私は未婚の母です。

☆はじめまして。

最初は私について話します。

私はいちこ。

２０代後半。

ＡＢ型。

北海道で生まれました。

家族は
父 母 そして父の連れ子かおり。

写真でしかない家族です。
生後８ヶ月で両親は離婚。
私は母に引き取らました。
この話は成人してから母に聞きました。

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☆私の記憶の最初には

母と父隆…養父と３人暮らしで、私は隆を父だと思っていました。

転校を３回しました。

初めての転校は２年生の時、養父の転勤でした。

私は馴れるのに時間が 掛かったみたいで

なかなか友達は出来ない…
ましてや
自分の気持ちがはっきり言えない。


長い年月が過ぎ

馴れた頃事件は起きました。


「イジメ」でした。

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☆いじめの果て

簡単に「される方」「する方」と立場が変わっていて

本人にも原因があるのは今大人になればわかる。


でも当時の私は…
名字が珍しいと言う事で
いじめの標的になってました。

最初は靴がなくなりました。

あまりにも続く為
母が担任に相談しに放課後学校へ

担任からは今では有り得ない一言。
「校内探しましたが…見当たらないし、靴だいぶ汚れていましたから新しい靴を買われてはいかがですか？」

母は怒り校長に…

でもだからって

いじめは止まないところか、エスカレート。


学校近くの公園は高台に木で出来たﾃｰﾌﾞﾙゃﾍﾞﾝﾁがあり、よく小学生ゃ中学生がたむろしていました。

私もよく飼い犬の散歩でその公園には行ってました。

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☆ある日…

放課後
犬の散歩に公園に行きました。

高台の方に
人が居なかったので
行ってみると…

ﾍﾞﾝﾁやﾃｰﾌﾞﾙ一面に私の名前で死ねなど悪口。


それを両親に話すと
両親は夜、見に行ったようです。
養父は「いちこに何かあるからだ」と言い

私は我慢しなきゃいけないと思いました。


給食には綿ゴミ。

トイレに入ると上から覗かれモップで突かれ…。


体育になると
クラス中からボールをぶつけられ…

階段から突き落とされ


私は限界でした。

私には誰も居ないと思いました…


「死にたい」

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☆死にたい。


ホントに死ねたら…


私が死んでも誰も悲しまない。


って頭の中…

グルグル。


そんなある日。

クラスで研修旅行の班決めがありました。


案の定
私をどの班に入れるか…


先生は生徒に任せる。と言った感じで全く入って来ない。


「キモいのが移る」「要らない」「無理有り得ない」など

…散々。


「もぅやめて…」

私は教室を出て走っていました。



家について母はいなくて…
私は死ねたらいいなぁって 泣きながら洗剤を飲みました。

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☆気がついた時。

私は病院のベッドの上。

母と養父がいました。


なんだか…わぁっと涙が溢れました。


そっと「もう安心して大丈夫…」養父は言いました。

ずっと泣いていた母は
「公園の高台にパパといってね。全部消してきたよ。いちこが哀しくて辛い思いを気付いてあげれなくてごめんね。転校しようか？一からやり直そう。」


と話してくれました。


この時養父と母は
いじめた奴らに一言言いたい。絶対許さない。
と決めていたみたいで、

母は学校関係者など病室には入れず…話もせず


私は２ヶ月入院しました。

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☆そして…。

退院しました。

家に帰ると荷造りでごちゃごちゃ
両親からは新しい学校に行くまで家に居なさい。と言われ

１週間ぐらいは家に居ました。


日課だった飼い犬の散歩も出来ずに居たので


午前中ならと散歩に行きました。


なぜか同級生が公園にいて…
逃げる様に戻ろうとすると
彼女らは
石を投げてきました。



私はその場にうずくまると髪の毛を引っ張られ…
引きずられ…全身けられたり
最後には…男子達にオシッコをかけられました。


すると…

どっかから警察が来ました。


これで加害者が誰なのか
学校や親は知る事になりました。


私の頬にはその時の傷がまだ残っています

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☆やがて学校は加害者の親を呼び。

母と養父も呼ばれ。


謝罪があった。と…聞きました。


その加害者と親が
家に謝りにきました。


私は怖くて会えませんでしたが母に聞くと３０人近く来ていたと聞きました。

母は「もう２度といちこには近ずかない。」と加害者家族に書かせていました。

そして…小６の春に引っ越しをしました。

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☆新しい学校はとても小さい学校でした。
隣には中学校がありました。


