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ラブライブ!× 吉本新喜劇 〜穂むら編〜

No.17 16/12/24 05:18
作家
あ+あ-

皆が寝静まった夜、東條希は寝覚めた。機械の駆動音のようなものが部屋に伝わり……。

希 「ウチはターミネーターかロボコップか」

希が一歩一歩進むたびに地響きのような足音が……。

希 「モビルスーツちゃう」

絵里 「希、どうかした……?」

一晩中、学生時代のことを懐かしく話していて穂乃果はすやすや寝息を立ていたが絵里は目覚めたようだった。

希 「なんでもあらへんのよ。えりちは寝とき」

絵里 「ことりみたいな言いかたして」

トイレや、と断りながら東條希は高坂家を一歩また一歩とずしーんずしーん、と歩き始めた。

希 「ウチはゴジラか大魔神かいな」

しかし彼女が向かったのはトイレではなく居間だった。絵里はトイレの後に希が戻らないのを気づいたのか彼女の後をつけていた。
ふたりは闇のなかで頭をぶつけた。

のぞえり 「いたっ」ゴチッ!!

希 「えりち〜、なにしとんねん」

絵里 「こっちのセリフよ。あなたこそなにしてたのよ」

闇に目が慣れて希が高坂家の居間を物色をしていたらしいようだった。
目的はおなじかしら、と絵里は少しだけあやしい目をしたが黙っていた。

希 「たんこぶができてもうたや」

絵里 「おたがいさまでしょう」

希 「ほな、ウチは寝るさかい」

そそくさと穂乃果の部屋に戻る希を見送りながら、絵里は愛すべき後輩の穂乃果を裏切る自分が内にいることに葛藤の表情があった。
同時に下半身をもよおしロシアの冷たい大地のなか下半身になにもつけていないかと錯覚するくらいもよおしていた絵里がいた。

絵里 「どれだけあたし下半身が寒がりなのよ!」

その様子を小薮がまた電柱の影から見ていたようだった。

小薮 「希のやつうまくやれよな」

あやしい一言を残して消えていった。

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