妊娠初期、レントゲンが胎児に与える影響とは

レントゲンを妊娠中に撮ることは、胎児への影響が心配になりますね。妊娠中にレントゲンによる被爆が胎児に与える影響を非常に敏感に受けとめてしまう方もいるようです。今回は、胎児への放射能に被爆した場合のことに焦点を絞って紹介したいと思います。

胎児としきい値

母親が被爆したことで胎児に悪影響が及ぶ放射能量のボーダーラインを「しきい値」と呼んでおり、通常は100mSv~200mSvとされています。このしきい値量以上の値の放射線量を浴びなければ、胎児には影響はないと言われています。このしきい値の量は、受精後の日数により変わってきます。受精して9日迄は、しきい値が50mSv~100mSvでも死に至ります。その後は、100mSv~200mSvの値が基準となってきます。

被爆線量の目安

それでは、100mSv~200mSvとはどれくらい放射線を浴びたら到達する数値なのでしょう。通常でも最大の数値は約80mSvです。この場合は、レントゲンではなくCTになります。総体的にレントゲンよりもCTの被爆線量は、大きくなります。レントゲンを妊娠していることに気づかずに撮っても問題ないとされていますが、かと言って妊娠中にレントゲンを撮ることは、あまりおススメできません。

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