日常ロマンス

彼の車で二人きり、彼が運転席で、私は後ろに座る。
車を止めて、彼が運転席から振り向いて、そっちに行っていい？と言う。私は戸惑ってまた、ダメ。と言った。

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私がお客さんにちやほやされると、なんだか冷たい彼。
お客さんが居なくなり、二人きりになると、複雑そうな顔で、嫉妬しちゃう。と言った。
彼が、手を出して。と、
私の手を触る。なんだか恥ずかしくなって、何ですか？と誤魔化す。
彼の指は、細くて白くて綺麗で、
手を重ねると、もちろん彼の手の方が大きくて、やっぱり男性なんだな、と思う。

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彼は私が困る事ばかりしてくる。
手を触ったり、抱きしめてきたり、キスしていい？って言ったり。
なんだか切なそうな表情をするから、私も切なくなってしまう。

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あなたの長い睫毛とはっきりとした二重の少し眠そうに見える目が私は好き。
もっと早く出会えて居たら良かった。ってあなたは言うけど、
早く出会えて居たら、どうなって居たのかな？
少なくとも、今の関係とは変わっているはずで、私は今のあなたが好き。
この切ない関係が好き。
でもあなたの期待には答えられない。

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抱きしめていい？っていうから、え〜。と固まってると、おいで。って両手を広げて待ってる。
それでも固まってると、こっちから行くからね、と
彼の胸に抱き寄せられる。
彼の腕の中で何も出来ずに固まっている私。
そっと彼の背中に手を伸ばそうとして、やっぱりやめた。

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トロンとした目で見つめられるのは、ちょっぴり怖いけど、ドキドキする。
ちょっと来て、と彼に呼び出されて、行ったら密室で二人きり。
トロンとした目で見つめられて、固まっていると、彼の唇が私の唇に触れる。唇の間から舌が入ってきて、口の中を舌が這い回る。
驚いて私は動けなくて、されるがままになっている。
彼の手が胸を撫でる。
このまま行ったら、どうなっちゃうんだろうと思うと怖くて、どうしたんですか？と少し彼から体を離す。
彼は少しボーッとしたまま、ごめん。とその部屋を出て行った。

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彼はお店のお客さんだった。背が高くて180越すくらい？筋肉質な体。横に立つと頭一個分くらい違うかな？って感じ。にこやかな笑顔が素敵な大人の男性で色気がある。
旅行のお土産とか、色々会う度にプレゼントをくれた。
なんだか私の顔を見ると緊張してる感じで、手が少し震えてた。
可愛くて緊張しちゃう。なんて言ってた。全然、そんな感じじゃなくて、女慣れしてそうな感じなのに。
私からキスをして、服を脱がす。
攻めてると、今度は自分の番って感じでいつのまにか形勢逆転してる。
彼にキスされるだけで、頭がボーッとしてしまう。
優しく胸を攻められて、思わず声が出てしまう、そのまま下の方へ降りていって、指で中を弄る。
大きな手、長い指。
恥ずかしい音が聞こえてきて、私は顔が熱くなって、赤くなってしまっているのが自分でわかる。
でも声を抑えることは出来ない。
彼がトロトロになった指を見せつけてきて、今度は舌が入ってくる。
指は優しく胸を撫でる。
腰がビクビクと動いてしまって、それだけでいっちゃうの？と彼。
ボーッとして動けないでいると、
もう入れていい？と彼。
うん。と言葉を返す。
すごく大きくて、これが入ったらどうなってしまうんだろう？とドキドキしてしまう。
彼が割れ目に擦り付けて、焦らしてから、入り口に押し込む。
その瞬間、電流が走ったみたいにビリビリ頭が痺れて、何も考えられなくなってしまう。
彼が腰を打ち付けると、中の壁が隅々まで全部擦られて、頭が真っ白になる。快感しかわからない。
彼は角度を変えて、強弱を付けて、腰を打ち付ける。
奥に当たると、ビクビクとして達してしまう。
それを強弱を付けながら何度も何度も繰り返す。
浅いところを擦ったと思ったら、奥を打ち付ける。
予測できない快感に何度も達してしまう。
角度を変えて、前から、横から、後ろから。勝手に声が漏れてしまう。
もうフラフラでされるがままの私に、いくよ。と彼。
打ち付ける腰の速度が早くなって、最も奥深くに突き刺さる。
ビクビクッと二人の動きが重なって、お腹の中が熱くなる。
ドクドクとなって、またビクビク動いてしまう私。
ビクビクするのやめて。と笑う彼。

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あなたに会えるならもう一度会いたい。触れたい。

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後ろからされると、無理矢理犯されてるみたいでドキドキする。
後ろから奥をガンガン突かれると、ビクビク震えてすぐにいってしまう。
彼に鏡の前に立って、と言われて、鏡に手をつく。
恥ずかしくて直視出来ない。
チラッと前を見ると、彼に後ろから動物みたいに犯されてる私が見える。
泣きそうな顔で鳴いてる。

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彼は私より少しだけ年上で、まだあどけない、眩しい、少年の様な表情をしてる。
白い肌が綺麗。
本当にそうっと、丁寧に、壊れ物を扱うような、優しい手で私を扱う。
思わず、気持ちいい。って言ったら、気持ちが入ってるからかな。と彼。
あなたの真っ直ぐな優しい愛情を身体で感じるから、わたしは切なく、余計に感じてしまう。

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