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鳥野ササミ( 0tYn1 )
14/03/28 11:57(更新日時)

ミクモンの観察、収集日記。

13/09/10 03:58 追記
新・共産革命宣言~或いは右翼と左翼を超越したネオ・コスモポリタニズムについて~

No.1834857 12/08/13 16:02(スレ作成日時)

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No.151 13/07/09 20:07
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈いつやるの?今でしょ!〉林修

■ あすなろラボとかいう社会派(笑)実験番組でヤンキー相手に(と言ってもタレント事務所や劇団に所属しているような連中だから〈ヤラセ〉に近い)講義をするという企画がそこそこ視聴率が取れたらしい。まぁ講義の内容的にはつまらんもので視聴率が取れたのは林修のギャンブルで借金を抱えたとかいう過去のお陰だろう。いわば下世話なカネの話である。自称・ヤンキーの皆さんもだからこそ講義を聴いた訳でもしも林修がギャンブルなんて一切興味がない〈人格者〉であったら誰も興味がないし視聴率も取れないという冷徹な資本主義の論理を見逃してはなるまい。林修先生もその辺の事情はわかっているし自分の立ち位置と価値もよく分かった上で行動していらっしゃるようだ。だからこそ彼は塾講師などという社会的地位の低い職業に甘んじあえてそれを利用しているのだろう。それは芸能人やタレントのそれと本質的に変わらずだからこそ彼らはタレント的行動わ厭わない。それにしても講義のつまらなさは想像を絶するものであった。しょせん塾講師などこの程度のものだろう。武田鉄矢の漢字の授業みたいなものか。
■〈これから地球は寒冷化するから二酸化炭素をどんどん排出せよ、という珍説について〉
世の中には面白いことを言ってお金を貰う人々がいる。comedianが代表だが最近は学者も同じ商売を始めたらしい。さて科学が何より退けるべきは〈決定論的世界〉である。〈地球は寒冷化する〉とか〈労働者が革命を起こして共産主義が勝利する〉とか〈最終戦争が起こってアッラーが勝利する〉とかまぁそういうものである。〈地球は寒冷化する〉という蓋然性の低い仮説を出発点に採用している時点で既に〈非科学的態度〉丸出しだがまぁ100歩譲ってこの仮説を採用してみよう。それでも地球が寒冷化するのは100年先なのか1000年先なのか全く不明である。地球寒冷化するまでの〈過程〉にも異常気象などの様々な問題があるがその点は全く捨像されているようだ。要するに彼らの目的はカネと売名でありマルクス主義などの原理主義者と共通するのは理想の為には目前の人間を蹴落とすことを恥じない〈魂〉を失った人々ということなのだろう。

No.152 13/07/11 04:34
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈三つ子の魂百まで〉日本の俚諺

■〈白人というfiction〉
一般に白人と言った場合それは肌の白い人々というよりヨーロッパ人全体という漠然たる人々を指している。(日本人にも雪のように肌が白い人がいるが白人とは呼ばない)
■ さてこの〈白人〉という言葉は〈黒人〉との差別化を目的とした政治的名称である。即ちそれは明確に言語化されないまでも白人を神に黒人を悪魔に見立てる為の〈白人側〉のレトリックと言えよう。実際ヨーロッパ人の肌はピンクがかった薄茶色といったものが精々であり本当に(つまり色彩として)肌が白いのはロシア人や北欧の人々である。ちなみにロシア人と北欧の人々は歴史的に仲が悪い。(韓国人と日本人の関係に似ている)
■ かように怪しげな言語である〈白人〉を注釈なしに用いている学者先生がいたら気を付ける必要がる。なぜならその人々の目的は〈煽動〉である蓋然性が高いからだ。煽動家らにとって〈白人〉はまさしく〈わら人形論法〉にうってつけなのだ。
■〈科学と宗教の本質について〉
一般に科学と宗教は対立概念だと考えられているがこれは間違いである。科学も宗教も〈世界の理解の仕方〉の一つなのだ。中世ヨーロッパの人々にとってはキリスト教こそが世界を理解する方法であり江戸時代は徳川幕府こそが価値観の判断基準だったのだ。(徳川幕府はキリスト教を認めず弾圧している。封建制度の本質は〈異なる価値観を認めない〉という点にある。異なる価値観を認めず排撃することが統治の正統性を担保すると言える。そういう意味ではキリスト教も徳川幕府も全く同じ穴の狢。つまりただ単に世界の理解の仕方が違うというだけのお話でありキリスト教や徳川幕府の〈科学的世界観〉が近代科学に比べ蓋然性が結果的に低かったということである)
■ 中世の人々は中世の科学的世界観を元に行動していたに過ぎずそれを捕まえて道徳的に〈白人は本質的に残酷だ!〉などと宣うのは例えるなら未来人がタイムマシンで過去に戻り未来の最先端兵器で過去の人々を〈弱いものいじめ〉するようなものであり凡そまともな科学者のすることではない。それは実際の暴力でなくとも言論においても(むしろ言論だからこそ道徳的に悪臭を放つのだが)同じである。

No.153 13/07/12 06:47
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈ローマではローマ人のようにせよ〉英語の諺

■〈ガスってる、という日本語について〉
もともと登山者やスキーヤーのスラングだったらしい〈ガスってる〉という日本語はどうにも美しくない。構造的には無論問題ないだろうが実存的に不快である。私は幼少の砌から〈ガスってる〉などという日本語を一度も聞いたことがなかったのだがどうやら調べたところかなり全国的に使われているとのこと。いやはや何とも。
■キャスターなら普通に〈靄(もや)がかかっています〉で問題ないと思うがなぜわざわざ〈ガスってる〉などという低俗な言い回しをするのか。ましてや司くんは気象予報士なのだからより科学的な用語を使うべきだしそれがテレビという公(おおやけ)の場におけるマナーでもあろう。注意しないディレクターも全くどうかしてる。(ちなみに全くは〈十全〉の意であり否定文を続けなければならないという決まりはない。念のため。)

No.154 13/07/13 02:04
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈旅の恥はかき捨て〉日本の俚諺

■ まぁやっぱり日本人は基本的に田舎者なんだよね。田舎者っていうのはどういう奴かというとまず〈遊び方〉を知らない。だから下手にカネを持ったりすると何していいか分かんない。だからとりあえず高級車とか腕時計でも買っておこうかと。まぁこうなる。カネの使い方が〈ダサい〉んだよね。
■ 経済的には豊かになったけど肝心の人間の方がね。ソフィストケイトされてない。ソフィストケイトっていうのは〈都会的に洗練された〉っていうことなんだけど。まぁ要するに〈垢抜けた〉状態だね。カッコ良く〈哲学化〉されたなんてのもいいかな。そう、哲学がないんだよ。日本人は。でも哲学がないことが日本人の哲学なんだよね。実は。子供みたいにいっつもフワフワしてる。だから14才の国って言われちゃうんだけど。
■ それでもムネリンみたいに〈腹芸〉をやってれば笑って受け入れて貰えるけどね。でもあれってなんか田舎の〈おもしろじいさん〉が東京のテレビに出てきて本人は本気なんだけど実は嘲笑されてるみたいな痛々しさがちょっとあるよね。でも日本人ファンからしたら〈オラが村の~〉っていう気持ちが強いんだろうな。
■ それから田舎者って〈貧乏性〉なんだよね。セコセコ働いてチマチマ稼いでシコシコ貯める。みたいな。日本人って時間に正確だって言われるけど実はただ単に貧乏性なだけかもしれないよな。時間もケチるっていう。齷齪(アクセク)働けば働くほど他人の仕事奪ってるとかそういう発想はまずないよね。
■ 日本は真空国家だって書いたけど実は真空って古典力学の世界ではそれこそ何もない〈無〉の世界なんだけど量子力学の世界では電子とか中間子とかがバンバン生まれる豊かな世界なんだよね。だからオレみたいな天才も生まれてくる訳で。まぁこれからは古典力学の世界を生きる人々はどんどん淘汰されちゃうんだろうけど。

No.155 13/07/14 05:20
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈よい鉄は釘にしない。よい人は兵士にしない〉中国の俚諺

