キューティー・ナギー

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2010/03/07 14:29(更新日時)

『キューティー・ナギー』
🎵この頃流行りの女の子
🎵お腹の 大きな女の子
🎵こっちを 向いてよ ナギー
🎵だって 何だか
だってだって 何だもん
🎵お願い お願いメタボらないで
🎵私の お腹は プニプニ しちゃうの
イヤよ イヤよ イヤよ つまんじゃイヤー
ナギー フラッシュ❤
痩せるわよ💕

No.1159065 (スレ作成日時)

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No.251

ヤホー基地

「ギャハハハ 何だそれ」
凱の顔を見て ナオサーンが笑っている。
「うるせい 風呂に入るぞ」

「凱 ありがとうな 風呂上がりに タコ刺しとタコ焼きタコ飯用意しとくよ」

「いるか 馬鹿❗」

30話終わり
m(__)m

No.252

《ギガ・フラワー》

ヤホー基地

トレーニング室でデントンが汗を流している所に、凱が声を掛けた。
「よう、デントン どうだ いっちょやらないか」

「ちょっと そっちは遠慮します」

「ば、馬鹿野郎 組手だよ」

「冗談ですよ それより大丈夫ですか超速度は 上手くコントロール出来ないですよ」

「ああ、俺も久しぶりに 残像剣の感覚を 取り戻したいんでな」

「怪我しても 知りませんよ」

「面白い やってみな」

「いえ、そっちの趣味は無いです」

「馬鹿野郎❗」


( ̄▽ ̄;)
デントン変わったね

No.253

ホログラム室

「いいか、デントンまずは通常でいくぜ」

「遠慮なく どうぞ凱さん年なんだから無理しないで下さいよ」

「へっへっへ 楽しいじゃねえか おらぁああ」

先に攻撃を仕掛けたのは凱だった。凱の飛蹴りが デントン目掛けて炸裂する。
それを避けずに
デントンは両腕を交差させて 受け止める。
「凱さん 美味しい蹴りをありがとうおぉぉー」
受け止めた凱を弾くと一気に殴り掛かる。右に左に拳を出すが 凱は紙一重で避けながら重心を落として デントンの足元を払う。
デントンは後方中反りで着地 そのまま壁を走り天井から凱の頭に蹴りを入れる。
「うぉっと アブネエ」
ギリギリで交わすと 凱が全身にオーラを纏い始めた。
デントンの身体も白いオーラに包まれて来た。

No.254

「おぉ やってるな」
いつしかホログラム室のモニターはナオサーン ムッソ ナギー ナミーが 見物していた
「いいか デントンの白く光るオーラは白虎と共鳴している 凱の残像剣とどっちが早いかな」

以下 モニターのスロー映像 m(__)m

「はあぁぁぁー」
凱が漆黒のオーラに包まれた瞬間
跳躍した
「三重残像剣❗」
デントンの身体が白い光に包まれて
凱に突進する
「超速度1」
三人に別れた凱がそれぞれ三方向から デントンに斬り掛かる。
間を取る隙もなく
デントンは剣で受け止めるのが 精一杯だった。
「やるなあ デントン俺の三重残像剣を受け止めるたあ頼もしいぜ」

