無理しないでね 2

レス258 HIT数 129149 あ+ あ-


2014/08/31 07:37(更新日時)

無理しないとやっていけないよ。。
誰も助けてはくれない。
無理しないでねって言葉の意味、いつも考えてる。

無理しないでの続きを書いていきます。
書き始めてから長い期間たっていますが、必ず完結を約束します!

読んでいただける方の気持ちを大切にします。。。

批判も中傷も感想も全て受け入れます(^-^)
色んな感情を私に学ばせて下さい!

14/08/31 07:37 追記
子供の進級、進学と心の問題で少し間が空いてしまいましたが、また書いていこうと思います^_^
子供の作文の宿題を一緒に考えているうちに、書くことが好きなことを思い出しました笑
以前のように見えない感情を上手く文章に出来ないかもしれませんが、素直な心で書いていければと思います^_^
レス制限をしているので、苦情などは感想コーナーまで。。(^^;;

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No.1737105 (スレ作成日時)

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No.251

そうそう!

会話が成り立つって大事なこと…

話が出来ない男とは、先がない…

しかし、その先がどうなるかは…まだまだ分からないことだらけ!


話の続きが気になります。

これから、誰にも頼らず生きていくことはできるのか…

今、一番心配なのは子供達の気持ち!

No.252

>> 251 名無しさん(^-^)
会話って大切ですよね。
今はメールやインターネットでしか自分が出せない世の中になってきていますが、人と人とのリアルなコミュニケーションは何にも変えられない大切な物だと思っています。

続きは想像通りか違うか何とも言えませんが^^;
批判も覚悟で書いています^^;

よろしければ引き続きよろしくお願いします( ´ ▽ ` )

実は生意気ながら無理しないでね感想スレも立てさせて頂いております^^;
この本スレでは色々な感情を持って頂けるように私のみの投稿に制限する事にしました^^;読んで頂いてくれている方からご意見頂けたのでそのような形にする事にしました(^-^)
全ての感情は間違いではないと思っていますので、気になる事があればそちらでお待ちしております( ´ ▽ ` )ノ

読んで頂いてありがとうございます(^-^)

No.253

裕に別れを告げて何日経ったのか。。

一年2か月の間、付き合っている時には見る事のなかった姿を数日で見せつけられた。

愛が残っていない私には迷惑な行動ばかり。。
少しでも愛が残っていれば同情していたかもしれない。

こんな状況がいつになったら終わりになるのか。

「前に進もうよ」

こんな言葉しかかける事が出来なかった。

No.254

3日程裕からの連絡はなくなりこのまま私の存在を忘れてくれる事を願った。

4日目、メールが来た。

【今までの事、本当にごめん。もう絶対あんな事はしない。このまま会えないのはやっぱり辛い。ちゃんと顔見て謝りたいんだ。時間・・作ってくれるかな】

これが本当の裕の気持ちでもそうでなくともどちらでも良かった。

でも、私なりに、きちんと納得してほしいと言う気持ちがあった。

裕が落ち着いてくれないと話にもならない。

今がちゃんと区切れる時ではないかと感じた。

【わかった。今日時間空けとく。】

もうこのままズルズルとしたくない。

今日で決めなきゃいけない。

私には新しい時間が始まってるから。

No.255

夜、裕は気まずそうに会いに来た。

「・・・・ごめんね」

きちんと目を見て謝ってくれた。

「もっと自分を大切にしなきゃ。」

身も心もボロボロになってく姿は見ていて気持ちいいものではない。

もっと自分を大切にしてと何度言った事か。。

少し呆れ気味に言った。

「自分が情けないよ。でも蜜が他の人と幸せになるのが凄く嫌で・・。自分が一生幸せにするつもりだったから。会社の人とはどうなったの?」

「気になる?別に何もないよ。」

「その人は絶対止めた方がいい。蜜は相手がいて好きになる事がどんな事か解ってるだろ?最後に戻るのは蜜の所じゃないんだ。離婚してたとしても一緒に住んでいる以上体の関係だってあるはずだろ?そんな奴を好きになっても蜜は絶対に幸せになれない。そんな奴に渡す位だったら俺が・・・・」

言いかけて言葉につまる裕。

「裕に幸せにしてもらおうとは思ってませんから 笑」

「あ・・やっぱり・・。結構傷つくなあその言葉。しつこいようだけど今でも蜜が好きなんだからさあ。」

「ごめんねえ。私は好きじゃなくて。」

冗談ぽく話せた事で裕の張りつめていた気持ちがほぐされた気がした。

ベランダに座り話をする。

「星が綺麗だねえ」

そうだねと二人で星を見上げた。

「付き合った日も星が綺麗だったよな。」

沈黙が続いた。。。

「子供、大切にしてあげてね。夜来てくれるのは嬉しかったけど、いつも子供が気がかりだった。実家にいるからこそ出来る行動。いつまでも現状に満足してないで、私と結婚考えてくれてたなら一歩踏み出してほしかったよ。子供と二人頑張ってほしかった。」

「それはちゃんと考えてる。仕事の事もあるけど、時期を見て実家を出て二人で暮らしてちゃんと子供と向き合おうと思っているよ」

私は、そう・・・と軽く返事をした。

そう思ってる、するつもり、時期を見て、全て理想の未来の形。

その為に行動している訳ではない。

いつかいつかと言ううちに時間は経って理想の未来は今の現状に飲まれてしまう。

それが現実。

でも、もう私には裕がどういう行動をとろうと関係ない。

私が想っている事を伝えて聞いてくれればそれで良かった。

No.256

「これ・・」

裕は私に腕時計を差し出してきた。

少し前にも差し出してきたその時計は裕が私につけていてほしいと付き合っている時に渡してくれたお揃いの物だった。

あまり時計をつける事がなかった私は時計を貰ってから毎日のようにつけるようになっていた。
時計の便利さを実感し、何より裕と同じ時間を同じ時計で刻んでいる事が嬉しかった。
私にとってなくてはならない物になっていた。

しかし、別れてから返せと言われて返したものの、こんな物いらねえと言い投げ捨てたり、ちゃっかり投げ捨てた時計を拾って帰ったり・・・。

そんな時計への執着は既に無くなっていた。

それに・・


私には新しい腕時計があった。


裕はその事を知らずに時計を差し出してきた。


私は首を横に振った。

「もう、いらない」

「やっぱりこれ蜜に持っててほしいんだよ。」

「もう、いらない。新しい時計持ってるから」

あっさり断った。

返せだの持っててほしいだのその時の感情でコロコロ行動が変わる姿に呆れていた。

「そっか・・」

裕は諦めた。

「蜜、ハグしていい?好きじゃないのはわかってる。わかってるけど蜜の事抱きしめたい」

「ダメ」

私の返事と同時に裕は私を抱きしめた。

「ごめんね、蜜」

息が苦しくなるほど強く抱きしめられた。

「キスしたら怒る?」

「怒る!」

その言葉と同時に・・

何故かお互い目を閉じなかった。

そして偶然にもその時流れ星が空を通り過ぎた。

あ・・・・・

お互いびっくりして笑ってしまった。

「流れ星なんて何年ぶり?!綺麗!」

月や星が好きな私はテンションが上がった。

「これは二人で幸せになれって事だよ!」

その言葉に私は苦笑いをした。



No.257

本当に綺麗な流れ星。

裕の事が大好きだったらどんなにロマンチックだったんだろう。

もう、私の心に裕はいない。


「じゃあね」


その言葉を最後に裕とは二度と会う事はなかった。

大好きだった一年ちょっと。
元彼女との関係に嫉妬し、奥さんを超えられない自分が嫌になり。。
私は必要なかったのではないかと言う気持ち。

今となっては、どこが好きだったのかも思い出せない。

さよならを告げてから心の支えになってくれたのは細井さんだった。

No.258

相手を好きになると自分だけを見て欲しくなる。
自分だけを見てくれていても、それが本当に自分だけなのか不安になる。
不安になるから、相手の見えない所で色々探ってしまう。

そんな事を繰り返しているうちに、自分が何故相手と一緒にいるのかわからなくなってしまう。

男がいなくたって、私は1人でやっていけるはず。

男だけが全てじゃない。

そんな気持ちになると優しい言葉をかけてくる人がいる。

そこから付き合いが始まる。。

そんな繰り返しは私にとって必要なのかと考えてしまう。

もう二度と人を好きにならないと何度決めたことか。

そんな意思も相手の言葉に、行動に崩されてしまう。

相手の気持ちばかり考えて、いつからか、自分の本当の気持ちが表に出せなくなっていた。

本当の自分の気持ちさえわからなくなっていた。

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