私の歴代彼氏

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2012/12/30 23:42(更新日時)

初めて彼氏が出来たのは 中学1年の冬☔

あの頃は恋愛に恋していたのかもしれない💦

私は明日26才の誕生日を迎える🎵

25才の最後の日に 今までの恋愛を思い出してみよぅかな😌

文章力に欠けますが…どうぞお付き合い下さい🌸

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No.1651569 (スレ作成日時)

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No.1

付き合うキッカケは私から彼に告白した。

友達が告白するって言うから 「じゃあ私も告白しようかなぁ」 ってノリで😅

その時はあまり好きだと思ってる相手がいなかったので、一番マシと思える コウキ に告白した💦

返事はその日の放課後にOKだった✌

一緒に告白した なおこ もOKをもらった🎵

No.2

その日から コウキの事が大好きになった😄

なおこと彼氏と何しよっかぁ⤴って話したりするのも楽しかった🎵

コウキとお揃いのリストバンドも買って、学校では毎日付けた👍

そしてコウキと2人で懐かしの交換日記も始めた📖

凄く純粋な恋愛で…手を繋ぐだけで満足していた💓

だけど、3ヶ月後に別れを迎える。

No.3

理由は簡単💨

私が恋愛ごっこに飽きたのだ💧

まだ中学1年の私には彼氏なんて早かったのかもしれない😫

そして中学2年になると、私達の学年は1クラスになってしまった😱

No.4

そんな頃、一緒に告白したなおこもフリーになっていた。

「ねぇ…えり…私、好きな人出来た🐱」

なおこは恋多き乙女だった♥

「よし❗私、協力するよ😉👍で…誰が好きなの⁉」

「松田先輩♥」

えぇ⁉⁉⁉
松田先輩って…レベル高過ぎやろ…😫

とは 言えなかったが…松田先輩は1つ上の人気あるスポーツ万能のサッカー少年⚽
身長も高くて、
松田君はカッコイイ😍と言う先生もいる程だった💦

私は無理だろうと思いながらも

「松田先輩かぁ…分かった…早速、好きな人いるのか聞いてみよっか‼」
と気合いを入れた👊

No.5

私は松田先輩と同じサッカー部の カズキ に好きな人いるのか聞いてくれと頼んだ。

「えっ⁉お前、松田先輩好きなの⁉」
と カズキは突っ込んできたが、

「いいから‼聞いて‼」
と指示した。

すると…昼休みになって松田先輩が私に話しかけてきた😱

No.6

隣にいたなおこはドキドキしているのが表情で分かった💦

「なんでしょうか😫⁉」

私も緊張していた(笑)

「俺の好きな人知りたいの⁉カズキが言ってきたけど。」

遠くからカズキがこっちみて笑ってるのが見えた。

あいつ使えねー💨
瞬時に思った。

No.7

「いや…いるか、いないだけでいいんです💧💧」

すると先輩は
「えりちゃんの好きな人は?」

と 聞いてきたから いない と答えた😲

その後、カズキに説教したのを覚えてる💧

何故ウチらの名前を出したのかと💧

No.8

カズキは完璧に私が松田先輩を好きだと勘違いしていた💦

すると変な噂を聞く…💧

学校の帰り道、一緒に帰っていたユカリが変な事を言い出した。

「今日の陸上記録会に松田先輩も一緒だったんだけど…」

その日は運動神経の優秀な選手が地区ごとに集まって、県の選手を決める大会があり…選ばれたユカリは大会の送迎するバスで松田先輩と一緒だったと言う。

そこで、帰りに好きな人か気になる人がいるのかを話したらしいのだ。

「松田先輩さ、えりが気になるんだって😄胸も大きいし、タイプだって言ってたよ‼」

え~😱松田先輩を好きなの私じゃないのにぃ💧しかも…胸かよ😲

No.9

私はそんな胸がデカい訳ではない。

私よりデカい人は何人かいた💧

「今日の塾で松田先輩と会うと思うし、楽しみだねぇ😄🎵」

ユカリは何も知らない💧

しかも、その塾は なおこも一緒だし…最悪だ…😱

No.10

ユカリと別れて、塾の時間まで私は考えた…。

なぜ…松田先輩は私を気になると言ったのか…😲

思えば…小学校の時、松田先輩は私を見ればちょっかいを出してきていた…。

みんなが松田先輩をカッコイイと言っても、私はそう思わなかったのは、ちょっかい出してくる人ってイメージがあったからかもしれない💧

中学に入ってからは、そんなにはなかったので、忘れていた⤵

No.11

重い気持ちのまま、塾の授業を受けた。

塾にはなおこもいたし、ユカリも、カズキも…おまけに元カレのコウキまでいる😅

田舎だから自転車で通える塾は限られていた。

1つ上の先輩は、私達より1時間後から授業だった💡

松田先輩については触れなかった。

No.12

授業が終わり、私は早く帰ろうとした💨
すると、カズキが
「ちょと待って💦こっち来て💦💦💦」

嫌な予感がした😒

松田先輩が近寄ってくる…💦

一緒に帰るユカリも隣にいる…ヤバイ…面倒だ…面倒な事に…😲

先輩は穏やかな表情だった。

「ねぇ…俺と付き合わない?」

「えっ…⁉」

私は何も言えなかった…思えば初めて告白された。

「付き合っちゃいなよ‼」
ユカリが隣で言う。

ドキドキして何も言葉が出ない💧

「なんだぁ…ノーリアクションかょ💧」

そう言って松田先輩は授業へ向かった。

No.13

翌朝、学校に着くなり…クラスの女子達が私に群がる💧

ユカリが昨日の出来事をみんなに話していた😒

それを聞いたなおこが泣いていた⤵⤵⤵

私はなおこに
「断るから、大丈夫だよ💧」
と 伝えた。

なおこは小さく頷いたが…それ以降、なおこが松田先輩を好きだと言う事はなくなった。

私はその後も、修学旅行で友達の彼氏から襲われそうになったり…中学時代の恋愛にあまりいい思い出がない😞

ある意味、コウキとの恋が一番綺麗だった。

No.14

高校生になり 私は公立の女子高へ通った🏫

最高の友達もできた。

正直、男子がいない分 女子高は楽だった😆自由だった🎶

しかし…出会いがない💨

その頃、メル友を作るのが流行っていて、メル友から付き合う子も多く 私も紹介されるが…続かなかった💧

そんな時、登録していた着メロサイトに「仲間と音楽交換しよう」的なページがある事に気づく👀

サイトに登録している人に音楽をプレゼントしてチャットが出来る仕組みだった🎵(説明しにくい💧)

面白そうと思い、ランダムに選んだ人達に適当に選んだ音楽をプレゼントしてみた😋

すると、夜中の2時にも関わらず、一人から返事がきた‼

No.15

聞けば、私はその人にMONKEY MAJIKのモンキーマジックを送っていたらしい💨

分からずにプレゼントしていた💦

それが面白くて返事したという。

会話は楽しかったので、チャットだと不便だからとアドレスを交換した✉

そのサイトのチャットはアド交換が簡単にできた😄

相手は1つ上の男の子で、名前は セイゴウ。たまたま隣の県に住んでいたのもあり、意気投合した🎵

メールも長く続いた。電話もするようになった💡

会った事もない相手だけど…お互いにハマっていってるのが分かった🐱

No.16

私達は会った事もないけれど、付き合う事にした👀

隣の県と言っても、高校生でバイクしか持たない私達にはとても会える距離ではなかった💧

お互い、手紙に写真を付けて交換した👑
その頃は携帯にカメラなんて付いていない時代だった⤵
(直ぐに着き始めるが…)

セイゴウはカッコイイ顔をしていた😄
メールと電話だけの恋愛は親を苦しめた…。

なんとバカな私…電話代が7万もかかってしまったのだ…😱

凄く怒られた…母は
「あんたの電話代でパート代が消えたじゃない💢早くそんな相手とは別れなさい💢💢💢💢」

流石に電話代には反省したが、別れる気なんてなかった。

先に高校を卒業したセイゴウが、私の県で運転免許を取ると言い出したのだ🌀

私の地域に、泊まりがけで普通免許が取れる自動車学校があった✨

20日くらいで取得できるし、えりに会えるからと、その自動車学校に願書を出してくれた🌸

No.17

そしてセイゴウと会える日がきた‼

メールを始めてから、半年が過ぎていた✉

駐輪場にバイクを停めて、セイゴウにメールした🎵

✉今、着いたよ😄

すると、寮らしき建物の方から、背の高い痩せた人が近づいて来た。

セイゴウだった✨

緊張で私の手足と唇は震えていた😖💕

セイゴウはニコッと笑って、
寮の自分の部屋へ案内した🏠

部屋に入ってからも、私は緊張してセイゴウの顔をまともに見れずにいた⤵

No.18

半年間 毎日メールや電話をしていたので 初めて会う人という感じではなく…久しぶりに再会したような感覚だった😌

「こっちにおいでよ😄」

離れて座る私をセイゴウが優しい声で呼んだ。

セイゴウは痩せているけど筋肉質で、身長も180程だった✨

笑う顔はとても可愛いくて、色白だったような気がする🐱
(もう細かい事は忘れた)

その時の私はキスもした事がなかった😲

それはセイゴウも知っていた🌱

緊張している私をセイゴウは後ろから抱きしめた😫キャー

No.19

「やっと会えたね」
セイゴウはそう言って、抱きしめる腕の力を強くした🐶

「セイは緊張しないの⁉私…ドキドキし過ぎてる😢」

私は心臓の音が隠しきれなくて、自分から言った。

そしてセイゴウからキスをされた。

それから私達は何回もキスをした💕

色んな事も話した🐱

時間は早く過ぎていく…セイゴウは何かソワソワしていた💥

No.20

すると、セイゴウが私の手を掴んで自分の股関に当てさせた😲

セイゴウのは大きくなっていた…何もかもが初めてで…大きくなったのを見るのも初めてで…どうすればいいのか分からなかった😫

私は胸を触られると、とても感じてしまった…セイゴウはそんな私を見て 胸を舐めだした💋

何だか恥ずかしいが…そうやって…私は初体験を迎えたのである🐤

正直、気持ちよくはなかった…痛かった😖

No.21

私はセイゴウが滞在する20日間、放課後 私は自動車学校の寮へ通いつめた💨

この20日間は初めての事だらけだったけど、凄く楽しくてドキドキして幸せだった🐱

こうしてセイゴウは帰っていった。

それから私達は会う事はなく数ヶ月で別れた。

No.22

私も高校を卒業して、地元に就職したxF0

中学時代の同級生だったミカと同じ職場だった為、仕事中も色んな話しができて楽しかった🎵

特にミカとは中学後半はよく2人で遊んで、高校は違ってもよく連絡をとりあっていた。

今も親友だ❤

ミカには高校時代から付き合っている彼氏がいた👣

彼氏がいない私はよく、ミカの彼氏とその友達とで飲みに行ったりした🍺

中には私に好意を抱いてくれる人もいたが…私は一度友達になれば、恋愛感情があまり湧かない性格だった。

今もそれは変わらない。

付き合うとしたら、出会った時から意識してしまう😍

最初から好意を抱かなきゃ…なかなか好きにならない💨💨💨

No.23

毎晩飲み会をする訳もいかず…その他の夜は暇を持て余していた💨

実家だった為、まだ成人していない私に親は夜遊びに関してはうるさかった😠

そんな私は興味本位で 出会い系サイトにアクセスする。

暇つぶしにメル友でもできればいいな🎵
条件を絞って、メル友希望なので、あえて県外の人を選んだ💠

これが…悪夢の始まりになる…😱

No.24

ここで ユウイチ に出会った。

メールも楽しくて、電話をしたりもした😄
そして県外だったが、会う事に🎶

ユウイチは仕事で忙しかったので、休みだった私が会いに行く事になった💡

初めて一人で新幹線に乗った🚅

着くと、ユウイチらしき人が待っていた。
ユウイチは
「よく来たね🎶お疲れさま😄」と手を握ってきた‼

いきなり⁉とビックリしたが…5つ上だったので慣れているんだと思った🔌

セイゴウとはいつも寮の中だったので、外で手をつないで歩くのは初めてでドキドキしたし、嬉しかった🎵

私は 今夜この人とエッチして付き合う事になるんだろう と思っていた🐱

確か、メールや電話でユウイチから付き合いたいと言われていたから、最初からそう思っていた。

No.25

2人で食事をした後、家に向かった🏠

今思えば恐ろしい事だ…初めて会う人の家に行き、泊まるなんて…😲

幸い、ユウイチは普通のいい人だったから良かった💨💨💨

No.27

>> 26 🌸夕張さん🌸

読んで下さってる方がいたなんて嬉しいです✨

色々と忙しいのもあり💦
少しずつ更新していきます💡

下手な文章ですが😢これからもお付き合い下さい✨

レスありがとうございます🎵

No.28

ユウイチは1kの狭い部屋で一人暮らしをしていた🏠

聞いてみれば、ユウイチは幼い頃に両親が離婚し、母親に引き取られたユウイチは貧しい生活を送っていたらしい…。

一時期、貧し過ぎて施設に預けられた事もあったと言う😞

その後は夜間の高校に通いながら働いて、やっと最近になって自分で部屋を借りて生活も落ち着いてきたと話してくれた🌱

裕福ではないが、何不自由なく、両親に育てられた私はユウイチの話しに刺激を受け、ユウイチが凄く大人でカッコ良く感じた。

No.29

すると ユウイチがソファーに深く座り、「こっちにおいで」 と腕を広げた✋

私は恥ずかしくては一瞬ためらったが、ユウイチの笑顔を見て抱きついた🐱

そのまま私たちはエッチをした…。

No.30

私の家からユウイチの家まで片道4時間かかった💧

交通費も高い為、いつも割り勘だった。

日曜しか休めないユウイチよりも、土日が休みの私が向かう事が多かった🚅💨

今思えば…ハードだったし…お金も沢山使った😢

No.31

でも私はユウイチにハマっていった…何よりエッチが気持ちいいと感じるようになった🍒

18才の私には何もかもが新鮮で…楽しかった。

とにかくユウイチは優しくて、我が儘も全部聞いてくれたし、「えりの完璧な彼氏でありたい」と言って結婚まで考えてくれていた。

私もこのまま20才になったら結婚したいと思っていた💡

ただ…私の気持ちに変化が起こるまでは…。

No.32

付き合ってしばらくすると、私達はエッチの時に目隠しをしたり、手を縛ったりするようになった🌀

変態チックで、お互い興奮して楽しかった😆

そんな時、いつも通り目隠しされた私に、ユウイチが首輪を着けて引っ張った🐶⚡

その瞬間…いくら変態チックに楽しんでるエッチでも…私には理解できない変態行為というか…急に怖くなった😫

「やめてー💢💢💢」

私はそぅ叫んで泣いた😱

No.33

そっからだろうか…ユウイチの話し方や表情がやけに気持ち悪く感じてきた😞

人前では手も繋ぎたくなくなった…。

ユウイチは 「えりが嫌なら手も繋がない…。嫌な所があるなら全部言って💦全部直すから‼」 と言ってくれた。

No.34

それでも耐えられない私は「…ユウイチは何も悪い所はないし…優しい…だから私にはもったいないって感じるの。別れた方がいいと思う。」

悪者になりたくない私は、自分にも理解できない変な理由で別れを告げた。

…が、もちろんユウイチも納得いかず…「えりが他に好きな人が出来ない限り、絶対別れない」 と言った。

それもまたビックリだが…💧

No.35

19才になったばかりの私は、そう言われたので、本当に好きな人を探す事にした。

バカだ…😒

まずは同じ職場のミカに相談した。

すると、すぐに飲み会をセッティングしてくれた🍺

No.36

地元の飲み会だったので、彼女持ちの男の子もいた💠

私はその彼女持ちヨウスケと盛り上がってしまった。(やましい事はしてない)

翌日、ミカが「えり…多分だけど、ヨウスケさ、えりの事気に入ってると思う…またえり誘ってくれって頼まれちゃった💧」

ヨウスケはミカの彼氏の親友だった為、ミカはヨウスケの彼女の事をよく知っていて、微妙な表情だった😞

No.37

ヨウスケは結構イケメンで、高校の時に自動車学校が同じでカッコイイなぁ💕と内心思っていた😍

正直…嬉しかった🐱

だけど…性格までは知らない私にミカが 「ヨウスケって…幼い頃にお母さんが失踪したり…お父さんがフィリピン人と2回も結婚したり…複雑でさ…そのせいか、ちょっと考え方変な所あるから…オススメしない😞」 と言ってきた。

ミカを信頼している私は、ミカが言うならと思い その後 ヨウスケから直接、会いたいなどメールや電話がきたが、断った。

ユウイチとは私の気持ちが落ち着くまで、少し距離をおく事になっていた。

No.38

しかし、ユウイチからは毎日メールがきた。

内容は覚えていないが…全部シカトした…。

シカトするのも心地よいものではない…私はただ倦怠期でユウイチが嫌なのも一時的なものかと思っていた😖

No.39

一週間くらいしてだろうか…ユウイチからの電話に出た。

いきなり電話に出た私にびっくりしたようなユウイチの声が聞こえた…それだけで既に気持ち悪く感じてしまった…ただ…別れたいもっともな理由が見つからない😞

気持ち悪いから別れたい…なんて…言えなかった💧

情があった…傷つけたくなかった💧

ユウイチからは、「距離置くなんて無理だ…会いたい」と言われた😱

「今会ったら…私まだ精神的におかしいから、嫌いになる」と答えた。

No.40

本当にその時の私はおかしかった…ユウイチからの着信が鳴るだけで、気持ち悪くなって吐いたりしていた😞

だんだん友達からの誘いも断るようになり…ミカも心配してくれたが、そっとして欲しいと言って、仕事以外は部屋に引きこもるようになった💧

No.41

そんな時、私はまたユウイチと出会った出会い系にアクセスし…ユウイチと同じ県の「ユウ君」と出会う。

もぅ…浮気して別れてもらうしかない…バカな私は必死だった😱

私は彼氏がいる事を隠して、数回のメールと電話でユウ君と会い、エッチをした。

ユウ君は某有名大学の学生で、これまたイケメンだった‼

だけど…ユウ君が私とは付き合う気がなかった😅

エッチまでしたのに、付き合わない事があるのだと…この時初めて知った…凄くショックだったのを覚えている💧

しかし…この経験が…私を強くした。

No.42

私はユウイチに電話をした。
「好きな人ができたの…別れて欲しい」

「嘘だ‼」
ユウイチは泣き出した。

「誰だよ…どこの奴だよ…😫‼」

「地元の人だよ。だけど私はその人と付き合わない。友達のままでいようって決めた。こんな気持ちでユウイチとは一緒にいれない…辛いから…私の気持ち分かって欲しい」

嘘を並べた私。

長く話したが、結局ユウイチは私の家まで来ると言った。

それだけは勘弁してほしいので、駅までとお願いした。

それ以前に会いたくなかったので、「来ても、駅には私行かないよ」と言った。

「それでも俺行くよ!来るまで待ってる」
と言われた😱

No.44

>> 43 🌸ジェルさん🌸

レスありがとうございます🎶

だんだん今までの自分が恥ずかしく思えてきたりしながら更新してます…😲

恥ずかしい反面、こんな話を読んで下さる方がいるのだと、嬉しいです✨

どうか最後までお付き合い下さい💡

No.45

だけど、4時間以上かけてウチの近くの駅まで来るユウイチを無視する事が出来なかった…。

私たちは2ヵ月振りに会った。

ユウイチは自慢のロン毛をバッサリ切っていた…。

それは、私が「髪の毛も長いのはあまり好きじゃなかった…。」と話したから😞

No.46

久しぶりに会えば、またユウイチを好きな気持ちが戻るかもって期待していたが…。

無理だった…💧

好きどころか…ユウイチを気持ち悪いと思う自分が悲しかった…。

我が儘を全部聞いてくれて、優しくて、子供好きで…私を自分よりも大切にしてくれる…ユウイチをずっと大好きだったら…私は幸せになれるって思ってたのに😞

No.47

私たちは話し合う為にカラオケに行った🎐

歌う事なく、飲み物だけ頼んで、沈黙が続いた…。

「俺の顔見てよ…。」
ユウイチは泣きそうな声で私に言った。
私はチラッとだけ見て、また目を逸らした😞

ガシャーン‼‼‼‼

ジュースの入ったガラスのコップをユウイチが壁に投げつけた😱

No.48

怖かった…。

私は慌てて店員を呼び、割れたコップを片付けて謝った。

ユウイチは自分がした事に驚いた様子だった💦

私は怖くて「もう帰るっ💦」と言った😫

すると、ユウイチが腕を掴み「最後に…ハグして欲しい…。」と涙を流しながら言った😱

これを断ったら…私は何されるか分からない。

「ハグだけならいいよ。」と言った😫

No.49

ハグをすると、いきなりキスしようとしてきた😱

「嫌だっ‼」

キスを拒んだ私に、ショックを受けたユウイチは大声で泣き出した😫‼‼‼

「ごめん…。」

私は急に悪い事をしたような気持ちになった😞

「謝るな…😫帰ってくれ‼」

私は黙ってカラオケを後にした。

No.50

そして私は駅から家に帰るバスを待っていた…。

もう二度とユウイチと会わないんだ…やっと終わったんだ…。

そうやって考えているとバスが来た🚍

バスに乗った途端…ユウイチが向こうから走ってくる…🐶

バスの扉が閉まり、私たちはバイバイと手を振った。

No.51

手を振れば寂しかった…😞

ユウイチからメールがきた。

✉今までありがとう。いきなりサヨナラは辛いから…。できれば、連絡だけはとりたい。

私は

✉友達としてならいいよ😄

と…今思えば馬鹿げた返事をした⤵

No.52

それから毎日メールや電話がきた😅

なぜか、別れた後の私は開放感で気持ちが楽になり、すんなりユウイチとのメールや電話が楽しめた💡

完全に私の中でユウイチは友達…いや…メル友になった💨

これが大きな間違いの始まりだった…。

No.53

メールや電話をすれば、ユウイチは毎回、「会いたい‼」「好きだよ…」と何度も伝えてくる😞

私は「ユウイチの私に対する恋愛感情がある限り、友達じゃないし、連絡は取りたくない💢」と言った。

ユウイチは嫌がったが、最後は「分かった」と言って終わった。

これでやっと完全にユウイチとは終わった😆✨

と、私は安堵した😌

その時までは…。

No.55

>> 54 🌸うさえみさん🌸

レスありがとうございます🎶

リアルタイムでこんなに嬉しいコメント頂けるなんて…😫✨

うさえみさんと私は同じ世代なので、共感して頂けると嬉しいです🌱

どうか最後までお付き合い下さい✨

No.56

フリーになった私は、まだ外で遊ぶ気にならず…ずっと友達の誘いを断っていた😞

そんな時、チャットにはまった📱

仕事から帰ると、食事とお風呂以外はずっとチャットしていた🔌

チャットの中では男女問わず、沢山の友達ができた☀

チャットでは思った事を何でも話せたし、色んな人がいるので、楽しかった🎵

この時、同じ職場のミカが私と共通の友達である清香の彼氏と浮気した…😱

この事については…また機会があれば話したいと思う⤵

この事件で色々人間関係で私は疲れてしまい…余計にチャットへのめり込んだ👣

No.57

このチャットで アツシ と出会った👑

アツシとはアド交換と写メ交換もして、電話で話してるうちにアツシから「好きだから会いたい」と言われた🐱

私はあまりタイプではなかったが、人間関係に疲れていた私にとってアツシは癒やしの存在だった🐤

しかし、アツシと私はかなりの遠距離だった為、飛行機じゃなきゃ新幹線だと半日かかる💧

アツシは交通費も全て持つからと会いに来てくれた✈

No.58

初めて待ち合わせするあのドキドキは私は苦手だった😫

騙されてたらどうしよう…会う直前になって毎回不安になるアホな私💨💨💨

アツシが来た…えっ⁉⁉⁉

No.59

「アツシ??」

「おぅ…荷物あるから手伝って💨」

そっけない挨拶…いやいや…そんなのどうでも良かった💦

かなりのイケメンだった👀✨✨✨

写メは見たけど…子供っぽい顔で、男っぽい顔が好きな私はタイプじゃないと思っていた😞

だが、アツシはタイプではないけど…私の鼻が高いのが好きってのはクリアしてるし…何よりジャニーズ系だった‼‼‼

No.60

こんなカッコイイなんて…思わなかった💦

私は思わず「ねぇ…私と付き合いたいの😅⁉」 と聞いてみた。

「付き合いたいから来たんだよ‼」アツシは何か上から目線で話してくる人だった💨

まぁ年上だから当たり前なんだけど…💧

No.61

デート代、交通費、全てアツシが出した👛

泊まるホテルも毎回ラブホテルじゃなくて、一泊数万のホテルに泊めてくれた✨

人前では強気な態度だが、二人っきりになると子供みたいに甘えてくる🐱

彼氏に甘えられるのが苦手な私はそれだけが苦痛だった覚えがある😞

No.62

アツシは物事ズバズバ言う…。

私には

「写メでは写りが悪いんかなぁ~って思ってたけど、実際会った時も凄く可愛いって訳やなかったな💨💨💨」
とか…

「もうちょっと痩せろやぁ💨まだ友達に自慢できんよ💨💨」

とか…イラっとくるような事を言ってきた💢

しかし、私と会う為にバイトを増やして、昼も夜も働くアツシに私は何も言えなかった😞💧

No.63

アツシは私が喜んでくれるならと、何でも買ってくれたし、お金も惜しみなく使っていた💰💦

ただエッチの相性は悪かった💧

言いにくいが…全然感じなくて…はしゃぐ子供の遊びに付き合ってるような感じ…😒

少し乱暴だった💨濡れなくて…アソコから血が出た事もある💧

残念だった😅

No.64

付き合って3ヶ月になろうとした時
アツシのバイトが長引いた夜の電話で喧嘩になった💧

ずっと連絡を寝ずに待っている私に、バイト長引くって連絡をよこさなかったのにキレてしまった😞💨

アツシのバイトはガソリンスタンドな為、いつでも携帯を触れる環境だった📱

するとアツシは「バイト終わりに、お疲れ様の一言もないんかいっ💢💢💢」と言い返してきた‼

No.65

確かに…私はこの時、彼氏がどれだけ自分に尽くすかで愛情を確かめていた😒

だから自分が彼氏に対しての思いやりなんて考えてもいなかった💧

私の変な意地が出て、今さら「ごめんね…お疲れ様😞」なんて言えない。

逆に、最近メールなどの数が少なくなってきたのにイライラしていたのが爆発してしまった😱

No.66

「もう、このまま付き合っててもアツシにお金使わせるだけだし…別れよっ💢」

私は内心本気じゃなかった💧

「分かった💢」

アツシがキレて返事をし、電話を切った。

No.67

数分後にまたアツシから電話がきた…。

「おい💢本気で別れるんか⁉」

何も話さない私…。

「もういい💢マジお前腹立つ女やなぁ💢生意気やねん‼我が儘やし💢よぅ今まで男がお前みたいなヤツ許したなぁ💢少しでもお前を本気で可愛いって思った自分が腹立つわ💢💢💢」

なんだか…アツシは興奮していた😅

私はまた何か言えと言われたが…
「別に話す事ないし」と返した😞

「お前‼とことん腹立つ女やなぁ💢今謝れば許してやろうと思ったけどもう終わりやっ💢💢💢」

ブツッ⚡

切られた…。

No.68

電話を切った後、私は呆然としていた😒

謝らなきゃ…。

まだアツシが好きだった💧

また電話したが…ダメだった💧

辛かった…フラれたの初めてだった😞

好きな人にフラれるのってこんなに辛いんだって事を学んだ😞

No.69

私はなかなか立ち直れなかった…ミカに相談したが…清香の彼氏と浮気しながらも自分の彼氏とうまくいっているミカには私の気持ちは分かっていない様子だった💧

「忘れるしかないよ💨」

忘れられそうにないから悩んでるのに…それ言われたら余計辛いだろが💢

私はミカに相談するのはやめた…。

No.70

またチャットにはまる私…。

チャットには何人か友達がいたが、その中でもトシには何でも相談できた💡

トシは7つ上で、彼女もいた🐱💕

もぅ恋愛はコリゴリと思ってた私にとって、彼女持ちのトシは本当にお兄ちゃん的存在で、話していると安心できた🐱

No.71

そんな時…トシから彼女とうまくいってないと聞かされた😞

私は友達関係を続けていたかったが…トシが彼女と別れたら、この関係は男女の関係になっていくような気がした💧

もぅ恋愛はしたくなかった…辛い思いはしたくなかった…。

だから私は
「彼女とうまくいってないなら…私はトシと連絡とるのやめる…😞友達でいたかったけど…彼女のいない人は何だか安心できない💧」
と連絡とるのをやめた。

No.72

今思えば、あの頃の私は自分の事しか考えていなかった…。

自分に都合のいい人ばかりと関わっていた。

こんなんじゃ…私は一人ぼっちになる一方だ…。

トシと連絡をとらなくなってから、私はこんな事ばかり考えて、アツシからボロクソ言われてフラれたのも、私にとっては必要な事だったのだと反省した。

No.73

すると、突然トシからメールがきた‼

✉いきなりごめん
今、ニュースでエリと同じ車種の車がそっちの地域で事故ったって言ってたから
大丈夫?


