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無名の戦国武将( 5sifi )
09/08/13 14:50(更新日時)

PS2用ゲームソフト『太閤立志伝JIS+2D39』のプレイレポートです。

No.942448 09/07/02 21:07(スレ作成日時)

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No.1 09/07/06 18:29
無名の戦国武将 ( 5sifi )

遅くなりました。

まず始めに、亀以上のノロマ更新なので、そこはご了承下さい。


今回は新武将を作成してプレイしようと思います。



…むっ。



……むむっ。




………よし、できたぞ!


以下が主人公となる新武将のステータスです。


能力型:軍師(特殊)

統率:95
武力:34
政務:59
知力:95
魅力:70
能力合計値:353


技能

足軽:2
騎馬:2
軍学:4
その他:全て1


所持札

・回復
・堅守
・神速
・伏兵
・兵補充


…なかなかの器量人ですね。


シナリオは…まだ決めてません。


プレイするシナリオは、流亡の章(1549年開始)、日輪の章(1560年開始)、覇道の章(1575年開始)のいずれかでプレイしようと思っています。

…あっ!

説明不足でした!


機種はPS2で、ソフトは廉価版です。


ちなみに武士プレイで始めようかと思っています。


まだまとまってないので、今回のところはこれで失礼します。


それでは、また。


無名の戦国武将

No.2 09/07/07 08:52
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 1 …ああ、よく見たら2つ抜けてました。


新武将の名前ですが、遠野幸盛(とおのゆきもり)と名乗る事とします。


所持札

・熱湯


…これでOKです。


それではプレイするシナリオについてですが、流亡の章(1549年開始)を考えています。


所属する大名家は、関東官領・上杉憲政率いる、上杉家です。


幸盛は、その上杉憲政の子ですが、政略により他家を継いでいるので、現在は姓が異なっています。



では、当面の目標を以下の通りに定めます。


・北条家を滅ぼす

・関東地方の統一を成し遂げる
(同盟勢力による一部の土地の支配も認める。他家を従属させる事による支配も可能とする)


以上です。


当面の目標は、宿敵・北条家を滅ぼす事と、関東の秩序回復です。


それが関東官領を務める家の使命ですので。




それでは、また。



無名の戦国武将

No.3 09/07/07 12:03
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 2 間違いがあったので訂正。

正しくは…

×関東官領
○関東管領


あと、

上杉家=山内上杉家

…です。


まあ、これだけなんですが。(笑)


ついでに簡単な現状説明をしておこうと思います。


我ら上杉家は、上野国一帯と、武蔵国の一部を支配する大名家です。


我らは、越後国一帯を支配する、長尾景虎(のちの上杉謙信)率いる長尾家と良好な関係にあり、宿敵・北条家や武田家などの強国に対抗する為、同盟を結んでいます。

説明するまでもありませんが、北条家との外交関係は険悪です。

また、人材も国力も、北条家に比べて劣っています。

不利な状態ですが、態勢を立て直して北条を討ち、関東管領家の威光を天下にしらしめなければなりません。


こうして幸盛の闘いが始まります。



それでは、また。



無名の戦国武将

No.4 09/07/08 11:43
無名の戦国武将 ( 5sifi )

『神取川の戦い』


元服してから1年が経った幸盛は、足軽組頭から侍大将にまで昇進していた。


1551年7月、山内上杉家の本拠地・厩橋城にて。

上杉憲政『皆、揃ったようだな。
では、評定を始める!』

小姓『大殿、一大事にございます!
北条家の軍勢が、お味方の成田長泰殿の居城・忍城に向けて進軍している様にごさります!』

憲政『なっ、何だと!?
して、北条軍の兵数は?』

小姓『はっ、その数、約2万との事でござります。』

憲政『むむっ…、北条め、ついに攻めてきたか。
…よしっ、皆の者、出陣じゃ!!』

家臣一同『ははっ!』

憲政『幸盛、そなたの初陣じゃ。
大きな戦果を期待しておる!』

幸盛『ははっ!
お任せ下され!』


1551年7月、北条家の軍勢2万が、武蔵国に向けて侵攻しているとの報が入った。

No.5 09/07/08 11:48
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 4 武蔵国・神取川付近にて