転校生として紹介され

みんなとっても優しくて

うれしかった。

…「どっから来たの？」

私「市内だよ。」

…「どこ小？」

私「〇〇小。」

…「なんで？？？？

私は言葉につまりましたが…正直に言いました。

「嫌がらせされて。」

…「えっ？まじ？」


…
……
「ここにはそんなの居ないから大丈夫」
と言ってくれたのが恵美でした。


初日からみんな仲良くしてくれてうれしかったです。

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☆いつしか仲良しグループの一員で特に恵美とは仲良しでした。


そして

そのまま中学校に入学。

私は少し生意気になっていました。

バレーボール部に恵美と入部。


毎日遅くまで練習して
恵美と帰りは、よくグランドの隅でおしゃべり。


野球部がまだ練習していました。

恵美には１つ上の彼氏がいました。


私は同級生の雅人に恋していました。


よく雅人は私の席で
休み時間寝たりしていて
周りの友達から
「雅人はいちこが好き」
と噂になりました。

でも雅人は全く気にしない。


ある授業中…。

気が付きました。

雅人が私の机に

「好きだよ。」

って書いてあるのを…

その日の掃除時間に

告白され付き合う事にしました。



私は初恋でした。

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☆かなりクラスの中でも堂々としていました。

バレーボールの試合などで前の小学校のいじめの加害者に会う事もありました。

私を避けていました。

私の中学校が優勝常連校だったからか

私にした事を後悔しついるからか…

わからないですよね

ともかく学校生活は充実していました。

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☆ただ家庭の中は少しづつ変化して行きました。


母は毎日のようにパチンコをしていました。

養父は時々。


いつしか母はギャンブルで借金をしていました。

そして気付いた時には
ギャンブル依存症でした。

ある夜。

１９時になっても母は帰ってきません。
養父が帰ってきて…

「パチンコ屋に電話してみ」


私は電話をしました。

養父に変わり

電話を切りました。

なんか機嫌が悪い。


しばらくして

２１時頃母帰宅。


母は買物袋を手にし台所へ

少しして養父も台所へ。


すると… 「なんですぐ帰ってこねぇんだ」と怒鳴り殴る蹴るが始まりました。


私は怖くて
動けなくなりました。

母は鼻血を出し、指輪が曲がり手に食い込んでいました。

養父は何かあると口をきいてくれませんでした。

トイレトペーパーが長く垂れ下がってただけで
私は平手打ちを何発もされました機嫌が悪いと

食卓は無言でいつも養父の顔色を気にしまていました。
私は養父が大嫌いでした。

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☆学校ではよく恵美と先輩に呼び出されてよく「生意気」と言われていました。