■ アベくん。君はどうやら道徳を教科にしたいらしいけどまさか〈教育勅語〉を復活すればいじめがなくなるなんていう〈復古政策〉をやろうなんて訳じゃあないよね。それじゃあ明治政府と同じで逆戻りだよ。それとも藩閥政治がやりたいのかな。アベくんは。
■ いいかな。アベくん。文化(culture)の語源は〈耕す〉だよ。そう、人の心を耕すのが文化なんだ。もう分かるよね。道徳教育は地域それぞれの伝統や産業によって支えられているんだ。つまり物質的基盤によって精神的基盤が決定されるという唯物論だね。
■ だからね。科学技術が進歩すると物質的基盤も変わるから自ずと人間の倫理観も変わるよね。例えばクローン技術とか臓器移植とか再生医療とかね。逆に言うとこういう問題を抜きにした〈道徳教育〉なんて有り得ないんだよね。
■ 従ってね。道徳なんて科目を創設するぐらいなら〈科学〉を創設しなさい。〈科学道徳〉とか〈倫理科学〉とかまぁ名称は何でも宜しいから。とにかく子供たちに空疎な〈道徳フィクション〉ではなく科学的な〈現実〉を教えなさい。分かったね。そうすれば自ずと道徳は身に付くから。分かったね。このアイデアはパクッていいからね。
■ ところでアベくん。〈日本を、取り戻す〉っていう自民党の標語は私の〈ジャパン・ルネッサンス〉のパクりかね。まぁアイデアの拝借はいいんだけどせめて一言声かけようか。子供じゃないんだからさ。

No.156 13/07/14 22:59
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈瑠璃も玻璃も磨けば光る〉日本の俚諺

■〈教科書を分厚くする会を創設せよ〉
これには2つの効用がある。1つは国民の知的インフラが〈強靭化〉されること。今1つはデジタルデバイドに対する子供たちの〈知性保障〉として。
■ 今やインターネットであらゆる情報が手に入る時代であるから教師の人格だの権威だのに頼った教育は無意味である。そもそも教科書は国民の税金で作られるから教科書に対する費用はそのまま国民の最低知識レベルを決定する。国土強靭化もいいが知性強靭化も頼むよ。アベくん。自民党で作りなさい。分かったね。

No.157 13/07/15 14:49
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈いつも他人の歩いた道ばかりを歩かないほうが面白い。たまには踏みならされた道を避けて森のなかに入り込むがいい。いままで見たこともないものを発見できるに違いない〉アレキサンダー・グラハム・ベル

■〈日本版セカンドライフを創設せよ〉
富士山とか日本百景と言っても世の中のまともな人は忙しくて到底見て回ることは難しいだろう。そこでヴァーチャル空間で楽しめるようにする。もちろん管理運営は国家公務員が行う。国策セカンドライフだ。
■ これが優れている点は現実とリンクしたヴァーチャル空間ということだ。例えばある地方で〈B級グルメ〉が新しく出来たりする。そうしたらその情報をアイテムとしてセカンドライフ上にアップロードするのだ。するとそのアイテムを欲しがる人が出てくる。ヴァーチャル上で欲しくなれば現実にも欲しくなる。かくして需要は喚起され地域は活性化される…!
■ どうだ~い?アベく~ん?妙案だろ~う?クールジャパン法とか訳わからんもん作ってないでさっさと〈エンタメ・インフラ〉を強靭化するだよ~?分かるかな~?わかんね~かな~?

No.158 13/07/16 07:47
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈愛と夢と魔法は必ず最後に勝つ〉ウォルト・ディズニー

■ ピクサーやユニバーサルスタジオにしてもアメリカが輸出しているのは人間賛歌であり最後まで崇高な愛と夢を捨てなかった人間だけが不思議な魔法(科学)で救われる(価値がある)というような〈アメリカ教〉であろう。ファンタジーがダメならディズニーランド好調の理由がつかないよ。駿くん。
■ それにしても〈愛・夢・魔法〉は日本人のクレド(信条)である〈友情・努力・勝利〉と好対照だ。日本では相応の結果には相応の努力があってしかるべしというか〈努力は必ず報わる〉し何らかの形で報われねばならないというような現世利益主義的な匂いも漂う。田舎者は欲も深い。欲が深いから野心的でありギラついている。(欧米に追いつき追い越せ!というのもよくよく考えると欲深い)
■ 愛・夢・魔法は信仰心が試されている。信仰深き人が救われるという〈魂〉の慟哭の物語が作品により普遍的価値を帯びさせディズニーを単なる子供向けアニメに堕さしめることを防いでいると言えよう。
■ ファンタジーというのは人間のプリミティブ(原始的)な脳に訴えかけるセンスオブワンダーであります。簡単に言うと〈こんなの見たことない!〉であります。(日本人は〈ラピュタ〉がファンタジーだが西洋人にとっては〈もののけ姫〉がファンタジーになる)ですから年をとるとそういう原始的な感覚はどうしても鈍ってくる。人間脳が優位になって動物脳を抑える訳ですな。まぁ年は取りたくないものです。
■ 日本の科学は明治に輸入され即座に工学と結びつく。殖産工業のためだ。だから日本の科学はまず第一に〈国家の役に立つこと〉で第二に〈人の役に立つこと〉第三に〈金儲けのタネ〉というところです。純粋な知的探究心や好奇心に基づいた〈科学〉じゃないんですな。(だから日本人は数学や物理学が不得意)
■ だから科学者も〈国家に奉仕する〉ことがステータスだと思ってる節がある。中には〈このままじゃ国が滅ぶ!〉なんて脅しをかける科学者としては有り得ない三等先生もいます。こういう人達が戦争を煽って戦後はのうのうと進駐軍に協力したんでしょうねぇ…。あぁ目に浮かびます。

No.159 13/07/19 15:07
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈親しき仲にも礼儀あり〉日本の俚諺

■〈日本の魔女狩り〉
かつて紙芝居屋さんというのがいてどこからともなくフラリとやってきて子供たちに紙芝居を見せてそれで水飴か何かを売りつけるという商売をやっていたらしい。たぶんこういう人達は今の感覚で言えば間違いなく〈不審者〉であり水飴なんぞを売っていたら保健所から人がすっ飛んでくるんじゃなかろうか。しかしこういう人達がいたからある意味では子供たちの紐帯が培われていた面もある訳で昨今の過剰な〈不審者狩り〉に対する違和感もたぶんこういう部分にあるのだろうとしばし思案するのである。
■〈葬式躁病の国ニッポン〉
いわゆる悲しみの底が抜けて躁状態になることを葬式躁病というが敗戦で打ちひしがれていたニッポンの戦後経済成長というのもまさしく葬式躁病的でありそして第2の敗戦(金融行政大敗北)いわゆるバブルの崩壊後の茶髪ヤマンバギャルの跋扈と第3の敗戦(エネルギー行政大敗北)いわゆる311後の現在のクール自民党アベ・ジャパン政治でありきゃりーぱみゅぱみゅであり様々なタガが外れた事件事故の乱痴気騒ぎであり全てに共通しているのは〈やぶれかぶれ〉ということである。

No.160 13/07/21 05:39
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈Might is Right(強いものが正しい)〉アメリカの俚諺

■〈米国は文化を産み出していない?〉
映写機はアメリカ人が作った訳だから上記のテーゼを認めてしまうと〈映画は文化でない〉というとんでもない話になってしまう。米国は〈映像文化〉の国とも言えよう。その証拠に国の行く末を左右する大統領選では〈テレビ映像〉が非常に重要視される。そして映像文化であるハリウッド映画やドラマはアメリカの重要な輸出品である。
■ アメリカの街並みはなぜ〈絵〉になるのか?それは簡単でアメリカは自分たちの美的意識に十全に従って街づくりをすることができたからだ。端的に言えば街並みそのものが〈映画のセット〉なのだ。もちろんそこにはアメリカ原住民を追い散らしてという歴史的背景がある。そして土地のほとんどがまだ手付かずのまま未開であったという環境的要因もある。そしてそのような環境的要因がハリウッド映画のワンシーンを美しいものにしていると言えよう。それは自然と科学の象徴的対立構造を示唆し即ちハリウッド映画そのものが一種の科学実験的〈SF〉映画であるとも言えよう。(もちろん科学には自然科学に限らず社会科学も含まれる)
■ 街並みそのものが〈芸術〉であるというのは日本とは好対照だ。と言っても日本では普段の〈生活〉そのものを芸術化しているから街並みなど気にかける人はいないけれども。いくら街並みが綺麗でも土足で家の中に入る美的感覚は日本人には理解しがたい。しかしにも関わらずそれでもアメリカと日本が仲良くできるのは〈雑種文化〉という共通点があるからであるー。
■ 雑種文化とは何か?それは何でも貪欲に取り入れることができるある種のたくましさでもある。thoroughbredではないから血筋はよくない。というより血筋などというものを意にかけさえしないのが〈雑種〉という生態というべきか…。

