってるのかな?
俺は前回の手紙に書いたように大大大掃除をしました。
断捨離した物をリサイクルショップに持って行きましたが、買い取り価格が前回のように十数万とはいかず、2万2千円程でした😥
まぁ今回は服と靴・本だけで、前回のようにAV機器や家電品、家具等が無かったので仕方ないですね…。
二日半かけて掃除をしたので、今は部屋中…いや、お風呂やトイレまで舐めまわせるぐらいピッカピカです😜
アン…是非一度舐めに来て下さい😁
では、そろそろ出掛ける支度をします。
これからアンの近く(かな?)の武庫之荘に住んでる後輩と難波で待ち合わせしていて、昼間っから飲み食いする予定です🍻🍣🍳🍶
2~3年前!?から通称「裏難波」と呼ばれてる地域が安くて美味しい店が多数あって、若者を中心に賑わっているところがあり、そこにおじさん二人で潜入しようと計画しています👮(笑)
今日も暑くなりますが、早めに水分補充をして元気に過ごして下さいね。
それじゃあ…また来ます🐻
あっ❗
今日は電車で行くので飲酒運転とかの心配はいりませんよ☝
アン、こんにちは🐻
ゴールデンウィークも終わり、世間は通常に戻りましたね。
アンはゆっくり休養とリフレッシュできましたか?
俺は前回の手紙にも書いていたように大大大掃除をして、後輩と裏難波で呑んで、自動車と自転車の洗車をして過ごしました。
今日はこれから大阪に向かいます。
難波も越えて梅田へ行きます。
今、向かっている電車の中から書いています。
俺の回りに居る人達のほとんどがスマホを片手に画面をスクロールしています。
ゲームをしているのか?読書をしているのか?LINEをしているのか?…みんな下を向いてます。
1人で居る年配の方は前を向いたままじっとしていて、友達と居る方はひっきりなしにしゃべり続けています。
若い人同士の会話はまだ良いのですが、年配の方…いえ、大阪のおばちゃん同士の会話はまるで「ここ、おばちゃん家のリビング?」と錯覚しそうなほど大きな声で話して笑って手を叩いて…😥
それに個人情報も大きな声でしゃべっているもんだから、3人の呼び名とこれからの行き先を知ることが出来ました。
よくテレビ番組で大阪のおばちゃんは特別…というのを見ますが、まさにテレビの通りのおばちゃん達でした。
服装も3人中2人がトラの顔がプリントされているもので、1人がチーター?ピューマ?柄でした。
この人もトラだったら「トラ・トラ・トラ」になって、真珠湾攻撃から第三次世界大戦が始まるところでした。😁
この先、停まる駅からトラ柄のおばちゃんが乗って来て、戦争に巻き込まれる前に俺は次の駅で降ります。
それじゃあ…またね🐻
アン、こんばんは🐻
今、5月30日の午前5時過ぎ…雨です。
去年の今日は旅の2日目でしたが、今年の今日はただの5月30日です。
……やはり今年は旅に出るのは無理でした…残念です…。
でも、旅に出るのは無理でしたが、アンと出逢って丸7年が経ち、8年目を迎えることが出来ました。🙌🙌🙌🎉🎉🍻💐💐
これは本当に喜ばしいことです。
2009年5月28日、午前11時49分に、アンが立てたスレに「自由人」という名前でNO・26にレスしたのが最初の出逢いでした。
あの日からもう7年が経ちました。
アンが作った場所(スレ)から今のこの場所までの全ての場所を俺は今でも定期的に訪問しては読み返しています。
それは懐かしく振り返るためだけではなく、全ての場所を訪問することによって「過去のスレ」に移動されたり、削除されたりしない為に訪問してHIT数を増やしているのです。
アンが立てた場所…7年も前に立てて満レスになり、今はレス出来ない、読むことしか出来ない、表だって表示されていないアンが立てた場所が未だにHIT数を増やして守っています。
それ以降の全ての場所を増やしながら守っています。
でも時々、各場所のHIT数を俺以外に増やしている(訪問している)人が居るようです。
過去の場所は全て満レス(500レス)だから当然レス出来ない、読むことしか出来ないのに俺以外に訪問者が居るのです。
「二人専用スレ」でアンと俺だけでやりとりしている…そんな過去の場所に誰が来るのでしょうか?
…アンですか?
俺と同じ考えで各場所を守っているのですか?
それなら嬉しいのですが、それだけではないようなHIT数の増え方が各場所で見受けられるので…。
この場所は誰でも読める…読んでも良い場所なので全く構わないのですが、過去の各場所全てのHIT数が定期的に増えているのが気になったので今日は書いてみました。
これからもこの場所同様に各場所を守っていきます。
そろそろアンは起きる頃ですね☝
アン❗
おはよう😊
今日も一日、元気に頑張って下さい🐻
アン、こんにちは🐻
梅雨入りしたもののほとんど雨が降らず、各地で水不足が心配されていましたがアンと俺が居る近畿地方は今朝から雨が降り、水不足の心配もなくなり涼しくなりましたね😊
先日アメリカのNASAが「今年の夏は99%の確率で、観測史上最も暑い夏になるだろう!」と発表していました…。
この夏はそうとう覚悟をして迎え撃たないと絶対に溶けてしまうからねっ❗☝
食事内容と水分補給には充分気を付けて、この夏の猛暑・酷暑を一緒に乗り越えましょう💪💪💪
今、電車で移動中なので、これにて失礼します。
それじゃあ…また🐻
あれっ!?
気が付けば前回の手紙から1ヶ月以上も書いていなかったですねぇ…!
(まぁ、アンよりずっとずっとマシだけど!)⬅これイヤミですよ☝😁
あっ❗
改めまして…
アン、こんばんは🐻
今日で梅雨が明けたようですね😊
例年より3日、去年より6日早く明けたそうです。
それだけ今年の夏は猛暑、酷暑が長くなるということらしいですよ。
そんなことを思いながらクールバスクリン入りのお風呂に入ってきます♨
それじゃあ…またね🐻
アン、こんにちは🐻
今日も暑いねぇ😠
でも頑張ってますよね☝(うん!…えらいぞ!)
もうすぐお昼だけどアンは何食べる?
俺は冷やしうどんを1時間前から冷やしてあるねん😁
昼に食べる頃にはちべたいちべたいうどんになってるぞぉ…。
アンにもあげようか❓
俺…アンには優しいからなぁ…特別にうどん3本もわけてあげる‼
(太っ腹過ぎるしっぽ❗)
それじゃあ…あと少し仕事を頑張って、昼休みを楽しみにしていて下さい🐻
アン…陽が暮れるのが早くなってきたと思わん?
まだお盆前の10日っていうのに、なんか夏の終わりが近づいているような…。
もう仕事は終わったかな?
明日が休みならちょっと寄り道しながら帰ってみては?☝
いつも通り過ぎてる交差点を曲がってみて知らない景色を観ながらドライブするのも楽しいよ😊
安全運転で…🐻
アン、こんにちは🐻
今日は仕事かな?
昨日から休みっていう業種、会社もあるからゆっくり出来るのかなぁ~って思って…。
話は変わりますが、さっきラジオをつけたら「……流星群が明日の午前3時頃に観測出来ます」って言ってましたよ☝
星⭐好きなアンのことだから俺が教えなくても知っていたでしょうが、うっかり忘れてたら…って思ってお伝えしました。
ナントカ流星群が明日の午前3時頃に観測出来ます。
大事なことだから二回言いました。
俺は天体望遠鏡を持っていないけど、肉眼で観測してみようと思います。🐻
もう2時半過ぎてるのに、SMAP解散がショックで眠れない…!
…って俺は毎晩こんなもんか😁🐻
CDの1枚でも買ったわけでもSMAPの誰かのファンでもないけど、解散報道を聞いた時は少なからずショックを受けました。
たた漠然と「SMAPは解散しないグループ」と思っていたので 驚きと寂しくなる気持ちなど,複数の感情が揺さぶられた思いがしました。
報道を聞いた時、アンはどうでしたか?