毎日のように部活が終わると恵美とグランドで話し…野球部が終わるのを待っていました。


雅人と夜まで話したりしました。


冬になると…

グランドはスケートリンクになります。

野球やサッカー部は体育館で練習をしていて
よく半分バレーボール
半分野球部になり

部活中目が会うと恥ずかしかった。

夜は両親にスケートに行くといって２０時頃まで
雅人とデートしていました。


養父はよく出張にいきました。


母はその度飲みに行ったり、友達を家に呼んだりしていました。


中２の冬。

養父も出張
母も友達の所に遊びに行き…

私は雅人の家にいました。

雅人の家は母子家庭で
お兄ちゃんと３暮らし。
その日は看護師のお母さんが夜勤で居ない…。


私は雅人が好きでした。


だから…

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☆だから…。

あまり詳しくはなかったけど、初めては全部雅人としたいと決めてました。

その夜はキスをして

お互い裸になって抱き合いました。


でも最後まではしませんでした。


ただ２人だけの秘密がありました。

お互いの胸にｷｽﾏｰｸをつけあっていました。

でも………


数ヶ月後には最後までしちゃいました。


この頃私は夜、家を抜け出しては雅人の家に入り浸っていました。


学校では同じクラスで夜はベッドで…


恥ずかしいですが
雅人が好きで好きで
色んな所でｾｯｸｽをしました。



彼にはまり…日に日に
ｾｯｸｽが気持ちが良くて私はどうにもならなくなっていました。

雅人も同じでした。

毎日のようにゴムを付けて…でも中学生だからゴム買うお金がなくて
ゴムなしもありました。


そんなこんなで

中３になりました。

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☆中３になって…


相変わらず


雅人とラブラブでした。

そして、恵美とは
ますます仲良くて、 雅人とのｾｯｸｽゃ恵美と彼氏のｾｯｸｽの話しで盛り上がっていました。


一方家庭では…

養父と母の関係がギクシャクしていて

母には「離婚するかも…」
私は全く聞く耳を持ちませんでした。


待ちに待った修学旅行。
もちろん恵美も同じ班
雅人も。

学校では修学旅行の計画のため授業はなくて毎日クラスがガヤガヤしていました。

雅人は「修学旅行中したくなったら…いちこどうしよう…俺我慢できないよ」
って言っていました。

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☆あっという間に修学旅行。

楽しかった☆

もうすぐ哀しい「別れ」がくるなんて知りもせず…

二泊三日でした。

あちこち恵美ゃ雅人と行けてうれしかった。


最終日の夜。

先生達の警備がなかったので抜け出して遊んでいました☆

私は雅人と

違う階のトイレでｾｯｸｽをしていました。


何度もしました。


楽しかった修学旅行でした。


家に帰ると、

母が顔や腕にアザがありました。

すぐ養父とわかりました。

「またパチンコ？」

と聞くと

「違う。昨夜刺身でﾜｻﾋﾞがなかった事で口論になり…」


私は許せなかった。

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☆母は私言いました。

母「もう限界。」

私「…。」

母「実家に帰る。」

私「…。」

母の実家は
凄く遠い。

そう簡単に雅人とは会えない。

私は悩みました。

雅人には話せず…毎日ｾｯｸｽをしていました。

しかし…母は準備を着々としていました。


とある日。
私は生活指導の工藤に呼ばれていました。
工藤はバレー部の監督で違うクラスの担任でした。

工藤「最近どうだ？調子は？」
私「先生知ってるじゃん」
少し世間話。

先生はこう切り出した。

「雅人とはいつからだ？」

「雅人は野球で特待生として〇〇高の推薦がきまる。学校としてもとてもうれしい話。付き合うなとは言わないが…
雅人の将来を考えてくれ。いちこの気持ちはわかるけど。」

私は泣いて…
クラスには戻れなくて
その日は早退しました。

夕方雅人が家にきましたが…

気持ちの整理がつかなくて

「夜行く。」

雅人「グランドまで迎えに来るから。」


母「１ヶ月後。この日。」

と具体的な日にちが決まりました。

母は先生に転校は絶対当日まで隠してください。


夜、私は雅人に会いに行きました。

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☆雅人は優しいから…

きっと、雅人を困らせる…


私は母と家を出る日までは言いませんでした。


出来るだけ…会わないようにして行くうちに…
雅人は私を嫌いになる。



あっという間だった…

あさってはいよいよ母と二人で家をでる。

私は雅人の家に行きました。

別れを知らずに

いっぱい私を抱いてくれました。

私も忘れるぐらい

何度も何度も…。


次の日の朝グランドの前に雅人は立っていました。
「おはよ。」

いつものように手をつないで登校。


でも…
学校の前で
私はその手を離しました。

雅人「どうした？」
私 「ゴメン。もうダメなの…」

私は走ってトイレに…

絶対泣かないって決めてたのに。。。

雅人ゴメンね。

でもずっと雅人を無視していました。

恵美にはケンカしたの？
と心配され…

あっという間にホームルーム。
先生が「いちこ、前に」と呼びました。

「いちこは、今日で学校を転校します。お家の都合で引っ越しする事になりました。」

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☆これでいいんだ


雅人には将来がある。


泣いている子もいた。


私はクラス１人１人に感謝のぉ手紙を書きました。

雅人にも恵美にも

感謝の気持ちでいっぱいでした。


でも私はクラスメートに最後に嘘をつきました。

本当は明日出発だけど…
「あさって」と言いました。


雅人は泣いていたような気がします。

お互い初めての相手だったし
何年も付き合ってたから

好きで好きで…どうしようもない。
でも…
でも…

「きっとこれも運命なんだ…。」


雅人「俺待ってるから」

私は首を横に動かした…


さようなら…”

