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お題リレー短編小説

レス500 HIT数 33273 あ+ あ-

高校生さん( 10代 ♂ 7JsUh )
11/06/24 14:02(更新日時)

普通のリレー小説では無いんですが!
お題リレー小説をしませんか?

つまりお題に沿った超短編小説(小話)を書きます。
書き終われば何か1つお題を出して次の方に回します。

お題をもらう。

お題に沿った小説(小話)を書く。

次の方にお題を出す。

こう言った感じです。
俳句や短歌、ポエムなんかでも全然OKです
尚、出すお題については“なるべく”自分の書いた話しに関与している物にして下さい。
例)
―――――――――
「もらったお題(タイトル)」

************
************
************



「渡すお題(タイトル)」
―――――――――
注)物語が終わらず続く物は禁止です。かならず1レスで物語を終わらせましょう。

お題をタイトルにしましょう。

お題(タイトル)は物語の初めに必ず書いて下さい。次に出すお題(タイトル)も物語の最後に必ず書いて下さい。

では、スタートです。

初めのお題「秋」

No.1160585 09/09/05 05:50(スレ作成日時)

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No.101 10/07/03 19:00
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 99 【汗】 夫が後輩を連れて来た。 「おい!何か美味しいもん出してやってよ!こいつ独身だから、旨いもん喰ってないんだよ!先ずはビール持って来て!… すみません💦被ってしまいました💦次は「ビール」でお願いします🙏

No.102 10/07/03 20:17
咲輝 ( ♀ sloUh )

>> 100 〔汗〕リング上の男は上半身を流れる汗と共に色気を飛び散らせていた。私もマーシャルアーツをしているがリング上の男を見たのは初めてだ…戸惑いなが… 【ビール】【獲物】

スマートにカッコよく物事をこなすのが、洋平のポリシーだ。

趣味である猟の解禁日、洋平は有給をとり猟場へ向かった。

勿論、仕事は有給に向けてやりこなし、忙しい職場にあっても問題なく、スマートに休みを申請した。

猟場に到着し、新調した猟場ファッションに新しい銃。

準備は万全の態勢で猟を楽しみ、予定通りの獲物を手にした。

後は自宅で獲物を料理し、キンキンに冷えたビール片手に今日の猟を回想する。

完璧だ。


そんな事を思いながら帰路についた。

自宅に着き、早速調理にとりかかる。

今日の為に用意したスパイスをスマートに使いこなし、獲物は最高の料理となった。

料理をテーブルに置き、冷蔵庫からビールを取り出す。



予定が…



ビールは袋に入ったまま、床に置きっぱなしだった。


次のお題は【置きっぱなし】でお願いします。

  • << 104 【置きっぱなし】 彼と恵比寿のイタリアンレストランで、美味しいディナーを頂き、珍しく星が綺麗な夜の道を歩いた。 彼はいつも私をガードして歩く。 彼と居ると自分が素敵なレディーになった気分になる。 今夜も私のマンションまで送ってくれた。 「ねぇ今日は部屋に入れてくれるよね?」 「えっ、あの…えっと…」 しどろもどろになる私に 「やっぱり恋人とは思ってくれてなかったんだね、分かったよ、男らしくきっぱり諦めるよ、今までありがとう!」 彼はクルッと背を向け歩き出した。 彼の背に向かって 「違うの!違うの!」 でも彼を追いかけることは出来ない。 家に入れなきゃならなくなる。 それだけは出来ない。 だって、部屋はあらゆる物が置きっぱなしなんだもん! 私は片付けられない女なんだ~! 恋が終わった、グスン。 咲輝さんありがとうございました。 次は【星空】

No.103 10/07/03 20:34
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 102 すみません💦私の題まで入れて頂き、ありがとうございます🙏

No.104 10/07/03 21:23
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 102 【ビール】【獲物】 スマートにカッコよく物事をこなすのが、洋平のポリシーだ。 趣味である猟の解禁日、洋平は有給をとり猟場へ向かった。 … 【置きっぱなし】

彼と恵比寿のイタリアンレストランで、美味しいディナーを頂き、珍しく星が綺麗な夜の道を歩いた。

彼はいつも私をガードして歩く。

彼と居ると自分が素敵なレディーになった気分になる。


今夜も私のマンションまで送ってくれた。

「ねぇ今日は部屋に入れてくれるよね?」

「えっ、あの…えっと…」

しどろもどろになる私に

「やっぱり恋人とは思ってくれてなかったんだね、分かったよ、男らしくきっぱり諦めるよ、今までありがとう!」

彼はクルッと背を向け歩き出した。

彼の背に向かって
「違うの!違うの!」
でも彼を追いかけることは出来ない。
家に入れなきゃならなくなる。
それだけは出来ない。
だって、部屋はあらゆる物が置きっぱなしなんだもん!

私は片付けられない女なんだ~!

恋が終わった、グスン。
咲輝さんありがとうございました。
次は【星空】

  • << 107 【星空】 満天の星空の下 夏の夜 原っぱ (彼、私の夢覚えてくれてたんだ。 絶対今日はプロポーズしてくれる。) 座ろっか。 うん。 ………。 ………。 麻里、俺とけっ バシッ!!! あーーーーー!!! 何すんだよ! だってぷんぷん蚊が飛んで… 指輪飛んでっちゃったよ! えーーーーーーーーーー! 満天の星空の下、草をかき分け指輪を探す2人だった。 末永くお幸せに♪ 次のお題は【指輪】でお願いします。

No.105 10/07/03 21:48
咲輝 ( ♀ sloUh )

ヴァノーラさん、陽子さん、お互い様ですから😊

お礼のレスありがとうございました😺

No.106 10/07/03 22:07
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

〔星空〕「アンタレスだ」天空の星空の中に紅く輝くアンタレスは蠍座の出現と共に夏を告げる。そしてアンタレスと共に蠍座が地に沈むと今度は冬を告げるオリオン座が三ッ星を引っさげて天空に輝く。神話ではオリオンが蠍に命を奪われた為に追い掛けっこをしている、と書かれていた。その隣には季節を問わず今日も白く美しく妖しい月が一際、輝いている。次は「月」でお願いします。

  • << 109 「月」 「兄ちゃん、お餅って何のお餅なんかなぁ」 祖母の家から帰る途中、妹の真紀が呟くように言ったのを聞き長そうとしたが、真紀が僕のシャツの裾を掴んで離さないので「何?」ともう一度聞き返した。 「ほら。お餅ついとるんやろ。」 真紀が指差す方向を見て納得する。 月だ。夕方、早々から青白く空に浮かぶ月のウサギの話を真紀は言っているのだ。 「ウサギなんておらんよ。」 溜め息をつきながら、少し足早に歩くと真紀の頬が微かに膨らんだ。 「おるもん」 「見たんか」 「見た」 嘘なのは確かだったが、まだ小学校に入学したばかりの真紀に冷たく現実を言い放つのは心が痛み、「じゃあおるんかもな。」と曖昧に返事を返した。 家に帰ると酔っ払った親父が手土産に餅を買って、それから左手に大きなゲージを持っていた。 「おぉー。真紀ぃ、誕生日おめれとぉー。」 呂律の回っていない親父を横目にゲージを受け取る。 「何やコレ。」 僕が小さく呟いた瞬間、ゲージがガタリと動いた。 「うわぁっ!」 ウサギだった。 なんやねん。親父。 ウサギとお餅て…。 完 次のお題 「猫」

No.107 10/07/03 22:12
咲輝 ( ♀ sloUh )

>> 104 【置きっぱなし】 彼と恵比寿のイタリアンレストランで、美味しいディナーを頂き、珍しく星が綺麗な夜の道を歩いた。 彼はいつも私をガードして… 【星空】

満天の星空の下
夏の夜
原っぱ


(彼、私の夢覚えてくれてたんだ。
絶対今日はプロポーズしてくれる。)


座ろっか。

うん。

………。

………。





麻里、俺とけっ

バシッ!!!