No.161 13/07/21 22:22
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈人間は歴史に学ばない生き物である〉トインビー

■〈ストーカー国家・ニッポン〉
なぜ日本人にはストーカーが多いのか。一つには上には諂い下には威張る〈勝てば官軍、負ければ賊軍思考〉がある。常に誰が官軍になるのか。強者なのかと周囲をキョロキョロと見回している。そして負け組や賊軍には苛斂誅求を加える。そうすることが官軍の望みであるしまた自らの地位も保障することになるからだ。つまり日本人は強者にも弱者にもストーカーをすることで自らのidentityを保つ真空人なのだ。そして〈寄らば大樹〉という訳で官軍にストーカーして大政翼賛したのがかつての戦争の一因である。
■ 官軍にストーカーしていると自分も何だか偉そうな気分になってくるのだろうか。一般的な中流日本人は下からの批判を許さない。というより自分より下の人間は〈尊厳を吸収〉する相手であるから口答えはそも許されないのだ。ある種の精神的奴隷である。
■ 最近増えているのが中年男のストーカーらしい。いわゆる中年クライシスに見まわれた(つまり官軍から切り離されたということを意味する)中年男が〈尊厳を回復〉するために自分より下の人間にストーカーするのはある意味では当然とも言えよう。そして日本では伝統的に無条件に目下の者は目上の者を敬わなければならないという〈尊厳年功序列〉制度が敷かれているため中年男がストーカーのターゲットにするのもやはり目下の者である。
■〈中年crisis国家・ニッポン〉
ここまで思考実験を重ねてふと気づいたのがひょっとしたら今や日本という国そのものが〈中年crisis〉による〈やぶれかぶれ〉状態にあるのではないかという事である。中年男によるストーカー行為はなまじ社会的地位と知恵があるだけに〈えげつなさ〉が漂う。輝かしい血筋や立派な業績を持っているだけに〈え?どうしちゃったの?〉という違和感を国際社会に振りまかずにはおれない。それがアベくんの〈crisis政治〉でありそもそもcrisisを作って注目を集めるのが目的とも言えよう。

No.162 13/07/23 05:21
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈真面目だからって許してばかりはいられないぜ〉糸井重里

■〈禁忌と侵犯・芸術の本義性について〉
王様の首をguillotineにかけたフランス・パリが芸術の都であるのは偶然ではなく即ちかつて芸術は王様の持ち物であった。市民革命は王様の持ち物たる芸術を市民に公開することであり美術館はそのような過程で産まれた。とするとアメリカはやはり国家全体が芸術品であり美術館であり博物館であるとも言えよう。そしてまた日本で芸術に対する無理解や意識の低さも裏書きされるのである。もちろん私は天皇をguillotineにかけよなどと言いたいのではなくニッポン人が未だ芸術を〈特別視〉していることの裏返しとして〈蔑視〉しているという精神的意識の低さ及び以上の〈歴史的無知〉を啓いているのである。
■ いみじくもTwitterで〈政治にセンスは必要だがアートは必要ない〉という呟き(笑)がなされたことは象徴的である。ここで言う〈センス〉とは即ち利益分配であり利害調整であり即ち(自民党の)党利党略を指しているのであろう。(政治の本義が政策立案と実行であることは異論を挟む余地はないだろう)そして〈アートは必要ない〉というのはまさしく禁忌の侵犯たる前例なき〈構造改革〉や〈成長戦略〉をやる必要はないという無意識上の吐露であり政権運営の〈安全運転〉だけ考えておけばよいとこの呟き(笑)は言いたいのであろうと推察することが可能である。

No.163 13/07/25 03:49
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈常識では分からないことが分かるのが科学の効用である〉印東太郎

■〈女王陛下マンセー・ニッポン〉
アイルランド人を殺しまくったイギリスをこれほど持ち上げられる日本という国も凄いものである。かつてイギリスに植民地にされた国々は日本をどのように見ているのだろうか?
■ 〈従軍慰安国家・ニッポン〉
大平洋戦争後あるフランス人は占領期間中に日本で一度もresistanceがなかったことに驚いているがresistanceどころか国会ではマッカーサーに対して〈感謝決議〉までされているぐらいだからこれは全く日本人のDNAから為されたものである。そして保守の皮をかむったアベくんの〈筆おろし成長戦略〉によって日本はこれから世界中を〈慰安〉することになるのだろう。
■〈 童貞国家・ニッポン〉
包茎手術たる憲法改正はアベくんが是が非でもしたいものだろう。しかしいきなり保守の皮をむいたら中韓からの愛撫に堪えられずすぐさま逝ってしまうのではなかろうか?それだけが心配なのだ。

No.164 13/07/29 19:12
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈わがものと 思えば軽し 傘の雪〉日本の俚諺

■ さて今日はムズカシイ政治や経済のお話は抜きにしてちょっと趣向を変えよう。今日お話するのは眼のお話。それにしてもニホンの大学生は〈眼鏡率〉が高くて恥ずかしいね~。何だろうね。アレは。勉強のし過ぎで眼が悪くなったというアピールかね。
■ 特別な眼の病気を除いてここでは近くのものは見えるけども遠くのものは見えないという所謂〈近眼〉に焦点を絞って話を進めるけどね。この原因は大きく2つの仮説があるね。1つは水晶体を調節する筋肉が衰えたという〈運動不足〉説ね。んで、もう1つが最近提唱され始めた筋肉が肥大化しちゃったという〈肥大化〉説ね。まぁ眼筋の腱鞘炎みたいなものかな。
■ で、まず理論として眼の良し悪しっていうのが水晶体を調節する筋肉に関係する物理的なお話というのは最低限の仮説として採用して良いでしょう。つまり運動不足が近眼だと。で腱鞘炎でもそうだけど下手に自己流でサポーターで固定なんかしちゃうと変な風に固定されちゃうんだよな。激痛が走る状態ではないけど完治でもない。関節に変な癖がついちゃうという。
■ 近眼になった時の眼鏡っていうのもまさしくサポーターなんだよな。だから遠くを見る時のサポートとしては勿論有効なんだけどずっと使い続けていると水晶体が変な風に固定されちゃうよと。だからね。結論としては近眼の初期は治る可能性があるけど重症化しちゃうとレーシック手術でもしないと治らないだろうなと。その辺は腱鞘炎と似た事情だよね。
■ 近眼っていうのは結局のところ運動不足、筋力不足だからね。だからまぁアメリカだと眼鏡をかけるのがデブ=運動不足というのと同じ次元で忌避されるんだろうね。まぁ日本の場合は医療のレベルが低いしちょっと眼が悪いとすぐに眼鏡を作りましょうなんて話になる。まぁ歯科と同じでたぶん利権があるんでしょうね。成長の余地のある子供のうちから眼鏡なんてかけたらそれこそ健常者が松葉杖を使うようなもので筋肉が〈萎えちゃう〉からね。本当に罪深いよな。

No.165 13/08/01 04:01
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈より少ないことはより豊かなこと〉日本の俚諺

