記憶か記録か…ドラマ日記 8
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連ドラの感想、まとめ等
シーズン毎に記録して行くスレです。
基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。
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【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「誘拐の日」7話。
【すべての謎が繋がる】←いやいや肝心の七瀬家の防カメ映像を、2度も途中で視聴ストップして焦らしてるし。汐里が何で芽生に冷たいのかも不明だし。政宗を信じる人がどんどん増え、鮫洲も戦えば須之内を倒せるのに、意図的に凛と政宗を逃したフシが有るよね。捜査1課に捕まる寸前、自分を初めて一人の子供として扱ってくれた政宗と離れたくないと泣く凛。政宗は逮捕され引き離された凛が泣き叫ぶ「パパ!」にはグッと来た。次回最終回。凛と政宗は何を思い出したのか、スッキリ終わらせて欲しいね。
脚本=丑尾健太郎 演出=深川栄洋
「最後の鑑定人」8話。
【遺言書の秘密】
『戸籍上の実子でも親子に血の繫がりが無い場合、法律上の実子とは認められず相続権が無い、血縁が無い者に相続させたい場合は養子縁組をしておく。』この事を知らないで8話を観たから、えっ、何で相続権が無いの?と頭の中は?マークで埋め尽くされ、その後の相田弁護士の、早口の相続出来る方法が有るとの説明も全然頭に入って来なくて、観終わってからネットで調べて、初めて『』内に書いた様な事が前提になっている話だったんだと納得した次第。それならそれで兄妹のどちらかが相田に質問して、『』の様な説明を受けるシーンを入れておいて欲しかった。そうすれば話がもっと分かり易くなったのにね。
脚本=紗嶋涼 演出=宮木正悟
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「ちはやふる-めぐり-」8話。
【第八首「おぐらやま」青春は何度でもめぐる】
八雲は何かやらかすとは思っていたけど、勝つ事前提のプレッシャーに押し潰されて負けて、挙げ句にまだ敗者復活戦が有るのに逃亡してしまった。まあ見付かる範囲で留まっていたのは可愛いけど。凪の話しためぐるの非認知能力の高さというのは唐突過ぎて、八雲だけでなく私もピンと来なかったけど、凄い集中力で劣勢を挽回して勝利とか、かなりのご都合主義発揮で、以前の様に素直に感動は出来なかったなあ。映画版のOBがちょこちょこ出て来ても、観てないから感慨も無いしなあ…。
脚本=小泉徳宏、本田大介 演出=吉田和弘
「しあせな結婚」7話。
【犯人からの手紙】←って、出頭した考が皆に宛てた置き手紙じゃん。
考が幸太郎の弁護を断ったのは、切れ者の幸太郎が本気を出したら、真犯人を炙り出してしまうからよね、きっと。意外だったのは黒川が考の供述に違和感を持ち、必要な捜査をきちんとして、考の供述の矛盾に辿り着いた事。ちゃんと刑事してるじゃんって。レオの部屋から出火して、ネルラが起こしても起きないレオ。その顔があの時の布勢の顔に重なりネルラの記憶が喚起。あの時考は「お前はやっていない、殺したのは俺だ」と誰かに諭していた。レオだと思うけど、致命傷を与える力がレオに有ったのかな。
脚本=大石静 演出=星野和成
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「愛の、がっこう。」8話。
【校内暴力】←このサブタイの意味?
川原は愛実に、愛実父が部下からパワハラで訴えられている事を教えて、二人できちんと話し合った方がいいと伝えたり、カヲルに会いに行ってあの日の事を直接謝罪したり、憑き物が落ちたみたいにまともな大人に見えた。カヲルが表沙汰にしなかったのは、愛実の結婚が破談になってしまうと思ったからと、あくまでも愛実本位の考え方。少しは川原の心に響いたかな?愛実母も遂に夫に反抗。お玉で夫の頭を叩き、娘を逃がすというね。でも彼女にしてみたら凄い反抗よね。
脚本=井上由美子 演出=高橋由妃
「能面検事」全8話終了。
【能面vs存在しない犯人】
笹清の実況見分の日時が、各遺族に手紙で伝えられた時点で、犯人もしくは協力者が警察か検察内部に居る事は明白だった訳だけど、ここは情報を漏らした協力者に留めて、こいつならこの大掛かりに見せ掛けた犯罪をやりかねないと納得出来る様な犯人を用意して欲しかったなあ。緑川巡査が爆弾を作れたり、7話の間柴をどうやって見付けたのかとか、ご都合主義の方が勝ってしまっていて、期待していた分、がっかりした最終回だった。
能面の対比で置いた感情剥き出し設定の事務官もやり過ぎで、それも足を引っ張っていたなと。能面の人物設定と演じた上川さんは100点満点。
脚本=荒井修子 演出=村上牧人
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「19番目のカルテ」7話。
【お前には、話さない】
視聴者が見ても赤池は病気で医者を辞めようとしているというのは見え見えだったので、徳重が病態を突き止めに行ったのも明白だったけど、赤池は治療はせずに静かに逝きたい考えなのかな。でも倒れてしまい徳重はドクターヘリを要請したから、魚虎に運ぶつもりなのかな。
留守番の滝野はコンダクターとして外科医3人を従えて、不安を抱える患者と優しく対話。茶屋坂が滝野の後ろに座っている図が凄い。真摯な医療ドラマなのに、大麻で捕まり水をさす清水尋也…。
脚本=坪田文 演出=泉正英
「こんばんは、朝山家です。」7話。
【短い挨拶と知らない番号】
岳くんの学校は遠いから通えず、近くにある別の学校に転校を希望する晴太。前回心配して損したw先ずは1日だけのお試し登校。挨拶する様に言われ、6年全員の前に立たされる。言葉に詰まりながらも、朝山晴太です、宜しくお願いしますと言えた息子を見て泣く賢太。帰宅後、中野さんの言った通りに転校(まだお試し)して良かったよ、お礼言っといてねとはしゃぐ晴太。でもその中野は既に亡くなっていた。死因は伏せられていたけど、あの時、中野にもう役者はやめろ、考えが甘いと意見していた賢太は大ショック。自分も辛いのに今は映画に集中と、プロデューサーとして夫を叱咤する朝子は強い人だよね。
脚本、演出=足立紳
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「僕達はまだその星の校則を知らない」8話。
【親の離婚…18歳、大人って?】
父親は投資で設けて高収入だけど妻を下に見てモラハラ三昧の北原家。迷う母親の背中を押して父親を捨てた北原。娘に会いたいと学校に押し掛ける父親と、法律を駆使して北原を守る白鳥。最後に父親と対峙した時に、ずっと仕事が出来て(会社役員)お金も稼ぐ父親を尊敬し、愚痴ばかりの母親は嫌いだったとズバッと言う北原はらしさ全開。でも素敵だと思っていた父親が、ただの拝金男に見えてしまった瞬間が有ったのね、きっと。自分がまだ大人になれず不安だから、未だに迷いっ放しの白鳥は逆に信用出来るという評価には笑ってしまった。
脚本=大森美香 演出=稲留武
「誘拐の日」全9話終了。
【決戦の日!最後の真実】
最初から誘拐有りきだった訳ではなくて、守に殺されそうになった汐里が逆に殺してしまったから、政宗に誘拐の指示を出し、家に忍び込んだら死体が二つで、政宗が容疑者になる様に仕組んだのかな(松田が身代わりなるって言ったのにね、怖いよ汐里)。でも薬で寝かせていた凛が外にフラフラ出てしまったから、計画が狂ってしまったって事か?にしても何処までも自己中な汐里の設定が、如何にも韓ドラって感じだったな。最後の政宗覚醒シーンには別の危うさも感じられて、余韻を上手く残したね。
脚本=丑尾健太郎 演出=深川栄洋
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「ちはやふる-めぐり-」9話。
【第九首「このたびは」最終戦開幕!】
映画を観ていないので、映画メンバー総出演には特に興味無し。