寂しいと感じていた時だったので、トシからのメールが凄く嬉しかった😌

もちろん私は事故なんてしてなかった💡

そこからまたトシと連絡を取り合うようになり、会うことになった🌱

No.74

トシは新幹線で来てくれるとの事だったので、私は駅へ向かった💨

駅に着くとドキドキがMAXになった😫

今夜はトシと二人でお泊まりする事になっていた🎵

写メは交換してるけど…実際はどんな顔か分からないし…😖💦

また私は会う直前になってから心配になる💧
しかし、心配しながらもワクワク感もあった🐱

そして、新幹線が着いたらしく沢山の人が改札口から出てきた👀

この中にトシがいる…。

最後の一人…トシがいない。

というか、お互い分からなかったらしい💧

電話がきた📱

「俺着いたよ❗どこ⁉」

「え⁉改札口の近くにいるよ⁉」

キョロキョロ見渡すと…目が合った‼‼

No.75

ニコッと笑ったトシが近づいてくる😄

落ち着いた雰囲気のお兄さんって感じで、私好みの鼻の高い人だった(笑)

「分からなかった😄どこいた⁉」

声も低くてカッコイイ😍

「あっちいたよ💡もし変なオジサンだったらどうしようかと思ったぁ💧」

私はホッとして本音を言ってしまった😅

No.76

もう夜だったので、私達はそのままタクシーでラブホテルへ向かった🚗💨

トシとは長くメールや電話のやりとりをしていたので、会話もはずんだ🐱

ホテルに着くと、ソファーに座った💠

私は急に緊張してきて、自分の話声が震えてきてる気がした😖

「どうしたの⁉」

急に無口になった私にトシが心配そうに話しかけた。

「何か寒くて震える💦」

緊張してるなんて…7つ上のトシには恥ずかしくて言えなかった😫

子供に見られたくなかった💧

No.77

だけど…緊張してるのは見破られたのか…トシが後ろから抱きしめた🐶‼💕

「それなら俺が暖めようか😁⁉」

私はカチコチになってしまった😱

そして私達はキスした💋

No.78

お風呂に入る事に♨

私は基本怖がりで…幼い頃からお風呂に入るのも一人なのが怖くて、歌いながら入る程だった😅
初めて暴露(笑)

ましてやラブホテルのお風呂なんてもってのほかで…怖い‼‼‼

どうしよう…我慢するにしても…怖い…怖すぎる…💨

またお風呂に入ろうと固まっていると…
「一緒入ろうか⁉」

冗談っぽく言ってきたが…私には天の声に聞こえた✨

「うん‼でも‼恥ずかしいから、私がいいよって言ったら入ってきて💦」

大人ぶるのは限界があった💧

だけど…現在も怖いテレビ見ると一人でお風呂に入れない😱ヤベー

No.79

こうして私達は一緒にお風呂も入り、寝る事にした♨

キスをして、イチャイチャしたが…なかなかエッチをしようとしない😒

私はヤキモキした💨

なぜ…⁉エッチしないって事は付き合えないって事⁉⁉⁉

私は上に乗った😠

「えっ⁉いいの⁉俺オジサンって思わない⁉」

何かトシはやけに自分をオジサンって感じないか気にしていた⤵

確かに7つ離れているけど…私はこの時20歳、27歳って大人って感じで、年上好きの私にはたまらなかった💕

「全然オジサンじゃないじゃん🐱年上好きだもん😄」

そして私達は結ばれた♥

No.80

しかし…エッチに呼吸法が大切とは…そう…トシのは大きかった😱

本当に濡れないと痛くて入らない😫‼

前戯に手抜きは許されない😒

でも最後には優しく抱きしめてキスしてくれるのが嬉しかった😌💕

No.81

私達は付き合う事になり、また私は遠距離恋愛💧

でも、一人の時間も大好きな私にとって遠距離恋愛は都合が良かった😄🎵

トシは落ち着いていて、一緒にいても楽しかった🐱

結婚願望の強かった私にとって、トシの年齢や職業も申し分ないし、すぐにでも結婚も出来ると舞い上がっていた♥

付き合って2週間ほどしか経っていないのに、お互い結婚の話しをしていた✨
結婚式も挙げようって約束した😆

今まで相談相手だったトシは私の事を理解していて、大好きでたまらなかった🎵

そんな時…思わぬ相手から連絡がくる…。

No.82

仕事を終えると、メールがきていた✉

トシからかな🎵

確認すると知らないアドレス…でも見覚えがあった👀

メールはユウイチからだった‼

✉久しぶり😄元気してる⁉

あまりにも久々すぎて、拒絶反応は出なかった💡

返事しようか迷ったが…珍しかったので返してみた。

✉久しぶり😄元気だよ‼びっくりした💦

すると、すぐに返事がきた✉

No.83

✉俺彼女できたよ✌もう今は彼女の事を えりよりも大切って思えるから、連絡した😄えりは彼氏いるの⁉

正直…あっそって感じだったが…💧

私は彼氏がいる事を伝えた✉

すると電話がかかってきた‼

久しぶりにユウイチの声を聞いた⚡

前と少し話し方が変わっていた💦
(前は甘えた声でキモかった)

ここではまだ言ってなかったが、「恋愛感情あったら友達になれない」と連絡拒否した後、前に一度ユウイチから連絡がきていた。

確か…アツシと付き合う前だ…。

No.84

その時は、彼女ができたから、友達になって欲しいという内容で連絡がきた💧

私は嫌だったが…電話に出ると、
「また二人で遊ぼう」とか「俺の部屋にまた泊まればいい」とか言ってきた😲

「彼女いるのに、彼女が可哀想だよ‼仮に遊ぶとしても、二人は嫌だ💢」

すると信じられない言葉が返ってきた😱

No.85

「ちょっと話が違うじゃん💢えりの為に彼女つくったのに‼」

…💧
ユウイチは何も分かっていなかった⤵

「あのさ…彼女と私…どっちが好きなの⁉」

「…えりだよ。」

「それって凄く彼女に失礼じゃない⁉つーか、私の事完全に恋愛感情なくしてもらわなきゃ友達なれない‼彼女の事、私より大切って思えるようにならなきゃ無理だよ‼‼」

私は遠まわしに、二度と連絡を取りたくないと言ったつもりだった💧

でもユウイチは普通じゃない。

だから二回目の今回は「えりよりも大切と思える彼女ができた」と連絡がきたのだ💧

No.86

前の私だったら、このままシカトしていたかもしれない。

だけど、アツシとの恋愛で生まれて初めて好きな人から振られる経験をした私は、辛かったし…ユウイチにも私は同じ辛さを与えたんだと反省していた⤵⤵⤵

だから、二回目の連絡がきたとき、謝りたい気持ちもあり…ユウイチに対する拒絶反応が出なかったのかもしれない。

No.87

二回目の連絡は、一回目の連絡から3ヵ月が経っていた🌒

「いやぁ~やっとマジの彼女できたよぉ💧」
ユウイチは前の彼女とは別れていた💔

私は自分も振られた経験をした事やトシと付き合った事、色々話した♨

でも、ユウイチは私の恋愛の話しにダメ出ししてきた💧

何より、トシは年上過ぎだと批判した💢
自分だって私より5つ上のクセに💢💢💢

私はトシの悪口を言うなら、連絡とりたくないと伝えると、悪口だけは言わなくなった😒

No.88

それから時々、ユウイチからメールがくるようになった💧

一度はユウイチを振って辛い思いをさせた罪滅ぼしと連絡をとる事にしたが…嫌気がさしてきていた⤵

そして、トシと一緒にいる時…ユウイチからメールがきた💧

私の表情を見て、トシがどうしたのかと聞いてきたので、全てを話した💨

元カレと連絡とっている事にショックを受けていたが、

「えりは振った事に負い目を感じる事はない💢そいつ頭おかしいやろ‼」

と、私の代わりに「彼氏や💢二度と連絡するな💢」と、ユウイチへメールをした😱

No.89

翌日の夜…ユウイチから電話がきた💧

「昨日は彼氏がメール見たんでしょ⁉分かってるから大丈夫だよ😄」

…やっぱユウイチは頭がおかしかった💧
「あのさ…本当に私、ユウイチとは友達ってのも無理だ💧振って辛い思いさせたからって我慢してたけど…もう限界…連絡とりたくない。」

すると激怒して声がおかしくなったユウイチが言い返してきた💧

「本気で言ってるの⁉辛い思いさせといて💢また俺に辛い思いさせるんだ⁉えりがそんな女だとは思わなかった💢最低やねっ💢」

そこまで言われたら私も黙ってなかった。

「あのさ💢我慢して黙ってりゃいい気になって何よ‼彼女いるのに元カノと連絡とりたがるあんたがおかしいでしょ‼‼てか、気持ち悪い💢二度と声も聞きたくない‼」

スッキリした✨

ユウイチはまた泣いていた😱

「ほ…本当に…最低や…ね…変な彼氏と付き合うと、性格まで変わるんだね…さよならっ😫‼」

ブツッ⚡

切れた。

これで本当にユウイチとは終わった。

この人は歴代彼氏の中で…一番しつこく…何故か私を凄く引きずる人だった💧

ストーカーとか犯罪者になりやすいタイプの人間かと思う。
ある意味、印象に残る元カレになってしまった⤵


No.90

こうして穏やかな日々が訪れた😄

トシとは順調🎵

あのユウイチ事件から、トシが優しくなった気がする💦

遠距離だから2週間に一回しか会えないけど、毎日の電話だけでも私は幸せだった✨

トシと付き合ってから1ヵ月を過ぎようとしていた時…いきなりトシから爆弾発言を聞かされる事になる…😱‼‼‼

No.91

いつものように電話で話しをして、
私が「トシ❤大好きだよ😉」と言うと、
いつもは「俺も❤」って返ってくるのだが…。

今日は返事がなかった😞

不安になった私は「どうしたの?」と聞いてみた。

「辛い…今、本気でえりの事を好きだから辛い…。」

私はトシの言っている意味が分からなかった💧

そして振られるんだと思って涙が出てきた…。

「えっ…泣いてるの⁉」

トシが慌てたようにきいてくる

「もぅ私と別れたいの…?」

「違うよ…。えりに言ってない事があるんだ😞」

私は瞬時に色んな事を考えた。

言ってない事…?え…?他に彼女がいたとか??7つも上だし…まさか…妻子持ち😱⁉

胸がドキドキした。

「言ってない事って何?」

意を決してきいてみた。

「えりと別れたくないから…言いたくない。」

言いたがらないトシに…私はもっと不安になってきた…。

No.92

でも、聞かなきゃ!
「私は何でも受け入れるつもりだよ!だから言って‼」

やけくそだった👣

「うん…。…俺何歳に見える😞?」

「え…?27歳じゃないの😲⁉」

「…うん。」

心臓がバクバクしているのが分かった💦

「まだ上って事…?」

「うん…。」

「何歳⁉」

「…34」

「ん…⁉」

「俺…本当は34歳なんだ。」

言葉が出なかった。

マジかよ…34歳って…もぅ結婚してていい年だよね…。

「じゃあ…結婚してたりするの…?」

「今はしてない。前に別れた。」

「じゃあバツイチ⁉」

「うん…。」

ズドーン‼っと心臓に岩を落とされたような痛みが走った⚡

「え…。」

沈黙が続いた。

No.93

14も年上だったうえに、バツイチだったトシ…。

こんなに好きで、結婚したいって本気で思ってるのに…😞

嘘つかれてたんだ…。

幸せ過ぎる私に神様がイタズラしたのかな…。

色々考えていると、トシが沈黙を破った。

「黙っててごめん…。最初はチャットだから嘘ついてたんだ…でも本当の事話すタイミングが分からなくて…言ったら、えりに嫌われそうで…言えなかった。」

そしてトシはこれから付き合っていけるか考えてと言ったが、私の答えは決まっていた。

「考える事なんてないよ…もぅ好きなんだもん…別れたくない。トシの全部受け止めたい。」

二十歳の私はトシの全てを受け止める事が、どんなに辛い事なのかも分からずに…ただ好きってだけで、その言葉を言った。

No.94

でも、私はバツイチがどうしても気になった。

何で別れたんだろぅ…。その理由によっては、付き合うのを考えないといけない。

私はトシに直接会って、しっかりした説明をしてほしいと頼んだ😞

No.95

トシは全てを話してくれた。

前妻は付き合っていた頃、仕事が続かない人だった為、「それなら俺の嫁になって専業主婦になれ」と結婚したらしい。

数年は専業主婦していたが、保険会社に勤めたいと前妻が言い、そして保険会社でもやり手になっていったらしい。

仕事が楽しいと話す前妻は毎日が残業や接待で、帰りが夜中になる事が多く、すれ違いの生活になっていき、仕事と家庭を選ばせると、仕事の方が大切だと前妻から言われ…別れた。とトシは話した。

他にも理由はあるだろうが…私はトシを信じるしかなかった。

トシが好きだった。

No.97

>> 96 🌸おばはんさん🌸

レスありがとうございます✨

おばはんさんにも、ユウイチって元カレがいたんですね😱‼
ビックリしました‼

あの名前がいけないんでしょうか…今でも私は思い出すだけで気持ち悪くなります💦(笑)

少しずつ更新していきますので、宜しくお願いします✨

No.98

話しを聞いてから、私は結婚式の事が気になった。

バツイチならもぅ前妻と結婚式を挙げているかもしれない…。

私は幼い頃から結婚式でキレイなドレスを着るのが夢だった…。
私の両親も祖母達もいつか私の花嫁姿をみたいと楽しみにしている。

その夢は諦めたくない😞

「ねぇ…トシ…。結婚式はちゃんと挙げてくれるよね⁉」

トシは黙っていた。

「何…?結婚式約束したのに…ダメなの⁉」
「俺、前の嫁と大きな結婚式挙げたんだ。もう親には迷惑かけたくないし、親戚も呼べない…。結婚式は無理。」

また胸が痛くなった。

「え…そんな…。私の夢なのに…。きっと結婚式もできないってなれば、うちの両親も悲しむ…😞」

落ち込む私を見て、トシも申し訳なさそうにしていた。

「ごめん…結婚式だけは勘弁してほしい。」

今思えば腹立つ話しだが、その時の私は一生懸命、夢を諦めなきゃと自分に言い聞かせていた。

No.99

こうして、私の我慢の恋愛がはじまる。

トシと付き合ってから、私は結婚式なんて興味ない女になった。
毎日会わなくても平気な女になった。

トシを失いたくなかった。

一緒にいる時がとても幸せで、ずっと一緒にいたかった。

いろんな所に旅行もした✨

喧嘩もしたけど、すぐ仲直りする。

トシからの愛情も凄く感じてたし、大切にしてもらった🐱

No.100

今まで1年続いた事のなかった私が、トシと2年記念日を迎えた頃👑

私は地元で4年勤めた会社を辞めて、実家を出て隣町で一人暮らしを始めた🏠

トシの所に行こうと思ったが、トシの住んでる県は物価が高い上に、仕事もないからとトシに止められた😞

それでも一人暮らしをしたかった私は、隣町で仕事を探した。

すぐに決まった。

営業に興味があった私は、不動産会社の営業部で働く事になった。

給料も前の会社よりいい✨

ただ一つ問題があった。

No.101

その問題とは…
土日に休めない事。

営業は土日が稼ぎ時な為、目標額を達成するには土日出社しないと難しい💧

土日しか休めないトシはそれが納得いかない様子だったが、1ヵ月に一度は私が2連休とって、会いに行くという約束で納得してくれた💦

No.102

しかし…そう上手くはいかない💧

私は仕事に追われる日々を送った💨

帰りも毎日22時を過ぎてしまう…😲

それでも、ビジネスマナーや接客の勉強会など、自分の身になる事を教えてくれたり、時にはセミナーへ県外まで出張に出してくれる会社に感謝していた✨

まだまだ新米だけど…キャリアウーマンらしくスーツとハイヒールを身に着けて、働きまくる自分が好きだった😄

  • << 108 ★かずさん★ レスありがとうございます(*^^*) 最近…私事ですが、スマホに変わりまして、 使い方がイマイチ分からず(ToT) 更新も躊躇気味になっていたとこにレス 頂けたので嬉しいです!! 書き方は多少変わると思いますが、 最後までお付き合い下さいm(__)m

No.103

もちろん、そんなんじゃトシと会う暇なんかない💨

毎日の電話も仕事の事ばかり…。

そんな私にトシが

「ねぇ…えりは仕事の話ししか興味ないの?もっと俺たち他に話す事ないのかな…。」

と言った…。

「じゃあ、トシ何か話してよ💨」

私は正直、仕事にしか興味がなくなっていた💧

…と言うより…私が前の自分と変わっていた…。

この時、22才…。

分かるだろうか…幼い考え方から大人の考え方に変わる時期というか…😅

私はトシとの結婚だけを夢見る少女から、現実主義で、先の事を常に考えてしまう女になった…😞

そうなった時、トシとの結婚はないと思った。

No.104

それは、ただバツイチだとか結婚式挙げれないからだけの理由じゃない…。

トシの父親は早くに他界していたが、母親は80を超えていた🌱

私の祖母より年上…。トシを40代で生んでいた💡

その為か、最近倒れたり入退院を繰り返し…少し痴呆も始まっている様子だった😞

お姉さんが4人いるが…遠方な為、面倒を見るのは、トシしかいない。

結婚すれば私はいきなり介護生活…しかも見知らぬ土地で…自分の親以外の人を…😞

いくらトシを好きでも自信がなかった…。

子供も欲しいけど、トシのお母さんの介護があれば子供も無理だ。

結婚が無理なら早く別れた方がいい。

私は別れを決意した…。

No.105

よし…別れの電話をしよう‼

しかし…発信ボタンを押せない…😞

初めて1年以上付き合って、2年が過ぎた…もちろん嫌いじゃないし…情もある💧

結婚自体を諦めれば、別れなくてもいいのかも…😫

優柔不断な私⤵

悩んでいるうちに、なんだか自分でもイライラしてきた😒

電話だと泣いてしまいそうで…メールで別れ話を送る事にした✉

No.106

✉最近、私達すれ違ってばかりだよね😞
今は仕事の事で頭がいっぱいです💧

この先、結婚も無理だと思うし…別れよう。


送信した❗

~🎵🎵

トシからすぐに返信がきた‼

✉分かった

あっさりしたメール💧

しかし…私達はこんなんで終わりを迎えなかった😓

No.108

>> 102 しかし…そう上手くはいかない💧 私は仕事に追われる日々を送った💨 帰りも毎日22時を過ぎてしまう…😲 それでも、ビジネスマ… ★かずさん★

レスありがとうございます(*^^*)

最近…私事ですが、スマホに変わりまして、
使い方がイマイチ分からず(ToT)
更新も躊躇気味になっていたとこにレス
頂けたので嬉しいです!!

書き方は多少変わると思いますが、
最後までお付き合い下さいm(__)m

No.109

>> 108 別れたんだ…。

としからの「分かった」と送られてきたメールを見ながらボーっとしていた(-_-)

普通なら悲しくなったり、中には泣く人もいるかもしれない。

でも私は…正直、解放感でいっぱいだった!

これで結婚式も夢見れる!やっぱ結婚するなら、地元の人がいいかも!

親に反対されないような人がい!

あとは…やっぱ14才も違うと子供が全員二十歳になるまで現役で働けるかどうかも悩みだったし、年は離れ過ぎない程度がいいな(^-^)

色々考えてるうちに、少し寂しさを感じてきた…。

ダメだ!ダメだ!ダメだ!

ここでまたヨリ戻したら、また夢とか色々
我慢しなきゃいけなくなる(>_<)

私はとしの名前が入ったアドレスを変えた。

No.110

アドレス変更メールを私はとしにも送った。

すると、としから電話がきた‼

「もしもし…。」

「おい…あのアドレス変えたって事は俺たち本当に終わったんだな。他に男できたんやろ。」

落ち着いた声だった。

「違うよ😞」

私はなぜか涙が出ていた。

No.111

としの声を聞いた途端に…としを失いたくない気持ちがこみ上げてきた…💧

実は、私が別れようとメールをした頃、私達はお互いの話しのすれ違いで喧嘩になっており、連絡を数日とっていなかった😖

その数日間は私から連絡しても、シカトされてるような状態💧

その上、休みが合わなくて3ヵ月も会っていなかった😞

そのせいか…私はシカトされて辛いし…結婚も考えられないのに…付き合ってても仕方ないとメールした…………………までは良かったが、いざ声を聞くと、恋しくなってしまった😲💦

No.112

だけど、あの別れた後の解放感は本物だった💨

でもとしが好き…❗

はっきり言えば、もう付き合えないけど、としの存在だけ欲しかった💧

なんて我が儘な私…😱

とりあえず、これから付き合うのか別れるかは会って話す事にした💨

No.113

としがこっちに来てくれる事になった🐱

今の会社に転職してから初めて会う。

私は付き合う別れるの話しよりも、としと会えるのが楽しみだった✨

しかし…としから嫌な電話がくる😢

No.114

「あ…えり…ごめん。うちの母ちゃんが倒れた。仕事から帰ってきたら倒れてて…意識なかった💧今病院なんやけど…まだ意識ないんだよね…命には別状ないって言われたけど…今回も会えんわ💧」

「そんなんお母さん大切だから、いいよ💦ずっとついててあげて💦」

そうは言ったものの…それでも会いたくて、私がお見舞いも兼ねて、そっちに行くと言ったが、俺も看病で疲れるだろうからと断られた💧


それから私達は別れた状態のまま時々連絡を取り合う関係になった⤵

しかし…ある日を境に連絡が返ってこなくなった😞

No.115

何度もメールした…何度も電話した…全部シカト💧

寂しい…。一人ぼっちだ…。

今…私を一番好きって人は…いないんだ…。

私がいなくなったって…誰も困らない…親だって…妹と弟がいるから…私がいなくなったって…子供が少なくなるだけだし…私…一人ぼっちだ…😢

ヤバイくらいに暗い考え方になっていた…。

職場では明るく振る舞って笑顔でも、ウチに帰って一人になると涙が溢れて…声を出しながら泣く事が多くなった😞

No.116

そんな時、友達のキヨカが私が別れたのを知り、よく遊びに来てくれた✨

だけど…ハッキリ物事を言うキヨカは、いつまでも引きずってる私にイライラしていた💨

きっとキヨカは私が引きずってるのは、としが好きなんじゃなくて…ただ男の存在が欲しいだけだと気づいたから…イライラしたのかもしれない⤵

それ以前にキヨカは14才も上の彼氏を反対していたし…😅

そんな時、としから電話がきた‼

何を話したかは覚えてないけど…普通に連絡返せる時は返すって話しで終わった気がする💧

これまたあやふやな関係にキヨカはイライラしていた💨

一方のミカは、としを気に入ってくれていた💡

「お互いにしたいようにすればいいじゃん😄運命の相手ならまた一緒になるっしょ❤」
って言ってくれた(笑)

でも…なんとなく…私はもぅよりを戻す気はなかった…ただ…としの存在がなくなるのが寂しくて…


ずるくて…優柔不断で…ダメ女だ…。

No.117

そして私は某ゲームサイトにはまるようになった📱

寂しさを紛らわしたかった。

早くとしと決着つけたかった。

そのサイトでは、友達を作ってサイト内でメール交換ができた🎵

私はとしと連絡をとりながらも、ヤマト と頻繁にメールするようになった♨

アドレス交換もして、番号交換もした✋もちろん写メも📷

ヤマトは私の2つ上で、写メはイケメンだった✨

しかも‼地元が近かった😆

それに電話で話してても、共通の話題もあったりで楽しかった🍀

この人なら…としを忘れられるかも‼

私はヤマトに会いたくなった💕

No.118

でも…またサイトで知り合った彼氏になっちゃうな⤵😞

付き合ってもないのに そんな事を考えていた💧(笑)

だけど、確かに…私はセイゴウからずっとサイトで知り合った人としか付き合った事がなかった😅

今は普通に出会いとして、友達にも言えるかもしれない👀だけど…この時はまだ世間的にもサイトでの出会いはあまり良いイメージじゃなかった💧

だから私は今まで彼氏との出会い方を友達に嘘の説明をしていた😒

もぅ周りに嘘つかなきゃいけないような出会いは嫌だな…💧

正直、彼氏とどうやって出会ったの⁉って質問は多いし…毎回嘘をつくのも疲れる💧

なのに…私はヤマトに会いたいと言った📱

No.119

としからの連絡も少なくなってきたし…この先会う事もない気がする😞

もぅ長くエッチもしてない…💧

正直、欲求不満になっていた‼

とにかく誰かに甘えたいし 抱きしめてほしかった😫‼

ヤマトは話しも楽しいしイケメンだし、サイトが出会いってのが引っかかるけど…そんなんどうでもいい⤴

しかし、ヤマトは私に会いたいと言うものの…日程を合わせようとすれば 忙しい…予定があると先延ばしにしてきていた💧

あまり私に会いたくないのかな…⤵

と思った矢先‼

やっとヤマトと会える日が決まった😄

No.120

その日はヤマトの仕事が終わってから会う事になった✨

私は休みだったので朝からワクワクしながら、もしもの為に部屋を掃除していた😍(笑)

