妊娠中の仕事。従事の仕方と注意点

妊娠初期

まだ、流産の可能性があり体調も不安定で気持ち的にも不安で一杯の時期。 薬も服用を控えなくては、奇形児が生まれる可能性が出て来ます。 妊娠初期に起こるつわりは、異物を体内に取り込まないようにとの生理現象と言われています。 つわりだけでなく頭痛や便秘や微熱や倦怠感など、普段と違った体調の不調に仕事も休みがちになりがちです。 妊娠初期の立ち仕事は、胎児の成長が順調でママの体調にも特に問題がないなら仕事を続けても大丈夫です。 しかし、気をつけなくてはいけない点があります。

貧血気味の人

妊娠中は貧血になりやすいので、めまいや立ちくらみが起こったら休憩すること。

膀胱炎

トイレを我慢すると膀胱炎になりやすいので気をつけましょう。 膀胱と子宮は近いので胎児が菌に感染する可能性が出て来ます。

下半身の冷え

スカートなどの制服ですと下半身が冷えやすくなります。 立っていると下半身の血流が滞りやすいので、カイロ付の腹巻をしたり温かくなるインソールやストッキングなど、インナーを工夫して下半身を冷やさないように注意します。

静脈瘤

立っているとムクミます。 妊娠中は、ムクミやすく静脈瘤にもなりやすいので、加圧ストッキングを穿くなど心掛けたほうがいいでしょう。 妊娠初期ならば、リンパマッサージをしてムクミケアをするのもおススメです。 寝るときに足を高くして休むとムクミに効果があります。

妊娠中期

腹部が目立つようになる妊娠中期以降は、立ち仕事は向いていません。 できれば、育児休暇を取るか違う仕事をさせて貰うなどしたほうがいいのですが。 そういう話をすると退職を強いる上司もいるでしょう。 ただ、法律的には妊娠が原因で会社側には解雇することはできません。 育児休暇も「育児、介護休業法」第6条で決められています。 出産後も産後8週間は仕事をしてはいけないことになっています。(労働基準法第65条) とは言え、1+1が2といかないのが社会です。 仕事を続けるか辞めるかは、家族や会社とよく話し合い決めるのがベストでしょう。

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