「凱さん 私も良い物を見せてもらいましたよ」

凱が デントンの手を取るとホログラム室の扉が開いた。

「二人とも素晴らしい動きだ せっかくの組手を邪魔して悪いが 出動だ」

「隊長 又ファルコンのアンドロイド軍隊ですね」

「イヤ違…まあファルコンの仕業かも知れないが ゴキブリ駆除に行ってくれ 場所はドリームアイランド いわゆるゴミ埋立地だ」

( ̄□ ̄|||)
なぬーーーーー💣

No.255

ファルコン基地

権堂がクラシック
音楽聴きながら
紅茶を飲んでいた。
コンコン

「どうぞ」

ガチャ
静かに扉が開くと
ミケが尻を出して立っていた

「ぶっアチチチチ
ゴルアー火傷したじゃないかー」

「静かに入ってこいと言ったのは あなたでしょう めんどくさいオ・ト・コ💕」

「お前絶対わざとだろ 俺をからかって遊びやがってえ~ん」

「そんな事より 準備出来たの ギガフラワーを開花させる光は」

「そんな事とは 何だ❗ そこにあるから持ってけ」

「あら~ん ちゃんと仕事したのね キスしてあげる」

「いいから 早く行けー💢」

( ̄▽ ̄;)
マア ナンダカンダゴクローサン

No.256

シャドーmkⅢ

「まったく 何で俺達がゴキブリ駆除しなきゃならないんだ」

凱が ふてくされる。

「凱さん ファルコンの仕業なら 仕方ないですよ」

ムッソの後に ナギーが続ける。

「私 ゴキブリ苦手よ ナミーはどう?」

「へっ か可愛いじゃねえか」 ヒクヒク…

「ナミー 顔が引きつってんぞ 隊長が言ってたが ファルコン絡みならゴキブリ型のロボットだろう いつも通りに ぶっ壊せば良いんだよ」

デントンがたしなめる。

「そろそろだぜ」

凱が 着地させようとして 前の植物に気付く。

「何だ あのでかいのは」

植物から 離れた位置に降りると シャドーを上空待機させた。

No.257

埋立地に降りた凱達は それほど臭く無い事に気付く

「何だ ゴミの島だと聞いたからもっと臭い所かと 思ったぜ」

ガサゴソ‥‥

何かが動いたかと思うと 黒い塊が飛んで来た。

「キャッ 何 今のは」

あちこちで地面がスジ道を立てて
ナギーナミーの二人に向かって来る。

「気を付けろ ナギー」

デントンが 道を塞ぐように 剣をつきたてた。

バシュ

それは 剣を交わし行く手を遮ったデントンに飛びかかって来た。

「ゴキブリ❗」

その場にいた全員が 驚くのも無理は無い 全長が30cmはあろうかというサイズだった。

No.258

思わず叩き落としたそれは 間違いなくゴキブリだった。

「これ見ろ 普通のゴキブリサイズじゃねえ こいつらロボットだぜ」

言い終わるや 一斉に 襲いかかって来た。

バシュ ドシュ ズサッ

全員で 応戦している所へ ミケがやって来た。

「皆さん どうも お疲れ様ですね」

ゴキブリを切るたびに 体液が 身体に掛かる。
「イヤー 気持ち悪い 汁が付いてる」

「ナギー それは 古いオイルだろう 気にするな」

ナミーが口を開くと かけらが入ってくる。

「ぺっ 何だこんな物 ただの部品だ」

ミケがニヤニヤしながら見ていた。

「ミケ てめえ何がおかしい❗」

ナミーが吠えると口に入る。

「そうだ 又 変な物作りやがって ゴキブリロボットに 巨大植物かよ❗」

デントンの口にもかけらが飛んでくる。

No.259

「おやおや あなたがたは勘違いされてるようですね」
かぶりを降って続ける。
「我々の目的は 地球環境の整備ですよ その為に人類を減らす事が 上の考えですが 私は 人類が好きですよ だってそうでしょう 観客の居ないステージほど つまらない物は 無いですよ」

「それじゃこいつらは何なんだ」
デントンが吠える。

「本物ですよ」

「嘘……」

ナミーナギーが気絶する。

「玄武ガード❗」
ムッソが二人を保護した。

「私も こいつらには手を焼いてたのですよ ギガフラワーの種を ほとんど食べてしまって 酸素種の影響で大きくなったのですよ」

「此処の空気が綺麗なのは そのせいか 何故だ」

デントンが聞いてる間に 凱がシャドーに 指示をする。

シャドーからスキャナー光線が ミケに降り掛かる。
「ノゾキとは 趣味が悪いですよ」
ミケが手を上げた瞬間 シャドーは時空移動で非難した。
「ゴキブリ駆除のお礼です どうぞ」
一枚のCDを投げよこした。