あーーーーー!!!
何すんだよ!

だってぷんぷん蚊が飛んで…

指輪飛んでっちゃったよ!

えーーーーーーーーーー!





満天の星空の下、草をかき分け指輪を探す2人だった。

末永くお幸せに♪


次のお題は【指輪】でお願いします。

No.108 10/07/03 22:17
咲輝 ( ♀ sloUh )

やっちゃいました😭

お題は【月】でお願いします。


指輪はまた何かで出します😺

  • << 110 譲って頂きありがとうございます🙏

No.109 10/07/03 22:17
金平糖 ( kP7Xh )

>> 106 〔星空〕「アンタレスだ」天空の星空の中に紅く輝くアンタレスは蠍座の出現と共に夏を告げる。そしてアンタレスと共に蠍座が地に沈むと今度は冬を告げ… 「月」

「兄ちゃん、お餅って何のお餅なんかなぁ」
祖母の家から帰る途中、妹の真紀が呟くように言ったのを聞き長そうとしたが、真紀が僕のシャツの裾を掴んで離さないので「何?」ともう一度聞き返した。
「ほら。お餅ついとるんやろ。」
真紀が指差す方向を見て納得する。
月だ。夕方、早々から青白く空に浮かぶ月のウサギの話を真紀は言っているのだ。
「ウサギなんておらんよ。」
溜め息をつきながら、少し足早に歩くと真紀の頬が微かに膨らんだ。
「おるもん」
「見たんか」
「見た」
嘘なのは確かだったが、まだ小学校に入学したばかりの真紀に冷たく現実を言い放つのは心が痛み、「じゃあおるんかもな。」と曖昧に返事を返した。

家に帰ると酔っ払った親父が手土産に餅を買って、それから左手に大きなゲージを持っていた。
「おぉー。真紀ぃ、誕生日おめれとぉー。」
呂律の回っていない親父を横目にゲージを受け取る。
「何やコレ。」
僕が小さく呟いた瞬間、ゲージがガタリと動いた。
「うわぁっ!」



ウサギだった。



なんやねん。親父。
ウサギとお餅て…。



次のお題
「猫」

  • << 111 【指輪】【猫】 ヒロシ!私達が出会った日覚えてる? 覚えてるよ! なんか映画みたいな出会いだったよな。 うん!あんまりそれっぽ過ぎて、後で二人で笑っちゃったんだよね。 そう!そう! **** 二人は当時の光景を思い返していた。池袋の本屋で、一冊だけあった本にお互い手を伸ばして、慌てて譲り合った。 まるで映画の出だしだよな。 うん、ほんとに! 初めてヒロシの部屋に行った日覚えてる? あぁ、家族を紹介したんだよね。(笑) ふふふ…。一人暮らしって言ってたのにって驚いてたら、ヒロシ大笑いしながら、 『家族のミーシャ!』て! あははは…。 うふふふ…。 にゃぁ~ ミーシャも思い出してるの?うふふふ…。 ミーシャたら、最初は私を値踏みして、フン!て顔したんだよね! にゃぁ~ あははは そう、ミーシャ焼きもち嫉いたんだよ。でも君に結婚申込んだ時、指輪を君の指に填めるの見て、ミーシャ喜んでたよ。ミーシャも君が好きになってたんだね。 うん!あの時ミーシャが甘えて鳴いてくれてうれしかった! これからも家族仲良く暮らそうね! にゃぁ~ 次は【映画】

No.110 10/07/03 22:57
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 108 やっちゃいました😭 お題は【月】でお願いします。 指輪はまた何かで出します😺 譲って頂きありがとうございます🙏

No.111 10/07/04 03:04
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 109 「月」 「兄ちゃん、お餅って何のお餅なんかなぁ」 祖母の家から帰る途中、妹の真紀が呟くように言ったのを聞き長そうとしたが、真紀が僕のシャツ… 【指輪】【猫】
ヒロシ!私達が出会った日覚えてる?

覚えてるよ!
なんか映画みたいな出会いだったよな。

うん!あんまりそれっぽ過ぎて、後で二人で笑っちゃったんだよね。

そう!そう!
****
二人は当時の光景を思い返していた。池袋の本屋で、一冊だけあった本にお互い手を伸ばして、慌てて譲り合った。

まるで映画の出だしだよな。

うん、ほんとに!
初めてヒロシの部屋に行った日覚えてる?

あぁ、家族を紹介したんだよね。(笑)

ふふふ…。一人暮らしって言ってたのにって驚いてたら、ヒロシ大笑いしながら、
『家族のミーシャ!』て!

あははは…。
うふふふ…。
にゃぁ~

ミーシャも思い出してるの?うふふふ…。

ミーシャたら、最初は私を値踏みして、フン!て顔したんだよね!

にゃぁ~
あははは
そう、ミーシャ焼きもち嫉いたんだよ。でも君に結婚申込んだ時、指輪を君の指に填めるの見て、ミーシャ喜んでたよ。ミーシャも君が好きになってたんだね。

うん!あの時ミーシャが甘えて鳴いてくれてうれしかった!

これからも家族仲良く暮らそうね!
にゃぁ~

次は【映画】

No.112 10/07/04 04:25
モモンガ ( PZ9M )

🌱映画


『いいなぁ‥
私もあんな風に恋したいなぁ』



『アホかお前は
じゃあ隣におるんは誰なんじゃ』



『うそうそ


マサだけよ
好きなのは』




『何だよ急に~気持ちが悪いなぁ(笑)