■〈産めよ増やせよ・ニッポン〉
明治維新っつうと右側の弁明だと〈世界史に類のない流血の少ない革命だった!〉とかカンタンに美化されちゃうんだよね。まぁ確かに流血は少なかったんだけど同時にカネも少なかった。つまり各藩は借金まみれでもう財政は火の車だった訳ね。だからあのプライドの高い武士や大名が版籍奉還なんていう言ってみれば自分達のアイデンティティの寄りどころであった土地を投げ出しちゃうっていう自己矛盾の革命ができちゃった訳だよね。まぁ借金を全て明治政府が肩代わりしてくれるならっつうなら武士の面目も武士道精神もありゃしないよな。この話に乗らない藩なんて只のバカだと思われても仕方ない。
■ んで明治政府も借金まみれでカネなんてなかった訳だよね。じゃあ誰が国造りのカネを出したかっつうと三井とか三菱とか住友とか鴻池とかの財閥だよな。ぶっちゃけこの人たちがいなきゃ明治維新もムリだったんじゃね。まぁそういう訳でニッポンは官僚主導っつうより財閥主導の国なんだよな。もちろん現在でもそれは変わってない訳でヘゲモニーが経団連に変わっただけだよな。
■ だいぶん話が長くなったけど少子化対策っつうのもよく解らんよな。人口が減ればそれだけ労働者の賃金が上がると思うんだよな。まぁ単純なリクツの話だけどな。だいたい子供が増えればそれだけ社会的コストがどんどん増えるだろうと。けっきょく少子化で一番困るのは〈商人〉なんだよな。経済のパイを縮小させたくない訳だな。経団連は。

No.166 13/08/02 16:41
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈理性的であるものこそ現実的であり、現実的であるものこそ理性的である〉G・ヘーゲル

■〈啓発セミナー・ニッポン〉
日テレのバックにはどこかの宗教でも絡んでいるんじゃないかと思うことがよくある。24時間テレビもそうだしやたら障害者をフィーチャーするのもなんだかなぁという気がしないでもない。世界一受けたい授業というのもいかにも啓発セミナーっぽい。志村動物園に至っては完全なる〈動物愛護教〉だ(その割にスイスのようにペットに市民権を与えて税金を取ろうという話にならないのがまさしくカルトである)。そこには例え障害者でもより良い存在になるために努力しなければなりません。というか努力することそのものが尊いのですというような〈汗かき精神論〉が披瀝されている。
■ TBSはその筋肉版でつまり〈汗かき筋肉論〉である。世界陸上然り、K1然り、プライド然り、ボクシング亀田三兄弟ごり押し然り、サスケ然り、体育会TV然り…スポーツで人は変われるしというよりスポーツこそ至上の〈仏行〉なのだという感じである。彼らの教えに従えば人間が救済されるためにはスポーツをやらねばならないのだ。
■ フジテレビは〈面白くなければTVじゃない〉という訳で〈娯楽教〉であり〈享楽教〉と言ってよかろう。朝日は〈野球教〉というか戦前からずっと〈権威教〉か。まぁ体制に流されるだけのnonpoliticalであることは変わらない。(朝日は左翼とか意味不明なことを言っている一部の人がいるが戦前一番大政翼賛していたのは朝日)
■ 話は多少脱線するが私が啓発セミナーっぽいと常々感じているのがDREAMS COME TRUEというバンドである。ヴォーカルの歌もあまり魅力的ではないし(技術はともかく鈴が鳴るような美声ではないだろう)ルックスが良い訳でもない。そもそも〈夢は必ず叶う〉というバンド名からして宗教っぽいではないか。〈幸福実現党〉じゃあるまいし。
■ 要するにこの国は宗教なのだ。祭政一致なのだ。占いなのだ。通販番組も健康食品も同じだ。村八分だ。人柱だ。人身御供が必要なのだ。それがなければ前に進まないのだ。禊ぎが必要なのだ。穢れを清めるのだ。恐山のイタコだ。スピリチュアル大学生(笑)だ。パワースポットだ。日本はパワースポットなのだ。富士山は霊験あらたかなのだ。だから任意でも登山料を払うのだ。ねずみ講なのだ。

No.167 13/08/03 05:02
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈私は世界中を回ってきたがこれほど勤勉で名誉を重んずる民族は見たことがない〉フランシスコ・ザビエル

■〈日本教について〉
日本教は未だ本格的解明が進んでおらず幾らか誤謬が散見されるので改めてまとめておく。
■〈特定の教義がないことが教義〉
これは日本人に〈原理主義者〉が原理的に存在しないことを意味する。だから脱原発を訴える政治家が〈とりあえず〉方便として〈原発再稼働〉を訴えても何ら不思議はない。それは〈科学的判断〉として国民の間でもconsensusが形成されているからさしたる反発は起きないはずだ。
■ 以上の議論からすなわち〈空気を読む〉ことが生まれる。また〈本年と建前の使い分け〉=〈目的のためには手段を選ばない〉ということにも繋がる。もちろん日本の政治家に特有の〈二枚舌〉とそれを許容する民族性はここに濫觴する。言ってみればクリスマスお正月バレンタインデーと何でもあり、ちゃんぼん・もんじゃ焼きのさながらごった煮の様相である。
■ さてこのように書くとなるほど確かに日本人は支離滅裂、ムチャクチャのような感じがするがさにあらず。日本人は〈科学〉を信仰している。そう、日本教の根本教義は〈科学〉だったのだ!これで日本人の勤勉性や機械好きも説明できよう。
■ なぬっ?!日本人はマイナスイオンや血液型のようなエセ科学を信仰しているじゃないかだって?いやいや、それは早合点である。例え科学的根拠が薄弱なものでも〈万が一〉ということがあるだろう。だから日本人は常に〈実験中〉なのである。原発事故後の対応はまさしく〈一億総人体実験中〉であろう(笑)
■〈科学的民族・ニッポン人、世界を制す〉
ニッポン人は〈科学〉を信仰する。ニッポン人は空気を読み、波風を立てない。ニッポン人は〈和〉を重んずる。ニッポン人は〈宗教対立〉と無縁である。従ってニッポン人はあらゆる世界の宗教を〈併呑〉できる。ニッポン人は常により良いニッポン人になるための〈修行中〉である。だからニッポン人はサムライのような〈気高さ〉を感じさせるため外国人から尊敬される。ニッポン人の高いサービス〈おもてなし〉は修行の賜物である。ニッポン人になれるかどうかは国籍や出生地ではない。ましてや肌の色も関係ない。ニッポン語を習得しニッポンの文化を体得することは必要条件だが十分条件ではない。ひとえにより良いニッポン人になるための修行と実験を重ねるという〈過程〉に顕現するのだ…!

No.168 13/08/04 02:41
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈日本人は水と安全はタダだと思っている〉イザヤ・ベンダサン

■〈武士道精神を発揮して禁煙を!〉
煙草の葉を栽培すると農地はどんどん疲弊します。また煙草の葉を乾燥させる過程でも温室効果gasを多量に排出します。そしてcigaretteには多量の添加物が含まれていますからこれを燃やすと有害な化学物質が煙として環境に撒き散らされます。これらにはもちろんあのPM2.5も含まれています。(この問題が最も大きいはずですが…)日本や環境の未来を考えるあなたがまず最初にすべきなのがcigaretteを止めることです。
■〈Nazisの手口に学ぶ!ニッポン〉
もちろん私はアソーくんの主張を〈曲解〉するつもりは全くない。私が問題にしたいのはむしろアソーくんの誤った歴史認識である。つまりNazisが圧倒的支持を得たのはただ単にHitlerのcharismaによるものだけではない。Keynes政策による未曾有の経済成長と完全雇用を実現したという構造的要因が背景にある。もしもアベノミクスが〈当たらなかった〉時のアベ政権を考えてみれば良い。まさしくアベくんの支持率はアベノミクスの成功によるのだ。アソーくんがNazisの手口に学んだらどうかという発言をしたのは恐らくこの歴史認識が理解されていない故と思われまさしくそれこそが非常に危険と思われる。

No.169 13/08/06 05:12
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈かけがえのない人間などいない〉ロバート・ケネディ

■〈モンスーン気候・ニッポン〉
なかなか明けない梅雨のように日本人の心性は湿っている訳だが日本人には素朴なる人間平等主義がありこれが妬み嫉みの原因となる。詰まるところ価値判断が〈お隣さん〉なのだ。これは日本社会全体に終身雇用的な〈空気〉が満たされていることを現す。それを〈世間〉と云う。日本社会では実際の被害の程度は兎も角〈世間の皆様にご迷惑を掛けて申し訳ない〉というのが謝罪の常套句である。明白な因果関係が認められない以上においてこれは一種の呪文の役割を果たしている。日本人はみんな日本教の信者でありそこからキリスト教派やイスラム教派やドラゴンボール教派といった派閥に枝分かれする構図である。日本教とそれぞれの派閥の空間に〈世間〉が満たされている訳だ。
■〈恋愛の終身雇用〉
所謂日本的idle文化とは恋愛に終身雇用を適用したものである。例えば日本の典型的高校生活をシミュレートした美少女game〈ときめきmemorial〉においては主人公の努力に応じ能力が上がり必ず能力に対応した少女が告白してくるという予定律的価値観が呈される。勿論ドラクエや無双seriesも同じ理屈であり〈頑張れば必ず報われる〉人間中心主義的世界観である。因みに主人公の幼なじみ〈藤崎詩織〉は容姿端麗、頭脳明晰、sports万能というスーパーマンならぬスーパーウーマンであるが米国ならとっくに〈飛び級〉で恋愛の対象にはなり得ないような設定である。即ちこれは日本の教育制度に終身雇用が適用されていることを示している。AKB等実在のidleも構造は同じである。彼女達は学校に所属している訳でもないのにグループを抜ける際は〈卒業〉と呼ばれることが証拠である。

