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👚制服戦隊コスプレンジャー💣

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ビリケン昭和( Y5u6h )
08/05/23 19:33(更新日時)

✨【オリジン🔮】…それは全ての人間の中にある個性の源…突如地球に現れ、地球人を無個性な機械奴隷にしようと企む暗黒知的生命体組織《グロス》…そんなグロスの野望を打ち砕くべく降臨した制服神《コスプレノン》の力を借りグロスに敢然と立ち向かう五人の個性豊かな女制服戦士達…さぁ立ち上がれッッ💣‼地球の未来の為に…東○スーパー戦隊に負けないスケールでお贈りするビリケン💀初の本格戦隊アクション大作巨編‼今始動…💣

No.925632 08/04/24 10:46(スレ作成日時)

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No.1 08/04/24 11:17
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

👚制服戦隊コスプレンジャー主な登場人物その①✨

❤レッドボンテージ(赤城林檎…22歳):昼間は普通のOLだが夜は歌舞伎町のSM倶楽部で働くSM孃。好奇心が強く人見知りしない比較的明るい性格。制服神《神楽》によりコスプレンジャーに選ばれた最初の女性

💙ブルーフォーミュラ(青島速美…25歳):TVや映画でも活躍している現役人気RQ。最年長らしく言動に落ち着きがあり五人をまとめるリーダー的役割。メンバー1の長身で自他共に認める脚線美の持ち主

💛イエローセーラー(黄藤教子…17歳):都内都立高校に通う現役女子高生でメンバー最年少。世間常識に流されないかなりいい加減で破天荒な性格で度々メンバーを悩ませる。典型的なギャル語を使い周囲を苛立たせる。特にピンクナース、桃井滴とは仲が悪い。

(登場人物その②に続く…)

No.2 08/04/24 11:52
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 1 👚制服戦隊コスプレンジャー主な登場人物その②

💚グリーンメイド(緑川萌華…20歳):秋葉原の某メイド喫茶で働く人気No.1メイド。性格上人様に尽くす事が大好きな丁寧語を話すおっとり癒し系女性。メイドば副業らしく本職は謎に包まれている。口癖は『~ますです』『~でございます~様』と少しメンバーからもウザったがられる喋り方をする。

❤ピンクナース(桃井滴…22歳):自称天才を自負する某国立大学病院の謎に包まれた変わり者の現役看護師。気性は粗くおおざっぱで関西弁を話し男言葉を連発する。一匹狼的性格から度々メンバーと意見が合わない。

🔮神楽:個性の源【五色のオリジン】を所持する正義の制服神。姿は現さないがいつも五人の側で活躍を見守る。

⚡【マスターグロス】:暗黒知的生命体組織《グロス》の首領。自ら生み出した無個性怪人達を使い地球人征服に力を注ぐ個性が大嫌いな悪の帝王。機械戦闘員バルを放ち容赦なく邪魔者コスプレンジャーを殺害しようとする。


(その他登場人物は随時…なお各話の冒頭は《着衣1、2》と明記する)

No.3 08/04/24 12:34
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 2 👚着衣1~選ばれし戦士たち~

🔮【不吉な風が吹いていると案じてはいたがまさかあの闇の丘に封印していたはずのグロスが邪悪な力により目覚めるとは…大変です、こうしてはいられないッッ!今こそこの五色の宝珠オリジンに導かれし戦士達を覚醒させねば地球の未来はないッッ!さぁ導けオリジンよッ…いざ、いざ未だ見ぬ美しき彼女らのもとへ…いざッ!さぁいざッッ!】

🔮🔮🔮

『ハァ~最低だよね今日のお客さんッッ!私の脇の汗の臭い嗅がせてくれって、有り得ないでしょ普通…あんまりひつこいから鞭でお尻シバき倒してやったわッ…』
歌舞伎町の鮮やかなネオンが林檎の身体に色を奏でた…赤城林檎はじゃあまた明日!と職場仲間と別れると一人電車に乗り家路に向かった…
(あ~ァ…そろそろこのバイト辞めよっかなぁ…OLとの両立は疲れるし…けど親に借金あるしナァ~)
同級生の借金の連帯保証人になったのはいいがその同級生にまんまと逃げられ林檎は多額の借金を負わされていた…
(でもなぁ…SM孃って時給いいし…満更嫌いじゃないんだよなぁ私…)
吊り革にもたれかかりながら林檎はぼんやり車窓の夜景を眺めていた…

No.4 08/04/24 17:22
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 3 🔮(ラーメンでも食べて帰ろっかなぁ…)
林檎はユラユラ揺れる赤提灯に誘い込まれるように路地裏のラーメン屋の中に入った…その時突然林檎の周りを眩しい光が放射されたかと思うと辺りは濛々たる煙に包まれた!
(!ッッ、な、何ッッ!?何なのこれッッ!)
林檎は眼の前の真っ白な光景に目を奪われた…
《こんにちは…随分捜しましたよ…》
微かに林檎の前に白い衣の巫女の姿をした女性が現れた!
『誰ッ?誰なのッッ!?か、神様ッ?』
眩しそうに額に手を当て林檎は尋ねた…
《貴方はオリジンの宝珠を受け継ぎし正義の戦士…どうかこのパワーと個性の源、レッドオリジンを受け取って下さい…》
『お?…オリジン?何ですかそれッ?』
林檎は余りの逆光で視力が奪われそうだった…
《青、黄、緑、桃の残りの四つのオリジンの戦士選びは貴方に任せます…どうかオリジンの力を信じてマスターグロスを倒して下さいッ!》
『ま、マス…え?誰?』
訳の解らぬままその閃光は次第に林檎の前から消えた…
『何…だったの今の…』
林檎は辺りを見回したがそこはただのラーメン店だった…
『ん?』
林檎は胸に真っ赤なペンダントが掛かっているのを見つけた…

No.5 08/04/24 17:51
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 4 🔮(夢でも見てるんだわッ…こんな不思議な事現実には絶対有り得ないもんッッ!)
汗をかきながら林檎は早足で暗い夜道を歩いていた…
(おまけにこんな四つの石までいつの間にか持たされて…どうしよっか…えぇい!捨てちゃえッッ!)
林檎は側道の草むらにそっと四つの石を置いた…
(…え…?う、嘘ッッ…)
突然四つの石の一つ、黄色い石のペンダントが光り輝き始めた!
『ち、ちょっと何で何で何でよッ、モウッ!』
林檎は後退りしながらその場所から立ち去ろうとした…
『!イタァッッ!てゆっかぁちょっと何処見て歩いてんのよオバサンッッ!』
『お、オバサンッッ!?』
林檎は暗闇でぶつかって転んだ…ぶつかった相手はセーラー服の派手な女子高生だった…
『お、オバサンって私はまだ22歳よッッ失礼ねッッ!』
『そっちからぶつかって来たんだろがッッ!つぅか謝れよッッ、スカート汚れちま…ち…ちょっとオバサン…何アレ…?』
女子高生はまばゆく光る黄色の光に吸い寄せられるようにその石が輝く草むらに入った…
『すっげワオッ…これオバサンの?』
『あのね…オバサンやめないと年下だって容赦しないんだからッッ!』
『あ…ゴメン、オバサン…』
『……』

No.6 08/04/24 18:23
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 5 🔮『つまりぃ…この石の力を共有出来る五人の戦士ってのを見つけたらいい訳じゃん?』
林檎は河原に座り込むと輝くオリジン石の事を詳しく女子高生に話した…
『どうやら貴方…黄色の石に見初められたみたいね…』
『嘘…つ、つまりウチがその戦士の一人だっつぅ事ぉ?キャハハ、まじ笑えるッッ!』
『その巫女さんの話だとグロスって言う悪い奴が地球人を機械人間に変えてしまい征服しようとしてるんだって…私達はそれを阻止すべく選ばれた戦士なんだってさッ!何だかよく解んないけど…』
話を聞きながら隣で笑い転げる女子高生を見て林檎はそんな支離滅裂な話を真剣にしている自分が恥ずかしくなった…
『私だって信じてないよッ…第一こんな石のパワーを貰ったってどうすんだって感じだし…』
『ねぇオバ…いや彼女ッッ…もしかしてこれで格好よく変身~とか出来んじゃないのマジで?…ほらTVでよくやってんじゃん…《何とか戦隊何とかジャー》っつってね!ギャハハ…マジ笑えるゥ~ッッ!』
女子高生はまたケタケタと笑った…その時女子高生が首からかけていた黄色いペンダントが林檎の赤いペンダントと静かに共鳴しているように林檎には見えた…