憲政『どうやら、氏康自ら軍勢を率いておるようだな。』

幸盛『その様にごさりますな。』

憲政『河越夜戦での恥、今こそ、そそぐ時ぞ!
皆の者、北条軍に目にものを見せてやれい!』

一同『オオッ!!』

憲政『…かかれい!!』




一方、北条軍では…


北条氏康『憲政め、のこのこと出てきおったわ。
いくら兵を集めようが、率いる将が凡庸ではのう。
…格の違いを見せつけてくれるわ!
ゆくぞ!!』

配下の将兵『オオッ!!』


こうして上杉憲政率いる上杉軍1万4千と、北条軍1万7千の戦いが行われた。

のちにこの戦いは『神取川の戦い』と呼ばれる事となる。

No.6 09/07/08 12:30
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 5 『敗戦』


精鋭揃いの北条軍に対し、初陣の幸盛を始め、上杉軍は奮戦したが、小競り合いが続くにつれ、兵力差は次第に大きくなり、憲政本隊は壊走し、上杉軍は敗北した。


憲政『くっ…。』

幸盛『お味方は総崩れでございます。
…撤退も致し方無しかと存じます。』

憲政『……やむを得ぬ、引くぞ!
全軍退却じゃ!!』

幸盛『父上、殿はこの幸盛が務めまする。』

憲政『…うむ。
頼んだぞ、幸盛。』

幸盛『…はっ。』



しばらくして…


伝令『北条軍、追撃してきます!』

幸盛『…父上、それがしに3千程、兵をお与え下さい。
…命に代えましても、ここは食い止めてみせまする。』

憲政『…ならぬ!
ここでそなたを失いとうない!』

幸盛『…このままでは追いつかれるのも時間の問題。
もし追いつかれたら、我ら全員、討ち死にします。』

憲政『では、業正に援兵を要請しよう!』

幸盛『…残念ながら、今、要請しても間に合いませぬ。
それがしが時間を稼ぎますゆえ、ここはそれがしに…。』

No.7 09/07/08 12:42
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 6 憲政『……幸盛、死ぬ事は許さぬぞ。
良いな!
必ず、生きて帰ってこい!!』

幸盛『ははっ!
必ずや!
(…父上、さらばです)』


幸盛『皆の者、よう聞け!
これより、父上が厩橋城にご帰還なされるまでの時間を稼く!
…力の限り戦うのだ!!』

将兵『オオッ!!』




一方、北条軍では…


北条氏康『…むっ?
何やら敵の一隊がこちらに向かっておるようだな…。
…愚かな、軽く捻り潰してやれ!!』

将兵『オオッ!!』




幸盛『…かかれい!!!』

No.8 09/07/08 13:30
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 7 幸盛『それがしは、上杉憲政の子・遠野幸盛なり!
この首、取れるものなら、取ってみよ!!』

幸盛がそう言い放つと、北条軍の兵達は、一斉に我先にと幸盛目指して突撃してきた。

幸盛はこれに対し、配下の将兵とともに槍をふるって応戦する。

激しい攻防が繰り広げられる中、氏康は配下の備大将に尋ねた。

氏康『あの勇壮に戦う若武者は一体何者か?』

備大将『あれは憲政の子で、名を遠野幸盛と申す者にごさります。』

氏康『ほう…。
…殺すには惜しいが、生かしておけばいずれ災いをもたらすやもしれんな。
…あの幸盛と申す者を狙い撃て!』

備大将『…鉄砲隊、前へ!
…撃てい!!』

ドーン、ドーン、ドドドドーン!!!