今回は最終予選メインの話で、特に瑞沢OBで風希主治医の真島(野村周平)の的確なアドバイスでめぐるが覚醒し、梅園が勝ちをもぎ取るという流れは、こういう青春物語を観たいので、ご都合主義も有るけど、これに懸けている梅園6人の、苦悩と努力と気持ちがビンビン伝わって来たので、ドラマとしては正解だったと思う。最終回も楽しみ。
脚本=小泉徳宏、小坂志宝 演出=藤田直哉
「最後の鑑定人」9話。
【交感原理】
いやいや住宅の庭でドラム缶に入れた死体を燃やしたら、臭いと煙を近所から不審がられて、直ぐに警察か消防に通報されるでしょ。後「今から俺は日野になる」って、寺井も日野も水原も大学同期で、寺井は特に整形もしてないのだから、他の大学同期に聞き込んで写真を見せて貰えば、一発で日野に成りすました寺井ってバレるのに、何で寺井はあの殺人計画に自信満々だったの?後水原も、人を殺して怖かったから死体を焼いてしまったけど、正当防衛なんですと寺井に指示された通りの言い訳をしていたけど、本当にそれで通用すると思ってたの?頭が悪過ぎて理解に苦しむ。好きなドラマなのに、今回はあまりに脚本が酷くてがっかりした。
脚本=北浦勝大 演出=清矢明子
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「しあせな結婚」8話。
【真犯人は妻!?夫の決断】
幸太郎が本気を出したら真犯人に辿り着く、そしてそれはレオだろうというのは、全話観ている人は多分想像していたと思う。ただ11才男児の、あの燭台での殴打一発が致命傷になるのかという疑問は残る。幸太郎は法律家として、罪から逃れるのは良くないとレオを説得、出頭させたが、「レオを守り通す事がウチの家族の真実、法律の真実とは違う」「こんな事になるのなら、私が犯人で良かった」「私達は出会ってはいけなかった、離婚して下さい」と、聞く耳持たないネルラの言い分には驚いた。更なる秘密が有ると予告で煽ってたけど、最終回にあっと言わせるネタを用意してるのかね。
脚本=大石静 演出=星野和成
「愛の、がっこう。」9話。
【学級閉鎖】
憑き物が落ちた様な川原が、愛実とカヲルの仲を取り持とうと立ち回って、良い人に豹変(笑)あの日の川原の暴力を、愛実にも警察にも言わなかった“愛実本位に考えるカヲル”に、自分本位でしか無かったと気付かされた川原は負けを認めたのね(でも不倫の事は最後迄愛実に隠してたけどね)。
親に禁止されてたから、35才にして初めての買食いをしたと嬉しそうにカヲルに話す愛実。親が過保護過ぎたから脇が甘い、そしてそれが多分これからの自分の首を絞める事になる…のだと思う。
脚本=井上由美子 演出=岩城隆一
【2025夏ドラマ】
「19番目のカルテ」全8話終了。
【ひとを、診る人】
先ずは患者の話を丁寧に聞くのが総合診療医の仕事。治療拒否をしたい赤池は黙秘を貫き徳重に仕事をさせない。
この牙城をどう崩すのかと思ったら、口では諦めたと言いながらも赤池が総合診療科の未来にまだ未練を残している事を徳重は見抜き、赤池を唯一助けられる生体肝移植に向けて、自分がドナーになれる様に根回しをした上で、「何故諦めようとしているのか、総合診療科はまだ始まったばかりじゃないですか」と時間を掛けて正攻法の対話での説得を続け、遂には「本当にいいのか?」と移植を受け入れさせた。
赤池と徳重の強い結び付きを感じさせる対話には胸を打たれたけど、師弟による肝移植という凄い所に話を持って行ってしまったので、総合診療科医の物語の最終回としては少し違和感が有ったし、物足りなさも感じてしまった。
最初は“異物”扱いをしていた魚虎病院の医師達が、徐々に徳重に感化され、総合診療科の仕事を理解し始めた事で、各医師の連携も始まり、組織としてのチーム医療制に向けて動き出した所で終わってしまったので、8話で終わるスケジュールしか取れなかったのであれば、特殊なケースではなく、普通の総合診療科の仕事と、これからチーム医療が始まると期待出来そうな感じで終わらせて欲しかったかな。
そこだけ残念だった。
脚本=坪田文 演出=青山貴洋
【2025夏ドラマ】
「こんばんは、朝山家です。」全8話終了。
【朝山家の人々】
成瀬が聞いて来た話を聞く限り、地元の友達の前でふざけて海に突っ込んで行って死んだそうだから、中野はやっぱり自死だったのかな。帰郷費用は成瀬が貸して、線香も上げに行って、東京での小さなお葬式も成瀬が手配して…、「何で賢太さん、何にもしてくれないんですか?何で俺なんだよ」って、成瀬が哀しい怒りを賢太にぶつけたくなる気持ちは理解出来た。いくら映画で忙しいとはいえ、成瀬に電話して賢太から頼むという形は取れたのに。
成瀬に痛い所を突かれた後に、子供達に中野の死とお葬式の事を伝え、二人がお葬式に行きたくなさそうなのを見て、「何でだよ、お世話になったのに」と、声を荒げていたのは大人気なかったし、情けなかった。子供達と中野が過ごした時間と、賢太と中野が過ごした時間とでは、長さも濃さも意味合いも全然違うからね。
朝子「あんただって悲しく無かったんでしょ?だったらあの子達に強制するのやめなよ」妻にも痛い所を突かれてたけど当然よね。
家族で過ごす公園で…。蝶子が投げたボールを賢太が取れずに、寝ていた朝子の顔にヒット!映画はヒットしないのに…。
朝子「イライラするわあ、ホントに」
観る人を選ぶドラマだったけど、私は楽しめた。残念な夫の姿と妻の毒舌振りを書いているのが、本当の夫というのが良い。
脚本、演出=足立紳
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「僕達はまだその星の校則を知らない」9話。
【文化祭!2人きりのプラネタリウム】
話しの弾みで「好きです」と言ったら逃げてしまった白鳥を見て、振られたと思っていた幸田。「私、振られたんですよね?…あっ、でも私には賢治がいますから」「またか…僕だって嫉妬しますよ宮沢賢治に。貴女の好きなのは宮沢賢治で僕じゃない」だから白鳥分かり難いのよwでも幸田にはこれで十分だったのね。携帯番号渡してたwほっこりするわ、この二人。
でもほっこりはここ迄。斎藤はクスリをやっている中学の同級生にハメられて、運び屋の容疑を掛けられる。利益相反になるから、白鳥はスクールロイヤーは辞めて、弁護士として斎藤を助けようとするのかな。
脚本=大森美香 演出=山口健人、稲留武
「最後の鑑定人」10話。
【灰色の追憶 前編】
論文改竄でハメられ、上司殺害で更にハメられた尾藤を助けるべく、科学の力で無実を証明しようと頑張る土門。尾藤の部下の嵐山と刑事の都丸、弁護士の相田、助手の高倉と仕事を割り振って、チームで真犯人(科警研懲戒免職者)を突き止めて千葉県警が逮捕に向かうが、既に絶命しており、新たな犯人(堀部圭亮)が土門に電話をして来る。
思わせ振りな袴田吉彦は何だったの?まだシロとは言い切れないけど。
有りがちだけど後編でがっかりはさせないでね。
脚本=山崎太基 演出=谷村政樹
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「ちはやふる-めぐり-」全10話終了。
【最終首「なにわづに」涙と奇跡のラスト-最終決戦】
青春はほろ苦い。
寧ろ梅園が最終予選のベスト4に進出した事の方が奇跡(という名の作為)なのであって、最後をメルヘン仕様にしなかったのは良かったと思う。
全くの競技かるた素人達が、あの短期間で、あのレベルに迄実力を引き上げられるものなのかという疑問は、終始頭の片隅には有ったのだが、意外な事に体育会系の如く体を鍛え、集中力を養い、仲間を信じて互いに鼓舞しあい、チームとして団結して強くなって行く事が重要だという団体戦の面白さは十分に伝わって来たし、何より青春を懸けられる事を見付けた彼らの瞳の輝きが眩しくて、真剣だからこそ思い悩み、苦しむ姿も尊くて、若さっていいなと素直に思えた佳作だった。
脚本=小泉徳宏、小坂志宝 演出=藤田直哉
「愛の、がっこう」10話。
【進路指導】
愛実父、パワハラ案件もハメられたと思ってるのか。パワハラ、モラハラする人って、自覚が無いから出来るのだろうが。娘に出て行かれ、突き飛ばした妻に「私も愛実も貴方の所有物じゃありません!」とハッキリ言われて、少しは堪えたのかな。
無理に別れさせるのではなく、カヲルに「専門学校に行け」と言ったのには驚いた。
ハッピーエンドにするつもりなの?それとも…?