心穏やかにして、早く寝ようっと…。
おやすみなさい🐻
アン…1日遅れちゃったけど、お誕生日 おめでとう👏👏🎉💐🍻👏👏
今年で何歳になったかな?…って訊ねるのは止めておきます。
国家最高機密を暴露するよりも大罪になりますから…(笑)😁
また来ます🐻
連日記録的猛暑だった夏も過ぎ去り、頬を撫でる風が秋の気配を感じさせる今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
こんばんは、しっぽです。🐻
今日はキャスター風に挨拶してみました😁
アン、今日は十五夜ですね😊
残念ながら曇り空ですが、きっと雲の上では雷様等が月を肴に一杯🍶やってることでしょう…。
俺も今夜は呑みに行こうと思います。
良かったらアンも来る?(…って何処へ?)……🐻❓
アン、こんにちは🐻
ご無沙汰してしまい約5週間ぶりに逢いに来ました。
体調は変わりなく、良くも悪くもないっていう感じです😊
アンは元気でしたか?
季節の変わり目で風邪などひいていませんか?
大事にして下さいね☝🐻
ここに来ていなかった時間、実は旅をしていました……と言っても自動車ではなく電車とバスで廻ってました。
場所は主に関東地方で、昨年は東北地方(太平洋側)を車で旅したので、その続きを今年は…と思っていたけど体調等の理由で断念したから、梅雨や真夏の時期を避けた秋に公共の乗り物を利用して旅を楽しみました。
また、ゆっくり話せたらと思います。
とりあえず今日は、「元気ですよ💪」という報告をしに来ました。
アン、仕事頑張ってね🐻
アン、こんばんは🐻
また少し間が空いてしまいました🙇
先週は秋を飛び越えて冬を感じさせるような寒さでしたが、昨日~今日あたりは秋が戻って少し温かくも感じました🍁
風邪をひいたりしていませんか?
ところで星好きのアンなら既に承知しているでしょうが、明後日(送信する時は明日になるかな…)の14日は満月ですが、スーパームーンだそうです。
しかも今年はウルトラスーパームーンとからしくて、68年ぶりに月が地球に最も近付くようで、大きな月が観られるそうです🌙
14日の夜は、観てる場所は違うけど、観てる月は一緒…なんてどうですか?🐻
アン…もうとっくに寝てるよね💤
ウルトラスーパームーンは観ましたか?
俺は今観てる…。
でも今日の夜が本当のウルトラスーパームーンが観られるのかな?
14日って言ってたけど、午前?午後?でもまぁ、前日に観た月の大きさが、今日は倍になってるわけでもないから、新たな喜びはないです。
でもお月さんはやっぱり美しい…。
そろそろ寝る!
おやすみなさい🐻
真夜中にお邪魔します。
こんばんは…
前回の手紙に書いた時に観た月はウルトラスーパームーンではなく、1日前のスーパームーンで、翌日(正確には当日の夜)がホントにウルトラスーパームーンなのに雨で観測出来ず、翌日にまたスーパームーンを観たものの、なんだか不完全燃焼な気持ちのしっぽです🐻
挨拶文が長くなったので眠気が襲ってきました。
そろそろ寝ます。
おやすみなさい🐻
「ここへ何しに来たの?」という声が聞こえて来ましたが、華麗にスルー🐻
夜中の3時過ぎに書いてたのに、寝落ちしてた😱
だから今送ります
m(_ _)m 🐻
こんばんは…インフルしっぽです🐻
アンは大丈夫ですか?
インフルエンザの予防接種しましたか?
もし、していたのなら…それは無駄です‼
だって俺がそうですもん(`ε´)
通院しているから病院の受付や廊下、待合室ロビー等々には風邪をひいて診察待ちをしている人も沢山居ることも分かっているので、マスクをして念のために予防接種したのに…涙
予防接種してから効き目がでるまで2~3週間かかると言われる時期を過ぎた翌週にかかったやないかい‼
しかも思い当たるのは、前回の診察(と予防接種をした)からもうすぐ1ヶ月経つので薬だけ貰いに行った時に、病院内のあっちこっちで「ゴホッ!ゴホッ!」「ブェホッ!ブェホッ!」と、咳の大オーケストラ…😥
それに加えて小さい子供達が「うわ~ん!うわ~ん!」と大合唱…😥😥😥
「こら~アカンなぁ…風邪移ってしまうで…」と思い、一度は帰ろうと思ったのですが「でも、せっかくここまで来たのになぁ…」と思い直し、予防接種をしているしマスクもしてるから大丈夫やろ!と思い、薬を貰うまで病院に居たのが間違いでした(ToT)
アン❗なんであの時俺の腕をもっと強く引っ張って外に出してくれへんかったん!?
「バカッ!」と言って俺をひっぱたいてでも止めてくれへんかったん!?
まぁ、もうこうして手紙が書けるまで回復してるから良いんやけど…。
これから年末に向けて何かと忙しいと思うけど、風邪だけじゃなく健康管理には充分気を付けて下さいね😊
今日も一日お疲れ様でした🐻
アン‼
メリークリスマ~ス‼🎉🍻🍷🎂🍰🍣🎄🎅 (^o^)/\(^o^)🐻
あっ❗
ちがった❗
ちがった❗
アン❗
今年も残すところあと350日になりましたが……
ええー‼
さんびゃくごじゅうにちって…❗
ちゃうわ❗
ちゃうわ❗
アン❗
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおね……がいしないまま15日も過ぎてしまってるやん❗
12月に入ってからホント何かと忙しくて、それなのに前回書いたように風邪をひいてしまい、そのしわ寄せが年末年始に来てしまい…(涙)
一昨日の夜にやっと落ち着きました。
(それじゃあ昨日ここに来れたのでは?という声が聞こえてきましたが華麗にスルー)
アンはどんな年末年始だったかな?
新たな目標に向かって日々を過ごして下さい。
それじゃあ…また🐻
>> 429
アン、こんにちは🐻
元気ですか?
まだまだ朝晩は寒いですが、昨日や今日の昼間は暖かいですね☀
ポカポカ陽気なのはやはり3月に入ったからでしょうか?
ホント…月日が過ぎるのが早いですねぇ…。
よく「年々、一年が過ぎるのが早く感じる」と聞きます。
実際自分でもそう感じます。
今思えば中学の3年間・高校の3年間は かなり長かったように思いますが、合わせてもたった6年間…。
今の6年間とあの頃の6年間が同じ時間が経過していたとは思えません。
よく「嫌なことをしている時や苦痛な時間は過ぎるのが遅く感じるけど、嬉しいことや楽しい時間は過ぎるのが早く感じる」と言いますが、学生の頃は授業は嫌だったけど(笑)友達と話したり、部活、体育祭、遠足、修学旅行、放課後になってからの自由な時間等々、いっぱい楽しかったことがあったのに、今思うと長い時間だったなぁ~と感じます。
こんな感じで時間が過ぎていくと、気が付いたら東京オリンピックも終わっていて、リニアモーター新幹線?も開通していることでしょうねぇ~😥
アン❗
一日一日を大事に、ハッキリと生きていこうね☝
それじゃあ…また来ます🐻
- << 432 はじめまして(^^) とてもいいことが書かれていて思わず書き込みしちゃいました。 お邪魔しましたm(__)m
>> 432
はじめまして(^^)
とてもいいことが書かれていて思わず書き込みしちゃいました。
お邪魔しましたm(__)m
名無し432さん、こんにちは。
レスして頂きありがとうございます。
そして返信が遅くなりごめんなさい。
「とてもいいことが書かれていたので…」と仰って頂いたので、自画自賛・自己満足に浸ろうと読み返したのですが・・・?
多分、月日が過ぎ去るのが早いと感じる理由に共感して頂いたのでしょうね…。
……でも本当に「アッという間」に過ぎてますよね!
名無し432さんがレスしてくれたのが3月17日…。
今日は4月23日…。
約5週間も経っているのですよ!
早いですねぇ。
季節の変わり目です。
体調管理に気を付けて下さい。
しっぽ
- << 438 しっぽさん、ご丁寧なお返事をありがとうございます。 毎日、1日はとても長く感じますが、1週間、1ヶ月、1年は、とても早く感じます。 私がこのようにレスするのがご迷惑なら教えて下さい。 普段あまり人と話さないので、誰かと話したい、実は数年前からこのスレを知っていて先日思いきってレスしました。 ご迷惑でなければ、時折お話しさせていただきたいです。 勝手な事を申しまして、すいません。
アン、こんにちは🐻
そろそろ仕事も終わる頃ですね。
晩ご飯のことを考えてお腹がパァ~パァ~・・・?
ちがう!
ちがう!
グゥ~グゥ~鳴ってませんか!?
