🙉小姑日記🐌

兄が結婚することになったとき、（いわゆる、できちゃった婚でした）
わたし達（父･母・わたし・弟）は、
兄の一人暮らしの社宅マンション（田舎なので広いです）に、ようこさんが同居するのだろう・・・くらいに考えていました。

ようこさんは三人姉妹の末娘で、
上のお姉さん方お二人はすでに結婚、
長女のかたはご実家のすぐ近所に、
次女のかたもそこそこ近所に住まわれています。
うちの実家も同じ町内でそこそこ近いです。

同居したい意向を兄夫婦に聞かされたとき、
わたし達にあった説明としては・・・

①ようこさんは高卒で、今まで他の場所で暮らしたことがない
よって、ご自分の実家からも離れた兄の住む地方都市に移り住むことをしたくない

②ようこさんの実家は狭く古い町営アパートで、小さな赤ちゃんを育てるとご近所に迷惑がかかってしまう・・・
その点、わがやは無駄に広く、もともとの兄の部屋も余っている。


まず、母が反対。
「嫁･姑の同居は無理。やっとのびのびできるのに、今さら気を遣いたくない」

父が提案。
「それなら、今の家屋の隣りにある土地（わたしの畑）に
二世代住宅風に家を建て増す。」

わたしが反対。
「わたしの畑は今、生きがいで潰させない。
わたしは免許はあるが車の運転ができないので、離れた土地で農作業は無理。」

弟
「まぁ、いいではないの。仲良くやれば。」

弟が世界中でいちばん可愛い母が折れる････・・


これが同居のいきさつ。

そうして、挙式＆出産を終えたようこさんは
我が家にやってきました。
生まれたての小さな可愛いゆいかちゃんを連れて。

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生まれたてのゆいかちゃんは　とても小さく可愛く。

兄の部屋は二階でお台所からとても離れているので、
居間の脇の小さな部屋を赤ちゃん部屋にしていました。
昼間はそこで赤ちゃんのお世話をしやすいように、という
配慮のつもりだったのですが。
結局、父･母･わたし・弟　家族みんながしょっちゅう
夢中でベビーベッドを覗きこんでいました。

ようこさんは居間で赤ちゃんのお世話で疲れた表情でむすーっとしているか、
みかけないなーとおもったら二階の兄の元の部屋で寝ているかしている様子でした。


わたしの家では、綺麗好きの父が掃除　母がお洗濯　わたしと弟が料理と
担当がくっきりはっきり決まっていました。

家に着たばかりのときのようこさんは父を手伝って、
お掃除をよくしていました。
あと、自分と赤ちゃんのお洗濯は、母と時間をずらして洗濯機を使い、
自分でやっていました。
料理も手伝ってくれようとしたのですが、
わたしがしたいようにしたいし、気を遣ってしまってだめなのでお断りしました。

わたしは動物を食べません。
台所や調理器具でそういうものを扱われるのも嫌です。
なにか動物で食べたいものがあったら買って食べてください、
そのためのお皿は別にしてください（父母弟はそうしている）
と伝えました。
わたしの個人的な偏食に関して、家族に不自然な無理をかけ我慢させているとおもうのですが、野菜はわたしが有機肥料無農薬で手をかけて育てているものをおいしく料理して出そうと努力していたので、おおめにみてくれている状況。

兄がそのことはよく話しておいてくれたらしく、
最初は弟がようこさんによく相談しては、彼女の好きな動物の食べ物を買っていました。
そのうち、彼女が少しずつ外出やお買い物ができるようになると、
他の家族のぶんも彼女が買ってくる、ということになりました。

やがて、ゆいかちゃんが成長し、離乳食がはじまると、
野菜の離乳食なら、わたしのいるあいだ台所を使ってくださっても大丈夫
動物のものは市販品か瓶詰めで・・・となりました。
しかし離乳食についてはわたしのほうがおもしろくなって凝ってしまい、
結局お野菜の離乳食はわたしが作りました。



離乳食を終え、普通の食事をさせるようになると、
わたしは自分の菜食をゆいかちゃんにおしつける気持ちはないし、
（そうだったらいいなぁーとはおもうのですが）
調理済みの市販品ばかりをめいに食べさせるのも苦痛になってきて、
動物のものは弟が（ごくたまにわたしが）お店の台所で調理して食卓に乗せるようになりました。

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わたしの偏食（菜食）については、
人それぞれおもうところがあるようで、よくはおもわれていません。
わたし個人もお付き合いもないし嫌いですが、
菜食主義の動物保護団体なんかを　よくひきあいにだされて、
褒められたり貶されたり･･･。


一度、兄に（兄は長年のことで諦めていたので、実際はようこさんとおもわれる）
「偏った栄養や物の考えがゆいかちゃんに悪影響だ」と言われたのですが、
「いろいろなひとがいるってわかっていいんじゃない？」くらいに、しれーっとやり過ごしています。

ようこさんとゆいかちゃんはよくマクドナルドを買って食べていますが、
わたしは別にそのことについては何も言わないし、
ただわたしはゆいかちゃんに絶対に買ってあげません。

粗悪な脂肉とショートニングで揚げた粗悪な塩分まみれのポテトで、
なにが「ＩLOVEit」だ、コノヤローとおもっています。
趣味の悪い色合いの、安っぽいプラスティックのおもちゃの
なにがハッピーだ、たいがいにしろ　くらいの気持ちですが、
ゆいかちゃんが持っていれば
「（そんなくだらないもの）買ってもらったのー　すごい（無駄遣い）ねー」と調子を合わせています。

兄が帰ってきたりして、家族でおでかけ朝マックとか言ってると
ケッ・・・って感じ（笑）

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