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清廉潔白彼女

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紫（ 10代 ♀ 17gN ）
08/03/28 20:43(更新日時)

季節は秋。吹きつける風に耐えながら、俺は彼女を待ち続けていた。
「さむ…っ」
彼女――綾とは、付き合って一年になる。よく我慢してるよな、と仲間は言う。綾の事を知っている奴はみんなそう言うし、実は俺もそう思う。
「おまたせー」
しばらく待つと、明るい声と共に綾が現われた。
「遅いって。５時集合じゃなかったのかよ」
「もう…啓ちゃん、いちいち細かいんだから」
細かい…ね。
俺は６時を指す時計を見ながら、小さくため息をついた。

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小説をかくのは初めてなので、色々と読みにくいと思いますが、意見・感想などありましたらよろしくお願いします✨
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小説

No.1157804　08/03/17 17:44(スレ作成日時)

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No.1 08/03/17 18:06
紫 ( 10代 ♀ 17gN )

綾は元々、俺と同じ職場の同期だった。同僚曰く「男好き」で、そういえば彼氏もコロコロ変わっていたような気がする。
そんな彼女は、半年前に仕事を辞めていった。その時は既に俺と付き合っていたのだが、同僚の女の彼氏を取ったという噂が流れ、クビにされた。そのせいで職場の男達のアイドルだった綾の評判は、いっきに底まで落ちていった。もちろん浮気された俺も良い気はしなかったから、別れ話を切り出した事もあったが、スルリと流され、上手く言いまとめられ…そして今に至る。まったく情けない。

「啓ちゃん、私イタリアンがいいな」
「分かった…」