(ごめん!レベルの低いオヤジギャグで…🙇)
俺は今、昨日作ってから一晩寝かせておいたカレーを温めています。
市販されているルー(ルゥ?)を3種類と2種類のスパイスを入れたカレーです。
昔はいろんなスパイスを買って来て、ビールやチョコレート等を入れたりして1から作っていたのですが、納得できる味になりませんでした。
考えたらルーを販売している会社は、それを専門に作っていて、プロ中のプロが日々研究に研究を重ねた結果、やっと完成させて商品化したルーだから、その美味しさに勝るわけがないのです。
だから数年前からは各社のルーを掛け合わせて美味しさの相乗作用を期待しながら作っています。
掛け合わせは無限にあります。
いつか自分にとって100%のカレーに巡り会うことを楽しみにしています。
アンはどんなカレーが好きですか?
辛口?中辛?
あっ!
アンはお子ちゃまだからアンパンマンカレーの甘口か!(笑)
アハハハハッ!!
……怒った?…
……ま…また…き…来ます…(・_・;)🐻
また来ました🐻
さっきのカレー、かなり美味しかった。
(o~-')b
点数をつけるなら90点です。
美味しかったのは間違いないのですが、何かが足らないような……と言って、具体的に「これっ!」とは言えないのですが…。
料理好きで得意なアンに味見してもらったら、何が足らないのか?…それとも余分だったのか?判断してもらえるのになぁ…。
いつか試食してもらえたらいいなぁ~🐻
では、これから外出してきます。
「どこに?」って訊かれてないけど勝手にしゃべると、友達とスーパー銭湯で待ち合わせをしているのです。
しかも銭湯の出入口や館内の娯楽室とかではなく、風呂場の中で待ち合わせをしているのです。
湯船に浸かっているのか?サウナ室に居るのか?露天風呂なのか?
サウナだけでも数種類あるので意外と見つけにくいのです。
それに友達が先に来てるとは限らないので、自分が先に来てるのに捜してたりすることもよくあります。
だから最近はみんな捜さないで偶然出会って「おう!来てたか!」「何時頃来たんや?」という具合です。
行ける時は行く。
行けない時でも別に連絡はしない。
館内または駐車場で会ったら、その流れで軽く飲みに行く…っていうことになります。
今日は何人と出会うかなぁ…。
行ってきます🐻
アン、こんにちは🐻
ゴールデンウィークも今日を入れてあと3日☝
最長9連休っていう企業、人々も居ましたが、アンはどうですか?
ゆっくり休めていますか?
話はコロッと変わりますが、今夜は水瓶座流星群を観測出来るそうですよ☝
南の空を観てると良いですよ👀
今日は外食の予定は無いので、ワイン🍷でも…いや、そんなガラでもないので…ビール🍺を飲みながら流れ星を探してみようかなぁ~。
アンよりもぎょ~さん見付けてやるからな❗…🐻
>> 438
しっぽさん、ご丁寧なお返事をありがとうございます。
毎日、1日はとても長く感じますが、1週間、1ヶ月、1年は、とても早く感じます。…
名無し432さん、こんばんは。
そして返信が大変遅くなり本当にごめんなさい。
『私が「ご迷惑でなければ、お話しさせてください」と書き込みしたから返事に困っているんだ』とご自分を責めたりしていなかったでしょうか?
もしそのように思っていたのなら、辛い時間を過ごさせてしまい心からお詫び致します。
今日まで間が空いたのは名無し432さんのレスとは全く関係は無く、私生活内での出来事が理由で この場所を全く訪れていなかったのです。
理由はまた改めて話させていただきます。
そして僕と話しがしたいと仰っていただき、とても嬉しいです。
約6年前に、なっちさんという方も同じようなことを言ってくださいました。
その時は「アンさんが戻って来るまででも…」と仰っていただきましたがお断りさせていただきました。
だから名無し432さんにも申し訳ありませんがお断りさせていただきたいと思います。
なっちさんの時も説明させていただきましたが、今…この場所は「アンが戻って来るのを一人綴りをしながら待っている」という姿勢で存在させている場所です。
だから一人綴りが寂しいから…とか、話し相手が欲しい…などの理由で、誰かを相手にやりとりをするわけにはいかないのです。
名無し432さんをアンが来るまでの繋ぎや穴埋めみたいな扱いをするわけにはいきません。
返信が遅くなったうえに期待に添えない返事になってしまい本当にごめんなさい。
これからも読んで下さるのは大歓迎ですし、名無し432さんのことはちゃんと覚えておきます。
今年の夏は昨年以上に猛暑が続くと予想されています。
名無し432さん…くれぐれも体調管理には充分気を付けて下さいね。
ありがとうございました。
しっぽ
アン、こんにちは🐻
暑い日が続いていますが、体調を崩さず頑張っていますか?
俺は体調は…というより身体は相変わらずですが、精神的にまいっています。
先日の返信レスに「私生活内での出来事が…」と書きましたが、未だにそれを引きずっている状態です。
「それ」というのは…友達が自ら命を絶ちました。
ずっと前にこの場所で話したことがある中学一年生の頃から 途切れることなく友達付き合いをしていた、俺を含む男4人の内の1人が俺達3人に何の相談もせず逝ってしまいました。
そのことがあって、6月上旬頃から食欲不振や不眠症になり外出も最低限でしか出ないという生活を送っていました。
約2ヶ月半が過ぎた今は、こうして手紙が書ける位の気持ちというか、少しは気力も持てるようになりました。
食欲は、胃が小さくなってしまったようで、以前のように飲み食いが出来なくなり、今回の出来事で13㎏程痩せたのに 今はまだ2㎏しか増えていません。
まぁ…最近、いわゆる中年太りになってきていたから減量したことは喜ばしいのですが、ダイエットしたり運動をした成果ではなく、精神的なことが原因での減量だから素直に喜べません。
亡くなった友達のこと、その原因などを話せるようになれば、そして話しても良いと思えたら書きますね…。
とりあえず、今日現在…体調はぼちぼち、気持ちは前向き率65%…というところをお伝えしておきます。
それじゃあ…また🐻
アン…❗
誕生日おめでとう🐻
🍻🎉💐㊗🙌
今回も言葉だけですが『おめでとう』とお祝い出来ることが嬉しいです。
アンに『おめでとう』って言えたの今日で9回目ですね☝🐻
ほんと…月日の流れは早いですねぇ…。
毎回同じ言葉を送っていますが「自分の思うように、そしてアンらしい一年を過ごして下さいね」
おめでとう…🐻
アン、こんばんは🐻
暑かった夏も過ぎ去り過ごしやすくなりましたね。
アンと俺が住んでる近畿地方は今朝から雨が降り、明日~明後日には台風が通過しそうです。
台風の勢力が今のままで上陸すると、24年ぶりの超大型台風とのことです☝
台風対策は万全ですか?
これを期に防災対策と避難準備を再点検するのも良いと思います。
俺は前にも言ったけど、いつも枕元に避難用のカバンとリュックを置いており、それだけで1週間は生活出来ます。
更に車には約10日分の食料と水、衣類と簡易トイレがあるので節約すれば3週間位は生活出来ると思います。
アンにそこまで準備しろ…とは言いませんが、少なくとも4~5日は避難生活が出来る準備はしておいてほしいです。
「都会に住んでるから…」と安心してはいけません。
部屋に閉じ込められたら助けてくれるまで生き延びなければなりません。
近年、地震と暴雨による被害が日本各地で起きています。
都会・田舎、山沿いや川沿いとか関係なく自然災害は襲ってきています。
決して対岸の火事と思わず、明日は我が身と肝に命じておいて下さいね。
今回はちょっと真面目に書きました。
おやすみなさい🐻
えっ❗
台風近付いてる❓
なんか快晴なんですけど…☀
太陽はギラギラしていて真夏のような熱を発していますよ🔥
アンの所もそうでしょ☝
これからどう変わっていくのか分からないけど、対策だけはしておきましょう☝
あっ❗
アン、おはよう🐻
それじゃあ…また🐻
アン、こんにちは🐻
1ヶ月と3日ぶりの手紙です。
ご無沙汰している間に人も街もすっかり秋めいて「今年もあと少しだなぁ…」と思いに更けってしまいそうになりますが「まだ2ヶ月以上ある❗」と思いながら動いている俺って………アン、褒めて…🐻
今日は久しぶりに大阪の難波に来ています。
また書けたら書きますね☝
仕事頑張って下さい💪
それじゃあ…また🐻
アン、こんばんは🐻
今帰って来ました🏠
前に話したことがある、尼崎在住の後輩に難波まで出てきてもらって飲み食いしながら語り合ってたら、アッという間に時間が過ぎていました。
友達や知人と久しぶりに会うということは、自分が少し若返ったような…あの頃の自分に戻ったような錯覚をさせてくれますね…。
こんな一日もあって良いですね☝
お風呂入って寝ます。
おやすみなさい🐻
しっぽアラート‼
昨日から降り続けている雨はこれからも降り続け、明日の夕方頃には台風の影響で風も次第に強くなってきます。
あらゆる災害を想定して、いつでも避難出来る準備をしておきましょう。
……………以上……
アン、こんにちは🐻
暖かいですねぇ☀
朝晩は日毎に寒さが増してきましたが、今日のように太陽が眩しいぐらい照りつけると、まだまだ夏を引きずっているような、いや…「えっ!もう春?」と感じさせる陽気ですね!?