「ミケ どういうつもりだ」
凱が聞く。

「我々からのメッセージですよ それよりも ゴキブリを駆除しないと 此処を出たら こいつらは 人間を襲いますよ」

ミケもゴキブリ駆除に参加して来た。

No.260

「はあぁぁぁー」
凱は漆黒の鎧にオーラを溜める。

デントンの全身が白いオーラに包まれていく。

ミケは 何事も無いように 剣をかついでいる。

ムッソは 二人を保護しながら 杖にオーラを溜めると 赤く光りだした。

「ムッソさん 此処で火は 使わない方が良いですよ ギガフラワーから出てる酸素濃度が濃くなってますからね 爆発を起こしますよ」
ミケが ムッソを止めた。

デントン
「ムッソ お前は 二人を連れて非難しろ ゴキブリは俺達が 倒す」
デントンが動いた。
「超速度1❗」
襲い掛かるゴキブリを 斬り倒していく。

「シャドー三人を収容しろ」

間もなくムッソの傍にシャドーが 現れ アームが二人を収容すると ムッソが残った。
「凱さん 私も戦士です 一緒に戦います」

No.261

「五重残像剣 スターフラッシュ❗」
凱の身体が五人に分かれると星型に立ちそれぞれが ゴキブリを倒していく。

「凄いぜ 凱さん 残像剣カッコイイ」
デントンの感心をミケは 笑っていた。

デントン
「ミケ 何がおかしい」

「デントンさん 後で教えてあげようか ククク」

「この この そりゃ」
ムッソは 杖先を凍らせて ゴキブリを倒していく。
ミケは ほとんど動かずにじっと立ち尽くしていた。

デントン
「ミケ てめえやる気あるのかー」

「デントン ミケの周囲を見てみろ」
凱に言われて 気付く ミケの回りに円を描くようにゴキブリが 積まれている。

「何て スピードだよ」
デントンも ムッソも愕然とした。

No.262

シャドーの中

「う~ん 良く寝た、はわあ~」

ナギーが 目を覚まし続いてナミーも起きてきた。

「フタリトモ ネテイルバアイジャ ナイゾ」

「あれ シャドー何で」

「オマエラモ イケ ハヤクイケ チチモムゾ」

「出来るのかよ💢」

ナミーが凄む。

「スミマセン」


「止めなさいよ それよりナミー私達も戦いに出るよ」

「ちょっと待て ナギー別の戦い方を考えよう」

「もう ナミーったら……
そうよね」

( ̄▽ ̄;)
おーい✋💥

No.263

一方 地上では
四人? 三人と一体が 戦っていた。

「はあ はあ こいつらいったいどれぐらい居るんだ」

「ぜい ぜいデントン疲れたのかよ 修業が足りねえな」
「デントンも 凱さんも 動き過ぎるからですよ」

凱 デントン
「お前が 言うな💢」

「ヤレヤレ 仲間割れですか 人間は弱いですね」
ミケは ギガフラワーが 開花を始めると動きを止めた。

「そろそろ 良いようですね 凱さん あなたの動きは 順番に ゴキブリを倒してますね つまり ホログラム映像に合わせて星型に早く動いただけですよ 良い物を見せていただきましたよ」
ミケは 開花装置を抱えて帰ろうとしていた。

「待てい まだ片付いて無いぞ」
凱が止めた。

「そろそろ 上の二人が 起きてくる頃では ないですか 回りの酸素ごと空中に集めて燃やせば良くないですか それじゃ私はこれで」

ミケは ニヤリと笑って消えた。

No.264

「なるほど そりゃ良い シャドー二人を降ろしてくれ」
シャドーから降りてきた二人に 段取りを説明する。
「良いか この植物もやっかいだ ムッソ 海水で雲を作れ ナミーは海水を上昇させてムッソを手伝ってくれ 植物に海水を掛けて根が柔らかくなったら 俺とデントンで引き抜くから ナギーは風を呼んでくれ 上空で 火を付ける みんな 行くぜ」
ラジャー👍