ヤマトは実家暮らしだから、食事の後は私の部屋へって流れになるかも⤴💕

テンションが高かった💡

夕方になり、そろそろかなって思った時ヤマトからメールがきた❤

✉えり…ごめん💦仕事の用事終わったんだけど…オレ財布と車の鍵落とした⤵

え――――😱⁉⁉

私は即電話した💨

No.121

「もしもし…。」

ヤマトの暗い声💧

「何で落としたの⁉しかも車の鍵までって💧」

「仕事の用事で市内まで行ってたんだけど…早く手続きが終わったから…ちょっとゲーセン行ったんだ…そこで落としたみたい😞」

「え⤵交番行ったの⁉」

「行った💧」

私はガックリきていた😲

ヤマトの車でドライブする計画たててたから…💧

「仕方ない…車ないと家まで帰れないでしょ⁉私、迎えに行くよ💨」

「え⁉いいよ💦えりの家からここまで車で1時間半はかかるよ⁉」

「いいよ‼どうせ暇だし‼財布もないのにどうやって帰るつもり?」

「本当にいいの…?ありがとう😞」

とにかく会いたかった‼

No.122

予定外の展開に私はテンション低めで運転した🚗

だけど…こうやって男の人に会いに行くのは久しぶりでドキドキした🎵

財布も鍵も落としちゃってるけど…仕方ないか💧

だんだんヤマトの待つ所まで近づくにつれて ドキドキが高鳴っていった❤

もう…としを忘れて、次のステップを踏むんだ‼

そう思いながら としとドライブした道を運転した🌱

この後何が起こるのかも分からずに…。

No.123

そして私はヤマトとの待ち合わせ場所に着いた‼

とりあえず電話する📱

「もしもし?着いたょ😄どこ??」

「階段に座ってるけど…あ…‼俺、えり分かったかも😁」

え😍⁉

え…⁉え⁉⁉

前を見ると…小太りの男が笑って近づいてくる。

まさか…まさかの…まさか⁉⁉⁉

「どうも初めまして😄わざわざありがとう💦」

え…写メと全然違うっ‼‼‼‼‼

私は気持ちが顔に出そうになったのを必死で作り笑いをして隠した😲💦

そう…今までメールから始まって、実際会って…ここまで写メと見た目が違った事はなかった。

初めて裏切られた😱

No.124

いや…よく見れば…写メの面影はある…そういや…メールもらった時…前の写メだけどって言ってたな…😒

そうか…この人あの写メから…10㌔以上は太ってるようだな…😒

正直…タイプじゃないし、格好もダサダサだった⤵

でも…私は、今日、自分がヤマトを2時間くらいかけて迎えに来た事を後悔したくなかった💧

見た目はタイプじゃないけど、家に送るまで話せば好きになれるかもしれない💡

そうとう飢えてたのか…私は必死でヤマトを好きになろうと努力し始めていた💧

No.125

とりあえず、ヤマトは財布も鍵も無くしている…。

私はファミレスでご飯を奢ると言ったが、ヤマトは気を使ったのか…断った💧

仕方ないので、コンビニに勝手に寄って、おにぎりなどを買って渡すと、申し訳なさそうに食べ出した😅

「えり…ありがとう…💦こんな優しくされると…俺…好かれてるのかなって勘違いしちゃうよ💦」

イヤイヤイヤイヤ😒

めっちゃツッコミたかったが…初対面の人にツッコミ入れる程私も成長していなかった😞

「当たり前の事じゃん💦普通だよ😄家までの道は教えてね🎵私、道分からないから💦」

「うん…でも、今夜は父ちゃんも母ちゃんも夜勤で家にいないんだ💧家に帰っても入れないかも😞」

「えっ…💧お母さん達に電話してみたら⁉」

「出ないんだよね⤵」

最悪じゃん…どうしよう💧

「えりの家に泊めてもらってもいいかなぁ💧」

「えっ⁉⁉ダメだょ…💦うち散らかってるし💦💦💦」

本当は片付けていた。

だけど…好きって決まったわけでもない…むしろ好きになれないかもって感じの男の人を部屋に上がらせるのは嫌だ😫‼

「困ったなぁ…。じゃあ駅に降ろして💦今夜は野宿するよ😞」

え…それもそれで…私が酷いヤツになるじゃん…😫💦

「分かった…とりあえず、ヤマトの実家行って、ダメだったら私の部屋泊めてもいいよ💧」

「ありがとう‼」

こうして私はヤマトの家へと車を走らせた🚗💨

No.126

話しはやっぱ電話の調子ではずんだ🎵

しかし…ヤマトが道案内をする事はない…。

「ねぇ…まだ曲がったりしないの⁉このままだと…私の市に着いちゃうよ😞⁉」

「まだ真っ直ぐでいいよ😄」

おかしい…。もう…ヤマトの実家があるという市は過ぎた。

「ねぇ…もぅ過ぎたよね?もう私の市になっちゃうじゃん‼」

「あぁ💧どうせ帰っても入れないの分かってるから、ごめんだけど泊めて💦」

「えぇ💢⁉」

私はさすがに腹が立った💢

なんか計画されてる感じがした。

というか…計画されてた😒

「引き返すから💢ちゃんと実家に帰ってよ‼」

「ごめん💦ごめん💦だけど…時間も…もぅ12時だよ😞⁉嫌なら降ろしていいょ…歩いて帰るょ…💧」

もう時計を見ると午前様になっていた😲

しかも山道に入っていた為、ここで降ろしたらあまりにも酷だ…😱

「分かった…もういいよ💧ウチに泊める。だけど、何もやましい事しないでねっ‼」

「当たり前じゃん💦」

ヤマトが笑った。

イヤイヤイヤイヤ😒
笑い事じゃない。

こんな気持ちのまま泊めるなんて…。

としはきっと男なんか泊めたら怒るだろうな…😞

これは黙っておかなきゃ…😞

私はとしを気にしだしていた。

ヤマトともし…何かあったら…二度と、としとは逢えなくなる…。

私はそれが嫌だと思った😞

No.128

>> 127 🌸まさくんさん🌸

レスありがとうございます✨

小説というより…私の恋愛記録みたいな感じです💦

日記に書いてるわけじゃないので、話が前後したり読みづらいかもしれませんが…😲

最後までお付き合いください💡

No.129

私の部屋に着いた🏠
「わぁ~キレイにしてるじゃん😄広いね‼」

若干無口な私にヤマトが気を使って話し出す。

今まで車の暗い中だった為、明るいとこで改めてヤマトを見ると…ないわ⤵

何から何まで気に入らない💧

だけど…部屋に上げちゃったんだから…何か良いとこ見つけなきゃ気持ちが持たない😫

「とりあえずタバコ吸おうか💡」

私はキッチンへ向かう💨

私は壁を汚すのが嫌で、タバコはキッチンの換気扇の下で吸っていた🚬

ヤマトも一緒に吸う…少し会話が弾みだした🎶

No.130

「ねぇ…あの写メからどのくらい太ったの??」

私はデリカシーのない質問をする(笑)

「10キロ太った💧オレ太りやすいんだよね⤵でも、えりの為に痩せるよ😄」

「そうだね😄私は痩せ形が好きだから…痩せたらヤマト絶対カッコイイょ🐱🎵」

なぜか無意識にズバズバ言っちゃってる私…。

「分かった😄頑張るよ‼そしたらオレの事本気で好きになってくれる⁉」

なぜか怒らず笑顔で答えるヤマト😓

「多分ね😄」

よく見たら元はイケメンだ…目もパチクリしてるし…外見じゃないけど、今の体型は頂けない💧

No.132

>> 131 🌸スイーツさん🌸

レスありがとうございます✨

私の恋愛が勉強になるなんて💦有り難いやら恥ずかしいやらで😫💦💦💦

何かすみません😲

この失敗談を何かの参考にして頂けたら幸いです😅(笑)

まだエピソード続きますが…最後までお付き合いください💡

No.133

とりあえず、私たちはお酒を呑む事にした🍸🎵

私は酒が強い💧

ザルのように呑む…酔うけど、一度も吐いた事もないし、意識もハッキリして記憶を失うなんて事は絶対になかった👍

だが、なぜか今まで一度も酒に強い彼氏が出来た事がない⤵⤵⤵

ヤマトはイケる口だった😄🎶

ガンガン二人で呑んで私もテンションが上がってきた🎵

No.134

「いやぁ~✨やっぱ酒に強い男がいいよねぇ~😆🍶」

「オレ最高でしょ😁🍶」

「うん‼焼酎一緒にガンガン呑めちゃうのはいいねぇ~今まで彼氏とかが呑むのって酎ハイくらいだったし💨💨💨」

「マジ⁉そんなん男じゃねーよ(笑)」

「あははは~😆」

もういい気分だった♨

だけど明日は仕事なのを私は忘れてなかった😲

「そろそろ寝ないとヤバイわ💦💦💦」

私はベッドに寝て、ヤマトは雑魚寝する事になった🌀

No.135

すると…ヤマトがベッドに手を入れてきた😲💦

黙っていると、次の瞬間ベッドに乗って私にキスしてきた‼

拒めない…。

でも…複雑…拒もうか…💦

だけど…エッチすればヤマトの事好きになるかも💡

ヤマトが私の胸を触りだす…そして股関へ…💦

「オレの舐めて…」

私はフ○ラしようとした…。

ん…?あれ…?え…?あれ…?

えええ~~~😫⁉

No.136

これは言いづらいのだが…とにかく初めて…極小のアレを掴んだ。

いや…摘んだ。

これってどうなのか分かりませんが…MAXになってるはずなのに…長さが私の親指くらいしかなかったのだ👍キャー

ヤマトとは前に電話で下の話しをした事があったが…本人は普通だと言っていた…むしろ、先輩で小さい奴いるって話してたっけ…😓

その先輩…どんだけなんだろう…💧

戸惑いながらもフ○ラする…気持ち良さそうに息を荒くしてるヤマト…💨💨💨

小さいけど…確かに硬くなってる🍌

そして私にヤマトのが入ってきた…?多分。

全く感じない…入り口をいじられてる感じだけ…😢

何だか悲しい…虚しい…好きじゃない人とのセックス…。

我慢していたのが溢れてしまった…。

そう…溢れてしまったのは大量の涙だった😫

私は声を殺しながら泣いてしまった💧

No.137

泣いてるのに気づいたヤマトは慌てて事を止めた💦

「どうしたの⁉痛かった⁉」

正直…痛くも痒くもない💨

「ううん…ごめん…何か涙が止まらないの…ごめん…。」

私はなぜ自分がこの時泣いてるのか分からなかった💧

まさか小さいくらいで泣くわけない⤵

きっと好きじゃない人とのセックスの虚しさに我慢ならなかったのだと思う💧

今までにない感じ…セックスって…こんなんじゃない…嬉しくて…ドキドキして…もっと触って欲しくて…って…そんなんなるはずなのに…😞

ヤマトにはそんな気持ちにならなかった💧

「マジでごめん💦オレが無理矢理したから⤵本当にごめんなさい‼」

ヤマトは土下座してきた💦💦💦

「私が精神的に何か変なのかも💦最近、例の長く付き合ってた彼氏と別れたから💦それから急に涙が出たりするんだよね😅ごめん💦」

何故か私も謝った💧

No.138

そして私たちはそのまま眠った☔

翌日、私はヤマトにバス代とタバコ代を置いて仕事へ向かった💨

ヤマトは職場へ風邪をひいたから休むと連絡を入れていた📱

仕事から帰ってくると、ヤマトが待っていた🏠

寂しい一人暮らしの私は何だか嬉しかった✨

「帰らなかったんだ💦」

「うん…。えりのお金だし…使えなくって💧」

「でも…私は明日も仕事だから送るのは無理だよ😞⁉」

「うん…どうしよう💧」

ヤマトは車を放置してるのが気になってる様子だった🚗

結局、翌日は私が仕事を風邪と偽って休んだ💧

初めてのズル休みした⤵

ヤマトは自分の為に仕事を休んでくれた事に喜んでいた💧

そしてエッチした。

今度は泣かなかった💨

私はヤマトの事が好きなフリをした…。

どうしてだろう…。

何だか…ヤマトを好きになれば、寂しいのが終わる気がした…。

としを忘れられる気がした…。

私はヤマトを送った後、ヤマトに電話した…。

No.139

「もしもし~車あった⁉」

「やっぱレッカー車にもってかれてた😲」

「そっかぁ💨どうするの⁉」

「とにかく調べて取りに行くわ⤵」

「そっかぁ…今どこ⁉」

「友達ん家😄」

「友達ん家があったんじゃん💨わざわざ私の部屋こなくても良かったって事だよね⁉」

「いやいや…あの日はこいつ連絡とれなかったんだよね💧」

どうでもいい。

「そっかぁ…。あのさ…やっぱり付き合えない😞」

「えっ…どうして⁉」
「やっぱり元彼が好きだから…」

「分かった…。」

それ以来ヤマトとは連絡をとっていない。

No.140

私は今までの付き合い方がいきなりエッチで始まる事が多かったせいか…😲

自分はエッチすれば誰でも好きになれちゃう女なんじゃなかろうかと思っていた💧

だけど…違った。

エッチしたって、好きにはならない💨

あと…アソコの大小は重要だということが判明した😲

小さすぎると…いくら好きでも…付き合うの考えちゃうかも…💧

逆に大きすぎてもダメなんだろうな💧

体の相性って大切だなと思った🚻

No.141

そんな時に久しぶりにとしからの着信が鳴った🎵

なに…このタイミング😱

「もしもし…。久しぶりだね💦」

「うん😅母ちゃんがまた入院してて…💧長く返事も返さなくてごめん💧」

私はもう連絡がこないかと思っていたので、びっくりした。

No.142

今まで散々メールも電話もシカトされていたのに…何で…急に連絡くるんだろう…💧

「もう連絡こないって思ってた…😞」

「うん…ごめん。何か…えりに勘違いされたままじゃ嫌だったから…💧」

「勘違いって?なに…?」

何だかとしの声が優しい…付き合ってラブラブだった時のトーンと同じ感じ👀

別れてからは淡々とした話し方だったので、今になって優しく話すとしに私は胸が痛くなった…。

No.143

「俺はえりが嫌いでメールシカトしたり連絡しなかったんじゃないよ。」

「じゃあ…なんで?私、としから連絡なくて辛かったよ⁉」

「ごめん…俺さ…今でも、えりから貰った手紙も二人で撮った写真も…全部まだ大切にしてるから。」

「…😒??どういう事?」

私は元彼から貰った物は別れても普通に使うタイプなので、としの言ってる意味が分からなかった😅

「だから…💧俺は今でもえりが大切なんだよ‼」

「え…💦じゃあ何でシカトとかしたの⁉意味分からないよ😫‼私、本当に辛くて、毎晩泣いた時もあったんだよ⁉」

この時の私には、としの言葉が嘘にしか聞こえなかった。

どうせ…他の女と上手くいかなかったから…とりあえず、私とより戻そうってやつかなぁ…💧💧💧

でも…としはそんな人じゃないし…💧

訳がわからず…私は泣いていた。

No.144

「正直…俺の母ちゃんが今、こんな感じだし…母ちゃんの面倒をみる以上はえりと結婚は無理だと思った…😞えりはまだ若いし…迷惑はかけれない…。このまま冷たくして…えりには俺以外の人と幸せになって欲しいって思った…。」

「ごめん…。私には理解できない💧連絡なくて辛いってメールしてもシカトしたし…電話もシカトだったじゃん‼私は好きな人からのメールも電話もシカトできないもんっ‼(泣)」

私は泣きじゃくっていた😫

「えり…。俺は本当に愛してたから…返事したかったけど、シカトしたんだよ。」

「そんなの分からないよぉ‼何で⁉何で全部話してくれなかったの⁉私はシカトするんじゃなくて、距離を置きたい理由も説明して欲しかった‼今更連絡しないでよっ‼(泣)」

「ごめん…連絡するんじゃなかったね…。我慢できなくなったんだ…。ごめん…😞」

私は『我慢できなくなったんだ…』その言葉にキュンときてしまった⚡⚡⚡⚡

No.145

「とし…。私も今もとしだけが好きだよ😫……だけど…私たち別れて1年経ったよね…私以外の人と付き合ったりした😞⁉」
「してないよ…。母ちゃんの事や仕事でそんな暇もないし。えり以外とは付き合う気もないよ💧」

「そうなんだ…。」

胸が痛くなる⤵

としは何かを感じた様子だった…。

「えりは彼氏できたの⁉」

「できてないよ‼」

そう…付き合ってはない😱💦💦💦

でも嘘をついたような感覚に駆られる😫

「ただ…私と付き合いたいって人がいて…遊んだ事はある😞」

嘘を半減させる為の嘘をついた。

バカな私…。

No.146

「はぁ⁉💢💢💢その男、部屋に上げたんか⁉」

「えっ…。友達だったから上げたけど…。」

「はぁ⁉💢⁉💢😠⁉」

「いや…やましい事はしてないよっ😫‼」

かなりキレモードのとしにビビって嘘に嘘を重ねる私…😲

「誰が部屋あがらしといて何もないって信じるバカがいるか💢俺は信じないからなっ💢」

さっきとは一変…強烈にキレてる💧

でも…私は…だんだん怒られる筋合いはないような気がした😒

No.148

>> 147 🌸匿名さん🌸

レスありがとうございます✨

学校行くの忘れるくらい楽しんで頂けて幸いです😄(笑)

残念ながらこれは実話で…私の正直な気持ちと恋愛事情です😱⚡

お見苦しい表現もありますが💦最後までお付き合いください✨

No.149

としが舌打ちをしてくる…💨チッ

何で付き合ってるわけでもないのにキレるんだろぅ…連絡も無視して、ほっといてたクセに😒💢

なんて…言えない…。

私はとしが好きだ…逆ギレして嫌われたくない…また連絡とれなくなるのだけは嫌だ…😫‼

私は何だかとしがまた連絡とってくれなくなるのが嫌で涙が出てきた…反論したいけど…これが惚れてしまった方の弱味…反論できない😢

「とし…ごめんなさい💧本当に何もしてないし、とし以外の人とは絶対無理だもん‼としもそんな事くらい分かるでしょ😫⁉」

私って…いつから嘘が上手になったんだろ…泣きながら嘘つく自分にビックリしたが…信じて欲しくて必死だった💧

No.150

「無理💢もぅお前とはできない💢女に見れない💢」

かなりキレてる💧

としは私が他の男と遊んでたのがショックだったのだろう⤵

「もう私…としが無理なら…一生誰とも付き合わない…としとしか無理…😢」

泣きながら必死の私…嘘つき大魔王😱まだまだ攻める⚡

「としが好きなんだもん‼やっぱ他の男と遊んでも…ずっととしの事しか考えられなかった😫‼私はとしじゃなきゃダメなんだって凄く思ったんだよ😫⁉」

声を出して泣いた😫⚡⚡⚡⚡

「おぃ💦分かったから💦泣くなよ💦」

「だって…としと連絡とれなくなるの嫌だぁ😫‼辛過ぎる‼‼‼わぁ〰😫💦(泣)」

「もう分かったから💦連絡はとるから‼泣くのやめて落ち着け💦💦」

まるで子供とパパみたいな会話になっていた🎠

No.151

こうして私たちは連絡するようになった🐱🎶

付き合うとかの話しにはならない…何だか…違う…付き合うよりも…何かを乗り越えたような…不思議な関係になっていた🌊

結婚願望もなくなった…と言うより…まだ先でいいと思うようになった🍸

いつかお互い何もかもが落ち着いたら、最後に一緒になれたらいいねと話していた👑

でも…私は自分に嘘つき始めてたのかもしれない…。

また…としからの連絡が途絶える…。

またかよ…。って感じだった😒

だから…
✉またシカトするんだ…。
ってメールした。

結構辛い💧

No.152

一体何なんだろう…😞

お母さんの面倒で大変だろうから…付き合うのも結婚するのも諦めたのに…😞

何日も連絡くれないなんて…。

何だか…私って…としのお母さんがいなくなるのを待ってるみたい…😱

消して私は死んで欲しいなんて望んでない‼でも…いつかはとしと一緒になりたいって思ってる…🔔

そうなるには…としの年齢考えると早く子供欲しいし…即、介護は無理だから…って💦死ぬのを待ってるみたい⤵

間違ってる…最初にそう思って別れを決意したはずなのに…😞

No.153

私はとしとの結婚を望んだらいけないんだ…。

だけど…としの存在だけは私にとって必要だった😫

としにとって私はどんな存在なのかな…キープ⁉とりあえず一人は寂しいからキープってやつか😱⁉

私は馬鹿みたいに一人で考えまくる癖がある😓

でも…私だってとしを「キープ」って考えれば、連絡こなくたって、気持ち的に辛くない✨

この時、私…23才…。

としをキープの男にした瞬間だった⚡⚡⚡

No.154

それにしても…やっぱ恋愛したい‼

私は友達に誘われて今まで断っていた合コンに始めて行った🍺

ワクワクしたし、ドキドキした🎵

でもいざ合コン始まると…とりあえず…タイプいない⤵

全体的に草食系ばかり…私は肉食系男子が好き❤

場を盛り上げてくれるような人がいい‼そんな人なら、ブサイクだろうがモテる👍

のに…何だか…ニコニコして…色々質問してきて…面白くない💨

仕方ないので…私は汚れキャラになって、おとなしい女キャラの可愛い友達をダシに
「この子可愛いやろ~😁お持ち帰り禁止なんで宜しくぅ‼‼‼」
なんてつまらない事を言いながら、なんとか盛り上げる…。

トイレに行くと…隣で合コンしてた男の子と出くわした💨

もちろん知らない人…だけど、酔ってるから関係ない🎵

「おっ‼偶然だねぇ‼久しぶりぃ😁」

「久しぶりぃ😆🍶」

トイレの前でノリに合わせてみる💨

「てか、そっち盛り上がってますね~‼」

「え⁉俺たち⁉当たり前じゃん‼男が盛り上げなきゃさぁ‼てか…正直、今、面白くないから、君たち一緒に合コンしない😁⁉」

「あはは😆冗談きついってぇ✋‼」

「マジだよ~‼」

「あはは😆またね~」

私は笑いながら逃げた💨

面倒なのは避けたい。

No.155

こうして私は毎週平日だろうが休みなくても、合コンに行った💨

いつも盛り上げ役だったけど…😒
友達も増えた🎵

酒に強い私にとって一番嬉しかったのは、彼氏じゃなくて酒に強い女友達ができた事(笑)

サキだ🎵サキも仕事ばっかりで彼氏なし💨

共通の友達から誘われた合コンで初めて一緒に酒を飲んだのがきっかけで意気投合😆💕😆✌

毎晩のように二人で飲みに行った🎵

そんな時、合コン仲間のマキ(初登場ですが、幼少期からの友達です)から、友達の友達という同じ年の男の子を紹介された🌱

とりあえずメル友みたいになった💨

私はサキに

「マキにタメ(同じ年)紹介されたから、合コンに繋げるね😄」

と話していた✨

No.156

紹介されたのはハルキ💠

タメなので、もちろん共通の話題もあるし、お互いの友達集めて合コンしようって話しにもなっていた✌

そんな中、久々にとしから連絡がきたりしていた✉

私にとって…としはキープ👣

合コンなんかの話しをすると怒られるのは分かってるので、適当な話ししかしなかった📱

お母さんは体調も安定してる様子で心なしホッとした🐱

そうしながらもハルキと連絡🌀

ちょっと忙しい😓

No.157

するとハルキから、
「まずは、えりと二人で会いたい🎵」

と言われた👀

「別に合コンで初めましてでもいいんだけど…😄」

って答えると…。

「俺、ここ数日えりと連絡してて凄く楽しいんだよね😄合コンより、えりと会いたい‼」

えっ…🐱⁉久々な感覚…。

会ってみようかしら🐱

「そう?じゃあ別にいいけど…私可愛くないけど⁉」

「そんなの分からないよ‼会いたいじゃん💕」

「そう…?可愛くないのに💧知らないよ⁉じゃあ合コンの打ち合わせって事で会おうよ😅」

こうして私とハルキは翌日の休みが一緒だったので、合った🚻

No.158

ハルキと近くのコンビニで待ち合わせ🚗

ハルキは私のマンションと近くの所に友達と3人でルームシェアしていた🏠

ハルキはイケメンなのか…タイプではないけど、ビジュアル系バンドしてそうな…女顔で、女だったら私より美人な顔立ち😫⚡鼻が高いのは私的にポイント高かった😄(笑)

だけど…私より痩せてて…絶対…私より軽いであろぅ…。

まぁ…どうでもいいけど…久々のデートに私はウキウキ気分だった😄🎵

No.159

とりあえずドライブ🚗💨💨💨

そして、DVDを借りにTSUTAYAへ💿

ハルキの部屋に行く事になった🐱

「他の友達もいるんじゃない⁉私大丈夫⁉」

「大丈夫だよ😄ヨウタはえりも合った事あるんでしょ⁉」

「まぁ…そうだけど😓」

ヨウタ君とはマキの友達で、バーで働いてる。一回マキと二人で飲みに行った時会ったくらいだった💡

No.160

ハルキのマンションに着いた💨

ハルキはヨウタ君とあと名前は忘れたけど…もう一人と3人暮らしで、間取りは3LDK🏠

他の2人は外出中だった🐤

早速DVDを見る…タイトルは忘れた…何だっけ💧

スーツを着たら、カッコ良くなる…もこみちと北川景子がでてたやつ…ハンサムマンだったかなぁ😓

とりあえず、私は変なムードにならないようにギャグっぽいのを選んでいた🐱

これは正解だった💡
楽しく2人で笑えて良かった👍

そして食事に行く事にした🍴

オシャレな居酒屋みたいな感じ✨

ちょっと高めの店だったが💧ハルキがご馳走してくれた😉

だけど…ハルキはバイトだから私より給料少ないはず…何だか申し訳なかったが…断ると逆に失礼な気がした💦

No.161

お酒も入って、話しも盛り上がって、私たちは二人して上機嫌だった😆✨

ハルキはずっと私を見ていた💧あ…見つめていたというのが正しいかもしれない💦

途中から私は、ハルキに気に入ってもらったのを気づいていた💧

自意識過剰って思われるかもしれないけど…それくらいハルキは嬉しそうな目で私を見つめながら話していた😅

珍しい人💨

食事を終えて、私たちは海へ向かった🌊

No.163

>> 162 🌸通りすがりさん🌸

レスありがとうございます✨

そう‼ハンサムスーツですっ😄‼‼

スッキリしました(笑)ありがとうございます🎵

時代でしょうね…出会いがサイトでなくても、とりあえずメル友なってから付き合うってのが周りでは普通でした😅

友達の中でサイトばかりしてたのは私ぐらいでしたけど🐱☀

まだまだ続きはありますが…そろそろ私の人生が急展開致します😒🌱

最後までお付き合い下さい✨

No.164

私とハルキは海につくと、自然と手を繋いだ🍀

鳥目気味の私は、周りが暗くて、ヨロヨロしながら歩いてたのをハルキが手を掴んでくれたのだ💕

嬉しかった😍

久々の夜のデート💕

ハルキに拒否されなくて良かった…💧

私は内心ホッとしていた💨

座って海を眺める🌊

月明かりで綺麗だった✨

星も綺麗…私は夜の海が好き🔔

「やっぱ海はいいね😄」

私がそう言った途端…ハルキからキスされた💋

ハルキって…手が早い💡

No.165

海を見ながら私達は何回かキスをした💋

「帰ろうか😄」

ハルキがそう言って立ち上がった🚻

車に乗る…🚗

「俺…えりん家(ち)に行きたいな❤」

「ダメー🐱」

「どうして⁉俺、まだえりと一緒にいたいよ💧」

「だったら、外で一緒にいようよ💨私、彼氏以外は部屋に入れたくないの💨」

正直…この時…私の頭の中にとしがいた😞

容易に部屋には上がらせちゃいけない…。

「えっ…付き合ってくれないの😫⁉」

ハルキが嘆く💧

「いつ付き合うって言った⁉」

「じゃあ付き合ってよ‼付き合おうよ‼」

こいつ…エッチしたいんだろうな…💧

「私達さ…今日会ったばかりだよ⁉せめて1日は考えてよ💧」

自分も人肌恋しいので、たった1日と言ってしまってる私😒

「なんでキスしたんだよ…俺を好きだからキスしてくれたかと思ってたのにぃ…😢」

落ち込むハルキ💧

「好きっていうか…好きだけど…冷静に付き合うかどうか考えたいし…考えて欲しいし💧」

私はただ単に…もう即体許します的な事はしたくなかった⤵

この日はハルキとバイバイした✋

No.166

帰ってから考えた…🌀

これでハルキと付き合えば、としを忘れられるかも‼

としから連絡きたら…今度こそキープとかじゃなくて、彼氏できたから二度と連絡とらないって言わなきゃ‼‼‼

私はそう決意した🎪

No.167

翌日ハルキからメール✉

✉えり❤付き合って欲しいよ‼

いきなりかよ😅まっいいか(笑)

私達は付き合う事になった✌

やっと彼氏ができた…✨

飲み仲間のサキにも彼氏報告‼

とりあえず、としと別れてから相談しまくってた友達みんなに報告した✉

みんな喜んでくれた…と言うより…やっとかよって感じだった🐷(笑)

サキは「彼氏できても一緒飲もうね❤」って言ってたっけ(笑)

しかし…この恋…二週間で終わったのです⚡⚡⚡⚡

私は別れる理由をハルキのせいにしたけど…本当は自分の気持ちの問題でした…。

ハルキはバイトなんでお金を持っていない⤵

結局、あのデート以来…奢られる事はなく、逆に私がお金を貸す事になりました💨(3000円くらいだけど)

あとバイトも、正社員になる余地がないって理由で辞めました。

No.168

無職になったハルキに何の魅力も感じなくなった私…💧

ハルキとは…ただただエッチしてるだけの関係だった⤵

本当にハルキは私の事を好きだったのかは分からない😞

分かるも何も…2週間なんて付き合ったって言えるのかどうかも不明だし💦

ただ気になるのは…生理が遅れていた…。

No.169

まだ何日か経てばくるだろう😅

そう思ったけど…なかなか来ない⚡

そこで私は一人で耐えきれず、別れたハルキに電話した📱

「もしもし…。」

「おぉ‼えり❤どうしたの😆⁉ビックリしたぁ‼」

凄い喜んでる様子が電話越に分かるくらいのテンションで話すハルキ…💧

別れると、それすらもウザく感じる😒

「あのさ…。黙ってたんだけど、私さ…生理遅れてるんだよね💧」

「えっ‼そうなんだぁ✨」

脳天気な口調で返してくるハルキ…💢

「あのさぁ💢そうなんだぁ‼じゃないでしょ⁉どういう事か分かってる💢⁉」

キレ口調で私は質問した💨

「分かってるよ…何で怒るの😞⁉」

こいつ…まさかKY(空気読めない)に近い何かを持ってそぅ…😒
「あんたの返事が脳天気だからよ💢私達別れてるのに‼妊娠してたらどうするの💢💢💢💢」

もぅイライラしながら話す私💧

「え…⁉結婚すればいいじゃん❤」

また脳天気な口調で馬鹿抜かす…。この時…私はマジでハルキと付き合ってた事を後悔した💨

No.170

「あのさ…ハルキは無職だよね⁉どうやって結婚しようと考えてるの⁉出産もお金かかるんだよ⁉⁉⁉」

「え…⁉俺働くよ‼えりと子供の為に頑張るつもりだよ‼」

私の中でハルキと話してる事が無駄に感じてきた。

「あのさ…。私はハルキと結婚しようと思ってない💧子供も…産もうとか考えてない💧分からないけど…。」

沈黙になる…。

「そうなんだぁ。分かった。俺じゃどうしようもないし…えりに任せる😞」

「とりあえず、今度調べてみるわ…それから連絡する。」

「分かった‼」

私は一人で調べる勇気がなかった💧

もし妊娠してたら…一人で耐える自信がなかったから⤵

今の私って…そこまで好きでもない男とエッチして…妊娠したら…堕胎を希望する…最低な女だと思った。

No.171

そんな女に結婚しようと言ったハルキは…もし本気で言ったのなら…私より立派な人間だと思う。

ひねくれ者の私は、それを確かめようと…わざと検査結果をハルキに連絡しなかった😒

結果は妊娠していなかった。

そしてハルキからも一切連絡はこなかった。

私は自分の事を棚に上げて、やっぱりハルキは口だけのアホ男だと思った。

ただ…私は妊娠したら怖いって気持ちを初めて体験した。

これからは…妊娠したら困るような人とはエッチしないようにしようと思った。

当たり前の事なのに…この頃の私にとってエッチは、女子力を上げる一つで、気持ちよくて、一石二鳥❤
としか考えてなかったと言っても過言ではないくらい軽く考えてた。

No.172

妊娠してもいいくらい好きな人…としが浮かんでくる。

もし…としとの間に子供ができたら…これも運命なんだと産むと思う‼

だけど…私は苦労する人生になるな…。結婚はしなくても…としとの子供なら…産みたい。

私は勝手に一人でそう思った。

私はとし以外の人を好きになれないのだろうか…😞

このまま…としだけに依存してしまうのか…。

だけど…今は別にそこまでとしを愛してるかも分からない…。

としの赤ちゃんだったら産みたいって思うのは…ただ初めて長く付き合ってた人だし…情もあるし…前妻に子供がいなかったから、としの子供を残してあげたい気持ちがあるから。