食欲の秋だからと食べ過ぎないよう、体調管理には注意して仕事も私生活も頑張って下さい。
それじゃあ…また来ます。
以上…今年はインフルエンザの予防接種💉をどうしょうか思案中のしっぽ🐻でした。
アン、こんにちは🐻
少しご無沙汰している間に初冬の夜空では「スーパームーン」と「流星群」の天体ショーがありましたね…。
アンは観ましたか?
俺は「スーパームーン」は観ましたよ👀いつもの月より2割位大きくなっていて、明るさも白色蛍光灯からLED蛍光灯に替わった位明るかった‼
流星群は観察出来なかったのが残念です。
今日は日差しは暖かいけど風が強くて冷たいですね😣
風邪をひかないよう気を付けて下さいね。
それじゃあ…また来ます🐻
アン、こんにちは🐻
今年も残すところ約7時間となりました。
今、何してますか?
もう大掃除は済ませているだろうから、買い物中、もしくは好きな音楽を聴きながらゆっくりしているのかな?
大掃除で思い出したけど、近年は年末に大掃除をする家庭が少なくなっているそうですよ☝
その理由は「年末の一番忙しい時期に出来ない」や「家族揃って休みが(時間が)合わないから」とかありましたが、一番多い理由は「何もこんな寒い時期にしなくても暖かい時期にする(しておく)」と いうことらしいです。
実は…というか、俺はもう何十年も前からそうしてます。
この場所でも何度か話したことがあるけど、俺は普段から大掃除ならぬ「小掃除」をよくしています。
暖かい季節には窓や窓枠、ベランダなどをして、それ以外のレンジ回りやお風呂などを徹底的に掃除してるので、年末だからと改めて「大掃除」ということはしないです。
話は変わりますが、今年の自分はどうでしたか?
目標は達成出来ましたか?
俺は小さなことでは幾つか達成出来ていないことがありますが、大きなことでは1つだけ達成出来なかったことがありました。
来年こそ達成出来るよう努力するつもりです。
アンも新年を迎える前に反省することは反省し、その後は自分をいっぱい褒めてあげて下さい。
そしたらまた来年一年間頑張れます。
長くなりました。
それじゃあ…良い年をお迎え下さい🐻
アン、
あけましておめでとう…と言うには遅すぎる今日は27日。
年末年始の休みは日頃の仕事疲れを充分とって、心と体は癒されましたか?
新年になってもうすぐ1ヶ月が過ぎようとしています。
ホント、年々月日が経つのが早く感じます。
残された時間なんてアッという間に過ぎちゃいますよ☝
クヨクヨしてたり、後ろを振り返ってる時間なんて無いですよ。
悩んで立ち止まったとしても前だけ見てないと……。
話は変わりますが、この場所「しっぽの先までアンがいっぱい⑤👩🐻」…たい焼きみたいな名前の場所が明後日の29日で丸6年を迎え7年目に突入します。
1つのスレで丸6年って凄いですよね…
(o~-')b
もちろんその前の④~①やその前の場所、そしてアンが立ち上げて俺がレスして仲良くなった最初の場所があったから今があるのだから、どの場所も大事です。
だから今もちゃんとお気に入りリストに全ての場所を登録してあるし、過去スレに行かないように月に数回は各場所を開いています。
だからどの場所(スレ)もHiT数が未だに増え続けています。
小さなことからコツコツと…です(笑い)
今年は間を空けず、もう少しコツコツと書いていきたいと思います。
かなりインフルエンザが流行っていますが気を付けて下さいね。
それじゃあ…また来ます。
アン、こんばんは🐻
今…何してますか?
仕事から帰って、お風呂と晩ご飯を済ませ、ホッと一息ついてる頃でしょうか?
今日も一日お疲れ様でした。
ところで前回の手紙で、俺は今でもアンと俺の過去の場所(スレ)を訪問して過去スレに行かないようにしているって言いましたが、その時にアンが立ち上げた場所の名前を敢えて言わなかったのです。
それはそこはアンが立ち上げた場所だから、アンの許可無く場所の名前を出すのは如何なものかな?と思ったからです。
なのに前回の手紙以降、俺が訪問する回数以上にHiT数が増えているのです☝
前回の手紙を読んでアン自身が訪問したとしても、せいぜい2~3回だと思うけど10もHiT数が増えていたのです。
もう8年以上前の…既に満スレになってる過去のスレに何故10もHiT数が増えたのでしょうか?
当時から時々レスされてた方が訪問して読み返しているのでしょうか?
読み返しといえば、俺は時々アンに初めてレスした1日のやりとりを読み返しています。
特に、アンより早く仕事が終わり先に帰路についていたのに後から仕事が終わったアンが先に自宅に帰ったことを知った俺が「覚えてやがれ~!野郎ども、引けぇ~!引けぇ~い!」と負け惜しみを言うくだりが好きで、もう何度も読みました。
アンはこのくだり覚えてますか?
読み返してみると懐かしいですよ☝
明日も仕事ですね。
頑張って下さい💪
それじゃあ…また。
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今何してますか?…って、そらぁ寝てるわなぁ(笑)
そういえば中学生の頃からショートスリーパーだった俺が、ここ2~3年程前から5~6時間は眠れるようになったと言いましたが、最近は7時間程寝る時もあれば昔のように2~3時間で目覚めることもあります。
正に今がそれです。
午前0時過ぎに寝て3時頃に目が覚めてしまい、再度眠ろうと布団の中で右向いたり左向いたりしてたのですが全然眠れず「えぇ~い!」と起きて、歯磨きがてら熱いお風呂に入って脳も体も完全に目覚めさせて今この手紙を書いています。
今日も寒い一日になりそうですが風邪をひかないよう気を付けてね☝
インフルエンザが爆発的に流行っているようなので、手洗い、うがい、マスク着用を行って下さいね。
それじゃあ、今日も仕事頑張って下さい🐻
ありがとうございます。
ありがとうございます。
会場で…そして日本から応援して下さった皆様の想いが、声援が僕の力となって最高のスケーティングをすることが出来ました。
この金メダルは僕一人の物ではなく、家族や友人、コーチやスタッフ…そして何より応援して下さった皆様が居たから手にすることが出来たメダルなので、皆様と分かち合いたいと思います。
これからもこのメダルに甘えることなく、より一層努力と練習を重ねて、次のオリンピックでも同じ色のメダルを皆様にお渡し出来る様頑張りますので、これからも羽生しっぽ🐻を応援して下さい。
宜しくお願いします。
ありがとうございました。
いや~参りました。
まさかあの局面で藤井五段がああいう手に打って出るとは……(汗)
藤井五段を讃える言葉として、長年将棋に携わり、全てのタイトルを征し、長い将棋の歴史において「唯一無二」とまで称された私、羽生しっぽ🐻の頭脳をも上回る…ということでしょうか…。
また近い将来、再戦することになるでしょうが、その時は竜王としてではなく、一棋士として、藤井五段……いえ、藤井六段の胸を借りるつもりで、全身全霊で指したいと思います。
ありがとうございました。
アン、こんばんは🐻
前回までの2通の手紙……ちょっとおちょけてみました。
金メダルを獲った羽生選手のスケートを観たのは某家電量販店内でした。
俺はパソコン関連商品を見ていたら、テレビ展示場所から拍手と声援が聞こえてきたので「何かな?」と思いながら近付いて行くと大画面テレビ(因みに4K画面)の前には人・人・人…の人だかり。
それがここだけじゃなく、あっちのテレビ、そっちテレビの前にも沢山の人が集まって、これから始まる羽生選手の演技?を今か今かと待っていました。
テレビを食い入るように観てる女性の方々は祈るように胸の前で両手を合わせ、羽生選手が3回転・4回転ジャンプを決める度に「ワァー!」「キャアー!」と黄色い声と拍手の嵐…。
拍手は女性だけではなく、男性も、そして店員さんも拍手をしていました。
もちろん俺も大きな拍手をしていました。
演技の後半、4回転ジャンプの着地でよろめいてあわや転倒しそうになった時は俺の隣に居たおばさんが「ああー!!」っと叫びながら俺の腕をガシッ!っと掴んでくるほど、皆が真剣に応援している様子を見ていると「愛国心あるなぁ…」と短絡的で単純だけどそう思いました。
羽生選手には本当に感動させてもらいました。
そして同じ日に将棋界では羽生竜王が中学生棋士の藤井五段に敗れましたね。
こんな歴史的な名試合(名勝負)が同じ日に行われ、しかもその中心人物が「羽生」っていう名字で同じとは……偶然にしてもよく出来てるなぁ…。
(読み方は違うけどね☝)
オリンピックもあとわずか…。
選手達には悔いのないよう頑張ってもらいたいです💪
それじゃあ…またね。
おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
仕事、お疲れ様です。
まだ残業中かな?