ムッソが雲を集めている間 凱 デントンが ムッソを守る。
「ナギー 頼んだよ」
ナミーが集めて海水を持ち上げる
ナギーは風を起こし 上昇気流に乗せて雲に運ぶ。
「ムッソ まだか 出来るかぎり急いでくれ 花粉が飛びそうだぞ」

「風 水よ 我に力を貸したまえ」

ムッソが立ち上がり上空に杖を構えると 海水の雨が降ってきた。

No.265

「デントン行くぜはあぁぁぁ凱ブレイドォオオー」

「デントンブレェェドォォオー」
二人の剣から 弾き出された剣圧がギガフラワーの根本に炸裂する。

ギギギィィー
地面がひび割れて盛り上がる。

「ナギータイフーーン」

ムッソ
「玄武ガード❗」
凱、デントンと共にシャドーに非難する。
上空で竜巻を起こし ギガフラワー ゴキブリ ゴミが舞っている。

「シャドー、レーザー発射だ ファイヤー❗」

竜巻の中心に吸い込まれるように 光が届くと 大音響と共に 爆発を起こした。

「良し これでいいぞ」

海に落ちた破片は茶褐色になり静かに沈んでいった。
しかし いくつかの種は 風に乗って何処かへ 運ばれていった。

No.266

ヤホー基地

「みんな お疲れ様ゆっくり風呂に入ってくれ」
ナオサーンが迎える。

「ナミー行こう ゴキブリの汁 落とさなきゃ」
「ナギー 思い出させないでよ」
ナギーナミーが 風呂に入ると デントンが いそいそする。
「ムッソ 見に行かないのか」

「私は 良いよ 少し瞑想したい」
そこに ナオサーンが来た。

「お、珍しいな どうしたムッソ」

「隊長 今日何故か風が 操れた気がするのですが エレメントはまだ 現れていません」
「そうか 頑張れ 所でデントンはどうした」

その頃デントンは ホログラム室で 修業を始めていた。
「凱 どうだ 俺のチームは 頼もしいだろ」

「ああ ナギーとナミー以外はな」

「まあ そう言うな 風呂場に竜巻が起きてるぞ ハハハ」

31話 終わり
m(__)m

No.267

《神々の黄昏》

ヤホー基地

朝から凱が何か用意していた。
先日ミケに渡されたCDだ。

「さあて、これをどうした物かな」

ナギー達も集まる。

「パソコンで見たら良いんじゃ無い」

「ナギーどんなウイルスに感染してるか分からないんだ 此処の設備は使わない方が良い」

「へえ~ デントン詳しいね 怪力馬鹿だと思ってた」

「何だと 俺はこれでもエリート兵士だったんだよ」

「エリートか エロートじゃ無いのかいつも覗いてるけどな」

「な、ナミー馬鹿な事を言うなよ」

「そうだよね 最近は覗いて無いよ なあ、デントン」

「ムッソ 死亡フラグは止めてくれ」

そこへナオサーンが来た。

「ああ それなら昨日 少しだけ見たぞ。会社案内見たいな作りで 中々面白いよ」

Σ( ̄□ ̄|||)
「あんた 駄目だろー」

No.268

「私は これから国際会議に出席する ムッソ ムツーリ国王に会うが 一緒に来るか」

「いえ、私はこのまま残ります 戦いが終わったら 会いに行きます」

「そうか では行ってくるよ」

「隊長、護衛は付けないのですか デントンが お供しましょうか」

「いや 大丈夫だ 私は 自分の身体ぐらい守れるぞ デントンは データ解析を 手伝って上げなさい」

👍「ラジャー」

「ゆっくりで良いぞ 俺がちゃんと調べといてやる シャドーを使わなくても良さそうだ」

「隊長、ナギーにお土産お願いね」

「ナミーにもね」

「お前ら 隊長は遊び行くんじゃ無いぞ デントンにもお願いね」

「デントン…キャラ変えたか…ムッソにもね」

「はいはい 凱は良いのか」

「気持ち悪い さっさと行け」

No.269

豹牙邸
ピンポーン
一人の男が訪ねて来た
「すいませんがね こちらに孫が来てませんかね」
太牙が応対した
「どちら様ですか、(あ、豹牙に石ぶつけたやつだ)」
「私は、町内会長の温水要三と言いますがね 家のアヤメは来てませんかね」
男は不機嫌そうに聞いて来た そこへ研一郎が出て来た
「アヤメちゃんなら来てますよ おーい アヤメちゃん お爺ちゃんが迎えに来たよー」
「お爺ちゃーん」
「これ、アヤメ こんな所に居ると危険だから 家に帰りなさい いつ化け物に襲われるか分からないんだから」

