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続・ブルームーンストーン

No.49 18/11/25 21:26
自由人
あ+あ-

「えっ、もうですか?」

言葉が出ない。

「ああ。うちの地区にまた新店が出来るだろ?
そこで使える奴ということで新井が抜擢された。」

はあ、いつもの事とはいえうちの会社のやる事といったら…

「ちょっと使えるようになったら抜かれるし。
うちの店は養成所じゃないっての。」

「養成所の神谷教官」はフウと息をつく。

「まっ文句言ってても仕方ない、大川はしばらく俺がついて再教育してみるからフォロー頼む。」

「わかりました。でも…私も何かあれば店長に頼っても良いですか?」

「もちろん!何かあったら直ぐに言って。」

大ちゃんが力強く返事をした。

この人とは大抵何でも乗り越えられる様な気がする。

彼は本当に厳しくて怖くてそれでもついていこうと思わせる。

強いカリスマ性を持つのだろうか。

現に新井君や牧田君は大ちゃんを崇拝し大ちゃんの言うことは絶対とばかりになっている。

でも「強すぎるもの」は時に人を潰す。

そして自分自身でさえも…

「何を考えてるの?」

大ちゃんが探る様に聞いていた。

「俺って怖い?」

げっまた心を読んだのか?

「うん。怖いよ。」

読まれてるなら…の私の言葉に、

「えっ…そうなの?怖い……」

驚く程に大ちゃんが凹んだ。

「えっ?だってみんなビビってるし、私も何回か胃痛起こしたよ?」

「えっ?!そう…なんだ…」

アカ~ン!正直過ぎる私のバカ。

てか自分の怖さをわかってなかったのか?
その事実が1番怖いわ。

「ま、まあまあ、美味しいココアでも飲んで帰りましょうか?買ってきますよ?」

慌てて敬語で機嫌を取ってみる。

「ココアなんて甘ったるいの嫌だ。」

子供かお前はっ!!

「じゃあコーヒー買ってきますね?」

「ブラックじゃないと飲まない。」

殴るぞ貴様っ!!

それでも急いでコーヒーと紅茶を買って帰ると、大ちゃんは見事に復活していた。

「おう悪いな。ご馳走様。」

嬉しそうにコーヒーを飲む大ちゃん。

やれやれ。

私も紅茶を1口飲む。

「あっこれ美味しい。」

「どれ?ちょうだい。」

大ちゃんが手伸ばしてくる。

「あ、口をつけちゃったから拭くよ。」

「いいよ。そのままで。」

強引に紅茶を奪い取った大ちゃんは、

「何これ甘い!よくこんなの飲めるな。」

と笑いながら更に紅茶をコクンと飲んだ。

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