とりま悪役令嬢ぽくやってみるか!

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小説好きさん( 10代 ♀ )
24/09/27 23:09(更新日時)

異世界の小説です。。

名前覚えらんないだろうから名前下に書いちゃいます。
アリシア・グレイス・ホワイト(主(ヒ))
ウィリアム・トーマス(執事見習い)
――――――――↑辺境伯――――――――
ラメリア(親友)
――――――――↑公爵家――――――――
ブロイト(王家)

私も覚えられそうにないです,,,。
楽しんで!

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No.4090714 24/07/08 00:31(スレ作成日時)

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No.1 24/07/08 00:36
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

私はアリシア・グレイス・ホワイト。

こちら、「とりま悪役令嬢ぽくやってみるか!」は転生ものではありません。
普通に悪役令嬢ぽくやってみるか!となっただけです。

ところで、私は今高級布かかり金ピカ馬引っ張り装置,,,。



ではなく馬車に乗って学校に向かっているのだけれどそれがものすごく憂鬱なの。

No.2 24/07/08 00:42
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

だってほら,,,。

「ラメリアさん~っ!」
「今日もかわいいなあ」
「癒される,,,」

そう、私の親友ラメリアがとんでもなくモテるのだ。
これは最近胃にも影響してきている。

ラメリアは公爵家(一番上の王家の一個下)という権力を持っている立場なのに威張らず、優しくか弱く可憐な淑女であるからかもしれない。

たぶん読者さんたちも驚くでしょう。後光が見えて直視できないくらい可愛いからっ!

No.3 24/07/08 16:21
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 2 さて、辺境伯令嬢の威厳も込めて私も挨拶してみましょうか。

「お〆”#%*!&す」
※訳,,,おはようございます

まわりがぽかんとしている。私の美しさに見惚れたのかしら。
※違いますよ

今日はやたらと米印が出てくるわね。
米印も私に見惚れたのかしら。
※何いってるんですか

ようやく生徒の一人が声をあげる。
「,,,お、はようございます。。」
スゴく怯えているわ。なぜなのでしょう。

No.4 24/07/08 16:33
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

「おはようございます。それと、男性ならしゃきっと話された方が格好良くってよ。」
「あ,,,。ではなくて、以後気を付けます!」

にこやかに微笑んで見せるとモブ生徒は安心したようだった。

「お嬢様。御時間が。」

あぁ、この人は,,,誰でしたっけ。思い出した、執事のウィリアム。
赤髪に高い鼻、キリッとした赤い目はまわりの女性たちを虜にする。

どこがいいんだか。だって、こいつ、性格サイテーなのよ!?

No.5 24/07/08 21:12
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 4 だって、私がテストで大変な点数をとったときに鼻でくすっと笑ったり、何かと理由をつけて私がお菓子を食べようとするのを止めてきたりするんですもの。

でも皆さんの前ですとキラキラな王子様というような感じで。

,,,誉めているのじゃありませんのよ!?
とにかく、私はこいつが大嫌いだわ。

「あ、おはようございます。アリシア。」
ラメリアが気づいてくれたわ。
小さな身長のため遠くで跳び跳ねながら手を降っている。
可愛いな、ラメリアは。

No.6 24/07/10 00:19
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 5 少し手を振りかえすと、私はすぐに教室へ向かった。

ウィリアムは執事科に通っているためお見送りしてから自分の教室に言っている。
そして毎回毎回そのお見送りの時に渡されるのが”お父様からの手紙”だ。

今日は何か重要なことはあるかしら。

『アリシアちゃん、パパ、敵全滅させたよ❤️帰ったら誉めてね❤️久し振りに会いたいな♪』




,,,。期待した私がバカでしたわね。
私は要らないものを入れる箱に今日の手紙を捨てようとした。

No.7 24/07/10 20:15
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 6 ,,,,えっ!?戦争ですって!?

お父様は昔国の若き英雄と呼ばれるまでにお強かったとは聞いたことありましたけど,,,。
お父様が長期不在の時だけ隣国が戦争しているなあとは思いましたけれど,,,!