No.7 08/04/24 19:05
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 6 🔮キャァァァァァッッッ!
突然二人の耳に数人の男女の悲鳴が聞こえた!
『な、何なの今の…強盗ぅ?』
『さぁ…とにかく行ってみよッッ!』
林檎と女子高生は悲鳴のする大きな橋の下までやって来た…
『お…オバ…サン…あれ…何ぃ?』
『な、何なのッッ…あれッッ!?』
二人が見た物は蜥蜴のような獸人が河原で遊んでいた若者に襲い掛かっている光景だった!
『撮影…じゃないよね…てゆっかさ、あの着ぐるみマジキモイんだけど…』
『撮影でも着ぐるみでもないッッ、あれは巫女さんが言っていたグロスって奴の仲間よきっとッッ!』
『う、嘘でしょそれマジヤバくなぁい!?…つぅかウチら生身だっつぅの!こんな石ぶら下げてるだけでどうやって闘うんだって話マジでッッ!』
『能書きは後ッッ!とにかくあの人達を助けなきゃッッ!』
林檎は側に落ちていた丸太棒を拾い上げると蜥蜴男に猛然と突進していった!
『て、ゆぅかオバサンそれマジヤバイって!死ぬって、つぅかメガ勇敢ッッ…う、ウチはど、どうしようッッ!』
『ウワァアァッッッッ!その若者からはんなれロォォォッッッ!』
林檎の丸太が蜥蜴男の頭を捉えたがあまりの固さに林檎は弾き飛ばされた!
『お、オバサンッッ!』

No.8 08/04/24 19:29
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 7 🔮『イタタタァァ…く、くっそぉ、化け物がッッ!』
林檎は幾度となく果敢に蜥蜴男に殴りかかったが鎧のような肉体には丸太棒は全く歯が立たなかった…グシュルシュル…口からヨダレを垂らしながら蜥蜴男は倒れて動けない林檎にゆっくりと近付いていった!女子高生は恐怖でそこから一歩も動けずにいた…
『ってマジヤバイじゃんッッ!どうしよどうしよッッ!オバサンがマジヤバイって!』
正にその時だった…二人の胸のペンダントの石が光り出し、あの巫女が二人の目の前に現れたのだッ!
《さぁ今こそそのオリジンで変身するのですッッ!心に感じた合言葉でッッ!》
『な、何か解んないけどオバサンッッ!変身だってばよッッ!』
『う、うんッッ、』
【制服神よッ、我にオリジンの聖なる力をッッッ!着衣ッッ、コスプレンジャーッッッ!】
二人がペンダントにそう叫ぶとまばゆい閃光が二人を包んだ!次の瞬間光の粒が皮膚表面に吸着したかと思うとそれぞれの衣服を形取った!シュゥゥ~ッッッ…光が消えた後二人は自分達の姿を見て驚いた!
『変…身…したの…?』
『ま、マジコレッて凄くないッ?明日学校で言いふらそマジでッッ!』
林檎と女子高生は赤と黄色の戦士に変身した!

No.9 08/04/24 19:53
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 8 🔮『ボンテージ…よねこれ…』
真っ赤なブーツに編み目模様の入ったそのコスチュームは林檎の細い身体にピタッとフィットしていた…
『ウチは…ハハハ…まんまじゃん!』
女子高生のコスチュームはセーラー服を貴重にしたミニスカートの奇抜な形状だった…
《赤城林檎…貴方はレッドオリジンに選ばれし情熱の女神、レッドボンテージ…そして黄藤教子…貴方はイエローオリジンに選ばれし光の女神、イエローセーラーですッ!さぁッ、オリジンの聖なる力を借りて戦うのですッ!制服戦隊コスプレンジャーッッ!》
『コスプ…』
『レンジャー…?ウチヤッパ戦隊ヒロインなんだ…ウッヒョ~ヤリィ!』
林檎と教子の身体からオリジンのパワーが漲り始めた…
『っしゃあ!これなら戦えそうだってばさマジで!』
『さぁ行くよッッ!覚悟しなさいッ蜥蜴男ッッ!』
赤と黄色の戦士が蜥蜴男の前に立ちはだかった!
『ボンテージフレイム!』
林檎が叫ぶと右手に炎型の鞭が現れた!
『レッドボンテージクラァァァァシュッッッ!』
炎に包まれた林檎の鞭が蜥蜴男にヒットした!グエェッッッ!蜥蜴男は怯んだ…
『き、効いてるッッ!凄いッッ…これがオリジンの聖なる力…!』

No.10 08/04/24 20:37
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 9 🔮『次はウチッ…爬虫類はマジウザ大嫌いビームッッ……ん?』
《イエロー…そんな技はありません…心に正直になるのですッ!さすれば必ず救いの手が差し延べられるのですッッ!》
『な、なるほ~ッッ!マジ真剣になればいいって事ね~ウ~ン…沸いて来た沸いて来たァァァッッ!イエローセーラーフラッシュ!』
切り裂くような閃光が蜥蜴男の鋼鉄の固い鎧のような身体を貫いたッッ!
グガァァァァァッッッッ!
蜥蜴男は断末魔の叫びを上げるとそのまま倒れて絶命した…
『や、やった…ウチやったっぅかマジ嬉しッッッ!』
『やったね、女子高生ッッ!』
林檎がパンと女子高生とハイタッチした…
『ウチは教子…黄藤(きとう)教子…バリ~ッバリのイケてる女子高生ッッ!以後ヨロシッッ!』
『私は赤城林檎…昼はOL、夜は究極のドS奉仕女よッッ!よろしくねッッ!』
林檎と教子は照れながら握手を交わした…
『しかし驚いタァ~…林檎ちゃんの言った事本当だったんだねマジビビリまくりッッ!』
『うん…どうやらこの地球に危機が忍び寄っているのは確か…どう教子…私と一緒にやれる?』
『つぅかヤルッきゃないっしょ実際ッッ!地球滅ぼされたらマジ頭くっからねッ!』
ここに赤と黄色の女神が誕生した…

No.11 08/04/25 08:06
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 10 👚着衣2~第三の戦士~

🔮『グロス様ッ!マスターグロス様はいずこにッッ!』
『何だ騒々しいッッ!我は瞑想中だッ…邪魔をするなッッ!』
東京湾から遥か南、三宅島東部の寂れた無人島の地下深くに暗黒知的生命体組織《グロス》の地下本部があった…闇の丘より生まれ復活したマスターグロスは地球人の機械奴隷化計画を着々と進めようとしていた…
『で、リザードグロスの奴はどうした?着々と人間どもを機械奴隷に変えておるのか?』
マスターグロスの言葉にグロス最高指揮官であるサタングロスは力なく視線を落とした…
『それがマスターグロス様…計画遂行中思わぬ邪魔が入りまして…』
『邪魔ぁ?…邪魔が入っただぁ?』
マスターグロスの顔色が変わった…
『はっ、突然不思議なパワーを持った女どもが現れまして…その、リザードグロスを一撃で…おそらくあの憎き制服神コスプレノンの力を授かった人間かと…』
『な、何ぃッッッ!?』
マスターグロスの邪悪なオーラが洞窟内を包んだ!そのオーラで側にいたグロス戦闘兵士バル数人が息絶えた…
『許さんッッ!我を闇の丘に5万年も封印したアイツだけは…絶対に許さんぞォォォォォッッッ!』

No.12 08/04/25 08:58
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 11 🔮『制服神コスプレノン?』
《そうです…貴方達の力の源、オリジンを創世した偉大なる女神…私はそのコスプレノン様の使いの使者…雪の神楽(かぐら)と申します…貴方達オリジンの戦士の大いなる味方ですッッ…》
林檎と教子は次の日公園でペンダントから放たれるホログラムで神楽とい巫女の存在、そして正義と秩序を守る制服神コスプレノンの話を聞かされた…
『…つぅかつまり…そのマスター何とかって野郎をブッ殺せば地球が平和になんでしょ?』
『こ、こら教子ッッ、口悪いよッッ!』
林檎が教子に目線をやった…
《マスターグロスは全ての悪の源…アヤツを滅ぼさぬ限り災いは繰り返されるでしょう…》
教子は鉄棒から飛び降りた…
『じゃさ、林檎ちゃんと二人でそのマスター何とかってオッサン倒そうよッッ…ウチらの変身パワーでそんなオッサンいちころだってばよッッ!』
『そ…そうね…』
《マスターグロスを侮ってはなりませぬ…アヤツの力は強大…貴方達二人のパワーではマスターグロスは到底滅ぼせませぬ…我らの力は五つのオリジンが共鳴して初めて力を発揮出来るのですから…》
『あと三人…見つけないと駄目って訳か…』
林檎は天を仰いだ…

No.13 08/04/25 10:32
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 12 🔮『ねぇ神楽…私達がマスターグロスから地球を守るって事は理解出来たんだけどね…私達だって普段は普通の生活送ってるただの一般市民…グロスの怪人が出没したからってそう簡単に出動は出来ないわッッ…』
神楽はゆっくり林檎に微笑んだ…
《それなら安心して下さい…オリジンに選ばれし戦士にはコスプレノン様から生活の全てを援助するように指示されております…レッド…貴方の借金もきちんと精算しておきました…》
『な、どうしてその事をッ!?』
林檎は目を丸くした…
『う、嘘ッッ…ネェネェ神楽ッチ、つまりもうウチ学校行かなくてもいい訳ぇ?ヤリィ!』
《イエロー…貴方はまだ未成年…きちんと学校には通って下さい!》
『チッ!…っぅか非現実的に現れたくせに変な所で庶民的なんだからッッ!ダリィ~!』
《私について来て下さい…》
ホログラムの中の神楽はゆっくり移動し始めた…林檎と教子は首を傾げながら神楽の後をついて行った…東京郊外のとある雑木林の大木の側に二人は導かれた…
『ん?…ここがどうかしたの?神楽…』
《さぁ、レッド、イエロー…この大木に手を当ててみて下さい…》
林檎と教子は言われた通りにその大木の太い幹に手を当てた…
『!ウワァァァッッッッ!』