私は…もう…本気の恋愛が出来ない女になってるのかもしれない。

何が何だか分からなくなっていた⤵⤵⤵

No.173

そんな時、仕事の研修先(離れた県外)で知り合った男の子から連絡がきた📱

たっ君。

たっ君は別の不動産会社に勤めていて、名刺交換の際に同郷なのが発覚🏠(笑)

そして共通の友達が何人かいたという…奇跡のような出会い方をした。

しかし残念なのが…全くの恋愛対象にならないキャラクター🐧

だけどみんなから愛される存在だ😄

これまた可愛い彼女がいる‼(言い方失礼かな💦)

そんなたっ君からの急な連絡📱

✉えりちゃん😄元気⁉俺、仕事辞めて、そっちに帰ってくる事にしたんだ🌀

✉たっ君久々‼てか…辞めたの⁉彼女はどうするの⁉

私はビックリした。
たっ君の勤めてる会社は結構大きいし…もったいない‼確かに残業しまくりだけど…それに彼女はそっちの人だから…別れたか…😱⁉

✉彼女は理解してくれてるから大丈夫🎵俺、学校の先生になりたいんだ😄

✉そっかぁ🎵帰ってきたら、遊ぼーね😄

No.174

しばらくすると、たっ君から帰ってきたと連絡がきた🐱

私とたっ君は結構二人で遊んだりした🚗💨

同じ仕事をしてた為、仕事の悩みを分かってもらえるのが嬉しかった😫‼それに、下心を全く感じないたっ君の人柄が凄く落ち着いて、何でも話せた🍀

しかし…友達のキヨカに「いくら恋愛感情なくても彼女いる人と二人で遊ぶなんて相手の彼女可哀相😠💢」と批判され…。

私はたっ君にそれも相談した。

「じゃあ俺の友達も誘って一緒に遊ぼう😄🎶」

たっ君…マジでいい奴😫✨

私はソッコー飲み仲間マキにもたっ君を紹介した😉

もちろんたっ君の友達も数人紹介してもらい、ほぼ合コンみたいな日々が続いた🍺🍸🎶

No.175

もちろん、たっ君達以外の合コンにも行ってたので…私は連続合コンって週もあった😓

だけど私は楽しかった😄合コン終わりの女だけの反省会が何よりも好きになっていた(笑)

自分達の事は棚に上げて、今日の相手を愚痴ったり、良かったと誉めて勝手に盛り上がったり🐱

私達の合コンは恋愛に発展する事はあまりなかった😫(笑)

こうしていくうちに…たっ君も試験が近いからと忙しくなり…また,マキと飲む事が多くなった🍺

私は恋愛はないけれど…仕事をして、それなりに贅沢できる生活に慣れてきていた🎵

むしろ…このまま彼氏はいらないかもって感じになってきた🐷

悩めば支えてくれる友達がいる🌱

病気したら駆けつけてくれる友達もいる🐤

寂しい時も夜遅くたって会いに来て、一緒に飲んでくれる友達もいる😄(これはマキ限定だったかな🍺)

こんなに私は友達に恵まれてるんだから、彼氏は必要ない‼

自由な今が楽しいっ‼‼‼‼‼

No.176

あんなにとしに依存していた私もだんだん、気持ちが変わってきた♻

そうなっていく自分に変な言い方かもしれないがホッとした😅いつまでも元彼を引きずり続けてる自分が嫌だったから💧

この話しをマキにも話した🎵
「いい事じゃん‼これからが楽しい時期だよっ😄いつまでも引きずってたら時間がもったいない‼‼」ってマキは言った🌷

「確かに、もったいないよね⤵⤵💧」

私はもうすぐ24才の誕生日を迎えようとしていた🎂

24才…私には一番心に残る年になるなんて…この時は知る由もなかった。

No.177

この時の私は心身ともに落ち着いていた🎠

一人で夜泣く事もなくなった🐌🍸

仕事にも大分慣れて、繁忙期が終わったのもあり残業も午前様になる事がなくなったので、私は部屋でテレビを見ながらくつろいでいた🐱🎶

~📱🎶

着信が鳴る…見覚えのある番号[人影]

📱「もしもし…。」

📱「あぁ、えり元気してたか?」

相手はやっぱりとしだった。
私はとしの番号を削除していた💧

📱「元気だけど…かなり久々だね💦急にどうしたの⁉ビックリだよ😒」

📱「ごめん。色々忙しくてさ💧もうすぐえり誕生日だろ?」

📱「…‼そうだけど😣⁉」

📱「そっち行くから。いつが大丈夫?」

なにそれ…。ずっと連絡放置しといて…いきなりこっち来るって…💧自己中すぎ⤵
私は返事せずに黙っていた。

📱「何だよ。他に彼氏できたのか⁉」

📱「あのさぁ‼ずっと連絡無視しといて、他に彼氏できたかなんて聞ける立場じゃないよね⁉⁉⁉」

私はイライラしていた😠

No.178

だけど…としに会いたい気持ちはある。

でも会ったら…また依存しまくりそうで怖い…。

📱「分かったよ。連絡した俺が悪かった。もう会いに来ない。」

逆ギレしてるとし。

📱「そうじゃないでしょ⁉私は、連絡もしてないのに、男ができたかなんて聞ける立場じゃないでしょ⁉って言いたいだけだよ‼‼‼誰も会いたくないなんて言ってない‼」

しまった…遠まわしに会いたいと言ってしまった😱💦

📱「ごめん…。俺も色々葛藤してしまって…連絡できんかった💧仕事も忙しくて身体ボロボロだよ😞ただ…えりの誕生日だけは一緒に過ごしたいと思って…。何かプレゼントしたいんだけど…何が欲しい?」

としは毎年誕生日とクリスマスは好きな物を買ってくれていた🎁

📱「いらないよ💧私、欲しいのないから。久しぶりに会えるだけで充分だよ💦」

私達は1年半ぶりに会う事になった🚅💨💨💨

No.179

そして私の24歳の誕生日🎂

としに久しぶりに会える🐱💠

1年半ぶり…としは変わってるだろうか🌀凄い老けてたらどうしよう(笑)

私はそんな事を考えながら、ワクワクしていた🎵

No.180

私はとしを迎えに駅へ車を走らせた🚗💨

ワクワクしてドキドキして…としと逢えるのが嬉しくてたまらない‼

少しは私も大人っぽくなったって思ってもらえるかなぁ…🐱

てか…付き合う事になるのかなぁ…どっちにせよエッチはするんだろうなぁ…🏨

そうこう考えてるうちに駅に着いた🚅

既にとしが駅の入り口で待っていた✋

No.181

久しぶりに見るとしは何だか若返っていた‼

「久しぶりぃ。」

としがいつもと変わらない口調で普通に車へ乗り込む🚗

「久しぶりぃ。何か若返ってない⁉」

「だろ?サプリメントとか飲みまくってる。」

ウケる…だけど…笑っちゃいけない気がして我慢した😣

「私、痩せたでしょ🐱⁉」

自分から変わった所をアピールする私。

「少し痩せたね。」

少しぃ~😠⁉5キロも減ったんだよ‼
なんて言えない💧

「仕事のストレス半端ないんだよね⤵」

他愛ない話しをしながら私の家へ向かった💨

としは何も変わってなかった。
ただ…仕事が忙しくて体がキツイと何度も言ってた💧

年をとればこんなにも体がキツくなるのだろうか…?

ウチのお父さんはこんなに体がキツイとかだるいとか言ったりしない💧

としは体が弱いのかなぁ…。
今思えば、としはいつも疲れてた。

No.182

私達は買い物をして部屋に着いた🏠

久しぶりに部屋で二人っきり🚻

食事を済ませ、テレビを見ながらくつろいでいた🌀

誕生日なのに…何も特別な事はない💧

何だか私はイライラしていた。

この人は何しに来たんだろうか…おめでとうすら言わないし…。

私は気持ちが顔に出てしまう💧

No.183

「どうした💧何か嫌な事でもあんのか?」

としが嫌そうに聞いてくる。

「ねぇ…。私達この先どうするの⁉」

「はぁ💧分からん。」
としのため息に私はキレた💢

「ちょっと。何⁉その態度💢分からんじゃないでしょ⁉誕生日なのにおめでとうすら言わないし💢これからを話し合いもしない💢何しに来たのよ‼」

言い切った。

「何しに来た⁉俺はわざわざ他県から来たんだよ‼昨日も仕事遅くて大変だったけど、お前の為に会いに来たんだ💢好きでもない奴の所には行かねーだろ。」

私は「何しに来た⁉」って言ってしまったのを後悔した💧

No.184

二人して黙り込む。

きっと私達は同じ気持ちなんだろうって思った。

お互い、付き合うのは難しいと思ってる😞

としは結婚するにしても入院費がかかる親と私を一人で養う自信がないし、その前に…結婚できる環境というか…お母さんが大変でそんな場合じゃない💧

私は…そんなリスクを負ってまで結婚は出来ない。ましてや住み慣れた町を出て、知らない土地で旦那の親の介護は無理だ…。

だけど私はとしが好きだった。

もぅ私達には結婚はない。

もしかしたら…としはいずれは結婚を考えてるかもしれない…だけど…待てる程…私は強くない。

いい人がいれば、そっちに行くだろう💧

No.185

私はずるい。

としの存在を失いたくない。自分を理解して、相談に乗ってくれて、甘えさせてくれる存在。

はっきり言えば自分に都合のいい存在がとしなだけだと思う。

だけど…とし以上に好きと思える人に出会えない😞

いないのかも…。

としをキープにしようと考えていたけど…何だかキープってのは私には合ってないようで💧

付き合うか付き合わないかすぐにハッキリしたがる私…💧

沈黙を破ったのは私だった。

No.186

「何しに来たのってのは…ごめんね😞私は来てくれて嬉しかった✨だけどハッキリしない関係が嫌で…。でもさ…私はとしと次に逢う約束したいの。」

私は内心…もう二度と逢えないと思った。でも、二度と逢わないと決めた相手にサヨナラって悲し過ぎて言えない😣

次の約束して「またね」って言って逢うのは最後にしようと思った。

としは下を向いて頷いた。


No.187

「俺も別にえりを嫌いになった訳でもないし、えり以外の女と付き合う気もない。ただ…今は自分の事とか親の事でいっぱいなんだ😞」

もうそれは聞き飽きたよ…。なんて言えない💧

「うん…じゃあ、来月はとしの誕生日だよね🎵また二人でお祝いしようよ😄」

「うん。」

「絶対だからね‼また連絡シカトしないでよねっ✋」

「出来るだけ返すよ💧」

私ととしはそのまま付き合ってた頃のようにベッドで眠った💤

キスだけした💋

だけどエッチはしなかった🌁

私はどうしてエッチしないのか聞いたら腰を痛めてると返ってきた⚡

私はエッチしたいようなしたくないような微妙な気持ちだったけど…したい素振りで話した。

私はあくまでも、としの前では、としと付き合いたい女を演じていた。

としの中で一番の女になりたいから👠

それはとしに限らない✋

今までの彼氏には今までで一番心に残る彼女になりたいと思うタイプ。

付き合ってるのに、なぜか…別れた後に歴代彼女の中で一番心に残る彼女になりたいと考える癖?があった😱

今思うと、自分でも気づかないうちに、私は最初から別れを予感しながら付き合ってた。

だからだね…たまに友達から、「えりって彼氏に依存してそうに見えて、どこか冷たい時あるよね。」って言われた事ある⤵

私って変わってるのかな💧

No.188

私の中で一番心に残る彼女になるには…自分(彼氏)を凄い好きになってくれた女になる事。
って勝手に思っていた😅

実際は人それぞれだし、分かったもんじゃない(笑)

ただ私はそうだからってだけ💧

私はとしにベッドで何度も「好き❤」って言った🐤

としも好きだよって抱きしめてくれた💡

そのまま私達は眠った💤

翌朝の事はもう覚えていない。

見送った記憶もない。

ただ…見送った後、夢だったような感覚になったのだけ覚えてる💠

また逢う。また逢いたいって気持ちになってた。

でも二度と逢えない気もしてた。

こんな感じが寂し過ぎなくていい。

泣かなくてすむから。

私はとしにメールした✉

No.189

✉来てくれてありがとう🎵嬉しかった✨
気をつけて帰ってね😄


確か…こんなメールだった。


それから私達はメールや電話のやりとりしたけど、案の定、数週間後としからは音信不通になった💨

としの誕生日も一緒には祝えなかった💧

予感はしてたけど…もう終わった。

私はもう逢いたいって気持ちすらも無くなった。

そうなった自分にホッとした♨

それから私はまた合コンに集中しようとサキと飲みまくった🍺

No.190

だけど…イマイチ楽しい合コンに当たらない💧

草食系ばかり⤵

この世は終わったなって思うくらい…男に積極性がない😒

気に入った子がいたとしても、アド交換すらしない奴もいた💨

そいつの場合は私がとりもって女の子のアド教えたけど…結果は残念⤵

かと思えば全く興味ない男がしつこくメールしてきたりと…世の中上手くいかないなって…つくづく感じた😅

合コンに疲れた私とサキは二人でまた飲むようになった🍺

No.191

この日もまたサキと二人で居酒屋にいた🍺🍸☕

いつも私は日曜日は仕事が忙しいので、あまり土曜日飲みにはいかない💧

だけど、この日の土曜日は無性に飲みたくなって私がサキを誘った📱

「やっぱいつも一緒に酒飲んでくれるのはサキちゃんだけだょ❤」

「まぁ暇だし酒は好きだしね💕」

私もサキも上機嫌で飲んでいた🍺

恋愛、仕事、色んな話ししたけど、やっぱり不調続きの合コンの話しになる😓

「つーか、合コンで付き合うってあるのかなぁ💧」

私は合コンに飽き始めていた😅

「無理かもね…💧もぅこの街にはイイ男残ってないよ⤵みんな彼女いるって💧」

マキも諦めモード💧
「今日はさー思いっきり飲みたいんだよねー‼」
私は何かムシャクシャしていた😲

マキといつも行くバーが開く時間になると、マキが連絡した📱

「あー‼もしもし⁉今どこ⁉一緒に飲んでよ‼はいはーい」

相手は飲み仲間の先輩。その先輩もバーの常連さんで、一応先輩は男なので、合コンの愚痴を聞いてもらおうって話しになった😅

先輩にとってはいい迷惑だ💧

「もうジンさん(先輩)バーにいるって‼」
マキが携帯をしまいながら言った。

私達は居酒屋を後にしてバーへ向かった🎠

No.192

バーへ着くと、いつもいない人がいる🐶
小さなバーなので客はジンさんだけだった。

いつもいない人ってのは店員さん💨

だけど…前に初めてこのバーへ来た時、いた人だ‼

ヒゲはやしてて…黙ってて…少し怖いイメージがあった😖💧

「よぉ✋‼座れよ。」
自分の店のように席を指差すジンさん😓

私は怖そうな店員がいるお陰で…今夜は思いっきり愚痴を話せない気分になってしまった😱

「何飲む⁉」

ジンさんが注文聞いてくる💧

「私、パイナップル‼」
サキが普通に注文する。

「どうしよう⤵」
人見知りで、緊張気味の私は注文しかねていた⤵

「てか、ヒロさん久しぶりですねぇ‼」
サキがヒゲの店員に親しげに話しかけた‼‼‼

サキは私よりもずっと前からバーの常連なので、当たり前っちゃー当たり前だった🌀

「久しぶりだね~サキちゃんも元気だった⁉」

あ…怖くない??

「はい‼元気でしたよ~。仕事は死にそうなくらい最悪ですけど⤵(笑)」

「あはは(笑)てか、友達⁉」

いきなり私に話を向けられた😲💦

「あれ⁉初めてだっけ⁉えりちゃんです💡」
サキが紹介してくれた😣

「どうも💦」
私は軽く会釈する🌀

「どうも(笑)まだえりちゃんは注文してないよね😄何飲みたい😄??」

「じゃあ…ペシェウーロンで」

「はい🎵」

意外と優しいかも…。

それから話していくうちに、ジンさんがヒロさん好きで、公私共に仲良しらしかった🌀

そんなこんなで、私も警戒心がなくなり、何でも話せる気分になっていた☀

No.193

「てか、お前達彼氏いねーのかよ‼」

ジンさんのこの言葉で私とサキのスイッチが入った👊

「いなーい‼合コン行ってもダメなのばっかり😠‼」
サキが怒り口調でジンさんに言い返す🎐

「えっ⁉えりちゃんも彼氏いないの⁉」
今度はヒロさんが私に聞いてくる💧

「いないですよ⤵てか、合コン行っても、番号すら聞かれないんですよねぇ💢男が女に番号聞くのって礼儀ですよね😠⁉」

私も怒り口調でヒロさんに返した💦

「え…俺聞けない💧」
ジンさんが答える。
他の店員も聞けないらしかった💧

「何で⁉何で聞けないの⁉」
っとサキ。

「断られそうで嫌だ💧」
ジンさんが情けない事を言った途端に私は言い返した💨

「でた。断る女はモテまくってる女くらいだよ⤵別に番号交換で付き合うって訳じゃないんだから💧友達の輪を広げるみたいな感じでいいのにさぁ💢」

「じゃあ、えりちゃん教えるの⁉」
ジンさんが聞いてくる💨

「教えますよ‼」

私は強めに答える。
「え…じゃあ俺聞きたいなぁ。」

んっ⁉

そう言ったのは…ヒロさんだった。

No.194

きっとヒロさんは私をからかってる…💧

だけど…そのノリは嫌いじゃない🐱♨

「普通、興味なくてもとりあえず番号とか聞きますよね⁉」

私はヒロさんに同意を求めた🎐

「いやぁ~。興味ないっていうか、タイプだったら、とりあえず聞くかな🚬」

ヒロさんがタバコを吸いながら答える。

私もタバコに火を付けた。

何だかヒロさんとは気が合いそう‼
私が男だったら絶対友達になるタイプかもっ‼‼‼

「あ…えりちゃんタバコ吸うんだね💦ごめん灰皿気づかなかった💦」

ヒロさんが灰皿を渡してくれた✨

「ありがとうございます💦」

「だけど、えりちゃんがあんな事言うなんて思わなかったなぁ👀」

徐々に私とヒロさんの2人の会話になっていた☀

「いやいや…私は最近の草食系にはウンザリなんですよ⤵私は肉食系がいいですね💨💨💨」

「あはは(笑)言うねぇ😄」

そう話してると他のお客も入ってきて、ヒロさんはそっちに行ってしまった😢

その時、バーではEXILEのDVDが流れていた💿📺🎥

あれ…⁉何か…ヒロさんってEXILEっぽい‼‼‼‼‼

そう…ヒロさんはEXILEのメンバーみたいな雰囲気を持った人だった(笑)

またヒロさんがこっちに戻ってきた🎶

サキもジンさんも含めて4人で話す🌱
その時、ヒロさんが私に好きな男のタイプを聞いてきた🐶💦

「私は年上ですね‼今までタメか年上としか付き合った事ないです👀」

「それ俺じゃん。」

ヒロさんが言う🎭

「えっ⁉」

私は上手く返せなかった😱

「そうだよぉ‼ヒロさんタイプなんじゃない😆⁉」

サキが盛り上げてきた💦

「で…ですねぇ‼タイプはヒロさんです😆‼‼(笑)」

「じゃあ番号後から教えてね❤」

ヒロさんがニコっと笑ってきた😉

「後からとかダメっ‼‼今私の目の前で交換して‼‼‼‼」

サキがいきなり声を上げた💦

No.195

「じゃあいい⁉」

ヒロさんが携帯を取り出した📱

「はい😄タイプなんで🎶」

私はヒロさんと交換した‼

「ごめんサキ❤私、来年結婚するかもぉ‼」
「いやいや💦まだ番号交換しただけだからね💦💦💦」

ヒロさんが私にツッコむ💨

するとサキがまた不機嫌な顔になった😲
「てか‼私、長くバーに通ってるのにヒロさんから番号聞かれた事ない💢」

「そうだっけ(笑)」

ヒロさんは笑っていたけどサキと交換しなかった☔

No.196

「ヒロさん横取りしたらダメだからねっ‼」
私がサキに冗談を言う🍀冗談だった…そう…確かに…この時までは全てが冗談だったはず😓

サキは「分かってるよぉ❤」って顔をした。

だけど…だんだんヒロさんが他の客に行く度に嫌な気分になる💧

そして私はヒロさんをチラチラ見る👀

見ればヒロさんと目が合う👀👀

「絶対、今度飯食いに行こうね😁」

目が合う度にヒロさんはそう声をかけてくれた💕

だんだん私はヒロさんに惹かれてしまっていた🌸

No.197

他のお客さんも私とヒロさんが番号を交換したのを見ていた📱

この日私達以外は男の客ばかりだった🚻

「ヒロさんいいなぁ‼女の子と交換できてぇ‼‼俺もバーの店員なりてぇ😫‼」

客が言ってる…。

「バカ。俺はあまり客と交換しねーから🚬」
ヒロさんが言う…。

えーーー‼まじぃ😍⁉私って特別みたいやん❤⁉

私の心の中は花畑になっていた🍀🌷🌱

だけど顔は冷静にしていた💧だって…ヒロさんは店員だもん…客になりそうな女には番号交換するだろうし…疑似恋愛みたいな事もするだろう😞

私も営業って仕事してるし…そこらへんは分かる…分かってる…。

だけど…話せば話す程、私の中の男らしい男にピッタリ当てはまるヒロさん…💕

ヒロさんの仕草や話し方、タバコ🚬全てがカッコイイ❤

もう…好きになってしまったかもしれない。いや…好き❤

自分にストップかけながらも…好きな気持ちが暴走してしまっていた🚗💨💨💨

私がこんなに人を好きと感じたのは久しぶり…いや…初対面で好きと感じたのは初めてだった‼

ネットで知り合った人は別として💧

これだけ私の気持ちを掴む人…きっと他の客だって私と同じようにヒロさんを好きな人はいるだろう💧

傷つきたくない…からかわれてるだけかも…💧

私は色々考えた…。ジンさんも他の店員さんもみんな

「ヒロさんは一筋な人だから、浮気絶対しないよ‼」

って言う💨

だいたい男達は友達をそう言う💧

だけど…遊び人ではないんだろうな…。

とりあえず、私は冗談っぽいテンションで通した♨

No.198

「えりちゃん明日も仕事だし、帰ろうか!」
サキの言葉で帰る事になった(*_*)

まだ居たかったけど…さすがに夜中2時は明日がキツイ

するとヒロさんから
「帰ったらラブメールしてね」
と言われた!

「はい!」
私は絶対メールしようと思った。

帰り道…私はドキドキワクワクしていた♪

「ねぇ!えりちゃんさ、ヒロさんの事まんざらでもないでしょ」
ニヤニヤしながらサキが聞いてくる。

「うん…てか…好きになりそう…てか…タイプかな。」

「帰ったらメールしなよ!」

「うん…一応、メールしてみる」

そう言ってサキとは別れた。

早くメールしたい!

返事はこないかもしれない。

その時はその程度の人だと思えばいい。

元々、私とは世界が違う人だろう…本当は彼女がいるかもしれない。

私は家に着き、酔いに任せて思い切りメールする事にする。

【帰りました♪今日はありがとうございました★】
送信ボタンを押した。

No.199

送信した!

ドキドキする…。私は返事が来る事を祈っていた。

~♪
着信音が鳴る。

ヒロさんからだ!

どうしよう…まさか電話とは…。

さっきまでバーで話していたのに、心の準備が必要だった。

だけどシカトは失礼だ。

私はドキドキしながら電話にでた。

No.200

『もしもし?えりちゃん?』
ヒロさんの声。

『もしもし。えりです。』

『メール本当にくれるなんて思わなかった!ありがとう。』

『ヒロさんがメールしてって言ったじゃないですか(笑)まさか私も電話がくるなんて思いませんでした。』

『いやぁ!丁度店閉めて出たトコだったから
さぁ!マジで飯食いに行こうね。』

『はい!絶対ですよ(笑)』

(笑)を入れたけど…私はマジで行きたかった。

明日にでも行きたいと思った。

私とヒロさんはいつ行くかは話さずに電話を切った。

未定の約束になってしまった。


行きたいのに…私はヒロさんと行きたい!

ヒロさんが好き!

当たって砕けろで攻めるしかないな…。

私はその晩、眠れなかった。

No.201

翌朝。
日曜日は忙しい(;´д`)↓

だけど、頭の中はヒロさんの事でいっぱいだった。

少しの休憩時間に携帯をチェックするとメールがきていた!

ヒロさんからだ!

【えりちゃん、昨日はありがとう!またメールしてね(^-^)】

昨日で終わりじゃなかったんだ★

私は嬉しかった。

今日メールが来たってことは、少しはヒロさんも私を気に入ってくれてるって事だよね!!


仕事に追われながらも、私はルンルン気分♪
浮かれてた。


もぅ私の中で攻めモード全開になってしまった。

No.202

その日から毎日、私とヒロさんはメールした。

電話もたまにした♪


攻めモードの私は、「ご飯食べに行きたい」って何度も伝えた。

………が、私の仕事がなかなか忙しい時期で早く帰れない↓

ヒロさんも社会人のソフトボールをしているのもあって、なかなか時間が合わない↓


メールを始めてから10日以上が過ぎた頃、私の我慢の限界がきてしまった。

No.203

我慢の限界。

いつも会えないのは仕事の残業が長引き過ぎるからだ。

仕事さえ早く切り上げれば、会える。

その為には…職場の先輩や同僚の協力を得なければならない。

うちの会社は私以外の社員はみんな男だった。
だからと言って、あまり女扱いされていないのは少しイラつくが、仕事はしやすかった。

変に言葉を選んだりとか、気を使わなくていい。

私は会社の先輩達に、今、いい感じの人がいることを公表した。

「えっ!どんなヤツだよ!」

からかい始める先輩達を遮るように話を進める。

「ですから。私は今、大事な時期なんですよ。今夜会わなきゃ、人生のビックチャンスを逃しちゃうんです!!今日だけは早く帰らせて下さい!!」

そう言って、私はヒロさんに今夜会う約束をした。

ヒロさんのソフトの練習が終わった後に会う事になった。

この日の残業は先輩達のお蔭で、私だけ先に帰らせてくれた。

なんだかんだで、優しい人達と仕事できてるんだなと感じる。

No.204

会ったのはヒロさんのソフトが終わった夜10時だった。

久しぶりのヒロさんに緊張する。

お腹のペコペコだった私達は、さんざん店を選んだ挙げ句、いつも行かないような店に入った。

ヒロさんと向き合って座る。

夢みたい…!

プライベートのヒロさん…。
バーではみんなのヒロさんだけど、今夜は私が独り占め\(^o^)/

緊張する…。私とヒロさんは、お互いに口下手だと言いつつ会話は途絶えなかった(笑)

「緊張するねー。」
とか
「久しぶりに女の子とデートした。」
とか
ヒロさん言ってたけど…私は嘘だと思いながら笑っていた。

この後…帰りたくなるくらいの出来事が起こるなんて知りもしない私は…ただ笑って話していた。

No.205

そして…その時はきた。

私達のテーブルに頼んだ料理が運ばれる。

お腹ペコペコだったけど、私は上品にゆっくり食べた。

可愛く…出来るだけ、オシャレに見られたい!!

これって、女の子なら誰だって自分を好きになって欲しいと思う相手には抱く思い。

私は大好きな唐揚げに手をつけた。

唐揚げはオシャレに食べるには少し難関。

細心の注意をはらう。

パクり。

ん…んっ?!

