逆子の胎動と普通の胎動の違い

逆子

逆子は子宮内で胎児の向きが逆になっている状態のことです。 胎児の足、臀部が下向きになっている場合は逆子と呼んでいます。

目次

逆子の種類

単殿位(たんでんい)

身体をV字状に屈折して両足が上になり臀部が下になっている。

複殿位(ふくでんい)

胎児が体育座りをしており足と臀部が同じ位置にある。(臀部は下向き)

膝位(しつい)

膝立ちして足を屈折した状態。(膝が子宮口向き)

足位(そくい)

足を伸ばして立っている。(足先が子宮口向き)

単殿位と複殿位は自然分娩が可能な場合がありますが、膝位と足位は帝王切開となります。

逆子の胎動

逆子の胎動は通常の胎動と異なります。通常はお臍より、やや上部に胎動を感じます。 逆子の場合は、胃の下辺りからお臍の上辺りで動きを感じる。肛門、膀胱、直腸をキックされて、押しつけられるような鈍痛を感じる。鼠径部付近で動きを感じる。下半身をキックされると同時に腹部に張りを感じる。逆子でも身体を動かしているので胎動は感じます。 胎動をよく感じる場所は胎児の足の部分で、脇腹、骨盤付近、膀胱付近の下腹部などです。膀胱を刺激されて頻尿になる方もいます。 通常の胎動と位置が違う為に痛みや感じ方も違います。 腹部に胎動を感じないことで逆子と気づく方もいるようです。 初産でない場合は特に腹部の衝撃を感じる位置が全然違うのですぐに逆子だと胎動があった時点で分かるようです。

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