No.14 08/04/25 10:54
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 13 🔮二人のかざした手は大木の幹に吸い込まれそのまま身体毎大木の中に入っていった!
『ビッ、ま、マジメガビビッたぁ~ッッ!な、何なんだってのッッこれッッ!』
林檎と教子はその光景に暫く見入ってしまっていた…何と大木の幹の中は異次元の世界の部屋で見た事もないような植物が生い茂っていた…
『か、神楽…ここは?』
《はい…此処は制服神コスプレノン様の心臓部分…聖なるオリジンのパワーの源、そして普段貴方達オリジンの戦士が集結するエネルギー放散広場ルナ・コスです…》
『ルナ・コス…』
『つまりここで作戦会議とかすんだよなッッ!ウワッマジ凄くない?』
《この場所は聖なる秘密の花園…よってオリジンの戦士以外の者が立ち入る事は出来ません…それだけは肝に銘じておいて下さい…》
神楽はそれだけ告げると早く残りの三人を見つけて下さいとだけ言い残しその場から消えた…
『ハァ~…ナァ~んか面白くなって来たってか!つぅかマジウチらで地球の平和守んだよねッッ?超マジすげ~!』
『教子…これは遊びじゃないの…現実よッッ…』
林檎は残り三色のオリジン石を見つめた…
(とにかく一刻も早くこのオリジンの持ち主を見つけないと!)

No.15 08/04/25 12:03
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 14 🔮秋葉原にあるメイドオムライス専門店《チュチュ》の前にはオタク男達の長蛇の列ができていた…
『今から開店致しま~す!当店No.1メイド、緑川萌華ちゃんから【お口にア~ンしてもらいたい整理券】をお持ちの方は先にお入り下さァ~い!』
殆どの客の目当てはこの店のNo.1メイドである緑川萌華の萌え萌えの接待であった…
『ア~ン、いらったいマテェ~ご主リンたま~ッッ!萌華胸キュンキュンしたってマトゥ~♪!』
舌ッ足らずのアニメにでも出てきそうな童顔でメイド萌華はお客がいる各テーブルをア~ンして回った…
『ヤダァ~ンご主リンたま、もっと萌華に命令してくたさぁ~い…でなきゃ萌華、かなてぃくてエンエンしたいまトゥ~…』
『今日の萌華タンMAXカワユイッッ!緑のイヤリングも似合ってる~ッッ!いつもアクセサリーは緑だよね?エヘヘ、エヘヘ…』
汗を拭きながら明らかにメタボ眼鏡男が萌華を気色悪く褒めた…
『トゥ~なんですご主リンたま~緑色はモエモエ萌華のラッキーカラーなんでトゥ~!キュンキュン♪エヘヘ…』
何だか外が騒々しいなと店の支配人が覗いた…
『う、ウワァァァァッッッ!ば、ば、化け物ォォォォッッッッ!』
いきなりカエルの姿をした獸人が店に現れた!

No.16 08/04/25 12:42
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 15 🔮『キャァァァッッッッ!』
『ばッ、化け物ォォッッ!』
店の中は大混乱に陥った!カエル獸人は店の客を次々とその大きな口に飲み込んでいった!
『う、ウワァァッッッ!に、逃げろォォォッッッ!喰われちまうッッッ!』
裏口が逃げ惑う客達で寿司詰めパニック状態だった…
『アンッッ、ヤダァ痛いッッッ!』
我先にと逃げる客に萌華は思い切り突き飛ばされカエル獸人の前で倒れ込んだ!
『ア…やッ…ヤダァ~ッッ!も、萌華飲み込んでも美味しくないでトゥよッッ!』
カエル獸人はヨダレを垂らしながら萌華ににじり寄った!そして大きな口に飲み込もうとしたその時だった!
『待ちなさいッッ!!』
バリィ~ッッッン!
突然店の出窓ガラスを打ち破り二人の女性が転がり込んで来たッッ!
『!…あ、アワワ…!』
『大丈夫ッッ?怪我はないッッ!?』
『チッ…オリジンが共鳴すると思って来てみればッッ!またグロスのオッサンの仲間かッッ!ペッ、たいがいマジうぜぇ~んだよお前らァァッッ!』
林檎は萌華に危ないから下がってて!と促した…
『あ…貴方様達は一体どこのご主リン様なんれすかァ~?』
カエル獸人は雄叫びをあげて襲い掛かって来た!
『いくよッッ教子ッッ!』
『ほいなァァッッ~《着衣ッッ》!』

No.17 08/04/25 16:42
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 16 🔮【制服神よッッ!我らにオリジンの聖なる力をッッ!】
(なッ、な、何ですカァ~ッッ!?)
机に隠れた萌華は二人の女性がみるみる変身していく様を見て腰を抜かしそうだった…シュゥゥゥゥ…煙が消えると真っ赤なボンテージと黄色いセーラー服の女性が姿を現した!
『情熱の炎の女神ッッ、レッドボンテージ!!』
『まばゆき光の女神ッッ、イエローセーラー!!』
(す…凄いでスゥ~…萌え萌えで萌華胸キュンキュンしちゃいますッッ!)
萌華は余りの突然の二人の変わりようにただ口を開いていた…
『グルルル…貴様ラガコスプレンジャ-カ…ククク…』
カエル獸人は低い濁った声で言葉を発した…
『や、やだこいつマジッ、喋れんじゃんッ、キモイっつぅの!』
『こないだの蜥蜴男とは少し勝手が違うようねッ…イエロー、用心してッッ!』
カエル獸人は二人に襲い掛かった!フンッ、ハッ、クッ!激しいパンチの応酬で林檎と教子は組んだ状態でカエル獸人もろとも店外に投げ出された!ガシャァァァッッッッ!玄関のガラス戸が割れ三人が転がるように戦っていた…
『クッ…少シハヤルヨウダナ…デハコレナラドウダ!ケロケロッッ~』
カエル獸人は口から無数の戦闘員を吐き出した!

No.18 08/04/25 17:04
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 17 🔮『バルッ!バルバルッ!バル~!』
カエル獸人の口から生み出されたのはグロスの戦闘員バルだった!レッドとイエローは数十人のバル達に取り囲まれた!
『つぅかさ、ち、ちょいこれヤバくない林檎ちゃんッッ!?』
『イエロー、変身中はコードネームで呼びなさいッッ!』
『んな事言ってる場合かってぇのッッ!ウワァ、寄るなッッ、化け物ッッ!』
ヌメヌメした半魚人のような不気味な姿をした機械クローン、バルは掛け声をあげながら次第に二人を包囲していった!
『コレダケノバル相手デハ流石ノコスプレンジャ-モ手モ足モ出マイッッ!ケロケ~ロ!』
(ウワァ~、危ないッッ、どうしましょ…あの方達が魔物にツンツンされちゃいまトゥッッ!何とかしなけれらッッ!)
萌華は必死に側に武器に出来そうな物が落ちてないか探した…
(よぉ~し、ご主リンたま方、今モエリン星の汚れなき王女様、緑川萌華がたトゥけに行きまトゥからねッッッ!)
萌華はそばにあった清掃用の箒を掴むと戦闘の輪の中に果敢に突っ走っていった!
『コラァ~ッッ!ご主リン様を虐める魔物達ッッ!この萌華が許たないぞぉ!ギガプンプンMAXだどぉ~ッッッッ!』
『!…な、何あの娘ッッッ!?』

No.19 08/04/25 17:36
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 18 🔮『危ないッッ、逃げてッッ!コイツらは貴方みたいな普通の人間が敵う相手じゃないッッッ!』
『そうだ逃げろッッ…つぅか萌え萌えメイドはすっこんでなッッ!邪魔すんなッッマジムカつくかっさッッ実際!』
萌華は箒の柄で戦闘員バルの頭をこついた…
『えいっ、えいっッ!悪霊退散ッッ、えぇ~いっ!』
『……つぅか何してんのオタク…?』
『あ…いや、ソノォ…本気で叩いたら魔物さん…痛いカナァ~なんて…アハハ…も、萌華やたし~ぃ♪』
『アハハ…あのねぇ…』
『イエロー、危なァッッい!ボンテージフレイムッッ!』
グギャァァァッッッ!
教子に襲い掛かるバルを林檎は間一髪仕留めた!
『っとサンキュレッド!…さぁ、メイドさんはあっち行けっつぅのッッ!』
教子は萌華の腕を取りこの場所から避難させようとした…
『萌華にも戦わせてくらはいッッ!』
『……ってはぁァァ??何言ってんのマジでオタク…コイツら着ぐるみじゃないンダッてマジ殺されっぞ!早く逃げろって!』
『萌華もギガ戦いたいッッッ~!』
教子は萌華を守りながらバルと交戦していた…
『キャァァァァァッッッッ!』
教子が振り返ると林檎がカエル獸人に羽交い締めにされていた!
『れ、レッドォォォォッッッ~!』