何か言いたい事でもあるんか?』




『何だかお腹すいちゃった



今日は

奮発してあそこ取ったんだ!マサが行きたがってた和食の店


懐石が凄く有名なとこ



マサの料理の腕も上がっちゃうかもよ』



『またまたそんな可愛いこと言っても何もでないぞ~



って‥


これ渡さないとな‥


春美
五年間待たせてごめんな



俺めちゃくちゃお前に惚れてる



これからもずっと

ずっと一緒にいてください』




『キャッ‥


凄い風‥ああぁ‥
桜の花吹雪‥



何だかライスシャワーみたい‥』



『は・る・み!
おまたせ』



『ああ!藍子
あたしも今きたの
今ねそこで映画みてきたんだ


懐石食べるまで時間あったしね』



『マサくん‥
生きてればあんた達今年で五年目だったもんね



あの指輪あんたに渡したかったろうね』



🌱次は五年目

No.113 10/07/04 10:36
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

〔五年目〕「悪いんだけど今日から来て。現場は…」電話で叩き起こされた私はムカつきながらも朧気に聞いていた。支度しながら今年で五年目の片思いの彼のポスターにキスして「いつか現場で逢えますように」と願う。私の仕事はエキストラとアクションスタントが中心だ。今回の呼び出しはスタントかな❓と考えながら現場入りする「おはようございます。何かあったの❓」監督が私を見て「いやあ~いきなりゴメン💦スタントがケガしちゃってね~君しか思い浮かばなかったんだよ~」私は嬉しさに包まれながらもスタントのケガに不安を抱く。衣装を着け化粧して貰い改めて現場入りすると武術指導の人から説明と指導を聴く。1対1のファイトシーンだ。「相手は彼だから」……そこには彼が、五年間、思い続けていた彼が立っていた。次は「秘めたる思い」でお願いします。

No.114 10/07/04 15:21
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 113 【秘めたる思い】
徳造はヱビスビールが好きだが、今は第3のビールを毎夜飲む。
妻の寿子は専業主婦。酒飲みの家庭で無かったからか、ビールの肴を作ったことはない。徳造は夕飯のおかずを肴にしているが、特にそれを不満に思ったことは無い。こんなもんだろう、そう思っている。

二人に子は無い。欲しかったが出来なかった。こんなもんだろうと思った。
二人共無口だが、それが嫌だとは思ってない。

寿子の好きなのが韓流ドラマと言うのは、徳造が野球中継をラジオに切り替えると、韓流ドラマを付けるから知った。

徳造は板金工。仕事仲間の若いのが「徳さん奥さんサービスしてますか?熟年離婚が流行ってますから気をつけて下さいよ」と言ったが
へっ!と相手にもしなかった。
いつものように帰ると、寿子が外出着で
「一か月だけ臨時の仕事に行きます」
夕飯時から三時間だそうで、場所は新宿。夕飯は用意してあった。一人福神漬けでビール飲んで、野球を観ていたが、集中出来なかった。熟年離婚…まさかな

「臨時の掃除のおばさんよく働いてくれて助かる」

トイレのタイル床を一心に磨く寿子。
「ヱビスの為なら~ドッコイショ!」
次は【掃除】

No.115 10/07/04 16:28
金平糖 ( kP7Xh )

>> 114 <掃除>

汚い物は掃除しないと。
だってあの人が穢れチャウ…

「…マユ…?」

今日のために奮発してお酒も買ったわ。グラスも場所も全部、全部最高級。

「なぁに、ななちゃん?」

ななちゃんが「チクショウ」と呟いた。あは。超キモい。
苦しいわよね。だってソレ、拷問用の毒なんだもの。少量なら死ねないけどななちゃんは一気にぜぇーんぶ飲んでくれた。楽には死ねないわ。

「ななちゃんが悪いのよ?あの人を汚そうとするから…。ゴミは掃除しなきゃ駄目デショ?」

私は高笑いする。ななちゃんななちゃんななちゃんななちゃん!!変な気を起こさなければただの大親友でいられたのにね…!

「……呪ってやる……!」

ちゃんと掃除しなきゃ、ネ。



次のお題<女友達>

No.116 10/07/04 19:19
モモンガ ( PZ9M )

🌱女友達



一緒に駆けた公園
一緒にした縄跳び
一緒に通った学校
一緒に頑張ったテニス
一緒に目指した高校
一緒に回った学園祭
一緒した初恋
一緒に抱きあった合格


いままで随分一緒にいたよね
辛いとき
悲しいとき
楽しいとき
悩んだときも

でも明日からはもう別々の道を歩くんだね


おめでとう

あなたがママになると決断したとき

まだ早すぎるよと泣いて止めた

まだ19歳のあなたは三年後の約束された未来よりも


手のひらの中にある未来を選んだ



いつも私の一歩後ろに隠れていたあなたが

誰かのために前に出ることを決めた


その顔が

お母さんなんだね


まだ平らなそのお腹にあなたが守るべき未来がある



ぶん殴ってやりたいアイツも頭を丸めて不細工な顔になりながら笑っている



回り道したのかな
それとも近道したのかな


それがわかるのは何年後かな



おめでとう

おめでとうね



これからはあいつの横で幸せに笑ってよね




🌱次は『19歳』

No.117 10/07/04 21:19
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

〔19歳〕彼は19歳の7月7日に逝った。交通事故だった。19歳の私にシルバーのリングを残して…彼とは私が16歳の時に単車免許合宿で知り合う。「あれ⁉お前も⁉」意外そうな顔の彼に「悪かったな(笑)」と私。同じクラスだったが接点は無かった…「取れたね🎵」互いに免許証を見せ合う「⁉誕生日、一緒‼」7月7日だった。19歳目前の私に「これ、やるよ」小さな箱を放り投げた。「お返し❗」私も彼に小さな箱を放り投げる。互いの小さな箱の中にはシルバーリングが輝いていた…「よっ❗お待たせ」7年後の私の隣には彼と同じ顔を持つ彼の双子の弟がいた「これ、やるよ」渡された小さな箱には婚約指輪が輝いていた。次は「7」でお願いします。

No.118 10/07/05 01:09
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 117 【7】
数字には物語がある。
その物語は多種多様だ。
私にも『7』に物語がある。

7年前、私は白血病になった。

何故私が?

入院していた誰もが同じ疑問を持っていた。

そして誰もが死におののいていた。

死をあんなに身近に感じたことはない。

希望を持つことを恐れたのも初めてだ。

自分の力では解決出来ない現実。

そこで初めて生を知った。

朝が来て、夜が来て、また朝を迎えられることを当たり前に思っていた今までを不思議に思えた。


或る日の病室
その日は病室の皆全員が珍しく、容体が安定していた。
その日の夕日は格別に美しく、心奪われるものだった。
皆にも見て貰おうと振り返えると、皆も心奪われたようにオレンジ色の夕日を浴びていた。

静かだった。

あの時、皆の生への願いと感謝の思いを感じた。

その後私は再発したけれど、あれから7年過ぎた今も生きている。

次は【夕日】

No.119 10/07/05 01:47
モモンガ ( PZ9M )

🌱夕日


昔から夕日が大好きだった


とろけるオレンジ色に何もかも流されていくような安堵感



ひとりぼっちの淋しさも


たくさんの人の中にいる孤独も



みんなみんな連れていってくれるような気がした




何で生まれてきた時からあたしは一人だったんだろう


初めてあたしに家族というものがいないのに気がついたのは小学校に上がる前に仲の良かった正幸が優しいおじさんとおばさんに連れていかれた時だった



あたし達は家族がほしいわけじゃないんだ



愛してくれる手のひらのが欲しいんだ



何でこの世には不幸な人と幸せな人がいるんだろうか



何度も何度も自分を傷つけたけど


答えはどれだけ探してもわからなかった



あれから何年間かがたち



あたしは訪問介護の仕事を始めた



施設にいたときの先生みたくヨボヨボのじいちゃんやばあちゃん



肩や腕回りはバカみたいに細いのにその指は温かい



『あんた優しいんやねぇ』



自分じゃ何もできないばあちゃんが弱々しい手であたしの手を握る



幸せに生きるって
意外と側にあるのかもしれないね



🌱次は一年生

No.120 10/07/05 15:16
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 119 【一年生】

