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レス1 HIT数 146 あ+ あ-

匿名さん
2024/08/14 08:33(更新日時)

人間は、二種類いる。

初めは何もかも分からなかったが、少しずつ分かるようになっていく人と、初めから全てを分かっていたはずなのに、少しずつ分からなくなっていく人だ。

若い頃は喧嘩や仲違いをしていたけれども、大人になるにつれて、それらには何らの意味はないことを知り、穏やかになっていく人もいれば、愛や調和が大切であると知りながら、時と共に、少しずつ忘れていく人もいる。

かくして人間はこのように、分かる人になったり、分からぬ人になったりを繰り返しながら、自分という者の存在意義を見出していかなければならないのだ。分かっていたはずの大切なことを、どれだけたくさん思い出して、現実に活かしていけるのか？というのが、長い長い歴史の中で、神が私達に提示し続けてきたquestionである。

分かっていたはずのことを忘れてしまうと、途端に目の前に問題が現れて、私達を苦しめてくる。しかし、実際には、それは私達の思い込みが作り出した幻想(illusion)に過ぎない。私達はそれをマトリクスと呼んだりする。

無知は罪なり。

しかし最も罪深いのは、無知を知りながら、それを貫き通す愚かさだ。