もしそうなら、あと少し頑張って下さい。
話は変わりますが、昨日の手紙を書き終えてパソコンを見たら、俳優の大杉漣さんがお亡くなりになられたとの事。
しかも撮影後に食事をして腹痛を訴えて病院に行ってから数時間後に亡くなられたとの事です。
ご家族やスタッフをはじめ、関係者の方々は「…???」という感じでしょうね。
そしてこんな言い方は不謹慎かも知れないけど、大杉漣さん御本人も亡くなられたことに気付いていないというか、信じられない…受け入れられないでいるかも知れないですね…。
どんなジャンルの映画やドラマに出演しても主役を引き立てながらも己の存在感を印象に残す、本当に名脇役の俳優さんでした。
大好きな俳優の一人でした。
心から御冥福をお祈り致します。
人間だけじゃないけど、命っていつ尽きるか判らないものだなぁ~と改めて考えさせられるショックな悲報でした。
アンも健康に…事故に…充分気を付けて下さい。
充分気を付けていても、銃の乱射があったり、空から何かの部品が降って来たり、部品どころか本体そのものが墜落して来たり…と本人では防ぎようのないことが襲いかかって来る世の中だから……。
でも注意はしておこう☝🐻
アン、こんにちは🐻
寒さも少しずつましになってきましたね
(*^_^*)
ところで…今気付いたのですが、レスNO462が「削除されたレス」となっているのですが、誰がどのような内容を書かれていたのでしょうか?
もし、アンが書いたとしたら、アン自身が「やっぱりやめておこう…」と書き込みしたことを後悔して削除したとすると「自レス削除」と表示されます。
でも表示は「削除されたレス」となっているから、書き込みした本人以外の複数人が削除をクリックしたということですよね☝
「自レス削除」は本人一人が削除をクリックすればいいけど「削除されたレス」は複数人がクリックしないとダメ…アンはともかく、この場所を読んでくれている方、過去にレスして頂いた方々が「この場所にはふさわしくない内容」と判断されたのか?「不愉快な書き込み!」と感じられたのか?…とにかくこの場所を見守ってくれている方々が各々判断されて削除をクリックしてくれて「削除されたレス」になったわけですね…☝
どんな内容が書かれていて削除になったのか知りたいところですが、この場所を見守り、応援して下さる皆さんの気持ちの方が、遥かに心地よいので知らずにこのままスルーします。
この場所はアンと俺…二人の場所なので、レスして頂いた方にお礼の返事を書くことはあっても、自らアン以外の方々に言葉を発したことはありません。
でも今日は削除してくれた皆さんにお礼を言います。
この場所を見守ってくれてありがとうございます。🐻🙇
これからも一人綴りなので、気ままで不定期な手紙になりますが、温かく見守ってやって下さい。
初めてアン以外に感謝の気持ちを言ったから、ちょっと恥ずかしい~😁
だからこのまま華麗にスル~🐻
アン、こんにちは。
そだね~ジャパンのしっぽです🐻
今日は暖かいですねぇ(^o^)
でも明日の夜ぐらいから明後日にかけて春の嵐になるそうですよ☝
ジャニーズの嵐が来るのなら歓迎ですが、どうやら違うようです。
明日はそのつもりの準備をしておきましょう☝
それじゃあ…また来ます🐻
アン、こんばんは。
パシュートしっぽです🐻。
えっ!
「オリンピックシリーズはもうええっ!」って……。
わかりました。
これで最後にします…(涙)
何か書こうと思ったけど、先にやらないと駄目な事を思い出したから、今日はこれにてドロン!します…(笑)
おやすみなさい🐻
アン、こんにちは🐻
今日、仕事は休みですか?
休みだったら心も体もゆっくり休めて下さいね(^-^)g"
今日は暖かいですねぇ🐻ポカポカ
でも杉花粉がたくさん飛ぶそうです。
アンは花粉…大丈夫だったかな?
俺は十数年前のある日の午後「うん?何か鼻がモゾモゾするぞ…」と思い、それが花粉症と判明してから毎年、今頃から梅雨が明ける頃まで 俺の彼女はネピアでした。
アンの彼氏はスコッティでしたか?🐻(笑)
アン、こんにちは🐻
今日は仕事は休みですか?
突然ですが今、俺は神戸市に居ます。
そういえばアンは兵庫県在住と聞いていましたが、神戸市なのか尼崎市、姫路市、明石市、芦屋市、赤穂市、伊丹市、加古川市、篠山市、宝塚市…う~ん……丹波市、西宮市は言うたかなぁ?…あっ!言うてないわ!…西宮市、加西市…あっ!淡路島も兵庫県やから淡路市…う~ん!もう出ない!!……と、なに市に住んでいるのか聞いていないので(個人情報になるので当然ですが…)あれですが、今神戸市に居るから、もしアンも神戸市に居るなら偶然出逢うかも知れないですねo(^-^)o
このミクル掲示板では出逢うために日時や場所を約束したらダメだけど、偶然出逢うのはOKでしょうから、もしアンが今神戸に居るのなら、173㌢76㌔グレーのスーツに紺色のブルゾンを着ている男性を見かけたら声を掛けて下さいね☝
その人がしっぽです。
えっ!…多過ぎる?そんな人ばっかり!って…。
あぁ~確かに確かに…。
じゃあ…眼鏡はかけていません。
髪型は長くもなく短くもなく、いわゆる普通……😥
あっ!前髪は無くっていうか、バックにしています。(といっても水谷豊さん演じる杉下右京の髪型とは違います)
靴はブラウン色で、今日は鞄など持っておらず、両手は空いています。
これでもう分かるでしょう(^o^)/
えっ!
分からない!
と・とにかく、そのへんで歩いてるそんな格好をしてる人に片っ端から声掛けたら俺と出逢えるかも知れません。
では…出逢える時を楽しみにしています。🐻
あれっ…?
遅いなぁ…。
まぁ…今日という日はあと5時間程あるけど……(^_^;)
アン…忘れてるのかなぁ…?
いやいや…アンが忘れるわけないよなぁ…。
アンが過去に、バスタブにお湯を入れようと蛇口を回したら、カランを切り替え忘れて服がずぶ濡れになったことがあったとしても、今日がホワイトデーだということを忘れるはずないもんなぁ…。
まぁ、あと5時間あるし……。
しかし…アンも焦らして焦らして、ヤキモキさせようとするとは……なかなかやるのぅ…。
🐻ヤキモキ ヤキモキ
そらぁ無理があるわなぁ…。
そもそもホワイトデーって〔バレンタインデーに女性から男性に告白、または好意があるという気持ちをチョコレートに込めて渡す〕という行為があって、その気持ちに返答する最終日がホワイトデーだから、アンからバレンタインデーに告白もチョコも無かったし、俺も何も送らなかったから、ホワイトデーにいくら待っていても来るわけないよなぁ…🐻シュン…
おかしいなぁ…?
逢えなかったなぁ…。
小さな島国…日本と言われますが、それでも47都道府県があり、市は幾つあるのか?……おそらく数百はあると思われる中のたった1つ、神戸市に俺は居るって伝えたのに、アンが見付けてくれなかったから逢えずじまいでした。
あれだけキチンと特長を伝えたのに…。
173㌢76㌔、グレーのスーツにブラウンの靴…等々、こんな分かりやすい特長を伝えたのに…。
ウォーリーを見付けるよりも簡単だったはずなのに………。
あっ!
しまったぁ!!