「何ーてめえ 他人の家で失礼だろう」

太牙が 掴みかかろうとした
「太牙、止さないか」

豹牙が 制した。
「すみません 会長さん」
「ふん、あんた達も化け物の仲間なんだろ アヤメ帰るよ」
「お爺ちゃん、何でそういう事言うの お爺ちゃんなんか嫌い 馬鹿ー」
そのまま 飛び出して行ってしまった。

No.270

「ヤレヤレ あんた達のせいだよ だいたい私はね 隠し事が嫌いなんだよ へんなやっかい事を 持ち越まないで下さいよ その時は 町から 出てって貰いますからね ふん」

言いたい事だけ言うと 男は帰って行った。

「なんだよ あの親父 頭に来るな なあサイ牙 あの禿ヅラ親父め」

「そうそう だいたい眉毛と髪の色が 合って無いんだよな わはははは」
そこに豹牙が 口を挟む

「二人共止さないか 失礼だぞ」

「あ~あ 豹牙は真面目なんだよ それじゃ女も出来ないぜ 太牙が ギャグを指導しようか」

「太牙 無駄 豹牙のキャラじゃ無いし」

「実に良いバランスが取れた三人だな 頭脳派痩せ型サイ牙君に 真面目が取り柄の豹牙、体力勝負のメタボ君」

「博士 俺はメタボ君かよ」

太牙が ふくれる。

No.271

ヤホー基地

「凱さん どうです 何か解りましたか」

ナギーがジュースを持って来た
パソコンの前に 五人集まって モニターに注目していた

「ムッソ 危険は無いようだし 俺達は ホログラム室で 修業しようぜ 組手やろう」

「ナギー 私達も組手やらない 此処は凱さんに任せて なんか飽きて来た」

「おお、行ってこい 俺がしっかり見といてやるよ」

「ヤレヤレ マタ ガイノ ヤスウケアイガ ハジマッタヨ」

凱の腕輪が シャドーと交信できるシステムになっている

「うるせーシャドー俺だって プログラム解析ぐらい出来らぁ」

「ジブンダッテ アバレタイクセニ ムリシテ ウシシシ」

( ̄▽ ̄;)
シャドーって
お茶目さん。

No.272

ファルコン基地

「あいつは 居ないだろうな」

権堂は 扉を開けて何度も確認した
ミケが見当たらない事を確認すると
テレビの画像に写る女優に 萌えていた。

「ふ~ん こんな女が 好みなんだ」

いつの間にか ミケが後ろに立っていた

「うわーーーーーー驚いたー(変な事しなくて良かった)」

「手筈通り ディスク渡して来ましたよ しかしくだらないアイデアですね 誰でも コンピューターウイルスぐらい警戒しますよ まあ ナオサーンなら引っ掛かるかも知れないけどね」

「そ、そう、そこで出撃不能にしてから 町を襲うんだよ ロボット兵士は ライン製造で出来しだい 行ってこい」

「うふ、お痛は ダ・メ・ヨォ~ン」

「うるさーーーい 早く行けー」

No.273

ヤホー基地

凱が パソコンの
DVDドライブを起動させる

[ようこそ ファルコン産業へ いらっしゃいませ]
画面に 受付嬢が現れ案内していく
「おっ これからだな しかし何だ 普通のグループ企業じゃないか 何々
ファルコン製薬
ファルコン化粧品
ファルコン製菓
ファルコン重工業
ファルコンITプラント