ホームに入って来た電車を見て、妙子は驚いた。
車内はもう満ぱんだ。
この電車に乗る?
いやいや乗れない、乗れる訳ない。
ホームにも沢山の人だ。

電車のドアが開いた。
降りる人は居ない。

するとホームに居た人達が、ゴリゴリ押すように乗り込み始めた。
妙子もその波に押され、車内に乗り込んだ。
二人の駅員さんが乗り込んだ客を、グイグイ押してドアは苦しそうに閉まった。

妙子の右足は宙に浮き、上げた右手は下ろせない不安定な姿勢のまま次の駅に停車し、更に乗客が乗り込み、これが停車する度繰り返された。


乗換え電車も同様の繰り返しで、社会人一年生の妙子は、社会は甘くないと感じたのだった。
次は【電車】

No.121 10/07/05 22:26
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

〔電車〕いつもの時間にいつもの電車に乗る。朝のラッシュアワーが過ぎたとはいえ中々の混み具合の、この時間が狙い時なのだ。彼らにとっては。電車に乗るとドア付近に立つ。やがて下半身に違和感を感じた…「来たな」…私は胸ポケットから針を出すと男の手の甲に思いっ切り針を刺した。「痛っ❗」男の手が徐々に腫れ上がってくる。素知らぬ顔で針を胸ポケットにしまうと「大丈夫ですか❓」と聞く。腫れ上がってた手を見て「医務室で見て貰いましょうか❓」男に有無を言わさず駅のある所に連れて行くと…そこは医務室ではなく、鉄道警備隊の所だった…男の顔は更に青ざめていく。私はドアを開けると「一匹、仕留めたよ🎵後は宜しくね。手の腫れは消毒して冷やせば治るから」そう、私の仕事は覆面デカ。渾名は「女王蜂」「じゃ、また仕留めて来るわね」。今日は何匹捕まえられるかしら…次は「針」でお願いします。

No.122 10/07/06 00:42
モモンガ ( PZ9M )

>> 121 🌱針

『おい、穴があいてっぞ』

言われて足元を見ると靴下から親指が顔を出している


『あちゃー‥また母ちゃんに怒られる』
丸くしたばかりの頭をかきながら河原へ向かう


こんなほころびはおてのもんで


小さな穴くらいなら自分で縫うくらいは朝飯前だ


うちは父ちゃんが戦死してから母ちゃんは俺たち四人をバラバラにしないように安い平屋に越して毎日日雇いの工場で働いている


俺が長男四年生


弟達は二年生にまだ五歳と三歳


小さいのは仕事の間だけ近所の人に預かってもらっている


その日暮らしがやっとだから新しい服やましてや靴なんてねだれやしない



治して縫うし
無理でも大切にとっとく


ノートなんか最初から最後まで使ったらまた消ゴムで消して書くか


いらない半紙をひもで束ねて使う


服だって風呂で一緒に洗えば次の日には乾いてるし

不自由なんかなんにもねぇ


朝から晩まで缶けりにめんこ


おいかけっこに魚つり


今のそっちの暮らしと俺とどっちが幸せなんかはわかんないけど


あんたどう思う?


🌱次は魚つりです

No.123 10/07/06 11:05
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 122 〔魚つり〕俺は何時もの様にボートでポイントをレーダーで探しながら海をさまよっていた。しばらくするとレーダーが反応する「…この辺りかな❓」❗何やら大きい物がある❓ま、いいっか…俺は気にせずにつり糸を放り投げた。「ん⁉」いきなりの手応えだ‼釣竿と糸が思いっ切りしなる「よっしゃ~」これからが魚釣りの醍醐味が始まる。魚と俺との駆け引き…これだから辞められない🎵「くっ…かなりデカい💦」こんなデカい攻防戦は初めてだ。急いで釣り糸を巻き始まると「ん⁉」ふいに手応えが無くなった。「ちょっと‼困るんだけど‼💢」見ると海の中から現れた女性の顔があった。「へ⁉俺は人魚を釣ったのか⁉」パニクる俺に彼女は「聞いてないの❓此処の海底に人造の建造物があるから調査期間中は立ち入り禁止なの‼」俺は「ゴメン💦知らなかった💦」と言うのが精一杯だった。「知らないじゃないわよ‼…まあ仕方ないわね。それよりルアーの金具、取って」女性の肩に刺さってるのは間違いなく俺のルアーだった。次は「立ち入り禁止」てお願いします。

No.124 10/07/06 12:47
咲輝 ( ♀ sloUh )

>> 123 【立ち入り禁止】

今日も空は雲一つ無く、抜けるように青い。

穏やかな風に揺れる木々のざわめきも、優しく心地よい。

俺は立ち入り禁止区域が好きだ。

手軽に冒険感覚を楽しめるし、特に森や林の場合は人の手が加わらない自然に荒れた感じが楽しめる。

この森はそういう意味ではかなりいい線をいってるよな。

そろそろ昼か。

お、来たな。

そろそろ俺は食べられる所も無くなって来たし、おまえらとも間もなくお別れだな。

この森で足を折ってからどれくらいたったか解らないが、携帯は圏外だしあの時は流石に参ったよな。

助けを待ち続けながら結局死んだけど、誰も来ないとは思わなかった。

そろそろ誰か発見してくれても良さそうなもんだがな。

あぁ、そうだ。

ここは立ち入り禁止区域だった。

次のお題は【森】でお願いします。

  • << 126 〔森〕人々が囁く。「あの森の中の泉には人魚がいて狼が守っているから近付いちゃいけないよ」気にせず森に入った私は案の定、道に迷い森は更に深くなって行く「…どうしょう…」その時「ウオ~ン…」狼の遠吠えが聞こえた。「ウオ~ン…」その声に反応して次々に深い森に響き渡る…「怖い❗」思わず走り出すと「あっ❗」足を踏み外し空中に舞って水の感触があった。急いで頭を水中から出すと大きな岩の上に美しい女性がいた。「やっと現れたのね…伝説通りに…」優しいアルトの声が囁く「満月の夜に泉に現れし処女、狼の花嫁となり永遠の命を得る…それは貴女よ。服を脱ぎなさい」不思議と怖さが消えて神秘的な力を感じていた私は天空に輝く満月を裸体に浴びる。「これを食べなさい」渡された肉片を口にすると私は白く輝いた。「彼らが待ってるわ…行きなさい」振り向くと漆黒の毛と真っ白な毛を持つ2匹の狼がいた。トパーズの瞳に導かれる如く私は近付いて行った…その後、人々が囁く「あの森には狼の花嫁となった女神がいるから近付いちゃいけないよ」。次は「囁き」でお願いします。