か…かたい。

だけど…一度口に入れたのは出せない。

チクショー!かたいー!!!


カキーン!



ヒロさんの皿に…私の唐揚げの衣が飛んだ。

あまりの恥ずかしさに…言葉が出ない。

笑えない。

友達となら笑い話。


でも今は友達と食べてるんじゃない。


私はヒロさんと食べてる。


好きになって欲しい。可愛くみられたい。オシャレに見られたい。


その人の皿に私の口元から唐揚げが飛んだ。



笑えない。帰りたい。

No.206

無言の私。

「唐揚げ飛んだね(笑)」

ヒロさんが笑ってくれた。

「固かった…ごめんなさい。」

やっと謝れた。

「えりちゃん面白いね。大人しいコかと思ってたけど、楽しいよ。」

ヒロさんの言葉がうれしかった。

帰りたくなくなった。

今夜はヒロさんに何されてもいい。

私はヒロさんとどうにかなりたかった。

食事が終わると、ヒロさんの車に乗る。

「えりちゃんも明日仕事だっけ?どうする?
帰った方がいいよね。」

「帰りたくない。」

私は凄く帰りたくなくて、即座に返した。

夜中の12時を過ぎていた。

だって私はヒロさんと一緒にいたい。

何されてもいい。

てか、どうにかされたい。

「帰らなくて大丈夫?明日も仕事でしょ?」

「うん。いつも夜中まで起きてるから。…あ!ヒロさんも仕事だよね(汗)大丈夫?」

「俺は大丈夫だよ。まだ話したいし(笑)えりちゃんがそんな事言うなんて意外だな。」

「どうして?」

「いやぁ…。帰りたくないなんて、言うとは思わなかった。」

そうだよ。帰りたくないって言ってるんだから。私の気持ち分かりますよね。今夜はどうにかして下さい!

なんて言えない。

「とりあえずドライブしよっか。」

ヒロさんが車を走らせた。

No.207

私にとって、男の人の車でドライブするのは久しぶりだった。

ドキドキするし…ワクワクした♪

とりあえず私達は夜の公園に車を止めた。

寒いので車の中で話した。

今までの恋愛の話しや、バーのお客さんの話し、家族、兄弟の話し、沢山話した。

お互いをどう思っているか気になる。

私は我慢しきれずに聞いた。

「ヒロさんは私の事…恋愛対象になります?」

「なるに決まってるじゃん。ならなきゃ一緒に飯食いに行こうなんて誘わないよ。」

「私、ヒロさんとまたこうやって会いたいです!いいですか?」

「当たり前じゃん(笑)正直、俺、えりちゃんの事イイコだなぁって思ってるよ。」


「本当に?!」

「うん。まだお互い知り合ったばっかだし、これからも遊んだりしようよ。」

嬉しかった。


だけど何か物足りない。

どん欲な私…今夜はヒロさんとどうにかなりたいのだ。

早く深い仲になりたいのに…普通ならこんな夜中に暗い車内で二人っきりなら、キスくらいはするでしょ!

しかし…ヒロさんは指一本触れてこない。

私は話しながらも、わざとヒロさんの肩をタッチしたりアピールするが…腕を組んだまま体制を崩さない。

攻めモードの私も、さすがに初めてのデートで付き合ってもいないのにキスしてなんて自分から言えない。

夜中の3時になってしまった。


「えりちゃん。もう帰らなきゃね。



「え↓まだ帰りたくない。」

「ダメだよ。明日仕事だから。えりちゃんが寝不足で朝事故でもしたら大変だし。」



「分かった。まだ一緒にいたかったな。」

「そんな事言われたら、俺、勘違いしちゃうよ(笑)」

「本当にまだ帰りたくないんだもん(笑)」

そう言いながら、私のマンションの近くに着いてしまった。

No.208

あえて私は自分のマンションを教えずに近くのコンビニに降ろしてもらった。

いくら好きな人でも、知り合ったばかりの男の人には部屋を教えない事にしてる。

本当はこのまま一緒に部屋へ誘いたかったけど、この自分で勝手に作ったルールだけは守りたかった。

「本当にここでいいの?心配だからマンションまで送るよ?」

「いいよ。私、コンビニに用事あるから★」

「本当に大丈夫?」

「うん。ありがとう。」

「じゃあ帰ったら、必ず連絡してね。」

「うん。今日はありがとう。」

私は車を降りて、ヒロさんを見送った。

もぅ何もかもがカッコイイ。
一緒にいて理想の彼氏だった。

何もなかったのは残念だったけど…。

こんな時間まで一緒にいて何もされなかったのは初めてだった。

私に魅力がないから…?

どうしてキスすらしてくれなかったんだろう…やっぱり私の事はただの妹みたいに感じちゃったのかなぁ。

なんだか…自分に自信がなくなった。

元々、自信あるわけじゃないけど…ヒロさんには私を女として見れなかったのかな。


相手にされなかったんだ…。

何だか泣きたくなる。

No.209

部屋に着いた。

とりあえずヒロさんにメールする。

【帰り着いたよ♪今日はありがとうございました。】

すると、ヒロさんからすぐにメールが返ってきた。

【こちらこそありがとう。楽しかったよ。】

私は胸が苦しくなってくる。
ヒロさんに本気になっていくのが分かる。
今なら…今のうちなら、フラれても傷は浅くて済む。

私は恋愛が下手だ…。

好きになったら、すぐに当たって砕けろになってしまう。

すぐに答えを欲しがる。

すぐに答えの出ない恋愛はいらないって思ってしまう。

今思えば…すぐに答えの出ない恋愛でも、本当に好きなら、答えがでるまで待つのもいいのかもしれない。

だけど私には待つ恋愛って…今も無理だろうな。

No.210

私は自分の気持ちを伝える事にした。

【私も今日は凄く楽しかったです!ヒロさんの事、本当に好きになっちゃったかも。】

【いきなり?!(笑)俺そんなにイイ男じゃないよ(笑)明日も仕事だから寝なさい。】

ズキッ…。
好きって気持ちをスルーされた。

涙が出てくる。

【はーい。遅くまでごめんなさい。おやすみなさい♪】

泣きながらメールした。

私は今夜で、こんなにヒロさんを好きになった。

だけど、ヒロさんは違ったみたい。

もう連絡こないかも…。

私…立派に傷ついてる。

一晩デートしたくらいで告るんじゃなかった。


ヒロさん引いちゃったかも。


声を出して泣いてしまった。

No.211

~♪

着信で起こされる。

泣きながら寝てしまったみたいだ。

朝になっていた。

慌てて電話に出る。

「もしもし?」

「えりちゃん。おはよう。」

ヒロさんだった。

「ヒロさん?おはようございます。」

「今起きたね(笑)昨日遅かったから、寝坊してないように電話した。」

「ありがとう。危ないとこだった(笑)」

「あはは(笑)今日も仕事頑張ってね。」

「うん!ヒロさんも頑張ってね。」

電話を切る。

胸が熱くなる。

ヒロさんからの電話。

この人はどこまで私の心をわし掴みにするんだろう。

フラれたと思ってたけど…まだ脈アリ??

え…?昨日、フラれたから私…声出して泣いたんだよね。

あれってフラれてはなかったのかな。

良かった…。でも…。この先どうなるの?

また、しっかり告った方がいいのかなぁ…。


あやふやな関係が苦手な私……。


分からなくなる。

これは…相談だな…。

一人で考えても分からない時は誰かに相談するのが一番だ。

相談しながら自分の頭を整理する。


相談相手はあの人しかいない!!

No.212

仕事を終えると真っ先にサキへメールした。

サキはすぐにウチへ来てくれた。

「ヒロさんとデートしたんだねー!どうだった?!」

サキは興味津々に聞いてくる(笑)

私は全てを話した。

「ねぇ…どう思う?私、脈アリって思っていいと思う?」

そう私が最後に質問するとサキはキョトンとした顔になった。

「え?どう思っても私には付き合う前の話しにしか聞こえなかったけど。」

「そうかなぁ?私的に、今まで恥ずかしい話しだけど…すぐ深い仲になって、即付き合うみたいなのが多かったから…ヒロさんにからかわれてるょうな気がして…。」

「私もそこまでヒロさんを知ってるわけじゃないけど、少なくとも、からかって遊ぶような人じゃないよ。」

サキの言葉に私は不安が消えた気がした。

「じゃあ…私、また頑張ってみる。すごい好きなんだよね。久しぶりに自分から好きになったから…」

「いーなー。恋愛してるー!」

サキはそう言って笑った。

このサキと話してた時が一番ドキドキして楽しい時だったのかもしれない。

No.213

サキと恋愛について散々話した後、私の気持ちはヒロさんの事でいっぱいになって盛り上がっていた。

サキが帰るとヒロさんから電話がきた。

「もしもし?サキちゃん帰ったの?」

私はメールでサキが来ていた事をヒロさんに伝えていた。

「うん。明日も仕事だしね。ヒロさんとデートした事も話したよ(笑)」

「マジ?恥ずかしいなぁ。だけど、また会いたいね。」

ヒロさんの言葉に私のスイッチが入った。

「ヒロさん。今から会いたい。」

「え?もう夜遅いよ(笑)明日も仕事でしょ?」


「会いたいな…。」


「あはは(笑)本気で言ってるの?もう本当に遅いから、今度にしようよ。」


あ…会わない雰囲気だ。

私は何故か腹が立ってきた。

No.214

私は意を決した。

「ヒロさん。私、本当にヒロさんの事好きになると思います。」

もう好きだけど。

「付き合う気がないなら、もう会いたくないです。」

「えっ…付き合う気はあるよ。まだお互いを知ってからって思ってるから。」

「私は、もうヒロさんが好きです。今、ヒロさんに遊ばれてるょうな気がして不安で仕方ないの。お願いだから、脈ないなら、もう会いたくない!」

「分かったよ!今から来るから!大丈夫?」

「本当に?大丈夫だよ!」

よっしゃ。ヒロさんが私の部屋に来る!

もぅ嬉しくて仕方なかった★

No.215

しばらくするとヒロさんが来た。

ドキドキする。部屋見られるのも恥ずかしい。

もうちょっと部屋綺麗にしとけば良かった(泣)


ヒロさんも何故か緊張していた。

「えりちゃんの部屋女の子だねー。」

「そう?散らかってるけどごめんね。」

「いやいや。こんな遅くに来ちゃって大丈夫なの?」

もう夜中の12時を過ぎていた。

「だって…私がお願いしたから。」

「何だか照れるね。」

私とヒロさんは笑った。

色々話す。

私はわざとアクビした。

早く横になって、次のステップにいきたかった。

No.216

この時は寒い季節で、こたつを出していた。

「えりちゃん眠たい?」

「うん。少し。だけど帰って欲しくない。」

「あはは(笑)でも、俺仕事朝が早いよ。」

「私は大丈夫だけど、ヒロさん大丈夫?」

「俺は大丈夫だよ。早いの慣れてるから。」

さて…泊まる事が決まった。

いい感じだ。

このままキスしてこないかな~♪

でも…そんなムードでもない。

とりあえず、寝る場所を決めるか。

そうこう考えていると、ヒロさんがこたつに横になった。

「俺、こたつに寝るから、気にしないで♪」

え…?

別々に寝る?

私のレパートリーにそれはなかった。

あり得ない。

同じ部屋で別々に寝るなんて経験…私には御座いません。

だけど自分から誘えない。

いくら肉食女だとしても…23才にして、付き合う前の男をベッドへ誘えなかった。

まだ…清楚な女の子を演じたい。

No.217

苦渋の末、私がとった行動。

私も離れて、こたつに寝た。

体が触れないように、ヒロさんの反対側。

「えりちゃん?ベッドで寝ないとダメだよ。風邪ひくよ。」

「いいの。私だけベッドに寝たら、ヒロさんに申し訳なくて…気になって眠れないから」

「マジで?気使わなくていいのに。」

そう言ってヒロさんは寝た。

私も電気を消して横になった。

シーンとする。

私の胸が熱くなる。

次のステップに行きたくてたまらないのに、行けないもどかしさでイッパイだった。

数分たった。

「えりちゃん。起きてる?」

ヒロさんが話しかけてきた!

No.218

「うん。」

私の心臓と期待はMAX!!

「二人して、こたつに寝るっておかしくね?」


「うん…。」


「えりちゃんが良ければ一緒にベッドで寝ようか?」

「うん。」


よっしゃー!!

私は嬉しくてたまらなかったが、冷静なフリしながらベッドに移動した。

ヒロさんもベッドに横になる。

シングルベッドなので、少し体が触れる!!

私はわざと離れた。


本当は今すぐ抱きつきたい。

しかし…ヒロさんは何もしてこない。

もどかしくておかしくなりそう。

No.219

なんだか泣きそうになってくる。

その時、ヒロさんが私を引き寄せた。

私もヒロさんに腕をまわした。

優しくキスされる。

もう限界。

覚えてないけど、次は私からキスしたらしい。


ヒロさんに触れられる度に、私は反応してしまう。

「えりちゃん…すげー濡れてる。こんなにエッチなんだ…」


憧れの人に触られるのって、こんなに気持ちいいんだ…。凄く感じてしまう。


私は喘ぎ声しか出せなかった。


次は私がヒロさんに気持ちよくなってもらいたい。

フェラしようとすると、ヒロさんが驚く。

「えりちゃん…してくれるの?」

「うん。」

ヒロさんも感じてくれた。

こんなに心も体も気持ちいいエッチは初めてだ。

久しぶりだったのに何度もイッてしまった。

No.220

いつの間にか眠ってしまった私達は、裸のまま朝を迎えた。

ヒロさんが帰る支度をする。

「ごめんね。起こした?」

支度に気づいた私にヒロさんが優しく声をかける。

「大丈夫だよ。気をつけて仕事行ってきてね。」

ヒロさんは部屋を後にした。

すぐに電話がくる。

「えりちゃん?二度寝して遅刻しないようにね。」

「うん。ヒロさん…私たち付き合ってるの?」

「いいの?」

「うん。付き合いたい。」

「良かった。好きだよ。」

「私も好き。気をつけてね!ありがとう。」

こうして私たちは付き合った。


幸せすぎる。

嬉しくて一人でにやける。

この時…これから色々な大きな出来事が待ち構えているなんて私には知る由もない。

No.221

その日から、ヒロさんは毎日来てくれるようになった。

私の仕事が忙しくて、休みが無いはもちろん、帰りも毎晩遅いので、私が毎日来るようにお願いした。

遠距離恋愛が多かった私が、毎日会いたいと思うのは初めてだった。

いや…今までは、遠距離だから我慢してただけだったのかも。

帰りが遅い私に、ヒロさんはお風呂を用意してくれたり、部屋の掃除までしてくれてる時もあった。

帰ったら、ヒロさんがいて、お風呂も用意できている★
仕事は忙しくて最悪だけど、夢のような生活だった。

そんな毎日が続き、私たちは同棲する事にした。

ただ私の部屋にヒロさんの荷物を持ってきただけの同棲。

あまりの早い同棲にまわりの友達もビックリしていたけど、仕事ですれ違いの多い私たちには同棲するのが一番だった。

初めての同棲の私。

今までは、部屋では一人になりたいって思ってたけど、ヒロさんとはずっと一緒でも平気だった。

ヒロさんは何度も同棲経験アリらしかった。

金曜と土曜の夜はバーにバイトへ行くヒロさん。

早ければ、夜中か2時に帰ってくる…。

その2日間の夜は寂しかった。

No.222

寂しい時は、バイト中のヒロさんにメールしたり電話もした。

そんな私をヒロさんは怒らずに、いつも返事を返してくれたし、ヒロさんの方からも連絡してくれた。

私はヒロさんの事を「ひーくん」と呼ぶようになった。
みんなが「ヒロさん」凄く仲のいい人でも「ヒロちゃん」と呼ぶ中、私だけひーくんと呼ぶのは、彼女の特権みたいで嬉しかった。

付き合ってからも、サキと一緒にヒロさんのバーへ飲みに行ったりした。

もちろん、他のお客さんには彼女って事は秘密だった。

ただ、彼女いても差し支えない常連さんには、ヒロさんは私を彼女だと紹介してくれた。

嬉しかった。


ヒロさんに大切にされている感じがした。

No.223

しかし、やっぱりバーの仕事をしていれば、女の子とエッチな話をしたり、仲良く〇〇ゲームとか…意味の分からないタッチの多い遊びをしたりする事も多かった。

そんな時は、私は一切、見ないし、嫌な顔もしない。

普通の客を装う。

ここで怒ってしまえば営業妨害だし、バーの店員を好きになってしまったからには、仕方ないと思っていた。さすがに、酔ったのか…酔ったマネなのか分からない女の客が、ゲームのバツゲームは、お互いキスとか言った時は、見ちゃったけど(--;)

その時は、逆にヒロさんが私を一切見ずに、
「そんなキスとかバッにならないでしょー。一気飲みにしようよ。」

って言った。

その夜、ヒロさんが、バーのバイトは辞めると言った。

私に辛い思いをさせたくないし、結婚を考えた時に、一つの仕事を仕事をしっかり頑張りたい。

という理由から。

確かに…バーはあまり儲かってる感じでもないし、収入も不安定。

結婚するなら、収入の安定した会社に勤めるべきだと私も思った。

それよりも、ヒロさんが、結婚を考えてくれてる事が嬉しかった。


私の中で、ヒロさんの存在がどんどん大きくなっていく。

ヒロさんを信じた。信用しきっていた。

絶対に、裏切らないって…勝手に思っていた。


信じてれば、それだけ裏切られた時の衝撃は大きい。


何もかも、私がバカで浅はかだった。

No.224

この日、ヒロさんは夜中の3時になってもバイトから帰って来なかった。

電話も出ない。

ヒロさんは酔うと、電話に気づかない人だ。

多分、呑みすぎて、またバーで寝ちゃってるのかも…。

私は、仕事だったので、寝る事にした。

そして朝の6時半。

酒臭いヒロさんが帰って来た。

私は起きたけど、寝たフリをした。

ヒロさんは何も言わずに私の横に入って寝だした(-_-)

一体…こんな時間まで何してたんだろう。

そう思った瞬間!

~♪~♪~♪

ヒロさんの携帯が何度も鳴る。

そしてメールの着信音。

電話とメールが交互に鳴る。

うるさい…。私のイライラは最高潮に達した。

No.225

「ちょっと!ひーくん。携帯鳴ってる!うるさいよ!!」

ヒロさんを叩いて起こすが、全く起きない。

もう、着信音が鳴らなくなった。

イライラMAXの私は、ヒロさんの携帯を見る事にした。

人の携帯を見るのは初めてでドキドキしたが、今は見る事が正しい気がした。見るべきだと思った。

すると…ビンゴー。

着信は女の名前。

「かなこ」ばかりが並んでいた。

誰やねん…。かなこって聞いた事ない女。

イライラじゃなく、怒りに変わっていく。

携帯を持つ手が震える。怖いんじゃない。怒りで震えるのだ。

メールも見なければならない状況だと判断。

見る。

見た途端…唖然とした。

ハートだらけのメール。

【ひーくん(ハート)大好きだよ!】

一番ショックなのは、この女もメールで「ひーくん」と呼んでる。

ひーくん。って…私だけの呼び方だった。

大好きだよ!って…普通の知り合いなんかに言わない。

私はキレた。

初めて、彼氏という人に対してキレた。

「おいこら!!起きろ!」

ヒロさんの顔を叩く。

「う~ん。なに?」

寝ぼけたヒロさん。

「なに?じゃねーよ!かなこからの着信がうるせー!!浮気してるでしょ!」

「うん」

また寝るヒロさん。

うん?認めた?

「浮気してたの?」

「うん。うん。」

怒りというより殺意が芽生える。

「おい!起きろやぁ!くそったれぃ!!」

寝ているヒロさんを殴った。

「え?え?なに?」

マジで寝ぼけてるボケ男。

「なにじゃねーよ。浮気してただろ!」

「は?してないよ?」

「じゃあ!さっきから、着信音ガンガン鳴らすかなこって誰よ!!」

「は?かなこ?あぁ。こいつしつこいんだよね。」

「はぁ?メールも見たから!ひーくんって呼んでるし、大好きって言ってるじゃん!」

「なに?俺浮気してねーし、勝手に言ってるだけだよ。他のメールみればわかるから。俺、一切、その女に好きとか言った事ねーし。彼女いるって言ったよ。」

「じゃあ。メール見させてもらうわ。」

「うん。俺、この女から逃げてたから、疲れた。寝る。」

ヒロさんは寝た。

私はかなこって女のメールを順番に見ていく。


そして、ヒロさんの返信をみる。

そこには…私は見た事ない…しつこくて…めげない…どこか恐怖すら感じさせる女がいた。

No.226

かなこのメールは全てが一方的だった。
【ひーくん。彼女ができたって…ひどい。】

【どうして電話に出てくれないの?】

【私はこんなに思ってるのに…どうして分かってくれないの?】

【ずっと待ってるからね】

後は忘れたけど、色々ラブメールがきていた。

一方のヒロさんの返信は

【俺、彼女いるから。もう二度と店にも来なくていいよ。】

【しつこい。電話もしてくるな。】

ヒロさんにしては、かなり冷たいメール。

それでも【大好き】とメールする女。

かなりのMなのだろうか?

読んでいて、何となく浮気はしてないなと感じた。

よく事情を聞いてみると、かなこは大人しい性格で、ヒロさんの先輩の友達らしい。

かなこはヒロさんをずっと好きらしく、先輩からも
「こんなに積極的にかなこが好きになるのは珍しいから、付き合ってよ。」
と、頼まれていたらしい。

まぁ…全て、ヒロさんからの説明なので、本当かどうかは知らないけど。

とにかく、ヒロさんは興味なさそうだったので安心した。

逆にあんなにキレてしまった私に引いてないヒロさんにビックリというか…ホッとした。

普通なら、振られてもおかしくないくらい…言葉遣い悪かった。殴ったし。

ヒロさんが打たれ強い人で良かった。

No.227

あの出来事から、私はヒロさんに女の名前で電話がこようが、メールがこようが、気にしなくなった。

免疫力がついたのだろうか…。

嫌いになった訳でもないし、前と何も変わらない。

ただ、例え女と遊んだとしても、私のとこに帰って来たら、それでいい。
って考えになってた気がする。

バーで働いてる以上は仕方ないと思う。

それに、もうすぐヒロさんはバーを辞める事になっている。

友達のオーナーにそう話した。

これから昼の仕事に集中して、二人で結婚に向けて頑張ろうと話したりした。

色々あるけど、私はヒロさんが本当に大好きだった。

少しくらい辛い事があっても、ずっと一緒にいたいと思った。

そんな時、嫌な知らせ。

ヒロさんのお婆ちゃんが、危篤。

ガンだった。

回復に向かってるので、近くの病院に転院したと聞いて、今度、私を紹介するとヒロさんは喜んでいた。

結婚気分だった私たちも、一変。

婆ちゃんが転院したのは、回復したからじゃない。

もう、どうする事もできなくなったから。

ヒロさんの両親が、婆ちゃんっ子だったヒロさんに回復したと嘘をついていた。

幸い、この日、婆ちゃんは頑張って乗りきってくれた。

ヒロさんは凄く怒って泣いていた。

「えりちゃん。早く婆ちゃんに逢いに行こう。また危篤ってなったら、二度とえりちゃんを婆ちゃんに紹介できないかも。」


今度の休みに二人で病院へ行く事にした。

これから私の人生は180度変わる。

まだこの時、私は自分にどんな事が待ち受けているかなんて、知るよしもない。

No.228

そしてお見舞いの日。

私は緊張していた。

彼氏の家族にちゃんと会うのは初めての経験だった。

「もしかしたら日曜日だし、父ちゃんがいるかも。」

ヒロさんがサラっと言う。

「えっ!だ…よね。日曜日だしね…いたら緊張する(泣)」

「大丈夫だよ(笑)父ちゃん全然、気難しくないから。」

ヒロさんは笑うけど、私はそれどころじゃなかった。

そうこう緊張してる内に病室へ着いた。

扉が開きっぱなしになっていた。

静かに病室へ入る。

ベッドへ横になる婆ちゃんを覗くヒロさん。

「眠ってる。」

「そっか。」

「父ちゃんも来てないみたい。」

「うん。緊張するから良かったかも。」

「別に、緊張する必要ないのに(笑)」

一時、私たちは寝ている婆ちゃんを見ていた。

その時!

ヒロさんソックリな人が入ってきた。

「おぉ。来てたんだ。婆ちゃんの見舞いに来た。あと、えり。」

いきなり紹介されて、戸惑いながら挨拶する私。

「こんにちは。初めまして。えりです。」

「アハハ。初めまして。ヒロの弟です。」

…どう見てもお父さんだった。

「また…何言ってんだよ。」苦笑
ヒロさんがツっコむ。

「わざわざ彼女も来てくれてありがとうねぇ。婆ちゃんもあれから少し落ち着いてるよ。」

「そっか。良かった。」
ヒロさんが婆ちゃんを見つめながら言った。

「今日はな。ケン達も全員で帰ってくるんだ。」

「あぁ。この前言ってたね。今日だったんだ。何年ぶり?10年くらい?」

「うん。だよな。今回は全員一緒に帰ってくるから、大人だけで嫁とか旦那いるし6人だろ…子どもが合わせて7人って言ってたな。」

どんだけ帰ってくるねん…。
ひそかに心でツッコむ私。

ヒロさんから聞けば、ヒロさんのいとこが、兄弟全員で家族連れて帰ってくるらしい。

「今夜は、バーベキューでもしなきゃなあ。…お前たちも一緒に夜ウチにおいで。」

え?
お前たち?私も?

「うん。いいけど。」
ヒロさんが私を見ながら濁った返事をする。

「ん?二人でどっか出かけるのか?」

「いや。そうじゃないけど…えりちゃん大丈夫?」
いきなり私にふるヒロさん。

「えっ?はい!大丈夫です!」
あわてて敬語になる私(泣)

「アハハ。じゃあ夜に、来なさい♪」
笑顔のお父さん。

私は彼氏の実家なんて初めての経験。しかも…久々の親戚まで帰ってくる日に…そんな日に?しかも…お母さんもいるよね?えぇ?!??

頭がパニックの私。


気づいたら、ヒロさんが運転する車に乗っていた。

初めて実家行くのも大事なのに…久々に帰ってくる親戚までいる。何より緊張するのはお母さんに会う事。

私は夜になるのが億劫で仕方なかった。

しかし…嫌でも夜はやってくるのだ。

No.229

そしてヒロさんの実家に到着。

もうバーベキューは始まっていた。

沢山の人が座っている(>_<)

「こっちこっちぃー!!」
イトコらしいお姉さんが手招きする。

「おぉ!ヨウコ!久々やなぁ!!」
ヒロさんが懐かしい感じでテンションが上がる。

「えぇ!ヒロちゃんの彼女?!」

「あっどうも。初めまして。」
私はペコペコする。

そして、小柄で痩せた女の人の横に座らされた。

「あ。えりちゃん。隣は俺の母ちゃん。」
ヒロさんが紹介する。

「えぇ!?はっ初めまして!えりです。」

「どうも。ヒロの妹です。」

お父さんと同じ事言ってる(笑)

しかしビックリした。

想像と正反対。

ヒロさんは男4人兄弟。ヒロさんは、少しマッチョで、ガッチリした体つき。

きっとお母さんは大柄で肝っ玉母ちゃんだろうと思っていた。

実際のお母さんは、痩せて、160㎝の私より遥かに小さい。

ビックリしてしまった。

親戚のお姉さん達も私を凄くよくしてくれた。

お母さんは控えめな大人しい人だった。

というより、久々に帰ってきたイトコ達に圧倒されてる感じだった(笑)

ちょっと疲れたけど、なんとかクリアしたような感じだった。

「また、いつでも遊びにおいで。」
お母さんが言ってくれた。

嬉しかった。

この時には、既に私の体には変化が始まっていた。

何も知らない私とヒロさんはのん気に話ながら帰った。

これから、私にとって大変な出来事、沢山の試練が待っていた。

No.230

あれから私は何度か実家に招かれた。

ヒロさんの叔父さんや叔母さんにも紹介され、ほぼ近い親戚には挨拶した。

嫁になった気分だった(笑)

婆ちゃんの様態も安定していて、帰ってきていた親戚達も徐々に帰って行った。

そんな時、久々に中学時代から友達のキヨカとトモコから、一緒に飲みに行こうと誘われた。

彼氏が厳しいキヨカが飲みに出かけるのは本当に久しぶりだった。

「久しぶりに飲むから大丈夫かなぁ!?」
キヨカが嬉しそうにお酒を注文する。

もちろん、飲み放題。

色々話すけど、やっぱり行き着くのは、彼氏やH事情(笑)

キヨカも、トモコも、彼氏と付き合って、2年が過ぎていた。

私たちもこの時24才。結婚しても早くは
ない年齢だった。

「キヨカは結婚しないの?」
私が突拍子に聞く。

「したいんだけど、親が反対してるから、出来婚しかないかも。」
キヨカが、ため息まじりに答える。

「マジかよ!順番守ろうよー。」
ギャル系トモコが言うと説得力ない(笑)

「そう言うトモコは?」

「ないない。まだ私、彼氏と遊びたいもーん♪」

私の質問にソッコー答えるトモコ。

…デキ婚かぁ。

「そう言えば、私、生理遅れてるんだった。」

私は自分が生理が来ていない事に気づいた。

「ぷっ(笑)デキたんじゃないの?」
トモコが言う。

「大丈夫。もう腰が痛いし、胸も張ってきてるから。」

私は生理前よくそうなる。

「だけど、分からないよ。妊娠した時も、生理前と似たような感じになるみたいだから。」

産婦人科で勤めるキヨカが言う。

「そうなの?じゃあマジ生理こなかったら、調べなきゃ。」

私はペシェウーロンを一気飲みした。

ひーくんにも言わなきゃな。

実はこの時、私とヒロさんの同棲を知った私の両親が、一度、挨拶に来なさいと言っていた。

こんな時に妊娠なんてしてたら…大変だ。

挨拶どころの話じゃなくなる。

まぁでも、このまま待てば生理はくるだろう。

もう10年以上、毎月きてるんだから(-_-)

問題は、両親への挨拶だな。

初めて彼氏を親に紹介する。

今まで挨拶に来なさいなんて言われた事なかったのに。

こりゃ…ヒロさんの親戚にもほぼ会ったし、結婚の流れか(゜ロ゜)?