何か凄いな これの何処が悪の組織なんだ」

「ガイ ヨクミロ ロボットモ バイオモンスターモ ツクレルゾ」

「分かってるよ シャドー 一般のファルコン企業とは別に 黒崎が 動いているようだ 工場のラインを抑えていれば アンドロイドと自動生産で 人間は必要ないな ミケ以外は黒崎と権堂だけか」

No.274

ミクル政府の後ろダテもあり ファルコン産業は 確実に成長していたが
ナギーの活躍により政府から 一般企業と 軍事産業が切り離された
黒崎が実権を掌握し 秘密裏に暗躍していた。
彼にとっては返って都合が良かったのである

画面の受付嬢が しゃべっている
[はーい ここでちょっと休憩 ミキちゃんのセクシータイム💕]

「おっ なんだ 気がきくな」
「ガイ キヲ ツケロ ワナカモシレ」……
凱は 通信を止めた
( ̄▽ ̄;)
モシモーシ

画面の女のこが ビキニ姿で 浜辺を走っている
「オオー良いねぇ」
[うふ💕 汗かいちゃった シャワー浴びよ💕]
シャワーを浴びる美女の足元から カメラのアングルが 上がってくる
「ごくり …」
美女の丸い尻があらわになる そこで美女が振り向いた
「やったー良いぞぉ」
[残念でした ミケちゃんですぅ~ ]
突然 ミケが尻降りダンスを始めると 画面が消えた…
「くそーミキちゃんはミケちゃんだったのかー」

No.275

ヤホー基地

館内に警報が鳴り響き 赤く燈る
「何 なんだ 凱さんどうした」
デントン ムッソが叫ぶ」

「どうしたの 扉が開かないよ」
ナギーナミーが扉を叩く

「待ってろ 今 復帰させる」
凱が キーボードを叩いて プログラム修正を試すが 文字化けを繰り返すだけだった
画面の文字化けは一箇所に集まっては消えた
[バーカ][アホ]
[スケベ]
「くっそーミケのヤロー」
凱は 怒りに震えていると やがて警報も止まり 補助電源が 作動し 照明だけは 元に戻ったが オートロック式の出入り口は開かないままだった。

No.276

ミクル市街地

「はあ~ 憂鬱なのよねぇ~」
ミケは ライン生産のロボット軍隊を連れて 襲撃に来ていた
「さあ さあみんなそろそろ始めますよ射撃隊適当に撃って 切込み隊 後に続いて 私は見てるから」

( ̄▽ ̄;)見たいテレビでもあったのか。

住民はすでに シェルターに避難していた
「豹牙さん 大変だ 孫が 居ないんだよ あぁアヤメ何処にー」
温水要三は 頭を抱えた
「会長さん 大丈夫です 私達が探します あなたは家に 避難して」
薫が 元気付けると 町に飛び出した
「サイ牙 太牙は 先に行ってくれ 俺は アヤメちゃんを探す」
「おう 気を付けてな」
「太牙さん お互い死なないようにしましょう」

サイ牙 太牙は町へ
豹牙は 公園に向かって走って行った
「大丈夫です 息子達は 無事にアヤメちゃんを連れて帰ってきますよ」

No.277

ミクル市街地

「うおおおーミケ 待ていー」
「太牙 やみくもに突っ込むな」

ミケは射撃隊の一番大きな戦車に腰を降ろしている
「ようこそ いらっしゃ~い 今日は二人だけですか ずいぶんとナメられた物ですね」

「うるさい こっちの事情もあるんだよ 行くぜ 大地の怒りぃぃぃー」
先に 仕掛けたのは太牙からだった
交差するエナジーが ミケの乗る戦車に向かって行く
「ふっ 遅いですね」
エナジーを無視して 太牙の元に跳躍し 剣を降りかざす
ドゴーン
ミケが居ない戦車は 太牙の放ったエナジーで爆発した
ミケの剣撃を受け止め すばやく足元に蹴りを繰り出す
後ろに交わすと思ったら 前に居る サイ牙に襲いかかってきた
サイ牙にゆっくりと向かって行くミケ
「私のショットを避けずに受けるつもりですか」
サイ牙のヘキサゴンショットが ミケに炸裂した
「手応え有り」
そこにミケの姿は無かった。
「何、何処に消えた」