No.125 10/07/06 20:37
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 124 【森】
俺が好きなもの
孤独
煙草
バーボン
バイク
苦い香り立つ珈琲
俺が嫌いなもの
理解し難い女とガキ
無駄口
週末はバイクに跨がり、深い森の奥に建てたログハウスに行く。ここで電話にも邪魔されず過ごす。
ログハウスで、本を読んで居ると、林檎籠を抱えた婆さんが、森の奥に消えて行くのが見えた。
あんな婆さんが何処に行くんだ?気になり、後をつけると、小さい家が見えた。
こんな奥に住んでるのか?
婆さんはその家のドアをノックした。すると若い女が出て来た。何か話していたが、婆さんが女に林檎を一個手渡した。女は笑顔で受け取り、一口囓った。その途端その場に倒れた。婆さんは慌てて逃げた。
俺は倒れた女の所に駆け寄り
「大丈夫か?」抱き起こし、強く肩を揺すると、口から囓った林檎が出て来て、女は目を開けた。

あれから色々あった。俺は二児のパパ
好きなもの
可愛い妻の雪子と子供との時間
嫌いなもの
体に悪い煙草

「あなたぁ、私手が離せないの~オシメ換えて~」
「はいよ~!くしゃいくしゃいでしゅねぇ。パパがきれいきれいしましょうねぇ~」

俺は魔法に掛けられたのかもしれない。まぁいいや。
次は【魔法】

No.126 10/07/06 21:20
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 124 【立ち入り禁止】 今日も空は雲一つ無く、抜けるように青い。 穏やかな風に揺れる木々のざわめきも、優しく心地よい。 俺は立ち入り禁止区域… 〔森〕人々が囁く。「あの森の中の泉には人魚がいて狼が守っているから近付いちゃいけないよ」気にせず森に入った私は案の定、道に迷い森は更に深くなって行く「…どうしょう…」その時「ウオ~ン…」狼の遠吠えが聞こえた。「ウオ~ン…」その声に反応して次々に深い森に響き渡る…「怖い❗」思わず走り出すと「あっ❗」足を踏み外し空中に舞って水の感触があった。急いで頭を水中から出すと大きな岩の上に美しい女性がいた。「やっと現れたのね…伝説通りに…」優しいアルトの声が囁く「満月の夜に泉に現れし処女、狼の花嫁となり永遠の命を得る…それは貴女よ。服を脱ぎなさい」不思議と怖さが消えて神秘的な力を感じていた私は天空に輝く満月を裸体に浴びる。「これを食べなさい」渡された肉片を口にすると私は白く輝いた。「彼らが待ってるわ…行きなさい」振り向くと漆黒の毛と真っ白な毛を持つ2匹の狼がいた。トパーズの瞳に導かれる如く私は近付いて行った…その後、人々が囁く「あの森には狼の花嫁となった女神がいるから近付いちゃいけないよ」。次は「囁き」でお願いします。

  • << 128 【魔法】【囁き】 大阪のおばちゃんを必ず振り向かせる魔法の言葉。 それは お姉さん。 小さな囁きでも大きな呼び声でも、一言 お姉さん。 と言えば、必ずおばちゃんは反応する魔法の言葉。 大阪にはおばあちゃんもおばちゃんもいない。 お姉さんしかいない不思議な所なのだ。 次のお題は【お姉さん】でお願いします。

No.127 10/07/06 21:23
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 126 やっちゃいました💦次は「魔法」でお願いします🙏

No.128 10/07/06 23:03
咲輝 ( ♀ sloUh )

>> 126 〔森〕人々が囁く。「あの森の中の泉には人魚がいて狼が守っているから近付いちゃいけないよ」気にせず森に入った私は案の定、道に迷い森は更に深くな… 【魔法】【囁き】

大阪のおばちゃんを必ず振り向かせる魔法の言葉。
それは


お姉さん。


小さな囁きでも大きな呼び声でも、一言

お姉さん。


と言えば、必ずおばちゃんは反応する魔法の言葉。


大阪にはおばあちゃんもおばちゃんもいない。

お姉さんしかいない不思議な所なのだ。

次のお題は【お姉さん】でお願いします。

No.129 10/07/07 00:40
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 128 【お姉さん】

僕は小六。中学受験で夏休みも塾だ。
中二の姉貴も中学受験した。
学校から帰ってから、少しゲームして、お母さんと早めの夕飯食べてから塾に行ってる。
勉強ってお腹が空くんだ。
だから、塾から帰ってパン食べてから、勉強して寝る。

パンは僕んちの近くのクレインて言うパン屋のだ。
お気に入りは玉子とハムが入ってるやつ。
他のも美味しいんだ。
前は僕が買いに行ってたけど、姉貴が
「徹、パン屋のお姉さん好きなんだよね。話し掛けられて、赤くなってやんの!」
ってお母さんに言って笑いやがったから

「違うよ!うるせぇんだよ!」
て言い返してから、パン屋に行ってない。

夜いつものようにパン食べてたら、お母さんが
「パン屋さんのお姉さん明日で辞めるんだってさ」
て言った。
僕はへぇ~ってだけ言った。

翌日塾行く前にパン屋に行った。
「徹君久し振りね。これから塾?」
「はい…」
「受験頑張ってね!」「はい…」
僕は残ってた胡桃パン一つ買って店を出た。
次は【パン屋】
咲輝さんありがとうございました。
ヴァノーラさんお気遣いありがとうございました。

No.130 10/07/07 00:49
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

咲輝さん、私の題までありがとうございました✨🙇陽子さん、お礼レスをありがとうございます🙏

No.131 10/07/07 16:31
モモンガ ( PZ9M )

🌱パン屋


フレッシュプリキュアだのりんごちゃんのアニメだの


なぜ娘の見るアニメの主役達の父親はパン屋だのアップルパイ屋だのドーナツ屋だの手先が器用なんだ


日曜日の朝は小さな頭を2つ並べてワクワク


後ろのキッチンにいながら料理ベタの俺を無言で責めているようだ



三年前に嫁のアホんだらがくだらん男といなくなり

25歳の俺にはマンションのローンと半分記入済みの離婚届け

一歳二歳のオムツのついた娘達が残された


それまでは独り暮らしはしていたけど料理は外食専門


レパートリーは卵料理


これで毎朝毎晩乗りきってきた


頼みの綱は保育園の栄養だけ



そんな俺にも最近は無言でため息をつく五歳の長女


黙って食べる次女の視線が痛い


『うわぁ❤おいしそう』

『いいなぁ‥食べたいなぁ‥』



プレッシャーはこの上ない


でもまぁさ

頑張りたいじゃない?父親としてはさ


今日は


慣れない手つきでホットケーキを焼き、チョコレートペンでプリキュアでも書いてやろう


親父も少しは進化しなくちゃな


ってこれも卵料理か‥(涙)