『じゃ、ちょっと居なくなるねー!』

のノリで行くところではありませんと思いますよ!!!
今隣国、サークネス王国とは仲がよろしくないと考えると、まずいわ。
ラメリアが断罪されてしまいます!

No.8 24/07/10 21:26
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 7 ラメリアの家は外国との交流を大事にしている。正直言うと、サークネス王国とはお金の貸し借りをしているくらい仲が良い。

だが今はサークネス王国とは戦争中。お金をこちらから渡したら相手有利になってしまう。
教科書で読みましたが、サークネス王国は11人のマナス人(アリシアたちの国の人たち)を誘拐しお金を払わず働かせている。
マナス側が返還を要求しても領土を求めてくるから、あまりサークネス王国は戦争に強くないため乗り込んだというわけですか。

No.9 24/07/10 23:11
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 8 これじゃあ、好くしてくださったラメリアのお母さまもお父さまも、ラメリアも,,,。
みんな居なくなってしまう!

少し帰ってから皆さんにお話いたしましょう。

そうすればやるべきことが見えてくるはずですわ。。
「辺境伯が。」
なんて言われても
「気にしないでくださいね」
とお友達になってくださったラメリア。

死なせませんわよ。ずっと笑顔で笑っていてほしいんですもの。。

No.10 24/07/11 16:41
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 9 まずは、お話を聞かないと。

「すみません、お忙しい中御時間を頂いてしまって。」
「良いのよ。それにしてもアリシアちゃん、大きく、綺麗になったわね」

ああ、温かい。私はここが好きだ。

「やっぱり、サークネス王国との交流のことか?」
!!。
やはりラメリアのお父さまもご存知でしたの、、、?
「そうだね。このままいくと我が家は使用人もろとも消されるだろう。」
!。使用人まで!?

No.11 24/07/11 23:49
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 10 「おや、知らなかったのかね。先月、変わったのだよ、法が。それと、世の中はポーカーフェイスだ。あまり表情は見せないのが勝つ方法だよ。我々は敗北したがね。」

っ!
これは私達みたいに後悔したくないのなら、勝ちなさいということだ。お優しい、ラメリアのお父さま。

「でも、それでも黙ってお父さま方が首を切られるのは待てません!」

No.12 24/07/11 23:58
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 11 ここでどう動く、私。
ラメリアの家をA、私をB、国をC、サークネス王国をDとする。BはAよりも身分が低い。つまり重要性は低い。私が裏で手引きしていたというのは無理だわ。となるとサークネス王国を説得させるか。いや無理ね。


じゃあ、少し張り切りますか。私の腕の魅せ所。

《探知魔法!》

そう、私は軍専属魔法使いより魔力量が多く、巧みな魔法を使えるのだ。

No.13 24/07/12 21:51
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 12 なるほどねえ。。
ここから北北東に41°ずれた、89km先の、地下3450mmの場所に居るみたい。

それじゃああとはこっちのものね。

《転送魔法》

そうねえ、、、。目立つ広場の噴水にでも転送しておいてくれるかしら。

『リョウカイシマシタ』

相変わらず片言ね。まあ良いわ。
お父様に手紙を送り、、、。
あとはこれからのこと。この国の法だと、、、

No.14 24/07/12 23:31
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 13 ①知らなかったのなら軽い刑罰
②脅されてやったのなら罪に問われない
③国を騙して無かったことにする

①、②は無理ね。①は罪に問われてしまうし、②は私は弱味を握っているわけでもないし偉い立場でもないから。

じゃあ、③は?国ごと、世界を騙してやるのはどうですの?

