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たぶらされないか
ずっと抱えている悩みです
🔥理沙の夫婦生活奮闘記😤パート1️⃣😸ニャン

葛藤

No.119 13/11/11 03:05
匿名0
あ+あ-

≫118





電話してみようかな…。
でもそれは掟破り。




「今後、一切電話はやめてくれ」





織田さんに「朝、起こして」と言われた時だけしか私からは電話していない。
でも、もし…何かあったら…。



迷いながら電話を鳴らした。
だけど、怖くなってワン切りで切った。
すると、すかさず折り電が来た。




あ!怒られる(>_<)




「凛。
お前、島田さん飲みに誘ったのか?」





島田さん?
誰だっけ?
ちょっと考えて思い出した。
島田さんとは、営業部のイケメンだと有名な人。



全く覚えがない。
だって、接点すらないもん。




「誘ってないよ。
話す時だってないじゃない!」





「一服した時にでも誘ったんじゃないの?」





「誘ってない!
私、嘘はつかないよ。誰が言ったの?」




片付けをして帰る支度をしてる時に私の机に目が行ったらしく、そこにノートを破ったメモ書きがあったから見たら…




「飲みの件は喜んで!」
と、書いてあったらしい。




それを見て、ショックと怒りでしばらくボーッと考え事をしてた、と。
自分が放置する事が多いから、寂しくて他の男を誘ったのかと思ったらしい。




「具合悪くなったのかと思って心配した!
電話…ごめんね。倒れてなくてよかった」




「俺こそ、疑ってごめん。
このメモ、なんなんだ?」



私が聞きたいくらいだよ…。
「誰かのイタズラとしか考えらんないな」




「そっか…。
こういう嫌がらせ、他にもあるのか?」




「物がなくなるのは、何度かある。
でも大丈夫だから心配しないで。
あと、そのメモ捨てといて!」




「もうとっくにムカついて捨てた(゚〇゚;)」





他の男と飲みに行って欲しくない!
まだ、こんな気持ちでいてくれる事を知ると
なんだかホッと嬉しい気持ちになる私だった。



引き裂こうとされる事はかえって私の
「絶対に負けない!」と言う思いを強くさせた。
それを知った織田さんもまた「頑張ろうね!」と
「凛が頑張ってるんだから俺も負けない!」と
約束をした。



気づけば深夜2時半を回っていた。
「織田さん寝なきゃ(>_<)」




「たまには凛と話したかったんだ」




次の朝、有るはずのメモがない事に
気づくのは誰なのか、私と織田さんはコッソリと辺りを見回してみた。




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