銃声がした後、幸盛は、崩れるようにして地面に倒れた。

幸盛『……ぐっ。
…父…上、…申し…わ…け……あり……ま…せ………ぬ。』

将兵『若殿!!!
…おのれ!!
よくも若殿を!!!』

ドーン、ドーン、ドドドーン!

『…ぐわあ。』

『無念…。』




こうして、幾多の将兵達が戦場に散ったのである。

No.9 09/07/08 19:02
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 8 『関東管領家の滅亡』


神取川の戦いから半年後、再び北条家の軍勢2万が、今度は上杉家の本拠地・厩橋城へ攻め込んできた。


先の戦いの後、忍城城主・成田長泰は城ごと北条家に鞍替えした為、この機に、弱体化した上杉家を滅ぼしてしまおうという魂胆である。

当主・憲政は、『救援が望めぬなら籠城しても勝ち目は無い』として、わすが6千の兵を率いてこれを迎えうったが、やはり多勢に無勢である。

上杉軍は北条軍に散々に打ち負かされた。

幸盛の弟の龍若丸は、北条軍に捕らえられて処刑され、家臣の大谷休泊は浪人の身となった。

憲政は、同盟相手の長尾景虎を頼って越後国へ逃走し、ここに戦国大名としての上杉家は滅亡した。

憲政の重臣で、箕輪城城主の長野業正は、独立を宣言。

大名となって主君の遺領を守り、いつになるか分からない帰還を待つという決断を下した。





その頃、武蔵国・江戸の町の民家で、手厚く看病されている1人の若者がいた…。

  • << 11 『生還』 町民女『お侍様! 気が付かれましたか?』 ???『…?? ここはどこだ?』 町民女『ここは武蔵の国にある江戸の町でございます。 お侍様が倒れておられた所を私の夫達が通りかかり、こちらに…。 その後、町の医師を呼んで、診察をお願いしました…。』 ???『…江戸の町!? (何故、私はここに…?)』 しばらくすると、1人の男がやって来た。 町民女『…ああ、お前様!』 町民男『お侍様!! 大事に至らなくて良かった…。 数日間、ずっと寝たきりの状態だったのですよ。』 ???『………。 そうか、そなた達が看てくれたのか…。 ……礼を申す。』 町民男『そんな、とんでもない! 手前共は当然の事をしたまででございます。 ………お侍様?』 ???『…むっ! こうしてはおれぬ!! 急ぎ、城に戻らねば!! …………ぐっ。』 町民女『いけませぬ! そのようなお体で。 しばらくは安静にしませぬと!』 ???『……くっ。 (…父上は、ご無事なのだろうか… ご無事だと良いのだが…)』

No.10 09/07/09 14:00
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 9 訂正。

×神取川
○神流川

でした。

No.11 09/07/09 23:18
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 9 『関東管領家の滅亡』 神取川の戦いから半年後、再び北条家の軍勢2万が、今度は上杉家の本拠地・厩橋城へ攻め込んできた。 先の戦いの後、… 『生還』



町民女『お侍様!
気が付かれましたか?』

???『…??
ここはどこだ?』

町民女『ここは武蔵の国にある江戸の町でございます。
お侍様が倒れておられた所を私の夫達が通りかかり、こちらに…。
その後、町の医師を呼んで、診察をお願いしました…。』

???『…江戸の町!?
(何故、私はここに…?)』


しばらくすると、1人の男がやって来た。


町民女『…ああ、お前様!』

町民男『お侍様!!
大事に至らなくて良かった…。
数日間、ずっと寝たきりの状態だったのですよ。』

???『………。
そうか、そなた達が看てくれたのか…。
……礼を申す。』

町民男『そんな、とんでもない!
手前共は当然の事をしたまででございます。
………お侍様?』

???『…むっ!
こうしてはおれぬ!!
急ぎ、城に戻らねば!!
…………ぐっ。』

町民女『いけませぬ!
そのようなお体で。
しばらくは安静にしませぬと!』

???『……くっ。
(…父上は、ご無事なのだろうか…
ご無事だと良いのだが…)』

No.12 09/07/09 23:39
無名の戦国武将 ( 5sifi )

>> 11 その日の夜…



???『……眠れぬ。』


???は、なかなか寝付けず、外へ出た。


しばらくすると……何であろうか?