🌱次は進化

No.132 10/07/08 00:14
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 131 〔進化〕日々の進歩によって我々は恩恵を得ているが変わらないのは人間の欲望なのだろう。人間の3大欲「食欲、睡眠欲、排泄欲」の中でも排泄欲を重視する所では「風呂の文化」を持っている。日本最古の風呂は大海人皇子(後の天武帝)の矢傷を癒やし今でも残って営業しているのだ。時代が下って江戸時代になると風呂は大衆化し娯楽の一部となる。当時の上下水道完備は世界一のレベルだったそうだ。西洋では古代ローマ帝国時代、皇帝が庶民と一緒に風呂に入って「裸の付き合い」をしていた。当時のローマ水道は現在でも使われ、古代ローマ帝国時代に作られた道は現在の国道となっている。即ち上下水道完備が進化した結果でありローマの国道はメンテナンスの進化による結果なのだ。進歩を支えているのは進化である、とも言えよう。それにしても古代ローマ帝国の風呂の文化が極東の日本に残っているとは誰も思っていなかっただろうが。次は「風呂」でお願いします。

No.133 10/07/08 01:26
モモンガ ( PZ9M )

🌱風呂


あったかくて
フワフワしていて
思わずだきしめたくなっちゃうのは
子供だけじゃないよ


ママに会いたくて
パパに会いたくて


一緒に遊ぼうね
一緒にお風呂にも入ろうね
一緒にたくさん眠ろうね



あまりうまくおっぱいが吸えなくてぐずぐずしたり


ママが眠たいのに甘えちゃってごめんなさい



抱っこされてるとつい嬉しくてベッドに寝かされると泣いちゃってごめんなさい


僕たちは
ママが大好き
パパが大好き



はやく抱き締めたいなぁ


小さくて頼りないけど

たまには泣いてもいいよ



怒ってもいいよ



困らせた時はたくさん眉毛をお山にして唇をつきだしてもいいよ



全部に

全部に幸せだから



僕たちは小さくて泣き虫で利かん坊で


たくさん迷惑かけちゃうけど


ママが
パパが


受けとめてくれる



そう思ったから会いに行くんだよ



会えても
会えなくても


信じた気持ちは変わらない




僕らが夢見た世界は消して穏やかじゃないだろうね



でも大丈夫


その柔らかいママの手のひらを


信じてるから




次は扉

No.134 10/07/08 12:55
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 133 〔扉〕この扉の先に何かがある…ある夜、時を刻む音で目を覚ました私は音を頼りに音に近付いていく。古めかしい箱があった。ガッ‼箱の鍵を金具で壊すと中からアンティークな時計が出てきた。ファイバースコープで時計の中を見る。「⁉」何かある⁉…時計はカモフラージュだとしたら…金鎚で時計を粉々にすると目の前に現れたのは裏が何かに嵌め込む様になっている美しい時計だった。⁉粉々になった時計の部品の中に手紙が…開けて見る「時計が鍵となり扉を開ける。そこしか咲かない花と共に」。手紙に書いてある地図を頼りに探しながら歩いて行くと強烈な花の匂いに包まれた。花の匂いの先には古い寺院があった「ここか…」早速「鍵」を差し込む所を探す…文字の手触りがあった「扉の鍵に埋め込んだ者だけが喜びを得る」私が美しい奇妙な時計を窪みに合うように埋め込むと扉が開き眩しい閃光と共に花吹雪が舞う中へと入った。そして…。次は「時計」でお願いします。

No.135 10/07/08 19:15
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 134 【時計】

別れの時刻が迫ってきた。
佳代は哀しくて、何を話し掛けられても
「うん」
「そう」
しか言えなくなった。
長く喋ると、声が上擦ってしまいそうで、そしてそれから一挙に泣き出しそうで、強張った顔で
「うん」
「そう」
を繰り返していた。

治人はそんな佳代に
「また会いに来るから!」

そう言うと、腕時計を外し、それを佳代の腕にはめた。

「離れていても、二人の時間は刻み続けるんだよ。今度会う時にして来て」


とうとう時間が来た。
治人は上りのホーム、佳代は反対側の下りのホームに別れる。

別れ際
治人が「泣くなよ!」と言い、
佳代が怒ったように
「泣かないよ!」
と答えた。

離れた向こうのホームから、治人が人目も憚らず、両腕振り上げ笑顔で大きく何度も振った。
治人の乗った電車は動き出し、彼の電車は次第に遠のき、完全に見えなくなった。


その時、泣かないと決めていた佳代の頬に、突然涙が落ちた。

次は【別れ】

No.136 10/07/08 19:42
モモンガ ( PZ9M )

>> 135 🌱別れ

なぜだろう



一緒になるときはたかだか紙一枚で大げさな、とお互い笑って向かいあっていたのに



今はただ
静かに向かいあう



何の感情もなく
ただ書くだけ



あんなに大好きだった大きな手も


少し高い声も


笑うと少し垂れる目も


みんなあの女にくれてやる



毎日遅くまで働いてきて大変だろうと冷めないように何度もおかずに火をいれてはそのまま朝を迎えた




いつしか会話することも減り



気がついたら私は一人分しかご飯を作らなくなっていた



そんな時に珍しく帰ったあなたが



『話があるんだ』と紙袋に包んだお札の束とマンションの権利書



そしてこの紙をもってきた



抵抗も否定も
ましてや後追いなど絶対にしない




さよなら


過去の幸せまで奪いたくないから未来の嫉妬と引き換えに今から解放してあげる

🌱次は過去

No.137 10/07/08 20:05
金平糖 ( kP7Xh )

>> 136 <過去>

後ろを振り返っても仕方がないと思うのだけれど、僕はつい自分が来た道を、振り返って足跡を確認する癖がある。

本当に今、歩いて来たのか。
本当に、証拠は残っているのか。

不安になる度に振り返り、足跡を見る。同時に過去の過ちまで振り返ってしまう時がある。その時はどうしようもない。
地面にうずくまり、唸り、叫び、そうしてまた歩き出す。

目の前に道はある。
その道の先を僕は知らない。
本当は途中で切れていて、その先は崖なのかもしれない。
ドジな僕はそこから落っこちてしまうかもしれない。

そう考えると、今来た安全な道だけを、歩く方が幸せなんじゃないかと思う。

ただ、その崖の下にあの子が大好きな華が咲いていると思ったら僕の足は動き出す。


次のお題<華>

No.138 10/07/08 22:30
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 137 〔華〕ステージ上で踊る一際、目立つ彼女は正に「天性の華を持つダンサー」だった。彼女を初めて見た時はセンターから2番目の位置だったが1ヶ月後にはセンターに立ち、しかもオープニングをピン(1人)で踊る名誉まで得ていた。群舞の時も最初だったり最後に出たりと彼女の「華」の存在感を感じさせた。ショータイムが終わりダンサー達がそれぞれのテーブルに付く。「彼女は❓」見渡せど彼女の姿は無くスタッフに聞く「彼女は障害で筆談になりますがよろしいですか❓」筆談ホステスならぬ、筆談ダンサーだったのか…「じゃあ、これを渡してくれ」分厚い封筒をスタッフに渡す。「畏まりました」足早に去るスタッフを追う様に店を出ようとしたら「彼女」がいた。「ありがとうございました」と直筆で書いたカードを渡し、一礼した彼女の顔には感謝の「華」が咲いていた。次は「存在感」でお願いします。