方法は単純だわ。

No.15 24/07/12 23:51
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 14 王家の誰かと結婚するだけ。そしてラメリアの家のお金問題よりもビックニュースをたてて、その間に法を改訂。

そのためには学力、気品、威厳など全ての分野満点にしなければなりませんわ。
悪を正そうとする悪、すなわち傲慢さも必要だわ。

どこかで聞いたことある。
『悪役令嬢』

本気でその人が好きだったのに、度が過ぎて想い人から嫌われてしまう。想い人から見て悪役なのだ。
ああ、世界はなんと無慈悲な。
でも大丈夫よ、悪役令嬢さん。私が違う種類の悪役令嬢になって、成功してみせるから!!
※がんばれー

No.16 24/07/13 13:34
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 15 あら、お久しぶり、米印さん。応援してくれるのね。ありがとう。

「私、世界の悪役令嬢になろうと思いますの」
ラメリアのお父さまとお母さま、そしてラメリアに言ってみせる。
「ほう、それはどういう意味かね?」
私は経緯を説明した。

「,,,。本当に感謝する。」
止めないのは紳士として淑女として、あるまじき行為だからだ。
「だが、立場が危うくなったらいつでも我が家の名前を出してくれ」
「本当にありがとう。ごめんね」

No.17 24/07/13 21:55
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 16 ラメリア。。。。
正直言って友達のためだからとか言って趣味じゃない人と結婚するのもねぇ、、。

でもいいわ!
王家の跡継ぎはみんなイケメンって聞くもの!
※彼女はメンクイです

、、、。きっと条件として一番良いのは長男ブロイトかしらね。文武共に優秀。次期皇帝は間違いないでしょう。女性との噂は聞かないし。だからオトすのも難しそうですけれど。

まあ今日は帰って勉学に励みましょう。

No.18 24/07/14 08:22
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 17 「ふむふむ、、、」
私は得意な魔法科や政治科、植物科などは置いておいて、苦手な数学科、歴史科を勉強した。

数学科はなんとか解説を読んで、この超進学校である「アストロ学園」の教科書の応用問題までできるようになった。
歴史科は時系列、起きたことなどを白地図に書き込んでいったらだんだん覚えられるようになった。
やればできんじゃん、私。

No.19 24/07/14 15:39
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 18 、、、。失礼しました。
改めて、

やればできるのはないですのの、私

ということで。先程のは聞かなかったことにして頂けると嬉しいですわ。。。
、、、!もう11時!寝ましょ!アリサ(メイド長)に見つかったら説教だわ。
ふう、、、。頑張った、私。。
Zzzzz、、、。

No.20 24/07/14 23:27
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 19 朝になりました。まだ疲れが完全にとれていませんわ。。

うとうとしていたら気づいたら学園に着いていましたわ。眠い。。でも関係ない。

「皆様、おはよう御座います」

周りがざわざわし始める。効果覿面ね。
「アリシア様がまともに挨拶したわ!」
「本当か?」
※、、、。たぶん違う

今日はラメリアより目立ったわ。メイクは今日は力を入れてきた。髪は、、、。変えてないわ。

No.21 24/07/15 16:09
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 20 教室に着き、ウィリアムから手紙をもらう。
『え!?そうなの!?な~んだ、じゃ、家帰るね~。
でも気になることがちょっと有って。幽閉されてた場所、見つけたんだけど、魔方陣の焼きあとがあったんだよねぇ。
これだけ強い魔法使えるの、少ないはずなんだけど、何か知らない?』

!!バレてる!?

《説明~魔方陣の焼きあと~》
魔法を使うと、範囲に魔方陣が現れます。魔法が強ければ強いほど、魔法を使い終わったあと魔方陣があった場所に魔方陣の形の黒い跡が地面に付いてしまいます。それが焦げた灰のようだから、焼きあと、と呼ばれています。
今回は、攻撃力こそは無いものの、範囲が広かった、繊細で難しい魔法だったというのが焼きあとのついた理由です。

※洗えば取れるよ!あと、大体の人は魔方陣の焼きあとが付かないよ!

No.22 24/07/15 23:35
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 21 嘘でしょ、、、。
っ!危ない!ポーカーフェイス忘れてた!
「今日も下らないわね」
それを見ていたウィリアムが言った。
「お嬢様、あとで裏庭に来ていただけませんか。」
相変わらずなウィリアム。あなたはどちらの味方?