…何やら人の気配のようなものを感じる。


???『…そこにおるのは誰じゃ?』


???は背を向けたまま話し掛ける。


どうやら『影』のようだ…。


忍者『…遠野幸盛殿とお見受け致しますが?』

幸盛『……ならば、どうする?』


幸盛は腰の刀に手を掛ける…。


忍者『関東管領・上杉家は滅亡しました。』

幸盛『…なっ、何だと!!
それはまことの話か!!』


幸盛がそう言うと、『影』はこれまでの出来事を全て説明し始めた。

No.13 09/07/22 08:19
無名の戦国武将 ( 5sifi )

『幸盛、業正を頼る』


『影』から事の全てを聞いた幸盛。

幸盛『度重なる宿敵・北条家の侵攻により関東管領家は滅亡、当主である父上は盟友・長尾景虎を頼り、越後国にある長尾家の本拠地・春日山城へ。
上野国の箕輪城主・長野業正は独立し、父上の遺領を守っているとの事。
ここはひとまず、業正を頼るか…。』


数日かけて馬を飛ばし、幸盛は箕輪城に辿り着いた。

幸盛が登城しようとすると、門番に引き止められた。

門番『おい、待て!
見掛けぬ顔じゃな…。
見たところ、当城の者ではあるまい。
一体何者じゃ!』

幸盛『先に滅亡した山内上杉家当主・上杉憲政の子の遠野幸盛と申す。
城主の長野業正殿にお目にかかりたいのだ。
ここを通してもらえぬか。』


幸盛がそう言うと、門番は驚いた顔して、幸盛を見た。
しかし…


門番『何を申すか!
先の神流川の戦いの際に、幸盛様は討死になされたわ!!
その幸盛様がここにおられるはずは無い!
…おい、誰かおるか!!』


門番がそういうと、その声を聞いた城兵達が集まってきた。

No.14 09/07/25 06:52
無名の戦国武将 ( 5sifi )

小姓『どうかしましたか?』

足軽『騒がしいな…。
どうしたんだ?』

騒ぎを聞きつけた城兵達が集まって来た…。

門番『…こやつは、今は亡き幸盛様の名を語り、当城に忍び込もうとした曲者じゃ!!』

足軽『…何!!
貴様!一体どういうつもりか!!


そう言いながら、城兵達は幸盛を取り囲み、逃げられない様にした。

門番『おい!貴様は北条の手の者でござろう!
今ここで斬って捨ててくれるわ!!』

城兵達は一斉に刀を抜き、幸盛もそれに合わせた。

幸盛『(…くっ!それがしは討死にした事になっておるのか…)』




…あの時、幸盛は満身創痍になりながらも、奇跡的に一命を取り留めた。

幸盛が目を覚ますと、辺り一面、血で大地が赤く染まり、屍だらけであった…。

その光景を目の当たりにすれば、誰でも気付くであろう、しばらく前まで、ここが『地獄』であった事を…。

幸盛『…そ、それがしは…生きて…いる…?
……はははっ…。
これが、戦か…。
とんでもない世に生を受けたのだな…。
(体に力が入らぬ…。
ここで…果てるか)』

No.15 09/07/25 19:37
無名の戦国武将 ( 5sifi )