俺…身長が173㌢と言ったけど、正確には172、6㌢やねん…。
今まで一度も173㌢になったことないねん。
ちょっとでも背が高いほうがカッコいいって思ってん…。
アンにええ格好したかってん…。
ほら…女性なら体重が1㌔でも…100㌘でも少なく言いたい気持ちってあるでしょ☝
だから4㎜見栄を張ったのでアンが見付けられなかったのかも知れません。
これからは見栄を張らず、正直に生きて行きます。
では…またね🐻
アン、こんにちは。
172.6㌢のしっぽです🐻
雨が降ってきましたね。
アンの所も降ってるでしょうね…。
前ほど寒くはないのですが、この雨は降ったり止んだりを繰り返して21日まで続くようですよ☝
気温も寒暖の差が大きいようです。
外出する時の服装に要注意です。
それじゃあ…また来ます🐻
そういえば誕生日にもアンから何も来なかったなぁ……。
こんばんは…少し拗ねてるしっぽです🐻
暖かくなりましたね。
朝晩はまだ少し寒いものの、昼間は上着を手に持つことが多くなりました。
アンが居る所はもう桜は満開ですか?🌸
俺が居る所はやっと咲き始めたところです。
満開が楽しみです。
来週あたりに友達数人と奈良の吉野山までツーリングがてら桜を堪能してこようと計画中です。
アンも一緒に行きますか?
タンデムシート空いてますよ☝
ハーレーですよ☝
友達のバイクですが…(笑)
友達は大型バイクを2台所有しているので貸してもらいます。
また後日、行った時の感想を話しますね。
今日も仕事お疲れ様でした。
それじゃあ…また来ます🐻
アン、こんにちは🐻
今日は仕事休みですか?
土曜日だけど年度末だから仕事してるのかな?
天気予報で「今日は昨日ほど気温はあがらず……」と言っていましたが、ホントにそう…?
なんかめっちゃ暑いねんけど…。
移動した先々では、桜は満開、人はいっぱい、みんなで乾杯、気分は爽快🎵…と、こんな俺までラップ調になってしまうほどの暑さです。
あっ!
移動した先々…っていうのは、実は今朝からバイクでツーリングをしているからです。
来週のつもりでしたが、桜🌸も今週が見頃で来週の金曜日あたりから雨が降りそうとの予報だったので急遽予定を早めました。
今日も仕事の友達も居るのですが、2時頃には終わるとの事だったので、後から遅れて参加…ということになり、4時過ぎに合流しました。
朝から大阪城へ行き、桜を堪能した後、淀川沿いを走り、アベノハルカスを見上げ、通天閣界隈で串カツを食べずに、道頓堀の蟹にジャンケンで負けても泣かずに走り続け、さっきまで南港に居ました。
明日は早朝から奈良の吉野山へ行くので今日はこれから帰ります。
今は、ある所で軽くご飯を食べてちょっと長めの休憩中です。
アンは桜…見に行きますか?🌸
それじゃあ…また🐻
アン、こんにちは🐻
前回の手紙で桜🌸観賞を兼ねてツーリングしてることを書きました。
そして翌日は吉野山にも行きましたが、桜が綺麗で綺麗で…それはもう感動ものでした。
吉野は何度も来ていますが毎回感動させてくれます。
アンは行ったことありますか?
もし行ったことが無ければ是非一度行ってみて下さい。
絶対感動するから…。
話は変わりますが、今…俺の太ももに誰かが座っています。
それは誰でしょう?
「ええ―‼」って驚いた?
可愛い女性と思った?
残念ながら女性は女性ですが、女性っていうよりメスっていうほうが正解かな…。
実はメス猫が太ももの上に座っています。
実は俺の猫ではなく友達の猫を訳あって一時的に預かることになり今日で4日目です。
我が家に友達が連れて来た時は、
「ここはどこ?」
「あなたはだれ?」
という感じで、なかなかケージから出て来なかったので、友達と二人でしばらく無視していたら辺りをキョロキョロしながら恐る恐るケージから出て来ました。
最初は飼い主である友達の近くにいましたが、しばらくして部屋を探索するかのようにウロウロしだして、次第に俺にもまとわりついてきて1時間もしたら猫と友達になりました。
また時間を見つけて猫さんのことも書きますね☝
それじゃあ、昼からも仕事頑張って下さい🐻
アン、こんばんは🐻
週の始めの月曜日、「また仕事が始まったぁ~😢」
「しんどいなぁ~😥」…など、何かとマイナス思考になりがちですよね☝
世間では「サザエさん症候群」と言って日曜日の夜、サザエさんが終わると「あ~あ…休みも終わったかぁ…」と、また明日から仕事だということを認識させられる意味で言われているそうです。
月曜日でみんなの気持ちやテンションが⤵なっている時に、自分だけが少しでも⤴なってやる気を出していたらチャンスに巡り会う可能性がグッと上がりますよ☝
俺がサービス業界に居た時は、しんどくてもとにかく月火水は管理客を朝から晩まで営業に動きました。
月曜日は美容・理容系が、火曜日は個人商店が、水曜日は水商売系が休業なことが多いので、その方達に顔を見てもらいに廻りました。
インターフォンだけのやりとりで終わる方からリビングまで上げて頂き、話が弾んで2時間以上お邪魔することもあったりと、1日50軒を目標に月火水を頑張りました。
そして木・金曜日は電話フォローとハガキ作成と発送をするのでほとんど店舗に居ました。
この2日間でゆっくりします。
コーヒーを飲みながらでも電話は出来るし、ハガキ作成でパソコン作業に疲れたら休憩するし、木金でも少なからず来店客があるので応対して管理客になることもあります。
あっ‼
何か営業マニュアルみたいなことをダラダラ書いてしまい、肝心なことを言うのを忘れてました。
先ずは約1ヶ月半ぶりの手紙になって申し訳ないm(_ _)m
そうなった大きな理由は、今日という日を迎える為の準備に時間を要したからです。
そう…☝
今日は5月28日ですよ☝
9年前の今日…アンと知り合った日です。
そして午前11時49分に旅に出ました。
詳細はまた書きますね。
それじゃあ…また来ます🐻
アンは今日…覚えてましたか?
