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白銀翼の彼方

No.44 07/01/07 12:17
アルミ ( yXSV )
あ+あ-

≫43

やはりクルミもいつの間にかついてきていてアルミの服を掴んだ。

『おいお前達は来るな。』そう言ったがクルミは掴んだ手を離さない。

『仕方ないじゃないか、この子達も役にたちたいと思っているのだよ。』ダンはそう言った。

『でも…あまりに危険すぎる。相手は闇社会のブラックシャークだ。子供でも容赦ないかもしれない。命の保証がない。』そう言うとクルミは手話で答えた。

《なら屋敷の近くまで案内だけでもさせて。近道知っているから》クルミはニッコリ笑った。

『…仕方ないな。じゃ案内だけ頼むよ。本当に危険になると思うから気を付けろ。アギトはクルミを守れよ。』そう言ってしゃがみ込んでアギトの頭を撫でた。

『さあ行くぞ。目指すはホイルの屋敷。』森の先にある屋敷を目指した。クルミはこの島に住んで居るだけある。森の中を抜けて山の方へ歩きそして屋敷の近くまでやって来た。確かにこうやって来れば誰にも気付かれないで来れる。するとアギトが屋敷の壁に向かって走り出した。

『おい…。アギトどこに行くのだ…。』言いかけるとクルミが服を引っ張った。

《大丈夫だよ。アギトは屋敷にある壁の穴に行ったのよ》確かに良く見ると壁の所に穴が開いていた。

《前、神崎のおじちゃんに教えた場所だよ》そう手話しているクルミに近づき頭を撫でた。

『クルミありがとう。おかげで助かったよ。後は俺達だけでやるからお前達は帰れ。』言いかけるとエドワードがアルミの肩叩いて壁の方を指差した。

『あれ神崎さんじゃないのか…。』穴から顔を出して来たのはやはり神崎だった。

『おお良かった。ここに来ていたか…。手間が省けた。そっちで話そう。』アルミ達は少し奥にある森の方へ歩き出した。

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