私はお父様まで敵に回してしまったかもしれないわ。
監禁被害者がいなくなれば、このマナスは理由もなく攻めこんだとして他国から白い目で見られることになるだろう。

No.23 24/07/16 17:49
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 22 ごめんなさいお父様。
あとしまつはちゃんと遣りますから。。。
やっぱり王女にならないと。

2時限目が終わり、ウィリアムの言う通り学校の裏庭に来た。誰も居ないわ。

ウィリアムは先に居た。
「お嬢様。言いたいことがたかあるのですが。」
な、なに?




「ポーカーフェイス、下手すぎません?ふっ、、!思い出すだけでたまらない」
失礼な!
「大丈夫ですよ。お嬢様の作戦は理解していますし、協力しますから。」

No.24 24/07/17 14:39
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

そう言ってウィリアムは私の髪を撫でた。
ちょ、ナニスンノヨ!///

「あ、あとお嬢様。旦那様からいろいろな男性からの婚約の誘いが来ておりますが。。」
「断っておいて頂戴」
「は。」

ウィリアムもだんだん仕事が板についてきたわね。でも私をバカにするのはいい加減やめてほしいわ。。。

No.25 24/07/18 22:52
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 24 私はアリシア・グレイス・ホワイト。

前回、ウィリアムと別れてから、早速王家の人間、オスカー様と出会ってしまいました。。
オスカー様は次男で女遊びの噂が絶えない、、、絶対ダメな人ですわ!!

私が急いで教室に戻ろうとして、道の曲がり角でドオン、と。そして今私がオスカー様を押し倒している形ですわ。

「も、申し訳ありませんでした!」
私は直ぐにオスカー様から離れた。

No.26 24/07/18 22:58
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 25 「今、帰ったら校内中にこの、写真が出回ってるかもよ?」

写真、、、?

写真、、、!!!

それは私がオスカー様を押し倒している写真だった。
そして、オスカーファンクラブの女生徒達が私をいじめにくる始末、、、!!
想像するだけで怖い、

「殿下、、。これは、、、」

「毎日。毎日僕のところに来て、言うこと聞いてくれたら広めないであげる❤️」

え、、、?

No.27 24/07/19 18:01
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 26 「、、、分かりました。」
絶対、振り撒かれるより良い。私はそう強く信じていた。
「おや、嫌がる素振りの一つも見せないね。。。」
「見せろ、と仰っているのですか。」

オスカー様は少し考えてから言った。
「うん。じゃあそうしてみて。地べたに座り込んで、足をびくびくさせて、少し服をはだけさせて、
『オスカー様ぁ、助けてください』
って上目遣いで言ってみてよ。」

地べた、、、。
見下している言い方ね。

No.28 24/07/19 18:06
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 27 オスカー様の瞳は冷たく、見透かしているような寂しい目をしていた。

「、、、。こう、ですか?」

私は言われた通りにした。
一応、ポーカーフェイスの練習として演技は習っていたから出来ている筈だ。

「もう少し足を広げて。」

オスカー様の瞳はさらに冷たくなっていき、それと共に指示もはしたなくなっていった。

「これでよろしいですか、殿下。もう、、、やめて頂きたいのです。。」
私は少し涙目になっていた気がする。

No.29 24/07/19 18:11
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 28 私は何処かの酔い客が見れば襲ってきそうな、ギリギリの姿勢になっていた。
オスカー様は私を立って見下している。



怖い。



「あぁ。そうだな。それが良い。じゃあ、しばらく此処でそうしておいて。見張りは居るから逃げ出しても捕まえるよ。襲われたら、そのままおとなしくすればいいさ。それが君の願望だろう?


、、、はしたない。」

No.30 24/07/19 18:18
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 29 なぜそう思うの?なぜそんなに冷たいの?

・兄は優秀(贔屓があった?)
・女遊び、寂しそうな瞳(寂しさを埋めるため?)
・女の私を弄んだ理由は?

、、、そうか!