脚本=井上由美子 演出=高橋由妃
【2025夏ドラマ】
「しあせな結婚」全9話終了。
【ネルラという妻】←大石静のタイトル案を最終回のサブタイで使用。
まだ残っていた“最大の秘密”が変な事ではなくて、布勢は何故壊れて行ったのか、その原因を作ったのはネルラで、遊び心で布勢の作風を真似て描いた絵に有ったというのは、このドラマとしては現実的で上手い落とし所だったなと思った。自分があんな事をしなければ、布勢はまだ生きていたというネルラの後悔。
考の自首で布勢は有名になり、その絵も特に外国で高値が付くのだが、その中の自分の贋作を傷付けて売られるのを阻止したいネルラと、それを止めたい幸太郎。
「死ぬまで秘密にしておけば、布勢は夭折の天才画家として永遠に語り継がれる。それが布勢の誇りを守るという事だ」この幸太郎の、如何にも清濁合わせ飲む弁護士っぽい説得にネルラも即落ち、元鞘に。
3話以降少しダレたけど、後半持ち直した部分も有ったし、最終回は上手くまとまっていたので、まあまあの仕上がりだったなと。
只これ、ネルラを松たか子が演じたから、色々な含みを持たせる事が出来て、それなりの仕上がりになったけど、一歩間違えれば駄作評価の危険性も有った訳で(実際そういう評価も結構有ったし)、芸達者な出演者に頼り過ぎた側面も有ったのかなと。
手放しで良作とは言えないな。
脚本=大石静 演出=黒崎博
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「僕達はまだその星の校則を知らない」10話。
【さようなら、スクールロイヤー】
利益相反で理事長からクビにされるのではなくて、斎藤の付添人(少年審判の弁護人)になるからと自ら辞職した白鳥。その付添人になる経緯が、斎藤母に依頼された時は利益相反になるので断ったけど、白鳥に感化されて弁護士を目指している鷹野から、斎藤の事を一番知っている弁護士は先生なのに、何故引き受けないのかと素朴に問われ奮い立ったからというのが、白鳥と関わって来た生徒達との深い絆を感じさせてグッと来た。不処分を勝ち取った白鳥は、今度は濱学院を提訴する山田に弁護を依頼される。その話とウブ恋の行方…最終回が楽しみ。
脚本=大森美香 演出=山口健人
「最後の鑑定人」全11話終了。
【灰色の追憶 後編】
他のドラマでも前後編あるあるなんだけど、これも前編の方が面白かったな。袴田吉彦が、好きだった尾藤の為なら、嫌いな土門からの依頼でも一肌脱ぐ様な只のいい奴だったのが笑えた。そういう使い方も有るのね。
5話迄は面白くて楽しめたのだけど、6話位から原作の縛りなのか、ドラマへの置き換えが下手だったのかは不明だが、話に無理が有って熱量が醒めてしまった。10話で盛り返してくれたので、まあ良かったのかなと。
有りがちなんだけど、警察を無能に描き過ぎてたよね。
脚本=山崎太基 演出=水田成英
【2025夏ドラマ】
「愛の、がっこう」全11話終了。
【卒業試験】
自宅での作文の練習、8時間掛かって200字しか書けないカヲル。愛実が提案する試験の“合理的配慮”(障害の有る人から申し出が有った場合、社会的バリアを無くす様に配慮する事)を依頼する事を、特別扱いはイヤと拒否するカヲル。あの状態で直近の美容師専門校試験を受けるなんて、無理でしょ。
愛実はもっと現実を伝えるべきだったけど、世間知らずのカヲルは言っても聞かなかったのだろう。
受かるという謎の自信が有ったからこその、落ちた時のあの荒れよう。でもあそこからもう一度と立ち直れたのは、愛実への思いを断ち切れなかったから。愛実と一緒になるには専門学校で資格を取らないとという思い。結果的に愛実パパの要求は間違っていなかったって事ね。
「私は今、思い切り彼を愛したい。愛された記憶があれば、人は生きて行く勇気が湧く。いつか別れが訪れて、離れ離れになる事があっても、愛された記憶は彼を前に歩ませてくれると思うから」愛実のこのモノローグは、既に慈愛の域に達しているけど、親から愛されなかった男を、親から愛され過ぎた女が思いやる言葉としては、的を射ていて素敵だなと感じた。
演技経験が少ないラウールだけど、泣きの芝居も自然で可能性を感じさせてくれた。あの見た目は役を選ぶかなとは思うが。
脚本=井上由美子 演出=西谷弘
【2025夏ドラマ】
「僕達はまだその星の校則を知らない」全11話終了。
【学校裁判…僕達の幸いを求めて】
公立では果たせなかった教師としての理想を、親から引き継いだ私学の濱ソラリス高校で実現しようと張り切っていたのに、私学の現実は厳しく、金金金…集金が出来なければ学校法人が潰れてしまう。だから理想を追う教師だった尾崎は、経営効率を第一に考える理事長の尾崎に変貌して行った。
理想の教師だった先輩の白鳥父に憧れ、生徒の声に耳を傾け、相談に乗り、生徒第一の教育を実践していた過去が有る尾崎。
山田との軋轢を労使交渉では撥ね付けたのに、裁判の場では最終的に和解に応じたのは、そういう教育者としてのベースが尾崎に有ったから。
そして白鳥が思い付いた戦略、生徒や卒業生を原告、被告双方の証人として証言させ、山田は生徒の為に、理事長は学院を潰さない為に、それぞれの職務を全うしている、立場が違うだけでどちらも生徒を思う気持ちは同じだという事を明確にした。
裁判を経たからこそ明確になる事実もあり、そこで初めて歩み寄れる事もあるというのは納得の行く話だった(只裁判を私物化した部分は残念。もう少しやり様は有ったのでは?)。
2話迄はフワッとし過ぎていてイマイチだったけど、設定が読み解けた3話以降は観るのが楽しみになった良作だった。磯村勇斗が素晴らしかった。
脚本=大森美香 演出=山口健人
「2025夏ドラマのまとめ①」
1位「19番目のカルテ」(TBS)
再後発の総合診療科の役割について、とても丁寧に描いていた事、他科の医師との対立や上層部の権力闘争等の、嫌気がさす様な描写がほぼほぼ無く、主人公の在り方、医師としての矜持が徐々に周囲に伝わり、周囲を変えて行く過程も丁寧に描かれていた事など、とても好感の持てる仕上がりだった。
2位「僕達はまだその星の校則を知らない」(フジ)
初回の作りには疑問が残るが、主人公を理解し始めてからは、丁寧な作りの人間ドラマとして十分に楽しめた。深堀する生徒は少人数に絞り、だけどメイン回だけでなく全話を通して都度主人公にも絡ませて行くので、そこにリアリティも感じられたし、説得力も増す作りだったと思う。
3位「愛の、がっこう。」(フジ)
生きる世界があまりにも違い過ぎる、出会う筈の無い男女が出会ったら…から始まる特殊な設定のラブ・ストーリーだったけど、腕の有る脚本家が書くと面白いドラマになるのね。
【他にハマったドラマ】
「誘拐の日」(テレ朝)
「ちはやふる-めぐり-」(日テレ)
【今期の演技MIP】
