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No.86 19/10/28 12:19
チキン ( 30代 ♂ BMsZnb )
あ+あ-

≫85

こういうことを青天の霹靂というのだと身をもって知ることになる。

突然の出来事

雷に打たれたみたいに。


探し人登場!見つかりましたよ!ステキやん
なんて感動はなく、いきなり目の前に現れたらビビってしまう、
追ってるつもりが追われていたなんて。

血の気が退いて
青顔の霹靂になってないだろうか?



相手さんは何もかもお見通しのようなのでそれならそれで手間が省けていいだろう、
しかしひっかかったのはアシメ製薬…


なにかが繋がりそうな予感。


その感覚に混じってるのは嫌悪感



「あんたが河村さんか、
探してたよ。まさかいきなりご本人登場だなんてニクい演出してくれちゃってとんだサプライズだなぁ、」

内心動揺しまくりだが努めて気丈に振る舞う。
でもこういう時こそ口数を重ねるべきだという持論。


高橋を探してるところへ河村がでてくるなんて
棚からぼた餅ってやつ?


「目的はあんたの言う通り高橋とあんたがどれほど顔が似ているのか確かめたかったんだ、それだけ。

初めのうちはそれだけだった、
でも今は違う。
あんたの顔だけじゃなくあんた自身のことが知りたくなった」


「それは恋とでもいうのかな?」
と余裕たっぷりに冗談をかます河村


「恋に近い感情なのかもしれないな。
いや、正確にいうなら恋以上の感情なのかもしれない」
微かに河村の口角が上がる。


「じゃああんたに告白をするとしようか。
『あなたは河村多江子という女性を知っていますね?』」


河村の目が少し見開く。続けて

「『あなたの旧姓は高橋ですね?』」


「『あなたはわたしのことをずっと以前から知っていましたね?』」


「『あなたはアシンメトリー研究所の関係者ですね?』」


訪ねるというより断定的な問い方をしてみたのは名探偵コナンの影響だろうか?


「『あなたの名前は高橋遼。
そしてわたしとあなたは中学の同級生ですね?』」


河村の表情が懐かしいものを見るかのように変わり
「はい。その通りです」と答えた。


「高橋、」

「足原。」




高橋と再会を果たした。
しかし記憶が戻ったわけではない。
再会をすんなりと飲み込めたわけではない。
微かな違和感を感じて。
ドッペルゲンガーには表と裏があるのかなと疑問が浮かんで。


この高橋はどっちだ…


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