「殿下は幼くから兄が優秀でひどい扱いを受けていた。その寂しさを埋めるために女遊びを始めたが権力や財産を目的とする女に騙され、人間不信に。そこで押し倒してきた私をまた権力や財産を目的とする女性だと思い、このようなことをさせた、、、。だから冷たく、見透かしているような、寂しそうな瞳をされていたのでしょう?
殿下。まああくまで私の見立てですが。(超早口)」

No.31 24/07/19 23:18
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 30 「!」
「まーあ?わたくし殿下のこと利用するつもり無いですし?押し倒すほど殿下のこと情熱的に思っていませんのよ?」

ふっふっふ!
勘違いして恥ずかしいか!オスカー!
※彼女は悪令嬢です

「、、、すまなかった。では失礼するよ。写真も燃やしておく。」
あら、すんなり。。
ではなくて!
物語のヒロインが幸せになるためには悪役令嬢は無くてはならない。
私は世界の悪役令嬢だわ。

でも、此処は一人の人として見捨ててはいけないのではないですの?

No.32 24/07/20 13:54
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 31 「殿下。お手伝い出来ることはありますか。」
「は、、、?」

にこにこ。

「き、君!分かってるのか?僕は君を、、、。」

にこにこ。

「ええ。でも上の者に胡麻擂りしたりコネを作ったりしたら良いことばかりですわ。」

あ。つい、、、。まあいいわ。

「、、、。だからか。ふうん。
じゃあ一つ聞くよ。
君の目的はなんだ。そこまでして取り入りたい理由はなんだ。」

No.33 24/07/20 23:50
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 32
考えておりませんでしたわ。
え~、、え~っ、、、。

少し頬を赤らめて。首は右下に40°下げて。もじもじして。
『わたくし、ブロイト様のことが気になっておりまして、、、。』

いけるか?いけるか!?

「、、、。そうか。別に兄上に取り入るなら止めないが、、、。君はあいつの何処が好きなんだ。」
『真面目なところ、、、///』
「!Σ( ̄□ ̄;)」

その後、なぜかオスカー様のテストの結果が学年3位になった。

1位 ブロイト・マナス
2位 アリシア・グレイス・ホワイト
3位 オスカー・マナス
4位 ラメリア・マーガレット
でした⭐️

No.34 24/07/22 00:10
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 33 『ね、なんで返事くれなかったの?やっぱりなんか、知ってる?』

ゾゾゾ、、、!

すっかり此方のほうに夢中で御父様への御返事を忘れていましたわ!
御父様は御顔が拝見できませんから、怖いのですよね。。。
何を考えてらっしゃるのか解らないというか、、、。

とりあえず、書かなきゃ!
『拝啓親愛なる御父様へ
先日は御返事が出来ず申し訳ありません。
実は此方ではオスカー殿下と仲良くなっていて、少し楽しいのですよ。

No.35 24/07/22 18:22
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 34 また、前回御父様に魔法の使用を禁止されていてから私は魔法を使っていません。もう一度お調べくださいまし。
敬具あなたの娘のアリシア』

※いや思い切り使ってますよね!?

ウィリアムに手紙を渡してから私はため息をついた。
ハメられぱなしで全く悪役令嬢になれていないのだ!

「がちでどうしよ、、、」

そう口から溢した時だった。

「あまり淑女がそのようなことを言うのではありませんよ?」

誰、、、?

No.36 24/07/22 22:35
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 35 あっ、クラリス姫!(オスカーたちの妹)
すごく穏やかでふわふわした感じの方だ。
そうか、クラスが同じだったんだ。
「これは、クラリス姫。私はアリシア・グレイス・ホワイトと申します。」
「ああ、良いのよ。そういうの。ただ、一つ忠告ね。オスカーお兄様は狙わないで。ね?それだけ。じゃあね~。」

、、、。ブラコン??
別にオスカー殿下は狙っていないし。ブロイト殿下こそ!
条件が、、、良い!

No.37 24/07/25 10:21
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 36 「どうしたの?」

、、、。ゲッ゛!
オスカー殿下!