「愛の、がっこう。」のカヲルを演じたラウール。あまりにもハマり過ぎていて、彼無しでここ迄の説得力は生まれたのかなと思う位。
※放送局は私が関東地区で視聴した局名を記載
「2025夏ドラマのまとめ②」1位〜3位以外のドラマの一言感想
「明日はもっと、いい日になる」(フジ)
脚本に安定感無し。ドラマにしやすいからレアケースを追い過ぎ。その割にご都合主義的解決をするから、奥行きの無いドラマになってしまった。
「誘拐の日」(テレ朝)
最初はテンポが良く、途中中弛みしたが、安達祐実が本領を発揮して尻上がりに面白くなって行った感じ。斎藤工と永尾柚乃のコンビが、ピタリと役にハマっていた。
★「私があなたといる理由」(テレ東)
テレ東得意のタイアップ旅ドラマだと思っていたら、3組の男女の心の動きを丁寧に描く人間ドラマだった。溝端淳平の表情が終始悲しげだったのが印象的。
★「完全不倫-隠す美学、暴く覚悟-」(日テレ)
4話まで観てもう離脱しようかなと思ったのだが、5話の前田公輝の壊れ具合が良くて、その後の話に期待してしまったのが運の尽き。惰性で最後迄観てしまった。
「ちはやふる-めぐり-」(日テレ)
不満が無かった訳では無いけど、あの圧倒的な若さ特有のキラキラ感に気持ちを持って行かれた感じ。青春セレブとはよく言ったものだ。
「最後の鑑定人」(フジ)
5話迄は面白かったのだが、段々ご都合主義が目立ち始めて気持ちが離れてしまった感じ。クォリティーを保つのって難しいんだね。
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表に準拠)
「2025夏ドラマのまとめ②」1位〜3位以外のドラマの一言感想
「しあわせな結婚」(テレ朝)
ネルラという女を許容出来るかで評価が別れるのかな。松たか子だったから辛うじて成立していた様な。
★「ロンダリング」(フジ/関テレ制作)
設定はまあまあ面白かったけど、話の展開がそこ迄面白いとは言えなかったかな。
「能面検事」(テレ東)
総体としては面白かったけど、脚本の仕上がりにバラつきが有ったのは否めないかな。吉谷彩子の役が消化不良。上川隆也の役作りが凄かった。
「DOPE」(TBS)
ジウの能力が何でも有りになってから一気に駄作に。中村倫也の役がひたすら格好良かったので、彼の話だけで終わらせてくれた方が良かった。
★「40までにしたい10のこと」(テレ東)
風間俊介主演のBLなので、期待して観たけど想像通りのいい仕上がりだった。オーデで選ばれた相手役の庄司浩平は、ブレイクしそうだな。
「ひとりでしにたい」(NHK)
ドラマとしてはしっかりと作られていたけど、最後迄主人公のキャラが好きになれなかった。
★「浅草ラスボスおばあちゃん」(フジ/東海テレビ制作)
何も考えずにのんびり観るには丁度良いドラマ。
「こんばんは、朝山家です。」(テレ朝/ABC制作)
世間的な評価は低かったけど、私は十分楽しめた。
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表に準拠)
【2025秋ドラマ①】
(月曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
○多分全話観る △初回を観て判断 ※観ないと決めた作品は省略
月〜水
「終幕のロンド-もう二度と会えないあなたに-」無し/高橋美幸/宝来忠昭/草彅剛 ○
★「シナントロープ」原案.脚本.此元和津也/山岸聖太/水上恒司 △
「ちょっとだけエスパー」無し/野木亜紀子/村尾嘉昭/大泉洋 ○
「新東京水上警察」小説/我人祥太/西岡和宏/佐藤隆太 △
「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」ノンフィクション/徳尾浩司/笠浦友愛/大東俊介、飯豊まりえ △
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」漫画/安藤奎/伊東祥宏/夏帆、竹内涼真 △
★「スクープのたまご」小説/山内直哉/弓座祥平/奥山葵 △
「ESCAPE それは誘拐のはずだった」無し/ひかわかよ/小室直子/桜田ひより、佐野勇斗 △
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」無し/三谷幸喜/西浦正記/菅田将暉 ○
★「おいしい離婚届けます」無し/今西祐子/桑島憲司/前田公輝、水沢林太郎 △
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
【2025秋ドラマ②】
(木曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
○多分全話観る △初回を観て判断 ※観
ない作品は省略
木〜土
「緊急取調室」無し/井上由美子/常廣丈太/天海祐希 ○
「小さい頃は、神様がいて」無し/岡田惠和/酒井麻衣/北村有起哉 ○
★「死ぬまでバズってろ!!」漫画/政池洋佑/戸塚寛人/与田祐希 △
★「できても、できなくても」漫画/加藤綾子/高橋名月/宇垣美里 △
★「地獄は善意で出来ている」無し/髙橋幹子/宝来忠昭/草川拓弥
★「恋フレ~恋人未満がちょうどいい~」漫画/渋谷七味/澤田育子/樋口幸平、川津明日香
「コーチ」小説/大石哲也/及川拓郎/唐沢寿明 △
「フェイクマミー」無し/園村三/ジョン・ウンヒ/波瑠、川栄李奈 △
★「ひと夏の共犯者」漫画/開真理/八重樫風雅/橋本将生 △
★「パパと親父のウチご飯」漫画/嶋田うれ葉/佐藤快磨/松島聡、白洲迅 △
★「介護スナック ベルサイユ」原案.脚本.清水有生/大車俊治/宮崎美子 △
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
【2025夏ドラマ】
「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」片野ゆかのノンフィクション原作/大東俊介、飯豊まりえダブル主演/NHK・ドラマ10/45分枠
【崖っぷちに柴犬あり!?】
柴犬の福助(のこ)は文句無しに美形だし可愛いのだけど、主人公の二人、新雑誌“シバONE”を創刊させる崖っぷち編集長の相楽(大東俊介)と、退職する筈が社長に半ば騙されて異動して来た編集者の石森(飯豊まりえ)の性格設定に可愛気が無くて、視聴意欲を削がれる。
多分この先二人とも、福助の健気さや純粋さに感化されて人間的に成長するから、その前段としての“あれ”なのだろうけど…、やり過ぎなんだよね。
20年前の話だから、相楽のパワハラもどきの言動は有り得たけど、釣り雑誌の編集者だった石森が、専属の釣り名人にズバズバと本音を言い過ぎて怒らせ、「辞める!」と言われてしまうという設定は、ちょっと考えられない。
