妊娠初期・中期に起こる下腹部痛は子宮が大きくなっていることが理由

妊娠中期の下腹部痛の原因

妊娠中期になると下腹部痛を感じる方もいると思います。 痛みの特徴としては、交互に痛みがあったり、左右どちらかにあるなど痛みが偏っている点です。子宮全体や子宮の左右に同時に痛みがあることは少ないのが特徴です。 この時期の下腹部痛は子宮が成長することで子宮を支える靭帯に影響が生じることで起こります。大きくなってきた子宮を支える為に硬かった靭帯が伸ばされていきます。この伸ばされる速度が急激な為に下腹部、太ももの付け根に痛みや突っ張りを感じるのです。 痛みが生じる原因は、子宮が傾いたりねじれることで起こります。

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下腹部痛が起きたら

下腹部痛が起きた場合は、痛みがある側を下にして暫く横になることで改善されることが多く、この下腹部痛は妊娠週数が経過することで徐々に解消されていきます。しかし、日頃から注意しなくてはいけない症状は定期的な痛みや出血を伴う激痛などです。そういう場合は、早急に産婦人科を受診することが必要です。 通常は、片側のみの痛みです。万が一、両方、痛みを感じる場合は担当医に相談しましょう。

後期流産

胎児の染色体異常、受精児異常、子宮の炎症、ストレスなどが原因で出血、腹部の張り、下腹部痛、茶色のおりものなどが起こった場合は、切迫早産の可能性があります。妊娠12週から22週までに流産することを後期流産と言っています。 原因は、子宮異常、過度のストレスなど母体にがにあることも多いので、ストレスを溜めないように生活を送ることも大切になってきます。 上記のような異変が身体に起こったら早急に病院を受診してください。

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