アン、こんにちは🐻
お仕事ご苦労様です。
昨日は旅に出たことを報告しましたが、今日はその前に話した猫さんの話をしますね。
猫さんの名前は文(ふみ)ちゃんと言います。
小学校のフェンス沿いに段ボール箱の中に入れられて捨てられてたのを、友達が通りがかった時に鳴き声が聞こえて覗いたら小さな子猫…。
ミャア-ミャア-鳴く子猫を見つけてしまった友達は「この寒空の下、このまま置いといたら凍え死ぬかも…?」
「いや、後から誰かに拾ってもらえるやろ!」と、しばらく離れた場所から見ていたようですが、真夜中に人通りも無く、寂しそうに鳴く声に負けて結局連れて帰ったそうです。
翌日には動物病院に連れて行き、生後3~4週間との事で、先生が言うには、たぶん親猫が数匹産んだ子猫を飼い主が知人等に譲って、余った子猫を捨てたのではないか?…との事でした。
友達は「これも何かの縁や!」と、飼うことを決めて、飼い方や必要な物を聞き、一緒に暮らすことにしたそうです。
文ちゃんの名前は小学校のフェンス沿いに居たから、小学校の地図マークの「文」を付けて文(ふみ)ちゃんと名付けられました。
その友達が海外出張に行くからと2週間 預かることになったのです。
餌やケージはもちろん、猫じゃらしや2㍍以上ある猫タワーまで持って来て我が家で暮らしていました。
俺の家は収納は備え付けで全て壁内に収まっていて、出っぱっているのはテレビ台とテレビ、その前にソファーとテーブルぐらいなので、文ちゃんにイタズラされたりひっくり返されたりすることなく楽しく過ごせました。
2週間の予定でしたが友達が早く帰国出来たので、結局12日間預かりました。
引き渡す時はちゃんと…いえ、かなり寂しさを感じました。
文ちゃんも寂しげな顔をしていたように思えました。
また今後、文ちゃんのこと、旅での出来事など書いていきたいと思います。
それじゃあ…あと少し仕事頑張って下さい。
またね🐻
アン、こんにちは🐻
最初に訂正☝
昨日の手紙に「引き渡す時はちゃんと…」と書いていましたが「引き渡す時はちょっと…」の間違いでした。
前後の文章で書き間違いしていても意味は理解してもらえてると思いますが、書いてる本人が気付いたので訂正させてもらいました。
今後もまた書き間違えてしまうこともあるでしょうし、今回のように気付くとも限りません。
そんな時は以前にもお願いしましたが、読み手であるアンの大きな愛で読み取って下さいね(^O^)
それじゃあ…仕事、後半戦頑張って下さい🐻
ア~ン!アンアン!😭
アンに呼び掛けているのではなく泣いてるねん❗
ア~ン!アンアン!😭
自転車がパンクしたねん…。
パンク修理だけならこれまでも何度か自分で修理してきたけど、今回はタイヤの側面が裂けてしまったから修理のしようがないねん。
だから今、自転車屋さんでタイヤ交換してもらってる間にこの手紙を書いて気分を変えようとしてるねん。
ちょっとましになった…。
それじゃあ…またね🐻
アン、こんにちは🐻
今日は休みですね😊
心身共ゆっくり休んで下さいね☝
俺も今日は少し朝寝坊してから行動しているのでゆっくりしています。
一昨日、自転車がパンクしたので自転車屋さんのお世話になったことを話しましたが、その後談があります。
タイヤ交換をしてもらいながらおじさんと世間話をしていた中で、旅をしていることも話しました。
そこでおじさんに「地元の方しか知らないような隠れた名所(迷所)なんかありませんか?」と訊ねると、何ヵ所か教えてくれました。
おじさんはタイヤ交換のついでにと各部を点検・調整してくれた後、わざわざ見送ってくれました。
その日はもともと予定していた場所以外に教えて頂いた隠れた名所にも足を運びました。
その日一日では廻りきれなかったので翌日(昨日やね☝)も一日かけて廻りました。
夜になりその町の銭湯に入り、服を脱いで…(あっ❗今、俺の裸を想像してニヤケたやろ⁉…エ…エッチ☺)浴室に入ろうと扉を開けたら、浴室から出ようとしていた自転車屋のおじさんとバッタリ鉢合わせ‼
「あれっ!」
「あっ!おおー!兄ちゃんかぁ!!」
と、まさかの再会にビックリ…。
そしておじさんは当たり前のようにUターンして俺と一緒に行動を共にしました。
湯船に浸かる時はもちろん隣に座り、洗い場でも隣に腰掛けて、俺が洗っている間じゅう話していました。
でもおじさんもしゃべるだけじゃあ手持ちぶさただったのか、洗顔クリームを手に取りさっきも洗ったであろう顔をクリームで真っ白にしながら続きを話してくれました。
銭湯から出ておじさんが時々行く居酒屋さんに連れて行ってもらい閉店まで呑んで店の前で別れました。
だから今日は少し朝寝坊したのにはそういうことがあったからです。
「明日、ここを離れる前に店へ寄ってくれ、旨い昼飯食いに行こ」と言って頂いてるので今から向かいます。
では…また🐻
アン、こんにちは🐻
今朝、大阪府北部を中心に大きな地震が起こりましたね。
俺は今、関東地方に居るので体感していませんが、アンは大丈夫でしたか?
家財が倒れたりしなかったですか?
無事でいますように…。
電話で関西の友達、知人に連絡したら全員無事で家屋も無事だったので一安心しました。
でも大阪の友達宅では冷蔵庫が移動してたり、本棚が移動して本が散乱してたり、食器類が多少割れたりしたそうです。
ニュースによると一部地域では停電になり「水が出ない」「ガスが使えない」などライフラインが不通になっているようです。
つい先日も言いましたが、災害に遭っても自力で数日間は生存出来る様に準備をしておいて下さいね。
身体を第一に考えた生活を過ごして下さい。
それじゃあ…また🐻
アン、おはよう🐻
昨日は地震の備えについて話しましたが、本当に準備しておいて下さいね。
テレビでも伝えていましたが、2年前の熊本地震が起きた時は「まだまだ余震が続く可能性が…」と報道されていましたが、翌日の余震と言われる地震の方が大きい地震だったということがありました。
少なくとも1週間位は警戒が必要との事です。
梅雨真っ只中だから仕方ないけど、今週は雨が多いようなので車の運転には気を付けて下さい。
では…仕事頑張ってね🐻
アン、こんにちは🐻
蒸し暑い毎日ですが元気ですか?
頑張っていますか?
アンは生真面目なところがあるので精神的にも肉体的にも疲れやすいと思います。
以前「100点の人なんていない、80点なら合格、5~60点で普通(当たり前)」というふうに考えてみては?…とアドバイスさせてもらいました。
あれから数年経ちましたが、あの時のアドバイスは間違ってはいなかったと改めて思います。
5~60点が6~70点なのか、4~50点なのかは、その時のその物事については…とか、プライベートでは…等TPOによって変化はあるものの、80点なら合格は当たっていると思います。
ちょっと話が遠回りしましたが、アンが人に対して「まぁ…こんなもんか!?」と思える普通の人、つまり5~60点の人が回りに居るように、アン自身も5~60点の普通の人で良い事や良い時は多々あるのです。
いつでも、どんな事も80点の合格を取ろうとしなくても良いのですよ。
十人十色…人はその生い立ちや家庭や地域の環境の違いから人の見方、ものの考え方、ものさしの長さが違います。
その全ての人に対して「私は合格点でいたい」というのは無理なのです。
体を壊すほど…神経が磨り減ってしまうほど努力しなくても良いことは沢山あります。
自分らしくしていれば良いのです。
点数は他人が勝手なものさしでつけています。
今日の手紙は俺の勝手なものさしで考えて書いたので、どう捉えるかはアンのものさしで判断して下さい。
最後に……
俺にとってアンは合格点以上の90点です❗
マイナス10点は………それはアンが帰って来た時に教えます。(笑)
それじゃあ…また🐻
アン、おはよう🐻
まだ起きてないかなぁ…?
俺は今、あるコンビニの駐車場です。
朝の支度を済ませたので、これから出発します🚗💨💨💨
今日も暑い一日になりそうですが頑張って下さいね。
短いですが…また🐻
アン、こんにちは🐻
台風と共に大雨が降り出し、台風が消えた後にも大雨が降り続けていますが、アンのところは大丈夫ですか?
近畿地方の至る所で洪水や土砂崩れが起こっているというニュースを観ました。
数万世帯の方々が避難をされているようで、この雨は8日まで続くようなので今後が心配です。
俺はまだ関東地方に居るのですが、雨は降っていても被害に遭うようなことは今のところ大丈夫です。
最近の手紙で再三言って来ましたが、災害は田舎とか都会とか関係無く起こるということです。
防災・避難の準備をしていれば大丈夫です。
今日も仕事でしょうが、終わり次第すぐに帰宅して下さいね。
それじゃあ…また🐻
アン、こんにちは🐻
近畿地方も昨日、梅雨が明けたようですね☝
梅雨明けは良いのですが、豪雨による災害が西日本各地で起きてしまいました。
死亡者数や行方不明者数がニュースを観る度に増えていることに心が痛みます。
俺個人のことで言うと、今回の災害により大きな被害に遭った友達、知人は無く、避難した人(家族)が2組だけでした。
でも車が水没したり床下浸水した人も居ました。
被害を受けていないから綺麗事を割り切って言えるのかも知れないけど「お金で済むものならまた買えば良い」と思います。
車や家に保険は支払われるのか?…支払われないのなら全て自腹なのか?…と上と下で大きな差があり、悩み・心配な事ではありますが、お金で解決出来ることならば、頑張ろうと思えるし、頑張ることでその時は忘れることもあるだろうし、毎日頑張ってることでゴールは近づいています。
でもお金で解決出来ない「命」を失うことは耐え難いことです。
失った本人も、その家族や友達などは、大きな喪失感から頑張ることが出来ません。
だから俺は今回の豪雨で災害に遭った友達にはそのように伝えようと思います。
そして俺は今、旅をしている途中でしたが切り上げて友達宅に向かっています。
旅は千葉県に入った所で一旦中止となりました。
毎日気温が30℃以上が続くようですが水分補給に気を付けて、お互い頑張り続けましょうね💪
それじゃあ…また来ます🐻
アン、こんばんは🐻
今…火星を観てますがホント綺麗に紅く輝いてますよ⭐
アンは観ましたか?
つい先程、丸2ヶ月以上ぶりに自宅に帰って来ました。
前回の手紙を書いて直ぐに愛媛県の大洲市に住んでいる友達宅に行きましたが、それはもう酷い状況でした。
詳しいことは次回にでも書きます。
今夜のところは「火星が綺麗だよ☝」…とだけお伝えしました。
それじゃあ…また🐻
アン、こんにちは🐻
また手紙を送るのが1ヶ月以上空いてしまいました。
一昨日の台風での被害はなかったですか?