コメディーにも振り切れていないし、初回に関しては設定が中途半端。“のこ”(ナンバMG5や母の待つ里に出ていた柴犬)が芸達者で癒やされるから次も観るけど、それたけで全9話はキツいので、早目に主人公二人に“改心”して貰って、福助だけでなく、ドラマ全体でほっこりさせて欲しい。
脚本=徳尾浩司 演出=笠浦友愛(ともちか=男性D)※既に全話撮了済み
【2025夏ドラマ】
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」オリジナル作品/菅田将暉主演/CX・水10ドラマ/54分枠※初回は30分拡大
【ここは八分坂】
昭和59年(1984年)の渋谷(八分坂歓楽街)を舞台にした、かなりの大人数が登場する舞台風味の群像劇といった所かな。
とにかく大人数、しかも売れてる役者や名前の通った人ばかりが出ているので、初回はその人達の“顔見世”的な色合いが強く、カメラはあちこちの人物に飛ぶのだけど、一応主人公の久部(菅田将暉)が今回の騒動の中心に居て、これからの話の中心になるのだろうWS劇場の、看板ダンサー(小池栄子)の出奔と、シンマダンサー(秋元才加)の息子・朝雄の家出が界隈の人達を動かすという形を取っているので、辛うじてまとまってはいたのかなという印象。
自分の演劇論に自信を持ち過ぎて絶対に持論を曲げず、創設した劇団“天井天下”を追い出されてしまった演出家の久部は、ぼったくりバーで被害に遭うのだが、このバーで相手をしたホステスのリカ役の二階堂ふみの存在感が半端なくて、サラッと演じているのだけど、ワケアリそうな怖さ妖しさが伝わって来て、唯一無二の役者だなと改めて実感した。
ラストのダンサーとしての妖しさも良かったし、今の所はふみさんが次も観てみようという動機になっている。
脚本=三谷幸喜 演出=西浦正記
【2025夏ドラマ】
「おいしい離婚届けます」オリジナル作品/前田公輝、水沢林太郎ダブル主演/NTV(製作はCTV)・水曜プラチナイト/30分枠
【超ゲス大物司会者に最悪の復讐を】
“パートナーの裏切りに苦しむ人の為、離婚弁護を請け負う”ヒューマンリーガルドラマ。
法的には結ばれる事の無い、弁護士の音喜多初(前田公輝)と探偵の伊勢谷海(水沢林太郎)のゲイカップルが、裏切りに遭った依頼人の為に調査し、高額の慰謝料等を分捕る話らしい。
前田公輝の弁護士はいいとして、水沢林太郎は高身長のモデルタイプなので、目立ってはいけない探偵としては致命的で全く説得力が無い。
ドラマの設定自体がありきたりなんだから、もう少し細部に拘って作って欲しかった。
一話完結では無かったので取り敢えず次も観るけど、オチに何か工夫が有れば別として、多分視聴離脱の可能性が高いと思う。
脚本=今西祐子 演出=桑原憲司
「恋フレ~恋人未満がちょうどいい~」紺野潤、綺咲スズの漫画原作/樋口幸平、川津明日香ダブル主演/TVK(製作はMBS.製作委員会)・ドラマフィル/30分枠
【“楽しい恋”をするための契約スタート】
先が見える話、地味目な役者陣、無駄に張り切る演技をする人…次への視聴意欲が湧かなかったので、初回だけで視聴離脱する。
脚本=渋谷七味 演出=澤田育子
【2025夏ドラマ】
「ひと夏の共犯者」花井カオリ他の漫画原作/橋本将生主演/TX・ドラマ24/30分枠
【推しのアイドルと夢の共同生活】
推しのアイドルの熱愛記事を読んだ拓巳(橋本)は、ショックを受けて今は無人の長野の祖父宅へ。急な雨で走って辿り着くと、そこには何故かうずくまる推しの澪(恒松祐里)が居て。澪が誰か知らない振りをした拓巳は、「ここに置いて欲しい」と言われ、断れずに同居が始まる。
二人で買い物に行った時に拓巳は友達からのLINEで、澪はスポーツ紙の見出しで、それぞれ澪の熱愛相手の海斗が死んだ事を知る。
食事の時に澪が左利きなのに気付いた拓巳は「澪さんって左利きでしたっけ?ほら、サインを書く時って…」と口走ってしまい、「やっぱり澪の事知ってたんだね」と言われ、思わず聞いた「君は誰?」「私は眞希、澪の中のもう一つの人格」
澪は解離性同一性障害なのか?
《推しは殺人犯?幻の愛に堕ちて行く逃避行ラブサスペンス》テレ東がアミューズと組んで、ドラマ化をする為に先ず漫画を作るプロジェクトの3作目だったかな?
脚本の開さんは、こういう作風は得意としているので心配無いし、演出も雰囲気が有って良かった。初連ドラという橋本くんも、今の所は問題無し。相手役の恒松さんが上手いしね。
正味24分?上手くまとまっていて、次も観たいなと思えた。
脚本=開真理 演出=八重樫風雅
【2025夏ドラマ】
「パパと親父のウチご飯」豊田悠の漫画原作/松島聡、白洲迅ダブル主演/EX・オシドラサタデー/30分枠
【ワケありシングルファーザー同士で共同生活!?】
“ウチご飯”ってタイトルだから、飯テロドラマなのかなと期待していたのだけど、どちらかというと作るのが下手で(白洲迅は何かのトラウマで、包丁さえ握れない設定)、料理教室で教わる所から始まるというね。それも子供達が人参を食べない→それならすり下ろしてカレーに入れましょうって言われて、なるほどねって言ってる段階。トリビアでも何でも無いし、出来上がったカレーは鍋ごと家に持ち帰って、皆で美味しいねって食べるけど、その美味しさすら伝わって来ない寂しさよ(笑)
千石(松島聡)は元カノが知らぬ間に自分の娘を産んでいて、ハワイで店をやるから、落ち着く迄の半年間預かってと言われて、4才の愛梨をいきなり預かる羽目になり(あそこで疑ったり嫌がったりは一切しなかったので、多分良い人設定)、晴海の事情はまだ明かされていないが、4才の息子・清一郎を育てている設定。
二組の父子がどういうきっかけで同居し始めたのかもまだ明かされていないのだが、助け合って暮らせば何かと便利だからだろうというのは想像出来る。
うーん、何か中途半端なドラマ。次回で視聴離脱するかどうか判断しようかな。
脚本=嶋田うれ葉 演出=佐藤快磨
【2025夏ドラマ】
「シナントロープ」此元和津也の書き下ろし原作/水上恒司主演/TX・ドラマプレミア23/49分枠/全12話予定
【俺たちは何者かになる】
《街の小さなバーガーショップで働く、男女8人の青春群像劇》というイントロしか知らずに観たのだが、目出し帽を被ったまま座席に着く客にどう対処するかでバイト同士の一揉めがあり、肝っ玉の座った水町(山田杏奈)がオーダーを取りに行ったら普通の客だと分かり、一安心したのも束の間、また目出し帽の男が入って来て、今度は本物で銃でレジ係を脅し金を要求。皆がビビる中、またもや水町が果敢にアタックするも飛ばされると、水町に気が有るらしい都成(水上恒司)が犯人の腰にしがみつき…というのっけから度肝を抜く展開。
