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お母さん、もう不倫はやめてよ!!

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みかん( E9MJh )
11/01/29 21:20(更新日時)

「お母さんは彼氏とわたしたちとどっちが大事?」

――その問いに「彼氏」と答えた母親が、どれくらい子どもに怨まれるか。

お酒の勢いが手伝い、安易な気持ちで不倫を始めたあなた。

配偶者が冷たいから、セックスレスだから、夫が暴力を振るうからと理由をつけて不倫を正当化しているあなた。

出会う順番が間違っていただけで、子どもさえいなければ離婚している!と不倫相手との恋に酔っているあなた。

不倫をしている全ての方へ。

――どれくらい子どもに怨まれるか、考えた事がありますか?

問いの答えを濁しても、あなたが不倫をしてしまった時点で子どもは裏切られたと感じます。

どんな言い訳をしようと、あなたは罪のない子どもを苦しめる道を自ら選んだんです。

-------------------

不倫の話となると、不倫している当人、配偶者、不倫相手が注目を浴びがち。

でも、突然家庭をぐちゃぐちゃにされてしまった子どもが一番の被害者なんです。

「お子さんが可哀想」という、たった一言で済まされてしまう小さな被害者について書いていこうと思います。

-------------------

No.1513435 11/01/28 16:11(スレ作成日時)

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No.1 11/01/28 16:26
みかん ( E9MJh )

わたしは当たり前のことが分からない。

お父さんがいて、お母さんがいて、子どもたちがいる。

きっとこれが他の人には当たり前のことなんだろう。

でもわたしにはその当たり前にある筈のものが無い。

死別ではない。

わたしを産んだ人は、今もたしかにこの世に存在しているんだけど、不思議なことにその人はわたしのお母さんじゃないんだ。

わたしのお母さんであることを捨てた人なんだ。

---------------

父と母は随分と若い時に結婚した夫婦だった。

両親の若さゆえか、わたしの家はクラスメイトたちの家と比べて貧乏だったし、妹も入れて家族4人で暮らすには狭かった。

でも、わたしにはその狭い家がどこよりも安らげる場所だった。

わたしたち子どもを大切にしてくれる父と母がいたから。

貧乏ゆえに父と母は夜通しでよくケンカをしていたけれど、どんなに言い争いをしても次の日の朝には一緒の布団で寝ていた。

普段はわたしと妹を挟んで布団を敷いていた父と母だから、シングルの布団に二人寝ている姿にむず痒さを覚えたけど、この時ばかりはなんとなく声を掛けてはいけないような気がしたものだった。

No.2 11/01/28 16:42
みかん ( E9MJh )

父と母がいるこの生活がいつまでも続くんだ、とか。

わたしも大きくなったら結婚してこんな家庭を持つのかな、とか。

何の疑いもなく信じていたけれど、その信頼は一瞬で崩れ去った。

---------------

わたしが高校受験の年だった。

その頃の妹と母は毎週日曜日になると市民公園へバスケットをしに行っていた。

最初は子どもだけでふざけ半分に遊んでいたけれど、ある時近くで練習していた社会人と子どもたちの混合チームの目にとまった。

教わったり、話したりしている内に仲間に入れてもらうようなり、気が付くと毎週のように公園へ行っていた。

以前はわたしも一緒に通っていたのだけど、受験勉強をしなければならなかったからチームの人たちに「卒業」を伝え、もう一年近く公園へ顔を出していなかった。

チームに所属する社会人は7人程で、妹はKさんという人がお気に入りだった。

チームで一位二位を争うくらいバスケットが上手で、短髪でスラリとしていて、優しくてさわやかで。

チームに所属していた子どもたちや妹、わたしからするとお兄さんのような存在だった。

No.3 11/01/28 17:01
みかん ( E9MJh )