「いえなんでもありません。何か御用ですか?」
「ああ、サークネス王国に監禁されていたマナス人が何者かの転送魔法により戻ってきた件だが、、、。何か知ってるか?」

父上とオンナジ!オスカー様は国の人間で、であれば転送した私は話すと首を切られてしまうわけで(No.22参照)そうなるとラメリア達も断罪されてしまいます!
それだけは避けたい、、、。
※アリシアがやってるのは犯罪と同じですけど温かく見守ってほしいです。

No.38 24/07/26 23:43
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 37 「・・・。いえ、何も存じ上げませんわ。」
「そのようには見えないが。」

、、、。

「やはり人はゴシップ好きなのだと知っただけです。
私はその件に関して知りませんし高度魔法使いならたくさんいます。他を当たってみては?」
「っ、、、!」

フフ..私は口論と押しが強いのですよ!誰も勝てまい、、、。
※ただの悪役になってますよ!?

「アリシア嬢。一つ話がしたい。」

王太子様まで(ブロイトだよ)!

No.39 24/07/28 22:48
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 38 誰も居ない空き教室に呼び出されましたけれど、、、。

「、、、。」
「、、、。」

無言がコワイ(;゚Д;゚)ギャァァァ!!(しかもずっとじっと見つめられている)

「それで、、殿下、お話と云うのは?」
「ああ、そうだった。」

ああ、そうだった!?
そんなに何かに気をとられるほど要らないことですの!?

「、、、。(ブロイト)」

えっ。あっ。口に出てました!?
ていうか最近『!?』多くありません!?
※⬆️また!?

No.40 24/07/29 22:53
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 39 「いや、君が美しくてな。」

、、、。

いや、これは社交辞令!社交辞令!
社交辞令に一喜一憂する女では御座いませんわ!

「勿体無き御言葉頂戴し嬉しく思います。本題に入りましょう。」
「ああ、、、。君、オスカーは好みか?」

エ、、、?マホウジンノヤキアトノハナシジャナイノ、、、?

「、、、。失礼を承知ですが

No.41 24/07/29 23:02
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 40 オスカー様はタイプでは御座いません。クラリス姫にも釘を刺されました。
寧ろ、私は殿下のような真面目な方が好みであります。」

「そうか。では私と結婚しよう。」


、、、。聞き間違いではなくて?
女に関心のない殿下が?辺境伯爵家の私が?ラメリアではなくて?

「私は今オウイケンショウに忙しいんだ。父から王になるなら婚約者を作れとうるさくてね。」

は、、、?

No.42 24/08/01 00:48
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 41 「今俺には俺のイケメンさに惹かれないある程度胸が大き,,,」

バコオオォォォオオォン!

あ、、、。いけない。
腕が勝手に動いて、ブロイト様の頬の骨が折れるほどの威力で頬に殴りかかってしまいましたわ。

「あら、いけません。。。すみませんでした。では、失礼します」
咄嗟に部屋出てしまいましたけど,,,あんなやつの妻嫌よ!
どうしましょう、ラメリア、、、。


きっとあなたなら!

No.43 24/08/03 01:55
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 42 王位憲章者を変えるんだわ!

今国王には7人子供がいる。

①ブロイト(18歳)(仕事◎成績◎剣術◎魔法◎)←実はお化けが苦手
②オズワルド(ブロイトより半年遅く生れたた18歳)(仕事◯成績◎剣術◎攻撃魔法だけ◎その他魔法◯)
③オスカー(17歳)(仕事◯成績たまに◎剣術◯魔法◎)
④クラリス姫(16歳)(仕事△成績◯剣術―魔法△)←はじめての女の子で甘やかされて育った
⑤ラーテル(14歳男)(仕事◯成績◯剣術◎魔法◯)
⑥マロン(メロンと同じ11歳)(仕事―成績、剣術、魔法共に上の下)
⑦メロン(マロンと同じ11歳)
マロンとメロンは双子

No.44 24/08/03 02:10
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 43 【まめちしき】
魔法には属性があり、炎(を操る)、水(を操る)、風(を操る)、光(を駆使し浄化する)、闇(を駆使し滅ぼす、怖くないよ!)がある。
それぞれ国民の
炎...30%
水...30%
風...20%
光...10%
闇...10%
人がその属性に属してるよ。