復活した水町がまた食らい付き、何かを顔にぶっ掛けたら男は逃げて行くのだが、いつの間にかレジから金が抜かれていて…。
カメラアイの都成は、客の初老の男が一人、居なくなっている事に気付き、警察に人相等を証言する。
別場面同士の会話がリンクして行く構成も面白いし、水町と“おじさん”と呼ばれる誰かを見張っている男が「他人を圧倒的な力でねじ伏せる奴が許せない」という、同じ事をつぶやいていたのも何故なのか気になる。
映像も色使いが綺麗で雰囲気が有るし、若手の役者も粒揃いなので、この先も期待出来そうだ。
脚本=此元和津也 演出=山岸聖太
【2025夏ドラマ】
「新東京水上警察」吉川英梨の小説原作/佐藤隆太主演/CX・火9/54分枠※初回は15分拡大
【船と海…知られざる水上のヒーロー】
うーん、先ず15分拡大をする意味が全く無いダラダラした出足の作りに失望。もういい加減こういう無駄な拡大はやめて欲しい。
面白かった「ビリオン×スクール」を単独で書いた我人さんの脚本なので期待していたのだが、今迄の手垢が付いた様な駄作の警察物と何ら変わりが無くてがっかりした。
オリジナルの「ビリオン…」と違って原作物だから、制約が有ったりするのかもしれないけど…。
全体的にテンポが悪いのが致命的で、他のドラマでは魅力的に映る出演者も、何故か惹かれる所が見付からないし、もう今回のみで視聴離脱する。
唯一、ゲスト出演の柴田理恵の怪演にはびっくりしたし、その役者魂には拍手を送りたい。
脚本=我人祥太 演出=西岡和宏
【2025夏ドラマ】
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」谷口菜津子の漫画原作/夏帆、竹内涼真ダブル主演/TBS・火曜ドラマ/57分枠
【化石男よ、気付け!】←もうこのサブタイトルのまんまw
どれだけ昭和脳なんだよ、海老原勝男(竹内涼真)!家事は女がやる物と思い込んでる。料理一品一品に感想を言われたら鬱陶しいし、美味しいと言って食べてるのに、強いて言うならと偉そうに注文迄付けてる。嫌味ではなくて、同棲中の恋人・山岸鮎美(夏帆)の為になるから言ってあげてると、本気で思っているので余計に質が悪い。
ハイスペック男と安定した結婚生活を送りたいとつかまえた勝男なのに、いよいよプロポーズをされる段になって、このまま結婚していいのかと考えてしまった鮎美の答えは「無理!」だった。
勝男の昭和脳は父親譲り。妻が息子と電話をしているのに、「おい、おかわり」と平気で味噌汁のおかわりを要求する勝男の父と、それに応じる母親。
それでも鮎美に出て行かれて、自分も料理をしてみようとするのがまだ救いがある。
でもいきなりの出汁作りと、その出汁を使った筑前煮(リコカツの田辺桃子を思い出すw)を長時間掛かって…そして思い知る、料理って家事って大変なんだって。
竹内涼真が真面目に演じれば演じる程笑える。次回は夏帆のターンかな?チラッと映った鮎美は髪を染め別人の様だったね。
脚本=安藤奎 演出=伊東祥宏
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」2話。
【シバが転べば、みな転ぶ】
うーん、やっぱり相楽編集長のキャラが好きになれない。石森は独りよがりの編集長に楯突いてる構図なので、初回よりは不快感は軽減した。福助(の中の犬)が本当に可愛くて癒やされるので、最後迄観ていたいのだが、どうなる事やら。
脚本=徳尾浩司 演出=笠浦友愛
「スクープのたまご」大崎梢の小説原作/奥山葵主演/TBS・ドラマストリーム/30分枠
【新米週刊誌記者が初スクープ!?】
週刊千石に配属された新米記者信田(奥山葵)が主人公のドラマで、作りは至ってシンプル&意外と真面目。
だけど仕上がりが微妙なのは、主人公のキャラの立て方が若干わざとらしくて鼻につくのと、演じてる人自体に何の引きも感じられないからなんだろうなと。
なので初回のみで視聴離脱する。
※週刊千石の表紙が何か文春に似てるなと思ったら、ラストのクレジットに企画協力 文藝春秋、原作小説も文春文庫って載ってたw
脚本=山内直哉 演出=弓座翔平
【2025夏ドラマ】
「ESCAPE それは誘拐のはずだった」オリジナル作品/桜田ひより、佐野勇斗ダブル主演/NTV・水曜ドラマ/60分枠 ※初回は54分編成
【予測不能なオリジナルヒューマンサスペンス!】
八神製薬の社長令嬢・結以(桜田ひより)を誘拐したら、彼女がお目付役に装着させられていたGPSから、犯人達の隠れ家は直ぐに突き止められ、慌てて結以を連れて逃げ出した犯人の一人の林田大介(佐野勇斗)だったが、その人の良さを結以に見抜かれて、いつの間にか結以の意思での逃避行に形を変えられてしまう…というのが初回の話。
想像していたよりは面白かったし、途中からはメインの二人に絞って話を進めてくれたので見やすくて良かった(まだ何も分からない初回に話があちこちに飛ぶと、それだけでげんなりしてしまう事が有るので)。
やはりドラマって、そのキャラクターを役者がどれだけ魅力的に表現してくれるのかにも成否が掛かっているので、その意味では今作の主演二人は、今のところは合格かなと思う。
※日テレはバラエティー枠にドラマを組み込む編成を、深夜に2枠実施中なのだが、その手法を何故かプライム帯に迄持ち込んだ。初回だけだったけど、録画しにくいからホント止めて欲しい。
脚本=ひかわかよ 演出=小室直子
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」2話。
【八分坂日記】
これ、菅田くんだけ舞台の台詞回しの様に声を張った発声をしているのは何でなんだろう。他の役者さんは全員、普通の自然な発声の台詞回しなので、菅田くんだけ一人浮いて見えるし、観ていて疲れる。
閉館予定のストリップ劇場を芝居の小劇場に転換し、在籍しているダンサーや関係者に芝居を教え上演するという計画(彼の中では決定事項)に燃えているので、その前のめりな感じを体現しているつもりなのかな。
只でさえ独善的なキャラで鬱陶しいのに、浮いてる台詞回し迄鬱陶しくて、何か最後迄見届ける自信が無くなって来た…。
脚本=三谷幸喜 演出=西浦正記
「おいしい離婚届けます」2話。
【大物司会者のゲス不倫!生放送中に制裁】
テレビの生放送で、MCのパワハラ系不倫を暴露するって、手垢の付いた発想で工夫も無く、もうがっかり。
ラスト、ゲイの弁護士・音喜多初(前田公輝)を何故か父親呼びする少女(増田梨沙)が訪ねて来て、梨沙ちゃんの演技にはちょっと惹かれるけど、脚本演出プランのベースは多分変わらないだろうから、2話で視聴離脱する。
脚本=今西祐子 演出=桑原憲司
【2025夏ドラマ】
