注目の話題
離婚の申し出、無視出来る?
俺の彼女がクソすぎる
離婚しても構わないでしょうか

【15歳♀◇人間】

レス10 HIT数 1208 あ+ あ-

紅姫( 10代 ♀ j24di )
09/02/05 15:56(更新日時)

この話しは、私のこれまでの人生を物語にしたものです。

ほとんどノンフィクションの予定ですが、記憶が曖昧な部分も多々あります。
なので、完璧なノンフィクションという訳ではございません。

尚、登場人物や建物の名前は架空のもので、現実とは一切の関わりはありません。

前に、*人生*の題名で書いた事がありますので、再び書くと言う事になります。
なので*人生*と物語がかぶっていると思いますが、二つ共私が書いた(書く)物なので、あしからず。

感想などは随時募集中です。

No.934402 09/02/04 17:25(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1 09/02/04 17:48
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

"キンコ~ン カンコ~ン"

学校のチャイムが授業の終わりを告げる。

―小学六年の夏。

私は、[学校]と言うモノをかなり有意義に過ごしていた。

「紅姫は、今日火曜日だからバスケでしょ?」

『そうだよ~。彩夏(アヤカ)は今日歌ないの~?』

「歌って、言うなよー。合唱は今日、他の習い事で休むの!!」

『過労死すんなよ~。(笑)』

「そんな事で死にません~だ!!」

『アハハ☆人間死ぬ時は意外とポックリだぞ★』

「そうかもね。(笑)」

『だろ?(笑)そんじゃ、鈴(レイ)誘って帰るべ。』

私は小学の頃、バスケットのクラブチーム(?)みたいな所に入っていた。
彩夏とは、小五の頃から親友で鈴は私と同じバスケのチームで、独りだったから、無理矢理私の親友グループに入れた←
親友達は快く、鈴を向かい入れてくれた。
鈴もすぐになじんだ。


☆,

No.2 09/02/04 17:52
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

>> 1 そんで今では、私と彩夏と鈴と後3人で6人の親友グループが成り立っていた。

『鈴~。帰るべ~。』

鈴「あっ、今日は恵梨(エリ)と帰る。」

『そっか~。なら、しゃーないね☆バイバ~イ。』

恵梨とは鈴の近所の人で、恵梨も又、バスケをやっている。

でも、親友グループに入ってからの鈴は常に私達と共に行動してたから、恵梨と鈴が帰るのはハッキリ言って珍しい事だ。
でも、私は特に気に止めなかった。


この時の私は全然知らなかったんだ。
運命の歯車はすでに狂っていた事に…。



☆,

No.3 09/02/04 18:05
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

「じゃあ、ペア組んでね。走るよ~。」

キャプテンの呼び声で練習が始まる。

皆が、どんどんペアを決めていってるけれど、私は決めない。
何故かって?まぁ、イジメに入んない程度のイジメだ。

前に…、

『夏(ナツ/チームメート)ペアやろ~。』

「ちょっと待って。」
(なんか、皆に「空いてない?」って聞きまくる。そして、空いてる人発見!!)

「ゴメン~。ペアいる~。」

これと何回も同じ事があり、しかも夏だけではなく、チームメート全員この対応。

ペアなんて作んなくても、余った人が自動的に私とペア。
私とペアをやりたい人はいないみたいだった。

簡単に言うと嫌われていたみたい。(笑)

『前まではこんな事はなかったのにな…。』

バスケをやる時はそんな事を感じていた。



☆,

No.4 09/02/04 18:20
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

>> 3 練習も最後の方に差し掛かり、5対5の試合形式になった。

私は2・3・4クォーターに出場していたが、3・4クォーターはいわゆるベストメンバー。
なので、1クォーター対2クォーター。

因みに、鈴は残念なことに試合には出れない。

「紅姫もっと走れ!!」

そう怒鳴るのは、顧問の町下(マチシタ)先生。

1クォーター対2クォーター…。
成績は五十歩百歩。
因みに私のポジションは、フォワード。
仕事は点を取りに行く。

でも、ハッキリ行ってガードからボールをもらわないと点数は取りに行けない。

2クォーターはそこまで酷くないが、3・4クォーターはボールが回って来ない為、ただ走ってるだけ。
(疲れるから、歩いたら先生に怒られる。)



☆,

No.5 09/02/04 18:28
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

>> 4 『ハァ~~~。疲れた。』

練習が終わって更衣室で着替える。
皆はここでお喋りタイムだが、もちろん私は喋んないでさっさと着替える。
そして近所の人達を下で待つ。
(一緒に帰んないと夜危ないから。)