No.20 08/04/25 18:11
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 19 🔮『ンググッ…は、離しなさいッッ、グホッッッ!』
カエル獸人の腕が林檎の首筋をガッシリと押さえていた!
『ち、チキショッ…レッドを離せッッ化け物ッッ!離さねぇと食用にして食っちまうぞマジでッッ!』
《コノママ絞メ殺シテヤル!ケロケ~ロ!》
『アァ、大変一大事でトゥ!魔物さんッッ!出来れば赤の彼女を離してあげて?ね?』
『あ、あんたバカかッッ!?コイツらは地球征服を企む怪物集団なんだっつぅのッッ!そんなタルタル~の萌え声なんて通用しないんだってッッ!状況をよく見ろっつぅんだよマジでッッ!』
《動クナ!ソレ以上動ケバコイツヲ殺スッッ!武器ヲ捨テテ変身ヲ解除シロ!ケロケ~ロ…早クッッ!》
カエル獸人は林檎の首筋を一層きつく絞め付けた!
『ハッ…アガガッ…ハアッ、ハアッ…』
『レッドォォッッ!ち、チキショッ!仕方ねぇ…』
教子はバルに捕らえられた…カエル獸人は林檎と教子を連れ去ろうとした…
『ま、待ちなさいっ!』
『バルバルッッ!』
後を追った萌華はバルに殴り付けられその場に倒れ込んだ…
《マスターグロス様ヘノイイ土産ニナル…ケロケ~ロ!》
(わ…私のせい?…私が二人の邪魔をしたからこんな事にッッ!)

No.21 08/04/25 18:53
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 20 🔮《オ前ラ人間ハモウジキ機械奴隷ニ変エテヤル!ソレマデ大人シク待ッテイロ!ケロケ~ロ…ガッハハハ!》
(…クッ…も、萌華…このまま何も出来ないのッッ!ご主人様達を助けてあげる事…)
萌華は地面の砂を渾身の力で掴んだ…
(萌華にも…力が欲しいッッ!地球を救う強い力がッッ!)
萌華はふと視線を移した…
(!…あれは…あれは何でトゥか?…)
萌華は膝をついたままその光のある場所に擦り寄った…
(こ、これは…!)
透き通るくらいに色鮮やかな碧色に輝く石のペンダントだった…
《貴方は緑のオリジンに見初められし心深き大地の戦士…さぁ、これを手に取り心のままに…》
『わ…私が…せ、戦士…』
その時辺り一面を緑色の光が交錯して螺旋状の渦を形成した!
『!な…何ッッ!?』
《ナ…アレハ何ダッッッ!?》
カエル獸人やバル、それに連れ去られそうになる林檎と教子の周りにも無数の緑色の光が飛びかった!眩しい光のその奥に一人の女性が立ちはだかっていた!
『あ…あの娘ッッ!』
『ま…まさか…マジかよッッッ!』
【制服神よッッ!我に聖なるオリジンの力をッッ!着衣ッッ、コスプレンジャ-!!】
萌華の身体が眩しい緑色の閃光に包まれた!

No.22 08/04/25 19:46
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 21 🔮『大いなる緑の大地の戦士ッッ!グリーンメイドッッ!ここに参上デスワ~ッッ!』
鮮やかな緑色のハイソックスに胸元がクッキリ開いたフリフリレースのメイドスーツに身を包んだ第3のオリジンの戦士、グリーンメイド萌華が誕生した瞬間だった!
《マサカ…二人ダケダト聞イテイタガ…コスプレノンノ戦士ガマダイタトハッッ!エェイバル共、ヤッテシマエッッ!》
カエル獸人達は戦闘態勢に入った!
『フゥ~ン♪ご主リン様方ッッ、今お助けいたしまトゥねッッ!萌華胸キュンキュンしたいとう~ッッ!ブイブイ!必殺メイドジアースッッ!』
萌華がそう叫ぶと手に眩しい斧が現れた!萌華はその斧を地面にたたき付けると凄まじい地響きと地割れが起こりバル達戦闘員はその衝撃で一掃された!
《グガッ!何トイウパワーダッ!!》
カエル獸人以外のバルはグリーンメイドの一撃で息絶えた…
『フンッ、まさかメイド娘が緑色の戦士だったとはマジビビったって実際ッッ!』
『よし、一気に形勢逆転ッッ…教子ッッ行くよッッ!』
『ッシャァッッ、ゲロゲ~ロの怪物ッッ、今度こそ食用蛙だってばよッッッ着衣!コスプレンジャ-!』

No.23 08/04/25 20:28
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 22 🔮光に包まれ3人の戦士が煙から現れた!
『赤のオリジンに導かれし情熱の戦士ッッ!レッドボンテージッッ!覚悟しろこのブタ野郎ッッ!』
『黄色いオリジンに導かれし光の戦士ッッ!イエローセーラーだっつんだ!メガムカツイてんだって実際ッッ!』
『緑のオリジンに導かれし大地の戦士ッッ!グリーンメイドデスワッッ!ンモ~胸キュンキュンしたいまトゥね~!』
赤黄緑のオリジンの戦士が並び、三つのオリジン石が共鳴しだした!
《クソ…コンナ小娘ドモニ負ケテナルモノカッッ!バブリフロッガーッッッ!》
カエル獸人は口から泡のミサイルを吹き出した!
『みんなよけてッッ!いくわよこのM野郎ッッ!ボンテージフレイムッッッ!』
『ほい来た合点承知だっつぅのッッ!マジウザイよあのカエル野郎ッッ!喰らえセーラーフラッシュ【食用カエルにすっぞテメェこのッッ!バージョン】!』
『イエロー、その技長っッッ!でも萌えキュンキュンでトゥ~!メイドジアースッ!チョッピリ強めで申し訳ございまテェ~ンバージョン!ですわッッ!』
林檎、教子、萌華3人の技がカエル獸人に命中したッッ!
『!や、やっつけたッッ?…え、つ強いッ!』
カエル獸人は無傷だった!

No.24 08/04/25 20:52
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 23 🔮《クックック…ソンナチンケナ技デハ我輩ハ倒センゾ!ケロケ~ロ!喰ラエッ!バブリランチャーッッッ!》
無数の矢が三人を直撃したッッ!
『キャァァァァァァッッッ!』
『ウワァァァァッッッ!』
『イタァアァァァッッッッイッ!』
林檎、教子、萌華の3人は地面にたたき付けられたッッ!
『ち…チッッキショッ!カエルのくせにッ…イテ…ハアッ、ハアッ…なかなかやるわねッッ…』
《トドメヲサシテヤルッッ!》
カエル獸人が再び戦闘態勢に入った!
『ヤベェよマジこれッッ!ヤラレるっつぅんだよッッ!』
『ど、どうトゥれば…グリーンは痛いのヤダヤダ~ッッ!』
その時突然3人のオリジン石が共鳴した!
『か…神楽ッッ!』
《皆さん攻撃が直線的ですッ!オリジンのパワーは互いが混ざり合う事で更に力を発揮しますッッ!さぁ、それぞれのパワーを共有してッッ!》
『わ…わかったわ神楽ッッ!グリーンッッ!私の所へッッ!オリジンの力を共有しようッッ!』
『え…ど、どうやって?』
『オリジンの力をッ…そして何よりも自分自身を信じてッッ!さぁ!』
萌華は林檎の元に駆け寄るとオリジンのペンダントを共鳴させた!
『必殺ッッ!ボンメイドボンバーッッ!』

No.25 08/04/25 23:52
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 24 🔮《ナ、ナニィッッッッ!グギャァァァァァァッッッッ!》
次の瞬間、赤と緑の鋭い波動がカエル獸人の腹に大きな風穴を開けていた!カエル獸人は思わず断末魔の雄叫びを上げた!
『き、決まったァァァァッッッ!』
『やりましタァ~ッッ!レッド様ァァァッッ~!グリーンは胸キュンキュンしたいましたァァッッ~!♪』
『っつぅかヤバイッッ!マジすげえッッッ!超ヤバイって!アハハ!』
《グッ…グガァッッ…バッ、馬鹿ナァァァァッッッ!コノ我輩ガ…アァ…コンナ小娘ナド…ニ…グアッ…》
ドカァァァァァァァッッッッッ!
…カエル獸人の身体が爆発に包まれた…
『やったねッッ!萌えメイド娘ッッ…フフフ…』
『はぁいッッ!グリーンは胸キュンキュンれすッッ!レッド様ぁ~ッッ!』
林檎は萌華にハイタッチして喜びを分かち合った…
『ま、何だかムカツく喋り方だけど…コスプレノンが認めた戦士だから仕方ないっつぅかアンタ名前…』
教子が萌華に駆け寄った…
『モエリン星から来ましたん、緑川萌華れっす!ピシッッッ!これからは萌華は地球平和の為に尽くしちゃいまトゥねッッ!ブイブイヨロシクッッ!』
『ハァ~…ブイブイね…ッッつぅか大丈夫なのコノ人実際ッッ!』
こうして3人目の戦士が誕生した…

No.26 08/04/26 00:07
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 25 📹制服コラム✨

❤やっほ!ミクルのみんな元気ッッ?はじめまして、制服戦隊コスプレンジャ-でレッドボンテージに変身する赤城林檎ですッ!さぁいよいよ始まりましたビリケン💀初の戦隊アクション小説はいかがですか?臨場感沸いて来ましたか?この物語小説は大人から子供まで、男女関係なく楽しめる作品にしたいって作者のビリケン💀さんが言ってました!私もいきなり神楽から地上にあるあらゆる個性の源、聖なるオリジンを貰い何か大変な事になっちゃったけど地球の未来の為に頑張っちゃいます!だからミクルの皆さんもどうか応援して下さいねッッ!気軽にメッセージカキコしてくれて構わないからね!しなきゃ私の鞭で百叩きの刑だからね、ハハハそれは冗談ッッ!次のメッセージはきっとあの口の悪いイエローセーラー黄藤教子ちゃんだと思うから楽しみに待っててねッッ!じゃあまだまだ続く制服戦隊コスプレンジャ-を楽しんでねッッ!バイバイ!赤城林檎でした!ピース!