迷惑かけたくない。

私の初恋が終わりました。

今夜は最後の晩餐だ。

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☆雅人と別れた私は、なにもかも嫌になりました。

母を恨みたいけど…私にはできなかった。


夜ご飯は
養父が機嫌が悪くて…
無言。


でもこれが最後だ。


お風呂の中で今日一日分の哀しかった事を思い出し大泣きしました。


布団の中でも中々寝付けず…

朝になりました。

養父は朝４時に家を出ていきました。

３０分後にトラックがきて私と母の荷物を手際よく積んで


あっという間。


私と母はすぐに家を出ました。

飼い犬がずっとｷｬﾝｷｬﾝ…
鳴いていました。


私は振り向かず…辛かったけど母と聞こえなくなるまで歩きました。

そして駅に着き
６時間かけて母の実家のある街にやってきました。

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☆私と母はおばさんの家に身を隠すようにいました。

親戚からは「私達を捜し歩いている」と聞きました。

でも隠れて居ても仕方ないので母は養父と実家で
話し合いをする事になり
そのまま離婚。

養父はかなり反省していたみたいです。


そんな時
アパートを借りる時や私がイジメられないように卒業まで、後…数ヶ月なのに
新しい制服を買ってくれるおじさんがいました。

私はそのおじさんに見覚えがありました。


私の小さい頃の写真のほとんどは半分に切られていました。


そんな中の一枚に、

おじさん…知らない３歳くらいの女の子…そして母に抱かれた私。

その写真をず…っと不思議に思っていました。


そして落ち着いた頃
おじさんの娘さんに会いました。

名前はかおるちゃん

その従姉妹のりえちゃんもいました。

すんごく可愛がってくれて泊まりに来ては３人でｶﾞｰﾙｽﾞﾄｰｸをよくしました。


そんな中で
かおるちゃんは私に「お姉ちゃん欲しくない？」と聞いてきました。

私は無邪気に「欲しい。」

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☆りえちゃんは「いちこはなーんにも知らないんだ。」

この言葉が気になって気になって…

次あった時２人に聞いてみました。

すると…

絶対秘密！を約束。


あのおじさんは私の血の繋がった父親と聞きました。

…と言う事はかおるちゃんは私のお姉ちゃん。

かおるちゃんはおじさんの連れ子。

おじさんと母の間に生まれたのが私。


おじさんとかおるちゃんとりえちゃんには
高校入ってからは会う事はなくなりました。

そして昨年私の本当の父が胃がんで亡くなりました。

フィリピンの方と再々婚され赤ちゃんが産まれたばかりだったみたいです。

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☆私は私立の高校に推薦で入学しました。

母には苦労かけましたが…

高校３年間めちゃめちゃ色んな意味で遊びました。

良くないけど…当時は平気でｾｯｸｽしてお金をもらっていました。


「愛のないｾｯｸｽがこんなに感じない。」と言うことを知りました。


雅人が愛おしい。


私は狂っていました。

そんな頃。
養父が仕事中倒れ意識不明と母の所に養父の上司から連絡がきました。

母は養父をほって置けず

母はとりあえず養父の元に行き…約２ヶ月ほど看病していました。


その間私は学校があるからアパートに残りました。


当時…同じ歳で友達以上恋人未満の涼とずっと一緒にいました。

彼は若さだけではなく
体の相性も本当に良くて
毎日３回以上はｾｯｸｽしていました

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☆普通に涼とｾｯｸｽしていても気持ち良くて。


でも涼はシンナーを吸っていました。


シンナーの充満した部屋でのｾｯｸｽが私を依存させたみたいで…

私は涼とシンナーでラリって

何度もｾｯｸｽしていました。


母が帰ってからは涼の部屋でヤッていました。


やがて涼は学校を辞めて家にずっといました。

涼に彼女が出来ても…
涼は「彼女じゃ満足出来ない。」
涼との関係はしばらく続きました。


そして…私達は１８歳。
涼はシンナーで捕まりました。
少年院に居たと後から聞きました。


学校は無事卒業。

私は地元で就職しました。

この頃

母と養父は仲良くいい関係でした



恵美は専門学校へ。

雅人は大学に入学したと恵美が噂を聞いたみたいでした。


そして

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☆そして…

１９歳の夏。


友達と海へ。


高校の時の友人にばったり。

座り込んで話していると


「いちこ。覚えているか」
と声をかけられ振り返ると…そこには雅人が居ました。

私はびっくりし過ぎて言葉にならない…。

うれしくて。


雅人とアド交換…

それから毎日メールをしました。


でも雅人には付き合って１年の彼女いました。


メールし始めて

数ヶ月経ちドライブへ。


雅人は…

「彼女と別れたい。」
と


話を切り出しました。



私は…何も言えなかった。


雅人は私に「おまえじゃなきゃﾔｯﾊﾟﾘだめなんだ。」