何だか、誰かにから繰られてるかの様な感じだった。

No.232

>> 231 ☆七海さん☆

レスありがとうございます!

恥ずかしながら、実話なので、面白くない話しになったりもしますが(-_-;)

一人の女の恋愛事情として、笑って読んで頂ければ幸いです(泣)

最後までお付きあい下さい(*^^*)

ありがとうございました!!

No.233

実家に挨拶へ行く日程も決まった。

父には、「一応、結婚前提で付き合ってますって事で挨拶くるから。」と伝えた。

しかし、母は何かしらを感じているのか…デキ婚でもいいとか、孫が早く見たいとか、電話する度に言ってくる。(-_-;)

「お母さん、まだひーくんの婆ちゃんも大変だし、結婚するのは来年だと思うよ?」
私はいつもそう言っていた。

確かに、私もヒロさんの赤ちゃんが欲しい。

ヒロさんも私との子供を望んでいたし、夢を語る感じで、妄想したりしていた。


きっと、ほとんどの恋人達は自分たちの将来を語ると思う。
そこには、子供の話しも出るだろうし、想像して、まだ見ぬ未来に幸せを感じる。

だけど、もし、それがいきなり現実になったら…夢のように結婚や子供の話をしていた恋人達はみんなどんな心境になるんだろう。

もちろん、喜んで、即、結婚?

実際、道徳には反するのかもしれないけど…違う道を選ぶ?

No.234

待てど暮らせど私に生理がこない。

挨拶の日程も近づいている。

少しずつ私は覚悟を決めていた。

「ひーくん。やっぱり生理こない。検査薬買ったんだけど、調べようかな。」

たまたま二人で休日だった為、私たちは部屋でまったりしていた。

「うん。もし出来てたら、今度の挨拶で伝えなきゃいけないし。」
ヒロさんは、出来てると思っているらしかった。

私は何度か検査した事はある。

ササッと検査薬にオシッコをかけて、しばし待つ。

だいたい1分も経たないうちに結果は出る。

2つ並んだ小窓。右側にだけ線が出て、陰性って事で、検査終了!

だったよね(-.-)?

…あれ?

オシッコをかけた途端に、サーっと素早く、両方の小窓に線が出た。

陰性って2本線だったっけ?


私は何度も説明を見る。

私の記憶は正しかった。

これは明らかに陽性だった…。

この私が妊娠?

私が…妊娠?

No.235

頭の中はポカーンとしていた。

「ひーくん。出来てた。」

「マジ!?」
ヒロさんが私に駆け寄り、抱きしめる。

「えりちゃん。結婚する!?結婚だ!!」
ヒロさんは喜んでくれた。

「う…うん…。」
私は上の空で返事をした。

「え?なに?その返事。」
ヒロさんが不安そうに聞いてくる。

「ひーくん。私、妊娠するの初めてだし…結婚も…まさか私が結婚するなんて…信じられない。混乱してる。」

「産みたくないの?」

「とりあえず、産婦人科行かなきゃ。産むよ。ただ、今はビックリしてる。」

覚悟してたはずなのに…混乱した。

まだ信じられなかった。

私はもう一度検査した。

間違いなかった。

だけど、嬉しい気持ちが確かにある。

そして、私たちは、あの時に出来た子供だと分かった。

あの時…。

ヒロさんと私は子供が欲しいと話して、そのままエッチをした。

ヒロさんの全てが欲しかった。

全てを受け入れたくて、なんだか、いつもより濃厚なエッチだった。

避妊は一切しなかった。

そしてエッチが終わると、私は嬉しくて泣いた。

自分でも分からなかったけど、何故か、
ヒロさんに「ありがとう。」って言って、涙が止まらなかった。

きっと、あの時、赤ちゃんが出来たんだ。

後日、病院で妊娠を確認した。

エコー写真に丸い小さな粒が写っている。

私の可愛い赤ちゃんの卵だ(*^^*)

先生が質問する。

「妊娠してますね。結婚はしてますか?」

「いいえ。」

「結婚の予定はあるのかな?」

「はい。その予定です。」

「じゃあ、出産はしますか?」

「はい。産みます。」

何が何でも、産みたい!
私が望んだ赤ちゃん。私にも赤ちゃんがお腹にきてくれたのだ。

幸せだった。

私はそのまま、ヒロさんの仕事の現場へ行き、昼休みを待ってエコー写真を見せた。

「ちっちゃ!なにこれ??」
ヒロさんは期待はずれみたいな顔だった。

どうして?私はこの粒チャンが可愛いくて嬉しいのに( ̄^ ̄)

やはり、男と女じゃ感じ方が違うのかなぁ?

とりあえず、ヒロさんも妊娠を喜んだ。

ただ…、この時、ヒロさんは、自分に子供が出来たのだと実感した様子だった。

二人とも、子供が出来た事を実感し、先を考え始めた。

これから、私とヒロさんの壮絶な日々が始まる。


私はこの時期を本当は思い出したくないし、今思い出しても、辛い。

No.236

母に電話した。

「もしもし。お母さん?あのね。言わなきゃいけない事がある。」

「なに?どうしたの?」

「あのね…。妊娠した。」

「やっぱりね。同棲したって聞いてから、そうなると思ってた。身体、大事にしなさいよ。」

意外な言葉だった。

妊娠を予感してた事じゃない。

母は、結婚もしていないのに妊娠してしまった娘に、怒らず、身体を気遣った。

なんなんだろう…。うちは、周りの家庭と比べると、少し、世間体を気にする家庭だった。

幼い頃から、厳しくて、嫌だった。

同棲も本当は黙っていたけど、話してるうちにバレた感じだった。

実際、この時も父には同棲してるのは話していない。

そんな家庭の娘が未婚で妊娠なんて絶対許されないはず…お母さん、そんなに孫欲しかったのかな?

まぁ…母はともかく、父は怒り狂うだろう。

ヒロさんは絶対殴られる。

私も父には悪い事や反抗するものなら、叩かれる事も多かったし、蹴られたりもした。(虐待とは違って、手加減してるのは痛いけど分かってました)

父には、挨拶の時に伝える事にした。

母が、そうしなきゃ絶対ダメだと言った。

そして、会社にも報告した。

みんなビックリしていた。

私に期待していた専務はガッカリしていた。

この専務は、女なのだが、私からすれば、悪魔のような女だ。

妊娠した私に堕ろせと言ってきた。

ヒロさんの事も、会った事もないのに、「バーで働いてたような男は…」とバカにした。

特に腹がたったのは、「結婚って、家系と家系の繋がりになるのよ。あなたの家系に、彼の血が混ざるのよ。そんな子供が生まれるのよ?あなたのご両親がそれを許すかしら。」

おい。お前、どんだけ人を馬鹿にして生きとんじゃ。
ヒロさんはそんな馬鹿にされるような家系じゃねーよ。

私は、この女には呆れた。

「専務。私の彼はそこまで言われるような人じゃありません。実家の両親もしっかりした方達です。もう産むと決めたんです。何も口出ししないで下さい。」

悪魔はキッパリと言った事のない私が言い返したのにビックリした様子だった。

他にも色々、悪魔には言われたが、省略します。

とにかく…私は話し飛びますが、つわりが酷かった。

つわりは…正直、妊娠と出産を合わせても、一番辛かった。

そんな私をヒロさんは、支えてくれた。

つわりの酷い女と一緒に暮らす人も凄く大変だと思う。

とにかく食べれない。食べても、吐きまくる。
出かける事もままならない。


出かけようとすれば、吐く。精神的にも参ってくる。泣きながら吐く。

ヒロさんの両親から食事に誘われても、行けない。両親にはまだ伝えていなかった。

っと言うより、ヒロさんが言えないでいた。

No.237

なかなかヒロさんは両親に話そうとしなかった。

「早く、お父さん達に話してよ。」
イライラしながら私は言った。

「あのさ。俺も、正直悩んでるわけ。一度、失敗して親には迷惑かけてるからさ…。」

そう。ヒロさんはバツイチだった。

前妻ともできちゃった婚だった。

子供も誕生したが、その3ヶ月後に離婚。たった11ヶ月の結婚だった。

それは付き合う前から知っていた。

ただ、離婚はヒロさんが望むものではなかった。

子供好きなヒロさん。

我が子と離れるのはどれだけ辛かっただろか…ヒロさんは、結婚が恐いと言った。

ヒロさんの気持ちも分からなくもない。

ただ…もう私のお腹にはヒロさんの赤ちゃんがいる。

「ひーくん。悩むのはいいよ。気持ちは分かるから。でもね。私はもう産むよ。産まなきゃいけない。」

「あのさ…。まだそんなに早く、決断しなくても、いいんじゃないかな。」

え…?この人何言ってんの?
殴ってやりたい。

「堕ろせって言いたいの?」

「違うよ!ただ…産まなきゃならないって…落ち着いて考えようよ。俺たち貯金もないんだよ?」

「私は、妊娠が分かってから、色々考えました。どうしても堕胎は無理。一生後悔する。会社にも、産休手当と育児手当の話しもしたし、最悪、ひーくんが私と赤ちゃんを見捨てても、私は赤ちゃんと生きていきたいって…。」

涙が溢れてきた。
私は、色々強くならなきゃいけなかった。
結婚しないで妊娠した自分は一人で母親になる覚悟も必要だと思っていた。

ただ…それを口に出して言うと、一人で母親なんて凄い覚悟なんだと急に現実になったような気がして、涙が止まらなかった。

「一人で育てるなんて無理だよ!そんな事、俺がさせない!」

「ひーくん。私は強くなる。もう、産むのは決まったの。エコー見たら、どんどん成長してるんだよ。可愛い。つわり辛いけど、頑張れるんだよ。」

後の生活を考えれば、産まない方が正しい場合もあるのかもしれない。

だけど、私にはそんな考えが全くなかった。

それから数日、ヒロさんは悩んでる様子だった。

そんな中、つわりの私をフォローする。

つわりで頭のイカれた私はヒロさんに当たる。

「いいよね。ひーくんは!こんな辛い事もないし、逃げようと思えば、簡単に逃げれるんだから!」

最低だ…。

「逃げねーよ!お前バカか!」

「じゃあ、いつまでも悩まずに、どうするのか決めれば?まさか、自分の親に伝えないまま、私の親に挨拶するつもり?!そんなの絶対ダメだからね!」

「言うよ!うるせーな」

私たちは喧嘩ばかりの日々が続いた。

No.238

私の両親への挨拶まで、後15日となったとき。

ヒロさんの婆ちゃんが、亡くなった。

私は一人でお通夜に行った。

ヒロさんの両親は妊娠を知らない。
私が来た事に、ビックリしていた。

爺ちゃんはわざわざ私のところまで歩み寄り、「来てくれてありがとう。」と頭を下げてくれた。

お母さんが、何か食べて帰りなさいと、控え室まで、案内してくれた。

ヒロさんもきた。

「えりちゃん。親族席に座らせられなくて、ごめん。」

小さな声でヒロさんが言った。

「どうかな…お葬式だもん。入籍してないんだから。当たり前だよ(^^;)」

私はそう言って、軽く食べてから、帰った。

葬儀は仕事だった為、出席できなかった。

父から、「ヒロ君のお婆さんが、亡くなったばかりなのだから、挨拶は先にしなさい。」との事。

私はヒロさんと相談したが、父は妊娠を知らない。

早く伝えなければならない。

「お父さん。やっぱり、挨拶は予定通り行くよ。」と返事をした。

No.239

ヒロさんは、葬儀の時に婆ちゃんに自分の子供が出来た事を伝えれなかったのを後悔したらしい。

離婚して落ち込むヒロさんを沢山の人が心配したが、婆ちゃんはずっと気にしてくれていたという。

「俺は二度と、子供を失いたくない。離婚は二度としたくない。もう、あんな思いをするのは恐いんだ。」

ヒロさんは涙目でそう言った。

「同じできちゃった婚だから、前回とかぶって恐いのかもしれないけど、私は離婚しない。どんなに嫌な事があっても、離婚は選ばないよ。」

私はそう言ってヒロさんを抱きしめた。

万が一、ヒロさんが浮気しても、ヒロさんが家に帰って来たらいい。

あとは、暴力意外は何が何でも我慢しようと決めた。

No.240

ヒロさんの両親にも妊娠を伝えた。

色々事情もあるだろうから、ヒロさん一人で報告に行かせた。

結果は、出来る事なら、産んで欲しいという事だった。

良かった。

あとは、うちの両親…いや…父だ。

しかし、私は、ヒロさんが結婚を決意してくれた事でホッとしていた。

正直、一人で出産なんて不安で仕方なかった。
だからと言って、子供を諦める事もできない私。

結婚を決意してから、私とヒロさんの喧嘩はなくなった。

ヒロさんも、両親に話せた事で、内心、ホッとしたのだと思う。

ようやく二人で微笑みながら赤ちゃんのエコー写真を見るようになり、早いけど、ベビー用品を見に行ったりもした。

そして…挨拶の日がきた。

No.241

実家に着く。庭木が綺麗に剪定されていた。

なんじゃこりゃ…。門の外壁まで綺麗にしてある…。

インターホンを押す。

母が出迎えてくれた。

父の姿がない。

父は台所で、魚を捌いていた。

「お父さん。ヒロさんだよ(*^^*)」

私が明るく紹介する。

「おぅ。どうも。」
無表情の父。

違う。明らかに違う!

いつもの父なら、ニコニコして、何かしら優しく声をかける。

まぁ…。こんなのは想定内。

しかし、ヒロさんは違った。

父は少し、強面な為、無表情だと明らかに怒った顔になる。

父、本人もそれを気にしているため、人前ではできるだけ笑顔を心がけている。

ヒロさんは緊張しすぎて、挨拶する声が震えていた(笑)

私たちは客間に案内された。

畳が新しくなっていた(゜ロ゜;

ヒロさんがスーツで正座する。

顔がひきつったままのヒロさん…ウケる。

ヒロさんは殴られる覚悟をしていたらしい。

「ひーくん。大丈夫。落ち着いて、見た目ほど恐い人じゃないから。」

私が話しかけるが…あまり反応しない。

そして父が客間に入ってきた。

No.242

「ごめん。待たせたねぇ。」
魚を捌き終えた父は少し笑顔で座った。

「いえ。あ…あの、神田ヒロです。」
ヒロさんがやっと発した言葉。

隣りの私も緊張しながらも、もっとしっかりした挨拶しろよ…と心の中でつぶやく。

「あぁ。えりの父です。いつもお世話になってるみたいで(笑)」

おっと…友好的(^_^;)

「あ…いえ…こちらの方がお世話になってます…」
汗だくのヒロさん。

私は思わずハンカチをヒロさんに渡した。

「ははは(笑)そんな緊張しないで、足を崩して下さい。まぁ、ビールでも飲みましょうや。」
父が母にビールを持ってくるよう呼んだ。

ビールを持ち入ってきた母はビールを置こうとしない。

「ねぇ。ちゃんと話したの?」

おっと…?

私は首を小さく振った。

「話してないなら、ビールは渡せません。」
そう言って、母はビールを持って台所へ行ってしまった。

そりゃそうか…。

父は微妙な表情をしている。気づいてるか…?

もしかしたら、聞きたくないから、ビールを早めにお願いしたのかもしれない。

沈黙になる…。

父の顔が何かを言われる覚悟をしたような表情になった。

汗だくヒロさんが口を開く。

No.243

「あの…実は、えりさんのお腹に子供ができました。」

い…いきなりかよっ( ̄▽ ̄;)

「あ…?」
父はポカーンとしている。

そして下を向いて黙りこむ。

「そっか…。そう…か。それなら仕方ない。反対も何もできないじゃないか。」

そう言って父は私を見て笑顔をみせた。

その笑顔は父にとって精一杯の笑顔だったのを私は後から知る。

「それで…今、何ヵ月なんだ?」

「3ヶ月です。」
私が答えた。

「そうか…。ヒロくん。えりを宜しくお願いします。」

「はい!大切にします!」

「そうだな。あまり出来のいい娘ではないが(笑)大切にしてもらわなきゃ困る(笑)」

父はそう言って笑った。

ヒロさんは汗だくで苦笑いだった。

ご馳走が並んだが、ヒロさんは緊張で食べれなかった。

食べるの大好きなヒロさんが食べないのは初めてだった。

色んな話しをしたが、覚えてない。

ただ、殴られずに済んで良かった。

これで私とヒロさんは結婚できる☆

そう喜ぶのも束の間。

結婚するのがここまで大変とは思わなかった。

No.246

>> 244 はじめましてm(__)m 面白いです(笑) 僕的にはヤマト君が憎めなくてオモシロキャラでした♪ 続きが気になります👍 ★スケキヨ仮面さん★

レスありがとうございます(*^^*)

ヤマト…私には苦い小さな思い出です(汗)

最後までお付き合い頂ければ幸いです♪

No.247

>> 245 一気に読みました。 今の時刻に びっくりしています(笑) 3時間も読んでました(笑) ヒロさん いい方ですね(… ★自由人245さん★

そんな時間まで読んで下さってありがとうございます(*^^*)

ヒロさん…いい人なのですが…結婚するとなると良かったり悪かったり…色々でした(T-T)

ゆっくりですが更新していきますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです♪

No.249

>> 248 ★携帯小説ファン248さん★

レスありがとうございます(*^^*)

出会った人全員ではないですよ(汗)

中にはエッチだけで終わった人もいます(ToT)

ただ、歴代彼氏が題名なので、関係を持った人を主に書かせてもらってます(^-^;

中には、私がいいなぁーって思ってても、メール交換だけで終わった人もいたし…今まで色々ありました(;o;)

ヒロさんがナイーブ…良く言えばナイーブなのでしょう。
悪く言えば…いや…悪口はやめときます(笑)

これを始めて1年が経ち、私も1つ年をとりました(-_-)

まだ更新していきますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです♪

No.251

>> 250 ★すんさん★

レスありがとうございます(*^^*)

住んでる地方はノーコメントでお願いします(^-^;
結構リアルに書いてますので(笑)

まだ更新していきますので、最後までお付き合い下さい♪

No.252

こうして、私達は結婚に向けて準備を進めた。

両家の初顔合わせの日程、場所。

初顔合わせで、結納や結婚式をどうするかなどを話し合うのだろう。

妊娠中の私は、普通に仕事もしていた為、身体はだるいし…忙しいしやらで…何もかもが面倒だった。

しかし、更なる面倒な事になる。

初顔合わせ。


緊張した。

「この度はうちのバカ息子が大事な娘さんに、大変な事をしでかしまして…申し訳ありませんでした。」

ヒロさんのお父さんの第一声。

うちの両親は笑いながら、
「素敵な息子さんじゃないですか。」

こんな感じで、なんとか円満に話がはずんだ。

しかし…。

この初顔合わせから…静かな争いというか…両家の違いが露になり…私もヒロさんも悩む事になる…。

No.253

この初顔合わせで、結納、結婚式という言葉はヒロさんの両親からは一切でなかった。

そろそろ終わりになった時、痺れを切らした私の父が結婚式の話を持ちかけた。

ヒロさんの両親は何も考えてなかった様子で、一応、私たちに任せるとだけ答えた。

さすがに父も結納までは話さなかった。

しかし、後日、母経由で父が結納の話をしないのに腹を立てていたのを聞かされた。

「犬や猫をあげるわけじゃないんだから!しかも、バツイチなんだし、しっかり結納から結婚式までしてもらわなきゃゆるさないよ!!ひーくんにも言ってて!」

母もキレていた。


初顔合わせが終わってから、私とヒロさんはヒロさんの実家へ行った。
一方のヒロさん両親は
「2回目の結婚だし、あまり派手にしたくないのよね…。ヒロがバツイチって知ってるの?」
とお義母さん。

え…そっから?そんな感じで初顔合わせ来ちゃってたんだ(-_-;)

少しガックリきてしまった。

しかし、お義母さんも義父さんも、「一番はえりちゃんだから、好きなようにしなさい」と言ってくれた。

更に、お義母さんが、
「えりちゃん、ヒロから婚約指輪もらったの?!」

「いいえ…お金もないし…結婚指輪だけでいいので、私がいらないって言いました(笑)」

初顔合わせで緊張しまくって酔って寝てしまったヒロさんの横で私は小さな声で言った。

「まぁ!ヒロは貯金もないものねー!それなら婚約指輪は私が買ってあげるから!一緒に買いに行きましょうね\(^o^)/」

「えぇ!?そんな…いいです!!」

「いいのよ(笑)ヒロには秘密よ(*^^*)」

お義母さんは笑顔つてカレンダーを持ってきた。

日程を決めて、私はお義母さんと二人で指輪を買いに行った。

ダイヤの指輪をもらった。

凄く嬉しかった。

ヒロさんに貰うより嬉しかった。

問題はうちの両親。

結納と結婚式の日取りを急かしてくる。

No.254

私はあまり揉めたくなかった。

しかし、結納しなきゃ結婚は許さないと言う私の両親。

ヒロさんは貯金ゼロなので、お義父さん達に頼るしかない。

何気に親に気を使うヒロさんは、頼りたくないってのが本心だが、私の両親には歯向かえない。

お義父さん達に頭を下げて、結納と結婚式をお願いに行っていた。

私は、これで両家の仲が悪くなるんじゃないかと心配で泣いてしまった。

しかし、
「えりちゃんの為に、ご両親は言っているのだから、えりちゃんは何も心配しなくていいんだよ。」

と、お義父さんが言ってくれた。

この言葉で私はだいぶ気持ちが楽になった。

ヒロさんもホッとした様子だった。

No.255

式場も決まった。

そこで、ヒロさんと話し合った。

「えりちゃん…前の話なんてしたくないんだけど…俺、前に式を挙げた時は人前結婚式って言って、ただ披露宴の前に高砂で指輪交換しただけのやつだったんだ。正直、式代も祝儀で払えたくらい安かったんだけど…えりちゃんどうしたい?」

何をこいつは言いたいのだ?

とにかく金を安く済ませたいって事か?

「そうなんだ。で?人前結婚式ってどうだった?良かったの?」

「いや…あまり。何か…簡単に終わった感じだった。だから、神前かチャペルがいいけど…チャペル…倍以上だよ。」

目の前にある金額表を指差しながらヒロさんが言う。確かに、神前と比べてチャペルは桁が違った。


「うん…。ひーくん、私ねチャペルが夢だったの。チャペルがいいな。」

「えりちゃん…。えりちゃんの気持ちは分かるけど、オーバーしたら親が出すからさぁ…。」

私はムッとした。

「だってチャペルがいいんだもん。」

それを見かねた担当の方が、

「あの…。よく皆さんお金の事で揉めるんですよ。ご両親が出して下さるのであれば、式の大まかなプランは両家で話し合いの場を設けましょう。もちろん、こちらでお食事を用意させて頂きますので。」

ナイスだね。担当者。ヒロさんと話してても喧嘩になりそう。
前の式の話しは気になるけど、こっちは前のより豪勢にしたいのが本音なんだよ!

私たちは、両家で話し合いをする事にした。

No.256

話し合いの結果、全て私の希望に合わせる事になった。

チャペルだ(*^^*)

細かい設定などは、ヒロさんと今後決める事になった。

そして、私のお腹の赤ちゃんは4ヶ月に入っている為、早く入籍する必要があった。

私とヒロさんは話し合いの会食の後、夜中の市役所へ婚姻届けを出しに行った。

私とヒロさんは、いつも繋がない手をお互い握りながらインターホンで案内された市役所の管理人室へと向かった。

No.257

この年は、サッカーのワールドカップが盛り上がっていた。

管理人室に入ると、おじさんがTV観戦していた。

「どうぞどうぞー。今、いいとこだよ!」
おじさんがTVを指差しながら私たちに笑いかける。

あの…私たち入籍しに来たんだけども?

「マジっすねー!」
ヒロさんまで腕組みしながら観戦しだす。

おいおい…入籍するんだよね?

「あの…婚姻届…まだ未記入のトコあるんで、教えてもらえませんか?」

私がおじさんを促す。

「あぁ…そうだねぇ…えっと…多分、
ここは…」

自信なさげに説明するおっさん。

なんとか婚姻届完成。

提出。

「はい。多分これで大丈夫だから!一応今日受付にしときますから、もしダメだったら明日連絡くると思うから!」

「はい。」

「じゃあ。お疲れさーん。」

「はい。ありがとうございました。」

こんなもんか。入籍って。

管理人室を出た私たちは笑っていた。

「凄い適当な雰囲気の入籍だったね。」

私がヒロさんに言う。

「役所の友達が拍手してやるから、昼間に入籍来いっていってたんだけど、今日じゃないとダメだったんだろ?」

「うん。」

私は大安吉日に入籍したかった。

No.258

そして車に乗る私たち。

入籍した私とヒロさんは夫婦になったのだ。

この私が結婚した。

車にゆられながら、私は昨夜の事を思い出していた。

昨夜…私は入籍前に実家に泊まった。

特別な事はなにもせず、ただ普通に寝転びながらTVを見ていた。

するとメールが…

登録されていないアドレスから…

だけど分かる。

アドレスの中に私の名前を表すeの文字と今は何も意味のなくなった記念日が入っていたから。

まだ…このアドレスだったんだ。

私はアドレスを見ただけで涙が出てきた。

どうして…明日私はヒロさをんと入籍するのに…今さらこの人はメールしてくるの…?