No.27 08/04/26 07:54
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 26 💿制服戦隊コスプレンジャ-連載開始記念✨

あのアニメソング界の巨匠水○一郎氏が歌う
🎵主題歌【🎵制服戦隊コスプレンジャ-のテーマ】
🎵EDソング【🎵FITTING-YOU】(唄:大黒○季)

只今関西地区限定で¥1260にて好評発売中‼🎁初回特典には五色の制服神オリジンペンダント(CD一枚につき一個。色の指定は出来ません。)がもれなくついてくる‼さぁ、関西地区のコスレンファンの皆様、今すぐCDショップへ急げッッ‼✨

No.28 08/04/26 10:59
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 27 👚着衣3~私コスプレンジャ-にはなりませんッッ!

🔮《サタァァァッッン!サタングロスは何処ダァーッ!》
『ハハッ、マスターグロス様ッッ、サタングロスはここに…ッッ』
《一体全体どういう事だッ、説明しろッッ!リザードグロスおろかフロッググロスまでもあんな小娘集団にヤラレたというのかァァァァァァッッッッッ!ウォォォォォォォッッッッッ!》
辺り一面真っ赤なマグマが吹き出した!浅黒い仮面をつけたマスターグロスは怒りに燃えていたッッ!
『ま、誠に遺憾な事で…全く予想だにしていなかった事態でございましてッッ…申し訳ございませんッッ!』
最高指令官サタングロスは深々と土下座した…
『し、しかしマスターグロス様ッ…次の手はきちんと打ってございますッッ!目には目を、人間には人間を…でございます…』
《ほう…何やら秘策があるようだなサタングロスよ…よし、これが最後のチャンスだッッ!必ずコスプレンジャ-を叩きのめすのだァァァッッッッ!》
『は、ハハァ~ッッ!お任せ下さいマスターグロス様ッッ!』
サタングロスが不気味に微笑んだ…
(虎穴にいらずんば虎児を得ず…ククク!)

No.29 08/04/26 12:03
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 28 🔮『ウヒョヒョ~ッ!ここがコスプレンジャ-の基地でございますカァ~凄い~メルメルでトゥね~♪』
『…基地ってあのね…ッつぅかさ、その話し方ウザイからやめてくんないマジでッッ!』
『ここはオリジンのパワーの源、ルナ-コスよ…聖なる力が宿る場所…』
林檎と教子は新たにメンバーとなった萌華を連れてルナ-コスに集結した…
《よく来て下さいました、グリーン…》
『か、神楽ッッ!』
三人のオリジンペンダントのホログラムから神楽の姿が現れた…
『貴方様が萌華タンの新しいご主人様でトゥね!キラキラお姫様みたいッ!』
『…ハァ…ウザイ…マジで……』
教子は頭を抱えた…
《皆さん…マスターグロスの邪悪な波動が強まりました…何とかして残りの二人を早急に捜し出さねば…》
『といっても手掛かりがね…』
林檎がお手上げのポーズをした…
『青と桃色カァ…このキラキラ脳天メイドは偶然見つける事が出来たけどさッ…ヤッパ超ムズイと思うんだけどッッ!』
《諦めないでッ…地球の未来は貴方方の手に掛かっているのですから…》
神楽は優しく微笑んだ…
『とにかく手分けして地道に街を捜索してオリジンが共鳴する人間を見つけましょ!』

No.30 08/04/26 12:57
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 29 🔮『何か未だに夢を見てるみたいだよ…僕があの人気RQ青島速美と付き合ってるなんてねッッ!』
『や、やめてよ康介ッッ…RQとか女優だとか…私はそんな事どうだっていいんだから…』
『アハハ…そうだね…ゴメンゴメンッッ!』
東京中の夜景が見渡せるラウンジで康介と速美(はやみ)の二人のカップルはワイングラスをカチンと鳴らした…真ん丸な二重瞼と妖艶な唇…真っ青なカクテルドレスから覗く細く長い脚が速美の美しさを一層強調させている…
『今度の出張は長いの?ロンドンだっけ…』
速美はグラスの淵についた口紅を指で拭いた…
『あぁ…3週間位かな…心配しなくても大~丈夫だから…毎日電話するから…ねッッ!?』
康介は優しくはにかむように微笑んだ…その少年のような表情が速美はとても好きだった…
『綺麗ね…夜景…』
『そうだね…』
康介は夜景と頬杖をついて夜景を眺める速美を見比べるように優しい視線を送っていた…
『辛い事もあるだろうけど速美も芸能界の仕事頑張れなッッ!』
『うん…ありがと…康介ッッ!』
静かなジャズが流れる薄暗いラウンジの店内で速美と康介は長いキスをした…

No.31 08/04/27 07:21
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 30 🔮『ハァ~…つぅかさ、こんな場所チマチマ歩いてたって見つかりっこねぇってマジでッッ!』
『教子ッッ!ブツクサ言ってないで真剣に捜しなさいよッッ!』
林檎ら三人は数日間都内を隈なく歩いたがオリジンペンダントにそれらしき共鳴反応は現れなかった…
『林檎様ッ~…もしかしテェその石のご主リンたまは関東には居ないのかも知れませェ~ん、エンエンでトゥね~…』
『…そうね…その可能性は高いかも…』
『けどさ、神楽ッチが言ってたんだけどぉ…いくら近くにオリジンの持ち主がいたからってその主がある程度地球を守りたい~ッッ!っつぅ使命感っつぅの?…それにかられねぇ限り石との共鳴は難しいっつってたよマジで…』
『…そっか…なるほどね…暗黒知的生命体組織グロスの存在に気が付いて危機感を持たなきゃ駄目って事か…』
林檎は腕組みをしてため息をついた…
『諦めないで頑張ればいつかは必ず見付かるよッッ!さぁもう一頑張りしよッッ!』
『林檎ッチ…意気揚々のトコ悪いんだけどサ…ウチこれから学校あるんだァ~…神楽ッチの言い付けで…マジウザイんだけど…放課後また合流すっから!』
林檎と萌華はそうだったよね!しっかり勉強しといでと笑顔で教子を見送った…

No.32 08/04/27 10:44
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 31 🔮『よっ!教子ッッ!最近誘っても全然カラオケ行かなくなったじゃん!つぅか何か付き合い悪くねッ?』
都立宝愛学園高等学校3年B組の教室で教子はクラスメートの男子、野々村啓介に声を掛けられた…
『ん~アァ~あ、あれだッ!そ、そのぉ…じ、塾通ってんだ塾ッッ…ハハッ!』
『じ、塾ぅッッ?…ハァ?嘘付けよ、つぅか大の勉強嫌いのおめぇが今更塾なんて行くかってのッッ!マジ馬鹿にしてんのかッッ?』
ブレザーのネクタイを緩め直しだらしない格好で啓介は席についた…野々村啓介は教子の幼稚園からの幼なじみで互いによく知れた仲でもある…
(アチャ~…塾だってバカかウチッッ…もっとマシな嘘付けって感じッッ!ハァ~…けどまさか地球の平和守ってます!ナァ~んつったらそれこそ超マジバカにされっからな…)
『なぁなぁ教子ッッ!オメ昨日青島速美主演のドラマ観たか?…つぅか俺RQやってた頃からマジあの人のファンなんだよなぁ~』
『青島ぁ~?…フッしらねッッ…そんな女優…』
教子は数学の教科書を面倒臭そうに鞄から出すと無造作に机に置いた…
(ヘェ~…啓介はあんな女が趣味なんだ…ツゥカマジうぜえ!)
教子は青島速美という女優の事は知っていたが啓介の余りのデレぶりに不機嫌だった…

No.33 08/04/27 11:07
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 32 🔮『なぁ教子ッッ!行かねぇのかよカラオケッッ!』
『だからさっきっから行かねっつってんだろがさッッ…マジついてくんなよッッ!超マジウザいって!』
授業が終わり急ぎ足で帰る教子に啓介が後ろから声を掛けた…
『朝から何怒ってんだよッッ!生理かッッ!?』
『う、うるせッッ!べ、別に怒ってなんかねぇよバァ~カ!』
教子の歩く足が速まり次第に啓介との距離がひらいていった…
『……つぅか教子…どうしちまったんだよッッ…ここ数日で人変わっちまったみたいだぜッッ…』
啓介のその言葉に教子は思わずハッと立ちどまってしまった…
『…こないだまでは何つぅか…付き合いもよくて自由奔放な教子…ッらしいっつぅか…けど今のお前見てたらヨォ…』
『………』
校門前の欅の木が啓介の言葉を掻き消すかのようにザワザワと音を立てた…
『教子……なぁ教子ッてよぉ!』
『…わ、わりぃな…先…帰るわッッ…』
教子は啓介を振り切るようにそのまま歩き出した…教子の胸の黄色いオリジンのペンダントが淡い光を放っていた…
(啓介…ゴメン…冷たく突き放すつもりなんかこれっぽっちも…けど…啓介だけには…色んな事巻き込みたくねぇからさッッ…)
教子はため息をつくと気を取り直したようにまた歩き出した…