私はもぅ終わっているんだよ。

今更…………


でも……………


私も雅人を
ﾔｯﾊﾟﾘ
忘れていませんでした。

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☆「覚悟」

ある土曜の夜。


私は雅人と居ました。


雅人は私の前で電話で彼女に別れを告げていました。

受話器から泣き声。

私は人して最悪。

でも女としては幸せだったに違いない。


１時間話して結局彼女は
「わかった」とは言いませんでした。


そして。

雅人の車でホテルに行きました。

15歳の時以来

雅人の温もり。


私は覚悟しました。

彼と落ちてゆきたい

彼を愛してる。

何度も確かめる様に愛し合いました。


雅人は「探していたのはこのぬくもり。もう離さない。一緒になりたい。」

私も同じ気持ちだった。

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☆数日後
「彼女と会ってちゃんと終わらせるから。明日彼女とこに行くわ。絶対連絡するから」
雅人が言い
私はうなずきました。


次の日になっても
雅人と丸１日連絡がない。

メールをすると…

エラーで返ってきました。
すぐに電話してみると…
「お掛頂いた電話番号は現在使われていません。」


彼女と元サヤしたんだと思いました。

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☆知らない番号からの着信。

なんとなくいつもなら無視…

でも気になった私は


…もしもし。


………

……………


……………………



小さな声で…「死ね。」


と言って切れました。


でも明らかに女な声でした。



少ししてまた
さっきとは違う番号。


私は恐る恐る出てみました。



…。


いちこ？


その声をきいて

ホッとしました。


雅人でした。


話しを聞くと、彼女との別れ話に行き、モメて携帯を取られた。


ならさっきの電話の女は…


それからしばらく
嫌がれ電話。


私も意地で番号は変えたくありませんでした。

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☆雅人と一緒にいるのが幸せでした。


でも…
雅人の元彼女からの嫌がらせはエスカレートとしていました。

仕事先に現れたり…
車で追いかけられたり…

雅人にはイチイチ話さなかったけど…

ある日
雅人と買い物していたら
元彼女とその兄がつけてきました。

雅人は元彼女とその兄に「これ以上嫌がらせしてくるなら俺も黙ってられないからな！お前が俺と付き合っている間他に男がいた事もわかってるからさ。もう俺らの前に現れるな。」
と言い
雅人は私を心配し

２０歳の終わりから

同棲を始めました。


毎日幸せでした。


同棲して１年。


雅人が大学を卒業し


自動車学校に行き


就職も決まり…



二人の中で結婚を意識していました。

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☆同棲って…

こんな楽しいのかなってぐらい幸せで

雅人は私には
家に居てほしいと
いい。

仕事をやめて

週数日ァルバィトしながら
私は毎日家事をしていました。


夜はご飯食べて

一緒お風呂に入って…

毎日の様に

セックスしていました。


１回に何時間もかけて

ゆっくり

じっくり

していました。

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☆そんな幸せな日が続いて

ずっと二人で生きていきたい。


もちろん同棲の時

お互いの親には了解を得ていたし

「結納」とか

どうするとかいよいよ

結婚に向けてきまっていきました。


このまま

結婚し

子供もできて

幸せが続くと信じて疑わなかった２４歳の秋でした。

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☆そして…２４歳のクリスマスに指輪をもらいました。

年が明けて
すぐ簡単に両家で会食し
結納みたいな事を…



２人で「七夕」に入籍しようと決めました。


式は？

披露宴は？

休みの日は２人で

ﾁｬﾍﾟﾙゃ式場などを

見てまわり


挙式披露宴は８月２６日に決定。



着々と準備が進んで行きました。

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☆ＧＷに２人で温泉に行きました。


車で４時間。


車中では結婚式の話。

「あのドレスがいちこ似合ってたよ、でも着物もいいな。」


とか


一番幸せな時だったのかな。



旅館についてからは

ゆっくり

過ごしました。



しばらく私の体調が悪かったので

ご無沙汰でしたが


温泉に入って

少しお酒を飲んで

２人ともほろ酔いで気持ちがよくなり…

久々に


ラブラブモードになり




朝方まで。




お昼に起きて

ご飯食べて、

散歩して

温泉入って


次の日

帰りの車のなか

走って１時間経った辺りで…

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