俺はお陰様で何事も無く(停電は24時間以上ありましたが…)無事でした。
前々回の手紙で7月上旬に西日本で起きた大豪雨による災害での事で、俺は「俺の知人、友達で大きな被害に遭った人は無く、床下浸水した人が2人だけでした」というような内容を伝え、家や車などが被害に遭ってもお金で済むことなら何とか解決出来る。命を失ったらどうすることも出来ない…ということも書き添えていました。
確かにそうです。
俺が書き伝えたことは間違いでは無いと今でもそう思っています。
でも、前回の手紙に少しだけ書きましたが、愛媛県大洲市に住む友達宅へ手伝いに行き、町の様子を目の当たりにして唖然としました。
映画のCG?
セットの中?…と思われるほどの衝撃がどこを見ても目の中に飛び込んで来て、頭を大きな物で殴られたようでした。
「お金で解決出来ることなら…」なんて軽々しく言える事態とは遠く及ばない惨状でした。
俺は「分かったような顔して偉そうに…何様のつもりで言うてたんや!」と猛省しました。
>> 491
軽々しく考えていたんだと気付き、猛省することが出来たのは友達宅に向かう道すがらその被害状況を見たので、友達と会った時に何様のつもりで軽々しく慰めの言葉などをかけなくて済みました。
友達は床下浸水と言ってましたが〔床下ギリギリで助かった〕ということはなく、一段低い玄関は泥だらけ、床下収納や床暖房機器は泥水やそれによる不具合、床が板張りのところは、板の隙間から泥水が染み出て、駐車場と車2台、原付バイク、自転車2台、家庭用の菜園、物置小屋等々、無事なのは2階だけ…という現状でした。
俺が着いた時には室内の泥と門から玄関までの通路の泥が排除されていました。
その日から13日間滞在して、汚れた跡が消せない部分も多々ありましたが、それなりのカタチになり元の生活が出来るようになりました。
一番苦労したことは水分が蒸発して固まった泥土が、あんなに固くて重いものなんだと痛感しました。
高校生の頃、建築現場でのバイトで砂利をスコップですくって一輪車に入れてましたが、あの時より力が要りました。
友達一家は奥さんと高2♀、中3♀、小5♂の5人家族で、力仕事は友達と俺の2人だけだったので……泣きました😭
>> 492
一段落したので俺は帰りました。
そして後日、夏休みに入ってから家族全員で大阪観光とUSJに行くために大阪にやって来ました。
一泊は旅館に泊まり、もう一泊は我が家に泊まりました。
大洲から帰る時「また余裕が出来たら遊びにおいで☝大阪を案内してあげる」と別れの挨拶として…世間でよく言う社交辞令として…軽い気持ちで言っただけなのに、この友達一家は真に受けて少し経ってから本当にやって来やがった!(笑)
その結果…一家がやって来たものの2LDKの我が家では、奥さんと3人の子供が寝ると俺とのプライバシー的な弊害があるので、俺と友達は飲みに行った先近くのカプセルホテル で寝ることになりました。
教訓!
どんな時でも軽々しく言葉を発するもんじゃない!
それじゃあ…反省しっぱなしのしっぽでした🐻
アン、こんにちは🐻
仕事、頑張っていますか?
俺は土曜日の午後3時半頃に「あれっ?風邪ひく…?」と思ってから今日の昼過ぎまでダウンしていました。
熱は最高が37.8度で室内で動くぶんには大丈夫でしたが、喉が痛かったので食べるのが少し苦痛だったので少食だったことで2.8㎏も痩せました。
(あっ!今、羨ましいと思ったやろ(笑))
では、今から買い物に行って来ます。
あと少し頑張って下さいね。
それじゃあ…また🐻
アン、こんばんは🐻
またご無沙汰してしまいました。
アンには伝えたいこと、話したいことがいっぱいあります。
でもそれを文章に書き起こすには、かなりの時間と労力が要るので書くのを躊躇して日にちだけが過ぎています。
もう少し気力と体力が増し、そして時間に余裕が持てた時にいろんな話をしたいと思います。
最近の俺は…アンのそばに居てあげれてない気がします。
申し訳ないです。
またすぐ元気な声を聞かせますから…。
それじゃあ…おやすみなさい🐻
アン、こんばんは🐻
今夜は十五夜ならぬ十三夜だそうですがお月様が綺麗に観られるそうですよ☝
この手紙を出す前にちょっと観ようとしたのですが、雲がかかっていて…残念。
また後で観てみよう…。
これから友達と待ち合わせをして晩ご飯を食べに行ってきます。
それじゃあ…またね🐻
アン、こんばんは🐻
今日は仕事休みだったかな?
インフルエンザが流行りだしているので気を付けて下さいね☝
時間があればちょっとお月さんを観てごらん☝
うっすいうっすい三日月が「こんなに痩せていても立派な月やぞ!」と自慢気に光っていますよ…。
アンは月のように自慢できることはありますか?
俺は間が空きながらもこの場所で一人綴りを続けていることです。
それじゃあ…また🐻
アン、こんにちは🐻
今日は休みですか?
また今年もインフルエンザが流行りだしていますが大丈夫ですか?
予防接種は受けた?
俺は昨年、見事にしてやられたので今年は受けない!
じぇったいにうけない‼(笑)
昨日、今日と昼間は暖かかったですね☀その反面、朝晩はグッと冷え込んできましたが…。
今年も今日を入れてあと38日…ほんと月日の流れは早いですね☝
前にも話したかも知れないけど「歳を重ねてくると月日の流れが早く感じる」というのは万国共通だそうです。
ではどれぐらい早く感じるかと言うと、「アッという間に1年が過ぎた!」と感じる月日は、40代は9ヵ月位で…50代は7ヵ月位、70代は5ヵ月位しか経っていないような気がするけど、実際は1年が過ぎているのです。
これは1年365日を年齢で割った日数で、統計から見ると当たらずも遠からずみたいです。
では30歳以下の人は12ヵ月以上に感じているのか?というと、意外と長く感じている人も多いそうです。
物事がはっきりと記憶されだすのが4~5歳なので、生まれてから約5年は無かったことになります。
>> 498
それから幼稚園、小中高の入学から卒業、その間の友達との交流や運動会、遠足や修学旅行、文化祭、塾やグラブ活動等々、学生生活のあらゆることが新しくて喜怒哀楽の繰り返しがあり、大学生または社会人になり、人生の大きな岐路に立ち、結婚、子供(出産)等々、数々のイベントを5歳から30歳前後で体験するから、次々と新しい記憶をファイルに保存するので沢山のファイルが出来ます。
だから過ぎた日々や過去の出来事を思い出すのに沢山のファイルを捲らなければならない30歳以下の人と、ファイル数が少ない40代以上の人とでは1年の時間経過に感じる差があるのです。
勿論、人によって様々だから30代からも色んな出来事がありファイルが沢山ある人も居るので一概には言えませんが、統計的に概ねそうであろう…ということらしいです。
あっ!
また長々とくだらないことを書いてしまいました。
因みに、さっき送った手紙の後からこの手紙までの間に、買い物行って、お風呂入って、晩ごはんまで食べ終わりました。('◇')ゞ
それじゃあ…またね🐻
アン、こんばんは🐻
2012年1月29日にこの「しっぽの先までアンがいっぱい👩🐻⑤」を書き始めてから6年10ヶ月と1日目の今日❗この手紙が500通目となりました。
最初はアンが立ち上げたスレ題「〇〇〇〇〇〇〇〇」に俺がレスしたのがきっかけで、それから「子犬🐶アンのしっぽ①~④」と続いていたけど「子犬……④」の途中で、ミクル掲示板のシステムさんの勘違いから、俺が投稿禁止になり「子犬……④」も消去されてしまいました。
直ぐにシステムさんにレス内容を説明したら誤解と判って頂き、投稿禁止は解除されましたが「子犬……④」は戻ることはありませんでした。
たしか400通以上あったと思います。それが読み返せないのが残念です。
そして新たに名前を変えて立ち上げたのが「しっぽの先までアンがいっぱい👩🐻」です。
それからパート②③④と続いて、今日でパート⑤が終わります。
近年は間隔が空いたりして、胸を張って「アンのそばに居るよ❗」とは言えないけど、フッとため息が漏れた時に飲む、コーヒーみたいな存在でこれからも居たいと思います。
明日以降にパート⑥を立ち上げます。
ありがとうございました🐻
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