No.170 13/08/09 20:20
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈時間はすべてを食いつぶす〉Shakespeare

■〈ネットウヨクは新撰組の夢を見るか?〉
新撰組の前身は幕府の募集した浪士組であるがこれは二つの目的があると考えられる。一つは過激な攘夷派浪士を集めることで市井の幕府に対する不満を〈逸らす〉gas抜き。今一つは思想調査とそれに伴う〈捨て駒〉的政治的利用。いずれにせよ京都には既に見廻り組という立派な警察機構があったし新撰組の隊員の殆どが武士ではないことを考えると体制に上手く利用された感は否めまい。新撰組それ自体は軍事力も政治力も塵に等しい。しかし〈塵も積もれば山となる〉という訳で現代ではWebでネットウヨク同士の合従連衡が進んでいるようだ。では彼らが新撰組のように歴史に名前を残すかと言えばそれは無理だろう。何故なら彼らは〈匿名〉だからだ。
■ 彼らネットウヨクのブログは兎に角〈マスコミ、在日、民主党が悪い〉という〈決定論的世界観〉で満ちている。強迫神経症とも思えるガラス細工のように精緻なその論理の進め方は〈寄らば斬る〉ならぬ〈反論は斬る〉といった印象を一般人に与えるだろう。実際彼らのやっていることは非常に都合が良い。例えば〈マスコミが偏向報道をして善良な市民を洗脳している!〉と言いつつ一方では洗脳されている(らしい)市民に対しては〈情報弱者〉と〈斬り捨て〉嘲りの感情を隠さない。彼らはただ単に自らの腕を試せる〈敵〉が欲しいだけなのだ。
■ それはちょうど〈隊の維持〉そのものが目的と化した新撰組と同じである。幕末に〈自分探し〉を始め新撰組に入隊した〈自称・武士〉達が自己のアイデンティティ確認のために〈私物化〉された組織が新撰組だった。そして彼らが多くの開明派浪士を斬り捨てたことで明治維新は何年も遅れることになったと後の歴史家は認めている。

No.171 13/08/12 03:07
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈砂中の金は見出される〉格言

■〈日本病の解剖〉
日本人の幼児性は〈怒り〉の感情を格好いいと思っているところにも窺える。日本の漫画やアニメでも主人公の怒りは肯定的に描かれているしタレントなどもいきなり〈怒る〉ということを一つのtalentとして売りにしている人さえいる。しかし実は外国では〈怒り〉は罪と観念されている。仏教でもキリスト教でも怒りは罪なのだ。だから〈怒ってはならない〉ということが内面的な道徳律として社会的に在る。だから〈怒る〉人は神様や仏様を知らない可哀想な人という認識でありだからこそ宗教が大事だということにもなろう。所謂日本のWeb民が云うDQNだ。しかしそういう自分達も実はDQNに〈怒り〉を感じているのだからもう日本病につける薬はないのやもしれぬ(苦笑)以前TV番組でVietnam人はイタズラ好きで絶対に怒らない民族だとやっていた。それは彼らが仏教徒で怒ることを信仰に反することだと自戒しているに過ぎない。特定の教義を内面に刻むという考え方が理解できない日本人からするとそれはある種の頑迷固陋な人間に映るのやもしれぬ。要するに〈つまらぬ〉人間だと解釈しているのだ。しかし日本人は〈おもしろ半分〉で学校でのいじめ自殺を事実上黙認している。それは〈ヤンキー文化〉に対抗する価値観を持ち得ないにも関わらず保守としてしゃしゃり出てくる日本の保守勢力の無責任さもあるのだろう。
■ さて日本人は〈キレる〉ことを格好いいと思っているらしい。それはドラゴンボールを見ても明らかだ。日本人は特定の教義がないため常に〈建前〉と〈本音〉という二つの価値観を内面に構築し場合によって使い分けるという在る意味で〈二刀流信仰〉とでも呼ぶべき行き方になっている。従って〈キレる〉というのはこの〈本音〉が〈建前〉を破って出てくるということであり今まで鬱々と我慢していた〈思いの丈〉を〈ぶっちゃける〉ということが〈キレる〉実相ということになる。要するに日本教には構造的に〈キレる〉というsystemが包含されている。

No.172 13/08/13 19:21
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈自分自身を支配できぬ者に限って他人の意志を支配したがるものだ〉Goethe

■〈武士道精神を発揮して脱原発を!〉
と云う人が現れないのはなぜか。実は葉隠の著者の山本常朝は〈寝て暮らすべし〉なんて言ってる。まぁ武士道なんてえらそうな御託並べたけどやっぱり人間というのは毎日毎日のんべんだらりと暮らす方が良い。〈ヒキコモリのススメ〉みたいなもんだな。だけどこの考えは若者の教育にはよろしくないから〈秘すべし〉と。葉隠が完全なる〈建て前〉の世界なら〈寝て暮らすべし〉は本音だよね。まぁ要するにこれが典型的日本人の考えだろうね。
■ 考えてもみなよ。高温注意情報が出るような地獄の暑さの中で〈野球〉を高校生にやらせる人達の気持ちを。せめて試合時間をズラすとか出来ると思うんだけどね。たぶん彼らの胸中は〈このクソ暑いなかゴクローサン〉といった程度だろうね。たかが課外活動に熱中症による死のリスクなんて割に合わんだろう。それがリスクに見合うようにまで市場化されているのが野球立国ニッポンの罪だよな。
■ 閑話休題。なぜ武士道精神を発揮して脱原発を!という意見が〈右巻きの人達〉から提唱されないのか不思議ではある。武士道精神は耐乏生活を旨とするはずなのに!質実剛健を美徳とするはずなのに!自らが履行しない道徳を他者に求めるのは道理に合わないだろう。せめて〈原発のゴミは我々が引き受けますから気兼ねなく原発を動かして下さい!〉というなら分かるが。ただ国際社会で落伍せずに〈寝て暮らしたい〉から原発を動かせ!というのでは世論を動かすことは出来まい。そして現実的に〈出来ていない〉けれども彼らはその原因が自らにあるとは思っていないようである。むしろ〈原発反対〉を訴える人達がマスコミに洗脳された可哀想な人達という行き方である。ここまでくるともはやオウムと同じカルトの領域だろう。

No.173 13/08/16 02:04
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈君の値打を楽しもうと思ったら君は世の中に価値を与えなければならない〉Goethe

■〈匿名ニッポン〉
毎年毎年この時期になるとやれ戦争だの平和だの慰霊だの改憲だの護憲だのと囂しい。しかし私から言わせればこの手の問題は常に国民的議論があって然るべきであり815に参拝することで〈事足れり〉というのは普段から総理大臣以下ニッポン人が全く考えていないことの裏返しであり儀式化していることの証左であろう。本当に〈尊崇〉しているなら未だ南方の島々に眠る遺骨を拾いに行きなさい。
■ 私が常日頃から疑問なのは各国の〈戦争したい人々〉はなぜ矢面に立って自らの主義主張を通さないのだろうかということなのだ。日本中国韓国の各国それぞれの〈戦争したい人々〉がそれこそ竹島に集結して〈リアルサバイバルゲーム〉でも開催して地球上から消え失せてもらえれば戦争は原理的に起こらないはずなのだ。もちろん私は人道主義者だから落命を矯正することはしない。だから竹島で〈リアル天下一武道会〉をネットウヨクの皆さんに勝手に開催してもらい勝手にgas抜きをしてもらう。これが一番まともな解決方法だと思うのだがやっぱりニッポンのネットウヨクは〈パソコンの前の名探偵〉なのかもしれない。
■ ニッポンのWebの特徴は匿名にある。auctionなどでも自己紹介は記入しないのが〈イケてる〉らしい。無印良品みたいなものか。しかし驚くのは彼らの異常な〈嫉妬深さ〉である。日本人には素朴なる人間平等主義があると前に書いたがWebにおける〈匿名性〉はちょうど社会的階級間相違を中和する〈禊ぎ〉の役割を果たしている。つまり匿名という仮面により社会的地位や階級を無くし便宜的に人間平等主義を達成しているようだ。