No.139 10/07/08 23:42
彬かな遊の好き ( rOBIh )

>> 138 「存在感」

「存在感あるよね」
カット。やっぱりその落ちはないわ。
「存在感ないよね」
それの方が面白いな。でも反対するだけなら同類か。
「一際目立つ存在感だった」
ダメダメ。日本語になっていない。
「存在感って何なんだ」
それこそ何なんだよ。
「存在感のあるあの人はもういない」
懸賞のキーワードだろ。単語入れるだけかよ。
「今も心の中で生き続けている」
説明したら良くないよ。
「それが彼女の存在感」
この夏の化粧品か。
「SONZAIKAN」
ドットコム。
「存在感vsスベスベ感」
スベスベ感の勝ちだよ。
「なんで?」
「空気感が違う」
女はうなずいて空鼻をすすった。
女子(ねこ)も杓子も空気が好きねえ。
「誰?声しなかった」
「どんな声がしたの」
「え?コワーイ」
女の耳を男がふさいだ。
「まだ聞こえるかい」
「聞こえない」
「聞こえないのに返事すんな」
「好き」



次のタイトルは【金と肉と空気】で宜しく、お願いします。

No.140 10/07/09 01:39
モモンガ ( PZ9M )

🌱金と肉と空気


『この世のなかで一番大切なのって何だろう』



テレビのコメンテーターがゲストに問いていた



それを見ていた

旦那『空気やろ』
私『えっ?金やろ
貧乏はいややんか』


相反する答えで眉間にシワを寄せていると五歳の息子が

『僕は肉がいい


お金も空気も食べられないもの』



そう言ってチラシの500円詰め放題の唐揚げ惣菜をにんまり指差した


前言撤回



金よりも空気よりも


やっぱり熱々の唐揚げを頬張りながら笑っていられるこの家族が最高だ




そう思いながら赤いマジックで広告にキュッとはなまるを書いた



あなたにとってこの世で一番大切なものは何ですか?





🌱次は『チラシ』でお願いします❤

No.141 10/07/09 03:00
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 140 【チラシ】

夫の誠治が朝、出掛けに
「田中堂のチラシを取っておいて」
と言って家を出た。

誠治の会社は紙を扱ってる商事会社。
誠治はその中の加工製品部所属で、スーパーマーケットがお得意様だ。

スーパーの大手田中堂のチラシの紙全部を任されていたが、他社との競合に負けて、大半を取られてしまい、今期年間何億もの損失が決まったそうだ。


巻き返しを計る為に、チラシの紙、印刷を調べて、交渉出来る金額を探るようだ。


新聞の折り込みチラシにも、サラリーマンの戦いがあり、その家庭の生活がかかってる。

妻の美沙子はチラシを見てたら、田中堂が憎たらしく思えて来て、
しばらく買い物余所でしようかなぁ
と思うのであった。

次は【サラリーマン】

No.142 10/07/09 05:46
彬かな遊の好き ( rOBIh )

>> 141 【サラリーマン】

美佐子は相変わらずヤスダヤで買い物をしている。
「だって一番安いんだもの」
善一郎の反応は薄かった。レバニラ炒めを三口放り込んではビールを飲んでいる。
「そのニラもヤスダヤは79円だけど余所は98円とかするの」
その安い店に断られた営業マンは置いたグラスに少量となったビールを見ながらようやく聞きとれる声を出した。
「まあな。向けうの売り上げがあっての商売だからな」
わずかなビールが上顎を軽く滑って咽喉に落ちた時、妻が起立した。
「あ、メロン出すの忘れた!」
4分の1に切られたマスクメロンとスプーンが色物の皿に載っている。
「旨かったか?」
「うん。結構ね」
メロン独特の薬品に似た香りが容赦なくサラリーマン家庭の食卓に漂った。
「どう。まあまあでしょ」
「おおん。うまいうまい」
翌日は善一郎の母親の来る予定があったのだ。やはり母親も喜んでヤスダヤのメロンを食したのだから、サラリーマンの血は争えない。


次は【意気地無し】

  • << 144 〔意気地無し〕「俺と付き合ってくれ」自信満々に言う彼に「どんな時でも私を守ってね」…1週間後、彼と私は夕焼け空を見に公園に来た「きれいね…」「ここから見るのが好きでね、見せたかったんだ…これから…」「これからは俺らと遊ばない?彼女」彼の声と重なって別の声がした。見るからに危ない空気に溢れる彼らに「これからは彼女と食事するから…」と私の前に立った彼が一瞬にして崩れる。「野郎には用が無いんだよ‼」上半身を起こした彼の顔には殴られた跡があった。「大丈夫❓」と寄り添った私の手を払うと何時もの自信満々の彼は何処へやら私を置いて夕闇の中に逃げて行った。私の中に彼への怒りが溢れ、思わず拳に力が入る「遊んでもいいけど覚悟は出来ているんでしょうね❓」私は言い放つと同時にシルバーの長細い鎖を彼らの仲間に向かって上から投げ落とした。次々と鎖の餌食になる仲間を置いてリーダー格の男が逃げて行く「どいつもこいつも意気地無しが‼」次は「守る」でお願いします。

No.143 10/07/09 11:36
モモンガ ( PZ9M )

🌱意気地無し


この台詞を俺は何度聞いたことだろう


俺だって興味がないわけじゃない


準備は万端なんだ



ただ‥勇気が‥




目の前でまた彼女が言う


『ねぇ‥何でだめなの?


勇気‥だしてよ

あんまりためだとあたしも‥自信なくしちゃう‥』


肩からするりと落ちたキャミソールの紐をゆっくりかけ直す


握った手のひらからじんわり汗が滲む


『ね‥ほら‥』


甘い香りが目の前まで迫ってくるが


思わずギュット目をつむる


『‥力が入りすぎてるからよ』



俺をベッドに倒すと顔にかかる髪を耳にかけ直す


『あたしに任せて‥』



彼女の細い柔らかい指が唇をなぞる



俺も男だ


今度は決めてやる



目を開いてそっと唇をはわせた


何か柔らかい甘い香りが口のなかに滑り込んできた


口のなかが香りでむせる


『やっぱりあかん‥出していい?』


『またぁ?もうタケにはプリン作ってやんない!意気地無し』



甘いものが苦手な俺のある日の日常‥



🌱次は苦手です😃

No.144 10/07/09 12:15
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 142 【サラリーマン】 美佐子は相変わらずヤスダヤで買い物をしている。 「だって一番安いんだもの」 善一郎の反応は薄かった。レバニラ炒めを三口放… 〔意気地無し〕「俺と付き合ってくれ」自信満々に言う彼に「どんな時でも私を守ってね」…1週間後、彼と私は夕焼け空を見に公園に来た「きれいね…」「ここから見るのが好きでね、見せたかったんだ…これから…」「これからは俺らと遊ばない?彼女」彼の声と重なって別の声がした。見るからに危ない空気に溢れる彼らに「これからは彼女と食事するから…」と私の前に立った彼が一瞬にして崩れる。「野郎には用が無いんだよ‼」上半身を起こした彼の顔には殴られた跡があった。「大丈夫❓」と寄り添った私の手を払うと何時もの自信満々の彼は何処へやら私を置いて夕闇の中に逃げて行った。私の中に彼への怒りが溢れ、思わず拳に力が入る「遊んでもいいけど覚悟は出来ているんでしょうね❓」私は言い放つと同時にシルバーの長細い鎖を彼らの仲間に向かって上から投げ落とした。次々と鎖の餌食になる仲間を置いてリーダー格の男が逃げて行く「どいつもこいつも意気地無しが‼」次は「守る」でお願いします。