No.34 08/04/27 20:44
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 33 🔮平日の夕暮れの新東京国際空港は人も疎らだった…岡本康介はスーツケースを預けるとゆっくりとロンドン行きの飛行機の搭乗口へ向かった…
『康介ッッ~!康ォォ~介ェ~ッッ!まっ、待ってハアッ、ハアッ…』
康介が振り向くとそこには息を切らして駆け寄る速美の姿があった…
『は…速美…ど、どうしたのッッ!?仕事は?』
康介はまさか見送りに来るなんて思ってもみない恋人に目を丸くした…
『ハアッ、ハアッ…し、仕事の合間だったから…ハアッ、ハアッ…』
速美は額の汗を一度拭うと康介に微笑んだ…
『そっか…有難う…』
『気をつけて行って来てね…奇数日は私から、偶数日は康介から電話ねッッ…約束!』
康介はネクタイを締め直すと笑顔を見せた…
『ねぇ康介…ロンドンから帰ったらね…大事な話があるの…』
『話し?…今出来ない話し?』
『うん…ロンドンから帰ったらッッ!…フフフ…じゃ仕事頑張って来てねッッ!』
速美は康介の頬に軽くキスをすると手を振って今来た空港ロビーを駆け足で帰って行った…
『フッ…話し……か…』
康介は苦笑いするとゆっくり搭乗口に向かった…

  • << 37 🔮『ハァ~…見つからないもんだね…』 『萌華タンのオリジンにも反応がないでトゥよ…もうプンプンでトゥッッッ!』 林檎と萌華はあてもなく四人目のオリジンの戦士を探しに町を歩いていた… 《レッド、グリーンッッ!大変ッッ!グロスの邪悪な波動を感じたわッッ!この付近よッッ!》 『な、何ですってッッ!?』 『ンモ~ッッ!この微妙に忙しい時にィィィィ!』 『行くよッッ、萌華ッッ!』 林檎と萌華は神楽の言う通りの方向へ駆けて行った… 『た、助けてくれッッ誰かッ!か、怪物ダァッッッッ!』 林檎達が駆け付けるとそこには逃げ惑う人々とあのグロス戦闘員バルがいた! 『性懲りもなくまた出たわねグロスッッ!』 『ンモ~ッッ!それでなくても最近貴方達魔物様のせいで朝ゆっくりお化粧も出来ず、さらにお店まで休みがちでNo.1メイドからヒュ~って墜落して萌華メガMAX腹立ててるんでトゥからねッッ!成敗ッッ!』 『ハァ~萌華ッッ!んな個人的事情コイツらに話しても無駄だよッッ!変身するわよッッ!』 『ハァ~イ!林檎タマタマ~!着衣(クロスアップ)ッッ!コスプレンジャ-ッッッ!』 赤と緑のオリジンから放たれた閃光が二人の身体を包み込んだ!

No.35 08/04/27 21:40
澪 ( 20代 ♀ ZnPK )

☆ビリケン昭和💀さんへ👸


携帯小説の集い📖で、時々 出没している澪です(^^)


昭和さんの作品、何か笑えて面白いですよヾ(≧∇≦*)ゝ


日曜の朝に📺やってる“戦隊シリーズ”と“セーラームーン🌙”が合わさった様な📖感じで楽しいです😃


それから、限定版💿買いに行くでぇ❤❤

奈良から🌟天下無敵のチャリンコ🚲💨で。


☆☆萌華ちゃん💕気に入ってしまいました。名前の通り 萌えちゃいます😻


それはそうと、質問なんやけど✋青島さんのRQって何ですか???


無知で御免なさいね

No.36 08/04/27 23:55
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 35 💚…澪様ァ~ッッ!リンリン胸が鳴ってマスマス~🎵はじめまして💕この度異星人として三人目のオリジンの戦士にビルトしちゃいましタァ~大地と癒しのキュンキュン戦士、グリーンメイドのモエモエ萌華💕でトゥよ~✨✨澪タマは萌華のご主リンたまですカァ~⁉……ん?ハテハテ😭…どうやら違うみたいでトゥね💧ハシハシ💦…我らが作者のビリケン昭和💀たまの代わりにこのモエリン星の唯一の生き残り、私緑川萌華が精神誠意尽くさせていただきまトゥね💋🎵✨ハァ~ン萌華余りの興奮で胸キュンキュンして来たでトゥわ❤あ…では赤の戦士、林檎様が萌華を御呼びなのでノデノデ💨…この辺で失礼させて頂きまトゥね~💕澪様…これからも応援よろティくお願いしますわ~ブイブイ✨…

あ、ちなみにでトゥね、RQとは『レースクィーン』の略でございますわッッ💕ニャハ😻

萌華💚

No.37 08/04/28 08:03
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 34 🔮平日の夕暮れの新東京国際空港は人も疎らだった…岡本康介はスーツケースを預けるとゆっくりとロンドン行きの飛行機の搭乗口へ向かった… 『康介… 🔮『ハァ~…見つからないもんだね…』
『萌華タンのオリジンにも反応がないでトゥよ…もうプンプンでトゥッッッ!』
林檎と萌華はあてもなく四人目のオリジンの戦士を探しに町を歩いていた…
《レッド、グリーンッッ!大変ッッ!グロスの邪悪な波動を感じたわッッ!この付近よッッ!》
『な、何ですってッッ!?』
『ンモ~ッッ!この微妙に忙しい時にィィィィ!』
『行くよッッ、萌華ッッ!』
林檎と萌華は神楽の言う通りの方向へ駆けて行った…
『た、助けてくれッッ誰かッ!か、怪物ダァッッッッ!』
林檎達が駆け付けるとそこには逃げ惑う人々とあのグロス戦闘員バルがいた!
『性懲りもなくまた出たわねグロスッッ!』
『ンモ~ッッ!それでなくても最近貴方達魔物様のせいで朝ゆっくりお化粧も出来ず、さらにお店まで休みがちでNo.1メイドからヒュ~って墜落して萌華メガMAX腹立ててるんでトゥからねッッ!成敗ッッ!』
『ハァ~萌華ッッ!んな個人的事情コイツらに話しても無駄だよッッ!変身するわよッッ!』
『ハァ~イ!林檎タマタマ~!着衣(クロスアップ)ッッ!コスプレンジャ-ッッッ!』
赤と緑のオリジンから放たれた閃光が二人の身体を包み込んだ!

No.38 08/04/28 08:44
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 37 🔮コスプレンジャ-に変身した林檎と萌華は戦闘員バルをあっという間に一掃した…
『大丈夫でしたか?…怪我はなかったですか?もう安心ですからね!』
被害に遭った一般市民達は二人の姿に戸惑いながらも有難うと御礼を言った…
『フフフ…あ、この格好気になりまトゥ?キャハ、萌えキュンキュンですわよねッッ!私達はコスプ…!ンッ、ンンッッ!』
林檎は萌華の口を押さえると照れ笑いを浮かべながら引きずるように萌華を連れて離れた…
『チョ、バ…バカッッ!…グリーン、私達の事他の人にベラベラ喋っちゃ駄目じゃないッッ!市民にグロスの存在が知れて皆パニックになったらどうすんのよッッ!』
『あハハハ…そ、そうでしたわよね…私とした事ガァ~…ペシペシ!エヘヘヘ』
林檎は冷ややかな諦めの視線で萌華を見ると変身を解除した…
『ヘェ~凄いな、アンタらッッ!』
突然背後から声がし、林檎と萌華は振り向くとそこに一人の見知らぬ女性がパチパチと拍手しながら面倒臭そうに二人に歩み寄ってきた…
『だ…誰!?』
林檎と萌華は警戒心を露にした…
『コスプレンジャ-…か…何か昔Tvで観てた戦隊モンみたいやな…まさか現実にいるとはな…』
林檎と萌華はただ黙ってその女性を見ていた…

