こんなことになるなんて聞いてません! 第2話

レス2 HIT数 366 あ+ あ-


2022/08/19 10:08(更新日時)

貴利名:私だってもっと輝きたい。もっと誰かを笑顔にしたい。みんなの光に希望になりたい。みんなと笑顔になれる最高のステージを。
現在私はオンラインライブをしている。私のライブではいつもみんなが笑顔の顔文字や笑顔になれたなどのコメントをくれる。「1人でも多くの笑顔を増やす」これが私がダンス動画を投稿している主な理由。私が居た施設では親とか家族とかのことを思い出して泣いている人が多かった。あのときの私は得になんの感情もなかった。親だの家族だの私にはどうでも良かった。自分を捨てた人間(ひと)なんか親でもなければ家族でもない身内でもないし血が繋がっているなんて嫌でも口にしたくなかった。でも、阿部さん、佐久間さんと出会って初めて安心できるような暖かいような感情が芽生えた。これが家族というものなのかと初めて思えた。それは実に暖かく落ち着けて心地いいような感覚だった。それからというもの、私は2人から色んな感情や思いなどを教わった。そこから演技も覚えた。だから今でもサラという自分を隠し通すことができている。これからもずっと秘密にし続けること…。
貴利名:みんな、次のライブも楽しみにしててね。またね。
私はオンラインライブを終え、着替えを済ませてメイクルームへ。今日は外に食べに行こうと佐久間さんに誘われた。今日のメイクはナチュラルに少し目元のラインを引き立たせて…そんな感じでメイクをしていた時、メイクルームのドアをノックする音が聞こえた。そして、佐久間さんと阿部さんが入ってきた。
阿部:もう、メイクの技術はバッチリだね。
貴利名:教えてもらった通りにやっているだけですけどね。
佐久間:でも、こんなに早く覚えちゃうなんてすごいよ。
貴利名:ありがとうございます。
佐久間:それじゃあ、メイクも終わったみたいだし、行こっか。運転は阿部ちゃんで。
阿部:はいはい。じゃあ、貴利名ちゃんは助手席ね。
佐久間:なっ。俺が貴利名ちゃんと隣が良かった。
貴利名:なら、行きは阿部さんの隣で帰りは佐久間さんの隣でどうでしょう。
佐久間:貴利名ちゃんがそう言うならいいよ。
阿部:俺も異議なし。佐久間だったらあるけど…。
佐久間:なんか言った?
阿部:なんでもない。
佐久間:ふ〜ん。
そのあと、私は、阿部さんと佐久間さんと一緒に楽しい食事の時間を過ごした。
阿部:貴利名ちゃん、寝ちゃったね。
佐久間:だね。部屋まで運んであげよっか。
阿部:そのほうがいいと思う。このまま寝かせてあげたいし。
貴利名は、佐久間さんに運ばれてそのままベッドで朝までぐっすり。阿部さんと佐久間さんが見守る中で…。
続く…

No.3609324 (スレ作成日時)

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No.1

え?もしかして、だっこされてない????!!!!!、!

ずずずずずずずするーーーいいいいい。
私も、この前まであべちゃんを推していたので、すごい、ずるいです!
隣の席で、争うなんて!可愛すぎ!!!!!!!!!!!!!!
サブ垢でも投稿しようかなって思うので、
是非見てください!
名前は…。
「ひなりジャニヲタ姫」で投稿しようと思います!ぜひみてください!

No.2

>> 1 絶対に見ます!楽しみにしてます!

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