妊娠2ケ月目の出血

不安定な時期の出血が不安に直結

茶色の出血

妊娠初期には、薄茶色のおりものを含めて茶色の出血は妊婦さんの3割~5割の人が体感します。その大半は、問題ない場合がほとんどです。 出血の状況により大丈夫かどうかが変わって来ると言えます。 出血の中でも、鮮血の場合は要注意です。 薄茶色から黒い出血は、色的に時間が経過したものなので、あまり心配しなくても大丈夫と言えます。 出血がなくても腹部に張りがあったり痛みを感じたときは、安静にすることが大切です。 出血ある場合は、生理ナプキンを使用して確認の為に病院を受診します。

出血状態の確認事項

以下の事項を確認してから病院を受診します。

  • 腹部の痛み
  • 腹部に張りがあるか
  • 張りがある場合は痛みはどの位か
  • どれくらい痛みが続いているか、痛みの間隔はどれくらいか。

出血の量や種類

  • 出血の量はどれくらいか
  • どんな色か
  • 臭いはあるか
  • 固形物などが含まれているか

その他

  • 吐き気、嘔吐、めまい、貧血、衰弱などの症状があるか。

体調に違和感を感じたら、必ず先延ばしにせずに早目に受診します。 無痛で茶色のおりもの程度の場合は、次回の検診まで先延ばしにしても良いと思います。 くれぐれも鮮血の場合には、至急、担当医に連絡しましょう。そして指示を仰いでください。 痛みや張りを感じた場合も、安静にして症状が治まっても念の為に医師の診断を仰ぎましょう。 出血で一番、怖いのはやはり流産です。 出血の症状で約15%の人が流産を起こていますが、妊娠初期の流産は染色体異常が主で、後天的要因が原因ではありませんので、あまり神経質にならないことも大切です。

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