Kさんには同棲していて同じチームにも所属しているお似合いの彼女、Oさんがいた。

明るくて朗らかなムードメーカーなOさんもKさんと同様、子どもたちからはお姉さんのような存在として慕われていた。

公園で練習や試合をするだけでなく、みんなでドライブへ行ったり、バーベキューをしたり、もちろん子どもはジュースだけど「飲み会」に連れて行ってもらったり。

公園で知り合ったチームのみんなとの時間は、とても楽しいものだった。

ある時、わたしは何気なく妹に聞いた。

「そういえばOさんは元気?」

妹はKさんがお気に入りで憧れだったけれど、わたしは話しやすいOさんが一番好きだった。

Oさんは可愛らしい人だったので、将来こんな女性になれたらいいな。

なんてそんな事を思っていたくらいだった。

「Oさんなら2ヶ月くらい前から全然来てないんだよね。なんかKさんと別れたらしい」

「えっ!? 別れた!? なんで!?」

妹の言葉にわたしはびっくりして、つい大きな声を出してしまった。

No.4 11/01/28 17:28
みかん ( E9MJh )

「さぁ、よく分かんない。大人チームの誰に聞いても答えないし」

「そっか。Oさんが来なくなっちゃったなんて残念だね。お母さんも理由は知らないのかな?」

「大人だから知ってるかもね。そんな事よりOさんがいない分の穴埋めがさぁ……」

妹はKさんとOさんが別れた理由にはあまり興味なさそうだったが、わたしはあんなに仲が良かった二人がどうして別れてしまったのだろうと気になって仕方がなかった。

しかし大人チームの一員であった母に尋ねても答えをはぐらかすばかりで、結局KさんとOさんの別れの理由を知る事は出来なかった。

---------------

OさんとKさんが別れたと同じ頃、勤めていた会社の縮小に伴って、父がリストラに遭ってしまった。

父はリストラ後すぐに知人のツテで再就職したけれど、一家の収入は大きく減ってしまい、そのせいで父と母は毎晩のようにケンカしていた。

わたしは家がより一層貧乏になったのは父のせいだと思い、両親がケンカをした時は「お父さんがしっかり稼いでこないからだ! うちの中が荒れているのはお父さんのせいだ!」と母に加勢していた。

No.5 11/01/28 17:45
みかん ( E9MJh )

父はその度に何かをわたしに言おうとしたが、言葉を堪えるように飲みこんで「タバコを買ってくる」と二時間くらい出掛けるようになった。

わたしはそんな父を「都合の悪い『お金』の話になると逃げる卑怯者」呼ばわりして嫌った。

妹は両親がケンカをすると大音量のイヤホンを付けて音楽を聴くようになった。

しばらくして妹と母は日曜日になっても公園へ行かなくなった。

しかし、母だけでどこかへ出かけるようになった。

---------------

ある金曜日の夜、父と母がいつも通りケンカを始めた。

毎日の事だったので、止めに入っていたわたしも諦めていたし、妹も大音量イヤホンで外の事などまるで無視だった。

ケンカがいつまでも止まないので、わたしと妹は自分たちだけで食事を済ませ、風呂に入り、寝る支度をして布団に入った。

襖の向こうでは父と母が怒鳴り合いのケンカをしていてうるさかったので、わたしもイヤホンをする事にした。

No.6 11/01/28 17:51
みかん ( E9MJh )

大音量のイヤホンは耳が痛くなったけど、それでも両親の怒鳴り声と比べれば全然快適だった。

隣に敷かれた妹の布団を見ると、妹は頭から布団を被って丸くなっていた。

妹はわたしより小さいし、高学年と言ってもまだ小学生。

毎晩のようにケンカをされて嫌だろうな、と思った。

---------------

次の日の朝。

起きてみると母の姿がなかった。

和室の居間にはポツンと父だけが座っていて、父は泣いていた。

「お母さんはどこへ行ったの?」

「知らないよ。もう帰ってこないよ」

父はわたしに背を向けたまま答えた。

「ちょっと、帰ってこないってどういう事!?」

No.7 11/01/28 18:00
みかん ( E9MJh )

