『チョコレートのような恋』

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片想い恋愛依存♀( 7eWGh )
09/08/29 22:36(更新日時)

これは甘くて苦い恋物語です。

小説は初めて書きます。
※ノンフィクションの中に実話も少しいれてみました。
※荒らし禁止。

※感想のカキコはOK。

No.1157522 08/02/14 08:32(スレ作成日時)

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No.51 08/02/16 18:53
片想い恋愛依存♀ ( 7eWGh )

二日目。
昨日は旅館。今日はホテルにお泊まり。わくわくしながら4人は車で歌を歌いながらホテルへ向かった。

午後1時。
藤和良ホテル到着。

わぁ。おっきなホテル。すっごい広い。上には大きなシャンデリア。別の空間にいるみたい。おっと。ぼーっとしてる場合じゃない。フロントいかなきゃ。フロントにて。
李亜『予約してた澤村です。4名です。』

オーナー『この度は、おこし頂き誠に、ありがとうございます。どうぞ。ごゆっくりしていって下さい。』

受付『澤村様ですね。部屋なんですがツインとダブルありますが、どういたしますか?』

奈帆『ねぇ。お姉ちゃん。私と彼氏は同じ部屋でイイよね。』

李亜『ダーメ。何かあったら、どーするの?』

奈帆『すいません。私、彼氏と同じ部屋でダブルお願いします。』

妹は受付の人に言った。

受付『はい。わかりました。そちらは?』

李亜『仕方ないわね。私はシングルで一人部屋。』

悠久『俺もシングルで一人部屋。』

No.52 08/02/16 19:52
片想い恋愛依存♀ ( 7eWGh )

奈帆『私達は121号室』

李亜『私は123号室』

悠久『俺は122号室。』

それぞれ部屋に入る。

―121号室―

奈帆『ねぇ。あの2人。恋愛っていうより友達のままだね。』

敬『そりゃあ奈帆に惚れてるから。』

奈帆『とりあえず私、売店いってくるね。』

敬『おう。気をつけてな。』

奈帆『うん。』

悠久は奈帆が出るのを確認して自分も部屋から出た。

悠久『あれ?奈帆さん。何してるの?』

奈帆『悠久くん。彼氏にプレゼント買っておこうと思ってるんだけど。どれがイイと思う?悠久くんなら敬くんの好きなの分かるよね?兄弟なんだし。』

悠久『俺のも買ってくれるなら選んであげるよ。』

売店『かわいいカップルですね~。彼氏彼女さんですか?』

奈帆『いえ。違います。この人は私の友達です。』

悠久『そうなんですよ。』

売店『そうなんですか??』

悠久『この人は俺の片想いなんで。』

売店『あら残念だわ。あ、仕事しないと怒られちゃう。ゆっくりしてってね。』

2人『はい。』

悩んだあげくプレゼントを決めて買った。

奈帆『はい。悠久くん。選んでくれたお礼にコレあげる。』

悠久『ありがとう。大切にするよ。』

No.53 08/02/16 23:26
片想い恋愛依存♀ ( 7eWGh )

悠久『兄さん喜ぶとイイね。』

奈帆『うん。』

悠久『ところで、もう片方の袋に何はいってるの?』

奈帆『お揃いのストラップだよ。』

悠久『いいなぁ。兄さんは奈帆さんに愛されてて。』

奈帆『なーに言ってんの。実際に悠久くんだってモテてるんだから、そのうち彼女できるよ。』

奈帆さん、笑顔で、言うなんてズルイなぁ。

悠久『奈帆さんの事、前に諦められないって言ったけど…俺あたらしい恋を探す事にする。』

奈帆『やーっと諦めるんだ。』

悠久『うん。ただ…お願いが、あるんだ。』真面目な顔して話す悠久くん。

奈帆『お願い?』

悠久『最後にキスしてイイ?そしたら諦める。』

奈帆『本当に諦めてくれるの?』


悠久『うん。』

奈帆『…………わかった。最後ね。』

私は目を、つぶった。
そして悠久くんは私に濃いキスをした。

No.54 08/02/16 23:42
片想い恋愛依存♀ ( 7eWGh )

次の日。三日目の朝。
今日は、いよいよ家に帰る日。時間たつの早いなぁ。とりあえずミンナ集めて記念写真でも撮ろ。せーの。はい。チーズ。カシャ。カシャ。カシャ。

4人『ありがとうございました。』

オーナー『またの、ご来店お待ちしております。』

李亜『ねぇ悠久くん。どうかしたの?』


悠久『失恋したんだ。』

李亜『私が側にいるから。』


悠久『李亜さん。』

この瞬間、悠久は心優しい李亜と恋をするなんて予想も、つかなかったのだ。

―2008年10月―秋―

気付いたら目で追ってる。李亜さんに。まさかな。気のせいだろう。しかし、やたらと李亜さんの周りは友達が多いな。男友達は2人か。うーん。なんか落ち着かない。

No.55 08/02/17 00:02
片想い恋愛依存♀ ( 7eWGh )

噂によると奈帆さんはモテてるし告白やナンパされるのも当たり前で日常らしい。白河大いくとの事。李亜さんは女友達が、たくさんいる。由良大を目指して日々、頑張っていると聞いた。

敬『なにしてんだ悠久。』

悠久『別に。』

敬『最近おもったんだけど悠久もしかして奈帆の姉ちゃんの事スキなんじゃあないかって噂されてるぞ。』

悠久『な…なに言ってんだよ。』

敬『…うそ言ったんだけど…どうやら図星だな。』

悠久『兄さん!!』

敬『しかし奈帆と違って姉ちゃんは手強いと思う。』

悠久『確かに…。』

悠久は悩んだ。

No.56 08/02/17 00:14
片想い恋愛依存♀ ( 7eWGh )

―2008年12月25日―

とうとうクリスマスが、やってきた。この日を、キッカケに李亜に告白しようと決心した悠久。

悠久は手紙で李亜を待ち合わせ場所に呼んだ。

李亜『なに?話しって?』

悠久『実は俺…奈帆さんの元カレだったんだ。兄さんの邪魔しようと思ったんだけど…ムリだった。そして俺は奈帆さんを諦めた。失恋した時…俺…慰めてくれた李亜の事、意識して…。』

李亜『それで?』

寒い中、外で黙ってきく李亜。

悠久『いつの間にかスキになってた。俺と付き合って下さい。』

李亜『知ってたよ。なんとなく奈帆の元カレだって。知っても諦めてなかった。悠久くんの事スキだから。』

この日、2人は両想いになった。

No.57 08/02/17 00:25
片想い恋愛依存♀ ( 7eWGh )

この後の4人は
大学生活を終えて就職し無事、家庭をもちワイワイ楽しく暮らしましたとさ。めでたし。めでたし。

―作者のコメント―

皆さん。こんにちわ。小説を読んで頂き本当に、ありがとうございます。はじめての小説でしたが、どうでしたか?最初は実話を少しくらい、とりいれ後はインスピレーションというかノンフィクションを書いてみましたので良かったら感想きかせてくれると嬉しいです。

No.58 09/08/29 22:36
匿名 ( s54knb )

楽しみに待ってます(*^_^*)

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