今までは、隣に鈴がいたが、今はいない。
他の人達と話してるみたいだ。

『まぁ、人と仲良くなる事は良い事だしね。』

実は、凄く寂しいけど、[一緒に居て]と言うのは自分のワガママ。

『寒いな…。』



☆,

No.6 09/02/04 19:04
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

朝、バスケは朝練もある。
早く起きて、早く家を出る。

練習は、午後よりもかなりシンプルな内容だ。

そして教室に行く。

『教室に行ったら、親友達がいる。』

その支えがあったから、バスケでの人間関係が悪くても学校に行けた。

『おはよー☆』

彩「おはよー☆」

詩「おはよー♪」

『…?アレ?今日はコレから雨かい??』

彩「うん。多分大洪水♪」

詩「なっ!!2人共酷い!!私だってたまには早く来るよ!!」

『嘘々。冗談だよ。(笑)』

詩「むぅ~。」

彩「あ~。膨れた。(笑)」

詩織(シオリ)は、朝が苦手な子だ。
因みに、親友グループの一人である。

花「何々~どうしたの~??」

『花音おはよー☆ただ、詩織のほっぺにタコなしのたこ焼きが出来ただけ♪』

花「マジで~!!本当だ~。可愛い☆(笑)」

花音も親友グループの一人。

朝から凄く笑顔になれる。

"やっぱり、私の居場所はここだ…。"そう思う。



☆,

No.7 09/02/05 08:36
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

「このアンケートは、今日中に書いて出してね。」

先生が配ったのは、《イジメに関するアンケート》だった。
内容は、○×で問いに答えるものだ。

『めんどくさいな…。』

私はめんどうなので、アンケートを書かないで鞄の中に入れた。



☆,

No.8 09/02/05 08:59
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

>> 7 -次の日

先「今日は、授業は自習にします。」

先生がいきなり、そんな事を言い出した。
そして…、

先「紅姫は、ちょっと来なさい。」

私は、先生に言われた通り先生について行った。
着いたのは、普段は使われない教室だった。

先「紅姫はこのアンケート出した?」

いつの間にか、この場の空気が凍りついた気がした。

先「ねぇ…出した?」

『えっ…あっ。あの昨日なくしちゃって…。』

先「もう一枚あげるから、教室戻って書きなさい。後、他に出してない人がいたら書く様に言って。」

『は…はい。』

私は、アンケートのプリントを持って教室に戻った。

そしたら皆、「どうしたの?」と聞いてきた。
だから、あの凄く怒っていた先生の事や雰囲気や超ヤバい事など、皆に話した。

皆、ビックリしていた。

そして、一人一人先生に呼ばれて言って、帰って来たら泣いている者まで現れる様になった。

普段はうるさい皆が、恐怖からか真面目に自習をしていた。



☆,

No.9 09/02/05 09:17
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

彩「あの呼び出しなんなんだろ~。」

授業が終わったら、早速親友達で集まった。

『さぁ。知らんけど。…何で私が一番に呼びらされるん?!?!』

詩「アハハ☆確かにね~。(笑)」

花「あのさ、私聞いたんだけど、イジメをやったかやってないか聞かれるみたいだよ…。」

『はぁ?何それ??』

実「めんどくさいね~。」

(実砂は親友グループの一人。)

彩「てかさ、そういう事ならアイツが原因だよね。きっと…。」

アイツと言うのは、[光/ヒカル]の事である。
イジメと言うイジメは受けてないが、まぁ、イジメはあったのだ。

詩「私、噂聞いたんだけど、光のお母さんが「うちの子がイジメられている!!」って、学校に乗り込んだらしいよ。」

『あぁ~。なるほどね~。原因がわかったよ…。』

彩「光のお母さんって、凄いね…。…てか、次の授業もやるの?コレ??」

花「多分ね~。」

実「まぁ、疲れるけど頑張ろ!!」



☆,

No.10 09/02/05 15:56
紅姫 ( 10代 ♀ j24di )

>> 9 授業はほとんどが自習になり、学校が終わった。

そして、バスケの練習に行くとここでも呼び出しがあるみたいだった。
多分、時間が足りないからだろう。
1、2分話すだけみたいだった。
私もついに呼ばれた。

先「紅姫は光ちゃんがイジメられてるの知ってた?」

前よりは酷くないが、やはりその場の空気は冷たかった。

『いや…。イジメと言うか…。友達と一緒に歩いてる時に友達がツーって、離れた時に後ろに光がいた事はあったけど、これと言ってイジメってのは…。』

先「その友達は誰?」

『えっ…ちょっと、忘れてしまって…。』

先「本当に?」

『はい…。』

先「それ以外はないの?」

『ないと思いますが…。』

先「ならバスケの練習に戻って良いよ。呼び出してゴメンね。」

『あっ…はい。』

こんな感じでやりとりは終わった。

私はハッキリ言って、光はそこまで[イジメ]ってほどのイジメは受けてないと思う。
光は、基本人と話しをしないし、話しかけない。
だから、皆、光と話さない。
だから、これはイジメなんかではないと思う…。



☆,

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

5/28 サーバメンテナンス(終了)

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