「母さんに、自分で聞いてみればいい」

父は慌てるわたしにそう言って、携帯電話を放り投げた。

わたしは使い慣れない父の携帯で、母の携帯に連絡してみた。

しかし、いくら電話を掛けても呼び出し音が鳴るばかり。

だんだん不安になってきて、10回や20回では収まらないくらい電話を掛けた。

でも、母は出ない。

「お母さんはどこ行っちゃったの?」

母と話すのを諦めたわたしは、もう一度父に尋ねた。

「お母さんなら、好きな男が出来たから離婚したいんだってさ。だからここにはもう戻ってこないよ」

父が返した言葉はわたしの想像をはるかに超えていて、わたしは少し考えてしまった。

「何それ。浮気って事?」

「そうだな」

No.8 11/01/28 18:06
みかん ( E9MJh )

「相手、誰!?」

「知らないよ。知らない方がいい」

父は母の好きな男について、何も教えてくれなかった。

---------------

その日の夕方。

母の方から着信があった。

わたしは着信があった事に気が付いてからすぐに掛け直したが、母には繋がらなかった。

どうしてすぐに出てくれないんだろう。

イライラしながら母からの折り返し連絡を待った。

---------------

日付が変わる時間になって、やっと母から折り返しの連絡があった。

「もしもし! お母さん、今どこにいるの!? ○○子(妹)も心配しているよ。早く帰ってきて!」

No.9 11/01/28 18:16
みかん ( E9MJh )

わたしは必死で訴えたけれど、母は「ごめんね」「本当にごめんね」と繰り返すばかりで「これから帰るね」とは決して言わなかった。

「お母さん、誰といるの!? ねえ、帰ってきてよ! お願いだから!!」

泣きながら言ったけれど、母は「ごめんね。体に気を付けるんだよ」と言って電話を切ってしまった。

――どうして!?

――どうして帰ってきてくれないの!?

――この家にはわたしと妹が……お母さんの子どもがいるのにどうして帰ってきてくれないの!?

わたしは母の声がしなくなった携帯を片手に、その晩は一睡もせずに泣いて過ごした。

父は前の晩だって眠っていないのに、少しも寝ようとしなかった。

妹に「お母さんは今日も帰ってこないの?どこ行ったの?」と聞かれたけれど「お母さんは好きな男の人のところへ行ったから、もう帰ってこないんだよ」とは言えなかった。

---------------

その次の日。

普段なら母が一人でどこかへ出掛けている日曜日だった。

No.10 11/01/28 18:24
みかん ( E9MJh )

何の前触れも無く母が帰ってきた。

泣き腫らした目元で髪も顔も声もボロボロだった。

「お母さん! 帰ってきてくれたんだ……!!」

ボロボロになった母に縋り付こうとしたわたしと妹だったけれど、母はそんなわたしたちを払い除けると

「お母さん、今疲れてるの。ちょっと話しかけないでくれる?」

と目も合わせずに言った。

そして布団を敷くと頭から被って、その中でずっと泣いていた。

――浮気相手よりわたしたちを選んでくれたんだ。

――だから帰ってきてくれたんだ!

そう思いたかったけれど、実際の母はわたしたちの事より浮気相手に振られた事で頭がいっぱいだったようだ。

経緯が分からなかったわたしに、父は日を改めて金曜日の夜から母が帰ってきた日曜日までの事を説明をしてくれた。

---------------

No.11 11/01/28 18:52
みかん ( E9MJh )