アリシアは水(めっちゃ強いよ)
ラメリアは風(苦手)
ウィリアムは風(護衛のため訓練したらめっちゃ強くなった)

ブロイトは炎(アリシアにひけをとらない強さ)
オズワルドは炎(バランスが悪い)
オスカーは水(優秀。学年で三本指に入るほど)
クラリスは光(弱い)
ラーテルは炎(練習中!)
マロンは闇(コワイ)
メロンは闇(コワイ)

No.45 24/08/04 22:19
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 44 別に私が仕事をやりますから、仕事はできなくてもよいとして、、、。

オスカー様はクラリス姫に宣戦布告されましたし、マロン様メロン様も年が離れています。

残るはオズワルド様とラーテル様ですけれど。。。
ラーテル様はまだ社交界デビューもされていない。私がアピールしに言ったとて混乱するだけでしょう。
では、、、オズワルド様。
ですかぁ、、、💧

No.46 24/08/08 01:26
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 45 実はオズワルド様、、、。
一度も学園にいらしたことがないのですっ!!!
家族でもお顔を見ないという

「THE・引🌟き🌟こ🌟も🌟り」

なのですよ!どうしましょう、、。

「ぃ、ぅい、おうい!お嬢様。どうかしましたか。」

ああ、ウィリアムもいましたわね。
、、、ひとりぼっちだった私に優しく笑いかけてくれた、身分も低い(世間では十分高い)のに笑いかけてくれたラメリアを誰が死なせましょうか。
もう少し冷静になってみるべきね。

No.47 24/08/09 02:10
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 46 図書館へ行きましょう。

えっと、マーガレット家の貿易・海外投資などの情報がみたいから。。。
緑色の分厚い本を手に取る。

えーっとっ。これね。
「え、、、。信じられないっ!」
まあ確かに?ラメリアが最近新しい服を買ったとか?高級車に乗っていたとか?
ありましたけど!
裕福になっていましたけれど、、、。

あなたが黒幕【ヒール】だったのね。悲しいわ。

No.48 24/08/09 02:20
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 47 ウィリアム・トーマス。

私は許さない!!

あなたはマーガレット家と関わりの強い高級商人の家でしたわね。
名前を出せば家にも入れてもらえた。
そして、サークネス王国に今交流を作っておけば良いとホラ話を教え、何か脅したのね。
そのあと私を管理下に置き、情報を誰かに教えた。

マーガレット家を滅ぼそうとしたのはウィリアム(後で解説します)。ではその目的は?誰が本物の黒幕【ボス】なの?

No.49 24/08/14 02:26
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 48 【なぜウィリアムなの??】
まず、黒幕【ヒール】であるにはいくつか条件があります。

①マーガレット家にもホワイト家(アリシア)にも近しい人物
②政治状況を知ることができる人物
③誰かの下である→権力は高くない

ウィリアムならアリシアの執事見習いですので学習として王国資料秘蔵館に入れますし、ウィリアムは高位貴族でも王族でもありません。



ウィリアムはマーガレット家を滅ぼそうとしていた。
しかしそれには誰かの思惑が働いていて___!?

No.50 24/08/14 02:30
小説好きさん0 ( 10代 ♀ )

>> 49 彼を近くにおくのは危険だわ。

、、、。私(わたくし)はブロイト様のような鍛え上げられた体の持ち主をぶん殴るような、そんな令嬢ではなくて、そんな力のない
≪か弱い≫
令嬢、
≪か弱い≫
令嬢ですので護身術も身に付けなくては。

  • << 51 私は王国騎士団の練習場に向かった。 「お願い、ケセル、護身術教えて!できれば、投げ飛ばしたりして相手を失神させられるくらいまで鍛えてほしいわ。」 「お嬢にそんなことさせたら、、、。 相手が死にます。」 ケセルは王国騎士団の副団長で小さいころから遊んでくれてる。 33なんだから、早く結婚してほしいわ。 「な、失礼な!」 「だって。この前、お嬢。王国2位の俺の腕をいとも簡単にへし折ったじゃないですか!!痛かった!」 「貴方が弱いのよ。」
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