No.174 13/08/19 05:37
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈働くものは儲けずに、儲けるものは働かない〉カール・マルクス

■〈付加価値税ニッポン〉
税金っていうのは景気を見ながらどうこうという問題じゃないんだよな。つまり富の分配を社会主義的にやるか自由主義的にやるかという思想哲学の話なんだよ。もう直接税の比率を下げて間接税の割合を上げるというのはトレンドな訳で。それに消費税っていうのは来日した外国人観光客や生活保護世帯も払う訳だからね。ニッポンがこれからTPPに参加したり観光立国でやろうといった場合つまり自由主義的にやろうという場合だけど、そういう時に消費税に反対したってしょうがない訳で。アクセルとブレーキを同時に踏み込んでるようなものだな。だからね、アベくんとか為政者がすべきは民間に聞くとかそういうことじゃなくってニッポンはこれからこうういう風に稼いでいくぞっていうビッグpictureを描いて見せるということなんだよな。まぁしかしNazisの手口に学ぶっていうぐらいだからひたすら国民におもねる民主原理主義でいくのか知らんけど。ついでに言うと吉田松陰ってコテコテの〈中国かぶれ〉だからね。だから易姓革命みたいな過激な倒幕論も唱える訳で。吉田松陰を参拝するって安重根を英雄視扱いする韓国人並みの知性だと思うんだけど。恥ずかしくないのかな。アベくん。

No.175 13/08/20 05:53
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈自信の無い人間ほど群れる〉落合信彦

■ 連日の猛暑でダムの貯水率が心配だがこの問題を解決する妙案がある。すなわち福一の事故処理で増え続ける汚染水をダムに流す一挙両得作戦だ。もちろんこのダムから作られた飲料水は〈汚染水安全派〉の人々の日常用水として使用して貰うのが妥当だろう。原発を動かしたい人々にとっても画期的な事故処理の方法としてアピールできるはずだ。まぁトリチウムだけは除去しきれないのでだんだん体内に蓄積するかもしれないが原発大好きっ子にとっては問題ではあるまい。ちょうどアルコールやタバコを信仰する人々と同じであろう。要は彼らはアルコールやタバコや原発の力を〈信じて〉いる人々であり自らを〈捧げて〉いる人々なのだ。だから〈殉教〉することは彼らにとって救いですらあるのだ。困難が増え続けるほど彼らの信仰心は高まる。試練の壁が高いほど彼らの信仰心は深まるだろう。奇しくも東電の社長が〈revenge〉という用語を使ったのは象徴的である。科学的に理詰めで説得しようというのではなく相手を〈改宗〉させようということなのだ。

No.176 13/08/27 05:55
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈職業に貴賤なし〉日本の俚諺

■〈根回しニッポン〉
日本では売春は違法である。少なくとも建前として違法である。橋下くんは合法と言っていたがドイツのように労災は下りないからやはり日本の売春は社会的な建て前として非合法だろう。非合法なのは理由があり当局にとって許認可権を行使しいつでも〈取り潰し〉ができるというところだろう。非合法でなければ困るのだ。要するに当局がそれを違法だと〈みなし〉てくれば取り締まりの対象になる。取り締まりを受ければそれは違法なのだ。
■ これはちょうど花巻東の千葉くんの〈カット打法〉が審判団によって突如としてバント失敗=スリーアウトとみなされた事象と同じ話である。そしてやはりというべきか。この問題についてもネット上では〈カット打法は卑怯だ!〉とかいう感情論に終始していたのであった。そもそも論として野球のルールブックが既にルールとして機能していないという問題もあろう。例えば審判の〈裁量〉がルールとして認められているのもよく分からない話だ。審判さえもルールに従うというのが本当の〈法の支配〉だろう。ルールブックはいわば審判の独断を防ぐ〈憲法〉でもあるはずだ。審判団が自分達の面子の為に裏でコソコソ通達を出してる方がよほど〈フェアプレイ精神〉にもとる行為だろう。
■ WBCでは投手の球数制限とかいう正統性(=根拠)の薄弱なルールがあった。国際試合での投手の球数制限は受け入れるけど高校野球のカット打法はダメ!という無節操ぶりを露呈しつつ〈ルールブック通りだ!〉というのもどうかと思うが、まぁどうせ試合時間を短縮したいというのが大方の意見だったと思うのだがだったらもう野球などやらなきゃ良いのだ。涼しいドーム内でルールブックとにらめっこしてリアル野球盤でもやっておけばよい。そうすればカット行為もなくなるし高校生も有意義な課外活動になるだろう。

No.177 13/09/02 08:38
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏〉日本の俚諺

■〈山師の国・ニッポン〉
ジョジョの新作ゲームの課金システムに対するオールドゲーマーの悲憤慷慨と勘違いがヒドい。より悪辣な携帯ゲームの課金システムを看過しつつ家庭用据え置き機の課金システムのみ批判するのはゲーム産業の構造的問題が見えていない証左であり彼らオールドユーザーがゲーム業界の未来に対して何ら定見を持ち合わせていない無責任なユーザーであることを露呈している。要するに彼らはゲーム文化を育てるためにカネを払うつもりはない。ただの貧乏人なのだ。貧乏人が憂さ晴らしのために今や高級な娯楽になったゲームを楽しもうなどというのは筋違いも甚だしいだろう。
■〈ゲーム業界はもともとヤクザな世界であった〉
ゲーム制作などというものはそもそも正業ではない。得体の知れぬ(しかしチャレンジ精神に溢れる)山師たちが勝手に集い勝手に作っていたものである。只でさえ怪しげなゲームの世界のさらに格闘ゲームなどという閉鎖的でマニアックなジャンルを一般に広く開拓したのがカプコンであるが時代は下り格闘ゲームはまた斜陽化する。オールドゲーマーのコアな要求に従いシステムが複雑化し閉鎖的で〈蛸壷化〉していくに従い新規ユーザーやライトユーザー離れを惹起し市場全体の縮小を招いたからだ。すべてはゲーム産業というヤクザな業界が構造的に胚胎する運命であり〈自縄自縛〉であったと言える。
■ しかしかつてのユーザーは良い意味でおおらかであった。インベーダーゲームでもストリートファイターシリーズでも100円玉を積み上げてアホほど突っ込んだはずだ。昔のアーケードゲームは客の回転率を上げるためやたらに難しく設定してあった。そのあこぎな発想は今の課金システムと大差ない。それでも〈ゲームをやりたい〉という情熱で皆100円玉を突っ込んだ。そしてその情熱が現在のゲーム文化を育て上げたと言える。非常に小人物的で費用対効果でしか語られないAmazonのレビュー者は自ら文化の担い手ではなくカネしか頭にない魂を失った山師であると白状しているのだろう。

No.178 13/09/11 02:50
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈勝って兜の緒を締めよ〉日本の俚諺