父の話によると、ここ数カ月のケンカの原因は父の収入の事だけでなく、母の浮気のせいでもあったようだ。

ただ、自分の母親が浮気をするような女だと知ったら、わたしと妹はきっと悲しむ。

そう考えた父は、わたしたちに浮気を感付かれる前になんとか母を説得し、浮気相手と別れてもらおうと努力していたようだった。

しかし浮気を止められた母は「あの人がいないと生きていけない」と泣き喚くばかりで、少しも家庭を省みようとは思わなかった。

それどころか「○○(父)とは一緒にいたくない! ○○(父)と一緒にいても幸せにはなれない!」と父を責めるようになった。

父は母に「お前は○○(わたし)や○○(妹)はどうするんだ!? あの男と一緒になると言ったって、あの男は○○(わたし)たちの面倒を見る気はあるのか? 父親になれるのか?」と尋ねた。

母はこの質問に対しては泣いて誤魔化すばかりで、もし母が浮気相手との将来を選んだ場合のわたしと妹の行く末については何も言わなかった。

とにかく浮気相手と一緒にいたい。別れたくない。

その一点張りだった。

No.12 11/01/28 19:05
みかん ( E9MJh )

父はこんな母でも愛していたので、もう一度自分を好いてもらおうと努力をしたりもしたが、母は父の努力を「気持ち悪い」の一言で馬鹿にし、日曜日は浮気相手の家に入り浸った。

そして金曜日の夜「自分にはもう母を幸せにする事は出来ないのか」と絶望し、それならせめて浮気相手に母を幸せにしてもらおうと考え、浮気相手の家の前に母を置き去りにしてきた。

その時に浮気相手に「この女の事が本当に好きなら一緒になってやって下さい。それで幸せにしてやって下さい。お願いします」と頭を下げたそうだ。

浮気相手は母を略奪して結婚するなんて、一度も思った事がなかったので当惑していたそうだ。

そして母と浮気相手は話し合いを重ねたが「最初から責任を取るつもりはなかった。単なる遊びだった」と浮気相手に捨てられたため、仕方なく家に戻ってきたのだった。

母は浮気相手を運命の人だと思い込んでいたようだったが、浮気相手からすれば都合のいい遊び相手で「本当に好き」な訳ではなかったのだ。

母は信じていた浮気相手から残酷な真実を突き付けられて、振られてしまった事が悲しくて泣き伏せっているのだ。

No.13 11/01/28 19:33
みかん ( E9MJh )

前の晩だって一睡も出来ずに、不安に押しつぶされそうだったわたしや妹になんの言葉もかけないまま。

わたしにはそれが悲しかった。

どうして「帰ってきて!」と母を必要としている子どもより「責任取るつもりはないんで。単なる遊びだよ」と母を捨てた男を思って母は泣くんだろうか。

まだ素性を知らない浮気相手の男も憎かったが、わたしと妹の事をまるで無視している母に対しても不信感が募った。

しかし、戻ってきてくれた安堵感が母への不信感を日ごとに消し去っていった。

---------------

母が浮気相手に振られて家に戻ってからも、母と父は相変わらず不仲だったが以前と変わった事が一つあった。

それは怒鳴り合いのケンカをしなくなった事だ。

何か言い争いになっても、父が堪えて家を数時間、若しくは一晩出ていくようになった。

父は怒鳴り合いをしないように、言い争いになった晩は車の中で寝ていた。

母もそんな夜は家事を一切せずに不貞寝をするようになった。

No.14 11/01/28 19:48
みかん ( E9MJh )

わたしはと言うと無事に高校へ進学し、家事とバイトに明け暮れていた。

不審な外出こそしないものの、こそこそと誰かに電話をしている母の姿を時たま見掛けたが「また浮気!?」と問い詰めて出ていかれては困るので、わたしも父も何も言わなかった。