???『…一体、何の騒ぎか?』

その声に、幸盛は現実に呼び戻された…。

落ち着いた、しかし威厳のある声…。

それは聞き覚えのある声であった。


足軽『…上泉様!!』

上泉秀綱『騒々しいな。
…何事か?』

足軽『…はっ!
今は亡き幸盛様の名を語り、当城に侵入しようとした曲者を、今まさに成敗せんとしていたところにございます。』


幸盛『…師匠、久しゅうごさる。』

幸盛がそう言うと、秀綱は臣下の礼をとった。

秀綱『若殿!
…よくぞご無事で。』

幸盛『師匠も、息災であったか?』

秀綱『…はい。
無事のご帰還、心よりお慶び申し上げます。』


門番『…本当に幸盛様であったとは…!!』

秀綱『何じゃ!
無礼であるぞ。』

一同『はっ、ははっー!!』

幸盛『…気にせんで良い。
それよりも、業正に会いたいのだが…?』

秀綱『幸盛様のご帰還とあっては、殿もさぞかし喜びましょうぞ!』

幸盛『では、そこの者!』

小姓『はっ!』

幸盛『業正の元へ案内せよ。』

小姓『ははっ!』

No.16 09/07/25 20:12
無名の戦国武将 ( 5sifi )

スレ主です。

見て下さっている方の為、少しずつ架空の登場人物の紹介などをしていきたいと思います。


遠野幸盛

『戦国立身伝』の主人公で、架空の戦国武将。山内上杉家当主で、関東管領・上杉憲政の養子。龍若丸の義兄。長野十六槍の筆頭・上泉秀綱(後の剣聖・上泉信綱)を武芸師匠にもつ。かつて北条家に滅ぼされた有力豪族、遠野家当主・幸直(ゆきなお)の嫡子。聡明で信義に厚く、温厚篤実な性格である事から、養父・憲政の寵愛を受けている。


こんな感じでいきたいと思います。

No.17 09/08/02 07:42
無名の戦国武将 ( 5sifi )

箕輪城内にて…

長野業正『…では、宜しく伝えてくれい。』

???『承りました。』

小姓『…ご会談中失礼致しまする。
殿、お人払いを。』

???『…それがしは、これにて。』

そう言うと、???は立ち去った。

業正『如何した?』

小姓『お喜び下され!
憲政様のお子・幸盛様はご無事でござります。
先刻、当城にお出でになり、殿にお会いしたいとの事。』

業正『何っ!?
…すぐにお通しせよ!』

小姓『ははっ。』


幸盛『業正殿、久しゅうごさる。』

業正『若殿!!
…よくぞ、よくぞご無事で。』

そう言うと業正は涙をこぼしながら、頭を下げた。

業正『申し訳ござりませぬ…!
我らの力至らず、上杉家は…。』

幸盛『…間者より既に報告を受けておる。』

業正『…申し訳ござりませぬ!』

幸盛『…いや、そなたらの責ではござらん。
むしろ、そなたらの忠義、嬉しく思っておった。』

業正『…勿体ない仰せにござります!』

幸盛の言葉に、業正はより一層の忠誠を誓うのだった。

No.18 09/08/11 16:10
無名の戦国武将 ( 5sifi )

業正『…さぞかしお疲れのご様子。
せめて本日のところは、当城でお休みになられては?』

幸盛『…いや、気持ちは有り難いが、それがし、一刻も早く父上にお会いしたい。』

業正『左様でございまするか…。
…どうか、お気を付けて。』

幸盛『…うむ。
この城は今まで通り、そなたが守ってくれ。
いずれ時機が来たら、その力を上杉家に貸してほしい。』

業正『…ははっ!
お早いご帰還、お待ちしておりまする!』

幸盛『達者でな。』


こうして幸盛は、その日のうちに箕輪城を後にした。

幸盛『(…父上!
幸盛はこれより、父上の下へ参ります!)』



上野国・山中にて


幸盛『(辺りがすっかり暗くなってしまったな…。
やむを得ん、今宵は野宿するか…。)』

幸盛は近くの大木に馬の縄を結ぶと、野宿の準備を始めた。

水や食料、資金等は箕輪城を出立する際、渡されていたので、何ら問題は無かった。


幸盛『(…むっ?)』


付近を探索していると、古びた小屋を発見した。

幸盛『(…有り難い。
使わせてもらうぞ。)』

No.19 09/08/13 14:50
無名の戦国武将 ( 5sifi )

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今まで私のレスを読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

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