No.278

「サイ牙 上だ、気を付…」
太牙が 言うよりも早く ミケが攻撃を 仕掛けた
「ヘキサゴンショット」
ミケは 六角棒を取り出すと サイ牙の技で 撃ってきた
身動き出来ないサイ牙の回りを 攻撃する
「直接攻撃されたら ひとたまりも無いですよ 空きだらけで面白くないから帰ります 豹牙さんによろしく」
姿を 消した

「チクショー ナメられたあーこいつらを片付けるぜ ヘキサゴンショット」
「サイ牙が 熱くなるとは 珍しいな 大地の怒りー」
射撃隊を相手にしてる間に 切込み隊は 先に進んでいた。

No.279

「おーい アヤメちゃーん 何処だー 返事してーもう大丈夫だよー」
豹牙が 公園を探していると 機関車の形をした コンクリ管から声がした
「お兄ちゃん 恐かったよー」
豹牙に しがみつく
「もう 大丈夫だよ
一緒に帰ろう」
豹牙が 微笑むと疲れたのか 寝てしまった
そこに 切込み隊が やって来た
豹牙は アヤメを背中におんぶすると 一気に走り出した
「豹牙が いたぞ
追えー」
(おんぶしたままでは 戦えない どうする 俺…)
走りながら考えていた
「アヤメ」
孫を 心配して 要三が 出て来たのだ
「温水さん アヤメちゃんと 此処の影で 隠れていて下さい」
(良し これで戦える)
豹牙は 切込み隊の輪に飛び込んで行った
「パンサーウェーブ」
正面の敵を弾き飛ばすと 輪の中で竜巻を起こした
「フォールツイスター」
突然の風に 要三のカツラが 飛ばされた
「あぁ 私のカツラよ さようなら…」黄昏れてしまう
要三だった。

No.280

右に 左に体を交わしながら ロボット兵士を倒していく
「くそ、キリがないな」
戦っている豹牙の足元に カツラが落ちたが 気にも止めずに 戦った
兵士達に 踏まれては 舞い上がり
切られては 踏まれるカツラを 要三は 見ていた
ふと こんな替え歌が 頭に浮かんだ
🎵カツラ カツラ
今 舞い上がれ
🎵刹那に 散り行く 宿命(さだめ)と知って
🎵さらば 友よ
この 場所で会おう
🎵カツラ 舞散る
道の 上で~
( ̄▽ ̄;)
髪々の黄昏でした

No.281

「豹牙 大丈夫かー」
射撃隊を 鎮圧した二人が 合流した
「一気に片付けるぜ」
三人のコンビネーションを 生かした技で 切込み隊が 片付いていく
最後の一体を倒した所に カツラが降って来た
すばやく それを受け止める豹牙
「要三さん すみません こんなになって」
受け取ったカツラは 斬新なカットになっていた
「良いんですよ 豹牙さん あなたは 何より大事な 私の孫を 助けてくれた 私の方が謝らないといけない 石をぶつけてごめんなさい あんた達は 立派な町の守護神だよ このカツラも気にいったよ いえーい」
被っておどけた姿に 三人は 思わず笑った。

No.282

ヤホー基地

「おい どうした 基地が 機能してないぞ」
ひょっこりナオサーンが 帰ってきた
凱が びっくりする
「お前 何処から 入って来たんだよ」
「あぁ 風呂場の裏口から そこに襖があるだろう」

「あれ 飾りじゃ無かったのかよ ってか オートロックの意味ねえ」
憤慨する凱を横目に パソコンに近づこうとして コンセントを 踏んだ
「あっ」
システムが復帰して ホログラム室の扉が開き パソコンのDVDが強制的に 出て来た
「何か 変な物でも見たか 俺は 時間が無かったから ビキニまでしか見てないんだ ん、どうしたの 凱ちゃん」

「何でもねえよ」
やけに疲れた凱だった

32話 終わり
m(__)m

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ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

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