妹は浮気の事実には気付いていなかったが、家庭や自分に全く関心の無い母の気を引こうと非行に走っていた。

家の中は荒れていて、掃除機は週に一度かけられていればいい方。

食事も粗末なものが四人分用意されていたが、揃って食卓に着く事はほとんど無かった。

洗濯物は洗濯かごが満杯になった時に洗う。

そして母は、父の洗濯物だけ故意に避け、いつまで洗濯しなかった。

---------------

ある時、わたしが同性のクラスメイトに配ろうと家でクッキーを焼いていた。

当時友人同士の間でお菓子を作って交換する事が流行しており、わたしも手作りのクッキーでクラスメイトと親睦を深めようと思ったのだ。

母はそれを片思いの相手や異性の友人、彼氏に渡すものだと勘違いして言った。

No.15 11/01/29 20:45
みかん ( E9MJh )

「○○(わたし)にも好きな男の子が出来たんだね。男嫌いなのかと思って心配してたよ」

「別に、好きな人なんていないよ。これはクラスの女の子に渡すんだから」

わたしは否定したが、母は「恥ずかしがる事はない」とからかいながら、まるで友達に話しているかのように続けた。

「好きな人がいるって毎日が楽しいよね。○○(わたし)はお母さんに好きな人が出来たら応援してくれる?」

――出来たら、じゃなくて。いる、のくせに何言ってるの?

そう思ったけど、先の「好きな人」には振られたはずだし、今も付き合っている証拠なんて何もない。

だいたい相手がどこの誰なのか、わたしにはそれすらも分からない。

それに母にはもう二度と「好きな人」なんて作って欲しくなかった。

――好きな人なら、わたしのお父さんで、あなたの旦那さんでいいじゃない!

わたしの胸の内はその思いでいっぱいだった。

「よその人を好きになられても、応援は……できないよ。お父さんが可哀想だよ」

No.16 11/01/29 21:07
みかん ( E9MJh )

母は期待した答えをわたしから得られない事にがっかりとした様子だった。

「あんたは女なのに、お母さんの気持ちが分からないのね。可哀想なのはお母さんの方なのに」

肩を落とし少し涙目になった母を見て、わたしは無性に腹が立った。

父は浮気の被害者で、母は加害者の側だ。

それなのに、どうしてこの人は被害者ぶっているんだろうか。

わたしや妹、父を振り回しておいて、なぜ反省しないのだろうか。

「それってどういう意味? 浮気した側よりされた側の方が可哀想に決まってるじゃない! お母さんは浮気したんだよ? 浮気はいけない事って誰でも知ってる常識じゃん」

わたしが捲し立てている最中に、わたしの主張を遮るように母が言った。

「いけない事だよ。常識だよ。でも、好きな気持ちを殺す事なんて出来ないのよ。○○(わたし)は逆に『お父さんが好き』なんて嘘を、お母さんにつけって言うの? 嘘をつくのは悪い事じゃないの?」

「嘘をつくのは悪い事だけど、浮気はもっと悪いって言ってんの! そうやって話をすり替えて正当化しないで!」

No.17 11/01/29 21:20
みかん ( E9MJh )

「正当化じゃないでしょう! ○○(わたし)こそ人に嘘をつかせようとしないで! お母さんに何でもかんでも我慢させるのが当たり前みたいな顔をしないで!」

母の反論は逆ギレと呼ぶに相応しいものだった。

嘘は確かにいけない事だ。

でも人間なのだから、理性や法律は守らなくてはいけない。

母は「好きな人」の恋人である前に、わたしと妹の母親で、父の妻なのだから。

でも母の中には理性も法律、家族の思いも全く存在していないかのようだった。

――あなたはわたしや妹のお母さんなんだから、わたしたちやわたしたちのお父さんより大切な人なんて作ってほしくないんだよ……!

たったそれだけの事が、母にはまるで伝わらなかった。

「そんなにその得体の知れない『好きな人』がいいなら、家族を捨ててそいつのところへ行けばいいじゃない!」

わたしは母の親心に訴えようと、敢えて『家族』という言葉を使って言い返した。

母は振られたはずの浮気相手に今も夢中のようだけど、どこかで家族を捨てるなんて事は絶対にしないと信じていた。

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