何とも言えないタイミングで…遅すぎるメールだった。

No.260

>> 259 ☆すんさん☆

再レスありがとうございます(*^^*)

宜しくお願いします♪

No.262

>> 261 ☆自由人245さん☆

再レスありがとうございます(*^^*)

嬉しいです(>_<)ゆっくりですが更新していきますので、宜しくお願いします♪

No.263

ドキドキしながらメールをひらく。

【えり、元気?久しぶりだね。】

短いメール。

メールから懐かしさが溢れてくる。

一年振りのトシからの連絡だった。

涙ぐんでる私に母が気づく。

「どうしたの?ひーくんから?」

「ううん。元カレから。」

トシの話は母も知ってる。母は眉間にシワを寄せた。

「なによ今さら。シカトしなさい!それか、ガツンと結婚しますって言ってやんなさいよ!」

母は怒っていた。

私は微妙な気分。

トシに結婚の事を言いたくない気持ちがあった。
もしかしたら…私が結婚する事で、トシは傷付くかもしれない。

一年…大人になってから短いって思ってた。
一年って長いんだ。
私は一年の間にヒロさんと出会い。妊娠して。結婚した。

ヒロさんの顔が頭に浮かぶ。

今、私が一番傷つけたくないのはヒロさん。

私は返事する事にした。

【元気だよ。久しぶりだったね!ビックリした。】

何故メールしたのか様子をみる為、普通に返事する。

すると、すぐに返事がきた。

No.264

【えりには勘違いされたままは嫌だと思ってメールした。俺はえりを嫌で連絡をしていなかった訳じゃない。母ちゃんの事で大変だった…。ただ、えりに本当の気持ちを伝えたい。】

確か…こんなメールだった。

まだ私を思ってくれてるんだ…。だけど、本当に今更だよ…。

お母さんが大変だったって…もう聞く気になれない。

【いいよ。もう私は大丈夫だから(*^^*)あのね、私結婚するの。】

送信。

結婚すると伝えた。もう返事はこないかもしれない。

すると、しばらくしてから返事がきた。

No.265

【そっか…それならよかった。結婚おめでとう。最後に好きになった女がえりで良かった。さようなら。】

意外な返事。

私は何故か最後に好きになった女って言葉が嫌だった。

そんなありえない嘘を言うような人だったっけ…。1年もほったらかしにしといて…そして最後の言葉がそんなクソみたいな言葉かよ。(言葉悪くてスミマセン)

そう言えば、心に残る男になれると思ってるのだろうか?
逆効果だよ。
綺麗事言いやがって。

私は返事した。

【私は最後の女じゃないよ。さようなら。


もう…としと連絡とる事はない。

としからも返事はなかった。

No.266

しかし、メールを終えた私の目からは涙が流れていた。

今までで、一番長く付き合った人だったから思い出が多い。

お互い結婚しようって話していたし、この人しかいないって思ってた。

だけど…私が別の人と結婚するってメールが最後になったのだ。

何だか虚しかった。

泣いてる私に母は
「実家にいる時にメールきて良かったじゃない。ひーくんと一緒だったら喧嘩なってたかもよ?ひーくんには言わないのよ。」

確かに…良かった。

そして翌日、ヒロさんと入籍。

帰りの車で思い出す。

ヒロさんに黙っとかなきゃ…だけど…夫婦なのに隠し事は嫌だな…。

この時、私は母からの助言を忘れて昨日の出来事を言いたい衝動にかられた。

バカな私は口を開く。

入籍直後に…。

No.268

>> 267 ☆自由人267さん☆

レスありがとうございます(*^^*)

最近、少し多忙でして…更新が遅くなってます↓すみません(;o;)

最初から読んで頂いてるんですね!
とても嬉しいです♪

今後とも宜しくお願いします(^_^)

No.269

「ひーくん…。あのね。」

幸せそうなヒロさんが運転しながら私の顔をチラミする。

「昨日、元彼からメールきた。」

一瞬、空気が止まる。

そしてヒロさんのため息。

「で…?本当は俺と入籍したくなかったの?」

「違うよ!」

「じゃあ。何で、今その話しするんだよ。今、俺達入籍したばかりだろ!何で元彼の話しするんだよ!」

「ごめん…。黙ってたくなくて…。」

「いきなり後悔させるんじゃねーよ!」

ヒロさんはキレていた。

確かに…いくら何でも今は言うべきじゃなかった。

私はすぐに後悔した。

黙ったまま部屋に着く。

会話は寝るまで一切なかった。

毎日、ラブラブで眠るのに…この日は離れて眠った。

こんなはずじゃなかったのに…私は泣きながら眠りについた。

No.270

翌日、ヒロさんが元彼からどんなメールがきたのか聞いてきた。

私は簡単に説明した。

「お前、返事したのかよ。」

「なんだ。そいつ。」

ヒロさんは機嫌悪く聞いていた。

「で?俺とはどうしたいの?離婚?」

入籍した翌日に離婚話をする新婚が日本にどのくらいいるだろうか。

私はため息が出た。

「離婚なんてバカな事言わないで。私はヒロさんと別れる気なんてないよ!」

「あっそ。お前が別れたいなら、俺はいつでもいいから。」

いつものヒロさんじゃない。
だけど…これが本当のヒロさんなのかも。

別れる事を一番恐れてるのはヒロさん。

怖いから…自分から離婚って言葉を発して異常に怒る。

だから私は絶対に別れないって言い返して、ヒロさんの不安をなくすようにする。

しばらくすると、ヒロさんが普通に話し始める。

「えりちゃん。結婚指輪買いにいかなきゃね。」

「うん!」

結婚指輪は少し奮発しようと二人で決めていた。

奮発と言っても、恥ずかしながら、お
金がないので二人で20万以内で…。

デパートへ向かい、4℃の指輪にした。

「こんな指輪買ったら絶対に離婚なんてできないよね。」

ヒロさんが言った。



「そうだね。何があっても指輪無駄にしちゃダメだよ!(笑)」

私は幸せだった。

No.271

もうすぐ結納の日も近づいていた。

私は妊婦なので着物ではなく、おしゃれワンピースを購入した。
(なんて服装か表現下手でスミマセン)

実家で結納をする為、うちの両親も御膳の準備など、着々と進めてくれていた。

何もかもが順調。

かと思った矢先だった…。

No.272

ヒロさんと今夜も寝ようかとしてる時だった。

ヒロさんの携帯に何度も非通知で着信が鳴る。

「誰だろ?また、呑んでる奴らの仕業かな…」

ヒロさんは非通知なんて慣れてる様子で、今日は疲れてるからとシカトしていた。

だけど私はそんな気がしない…何か胸騒ぎがした。

「ねぇ…ひーくん…何か気持ち悪いから、また鳴ったら出てみてよ…」

「今日は呑みたくないんだよねー(;´д`)分かった。また鳴ったらね。」

すぐに鳴った。

ヒロさんが出る。

「もしもし?ん…?誰だっけ?あぁ!久しぶり。元気だった?」

女からだ…。ヒロさんの声のトーンで分かる。

私は黙って聞いていた。

「そうそう。今度、結婚するんだよね。誰から聞いたの?」

ヒロさんは普通に話している。

だけど、何となく…私の胸騒ぎが激しくなる。
電話の相手は普通の女じゃない気がした。

私の手は既に震えていた。

No.273

ヒロさんの顔が歪む。

私から離れ、玄関先に行き座ってタバコを吸いだした。

ヒロさんは難しい話しや、イラつく話しの時は決まってタバコを吸いながら話すのが癖だ。

「だからなんだよ?今さら。」

ヒロさんの口調がキツい。

「今さらだろ?今まで一切何もしてこなかったのはどっはちだよ!」

キレてる。

私は確信した…。電話の相手は前の奥さんだ。

胸騒ぎはこれだ。

私たちは結婚式の招待状を発送したばかりだった。

きっと、共通の知り合いが教えたのだろう。ヒロさんの番号も一緒に。

私はベッドに入り、耳をすまして聞いていた。

ヒロさんの言葉で、どんな会話か分かる。

「お前なぁ。俺が、どんなに連絡しても全て拒否したのはどっちだ?今さら、そんな言われても何もならないぞ。遅いんだよ。」

「はぁ?お前だって彼氏いるだろ。一緒だよ。何が違うんだよ。」

「忘れてないよ。思ってたよ!忘れるわけないだろ!あほか!!」

もう…聞きたくないかも…。

私は涙が溢れていた。

忘れてない…。ヒロさんの言葉。

きっと、子供の事だろう。

そりゃ忘れるわけないよ。自分の子供だもん。

ズルい…。

子供の話しを出すなんて…。

私は、まだ少ししか膨らんでいないお腹を触った。

まだ妊娠5ヶ月のお腹。もし…生まれる事ができなかったら…産む事ができなかったら…ヒロさんは私を選んでくれるのだろうか…。

誰よりも私を愛してくれるのだろうか。

私はまだ自信がない。ヒロさんに愛されてる自信がないんだ…。泣けてくる。

結婚したのに…情けない。

すると、ヒロさんが携帯をふさぎながら私に話しかけてきた。

「えりちゃん。ごめん。ちょっと外で話してくるよ。」

私は泣いていた。

「嫌だ。横で話して…何処にも行かないで…。」

小さな声で私は言った。

「大丈夫だから。すぐそこの外に出るだけだから。」

ヒロさんが取られる気がした。

聞きたくないけど、ヒロさんに出てほしくなかった。

だけど、気を使ったのだろう。

ヒロさんは携帯を片手に出ていった。

No.274

部屋に一人の私。

ヒロさんは何を話すのだろう。

子供と会う事になるのだろうか?

ヒロさんがバツイチなのも、子供がいた事も分かった上で好きになって…覚悟もできてたはずなのに。

私は電話がきただけで…こんなに震えて泣いてる。
しかも…子供に会ってほしくない。って思ってる…最低。

子供には何も罪はない。物心つく前に別れた父親でも…血の繋がった父親。

会う権利はあるし、会うべきなのかもしれない。

だけど、今の私は…それさえ嫌だと思う…。止める権利なんて微塵もないのに。

何も、覚悟できてないじゃん。

バカだ。ヒロさんの全てを受け入れて、何でも平気な気持ちでいたのに。

もし、ヒロさんが子供と定期的に会う事になったりしたら…どうなるんだろう?

私の子も一緒に会うの?それとも…別?

色々考えてしまう。

すると、ヒロさんが戻ってきた。

意外と早かった。
15分くらい。

ヒロさんは泣き顔の私を笑顔で抱き締めた。

「何で泣いてるんだよ?」
ヒロさんが私の涙を拭きながら聞いてくる。

「ひーくんが取られる…。」
言葉がつまってしまった。

「取られるって何だよ(笑)嫌な気分にさせたね。ごめん。」
ヒロさんはそう言って、また抱き締めてくれた。

私もヒロさんに腕をまわす。

きつく抱き締める。

「うっ…。えりちゃん…。」

「なに…?」

「きついよ…。力強すぎて…苦しいんだけど…。」

私は無意識に最強の力でヒロさんに抱きついていた。

誰にもヒロさんを取られたくなかった。
前の奥さんにも。そして、その子供にも。

私は間違った人間かもしれない。

だけど、そう思うのだ。

ただ…。そう思っても、子供に会わないでなんて言ってはいけない。

それはただの私の我が儘で、未熟者の考えなのは分かってるから。

私はヒロさんに聞いた。

「電話…前の奥さんからだった?」

ヒロさんが私を抱き締めながら答える。

「うん。ビックリしたよ。誰かが結婚の事話したみたい。わざわざ。ありがたい話だよ。面倒くさい。面白がってんのかもな。


なんとなく…ヒロさんは話した犯人がわかってる様子だった。
私も分かった。

だけど、そんなのどうでもいい。

要は、どんな話になったのか。

気になる。

No.276

>> 275 ☆名無し275さん☆

レスありがとうございます♪

泣いて下さったんですね(;_;)終わってしまいましたが、私にとって一生懸命の恋だったので有難いです。

最後までお付き合い下さい(*^^*)

No.277

更に私は聞く。

「何て言われたの?」

怖い…。聞くのが怖いけど…聞かないのも嫌だった。

「他の女と結婚するのがムカついたらしい。彼女がいるのはいいけど、結婚は許せないらしい。もぅ何年振りに話したのに…勝手だよな。自分から離婚しといて。」

あまり離婚した状況を知らない私は、何かヒロさんの悲しい過去を垣間見た気がした。

ヒロさんは、苦労した話しや、悲しい話しをしない。いつもふざけた感じで、楽しませるタイプだ。

「…で?結婚許せないから、何て?」

「分からない。ただ…俺が何しようが勝手だと思ったけど、子供の事を思うと、腹が立ってきたから電話したらしい。だから、子供に会えってさ。」

やっぱり…。

私の不安は的中した。

No.278

「会うの?」

ヒロさんは首を横に振った。

「酷いかもしれないけど…生まれた時から会わせてもらってないんだ。だから、俺は子供はいなかった事にした。じゃなきゃ…やってけなかった。辛すぎて。」

ヒロさんが初めて離婚についてゆっくりと話し始めた。

「普通に仕事から帰ってきたら、子供と嫁の荷物が全部なくなってた。意味分からなくて…連絡するけど一切出ない。嫁が夜働いてる店にも行ったけど会うのは拒否。俺狂ったよ。」

私は静かに聞く。

「そしたら、嫁から連絡きて…離婚届だしたからって。…確かに、終わってたんだよね…もう離婚届もお互い記入してた。ただ…子供だけは会いたくてさ…毎月、実家に服とかプレゼントを送った。うちの母ちゃん達も送ってた。だけどさ…また嫁から連絡きて…プレゼント送っても、捨ててるからね。って言われてさ。」

ヒロさんが黙りこむ。

私は涙が溢れてきて、泣きそうなのを我慢した。

No.279

「ひどいね…。」
私は涙をこらえながら言った。

「俺が嫌いで仕方なかったんだろうね。嫁の父親からも嫌われてたし…。そしたら、知り合いから、嫁に彼氏がいる事を知らされてさ。俺、確かめたりしてさ…そしたら本当に男と住んでた。だから…全部なかった事にして…県外でて…子供にも会いたいって思わなくなった。今さら会わされても、どう会えばいいのかも分からないし…。」

ヒロさんはため息をつく。

「断ったの?」

「うん…。もう俺には嫁さんもいるし、お腹には子供もいて、生まれるから、子供とは会えないし、会いたくないって言った。


会いたくない…は言い過ぎなんじゃないかな…。っと私は思ったが…どこかホッとした自分がいた。

「それで、前の奥さん納得したの?」

「いや?分からないけど…あんた達の子供、ダメになればいいのにって言われた。そんな女だよ。」

ビックリした…。そこまで憎まれるんだ…。

私たちの子供の事はどうこう言われたくない。
それこそ、私の子供にも罪はないんだから。

「もぅ最後には、より戻したいとか言いだしたから、嫁が横にいるからって切った。」

は?より戻したい?!ふざけるな。
それは私が許さない。

だけど…元嫁…ただ者ではない気がした。

ヒロさんも疲れていた。

私も疲れた。

そのまま私たちは眠りについた。

No.280

翌日、私は仕事に集中できないでいた。

ヒロさんから聞いた離婚の話…ザックリ聞いたけど、何で?って思う箇所がいくつかある。

それに…また、元嫁から電話がきてないか心配だった。

すると、ヒロさんのお母さんから着信!
今夜、外食に行こうとお誘いの電話だった。

もちろんOKした。

なんてナイスタイミングだろうか。

こんな悩み…お母さんにしか話せない。

ヒロさんも一緒に行く事になった。

場所は行き付けのオシャレ居酒屋(^-^)

私はそこの特製サラダが大好きだ。

お母さんとは現地集合。

向かう道中、ヒロさんに私は聞いた。

「ひーくん。昨日の出来事をお母さんに相談していいかな…。」

「え…何で?」
ヒロさんは嫌な顔をする。
思い出したくもない感じだった。

「私…怖いの。前の奥さんにひーくん取られるんじゃないかって…お腹の子がもし、生まれる事が出来なかった時、私は捨てられそうな気がして…不安でおかしくなりそう。」

「大丈夫だよ。子供も無事生まれる!それに…えりだから、子供作ったんだ。一生結婚しないって思ってたけど…えりとは結婚したいと思った。今までの女とは違う。」

何か…初めてヒロさんに告白されたような気持ちだった。

だけど…私は不安だった。

「ひーくん。ありがとう…だけど、何とも言えない不安感でいっぱいなの。前の奥さんにはひーくんとの子供がいる。私は、ひーくんと血が繋がってるわけでもないから、子供には勝てない。何かあったら…お母さんに助けて欲しいし…お母さんには昨日の事を知ってて欲しいの。」

ヒロさんは黙っていた。

「分かった。えりが安心するなら、母ちゃんに話そう。」

良かった。

居酒屋に着くと、先にお母さんが座って待っていた。

ここでいろんな事が明らかになる。

No.282

>> 281 ☆名無し275さん☆

再レスありがとうございます!

申し訳ないのですが、何かと忙しい時もあり、更新が遅くなったりします(ToT)

宜しくお願いします(>_<)

No.283

「あら、来たわね♪もぅサラダとかも頼んだから後は適当に頼んでね!」

お母さんは笑顔で私たちにメニューを渡す。

お母さんが優しい人で良かった。
お母さんになら、何でも相談できる。

私たちはとりあえず他愛もない話をしながら食べた。

そしてヒロさんが話し出す。

「お母さん。あのさ…昨日、前の嫁から電話きた。」

お母さんの箸が止まる。

「は?前の嫁って…さっちゃん?」

さっちゃんって呼んでたんだ…。私は
少し嫌な気分になる。

「うん…。俺たちが結婚するの聞いたみたいでさ…で…えりが凄い不安がってるから、母ちゃん達にも話しとこうと思って。


「えりちゃんの前で話したの?!そりゃあ嫌でしょう!!何なんだろう!今さら電話して!」

「いや。何か腹が立つから電話したみたい。もう二度と電話するなって言ったから。」

ヒロさんが淡々と話す。

「当たり前でしょ!えりちゃんがいるのに!子供も生まれるのよ?!裏切るような事があったら、ヒロ!あんたとは親子の縁切るからね!」

いつも温厚なお母さんが…珍しくキレてる。

実は、お母さんはたまにキレると怖い(笑)

ヒロさんが苦笑いする。

「だから、もう連絡とらねーって。あっちから非通知で連絡きたから仕方なかったんだよ。」

「そうだったの?」

お母さんが私に聞いてくる。

「はい。非通知が何度も鳴って…私が気持ち悪いから出てってひーくんに言ったら…前の奥さんだったんです。」

「まぁー!嫌な思いさせたわねぇ…えりちゃん。大丈夫ょ!私たちが絶対に許さないから!お父さんにも言わなきゃ!」

この日、お父さんは出張でいなかった。

ヒロさんが煙草を吸いに外へいった。

そして、お母さんが静かに話しだした。

  • << 286 楽しみに読ませて頂いております😃続きが気になりますね✨

No.289

>> 284 ちょーたのしいです💕w 早く続きを頼みます❤ ☆匿名284さん☆

レスありがとうございます!
楽しみにして頂いて有難いです(*^^*)
更新していきますので、最後までお付き合い下さい♪

No.290

>> 285 続き楽しみにまってまぁす✨ ☆名無し285さん☆

レスありがとうございます(*^^*)
楽しみにして頂いてる方がいると思うと、更新しようって元気になります♪

最後までお付き合い下さい☆

No.291

>> 286 楽しみに読ませて頂いております😃続きが気になりますね✨ ☆旅人286さん☆

レスありがとうございます!
男性の方も読んで頂いてるんですね!
全て私の目線で書いてるので、男性からみて、私のような考え方は腹が立つ箇所があるかもしれませんが…(>_<)

楽しんで頂いてるなら有難いです!

最後までお付き合い下さい♪

No.292

>> 287 えり早くして ☆レディーワキガがさん☆

レスありがとうございます!

名前を呼ばれてドキッとしました(笑)
あなたのハンネにもドキッとして素敵です(^o^)

更新します♪

最後までお付き合い下さい♪

No.293

>> 288 早く~❗❗ こっからドキドキ💕ワクワク、楽しみ😍 ☆名無し275さん☆

いつもレスありがとうございます(*^^*)

あなたのお陰で、私なりにハイスピードで、更新できてる感じです!

最後まで宜しくお願いします♪

No.294

「あまりね…こんな話したくなかったし…話そうとは思ってなかったんだけど…。」

私は息を飲む。

「はい…。」

「前の奥さんね…私もどんな子って分からないうちに離婚しちゃったから、何が原因で別れたのか知らないけど…ただね…。」

お母さんが私の顔を見て苦笑いする。

「どうしたんですか?」

「うん…。相手のお父さんが変な人で、初顔合わせの時に、いきなりヒロをバカにしだしたのよ。私たちの前でよ?!」

「え?どんな事言われたんですか?」

「相手のお父さんはヒロと同業者だったんだけど、違うライバル会社でね…何か気に入らなかったみたいで…アホだの何だの酷かったの。もぅ私も腹が立っちゃって!絶対結婚させたくないって思っちゃった!」

お母さんは思い出したのか、興奮して話し出した。

「何か…常識のない人だったわね。変わってた。だけど、生まれた孫は可愛くてね…初めての女の子だったから…私も服とか色々プレゼントして…丁寧にしたのよ。」

そう…。ヒロさんは男兄弟。そして今いる孫たちもみんな男の子だった。

女の子…可愛がったんだろうな…。私はどっちだろう…。もともと女の子がいいと思ってたけど、この話聞くと余計に女の子が欲しくなった。

「だけどね…急に出ていったって言うから、ビックリしちゃって…離婚してから、引っ越しの手伝いに行ったら、部屋もキッチンもヒドイ状態だったわ。」

「はぁ…。そうだったんですか。」

綺麗好きなヒロさんが汚い部屋に住んでたなんて…。どんな気持ちで生活してたんだろう…。

「あっ…こんな事まで話したのはヒロにはナイショよ!」

「はい。」

すると、ヒロさんが戻ってきた。

だけどお母さんはまた話し出す。

No.295

「別れてからもね、プレゼントを送ったりしてたの。あっちからは何も言ってこなかったけど…私からしたら孫だと思ってたし…でも、新しい彼氏がいるって噂を聞いて…迷惑になるだろうから、それから送ったりするのもやめちゃったわ。」

ヒロさんは戻って、この話だったので、下を向きながらビールを飲みだした。

「母ちゃん、一度、俺がよそに出た頃、前の嫁来なかった?」

「どうだったかしら?来たかな…?あぁ…一度来たわね!子供の写真持ってきた!それもビックリしたわ。いきなりだったから。」

「あれ…俺が言ったんだよ。俺はいらないけど、母ちゃん達は何も分からないまま孫に会えなくなって、いつも心配してるから、写真くらいは実家に送ってくれって。」

そう…。私がヒロさんと実家でアルバム見てたら、一枚、ヒロさんソックリな女の子の赤ちゃんの写真が出てきた。

あと…私との結婚が決まってから 無くなったけど、写真コーナーに女の子の写真が飾ってあった。

「そうだったの…。ヒロには言わない方がいいと思って黙ってたんだけど…。一回だけウチにきた。それが最後だった。」

お母さんが思い出しながら、上を見ながら話す。

「違うよ。それが最後じゃないよ。」

ヒロさんが言った。

No.298

>> 296 更新お疲れさまです✨ えりさんの文章力ってスゴいですね❗ 読む側としてスラスラと読めてしまいます❗ でも無理をなさらずにゆっくりでいいので暇… ☆旅人286さん☆

再レスありがとうございます(*^^*)

お優しい言葉まで頂いて感激です!

体調の事もありますので、無理しない程度に更新していきます♪

宜しくお願いします(^_^)

No.299

>> 297 えりさん お忙しい中お疲れ様です😄✋ 確かにえりさんの文章 読みやすい😌 私は携帯小説チラッと見ても引き付けられない限り 途中で… ☆名無し275さん☆

いつもありがとうございます!

文章を褒めて頂けるなんて思ってもいませんでした(>_<)
ありがとうございます☆

楽しんで頂いてるのも励みになります!

今後とも宜しくお願いします♪

No.300

ヒロさんの言葉にお母さんが目を丸くする。

「え?最後よ?いつ会った?」

ヒロさんが嫌な顔で話し出した。

「前の嫁の父ちゃんの葬式の時だよ。」

「あぁ…。」

お母さんの顔も暗くなった。

私は二人の顔を交互に見ながら聞いた。

「あちらのお父さん亡くなったんですか?」

「あぁ。確か…心臓発作でそのまま死んだんだったよな?」

ヒロさんがお母さんに話をふる。

「そうだったかしら?とにかく急にだったわよね…。私はもう関係ないし、酷い事もされてたみたいだから…ヒロには行かなくていいんじゃないかって言ったんだけど…関係なくないってこの人が言うから…。」

お母さんがヒロさんをチラ見しながら話す。

「まじ…。別れても、一度はお父さんになった人だし…葬式は行くべきだと思ったんだけど…間違いだった。」

ヒロさんは珍しく、肩を落とし始めた。

葬式で何があったか気になる…だけど、聞けない空気が漂っていた。

まじで…プライベートで居酒屋なのに緊張する…こんなの私は初めてだ。

すると、またヒロさんが話してくれた。

No.301

「葬式に着いたら、親戚の人達から、よく顔だせたなとか…早く帰れとか…色々言われてさ。」

すかさずお母さんが話し出した。

「線香あげに、わざわざよそから帰ってきたの知ってるはずなのに…普通、そんな事言う?!もぅ私は我慢できなかったわよ!!」

ヒロさんが苦笑いする。

「あっちが離婚の原因を何て説明したのか知らないけど…凄い悪者扱いだったんだよね。一応、線香だけはあげて帰ったけど…。」

「そうだったんだ…。」

私はそれ以外言葉がなかった。

「その時にさ…遠くで親戚に抱っこされた子供が見えた。赤ん坊の時から見てないから大きくなってて…。」

「あら、あんた見たの?私、見てなかった。」

お母さんは気づかなかったらしい。

「遠かったけど、抱っこされてたよ。俺さ…冷たいのかな…その時、何も感じなかった。久しぶりに見れたのに、自分の子供って感じが一切なかった…。」

そんなものだろうか…。その時の私には分からなかった。

ただ…今の私には、そうだろうなと思う。
女の人は10ヶ月お腹で育てて、痛い思いして出産する。だから出産した時には母親の気持ちになる。
それでも、育児という苦労がなければ、可愛さはあまり感じない気がする。
私の考えだが、産みの母と育ての母がいるとしたら、本当の母親は育ての母親だと思う。

ましてや、ヒロさんは男で…生まれてすぐに離れた…育児の記憶がお風呂に入れたのしかない。

そして、自分を批判する人達に抱かれて育つ我が子。

何も感じないのは分かる気がする。

「もう、この話は終わりね。えりちゃん。大丈夫よ。私たちがついてるから!何かあったら、ヒロより、えりちゃんの見方よ!」

お母さんが笑顔でそう言ってくれた。

お母さんも色々苦労してきた人だ。

若くで両親を亡くして、父親の葬式の時、お父さんの浮気相手から電話がきたらしい。

そんな話しを子供であるヒロさんの前でペラペラ話すお母さん(笑)

「もう色々あったわよねー。」

お母さんは笑っていた。

お父さんの浮気話しは他にも色々あり…子供の頃、ヒロさんが浮気相手を見て、お母さんにチクった事もあったらしい。

今では想像できない話だ。

浮気か…私は許せないな…。

ヒロさんが浮気する事があるのだろうか…私は浮気されても、ヒロさんから離れる勇気があるだろうか…。

分からない。

No.302

ウチに帰り、ヒロさんが私を気遣う。

「母ちゃんに話して少しは楽になった?」

「うん。ありがとう。なんか…色々話せて良かった。今までの不安もなくなった気がする。」

「そっか…それなら良かった。」

ヒロさんは少し疲れた様子だった。

今夜の話題はヒロさんには苦手なジャンルだったもんね。

話してくれてありがとう。ヒロさん。

それから、元嫁から連絡くる事はなかった。

ただ、腹が立っただけだったのかもしれない。

そうこうしてるうちに、結納の日が訪れた。

私は、前日から実家に泊まり、結納の練習をし、朝から準備をし、髪も美容院にセットしに行った。

雲ひとつない。晴れた結納日和だった。

この日、私は厳しかった両親の本当の気持ち…父親の本当の愛を知らされる。

お父さん、お母さん。私は今まで自分の事しか…考えてなかった。

いきなりの妊娠で…うちの家系では、初めての出来ちゃった婚。だけど、誰からも批判される事なく結納の日を迎えた。

今では出来ちゃった婚なんて珍しくない。逆に、孫を早く見せる事もできるし良かったー♪

なんて…結納の日まで私は軽く考えていた。

No.304

>> 303 ☆通りすがりさん☆

レスありがとうございます(*^^*)

楽しんで頂いて有り難いです!ゆっくりですが、更新していきます。

最後までお付き合い下さい♪

No.305

どんどんウチには、親戚のおじちゃんやおばちゃんが来てくれた。

ヒロさん達は両親とおじいさんが来られるとの事だったので、ウチの親戚も父親の兄弟夫婦まで来てもらった。

幼い頃から、可愛がってくれてるおじちゃんとおばちゃん。

特に私は父の家系で初孫だったのもあり、父の兄弟である、ばあちゃんや、おじちゃん二人には凄く可愛がってもらった。

ばあちゃんは、体調が悪い為、欠席なのが残念だったが、結納が終わったら、お見舞いに行く予定だ。

みんな、私の少し膨らんだお腹を見て、

「おめでとう!大切にするのよ♪」
って声をかけてくれた。

私は結納のセリフをしっかり言えるか心配で緊張していた。

すると!

ヒロさん達の乗った車が庭に入ってきた。

きたぁー(;´д`)

緊張するぅー。

私の緊張はMAX。

ヒロさん達が入ってきた。

軽く挨拶をし、ヒロさんがお父さんに手伝ってもらいながら、床の間の前に結納セットをセッティングし始める。

いよいよ始まった。

両家向かい合って座り、私がお礼を言う。

色々セリフを言った。
(もう忘れました。)

途中、私がカミカミになってしまい…ヒロさんのお父さんが

「えりちゃん。かしこまらなくていいから、自分の言葉でいいよ(笑)」

そう言ってくれたお蔭で緊張していた場が和んだ。

何とか、食事になり、みんなお酒を飲み始めて盛り上がった(*^^*)

しかし、私は緊張していた。

No.311

>> 307 えりさん 終わらないでくださいね✋ ☆名無し275さん☆

お疲れ様です(*^^*)

少し体調崩してまして…すみません(汗)

完結まで更新しますので、宜しくお願いします♪

No.312

>> 308 えりさん、忙しいんや💢 黙ってまっといたらええ‼ ☆通りすがりさん☆

いつもお気遣い頂いてありがとうございます(>_<)

体調崩しておりました(汗)

ゆっくりですが、更新していきますので、宜しくお願いします♪

No.313

>> 309 注意するにしても、少し言い方を変えた方がいいですよ。 私も楽しく読ませてもらっています。 このスレが荒れてほしくないので、レス入れました。… ☆自由人309さん☆

レスありがとうございます(*^^*)

楽しんで頂いて有り難いです!