「小さい頃は、神様がいて」オリジナル作品/北村有起哉主演/CX・木曜劇場/54分枠 ※初回は15分拡大
【生きてるんだけど あの約束】
全体的に話の流れが過不足無くスムーズで、頭に入って来やすくて、こういう所は流石岡田さんだなと思う。
たそがれステイツという小ぢんまりとしたマンションに住む3世帯の住人が、近くの川の反乱による浸水被害が予想される悪天候の日に、安全の為にという名目で3階の小倉家に集まり、自己紹介し合い、それを糸口に会話が弾み、料理が得意な2階の志保(石井杏奈)が、小倉家のキッチンで夕食を作り皆で食べて、外は嵐なのに楽しい時間を過ごす。
2階の志保と奈央(小野花梨)はビアンカップルで、自己紹介の時にはっきりと伝えるのだが、1階の既に定年退職した永島(草刈正雄)と妻のさとこ(阿川佐和子)も、小倉家の夫・渉(北村)も妻のあん(仲間由紀恵)も、既に雰囲気で察していたらしく、普通に自然に受け止めていたのが、令和7年のドラマらしいなと思った。
さて翌日、19年前の小倉夫妻の約束、“娘が二十歳になったら離婚する”はまだ生きていると言う妻のあんは、スマホに娘の誕生日迄のカウントダウン表示(54日)もしているという不穏。
夫は深く考えず、妻はそれを拠り所にして生きて来た様なのだが…。
面白いのでこれは最後迄観ると思う。
脚本=岡田惠和 演出=酒井麻衣
【2025夏ドラマ】
「フェイクマミー」オリジナル作品/波瑠、川栄李奈ダブル主演/TBS・金曜ドラマ/54分枠
【偽ママでお受験!?バレたら終わりの母親なりすまし契約、スタート!】
川栄が元ヤンで企業のオーナー社長、波瑠が転職活動中の元バリキャリで、川栄が娘のお受験親子面接の代行ママを依頼するという話と、TBSが新たに始めた脚本家発掘プロジェクトの、第一回大賞受賞者の作品を連ドラ化したという事は事前に知っていて、正直期待はしていなかったのだが、単純に観ていて面白かったし、その中にも“本当の多様性とは?”とか“結婚して子供を持たないと一人前じゃないの?”とか、日本社会の建前と本音の乖離をチクチクと指摘しているし、切り取り動画投稿の危うさも描いていて、重くならない様に、でもちょっと考えさせる、そのバランスが上手く取れているドラマだなと思った。
花村薫(波瑠)が一流商事会社を辞めたのは、“多様性”の名のもとに会社からプライドを深く傷付けられたから。頭は良いけど対人関係が苦手そうな女性を波瑠が、学は無いけど抜群のコミュ二ケーション能力でのし上がって来た女性(日高茉海恵)を川栄が、それぞれ上手く演じているし、何より茉海恵の超高学力の娘いろは役の池村碧彩の、自然に見える演技力が光る。
原案・脚本=園村三 脚本協力=木村涼子 原案・脚本協力=麻林由 演出=ジョンウンヒ
【2025夏ドラマ】
「ひと夏の共犯者」2話。
【2つの人格を持つヒロイン】
澪は眞希の存在を知らないし、海斗が死んだ事は知っているけど、殺されたとは思っていない、だから言わないで、壊れてしまうからと眞希。
澪が辛い時に自分が現れたと言っていたから、典型的な解離性同一性障害だな。澪って子供の時に何かの事件に巻き込まれたのかな?もしかしたらその頃に眞希が現れたのかも。
拓巳が自分の事を知っていると気付いてる事を告げる澪。
やっぱり恒松さんは上手いな。橋本くんは感情が昂ぶり声を張る演技になると、未熟さが分かってしまうけど、拓巳は感情を抑制するタイプの子なので、まあ何とかなるかなと。
脚本=開真理 演出=八重樫風雅
「パパと親父のウチご飯」2話。
【共同生活のきっかけはぎっくり腰!?】
今回で晴海が包丁を使えなくなった過去のトラウマ(担当の漫画家がスランプに陥り、包丁で自殺しようとしたのを晴海が止めたのだが、その際に包丁が当たって漫画家の右腕が切れてしまった)や、千石と晴海が共同生活をする様になったきっかけ(ぎっくり腰で動けない晴海と、清一郎の面倒を千石が見てあげた)が明かされた。
初回はタイトルに惑わされてしまったけど、男二人の共同子育て日記だと思って観れば悪くはない。
1、2話で一区切りの作りだから、初回はちょっと消化不良気味だったのね。
脚本=嶋田うれ葉 演出=佐藤快磨
【2025夏ドラマ】
「できても、できなくても」朝日奈ミカの漫画原作/宇垣美里主演/TX・木ドラ24/30分枠
【婚約破棄どん底からリスタート】
桃生翠(宇垣美里)は交際7年で日向井聡(渋谷謙人)と婚約。相手の親の意向でブライダルチェックを受けたら不妊症(不妊治療をしたとしても、妊娠可能な確率は10%以下)と分かり、婚約を破棄されてしまう。
テーマに興味が有って観たのだが、懸念していた通り、主演の宇垣さんの演技力がネックだったな。表情がずっと同じに見えるのよね。
この内容のドラマだったら、目の奥で感情を表現出来る様な女優さんじゃないと無理でしょ。宇垣さんだと、心の微妙な動きが伝わって来ない。
こういうタイプのドラマの主演を張るのは、時期尚早だったね。
本物の演技力の有る女優さんが主演だったら、次も観ようと思ったかも…。
という事で残念だけど初回のみで視聴離脱する。
脚本=加藤綾子 演出=高橋名月
【2025夏ドラマ】
「介護スナック ベルサイユ」オリジナル作品/宮崎美子主演/TX・土ドラ/55分枠 ※全11話予定
【生涯脇役の男/取り違えのふたり】
1話2本立て構成。コンセプトは『人生の最期に会いたい人に会えるなら… 願いを叶えてくれる“魔法のワイン”と“想い出の料理”』
立て付けとしては、死期の近い高齢者がベルサイユに来て、魔法の点滴を打つと一時的にシャンとして、1人1杯だけ飲める魔法のワインを飲むと、最期に会いたかった人に会えて心残りを払拭し、ベルサイユの料理人が作った料理(リクエストorおまかせ)を味わい帰って行くと、何日もせずにその客は死を迎えるという作り。
本人は会いたい人と会って話をしているが、周りから見ると実際はずっと1人で喋っているらしい。脳内で再会してるって事ね。
脇役の男(片岡鶴太郎)は会ったのが、男が所属した一座の座長(清水美砂)だから脳内再会も可能だけど、取り違えのふたり(すみえ=多岐川裕美、加代=藤田弓子)の場合、加代とは面識が無いので、脳内補完をするなら、金持ちのすみれは探偵を雇って加代を捜し出し、その人生や人と成りの報告を受けていたのではないかと思うのだ。
ベテランの役者同士が四つに組む芝居を堪能させて貰った。
これは多分最後迄観ると思う。
原案・脚本=清水有生 演出=六車俊治
【2025夏ドラマ】
「ザ・ロイヤルファミリー」早見和真の小説原作/妻夫木聡主演/TBS・日曜劇場/54分枠※初回は15分拡大
【ゲートイン】
初回のドラマ上の現在は2011年で、予告だと2030年迄を描くみたいだ。多分なんだけど、今は小学生の松本若菜の一人息子を、20年後は目黒連が演じるのでは?
