妊娠中の女性に対する会社側の取るべき休憩に関する措置とは

妊娠中の女性への対応

妊娠中の女性が医師から指導を受けた場合、その指導内容を守る為に、会社側は勤務時間の短縮、作業の軽減などの措置を取らなくてはいけません。(男女雇用機会均等法による)

目次

妊娠中の休憩

医師から休憩に関して指導を受けている女性労働者から会社側に申し出があった時は、休憩や補食が可能なように休憩時間帯の変更、休憩時間の延長、休憩回数を増やすなど必要な措置を取らなくてはいけません。 妊娠中の休憩ですが個人差があるので状況を踏まえて会社の産業医、機会均等推進責任者などと相談して決定します。

事例

  • 部屋の一部をパーティションなどで区切り長椅子などを配置して休憩できるようにした。
  • 立ち仕事に従事している女性労働者の傍に椅子を配置して休憩を取れるように配慮した。

休憩時間はちゃんと休む

繁忙期など休憩時間を削って作業する職場もあると思いますが、あなたは妊婦です。仕事も大切ですが身体に負荷を必要以上にかけて体調が不調になることは逆に会社に迷惑をかけることになります。周囲が休憩していなくても、自分は妊婦だという自覚の元にしっかりと休憩時間は身体を休めて体力を温存しましょう。無理は厳禁です。

体調の良い時間を把握する

特に悪阻中は、体調に波があるでしょう。1日の中で調子の良い時間帯を把握して、その時間帯に仕事をするように時間帯を調節することで会社に迷惑をかけることが減るでしょう。午前中が調子が良いのであれば、早めに出勤して仕事をするなど上司に時間配分の件を相談すると身体の負担が結果的には減ることにもつながります。

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