妊娠中のママさんは要注意。生の魚はリステリア(listeria)という細菌を持っている可能性アリ

あなたは、リステリアという細菌を知っていますか? リステリアは、生魚に寄生する細菌です。健常者であれば、リステリアに感染することはないのですが、妊娠中は抵抗力が弱っているので20倍も感染しやすくなっています。

妊娠中の生魚とリステリア症。胎児への影響

妊娠中に生魚を食べるとリステリアに感染するリスクがあります。リステリアは通常は感染することがあまりありませんが、免疫力が落ちている妊娠中ですとリステリアに感染する可能性があります。すべての生魚がリステリアに汚染されているワケではありませんが、アメリカでは、毎年2500人程度の人がリステリアに感染しています。妊娠中にリステリア症になると胎児が死亡することもあります。母親が感染しなくても胎盤を経由してリステリアに胎児が感染してしまうリスクが出て来るので妊娠中に生魚を食べることは、あまりおススメできません。

海外では特に注意!

海外でも寿司ブームです。今では、日本のお寿司が外国でも食べることができますが、日本と違い生魚の処理が徹底していないことが多く衛生面にも不安が残る点が多々あります。タラや鮭には寄生虫が潜んでいることもあります。妊婦の体内に寄生虫が侵入すると胎児に栄養が送られなくなってしまいます。海外でのお寿司にはくれぐれも注意するようにしましょう。

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか