Black Coffee
初夏のあの日
曲がり角を曲がって私の目に映ったのは
理想の人 でした
二人が大好きな 飲み物を 題名にして
これまでとこれからの 終わらない物語を 綴りたいと思います
初心者ですので 誤字脱字や読みにくいかも知れませんが…
気長に読んでいただけたらと思います🙇
内容には 不倫も出てきます💦
不快に思われるかもしれませんが ご了承下さい🙇
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出掛けて もう一度彼の家を訪ねた
彼のお父さんも帰って来ていて 話しをした
私は まだ結婚している身 仕事も直ぐには辞められない事を説明した
お父さんは 私の父親に会いたい 話しをしたい
と 言った…
現状的に まだ私の父親には会わせられないが 時がきたら必ず会わせる約束をした
その後 彼の家に行った
家には お母さんと 嫁いだ妹さんと姪っ子が居た
30分くらい話 彼と私は 出かける事にした
お母さんや妹さんはとても気さくで明るく 話が弾んだ
私の母親も生きていたら こんな感じだったろうなぁ…
と 思った
彼の家に行く前に 私の実家に用事があり 寄った
実家には 義理の姉しか居ないのを確認して行った
義理の姉に彼を紹介して 用事を済ませ 出ようとした時だった…
突然 私の父親が帰ってきた
父親には 彼を友人と紹介して 慌てて 帰ってきた
そこからの1ヶ月は 目まぐるしく 過ぎていった…
彼も いろいろあり すぐに アパートを引き払う事になった
私は 離婚したら そのまま 彼の実家に世話になる事になり ご両親に挨拶をすることになった…
私は
まだ 荷物の整理もあるから1ヶ月後にしたい
親達にはまだ内緒にしてほしい
借金は私が全て背負う
ただし 車はもらって行きたい
慰謝料は それで全てにしたい
と 話した…
旦那は冷静な感じで 納得していた
お前最近何してるんだ
何か 言いたい事あるんじゃないか…
と 言ってきた
旦那はお酒も入って酔っ払ってる
離婚を切り出すのにはいいタイミングだが…
酔っ払って逆上するかもしれない
私は 意を決して話す事にした…
数日後…
彼から 彼女に別れを告げた
と 連絡があった…
彼女は 来月中にアパートを出てくれれば いい 電化製品は全て持って行って
と 言われた
案外 あっさりと別れを認めてくれたようだった
そんな やり取りをしている時だった…
突然 旦那が…
父親は以前
旦那に 離婚だけはしないでくれ
と 話していたみたいだった…
それは 旦那に聞いた話しだった…
容姿が悪い私は 離婚したら 一人で生活しなければならない と思って 不憫に思っていたのかもしれない…
離婚したら
借金は私が背負う
借金の抵当に私の実家が絡んでいたので…
車は貰ってくる
購入の際 旦那の親にお金を出して貰っていた…
離婚しても しばらくは今の職場で働く為 実家には 帰って来ない
と 話した
父親は何も言わず 黙って聞いてくれた…
過去にDVがあった事 借金の事で 離婚を進められた事はあった
しかし その時は 離婚を思い止まり 借金は私名義にし 債務整理をした
私は 震災後の旦那の生活態度を話
一度はやり直しを考えてが もう修復不能だ と伝えた…
お父さんは…
実は 少し反対していたのかもしれない…
一緒に住むなら 相手の親に 挨拶しなければならない
と 言われた…
確かに お父さんの言う事は 正しい
しかし 私は 自分の父親に まだ 離婚の事も 彼の事も話していない…
それに 離婚が成立したとして 直ぐに 彼を紹介は出来ない
挨拶は少し待ってもらいたい と説明した…
それなら 実家に一緒に住んだらいい
と 言ってくれた
彼には 兄がいて 結婚もしているが 今は実家には住んでいない
いずれは 実家に入るらしいが…
そのお兄さんも 実家で暮らせばいい
と 言ってくれた
彼は 彼のお母さんに全て話した
彼女と別れる
アパートを引き払う
実は 今付き合ってる新しい彼女がいる
その彼女は 今はまだ結婚している
もうすぐ離婚する
離婚したら 一緒に住みたい
その他 私の事を全て話した
それに対してお母さんは…
しかし なかなか いいアパートが見付からない💦
予算もあまりない
そこで彼は一度実家に戻ることにする
と話した
ただ…
実家に戻ったら 私とは なかなか逢えなくなる…
それに 私が離婚したら 行く所がない
私の実家には 私の居場所がなかったので どうしたらいいか 悩んだ…
その日から お互い 私は離婚を 彼は彼女との別れを準備し始めた
この頃は まだ彼の事を 100%信じていなかったかもしれない…
もしかしたら…
私が離婚した途端 棄てられるのではないか…
と 疑心暗鬼になっていた…
彼は彼女との別れは簡単だ
と 言っていたが なかなか進めていなかったのも 引っ掛かっていた…
私自身 仕事の事があり 直ぐには退職出来なかった
なかなか 退職が難しい所だが 更に 震災の影響で 直ぐには 退職出来ない
私は今の仕事が大好きだった…
子供の頃からの夢を叶えて就いた仕事だったから
彼には 地元から通える方法を考えると伝えた
彼も私の仕事は尊敬してくれた…
私の仕事を優先に考えていい
と 言ってくれた
彼に 私の気持ちを話した…
彼も 私の気持ちを理解した
けど…
お互い 心の底には 離れたくない
と 強い気持ちがあった
お互い 今は彼女 旦那が居る身
まず その問題を解決しよう…
ということになった
このまま 二人で何処かに行けたら…
幸せになれるかなぁ…
お互いの家族 仕事 友人…
全て 棄てて 果して 本当に幸せになれるのかなぁ…
今は幸せでも きっとこの先…
きっと
お互いが笑顔でいれなくなる
ふと 私は 冷静になった
ホテルを後にして
私の車がある 駐車場に向かった…
その途中
震災の後を見て行った
瓦礫だらけの街を見た彼は…
本当に大変だなぁ…
と 言った
彼自身 震災後 仕事で被災地に行っていた
何処も 状況は酷いと話していた
彼は泣き出した私をなだめながら…
このまま二人で 逃亡しようか…
と 呟いた…
私も このまま 何処かに連れ去られたい
と 本気で思った…
彼は 私の家庭環境の中に 帰したくない…
と 何度も 言っていた
彼の車に乗り
ラブホに移動した
彼も夜勤明けだった為
シャワーを浴びていた
待っている間
私は 何故か もう帰る時の事で頭がいっぱいだった…
帰りたくない…
離れたくない…
その気持ちでいっぱいだった…
そんな事を考えてるうちに
私は 夜勤明けの疲労のピークで ウトウトしていた…
アパート近くに車を停めた
私はそろそろ帰らなければなかった…
そこから真っ直ぐ出勤するならば 後1時間の余裕があった
車の中で話しながら 私の大好きな曲
GReeeeNの いつまでも
を聴いていた
その時だった
彼が突然…
彼は…
貴女の傷は 想像を超えた 深い傷だった…
もう 傷付かないように ずっと一緒に居よう…
と 言ってくれた…
私も 彼がもう傷付かないよう 全てを受け入れ ずっと一緒に居たい
と 心から深く思った…
一先ず 座り
彼から 今までの経緯を聞きました
彼は
隠してごめんなさい…
〇〇が本当に理想の人だったから…
全て本当の事を直接話したかった…
今日は来てくれて本当にありがとう
と 言っていた
翌日
私は仕事に行く準備と 泊まりに行く準備をこっそりして 出勤した
ドキドキしながら 仕事をこなし
昼休みに 旦那に📱して 実家の祖母が具合悪いので 行ってくる
と 話しました
旦那は わかった と納得していました
彼は3日間休みだった
私は翌日は昼間の仕事だが 明後日は夕方から仕事だった
家には 実家の祖母が体調不良だと言えば泊まりに出れる
会って ちゃんと話したいと言ってみた
彼は こんな状況だが よければ アパートに泊まりにきて と言った
私は…
彼女が居ても仕方ない
私だって 旦那いるんだから
原因についても 納得した
そんな事くらいで 嫌いにならないよ
私こそ 既婚だけどいいの?
と 聞いた
彼は 私じゃなきゃ 嫌だ と 言ってくれた
付き合って10年くらいになる彼女がいる
同棲していたが ある原因があり 3年前に出ていった
それ以降は 直接会っていないが 金銭管理してもらっているから 週一位で 留守中にお金を置いてもらっている
との事だった…
彼は
隠していて ごめんなさい
と 謝っていた
私は
だから 付き合えない って事?
と 聞いた…
彼は…
こんな俺でよければ 付き合ってほしい…
真剣に付き合いたいから 正直に話した…
これで ダメになるなら それはそれで仕方ない
と 言った…
私は 彼の状況がよくわからないから ちゃんと解るように 説明してほしい と言った
私は✉の意味がよくわからなかった…
これは 遠回しに 付き合えない
これっきりにしたい
と いう意味なのか…
私は 意味が解らず
いつ 旦那が部屋に戻って来るかわからないが
彼に📱することにした
ホテルに着き
買った物で ランチを済ませ
話しをした
しかし…
ちょっとしたハプニングがあり
1つになることはなかった…
お互いの話で 彼も私が理想の人だ という事がわかった
どちらからともなく 付き合おう
と言うことになった
ホテルを出て
私たちは 地元に向かった
私は プリクラを撮りたいと話
プリクラを撮りに行った
私は 仕事に行っている事になっているため 帰る時間が近づいてきた…
帰り際
私が今は使っていないが 使える📱があったので それを彼に渡した
そして その日は別れた
帰り道 彼から📱がきて 話ながら帰った
何処に行くか
という話になった
お昼も近いから 何処かでランチでもする?って 話した
彼からは 二人きりになれる所に行きたい
と 言われた…
確かに 前の晩 ✉でそんな話しは出ていた…
内心 私は 彼もエッチしたいだけの人なんだ…
と 落胆した…
あまりに理想だった人だったからこそ
彼とは ゆっくり付き合いたいと思っていたからだった…
身体だけの関係で終わるなら 仕方ない
と あきらめ 私は 彼の案に了承した…
向かったのは ホテルだった
この時 私は少し疑問を抱いていた…
一人暮らしなら 何故アパートじゃないのかと…
ふと 運転中の彼の横顔を見た…
ドキドキした
何処か行きたい所ある?
と聞かれ 私はある店をだした
広い店内を 二人で見ていた
その時だった
彼が 私の手を握ってきた
私はビックリしたが 嬉しくて手を繋いで 店内を見て歩いた
30分くらい ぶらぶら見て 車に戻った
ドライブしながら
途中 コンビニで何か買おう となった
私は 普段 烏龍茶か Black Coffeeしか飲まない
だから Coffeeを手に取った
彼もBlack Coffeeしか飲まないと
一緒にCoffeeを買い 車に戻った
彼はそこに立っていた
写メで見た人は別人か
と 思ってしまった
そこに立っていたのは まるで 私の理想の人だった
私の車を駐車場に停め
彼の車に乗った
そこから あまりの緊張に 外ばかり見て なかなか上手く話せなかった…
私は 部屋に戻り
何故📱を盗み見たのか 問い詰めた
旦那は たまたま開いたら ✉の画面だから見た
と言った…
私は…
仕事だと 言い張り
疑うなら 職場に一緒に来るか
とまで 強気で言った
旦那は そこまではしないと言った
そのまま私は家を 出勤と偽って 出た…
当日…
初夏の いい天気の日だった
朝から✉をして
私は仕事に行くふりをするため 準備をしていた
その時だった…
何気なく ✉の画面のまま 部屋に📱を置いていたら…
寝ていたはずの旦那が なぜか📱見ていた…
そして…
今日は仕事だよなぁ
〇〇(彼)に会いに行くんだ
と 家族の前で話はじめた…
他愛もない✉をした
その中で 私は既婚者だと 打ち明けていた
彼(貴方)は独身で一人暮らしだった…
お互い写メも見せ合った
第一印象は…
今だから言えるが…
あまりタイプではなかった
翌日の午前中
初めて📱で話もした
声は凄くタイプで 会ってみたくなった
その頃…
ようやく 連絡が取れる様になった 遠距離恋愛の彼氏との関係も ギクシャクしはじめた…
私は 震災の影響もあり
少し ナーバスになっていた…
誰か 側にいて 支えて欲しかった…
誰かに甘えたかった…
しかし
遠距離恋愛の彼氏とは あまりに距離がありすぎた…
震災後から 旦那の態度が変わっていった…
職場が被災したため 仕事も休業になってしまった
しかし
全くの休業では無く
瓦礫の撤去作業などはあった
旦那は些細な理由を付け 仕事に行かなくなっていた
その間も私は 仕事が忙しく 働いていた
翌日
旦那と再会した
再会した時 私は 旦那の無事を確認し
安心から 涙がでた
その姿を見た 旦那は あまりにも 冷静なのか…
冷ややかな目をしていた…
さも 私が旦那の身を案じていたのが おかしいかの様に…
旦那は 私の身など 案じていなかった…
あの大震災…
直後から 私は仕事に行っていた
あの夜…
職場で被災した旦那の身を案じていた
離婚を考えて もう愛情なんて無かった旦那だったが…
職場が津波で被災したことを 人づてに聞き
私は 旦那が生きているなら 離婚はしないで 夫婦関係をやり直そう
と考えて 旦那の無事を祈り続けていた…
しかし その祈りは ある意味 無駄だった…
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