No.39 08/04/28 11:04
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 38 🔮年齢は林檎達と同じ位だろうか…声をかけて来たその娘は身長はさほど大きくないのだが茶色いレザーのジャケットにジーンズのよく似合うショートカットで金髪の綺麗な女性だった…
『ウワァオ!何かタカラヅカの男役みたいに整った綺麗なお顔ですワネ~キャハ!…で貴方様は誰でトゥか?…』
娘はじっと林檎を見つめていた…
『フゥ~ン…なるほどなッッ!…その石のペンダントであんな風に変われるって訳かッッ!』
『貴方何者ッッ!?』
林檎は何かを感じたのかその娘を睨み付けた!
『そんな怖い顔せんでもえぇやんかッッ!俺はただの通りすがりの一般人やさかいに…』
『ヤですわッッ…女の子の癖に《俺》だなんてッッ!もっと可愛くルンルルルン♪しなきゃッッ!ほら笑ってッッ!』
『萌華ッッ!!』
空気の読めない萌華に林檎が黙って!と一喝した…異様な雰囲気を悟ったのか萌華はそれきり口を開かなくなった…
『なぁ…俺にも一緒に闘わせてくれへんかッッ?』
『……え?』
娘の意外な言葉に二人は目を合わせた…
『た、戦うって……え?』
『さっきの怪物は俺の察するにかなり悪い奴らなんやろ?俺運動神経には自信あるさかいに…!な?仲間入れてくれるやろッッ?』
林檎と萌華はまた顔を見合わせた…

No.40 08/04/28 11:24
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 39 🔮林檎と娘の間に暫く沈黙が続いた…
『貴方…私達の何を目撃したかは知らないけど私達はある人物に頼まれて重要な使命を受けてこの任務についてるの…だからこれは遊びでもショーでもないッ…下手すれば命すらも落とし兼ねない紛れもない現実なのッ…悪い事は言わないからさっき見た事は忘れて?でないと何の関係もない貴方までもが大変な事になってしまう…いい?分かってくれた?』
『……つまり…仲間には出来へんって訳やなッッ?フッ…まぁええわ…今日の所はこれで…けどきっとこの先俺の力が必要になる時がきっと来る思うでッッ…ハハハ、ほなッッ!』
娘は手を振ると踵を返しその場から去って行った…
『フゥ~ン…変な王子様でトゥ事ッッ…けど素敵な瞳してましタァよ!キャハ…萌華また胸キュンキュンしちゃいそうれすッッ!』
『神楽ッッ!ねぇ神楽いる?出て来てッッ!』
ホログラムの神楽が現れた…
『さっきの話聞いてたわよね?どうなの彼女?…私達の残りの仲間のうちの一人なの?』
《…いぇ…残念ながら彼女からはオリジンの波動共鳴は感じ取る事は出来ませんでした…だけど何だか不思議な方でしたね…気をつけた方がいいかも…》
『…そうね…』
林檎の胸の中に重い何かがのしかかるような気分だった…

No.41 08/04/28 12:18
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 40 🔮『?…どうしたの教子…今日は何だか元気ないね…』
林檎は視線を落とし考え込む教子に声をかけた…
『ン…ンナ事ないって…!つぅかそれょか最近さぁ、グロスの奴らやたら調子こいてねッ?このままじゃマジヤバイよねッッ?』
その夜林檎、萌華、教子の三人は聖なる樹界ルナ-コスに集結して今後の話をしていた…
『何だか最近あちらこちらで正体不明の怪物が現れては人々を浚って行くという事件が多発しているわ…いよいよグロスの人間機械奴隷化計画が始まったのかも…クッ、何の罪もない人々を浚って機械奴隷にするなんて絶対許せないッッ!』
『ウワァ~林檎様ァ~何だか正義の味方みたいなコメントッッ!ンン~あんまりにもカッコヨクて銀河系に新たな星がポコリン生まれチャイソ~デスね、キラキラ♪』
『ハァ…テンメいい加減その言葉遣いヤメネェとメイド大好き眼鏡オタクの家に蝋人形に固めたまんまで送りつけっぞコラッッ!』
『イヤァ~だぁ~ヒッドォ~い!ギガプンプンッッ!』
《喧嘩はおよし下さい…とにかく今は皆様の力を団結させて一刻も早く完全なる五人のオリジンの戦士になる事が先決ですッッ!》
神楽の言葉で林檎、教子、萌華の三人はゆっくり頷いた…

No.42 08/04/28 16:59
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 41 🔮真っ赤なパラソルを差しながら観客に笑顔を振り撒いていた青島速美は今日に限って落ち着かなかった…今日は恋人、岡本康介がロンドンから帰国する日…しかし悪い事に今日はバイクの世界GT国際グランプリin Japanツアーの最終戦の為、当然自他共に認める大人気レースクィーンである青島速美は山梨にある東飛騨スピードウェイのピッチで派手な契約チームのRQコスチュームを着て契約チームの応援をしていた…
『キャァァ~ッッ!速美ちゃんこっち向いて下さいッッ!』
『サイン下さいッッ!出来れば握手もッッ!大ファンなんです俺ッッ!』
レースクィーンのコスチューム目当てのいわゆるカメラ小僧のみならず今や映画やTVで活躍する人気女優でもある速美の人気はもはやそんなRQの域を遥かに越え、観客の殆どはレースそっちのけで速美だけを見にわざわざ来る女の子のファンもいる程だった…
『有難うッッ!有難うッッ!』
所属事務所から前から忠告されていた気さくで明るい女性というイメージを絶やさぬように速美は出来る限りの笑顔を振り撒き手を振っていた…しかし速美の心はもはや今日帰国する康介に向いていた…
(逢いたいよ…康介ッッ…仕事終わったら飛んで帰るからね…)

No.43 08/04/28 17:24
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 42 🔮服を着替え東飛騨スピードウェイを出たのはもう夜8時を過ぎていた…
(康介…もう空港についてるかな…)
事務所が用意したワゴン車の後部座席で速美は康介の携帯に電話を入れてみた…
《…只今電波の届かない所にあるか電源が…》
最後まで聞かずメッセージも入れる事もなく速美はため息をついて携帯を閉じた…
(そうよね…こんな山奥じゃ繋がらないわよね…)
速美は運転するマネージャーに急いでと頼んだ…
『青島ッッ…一応事務所は渋々認めてはいるけど絶対世間に恋人がいるって事バレたら駄目だからなッ…分かってるよな?君は今一番大事な時なんだからね?…そこんとこ頼むよッッ?』
『はい…分かってます…気を遣わせてすみません…』
同乗していた所属事務所の常務が苦笑いした…創設以来看板女優の居なかった小さな所属事務所にとって救世主の如く現れたRQで人気女優の青島速美というエースを簡単には手放したくないという思いから事務所は速美のある程度の個人的事情は目をつむってくれていた…
『今日…ロンドンから…帰って来るんです…』
『…そうか…』
速美の個人的事情を全てを知っている常務は何も言わずただ窓の外の高速道路のランプを眺めていた…

No.44 08/04/28 19:16
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 43 🔮恋人岡本康介と携帯が繋がり、空港に隣接したショッピングセンターで待ち合わせの約束をした速美はワゴン車を降りると急ぎ足で待ち合わせ場所に向かった…
(ハアッ、ハアッ…康介ッ…康介に逢えるッッ!)
自分でも不思議なくらい岡本康介という男性に陶酔しきっていた速美にとり、逢えない3週間は一年にも二年にも思えた…
(噴水噴水…あ、あった!)
待ち合わせ場所にはスーツケースを椅子代わりにしていた岡本康介が待っていた…
『康介ッッ!お帰り康介ッッ!』
速美は子供のように康介の胸に勢いよく飛び付いた!
『オイオイ!人気女優がそんな大胆な事しても平気なのかッ?アハハ…』
『だって…好きなんだもん…逢いたかったよッ…康介ッ…』
『僕もだよ…速美ッッ…』
正にその時だった…
ゴォゴォォォォォォッッッッ!
激しい地響きが起こり地面が割れたかと思うと煙の中から得体の知れない怪物が現れた!
『キャァァァ~ッッ!』
『な、何だよありゃッッ!ウワァァ~ッッ!』
『助けてクレェ~ッッッ!』
《ジロジロジロジロアルマジ~ログロス、見参ッ!》
逃げ惑う人々を踏み付けながら丸いアルマジロ型の不気味なグロス怪人が現れた!ショッピングセンターの中は逃げる人々の群れで騒然となった!

No.45 08/04/28 19:35
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 44 🔮《ジロジロ~ッ!人間ドモメッッ…ウジャウジャ湧イテ出テキヤガッテ!貴様ラナンゾ機械奴隷デ充分ダァッッ!》
アルマジロ獸人は背中の固い甲羅から無数の緑色の粘液を発射すると人々に浴びせて回った!粘液を浴びせられた人々は次々と機械の身体に変えられていった!
『なッ…何なの康介あれッッ!酷いッッ!』
訳も解らず速美はただ康介の背中で震えていた…
『な、何だか解らないけどこのまま指くわえて見てる訳にはいかないなッ!速美ッ、ここでじっとしてろッッ!決して動くなよッッ!』
康介は立ち上がると暴れ狂うアルマジロ獸人を睨み付けた!
『…こ、康介ッ?な、何する気なのッッ!?ヤダ…やめてッッ!今出ていったら康介までッッ!』
『放っておけるかよッッ!これでも大学時代空手で関東3位になったんだッッ!おいッやめろ怪物ッッ!俺が相手になってやるッッ!』
そう叫ぶと康介は勇敢にもアルマジロ獸人目掛けて突進していた!
『康介ッッ!お願いッッ!やめてェェェェェェッッッ!』
康介はアルマジロ獸人目掛けてタックルをお見舞いしたッッ!
《ジロジロッッ!キ、貴様人間ノ分際デッッ!ソンナニ早死ニシタイノカッッ!》
アルマジロ獸人が康介に襲い掛かかった!