■〈アベくんへ政策プレゼント〉
まずは竜巻対策のために山を作りなさい。しかしただ単に山を作ってもしょうがないのでピラミッド型のアルコロジー(巨大都市型建造物)を作りなさい。技術的には出来るんだからね。しかし埼玉や千葉あたりにそれを作ると東京の優位性が低減するという魂胆だろう。アベくん。しかしもう東京だけが都会なんていう時代じゃないぜ。少子化だって東京の狭くて高い土地から生まれる構造的問題なんだからさ。もう〈東の京都〉っつうコンプレックス丸出しの情けないネーミング止めようよ。オリンピックは東京でやるっつってもそれ以外何があんのかね。そもそもオリンピックでここまで盛り上がれる国民ってどんだけ〈飢えてた〉んだという話だろう。徳川社会主義時代から進歩してないんだよ。まったく。土砂崩れだってゴルフ場建設の為に山を削ってるから起こるんだからさ。呑気にゴルフなんてやってるなんて不謹慎極まりないからさ。夏休みだから何しようがOKじゃないぜ。ゴルフの為に死人が出てるんだぜ。もうちっと下々の生活現場見て勉強しようか。アベくん。
■〈新・共産主義とは何か〉
簡単に言えば科学的事実に基づく地球原理主義である。我々は地球市民であるという立場から世界中のあらゆる国家に対して厳しくチェックをしていく。私が口を酸っぱくして反日的なことを書いているのもこの理屈に依る。つまり〈反国家〉は〈日本だけ〉に限った訳ではないという訳だ。だから必然的に世界中の国のnationalistから非難されるのも当然の成り行きと言える。しかし地球原理主義は唯一の科学的に正しい信仰(?)であるから反駁される恐れはないだろう。まさか地球よりも人間が先に生まれたなどという人はいまい。しかしこれが民族間の話になるとどちらが先かとか優秀かとかつまらぬ話になる。要するにネオ・コスモポリタニズムは近代的な〈人間中心主義〉からの脱却でもあるのだ。

No.179 13/09/12 21:40
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈人は罪を犯すも悔い改むれば神の恵を受くべし。罪を犯すは神に近づくの道なり〉ラスプーチン

■〈パックンはなぜボビーに殴られたのか〉
日本人が黒人を〈けしかけて〉白人をやっつけるという構図は見ていてあまり気持ちの良いものではなかった。もちろん私はボビーの鉄拳制裁を肯定しないしパックンの大して面白くない割に尺を食うjokeも肯定しない。ただMCの名倉潤の〈ボビー!殴ってええぞ!〉という発言は際立っていた。
■ 確かに相撲は日本の国技だがだからといってそれが世界に誇れるとはたぶん大多数の日本人は思っていない。要するに相撲にそれほど思い入れはない。にも関わらずパックンが殴られたのは彼のjokeがリスペクトを欠いていたからだろう。例えばItalyやBrazilでサッカーの悪口を言ったらどうなるか。袋叩きにあうのではないか。パックンが日本国籍を取得していたら彼は〈日本人として〉リスペクトを欠いたことになるしアメリカ人の立場からということなら〈よそ者〉の外国人が頼んでもいないのにアメリカでの相撲の人気度を論評したということになろう。
■ まぁしかし世界番付のあの衝撃映像を見れば分かるように日本はああいう野蛮なことを未だにやる国なのだ。空気を読めない人間は有無を言わさず潰されるし人と違った意見は許されないのだ。なるほど確かに相撲や柔道の指導の現場はああいう風だろうな、という非常に示唆に富む映像であった。

No.180 13/09/15 04:14
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない〉アーサーCクラーク

■〈新・共産革命のために科学的事実の普及を!〉
よく言われますが、人間は直立二足歩行を始めたので重い頭を脊椎で支えられるようになったので頭脳が発達したのでは「ありません」。
■ 人間の頭脳が発達したのは直立二足歩行を始めたので両手が自由になりそれで道具を作り大型の哺乳動物を狩ることができそのため豊富な栄養を摂取することができたからです。脳の容量が大きくなるには当然ながら相応のたんぱく質が必要であり単純に直立二足歩行を始めただけでは脳は大きくなりません。その証拠に人類は有史以前の数多の大型哺乳動物を絶滅に追いやっています。
■ ここで私が言いたいのは単純な動物愛護とかそういう話ではありませんし地球環境を〈守ろう〉とかいう人間中心主義の話でもありません。むしろ逆で人間存在の地球に対する矮小さであります。
■ 例えば人間が地球に空けた穴は最大で12キロメートルほどですがこれは地球の半径6400キロメートルから見てたった0.2%に過ぎません。かようにちっぽけな存在が地球環境や生態系を守ろうなどというのはそもそも思い上がりというものであります。
■ しかしここで論理を飛躍させて〈リサイクルは不要である〉という結論に至るのはナンセンスであります。資源を有効に活用するために知恵を絞ることを否定するのは太古の人間がより効率的な狩猟道具を作るために知恵を絞るのを否定するのと同じであります。〈知恵を絞る〉のも地球から産まれた人間の本能であると言えましょう。

No.181 13/09/15 16:32
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈道徳的であることをやめねばならぬ時、我々は力を失ってしまう〉Goethe

■〈若者言葉の語彙の貧困さを考える〉
最近とみに英語が必修化されたりして英語を学ぼうという空気が漲っているようだ。では英語は学ぶべきか否かと言えばビジネス上の理由などを除き無理して学ぶ必要もなかろうと思う。というのはこれから日本語と英語をちゃんぽんにした〈新しい言語〉ができる可能性が高いしまたそれは構造的に避けられない流れだろうからだ。実際メラネシアではメラネシアの文法と英語の語彙という新しい言語が100年ほどで出来てしまった。だからこれからの日本でも恐らく文法は日本語で語彙は外来語をどんどん取り入れた新しい日本語になってゆくと思う。またそれが世界に普及してゆくと思われる。なぜなら日本語の文法は単純でカンタンだからである。インスタントラーメンかコンビニのごとく日本語が普及してゆくのだろう。
■ 江戸時代の遊郭の隠語で〈紅葉あわせ〉というのがあった。いわゆる女性が男性のそれを胸で挟んで導くというあの行為である。なぜ隠語にするかと言えば公の場所で口にしても世間に感づかれないためであろう。しかし紅葉あわせとはなかなか洒落たネーミングセンスである。パイスラッシュなどとは雲泥の差である。しかしそもそも〈パイスラッシュ〉というのは隠語として用を為していないことに気づく。もはや隠していない隠語とは隠しているつもりで隠していない知的露出狂みたいなものか。
■〈wwwwwwwwwを精神分析〉
Web上でよく見かける記号だがこれは笑い(warai)の頭文字を取ったものでズバリ笑いを意味する。w一個なら〈プッ〉という吹き出し笑い。二、三個なら〈クククッ〉という含み笑いの意味でありそれ以上は悶絶や笑い死に寸前といった意味がある。wの数で笑いの程度を表現できるデジタル的な日本語の強みであると言える。

No.182 13/09/28 12:35
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈サンマが出ればアンマが引っ込む〉日本の俚諺

■〈可哀想な企画・物乞い〉
モヤさま以来街ぶら番組が増えている。街ぶらは低予算で視聴率が取れるユーザー巻き込み番組と言えよう。ロケみつのブログ旅は明らかに電波少年のパクリだろう。スタッフは電波少年世代だから似たようなことがやりたいだけである。しかし気持ち悪いのが度々スタッフが出てくるということである。企画にかこつけて女芸人といちゃつきながら海外旅行をしたいというスタッフのさもしい魂胆が透けて見える。しょせん関西の番組などその程度のものだろう。もはやガチでも何でもなくスタッフのさじ加減ひとつという緊張感に欠ける予定調和的展開は安い企画物AVを彷彿とさせる。
■ 予算がないのか企画を考える頭がないのか分からないがタレントに物乞いをさせる企画はなんとかならないのか。有名タレントが金を持ってないはずはないのだからいくらヤラセだからってお店側だって困るだろう。視聴者もタレントの物乞いする場面なんて見たくあるまい。ロケみつだって普通に物乞いしてたらブログのコメントがそのまま所持金になるというルールも緊張感をなくすだろう。こういう他者の善意に〈たかる〉企画はいい加減やめるべきだ。あまりにも厚かましい。そりゃあクルム伊達公子だってキレるだろう。

No.183 13/10/26 17:56
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈人間は考える葦である〉パスカル

