SWEET☆スパイシー

登場人物》

☆優しき少女☆

白雪 姫奈（ヒメ）

☆小悪魔王子☆
夢野 騎士（ナイト）

☆夢の案内人☆

クラウド・クリス

☆小悪魔王子の使い☆

シアン・レオ

☆姫奈の使い☆

レン・クロス

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★小悪魔王子の元カノ★

黒沢 胡桃（クルミ）

★ブラック王子★

一ノ瀬 悠正（イチ）

★元カノの使い★

クロネコ・ミラ

★ブラック王子の使い★
イノセント・ユラ

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みなさん。こんにちわ。私は白雪 姫奈（ヒメ）。22歳。眠い中いつも通り学校へ行く、この道を歩いていたら後ろに周りから王子と噂されてる夢野 騎士（ナイト）が声かけてきた。

騎士『おーーっす。』

後ろ振り向いて私も挨拶する。

姫奈『おはよー。』

普通に会話しながら歩いてたら後ろから王子の元カノ黒沢 胡桃（クルミ）が、やってきた。そして胡桃は王子に抱き付いて声かけた。

胡桃『おはよ～ん。騎士～♪』

ちらっ。胡桃は私を邪魔みたいな目で見た。

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騎士『ちょ…抱き付かないで。』

胡桃『いいじゃない～♪元カノなんだし～♪』

胡桃の態度に姫奈はムッとした。

なによ～。元カノだからってベタベタしちゃって。ぷいっ。

姫奈『夢野くん。私はジャマみたいだから先いくね。』


騎士は、その言葉に驚き

騎士『白雪さん。まって。』

騎士は姫奈を追いかける。


胡桃『ちょっと～。騎士～。』

胡桃は騎士を追いかける。

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これが毎日の日課だった。

しかし、この日の夜、夢の中で一人の男性に会い私は、ためらわず夢の中で声を、かけた。

姫奈『貴方は誰？』

クラウド・クリス『僕の名前はクラウド・クリス。夢の案内人さ。君は？』

姫奈『私は白雪 姫奈よ。クラウドさんは何をしてるの？』

クラウド・クリス『君に伝えたい事があって夢に出て来たんだ。実は今ｷﾐがいる人間界に2人の姫と2人の王子がいる。しかし暗黒の国から来た姫と国王の国から来た王子は人間界を魔界の国にしようとしている。それを止めるにはｷﾐの最大のパワーが必要なんだ。協力してくれないか？』

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姫奈『わかったけど…どうやって探すの？』

クリス『ｷﾐにコレを授けよう。コレがあれば、きっと何かが、わかるはずだ。いざ必要な時に使うとイイ。それじゃ、また。』

そういって夢の案内人は消えていった。

―土曜日の朝―

起き上がると枕元には見たこともない水晶とペンがあった。

そして目の前には見慣れない姿をした魔法使いらしき人がいた。

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姫奈『貴方だれ？？』

レン・クロス『私はレン・クロスと言います。貴方の使いとして仕えさせて、いただきます。』

姫奈『このペンと水晶は何？』

レン・クロス『ペンは相手の心を知りたい時や変身したい時に使えます。水晶は何が起こるかを知らせてくれるようになっています。』

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姫奈はペンを使ってレンが出した何も書いてない魔法の本に相手の気持ちが知りたい人物の名前を書いてみた。
夢野 騎士（ナイト）。
気付いたら好きな人を書いていた。
そして、うっすらと本に文字が浮かび上がった。
「今は好きな人が、いないんだよな～。」

それが騎士の気持ちだった。

姫奈は嬉しそうに「そうなんだ～♪♪」と納得しアプローチする事を決意した。

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校庭で夢野くん見かけた姫奈は声かけた。

姫奈『おはよー、夢野くん。』

夢野騎士『おはよう。白雪さん。』

姫奈『ねぇ知ってる？』

騎士『何が？』

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姫奈『さっき先生から聞いたんだけど今日、転校生が2人くるんだって！！』

騎士『そうなんだ。どんな人だろね。』

歩きながら教室へ向かう姫奈と騎士。

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担任の先生『えー、それでは2人の転校生を紹介します。』

「わぁ～、cool系な女の子と優しそうな男の子だけど仲良くなれるかな。」と私は、そう思っていた。

胡桃『はじめまして。黒沢 胡桃（クルミ）です。よろしく。』

悠正『一ノ瀬 悠正（イチ）です。よろしく。』

自己紹介おわった後、先生は座る席を言った。

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担任の先生『一ノ瀬くんは白雪さんの隣り。黒沢さんは夢野くんの隣りね。』

席に向かう2人。

席に着く前に隣りに挨拶しようとした一ノ瀬くんは白雪さんに、ひとめぼれした。

白雪『私、白雪 姫奈（ヒメ）です。よろしくね。』


とびきりの笑顔に、ますます惚れた一ノ瀬くん。

一ノ瀬『よ…よろしく。』

そう言って一ノ瀬くんは席に座った。

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そして黒沢さんは席に着こうと横みたら元カレ・夢野くんを見て…こう言った。

胡桃『あれ～？久しぶりね。夢野くん。』

騎士『…黒沢さん…。』

姫奈は「夢野くんの知り合いかな？」と疑問を持ってしまった。

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