注目の話題
愛猫の病気で遠方の葬儀に参加しない件について
昨日の続き。全員和食にしてほしいと言う義母。
彼氏が他人の子供を面倒みています

ドラマ相棒 〜穂乃果と八人の相棒たち〜 u’s

No.3 16/11/09 09:05
小説大好き
あ+あ-

「あの、それで特命係のお仕事というのは……?」

海未の質問をよそに穂乃果はお茶を淹れながら事も無げに説明してのほほんとしている。

「そうだね。音乃木坂や秋葉原で起こる事件の手伝いをしたり首を突っ込んだりだけど、ふだんはこうしてお茶をしているね。ウーロン茶でいいかな」

は?、と変な顔をしたまま変なところに来ちまったと思った。
しかし相手の穂乃果の方が階級が上であるのを知る。

「ちなみに園田くん、いや海未ちゃんの階級は?」

「巡査ですが」

「あたしは警部補だよ。つまりきみはあたしの部下。あたしは上司だよ」

くぅ、と喉が唸る。
こんな和菓子屋の娘みたいなのが上司なことになにかおもしろくないと悔しがる。
しかし、そんな時に事件がやってくる。角田刑事が伝えてきた。

「おい高坂、音乃木坂で事件だ」

「え〜、これから海未ちゃんとお茶菓子の時間なのに」

「なに言ってるんです。事件なら行きましょう!」

特命係を出た海未を追うようにやれやれ、元気だなとお茶を一口してから穂乃果は後を追った。
事件現場は音乃木のとある部室。
被害者の名前は矢澤にこ。アイドル部部室でひとり倒れていた。

「ちいせえな」

「ええ、被害者の身長はそんなに小学生とかわりありません」

鑑識の米田は伊丹たちに説明していると、海未と穂乃果がやってきた。

「現場はここですか!」

「ぎゃあ〜!?」

被害者の体から叫び声がしたことに伊丹や海未、米田たちは驚き穂乃果は見つめた。

「生きてます!?」

「生きてて悪い!私を誰だと思っているの宇宙No.1アイドルの矢澤にこよ」

「宇宙一ちいさい○リーザ」

「宇宙で地上げ屋はしてないわよ」

まあまあ、と穂乃果がとりなす。

「え〜と、矢島晶子さん?」

「オラ、ひろしとみさえとひまのこと好きだぞ。てなにやらせんのよ」

「え〜と、矢○真里さん?」

「ふん、あたしは悪くないから。バラエティでもなんでもやるから。じゃなくて!」

「矢澤にこちゃん。身長は25センチ?」

「そこまでちいさくない」

「すみません。話を脱線するのがあたしの悪いくせだよ」

「自覚ないのですか」

海未の言葉に納得する一同だった。

3レス目(154レス中)

新しいレスの受付は終了しました

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