妊娠中の仕事。夜勤勤務~看護師編~

妊娠中の夜勤(看護師の場合)

妊娠中の夜勤で流産したという症例は多いようです。 看護師間では「妊娠中の夜勤は流産のリスクがある」という諸説もあります。

目次

看護師の妊娠中の夜勤の現状

看護師にも夜勤免除の制度があります。ただ、人手不足な施設などでは夜勤免除の制度があっても活用することができない場合もあります。そういう過酷な現場状況が影響しているのか早産が35%、流産が10%とかなり高い割合で起こっています。 夜勤免除支援を受けられない看護師が職場で配慮されていた支援は、時間外勤務免除、時差通勤、悪阻休暇、通院休暇、軽作業部署への異動などでした。夜勤免除を受けることができても、人手不足などで夜勤をしたり、やはり無理を強いられることも多いようです。

夜勤と妊娠リスク

医学的には夜勤と早産や流産、妊娠中の体調などとの関係は解明していませんが、外国の調査では夜勤のみで仕事をしている女性は流産のリスクが約30%とアップすることが分かっています。夜勤だけでなく他の時間帯でも勤務している女性には特に目立ったリスクは確認されていないようです。

妊娠中の夜勤はリスキーなのか?

必ずしも妊娠中の夜勤が100%妊婦に悪影響を与えるとは言い切れない部分がありますが、通常の場合と比較すると看護師の早産の割合は約30%近く、1.7倍ほど高いことから見ても身体に与える影響がないとは言えないようです。 妊娠中の体調などは個人差があるのでそれにもよりますが、やはり少しでもリスクがあるのであれば夜勤は控えたほうが良いですね。

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