何かとご心配お掛けしてすみませんでした(>_<)

ゆっくりですが、更新していきますので、今後とも宜しくお願いします♪

No.314

私の父もヒロさんのお父さんも、おじいちゃんまで酔っぱらっていた。

もちろん、おじちゃん達も(笑)

いい結納になった。

4時間程滞在して、ヒロさん達は帰っていった。

私は緊張していたせいか、ヒロさん達が帰った途端にドッと疲れた(>_<)

「はぁー!緊張したぁー」

私の言葉にみんな笑って、

「いい人じゃないの!」

「真面目そうな人ね♪」

とか、おばちゃん達がヒロさんの感想を言ってくれた。

普通ならば、そこで私は、みんなに今日集まってくれた事にお礼を言うべきだ。

しかし、私は疲れて、妊婦だからとソファーに座らされ、周りの言葉に甘えてゆっくりしていた。

それを、見かねたのだろうか…おじちゃんが私に話してきた。

「えり。今日はいい結納ができて良かったな。これは感謝しないといけないぞ。」

そう言うのは、父の一番下の弟になる人で、私はこの人に物凄く可愛いがられてきた。

もしかしたら、父よりもヒロさんへの目が厳しいかもしれない。

「はい。ありがとうございました。」

私は慌ててお礼をみんなに向かって言った。

すると、おじちゃんがまた慌てて話し出す。

「おじちゃん達に、お礼なんていいんだ。ただ…誰に感謝しないといけないのか、分かるか?」

え…?

正直、両親?と思ったが、おじちゃんが何を言いたいのか私には分からない。

「えり…。お前のお父さんが、どんな気持ちで今日まで過ごしてきたか…分かるか?」

…考えてなかった。私は何も返事できずに父を見た。

すると、父がおじちゃんに向かって

「章人…もういい。お前、酔ってるだろ。もう黙っとけ。」

そう言って、部屋を出て行った。

周りのおばちゃん達も、みんな黙っている。

「いいや。えり。お父さんはあんな言うけど、おじちゃんは、黙ってられない!」

私は姿勢を正した。

No.315

「えり…。ヒロ君はいい男だと思うよ。おじちゃんも安心した。ただね、順番を間違えた事は分かってるよな?」

「はい…。」

やはり、出来ちゃった婚はまずいよね…。
初めて、それを叱られた気持ちになった。

「まぁ…それが悪いとまでは言わない。だけど、お父さんはヒロ君を殴りたかったと思うぞ。でも、殴らなかった。何でだと思う?」

「え…。分からない…。」

何でだろう。

「えりを幸せにしたいからだよ…。」

おじちゃんの目から涙が出ていた。

私を幸せにしたいから…ヒロさんを殴らなかった?どうして?

何も父の気持ちを考えてなかった私には、おじちゃんの言葉にピンとこなかった。

ただ…周りのおばちゃん達は分かっていた様子で涙を拭いていた。

「えりが、ヒロ君を初めて挨拶に連れてきた日、庭も、外壁も綺麗だったろ?あれな…全部お父さんがしたんだよ。」

「そうだったんだ…。どっか業者に頼んだのかと思ってた。」

「違うよ。えりが嫁に行くかもしれないって…壻さんが見て、恥ずかしくないようにするんだって…休みの時は毎日手入れしてた。」

すると、父のすぐ下のおじちゃんも話しだした。

「そしたら、お前のお腹に赤ちゃんがいただろ?お父さんは、まず、おじちゃん達の家に報告に来たんだよ。もちろん、親戚の家にも報告してた…。えりが、結婚する事になった。だけど、お腹に子供がもういる。本人達も頭を下げてきたし、俺は許した。だから、お前達も許して欲しい。えりを祝福してくれ。って…お父さんがおじちゃん達に頭下げてきたんだよ。お前のお父さんに頭下げられたら…おじちゃん達も何も言えなかったよ。ただ、おじちゃんも、えりに幸せになって欲しい。幸せにならないと、許さんからな!」

…。

私は何も言葉が出なかった。

父が人に頭を下げた姿を私は見た事はない。

私は…なんて事してしまったんだろう…いや…今まで、何してきたんだろ…どれだけ父に守られてきたんだろうか…。

よく、父には
「親の傘のしたにいるうちは、親の言う事を聞け!ただ、何があっても、お父さんがどうにかしてやる。」

って言われ…何かとうるさかった。

それは子供の時の話し。

もう私は24才…。成人になってるのに…。

父はまだ私を守ってくれてる。

私のために、私を幸せにするために…父は結婚を許し、初めての挨拶の日、

「お腹に子供がいるなら、身体を大切にするんだよ。」

そう言って、見送ってくれたのを思い出す。

私は涙が止まらなくなっていた。

No.319

>> 316 最初から読みました! 朝から仕事以外携帯にかじりついてます(笑)💦 笑える話だったり泣けてしまう話だったり… 今は子育てで忙し… ☆自由人316さん☆

レスありがとうございます(*^^*)

読んで頂いて有り難いです!

今、お蔭様で多忙な日々を送っております(-_-;)

ゆっくりですが、最後までお付き合い下さい♪

No.320

>> 317 初期の頃から楽しみに読んでいます😄 今はヒロさんとは別れてるんですよね。文面ではまだそんな気配ないですが。。。 別れた男でも、いい思い出… ☆七海さん☆

レスありがとうございます!

初期からだと、もう一年近くお付き合い頂いてるのですね(;o;)!!
本当に嬉しくて有り難いです!

ヒロさん…そうですね…もう別れたのか…今も一緒なのかは、この先を読んで頂きたいと思います。

ただ、これは現在進行形のノンフィクションなので…期待に添えない終わりになるかもしれません(ToT)

これからも応援お願いします♪

No.321

>> 318 読んでる人増えてきましたね(^^)/ えりさんのペースもあがってきた感じ🎵 マイペースに続きまってます ☆すんさん☆

再レスありがとうございます(*^^*)

色々な方に読んで頂いて、温かいレスも頂いて、本当に嬉しいです!

こんな私のダメダメだったような恋愛も面白かったのかなって思えてきました。

これからも宜しくお願いします♪

No.322

「もーぅ!めでたい結納だったのに、泣くなんておかしいわよ!泣くのやめっ!」

しんみりした空気をおばちゃんが破った。

みんな笑いだし、また、私に「おめでとう」と言ってくれた。

そして、私は外に出た父のもとへ行った。

父は庭木を眺めていた。

「お父さん…。」

「おぅ。えり。この庭木凄いだろー!」

「うん。お父さんが全部したんでしょ?ありがとう。」

「あはは(笑)だけどなぁ…やっぱ素人だな。少し変だ!もうちょっと練習しないとな。」

父は笑顔だった。

No.323

こうして結納も終わり、私の多忙な日々が始まった。

妊娠中期になっても、悪阻は少しある。

仕事は普通に働いていた。

その上、結婚式の準備…。

死にそうなくらいキツかった。

夜の11時から結婚式の打ち合わせをした時もあった。

担当者の方には本当に親身に計画を練って頂いて有り難かった。

ヒロさんと買った結婚指輪も出来上がった。

そして、結婚式まで後1ヶ月もなくなった頃。

事件は起こった。

No.324

私は高校の同級生から、結婚式の前に集まろうと誘われ、夜出掛ける事になった。

「ひーくん。今日は何か自分で夜ご飯食べてね♪」

「うん。楽しんでおいでよ。」

ヒロさんはソファーに横になりながら私に手を振った。

集合場所に行くと、みんなが待っていた。

久しぶりに会う友達もいて、楽しかった。

すると、やっぱり恋愛の話になってくる。

「ねぇ…。彼氏とか旦那の携帯をチェックしたりする?!」

既婚者のトモカが話題を持ち出した。

「私は見ないな。やましい事してないけど、自分も見られたくないし。」

彼氏持ちのレナが答える。

ほとんどが、見ない派だった。

しかし…私は見た事ある。

「私さ…今まで見てなかったんだけど、旦那のは見ちゃったんだよね。」

私は暴露した。

「え?何?何かあったの?!」

話題を持ち出したトモカが聞いてきた。

「うん。旦那が寝てる時にめっちゃ、着信鳴る時があってさ…。女の名前だったから、腹立ってメールまで見ちゃった。」

私は、前にあった出来事を全てはなした。
(この出来事。前のレスに書いてます。若干、私も忘れました。)

すると、トモカも話し出す。

「私も見ちゃった。旦那のだけ。」

「トモちゃんも!?」

私は仲間が出来た気がして、少し嬉しくなった(笑)

「そう。まだ付き合ってた時なんだけど、元カノからの連絡がひどくて…。」

「えー元カノー(;´д`)?!」
ヤジが飛ぶ。

「そう。何か、本人は別れたって言ってたんだけど、彼女は別れた気になってなかったらしくって…それがさ…普通の彼女じゃなくて、ストーカーみたいな感じでさ↓」

「ストーカー(;´д`)?ヤダー!!」
またヤジが飛ぶ。

「そう。私の存在を彼女が知っちゃって、私に被害を与えるような事言ってきたりとか、自殺をほのめかしたりとかするから、旦那も、ほっとけなかったらしくて…夜中の2時とか呼び出されて、行ってたりしてたから…。気になってさ…。」

トモカは社内恋愛だった為、旦那さんとは付き合ってた頃、同じ寮に別の部屋で住んでいた。

「私には言わないけど、バイクの音で分かるんだよね↓。あぁまた行ったなって…で、駐輪場見たらバイクないし。やっぱりな…みたいな。」

トモカは思い出したのか、嫌な顔をしながらはなした。

そりゃ…携帯もチェックしたくなるわな。

No.325

結局、トモカの旦那は元カノと別れたらしいが、トモカや子供にも被害を与え兼ねない人格な為、結婚や住んでる場所など元カノの知り合いとかにも極秘にしてるらしい。

トモカの旦那…高収入で…育ちも良さそうだもんな(>_<)
モテそうで大変だ。

そんなこんな話しをしながら、私たちは解散した。

家に着くと、ヒロさんが待っていた。

「おぉ。お帰り。早かったね」

ヒロさんはまだソファーに横になっていた。

「うん。子供連れの友達もいたしね♪私も妊婦だから。」

「そっかぁ(笑)俺、ビール飲みすぎた…。寝ようかな。」

そう言ってヒロさんは寝室へ行った。

忘れてたが、この頃に私の1Kマンションから2LDKのマンションに引っ越した。

そして、別々だった財布も私が管理するようになった。

ヒロさんが自由に使える金は毎月3万になった。

じゃなきゃ、私の収入も育児手当てのみになるし…家賃も高くなったし…貯金ないし…やってられない。

ヒロさんに任せてたら、何かと使う。

趣味の多いヒロさん。

バイク…レトロ雑貨(ボロなのに高額)…少しパチンコ…タバコ…服…。

今まで自由に使っていたであろう。金使いを規制させなければと、私も頑張った。

口うるさく、節約しろとヒロさんには毎日言った。

ヒロさんは友達と飲みに行かなくなっていた。
ヒロさんなりに節約を頑張っていた。

いきなりそんな生活になったヒロさんもストレスを感じたのかもしれない…。

No.326

翌朝、私とヒロさんは休みだった。

二人揃っての休みは久しぶりで、私は嬉しかった。

お腹も大きいし、部屋でまったりしてるとお腹が空く。

「ひーくん。お腹空いたね。どっか食べに行く?」

「うーん。今日はゆっくりしたいし…何かないの?」

「ないよ。」

「よし。俺が旨いラーメン作ってやる!買い物してくるから、お金ちょーだい。」

ヒロさんはラーメン大好きで、唯一インスタントラーメンはまともに作れる。

私はラーメン代を渡した。

「余計なもの買わないでね(-_-)」

「分かってるよ。妊婦さんは黙って横になってて下さい!」

ヒロさんは一人で出ていった。

ヒロさんはやる気スイッチが入ると、子供のように上機嫌になりはしゃぐ。

もぅ…文章では現せない程…顔は恵比寿様のようにニッコリなって…歩き方もかなり軽快になる…。

ラーメン作る時は、だいたい…そうなる。

インスタントラーメンなのに、どや顔もひどい。

だけど、そんな時、私は幸せだ。

部屋に一人になった私。

昨日の友達の集まりの事を思い出していた。

楽しかったなー。結婚式の余興もお願いしてるけど…何してくれるんだろう…。
そういや…恋愛とか子供の話メインになっちゃったな(>_<)

ふと、私は床に目をやる。

ん…?

あらら。ひーくん。ケータイ忘れてる。

無防備に…。

また、昨日の事を思い出す。

ケータイチェックの事…。

見ようか…いや…見たらいかん…。

見たって…いい事ない。

昨日の夜…ひーくん。何して過ごしてたのかな…ずっと部屋で私を待ってた?


気になる…。だけど、見ちゃだめ。

No.327

だけど…見なきゃ…見ないといけない気持ちになってきた。

これが最後…何もない事を願いながら着信履歴を見る。

問題なし。

良かった…いつもの友達と話しただけな感じ。

あとメールも見ちゃう?

どうする?

ここまで見たんだから、メールも見よう。

よし。

私は受信BOXをひらいた。

No.328

良かった。問題なさそう。

見慣れた女友達の名前だった。

サチコさんか…。会った事ないけど、この人からの電話はひーくんも普通にいつも出るし、バーの常連客みたいな感じだったな♪

私は安心した。一応、どんな内容か流して見てみた。

ん…?

なんか赤い絵文字があった?

私は流して見ていたメールを、もう一度、ゆっくり見る。

ハート。

ハートの絵文字。

たかが絵文字。
されど絵文字。

どういう流れで、ハートを使う会話になってるのか…。

私の心拍数は上がっていた。

手が震える。

サチコさんって…安全な人だったよね…?会った事ないけど…。普通の古い友達だから、サチコだけは心配いらないってひーくん言ってたよね…?

え…?

私は受信BOXと送信BOXを交互に見た。

どんな会話か見よう…。

No.329

怒りというより…恐怖感を抱きながら私はメールを見た。

ヒロさんからメールしていた。


ヒロ【元気してるか?】

サチコ【元気だよー!仕事忙しい(>_<)最近、会わないね(悲しい顔)】

ヒロ【もうバーにも出てないからね。最近
は大人しくしてる。】

サチコ【私も仕事ばっかりだよ…だけど、明日休みなの!ヒロチャンは?】

ヒロ【俺も休みだよ。】

サチコ【じゃあドライブ行きたいなぁ♪】

ヒロ【たまにはいいねー!】

サチコ【嫁いるの?】

ヒロ【いるよ。】

サチコ【えー(-_-)じゃあ期待しないで待ってるね(ハート)】

ヒロ【うん。待ってて(ハート)】

これでメールは終わっていた。

なんじゃこりゃ。

色んな事が腹立つ。何でひーくんからメールしてるの?しかもサチコは私の事、嫁って呼び方してるし…何よりハートとか普通使う?!

ドライブとか…絶対ダメでしょ!

何?浮気?このやりとり嫌だ!

私は放心状態になった。

No.330

泣きたくなってくる。

ただの友達って思っていた女と、いくら冗談だったとしても、ハート使うのは嫌だ。

しかも、サチコとは結構仲良しなのはヒロさんの電話の話し方からして分かる。

ヒロさんは、あまり女の子とは本音で話さない。だけどサチコとは他の人より本音で話すのだ。

ただの古い知人だからだと思って、気にもしていなかったけど…。

他の女とハート使うようなメールされるより余計にショックだった。

どうしよう…。ヒロさんに言いたいけど…また、メール見たのバレたら嫌われそう…。

だけど、黙ってられない。

サチコに取られたくない。

サチコより私の方がいい女だって思わせたい。

怒りより、ヒロさんの気持ちを繋ぎ止めたい思いにかられていた。

どんな汚い事してでも、私はヒロさんを取られたくない。少しも他の女に気持ちを取られたくない。

まだ…私の心は幼くて…ただ、ヒロさんが好きだった。

そうこう考えてるうちにヒロさんが帰ってくる。

No.331

私は慌てて、ケータイを元に戻す。

「えりちゃん、ただいまー!」

「おかえり…。」

私の小芝居が始まる。

「えりちゃん?どうした?ラーメン買ってきたよ?」

「うん…ありがとう…。」

私はヒロさんを見て、泣きそうでも、笑いました。みたいな顔をする。

「どうした?泣いてるの?」
ヒロさんが私の肩に手をかけながら横に座った。

「泣いてないよ…。」

少しすねた様な口調で言う。
我ながら、下手な芝居で…少しブリッコ入ってて…キモい。

だけど、何も知らないヒロさんは、マジで騙されてる様子。

「おい。どうした?何かあった?言ってごらん。」

私はこの瞬間に今まで我慢していた涙を流して、ヒロさんに抱きついた。

「ひーくん。どこにも行かないで。」

涙は本当だけど、この演出は…ちとオーバーにした。

ただ、ケータイチェックして、泣いて攻める女よりも、健気にヒロさんを愛してる女を演じたかった。

その方が、勝手にケータイ見たという行動をうやむやに出来る気がした。

No.332

ヒロさんは戸惑いながら私を抱き締めてくれた。

「え?えりちゃん?どうした?」

「ごめんなさい…。」

私は小さな声で泣きながら謝る。

「は?」

ヒロさんが私の顔を覗きこむ。

「ひーくんのケータイ見ちゃった…。」

するとヒロさんは、拍子抜けしたような感じだった。

「で?どうしたの?急に泣くから、ビックリしたよー。」

「ひーくん、昨日サチコって人とメールしたでしょ?」

「うん。別に何もないけど?」

「何もなくない!ドライブしようとか、ハートとか使ってた!」

「うん。冗談じゃん。」

ヒロさんは普通に答える。

「私は男友達にハートとか使わない。少し恋愛感情みたいのないと使おうとも思わない!ドライブとか…私がいるのに…。」

「だから…冗談だよ。ドライブなんてサチコとした事ないし、行く気もないよ。」

「ひーくんが取られると思って…怖かった…。」

そう…あまりにも言い過ぎると、ヒロさんが逆ギレするので、ここら辺で責めるのをやめて甘える。

「何言ってるんだよ。えりちゃん以外の女には興味ないよー。」

ヒロさんが笑いながらそう言った。

ヒロさんは、少し?結構なお調子者だ。

他の女にも興味あるのはバレバレ(-_-)

だけど…こうやって、やましい事すればバレるんだという事を心の片隅に刻んで頂きたい。

そんなヒロさんを好きになったのは私。

これからも、こんな事あるんだろうな…ヒロさんには私しかいないんだって思わせるように頑張らなきゃ。

だけど、それから私はヒロさんのケータイを見ていない。

逆に今回の事で、私はヒロさんに浮気されても別れる勇気がない事を思い知らされた。

それなら見ないのが一番。

ヒロさんが私以外の女には興味ないと言ってくれるなら、それを信じて一緒にいたい。

それに…私は変わってるのか…少し刺激を感じさせる関係が心地よく感じてしまう。

ヒロさんを追いかけて、たまにご褒美をもらえるような関係でいたい。

やっぱ私…変わってるのかな。

No.333

そして私たちの結婚式の日。

やっとこの日がきた。見事に晴天。

チャペルだからホッとした。

父と歩くバージンロード…母は既に泣いていた。

披露宴も友達からのサプライズDVDが流れたり、ヒロさんが手紙読み出したり、本当に心に残る結婚式になった。

結婚式が終わって、母が
「これで、えりを嫁に出したって感じね。


お母さん。ありがとう。

ドレス選びも、ヒロさんの衣装まで、お母さんが付き合ってくれた。

お母さん。私は、お母さんがいなくなったら、今でも無理です。

お母さんって…死ぬまで子供にはかけがえのない存在になるんだね。

私はもうすぐ、お母さんになるんだ。

結婚式の翌日から私は体調が悪くなった。

お腹の張りが頻繁に起こるようになり、仕事も早めの産休に入らしてもらった。

No.334

そして、結婚式から4ヶ月後。

私とヒロさんの間に女の子が生まれた!


ヒロさんがそのまま出てきた感じ…私には一つも似てない。

妹が、
「耳がお姉ちゃんに似てるよ(^-^)」
って言ってくれた。

私は、母になった。

これからは、自分よりも大切で…何よりも守るべき存在ができた。

私の彼氏…いや…旦那は今もヒロさん。

嫌な事も沢山あるけど、ヒロさんがいい。

今までの恋愛が…元彼氏の方々のお陰で、ヒロさんがいいと思えるのかもしれない。

これからも私はヒロさんを愛して、家族を愛して生きていきたい。


-完-

No.335

☆あとがき☆

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

1年以上かかってしまいました。

自分の過去日記みたいな感じで始めたので、文章も最後の終わり方も下手でスミマセン(;o;)

現在、娘も2才になり、来月二人目を出産予定です(*^^*)

もう産休に入りましたが、仕事もしていた為、更新などマイペースになってしまいました。スミマセン。

昨日は、ヒロさんと娘が寝る前にマイケルジャクソンの真似を二人でし始め…。
「ホーホー」
うるさかったです。

そんなこんなで、幸せな毎日を過ごしております。

応援して下さった方々、本当にありがとうございました!

No.339

>> 336 はじめまして(*^^*) 最初からずっとみていました。お疲れ様でした! いまはヒロさんと娘さんと幸せに暮らしているのですね(^-… ☆小説大好き336さん☆

はじめまして(*^^*)

最初から読んで頂いてたなんて、長いお付き合いありがとうございました!

今はヒロさんと、ちびっこヒロちゃんと、もうすぐ産まれるお腹の赤ちゃんと、色々ありながらも楽しく暮らしてます(笑)

本当にありがとうございました(*^^*)

No.340

>> 337 最後まで本当にお疲れ様でした😃 お子さんも産まれて、えりさんも幸せそうで本当良かったです✨ これからも大切な旦那様と子供達と幸せな家庭を築い… ☆旅人286さん☆

何度もレス頂いてありがとうございました(^o^)/

なんとか最後までいけました(笑)

現在は楽しく暮らさせて頂いてます♪

本当にありがとうございました(*^^*)

No.342

>> 338 楽しかったです( ´ ▽ ` )ノ お疲れさまでした✨ ただ、気になってたんですが317の別れてるんですよねって何だったんでしょうか… ☆名無し338さん☆

読んで頂いてありがとうございました(*^^*)

ヒロさんとは別れてないですよ?

きっと代名が歴代彼氏なので、中には、全ての恋愛が終わった話しだと思われながら、読んで下さってた方もいらっしゃったかと思います(>_<)

正直、私もどこまで書こうか悩んでいたのですが…ずるずる出産まで書いちゃいました。

実際、結婚してからのヒロさんエピソードが面白いんです(-_-;)

しかし、ここは彼氏について書いてたので、控えさせて頂きます(笑)

本当にありがとうございました(*^^*)

No.343

>> 341 えりさん お疲れ様でした‼ 読み始めて8ヶ月くらい🎵 ハッピーエンドで良かった✌ ☆すんさん☆

長い間、本当にありがとうございました(*^^*)

なんとか最後まで書けました!

書いてる途中、ヒロさんと大喧嘩したりして、色々ありましたが(笑)

現在はなんとか幸せです♪

また、娘が増えます。
頑張ります!

本当にありがとうございました(^o^)/

No.345

>> 344 ☆自由人316さん☆

最後まで読んで頂いてありがとうございました(*^^*)

ここではヒロさん…普通に書かせて頂きましたが、結構、クセのある旦那です。

たまに神が降りたように、何かと面白い事になります。

現在は、二人目が早産になりそうで自宅安静中の身です(>_<)

落ち着いてきましたら、その後について書こうか検討したいと思います(笑)

本当にありがとうございました(*^^*)

No.350

>> 346 えりさん最後まで楽しく読ませてもらいました😄 ありがとうございます💕 今が幸せそうで、本当に心が温まりました🍀 二人目の出産、がんばっ… ☆自由人267さん☆

最後まで読んで頂いてありがとうございました(*^^*)

楽しんで頂けて、幸いです!

正直、どこで終わらせようか悩んでしまい…お産も近づいているので、出産まで書いちゃいました(笑)

ヒロさんエピソード…沢山あるのですが、まぁ…皆様がイメージしている人物とは違う率100%です(>_<)

これにつきましては、検討したいと思います。

また、私が書いた時は宜しくお願いします!

本当にありがとうございました☆

No.351

>> 347 お疲れさま ずっと見てましたヽ(^○^)ノ お父さんとのくだり・・(涙)なしでは読めません いつまでもいつまでもご家族皆さまとお幸せに… ☆みいこさん☆

ずっと読んで頂いてたんですね!

ありがとうございました(*^^*)

父との話は私も泣きながら書きました。
世間体ばかりを気にする親と思っていてので、それが間違っていたのを結婚を期に気づかされました。

続きにつきましては、今、現在のわが家の話になるわけですが、お恥ずかしいので検討中です(>_<)

とりあえず、二人目産んでから考えたいと思っております。

もし、書いた時は宜しくお願いします!

本当にありがとうございました(*^^*)

  • << 354 ご返答ありがとうございました(^^) もし、part2が始まるならこのスレでお知らせしてくださいね! では、無事安産でご出産されますよーに(笑) ご家族のお幸せを願っています(*^^*)

No.352

>> 348 はじめまして(^-^) ずっと楽しみに読ませて頂いてました。 スタートから、そんなに経っていたとは思えない位に、ハマり続けていたので… ☆匿名348さん☆

初期から読んで頂いてありがとうございました(*^^*)

更新もマイペースだったので、長くかかっちゃいました…スミマセン(;o;)

色々とありましたが、何とか、今幸せに暮らしております!

来月に迫った出産だけが少しドキドキです(>_<)

また、ヒロさんの奇妙な話は書くか検討中ですが、その時はまた宜しくお願いします!

本当にありがとうございました(*^^*)

No.353

>> 349 えりさん おつかれー👍 更新焦らしてくるから毎回気になってたよ(笑) 楽しく読ませて頂きました😊 そして二人目妊娠おめでとう(^0^)/… ☆通りすがりさん☆

ご心配おかけして、すみません…そして、いつも応援して下さって、ありがとうございました(*^^*)

ちょっと妊娠で体調悪かったのもあり、最後まで書けてホッとしています!

旦那エピソードは二人目産んでから考えたいと思っております。

もし、書いた時はまた宜しくお願いします!

本当にありがとうございました(*^^*)

No.355

>> 354 ☆みいこさん☆

ありがとうございます(*^^*)

また、このスレに報告させて頂きます♪

出産頑張ります!

みいこさんも寒くなりましたので、風邪など、お身体に気をつけて下さいね!

No.357

>> 356 ☆自由人356さん☆

最後までお付き合い下さりありがとうございました(*^^*)

私と似たような境遇でいらっしゃるんですね!

確かに…最初はカッコイイと思ってたヒロさん…徐々にイメージが崩れて…私への対応も変わり…って感じですが(-_-;)

それでも、楽しいですよね♪

自由人356さんも幸せそうで何よりです\(^o^)/

また、出産が終わりましたら、ここで報告致します!

ヒロさんについて書くかどうかは…まだ検討中です(;´д`)
凄く凶変してますので…。

本当にありがとうございました(*^^*)

No.358

★ご報告★

昨日、無事二人目を出産しました(*^^*)

チビひろに続き、同じ女の子でした♪

ヒロさんからメールで
「えりちゃん、産んでくれてありがとう」

ってきました。

てか…ヒロさん…立ち会ったんですけどね。

直接言えないシャイな所はたまに可愛いと思います(笑)

応援して下さった方々、ありがとうございました\(^-^)/

報告でした!

  • << 361 えりさん ご出産おめでとうございます😄✨ ご家族が増えて、賑やかなお正月になりそうですね🎵 ヒロさんの楽しいエピソードが沢山ありそうで、やっぱり次回作を期待しちゃいました😁 でも、産後のお身体お大事にして頂きたいし、お二人の可愛いお嬢さんと、ヒロパパとのご家族が一番です🍀 えりさんのお幸せを遠くからお祈りしています✨

No.360

>> 359 ☆すんさん☆
ありがとうございます(*^^*)
これから大変になりますが、頑張ります!
すんさんも、よいお年を(^o^)/

No.362

>> 361 ☆匿名348さん☆

暖かいメッセージありがとうございます(*^^*)

産後間もないので、まだ休みたいと思ってます(>_<)

今回のお産もヒロさん…神が降りました。今も私は入院中なのですが、そのナースステーションでは笑い話しになってるそうで…落ち着いたら書こうと思っております。

匿名348さんもよいお年をお迎え下さい\(^o^)/

また、来年も宜しくお願いしますo(^o^)o

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