佐藤浩市が妻夫木聡に言う台詞「俺は親父が死んで立ち直れない様な人間、嫌いじゃないよ」そう言われて子供の様に泣き続けるブッキー、嫌いじゃないな。
競馬を損得勘定だけで見ている者、そこに浪漫を感じ夢を見る者、馬の血筋を延々と繋いで行く事への責任を果たそうとする者。ひとくちに競馬に関わるといっても、立場によって色々なんだな。よく知らない世界なので興味深く視聴した。
15分拡大した初回は、初回としてのストーリーは完結させてくれたので、そこはとても観やすかった。
自分の持ち馬の為に奔走してくれて失職してしまった主人公(妻夫木聡)を、俺の所に来るかと受け入れてくれた、馬主で派遣会社のオーナー社長(佐藤浩市)のキャラが、独善的では有るけど、根っこの所では優しくて好感が持てたのも有って、これは最後迄観たいなと思っている。
脚本=喜安浩平 演出=塚原あゆ子
【2025夏ドラマ】
「すべての恋が終わるとしても」冬野夜空の小説原作/葵わかな、神尾風珠ダブル主演/EX(制作ABC)・日10ドラマ/54分枠
【この恋だけは、永遠に終わらないと思ってた】《遠距離恋愛》←配信とドラマ内のサブタイトルが別々
うーん微妙。
初回で主人公カップル(由宇=葵わかな、真央=神尾風珠)の高校時代の出会い、大学時代の遠距離恋愛、就職活動の考え方の違いに違和感を持った真央から告げた別れ、(関西住みの由宇が、仕事より真央の側にいる事を優先した会社選び=関東の会社のみ希望し、美大で得たスキルを生かせる就職先の募集がもう無いと分かると、志望を営業職に変えてでも関東での就職に拘った。多分だけど真央は由宇に、自分のスキルを生かせる仕事第一で就職先を決めて欲しかったのだと思う)、約3年後の偶然の再会…迄を一気に描いたのだけど、会話も画面も雰囲気も、全体的に落ち着いたままで淡々と時が流れて行くので、正直後半は飽きが来ていて視聴離脱も頭にちらついていた。
これって確か男女8人の群像ラブストーリーじゃなかったっけ?
それでも再会時の由宇が営業職を経験して来たせいか、垢抜けて明るい雰囲気になっていた事と、他の男女6人のほぼ台詞無しだけど映像が流れたので、取り敢えず次を観てから離脱するか判断しようかなと考え直した次第。
脚本=三浦希紗 演出=松本花奈
【2025夏ドラマ】
「ぼくたちん家」オリジナル作品/及川光博主演/NTV・日曜ドラマ/55分枠
【人間は恋と革命のために生まれてきたのだ】←今度は太宰治
心優しき動物飼育員でゲイの波多野(及川光博)が、久し振りに恋をした相手は中学教師の作田(手越祐也)。でも彼はゲイの恋人と別れたばかりで冷め切っていた。
その恋人との“子供に代わるカスガイ”が、出せない婚姻届だったと知った波多野は、二人の名義で家を買う事を提案。別れたくなった時に面倒臭くなる様に、二人で家を買ってそれを“カスガイ”にしようと。
その話を聞いていた同じアパートの住人で、一人暮らしのワケあり中学生のほたる(白鳥玉季)が、どうせお金が無いんでしょとばかりにボロアパートの庭を掘ると、そこから出て来たのはスーツケースに入った大量の現金(三千万円あるらしい)。東京では家は買えないけど、頭金には十分かな。
どういうお金なのかまだ不明だけど、ほたるの母親が謎めいているので、もしかして犯罪絡み?
日テレシナリオライターコンテスト審査員特別賞受賞者が、いきなりの連ドラを単独で?書くというね。今の流行りなのかな。
初回に関しては、ほたる一家の生き方が謎過ぎて、そこ迄はハマれなかったけど、面白くなりそうな気配は漂っている。
ミッチー、手越、大人びた玉季ちゃんのバランスも良いし、面白い。
脚本=松本優紀 演出=鯨岡弘識
【2025夏ドラマ】
「終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-」オリジナル作品/草彅剛主演/CX(制作は関テレ)・月10/54分枠 ※初回15分拡大
【遺品整理人が届ける…愛と希望の物語、開幕】
御厨家のドロドロと御厨HDのゴタゴタは要らない。何故遺品整理人と遺族が紡ぎ出すヒューマンドラマに、敢えて御厨パートをくっつけたのか。
ヒューマンドラマだけでは画が静かだから、(恐らく)11話を持たすだけの自信が無かったのか?遺族は毎回変わるのだから、いくらでも話は作れるし、変化を付ける事も十分可能だ。脚本家の腕次第ではあるけど。
草彅剛と中村ゆりの恋愛話を入れたいなら、中村ゆりは独身の絵本作家で、母親が生前整理を依頼した事で知り合う、というエピソードを最初に入れて、そこから娘に隠している母親の余命の話とか、終末期医療に繋げ、草彅剛が陰ながら支える…って、自然な流れで作り込めば邪魔にはならないのになあ。
遺品整理会社の従業員も一々癖が強過ぎるし、小柳ルミ子と要潤の嫁イビリなんか観たくないし…。
うーん、どうしようかなあ。一応次も観て、作り物感が強過ぎたらそれで視聴離脱しようかな。
脚本=高橋美幸 演出=三宅喜重
【2025夏ドラマ】〚ポイント感想〛
「シナントロープ」2話。
【そのスニーカー可愛いね】
キバタン(名字から付けた愛称だと思っていたら、そういう鳥がいるんだって=ペットとして飼うと、鳴き声が大きく人に依存しやすいので要注意=この辺が水町が付けた理由なのかな?)は、お金で転んで悪事に手を染めそうで怖いし、室町は理由は分からないけど、既にバーミンの睦美と繫がりが有る様で、そっちも怖いなあ。
水町は家の周りには鳥しか居ない様な田舎で、祖母に育てられたのよね、確か。
そんな子が、折田を脅迫するシマセゲラと繋がっているかもと、何で折田と睦美は思ったのだろう、不思議。
脚本=此元和津也 演出=山岸聖太
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」2話。
【忍耐女よ、すすめ!】
このドラマ、勝男がいつまでも亭主関白気質を引きずらないで、後輩の白崎や南川との会話から気付きを得て、疑問に思った事は取り敢えず自分でもやってみて、それも有りだなと納得する、そういう努力と実践を惜しまない男として描かれているので、観やすくていいね。
鮎美は男選びで失敗した母と姉を反面教師として、“モテに全ベット”して生きて来たのね。その間ずっとある意味自分を無くして生きてた。それでいいのとノックしてくれたのが美容師の渚だったと。
鮎美が勝男の関白気質を、助長させてた面も有ったんだよね、きっと。
脚本=安藤奎 演出=伊東祥宏
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結婚相手の身長と体重に関して。
相撲の、力士で横綱の男性がいいなーと思っています 身長も高いですが、体重も100㎏以上あります…
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私にドライだった元彼が新しい彼女ができて優しくなった
元彼が私の友達と付き合っています。 私と元彼は住んでいるところが1時間以上離れており、会うのは1ヶ…
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電車で席を譲る人って知らない人に話しかけるの平気なの?
昨日変な人に絡まれたしそれまでもおかしな人に絡まれたりしたので知らない人に話しかけるのが苦手です …
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結婚して結婚指輪していると。
批判回答はいりません。 女性で結婚していて結婚指輪してます。 異動で今の職場に来ましたが、こ…
11レス 261HIT 匿名さん -
両親に支配されていて辛い
私は今年で33歳になりますが、未だ両親に支配されていて生きづらい状態です。 家が貧乏で学費がないた…
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46歳独身男性です。先日60歳のバツ3の相手とお見合いをしてきました。が断られました。50代の人と何…
82レス 1605HIT 匿名さん (40代 男性 ) - もっと見る