正面から向き合うことの大切さ。障害児と暮らす親の悩み一覧とそれぞれへの対処

障害児と暮らす親の悩み

障害児を持つお母さんはとても孤独なもの。思い通りにならない子供の今後や、周りからの目。そして自分の心と戦わなくてはいけません。自らの子供が障害を持って産まれただけなのに、なぜこんなに世界が変わってしまったのだろうと嘆くお母さんも少なくはないようです。

親の悩み

その子供が持っている障害の重さによって違いますが、障害児を育てている親に共通する悩みは、大きく2種類に分ける事ができます。

子供の対応の仕方

障害児は、他の子供と違ってこだわりが強かったり、落ち着きがなかったりと、側でお世話をするお母さんにかなりの負担がかかります。

対処として

ただでさえ、肉体的疲労が蓄積する育児です。その上自分を責めてしまうと、精神的にも酷く辛い状況に陥っていまいかねません。

そうならないためにも、周囲に相談できる人を見つける事が得策です。自分にとって望むような答えをくれなくてもいいのです。自分の中でくすぶっている悩みや不満、行き場のない感情をただ吐き出す事ができるような相手を見つけ、少しでも自分の心の負担を軽減していくことで、精神的な重荷を取り除く事が肝心です。

周囲からの目や非協力的な態度に関して

周囲の理解が行き届いていないという点も大きな問題です。助けを求めても目をそむけられる。母親のせいだと責められる。一線距離をおかれてしまう…など、差し伸べられる手が少ない事も、お母さんを追いつめる原因になってしまいます。

対策として

障害児を持っている事は、何も悪い事ではないのです。前向きに希望を持って生きていく事のどこがいけないことなのでしょう。例え何かを言われても、堂々と言い返してしまってもいいのだと感じます。自分の子供を守る事は不自然な事ではありません。

周囲の理解というものは、一人の人間の努力ではどうにもならないもの。毎回毎回同じような態度で接せられると、世間が全て敵に見えてしまいますが、世界中の人が同じ価値観を有してはいません。あきらめずに行動する事で、同じ価値観の人と出会えるかもしれません。

さいごに

障害を持っている人は、心が素直で友達の気持ちが分かったり、ある分野に突出した能力を発揮したり、キラリと光る個性を持っている人が多いもの。結局はその人が持っている人間性に、障害のあるなしは関係ないようです。

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