■〈偽装ではなく誤表示の国ニッポン〉
苦しい答弁である。仮に誤表示であったとしても首脳陣が故意に〈誤った表示〉をしたのならそれは偽装であろう。故意でないならなぜ〈手ごねハンバーグ〉が既製品に置き換わったのか。手作りのハンバーグと既製品では生産工程も違うから原材料も発注も違うはずだ。それが分からなかったというならこの会社は組織として機能していないことになろう。都合の悪いことは〈知らぬ存ぜぬ〉で押し通し事件が風化するのをひたすら待つ作戦は東京電力や自民党と同じである。
■〈ヤラセではなく演出ですニッポン〉
フジテレビの『ほこ×たて』という番組で放送倫理上問題のある演出(=ヤラセ)が発覚した。この問題の本質はテレビという媒体が構造的に胚胎するヤラセの共謀者(=出演者)との契約が上手くいかなかったということであり演出してはならないということではない。そもそもクイズ番組などは出題する番組側のさじ加減ひとつであるしいわばテレビそのものがTVshowという演出の賜物なのだ。
■〈最終処分場は太陽〉
宇宙エレベーターはいずれにしても人類に必要だからニッポンが作れば良い。そうすれば宇宙開発バブルが起こるし核のゴミ問題も解決できる。私はどちらかというと原発に賛成する立場なのだが池田くんのように顔面がメルトダウンしている人が原発賛成派だとどうにも〈原発の〉イメージ的に宜しくない。言論人は言論だけ発表すれば良いのであってわざわざアウェーのテレビとかに出て撤退戦を繰り広げない方が良いだろう。それにしても原発賛成派は〈科学による人類の進歩〉を信じているはずなのに宇宙エレベーターなどに触れないのが不思議ではある。

No.184 13/10/31 12:21
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈溜め息ばっかり!〉クルム伊達公子

■〈看過されているヤラセ番組を検証〉
『ほこ×たて』以外にもヤラセは蔓延しているがなぜか見過ごされている。一つずつ検証してみよう。
■『人間観察バラエティー・モニタリング』TBS
まず大前提としてこの手の心理学を悪用した引っかけ番組に出演する一般人はエキストラ派遣会社などに登録している〈準タレント〉のような人々であり純然たる一般人ではない。もしも純然たる一般人ならば最悪訴訟問題に発展する可能性もあるし何よりも自分の痴態を〈顔出しOK〉で放映してよいなどという契約を軽々しくするはずがないのである。通販番組などに登場する一般人もたいがいそうであるから気をつけたい。ドキュメンタリーっぽいバラエティーもあるがああいうのもタレント事務所に所属している人々だろう。

■『さんまのからくりTV』TBS
その昔、ご長寿クイズという人気企画があった。ご老人のトンチンカンな解答を楽しむというものだったが実はあれは『編集の暴力』(by出川哲朗)だったのだ。つまり番組側が故意におもしろ解答になるように(つまり老人がボケたように)見せていたのだ。これと同じことはセイン・カミュの英会話講座でもあった。

No.185 13/11/04 06:05
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈人生は悪しき冗談なり〉Shakespeare

■〈終身雇用的社会に胚胎する談合ヤラセ体質について〉
マーくんの24勝はまだ分かる。東北を元気づけるためにパ・リーグで談合があったのだろう。しかし普通に考えて楽天が巨人に勝てるはずはないので(物理学的に有り得ない)楽天日本一はナベツネの鶴の一言で決まったのだろう。大相撲の若貴ブームみたいなものだ。そういえば大相撲が不祥事で人気が低迷すると遠藤なる〈天才〉が彗星のごとく現れるのであった。以上のように考えると日本のプロ野球や大相撲といったスポーツの世界は多分に公共事業の割合が強いようだ。

No.186 13/11/07 12:42
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈雨降って地固まる〉

■〈千葉県のみでPM2.5上昇の理由〉
どうせ近所のオッサンが焚き火でもしたんだろう。もしくは歩きタバコの煙が観測されたか。いずれにせよ中国から飛んでくるPM2.5なんぞより身近なタバコの方がよほど〈要注意〉だろう。アベくん、早く規制してくんないかな~?

No.187 13/11/16 16:47
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈不正なことが不正な方法で除かれるよりは不正が行われている方がまだ良い〉Goethe

■〈以下、着々と現実化〉
・日テレ『ゲームパンサー』放映開始
・フジテレビ『ハニートラップ』
・フジテレビ『世界行ってみたらホントはこんなとこだった』で無重力と無重量の違いを〈わざわざ〉説明。(バラエティーなら「無重力状態」といった適当な表現でも問題無いはずだがだいぶん神経質になって指導しているスタッフがいるようだ)
■〈父祖の権威や財産は頂きますが言いつけは守らないニッポン〉
例えば父親から〈貧乏は恥ではない!〉と言われてたんだけど大人になってから贅沢したせいで胆石になっちゃうとか。まぁ今の世の中で贅沢するな、とは言わないけどもね。しかし自分が胆石抱えながら〈貧乏は恥ではないぞよ!〉とか酒臭い説教をするのは老害だろう。だいたいプルサーマルは〈核燃料のリサイクル〉だろうに。どの面下げて〈リサイクルは不要だ!〉などと言えるのかね。まぁどうせ研究のほとんどは外人の提供したものなんだろう。東電にもキチンと核燃料や放射線について知識を内面化している人間がどれほどいるものか…怪しいものである。そして無知がバレないためにわざとサボタージュで事態を悪化させているのだろう。我々の能力が低い訳ではなく未曽有の事故ですよと。それでも我々東京電力はやりますよ。我々しか出来ませんからね。はいはい。という訳だ。(これを〈火事場泥棒の居直り〉と名付けよう。)

No.188 14/02/11 10:58
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈やる気のあるものは去れ〉タモリ

■ 日本の鍍金が剥がれ続けている。佐村河内によるゴーストライター事件然り。と言っても業界ではゴーストライターは当たり前だから実はマスコミはみんなグルだった。サブプライムややらせのドッキリ番組と同じだ。
■ インポネシア大統領第3便器のビデ夫人にしても彼女が本当の〈セレブ〉でないことなど視聴者はみんな見抜いていた。叶姉妹と同じである意味では作られた世界を楽しんでいた。セレブセレブ詐欺。セレブの偽装表示を見抜く間違い探しゲームみたいなものだろう。
■ さて私が縦書きによる日本語表記の構造的問題と横書きの優位性を論じるとネット上では英語をカタカナではなくnativeに記す人々が爆発的に増えた。これは私が日本語の本質的蘊奥を体得していたからであり世界は〈私以後〉と〈私以前〉で明白に分かれてしまったのだ。

No.189 14/03/28 11:57
鳥野ササミ ( 0tYn1 )

〈天才は天才を知る〉ヘーゲル
■〈日病を考える〉
日本人の信仰は労働でありそれは『働く』(はたをらくにする)という言葉に端的に現れる。彼らの救済の目的はひとえに他者にあり自己にはないと言える。
■〈もっと練習しろ!〉
これは石川遼選手への心無い言葉である。発言者は自称・石川遼ファンのオッサンしい。問題はなぜオッサンがこのような残念な発言をするに至ったかである。(本当のファンならば選手の好不調を考えて滅多なことは言えまい)察するにこのオッサンの真意は『もっと働け!』ということではないか。『もっと働いてはた(ファン)を楽にしろ!』ということなのだ。もっと言えば『オレはこんなに働いて(応援して)いるのになんでお前はそれに応えないんだ!』ということだろう。こういうのを『恩着せがましい』という。
■〈ユヅル~!アイシテル~!〉
そう、日本人は恩着せがましいのだ。相手の気持ちは考えない。ファンが羽生選手をアイシテルかどうかはあの場面では関係がないし本当に愛してるなら演技の直前で声をかけるようなことはしまい。それにしても少なくとも石川遼選手の方が件のオッサンより〈納税〉していることは確かだろう。
■〈ジャパネットたかたと林修〉
たかた社長の〈売らんかな主義〉は何かに似ていると思った。そう、林修だ。ジャパネットたかた=東進ハイスクール。しかし、たかた社長の方が実用的な商品を扱っているぶん道聴塗説の文字芸、東大コバンザメの林修よりかはマシかもしれない。それでも塾講師で甘んじておればまだ可愛かったが最近はテレビでつまらぬ説教をし始めたから下手な芸能人よりタチが悪い。
■ そろそろ〈芸能人の資産に課税する〉ぐらいの社会主義的政策が必要かもしれない。彼ら芸能人がテレビで馬鹿笑いをし高給を得る一方で汗水垂らして真面目に働いている庶民が塗炭の苦しみに喘ぐなど許されるはずもなかろう。そもそも芸能人の給料は企業の広告料から支払われており広告料は製品価格に予め上乗せされているのだ。テレビCMを見ようが見まいが我々は彼ら芸能人に給料を支払っているのだ。

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