No.46 08/04/28 19:58
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 45 🔮バスッ!ボグッ!グブッ!…怒りに燃えたアルマジロ獸人の重いパンチが康介の腹に何度となく突き刺さった!
『グアッッッ…ゴホッゴホッッ!』
『やめてッッ!康介ッッ、お願いッ、逃げてッッッ!殺されちゃうヨォォォッッッ!』
速美はアルマジロ獸人になぶりものにされている傷だらけの康介の姿を見てただ叫び続ける事しか出来なかった…
『グッ…チ、チキショォォォッッ、この化け物ガァァァ~ッッ!』
渾身の康介の突きがアルマジロ獸人の顔にヒットした!
《…ジロジロ…貴様…コノ私ニヨクモッッ!》
アルマジロ獸人の目が鋭く光った!
『!ッッチ…』
『イヤァァァァァッッッ、逃げて康介ッッッッ!』
『ボンテージフレイムッッッ!』
赤い炎の剣がアルマジロ獸人にヒットした!
『…え…な、何な…の…』
速美は一瞬何が起きたのか解らなかった…アルマジロ獸人は傷を負わされ怒りに狂っていた!
《グガァァァァッッ、ダァッ、誰ダッッ!》
遥か煙の先からゆっくりと鮮やかな三人の戦士が現れた!
『性懲りもなく懲りずにまた現れたわねッッ!グロスの怪人ッッ!』
(あ…あれは?…何ッッ…)
速美の目の前に赤、黄色、緑の閃光が反射した!
『聖なるオリジンに導かれし女神、制服戦隊コスプレンジャー、クロスアップッッッ!』

No.47 08/04/28 20:37
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 46 🔮《コスプレンジャー…現レタナ、ジロジ~ロ…イツモ我ラノ邪魔バカリシオッテ!許サンゾッ!》
『それはコッチの台詞だっつんだよッバーロッッ!ウチは東京ジャニンズが出演してるマジ見たいTVキャンセルして来たんだぞッ~ッッ!』
『アァ~ン!萌華今日の突然の呼び出しでとうとう店のNo.3にまで墜落ヒュ~ドカァ~ン!もう折檻しちゃいまトゥからァッ!プンプン×二倍!』
『さぁ早くッッ!ここから逃げて下さいッッ!』
スキを見て林檎は倒れて瀕死の状態の康介の肩を抱えて建物の陰にそっと置いた…
『康介ッッ、しっかりしてッッ!康介ッッ!アァ~ッッ!どうしてあんな無茶したのッッバカバカ!』
走り込んできた速美が息も絶え絶えの康介の身体を抱きかかえた…
『!…あ…貴方…まあいいわ、今はそれ所じゃないッッ!彼を頼みましたよ!私は戦闘に戻りますからッッ!』
林檎は教子と萌華がいる場所へ戻って行こうとした…
『あッ!…貴方達は一体…』
速美は不思議そうにその真っ赤なボンテージ姿の林檎を見つめた…
『…私達はただの通りすがりの…まぁ言うなれば戦闘マニアみたいな者ですッッ!アハハ…』
『…戦…闘…マ…はぁ…』
林檎は速美に微笑みかけるとまた踵を返し走り出した…

No.48 08/04/28 20:57
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 47 🔮『ア…カッ…は、速美…け、怪我は…カッ…な、無かったかッッ?』
康介は目を細めて速美の顔に血だらけの震える自分の手を当てた…
『馬鹿ッ!何言ってるのよッッ!そんな事より早く病院にッッ!』
速美は携帯で救急車を要請した…
『あ…アノ娘達は…な、何者なんだッッ…カッ…ウッ…』
『解らない…突然光のように現れて貴方をあの怪物から助けてくれたのッッ…それもみんな目を覆いたくなるような凄いセクシーな格好で…』
『…そっか…見たかった…な…ハアッ、ハアッ…』
『馬鹿ッッ…あんな格好くらい私がいつだってしてあげるわよッッ!だから康介ッ…しっかりしてッ!ほら目を開いてッッ!』
速美は必死に康介の頬を叩きながら励ました…
『す、スマン…速美ッ…俺はもう…グフッ、ハアッ、ハアッ…駄目…みたい…だ…』
『!な、何言ってるのよ康介ッッ!お願いッ、私康介が死んだら生きて行けないよっ!しっかりして康介ッ!康介ッッッ!』
康介の目から涙が落ちた…
『カッ…ハアッ、ハアッ…最期に…速美の脚線美…ハアッ、ハアッ…見たかった………な……ウッ……』
『……康介?…ヤダ康介ッッ?…お願い目を醒ましてよッッ!康介ッッ、康介ェェェェェェェッッッッッッッッッ!!』
康介は速美の腕の中でゆっくり目を閉じた…

No.49 08/04/28 22:31
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 48 🔮『メイドジアースッッ!このっ、このっッッ!ヤラレなさいったラァ~!』
『セーラーフラッシュッッ!き、効かないのかよッッ!クッ…ヤベェじゃん!』
センターの吹き抜けではアルマジロ獸人と教子、萌華との激しい戦闘が繰り広げられていた…
《ジロジロッッ!ソンナ技私ニ効クカァッッッ!アルマジガイナッッ!》
アルマジロ獸人は身体を丸くすると土煙をあげながら萌華と教子を一蹴したッッ!
『キャァァァァァッッ!』
『ウワァッッッッッ!』
二人はアルマジロ獸人の体当たり攻撃で壁に叩きつけられた!
《ジロジ~ロ!グリーン、イエロー、貴様ラモ機械奴隷ニシテヤルッッッッ!》
アルマジロ獸人は傷付き動けない教子と萌華めがけて甲羅の粘液を発射したッッ!
『させるかぁッッッ!ボンテージオーロラカーテンッッ!』
林檎が間一髪で教子と萌華の前に炎のバリアを張り巡らせた!
《クッ…チキショォォッッッ!》
『サンキュッッ!レッド!』
『イエロー、グリーン、あの粘液には気をつけてッッ!一滴でも浴びたら身体が溶けて機械になってしまうからねッッ!』
『イヤァ~ン!メカメイド萌華なんて様にならないでトゥよッッ!シオシオでトゥ~』
『あのなぁ…頼むから頭の先から声発すんのマジやめてくんないッ?』

No.50 08/04/28 23:20
ビリケン昭和 ( Y5u6h )

>> 49 🔮『いくよイエロー、グリーンッッ!例のヤツ!』
『ヨッシャァ!あれってかッッ!』
『萌華タン練習通り出来ますカシラ♪ランラン!』
林檎、教子、萌華は同時に空高く跳び上がると三つのオリジンを互いに共鳴させた!すると広大な大地の上に燃え盛る炎が現れそこに研ぎ澄まされた光の波紋が現れた!
《ナ、ナンダコノ凄マジイ聖ナル力ハッ!!》
赤黄緑の閃光が美しく渦を巻きそのままアルマジロ獸人目掛けて解き放たれた!
『喰らえッッ!コスプレハイパーゼノンッッッ!!』
《マ、コレハマズイッッッッ!ジロジ~ロ!!》
アルマジロ獸人は技を喰らう間一髪の所で忽然と姿を消してしまった…三人が放った光は誰もいない地面に落ち爆発した…
『チッ!逃げられちまったってのッッ!』
『オヨヨ~ン…プンプンですわね~…折角こないだ夜食食べながらこの大技リハしましたのにッッ…』
三人は他に辺りにグロスの匂いがない事を確認すると変身を解除した…林檎は思い出したようにそのまま一人で駆け出した…
『ち、林檎ッち!何処に行くのさッッ!?』
二人は林檎の後を追い掛けた…
『だいじょ…う………う、嘘…』
林檎はさっき助けた康介と速美の元へ駆け付けたその瞬間言葉を失った…
『嘘…よね?…そ、そんな…アァ』

  • << 51 🔮林檎がそこで見たものは全く動かなくなったさっきの男性をきつく抱きしめ床にへたりこみ、ピクリとも動こうとはしない速美の姿だった… 『…間に合わなかった…ゴメンなさい…もう少し早くについて助けていれば…』 林檎は速美と亡骸と変わってしまった康介の側で腰を下ろした… 『!…あ、あの人…あの…!』 後から駆け付けた教子が速美の顔を指差し何か言おうとしたが萌華がそれを黙って制止した…速美と三人の中で暫く沈黙が続いた… 『…どうして…どうしてこんな事に…』 速美は頬に一滴の涙を伝わらせるとかすれた力ない声で言葉を発した… 『…帰ったら…康介がロンドンから帰国して落ち着いたら言うつもりだったのに…結婚式を挙げよって…私から言うつもりだったのに…まさか…まさかこんな事って…あんまりよ…酷いッッ…』 恐怖で張り詰めていた緊張の糸が切れたのか速美は今度はまるでダムが決壊したかのように肩を震わせ慟哭しだした… 『…この男性…貴方の恋人だったのね…』 林檎が速美の肩をそっと抱いた… 『こ…こうやって何の罪もねぇ人間を殺害していくんだッッ!グロスの野郎絶対許さねぇッッ!』 教子が拳を叩いた…萌華はただ悔しさで何も言わず涙を拭いていた…
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