No.145 10/07/09 12:53
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 144 やっちゃいました💦次の方は「苦手」でお願いします🙏

No.146 10/07/09 13:12
モモンガ ( PZ9M )

(守る🌱苦手)


あたしは只今身長160センチにして80キロの巨体だ



ふかふかの指に
プヨプヨの腕
走ると揺れる胸に
おそらく内腿のすれた両足


いつもロング丈のスカートにおしりまで隠れるアンサンブル


髪の毛は漆黒のロング



ね、昭和の人でしょ

あたしはいつも苦手なものから逃げてきた



人付き合い
ダイエット
勉強




いい忘れたけど年は17歳



制服の受け取りの日は死ぬほど嫌で代わりに親にいってもらった




代わりに守ることは得意だった




隠して
逃げて
交わして



そうしているうちに体も心も洋服も


醜く見るに耐えないものになっていた




戦う勇気もない




そんな自分に一別したのは三年後




一年発起して30キロのダイエット



見事なボディーラインに愛らしい笑顔


どっちがあたし?
どっちもあたし




まぬけで愛すべき情けない未来のあたし



もう隠すことなんかどこにもないんだから‥



次は80でお願いします🌱

No.147 10/07/09 13:52
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 146 〔80〕数学のテスト答案用紙には何時も同じ点数「80」の数字。「何で同じ点数なんだ❓」数学の先生が聞く。「得て不得手があるんです」しら~っと言う私は他の科目が💯満点なのに数学だけ80点…「まあ、これからの可能性がある…という事で。勘弁してよ、先生」と心の中で呟いた。※モモンガさん、ありがとうございました🙏次は「可能性」でお願いします。

No.148 10/07/10 12:34
陽子 ( ♀ oQ9K )

>> 147 【可能性】
徹は今無職。
三年勤めた会社を二か月前に辞めた。
仕事なんてあるだろうと高を括ってたら、全て落ちた。
引っ越したばかりで貯金も底をついてきた。
早く働かないとマジヤバい。
何時ものように就職情報を見ていたら、渋谷にある芸能プロダクションが目に止まった。
交通費全支給、保険あり、条件は良い。
早速面接に行った。
社長は三十を少し出たくらいの、物腰優しい人だった。
新会社で、可能性ある人をスカウトして、モデルやタレントに育てる夢ある仕事で、君も力を貸して欲しいと言われた。
初めの三か月は試用期間で、その後正社員になれると言う。
渋谷だし、新会社だし、もう働かないとヤバいし、やってみようと思った。
翌日から出社し、仕事内容を指導係から受けた。聞いていくうちにあれ?えっ?と疑問が起きた。
スカウトした子を会社に連れて来る。その後はタレントやモデルになる為レッスン受講の契約をさせる。かなり高い受講料だ。最後に指導係が言った
「頭緩そうな女の子連れて来い!」
可能性有る子じゃないんだ!
金は欲しい、けど夢見る少女を騙すような仕事はマジ無理!

翌日また仕事探しが始まった。
次は【仕事】

No.149 10/07/11 01:19
ヴァノーラ ( ♀ URR6h )

>> 148 〔仕事〕会場に向かう車の中で「緊張してる❓」「緊張しない人がいたら知りたいわね」…とある映画祭で彼は助演男優賞に、私は助演女優賞にノミネートされていた。「おまじないだよ¨足元に台本があるよ¨」思わずホッとする「効いたわ。ありがとう」車が止まる。会場に着いたようだ。ドアマンが車のドアを開けると先に現れた彼が黄色い声に笑顔で返す。彼に促され私はスリットから現れた脚の先にあるゴールドのヒールから車外に出た。‼瞬間に「肩、貸して」私に向かってきたモノを両足で跳ね返した。卵だった。「何があった❓」「何も。さ、行きましょ」彼と私は何事もなかったかの様にレッドカーペットを歩く…会場内では次々と受賞者がステージと場内を往復していた。ふと撮影現場を思い出す…ボーっとしてると周りを拍手で囲まれてた「え⁉」。「貴女よ🎵助演女優賞‼」「おめでとう‼」夢うつつでステージ上に上がると🏆トロフィーが渡された…「ありがとうございます」私は女優としてマイクの前に立った。ちなみに前の仕事はAV女優だった。次は「受賞」でお願いします。

No.150 10/07/12 21:02
咲輝 ( ♀ sloUh )

>> 149 【受賞】

友達に誘われてサバイバルゲームに参加する事になった。

かなり本格的なゲームのようで、参加者は皆気合いが入っている。

ゲームのルールは簡単だった。

ゴールにたどり着く事。

但し、参加者をトラップにかけ脱落させ自分1人だけが生き残るという、精神的にもタフでないとゴールは目指せないゲームだった。


ゲームが始まり暫くして、友達はトラップにかかり脱落した。

私は推理小説好きと武道の心得があるのが幸いし、トラップをかいくぐり、逆にトラップで敵を倒しながら突き進み、最後の生き残りとして見事ゴールにたどり着いた。

ゴールで友達が駆け寄ってきた。

おめでとう!
やっぱりグランプリだったね!
絶対行けると思ってたんだ。

ありがとう。
無我夢中だったけど楽しかった~。

次は本番だね!
頑張って!



サバイバルゲームは、新人アクションスターのオーディションだったのだ。

友達は女優を目指す私に内緒でオーディションに応募してくれ、私は見事グランプリを受賞し女優への切符を手にしたのだった。

次のお題は【サバイバルゲーム】でお願いします。

  • << 151 【サバイバルゲーム】 山田家 父「東京のテレビ局が取材させてくれないか?て言って来たんやけど、皆はどう思う?」 七男「うぉ~!俺達スターになるんか?」 次女「アホ!スターになる訳ないやん!見世物や!見世物!うち、そんなんイヤやからな!」 三女「うちもイヤや!」 長女「お父さん、テレビ局は私らが毎日サバイバルゲームみたいに生活してるだろうって、それを面白、可笑しく撮りたいんよ!」 長男「そうやよ!今まで放送された大家族と同じやよ!」 次男「学校のみんなに観られるなんてぜってぇ嫌だ!」 父「お父さんもテレビ局から話来た時、みんなが言うような意図は思ったよ。 だけど、家は違うやろ?だから見せてやろうかって思うたのさ! 大家族だからって言って雑な生活はしとらんわっ!てな」 母「お父さん断って、ねっ! 演出されて、我が家じゃないのを流されたら嫌やし!」 父「分かった!断るよ!」 山田家大家族の企画は流れた。 七男「スターなりたかったなぁ」 次は【家族会議】
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